JP2001227696A - 光線式安全装置の反射防止機構 - Google Patents

光線式安全装置の反射防止機構

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JP2001227696A
JP2001227696A JP2000040805A JP2000040805A JP2001227696A JP 2001227696 A JP2001227696 A JP 2001227696A JP 2000040805 A JP2000040805 A JP 2000040805A JP 2000040805 A JP2000040805 A JP 2000040805A JP 2001227696 A JP2001227696 A JP 2001227696A
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light
guard plate
safety device
type safety
reflection
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JP2000040805A
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Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
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RIKEN OPTECH CORP
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RIKEN OPTECH CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、発光素子から出射された光
の反射を防止する反射防止機構に関し、ガード板の長さ
を安全距離とし、光の反射も防止し、作業し易い状態と
する光線式安全装置の反射防止機構を提供するものであ
る。 【解決手段】 発光素子と受光素子によって作成される
複数の光軸の遮光を確実に検出する構成であり、複数の
光軸の下方に配設されたガード板19の中央部に反射防
止機構22を形成し、発光素子からの発光がガード板1
9によって反射されることを防止し、光軸の遮光を確実
に検出する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械等の採
用される光線式安全装置に関し、特に発光素子から出射
された光の反射を防止する光線式安全装置の反射防止機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス機械等において、機械と作
業者間に光線式安全装置を設置し、作業の安全を確保し
ている。例えば、図7は従来の光線式安全装置に使用さ
れるシステムであり、複数の発光素子1ー1〜1ーnが
配設された発光部1と、複数の受光素子2ー1〜2ーn
が配設された受光部2が対面して設置され、対応する発
光素子と受光素子間に光軸を作成し、該光軸の遮断の有
無によってプレス機械の駆動を停止している。例えば、
プレス機械のスライドが下降する工程でいずれかの光軸
が遮断されるとプレス機械を緊急停止している。
【0003】尚、プレス機械に限らず機器と作業者間に
光線式安全装置を設置し、作業の安全を確保する装置に
ついても同様の構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式では以
下の問題がある。すなわち、上記発光部1と受光部2の
下部に位置するガード板3の存在である。本来、ガード
板3は作業者の身体が光線式安全装置の下側からプレス
機械側に侵入することを防止するものである。したがっ
て、図8に示すようにガード板3は、光軸4とプレス機
械5間の下部を完全に塞ぐため安全距離Lの長さで形成
されている。尚、図8は図7の矢印a方向から見た側面
図である。
【0005】しかしながらこの場合、図7に一点鎖線で
示すように、下側の発光素子1ーn等から発した光がガ
ード板3の中央部で反射し、対面の受光素子2ーn等に
入力する。したがって、身体の一部が本来の光軸を遮断
した場合(図7に×印で示す)でも、遮光と判断でき
ず、例えばプレス機械5の駆動を停止できない。
【0006】このことは、図8の光軸4の上方にも言え
ることである。このため、従来の光線式安全装置ではガ
ード板3の配設を図9に示すように安全距離Lより更に
dだけ離して配設している。この場合、距離dだけ隙間
ができ、安全性に問題が有ると共に、作業者とプレス機
械の距離も離れ、作業性を悪くする。
【0007】本発明は上記課題を解決するため、ガード
板3の長さを安全距離Lとし、光の反射も防止し、作業
性の優れた光線式安全装置の反射防止機構を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1記
載の発明によれば、複数の発光素子が配設された発光部
と、前記発光素子に対面して設けられ同数の受光素子が
配設された受光部と、前記発光素子と受光素子間に形成
される複数の光軸の下方に位置するガード板とを有する
光線式安全装置において、前記ガード板のほぼ中央に反
射防止機構を形成した光線式安全装置の反射防止機構を
提供することによって達成できる。
【0009】ここで、上記光線式安全装置が使用される
装置は、例えばプレス機械等であり、プレス機械等と作
業者間に光線式安全装置が配設される。また、反射防止
機構は各種考えられる。例えば、凹凸の形成、非反射塗
料の塗布、非反射部材の貼着、等が考えられる。
【0010】このように構成することにより、発光素子
から出射された光がガード板で反射して受光素子に入射
することがなく、光軸の遮断を確実に検出することがで
き、光線式安全装置の安全性を高めることができる。
【0011】請求項2の記載は、請求項1記載の発明に
おいて、前記複数の光軸の上方にも上ガード板が配設さ
れ、例えば上ガード板のほぼ中央には反射防止機構が形
成されている。
【0012】このように構成することにより、光線式安
全装置の上方についても光の反射を防止でき、光軸の遮
断を確実に検出することができ、光線式安全装置の安全
性を高めることができる。
【0013】請求項3の記載は、請求項1記載の発明に
おいて、前記反射防止機構は、例えば前記ガード板に形
成された凹凸である。このように構成することにより、
光の反射を防止し、光軸の遮断を確実に防止できる。ま
た、ガード板に凹凸を設けることは比較的容易に実施で
きるものである。例えば、対応する金型の作成によって
容易に形成することができる。
【0014】請求項4の記載は、請求項2記載の発明に
おいて、前記反射防止機構は、例えば前記ガード板に形
成された凹凸である。本例は、上記請求項2に対応する
ものであり、このように構成することによっても上方の
光の反射を防止し、光軸の遮断を確実に防止できる。ま
た、ガード板に凹凸を形成することは比較的容易に実施
できる。
【0015】請求項5の記載は、請求項1記載の発明に
おいて、前記反射防止機構は、例えば前記ガード板に形
成された凸部である。このように構成することにより、
光の反射を防止し、光軸の遮断を確実に防止できる。
【0016】請求項6の記載は、請求項2記載の発明に
おいて、前記反射防止機構は、例えば前記ガード板に形
成された凸部である。このように構成することによって
も、光の反射を防止し、光軸の遮断を確実に防止でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は本実施形態の光線式安全
装置、及び光線式安全装置が使用されるプレス機械の全
体構成図である。プレス機械10は、プレス機械の駆動
部11、スライド12、ボタンスイッチ13、制御盤1
4、操作盤15等で構成されている。また、光線式安全
装置16は発光部17、受光部18で構成され、発光部
17には複数の光複数の発光素子17ー1〜17ーnが
配設され、受光部18には複数の受光素子18ー1〜1
8ーnが配設されている。また、上記発光素子17ー1
〜17ーnと受光素子18ー1〜18ーnは、それぞれ
対面する位置に配設され、対応する発光素子の光が受光
素子に入射する。
【0018】ここで、図2は上記光線式安全装置16の
近傍を側面から見た図である。同図に示すように、ガー
ド板19は安全距離Lの長さに設定され、作業者とプレ
ス機械10の距離も前述の従来に比べて長さdだけ短く
なり、作業性が向上する。また、図3に示すように、あ
る発光素子17ーmと受光素子18ーm間に形成された
光軸20mを、例えば手等が遮断した場合、受光素子1
8ーmへの光の入射は遮断される。この場合、従来であ
ればガード板19の中央で反射した光が受光素子18ー
mに入射する危険性もあったが、本例ではガード板19
の中央部に凹凸等の反射防止機構22が設けた構成であ
るので、確実に反射光を阻止できる。
【0019】ここで、図4に上記反射防止機構の構成例
を示す。同図の例はガード板19のほぼ中央に凹凸22
aを刻設したものである。この場合、ガード板19の表
面に凸部が形成されないので、ガード板19上を材料等
が移動しても材料等を傷つけることがない。
【0020】また、図5はガード板19のほぼ中央に凸
部22bを形成したものである。この場合、ガード板1
9の表面に凸部22bを形成するだけであるので、ガー
ド板19の加工が容易である。
【0021】また、図6はガード板19のほぼ中央に無
反射板22cを貼設等によって形成するものである。こ
の場合、無反射板22cは例えば黒板や乱反射板等であ
る。尚、上記例に限らず、反射防止機構を他の構成で実
現することもできる。例えば、無反射塗料の塗布であっ
てもよく、またガード板19の対応する箇所に開口を設
けてもよい。
【0022】また、上記例では光線式安全装置16の下
方に設けたガード板19について説明したが、光線式安
全装置16の上方にガード板を設け、上方における反射
を防止する構成を付加してもよい。このように構成する
ことにより、更に安全性を増すことができる。
【0023】以上のように、本例によれば発光素子から
出射された光がガード板で反射して受光素子に入射する
ことがなく、光軸の遮断を確実に検出することができ
る。したがって、ガード板19を安全距離Lまでガード
板19を配設することができ、作業者とプレス機械10
の距離を短くし、作業性を向上することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば安全性を確保しつつ、作業性を増すことができる。
【0025】また、本発明の反射防止機構は、ガード板
への凹凸形成等の簡単な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の光線式安全装置、及び光線式安全
装置が使用されるプレス機械の全体構成図である。
【図2】光線式安全装置の近傍を側面から見た図であ
る。
【図3】ある発光素子と受光素子間に形成された光軸
を、例えば手等が遮断した場合の光入射の遮断を示す図
である。
【図4】反射防止機構の構成例を示す図であり、ガード
板のほぼ中央に凹凸を刻設した図である。
【図5】反射防止機構の構成例を示す図であり、ガード
板のほぼ中央に凸部を形成した図である。
【図6】反射防止機構の構成例を示す図であり、ガード
板のほぼ中央に無反射板を貼設等によって形成する図で
ある。
【図7】従来例を説明する図である。
【図8】従来例を説明する図である。
【図9】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10 プレス機械 11 駆動部 12 スライド 13 ボタンスイッチ 14 制御盤 15 操作盤 16 光線式安全装置 17 発光部 18 受光部 17ー1〜17ーn 発光素子 18ー1〜18ーn 受光素子 19 ガード板 20 光軸 21 光軸 22 反射防止機構 22a 凹凸 22b 凸部 22c 無反射板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光素子が配設された発光部と、 前記発光素子に対面して設けられ同数の受光素子が配設
    された受光部と、 前記発光素子と受光素子間に形成される複数の光軸の下
    方に位置するガード板とを有する光線式安全装置におい
    て、 前記ガード板のほぼ中央に反射防止機構を設けたことを
    特徴とする光線式安全装置の反射防止機構。
  2. 【請求項2】 前記複数の光軸の上方にも上ガード板が
    配設され、該上ガード板のほぼ中央に反射防止機構が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の光線式安
    全装置の反射防止機構。
  3. 【請求項3】 前記反射防止機構は、前記ガード板に形
    成された凹凸であることを特徴とする請求項1記載の光
    線式安全装置の反射防止機構。
  4. 【請求項4】 前記反射防止機構は、前記上ガード板に
    形成された凹凸であることを特徴とする請求項2記載の
    光線式安全装置の反射防止機構。
  5. 【請求項5】 前記反射防止機構は、前記ガード板に形
    成された凸部であることを特徴とする請求項1記載の光
    線式安全装置の反射防止機構。
  6. 【請求項6】 前記反射防止機構は、前記ガード板に形
    成された凸部であることを特徴とする請求項2記載の光
    線式安全装置の反射防止機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097530A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Amada Co Ltd 曲げ加工装置
JP2015095104A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 シャープ株式会社 タッチパネル装置

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