JP2001214077A - 着色組成物及びカラーフィルター - Google Patents

着色組成物及びカラーフィルター

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JP2001214077A
JP2001214077A JP2000021552A JP2000021552A JP2001214077A JP 2001214077 A JP2001214077 A JP 2001214077A JP 2000021552 A JP2000021552 A JP 2000021552A JP 2000021552 A JP2000021552 A JP 2000021552A JP 2001214077 A JP2001214077 A JP 2001214077A
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pigment
particles
color filter
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red
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JP2000021552A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takeda
明彦 竹田
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過率を上げる。 【解決手段】 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が
90%以上含まれている赤色、緑色、青色顔料が透明樹
脂中に分散された着色組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶カラーディス
プレーやビデオカメラ等に使用されるカラーフィルタ
ー、及びその製造に用いられる着色組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶カラーディスプレー等に使用される
カラーフィルターとして、耐光性に優れた顔料粒子を透
明樹脂中に分散されたものが使用されるようになってき
ている。
【0003】しかし、このようなカラーフィルターを用
いた液晶カラーディスプレーでは、顔料粒子による光の
散乱等のために、光を遮断しなければならないときに光
が漏れたり、光を透過しなければならないときに透過光
が減衰し、結果としてコントラストが低下するという欠
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮してなされたものであり、透過率の高いカラーフィル
ター及びその製造に用いられる着色組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以下のとおりで
ある。 <1> 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が90%
以上含まれている赤色顔料が透明樹脂中に分散された着
色組成物。 <2> 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が90%
以上含まれている緑色顔料が透明樹脂中に分散された着
色組成物。 <3> 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が90%
以上含まれている青色顔料が透明樹脂中に分散された着
色組成物。 <4> 前記顔料の一次粒子のアスペクト比の平均値が
1.0〜5.0である<1>から<3>のいずれかに記
載の着色組成物。 <5> 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が90%
以上含まれている赤色顔料、緑色顔料及び青色顔料の少
なくともいずれかの顔料と、酸性基を有するバインダー
ポリマーと、エチレン性不飽和二重結合を2個以上有す
る多官能モノマーと、光重合開始剤とを含有する着色組
成物。 <6> レッドの画素に<1>記載の着色組成物を用い
たカラーフィルター。<7> グリーンの画素に<2>
記載の着色組成物を用いたカラーフィルター。 <8> ブルーの画素に<3>記載の着色組成物を用い
たカラーフィルター。 <9> 前記着色組成物により形成された層の厚みが1
〜3μmである<6>か ら<8>のいずれかに記載のカラーフィルター。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。
【0007】本発明では、赤色顔料、緑色顔料、青色顔
料を使用する。
【0008】前記赤色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド97、
C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメント
レッド123、C.I.ピグメントレッド149、C.
I.ピグメントレッド168、C.I.ピクメントレッ
ド177、C.I.ピグメントレッド180、C.I.
ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド2
15、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグ
メントレッド217、C.I.ピグメントレッド22
0、C.I.ピグメンレッド223、C.I.ピグメン
トレッド224、C.I.ピグメントレッド226、
C.I.ピグメントレッド227、C.I.ピグメント
レッド228、C.I.ピグメントレッド240、C.
I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレ
ッド242、C.I.ピグメントレッド209、C.
I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッ
ド11、C.I.ピグメントレッド81、C.I.ピグ
メントレッド213、C.I.ピグメントレッド27
2、C.I.ピグメントレッド270、C.I.ピグメ
ントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、
C.I.ピグメントレッド254、などが挙げられる。
【0009】前記緑色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントグリーン7、C.I.ピクメントグリーン3
6、などが挙げられる。
【0010】前記青色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー1
5:6、C.I.ピグメントブルー22、C、I.ピグ
メントブルー60、C.I.ピグメントブルー64、な
どが挙げられる。
【0011】本発明では、これらの顔料の他に黄色顔
料、オレンジ顔料、バイオレット顔料、ブラウン顔料、
黒色顔料を必要に応じて使用することができる。
【0012】前記黄色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー
24、C.I.ピグメントイエロー12、C.Iピグメ
ントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー83,
C.I.ピグメントイエロー86、C.I.ピグメント
イエロー93、C.I.ピグメントイエロー109、
C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメン
トイエロー117、C.I.ピグメントイエロー12
5、C.I.ピグメントイエロー137、C.I.ピグ
メントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー1
39、C.I.ピグメントイエロー147、C.I.ピ
グメントイエロー148、C.I.ピグメントイエロー
150、C.Iピグメントイエロー153、C.I.ピ
グメントイエロー、C.I.ピグメントイエロー15
4、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグ
メントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー1
85、などが挙げられる。
【0013】前記オレンジ顔料としては、例えば、C.
I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレ
ンジ43、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.
ピグメントオレンジ55、C.I.ピグメントオレンジ
59、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグ
メントオレンジ71、などが挙げられる。
【0014】前記バイオレット顔料としては、例えば、
C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメ
ントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレッ
ト29、C.I.ピグメントバイオレット30、C.
I.ピグメントバイオレット37、C.I.ピクメンド
バイオレット40、C.I.ピグメントバイオレット5
0、などが挙げられる。
【0015】前記ブラウン顔料としては、例えば、C.
I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラ
ウン25、C.I.ピグメントブラウン26、などが挙
げられる。
【0016】前記黒色顔料としては、例えば、C.I.
ピグメントブラック7、などが挙げられる。
【0017】これらの顔料は1種単独で使用してもよい
し、2種以上を併用してもよい。本発明においては、こ
れらの中でも、ピグメントイエロー138、ピグメント
イエロー139、ピグメントイエロー185、ピグメン
トレッド254、ピグメントグリーン36、ピグメント
ブルー15などが好ましい。
【0018】赤色顔料、緑色顔料、青色顔料について
は、一次粒子径が0.05μm以下の粒子を90%以上
含んでいることが必要であり、その他の顔料についても
一次粒子径が0.05μm以下の粒子を90%以上含ん
でいることが好ましい。一次粒子径は0.04μm以下
がより好ましい。透過率やコントラスト比からみると、
一次粒子径は小さいほど良く、下限値は本発明の原理上
限定されるものではないが、0.01μm未満にするの
は技術的に困難であるので、現実的には0.01〜0.
05μmのものが使用される。好ましくは0.01〜
0.04μmのものが使用される赤色顔料、緑色顔料、
青色顔料については、平均一次粒子径が0.02〜0.
05μmであることが好ましい。
【0019】顔料の一次粒子径は電子顕微鏡写真から一
次粒子の大きさを直接計測する一般的な方法で行うこと
ができる。具体的には、個々の一次粒子の短軸径と長軸
径を計測し、その平均をその粒子の粒径とした。なお、
ランダムに50個以上一次粒子を選択し、その中の一次
粒子径が0.05μmを超える粒子の割合を一次粒子径
が0.05μmを超える粒子の全体に対する割合とし
た。また、100個以上の粒子について、体積平均粒径
を求めそれを平均一次粒子径とした。なお、電子顕微鏡
は透過型(TEM)または走査型(SEM)のいずれを
用いても同じ結果が得られる。
【0020】また、電子顕微鏡で測定した一次粒子のア
スペクト比(長軸長/短軸長)の平均値は1.0〜5.
0であることが好ましく、1.0〜3.0であることが
より好ましい。
【0021】顔料の一次粒子を細かくする手段として、
顔料を機械的に粉砕して粒径を細かくする方法(磨砕法
と呼ぶ)、良溶媒に溶解したものを貧溶媒に投入して粒
径の細かい顔料を析出させる方法(析出法と呼ぶ)、お
よび合成時に粒径の細かい粒子を製造する方法(合成析
出法と呼ぶ)等がある。使用する顔料の合成法や化学的
性質等により、個々の顔料について適当な方法を選択し
て行うことができる。
【0022】磨砕法は顔料をボールミル、サンドミルま
たはニーダーなどを用いて、食塩などの磨砕剤とともに
磨砕した後、磨砕剤を除去して、一次粒子を細かくする
方法で、比較的均一な顔料粒子が得られる。
【0023】析出法は、顔料を適当な良溶媒に溶解させ
たのち、貧溶媒と混ぜ合わせて、微細な結晶粒子を析出
させる方法で、溶媒の種類や量、析出温度、析出速度な
どにより一次粒子の大きさが制御できる。一般に顔料は
溶媒に溶けにくいため、使用できる溶媒は限られるが、
例として濃硫酸、ポリリン酸、クロロスルホン酸などの
強酸性溶媒または液体アンモニア、ナトリウムメチラー
トのジメチルホルムアミド溶液などの塩基性溶媒などが
知られている。
【0024】特殊な析出法としてロイコ法がある。フラ
バントロン系、ペリノン系、ペリレン系、インダントロ
ン系等の建染染料系顔料は、アルカリ性ハイドロサルフ
ァイトで還元すると、キノン基がハイドロキノンのナト
リウム塩(ロイコ化合物)になり水溶性になる。この水
溶液に適当な酸化剤を加えて酸化することにより、水に
不溶性の微細な顔料を析出させることができる。
【0025】合成析出法は、顔料を合成すると同時に微
細な結晶粒子として析出させる方法である。しかし、生
成した微細顔料を溶媒中から取り出す場合、顔料粒子が
凝集して大きな二次粒子になっていないと一般的な分離
法である濾過が困難になるため、通常、二次凝集が起き
やすい水系で合成されるアゾ系等の顔料に適用されてい
る。
【0026】なお、顔料の一次粒子を細かくする手段と
して、顔料を高速のサンドミル等で長時間分散すること
により、顔料の分散と同時に一次粒子を細かくすること
も可能であるが、多大なエネルギーを要すること、およ
び、このような方法で得られた微細な顔料粒子は一般に
フロキュレーションと呼ばれる弱い凝集を起こしやす
く、分散体が高粘度でかつチキソトロピックになる傾向
があり、均一なカラーフィルタの塗膜が得にくいという
問題がある。従って、一次粒子を微細化した後に、分散
を行う方が好ましい。
【0027】本発明に用いる顔料は上記微細化方法のい
ずれを用いてもよいが、これらの方法のうち比較的材料
が限定されない磨砕法について以下に詳しく述べる。本
法は、有機顔料を、食塩等の水溶性の無機塩およびそれ
を溶解しない水溶性有機溶剤とともに機械的に混練(以
下、この工程をソルトミリングと呼ぶ)した後、無機塩
と有機溶剤を除去し、水洗し、乾燥することにより一次
粒子の細かな顔料を得る方法である。ただし、ソルトミ
リング処理により、顔料が結晶成長する場合があるた
め、処理時に上記有機溶剤に少なくとも一部溶解する固
形の樹脂や顔料分散剤を加えて、結晶成長を防ぐ方法が
有効である。
【0028】顔料と無機塩の比率は無機塩の比率が多く
なると顔料の微細化効率は良くなるが、顔料の処理量が
少なくなるために生産性が低下する。一般的には、顔料
が1重量部に対して無機塩が1〜20重量部、好ましく
は2〜10重量部用いるのが良い。また、上記湿潤剤
は、顔料と無機塩とが均一な固まりとなるように加える
もので、顔料と無機塩との配合比にもよるが、通常顔料
の50重量%〜300重量%の量が用いられる。
【0029】上記ソルトミリングについてさらに具体的
には、有機顔料と水溶性の無機塩の混合物に湿潤剤とし
て少量の水溶性の有機溶剤を加え、ニーダー等で強く練
り込んだ後、この混合物を水中に投入し、ハイスピード
ミキサー等で攪拌しスラリー状とする。次に、このスラ
リーを濾過、水洗して乾燥することにより、一次粒子が
微細化された顔料を得ることができる。
【0030】上記方法により得られた微細化された赤、
緑、青色顔料を、透明樹脂および溶剤、必要により分散
剤とともにサンドミル等の分散機で分散することによ
り、着色組成物を得ることができる。このとき、顔料と
分散剤等を予め混合し、得られた混合物を有機溶剤(又
はビヒクル)に分散してもよいし、顔料と分散剤等を予
め別々に有機溶剤(又はビヒクル)に分散又は溶解し、
得られた分散物や溶液を混合してもよいし、顔料と分散
剤等を有機溶剤(又はビヒクル)に別々に添加して分散
してもよい。ここで、ビヒクルとは、塗料が液体状態に
あるときに顔料を分散させている媒質の部分をいい、液
状であって前記顔料と結合して塗膜を固める成分(バイ
ンダ)と、これを溶解希釈する成分(前記有機溶剤)と
を含む。
【0031】この着色組成物はそのまま用いることもで
きるが、この着色組成物を用いてさらにインキやレジス
ト剤(感光性着色組成物)を形成することもできる。な
お、上記分散剤としては一般に顔料分散剤と称される化
合物、例えば界面活性剤、顔料誘導体、樹脂型分散剤な
どを用いることができる。
【0032】微細化された顔料は、一次粒子が複数個集
まった二次粒子の状態で透明樹脂に分散され、分散が進
むにつれて分散粒径は小さくなり、透明性が増し、コン
トラスト比は上昇するため、分散粒径は小さくなるほど
よく、0.3μmくらいから良好なコントラスト比が得
られるようになる。一方、分散が進行し、分散粒径が小
さくなると分散体の粘度が上昇し、かつチキソトロピッ
ク性が大きくなる傾向がみられる。カラーフィルタ用の
着色組成物では、薄く塗布することが可能でかつ塗膜表
面が平滑であることが必要であるため、低粘度でかつニ
ュートニアンフローであることが要求される。このた
め、通常の使用に好ましい粘度やチキソトロピック性を
考慮すると、分散粒径を0.08μm程度に抑えること
が好ましい。このように、分散粒子の平均粒径を0.0
8μmから0.3μmの範囲、好ましくは、0.08μ
mから0.2μmの範囲内となるように分散度合いを制
御することにより、粘度上昇およびチキソトロピック性
が最小限に抑えられ、コントラスト比が非常に高い着色
組成物を得ることができる。
【0033】本発明では、透明樹脂としては、可視光領
域の400〜700nmの全波長領域において透過率が
80%以上、好ましくは95%以上の樹脂が用いられ
る。このような透明樹脂としては、熱硬化性樹脂、熱可
塑性樹脂、電子線硬化樹脂等があり、これらを単独また
は2種以上混合して用いることができる。
【0034】熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂としては、例
えば、ブチラール樹脂、スチレン−マレイン酸共重合
体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢
酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、フェノール樹脂、ポリ
エステル樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド樹脂、スチ
レン樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化ゴム、エ
ポキシ樹脂、セルロース類、ポリブタジエン、ポリイミ
ド樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂等が挙げられる。
【0035】また、電子線硬化樹脂としては光重合性樹
脂が好ましく、該樹脂を形成するモノマーとしてはエチ
レン性不飽和二重結合を2個以上有する多官能モノマー
が好ましく用いられる。このような多官能モノマーとし
ては、例えば、特開昭60−258539号公報に記載
されているような公知の(メタ)アクリル酸エステル、
ウレタン(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸ア
ミド、アリル化合物、ビニルエステルなどが挙げられ
る。
【0036】これらは1種単独で使用してもよいし、2
種以上を併用してもよい。これらの中でも、(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。
【0037】前記モノマーを硬化するには光重合開始剤
等が用いられる。 光重合開始剤としては、波長が約3
00〜500nmに少なくとも約50の分子吸光係数を
有する化合物を少なくとも1種使用するのが好ましく、
このような化合物としては、例えば、特開平2−486
64号公報、特開平1−152449号公報、及び特開
平2−153353号公報に記載されているような、芳
香族ケトン類、ロフィン2量体、ベンゾイン、ベンゾイ
ンエーテル類、ポリハロゲン類などが挙げられる。
【0038】これらは、1種単独で使用してもよいし、
2種以上を併用してもよい。これらの中でも、4,4’
−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンと2−(o−
クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2
量体の組み合わせ、及び4−[p−N,N−ジ(エトキ
シカルボニルメチル)-2,6−ジ(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジン]が好ましい。
【0039】以上のような透明樹脂中の顔料の割合は5
〜200重量%が好ましく、10〜150重量%がより
好ましい。
【0040】本発明の着色組成物はバインダーポリマー
を含むことができる。電子線硬化樹脂を使用する場合に
は、現像の際に、環境に与える影響の少ないアルカリ性
水溶液を現像液として使用することが多いので、アルカ
リ現像性と顔料の分散安定性との両性質を付与すること
ができる、酸性基を有するバインダーポリマーが好まし
く使用される。酸性基を有するバインダーポリマーとし
ては、例えば、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル
酸エステルとの共重合体、スチレン/無水マレイン酸共
重合体、及びスチレン/無水マレイン酸共重合体とアル
コール類との反応物などが挙げられる。
【0041】これらは、1種単独で使用してもよいし、
2種以上を併用してもよい。これらの中でも、顔料分散
性に優れ、多官能モノマー、光重合開始剤との相溶性に
優れ、アルカリ現像液溶解性、有機溶剤溶解性、強度、
軟化温度等が適当であるものが好ましく、具体的には
(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸エステルとの
共重合体が好ましい。
【0042】前記酸性基を有するバインダーポリマーの
重量平均分子量としては、5000〜200000が好
ましい。前記重量平均分子量が、5000未満である
と、塗布膜の形成が困難となることがあり、20000
0を超えると、着色感光性組成物の粘度が高くなること
がある。
【0043】本発明の着色組成物が顔料と酸性基を有す
るバインダーポリマーとエチレン性不飽和二重結合を2
個以上有する多官能モノマーと光重合開始剤とを含有す
る場合、この着色組成物中の顔料の含有率は、所望の色
度により適宜変更可能であるが、5〜50重量%が好ま
しい。前記含有率が5重量%未満であると膜厚の制御が
困難となり、50重量%を超えると製膜性が劣る問題が
ある。
【0044】また、上記の場合、前記酸性基を有するバ
インダーポリマーの前記着色感光性組成物における含有
量としては、全固形分に対し、20〜80重量%程度で
ある。前記含有量が、20重量%未満であると、塗布膜
の形成が困難となることがあり、80重量%を超える
と、他の素材の能力が発揮され難くなることがある。
【0045】さらに、上記の場合、前記エチレン性不飽
和二重結合を有する多官能モノマーの前記着色感光性組
成物における含有量としては、全固形分に対し、10〜
60重量%が好ましい。前記含有量が、10重量%未満
であると、露光時における硬化力が不足することがあ
り、60重量%を超えると、他の素材の能力が発揮され
難くなることがある。
【0046】また、上記の場合、前記光重合開始剤の前
記着色感光性組成物における含有量としては、全固形分
に対し、0.2〜10重量%が好ましい。前記含有量
が、0.2重量%未満であると、露光感度が低くなるこ
とがあり、10重量%を超えると、露光感度が高くなり
すぎる(制御が困難になる)ことがある。
【0047】本発明に使用することができる有機溶剤と
しては、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択
することができ、例えば、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル等の(ポリ)アルキレングリコールモノアルキル
エーテル及びこれらの酢酸エステル類;酢酸エチル、酢
酸n−プロピル、酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、
酢酸i−ブチル等の酢酸エステル類;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;メチルエチルケ
トン、アセトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノンなどのケトン類;エタノール、プロパノール、ブ
タノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン等の
アルコール類などが挙げられる。
【0048】これらは、1種単独で使用してもよいし、
2種以上を併用してもよい。これらの中でも、アルキレ
ングリコールモノアルキルエーテル類、及びその酢酸エ
ステル類、酢酸エステル類、メチルエチルケトン、など
が好ましい。
【0049】分散に使用する分散機としては、特に制限
はなく、例えば、ニーダー、ロールミル、アトライタ、
スーパーミル、ディゾルバ、ホモミキサー、サンドミ
ル、などの公知の分散機が挙げられる。
【0050】前記着色組成物を用いた着色画像の形成
は、基本的に下記(1)及び(2)の工程により行なう
ことができる。
【0051】(1)上記のようにして得られた着色組成
物を基板上に塗布し乾燥して、又は、仮支持体上に塗布
し乾燥して形成した層を基板上に転写して、着色組成物
による層を形成する工程 (2)基板上に形成された着色組成物による層を露光、
現像し、パターンを形成する工程 液晶ディスプレイ等に用いたカラーフィルタの製造は、
上記の工程を繰り返し行い、2色目以降のパターンを組
み合わせることにより行なうことができる。転写法によ
るカラーフィルタの製造方法は、例えば、特開平4−2
08940号公報、特開平5−72724号公報、特開
平5−80503号公報、特開平5−173320号公
報等に記載されている。
【0052】前記基板としては、ガラス板や透明プラス
ティック板等の透明材料が一般に用いられる。前記基板
と前記着色組成物との密着力を向上させるために、市販
の各種シランカップリング剤等を前記着色組成物に添加
するか、あるいはあらかじめ前記基板をカップリング処
理しておいてもよい。
【0053】前記着色組成物の塗布液の前記基板への塗
布は、スピンコータ、ロールコータ、バーコータ、カー
テンコータ等の公知の塗布手段を用いて行なうことがで
きる。
【0054】着色組成物の層の厚みは一般に1〜3μm
である。
【0055】前記仮支持体上に形成された前記着色組成
物による層を、前記基板上に転写する方法としては、常
圧下又は減圧下でヒートロールラミネータを用いる方法
が好適に挙げられる。
【0056】前記現像の際に使用される現像液の例とし
ては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又
は炭酸塩、炭酸水素塩、アシモニア水、4級アンモニウ
ム塩の水溶液等が挙げられる。これらは1種単独で使用
してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中
でも、炭酸ナトリウム水溶液が特に好ましい。
【0057】なお、本発明の着色組成物は特開平10−
206888号公報記述の「有色有機フィルム」として
用いることでTFTアクティブマトリックス基板等の基
板にカラーフィルターを形成する場合にも用いることが
できる。この場合、例えば、TFT(アクティブマトリ
ックス)基板に、仮支持体上に形成さた着色組成物の層
をラミネートし、パターン露光し、現像し、必要に応じ
てポスト露光、ポストベーク処理を実施する工程を各色
について行うことにより、カラーフィルターを形成でき
る。
【0058】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0059】なお、顔料の一次粒子径の測定方法は次の
とおりである。
【0060】以下に作製する分散液5gに、メタクリル
酸−ベンジルメタクリレート共重合体(モル比28:7
2、重量平均分子量3万)の1−メトキシ−2−プロピ
ルアセテート27%溶液45gを混合し、超音波により
これらを10分間分散し、得られた分散液をスピナーに
よりベース上に1μm程度の膜厚になるように塗布し、
乾燥し、塗膜をベースから剥離した。この塗膜に分散さ
れた顔料粒子からランダムに50個選択し、各粒子の短
軸長及び長軸長をTEM顕微鏡写真から求め、その平均
を各粒子の一次粒子径とした。また、選択された50個
の粒子のうちの一次粒子径が0.05μmを超えるもの
の割合をその塗膜に含まれる顔料粒子全体のうちの一次
粒子径が0.05μmを超えるものの割合とした。ま
た、体積平均粒径を求め、これを平均一次粒子径とし
た。 (実施例1)青色顔料(BASF社製、商品名リオゲン
ブルーL−6700F=PB−15;6)100g、塩
化ナトリウム300g、水素化ロジンエステル(荒川化
学社製、商品名エステルガムHP)20g及びポリエチ
レングリコール40gをオーブンニーダー(森山製作所
製、商品名S1−1)で5時間混練した。その混練物を
2リットルの温水に投入し、約70℃でディゾルバーで
2時間激しく攪拌した。その後、得られた分散物をろ過
し、フィルター上の残さを水洗して、塩化ナトリウム、
ポリエチレングリコールを除去し、約40℃のドライオ
ーブンにて2日間乾燥させた。
【0061】上記ソルトミリングにより得た顔料6.8
g、1−メトキシ−2−プロピルアセテート56g、E
FKA−745(EFKA社製)0.3g、ディスパロ
ンDA−725(楠本化成社製)0.43g、及びメタ
クリル酸−ベンジルメタクリレート共重合体(モル比2
8:72、重量平均分子量3万)の1−メトキシ−2−
プロピルアセテート40%溶液17gをモーターミルM
−50(アイガー社製)で直径0.65mmのジルコニ
アビーズを用い周速9m/sで4時間分散し、青色分散
液を得た。この分散液の顔料粒子の平均一次粒子径を上
記方法にして測定したところ、0.042μmであり、
0.05μmを超える粒子の割合は2%であった。ま
た、アスペクト比は1.3〜2.8の範囲であった。
【0062】上記分散液32.94重量部、ベンジルメ
タクリレート−メタクリル酸共重合体(モル比78:2
2、分子量3万)2.18重量部、ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート3.95重量部、2−トリクロ
ロメチル−5−(p−スチリルスチリル)−1,3,4
−オキサジアゾール0.20重量部、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート7.84重量部、メ
チルエチルケトン52.50重量部、メガファックF1
76(大日本インキ化学工業(株)製)0.12重量
部、フェノチアジン0.02重量部、及び2,4,6−
トリス[2,4−ビス(メトキシカルボニルオキシ)フ
ェニル]−1,3,5トリアジン0.25重量部を分散
して青色感光性顔料組成物を調整し、この組成物をソー
ダライムガラス基板上にスピンコーター1H−DX(ミ
カサ製)を用いて180rpmにて塗布し、乾燥した
後、オーブンに入れ、100℃にて2分間加熱してカラ
ーフィルターを得た。膜厚は2μmであった。
【0063】得られたカラーフィルターの色度を測定装
置(OSP−SP100、オリンパス(株)製)を用い
て測定した。また、このカラーフィルターを2枚の偏光
板の間に置き、偏光軸が平行のときと垂直のときとの透
過光量を測定し、その比をコントラストとした(「19
90年第7回色彩光学コンファレンス、512色表示1
0.4”サイズTFT−LCD用カラーフィルター、植
木、小関、福永、山中」を参考にした)。 (比較例1)ソルトミリング処理をしなかったこと以外
は実施例1と同様にして青色分散液を調整し、この分散
液の顔料粒子の平均一次粒子径を上記方法にして測定し
たところ、0.07μmであり、0.05μmを超える
粒子の割合は30%であった。また、アスペクト比は
1.9〜5.2の範囲であった。また、この分散液を用
いて実施例1と同様にカラーフィルターを作製し、その
色度を測定した。さらに、このカラーフィルターを用い
て実施例1と同様にコントラストを求めた。 (実施例2)実施例1の青色顔料の変わりに緑色顔料
(モナストラルグリーン6YCL、ZENECA社製、
商品名PG−36)を用いた以外は実施例1と同様に微
細化粉末、分散液を作製した。この分散液の顔料粒子の
平均一次粒子径を上記方法にして測定したところ、0.
045μmであり、0.05μmを超える粒子の割合は
2.5%であった。また、アスペクト比は1.3〜3.
3の範囲であった。
【0064】上記分散液33.6重量部、C.I.PY
138(富士フィルムオーリン(株)製、商品名YT−
123)11.07重量部、ベンジルメタクリレート−
メタクリル酸共重合体(モル比72:28、分子量3
万)3.26重量部、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレート4.01重量部、2−トリクロロメチル−5
−(p−スチリルスチリル)−1,3,4−オキサジア
ゾール0.19重量部、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテート12.61重量部、メチルエチル
ケトン51.60重量部、メガファックF176(大日
本インキ化学工業(株)製)0.13重量部、フェノチ
アジン0.004重量部、及び7−[2−{4−(3−
ヒドロキシメチルピペリジノ)−6−ジエチルアミノ}
トリアジルアミノ]−3−フェニル1.26重量部を分
散して緑色感光性顔料組成物を調整し、この組成物をソ
ーダライムガラス基板上にスピンコーター1H−DX
(ミカサ製)を用いて180rpmにて塗布し、乾燥し
た後、オーブンに入れ、100℃にて2分間加熱して、
カラーフィルターを得た。膜厚は2μmであった。この
カラーフィルターの色度を実施例1と同様に測定した。
また、このカラーフィルターを用いて実施例1と同様に
コントラストを求めた。 (比較例2)ソルトミリング処理をしなかったこと以外
は実施例2と同様にして分散液を調整し、この分散液の
顔料粒子の平均一次粒子径を上記方法にして測定したと
ころ、0.055μmであり、0.05μmを超える粒
子の割合は60%であった。また、アスペクト比は1.
5〜6.4の範囲であった。また、この分散液を用いて
実施例2と同様にカラーフィルターを作製し、その色度
を測定した。さらに、このカラーフィルターを用いて実
施例1と同様にコントラストを求めた。 (実施例3)実施例1の青色顔料の変わりに赤色顔料
(商品名イルガフェローレッドB−CF=PR−25
4、CIBAスペシャルケミカルズ社製)を用いた以外
は実施例1と同様に微細化粉末、分散液を作製した。な
お、分散時にはFEKA−7450.3gは除いた。こ
の分散液の顔料粒子の平均一次粒子径を上記方法にして
測定したところ、0.041μmであり、0.05μm
を超える粒子の割合は2%であった。また、アスペクト
比は1.3〜2.4の範囲であった。
【0065】上記分散液30.6重量部、ベンジルメタ
クリレート−メタクリル酸共重合体(モル比72:2
8、分子量3万)1.34重量部、ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート3.75重量部、2−トリクロ
ロメチル−5−(p−スチリルスチリル)−1,3,4
−オキサジアゾール0.31重量部、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート35.53重量部、
メチルエチルケトン35.00重量部、メガファックF
176(大日本インキ化学工業(株)製)0.05重量
部、フェノチアジン0.08重量部、2,4,6−トリ
ス[2,4−ビス(メトキシカルボニルオキシ)フェニ
ル]−1,3,5トリアジン0.38重量部、及び7−
[2−{4−(3−ヒドロキシメチルピペリジノ)−6
−ジエチルアミノ}トリアジルアミノ]−3−フェニル
1.50重量部を分散して赤色感光性顔料組成物を調整
し、この組成物をソーダライムガラス基板上にスピンコ
ーター1H−DX(ミカサ製)を用いて180rpmに
て塗布し、乾燥しした後、オーブンに入れ、100℃に
て2分間加熱して、カラーフィルターを得た。膜厚は
1.9μmであった。このカラーフィルターの色度を実
施例1と同様に測定した。また、このカラーフィルター
を用いて実施例1と同様にコントラストを求めた。
【0066】結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】表1から本実施例のカラーフィルターは比
較例のものと比べてコントラストが高いことがわかる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば透過率の高いカラーフィ
ルター及びその製造に用いられる着色組成物が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 505 G02F 1/1335 505 G03F 7/004 505 G03F 7/004 505 Fターム(参考) 2H025 AA04 AB13 AC01 AD01 BC13 BC42 CA00 CB42 CC12 2H048 BA02 BA45 BA47 BA48 BB02 BB15 BB42 2H091 FA02Y FB02 FB03 FB13 FC10 LA30 4J002 AA00W BG01X BH01X EH076 EP016 FA007 FA087 FD097 FD34X GP00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が
    90%以上含まれている赤色顔料が透明樹脂中に分散さ
    れた着色組成物。
  2. 【請求項2】 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が
    90%以上含まれている緑色顔料が透明樹脂中に分散さ
    れた着色組成物。
  3. 【請求項3】 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が
    90%以上含まれている青色顔料が透明樹脂中に分散さ
    れた着色組成物。
  4. 【請求項4】 前記顔料の一次粒子のアスペクト比の平
    均値が1.0〜5.0である請求項1から3のいずれか
    1項記載の着色組成物。
  5. 【請求項5】 一次粒子径が0.05μm以下の粒子が
    90%以上含まれている赤色顔料、緑色顔料及び青色顔
    料の少なくともいずれかの顔料と、酸性基を有するバイ
    ンダーポリマーと、エチレン性不飽和二重結合を2個以
    上有する多官能モノマーと、光重合開始剤とを含有する
    着色組成物。
  6. 【請求項6】 レッドの画素に請求項1記載の着色組成
    物を用いたカラーフィルター。
  7. 【請求項7】 グリーンの画素に請求項2記載の着色組
    成物を用いたカラーフィルター。
  8. 【請求項8】 ブルーの画素に請求項3記載の着色組成
    物を用いたカラーフィルター。
  9. 【請求項9】 前記着色組成物により形成された層の厚
    みが1〜3μmである請求項6から8のいずれか1項記
    載のカラーフィルター。
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