JP2001225775A - 立乗り式自走遊戯車 - Google Patents

立乗り式自走遊戯車

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JP2001225775A
JP2001225775A JP2000040971A JP2000040971A JP2001225775A JP 2001225775 A JP2001225775 A JP 2001225775A JP 2000040971 A JP2000040971 A JP 2000040971A JP 2000040971 A JP2000040971 A JP 2000040971A JP 2001225775 A JP2001225775 A JP 2001225775A
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stand
vehicle body
vehicle
power supply
driving means
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Application number
JP2000040971A
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English (en)
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Yoshio Hattori
吉男 服部
Tokuhide Nishino
徳英 西野
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ERUMU DESIGN KK
YEC Co Ltd
Original Assignee
ERUMU DESIGN KK
YEC Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より躍動的、かつ、アグレッシブな遊戯が体
感できるようにすると共に、遊戯の自由度が向上する遊
戯車を提供する。 【解決手段】 車体2が、前後方向に長く延びてその上
面に遊戯者を立乗り可能とさせる立乗り台3を備える。
この立乗り台3に支承されて走行路面18上に上記立乗
り台3を支持する前、後車輪15,17を設ける。これ
ら前、後車輪15,17のうち少なくともいずれか一方
の車輪15,17を操向自在にすると共に、少なくとも
いずれか一方の車輪15,17を回転駆動可能とさせる
駆動手段40を設ける。上記車体2の正面視で、上記
前、後車輪15,17の車軸26の軸心24に対する垂
線37に対し、上記車体2が傾くよう回動可能とし、こ
の車体2を上記垂線37に対し傾けたとき、その傾角α
の大きさに応じて上記駆動手段40の出力の大きさを増
減させるようこの駆動手段40を制御する制御手段48
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、走行用の駆動手段
を備えた立乗り式自走遊戯車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記立乗り式自走遊戯車には、従来、次
のように構成されたものがある。
【0003】即ち、上記遊戯車の車体が、前後方向に長
く延びてその上面に遊戯者を立乗り可能とさせる立乗り
台を備え、この立乗り台に支承されて走行路面上に上記
立乗り台を支持する前、後車輪が設けられ、これら前、
後車輪のうち少なくともいずれか一方の車輪が操向自在
にされると共に、少なくともいずれか一方の車輪を回転
駆動可能とさせる駆動手段が設けられている。
【0004】上記立乗り台の上面に遊戯者が立乗りした
状態で、この遊戯者が上記駆動手段を駆動させると、上
記車輪が回転駆動させられて遊戯車が前方走行し始め
る。この後、遊戯者が運転操作することにより、上記遊
戯車は走行路面上を加速もしくは減速可能に走行させら
れ、かつ、直進もしくはジグザグ操向などの操向が可能
とされる。そして、上記立乗り台上に立乗りした上記遊
戯者は、立乗り台上で不安定になりがちな状態を克服し
ながら、遊戯車の運転を続けることにより、躍動的な遊
戯を楽しむことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記遊戯車
では、加速もしくは減速操作と各種操向操作とは互いに
独立して個別にできるようになっているため、例えば、
減速させて操向させれば、安定した運転ができることと
なる。
【0006】しかし、上記のようにすると、安定した運
転が確保される分、より躍動的、かつ、アグレッシブな
遊戯の体感は体感し難くなるおそれを生じる。
【0007】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、より躍動的、かつ、アグレッシブな遊戯
が体感できるようにすると共に、遊戯の自由度が向上す
る遊戯車を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の立乗り式自走遊戯車は、次の如くである。
【0009】請求項1の発明は、車体2が、前後方向に
長く延びてその上面に遊戯者を立乗り可能とさせる立乗
り台3を備え、この立乗り台3に支承されて走行路面1
8上に上記立乗り台3を支持する前、後車輪15,17
を設け、これら前、後車輪15,17のうち少なくとも
いずれか一方の車輪15,17を操向自在にすると共
に、少なくともいずれか一方の車輪15,17を回転駆
動可能とさせる駆動手段40を設けた立乗り式自走遊戯
車において、
【0010】上記車体2の正面視で、上記前、後車輪1
5,17の車軸26の軸心24に対する垂線37に対
し、上記車体2が傾くよう回動可能とし、この車体2を
上記垂線37に対し傾けたとき、その傾角αの大きさに
応じて上記駆動手段40の出力の大きさを増減させるよ
うこの駆動手段40を制御する制御手段48を設けたも
のである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記垂線37に対し一側方に車体2が傾いたとき、
その傾いた側にこの車体2が操向されるようにしたもの
である。
【0012】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記車体2が、上記立乗り台3の前部
から上方に向い突出してその突出部を遊戯者が把持可能
なハンドル4を備え、上記立乗り台3に対し上記ハンド
ル4を着脱自在に支持させたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記車体2に支持されて
上記駆動手段40に電力を供給可能とする電源47を設
け、上記駆動手段40への電源47からの電力供給をオ
ン、オフ可能とさせる手持式スイッチ45を設け、上記
電源47側に対し上記手持式スイッチ45側を磁力によ
り接続させる一方、この磁力を克服して上記電源47側
から上記手持式スイッチ45側を離脱可能とさせ上記駆
動手段40への電力供給をオフさせる断接スイッチ51
を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0015】図において、符号1は立乗り式自走遊戯車
で、矢印Frはこの遊戯車1の前方を示している。
【0016】上記遊戯車1の車体2は、前後方向に長く
延びると共に、その上面がほぼ水平に延びこの上面に遊
戯者を立乗り可能とさせる樹脂製もしくは板金製のフー
トプレートである立乗り台3と、この立乗り台3の前端
部からこの立乗り台3の上面に対する垂線上を通り上方
に向い突出してその突出部を遊戯者が把持可能とされる
ハンドル4と、このハンドル4の下端部を上記立乗り台
3の上面に対し着脱自在に固着させる締結具である固着
具5とを備えている。
【0017】上記ハンドル4は、その下端部を構成して
上記固着具5により上記立乗り台3の上面に着脱自在に
締結される基部7と、上端部が後下方に向って往回動
A、復回動B自在となるようその下端部が上記基部7に
対し枢支具8により枢支される金属パイプ製のハンドル
ポスト9と、車体2の幅方向に延びてその中央部が上記
ハンドルポスト9の上端部に取り付けられその各端部が
遊戯者によって把持可能とされる金属パイプ製でバー式
のハンドル本体10とを備えている。
【0018】上記ハンドルポスト9とハンドル本体10
とを往回動Aさせて、上記立乗り台3上に折り畳めば
(図1,2中一点鎖線)、上記遊戯車1はコンパクトな
形状とされて、持ち運びや収納が容易にできる。
【0019】また、上記車体2は前後方向に延びると共
に上方に向って開口する樹脂製もしくは板金製の収納箱
11と、この収納箱11を上記立乗り台3の長手方向の
中途部の下面側に着脱自在に固着させる固着具12とを
備え、この固着により、上記収納箱11の開口は上記立
乗り台3によって開閉自在に閉じられている。
【0020】上記立乗り台3の前部の下面側に支承手段
14を介し支承される左右一対の前車輪15,15と、
上記立乗り台3の後部の下面側に他の支承手段16を介
し支承される左右一対の後車輪17,17とが設けら
れ、上記立乗り台3は上記各前、後車輪15,17によ
って走行路面18上に支持され、前方に向って走行可能
とされている。
【0021】上記前、後支承手段14,16は、それぞ
れ上記立乗り台3の前、後部の下面に締結具21により
固着される基部材22と、これら各基部材22の下方近
傍で車体2の幅方向に延びるパイプ形状のケーシング2
3と、車体2の幅方向に延びる軸心24回りに回転自在
となるよう上記ケーシング23に対し軸受25により支
承される車軸26とを備え、この車軸26の長手方向の
各端部に上記各前、後車輪15,17が固着されて支持
されている。
【0022】図2,4,5において、前、後支承手段1
4,16のうち、前側の支承手段14は、上記ケーシン
グ23側から前上方に向って傾斜するよう延びる回動中
心29を有する枢支具30を備えている。このため、上
記前側の支承手段14では、上記立乗り台3および基部
材22と、上記ケーシング23、車軸26、および各前
車輪15とは上記回動中心29回りで相対的に回動自在
となる。
【0023】一方、図1〜4,6において、後側の支承
手段16は、上記ケーシング23側から後上方に向って
傾斜するよう延びる回動中心32を有する枢支具33を
備えている。このため、上記後側の支承手段16では、
上記立乗り台3および基部材22と、上記ケーシング2
3、車軸26、および各後車輪17とは上記回動中心3
2回りで相対的に回動自在となる。
【0024】上記前、後支承手段14,16は、上記し
た立乗り台3等に対する上記ケーシング23等の回動を
弾性的に規制する規制手段35をそれぞれ備えている。
【0025】上記車体2の幅方向の中心を通り上記立乗
り台3の上面に対し垂直な車体中心面36上に上記各回
動中心29,32と、各規制手段35とが位置してい
る。また、遊戯車1の自由状態で、上記車体中心面36
に対し上記各車軸26の軸心24はそれぞれ直交し、か
つ、上記車体中心面36を基準として、上記車体2、ハ
ンドル4、各支承手段14,16、および前、後車輪1
5,17は車体2の幅方向でほぼ対称形とされている。
【0026】前記したように傾斜した上記各回動中心2
9,30回りで上記各規制手段35の付勢力に抗しなが
ら上記立乗り台3等に対し上記ケーシング23等を互い
に相対的に回動させると、上記車体2の正面視(もしく
は背面し(図3))で、上記前、後車輪15,17の車
軸26の軸心24に対する垂線37に対し、上記車体2
の車体中心面36が傾くよう回動させられる。また、こ
れと同時に、上記垂線37に対する車体2の車体中心面
36の傾角αの大きさに応じた操向角βで、車体2がそ
の傾いた側に操向させられる。
【0027】上記構成を換言すれば、図3中実線図示の
ように車体2の車体中心面36が垂線37上に位置して
いる元の状態から図3中一点鎖線で示すように、車体2
の車体中心面36が垂線37に対し一側方(左方)へ傾
くよう上記各回動中心29,30回りに上記車体2を回
動させると、これに伴い、図4,6中一点鎖線で示すよ
うに、上記各前車輪15,15が一側方(左方)へ向う
よう回動(操向)させられると共に、上記各後車輪1
7,17が他側方(右方)へ向うよう回動(操向)させ
られ、もって、上記のように車体2が傾いた一側方(左
方)に向ってこの車体2が操向させられる。また、この
場合、上記傾角αの大きさに操向角βが比例して増減す
る。
【0028】図1〜4,6において、上記各車輪17を
回転駆動可能とさせる駆動手段40が設けられている。
この駆動手段40は、電動機41と減速機42とを備
え、これら41,42は上記後側の支承手段16のケー
シング23に支持されている。上記各後車輪17,17
は上記車軸26、ワンウェイクラッチ43、および減速
機42を介して上記電動機41に連動連結されている。
【0029】全図において、上記遊戯車1は、ハンドル
4のハンドル本体10に取り付けられた固定式スイッチ
44もしくは手持式スイッチ45を択一選択的に備えて
いる。これら固定式スイッチ44と手持式スイッチ45
は、いずれも電線46を介して上記車体2に支持されて
いる駆動手段40の電動機41とバッテリである電源4
7とを互いに接続させており、上記固定式スイッチ44
と手持式スイッチ45への手動操作により、上記電動機
41への電源47からの電力供給がオン、オフ可能とさ
れている。
【0030】上記電動機41を電子的に制御する制御手
段48が設けられ、上記電源47と制御手段48は前記
収納箱11に収納され、かつ、この収納箱11に支持さ
れている。また、上記後側の支承手段16の回動中心3
2上に位置して、上記基部材22に対するケーシング2
3等の回動角を検出する角度検出手段50が設けられ、
この角度検出手段50は上記制御手段48に接続されて
いる。
【0031】上記固定式スイッチ44および手持式スイ
ッチ45と、電源47との間には、磁石式の断接スイッ
チ51が介設されている。この断接スイッチ51は、上
記電源47側に接続されて立乗り台3の前端部に固定さ
れた固定子51aと、上記固定式スイッチ44および手
持式スイッチ45側にそれぞれ接続されていずれか一方
が選択的に上記固定子51aに対し磁力により接続され
る一方、この磁力を克服して離脱可能とされ上記駆動手
段40への電力供給をオフさせる接続子51bとを備え
ている。
【0032】上記固定式スイッチ44もしくは手持式ス
イッチ45のオン操作で、電動機41が駆動させられる
とき、その動力は、上記減速機42、ワンウェイクラッ
チ43、および車軸26を介し各後車輪17,17に伝
達され、これら各後車輪17,17は上記車体2を前進
させるよう回転駆動させられる。
【0033】一方、上記遊戯車1を遊戯者が前方に向っ
て押し動かすような場合であって、上記後車輪17側か
ら電動機41側に向って動力が伝達されようとするとき
には、この動力伝達は上記ワンウェイクラッチ43によ
って遮断され、上記後車輪17は単に遊転状態とされ
る。
【0034】このため、上記遊戯車1は、駆動手段40
を用いずに、人力だけで遊戯することができる。
【0035】上記の場合、制御手段48は、上記角度検
出手段50の検出信号を入力し、これらに基づき、上記
傾角αの大きさに応じて上記駆動手段40の電動機41
の出力を増減させるようこの電動機41を制御すること
とされている。
【0036】このため、上記立乗り台3上の遊戯者が車
体2の幅方向でその車体中心面36から体重を移動させ
るような体勢をとるなどして、上記傾角αを大きくさせ
ると、これに応じ、上記駆動手段40の電動機41の出
力が大きくなって、遊戯車1が前方に向って加速され
る。一方、体勢を元に戻して、上記傾角αを小さくさせ
ると、これに応じ、上記駆動手段40の電動機41の出
力が小さくなって、遊戯車1が減速される。
【0037】よって、上記遊戯車1を加速させるように
する場合には、立乗り台3上の遊戯者は、車体2の幅方
向における体重移動がほぼ強制的に求められることか
ら、この遊戯車1によれば、より躍動的、かつ、アグレ
ッシブな遊戯が体感できることとなる。
【0038】また、前記したように、上記垂線37に対
し一側方に車体2が傾いたとき、その傾いた側にこの車
体2が操向されるようにしてある。
【0039】このため、上記立乗り台3上の遊戯者が例
えば左側方に体重移動して、垂線37の左方に傾角αを
生じさせたときには(図3中一点鎖線)、車体2は左方
側に操向される(図4中一点鎖線)。
【0040】よって、遊戯者が、操向時にこの遊戯者に
生じる遠心力に対抗する際の体重移動の方向と、上記傾
角αを得るための体重移動の方向とが互いに一致するこ
とから、その分、立乗り台3上の遊戯者は大きい加速に
対応でき、このため、この遊戯車1によれば、更に躍動
的、かつ、アグレッシブな遊戯が体感できる。
【0041】また、前記したように、上記車体2が、上
記立乗り台3の前部から上方に向い突出してその突出部
を遊戯者が把持可能なハンドル4を備え、上記立乗り台
3に対し上記ハンドル4を着脱自在に支持させてある。
【0042】このため、上記立乗り台3にハンドル4を
取り付け、もしくは、取り外した状態を選択することに
よって、立乗り台3上の遊戯者は、ハンドル4を把持し
た状態での遊戯と、ハンドル4を把持し得ない状態での
遊戯とを選択できる。
【0043】よって、上記構成の遊戯車1によれば、遊
戯の自由度が向上する。
【0044】また、前記したように、上記車体2に支持
されて上記駆動手段40に電力を供給可能とする電源4
7を設け、上記駆動手段40への電源47からの電力供
給をオン、オフ可能とさせる手持式スイッチ45を設
け、上記電源47側に対し上記手持式スイッチ45側を
磁力により接続させる一方、この磁力を克服して上記電
源47側から上記手持式スイッチ45側を離脱可能とせ
上記駆動手段40への電力供給をオフさせる断接スイッ
チ51を設けてある。
【0045】このため、車体2の立乗り台3上の遊戯者
が手持式スイッチ45を操作して遊戯車1を走行駆動さ
せているとき、何らかの理由で、遊戯者が上記手持式ス
イッチ45を把持したまま車体2から離脱したときに
は、上記断接スイッチ51は上記手持式スイッチ45側
からその磁力に対抗した外力を受けて、この手持式スイ
ッチ45側を車体2の電源47側から離脱させる(図5
中一点鎖線)。
【0046】このため、上記駆動手段40の電動機41
への電源47からの電力供給がオフされて、遊戯車1の
無人による駆動走行が阻止されると共に、上記手持式ス
イッチ45と電源47との互いの接続系統が破損するこ
とが防止される。
【0047】よって、上記遊戯車1を用いての遊戯が改
めて直ちにできることとなる。
【0048】なお、以上は図示の例によるが、前、後車
輪15,17のうち、操向可能なものはいずれか一方だ
けであってもよく、いずれも操向できないものであって
もよい。
【0049】また、上記ハンドル4を操向操作可能とな
るよう立乗り台3に支承させ、上記ハンドル4により各
前車輪15,15が操向されるようにしてもよい。
【0050】更に、上記固定式スイッチ44は、断接ス
イッチ51を介在させることなく、電源47に直結させ
てもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0052】請求項1の発明は、車体が、前後方向に長
く延びてその上面に遊戯者を立乗り可能とさせる立乗り
台を備え、この立乗り台に支承されて走行路面上に上記
立乗り台を支持する前、後車輪を設け、これら前、後車
輪のうち少なくともいずれか一方の車輪を操向自在にす
ると共に、少なくともいずれか一方の車輪を回転駆動可
能とさせる駆動手段を設けた立乗り式自走遊戯車におい
て、
【0053】上記車体の正面視で、上記前、後車輪の車
軸の軸心に対する垂線に対し、上記車体が傾くよう回動
可能とし、この車体を上記垂線に対し傾けたとき、その
傾角の大きさに応じて上記駆動手段の出力の大きさを増
減させるようこの駆動手段を制御する制御手段を設けて
ある。
【0054】このため、上記立乗り台上の遊戯者が車体
の幅方向でその車体中心面から体重を移動させるような
体勢をとるなどして、上記傾角を大きくさせると、これ
に応じ、上記駆動手段の電動機の出力が大きくなって、
遊戯車が前方に向って加速される。一方、体勢を元に戻
して、上記傾角を小さくさせると、これに応じ、上記駆
動手段の電動機の出力が小さくなって、遊戯車が減速さ
れる。
【0055】よって、上記遊戯車を加速させようとする
場合には、立乗り台上の遊戯者は、車体の幅方向におけ
る体重移動がほぼ強制的に求められることから、この遊
戯車によれば、より躍動的、かつ、アグレッシブな遊戯
が体感できることとなる。
【0056】請求項2の発明は、上記垂線に対し一側方
に車体が傾いたとき、その傾いた側にこの車体が操向さ
れるようにしてある。
【0057】このため、上記立乗り台上の遊戯者が例え
ば左側方に体重移動して、垂線の左方に傾角を生じさせ
たときには、車体は左方側に操向される。
【0058】よって、遊戯者が、操向時にこの遊戯者に
生じる遠心力に対抗する際の体重移動の方向と、上記傾
角を得るための体重移動の方向とが互いに一致すること
から、その分、立乗り台上の遊戯者は大きい加速に対応
でき、このため、この遊戯車によれば、更に躍動的、か
つ、アグレッシブな遊戯が体感できる。
【0059】請求項3の発明は、上記車体が、上記立乗
り台の前部から上方に向い突出してその突出部を遊戯者
が把持可能なハンドルを備え、上記立乗り台に対し上記
ハンドルを着脱自在に支持させてある。
【0060】このため、上記立乗り台にハンドルを取り
付け、もしくは、取り外した状態を選択することによっ
て、立乗り台上の遊戯者は、ハンドルを把持した状態で
の遊戯と、ハンドルを把持し得ない状態での遊戯とを選
択できる。
【0061】よって、上記構成の遊戯車によれば、遊戯
の自由度が向上する。
【0062】請求項4の発明は、上記車体に支持されて
上記駆動手段に電力を供給可能とする電源を設け、上記
駆動手段への電源からの電力供給をオン、オフ可能とさ
せる手持式スイッチを設け、上記電源側に対し上記手持
式スイッチ側を磁力により接続させる一方、この磁力を
克服して上記電源側から上記手持式スイッチ側を離脱可
能とさせ上記駆動手段への電力供給をオフさせる断接ス
イッチを設けてある。
【0063】このため、車体の立乗り台上の遊戯者が手
持式スイッチを操作して遊戯車を走行駆動させていると
き、何らかの理由で、遊戯者が上記手持式スイッチを把
持したまま車体から離脱したときには、上記断接スイッ
チは上記手持式スイッチ側からその磁力に対抗した外力
を受けて、この手持式スイッチ側を車体の電源側から離
脱させる。
【0064】このため、上記駆動手段への電源からの電
力供給がオフされて、遊戯車の無人による駆動走行が阻
止されると共に、上記手持式スイッチと電源との互いの
接続系統が破損することが防止される。
【0065】よって、上記遊戯車を用いての遊戯が改め
て直ちにできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の後部分拡大断面図である。
【図2】遊戯車の側面図である。
【図3】遊戯車の背面図である。
【図4】遊戯車の部分破断平面図である。
【図5】図2の前部分拡大断面図である。
【図6】図1で示したものの平面断面図である。
【符号の説明】
1 遊戯車 2 車体 3 立乗り台 4 ハンドル 5 固着具 14,16 支承手段 15,17 車輪 18 走行路面 24 軸心 26 車軸 29,32 回動中心 36 車体中心面 37 垂線 40 駆動手段 44 固定式スイッチ 45 手持式スイッチ 47 電源 48 制御手段 51 断接スイッチ α 傾角 β 操向角
フロントページの続き (72)発明者 西野 徳英 静岡県浜松市元城町115番地の1 株式会 社ワイ・イー・シー内 Fターム(参考) 3D012 BA01 BB02 BH06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体が、前後方向に長く延びてその上面
    に遊戯者を立乗り可能とさせる立乗り台を備え、この立
    乗り台に支承されて走行路面上に上記立乗り台を支持す
    る前、後車輪を設け、これら前、後車輪のうち少なくと
    もいずれか一方の車輪を操向自在にすると共に、少なく
    ともいずれか一方の車輪を回転駆動可能とさせる駆動手
    段を設けた立乗り式自走遊戯車において、 上記車体の正面視で、上記前、後車輪の車軸の軸心に対
    する垂線に対し、上記車体が傾くよう回動可能とし、こ
    の車体を上記垂線に対し傾けたとき、その傾角の大きさ
    に応じて上記駆動手段の出力の大きさを増減させるよう
    この駆動手段を制御する制御手段を設けた立乗り式自走
    遊戯車。
  2. 【請求項2】 上記垂線に対し一側方に車体が傾いたと
    き、その傾いた側にこの車体が操向されるようにした請
    求項1に記載の立乗り式自走遊戯車。
  3. 【請求項3】 上記車体が、上記立乗り台の前部から上
    方に向い突出してその突出部を遊戯者が把持可能なハン
    ドルを備え、上記立乗り台に対し上記ハンドルを着脱自
    在に支持させた請求項1、もしくは2に記載の立乗り式
    自走遊戯車。
  4. 【請求項4】 上記車体に支持されて上記駆動手段に電
    力を供給可能とする電源を設け、上記駆動手段への電源
    からの電力供給をオン、オフ可能とさせる手持式スイッ
    チを設け、上記電源側に対し上記手持式スイッチ側を磁
    力により接続させる一方、この磁力を克服して上記電源
    側から上記手持式スイッチ側を離脱可能とさせ上記駆動
    手段への電力供給をオフさせる断接スイッチを設けた請
    求項1から3のうちいずれか1つに記載の立乗り式自走
    遊戯車。
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