JP2001219478A - フィルム付きインナーライナーの製造方法および製造装置 - Google Patents

フィルム付きインナーライナーの製造方法および製造装置

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JP2001219478A
JP2001219478A JP2000029057A JP2000029057A JP2001219478A JP 2001219478 A JP2001219478 A JP 2001219478A JP 2000029057 A JP2000029057 A JP 2000029057A JP 2000029057 A JP2000029057 A JP 2000029057A JP 2001219478 A JP2001219478 A JP 2001219478A
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forming drum
film piece
cylindrical
inner liner
expanding
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Yuichiro Ogawa
裕一郎 小川
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Bridgestone Corp
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
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    • B29D30/30Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D30/3014Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application by sliding a preformed tubular layer over the drum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で安価でありながら、肉厚が均一で伸
び、しわの殆ど存在しないフィルム15付きインナーライ
ナー66を製造する。 【解決手段】 成形ドラム58の外側に筒状となった筒
状フィルム片15を外嵌させた後、該成形ドラム58を拡径
することで、筒状フィルム片15に成形ドラム58を密着さ
せるようにしているため、筒状フィルム片15に局部的な
伸びや縮み(しわ)が発生することはなく、また、筒状
フィルム片15と成形ドラム58との軸方向相対位置関係を
高精度とすることができ、製造されたフィルム付きイン
ナーライナー66の肉厚を均一とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム付きイ
ンナーライナーの製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タイヤ業界においては、タイヤ加
硫時間を短縮し、また、加硫作業を容易とするため、種
々の研究開発が行われ、例えば、特開平10ー2924
8号公報に記載されているようなブラダレス加硫方法が
提案された。
【0003】このものは、円筒状をなす薄膜体を同じく
円筒状をなすタイヤ材料の内周側に配置した状態で、薄
膜体の内側に加圧流体を導入することによって、その円
筒状の薄膜体及びタイヤ材料の軸線方向中間部を膨出変
形させて加硫前のグリンタイヤを成形し、この成形によ
って、グリンタイヤの内面全体及び同タイヤのビード部
の内側から外側にかけての部分を薄膜体で被覆し、次い
でこのグリンタイヤを密閉された金型内に装着した状態
で、グリンタイヤの内腔に熱圧媒体を供給して加硫を行
うようにした加硫方法である。
【0004】そして、前述の加硫方法に用いられる薄膜
体は、偏平な筒状のポリエチレンフィルムを、成形直後
の2枚のインナーライナー(ゴムシート)でサンドウィ
ッチとした状態で、一対の回転するカレンダーロール間
に供給し、圧着されたインナーライナーでフィルムの全
周囲を覆うことにより製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の薄膜体、即ちフィルム付きインナーライナー
を製造する際、フィルムは空中に浮いた状態でカレンダ
ーロール間に供給されるが、このフィルムは肉厚が0.01
〜 0.5mm程度と、極めて薄肉で容易に伸縮することがで
きるため、製造されたフィルム付きインナーライナーに
局部的な伸びや、しわが発生することがあるという問題
点がある。
【0006】また、前述のように極めて薄肉のフィルム
が空中に浮いた状態でカレンダーロール間に供給される
ため、供給時に蛇行することがあり、このように蛇行す
ると、製造されたフィルム付きインナーライナーの耳ゴ
ムの幅が変化し、フィルム付きインナーライナーの肉厚
が場所により異なってしまうという問題点もある。
【0007】さらに、フィルム付きインナーライナーを
製造するには、インナーライナーとフィルムとを圧着す
る特別なカレンダーロール(装置)が必要になり、装置
が複雑で高価となってしまうという問題点もある。
【0008】この発明は、簡単で安価でありながら、肉
厚が均一で伸び、しわの殆ど存在しないフィルム付きイ
ンナーライナーを製造することができる製造方法および
製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、所定
長の偏平な筒状フィルム片を全長に亘って拡開し筒状と
する工程と、該筒状となった筒状フィルム片を円筒状を
した成形ドラムの外側に外嵌する工程と、成形ドラムを
拡径して筒状フィルム片の内周に成形ドラムの外周を密
着させる工程と、回転している成形ドラムに帯状のイン
ナーライナーを供給することにより、該インナーライナ
ーを筒状フィルム片の外周に貼付ける工程とを備えるこ
とにより達成することができる。
【0010】ここで、前述した帯状のインナーライナー
を筒状フィルム片の外周に貼付ける工程の代わりに、予
め円筒状に成形されたインナーライナーを成形ドラム、
筒状フィルム片の外側に外嵌する工程と、成形ドラムを
さらに拡径し筒状フィルム片の外周にインナーライナー
を貼付ける工程とを備えることによっても達成すること
ができる。
【0011】前述した請求項1に係る発明によってフィ
ルム付きインナーライナーを製造する場合には、成形ド
ラムの外側に筒状となった筒状フィルム片を外嵌させた
後、該成形ドラムが拡径することで、筒状フィルム片の
内周に成形ドラムの外周を密着させるようにしているた
め、筒状フィルム片に局部的な伸びや縮み(しわ)が発
生することはない。この点は請求項3に係る発明も同様
である。
【0012】また、請求項1に係る発明においては、前
述のようにして筒状フィルム片に成形ドラムを密着させ
るようにしているため、これらの軸方向相対位置関係は
高精度となり、しかも、成形ドラムに供給されるインナ
ーライナーは筒状フィルム片より剛性が高いため、筒状
フィルム片とインナーライナーとの軸方向相対位置関係
も容易に高精度とすることができる。この結果、製造さ
れたフィルム付きインナーライナーの肉厚が均一とな
る。
【0013】一方、請求項3に係る発明においては、成
形ドラム、筒状フィルム片の外側に予め円筒状に成形さ
れたインナーライナー外嵌した後、成形ドラムをさらに
拡径して筒状フィルム片にインナーライナーを貼付ける
ようにしているため、これらの軸方向相対位置関係は高
精度となる。このようなことから請求項1に係る発明と
同様に、フィルム付きインナーライナーの肉厚を均一と
することができる。
【0014】さらに、請求項1、3に係る発明において
は、筒状フィルム片に対するインナーライナーの貼付け
を、グリーンタイヤの製造に用いる成形ドラムで行うこ
とができ、この結果、特別なカレンダー装置は不要とな
って装置全体が簡単かつ安価となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。図1において、11は厚さが0.
01〜 0.5mm程度の極めて薄肉であるプラスチック、例え
ばポリエチレンからなる連続した筒状フィルムであり、
この筒状フィルム11は偏平となるよう押し潰された状態
で多数回巻取られ、ロール12となっている。13はロール
12の前方に設置された第1コンベアであり、この第1コ
ンベア13はロール12から巻出された筒状フィルム11を前
方に向かって所定距離だけ間欠的に搬送する。この第1
コンベア13の直上には切断手段14が設置され、この切断
手段14は第1コンベア13の搬送が停止する度に、該第1
コンベア13上の筒状フィルム11を切断し、所定長の筒状
フィルム片15を次々と切り出す。
【0016】18は第1コンベア13の前方に設置された第
2コンベアであり、この第2コンベア18は後端部におい
て片持ちで支持された複数(ここでは4個)の細幅ベル
トコンベア19から構成され、これらの細幅コンベア19は
前後方向に延びるとともに、互いに幅方向に離れてい
る。そして、この第2コンベア18は、走行することで、
切り出された筒状フィルム片15を1個ずつ前方に向かっ
て搬送する。
【0017】21は後述する成形ドラムの軸線に平行に、
換言すれば前後方向に延びる一対の案内レールであり、
これらの案内レール21は第2コンベア18の直下から前方
に向かって延びるとともに、可動フレーム22の下面に固
定された図示していない複数のスライドベアリングが摺
動可能に係合している。これにより、可動フレーム22は
案内レール21に沿って前後方向に移動することができ
る。
【0018】図1、2において、前記可動フレーム22の
一側部でその上端部には前後方向に延びる回動ロッド23
が回動可能に支持され、この回動ロッド23の両端部には
可動フレーム22の幅方向中央に向かって延びる揺動アー
ム24の基端が固定されている。25は各揺動アーム24の先
端部に形成された長手方向に延びるスロットであり、こ
れらのスロット25には回動ロッド23に平行な取付けロッ
ド26の両端部がそれぞれ回動可能でかつ摺動可能に挿入
されている。
【0019】前記揺動アーム24間の取付けロッド26には
上下方向に延びる複数の吸着ロッド27の上端が固定さ
れ、これらの吸着ロッド27は前後方向に等距離離れて配
置されている。各吸着ロッド27の下端には図示していな
い真空源に連結された吸着カップ28が取り付けられ、こ
れらの吸着カップ28は第2コンベア18上に載置されてい
る筒状フィルム片15の上側中央部を吸着することができ
る。
【0020】回動ロッド23より一側の可動フレーム22に
は回動ロッド23に平行な回動ロッド31が回動可能に支持
され、この回動ロッド31に固定された複数のアーム32に
はそれぞれ吸着ロッド33が取り付けられている。ここ
で、これら吸着ロッド33はそれぞれ前記吸着ロッド27と
同一の前後方向位置に配置されるとともに、その先端に
は吸着カップ28と同様の吸着カップ34が取り付けられて
いる。そして、これらの吸着カップ34は第2コンベア18
上に載置された筒状フィルム片15の上側でその一側部を
吸着することができる。
【0021】また、可動フレーム22の他側部でその上端
部には回動ロッド23に平行な回動ロッ37が回動可能に支
持され、この回動ロッド37に固定された複数のアーム38
にはそれぞれ吸着ロッド39が取り付けられている。ここ
で、これら吸着ロッド39もそれぞれ前記吸着ロッド33と
同一の前後方向位置に配置されるとともに、その先端に
は吸着カップ34と同様の吸着カップ40が取り付けられて
いる。そして、これらの吸着カップ40は第2コンベア18
上に載置された筒状フィルム片15の上側でその他側部を
吸着することができる。
【0022】43は一端がアーム32の基端に設けられた突
起44に、他端が揺動アーム24の基端に設けられた突起45
に回動可能に連結された連結リンクであり、この連結リ
ンク43の一端には前記突起44に加えて、可動フレーム22
に支持されたシリンダ46のピストンロッド47の先端が連
結されている。一方、アーム38の基端に設けられた突起
48には可動フレーム22に支持されたシリンダ49のピスト
ンロッド50の先端が連結されている。
【0023】そして、前記シリンダ46、49が同期作動し
てピストンロッド47、50が共に引っ込むと、揺動アーム
24およびアーム32、38は同期して上方に揺動するため、
吸着カップ28、34、40は筒状フィルム片15の上側を吸着
しながら上昇する。このとき、揺動アーム24はその長さ
がアーム32、38より長いので、吸着カップ28が最も大き
く上昇する。
【0024】前述した回動ロッド23、31、37、揺動アー
ム24、吸着ロッド27、33、39、吸着カップ28、34、40、
アーム32、38、連結リンク43、シリンダ46、49は全体と
して、偏平な筒状フィルム片15の上側を吸着しながら持
ち上げて該筒状フィルム片15を全長に亘って拡開する上
拡開機構51を構成する。また、前記可動フレーム22の高
さ方向中央部には上拡開機構51と同様の構成で上下が逆
となった下拡開機構54が設けられているが、この下拡開
機構54は偏平な筒状フィルム片15の下側を吸着しながら
引き下げて該筒状フィルム片15を全長に亘って拡開す
る。
【0025】ここで、前記第2コンベア18上に載置され
ている筒状フィルム片15の下側を下拡開機構54によって
吸着するときには、該下拡開機構54の吸着ロッド27、3
3、39は細幅ベルトコンベア19間の間隙にそれぞれ位置
している。前述した上、下拡開機構51、54は全体とし
て、所定長の偏平な筒状フィルム片15を外側から保持し
ながら全長に亘って多角形、ここでは六角形の筒状に拡
開する拡開手段55を構成する。
【0026】58は前記第2コンベア18の前方に設置さ
れ、円筒状をした回転可能で拡縮可能な成形ドラムであ
り、この成形ドラム58の直下まで前記案内レール21は延
びている。60は一対のスプロケット61間に掛け渡され、
案内レール21に平行に延びるチェーンであり、このチェ
ーン60上の一箇所は前記可動フレーム22に連結されてい
る。62は出力軸が後方側のスプロケット61に連結された
モータであり、このモータ62が作動すると、チェーン60
が走行する。
【0027】そして、六角筒状に拡開された筒状フィル
ム片15を拡縮手段55が保持しているとき、前記モータ62
が作動すると、可動フレーム22、拡縮手段55は案内レー
ル21に案内されながら成形ドラム58の軸線に沿って前方
に移動し、筒状フィルム片15を成形ドラム58の外側に外
嵌させる。前述したチェーン60、モータ62は全体とし
て、拡開手段55を成形ドラム58の軸線に沿って移動さ
せ、拡開した筒状フィルム片15を成形ドラム58の外側に
外嵌させる移動手段63を構成する。
【0028】前述のようにして拡開された筒状フィルム
片15が成形ドラム58の外側に外嵌されると、成形ドラム
58は筒状フィルム片15の内径より大径に拡径し、これに
より、筒状フィルム片15は成形ドラム58により押し広げ
られ、その内周に成形ドラム58の外周が密着する。
【0029】65は成形ドラム58の側方に設置され、成形
ドラム58に接近離隔可能な供給手段としての供給コンベ
アであり、この供給コンベア65は回転中の成形ドラム58
に対して帯状のインナーライナー66および他のタイヤ構
成部材、例えばカーカスプライ、サイドトレッド等を供
給し、成形ドラム58に密着している筒状フィルム片15の
外周にこれらを貼付ける。
【0030】次に、この発明の第1実施形態の作用につ
いて説明する。前述した製造装置によってフィルム付き
インナーライナーを製造する場合には、まず、ロール12
を回転させるとともに、第1、第2コンベア13、18を走
行させ、偏平な筒状フィルム11をロール12から巻出して
第1、第2コンベア13、18上に供給する。
【0031】そして、前記筒状フィルム11の始端が切断
手段14から所定長だけ前方に離れると、前記巻出しを停
止させるとともに、切断手段14を作動して筒状フィルム
11を幅方向に切断し、所定長の筒状フィルム片15を切り
出す。その後、第1、第2コンベア13、18を同期走行さ
せ、切り出された筒状フィルム片15を第2コンベア18上
に移載する。
【0032】次に、モータ62を作動してチェーン60を走
行させ、可動フレーム22、拡開手段55を案内レール21に
沿って第2コンベア18と重なる位置まで後方に移動させ
る。次に、上、下拡開機構51、54のシリンダ46、49を作
動してピストンロッド47、50を突出させ、上拡開機構51
の揺動アーム24、アーム32、38を下方に、一方、下拡開
機構54の揺動アーム24、アーム32、38を上方に揺動させ
る。
【0033】これにより、上、下拡開機構51、54の吸着
カップ28、34、40は第2コンベア18上に載置されている
筒状フィルム片15にそれぞれ上、下側から接近して当接
するが、このとき、下拡開機構54の吸着ロッド27、33、
39および吸着カップ28、34、40は、第2コンベア18を構
成する細幅ベルトコンベア19間の間隙にそれぞれ侵入す
る。
【0034】次に、上、下拡開機構51、54の吸着カップ
28、34、40を真空源に接続し、これら吸着カップ28、3
4、40により偏平な筒状フィルム片15を上、下側から複
数箇所において吸着保持する。その後、モータ62を作動
して可動フレーム22および筒状フィルム片15を保持して
いる拡開手段55を、第2コンベア18と成形ドラム58との
間まで前方に向かって移動させる。
【0035】次に、上、下拡開機構51、54のシリンダ4
6、49を同期作動してピストンロッド47、50を引っ込ま
せ、上拡開機構51の吸着カップ28、34、40を上方に、一
方、下拡開機構54の吸着カップ28、34、40を下方に移動
させるが、このとき、吸着カップ28の移動量を吸着カッ
プ34、40より大となる。
【0036】これにより、偏平な筒状フィルム片15の上
側は、複数箇所を吸着している上拡開機構51の吸着カッ
プ28、34、40によって該筒状フィルム片15にほぼ垂直
に、ここでは上方に、一方、その下側は、複数箇所を吸
着している下拡開機構54の吸着カップ28、34、40によっ
て該筒状フィルム片15にほぼ垂直に、ここでは下方に引
っ張られ、全長に亘って六角筒状に拡開する。そして、
このようにして拡開すれば、筒状フィルム15全体を容易
にかつ確実に拡開することができる。このときの筒状フ
ィルム片15の対向する面間距離は成形ドラム58の外径よ
り大きく、また、筒状フィルム片15の中心軸は成形ドラ
ム58の軸線と同軸である。
【0037】次に、モータ62を作動してチェーン60を走
行させ、可動フレーム22、筒状フィルム片15を保持して
いる拡開手段55を案内レール21に沿って成形ドラム58と
重なる位置まで前方に移動させると、六角筒状に拡開し
ている筒状フィルム片15は成形ドラム58の外側に外嵌さ
れる。
【0038】次に、成形ドラム58を筒状フィルム片15の
内径より大径に拡径すると、筒状フィルム片15は成形ド
ラム58により押し広げられ、その内周に成形ドラム58の
外周が密着する。このとき、上、下拡開機構51、55の吸
着カップ28、34、40を真空源から遮断するとともに、干
渉を避けるため、シリンダ46、49を同期作動してこれら
吸着カップ28、34、40を筒状フィルム片15から退避させ
る。
【0039】このようにすれば筒状フィルム片15の全体
が成形ドラム58にほぼ同時に密着するため、筒状フィル
ム片15に局部的な伸びや縮み(しわ)が発生することは
なく、しかも、筒状フィルム片15と成形ドラム58との軸
方向相対位置関係は、第2コンベア18、移動手段63等の
機械的精度により決定されるため、容易に高精度とする
ことができる。
【0040】次に、モータ62を作動して可動フレーム22
を第2コンベア18と成形ドラム58との間の待機位置まで
移動させる。次に、連続帯状のインナーライナー66が載
置されている供給コンベア65を成形ドラム58に接近させ
た後、成形ドラム58を軸線回りに回転させるとともに、
供給コンベア65を走行させてインナーライナー66を該成
形ドラム58に供給する。
【0041】これにより、該インナーライナー66は図3
に示すように、筒状フィルム片15の外周に貼付けられ
る。そして、インナーライナー66が1周分だけ貼付けら
れると、該インナーライナー66を幅方向に切断するとと
もに、筒状フィルム片15の周囲に貼付けられているイン
ナーライナー66の始端と終端とを接合する。
【0042】ここで、成形ドラム58に供給されるインナ
ーライナー66は筒状フィルム片15より剛性が高いため、
筒状フィルム片15とインナーライナー66との軸方向相対
位置関係は容易に高精度とすることができる。このよう
なことから製造されたフィルム付きインナーライナーの
肉厚が均一となる。
【0043】次に、前述の成形ドラム58をさらに拡径
し、フィルム付きインナーライナーを若干拡径して周方
向に引き伸ばす。これにより、インナーライナー66はス
テッチングされ、筒状フィルム片15の周囲に圧着され
る。そして、このようにすれば、ステッチングローラに
よる面倒なステッチング作業を行うことなく、インナー
ライナー66を筒状フィルム片15に確実に圧着することが
できる。
【0044】その後、回転している成形ドラム58に供給
コンベア65からカーカスプライ、サイドトレッド等のタ
イヤ構成部材を供給して成形ドラム58、フィルム付きイ
ンナーライナー66の周囲に次々と貼付ける。次に、一対
のビードコアをカーカスプライの外側の所定位置にセッ
トした後、該ビードコアより軸方向外側のカーカスを軸
方向内側に折り返し、グリーンケースを成形する。
【0045】次に、ビードコアを互いに接近するよう軸
方向に移動させながら、グリーンケース内にエアを供給
して該グリーンケースを略トロイダル状に変形させると
ともに、該グリーンケースの外側に予め円筒状に成形さ
れたベルト・トレッドバンドを外嵌し、グリーンケース
にベルト・トレッドバンドを貼付ける。これにより、グ
リーンタイヤが成形される。その後、このグリーンタイ
ヤは図示していない加硫装置に搬入されて加硫される
が、この加硫後の製品タイヤにおいて、前記筒状フィル
ム片15はそのまま残留させておいてもよいが、出荷前に
取り除くようにしてもよい。
【0046】このように、この実施形態においては、円
筒状フィルム片15に対するインナーライナー66の貼付け
を、グリーンタイヤの製造に用いる成形ドラム58で行う
ようにしているため、特別なカレンダー装置は不要とな
り、装置全体が簡単かつ安価となる。
【0047】図4はこの発明の第2実施形態を示す図で
ある。この実施形態においては、成形ドラム58に密着し
ている筒状フィルム片15の外側に、帯状のインナーライ
ナーではなく、予め図示していないドラムにより円筒状
に成形されたインナーライナー70を供給するようにして
いる。
【0048】同図において、71は前記案内レール21の側
方に敷設され、成形ドラム58の軸線に平行に延びるレー
ルであり、これらのレール71には下移動プレート72の下
面に固定されたスライドベアリング73が摺動可能に係合
し、これにより、該下移動プレート72はレール71に前後
方向に移動可能に支持される。
【0049】この下移動プレート72の上面には複数のス
ライドベアリング74が設置され、これらのスライドベア
リング74には上移動プレート75の下面に固定され、レー
ル71に直交する方向に延びるレール76が摺動可能に係合
している。この結果、該上移動プレート75は下移動プレ
ート72に左右方向に移動可能に支持される。
【0050】77は前記上移動プレート75の上面に設けら
れた複数の保持機構であり、これらの保持機構77は前記
円筒状のインナーライナー70を外側から保持することが
できる。78は前後方向に延びるシリンダであり、このシ
リンダ78のピストンロッド79の先端は前記下移動プレー
ト72に連結されている。前述したレール71、76、下移動
プレート72、上移動プレート75、保持機構77、シリンダ
78は全体として、予め円筒状に成形されたインナーライ
ナー70を成形ドラム58の軸線に沿って搬送し、成形ドラ
ム58の拡径によって成形ドラム58に密着された筒状フィ
ルム片15の外側に外嵌する搬送手段80を構成する。な
お、他の構成は前記第1実施形態と同様である。
【0051】そして、このような搬送手段80は、前記第
1実施形態と同様に、筒状フィルム片15が成形ドラム58
の拡径によって該成形ドラム58に密着されると、円筒状
に成形されたインナーライナー70を図示していないドラ
ムから受取り、保持機構77によって保持する。次に、シ
リンダ78を作動して下、上移動プレート72、75をレール
71に沿って移動させ、円筒状のインナーライナー70をド
ラムから抜き出す。その後、図示していないシリンダを
作動して上移動プレート75をレール76に沿って移動さ
せ、インナーライナー70を成形ドラム58と第2コンベア
18との間で成形ドラム58の軸線と同軸となるまで搬送す
る。
【0052】次に、再びシリンダ78を作動して下、上移
動プレート72、75を前方に移動させ、インナーライナー
70を成形ドラム58、詳しくは筒状フィルム片15の外側に
外嵌する。その後、成形ドラム58をさらに拡径して筒状
フィルム片15にインナーライナー70を貼付ける。そし
て、この実施形態のようにすれば、搬送手段80の機械的
精度により、筒状フィルム片15とインナーライナー70と
の軸方向相対位置関係は決定されるため、その位置関係
を高精度とすることができる。このようなことからこの
実施形態のものも、前記第1実施形態と同様に、フィル
ム付きインナーライナー70の肉厚を均一とすることがで
きる。なお、他の作用は前記第1実施形態と同様であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、簡単で安価でありながら、肉厚が均一で伸び、しわ
の殆ど存在しないフィルム付きインナーライナーを製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す全体概略斜視図
である。
【図2】拡開手段を示すその正面図である。
【図3】成形ドラムへの貼付け状態を説明する側面図で
ある。
【図4】この発明の第2実施形態を示す搬送手段近傍の
側面図である。
【符号の説明】
15…筒状フィルム片 28、34、40…吸着カップ 55…拡開手段 58…成形ドラム 63…移動手段 65…供給手段 80…搬送手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長の偏平な筒状フィルム片を全長に亘
    って拡開し筒状とする工程と、該筒状となった筒状フィ
    ルム片を円筒状をした成形ドラムの外側に外嵌する工程
    と、成形ドラムを拡径して筒状フィルム片の内周に成形
    ドラムの外周を密着させる工程と、回転している成形ド
    ラムに帯状のインナーライナーを供給することにより、
    該インナーライナーを筒状フィルム片の外周に貼付ける
    工程とを備えたことを特徴とするフィルム付きインナー
    ライナーの製造方法。
  2. 【請求項2】前述したインナーライナーを筒状フィルム
    片の外周に貼付ける工程の後に、成形ドラムをさらに拡
    径してインナーライナーを筒状フィルム片にステッチン
    グする工程をさらに設けた請求項1記載のフィルム付き
    インナーライナーの製造方法。
  3. 【請求項3】所定長の偏平な筒状フィルム片を全長に亘
    って拡開し筒状とする工程と、該筒状となった筒状フィ
    ルム片を円筒状をした成形ドラムの外側に外嵌する工程
    と、成形ドラムを拡径して筒状フィルム片の内周に成形
    ドラムの外周を密着させる工程と、予め円筒状に成形さ
    れたインナーライナーを成形ドラム、筒状フィルム片の
    外側に外嵌する工程と、成形ドラムをさらに拡径し筒状
    フィルム片の外周にインナーライナーを貼付ける工程と
    を備えたことを特徴とするフィルム付きインナーライナ
    ーの製造方法。
  4. 【請求項4】前記筒状フィルム片の拡開は、該筒状フィ
    ルム片の複数箇所を吸着カップによって外側から吸着し
    た後、これら吸着カップを筒状フィルム片にほぼ垂直に
    移動させることで行うようにした請求項1〜3のいずれ
    かに記載のフィルム付きインナーライナーの製造方法。
  5. 【請求項5】所定長の偏平な筒状フィルム片を外側から
    保持しながら全長に亘って拡開し筒状とする拡開手段
    と、円筒状をし回転可能で拡縮可能な成形ドラムと、前
    記拡開手段を成形ドラムの軸線に沿って移動させ、筒状
    フィルム片を成形ドラムの外側に外嵌させる移動手段
    と、回転している成形ドラムに帯状のインナーライナー
    を供給し、成形ドラムの拡径によって成形ドラムに密着
    された筒状フィルム片の外周に該インナーライナーを貼
    付ける供給手段とを備えたことを特徴とするフィルム付
    きインナーライナーの製造装置。
  6. 【請求項6】所定長の偏平な筒状フィルム片を外側から
    保持しながら全長に亘って拡開し筒状とする拡開手段
    と、円筒状をした拡縮可能な成形ドラムと、前記拡開手
    段を成形ドラムの軸線に沿って移動させ、筒状フィルム
    片を成形ドラムの外側に外嵌させる移動手段と、予め円
    筒状に成形されたインナーライナーを成形ドラムの軸線
    に沿って搬送し、成形ドラムの拡径によって成形ドラム
    に密着された筒状フィルム片の外側に外嵌する搬送手段
    とを備え、前述の外嵌後、成形ドラムをさらに拡径して
    筒状フィルム片の外周にインナーライナーを貼付けるよ
    うにしたことを特徴とするフィルム付きインナーライナ
    ーの製造装置。
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