JPH06328393A - 裁断機 - Google Patents

裁断機

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JPH06328393A
JPH06328393A JP12009793A JP12009793A JPH06328393A JP H06328393 A JPH06328393 A JP H06328393A JP 12009793 A JP12009793 A JP 12009793A JP 12009793 A JP12009793 A JP 12009793A JP H06328393 A JPH06328393 A JP H06328393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter head
arm
mounting member
axis
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP12009793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
猛 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP12009793A priority Critical patent/JPH06328393A/ja
Publication of JPH06328393A publication Critical patent/JPH06328393A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性の高い裁断機を提供すること。 【構成】 アーム3の端部の手前側のアーム支持板5の
内面に、アーム3を挟んで左右一対のホトトランジスタ
21,22を設け、後ろ側のアーム支持板5の内面に、
ホトトランジスタ21,22に対向する位置に赤外線L
ED11,12を設ける。赤外線LED11及びホトト
ランジスタ21は、アーム3がX軸方向の右側に移動す
る時に、アーム3及びカッタヘッド4の周囲空間に物体
が侵入したことを検出し、赤外線LED12及びホトト
ランジスタ22は、アーム3がX軸方向の左側に移動す
る時に、アーム3及びカッタヘッド4の周囲空間に物体
が侵入したことを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裁断台上でアームに搭
載されたカッタヘッドがX軸及び各Y軸方向に駆動され
る裁断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の裁断機においては、カッ
タが装着されたカッタヘッドの外側表面に保護カバーを
装着し、裁断機の動作中に誤って手や衣服がカッタに接
触しないように配慮されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護カ
バーの下端と裁断する生地との隙間を完全になくすこと
は不可能であり、その隙間に手や衣服等が入り込み、カ
ッタと接触する危険性があった。
【0004】また、カッタヘッド及びカッタヘッドを搭
載したアーム自体は高速で動作するため、裁断機の動作
中に手や衣服がアームの移動範囲に入ると、アームが手
に衝突したり、衣服を引っ掛けたりする事故が起こる危
険性があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、安全性の高い裁断機を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の裁断機は、少なくとも前記カッタヘッド搭載
部材に設けられ、前記カッタヘッド搭載部材及びカッタ
ヘッドの周囲空間に物体が侵入したことを検出する物体
検出手段と 前記物体検出手段から検出信号が出力され
た時、前記X軸駆動手段及びY軸駆動手段の駆動動作を
停止する制御手段とを備えている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の裁断機は、カッタ
ヘッド搭載部材は、生地等を裁断するカッタを装着した
カッタヘッドを搭載し、そのカッタヘッド搭載部材に設
けられているY軸駆動手段がカッタヘッドをY軸方向に
駆動する。そして、カッタヘッド搭載部材自身は、X軸
駆動手段によりX軸方向に駆動される。
【0008】また、カッタヘッド搭載部材に設けられた
物体検出手段が、カッタヘッド搭載部材及びカッタヘッ
ドの周囲空間に物体が侵入したことを検出し、物体検出
手段から検出信号が出力された時、制御手段がX軸駆動
手段及びY軸駆動手段の駆動動作を停止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1に裁断機の構成図を示し、図2にカッ
タヘッド近傍の上面図を示す。図1中のA側を正面と
し、生地等を載置する裁断台1の手前側と後ろ側の両端
にアーム駆動装置2a,2bが設けられおり、手前側の
アーム駆動装置2aの左端には電源スイッチ等の制御ス
イッチ(図示せず)が設けられている。尚、このアーム
駆動装置2a,2bは公知であるので、その詳細な説明
は省略する。以下、アーム駆動装置2a,2bに対し
て、平行になる方向をX軸方向、直交する方向をY軸方
向とする。
【0011】アーム駆動装置2a,2bの内側の対向す
る面にはアーム3の両端を支持するアーム支持板5がX
軸方向に移動可能に設けられている。その各アーム支持
板5は、それぞれ対応する側のアーム駆動装置2a,2
bに連結されてX軸方向に駆動されるようになってい
る。前記アーム3上には、内部に裁断用のカッタを装着
したカッタヘッド4が、左側に突出するように設置され
ている。このアーム3及びアーム支持板5がカッタヘッ
ド搭載部材を構成している。
【0012】また、図2に示すようにアーム3の端部を
支持する手前側のアーム支持板5の内面には、アーム3
を挟んで左右一対のホトトランジスタ21,22が設け
られており、後ろ側のアーム支持板5の内面には、ホト
トランジスタ21,22に対向する位置に赤外線LED
11,12が設けられている。
【0013】カッタヘッド4は、アーム3内部に設けら
れたカッタヘッド駆動装置8によりY軸方向に移動可能
であり、カッタヘッド駆動装置8及びアーム駆動装置2
はそれぞれCPU7により制御される。このカッタヘッ
ド駆動装置8がY軸駆動手段を構成し、アーム駆動装置
2がX軸駆動手段をそれぞれ構成し、CPU7が制御手
段を構成している。
【0014】次に赤外線LED11,12及びホトトラ
ンジスタ21,22によって構成された物体検出手段と
しての物体検出装置9について、図3の回路構成図を参
照して説明する。
【0015】正常時は、ホトトランジスタ21は赤外線
LED11から放射された赤外線を入力して、出力端子
31のレベルはLとなっている。赤外線LED11とホ
トトランジスタ21の間に作業者の手や衣服等の物体が
侵入すると、ホトトランジスタ21に入力される赤外線
が遮断されるため、ホトトランジスタ21の出力端子3
1のレベルがHになる。ホトトランジスタ22、赤外線
LED12についても同様に構成されている。
【0016】そして、赤外線LED11及びホトトラン
ジスタ21はアーム3に対してX軸方向の右側に配置さ
れ、アーム3がX軸方向の右側に移動する時に、アーム
3及びカッタヘッド4の周囲空間に物体が侵入したこと
を検出する。また、赤外線LED12およびホトトラン
ジスタ22はアーム3に対してX軸方向の左側に配置さ
れ、アーム3がX軸方向の左側に移動する時に、アーム
3の移動範囲内に物体が侵入したことを検出する。
【0017】次に、図4に示すブロック図に基づいて、
本実施例の裁断機の動作について説明する。
【0018】コントロールパネル6上の電源スイッチが
ONになり、生地等の裁断が開始されると、ホトトラン
ジスタ21,22はそれぞれ赤外線LED11,12か
ら放射された赤外線を入力し、出力端子31はLになっ
ている。ここで、物体が侵入し、ホトトランジスタ21
に赤外線が入力されなくなると、出力端子31がHにな
り、このHの信号をCPU7が検出し、カッタヘッド駆
動装置8及びアーム駆動装置2の駆動動作を停止するよ
うに制御する。
【0019】ここで、物体の侵入を検出してからアーム
3及びカッタヘッド4が停止するまでには時間的な遅れ
が存在するため、図3に示すように物体の検出はアーム
3及びカッタヘッド4からアーム3の移動方向であるX
軸方向に距離dだけ離れた位置で行われるように、赤外
線LED11,12及びホトトランジスタ21,22を
配置しなければならない。この距離dは次の式で与えら
れる。
【0020】d > (t1+t2)×s ただし t1は物体検出装置の出力の時間遅れ t2はアームの非常停止の時間遅れ sはアームの移動速度 このように、本実施例の裁断機においては、物体検出装
置9がアーム3及びカッタヘッド4周辺の物体の侵入を
検知し、侵入があった場合にその動作を停止するように
制御されているので、裁断機の動作中に手や衣服等がア
ーム3及びカッタヘッド4の周囲空間に入った時、物体
検知装置5によって速やかに検知され、裁断動作を停止
するので、アーム3が手に衝突したり、衣服を引っ掛け
たりする事故等を未然に防ぐことができる。
【0021】尚、上記実施例ではアーム3を挟んで、そ
れぞれ1組の赤外線LEDとホトトランジスタを配置し
たが、より広い範囲での物体進入を検出するために、2
組以上の赤外線LEDとホトトランジスタを並列、また
は直列に間隔をおいて配置してもよい。
【0022】また、カッタヘッドのY軸方向への移動に
対応して、カッタヘッドのアーム駆動装置側の側面とア
ーム支持板の内面とに物体検出手段を設けてもよい。
【0023】さらに、ノイズの影響を少なくするため
に、赤外線LEDには変調信号を与え、ホトトランジス
タの出力信号を復調し、復調後の信号が途絶えたことを
もって物体検出の出力としてもよい。
【0024】上記実施例では物体検出装置に赤外線を用
いたが、レーザー光線などを用いても同様の機能を果た
すことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の裁断機においては物体検出手段がカッタヘッド
搭載部材及びカッタヘッドの周囲空間に、物体が侵入し
たことを検出し、この物体検出手段から信号が出力され
た場合に、制御手段が裁断機の動作を停止するので、裁
断機の動作中に誤って手や衣服等がカッタヘッド搭載部
材及びカッタヘッドの周囲空間に侵入しても、直ちに物
体検出装置が働き、裁断動作を停止するので、カッタヘ
ッド搭載部材及びカッタヘッドが手に衝突したり、衣服
を引っ掛けたりする事故を未然に防ぐことができ、安全
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】裁断機の構成図である。
【図2】カッタヘッド近傍の上面図である。
【図3】物体検出装置の回路構成図である。
【図4】本発明の裁断機のブロック図である。
【符号の説明】
1 裁断台 2 アーム駆動装置 3 アーム 4 カッタヘッド 5 アーム支持板 7 CPU 8 カッタヘッド駆動装置 11,12 赤外線LED 21,22 ホトトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地等を裁断するカッタを装着したカッ
    タヘッドと、前記カッタヘッドを搭載すると共に、カッ
    タヘッドをY軸方向に駆動するY軸駆動手段を有し、且
    つX軸方向に移動可能に装置されたカッタヘッド搭載部
    材と、裁断すべき生地等を載置する裁断台と、前記カッ
    タヘッド搭載部材をX軸方向に駆動するX軸駆動手段と
    を備えた裁断機において、 少なくとも前記カッタヘッド搭載部材に設けられ、前記
    カッタヘッド搭載部材及びカッタヘッドの周囲空間に物
    体が侵入したことを検出する物体検出手段と、 前記物体検出手段から検出信号が出力された時、前記X
    軸駆動手段及びY軸駆動手段の駆動動作をを停止する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする裁断機。
JP12009793A 1993-05-21 1993-05-21 裁断機 Pending JPH06328393A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12009793A JPH06328393A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 裁断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12009793A JPH06328393A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 裁断機

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Publication Number Publication Date
JPH06328393A true JPH06328393A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14777843

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12009793A Pending JPH06328393A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 裁断機

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JP (1) JPH06328393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102909750A (zh) * 2012-10-26 2013-02-06 盐城雄鹰精密机械有限公司 智能控制材料xy定位成型机
CN106042044A (zh) * 2016-08-09 2016-10-26 嘉禾县恒鑫建材有限公司 一种大规格板材分切机用安全防护装置

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CN102909750A (zh) * 2012-10-26 2013-02-06 盐城雄鹰精密机械有限公司 智能控制材料xy定位成型机
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