JP2001221055A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JP2001221055A
JP2001221055A JP2000031967A JP2000031967A JP2001221055A JP 2001221055 A JP2001221055 A JP 2001221055A JP 2000031967 A JP2000031967 A JP 2000031967A JP 2000031967 A JP2000031967 A JP 2000031967A JP 2001221055 A JP2001221055 A JP 2001221055A
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cooling
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muffler
duct
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Shinichi Saito
真一 斉藤
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効率が高く、温態時の再始動性にも優れ
たエンジン発電機を提供する。 【解決手段】 エンジン2と発電機3、マフラー4およ
び冷却ファン5とを筐体1内に収容したエンジン発電機
において、冷却ファン5の風下側に、エンジン2を収容
した冷却ダクト24と、マフラー4を収容した冷却ダク
ト25とを別個に形成する。エンジン2とマフラー4
は、異なる冷却ダクト24,25内にて個別に冷却さ
れ、両者を同一ダクト内で冷却する場合に比して、マフ
ラー4を効率良く冷却できる。また、エンジン停止後に
おいても、マフラー4の余熱が異なる冷却ダクト24内
にあるエンジン2側に直接伝達されない。このため、マ
フラー4の余熱がキャブレター9に伝わりにくく、温態
時の再始動性の向上が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体にエンジンと
発電機およびマフラーを収容してなるエンジン発電機に
関し、特に、エンジンによって駆動される冷却ファンに
より前記エンジン等を冷却するエンジン発電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンとエンジンにより駆動される発
電機とを一体に配置したいわゆるエンジン発電機では、
運転音低減のため、エンジン等を遮音用の筐体に収容し
たものが広く使用されている。このようなエンジン発電
機では、静粛性の要求から開口部をできる限り小さくす
る必要がある反面、筐体内の冷却性を考慮すると開口部
はできる限り大きい方が望ましい。そこで、これらの相
反する要求を満たすべく、筐体内にエンジンによって駆
動される冷却ファンを設け、外部から筐体内に空気を取
り入れて強制循環させ、エンジン等の冷却効率の向上を
図る構成が採られる場合が多い。
【0003】特開平11―36880号公報には、この
ような冷却ファンを用いたエンジン発電機において、冷
却効率の向上を図ったものが開示されており、そこで
は、発電機、エンジン、マフラーをこの順に並べてダク
トで覆い、ダクトの発電機側から冷却風を導入する構成
が提案されている。この場合、外部から導入された冷却
風は、比較的温度の低い発電機を先に冷却した後、温度
の高いエンジン、マフラーを順に冷却して外部に排出さ
れる。従って、当該エンジン発電機では、前記順序の冷
却により発電機内部を効率良く冷却することができ、さ
らに、ダクトと筐体により2重の遮音効果が発揮される
旨記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、筐体内をフ
ァンを用いて強制的に冷却しても、エンジン停止後はフ
ァンもまた停止するため、冷却作用が働かない。従っ
て、最も高熱となっているマフラーの熱が、筐体あるい
はダクト内外に拡散する。すなわち、同一空間内にてエ
ンジンとマフラーを冷却する限り、たとえダクト内にエ
ンジン等を配置しても、マフラーの余熱が筐体内に拡散
することは避けられない。このため、マフラーの余熱が
エンジン停止後にキャブレターにも伝わり、温態時にお
ける再始動性が悪化するという問題があった。また、キ
ャブレターをダクト外に配置しても、金属板1枚だけで
隔てられた部位には熱が伝導しやすく、キャブレターの
防熱効果という点では十分とは言えなかった。
【0005】また、前述の公報の発電機では、エンジン
を冷却した後の空気によりマフラーを冷却する構成とな
るため、外気により直接マフラーを冷却する場合に比し
て、冷却効率が低くならざるを得ないという問題もあっ
た。
【0006】本発明の目的は、冷却効率が高く、また、
温態時の再始動性にも優れたエンジン発電機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン発電機
は、エンジンと、前記エンジンによって駆動される発電
機と、前記エンジンの後段に配設されたマフラーと、前
記エンジンによって駆動される冷却ファンとを筐体内に
収容してなるエンジン発電機であって、前記エンジンを
収容して前記筐体内の前記冷却ファンの風下側に形成さ
れ、前記冷却ファンから供給される冷却風によって前記
エンジンを冷却する第1の冷却ダクトと、前記マフラー
を収容して前記筐体内の前記冷却ファンの風下側に前記
第1の冷却ダクトと別個に形成され、前記冷却ファンか
ら供給される冷却風によって前記マフラーを冷却する第
2の冷却ダクトとを有することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、エンジンとマフラーを異
なる冷却ダクト内にて冷却するので、両者を同一ダクト
内で共に冷却する構成に比して、マフラーを効率的に冷
却することが可能となる。また、エンジン停止後におい
ても、マフラーの余熱が異なる冷却ダクト内にあるエン
ジン側に直接伝達されないので、高温となっているマフ
ラーの余熱によってエンジンの冷却が阻害されるのを抑
制できる。さらに、マフラーの余熱がキャブレターに伝
わりにくくなり、キャブレターの温度上昇が抑制され、
温態時の再始動性の向上が図られる。加えて、第1およ
び第2の冷却ダクトの形成に伴い、エンジンをダクトに
て囲むことができ、エンジンに対する防音効果が高めら
れ、発電機全体の静音化が図られる。
【0009】また、前記エンジン発電機に、前記発電機
からの出力を制御するインバータユニット等の制御ユニ
ットをさらに設け、前記制御ユニットの少なくとも一部
を前記第2の冷却ダクト内に配設して、前記制御ユニッ
トを前記第2の冷却ダクト内を流通する前記冷却風によ
って冷却するようにしても良い。
【0010】これにより、制御ユニットを積極的に冷却
することができ、制御回路の機能を良好に維持し、発電
効率の向上が図られる。
【0011】さらに、前記第1および第2冷却ダクト
を、前記エンジン発電機の水平方向に沿って左右に並設
しても良く、また、前記エンジン発電機の垂直方向に沿
って上下に並設しても良い。この場合、冷却ダクトを水
平方向に配置すれば、高さ方向の寸法を抑えることがで
き、また、冷却ダクトを上下方向に配置すれば幅方向の
寸法を抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本
発明の実施の形態1であるエンジン発電機を上方から見
た場合の内部構成を示す説明図、図2は図1のエンジン
発電機をX方向から見た場合の内部構成を示す説明図、
図3は図1のY−Y線に沿った断面におけるエンジン発
電機内部の概要を示す説明図である。
【0013】本実施の形態のエンジン発電機は、エンジ
ンによって発電機を駆動するタイプの発電装置であり、
合成樹脂製の筐体1内にエンジン2や発電機3、マフラ
ー4、冷却ファン5等を収容した構成となっている。当
該発電機では、冷却ファン5の後段側にインナーカバー
A,Dと隔壁B,Cによって2つの冷却ダクトが形成され
ており、エンジン2とマフラー4は各々異なるダクト内
に配設され個別に冷却されるようになっている。
【0014】筐体1は、ポリプロピレン製の本体カバー
1aと、ナイロン製のリアカバー1bおよびメンテナン
スドア1cとからなる。この場合、本体カバー1a内に
は概ね、エンジン2と発電機3および冷却ファン5が、
また、リアカバー1b内には主としてマフラー4が収容
される。さらに、本体カバー1aの底部には、板金製の
ベース6が取り付けられている。ベース6上には、防振
材7が配設されており、この防振材7上にエンジン2が
載置される。
【0015】エンジン2は4サイクルのガソリンエンジ
ンであり、エアクリーナー8を介して取り入れた空気を
キャブレター9にて燃料との混合気とし、それを燃焼・
爆発させてクランクシャフト10から回転出力を得るよ
うになっている。そして、クランクシャフト10の回転
により、図1においてエンジン2の右側に配されたアウ
タロータ型の多極発電機である発電機3が駆動され発電
が行われる。一方、エンジン2から排出される排気ガス
は、図1にてエンジンの左側に配されたマフラー4へと
送られ、排気音の低減が図られた後、排気口4aから装
置外へと排出される。
【0016】発電機3は、クランクシャフト10と一体
に固着されフライホールとしても機能する有底円筒状の
アウタロータ11が、ステータ12側のコイル13の周
囲にて回転することにより発電が行われる。アウタロー
タ11は、エンジン2側が開口した状態で配設され、そ
の周壁内周面には、複数個のマグネット14が周方向に
沿って取り付けられている。また、ステータ12は、放
射状に突出形成された複数のヨークにコイル13を巻回
したステータコア15を有している。ステータコア15
は、エンジン2のクランクケース側壁16に固定され、
アウタロータ11の内周側に収容される。
【0017】コイル13に発生した起電力は、インバー
タユニット(制御ユニット)17に送られ、所定の周波
数の交流に変換されコントロールパネル18から出力さ
れる。この場合、当該発電機では、インバータユニット
17にて周波数変換して電力供給を行うため、出力周波
数保持のため負荷の大小にかかわらずエンジン回転数を
一定に保つ必要がない。このため、エンジン2を負荷に
応じて適宜最適な条件で運転できるため、大負荷時を除
きエンジン回転数を従来よりも低く抑えることが可能と
なり、運転音の低減や燃費の向上を図ることが可能とな
る。
【0018】アウタロータ11の底壁背面(エンジン2
とは反対面)には、冷却ファン5が取り付けられてお
り、当該発電機では、冷却ファン5は発電機3と共にフ
ァンカバー19内に収容されている。冷却ファン5は、
クランクシャフト10の回転によりアウタロータ11と
一体となって回転し、図1においてファンカバー19の
右方より外気を取り入れエンジン2側に向かって冷却風
を供給する。
【0019】さらに、ファンカバー19の外側には、リ
コイルスタータ20が設けられている。リコイルスター
タ20には、ロープ21が巻装されたホイール22と冷
却ファン5との間を、連結・解放するクラッチ機構23
が設けられている。そして、ロープ21を手動にて引っ
張ることによりホイール22が回転し、それに伴いクラ
ッチ機構23が連結され冷却ファン5が回転する。これ
により、クランクシャフト10が回転され、エンジン2
の始動が行われる。
【0020】一方、本発明によるエンジン発電機では、
図1に示したように、冷却ファン5の風下側(図1にお
いて左側)には、インナーカバーA,D、隔壁B,Cおよ
びインバータユニット17とによって2つの冷却ダクト
24,25が設けられている。この場合、筐体1内には
まず、エンジン2とマフラー4を覆うと共に、インバー
タユニット17が取り付けられたインナーカバーDとイ
ンナーカバーAが設けられている。また、インナーカバ
ーA,Dの内部にはさらに隔壁B,Cが設けられている。
これにより、インナーカバーA,Dの内部は2室に区分
され、各区画により冷却ダクト24,25が形成され
る。すなわち、当該エンジン発電機では、冷却ダクト2
4,25が、エンジン発電機を通常に設置した場合にお
ける水平方向に沿った形で並設されることになる。
【0021】図4は冷却ダクト24,25の構成を模式
的に示した説明図である。このうち冷却ダクト24(第
1の冷却ダクト)は、インナーカバーAと隔壁B,Cに
よって形成され、ファンカバー19の図1において左端
側から筐体1の後端(図1において左端)へと延びてい
る。そして、その中にはエンジン2が配設される。これ
に対し冷却ダクト25(第2の冷却ダクト)は、インナ
ーカバーDと隔壁B,Cおよびインバータユニット17
の壁面によって形成され、ファンカバー19の図1にお
いて左端上部から筐体1の後端へと延びている。そし
て、その中にはマフラー4が配設される。
【0022】従って、当該エンジン発電機では、冷却フ
ァン5から供給される冷却風は、図1に示したように、
ファンカバー19から2つの流路に分割されて筐体1内
を流通し、各流路内の部材を個別に冷却する。つまり、
冷却ダクト24に供給された冷却風は、エンジン2を冷
却して筐体1の後端から排出される。一方、冷却ダクト
25に供給された冷却風は、まずインバータユニット1
7を冷却した後、マフラー4を冷却して筐体1の後端か
ら排出される。このため、本エンジン発電機では、エン
ジンと共に同一ダクト内でマフラーを冷却する構成に比
して、マフラー4を効率的に冷却することが可能とな
る。
【0023】また、エンジン停止後においても、マフラ
ー4の余熱は冷却ダクト25内を拡散し、直接エンジン
2側には伝達されない。従って、高温となっているマフ
ラー4の余熱によってエンジン2の冷却が阻害されるの
を抑制できる。さらに、当該発電機では、キャブレター
9はインナーカバーAの外側に配設されるため、マフラ
ー4とキャブレター9の間には、2枚の隔壁と冷却ダク
ト24が存在することになる。従って、マフラー4の余
熱がキャブレター9に伝わりにくくなり、キャブレター
9の温度上昇が抑制され、温態時の再始動性の向上を図
ることが可能となる。
【0024】一方、当該エンジン発電機では、冷却ダク
ト25の形成に際し、インバータユニット17を冷却ダ
クトの一部として用い、インバータユニット17の一部
が冷却ダクト25内に臨むように配置している。このイ
ンバータユニット17は比較的熱を持ちやすい装置であ
り、その放熱を疎かにすると回路の機能が損なわれる恐
れがある。そこで、本エンジン発電機では、インバータ
ユニット17を冷却ダクト25にて積極的に冷却するこ
とにより、インバータ回路を良好に維持し、発電効率の
向上を図っている。
【0025】また、筐体1内では、冷却ダクト24,2
5の形成に伴い、インナーカバーA,Dと隔壁B,Cによ
り、エンジン2を取り囲む壁が二重化される。このた
め、エンジン2に対する防音効果が高められ、発電機全
体の静音化が図られる。
【0026】(実施の形態2)ところで、本発明による
エンジン発電機では、エンジン2とマフラー4を個別に
冷却する構造であるため、冷却ダクト24,25の配置
を変更することにより、エンジン2やマフラー4等の部
品配置を適宜変更することができる。すなわち、エンジ
ン2やマフラー4の配列順序に対する規制がないため、
それらの配置に対する自由度が大きくなっている。
【0027】そこで、実施の形態2として、冷却ダクト
24,25を上下配置とし、インバータユニット17を
エンジン2の下部に配設した例を説明する。図5は、こ
のような実施の形態2であるエンジン発電機の構成を示
す説明図である。なお、実施の形態1と同様の部材、部
品等については同一の符号を付し、それらについての説
明は省略する。
【0028】図5のエンジン発電機では、インナーカバ
ーP内にその内部を上下方向に2室に区分する隔壁Qが
設けられており、隔壁Qの上側には冷却ダクト24が、
また、その下側には冷却ダクト25が形成されている。
すなわち、冷却ダクト24,25は、筐体1内にて、エ
ンジン発電機を通常に設置した場合における垂直方向に
沿って並設される形となる。そして、冷却ダクト24内
には、実施の形態1と同様にエンジン2が配設され、ま
た、冷却ダクト25内には、マフラー4とインバータユ
ニット17が配設される。この場合、インバータユニッ
ト17は冷却ダクト25内にその全部が収容される。
【0029】図5に示したように、当該実施の形態2に
おいても、冷却ファン5からの冷却風は、両ダクト2
4,25に上下方向に分割されて流入し、それぞれエン
ジン2やインバータユニット17、マフラー4等を冷却
して筐体1外へと排出される。従って、前述同様、エン
ジン2とマフラー4は個別に冷却され、効率良く冷却が
行われる。また、エンジン停止後もマフラー4の余熱が
エンジン2側に直接伝わることがない。
【0030】このように実施の形態2のエンジン発電機
では、冷却ダクト24,25を上下方向に配置している
ため、幅方向の寸法を抑えることができ、よりスリムな
発電機を提供することが可能となる。なお、これに対し
実施の形態1の構成の場合には、実施の形態2の構成よ
りも高さ方向の寸法を抑えることが可能となる。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0032】たとえば、前述の実施の形態ではエンジン
として4サイクルエンジンを使用した例を述べたが、こ
れに代えて2サイクルエンジンを使用しても良いことは
言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明のエンジン発電機によれば、冷却
ファンの風下側に、エンジンを収容した第1の冷却ダク
トと、マフラーを収容した第2の冷却ダクトとを別個に
形成したことにより、エンジンとマフラーを異なる冷却
ダクト内にて個別に冷却することが可能となり、両者を
同一ダクト内で共に冷却する構成に比して、マフラーを
効率的に冷却することが可能となる。従って、エンジン
の出力向上を図ることができると共に、マフラーの音や
赤熱防止が図られ、マフラーの機械的寿命を延ばすこと
が可能となる。
【0034】また、エンジン停止後においても、マフラ
ーの余熱が異なる冷却ダクト内にあるエンジン側に直接
伝達されないので、高温となっているマフラーの余熱に
よってエンジンの冷却が阻害されるのを抑制できる。さ
らに、マフラーの余熱がキャブレターに伝わりにくくな
り、キャブレターの温度上昇が抑制され、温態時の再始
動性の向上が図られる。加えて、第1および第2の冷却
ダクトの形成に伴い、エンジンをダクトにて囲むことが
できるため、エンジンに対する防音効果が高められ、発
電機全体の静音化を図ることが可能となる。
【0035】一方、インバータユニットを第2の冷却ダ
クトに臨ませて、あるいは第2の冷却ダクト内に配設す
ることにより、インバータユニットを第2の冷却ダクト
にて積極的に冷却することができ、制御回路の機能を良
好に維持し、発電効率の向上を図ることが可能となる。
【0036】さらに、第1および第2冷却ダクトを水平
方向に沿って左右に並設することにより、高さ方向の寸
法を抑えることができ、また、第1および第2冷却ダク
トを垂直方向に沿って上下に並設することにより幅方向
の寸法を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるエンジン発電機を
上方から見た場合の内部構成を示す説明図である。
【図2】図1のエンジン発電機をX方向から見た場合の
内部構成を示す説明図である。
【図3】図1のY−Y線に沿った断面におけるエンジン
発電機内部の概要を示す説明図である。
【図4】図1のエンジン発電機における冷却ダクトの構
成を模式的に示した説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2であるエンジン発電機の
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 エンジン 3 発電機 4 マフラー 5 冷却ファン 17 インバータユニット 24 冷却ダクト(第1の冷却ダクト) 25 冷却ダクト(第2の冷却ダクト) A,D インナーカバー B,C 隔壁 P インナーカバー Q 隔壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、前記エンジンによって駆動
    される発電機と、前記エンジンの後段に配設されたマフ
    ラーと、前記エンジンによって駆動される冷却ファンと
    を筐体内に収容してなるエンジン発電機であって、 前記エンジンを収容して前記筐体内の前記冷却ファンの
    風下側に形成され、前記冷却ファンから供給される冷却
    風によって前記エンジンを冷却する第1の冷却ダクト
    と、 前記マフラーを収容して前記筐体内の前記冷却ファンの
    風下側に前記第1の冷却ダクトと別個に形成され、前記
    冷却ファンから供給される冷却風によって前記マフラー
    を冷却する第2の冷却ダクトとを有することを特徴とす
    るエンジン発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジン発電機におい
    て、前記エンジン発電機は、前記発電機からの出力を制
    御する制御ユニットをさらに有し、前記制御ユニット
    は、少なくともその一部が前記第2の冷却ダクト内に配
    設され前記第2の冷却ダクト内にて冷却されることを特
    徴とするエンジン発電機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のエンジン発電機
    において、前記第1および第2冷却ダクトは、前記エン
    ジン発電機の水平方向に沿って左右に並設されてなるこ
    とを特徴とするエンジン発電機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のエンジン発電機
    において、前記第1および第2冷却ダクトは、前記エン
    ジン発電機の垂直方向に沿って上下に並設されてなるこ
    とを特徴とするエンジン発電機。
JP2000031967A 2000-02-09 2000-02-09 エンジン発電機 Pending JP2001221055A (ja)

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