JP2001216356A - 出前サービス方法およびシステム - Google Patents

出前サービス方法およびシステム

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JP2001216356A
JP2001216356A JP2000023521A JP2000023521A JP2001216356A JP 2001216356 A JP2001216356 A JP 2001216356A JP 2000023521 A JP2000023521 A JP 2000023521A JP 2000023521 A JP2000023521 A JP 2000023521A JP 2001216356 A JP2001216356 A JP 2001216356A
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telephone
call
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Yukio Murai
幸生 村井
Makoto Kawashima
誠 川嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】店舗の宣伝広告を兼ねることができるととも
に、注文内容およびユーザの所在地などについて直接的
に確認することができ、しかも受付窓口に対してユーザ
が注文のために発信を行うことに対するインセンティブ
を与えることのできる出前サービス方法を提供するこ
と。 【解決手段】出前サービス、各出前サービスの識別コー
ド、および受付窓口の番号をユーザに提示するステップ
と、ユーザが受付窓口の番号に発信するステップと、受
付窓口においてユーザからの発信を受信し、ユーザが入
力する識別コードに対応した出前サービスの番号に当該
ユーザからの発信を転送するステップと、受付窓口で受
信されたユーザのうちの所定の条件を満たすユーザに対
してポイントを付与するステップと、を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出前サービス方法
およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、飲食店、マッサージ、クリー
ニングなどの種々のサービス業務において、店舗内での
サービスのみでなく、ユーザのいる場所に出向いて、ユ
ーザが注文した料理を届け、ユーザへのマッサージサー
ビスを行い、またユーザから衣類を預かるといった出前
サービスが行われている。
【0003】従来の出前サービスは、ユーザが、希望す
るサービスを行っている店舗に直接に電話をし、注文を
行うことによって実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べた従
来の出前サービス方法によると、注文の確認は確実であ
るが、ユーザは多くの店舗の中から電話帳などで希望の
店舗を探し出す必要があり、その手間が大変である。ま
た、飲食店などの店舗においても、店舗の存在およびサ
ービス内容をユーザに知ってもらうために、適当な広告
宣伝を別途行う必要があり、その労力と経費が大変であ
る。
【0005】近年のインターネットの普及にともなっ
て、インターネットを利用して出前サービスを提供する
ことが提案されている。それによると、ユーザがインタ
ーネットを経由して仮想店舗に注文すると、仮想店舗か
ら実在する飲食店にファクシミリで連絡が入り、それに
基づいて飲食店が配達する。
【0006】この出前サービス方法によると、実在する
店舗を仮想店舗に登録しておくことによって、仮想店舗
が店舗を代表して注文を受けることができる。しかし、
店舗への注文がファクシミリで入るため、注文内容およ
びユーザの所在地などについて、ユーザに対して直接的
に確認することができず、配達が遅れたり不可能になっ
たりし、また配達してもユーザがいなかったり注文が間
違いであったりするおそれがある。その上、来店の顧客
で店舗が忙しい場合には、ファクシミリによる注文は後
回しになる可能性が高く、ユーザと店舗との間において
意思の疎通を欠くという問題がある。
【0007】このように、インターネットを経由したユ
ーザに対して店舗が十分に対処できないおそれがあるた
め、ユーザに不満が残る可能性があり、そのためにユー
ザは2回目以降において仮想店舗を利用することなく、
従来の方法によって直接に店舗に電話をすることとなる
おそれがある。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、店舗の宣伝広告を兼ねることができるとともに、
注文内容およびユーザの所在地などについて直接的に確
認することができ、しかも受付窓口に対してユーザが注
文のために発信を行うことに対するインセンティブを与
えることのできる出前サービス方法およびシステムを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、1つ又は複数の出前サービス、各出前サービスの
識別コード、および受付窓口の番号をユーザに提示する
ステップと、ユーザが前記受付窓口の番号に発信するス
テップと、前記受付窓口において前記ユーザからの発信
を受信し、ユーザが入力する識別コードに対応した出前
サービスの番号に当該ユーザからの発信を転送するステ
ップと、前記受付窓口で受信されたユーザのうちの所定
の条件を満たすユーザに対してポイントを付与するステ
ップと、を有してなる。
【0010】請求項2の発明に係るシステムは、ネット
ワークを介して出前サービスを行うためのシステムであ
って、1つ又は複数の出前サービス、各出前サービスの
識別コード、および受付窓口の番号を、ユーザの表示装
置の表示面に表示させる手段と、ユーザが前記受付窓口
の番号に発信した際に、ユーザが入力する識別コードに
対応した出前サービスの番号に当該ユーザからの発信を
転送する手段と、前記出前サービスの番号に接続された
ユーザのうちの所定の条件を満たすユーザに対してポイ
ントを付与する手段と、を有してなる。
【0011】請求項3の発明に係るシステムでは、前記
ユーザの受付窓口への発信は電話により行われ、転送さ
れた前記出前サービスの番号での受信も電話により行わ
れる。
【0012】請求項4の発明に係るシステムでは、前記
受付窓口においてユーザから発信された発信者番号を取
得し、取得した発信者番号によって各ユーザのポイント
を管理する。
【0013】請求項5の発明に係るサーバは、ネットワ
ークを介して出前サービスを行うためのシステムに用い
られるサーバであって、1つ又は複数の出前サービス、
各出前サービスの識別コード、および受付窓口の番号
を、ユーザの表示装置の表示面に表示させる手段と、ユ
ーザが前記受付窓口の番号に発信した際に、所定の条件
を満たすユーザに対してポイントを付与する手段と、を
有してなる。
【0014】なお、本発明に係る方法がコンピュータに
より実行される場合に、そのためのプログラムは、半導
体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、フロッピー
ディスク、又は光磁気ディスクなどの記録媒体に格納さ
れる。それらのプログラムは、主メモリ上に適時ローデ
ィングされ、CPUによって実行される。その際に、C
D−ROMドライブ、フロッピーディスクドライブ、又
は光磁気ディスクドライブなどのドライブ装置が必要に
応じて用いられる。記録媒体がネットワークなどの通信
回線で結ばれた他のサーバに設けられている場合には、
通信回線を介してサーバからプログラムが読み取られ又
はダウンロードされる。プログラムは、種々のOS、プ
ラットホーム、システム環境、又はネットワーク環境の
下で動作するように供給可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る出前サービス
システム1の全体の構成を示すブロック図、図2は店舗
データベースDB1の例を示す図、図3は顧客データベ
ースDB3の例を示す図、図4は店舗登録ファイルDB
4の例を示す図、図5はログファイルDB5の例を示す
図である。
【0016】図1において、出前サービスシステム1
は、ネットワークNWに接続されたサーバ3、自動応答
システム4、ユーザが利用する通信端末5a,5b,5
c…および電話機6a,6b,6c…、並びに、店舗の
電話機7a,7b,7c…などからなる。なお、通信端
末5a,5b,5c…の全体または一部を指して「端末
装置5」と記載することがある。電話機6および電話機
7についても同様である。
【0017】図1においては、2つのネットワークNW
が記載されているが、これは、ユーザが利用する電話機
6と店舗の電話機7とは、自動応答システム4を介して
接続されることを示すためであり、ネットワークNW自
体は同じものであってもよい。
【0018】サーバ3および自動応答システム4は、例
えば出前サービスを実施する者(以下、これを「出前サ
ービス社」と記載することがある)が設置し運営する。
サーバ3には、店舗データベースDB1、メニューデー
タベースDB2、顧客データベースDB3、店舗登録フ
ァイルDB4、ログファイルDB5、およびデータ処理
部31などが備えられる。
【0019】ユーザが端末装置5からサーバ3にアクセ
スすることによって、出前サービスのホームページおよ
び多数の出前サービスに関する情報が、サーバ3からユ
ーザに提供される。出前サービスに関する情報には、出
前サービス店(出前サービスを実施する店舗)の種類お
よび内容、各出前サービス店の識別コードである店番、
および受付窓口の電話番号などが含まれる。
【0020】ユーザは、端末装置5を操作し、サーバ3
から提供されるフォーマットに所定の事項を入力するこ
とによって出前サービスの発注を行うこともできる。サ
ーバ3は、端末装置5から入力された事項に基づいて、
ユーザの氏名および住所など、ユーザに関する種々の情
報を取得することができる。
【0021】ユーザが、電話機6を用いて受付窓口の電
話番号に電話をかけると、回線が自動応答システム4に
接続される。自動応答システム4は、ユーザの発信者番
号を自動的に取得するとともに、ユーザが入力する店番
に対応する出前サービス店にその電話を転送する。
【0022】また、自動応答システム4にかかってきた
ユーザのうち、所定の条件を満たすユーザに対して、サ
ーバ3においてポイントの付与が行われる。図2に示す
ように、店舗データベースDB1は、店番TB、店名T
M、住所JJS、郵便番号YB、およびその他STなど
の項目を備えている。
【0023】店舗データベースDB1は、出前サービス
社に登録された店舗、つまり出前サービス店(加盟店と
もいう)についてのデータベースである。店番TBは、
各店舗に対して付与された識別コードであり、店番TB
によって各店舗が特定される。店番TBの第1桁は職種
を表す。例えば、第1桁が「1」である場合には飲食
店、「5」である場合にはマッサージ店、「9」である
場合にはクリーニング店となる。職種に基づいて、各店
舗がカテゴリーに分類されて画面で紹介され、ユーザの
選択または検索の便に供される。なお、このような職種
を表すコードは、2桁以上とし、または英文字、漢字な
どを用いてもよい。また、職種を表すコードを店番TB
とは別途に設けてもよい。また、職種毎に異なる店舗デ
ータベースを構築してもよい。
【0024】店電話番号TDは、ユーザが注文をする場
合に電話をかけるための番号である。このような店電話
番号TDは、その店舗で通常利用している電話番号であ
ってもよく、また、この出前サービス社による出前サー
ビスのために特別に設けた電話番号であってもよい。
【0025】住所JSは、各店舗の所在地である。住所
JSに基づいて、ユーザによるピンポイント検索が行わ
れる。郵便番号YBは、各店舗の所在地の郵便番号であ
る。郵便番号YBに基づいて、住所JSとは別にユーザ
によるZipコード検索が行われる。
【0026】その他STには、例えば、ユーザに知らせ
たい店舗のコメント、電話を自動応答システム4から店
舗に転送する際にその冒頭で伝言して欲しい事項などが
記録される。
【0027】メニューデータベースDB2は、各店舗に
ついての詳細な情報を格納したデータベースである。そ
のような情報は、各店舗についてのホームページデータ
として構成することができ、他のメイン画面やホームペ
ージからのリンクによるアクセスによって、ユーザの表
示面に表示させるようにすることができる。例えば、メ
ニューデータベースDB2によって、図9に示す画面H
G4が表示される。これについては後で説明する。
【0028】図3に示すように、顧客データベースDB
3は、発信者番号HB、ポイントPT、氏名NM、住所
JU、特典履歴TT、および特典交換日TKなどの項目
を備えている。
【0029】発信者番号HBは、上に述べたように、ユ
ーザから自動応答システム4に電話があったときに、ユ
ーザから発信された発信者番号が自動的に取得され、記
録される。発信者番号HBは、ユーザ(顧客)を特定す
るために利用される。つまり、ユーザが自動応答システ
ム4に初めて電話をかけた場合には、この時点でユーザ
が会員として登録される。2回目以降である場合には、
発信者番号HBに基づいて処理が行われる。但し、発信
者番号HBが発信されない電話機6を用いた場合には、
別途登録した顧客データベースDB3の内容に基づいて
ユーザの管理が行われる。
【0030】ポイントPTは、自動応答システム4で受
信されたユーザのうち、所定の条件を満たすユーザに対
して付与される。所定の条件として、例えば、ユーザか
らの発呼を所定の店舗に転送してから所定の時間、例え
ば5〜20秒程度の時間が経過した時点で、またはそれ
を条件として回線が切断された後で、「1」のポイント
PTを加算する。店舗でのオンフックから所定の時間を
待つのは、これによって実際に注文が行われた確率が高
まるからである。
【0031】氏名NMは、ユーザの氏名であり、住所J
Uはユーザの住所である。しかし、この氏名NMおよび
住所JUは、ユーザに対する特別のサービスを行わない
のであれば、データとして設けておかなくてもよい。そ
の理由は、ユーザについての管理は、ユーザから自動的
に取得する発信者番号HBによって行うことができるの
で、データの入力などユーザに別途の負担をかけないよ
うにできるからである。しかし、ユーザが出前サービス
社の利用を開始するに当たり、ユーザにユーザ登録を行
ってもらう場合には、そのときに入力されたこれらの項
目のデータを記録しておくことが望ましいことは言うま
でもない。
【0032】特典履歴TTおよび特典交換日TKには、
ポイントPTの積算値が所定の値になり、ユーザがそれ
に基づく特典を希望して実施された場合に、その内容が
記録される。
【0033】図4に示すように、店舗登録ファイルDB
4は、発信者番号HBおよびお気に入り登録KNなどの
項目を備えている。店舗登録ファイルDB4は、ユーザ
が出前サービス社の利用のために自動応答システム4に
電話をかける際に、端末装置5の画面で店舗の店番TB
を確認することなく、電話機6のみによって直ちに注文
を行えるようにするためのものである。
【0034】すなわち、ユーザは、自動応答システム4
を介して店舗に電話をかけた場合に、その店舗の店番T
Bをお気に入り登録KNに記録することができる。お気
に入り登録KNの記録は、例えば最大5件までとされ
る。
【0035】ここで、お気に入り登録KNの記録の方
法、およびその利用方法についての例を説明する。ユー
ザが、自動応答システム4を介して店舗に電話をかけ、
店舗への注文が終わった後で、「この店舗をお気に入り
に登録しますか」とのメッセージが流れる。ユーザは、
メッセージの内容にしたがって電話機6を操作し、それ
を登録しまたは登録しないようにする。
【0036】ユーザが、自動応答システム4を介して店
舗に電話をかけた際に、最初に、「店舗をお気に入り登
録から選ぶ場合は「※」(アスタリスク)を、それ以外
の方は店番と「#」(シャープ)を押して下さい」との
メッセージが流れる。その後、お気に入り登録を利用す
ることとした場合には、店名とそれに対応するプッシュ
ボタンの操作、例えば、「○○すしは1番」というよう
にアナウンスされるので、それにしたがって操作を行
う。
【0037】次に、図5に示すように、ログファイルD
B5は、発信者番号HB、着信時間TJ、終了時間S
J、店番TB、店名TM、および店電話番号TDなどの
項目を備えている。ログファイルDB5へは、ユーザが
自動応答システム4に電話をかけたときに自動的に記録
される。
【0038】データ処理部31は、これらのデータベー
スまたはファイルDB1〜5を管理し、データの登録お
よび更新を行い、それらのデータに基づいて、端末装置
5などの表示面に種々の画面を表示させ、自動応答シス
テム4から出力される発信者番号HBに基づいてユーザ
にポイントPTを加算し、自動応答システム4の動作に
必要なデータを出力するなど、出前サービスシステム1
に必要な種々の処理を行う。
【0039】なお、サーバ3には、磁気ディスク装置、
光磁気ディスク装置、RAM、ROM、CD−ROM装
置、フロッピィディスク装置、表示装置、入力装置、プ
リンタ、通信制御装置、その他の種々の装置、機器、記
録媒体、および記録媒体のドライブ装置が備えられてい
る。また、記録媒体、磁気ディスク装置、またはその他
の記憶装置には、本発明の出前サービスシステムを実現
するためのプログラム、その他の種々のプログラム、お
よびデータが格納されている。
【0040】自動応答システム4は、コンピュータ・テ
レフォニー(CT)を利用した装置であり、データ制御
部41および回線制御部42を備える。データ制御部4
1は、ユーザの発信者番号HBの検出、ユーザが入力し
た店番TBのデータの取得、店舗データベースDB1お
よび顧客データベースDB3の検索、または検索のため
の指示などを行う。店番TBをキーとする店舗データベ
ースDB1の検索によって、その店舗の店電話番号TD
が検出され、それが回線制御部42に渡される。
【0041】回線制御部42は、ユーザからの発呼によ
り接続された回線を、ユーザの指定した店番TBに対応
する店電話番号TDに転送する。その際に、まず、呼出
し回線によって店電話番号TDに対して呼出しを行い、
それに対する店舗の着信があったときに、「出前屋から
の接続です」または「出前サービス社からの接続です」
などのアナウンスを行う。その後、ユーザの回線と店舗
の呼出し回線とを接続する。なお、その際に、ユーザに
ついて、顧客データベースDB3に記録された情報に基
づいて、その氏名および住所などを簡単にアナウンスす
るようにしてもよい。
【0042】ユーザと店舗の回線が接続されたることに
より、ユーザと店舗の担当者とは直接に会話をすること
ができ、ユーザは希望のサービスまたは商品を注文す
る。なお、回線の接続後、所定の時間を経過したとき
に、上に述べたようにユーザにポイントPTが加算され
る。
【0043】なお、上に述べたサーバ3および自動応答
システム4の機能のそれぞれの一部を、互いに他の方に
設けることができ、また、サーバ3および自動応答シス
テム4の両方の機能を備えたシステムを用いることも可
能である。
【0044】端末装置5は、例えば、処理装置、表示装
置、入力装置、記憶装置、およびプリンタなどを必要に
応じて備えている。端末装置5として、例えばパーソナ
ルコンピュータ、情報端末機器、通信対応ゲーム機、通
信対応テレビ、または携帯電話機などを用いることがで
きる。
【0045】電話機6は、一般に用いられる公知のもの
でよい。例えば携帯電話機などのように端末装置5にト
ーク機能がある場合には、その端末装置5を電話機6と
して用いることもできる。また、NTTドコモ社のiモ
ード電話機のように、電話機6に通信機能がある場合に
は、それを端末装置5として用いることもできる。
【0046】電話機7は、電話機6と同様に一般に用い
られる公知のものでよい。電話機7として、対話ができ
るもの、例えば電話機6から送られるメッセージがリア
ルタイムでまたは余り遅れることなく表示面に表示され
るものを用いることも可能である。
【0047】ネットワークNWとして、インターネッ
ト、イントラネット、WAN,LAN、その他の種々の
ネットワークが用いられる。次に、出前サービスシステ
ム1を利用した出前サービスの注文の方法について、図
6ないし図9に示す画面の例、および図10に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0048】図6は店舗の検索画面HG1の例を示す
図、図7は店舗リスト画面HG2の例を示す図、図8は
すし店の店舗リスト画面HG3の例を示す図、図9は○
○すしのメニュー画面HG4の例を示す図、図10は出
前サービスシステム1を用いた注文操作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0049】図10において、まず、ユーザは、端末装
置5を用いてサーバ3にアクセスする(#11)。最初
に、または適当なページの後に、検索画面HG1が表示
される。検索画面HG1において、店舗を検索する(#
12)。
【0050】図6に示す検索画面HG1では、地域名を
指定するピンポイント検索または郵便番号YBを指定す
るZipコード検索が可能である。例えば、ユーザの現
在地が大阪であれば、ボタンBT2をクリックする(押
す)。これによって、大阪の区毎の検索画面が表示され
るので、そこで区名を指定する。そうすると、その区域
に住所JSを有する店舗が表示される。また、図示しな
い画面でカテゴリーを入力した場合には、職種について
の検索条件を指定することが可能である。
【0051】また、図6において、ブランクBK1に郵
便番号を入力することにより、その郵便番号と一致する
店舗またはそれに近い店舗が検索される。なお、図6で
は、地域名として、東京および大阪が示されているが、
全国の都道府県から市区町村に至るまでの検索を行うよ
うにすることが可能である。
【0052】図7に示す店舗リスト画面HG2は、ユー
ザの希望する特定の地域に存在する出前サービス店が検
索されて表示された状態を示している。画面HG2に
は、「そば屋」「すし屋」「中華屋」「弁当屋」「クリ
ーニング」などの職種のカテゴリーが表示され、そのカ
テゴリー毎に、1つまたは複数の出前サービス店が表示
されている。また、各出前サービス店には、その店番T
Bが、各出前サービス店に関連付けられて表示されてい
る。さらに、画面HG2の下部には、受付窓口である自
動応答システム4の電話番号NRが表示される(#1
3)。
【0053】図7の例では、電話番号NRとして、「出
前屋ダイレクトLINE」「0120−×××−××
×」が表示されている。電話番号NRは、出前サービス
社のサーバ3により管理される出前サービスに関して固
定された電話番号であり、サーバ3にアクセスしたユー
ザの全てに対して同じ電話番号NRが提示される。但
し、回線の輻輳を避けるため、複数の電話番号NRを準
備して提示することも可能である。また、地域によっ
て、またはその他の分類基準によって、出前サービスの
管理を区分した場合には、その区分毎の電話番号NRを
表示するようにしてもよい。
【0054】ユーザは、画面HG2を見て、希望する店
舗を選択する(#14)。しかし、店舗についてさらに
詳しいことを知りたい場合には、画面HG2に表示され
た各カテゴリーまたは各店舗をクリックする。カテゴリ
ーをクリックした場合には、そのカテゴリーの店舗につ
いてのさらに詳しい情報が表示される。店舗をクリック
した場合には、その店舗のホームページが表示され、店
舗のメニュー、その他の案内が、画像および音声などを
ともなって提示される。
【0055】例えば、画面HG2において「すし屋」の
部分BT11をクリックした場合には、図8に示すすし
店の店舗リスト画面HG3が表示される。図示はしない
が、受付窓口の電話番号NRも表示される。この画面H
G3において、店舗についてのさらに詳しい情報が欲し
い場合には、メニューMNの欄をクリックする。これに
よって、その店舗のホームページが表示される。
【0056】なお、図7に示す画面HG2ではカテゴリ
ーおよび店舗が表示されているが、店舗の表示を省略
し、各カテゴリーのみを表示することとしてもよい。そ
の場合に、カテゴリーの表示とともに、それぞれに含ま
れる店舗の件数を表示してもよい。
【0057】図9には、「○○すし」のホームページ、
またはホームページの中の1頁であるメニュー画面HG
4の例が示されている。画面HG4には、その左側に、
「本日のおすすめ」として、メニューMNU1にそれぞ
れの料理の写真画像またはイラスト画像が表示され、そ
の右横にその価格と説明が表示されている。また、下方
には、「注文方法」の説明文MS1が表示されている。
【0058】ユーザは、これら画面HG3,4からより
詳しい情報を得て、店舗および料理の選択をさらに容易
に行うことができる。ユーザは、これら画面HG2,
3,4を見て、電話番号NRに電話をかける(#1
5)。なお、ユーザが店番TBおよび電話番号NRを覚
えている場合、またはユーザが自分の電話機や店舗登録
ファイルDB4に登録している場合には、画面HGを見
るまでもなく、受付窓口である自動応答システム4に電
話をかけてもよい。
【0059】自動応答システム4は、ユーザからの電話
を受信し、ユーザの発信者番号を取得する(#16)。
サーバ3は、取得した発信者番号が登録済みであるか否
かをチエックし(#17)、未登録であればそれを会員
として顧客データベースDB3に登録する(#18)。
【0060】ユーザは、自動応答システム4からのアナ
ウンスによる指示にしたがって、電話機から店番TBを
入力する(#19)。自動応答システム4は、入力され
た店番TBの店舗にその回線を転送する(#20)。そ
こで、ユーザと店舗の担当者は対話し、ユーザは商品を
注文し、配達場所などを告げる(#21)。
【0061】店舗の担当者は、もしその商品が品切れで
あったり、配達が遅くなったりするのであれば、その旨
を説明する。したがって、ユーザは、電話をかけたにも
係わらず、注文を行うことなく終わることもある。ユー
ザと店舗とが接続されてから15秒程度を経過すれば、
注文が実際に行われている可能性が高いので、このよう
な条件によって注文が行われたか否かが判断される(#
22)。
【0062】注文があった場合には、サーバ3において
ポイントPTの加算が行われ(#23)、店舗は、注文
の内容に応じて商品を配達し、または担当者を派遣する
(#24)。
【0063】出前サービスを受けたユーザは、店舗にそ
の対価を支払う。出前サービス店は、出前サービス社に
仲介の対価を支払う。仲介の対価として、ユーザとの1
回の取り引き毎にその所定割合の額または固定額、月極
め額、年極め額など、種々の形態をとることができる。
【0064】出前サービス社は、出前サービス社の存
在、およびサーバ3による出前サービスの内容などをユ
ーザに広く知らせるため、種々の広告宣伝を行う。この
ような広告宣伝は、出前サービス社に加盟した多数の店
舗を代表して行われるものであるから、効率的である。
【0065】ユーザは、出前サービス社による出前サー
ビスを利用することにより、どのような出前サービスに
対しても1つの電話番号NRに電話をかけることで済む
ので、極めて便利である。しかも、出前サービス社のサ
ーバ3にアクセスすることにより、出前サービスの内容
を広く且つ詳しく知ることができ、出前サービスおよび
商品の選択を容易に行うことができる。
【0066】しかも、ユーザは、出前サービス社を利用
することにより、利用する度毎にポイントPTが加算さ
れ、それが所定の点数になれば種々の特典を得ることが
できるので、それが出前サービス社を利用するインセン
ティブともなる。
【0067】上に述べた出前サービスシステム1による
と、各店舗にとっては、出前サービス社に加盟すること
が店舗の宣伝広告を兼ねることができるとともに、注文
内容およびユーザの所在地などについてユーザとの対話
で直接的に確認することができる。しかも、ユーザが受
付窓口に対して注文の発信を行うことに対するインセン
ティブを与えることができ、ユーザ、出前サービス社、
および加盟店との間で安定した信頼関係を築くことが可
能である。
【0068】上に述べた実施形態においては、ユーザが
最初に出前サービスを利用する際に、サーバ3にアクセ
スして店舗の店番TBおよび受付窓口の電話番号NRを
知る必要があるが、これに代えて、またはこれととも
に、他の媒体を利用することも可能である。
【0069】例えば、出前サービス社が、加盟店の店番
TBを含むサービス内容、受付窓口の電話番号NR、お
よび出前サービスの利用方法などを記載した冊子を作成
し、その冊子を各家庭および事務所などに配付すること
としてもよい。
【0070】上に述べた実施形態において、サーバ3お
よび自動応答システム4を地域に応じて複数台設置して
もよい。その場合に、受付窓口の電話番号NRを各地域
に有利な番号としておくことができる。その他、サーバ
3、自動応答システム4、出前サービスシステム1の全
体または各部の構成、処理内容、処理順序、表示面に表
示される内容、画面の構成、メッセージおよびアナウン
スの内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更するこ
とができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によると、店舗の宣伝広告を兼ね
ることができるとともに、注文内容およびユーザの所在
地などについて直接的に確認することができ、しかも受
付窓口に対してユーザが注文のために発信を行うことに
対するインセンティブを与えることができる。
【0072】したがって、ユーザ、実際の出前サービス
を実行する者、および出前サービスを運営する者の間に
おいて、安定した信頼関係を築くことが可能であり、ネ
ットワークなどを介した商取引の発展およびネットワー
ク技術の向上に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出前サービスシステムの全体の構
成を示すブロック図である。
【図2】店舗データベースの例を示す図である。
【図3】顧客データベースの例を示す図である。
【図4】店舗登録ファイルの例を示す図である。
【図5】ログファイルの例を示す図である。
【図6】店舗の検索画面の例を示す図である。
【図7】店舗リスト画面の例を示す図である。
【図8】すし店の店舗リスト画面の例を示す図である。
【図9】○○すしのメニュー画面の例を示す図である。
【図10】出前サービスシステムを用いた注文操作の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 出前サービスシステム 3 サーバ 4 自動応答システム(受付窓口、転送する手段) 5 端末装置(ユーザの表示装置、表示させる手段) 6 電話機 7 電話機 31 データ処理装置(表示させる手段、ポイントを付
与する手段) TB 店番(出前サービスの識別コード) NR 電話番号(受付窓口の番号) PT ポイント HB 発信者番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川嶋 誠 東京都世田谷区三宿1−4−26−203 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB11 BB49 BB55 CC05 CC08 DD01 DD05 EE01 EE05 EE23 FF03 FF07 GG02 GG04 GG07 GG08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ又は複数の出前サービス、各出前サー
    ビスの識別コード、および受付窓口の番号をユーザに提
    示するステップと、 ユーザが前記受付窓口の番号に発信するステップと、 前記受付窓口において前記ユーザからの発信を受信し、
    ユーザが入力する識別コードに対応した出前サービスの
    番号に当該ユーザからの発信を転送するステップと、 前記受付窓口で受信されたユーザのうちの所定の条件を
    満たすユーザに対してポイントを付与するステップと、 を有してなることを特徴とする出前サービス方法。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して出前サービスを行う
    ためのシステムであって、 1つ又は複数の出前サービス、各出前サービスの識別コ
    ード、および受付窓口の番号を、ユーザの表示装置の表
    示面に表示させる手段と、 ユーザが前記受付窓口の番号に発信した際に、ユーザが
    入力する識別コードに対応した出前サービスの番号に当
    該ユーザからの発信を転送する手段と、 前記出前サービスの番号に接続されたユーザのうちの所
    定の条件を満たすユーザに対してポイントを付与する手
    段と、 を有してなることを特徴とする出前サービスシステム。
  3. 【請求項3】前記ユーザの受付窓口への発信は電話によ
    り行われ、転送された前記出前サービスの番号での受信
    も電話により行われる、 請求項1記載の出前サービスシステム。
  4. 【請求項4】前記受付窓口においてユーザから発信され
    た発信者番号を取得し、取得した発信者番号によって各
    ユーザのポイントを管理する、 請求項2記載の出前サービスシステム。
  5. 【請求項5】ネットワークを介して出前サービスを行う
    ためのシステムに用いられるサーバであって、 1つ又は複数の出前サービス、各出前サービスの識別コ
    ード、および受付窓口の番号を、ユーザの表示装置の表
    示面に表示させる手段と、 ユーザが前記受付窓口の番号に発信した際に、所定の条
    件を満たすユーザに対してポイントを付与する手段と、 を有してなることを特徴とするサーバ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003150706A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Nippon Koden Corp 体情報解析支援システム及び方法
WO2020213854A1 (ko) * 2019-04-17 2020-10-22 주식회사 만나플래닛 배달 주문 방법, 서버 및 시스템
WO2021065751A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 Line株式会社 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置

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