JP2001217424A - 薄膜トランジスタおよびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびそれを用いた液晶表示装置

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JP2001217424A JP2000025932A JP2000025932A JP2001217424A JP 2001217424 A JP2001217424 A JP 2001217424A JP 2000025932 A JP2000025932 A JP 2000025932A JP 2000025932 A JP2000025932 A JP 2000025932A JP 2001217424 A JP2001217424 A JP 2001217424A
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Shinji Goto
真志 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストのプロセスで均一性の高い製造が可
能であると共に、OFF電流を低く抑えたまま、高いO
N電流を得ることが可能な薄膜トランジスタおよびこれ
を用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の薄膜トランジスタは、多結晶シ
リコン膜または微結晶シリコン膜を活性層とし、この活
性層とソース・ドレイン電極へのコンタクト層との間に
電界緩和層が形成され、電界緩和構造となっている。さ
らに、コンタクト層と活性層のエッチング選択比が大き
いため、チャネルエッチングプロセスにおいて、活性層
の厚さを基板面内で均一にすることが可能となる。ま
た、本発明の液晶表示装置は、本発明の薄膜トランジス
タによって液晶を駆動することを特徴としており、これ
により、画素への充電能力の高いアクティブマトリック
ス型の液晶表示装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタお
よびそれを用いた半導体装置に関わり、特に結晶性シリ
コン膜を活性層とした絶縁ゲート型の薄膜トランジスタ
およびそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アモルファスシリコン(a-Si:
H)膜を活性層とした薄膜トランジスタ(TFT)は、大
面積基板上に低温で形成することができることから、液
晶ディスプレイやイメージセンサー等の半導体装置への
応用がなされている。近年、これら半導体装置の高性能
化に伴い、TFTに対する要求性能も高くなり、低温形
成された多結晶シリコン(poly-Si)膜を活性層としたT
FTも登場している。低温でpoly-Si膜を形成する方法
としては、例えば特許第2725669号公報等にある
ように、a-Si:H膜に対して紫外線領域の波長のエキシマ
レーザ光を、パルス状に照射することにより、a-Si:H膜
を急激に加熱溶融・冷却させることで、再結晶させるレ
ーザアニール法がある。
【0003】しかしながら、レーザアニール法によるpo
ly-Si膜形成では、レーザを使用するために大面積にか
つ生産性よく形成することが困難である。また、一般に
a-Si:H膜中には10atom%以上の水素が含まれており、
そのままではレーザ光による急激な加熱によって、水素
の突沸が起こり膜の剥離や表面の荒れが発生するため、
予め膜中の水素を脱離させる熱処理工程を追加しなけれ
ばならない。
【0004】また一方では、TFT製造プロセスの低コ
スト化が求められている。このため、これまで主流であ
ったチャネル保護型のTFT構造から、より少ない工程
数で製造可能なチャネルエッチング型のTFT構造が現
在では主流となっている。
【0005】従来のチャネルエッチング型のTFTで
は、活性層のアモルファスシリコン層とコンタクト層で
あるリンを添加したn+シリコン層のエッチング速度が
ほとんど同じであるため、コンタクト層のエッチング時
に活性層の一部がエッチングされてしまい、当初の膜厚
よりも膜厚減少が発生する。また、この時にエッチング
される膜厚は、エッチング速度の面内均一性によって異
なるため、この分をみこして予め活性層を厚く形成する
必要があり、さらにトランジスタ特性のバラツキ要因に
もなっている。
【0006】これに対しては、アモルファスシリコン膜
中の水素量の違いによってエッチングを阻止する方法が
特開昭63−31169号公報および特開平5−315
616号公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アモル
ファスシリコン膜は膜中に10〜20%程度の結合水素
を含むことにより膜の欠陥密度を低減しているため、こ
の結合水素量を5%程度に低減した場合には多くの欠陥
が発生する。このため、特開昭63−31169号公報
に記載されているように水素濃度の低いアモルファスシ
リコン膜を活性層に用いた場合には、活性層とコンタク
ト層の形成温度を変化させる必要があるため、連続的に
形成することができず。また、活性層に多くの欠陥を含
むため、十分な素子特性が得られない。
【0008】また、特開平5−315616号公報に記
載されているように、コンタクト層と活性層の間に結合
水素量の少ないアモルファスシリコン膜を形成した場合
には、薄膜トランジスタがOFF時に結合水素量の少な
いアモルファスシリコン膜に含まれる欠陥によってリー
ク電流が流れてしまうため、OFF電流の抑制効果が低
くなってしまう。特に活性層に多結晶シリコン膜を用い
た場合には、OFF電流が顕著となる。
【0009】そこで本発明の目的は、低コストのプロセ
スで均一性の高い製造が可能であると共に、OFF電流
を低く抑えたまま、高いON電流を得ることが可能な薄
膜トランジスタおよびこれを用いた液晶表示装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の薄膜トランジスタは、多結晶シリコン膜
や微結晶シリコン膜といった結晶性シリコン膜を活性層
とし、この活性層とソース・ドレイン電極へのコンタク
ト層との間に電界緩和層が形成されていることを特徴と
している。これにより、チャネル領域の移動度が高くな
るため、トランジスタのON電流が増加し、またコンタ
クト領域には活性層とヘテロ結合となる低欠陥半導体膜
を電界緩和層として具備し、電界緩和構造となっている
ためOFF電流を抑えることが可能である。
【0011】また、ゲート絶縁膜、活性層、電界緩和層
およびコンタクト層はCVD法によって形成されるた
め、各層を連続的に形成することが可能となる。これに
より、工程や設備の増加の必要がなく、また清浄界面が
得られる。
【0012】さらに本発明の別の薄膜トランジスタにお
いては、活性層とこれに接する電界緩和層のエッチング
速度が異なり、活性層に対して電界緩和層のエッチング
速度が速いため、活性層はほとんどエッチングされない
ことを特徴としている。このため、活性層の堆積膜厚を
薄くすることが可能であり、またエッチング後の活性層
膜厚の面内均一性も向上する。
【0013】また、本発明の液晶表示装置は前記の薄膜
トランジスタによって画素が駆動されていることを特徴
としている。このため、画素への書込み能力が高く、ま
たその能力の均一性が高いため、高精細でむらのない画
像表示が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施例を用いて本発明をさ
らに具体的に説明する。
【0015】図1は本発明に係る薄膜トランジスタの第
1実施例の断面図である。具体的には逆スタガー型の薄
膜トランジスタであり、活性層が多結晶シリコン膜、電
界緩和層およびコンタクト層が、それぞれアモルファス
シリコン膜およびn+シリコン膜の積層によって構成さ
れている。活性層に多結晶シリコン膜を用いているた
め、従来のアモルファスシリコン膜に比べ移動度が高
く、またコンタクト層とのエッチング選択性があるた
め、膜厚も最初から薄く形成することができる。このた
め図3に示す従来の薄膜トランジスタに比べ、トランジ
スタのON電流を大幅に向上することが可能となる。し
かしながら、活性層を多結晶シリコン膜にした場合に
は、膜中に結晶粒界が存在するため、トランジスタのO
FF電流が増加することが考えられる。そこで本発明で
は、活性層とコンタクト層の間に電界緩和層を設けてい
る。これによってソース・ドレイン間の電界が緩和さ
れ、トランジスタのOFF電流が抑制される。
【0016】なお、この電界緩和層としては、その抵抗
が活性層のOFF抵抗と同程度である必要があるため、
電気伝導度が10-6〜10-12 (S/cm)の 半導体膜が良
い。電界緩和層として酸化シリコン膜や窒化シリコン膜
といった絶縁膜を用いる場合には、その膜厚をかなり薄
くする必要があり、膜厚の制御が難しいだけでなく、ピ
ンホール等の発生により、コンタクト抵抗のバラツキが
大きくなってしまう。本実施の形態では、アモルファス
シリコン膜を電界緩和層として設けている。
【0017】ただし、アモルファスシリコン膜を用いる
場合には、その膜中の結合水素量によって膜質が変化す
る。結合水素量が低い場合には膜中の欠陥密度が増加
し、結合水素量が高い場合には膜密度が低くなるため、
その膜中結合水素量としては5atom%以上、20atom%
以下が良い。
【0018】(実施の形態1)本実施の形態は、第1実
施例の薄膜トランジスタの製造方法に関する。
【0019】まずガラス等の基板上に、バッファー層と
して、常圧CVD法等により酸化シリコン膜を100〜
500nmの膜厚で形成した後、Ti,Mo,W,A
l,Ta、Cr等からなる金属膜を100〜500nm
の膜厚で形成し、フォトリソによりパターニングされた
フォトレジストをマスクとして金属膜をエッチングする
ことにより、ゲート電極を形成する。
【0020】次いで、プラズマCVD法によりゲート絶
縁膜、活性層、電界緩和層、コンタクト層の連続成膜を
行う。本実施の形態では、ゲート絶縁膜として窒化シリ
コン膜、活性層として多結晶シリコン膜、電界緩和層と
してアモルファスシリコン膜、コンタクト層としてn+
シリコン膜を原料ガスやプラズマ条件を変化させること
により形成している。
【0021】例えば、窒化シリコン膜はSiH4ガス、
NH3ガス、H2ガスおよびN2ガスを原料とし、多結晶
シリコン膜はH2ガスによって1%程度に希釈されたS
iH4ガスを原料とし、アモルファスシリコン膜はH2
スによって10%程度に希釈されたSiH4ガスを原料
とし、n+シリコン膜はアモルファスシリコン膜の原料
ガスにPH3ガスを混合することにより形成することが
できる。
【0022】なお、本実施の形態では、プラズマCVD
法によって膜形成を行ったが、これを他のCVD法、例
えば触媒加熱CVD法を用いて行っても良い。
【0023】各層の膜厚としては、ゲート絶縁膜が50
〜300nm、活性層が30〜200nm、そしてコン
タクト層が10〜100nmの膜厚で形成する。なお膜
厚は、この範囲に限られたものではなく、TFTの構造
や他の工程との整合性等に応じ設定する。電界緩和層は
その電気伝導度、コンタクト領域のサイズやTFT特性
によって設計されるが、電気伝導度が10-12 S/cm以
上、10-6 S/cm以下であるアモルファスシリコン膜を
用いて10〜100nmの膜厚で形成される。
【0024】なお、電界緩和層として用いるアモルファ
スシリコン膜としては、膜中の欠陥密度が低い膜が良い
ため、その膜中結合水素量としては、5atom%以上、2
0atom%以下が望まれる。ただし、電界緩和層はアモル
ファスシリコン膜に限らず、コンタクト層よりも電気伝
導度が低く、活性層とヘテロ結合となるものであれば良
い。
【0025】次いで、フォトリソ工程により活性層、電
界緩和層およびコンタクト層を島状にパターニングす
る。
【0026】次いで、Ti,Al,Ta、Mo等からな
る金属膜を100〜500nmの膜厚で形成し、フォト
リソによりパターニングされたフォトレジストをマスク
として金属膜をエッチングすることにより、ソース/ド
レイン電極を形成する。この時、活性層のチャネル領域
上のコンタクト層および電界緩和層も同時にエッチング
を行い、チャネル領域とコンタクト領域の分離を行う。
【0027】このエッチングでは、電界緩和層のアモル
ファスシリコン膜に比べ、活性層の多結晶シリコン膜の
エッチング速度が遅いため、エッチングの均一性は高
く、活性層の膜厚バラツキはほとんど発生しない。
【0028】具体的なエッチング方法としては、弗素系
ガスを原料としたドライエッチングや弗化水素酸、硝酸
および酢酸の混合水溶液によるウェットエッチングなど
があげられる。
【0029】次いで、パッシベーション膜となる窒化シ
リコン膜、酸化シリコン膜等の絶縁膜を、常圧CVD
法,プラズマCVD法,スパッタ法等により、100〜
500nmの膜厚で形成し、ソース・ドレイン領域への
電極コンタクトを取るためにパッシベーション膜を、フ
ォトリソ・エッチングにより開孔して薄膜トランジスタ
の完成となる。
【0030】なお、液晶表示装置を製造する場合には、
この後、ITO膜等の透明導電膜を形成し、画素電極と
して加工した薄膜トランジスタをマトリックス状に配置
することによって画素部を形成し、対向基板と貼り合わ
せ、その間に液晶を注入し、封口する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薄膜トランジスタの活性層は結晶性シリコン膜を主成分
としているため、移動度が大きくなり、スイッチング速
度が速く、ON電流の高い薄膜トランジスタが得られ
る。さらに、コンタクト領域は電界緩和層を具備し、電
界緩和構造となっているためOFF電流を低く抑えるこ
とが可能である。
【0032】さらに本発明の薄膜トランジスタにおいて
は、活性層とこれに接する電界緩和層の半導体膜のエッ
チング速度が異なり、活性層に対して電界緩和層のエッ
チング速度が速いため、活性層はほとんどエッチングさ
れない。このため、活性層の堆積膜厚を薄くすることが
可能であり、またエッチング後の活性層膜厚の面内均一
性も向上する。
【0033】また、本発明の液晶表示装置は前記の薄膜
トランジスタによって画素が駆動されているため、画素
への書込み能力が高く、またその能力の均一性が高いた
め、高精細でむらのない画像表示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタの断面図
【図2】本発明における薄膜トランジスタの製造工程の
概略図
【図3】従来の薄膜トランジスタの断面図
【符号の説明】
1 基板 2 バッファー層 3 ゲート電極 4 ゲート絶縁膜 5 結晶性シリコン膜 6 電界緩和層 7 コンタクト層 8 ソース・ドレイン電極 9 パッシベーション膜 10 画素電極 11 アモルファスシリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F110 AA06 AA07 BB01 CC07 DD02 DD13 EE03 EE04 FF03 FF29 FF30 GG02 GG13 GG14 GG25 GG44 GG45 HK03 HK04 HK09 HK16 HK17 HK22 HK25 HK34 HK35 HL07 NN04 NN23 NN24 NN34 NN35 NN72 QQ09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート電極と多結晶シリコン膜もしくは微
    結晶シリコン膜からなる活性層と、前記ゲート電極と前
    記活性層の間に形成されたゲート絶縁膜と、ソース・ド
    レイン電極と、前記ソース・ドレイン電極と前記活性層
    の間に形成されたコンタクト層を具備した薄膜トランジ
    スタにおいて、前記コンタクト層と前記活性層の間に前
    記コンタクト層よりも電気伝導度の低い半導体膜からな
    る電界緩和層を具備し、前記コンタクト層と前記電界緩
    和層と前記活性層が積層されていることを特徴とする薄
    膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】ゲート電極と多結晶シリコン膜もしくは微
    結晶シリコン膜からなる活性層と、前記ゲート電極と前
    記活性層の間に形成されたゲート絶縁膜と、ソース・ド
    レイン電極と、前記ソース・ドレイン電極と前記活性層
    の間に形成されたコンタクト層を具備した薄膜トランジ
    スタにおいて、前記コンタクト層と前記活性層の間に前
    記活性層とヘテロ結合となる電界緩和層を具備し、前記
    コンタクト層と前記電界緩和層と前記活性層が積層され
    ていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】ゲート電極と多結晶シリコン膜もしくは微
    結晶シリコン膜からなる活性層と、前記ゲート電極と前
    記活性層の間に形成されたゲート絶縁膜と、ソース・ド
    レイン電極と、前記ソース・ドレイン電極と前記活性層
    の間に形成されたコンタクト層を具備した薄膜トランジ
    スタにおいて、前記コンタクト層と前記活性層の間に前
    記活性層よりもエッチング速度の速い電界緩和層を具備
    し、前記コンタクト層と前記電界緩和層と前記活性層が
    積層されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】ゲート電極と、多結晶シリコン膜もしくは
    微結晶シリコン膜からなる活性層と、前記ゲート電極と
    前記活性層の間に形成されたゲート絶縁膜と、前記活性
    層上に電界緩和層およびコンタクト層を介して形成され
    たソース・ドレイン電極を具備した薄膜トランジスタの
    製造方法において、前記ソース・ドレイン電極をマスク
    として、前記コンタクト層および、前記活性層よりもエ
    ッチング速度の速い電界緩和層をエッチングすることを
    特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】ゲート電極と、多結晶シリコン膜もしくは
    微結晶シリコン膜からなる活性層と、前記ゲート電極と
    前記活性層の間に形成されたゲート絶縁膜と、前記活性
    層上に電界緩和層およびコンタクト層を介して形成され
    たソース・ドレイン電極を具備した薄膜トランジスタの
    製造方法において、少なくとも前記活性層と前記電界緩
    和層を連続的に形成することを特徴とする薄膜トランジ
    スタの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の薄膜トランジスタの製造
    方法において、ゲート絶縁膜と活性層と電界緩和層とコ
    ンタクト層を連続的にCVD法によって形成することを
    特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  7. 【請求項7】前記電界緩和層は電気伝導度が10-6 S/c
    m〜10-12 S/cmのアモルファスシリコン膜であること
    を特徴とする請求項1から請求項5に記載の薄膜トラン
    ジスタもしくは薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】前記電界緩和層は膜中結合水素量が5atom
    %〜20atom%のアモルファスシリコン膜であることを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の薄
    膜トランジスタ。
  9. 【請求項9】前記電界緩和層は膜中結合水素量が5atom
    %〜20atom%のアモルファスシリコン膜であることを
    特徴とする請求項4から請求項5のいずれかに記載の薄
    膜トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】前記電界緩和層の厚さが10nm以上、
    200nm以下であることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
  11. 【請求項11】前記電界緩和層の厚さが10nm以上、
    200nm以下であることを特徴とする請求項4から請
    求項5いずれかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  12. 【請求項12】薄膜トランジスタによって画素が駆動さ
    れる液晶表示装置において、前記薄膜トランジスタが請
    求項1から請求項3のいずれかに記載の薄膜トランジス
    タであることを特徴とする液晶表示装置。
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