JP2001219631A - インクリボンガイド機構 - Google Patents

インクリボンガイド機構

Info

Publication number
JP2001219631A
JP2001219631A JP2000029137A JP2000029137A JP2001219631A JP 2001219631 A JP2001219631 A JP 2001219631A JP 2000029137 A JP2000029137 A JP 2000029137A JP 2000029137 A JP2000029137 A JP 2000029137A JP 2001219631 A JP2001219631 A JP 2001219631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
thermal head
guide mechanism
ink
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000029137A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Yorozu
秀紀 萬
Shigeto Tokuda
繁人 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2000029137A priority Critical patent/JP2001219631A/ja
Publication of JP2001219631A publication Critical patent/JP2001219631A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルヘッドの発熱素子の配列方向にかか
るインクリボンのテンションを、前記配列方向中央部に
集めることで、インクリボンの斜行搬送を防止すること
のできるインクリボンガイド機構を提供すること。 【解決手段】 走行するインクリボンが摺接する部位
を、そのインクリボン搬送方向に直交する断面において
サーマルヘッドの発熱素子の整列方向中央部が突出する
曲線状に形成したガイド部を有するインクリボンガイド
機構とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクリボンガイド
機構に係り、特に、記録に供されたインクリボンの斜行
搬送を防止して良好な巻取りを行なうことを可能とした
インクリボンガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラテンの前方に記録のための
用紙と、所望のインクを塗工したインクリボンとを支持
しておき、記録ヘッドとしての複数の発熱素子を整列配
置させたサーマルヘッドをキャリッジとともにプラテン
に沿って移動させながら、サーマルヘッドに整列配置さ
れた発熱素子を、記録情報に基づいて選択的に発熱させ
ることによりインクリボンのインクを転写して、用紙上
に所望の文字等の画像の記録を行う熱転写プリンタが、
高印字品質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容易性
等の理由により、コンピュータ、ワードプロセッサ等の
出力装置として多用されている。
【0003】このような熱転写プリンタに搭載されるリ
ボンカセットは、その本体ケース内に1対の回転自在な
リールを有しており、これらのリールには、インクリボ
ンがそれぞれ両端から巻回されている。そして、リボン
カセットが熱転写プリンタのキャリッジに装着される
と、一方のリールは、インクリボンをその走行方向下流
に配置されるサーマルヘッドに供給する供給側リールと
され、他方は、記録に供した部分のインクリボンを巻取
る巻取り側リールとされている。
【0004】この供給側リールと巻取り側リールの中間
部のリボン走行経路においては、前記インクリボンの一
部を前記本体ケースの外部に導出させており、このイン
クリボン導出部にはこのリボンカセットを熱転写プリン
タのキャリッジに装着した際に前記サーマルヘッドがイ
ンクリボンを介して用紙に対向するように配置される。
【0005】図2は、このインクリボン導出部における
サーマルヘッド部分の構造とインクリボンの位置関係を
示す説明図であり、図3は図2の3−3断面図である。
【0006】プリンタのサーマルヘッド11はプラテン
(図示せず)に沿って往復動自在とされたキャリッジ
(図示せず)に配設されたヘッド取付け台12のインク
リボン搬送方向における上流側(図中右側)に配設され
ており、そのサーマルヘッドのインクリボン搬送方向に
おける上流側端辺部には発熱素子13が整列配置されて
いる。この発熱素子13は前記サーマルヘッド11に電
気的に接続されたTAB14を介し、所望の記録情報に
基づいて選択的に発熱する発熱部として構成されてい
る。
【0007】また、ヘッド取付台12のインクリボン搬
送方向における下流側(図中左側)には、インクリボン
15が前記発熱部以外のサーマルヘッド部分に接触しな
いような搬送経路と、前記発熱部において記録に供され
た後のインクリボン15の巻取り搬送経路とを案内する
ためのガイド部16が形成されている。このガイド部1
6は、図3に示すように、前記発熱素子13の整列方向
に延在する一頂辺17が前記発熱部よりもサーマルヘッ
ド11のインクリボン接触面側に突出し、しかも、その
一頂辺17はインクリボン15の搬送方向下流側から見
た場合(図中矢印視点でみた場合)に、図4に示すよう
に、前記サーマルヘッド11の発熱素子13の形成面
(図中一点鎖線で示す)と平行なラインを描くように形
成されており、この水平方向に延在する一頂辺17に対
し、走行するインクリボン14が摺接するような構成と
されている。
【0008】ところで、良好な記録画像を得るために
は、インクリボン15を記録部に対し安定して供給する
ことが必須である。
【0009】そのため、従来から、例えば、供給側リー
ルと前記インクリボン導出部との間にテンション付与手
段を配設することで、インクリボン15に対して引き出
し負荷を与え、サーマルヘッド11がインクリボン15
および用紙を介してプラテンに圧接した時に余分なイン
クリボン15が引き出されてインクリボン15にしわ等
が入ったりすることを防ぐような工夫がなされていた。
【0010】前記テンション付与手段としては、例え
ば、リボンカセット内のインクリボン搬送経路に配設さ
れ、前記インクリボン導出部へ搬送されるインクリボン
15に対し、所定の引出し負荷(バックテンション)を
付与する供給用ピンチローラがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記供給用ピ
ンチローラの回転はプリンタのキャリッジに形成され
た、前記供給用ピンチローラが嵌合する供給用ローラ駆
動軸を介してこの供給用ローラ駆動軸を回転させる駆動
力により回転していたため、供給用ピンチローラの振れ
精度やギア系の回転むら等のメカニズムの状態により、
引出し負荷が変化してしまい、インクリボンが斜行して
インクリボン15の安定搬送ができなくなることがあっ
た。
【0012】また、熱昇華性インクリボンを使用する場
合、インクリボン15に供給される記録エネルギが大き
いため、その影響によりインクリボン15がダメージを
受けてインクリボンが前記発熱素子の整列方向にずれて
搬送される、いわゆる斜行という現象が生じ、巻取りが
安定しないという不具合が生じることもあった。
【0013】このインクリボン15の斜行は、インクリ
ボン15の前記発熱素子13の配列方向両端部のいずれ
かの側のテンションが勝ることにより、インクリボン1
5の搬送のバランスが崩れることにより生じる。
【0014】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、インクリボンの前記発熱素子の配列方向にかかるテ
ンションをその配列方向の中央部に集めることで、イン
クリボンの斜行搬送を防止することのできるインクリボ
ンガイド機構を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るインクリボンガイド機構は、プリンタのキ
ャリッジに配設されたサーマルヘッドのインクリボン搬
送方向下流側に形成され、インクリボンの搬送を案内す
るインクリボンガイド機構であって、走行する前記イン
クリボンが摺接する部位を、そのインクリボン搬送方向
に直交する断面においてサーマルヘッドの発熱素子の整
列方向中央部が突出する曲線状に形成したガイド部を有
することを特徴とし、さらには、前記曲線状は円弧状と
したことを特徴とするものである。
【0016】本発明のインクリボンガイド機構によれ
ば、サーマルヘッド近傍に配設されたガイド部の前記イ
ンクリボンが摺接する部位(面)をサーマルヘッドの発
熱素子の整列方向中央部が突出する曲線状に形成するこ
とにより、インクリボンの前記発熱素子の配列方向中央
部にかかるテンションをその両端部側にかかるテンショ
ンよりも高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るインクリボン
ガイド機構のガイド部の形状を示す説明図であり、従来
例を示す図4に対応するものである。なお、従来と同一
の構成部分については同一の符号を付して説明する。
【0018】本発明のインクリボンガイド機構のガイド
部16は、図1に示すように、走行する前記インクリボ
ン15が摺接する面(部位)1をサーマルヘッド11の
発熱素子13の整列方向中央部が突出する曲線状とし、
しかも、その摺接する部位1が前記発熱素子13の形成
面(図中一点鎖線で示す)よりもサーマルヘッド11の
インクリボン接触面側に突出するように形成されてい
る。なお、本実施形態においては、前記インクリボン1
5の摺接する面1は円弧状に形成されている。
【0019】本発明のインクリボンガイド機構によれ
ば、サーマルヘッド11近傍に配設されたガイド部16
の前記インクリボン15が摺接する面2をサーマルヘッ
ド11の発熱素子13の整列方向中央部が突出する曲線
状に形成することにより、インクリボン15の前記発熱
素子13の配列方向中央部にかかるテンションをその両
端部側にかかるテンションよりも高めることができる。
【0020】このような構成とすると、インクリボン1
5に負荷がかかったとき、常に前記ガイド部16に位置
するインクリボン15の前記発熱素子13の配列方向中
央部のテンションを大きくすることができるのでインク
リボン15には常に前記発熱素子13の配列方向中央に
集中しようとする力が働くこととなるため、斜行しにく
くなる。よって、インクリボン15の搬送が前記発熱素
子13の配列方向に上下することを防止することができ
る。
【0021】このようなテンションの付与によって安定
したインクリボン15の搬送を確保したことで、良好な
記録結果とインクリボン15の巻取りのむらをなくすこ
とが可能となった。
【0022】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るインクリ
ボンガイド機構は、インクリボンの斜行を防止して安定
したインクリボンの搬送を行なうことができ、良好な記
録結果を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクリボンガイド機構におけ
るガイド部材のインクリボンの摺接部位とサーマルヘッ
ドのインクリボン接触表面との位置関係を表すインクリ
ボンの搬送方向から説明図
【図2】 従来のインクリボンガイド機構とサーマルヘ
ッドおよびインクリボンの位置関係を示す説明図
【図3】 図2の3−3断面図
【図4】 図2のインクリボンガイド機構におけるガイ
ド部材のインクリボンの摺接部位とサーマルヘッドのイ
ンクリボン接触表面との位置関係を表すインクリボンの
搬送方向から説明図
【符号の説明】
1 (ガイド部の)インクリボン摺接面(部位) 11 サーマルヘッド 12 ヘッド取付台 13 発熱素子 14 TAB 15 インクリボン 16 (インクリボンガイド機構の)ガイド部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタのキャリッジに配設されたサー
    マルヘッドのインクリボン搬送方向下流側に形成され、
    インクリボンの搬送を案内するインクリボンガイド機構
    であって、走行する前記インクリボンが摺接する部位
    を、そのインクリボン搬送方向に直交する断面において
    サーマルヘッドの発熱素子の整列方向中央部が突出する
    曲線状に形成したガイド部を有することを特徴とするイ
    ンクリボンガイド機構。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部の曲線状は円弧であること
    を特徴とする請求項1に記載のインクリボンガイド機
    構。
JP2000029137A 2000-02-07 2000-02-07 インクリボンガイド機構 Withdrawn JP2001219631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029137A JP2001219631A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 インクリボンガイド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029137A JP2001219631A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 インクリボンガイド機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001219631A true JP2001219631A (ja) 2001-08-14

Family

ID=18554443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000029137A Withdrawn JP2001219631A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 インクリボンガイド機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001219631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1398161A2 (en) * 2002-09-12 2004-03-17 Eastman Kodak Company Preventing crease formation in a donor web in a dye transfer printer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1398161A2 (en) * 2002-09-12 2004-03-17 Eastman Kodak Company Preventing crease formation in a donor web in a dye transfer printer
EP1398161A3 (en) * 2002-09-12 2004-05-26 Eastman Kodak Company Preventing crease formation in a donor web in a dye transfer printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001199095A (ja) 両面印刷プリンタ
JP5509791B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2011093256A (ja) サーマルプリンタ
JP2001219631A (ja) インクリボンガイド機構
JP3473240B2 (ja) プリンタ装置
JP2006297682A (ja) 印画位置決め機構及びプリンタ
JP4619693B2 (ja) 通帳類の印刷装置及び印刷方法
JP3278121B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JP2951819B2 (ja) ラインサーマルラベルプリンタ
JPS61268468A (ja) 感熱式プリンタ
JP2001080150A (ja) 両面印刷用プリンタ
JP3448861B2 (ja) カードプリンタ反り矯正機構
JPH10100518A (ja) リボンカセット
JP2002254717A (ja) チューブプリンタ
JP2006346983A (ja) サーマルプリンタ
JP2001293940A (ja) 熱転写プリンタ
JP2975503B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JP2931178B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JP3032403B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JP5457020B2 (ja) 熱転写プリンタ
JP2004338108A (ja) リボンカセット、および印刷装置
JP2963599B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JPS6044440A (ja) インクドナ−シ−トのスキュ−防止装置
JPH09123494A (ja) 熱転写記録装置
JP5818249B2 (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041130