JP2001224136A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JP2001224136A
JP2001224136A JP2000357301A JP2000357301A JP2001224136A JP 2001224136 A JP2001224136 A JP 2001224136A JP 2000357301 A JP2000357301 A JP 2000357301A JP 2000357301 A JP2000357301 A JP 2000357301A JP 2001224136 A JP2001224136 A JP 2001224136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特願平11−125809号記載の充電器で
は、携帯型電子機器を安定的に保持・固定するために突
起を設けているが、その大きさが大きければ、挿抜時は
突起が障害となり携帯型電子機器の挿抜がしにくく、ま
た突起の大きさが小さければ充電しながらデータ通信を
行う場合は、突起による携帯型電子機器の保持・固定力
が弱く、携帯型電子機器に好適に用いられているストラ
ップの重さによっては、ホルダー部から倒れてしまう恐
れがあった。 【解決手段】 ACアダプタ部1にはロック爪押出突起
20を設け、かつホルダー部3にはロック爪押出突起2
0により押し出され、携帯型電子機器を保持するロック
爪21を設けることで携帯型電子機器の挿抜を容易にす
ると共に、データ通信時等の携帯型電子機器の保持・固
定力を向上させた充電器を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電子機器等
を充電する充電器に関するものであり、詳しくは携帯型
電子機器等を使用してデータ通信を行いながら充電可能
な充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や、PHS(簡易型無線
電話機)、PDA(携帯情報端末)といった携帯可能な
電子機器の市場が急速に広がっている。さらには、その
単体で、もしくはパーソナルコンピューターに接続する
ことで、電話回線を通じてデータ通信可能な電子機器端
末(以下、携帯型電子機器とする)も増えてきている。
【0003】しかしながら、携帯型電子機器等を使用し
てデータ通信を行う際には、その携帯型電子機器が内蔵
している電池寿命によりデータ通信可能時間が限定され
てしまう。
【0004】上述の課題を解決するために、従来は特開
平10−116666号に示すように携帯型電子機器を
モデムを通じてパーソナルコンピューターに接続すると
ともに、その携帯型電子機器をホルダー部(筐体)に載
せてホルダー部からの接続コネクタを差し込み、そし
て、そのホルダー部は別の接続コネクタ、接続ケーブル
を通じてACアダプタ部(給電アダプタ)に接続して、
このACアダプタ部のACプラグ(差し込み部)をコン
セントに差し込むことにより、電池切れを気にする必要
がなく、電池を充電するとともにデータ通信を行うこと
ができるようにしていた。
【0005】しかしながら、この仕組みでは、ACアダ
プタ部とホルダー部とが別々となっているため、ケーブ
ルやコネクタ等の部品点数が増え、コスト高になると共
に、スペースを取り、持ち運びに不便だという問題があ
った。またホルダー部とACアダプタ部とが一体となっ
た充電器は、従来より多数存在しているが、これらの充
電器ではデータ通信を行うことができなかった。このよ
うな充電器の例として特願平10−258860号が挙
げられる。
【0006】本願発明者は、この問題を解決するための
施策として、特願平11−125809号に示す発明を
提唱した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特願平11−125809号記載の仕組みでは、図
5〜図8に示すように、上述の課題を解決することはで
きているが、ホルダー部3に設けている突起Aについ
て、新たな課題が発生している。この突起Aは、携帯型
電子機器を安定的に保持・固定するためのものである
が、その大きさが大きければ、データ通信を行わない通
常の充電時(ホルダー部3はACアダプタ部1に対して
水平状態から直交状態までの90度回動自在であり、水
平状態を0度と定義すると、0度の場合もしくは60
度、90度でデータ通信を行わない場合)は、突起Aが
障害となり携帯型電子機器の挿抜がしにくいという課題
があった。また突起Aの大きさが小さければ、充電しな
がらデータ通信を行う場合(ホルダー部3はACアダプ
タ部1に対して水平状態から直交状態までの90度回動
自在であり、水平状態を0度と定義すると、60度また
は90度の場合)は、突起Aによる携帯型電子機器の保
持・固定力が弱く、携帯型電子機器に好適に用いられて
いるストラップ(携帯型電子機器を持ち運び容易とする
ための紐)等の重さによっては、ホルダー部3から倒れ
てしまう恐れがあった。
【0008】これを解決するには、突起Aの大きさを最
適にすれば良いという考え方もあるが、ホルダー部3が
回動自在で、ACアダプタ部1に対して複数の角度で固
定され、携帯型電子機器を保持・固定する必要がある
点、及び前述のストラップ等にどのような重さのものが
いくつ用いられるか、また用いられないかが不明な点、
等を考慮に入れると、最適な大きさを決めるのは容易で
はない。
【0009】また、突起8を設けることにより、携帯型
電子機器を確実に支えることができるが、ホルダー部3
をACアダプタ部1に対して水平状態とした際に、この
突起8は突出してしまうため、持ち運びの際に不便であ
ったり、不慮の事故により破損してしまう恐れがあり、
実用上万全とは言い難かった。
【0010】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、デ
ータ通信時等の携帯型電子機器の保持・固定力を向上さ
せた充電器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の充電器は、充電又は接続回路が内蔵され、一
側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続す
るACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部
と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電する
ホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダ
ー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタ
が露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられてお
り、前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けら
れ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起によ
り押し出され、携帯型電子機器を保持するロック爪が設
けられたことを特徴とするものである。
【0012】また、充電又は接続回路が内蔵され、一側
面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続する
ACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、
携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホル
ダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部
は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露
出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、前
記ACアダプタ部にはロック用突起が設けられ、かつ前
記ホルダー部には前記ロック用突起により携帯型電子機
器を保持するための孔もしくは切り欠きが設けられたこ
とを特徴とするものである。
【0013】これらによると、通常の使用状態において
携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、データ通信
時等の携帯型電子機器の保持・固定力を向上させた優れ
た充電器を提供することができる。
【0014】さらに、充電又は接続回路が内蔵され、一
側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続す
るACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部
と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電する
ホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダ
ー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタ
が露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられてお
り、前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けら
れ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起によ
り押し出され携帯型電子機器を保持するロック爪と前記
ロック爪を押し出す方向に付勢する弾性体とが設けられ
たことを特徴とするものである。
【0015】これによると、先の二つの充電器とは異な
り、水平状態での使用時においてもロック爪は押し出さ
れた状態で保持されているので、昨今の非常に軽量な携
帯型電子機器、特に携帯電話などを保持する場合におい
ても、充電端子の押圧に負けて不安定な状態になること
を防止して確実な保持をすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明の実施の形態1に係る充電器を示す外観図であ
り、図2は中央断面図、図3は本発明の実施の形態2に
係る充電器を示す外観図であり、図4はその側面図であ
る。本実施の形態において、従来例と実質的に同一のも
のは、同一の番号を付与している。
【0017】(実施の形態1)図1、図2において、1
はACアダプタ部であり、充電制御を行う充電回路かも
しくは単に後述するACプラグ2と被充電対象の携帯電
話やPHSなどの携帯型電子機器7とを電気的に接続す
る接続回路を内部に備えている。
【0018】2はACプラグであり、AC商用電源に接
続されて携帯型電子機器へ電源供給を行っている。この
ACプラグ2は、ACアダプタ部1に対して水平に突出
した状態から内部に収納された状態までの180度回動
自在であり、水平に突出した状態を0度と定義すると、
0度、90度及び180度とした際に、特定の力でクリ
ック感を与えると共に保持・固定される。
【0019】3はホルダー部であり、携帯型電子機器7
を起立状に保持する。ホルダー部3の底側部には、携帯
型電子機器7の充電の際に用いる充電端子4が設けら
れ、両側部には、携帯型電子機器7を確実に所定の位置
・向きに挿入させるためのガイド突起5が設けられてい
る。このホルダー部3には、少なくとも携帯型電子機器
7のデータ通信用コネクタが露出される大きさの切り欠
き6が設けられている。このホルダー部3はACアダプ
タ部1に対して水平状態から直交状態までの90度回動
自在であり、水平状態を0度と定義すると、0度、60
度及び90度とした際に、特定の力でクリック感を与え
ると共に保持・固定される。
【0020】そして、20はロック爪押出突起であり、
ACアダプタ部1と一体成形されている。21はロック
爪であり、ホルダー部3に設けられている。このロック
爪21は、ホルダー部3がACアダプタ部1に対して0
度の時には、ホルダー部3の壁面と面一となっており、
ホルダー部3がACアダプタ1に対して60度または9
0度に固定されている時には、ロック爪押出突起20に
携帯型電子機器7を挿入するための空間へ付勢されて押
し出される可動式の構成となっている。これにより、携
帯型電子機器7の保持・固定が若干不安定となりやすい
角度(60度、90度)に固定する際には、ロック爪2
1により堅固に固定され、もともと携帯型電子機器7が
安定的に保持されているホルダー部3がACアダプタ部
1に対して0度の際には、ロック爪21がホルダー部3
の壁面と面一の状態となっているので、携帯型電子機器
7の挿抜が容易な使い勝手の良い充電器となっている。
【0021】この構成において、壁上のACコンセント
・延長コード・テーブルタップそれぞれに接続して使用
する場合について詳細に説明する。
【0022】ACコンセントに接続して使用する場合、
ACコンセントを通じて商用電源と接続されたACプラ
グ2はACアダプタ部1に対して90度の角度で保持・
固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1に対して9
0度の角度で保持・固定されている。ホルダー部3がA
Cアダプタ部1に対して90度となるまで回動されてい
る間に、ロック爪21はACアダプタ部1に設けられた
ロック爪押出突起20によって押圧され、ホルダー部3
の壁面に対して面一の状態から、突出した状態となって
いる。この状態で携帯型電子機器7をホルダー部3に載
せようとすると、ロック爪21の上面を携帯型電子機器
7がなぞるようにして挿入され、ロック爪21が携帯型
電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固定されると
共に、充電端子同士が接触することで携帯型電子機器7
に対する充電が開始される。この充電は、ACアダプタ
部1内部または携帯型電子機器7内部に設けられた充電
制御回路により満充電検出がなされるまで行われる。こ
の状態で、携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタに
接続ケーブルが接続されデータ通信が行われると、AC
アダプタ部1は、分岐回路等を用いて、電気的に商用電
源を用いてデータ通信を可能にすると共に、余剰電力を
用いて携帯型電子機器7の充電を行う。
【0023】なお、壁上のACコンセントにACプラグ
2を挿入して充電器を使用する場合には、充電器本体に
対して自体の重量と携帯型電子機器7などの重量とによ
る回転モーメントが作用し、ACプラグ2がACコンセ
ントから抜け落ちる可能性がある。これを解決するため
にACアダプタ部1のホルダー部3側に突出して弾性変
形により出入自在となる弾性押圧部材10を設けること
が望ましい。この弾性押圧部材10は、ACプラグ2が
ACコンセントに挿入されたときに、ACコンセントの
周囲の壁面に当接して押圧されることにより、その側面
とほぼ面一となる位置まで弾性的に没入され、外方への
復元力でACアダプタ部1に対しACプラグ2を支点と
して上方へ押し上げる方向に回転モーメントを付与する
ようになっている。これにより、携帯型電子機器7の装
着された充電器全体をACコンセントに支持させている
にも拘わらず、ACコンセント内で突っ張らせた状態と
されて大きな摩擦抵抗が付与されることにより、ACコ
ンセントからの抜脱を確実に防止できる。
【0024】ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部
1に対して90度の角度にした後に、携帯型電子機器7
をホルダー部3に載せるように説明したが、携帯型電子
機器7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に
対して90度の角度にすることも可能であることは言う
までもない。
【0025】次に延長コードに接続して使用する場合に
ついて説明する。延長コードを通じて商用電源と接続さ
れたACプラグ2はACアダプタ部1に対して0度の角
度で保持・固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1
に対して60度の角度で保持・固定されている。ホルダ
ー部3がACアダプタ部1に対して60度となるまで回
動されている間に、ロック爪21はACアダプタ部1に
設けられたロック爪押出突起20によって押圧され、ホ
ルダー部3の壁面に対して面一の状態から、突出した状
態となっている。この状態で携帯型電子機器7をホルダ
ー部3に載せようとすると、ロック爪21の上面を携帯
型電子機器7がなぞるようにして挿入され、ロック爪2
1が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固
定されると共に、充電端子同士が接触することで携帯型
電子機器7に対する充電が開始される。
【0026】この充電は、ACアダプタ部1内部または
携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により
満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯
型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが
接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部は、
分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ
通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子
機器7の充電を行う。
【0027】なお、本実施の形態においては、ACアダ
プタ部1に対するホルダー部3の角度を60度とした
が、データ通信用コネクタに接続されている接続ケーブ
ルに不要な負荷がかからず、かつ携帯型電子機器7を安
全に保持・固定できうる角度であれば良く、60度に限
ったものではないことは言うまでもない。
【0028】ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部
1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7
をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタ
に接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通
信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器
7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対し
て60度の角度にすることも可能であることは言うまで
もない。
【0029】次にテーブルタップに接続して使用する場
合について説明する。テーブルタップを通じて商用電源
と接続されたACプラグ2はACアダプタ部1に対して
90度の角度で保持・固定され、ホルダー部3はACア
ダプタ部1に対して60度の角度で保持・固定されてい
る。ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度と
なるまで回動されている間に、ロック爪21はACアダ
プタ部1に設けられたロック爪押出突起20によって押
圧され、ホルダー部3の壁面に対して面一の状態から、
突出した状態となっている。この状態で携帯型電子機器
7をホルダー部3に載せようとすると、ロック爪21の
上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、
ロック爪21が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込
み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触するこ
とで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。この
充電は、ACアダプタ部1内部または携帯型電子機器7
内部に設けられた充電制御回路により満充電検出がなさ
れるまで行われる。この状態で、携帯型電子機器7のデ
ータ通信用コネクタに接続ケーブルが接続されデータ通
信が行われると、ACアダプタ部は、分岐回路等を用い
て、電気的に商用電源を用いてデータ通信を可能にする
と共に、余剰電力を用いて携帯型電子機器7の充電を行
う。
【0030】なお、この場合においても、ACアダプタ
部1に対するホルダー部3の角度を60度としたが、デ
ータ通信用コネクタに接続されている接続ケーブルに不
要な負荷がかからず、かつテーブルタップの前後左右の
重量バランスが取れ、携帯型電子機器7を安全に保持・
固定できうる角度であれば良く、60度に限ったもので
はないことは言うまでもない。
【0031】ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部
1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7
をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタ
に接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通
信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器
7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対し
て60度の角度にすることも可能であることは言うまで
もない。
【0032】なお、本実施の形態においては、ホルダー
部3に切り欠き6を設けたが、同様の趣旨で、データ通
信用コネクタが露出される大きさの孔を空けるようにし
ても良いが、この場合には必ず携帯型電子機器7をホル
ダー部3に載せた後に、データ通信用コネクタに接続ケ
ーブルを接続する必要がある。
【0033】本実施の形態においては、ホルダー部3を
ACアダプタ部1に対して60度とした際も、90度と
した際も、ロック爪21の突出度合いは同等としている
が、これは適宜最適に変更できる。
【0034】(実施の形態2)図3、図4において、基
本的な構成は実施の形態1と同様であるので、同等の機
能を有するものには、同一の図番を振り、ここでは説明
を省略する。
【0035】本実施の形態において、実施の形態1と異
なる部分は、ロック爪21に変わる孔22を設けた点及
び、ロック爪押出突起20に変わるロック用突起23を
設けた点である。このロック用突起23はACアダプタ
部1と一体成形されている。
【0036】この孔22は、ホルダー部3がACアダプ
タ部1に対して0度の時には空壁が空いたままとなって
おり、ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度
または90度に固定されている時には、ロック用突起2
3が空壁を通して携帯型電子機器7の保持・固定ができ
るような孔の位置・サイズとなっている。ロック用突起
23は、携帯型電子機器7の保持・固定が若干不安定と
なりやすい角度に固定する際には、上述のように孔22
の空壁を通して携帯型電子機器7の保持・固定を行って
おり、もともと携帯型電子機器7が安定的に保持されて
いるホルダー部3がACアダプタ部1に対して0度の際
には、ホルダー部3には、ロック用突起23の突出がな
く、携帯型電子機器7の挿抜が容易な使い勝手の良い充
電器となっている。
【0037】この構成において、延長コードに接続して
使用する場合について詳細に説明する。延長コードを通
じて商用電源と接続されたACプラグ2はACアダプタ
部1に対して0度の角度で保持・固定され、ホルダー部
3はACアダプタ部1に対して60度の角度で保持・固
定されている。ホルダー部3がACアダプタ部1に対し
て60度となるまで回動されている間に、ロック用突起
23が孔22の空壁を通じてホルダー部3の空間へ突出
した状態となっている。この状態で携帯型電子機器7を
ホルダー部3に載せようとすると、ロック用突起23の
上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、
ロック用突起23が携帯型電子機器7の対応部分にはま
り込み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触す
ることで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。
【0038】この充電は、ACアダプタ部1内部または
携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により
満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯
型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが
接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部は、
分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ
通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子
機器7の充電を行う。
【0039】なお、本実施の形態においては、ACアダ
プタ部1に対するホルダー部3の角度を60度とした
が、データ通信用コネクタに接続されている接続ケーブ
ルに不要な負荷がかからず、かつ携帯型電子機器7を安
全に保持・固定できうる角度であれば良く、60度に限
ったものではないことは言うまでもない。
【0040】ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部
1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7
をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタ
に接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通
信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器
7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対し
て60度の角度にすることも可能であることは言うまで
もない。
【0041】本実施の形態において、壁上のACコンセ
ントにACプラグを挿入した場合、及びテーブルタップ
に接続した場合の説明は省略するが、実施の形態1で示
したものと同等の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0042】なお、本実施の形態においては、ホルダー
部3に切り欠き6を設けたが、同様の趣旨で、データ通
信用コネクタが露出される大きさの孔を空けるようにし
ても良いが、この場合には必ず携帯型電子機器7をホル
ダー部3に載せた後に、データ通信用コネクタに接続ケ
ーブルを接続する必要がある。
【0043】また、本実施の形態においては、孔22を
設けたが、これは、切り欠きとしても同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0044】(実施の形態3)図9、図10において、
基本的な構成は実施の形態1と同様であるので、同等の
機能を有するものには、ここでは説明を省略する。
【0045】図9は実施の形態1に示す構成の要部断面
図である。図10は本実施の形態の要部断面図である。
両図において、90はホルダー部、91はACアダプタ
部、92はACプラグ、93は充放電制御を行う充電回
路または単なる接続回路であるプリント基板、94及び
104はロック爪、96は充電端子である。
【0046】95及び105はロック爪を付勢している
弾性体である板バネであるが、その付勢している方向が
異なっている。図9の板バネ95は水平状態の際にはロ
ック爪94を凹ます方向に付勢されている。これによ
り、ホルダー部への携帯型電子機器の挿抜が容易だとい
う利点が生じる。
【0047】これに対して図10に示す板バネ105は
ロック爪104を押し出す方向に付勢している。本構成
が必要となる理由を簡単に説明する。
【0048】携帯型電子機器の中でも主要な携帯電話・
PHSなどは、昨今非常に軽量化してきている。一方、
その携帯型電子機器と充電器との電気的接触部である充
電端子は2端子あり、両端子に一定の押圧がかかること
で内部のプリント基板と接触してはじめて充電可能とな
るものも少なくなかった。また内部のプリント基板と充
電端子が常時導通しているものにおいても、一定以上の
押圧がないとちょっとした衝撃で充電が不安定となって
しまう可能性があった。
【0049】従って、図10に示したように水平状態に
おいても板バネ105によりロック爪104を押し出す
構成としておけば、携帯型電子機器をロック爪104に
より安定的に保持・固定することができるので、上記の
課題を解決して、非常に軽量な携帯型電子機器を充電す
る際にも安定的に保持して、充電端子96に対して一定
以上押圧することが可能であるので安定的に充電するこ
とができる。
【0050】図10に示した構成によると、図9に示し
た構成と比べて、水平状態においてはロック爪が押し出
されているか否かの違いが生じているが、ホルダー部9
0とACアダプタ部91とが60度または90度の状態
の際には、携帯型電子機器を安定的に保持可能となるよ
うに、ロック爪押出突起によりロック爪94を押し出し
た状態に保持しており、異なるところは全くない。
【0051】本実施の形態においては、弾性体として板
バネを用いたが、他の弾性体、例えばコイルバネ等でも
同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0052】実施の形態1及び2で示した構成は、水平
状態の際にはロック爪は押し出されていないため、ホル
ダー部への携帯型電子機器の挿抜が容易だという利点が
あり、充電端子の押圧に負けない重量のある機器に対し
ては本構成を採用すれば良い。
【0053】一方、実施の形態3で示した構成は、水平
状態の際にもロック爪は弾性体で付勢されて押し出され
ているため、ホルダー部への携帯型電子機器の挿抜時に
はそのロック爪は凹むものの若干の抵抗感は残る。しか
しながら、従来の充電器と比較すると、遙かに挿抜は容
易である。昨今の非常に軽量化された携帯電話などで
は、一定の押圧は最低限必要な充電端子の押圧力に負け
て押し返されて不安定な状態になる可能性があり、本構
成による保持をすることが望ましい。
【0054】
【発明の効果】上記実施の形態における説明から明らか
なように、本発明によれば、充電しながらのデータ通信
が可能で、AC電源コード、そのコードブッシング及び
I/Oコネクタ用ボディなどのAC商用電源に接続する
ための構成を削減できるのでコストを大幅に低減でき、
ACアダプタ部に対してホルダー部を90度とすること
で壁上のACコンセントに直接差し込むことができ、延
長コード、テーブルタップ等がなくても充電・データ通
信が可能で、携帯性に非常に優れた充電器を提供できる
だけでなく、ロック爪もしくはロック用突起を設けたの
で、通常の安定した使用状態(ホルダー部がACアダプ
タに対して0度で且つデータ通信を行わない状態)にお
いては携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、携帯
型電子機器が不安定な状態となりやすい角度にホルダー
部を固定する際には、携帯型電子機器の保持・固定力を
向上させられる優れた充電器を提供することができる。
【0055】また対象とする携帯型電子機器の状態・重
量に応じて、水平状態時にロック爪を押し出す、凹ます
状態のいずれかを選択することで、性能や使い勝手の良
い充電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における充電器の外観図
【図2】本発明の実施の形態1における充電器の中央断
面図
【図3】本発明の実施の形態2における充電器の側面図
【図4】本発明の実施の形態2における充電器の側面図
【図5】従来の充電器の外観図
【図6】ACコンセントを用いた使用状態の模式図
【図7】延長コードを用いた使用状態の模式図
【図8】テーブルタップを用いた使用状態の模式図
【図9】(a) 本発明の実施の形態1における充電器
の要部断面図 (b) 本発明の実施の形態1における充電器の要部断
面図
【図10】(a) 本発明の実施の形態3における充電
器の要部断面図 (b) 本発明の実施の形態3における充電器の要部断
面図
【符号の説明】
1、91 ACアダプタ部 2、92 ACプラグ 3、90 ホルダー部 4、96 充電端子 5 ガイド突起 6 切り欠き 7 携帯型電子機器 10 弾性押圧部材 20 ロック爪押出突起 21、94、104 ロック爪 22 孔 23 ロック用突起 95、105 板バネ(弾性体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電又は接続回路が内蔵され、一側面に
    は前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するAC
    プラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯
    電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー
    部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充
    電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出さ
    れるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、 前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、
    かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押
    し出され、携帯型電子機器を保持するロック爪が設けら
    れたことを特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】 充電又は接続回路が内蔵され、一側面に
    は前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するAC
    プラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯
    電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー
    部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充
    電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出さ
    れるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、 前記ACアダプタ部にはロック用突起が設けられ、かつ
    前記ホルダー部には前記ロック用突起により携帯型電子
    機器を保持するための孔もしくは切り欠きが設けられた
    ことを特徴とする充電器。
  3. 【請求項3】 充電又は接続回路が内蔵され、一側面に
    は前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するAC
    プラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯
    電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー
    部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充
    電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出さ
    れるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、 前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、
    かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押
    し出され携帯型電子機器を保持するロック爪と前記ロッ
    ク爪を押し出す方向に付勢する弾性体とが設けられたこ
    とを特徴とする充電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7075779B2 (en) 2003-04-09 2006-07-11 Friwo Mobile Power Gmbh Voltage transformer with hinged housing
WO2008053679A1 (fr) * 2006-11-02 2008-05-08 Megachips Corporation Dispositif de socle
JP2009523403A (ja) * 2006-01-07 2009-06-18 アニフィックス カンパニイ ジーエムビーエイチ 小型電気器具用プラグ差込み式充電ステーション

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