JP2001214773A - 触媒保護装置 - Google Patents

触媒保護装置

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JP2001214773A
JP2001214773A JP2000024239A JP2000024239A JP2001214773A JP 2001214773 A JP2001214773 A JP 2001214773A JP 2000024239 A JP2000024239 A JP 2000024239A JP 2000024239 A JP2000024239 A JP 2000024239A JP 2001214773 A JP2001214773 A JP 2001214773A
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catalyst
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JP2000024239A
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English (en)
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Noriyoshi Morinaga
規義 盛永
Koji Uranishi
康次 浦西
Nobuaki Kashiwanuma
信明 栢沼
Tamotsu Ogita
保 荻田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行制限を抑制しつつ適正な触媒保護
が図れる触媒保護装置を提供すること。 【解決手段】 エンジン2に供給される燃料の残量を検
出するセンサ12と、スロットル開度を検出するスロッ
トル開度センサ11とを備え、燃料の残量が一定量より
少なく、かつ、スロットル開度が一定値より大きいとき
に車両走行を制限して触媒3を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気系
統に配置される触媒を保護する触媒保護装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの排気系に配置される触
媒を保護するものとして、特開平5−263695号公
報に記載されるように、フューエルタンク内の燃料量が
所定値以下であり、かつ、燃圧が変動している場合に燃
料供給を停止する触媒保護方法が知られている。この触
媒保護方法は、フューエルタンク内の燃料量のみなら
ず、燃圧の変動も検出して、燃料量が所定値以下であ
り、かつ、燃圧が変動している場合に燃料供給を停止す
ることにより、車両の走行状態により十分な燃料がある
にもかかわらずエンジンが強制的に停止されることを防
止し、触媒保護を的確に行おうとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな触媒保護技術にあっては、実際に触媒が高温状態と
なっていないときに、エンジンが強制的に停止されるお
それがある。例えば、スロットル開度が小さくエンジン
の回転数が低い場合でも、燃料量が所定値以下であっ
て、かつ、燃圧が変動していれば、燃料供給が停止され
てしまう。車両の走行をできるだけ制限することなく適
正な触媒の保護を行うためには、触媒が高温状態となっ
ているか否かをより正確に判断して触媒保護を行うのが
望ましい。
【0004】そこで本発明は、このような問題点を解決
するためになされたものであって、車両の走行制限を抑
制しつつ適正な触媒保護が図れる触媒保護装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
触媒保護装置は、内燃機関に供給される燃料の残量を検
出する燃料検出手段と、スロットル開度を検出するスロ
ットル開度検出手段と、燃料の残量が一定量より少な
く、かつ、スロットル開度が一定値より大きいときに車
両走行を制限する走行制御手段とを備えて構成されてい
る。
【0006】この発明によれば、燃料の残量が一定量よ
り少なくても、スロットル開度が一定値より大きくなく
内燃機関の排気系に設置される触媒が高温状態とならな
い場合には、車両の走行が制限されない。このため、触
媒が高温により溶損のおそれのない場合には車両走行が
制限されず車両走行が可能であり、触媒が高温により溶
損のおそれのある場合には車両走行を制限して触媒を確
実に保護することができる。
【0007】また本発明に係る触媒保護装置は、内燃機
関に供給される燃料の残量を検出する燃料検出手段と、
内燃機関から排出される排気ガスの排出経路を触媒のあ
る主通路又は触媒のないバイパス通路のいずれかに切り
替える切替弁と、燃料の残量が一定量より少ないとき
に、排気ガスがバイパス経路を流通するように切替弁を
切替制御する切替制御手段とを備えて構成されている。
【0008】この発明によれば、燃料の残量が一定量よ
り少ない場合には、切替弁の切替より排気ガスが触媒を
通らずに送られる。このため、燃料残量の減少に起因し
て、触媒が高温状態となり溶損してしまうことを防止で
き、車両の走行を制限することなく触媒保護が図れる。
【0009】また本発明に係る触媒保護装置は、前述の
燃料検出手段が、内燃機関に供給される燃料へ向けて光
を出射する発光手段と、その光を受光する受光手段とを
備え、受光手段の出力に基づいて燃料の残量を検出する
ものであることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、燃料の気泡の含有量に
基づいて燃料の残量を検出することが可能であり、触媒
を保護する上で、適切な燃料残量の検出が行える。
【0011】更に本発明に係る触媒保護装置は、内燃機
関に供給される燃料の残量を検出する燃料検出手段と、
燃料の残量が第一の設定量以上であるか否かを判定する
第一残量判定手段と、燃料の残量が第一の設定量より少
ない第二の設定量以上であるか否かを判定する第二残量
判定手段と、燃料の残量が第一の設定量以上でなく、か
つ、第二の設定量以上であるときに、車両の走行速度を
第一の速度以下に制限する第一走行制御手段と、燃料の
残量が第二の設定量以上でないときに、車両の走行速度
を第一の速度より小さい第二の速度以下に制限する第二
走行制御手段とを備えて構成されている。
【0012】この発明によれば、燃料残量に基づいて二
段階で走行制限を行うことにより、運転者により強くガ
ス欠を警告することができる。また、走行制限速度を徐
々に下げていくことにより、燃料消費が抑えられガス欠
に至るまでの時間を引き延ばすことができる。従って、
ガス欠を効果的に防止でき、触媒保護が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の種々の実施形態について説明する。尚、各図において
同一要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略す
る。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一
致していない。
【0014】(第一実施形態)図1に本実施形態に係る
触媒保護装置を示す。
【0015】図1に示すように、本実施形態に係る触媒
保護装置1は、エンジン2の排気系に配置される触媒3
を高温による溶損などから保護する装置である。
【0016】エンジン2には、燃料タンク5に収容され
る燃料が配管6を通じて供給される。すなわち、燃料ポ
ンプ7により燃料タンク5の燃料が吸い上げられ、配管
6を通じてデリバリパイプ8に送られ、インジェクタ9
により燃焼室に噴射される。
【0017】触媒保護装置1には、装置全体の制御を行
うECU4が設けられている。ECU4は、CPU、R
OM、RAMを含むコンピュータを主体として構成され
ており、そのROMには各種制御ルーチンが記憶されて
いる。
【0018】ECU4は、インジェクタ9に接続され、
各インジェクタ9に噴射のための制御信号を出力し、噴
射制御を行う。また、ECU4は、電子スロットルのア
クチュエータ10と接続され、アクチュエータ10に制
御信号を出力し、スロットル開度制御を行う。
【0019】また、ECU4には、スロットル開度セン
サ11が接続され、スロットル開度センサ11が出力す
るスロットル開度TAの検出信号が入力される。また、
ECU4には、電流センサ12が接続されている。電流
センサ12は、燃料ポンプ7の駆動時における電流を検
出するものであり、燃料の残量を検出する燃料検出手段
として機能するものである。電流センサ12は、燃料ポ
ンプ7のモータ(図示なし)と接続されモータの駆動電
流を検出する。検出した駆動電流が設定値より大きい場
合には、燃料の残量が一定値より低下していると判断さ
れる。
【0020】また、ECU4は、電磁弁13と接続され
ており、電磁弁13の作動制御を行っている。電磁弁1
3は、燃料タンク5と補助タンク14を連結する配管1
5の途中に設置され、その開弁により補助タンク14内
に収容される燃料を燃料タンク5に供給する。また、E
CU4は、警告灯17と接続され、警告灯17の点灯制
御を行っている。
【0021】更に、ECU4には、クランク角センサ1
6が接続されており、クランク角センサ16の検出信号
が入力される。
【0022】次に、本実施形態に係る触媒保護装置の動
作について説明する。
【0023】図2に触媒保護装置1の動作についてのフ
ローチャートを示す。図2のS10に示すように、電流
センサ12の検出信号に基づき電流Iが読み込まれ、ス
ロットル開度センサ11の検出信号に基づいてスロット
ル開度TAが読み込まれる。
【0024】そして、S12に移行し、電流Iが設定値
Rより大きいか否かが判定される。設定値IRは、予め
ECU4に設定される値であり、例えば、燃料ポンプ7
に吸い上げられる燃料が一定量以下に減少し、それに起
因して燃料ポンプ7のモータの駆動電流が増加したとき
の電流値に設定される。また、ここでいう燃料の「一定
量」とは、燃料の吸い上げ量の低下により、燃料内に空
気が混入し燃圧が低下して失火状態となり、排気ガスに
含まれる酸素濃度が上昇して触媒が発熱し溶損し得る燃
料量をいう。
【0025】このS12にて、電流Iが設定値IRより
大きくないと判定されたときには、燃料が十分にあると
判断し、制御処理を終了する。一方、S12にて、電流
Iが設定値IRより大きいと判定されたときには、S1
4に移行し、警告灯17が点灯される。これにより、車
両の運転者に燃料が低下していることを知らせることが
できる。
【0026】そして、S16に移行し、スロットル開度
TAが設定値TAHより大きいか否かが判定される。設
定値TAHは、予めECU4に設定される値であり、例
えば、設定値IRにおける燃料の低下を考慮し、触媒3
が溶損するおそれの高いスロットル開度に設定される。
【0027】このS16にて、スロットル開度TAが設
定値TAHより大きいと判定されたときには、触媒3が
溶損するおそれが高いとして、燃料カット処理が行われ
る(S18)。燃料カット処理は、ECU4からインジ
ェクタ9に制御信号が出力され、インジェクタ9からの
燃料噴射を停止させることにより行われる。一方、S1
6にて、スロットル開度TAが設定値TAHより大きく
ないと判定されたときには、S20に移行し、スロット
ル開度TAが設定値TALより大きいか否かが判定され
る。設定値TALは、予めECU4に設定される値であ
り、前述の設定値TAHと比較してスロットル開度が小
さくなるような値に設定される。
【0028】S20にて、スロットル開度TAが設定値
TALより大きいと判定されたときには、触媒3が溶損
するおそれがあると判断され、S22に移行する。S2
2では、ECU4からアクチュエータ10に制御信号が
出力され、スロットル開度TAが設定値TALとなるよ
うにスロットル開度が制御される。そして、S24に移
行し、サブ燃料供給が行われる。サブ燃料供給は、補助
タンク14内に収容される燃料を燃料タンク5へ供給す
る処理であり、ECU4から電磁弁13へ制御信号が出
力され、電磁弁13を開弁させることにより行われる。
このサブ燃料供給により、燃料ポンプ7に吸い上げられ
る燃料が「一定量」より大きくなり、燃料への空気混入
量が減少し触媒が発熱して溶損することが防止される。
【0029】一方、S20にて、スロットル開度TAが
設定値TALより大きくないと判定されたときには、S
24に移行し、前述同様にサブ燃料供給が行われ、燃料
への空気混入量の低下により触媒溶損防止が図られる。
【0030】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置1によれば、燃料の残量が一定量より少なくスロッ
トル開度TAが一定の設定値TAHより大きい場合に燃
料カットが行われ車両の走行が禁止され、また、燃料の
残量が一定量より少なくスロットル開度TAが一定の設
定値TALより大きい場合にスロットル開度TAが設定
値TALとなるように車両走行が制限される。このた
め、燃料の残量が一定量より少なくても、スロットル開
度が一定値より大きくなくエンジン2の排気系に設置さ
れる触媒3が高温状態とならない場合には、車両の走行
が制限されない。従って、触媒3が高温により溶損のお
それのない場合には車両走行が制限されず車両走行が可
能となる。一方、触媒が高温により溶損のおそれのある
場合には車両走行を制限して触媒3を確実に保護するこ
とができる。
【0031】また、燃料の残量が一定量より少なく、か
つ、スロットル開度TAが設定値TAHより大きくない
ときには、補助タンク14から燃料タンク5に燃料補給
が行われる。これにより、燃料の残量を一時的に増加さ
せることができる。従って、燃料の吸い上げ量の低下、
燃料内への空気の混入、燃圧の低下、失火状態、排気ガ
スの酸素濃度上昇及び触媒の発熱を通じて、触媒が溶損
することを防止することができる。
【0032】なお、本実施形態に係る触媒保護装置にあ
っては、触媒3の溶損の可能性判断を燃料ポンプ7の駆
動電流及びスロットル開度に基づいて判断するものであ
ったが、本発明に係る触媒保護装置はそのようなものに
限定されるものではなく、触媒3の溶損の可能性判断を
触媒床温又は触媒ガス温度に基づいて判断するものであ
ってもよい。また、燃料ポンプ7の駆動電流及びスロッ
トル開度に加えて車速に基づいて触媒3の溶損の可能性
判断を判断するものであってもよい。
【0033】また、本実施形態に係る触媒保護装置にあ
っては、車両の走行を制限する手段としてスロットル開
度の制限などを用いるものであったが、本発明に係る触
媒保護装置はそのようなものに限定されるものではな
く、その他の手段により車両の走行を制限するものであ
ってよい。
【0034】また、本実施形態に係る触媒保護装置にあ
っては、燃料タンク5の他に補助タンク14を備えるも
のであったが、本発明に係る触媒保護装置はそのような
ものに限定されるものではなく、補助タンク14を設け
ない場合もある。
【0035】(第二実施形態)次に第二実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0036】本実施形態に係る触媒保護装置は、図1に
示す第一実施形態に係る触媒保護装置1と同様な構造を
有するものであるが、エンジン2の回転数も考慮して触
媒保護のための処理を行う点で異なるものである。
【0037】図3に本実施形態に係る触媒保護装置の動
作についてのフローチャートを示す。図3のS50に示
すように、電流センサ12の検出信号に基づき電流Iが
読み込まれ、クランク角センサ16の検出信号に基づい
てエンジン2の回転数NEが読み込まれ、スロットル開
度センサ11の検出信号に基づいてスロットル開度TA
が読み込まれる。
【0038】そして、S52に移行し、電流Iが設定値
Rより大きいか否かが判定され、電流Iが設定値IR
り大きいときには、S54に移行し、警告灯17が点灯
される。これにより、車両の運転者に燃料が低下してい
ることを知らせることができる。なお、S52の電流I
についての判定及びS54の警告灯点灯は、前述したS
12及びS14と同様な処理である。
【0039】そして、S56に移行し、エンジン2の回
転数NEが設定値NERより大きいか否かが判定され
る。設定値NERは、予めECU4に設定される値であ
り、例えば、設定値IRにおける燃料の低下を考慮し、
触媒3が溶損するおそれの高い回転数に設定される。
【0040】このS56にて、エンジン2の回転数NE
が設定値NERより大きいと判定されたときには、S5
8に移行し、スロットル開度TAが設定値TAHより大
きいか否かが判定される。ここで、設定値TAHは、前
述のS16の設定値TAHと同様に設定されるものであ
る。このS58にて、スロットル開度TAが設定値TA
Hより大きいと判定されたときには、触媒3が溶損する
おそれが高いとして、燃料カット処理が行われる(S6
0)。燃料カット処理は、前述のS18と同様に行われ
る。
【0041】一方、S56にてエンジン2の回転数NE
が設定値NERより大きくないと判定され又はS58に
てスロットル開度TAが設定値TAHより大きくないと
判定されたときには、それぞれS62に移行し、スロッ
トル開度TAが設定値TALより大きいか否かが判定さ
れる。ここで、設定値TALは、前述のS20における
設定値TALと同様にして設定すればよい。
【0042】S62にて、スロットル開度TAが設定値
TALより大きいと判定されたときには、触媒3が溶損
するおそれがあると判断され、S64に移行し、スロッ
トル開度TAが設定値TALとなるようにスロットル開
度が制御される。そして、S66に移行し、サブ燃料供
給が行われ、電磁弁13の開弁により、補助タンク14
内に収容される燃料が燃料タンク5に供給される。
【0043】一方、S64にて、スロットル開度TAが
設定値TALより大きくないと判定されたときには、S
66に移行し、前述同様にサブ燃料供給が行われ、燃料
への空気混入量の低下により触媒溶損防止が図られる。
【0044】ところで、S52にて、電流Iが設定値I
Rより大きくないと判定されたときには、S68に移行
し、警告灯17が点灯されているか否かが判定される。
警告灯17が点灯していないと判定されたときには、制
御処理を終了する。一方、警告灯17が点灯していると
判定されたときには、S66に移行し、前述同様にサブ
燃料供給が行われ、燃料への空気混入量の低下により触
媒溶損防止が図られる。
【0045】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置によれば、第一実施形態に係る触媒保護装置と同様
に、触媒3が高温により溶損のおそれのない場合には車
両走行が制限されず車両走行が可能となり、触媒が高温
により溶損のおそれのある場合には車両走行を制限して
触媒3を的確に保護することが可能となる。また、燃料
の残量が一定量より少なく、かつ、スロットル開度TA
が設定値TAHより大きくないときには、補助タンク1
4から燃料タンク5に燃料補給を行い、燃料の残量を一
時的に増加させて、燃料の吸い上げ量の低下、燃料内へ
の空気の混入、燃圧の低下、失火状態、排気ガスの酸素
濃度上昇及び触媒の発熱を通じて、触媒3が溶損するこ
とを防止することができる。
【0046】更に、本実施形態に係る触媒保護装置によ
れば、第一実施形態に係る触媒保護装置の作用効果に加
え、エンジン2の回転数NEを考慮して触媒3が溶損す
るおそれがあるか否かを判断するため、触媒3の溶損に
ついて正確な判断が可能となる。このため、車両走行が
過度に制限されることを防止でき、触媒3をより的確に
保護することができる。
【0047】(第三実施形態)次に第三実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0048】図4に本実施形態に係る触媒保護装置を示
す。図4に示すように、本実施形態に係る触媒保護装置
1cには、エンジン2の排気経路20の途中にバイパス
通路22が設けられている。バイパス通路22は、排気
経路20の主通路21に設置される触媒3を迂回する通
路であり、触媒3の上流側で主通路21から分岐し触媒
の下流側で主通路21と合流している。
【0049】バイパス通路22と主通路21との分岐位
置には、切替弁23が設けられている。切替弁23は、
エンジン2から排出される排気ガスを主通路21又はバ
イパス通路22のいずれかに流すかを切り替えるための
弁である。この切替弁23の切替は、ECU4の制御信
号により制御される。
【0050】また、燃料をエンジン2に供給するための
配管6の途中には、センサ24が設置されている。セン
サ24は、燃料タンク5の燃料残量を検出するセンサで
あり、例えば、配管6を流通する燃料の状態に基づいて
燃料タンク5の燃料残量を検出するものが用いられる。
なお、図4中の符号25は、マフラーである。
【0051】次に、本実施形態に係る触媒保護装置の動
作について説明する。
【0052】図5に触媒保護装置1cの動作についての
フローチャートを示す。図5のS100に示すように、
ECU4に入力されるセンサ24の検出信号に基づいて
燃料残量が読み込まれる。そして、S102に移行し、
読み込まれた燃料残量が設定量より少ないか否かが判定
される。ここで、「設定量」は、予めECU4に設定さ
れる値であり、例えば、燃料の残量の減少に起因して、
燃料への空気混入、燃圧低下、失火状態及び排気ガスに
おける酸素濃度上昇を生じ、触媒が発熱し溶損し得る燃
料残量が設定される。
【0053】S102にて、燃料残量が設定量より少な
くないと判定されたときには、S104に移行し、切替
弁23の上流側の排気経路20が主通路21と連通する
ように、切替弁23が切り替えられる。これにより、エ
ンジン2から排出される排気ガスがバイパス通路22を
通ることなく触媒3のある主通路21を通じて車両外へ
排出される。
【0054】一方、S102にて、燃料残量が設定量よ
り少ないと判定されたときには、S106に移行し、切
替弁23の上流側の排気経路20がバイパス通路22と
連通するように、切替弁23が切り替えられる。これに
より、エンジン2から排出される排気ガスがバイパス通
路22を通じて車両外へ排出される。
【0055】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置によれば、燃料の残量が一定量より少ない場合に
は、切替弁23の切替より排気ガスが触媒3を通らずに
バイパス通路22を通じて送られる。このため、燃料残
量の減少に起因して、触媒3が高温状態となり溶損して
しまうことを防止でき、車両の走行を制限することなく
触媒保護が図れる。
【0056】(第四実施形態)次に第四実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0057】本実施形態に係る触媒保護装置は、第三実
施形態に係る触媒保護装置とほぼ同様な構成を有するも
のであるが、エンジン2の吸入空気量及びエンジン2の
回転数を考慮して切替弁23の切替を制御している点で
第三実施形態に係る触媒保護装置と異なっている。
【0058】図6に本実施形態に係る触媒保護装置を示
す。図6に示すように、本実施形態に係る触媒保護装置
1dには、エンジン2への吸入空気量を検出するセンサ
31が設けられている。センサ31は、エンジン2の吸
気系に設置されており、検出信号をECU4に出力す
る。
【0059】次に、本実施形態に係る触媒保護装置の動
作について説明する。
【0060】図7に触媒保護装置1dの動作についての
フローチャートを示す。図7のS120に示すように、
ECU4に入力されるセンサ24の検出信号に基づいて
燃料残量が読み込まれる。そして、S122に移行し、
読み込まれた燃料残量が設定量より少ないか否かが判定
される。ここで、「設定量」は、前述したS102の設
定量と同様に設定される。
【0061】S122にて、燃料残量が設定量より少な
くないと判定されたときには、S132に移行し、切替
弁23の上流側の排気経路20が主通路21と連通する
ように、切替弁23が切り替えられる。これにより、エ
ンジン2から排出される排気ガスがバイパス通路22を
通ることなく触媒3のある主通路21を通じて車両外へ
排出される。
【0062】一方、S122にて、燃料残量が設定量よ
り少ないと判定されたときには、S124に移行し、セ
ンサ31の検出信号に基づいてエンジン2への吸入空気
量が読み込まれる。そして、S126に移行し、読み込
まれた吸入空気量が予めECU4に設定される設定値よ
り小さいか否かが判定される。ここで、吸入空気量が設
定値より小さいと判定されたときには、S134に移行
する。一方、吸入空気量が設定値より小さくないと判定
されたときには、S128に移行し、クランク角センサ
16の検出信号に基づいてエンジン2の回転数が読み込
まれる。
【0063】そして、S130に移行し、エンジン回転
数が予めECU4に設定される設定値より大きいか否か
が判定される。ここで、エンジン回転数が設定値より大
きいと判定されたときには、S132に移行する。一
方、エンジン回転数が設定値より大きくないと判定され
たときには、S134に移行する。
【0064】S134では、切替弁23の上流側の排気
経路20がバイパス通路22と連通するように、切替弁
23が切り替えられる。これにより、エンジン2から排
出される排気ガスがバイパス通路22を通じて車両外へ
排出される。
【0065】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置によれば、第三実施形態に係る触媒保護装置と同様
に、燃料の残量が一定量より少ない場合には切替弁23
の切替より排気ガスが触媒3を通らずにバイパス通路2
2を通じて送られるため、燃料残量の減少に起因して、
触媒3が高温状態となり溶損してしまうことを防止で
き、車両の走行を制限することなく触媒保護が図れると
いう効果が得られる。
【0066】また、本実施形態に係る触媒保護装置によ
れば、エンジン2の吸入空気量及びエンジン2の回転数
を考慮して切替弁23の切替を制御しているため、燃料
残量が一定値より少ない場合でも、一定条件の下で排気
ガスが触媒3のある主通路21を通じて送られる。従っ
て、排気ガス中の有害成分を的確に除去することができ
る。
【0067】(第五実施形態)次に第五実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0068】本実施形態に係る触媒保護装置は、第三実
施形態に係る触媒保護装置とほぼ同様な構成を有するも
のであるが、触媒床温を考慮して切替弁23の切替を制
御している点で第三実施形態に係る触媒保護装置と異な
っている。
【0069】図8に本実施形態に係る触媒保護装置を示
す。図8に示すように、本実施形態に係る触媒保護装置
1eには、触媒3の温度、すなわち触媒床温を検出する
センサ41が設けられている。センサ41は、ECU4
と接続されており、その検出信号をECU4に出力す
る。
【0070】次に、本実施形態に係る触媒保護装置の動
作について説明する。
【0071】図9に触媒保護装置1eの動作についての
フローチャートを示す。図9のS150に示すように、
ECU4に入力されるセンサ24の検出信号に基づいて
燃料残量が読み込まれる。そして、S152に移行し、
読み込まれた燃料残量が設定量より少ないか否かが判定
される。ここで、「設定量」は、前述したS102の設
定量と同様に設定される。
【0072】S152にて、燃料残量が設定量より少な
くないと判定されたときには、S158に移行し、切替
弁23の上流側の排気経路20が主通路21と連通する
ように、切替弁23が切り替えられる。これにより、エ
ンジン2から排出される排気ガスがバイパス通路22を
通ることなく触媒3のある主通路21を通じて車両外へ
排出される。
【0073】一方、S152にて、燃料残量が設定量よ
り少ないと判定されたときには、S154に移行し、セ
ンサ41の検出信号に基づいて触媒床温が読み込まれ
る。そして、S156に移行し、読み込まれた触媒床温
が予めECU4に設定される設定温度より高いか否かが
判定される。ここで、読み込まれた触媒床温が設定温度
より高くないと判定されたときには、S158に移行す
る。一方、読み込まれた触媒床温が設定温度より高いと
判定されたときには、S160に移行し、切替弁23の
上流側の排気経路20がバイパス通路22と連通するよ
うに、切替弁23が切り替えられる。これにより、エン
ジン2から排出される排気ガスがバイパス通路22を通
じて車両外へ排出される。
【0074】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置によれば、第三実施形態に係る触媒保護装置と同様
に、燃料の残量が一定量より少ない場合には切替弁23
の切替より排気ガスが触媒3を通らずにバイパス通路2
2を通じて送られるため、燃料残量の減少に起因して、
触媒3が高温状態となり溶損してしまうことを防止で
き、車両の走行を制限することなく触媒保護が図れると
いう効果が得られる。
【0075】また、本実施形態に係る触媒保護装置によ
れば、触媒床温を考慮して切替弁23の切替を制御して
いるため、燃料残量が一定値より少ない場合でも、一定
条件の下で排気ガスが触媒3のある主通路21を通じて
送られる。従って、排気ガス中の有害成分を的確に除去
することができる。
【0076】(第六実施形態)次に第六実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0077】本実施形態に係る触媒保護装置は、燃料残
量の検出手段として光学センサを用いるものであり、そ
の他の部分については、図1及び図2に示す第一実施形
態に係る触媒保護装置、図3に示す第二実施形態に係る
触媒保護装置、図4及び図5に示す第三実施形態に係る
触媒保護装置、図6及び図7に示す触媒保護装置又は図
8及び図9に示す触媒保護装置と同様なものが用いられ
る。
【0078】図10、図11に本実施形態に係る触媒保
護装置における光学センサを示す。
【0079】図10に示すように、光学センサ50は、
燃料を給送する配管6の途中に設置されている。光学セ
ンサ50は、発振器51と受光器52を備えている。発
振器51は、配管60内を流れる燃料に向けて光を出射
する発光手段であり、例えば、レーザ発振器が用いられ
る。受光器52は、発振器51が発する光を受光して電
気信号に変換し出力する受光手段である。
【0080】図11に示すように、発振器51は、ハウ
ジング53の側壁に配置され、ハウジング53を通過す
る燃料に向けて光54を出射する。ハウジング53内に
は、ミラー55が設置されている。ミラー55は、発振
器51の発した光を反射し受光器52へ入射させる。受
光器52は、ミラー55で反射された光を受光し、その
受光量に応じた電気信号を出力する。このとき、燃料の
残量が少なくなり燃料に気泡が混入すると、受光器52
の受光量が減少して出力が低下する。このため、燃料の
気泡の含有量に基づいて燃料の残量を検出することが可
能となる。
【0081】燃料残量を燃料の気泡含有量に基づいて検
出することは、触媒の溶損が燃料内への空気の混入、燃
圧低下及び排気ガスに含まれる酸素濃度上昇の過程を通
じて生ずることから、触媒の保護上、有効な燃料検出手
段である。
【0082】図12に本実施形態に係る触媒保護装置に
おける他の光学センサを示す。
【0083】図12に示すように、光学センサ50a
は、発振器51及び受光器52をデリバリパイプ8に設
置したものである。発振器51から発せられた光は直接
受光器52に入射される。この場合であっても、上述し
た図10、11の光学センサ50と同様に、燃料の気泡
の含有量に基づいて燃料の残量を検出することができ
る。
【0084】以上のように、本実施形態に係る触媒保護
装置によれば、第一実施形態から第五実施形態に係る触
媒保護装置と同様な効果に加え、燃料の気泡の含有量に
基づいて燃料の残量を検出することにより、触媒の保護
が的確に行える。
【0085】なお、触媒保護装置の燃料検出手段として
は、前述した光学センサのほか、OBDの失火検出や燃
料油面計などを用いるものであってよい。
【0086】(第七実施形態)次に第七実施形態に係る
触媒保護装置について説明する。
【0087】本実施形態に係る触媒保護装置は、燃料残
量に応じて車両の走行制御を二段階に分けて行うもので
あり、例えば、図1に示す触媒保護装置と同様なハード
構成を有している。
【0088】図13に本実施形態に係る触媒保護装置の
動作についてのフローチャートを示す。図13のS20
0に示すように、ECU4に入力されるセンサの検出信
号に基づいて燃料残量が読み込まれる。そして、S20
2に移行し、読み込まれた燃料残量が設定量X以上であ
るか否かが判定される。ここで、「設定量X」は、予め
ECUに設定される値である。S202にて、読み込ま
れた燃料残量が設定量X以上であると判定されたときに
は、制御処理を終了する。
【0089】一方、読み込まれた燃料残量が設定量X以
上でないと判定されたときには、S204に移行し、燃
料残量が設定量Y以上であるか否かが判定される。ここ
で、「設定量Y」は、予めECUに設定される値であ
り、設定量Xより少ない量に設定される。S204に
て、読み込まれた燃料残量が設定量Y以上であると判定
されたときには、S206に移行し、第一走行制御が行
われる。
【0090】第一走行制御は、ECUから電子スロット
ルのアクチュエータに制御信号を出力してスロットル開
度を調整し、車両速度を一定速度以下、例えば100k
m/h以下に制御するものである。その際、ボイスナビ
ゲータ等でウォーニングを出して運転者に退避走行を指
示することが望ましい。
【0091】一方、S204にて、読み込まれた燃料残
量が設定量Y以上でないと判定されたときには、S20
8に移行し、第二走行制御が行われる。第二走行制御
は、ECUから電子スロットルのアクチュエータに制御
信号を出力してスロットル開度を調整し、車両速度をS
206の第一走行制御の制御速度以下の速度、例えば6
0km/h以下に制御するものである。その際、ボイス
ナビゲータ等でウォーニングを出して運転者に退避走行
を指示することが望ましい。
【0092】このような本実施形態に係る触媒保護装置
によれば、燃料残量に基づいて二段階で走行制限を行う
ことにより、運転者により強くガス欠を警告することが
できる。また、走行制限速度を徐々に下げていくことに
より、燃料消費が抑えられガス欠に至るまでの時間を引
き延ばすことができる。従って、ガス欠を効果的に防止
でき、触媒保護が図れる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、燃
料の残量が一定量より少なく、かつ、スロットル開度が
一定値より大きいときに車両走行を制限することによ
り、燃料の残量が一定量より少なくても、スロットル開
度が一定値より大きくなく内燃機関の排気系に設置され
る触媒が高温状態とならない場合には、車両の走行が制
限されない。このため、触媒が高温により溶損のおそれ
のない場合には車両走行が制限されず車両走行が可能で
あり、触媒が高温により溶損のおそれのある場合には車
両走行を制限して触媒を確実に保護することができる。
【0094】また、燃料の残量が一定量より少ないとき
に排気ガスを触媒のないバイパス経路を通じて送ること
により、燃料残量の減少に起因して、触媒が高温状態と
なり溶損してしまうことを防止でき、車両の走行を制限
することなく触媒保護が図れる。
【0095】また、燃料検出手段として、内燃機関に供
給される燃料へ向けて光を出射する発光手段と、その光
を受光する受光手段とを備え、受光手段の出力に基づい
て燃料の残量を検出するものを用いることにより、燃料
の気泡の含有量に基づいて燃料の残量を検出することが
可能であり、触媒を保護する上で、適切な燃料残量の検
出が行える。
【0096】更に、燃料残量に基づいて二段階で走行制
限を行うことにより、運転者により強くガス欠を警告す
ることができる。また、走行制限速度を徐々に下げてい
くことにより、燃料消費が抑えられガス欠に至るまでの
時間を引き延ばすことができる。従って、ガス欠を効果
的に防止でき、触媒保護が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る触媒保護装置の説明図であ
る。
【図2】第一実施形態に係る触媒保護装置の動作につい
てフローチャートである。
【図3】第二実施形態に係る触媒保護装置の動作につい
てフローチャートである。
【図4】第三実施形態に係る触媒保護装置の説明図であ
る。
【図5】第三実施形態に係る触媒保護装置の動作につい
てフローチャートである。
【図6】第四実施形態に係る触媒保護装置の説明図であ
る。
【図7】第四実施形態に係る触媒保護装置の動作につい
てフローチャートである。
【図8】第五実施形態に係る触媒保護装置の説明図であ
る。
【図9】第五実施形態に係る触媒保護装置の動作につい
てフローチャートである。
【図10】第六実施形態に係る触媒保護装置の説明図で
ある。
【図11】第六実施形態に係る触媒保護装置の説明図で
ある。
【図12】第六実施形態に係る触媒保護装置の説明図で
ある。
【図13】第七実施形態に係る触媒保護装置の動作につ
いてフローチャートである。
【符号の説明】
1…触媒保護装置、2…エンジン(内燃機関)、5…燃
料タンク、11…スロットル開度センサ、12…電流セ
ンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栢沼 信明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 荻田 保 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 BA00 BA05 BA13 DA10 EA11 FA00 FA10 FA24 FA33 3G091 AA28 BA08 DA10 DB10 EA00 EA01 EA07 EA19 EA27 EA39 HB03 3G093 BA20 BA24 DA00 DA01 DA06 DB00 DB05 DB09 DB20 EA05 EA09 EB00 FA11 FB02 FB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に供給される燃料の残量を検出
    する燃料検出手段と、 スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、 前記燃料の残量が一定量より少なく、かつ、前記スロッ
    トル開度が一定値より大きいときに車両走行を制限する
    走行制御手段と、を備えた触媒保護装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関に供給される燃料の残量を検出
    する燃料検出手段と、 前記内燃機関から排出される排気ガスの排出経路を触媒
    のある主通路又は前記触媒のないバイパス通路のいずれ
    かに切り替える切替弁と、 前記燃料の残量が一定量より少ないときに、前記排気ガ
    スが前記バイパス経路を流通するように前記切替弁を切
    替制御する切替制御手段と、を備えた触媒保護装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料検出手段は、前記内燃機関に供
    給される燃料へ向けて光を出射する発光手段と、その光
    を受光する受光手段とを備え、前記受光手段の出力に基
    づいて前記燃料の残量を検出するものであること、を特
    徴とする請求項1又は2に記載の触媒保護装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関に供給される燃料の残量を検出
    する燃料検出手段と、 前記燃料の残量が第一の設定量以上であるか否かを判定
    する第一残量判定手段と、 前記燃料の残量が前記第一の設定量より少ない第二の設
    定量以上であるか否かを判定する第二残量判定手段と、 前記燃料の残量が前記第一の設定量以上でなく、かつ、
    前記第二の設定量以上であるときに、車両の走行速度を
    第一の速度以下に制限する第一走行制御手段と、 前記燃料の残量が前記第二の設定量以上でないときに、
    車両の走行速度を前記第一の速度より小さい第二の速度
    以下に制限する第二走行制御手段と、を備えた触媒保護
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7178419B2 (en) 2002-03-27 2007-02-20 Aisin Aw Co., Ltd. Control device with shift position detector, and power train with the control device
JP2008038801A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化検出装置
CN104343563A (zh) * 2013-08-08 2015-02-11 铃木株式会社 车辆用催化剂的保护装置
CN104675541A (zh) * 2013-12-02 2015-06-03 通用电气公司 驾驶员警报和减载控制***和方法

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DE102014011524A1 (de) 2013-08-08 2015-02-12 Suzuki Motor Corporation Schutzvorrichtung für Fahrzeugkatalysator
DE102014011524B4 (de) 2013-08-08 2019-04-11 Suzuki Motor Corporation Schutzvorrichtung für Fahrzeugkatalysator
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