JP2001219944A - 易開口性パウチおよびその製造方法 - Google Patents

易開口性パウチおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】横方向に直線的に引き裂くことができ、かつ製
造コストが嵩まない易開口性パウチの製造方法の提供に
ある。 【解決手段】最内層がシーラント層でなる二層以上の複
合フィルムの周縁を熱接着し、その側縁の熱接着部の頭
部または底部近傍に、少なくとも最外層フィルムに直線
状の切り込み22を設け、切り込み22の一端もしくは
両端の熱接着部12にIノッチ20を設ける易開口性パ
ウチ1の製造方法であって、ノッチ20及び切り込み2
2を一本のレーザーによる一走査で設け、その走査速度
を一定とし、その出力をIノッチ20予定部では大き
く、切り込み22予定部では小さくするか、その走査出
力を一定とし、その速度をノッチ予定部では遅く、切り
込み予定部では速くする易開口性パウチの製造方法とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引裂きにより開口
する易開口性パウチおよびその製造方法に関するもので
あり、特に引裂きのためのノッチと切り込みをレーザー
により設ける易開口性パウチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品類、医薬品、トイレタリー品
等の液体、固形物等を収容するものとして、高分子フィ
ルムをベースとし、最内層がシーラント層でなる複合ま
たは積層包装材を用いて、三方または四方シールした積
層包装袋が知られ、その開口(開封)は、頭部または底
部近傍でその側部のシール部に、VノッチあるいはIノ
ッチを施されていて、そのノッチを起点として袋の非接
着部を横方向に引き裂くことにより開口するものが多く
の分野で使用されている。
【0003】ところが、上記のようなノッチのみが施さ
れた袋では、その開口に際し、そのノッチを横方向に引
き裂くと、横方向に直線的に引き裂かれずに、意図しな
い方向、例えば斜めに破れたりすることがあり、特に内
容物が液体や粉体の場合は、内容物が零れたり、飛散し
たりするという問題があった。このような問題を解決す
る方法として、例えばVノッチの延長線上にレーザーや
カッター刃等で積層包装材の最外層のみに切り込みスリ
ットを形成する方法がある。
【0004】しかしながら上記のような切り込みスリッ
トの形成は、例えば積層包装材を作成するとき、すなわ
ち基材フィルムとシーラントフィルムをラミネートする
ためのニップローラーの直前の位置にカッター刃を設け
ることで形成され、Vノッチの形成は、上記で切り込み
スリットが形成された積層包装材をシールして袋化する
際(内容物充填前)に、例えばロータリーカッターで、
打ち抜き断裁と同時に形成される。すなわち切り込みス
リットとVノッチは、全く異なった工程で行われるた
め、そのVノッチとその延長線上で切り込みスリットが
一致しない場合が多く、よって、その開口に際し、予定
された横方向に直線的に引き裂かれず、斜めに引き裂か
れたりして、内容物が零れたり、飛散したりするという
問題のあるものであった。
【0005】上記のようなVノッチと切り込みスリット
が一致しないという問題を解決するものとして、例えば
実開昭61−662137号公報に開示されているもの
で、3層フィルムのシール部をフィルムの外縁から離れ
た位置に形成し、その外側に非接着のフィルム外辺部を
残し、その部分にVノッチを形成し、かつ表側のフィル
ムの前記Vノッチの延長線上にスリットを多数形成し、
前記切り込みスリットの形成方向に引き裂くことの可能
な密封袋がある。
【0006】しかしながら、上記密封袋での開口は、意
図しない方向、例えば斜めに引き裂かれてしまうという
問題点は解決されるが、多層フィルムの表側(最外層)
のフィルムに多数の切り込みスリットを形成するための
煩雑な操作等を必要とし、結果として密封袋の製造コス
トが嵩むという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、熱接着性の表面を有するフィルムを、該熱接着
性表面同士を重ね合わせ、その周縁を熱接着することに
よって内容物収納部を形成してなるパウチにおいて、そ
の周縁の熱接着部から意図した方向に、確実に引き裂く
ことができ、かつ製造コストが嵩まない易開口性パウチ
およびその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、熱接着性
の表面を有するフィルムを、該熱接着性表面同士を重ね
合わせ、その周縁を熱接着することによって内容物収納
部を形成してなるパウチであって、周縁の熱接着部から
内容物収納部にまたがるように、フィルムを貫通しな
い、レーザー加工による切り込みをパウチ表面に設け、
該切り込みの少なくとも一方の端に位置する熱接着部
に、該切り込みに連続させてフィルムを貫通する、レー
ザー加工によるノッチを設けたことを特徴とする易開口
性パウチとしたものである。
【0009】また、請求項2の発明では、熱接着性の表
面を有するフィルムを、該熱接着性表面同士を重ね合わ
せ、その周縁を熱接着することによって内容物収納部を
形成してなるパウチであって、周縁の熱接着部から内容
物収納部にまたがるように、フィルムを貫通しない切り
込みをパウチ表面に設け、該切り込みの少なくとも一方
の端に位置する熱接着部に、該切り込みに連続させてフ
ィルムを貫通するノッチを設けた易開口性パウチの製造
方法であって、前記切り込みおよびノッチを一本のレー
ザーによる一走査で設けることを特徴とする易開口性パ
ウチの製造方法としたものである。
【0010】また、請求項3の発明では、前記レーザー
による一走査で、その走査速度を一定とし、その出力を
ノッチ予定部では大きく、切り込み予定部では小さくす
ることを特徴とする請求項2記載の易開口性パウチの製
造方法としたものである。
【0011】また、請求項4の発明では、前記レーザー
による一走査で、その走査出力を一定とし、その速度を
ノッチ予定部では遅く、切り込み予定部では速くするこ
とを特徴とする請求項2記載の易開口性パウチの製造方
法としたものである。
【0012】上記請求項1、2、3または4の発明によ
れば、ノッチと切り込みを一本のレーザーによる一走査
で、その速度や出力の調整のみで形成するので、その形
成に煩雑さがなく、よって製造コストが嵩張らず、かつ
得られたノッチと切り込みが確実に直線的に一致するの
で、ノッチを起点として引き裂くと意図した方向に確実
に引き裂くことのできる易開口性パウチの製造方法を提
供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。本発明の易開口性パウチは、図1の平
面図に示すように、例えば最内層がシーラント層でなる
2層以上の四角形状の複合フィルム(10)の周縁の内
面が熱接着された四方シールタイプのパウチ(1)であ
って、その側縁の熱接着部(12)の頭部近傍に、最外
層フィルムに水平に直線状の切り込み(22)をレーザ
ー加工により設け、該切り込み(22)の一端部にIノ
ッチ(20)をレーザー加工により設けた易開口性パウ
チである。また、本発明の易開口性パウチの製造方法
は、このIノッチ(20)と直線状の切り込み(22)
をレーザーによる一走査で設ける製造方法である。
【0014】上記Iノッチ(22)は、側縁の熱接着部
(12)から内容物収納部(30)にまたがって設けら
れる直線状の切り込み(22)の両側端部に設けてもよ
く、また、そのIノッチ(20)と直線状の切り込み
(22)を側縁の熱接着部(12)の底部近傍に設けて
もよく、さらに頭部と底部の両方の近傍に設けても構わ
ない。
【0015】また、上記直線状の切り込み(22)を施
す面は、四方シールタイプのパウチの一方の面のみでも
よいが、図1のB−B断面図として図3に示すように、
レーザーによる切り込み(22)を四方シールタイプの
パウチ(1)の表側面(1a)と、この切り込み(2
2)と見当を合わせて裏側面(1b)にも設けてもよ
い。このように表裏両側面(1a,1b)に設けること
により、直線的な開口はよりし易くなる。
【0016】また、本発明の易開口性パウチの製造方法
に係わる易開口性パウチの形状として、図1に示す易開
口性パウチ(1)の底部熱接着部(14)のない、すな
わち底部で複合フィルム(10)が折り曲げられた三方
シールタイプのパウチ(図示せず)であってもよい。
【0017】さらにまた、本発明の易開口性パウチの他
の形状として、図2の平面図に示すように、例えば頭部
の熱接着部(16)に接着されていない突起状非接着部
(17)を設けて液体の注出口とする液体用詰替え容器
(2)があり、この液体用詰替え容器(2)の場合は、
頭部熱接着部(16)の最外層フィルムに水平に直線状
の切り込み(22)を設け、該切り込み(22)の一端
部にIノッチ(20)を設けた易開口性パウチであって
もよい。なお、図2の液体用詰替え容器(2)は、底部
に二つ折りフィルムからなる底部材(18)を用いた、
通称スタンディングパウチの形状である。
【0018】また、上記切り込み(22)の形状は、図
1のB−B断面図として図3に示すように、例えば最外
層の基材フィルム(10a)と最内層のシーラント層
(10b)とからなる複合フィルム(10)の場合、切
り込み(22)の深さは、複合フィルム(10)表面の
基材フィルム(10a)を貫通する程度でよく、最内層
のシーラント層(10b)を貫通しないようにしなけれ
ばならない。従って複合フィルム(10)としては、基
材フィルム(10a)と最内層のシーラント層(10)
との間にバリア層などを含む多層フィルムの方が切り込
み(22)の制御がし易く好ましい。
【0019】なお、本発明の易開口性パウチ(1)とし
ては、上記複合フィルム(10)のほか、熱接着性のフ
ィルム単体、あるいはフィルムの表面にヒートシールラ
ッカーを塗布したヒートシーラブルフィルムなど、熱接
着性の表面を有するものであれば、採用できるものであ
る。
【0020】また、本発明において、上記Iノッチ(2
0)および切り込み(22)は、上記事例のようにパウ
チの外形に対して水平方向に設けるほか、パウチの上部
角部やノズル形状にシールした変形シール部分を切り取
るような位置・方向に設けるようにすることもできる。
例えば図4に示す実施例は、方形パウチの上部角部を斜
めに切り取ることが可能なように、Iノッチ(20)お
よび切り込み(22)を設けたものである。このよう
に、本発明のノッチおよび切り込みは、熱接着部から内
容物収納部にまたがり、その切り込みに沿ってパウチを
開封すれば、内容物を取り出すことが可能となる位置に
設ければよい。
【0021】また、本発明における切り込み(22)
は、通常は直線状であるが、引き裂き性を著しく損なわ
ない範囲で、必要に応じて曲線状あるいは屈曲部分を有
するものとしてもよい。
【0022】本発明の易開口性パウチの製造に使用され
るレーザーとしては、例えばレーザー加工に使用される
レーザーのうち、連続またはパルス発振形式をもつ炭酸
ガスレーザー、YAGレーザー、エキシマレーザーなど
が挙げられる。
【0023】上記レーザーの中で、特に包装材料として
最外層となる基材フィルムが透明なポリエチレンテレフ
タレート、延伸ナイロンフィルム、ポリカーボネートフ
ィルムなどに吸収する波長10.63μm(赤外線)の
炭酸ガスレーザーが好適に使用できる。すなわち炭酸ガ
スレーザーの光を集光レンズで集光し、フィルム面に照
射することにより、そのフィルムの被照射部分を発熱、
溶融、あるいは分解、灰化などによってフィルム表面が
除去され、その除去の度合いによって切り込み(22)
あるいはIノッチ(20)を形成することができる。
【0024】以下に上記炭酸ガスレーザーを用いた本発
明の易開口性パウチの製造方法について具体的に説明す
る。
【0025】例えば図3の側断面図に示すように、厚さ
20μmの2軸延伸ナイロンフィルムを基材フィルム
(10a)とし、厚さ60μmの低密度ポリエチレンフ
ィルムをシーラント層(10b)とし、これらフィルム
をドライラミネーション用接着剤を介してラミネートし
て得られた複合フィルム(10)のシーラント層(10
b)同志をシールしたパウチの場合を例にとると、図1
の平面図に示すように、このパウチの側縁の熱接着部
(12)の頭部近傍のIノッチ(20)予定部に、出力
150Wで、繰り返し10KHZ でスポット系120μ
mの炭酸ガスレーザー光を照射する。この時の炭酸ガス
レーザー光の走査速度は、25m/分程度でIノッチ
(20)が形成される。続いて切り込み(22)予定部
ではその4倍即ち100m/分程度の走査速度で走査す
ると、図3に示すように、パウチ表面の最外層の基材フ
ィルム(10b)のみが除去されて切り込み(22)が
形成される。さらに例えば図3に示すように、パウチの
裏面からも切り込み(22)を入れる場合のIノッチ
(図示せず)の形成は、表裏面での走査速度をこの2倍
の50m/分程度とすればよいことになる。
【0026】本発明では、上記のように、レーザーによ
る一走査で、その走査出力を一定とし、その速度をノッ
チ予定部では遅く、切り込み予定部では速くすることに
よって、ノッチと切り込みを一直線上に形成することが
でき、よって両者を確実に直線的に一致させることがで
きる。
【0027】また、本発明では、レーザーによる一走査
で、その走査速度を一定とし、その出力をノッチ予定部
では大きく、切り込み予定部では小さくすることによっ
ても、ノッチと切り込みを一直線上に形成することがで
き、よって両者を確実に直線的に一致させることができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、熱接着性を表面に有するフ
ィルムを、該熱接着性表面同士を重ね合わせ、その周縁
を熱接着することによって内容物収納部を形成している
パウチであって、周縁の熱接着部から内容物収納部にま
たがるように、フィルムを貫通しない切り込みをパウチ
表面に設け、該切り込みの少なくとも一方の端に位置す
る熱接着部に、該切り込みに連続させてフィルムを貫通
するノッチを設けた易開口性パウチの製造において、そ
のノッチおよび切り込みを一本のレーザーによる一走査
で設けることによって、ノッチと切り込みを確実に一直
線上に形成することができるので、そのノッチを起点と
して引き裂くと予定された横方向に直線的に引き裂かれ
て、開口を容易に、確実にする易開口性パウチとその製
造方法を提供できる。
【0029】また、上記レーザーによる一走査で、その
走査速度を一定とし、その出力をノッチ予定部では大き
く、切り込み予定部では小さくするか、あるいはその走
査出力を一定とし、その速度をノッチ予定部では遅く、
切り込み予定部では速くするように、被照射物である包
装材あるいはパウチの搬送速度やレーザーの出力の調整
によって、ノッチと切り込みを確実に一直線上に形成す
ることができるので、生産に煩雑さのなく生産コストの
嵩張らない易開口性パウチの製造方法とすることができ
る。
【0030】従って本発明は、食品類、医薬品、トイレ
タリー品等の特に液体、粉末等を収容する高分子フィル
ムをベースとた包装袋で、引裂きにより開口する易開口
性パウチおよびその製造方法として、優れた実用上の効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の易開口性パウチの製造方法に係わる易
開口性パウチの一実施例の形態を平面で表した説明図で
ある。
【図2】本発明の易開口性パウチの製造方法に係わる易
開口性パウチの他の一実施例の形態を平面で表した説明
図である。
【図3】本発明の易開口性パウチの一実施例の形態を示
すもので、図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の易開口性パウチの他の一実施例の形態
を説明するための部分平面図である。
【符号の説明】
1‥‥四方シールタイプの易開口性パウチ 1a‥‥パウチの表側面 1b‥‥パウチの裏側面 2‥‥液体用詰替え容器 10‥‥複合フィルム 10a‥‥基材フィルム 10b‥‥シーラント層 12‥‥側縁の熱接着部 14‥‥底部熱接着部 16‥‥頭部熱接着部 17‥‥突起状非接着部 18‥‥底部材 20‥‥Iノッチ 22‥‥切り込み 30‥‥内容物収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱接着性の表面を有するフィルムを、該熱
    接着性表面同士を重ね合わせ、その周縁を熱接着するこ
    とによって内容物収納部を形成してなるパウチであっ
    て、周縁の熱接着部から内容物収納部にまたがるよう
    に、フィルムを貫通しない、レーザー加工による切り込
    みをパウチ表面に設け、該切り込みの少なくとも一方の
    端に位置する熱接着部に、該切り込みに連続させてフィ
    ルムを貫通する、レーザー加工によるノッチを設けたこ
    とを特徴とする易開口性パウチ。
  2. 【請求項2】熱接着性の表面を有するフィルムを、該熱
    接着性表面同士を重ね合わせ、その周縁を熱接着するこ
    とによって内容物収納部を形成してなるパウチであっ
    て、周縁の熱接着部から内容物収納部にまたがるよう
    に、フィルムを貫通しない切り込みをパウチ表面に設
    け、該切り込みの少なくとも一方の端に位置する熱接着
    部に、該切り込みに連続させてフィルムを貫通するノッ
    チを設けた易開口性パウチの製造方法であって、前記切
    り込みおよびノッチを一本のレーザーによる一走査で設
    けることを特徴とする易開口性パウチの製造方法。
  3. 【請求項3】前記レーザーによる一走査で、走査速度を
    一定とし、その出力をノッチ予定部では大きく、切り込
    み予定部では小さくすることを特徴とする請求項2記載
    の易開口性パウチの製造方法。
  4. 【請求項4】前記レーザーによる一走査で、走査出力を
    一定とし、その速度をノッチ予定部では遅く、切り込み
    予定部では速くすることを特徴とする請求項2記載の易
    開口性パウチの製造方法。
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