JP2001227469A - 接合方法と装置、圧縮機構、圧縮機、およびアキュームレータ - Google Patents

接合方法と装置、圧縮機構、圧縮機、およびアキュームレータ

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JP2001227469A
JP2001227469A JP2000041159A JP2000041159A JP2001227469A JP 2001227469 A JP2001227469 A JP 2001227469A JP 2000041159 A JP2000041159 A JP 2000041159A JP 2000041159 A JP2000041159 A JP 2000041159A JP 2001227469 A JP2001227469 A JP 2001227469A
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Katsuhiro Wada
克広 和田
Koji Sasaki
佐々木  広治
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    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱やスパッタの影響が少なく高精度な形態お
よび位置を保って、鋳造品や燒結金属品を含んで高い結
合強度を持って接合でき、しかもアーク溶接に比しラン
ニングコストが低減するようにする。 【解決手段】 接合位置関係に保った金属製の接合対象
物1、2との接合面13を境にした両側部分1a、2b
と、これら両側部分1a、2bが一方の接合対象物1側
に露出している部分に当てがった接合対象物1、2とは
別の金属製の第3の部材3とを対向させて、それら両側
部分1a、2bと第3の部材3との間の接触部分4、5
での通電による接触抵抗を伴い抵抗溶接を行なって接合
対象物1、2を第3の部材3を介して接合することによ
り、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗溶接を利用して
金属部材どうしを接合する接合方法とその装置、これら
によって製造された圧縮機構、圧縮機、およびアキュー
ムレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉型圧縮機における密閉容器の
胴部材と、この胴部材に収容する収容物とを溶接にて接
合する技術としてはスポットでのアーク溶接が一般的で
ある。一方、特開平06−264883号公報は密閉型
圧縮機における密閉容器の胴部材とこれに収容した圧縮
機構を支持するフレームとを接合するのに、密閉容器の
胴部材に設けた貫通穴の周辺部を、フレームの密閉容器
に嵌めあわせる外周面に設けた凹陥部に押し込むことに
よってフレームを所定の位置に係止する状態にした上
で、前記貫通穴内にアーク溶接を施し、フレームの凹陥
部と密閉ケースとを接合する技術、また、密閉容器の胴
部材の外面からそれに設けられた貫通穴を通じてフレー
ムの外周面に形成された挿入穴内に栓の脚部を圧入する
ことにより機械接合する技術、さらに、この栓の鍔部を
胴部材に抵抗溶接する技術、抵抗溶接に代えて栓を回転
させることによりフレームおよび胴部材に摩擦溶接する
技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、密閉型の圧縮
機において、密閉容器の胴部材に収容物をアーク溶接す
ると、それらの被溶接部およびその近傍を例えば1.5
秒という長い時間1000℃以上の高熱にさらすことに
なる。板部材である密閉容器の胴部材は勿論、板部材以
外の収容物である圧縮機構や軸受部材などの各種機構部
品自体をも含め、アーク溶接時の熱影響により熱歪や熱
変形を起こしやすく、密閉容器に収容し固定される収容
物どうしの形態精度やそれらの間の位置精度を損ない性
能や耐久性に影響することがしばしばあり、工程品質が
安定しない。
【0004】位置ずれとしては、例えば、圧縮機構とこ
れを駆動する電動機との軸線ずれ、圧縮機構とこれに一
端が連結された駆動軸の他端側を軸受する軸受部材との
軸線ずれ、駆動軸の両端部を軸受する主、副各軸受の軸
線ずれ、それら各収容物どうしの軸線ずれなどが生じ
る。
【0005】このような位置ずれは微小であっても、回
転部分はミクロン単位の隙間で回転しているため、各部
材の熱歪や熱変形とともに、回転不能、各摺動部の無理
な摺動、偏った摺動による駆動負荷の増大、偏摩耗、異
音の発生、性能および耐久性の低下の原因になり、メン
テナンスフリーな密閉型の圧縮機において特に重要な問
題である。また、電動機の駆動軸に固定した回転子と密
閉容器に固定した固定子との間のエアギャップの偏りの
原因にもなり騒音が発生したり電動機効率が低下する。
【0006】また、アーク溶接では溶接ワイヤ、シール
ドガスが消耗品となるし、溶接時間が長い分消費電力量
が多くなるのでランニングコストが高くつく。さらに、
アーク溶接ではスパッタが多量に発生し、これが胴部材
とそれに嵌め合わせた収容物との間の隙間を通じて胴部
材内に飛散してその内面や先に収容し固定されている他
の収容物に付着したり入り込んだりし、密閉型の圧縮機
としての使用中に飛散したり冷媒ガスや潤滑オイルに随
伴するなどして各摺動部に入り込んで早期摩耗の原因に
なる。また、多量に発生するスパッタはまわりの生産設
備などにも付着したり侵入したりして同様の影響を及ぼ
す。
【0007】さらに、一般の接合において、接合対象物
どうしの一方が鋳造品や燒結金属品となるような場合、
接合対象物が溶融し、再結晶するためピンホール等の溶
接欠陥ができたりし、接合強度は十分に得られず、接合
をともない製造される製品における材料選定の制限、あ
るいは鋳造品や燒結金属品を用いた製品の接合方式選択
の制限になっている。
【0008】なお、上記公報が開示している抵抗溶接や
摩擦溶接では、上記のようなアーク溶接の問題は生じな
いが、密閉容器の胴部材と収容物とを機械的に係止して
接合する栓の鍔を密閉容器に抵抗溶接するだけのもの
は、抵抗電流が収容物と栓の間に流れ、溶接したい密閉
容器と栓との間には流れにくく、溶接が困難となり、十
分な機密性が得られない。収容物と栓に流れる電流を抑
えるために隙間を広げると、機械的な係止状態がゆるく
なって、溶接した2部材を引き離すのを防止する力は皆
無であり、筒体と収容物との位置を十分な強度で固定す
ることはできない。また、栓を回転させて胴部材および
フレームの双方に摩擦溶接する方式でも、引き離し強度
は小さく大きな引き離し力が作用する用途での溶接には
向かない。また、摩擦溶接ではバリ、スパッタが発生し
やすい。さらに、収容物が鋳鉄材の場合はカーボンが多
いため摩擦溶接が困難であるという課題がある。
【0009】本発明の目的は、熱やスパッタの影響が少
なく高精度な形態や位置を保って、鋳造品や燒結金属品
を含んで高い結合強度を持って接合でき、しかもアーク
溶接に比しランニングコストを低減することができる接
合方法と装置、これらにより製造された圧縮機、アキュ
ームレータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の接合方法は、接合位置関係に保った金属
製の接合対象物との接合面を境にした両側部分と、これ
ら両側部分が一方の接合対象物側に露出している部分に
当てがった接合対象物とは別の金属製の第3の部材とを
対向させて、それら両側部分と第3の部材との間の接触
し合う部分での通電による接触抵抗を伴い抵抗溶接を行
なって接合対象物を第3の部材を介して接合することを
1つの特徴としている。
【0011】このような構成では、接合位置関係に保っ
た接合対象物どうしの接合面を境にした両側部分が、そ
こに当てがわれる金属製の第3の部材と対向し接触し合
うことで、通電時に抵抗溶接のための接触抵抗の大きな
電流路を第3の部材との間に得て、各接合対象物と第3
の部材との間で効率のよい抵抗溶接による接合をアーク
溶接に比し短時間に行なって相互間を1つに接合するこ
とにより、接合面での位置ずれ強度は勿論、引き離し強
度も格段に向上する。しかも、鉄系金属品とアルミニウ
ムや鉄の鋳造品および燒結金属品との接合であっても十
分な接合強度が得られる。また、アーク溶接に比し通電
時間が数十分の1と短くなるので熱影響による接合対象
物の歪や変形がほとんどなくなり、変質、寸法変化、形
状変化、位置変化などを微小に抑えて高精度な接合がで
きる。さらに、通電時間が短くなる分消費する電力量も
数十分の1と少なくなるし、第3の部材が消耗品となっ
ても金属ボールなど入手しやすく低コストなものを採用
してよく、全体にランニングコストが低下する。
【0012】各接合対象物と第3の部材との一方または
双方の接触がほぼ線接触であると、抵抗溶接に有利な接
触抵抗の大きな電流路が必要な範囲に連続して得られる
ので、目的範囲での溶接の速度および接合強度が向上す
る。
【0013】各接合対象物と第3の部材との両側部分は
一方の接合対象物の貫通穴を通じて露出させていると、
接合対象物の被溶接部がそれらの輪郭の内側であって
も、一方側の接合対象物に設けた貫通穴によって、接合
対象物の接合面を境にした両側部分を露出させて第3の
部材を利用した上記のような抵抗溶接を達成することが
できる。
【0014】各接合対象物と第3の部材との各接触は、
前記一方の接合対象物の貫通穴と、この貫通穴にそれよ
りは小さく臨むように他方の接合対象物に形成した凹部
または貫通穴とが形成する環状エッジと第3の部材の面
との接触によると、接合対象物の溶接部が輪郭の内側に
おいて、一方側の接合対象物に設けた貫通穴によって、
接合対象物の接合面を境にした両側部分を一方の接合対
象物側に露出させるのに、この貫通穴の形状とこれより
は小さな他方側の凹部の形状とにより、前記露出する両
側部分に環状エッジを形成して貫通穴を通じ第3の部材
の面と環状にほぼ線接触させ、各接合対象物双方とも第
3の部材と接触抵抗の大きな環状に連続した部分による
効率のよい抵抗溶接を広い範囲で行なうことにより、接
合強度を高めることができる。また、第3の部材が前記
両側部分の環状エッジと接触する面は前記各環状エッジ
に適合する断面形状を持った面であればよく、各環状エ
ッジを形成している両側部分に対向している側が球面、
楕円面などの凸曲面、円錐面、角錐面などのテーパ面と
いった単純な形状をしたものでよく、ボール以外の棒状
などの各種の形状体としても比較的安価に得られる。も
っとも、ほぼ線接触は原理的には非面な線接触を含みそ
れに近いある幅を持ったほぼ線接触であればよく、場合
によっては連続していなくてもよい。棒状体は貫通穴が
深くなるような場合に外部から加圧されやすくするのに
好適となる。環状エッジが円形であると貫通穴や凹部を
面取りや座ぐり加工して簡単に形成することができる
し、これに適合する第3の部材も円形断面のものでよく
なり線材のろくろ加工など旋削加工によって簡易に得ら
れる。
【0015】接合対象物の貫通穴に面取りを施すことに
より、たとえば球などの第3の接合部材が面取り部に挿
入され、溶接時に位置決めが容易になるとともに、第3
の部材が相手方の接合対象物へ入る深さが容易に調整で
きるとともに、接合強度も大きくなる。
【0016】本発明の接合方法は、また、金属製の筒体
とこの筒体の内周に嵌め合わせた金属製の収容物とを、
筒体に形成した貫通穴部分、およびこの貫通穴に臨む収
容物の筒体との嵌め合わせ部分と、貫通穴の部分に外方
から当てがった第3の部材との間の、接触し合う部分で
の通電による接触抵抗を伴う抵抗溶接により接合するこ
とを別の特徴としている。
【0017】このような構成では、筒体とそれに収容す
る収容物を前記筒体の貫通穴を通じて双方の接合面を境
にした両側部分を露出させて、これら両側部分と接触す
る第3の部材を利用した前記1つの特徴における特徴あ
る抵抗溶接をすることができる。
【0018】この場合も、筒体および収容物と第3の部
材との各接触は、筒体の前記貫通穴と、この貫通穴にそ
れよりは小さく臨むように収容物に形成した凹部または
貫通穴とが形成する環状エッジと第3の部材の面との接
触によるものとすることができるし、容易に加圧を与え
ることができる。
【0019】これらの場合、抵抗溶接は、第3の部材を
加圧する加圧電極と、収容物を支持する支持電極との間
で通電して行なうことで、抵抗溶接のために非面接触部
分に通電する電流路を余分な領域を通らずに得やすく、
溶接効率が向上するとともに、抵抗溶接部以外に通電に
よる影響を与えないようにしやすい。
【0020】これを利用して、筒体まわりの複数の被被
溶接部分に第3の部材を加圧する各加圧電極と支持電極
との間で通電すると、筒体まわりに必要な被被溶接部分
を一挙に抵抗溶接して接合することができる。
【0021】また、抵抗溶接は、筒体の側周まわりの複
数箇所にて同時に行なうのに、各被被溶接部分での加圧
電極どうしの間で通電して、単純な電流路で容易に効率
よく抵抗溶接することができる。
【0022】抵抗溶接は、筒体の側周まわりの複数箇所
にて同時に行ない、各被被溶接部分での加圧電極による
加圧によって互いの加圧負荷を受け止め合うことによ
り、加圧のために筒体をバックアップする特別な部材や
手段が不用で溶接作業が簡易に行なえるし、複数の加圧
電極間で筒体を位置決めすることもできる。
【0023】筒体は圧縮機構およびそれを駆動する電動
機を収容する密閉容器の胴部材で、抵抗溶接は密閉型の
圧縮機の製造工程として前記胴部材とそれに収容する収
容物との間で行なうと、互いの高精度な形態と、胴部材
内の収容物どうしの高精度な位置関係を保って接合する
ことができ、工程品質が安定し性能のよい密閉型圧縮機
を製造することができる。
【0024】接合対象物の収容物は圧縮機構ないしはそ
の固定部材、あるいは電動機の固定子、あるいは圧縮機
構を駆動する駆動軸の軸受部材などでもよく、胴部材に
収容し固定する全てのものに適用して同様な作用を発揮
することができる。また、筒体は密閉型圧縮機に接続さ
れるアキュームレータの胴部材であり、接合対象物の収
容物はフィルタまたは邪魔板などの収容物であっても同
様に接合することができる。
【0025】接合対象物である各場合の収容物は、筒体
内に先に収容され固定された関連ある他の収容物と位置
合わせして支持し、接合に供すると、熱影響による歪や
変形が抑えられることにより位置合わせした状態をよく
保って接合することができ、高品質な製品が得られる。
【0026】位置合わせは双方の軸線を合わせるように
行なうと、前記工程品質の安定から、機械的に互いに関
係し合う摺動部分や電動機のエアギャップなどが偏るこ
とによる回転不能、性能低下、異音の発生、早期摩耗、
電動機効率の低下などを防止することができる。
【0027】電動機の固定子と圧縮機構との軸線の位置
合わせは、圧縮機構の駆動軸に固定した電動機の回転子
と前記固定子との間のエアギャップにフィラーを挿入し
た状態で行なうと均一なエアギャップを確保した位置合
わせができ電動効率の低下防止に好適である。
【0028】電動機の固定子と圧縮機構との位置合わせ
は、回転子を持った駆動軸が連結された圧縮機構と、固
定子との間の距離を合わせるようにすると、固定子と回
転子との軸線方向の位置を正確に設定することができ、
双方の軸線方向の位置ずれにより駆動軸を電動機の電気
的作用により一方側に付勢したり、このような付勢力が
働かないようにすることが必要に応じ設定通りに達成さ
れる。
【0029】第3の部材は焼き入れしていない低炭素鋼
材料よりなるものを用いると、鋼材中の炭素の影響を受
けにくく、接合部分が脆性破壊しやすくなたり、脆くな
ったりすることがない。
【0030】上記のような筒体と収容物との抵抗溶接に
よる接合方法を達成する本発明の接合装置としては、接
合対象物どうしを接合状態に当てがって支持する接合対
象物支持手段と、これら接合対象物どうしの接合面を境
にした両側部分に対し、これら両側部分が一方の接合対
象物側に露出している部分に接合対象物とは別の第3の
部材を対向させて加圧する加圧手段と、第3の部材と他
方の接合対象物との間に通電する通電手段とを備えれば
足り、上記のような接合方法を安定して確実に達成する
ことができる。
【0031】また、接合対象物である筒体を支持する筒
体支持手段と、支持手段で支持した筒体内の所定の位置
に今1つの接合対象物である収容物を支持する収容物支
持手段と、収容物を筒体の貫通穴を通じて外部に露出さ
せた被接合部分に外部より当てがった金属製の第3の部
材を被接合部に加圧する加圧手段と、第3の部材と収容
物との間に通電する通電手段とを備えたもので足り、筒
体とそれに収容する収容物とが接合対象物であっても、
上記のような接合方法を安定して確実に達成することが
できる。
【0032】収容物支持手段は、収容物の筒体の端部か
ら露出している軸受部などの凸部を把持して支持し、通
電手段は、加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製
の加圧部材と、支持手段の前記凸部を直接支持する金属
製の支持部材とを通電電極としてそれらの間で通電を行
なうようにすると、抵抗溶接のための単純で短い電流路
が得られる。
【0033】収容物支持手段は、収容物を上下支持部材
によってクランプするものであり、通電手段は、前記上
下支持部材のうちの少なくとも一方の金属製の支持部材
と、加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製の加圧
部材とを電極としてそれらの間で通電を行なうようにす
ると、端面が平坦な収容物を筒内に支持するのに好適で
あるのと同時に、支持構造上抵抗溶接のための単純で短
い電流路が得られる。
【0034】筒体支持手段は、筒体の側周まわり複数箇
所の被溶接部を同時に加圧する複数の加圧手段を共用す
ることができる。
【0035】通電手段は、筒体支持手段に共用する複数
の加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製の各加圧
部の対向し合うものどうしを電極としてそれらの間で通
電を行なうこともできる。
【0036】また、金属製の容器内に圧縮機構とこの圧
縮機構を駆動する電動機とを収容した圧縮機において、
圧縮機構、電動機、および電動機と圧縮機構とを連結す
る駆動軸を軸受する軸受部材のうちの、前記容器に固定
する金属製の各収容物の少なくとも1つが、これら少な
くとも1つと前記容器との互いの接合面を境にした両側
部分とこれら両側部分に容器外から当てがった金属製の
第3の部材との間で接触し合う部分での通電による接触
抵抗を伴う抵抗溶接にて接合され固定されていると、そ
の接合箇所において適用した上記接合方法に対応した利
点を発揮するものとすることができ、前記のように圧縮
機構のシリンダと軸受部材などのように容器内の収容物
自体の組立て構造においても同様であるし、前記アキュ
ームレータにおいて、その容器とそれに収容した収容物
の少なくとも1つとの間の接合構造に採用しても同様で
ある。
【0037】本発明のそれ以上の特徴および作用は、以
下に続く詳細な説明および図面の記載から明らかにな
る。本発明の各特徴は可能な限りにおいてそれ単独で、
あるいは種々な組み合わせで複合して用いることができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
接合方法および装置につき、実施例とともに図1〜図1
4を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0039】本実施の形態の接合方法は、図1に原理的
に示すように接合位置関係に保った金属製の接合対象物
1、2の接合面13を境にした両側部分1a、2aと、
これら両側部分1a、2aがその一方の例えば接合対象
物1の側に露出している部分に当てがった、接合対象物
1、2とは別の金属製の第3の部材3とを対向させて、
それら両側部分1a、2aと第3の部材3との間の接触
し合う破線で示す接触部分4、および一点鎖線で示す接
触部分5での通電による接触抵抗を伴い抵抗溶接を行な
って接合対象物1、2どうしを第3の部材3とともに接
合する。
【0040】前記のような抵抗溶接を行なうための電源
装置12として図1に示す例ではコンデンサ方式を採用
しており、交流電源48からの電流を全波整流器58に
より全波整流してコンデンサバンク6に充電し、充電し
た電流はサイリスタ7に信号を入力する都度溶接トラン
ス8を介し電極9、10間に短時間で放電されて、電極
9、10の間にある接合対象物1、2および第3の部材
3に一方の例えば電極9の側から他方の電極10の側に
電流を流す通電手段11を構成している。サイリスタ7
への信号は抵抗溶接の準備が整う都度、手操作により行
なえばよい。もっとも、自動機器で溶接作業を遂行する
ときは、溶接動作を制御する制御手段や上位機器から信
号を自動あるいは場合により手動で入力すればよい。な
お電源装置12はインバータ方式など他の方式を採用す
ることもできる。
【0041】電極9、10間に供給された電流は第3の
部材3からこれと接触する接合対象物1、2にその接触
部を通じて流れるが、相互の接触が接触領域の極く小さ
な局部的な接触となる接触部分4、5に設定すること
で、電流は最初これら接触部分4、5に集中して流れて
高い接触抵抗を得て効率のよい抵抗溶接を実現する。こ
の集中した電流が流れる局部的な接触はどのような態様
にも設定することができる。抵抗溶接の進行は接触し合
う部材どうしの接合の進行を意味し、接触部分が増大し
て電流の通りがよくなって行く。このため、各接触部分
4、5での接触タイミングに速い遅いがあると、遅い側
が接触するときの接触部分は早い側の接触部分よりも電
気抵抗が高く電流が流れにくくなってそこでの抵抗溶接
を阻害する要因になりやすい。
【0042】したがって、各接触部分4、5の接触はほ
ぼ同じタイミングになるように、接合対象物1、2の溶
接部や第3の部材3の形状設計をするのが基本になる。
しかし、抵抗溶接の効率は接合する部材の固有抵抗と接
触抵抗とが関係し、また部材の材質の組み合わせによっ
て溶接の難易度に違いがあるので、接合し合う部材の材
料の組み合わせによっては、前記2つの接触部分4、5
の接触し合うタイミングに速い遅いの違いをつけて各接
触部分4、5での抵抗溶接の進行のバランスをとること
もできる。図1は一方の接触部分4が他方の接触部分5
よりも少し早く接触するように設計した例を示してい
る。必要なら上記遅い速いの設定のしかたで抵抗溶接の
進行をアンバランスにすることもできる。図5〜図7に
示す例では同時に接触し合う場合を示している。また、
このような調節は各接触部分4、5の領域の多少によっ
ても行なえる。
【0043】以上のように、接合位置関係に保った接合
対象物1、2どうしの接合面13を境にした両側部分1
a、2aが一方の接合対象物1側に露出して、そこに当
てがわれる金属製の第3の部材3と対向し接触し合うこ
とで、通電時に上記のような接触状態に応じた接触抵抗
の大きな電流路を第3の部材3との間に得て、各接合対
象物1、2と第3の部材3との間で効率のよい抵抗溶接
による接合をアーク溶接に比し短時間に図り相互間を1
つに接合する。この時、接合対象物1、2の間にも電流
が流れ、部分的に溶接接合される場合もある。これによ
り、接合面13での位置ずれ強度は勿論、引き離し強度
も格段に向上する。
【0044】しかも、接合対象物1、2が鉄系金属品と
アルミニウムや鉄の鋳造品および燒結金属品との接合で
あっても十分な接合強度が得られる。また、アーク溶接
に比し通電時間が数十分の1と短くなるので熱影響によ
る接合対象物1、2の歪や変形がほとんどなくなり、変
質、寸法変化、形状変化、位置変化などを微小に抑えて
高精度な接合ができる。さらに、アーク溶接では溶接
棒、添加材などの消耗品が必要であり、本発明では第3
の部材が消耗品となっても金属ボールなど入手しやすく
低コストなものを採用することができるので、全体にラ
ンニングコストが低下する。
【0045】ここで、各接合対象物1、2と第3の部材
3との接触部分4、5は抵抗溶接時の接触抵抗を高める
には原理的に非面接触であると好適であり、図1に示す
ように共に線接触部分であると、抵抗溶接に有利な接触
抵抗の大きな電流路が必要な範囲に連続して得られるの
で、目的範囲での溶接の速度および接合強度が向上す
る。しかし、接触部分4、5のうちの特に強力な接合を
得たい側だけに行なうこともできる。例えば、接触部分
5を第3の部材3の球面と一方の接合対象物2の平面と
の間の点接触に設定することもできる。また、線接触は
厳密なものでなくある幅を持ったほぼ線接触な状態でも
十分な接合状態が得られる。各種の接合条件と必要な接
合強度との兼ね合いで接触の形態を決定すればよい。各
接触部分4、5は図1に示すように互いに離れるように
形成されることで、接触部分分4、5での電流の流れを
個別に設定し、かつ互いの影響を防止するのに好適であ
る。
【0046】図1に示すように各接合対象物1、2の第
3の部材3と対向する両側部分1a、2aは、一方の接
合対象物1の貫通穴14を通じて露出されている。この
ようにすると、接合対象物1、2の被溶接部分15がそ
れらの輪郭の内側であっても、一方側の接合対象物1に
設けた貫通穴14によって、接合対象物1、2の接合面
13を境にした両側部分1a、2aを露出させて第3の
部材3を利用した上記のような抵抗溶接を図1に示すよ
うに実行し達成することができる。しかし、接合対象物
1、2の輪郭部分でも同じような抵抗溶接を行なうこと
はでき、この場合貫通穴14は不要である。輪郭部分で
第3の部材3を利用した抵抗溶接を行なうのに、第3の
部材3を接合対象物1、2の輪郭に沿った長い部材やリ
ング部材にして用いると、シーム溶接もできる。また、
接合対象物は2つ以上重なるような場合でもそれらと局
部的に接触する第3の部材3との間で、あるいは隣接し
合う2つの接合対象物どうしに局部的に接触し合う個別
の第3の部材3との間で同様に抵抗溶接して接合するこ
とができる。
【0047】各接合対象物1、2と第3の部材3との各
接触部分4、5は、図1に示す場合、特に、前記一方の
接合対象物1の貫通穴14と、この貫通穴14にそれよ
りは小さく臨むように他方の接合対象物2に形成した凹
部16または貫通穴14とが形成する環状エッジ1b、
2bと第3の部材3の面3aとの接触による環状の線接
触にしてある。このようにすると、接合対象物1、2の
溶接部15が輪郭の内側において、一方側の接合対象物
1に設けた貫通穴14によって、接合対象物1、2の接
合面13を境にした両側部分1a、2aを露出させるの
に、この貫通穴14の形状とこれよりは小さな他方側の
凹部16の形状とにより、前記露出する両側部分1a、
2aに環状エッジ1b、2bを形成して貫通穴14を通
じ第3の部材3と非面接触させ、各接合対象物1、2双
方とも第3の部材3と接触抵抗の大きな環状に連続した
部分による効率のよい抵抗溶接を広い範囲で行なう。し
かも、第3の部材3は貫通穴14、凹部16により接合
対象物1、2の双方に入り込んでそれらと境界部分を接
合面として接合される。
【0048】また、第3の部材3が前記両側部分1a、
2aの環状エッジ1b、2bと線接触する面3aは前記
各環状エッジ1b、2bに適合する断面形状を持った面
であればよい。具体的には、第3の部材3の各環状エッ
ジ1b、2bを形成している両側部分1a、2aに対向
している側が図1、図5、図13に示すような球面、あ
るいは図示しないが楕円面などの凸曲面、図6、図7、
図12に示すような円錐面、あるいは図示しないが角錐
面などのテーパ面といった単純な形状をしたものでよ
く、図1、図5に示すようなボール以外の、図13に示
すような棒状体、あるいはこれの短いものなどの各種の
形状体として比較的安価に得られる。棒状体は図13に
示すように貫通穴14が深くなるような場合に外部から
加圧されやすくするのに好適となる。また、第3の部材
3は図7、図13に示すように中空部材としたりするこ
ともできるし、環状エッジ1b、2bと接触する面3a
の側が閉じた中空タイプのものとすることもできる。
【0049】環状エッジ1b、2bが図1、図5〜図7
に示すように円形であると貫通穴14や凹部16をドリ
ルによる穴あけや面取り、座ぐり加工などして簡単に形
成することができるし、これに適合する第3の部材3も
円形断面のものでよくなり、線材のろくろ加工など旋削
加工によって簡易に得られる。ボールであると市販のも
のを採用することができ特に低コストになる。
【0050】接合対象物1の貫通穴14に図1などに示
すような面取りを施すことにより、、例えば図1に示す
ようなボールなどの第3の部材3が面取り部に挿入さ
れ、溶接時に位置決めが用意になるとともに、第3の部
材3が相手方の接合部材2へ入る深さや接触のタイミン
グが容易に調整できるとともに、接合強度も大きくな
る。
【0051】上記の抵抗溶接は、加圧を伴うことによ
り、接合時間が短くなり接合強度が向上する。加圧は電
極9、10を介して通電時に機械的な加圧力を付加すれ
ばよい。この場合、図8に示すように電極9を吸着穴6
1aを持ったノズルとすることにより第3の部材3を吸
着保持して持ち運んで被溶接部分15に当てがい加圧、
通電を行なうようにすると便利である。また、第3の部
材3に磁性体を用いている場合、図9に示すように電極
9に磁石61bを設けておいて第3の部材3を磁気吸着
して持ち運び作業するようにもできる。
【0052】なお、第3の部材3は焼き入れしていない
低炭素鋼材料よりなるものを用いると、鋼材中の炭素の
影響を受けにくく、接合部分が脆性破壊しやすくなった
り、脆くなったりすることがない。これには、SS材、
S15C、SWCH10Rといった低炭素鋼がある。ま
た、SUJ相当の軸受鋼およびクロム鋼などの高炭素鋼
を使用する場合は焼鈍工程を入れる方法もある。
【0053】1つの実施例を示せば、図1の抵抗溶接に
よる接合を図2に示すように密閉型圧縮機21の製造に
適用して、胴部材22と圧縮機構23を接合しており、
図3に示すように胴部材22の側周まわり3箇所にて低
炭素鋼よりなるボールを第3の部材3として用い図1に
示す抵抗溶接による接合を行なったところ、溶接電流1
00kA、加圧1〜2t、溶接時間100ms以下とし
たときの、鋼板製の胴部材22と鋳鉄品であるシリンダ
24との嵌め合い面である接合面13での接合強度は、
接合面13での位置ずれ強度が2t程度、引き離し強度
が500kg程度の荷重に耐えることができた。鋼鈑製
の胴部材22とアルミニウムや燒結金属品からなるシリ
ンダ24などとの接合においても同様な傾向の接合を達
成することができる。従って、抵抗溶接にて接合する材
料や組み合わせの選択の自由度が格段に向上する。な
お、溶接時間は20ms程度以下でも上記のような接合
強度が得られる。
【0054】ここで、図2に示す接合対象物の1つであ
る胴部材22は筒体であり、接合対象物の今1つである
シリンダ24は胴部材22への収容物である。そこで、
これらを上記のような抵抗溶接によって接合するのに、
本実施の形態では、金属製の筒体である胴部材22とこ
の胴部材22の内周に嵌め合わせた金属製の収容物であ
るシリンダ24とを、胴部材22に形成した貫通穴14
の部分、およびこの貫通穴14に臨むシリンダ24の胴
部材22との嵌め合わせ部分と、貫通穴14の部分に外
方から当てがった第3の部材3との間の、個々に非面接
触し合う非面接触部分4、5での通電による接触抵抗を
伴う抵抗溶接により接合している。
【0055】この場合、抵抗溶接は、第3の部材3を加
圧する図2、図3に示す加圧電極31と、シリンダ24
を支持する支持電極32との間で通電して行なう。これ
により、抵抗溶接のために非面接触部分4、5に通電す
る電流路を余分な領域を通らずに得やすく、溶接効率が
向上するとともに、抵抗溶接部以外に通電による影響を
与えないようにしやすい。支持電極32は支持形式によ
ってその構造や形態は異なるが、図2では圧縮機構23
の軸受部材26が胴部材22の長手方向の一端側に露出
する凸部をなしているのに対応して、支持電極32は軸
受部材26を下方から掴持するコレットチャックとし、
これを電極に共用している。
【0056】図5〜図7に図示するところは、一対の支
持電極32により接合対象物の収容物である圧縮機構2
3を上下からクランプして支持し、第3の部材3を加圧
する電極31と一方の支持電極32との間で通電し単純
な電流路を得て抵抗溶接するようにしている。もっと
も、必要なら一対の支持電極32の双方を通電するのに
利用することもできる。
【0057】この支持電極32を利用するのに、特に、
胴部材22の側周まわりの図3に示すような複数の被溶
接部分15に第3の部材3を加圧する各加圧電極31と
支持電極32との間で通電すると、筒体まわりの必要接
合箇所を抵抗溶接により一挙に接合することができる。
【0058】また、抵抗溶接は、胴部材22の側周まわ
りの図4に示すような複数箇所にて同時に行なうのに、
各被溶接部分15での対向し合う加圧電極33、34ど
うし、加圧電極35、36どうしの各間、あるいは図4
において隣接する加圧電極33、35どうし、加圧電極
34、36どうしの各間で通電して、単純な電流路で効
率よく抵抗溶接することができる。もっとも、複数組で
の通電を異時に行なって、互いの組みの通電が邪魔し合
わないようにすることもできる。
【0059】また、図3、図4において胴部材22の側
周まわりの複数箇所にて接合を同時に行ない、各被溶接
部分15での加圧電極31、33〜36による加圧によ
って互いの加圧負荷を受けとめ合うことにより、加圧の
ために胴部材22をバックアップする特別な部材や手段
が不用で溶接作業が簡易に行なえるし、複数の加圧電極
31、33〜36間で筒体を位置決めすることもでき
る。
【0060】また、筒体である胴部材22は図2に示す
ように前記した圧縮機構23に加えそれを駆動する電動
機41を収容するものであり、抵抗溶接は密閉型圧縮機
21の製造工程として前記胴部材22とそれに収容する
収容物としての圧縮機構23との間で行なうことで、上
記のように圧縮機構23をそれ自体の高精度な形態と、
胴部材22内に他の収容物である電動機41などと高精
度な位置関係を保って接合することができ、工程品質が
安定し性能のよい密閉型の圧縮機を製造することができ
る。
【0061】接合対象物の収容物としては図2に示すよ
うなロータリタイプの圧縮機構23ないしは、図11に
示すようなスクロールタイプの圧縮機構23の主軸受部
材である固定部材42、あるいは図10に示すように電
動機41の固定子41a、あるいは圧縮機構23を駆動
する駆動軸43の図11に示すような副軸受部材である
軸受部材44などでもよく、胴部材22に収容し固定す
る全てのものに適用して同様な作用を発揮することがで
きる。また、接合対象物の筒体は密閉型の圧縮機21な
どに接続され使用される図12に示すようなアキューム
レータ45の胴部材46であり、接合対象物の収容物は
フィルタ47または邪魔板などであっても同様に接合す
ることができる。
【0062】接合対象物である各場合の収容物は、筒体
内に先に収容され固定された関連ある他の収容物と位置
合わせして支持し、接合に供すると、各部材や機器自体
の熱影響による歪や変形が抑えられることにより位置合
わせした状態をよく保って接合することができ、高品質
な製品が得られる。位置合わせが双方の軸線を合わせる
ように行なうと、工程品質の安定から互いが関連し合う
図2、図11に示す圧縮機構23やその駆動軸43の図
11に示す固定部材42、軸受部材44との軸受部5
3、54などの各摺動部分や図2、図11に示す電動機
41の固定子41aに対する回転子41bのエアギャッ
プ55などが偏ることによる回転不能、性能低下、異音
の発生、早期摩耗、電動機効率の低下などを防止するこ
とができる。
【0063】電動機41の固定子41aと圧縮機構23
との軸線の位置合わせは、図2に示すように圧縮機構2
3の駆動軸43に固定した電動機41の回転子41bと
前記固定子41aとの間のエアギャップ55にフィラー
56を挿入した状態で行なうと均一なエアギャップ55
を確保した位置合わせができ電動効率の低下防止に好適
である。この場合のフィラー56は通常用いられるフィ
ラーゲージをエアギャップ55の円周に6枚程度挿入す
ることで容易に行なえる。
【0064】電動機41の固定子41aと圧縮機構23
との位置合わせを、回転子41bを持った駆動軸43が
連結された圧縮機構23と、固定子41aとの間の距離
を合わせると、固定子41aと回転子41bとの軸線方
向の位置を正確に設定することができ、双方の軸線方向
の位置ずれにより回転子41bが固定されている駆動軸
43を軸線方向の一方側に付勢したり、このような付勢
力を働かせなかったりすることが必要に応じ設定通りに
達成される。
【0065】上記のような筒体と収容物との抵抗溶接に
よる接合方法を達成する本実施の形態の接合装置として
は、図2、図3に示すように胴部材22などの接合対象
物である筒体を電極31を共用するなどして支持する筒
体支持手段61と、筒体支持手段61で支持した胴部材
22などの筒体内の所定の位置に今1つの接合対象物と
しての収容物である圧縮機構23を支持する支持電極3
2などよりなる収容物支持手段62と、圧縮機構23な
どの収容物を胴部材22などの筒体の貫通穴14を通じ
て外部に露出させた被溶接部分15に外部より当てがっ
た金属製の第3の部材3を被溶接部分15に加圧する電
極31を共用するなどした加圧手段63と、第3の部材
3と圧縮機構23などの収容物との間に通電する前記通
電手段11とを備えたもので足り、上記のような接合方
法を安定して確実に達成することができる。
【0066】図13は圧縮機構23のシリンダ24とそ
の両側に当てがう軸受部材26とを第3の部材3を各軸
受部材26の側に露出した各軸受部材26およびシリン
ダ24の各被溶接部分15に当てがって電極32、33
を介し加圧し、電極32、33間で通電することによ
り、シリンダ24とその両側に当てがう軸受部材26と
を上記の場合と同様な抵抗溶接により接合している。こ
の接合を軸受部材26の輪郭部にてそれに沿ったリング
状の第3の部材を用いて行なうとシーム溶接となる。
【0067】
【発明の効果】本発明の接合方法および装置によれば、
上記の説明から明らかなように、接合面での位置ずれ強
度は勿論、引き離し強度も格段に向上する。しかも、鉄
系金属品とアルミニウムや鉄の鋳造品および燒結金属品
との接合であっても十分な接合強度が得られる。また、
アーク溶接に比し通電時間が数十分の1と短くなるので
熱影響による接合対象物の歪や変形がほとんどなくな
り、変質、寸法変化、形状変化、位置変化などを微小に
抑えて高精度な接合ができる。さらに、第3の部材が消
耗品となっても金属ボールなど入手しやすく低コストな
ものを採用することができるので、アーク溶接などに比
べて全体にランニングコストが低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る接合方法および装置
を原理的に示す構成図である。
【図2】図1の実施の形態の密閉型圧縮機における胴部
材と圧縮機構とを接合する場合の具体例を示す断面図で
ある。
【図3】図2の横断面図である。
【図4】図3の変形例を示す横断面図である。
【図5】抵抗溶接部形状、圧縮機構の支持構造および通
電方式の変形例を示す断面図である。
【図6】図5と異なる抵抗溶接部形状例を示す断面図で
ある。
【図7】図5、図6と異なる抵抗溶接部形状例を示す断
面図である。
【図8】電極による第3の部材の保持例を示す断面図で
ある。
【図9】電極による第3の部材の別の保持例を示す断面
図である。
【図10】密閉型圧縮機の胴部材と電動機の固定子との
接合状態例を示す断面図である。
【図11】密閉型圧縮機の胴部材と軸受部材との接合状
態例を示す断面図である。
【図12】アキュームレータの胴部材とフィルタとの接
合状態例を示す断面図である。
【図13】圧縮機構のシリンダとその両側に当てがう軸
受部材との接合状態例断面図である。
【符号の説明】
1、2 接合対象物 1a、2a 両側部分 1b、2b 環状エッジ 3 第3の部材 4、5接触部分 31〜36 電極 11 通電手段 12 電源装置 13 接合面 14 貫通穴 15 被溶接部分 16 凹部 21 密閉型の圧縮機 22 胴部材 23 圧縮機構 24 シリンダ 26 軸受部材 41 電動機 41a 固定子 41b 回転子 42 固定部材 43 駆動軸 55 エアギャップ 56 フィラー 61 筒体支持手段 62 収容物支持手段 63 加圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 広治 東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリジ ン電気株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AB01 AC01 CA02 CD01 CE02 CF05 3H029 AA11 AB01 BB31 CC02 CC09 CC17 CC27

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合位置関係に保った金属製の接合対象
    物との接合面を境にした両側部分と、これら両側部分が
    一方の接合対象物側に露出している部分に当てがった接
    合対象物とは別の金属製の第3の部材とを対向させて、
    それら両側部分と第3の部材との間で接触し合う部分で
    の通電による接触抵抗を伴い抵抗溶接を行なって接合対
    象物を第3の部材を介して接合することを特徴とする接
    合方法。
  2. 【請求項2】 各接合対象物と第3の部材との一方また
    は双方の接触はほぼ線接触である請求項1に記載の接合
    方法。
  3. 【請求項3】 各接合対象物の第3の部材と対向する両
    側部分は一方の接合対象物の貫通穴を通じて露出させて
    いる請求項1、2のいずれか1項に記載の接合方法。
  4. 【請求項4】 各接合対象物と第3の部材との各接触
    は、前記一方の接合対象物の貫通穴と、この貫通穴にそ
    れよりは小さく臨むように他方の接合対象物に形成した
    凹部または貫通穴とが形成する環状エッジと第3の部材
    の面との接触による請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の接合方法。
  5. 【請求項5】 金属製の筒体とこの筒体の内周に嵌め合
    わせた金属製の収容物とを、筒体に形成した貫通穴部
    分、およびこの貫通穴に臨む収容物の筒体との嵌め合わ
    せ部分と、貫通穴の部分に外方から当てがった第3の部
    材との間の、接触し合う部分での通電による接触抵抗を
    伴う抵抗溶接により接合することを特徴とする接合方
    法。
  6. 【請求項6】 筒体および収容物と第3の部材との各接
    触は、筒体の前記貫通穴と、この貫通穴にそれよりは小
    さく臨むように収容物に形成した凹部または貫通穴とが
    形成する環状エッジと第3の部材の面との接触による請
    求項5に記載の接合方法。
  7. 【請求項7】 抵抗溶接は、第3の部材を加圧する加圧
    電極と、収容物を支持する支持電極との間で通電して行
    なう請求項6に記載の接合方法。
  8. 【請求項8】 抵抗溶接は、筒体の側周まわりの複数箇
    所にて同時に行ない、各被溶接部分での加圧電極どうし
    の間で通電して行なう請求項6に記載の接合方法。
  9. 【請求項9】 抵抗溶接は、筒体の側周まわりの複数箇
    所にて同時に行ない、各被溶接部分での加圧電極による
    加圧によって互いの加圧負荷を受け止め合う請求項6〜
    8のいずれか1項に記載の接合方法。
  10. 【請求項10】 筒体は圧縮機構およびそれを駆動する
    電動機を収容する密閉容器の胴部材で、抵抗溶接は密閉
    型の圧縮機の製造工程として前記胴部材とそれに収容す
    る収容物との間で行なう請求項5〜9のいずれか1項に
    記載の接合方法。
  11. 【請求項11】 接合対象物の収容物は圧縮機構ないし
    はその固定部材である請求項10に記載の接合方法。
  12. 【請求項12】 接合対象物の収容物は電動機の固定子
    である請求項10に記載の接合方法。
  13. 【請求項13】 接合対象物の収容物は圧縮機構を駆動
    する駆動軸の軸受部材である請求項10に記載の接合方
    法。
  14. 【請求項14】 筒体は密閉型圧縮機に接続されるアキ
    ュームレータの胴部材であり、接合対象物の収容物はフ
    ィルタまたは邪魔板である請求項5〜9のいずれか1項
    に記載の接合方法。
  15. 【請求項15】 接合対象物である収容物は、筒体内に
    先に収容され固定された関連ある他の収容物と位置合わ
    せして支持し、接合に供する請求項10〜14のいずれ
    か1項に記載の接合方法。
  16. 【請求項16】 位置合わせは双方の軸線を合わせる請
    求項15に記載の接合方法。
  17. 【請求項17】 第3の部材の接合対象物との接触面は
    球面、楕円面などの凸曲面、円錐面、角錐面などのテー
    パ面のいずれかを用いる請求項1〜16のいずれか1項
    に記載の接合方法。
  18. 【請求項18】 接合対象物の第3の部材との接触線
    が、貫通穴または凹部に施した面取り部と貫通穴または
    凹部の周面との境界線である請求項17に記載の接合方
    法。
  19. 【請求項19】 第3の部材はボールを用いる請求項1
    〜18のいずれか1項に記載の接合方法。
  20. 【請求項20】 第3の部材は焼き入れしていない低炭
    素鋼材料よりなるものを用いる請求項1〜19のいずれ
    か1項に記載の接合方法。
  21. 【請求項21】 接合対象物どうしを接合状態に当てが
    って支持する接合対象物支持手段と、これら接合対象物
    どうしの接合面を境にした両側部分に対し、これら両側
    部分が一方の接合対象物側に露出している部分に接合対
    象物とは別の第3の部材を対向させて加圧する加圧手段
    と、第3の部材と他方の接合対象物との間に通電する通
    電手段とを備えたことを特徴とする接合装置。
  22. 【請求項22】 接合対象物である筒体を支持する筒体
    支持手段と、支持手段で支持した筒体内の所定の位置に
    今1つの接合対象物である収容物を支持する収容物支持
    手段と、収容物を筒体の貫通穴を通じて外部に露出させ
    た被溶接部分に外部より当てがった金属製の第3の部材
    を被溶接部分に加圧する加圧手段と、第3の部材と収容
    物との間に通電する通電手段とを備えたことを特徴とす
    る接合装置。
  23. 【請求項23】 収容物支持手段は、収容物の筒体の端
    部から露出している凸部を把持して支持し、通電手段
    は、加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製の加圧
    部材と、支持手段の前記凸部を直接支持する金属製の支
    持部材とを通電電極としてそれらの間で通電を行なう請
    求項22に記載の接合装置。
  24. 【請求項24】 収容物支持手段は、収容物を上下支持
    部材によってクランプするものであり、通電手段は、前
    記上下支持部材のうちの少なくとも一方の金属製の支持
    部材と、加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製の
    加圧部材とを電極としてそれらの間で通電を行なう請求
    項22に記載の接合装置。
  25. 【請求項25】 筒体支持手段は、筒体の側周まわり複
    数箇所の被溶接部を同時に加圧する複数の加圧手段を共
    用するものである請求項22に記載の接合装置。
  26. 【請求項26】 通電手段は、筒体支持手段に共用する
    複数の加圧手段の第3の部材を直接加圧する金属製の各
    加圧部の対向し合うものどうし、あるいは隣接するもの
    どうしを電極としてそれらの間で通電を行なう請求項2
    2に記載の接合装置。
  27. 【請求項27】 通電手段は、コンデンサに充電した電
    荷を放電することにより通電を行なう電流装置を持つ請
    求項22に記載の接合装置。
  28. 【請求項28】 金属製の容器内に圧縮機構とこの圧縮
    機構を駆動する電動機とを収容した圧縮機において、圧
    縮機構、電動機、および電動機と圧縮機構とを連結する
    駆動軸を軸受する軸受部材のうちの、前記容器に固定す
    る金属製の各収容物の少なくとも1つが、これら少なく
    とも1つと前記容器との互いの接合面を境にした両側部
    分とこれら両側部分に容器外から当てがった金属製の第
    3の部材との間で接触し合う部分での通電による接触抵
    抗を伴う抵抗溶接にて接合され固定されていることを特
    徴とする圧縮機。
  29. 【請求項29】 接合面は収容物と容器を構成する胴部
    材との嵌め合わせ面であり、第3の部材は容器の胴部材
    の貫通穴を通じて前記両側部分に当てがって前記抵抗溶
    接が行なわれている請求項28に記載の圧縮機。
  30. 【請求項30】 胴部材および収容物と第3の部材との
    各接触は、筒体の前記貫通穴と、この貫通穴にそれより
    は小さく臨むように収容物に形成した凹部または貫通穴
    とが形成する環状エッジと第3の部材の面との接触によ
    る請求項28、29のいずれか1項に記載の圧縮機。
  31. 【請求項31】 抵抗溶接にて接合され固定されている
    収容物はロータリタイプの圧縮機構のシリンダである請
    求項28〜30のいずれか1項に記載の圧縮機。
  32. 【請求項32】 抵抗溶接にて接合され固定されている
    収容物は電動機の固定子である請求項28〜31のいず
    れか1項に記載の圧縮機。
  33. 【請求項33】 抵抗溶接にて接合され固定されている
    収容物は軸受部材である請求項28〜32のいずれか1
    項に記載の圧縮機。
  34. 【請求項34】 抵抗溶接にて接合され固定されている
    収容物はスクロールタイプの圧縮機構の固定スクロール
    ないしはその固定部材である請求項28〜33のいずれ
    か1項に記載の圧縮機。
  35. 【請求項35】 シリンダとこれの両側に当てがって固
    定されてシリンダを貫通する駆動軸を軸受している軸受
    部材とが、互いの間の接合面を境にした両側部分とこれ
    ら両側部分に軸受部材の外面側から当てがった金属製の
    第3の部材との間で接触し合う部分での通電による接触
    抵抗を伴う抵抗溶接にて接合され固定されているロータ
    リタイプの圧縮機構。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の圧縮機構およびそ
    れを駆動する電動機を収容した圧縮機。
  37. 【請求項37】 第3の部材は軸受部材の貫通穴を通じ
    て前記両側部分に当てがって前記抵抗溶接が行なわれて
    いる請求項36に記載の圧縮機。
  38. 【請求項38】 シリンダおよび軸受部材と第3の部材
    との各接触は、軸受部材の前記貫通穴と、この貫通穴に
    それよりは小さく臨むようにシリンダに形成した凹部ま
    たは貫通穴とが形成する環状エッジと第3の部材の面と
    の接触による請求項36、37のいずれか1項に記載の
    圧縮機。
  39. 【請求項39】 金属製の容器とこの容器内に収容され
    固定された1つまたは複数の金属製の収容物とで構成さ
    れるアキュームレータにおいて、前記収容物の少なくと
    も1つが、この少なくとも1つの収容物と前記容器との
    互いの接合面を境にした両側部分とこれら両側部分に容
    器外から当てがった金属製の第3の部材との間で接触し
    合う部分での通電による接触抵抗を伴う抵抗溶接にて接
    合され固定されていることを特徴とするアキュームレー
    タ。
  40. 【請求項40】 接合面は収容物と容器を構成する胴部
    材との嵌め合わせ面であり、第3の部材は容器の胴部材
    の貫通穴を通じて前記両側部分に当てがって前記抵抗溶
    接が行なわれている請求項39に記載のアキュームレー
    タ。
  41. 【請求項41】 収容物はフィルタまたは邪魔板である
    請求項39、40のいずれか1項に記載のアキュームレ
    ータ。
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