JP2001211417A - 画像記録方法及び装置 - Google Patents

画像記録方法及び装置

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JP2001211417A
JP2001211417A JP2000019258A JP2000019258A JP2001211417A JP 2001211417 A JP2001211417 A JP 2001211417A JP 2000019258 A JP2000019258 A JP 2000019258A JP 2000019258 A JP2000019258 A JP 2000019258A JP 2001211417 A JP2001211417 A JP 2001211417A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッターチャンスを逃さず、希望する画角の
画像を簡単に得ることができ、記録前におけるピント確
認も容易な画像記録方法及び装置を提供する。 【解決手段】レリーズボタンの押下に呼応して取得した
画像データをメモリカード等に記録保存する前に、当該
画像を液晶モニターにプレビュー画として表示しする。
このプレビュー表示画面において、ユーザーは十字キー
によって画面の拡大、縮小、回転、移動、画面の一部切
り出しなどの画像編集(トリミング)を指定できる。ユ
ーザーがトリミングの指令を与えると、その指令にした
がって適宜の画像加工処理が施され、その処理結果が液
晶モニターに表示される。希望する画角の画像を得るこ
とができたら、画像を保存する旨の指示を入力して当該
加工処理後の画像を記録媒体に保存する。このとき、加
工前の元の画像を同時に記録してもよいし、何れか一方
の画像を選択的に記録してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録方法及び装
置に係り、特に静止画撮影機能を有するデジタルカメラ
に好適な画像記録方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラは、撮像素子を介して撮
影した画像をデジタル画像データに変換してカメラ内部
のメモリや着脱可能なICカード等の記録媒体(リムー
バブルメディア)に記録する。こうして記録された画像
は、液晶モニター等の表示装置に表示させることができ
るとともに、パソコン等の外部装置に転送して利用する
ことができる。
【0003】液晶モニター付きのデジタルカメラの場
合、レリーズボタンの押下によって撮影した画像を液晶
モニターにプレビュー表示させる機能を備えたものが知
られている。撮影後にプレビュー画面で画像を確認して
から、記録実行の指示を与えると、当該撮影画像が記録
媒体に記録される。また、記録媒体に記録した画像を再
生して液晶モニターに表示させることもでき、この再生
画像を拡大または縮小して表示させるズームアップ/ズ
ームダウンの機能を具備するカメラも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタルカメラでは、プレビュー表示された画像が撮影
者の意に沿わないものであった場合に、記録処理をキャ
ンセルして、再度撮影を行わなければならない。このよ
うな撮り直しによってシャッターチャンスを逃したり、
希望する画角がなかなか得られないという欠点がある。
また、一般にカメラに内蔵されている液晶モニターの表
示画面は小さいため、細部におけるピント合わせの確認
が困難である。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、シャッターチャンスを逃さず、希望する画角の
画像を簡単に得ることができるとともに、ピント合わせ
の確認が容易な画像記録方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に係る画像記録方法は、撮影開始の指示を与
えて撮像素子による撮影を行い、前記撮像素子を介して
取得した画像をプレビュー画として表示部に表示し、前
記プレビュー画に対して画面の拡大、縮小、回転、表示
範囲の移動、及び画面の一部切り出しのうち少なくとも
一つの画像編集指示を受け付け、与えられた画像編集指
示の内容に対応する画像加工処理を行い、得られた画像
を前記表示部に表示し、前記画像加工処理の結果得られ
た画像の保存の可否を選択する指示を受け付け、画像を
保存する旨の指示が与えられると、前記画像加工処理の
結果得られた画像を記録媒体に記録することを特徴とし
ている。
【0007】本発明によれば、撮影開始の指示に応動し
て取得した画像を記録保存する前に、事前にプレビュー
画で確認することができ、このプレビュー表示画面にお
いてユーザーは画面の拡大、縮小、回転、移動、切り出
しなどのトリミング(画像編集)を指定することができ
る。ユーザーがトリミングの指令を与えると、その指令
にしたがって適宜の画像加工処理が施され、その処理結
果が表示部に表示される。
【0008】こうして、希望する画角の画像を得ること
ができたら、画像を保存する旨の指示を入力して当該加
工処理後の画像を記録媒体に保存する。また、加工処理
後の画像を保存しない旨の指示を与えた時には、元の画
像を保存するようにしてもよいし、元の画像をキャンセ
ルして撮影をやり直してもよい。
【0009】本発明の画像記録方法によれは、プレビュ
ー画を拡大することでピント合わせの確認も容易であ
り、特に、表示部の表示画面が小さい場合や、マニュア
ルフォーカス撮影時に効果的である。
【0010】上記方法発明を具現化する装置を提供すべ
く、請求項2に係る画像記録装置は、撮像素子と、撮像
素子を介して取得した画像を表示する表示手段と、撮影
開始の指示を与える撮影指示手段と、撮影指示手段から
の指示に呼応して前記撮像素子で取得した画像を前記表
示手段にプレビュー画として表示させる表示制御手段
と、前記プレビュー画に対して画面の拡大、縮小、回
転、表示範囲の移動、及び画面の一部切り出しのうち少
なくとも一つの画像編集指示を与える画像加工指示手段
と、前記画像編集指示にしたがって前記プレビュー画に
対し、当該指示内容に対応する画像加工処理を行い、処
理の結果得られた画像を前記表示手段に表示させる画像
加工処理手段と、前記画像加工処理手段による処理の結
果得られた画像の記録を指示するための記録指示手段
と、前記記録指示手段の指示に基づき前記画像加工処理
の結果得られた画像を記録媒体に記録する記録手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0011】本発明の他の態様に係る画像記録装置によ
れば、前記画像加工処理手段による加工処理前の元の画
像と加工処理の結果得られた画像のうち何れか一方を選
択的に、又は両画像をともに前記記録手段により記録す
ることを特徴としている。
【0012】本発明の更に他の態様によれば、前記画像
加工指示手段によって表示範囲の移動を指示する時に、
前記表示手段には移動方向を示すマークが重ね表示さ
れ、移動限界に到達すると、当該方向への移動が不可能
であることを示す情報が前記表示部に提示されることを
特徴としている。
【0013】移動限界であることを示す情報の提示形態
としては、例えば、移動方向を示すマークを消したり、
移動不可能であることのメッセージを表示するなどの方
法がある。かかる態様の画像記録装置によれば、ユーザ
ーは画面の移動端を容易に把握することができ、操作性
が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像記録方法及び装置の好ましい実施の形態について
詳説する。
【0015】図1は本発明が適用されるデジタルカメラ
の正面図、図2はその平面図である。このカメラ10
は、動画・静止画及び音声の記録再生が可能なデジタル
カメラであり、カメラ前面にはレンズバリア12、ファ
インダー窓14、ストロボ調光センサ16、セルフタイ
マーランプ18、マイク部20が設けられている。レン
ズバリア12の背後には撮影レンズ(図1中不図示)が
配設されており、撮影時にはレンズバリア12がスライ
ドして本体内側の所定の退避位置(開位置)に移動する
ことにより撮影レンズが現れる。
【0016】撮影レンズの後方には撮像素子としてのC
CDイメージセンサ(図1中不図示、図5中符号66と
して記載、以下、CCDという。)が配置され、該CC
D66から読み出された画像信号は所定の信号処理を経
てテジタル画像データに変換される。また、図1には示
されていないが、カメラ10の側面(図1において右側
面)には、メモリカードの挿入口(カードスロット)、
スピーカー部、映像出力端子(VIDEO OUT )、シリアル
通信端子、USB端子及び電源入力端子(例えば、DC I
N 3V用の端子)が設けられている。図1中符号22はカ
ードスロットの蓋(カード蓋)、24はグリップ部、2
6はストラップ取り付け部、28は電池蓋である。
【0017】また、カメラ10の上面にはレリーズボタ
ン30、モードダイヤル32及びポップアップ式のスト
ロボ発光装置34が設けられている。レリーズボタン3
0は、画像の記録開始を指示する手段であり、動画記録
時には録画開始と録画停止を指示する録画ボタンとして
兼用される。モードダイヤル32はレリーズボタン30
の外周に回動自在に設けられたダイヤルスイッチであ
り、このダイヤルを回して指標35に合わせて停止させ
ることにより、カメラ10のモードを変更することがで
きる。リング形のモードダイヤル32の内側にレリーズ
ボタン30を配置する構造によって、これら操作部材を
スペース効率よくカメラ本体に設けることができる。
【0018】図3はカメラ10の背面図である。カメラ
10の背面には、ファインダー36、液晶モニター3
8、電源スイッチ40、モード選択レバー42、十字キ
ー44、ドットマトリックス液晶表示部(以下、ドット
マトリックス液晶という。)46、シフトキー48、表
示キー50、メニュー/実行キー52、キャンセルキー
54等が設けられている。
【0019】液晶モニター38は、カラー液晶ディスプ
レイで構成されており、CCDを介して取り込まれる画
像やメモリカードから読み出した再生画像が表示される
とともに、モード情報、電池残量警告、撮影日時、標準
撮影可能枚数、再生コマ番号などの各種情報も表示され
る。
【0020】電源スイッチ40はプッシュスイッチで構
成され、該スイッチを押すことによりカメラ10の電源
をON/OFFできる。カメラ10はオートパワーオフ
機能を有し、無操作状態が所定時間(例えば2分間)継
続した場合、電源を自動的にオフするようになってい
る。オートパワーオフの作動時間はユーザーが設定でき
るようになっている。オートパワーオフ機能によってパ
ワーオフされた状態から復帰させるには、電源スイッチ
40を再押しすればよい。
【0021】モード選択レバー42は、撮影系モードと
再生系モードを選択切り換えするための手段である。こ
のモード選択レバー42は、電源スイッチ40の外周に
回動自在に支持され、撮影系モード位置(上側停止位
置)と再生系モード位置(下側停止位置)の2つの位置
で停止可能なレバースイッチで構成されている。
【0022】十字キー44は、上キー44U、下キー4
4D、左キー44L、及び右キー44Rの4つのプッシ
ュスイッチからなり、これら4つのキーは同一円周上に
沿って対称的な位置関係で配置されている。十字キー4
4の内側に円形の窓部56が形成されており、この窓部
56にドットマトリックス液晶46が設けられている。
ドットマトリックス液晶46のデバイス自体は窓部56
よりも大きい正方形状の表示面を有しているが、前記窓
部56によって表示範囲が制限されている。
【0023】ドットマトリックス液晶46には、上下左
右の各キー44U、44D、44L、44Rの機能及び
モード状態などが表示される。詳細な表示形態について
は後述するが、ドットマトリックス液晶46の表示面
は、各キー44U、44D、44L、44Rの近傍に位
置する上表示部46U、下表示部46D、左表示部46
L、右表示部46R及びこれらの中央に位置する中央表
示部46Cの5つの表示エリアに区分され(図7(a)
参照)、上下左右の各表示部には十字キー44の各キー
44U、44D、44L、44Rの機能に関するマーク
及び該当する場合にはそのキーによって設定されている
状態を表すマークが表示され、前記中央表示部46Cに
はカメラ10の動作モード(主モード)を表すマークが
表示される。
【0024】ドットマトリックス液晶46と液晶モニタ
ー38の表示制御はリンク(連動)しており、十字キー
44の内側にドットマトリックス液晶46が配置されて
成る表示機能付き操作部により多機能操作部が実現され
ている。
【0025】シフトキー48は、十字キー44その他の
キースイッチの機能を更に拡張するためのプッシュスイ
ッチである。必要に応じてシフトキー48を押すと、液
晶モニター38にはシフトキーを用いる拡張操作の案内
を示すシフトガイダンスがオンスクリーン表示される。
ユーザーはそのガイダンスにしたがって所定のキー操作
を行うことにより、例えば、モニターの明るさ調整など
の種々の設定入力が可能である。
【0026】表示キー50は、撮影モード時に液晶モニ
ター38の表示をON/OFF切り換えするためのスイ
ッチである。再生モード時には該キー50を一回押す毎
に、「一コマ再生のオンスクリーンディスプレイ(OS
D)表示」→「一コマ再生のOSD表示なし」→「マル
チ再生(3秒間のOSD表示付き)」とサイクリックに
循環する。ただし、メニュー表示中は「一コマ再生」←
→「マルチ再生」と切り換わる。
【0027】撮影モードにおいて、表示キー50を押下
操作すると液晶モニター38の表示をON/OFFで
き、ファインダー36を覗いて画角合わせを行う省電力
撮影モードとすることができる。ただし、マクロモード
時には液晶モニター38をOFFすることはできないよ
うになっている。
【0028】ファインダー36の脇にはファインダーラ
ンプ58が配設されており、該ランプの点灯色と点灯状
態(点灯/点滅)の組み合わせによってカメラ10の動
作状況や状態を表すようになっている。
【0029】メニュー/実行キー52は、各モードの通
常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、各モ
ードのメニュー画面においては、選択項目を有効にして
通常画面(メニュー階層が複数にわたっている場合に
は、一つ前の画面)に遷移させる時などに使用される。
具体的には、撮影モード及び再生モード時のメニュー表
示、選択項目の確定、消去項目の選択確定と消去実行、
プロテクト項目の選択確定と実行、プリント指定項目の
選択確定と実行、メニュー項目の選択確定、日時設定の
選択確定、撮影メニューへの復帰などの場合に使用され
る。
【0030】キャンセルキー54は、メニューから選ん
だ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る
(undo)時などに使用される。
【0031】モード選択レバー42と十字キー44の左
キー44Lの間の領域には、指置き部60に相当する小
さな突起列がエンボス状に形成されている。この指置き
部60は十字キー44その他の各操作部を操作するとき
に親指が移動する範囲の略中央位置に設けられており、
親指を置いておく場所として適しているとともに、カメ
ラ10を安定して保持することができる位置でもある。
【0032】図4はモードダイヤル32の拡大図であ
る。モードダイヤル32は、セットアップモード、ムー
ビー撮影モード、連写モード、マニュアル撮影モード、
オート撮影モード、人物撮影(ポートレート)モード、
風景撮影モード、夜景撮影モードの各種モードを選択切
り換えするための手段である。モードダイヤル32の上
面には各モードを表すシンボルマーク(モードを象徴す
る絵文字や記号若しくはこれらの組み合わせ)が付され
ており、希望するモードのマークを前記指標35の位置
に合わせると、そのモードに設定される。
【0033】例えば、セットアップモードが選択される
と、液晶モニター38にセットアップ画面が表示され
る。セットアップメニューには、記録画質(クオリティ
ー)、画素数、立ち上げ時の液晶モニター38のON/
OFF選択、オートパワーオフ時間、オープニング画面
の表示設定、日時設定などの各種設定項目がある。
【0034】撮影者は十字キー44の上/下キー44
U、44Dを操作して、セットアップ画面から変更した
い項目を選択し、左/右キー44L、44Rで設定内容
を変更してから実行キー52で確定を行う。
【0035】例えば、クオリティーの設定項目では、撮
影の目的に合わせて、ファイン、ノーマル、ベーシック
の3種類の画質(記録圧縮率)を選択することができ、
ファインは1/4(JPEG)圧縮、ノーマルは1/8
(JPEG)圧縮、ベーシックは1/16(JPEG)
圧縮となる。ピクセルの設定では、2400×180
0、1280×960、640×480の何れかを選択
できる。オートパワーオフ時間の設定では、5分、2
分、又はオートパワー機能OFFの何れかを選択でき
る。オープニング画面の設定では、電源ON時に液晶モ
ニター38に所定のオープニング画面を表示させる「O
N設定」と、オープニング画面を表示させない「OFF
設定」の選択が可能であり、また「画面登録」を選択す
ると、オープニング画面として表示させる画像を登録・
変更することができる。
【0036】図5はカメラ10のブロック図である。レ
ンズバリア12の背後に配置されている撮影光学系62
は、3倍ズームレンズ(例えばf=7.4mm〜22m
m:35mmカメラ換算で35mm〜105mm相
当)、絞り及びメカシャッターを含む。レンズバリア1
2を開閉駆動させる手段には、ズームモータを備えたズ
ーム駆動手段63が兼用されている。
【0037】ファインダー36には前記撮影光学系62
に連動するズームファインダーが用いられている。ファ
インダーランプ58は、赤色発光ダイオード(LED)
58Rと、緑色発光LED58Gの2つのLEDからな
り、カメラ10の動作状況に応じてこれらLED58
R、58Gが点灯/点滅、若しくは同時点灯/同時点滅
制御がされ、赤、緑、橙色の3色の点灯/点滅の表示が
行われる。
【0038】撮影光学系62を介して入射した光は、光
学ローパスフィルター64を通してCCD66の受光面
に結像される。CCD66は、感光画素に相当する受光
センサが蜂の巣型に二次元的に配列されてなるハニカム
構造を有し、カラーフィルターはいわゆる「斜めベイヤ
ー配列」の配列形態が採用されている。もちろん、Gス
トライプやベイヤー配列など周知構造のCCDを適用し
てもよい。
【0039】CCD66には、シャッターゲートを介し
てシャッタードレインが設けられており、シャッターゲ
ートをシャッターゲートパルスによって駆動することに
より、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出
すことができる。すなわち、CCD66は、シャッター
ゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積
時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子
シャッター機能を有している。
【0040】CCD66の受光面に結像された被写体像
は、各受光センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変
換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CC
D駆動回路68から加えられるCCD駆動パルスによっ
て読み出され、信号電荷に応じた電圧信号(アナログ画
像信号)として順次CCD66から出力される。
【0041】CCD66から読み出された信号は、アナ
ログ処理部70に加えられる。アナログ処理部70はサ
ンプリングホールド回路やゲイン調整回路を含み、CC
D66から出力された画像信号はアナログ処理部70に
おいて相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,
G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レ
ベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
【0042】アナログ処理部70から出力された信号
は、A/Dコンバータ72においてR,G,Bのデジタ
ル信号に変換された後、信号処理IC74内の内蔵バッ
ファ76、I/Oバスインターフェース78、チップバ
スインターフェース80を経由してSDRAM82に格
納される。内蔵バッファ76は、表示系の画面サイズに
合わせて画素数の間引き処理を行うために利用される。
SDRAM82は画像メモリとして用いられる。
【0043】CCD駆動回路68、アナログ処理部70
及びA/Dコンバータ72には、タイミングジェネレー
タ84からタイミング信号が与えられ、このタイミング
信号によってこれら回路の同期がとられている。
【0044】SDRAM82に記憶されたデータはバス
86を介してオート演算部88に送られるとともに、信
号処理部90へ送られる。オート演算部88は、入力さ
れた画像信号に基づいて焦点評価演算やAE演算などの
各種演算を行い、その演算結果をシステムコントローラ
92に伝える。システムコントローラ92は、オート演
算部88から受入する演算結果に基づいてAFモータを
含むAF駆動手段94及びシャッター/アイリスモータ
を含むシャッター/アイリス駆動手段96を制御してフ
ォーカスレンズを合焦位置に移動させるとともに、絞り
を適正絞り値に設定してメカシャッター並びにCCD6
6の電子シャッターを制御する。
【0045】例えば、AF制御には、G信号の高周波成
分が最大になるようにフォーカスレンズを移動させるコ
ントラストAF方式が採用される。AE制御には、1フ
レームのR、G、B信号を積算した積算値に基づいて被
写体輝度(撮影EV)を求め、この撮影EVに基づいて
絞り値とシャッタースピードを決定し、シャッター/ア
イリス駆動手段96を介して絞りを駆動するとともに、
決定したシャッタースピードとなるように電子シャッタ
ーによってCCD66の電荷の蓄積時間を制御する。し
たがって、カメラ10の撮影レンズを被写体に向けるだ
けで、最適な露出調整が行われるとともに、ピント合わ
せが自動的に行われる。
【0046】撮影記録時においては、レリーズボタン3
0の「半押し」時に上述した測光動作を複数回繰り返し
て正確な撮影EVを求め、この撮影EVに基づいて撮影
時の絞り値とシャッタースピードを最終的に決定する。
そして、レリーズボタン30の「全押し」時に前記最終
的に決定した絞り値になるように絞りを駆動し、また、
決定したシャッタースピードとなるように電子シャッタ
ーによって電荷の蓄積時間を制御する。なお、AE、A
FはCCD66から取得される画像信号に基づいて制御
する方法の他、周知の測光センサやAF投光/受光セン
サからなる測距センサ等を用いてもよい。
【0047】信号処理部90は輝度・色差信号変換回路
やガンマ補正回路等を含むデジタル信号処理ブロックで
ある。信号処理部90に入力されたRGBデータは、輝
度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換
されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された
後、再びSDRAM82に書き戻される。
【0048】SDRAM82に格納された輝度・色差信
号(YC信号と略記する)は、バス86を介してVRA
M94に供給される。VRAM94に記憶されたデータ
はエンコーダ96に送られ、ここでキャラクタジェネレ
ータ98から供給される文字や記号のデータとともに表
示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー
複合映像信号)に変換される。
【0049】エンコーダ98の出力はD/A変換器10
0とLCDコントローラ102に供給される。D/A変
換器100でアナログ信号に変換された画像信号はLC
D制御部104に供給され、液晶モニター38に画像が
出力される。液晶モニター38にはバックライト106
が設けられ、モニター表示のON/OFFに連動してバ
ックライト106がON/OFFされる。なお、表示手
段は液晶ディスプレイに限らず、カラー表示可能な他の
表示装置を適用してもよい。
【0050】また、D/A変換器100の出力はローパ
スフィルター108と75Ωドライバ110を経由して
映像出力端子(VIDEO OUT )112より外部出力可能で
ある。
【0051】CCD66から出力される画像信号によっ
て画像データが定期的に書き換えられ、その画像データ
から生成される映像信号が液晶モニター38に供給され
ることにより、CCD66が捉える画像がリアルタイム
に動画像(ライブ画像)として、又はリアルタイムでは
ないが、ほぼ連続した画像として液晶モニター38に表
示される。
【0052】液晶モニター38は電子ビューファインダ
ーとして利用でき、撮影者は液晶モニター38の表示画
像又はファインダー36によって撮影画角を確認するこ
とができる。レリーズボタン30の押下操作など所定の
記録指示(撮影開始指示)操作に呼応して、記録用の画
像データの取り込みが開始される。
【0053】撮影者がレリーズボタン30から撮影記録
の指示を入力すると、システムコントローラ92は、J
PEG演算部(圧縮伸張回路に相当)114にコマンド
を送り、これによりJPEG演算部114はSDRAM
82上の画像データをJPEGその他の所定の形式に従
って圧縮する。圧縮された画像データはメディアコント
ローラ116を経由してカードインターフェース118
に供給され、該カードインターフェース118に装着さ
れているメモリカード120に記録される。
【0054】なお、非圧縮の画像データを記録するモー
ド(非圧縮モード)が選択されている場合には、JPE
G演算部114による圧縮処理を実施せずに、非圧縮の
まま画像データがメモリカード120に記録される。
【0055】JPEG演算部114は静止画圧縮処理と
動画圧縮処理の両処理機能を有し、動画はモーションJ
PEG方式により記録される。もちろん、MPEG、M
PEG2その他の記録方式を採用してもよい。
【0056】本例のデジタルカメラ10は、画像データ
を保存する記録手段としてメモリカード120が用いら
れている。具体的には、例えばスマートメディア(Soli
d-State Floppy Disk Card)が適用される。記録メディ
アの形態は上記のものに限らず、PCカード、マイクロ
ドライブ、マルチメディアカード(MMC)、磁気ディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティック
など種々の形態が可能であり、使用される媒体に応じた
信号処理手段とインターフェースが適用される。
【0057】再生モード時にはメモリカード120から
読み出された画像データがJPEG演算部114によっ
て伸張処理され、VRAM94、エンコーダ96及びD
/A変換器100を介して液晶モニター38に出力され
る。
【0058】バス86にはシリアル入/出力部122が
接続されており、シリアル通信インターフェース124
を介して、図示せぬ外部機器とのデータの送受信が可能
となっている。また、前記シリアル入/出力部122に
はドットマトリックス液晶46を制御するLCDコント
ローラ126、電子ボリューム付きのD/A変換器12
8及びEEPROM130が接続されている。
【0059】システムコントローラ92やCPUブロッ
ク132から出力される指令信号のうちCCD駆動回路
68に与える電子シャッター制御指令、ストロボ発光装
置34のガイドナンバー選択指令、及びLCD制御部1
04への指令などは前記電子ボリューム付きのD/A変
換器128を経由してアナログ信号に変換された指令信
号が与えられる。
【0060】バス86には上述した回路ブロックの他
に、クロックコントローラ134、プログラマブル入出
力ポート136、A/Dコンバータ138、キーオンコ
ントローラ140、マルチファンクションタイマ14
2、ウォッチドックタイマ144、割り込みコントロー
ラ146、DMAコントローラ148が接続されてお
り、各回路ブロックはI/Oバスインターフェース78
を介してCPUブロック132と接続されている。
【0061】CPUブロック132は、カメラ10の各
回路を統括制御する制御部(制御手段)であり、CPU
コア150、キャッシュメモリ151、内蔵DRAM1
52から構成される。CPUブロック132はI/Oコ
ントローラ154及びSDRAMコントローラ155と
接続されるとともに、チップバスインターフェース80
を介して、前記SDRAM82、フラッシュROM15
6、USBドライバ158と接続されている。USB端
子160にケーブルを接続することにより、カメラ10
はパソコンその他の図示せぬ外部機器との間でデータの
送受信が可能である。
【0062】CPUコア150は、操作部162、16
4や各種検出手段から受入する入力信号に基づき対応す
る回路の動作を制御する。すなわち、CPUコア150
は、撮影光学系62のズーミング動作の制御、焦点調節
(AF)動作の制御、自動露出調節(AE)の制御等を
行うとともに、タイミングジェネレータ84を制御して
CCD90の電荷の蓄積時間を制御する。また、CPU
コア150はドットマトリックス液晶46の表示制御部
としても機能する。
【0063】操作部162は、十字キー44、シフトキ
ー48、表示キー50、メニュー/実行キー52、キャ
ンセルキー54を含むブロックであり、操作部164
は、レリーズボタン30、モードダイヤル32、電源ス
イッチ40、モード選択レバー42に対応するスイッチ
を含むブロックである。電源スイッチ40を押すと、そ
の信号がゲットアップ信号生成回路165に加えられ、
該ゲットアップ信号生成回路165から信号処理IC7
4にゲットアップ信号が与えられてICが起動する。本
例のカメラ10では操作部162、164がカメラ本体
に配設されているが、操作部162、164に相当する
部分をリモコン送信機としてカメラ本体と分離した構成
にすることも可能である。
【0064】カメラ10に設けられている検出手段とし
ては、レンズバリア12の開閉状態を検知するためのバ
リアオープンスイッチ、ズームポジションを検出するセ
ンサ(例えば、ポテンショメータやエンコーダで構成さ
れる。)、フォーカスレンズのホームポジションを検出
するセンサ、メモリカード120の装着の有無を検出す
るカード検出スイッチ166、映像出力端子112にビ
デオケーブルが接続されたか否かの検出を行うケーブル
接続検出手段などがある。
【0065】ストロボ発光装置34は、発光部168、
ストロボ調光センサ16、コンデンサ170、及びスト
ロボ制御ユニット172から構成される。操作部16
2、164からの所定の操作に応じて低輝度時にストロ
ボを自動的に発光させる「低輝度自動発光モード」、
「赤目軽減モード」、被写体輝度にかかわらずストロボ
発光させる「強制発光モード」、又はストロボ発光を禁
止させる「発光禁止モード」に設定可能である。
【0066】CPUブロック132はユーザーが選択し
たストロボモードに応じて、ストロボ制御ユニット17
2にコマンドを与える。ストロボ制御ユニット172
は、CPUブロック132から加えられる指令に基づい
てコンデンサ170の充電制御や発光部168(例え
ば、キセノン管)への放電(発光)タイミングを制御す
るとともに、ストロボ調光センサ16の検出結果に基づ
いて発光停止の制御を行う。ストロボ調光センサ16
は、ストロボの発光によって照らされる被写体からの反
射光を受光し、受光量に応じた電気信号に変換する受光
素子が用いられている。ストロボ調光センサ16の検出
信号は図示せぬ積分回路により積算され、積算受光量が
所定の適正受光量に達した時にストロボの発光が停止さ
れる。
【0067】カメラ10の電源は、電池174又は外部
電源入力端子176に接続される外部電源を用いること
ができる。電池174には例えば単三乾電池2本が用い
られる。もちろん、専用の二次電池を使用するように設
計することも可能である。
【0068】使用される電源の種類は電池検知部178
で検出され、その検出情報はCPUコア150に入力さ
れる。電池174又は外部電源入力端子176に接続さ
れる外部電源から提供される電力はDC/DCコンバー
タ180によって所要の電圧に変換され、所定の回路ブ
ロックに電源供給される。
【0069】また、カメラ10は、マイクロフォン18
2及びスピーカー184を備え、マイクロフォン182
を介して入力された音声はA/Dコンバータ138を介
してCPUコア150に入力される。また、CPUコア
150が出力する音声データは電子ボリューム付きD/
Aコンバータ128を介してスピーカー184に供給さ
れ、スピーカー184より音声として出力される。
【0070】マイクロフォン182から入力した音声デ
ータもメモリカード120に記録することが可能であ
り、メモリカード120に記録されている音声をスピー
カー184で再生することもできる。
【0071】次に、上記の如く構成されたカメラ10の
動作について説明する。
【0072】図6乃至図9はムービー撮影時のカメラ動
作を示す説明図である。モード選択レバー42を「撮影
系モード」に設定し、モードダイヤル32を「ムービー
撮影モード」に設定した状態で電源スイッチ40をON
操作すると、カメラ10はムービー撮影モードで立ち上
がる。
【0073】オープニング画面の設定で「ON設定」が
選択されている場合には、図6(a)に示すように、カ
メラ立ち上げ時にドットマトリックス液晶46に「He
llo!」の文字が表示される。その後、図6(b)に
示すように液晶モニター38に所定のオープニング画面
が表示されると同時にドットマトリックス液晶46にお
いてもムービー撮影モードであることを示すマーク(ム
ービーモードマーク)の表示に切り換わる。ムービーモ
ードマークは、動画記録であることを象徴するように映
画用カメラを図案化したマークと記録可能時間を秒単位
で示した文字の組み合わせによって構成されている。
【0074】なお、オープニング画面の設定がONの場
合、電源スイッチ40をOFF操作すると、ドットマト
リックス液晶46に「Bye!」の文字が表示されてか
ら電源がOFFとなる。
【0075】その一方、オープニング画面の設定で「O
FF設定」が選択されている場合には、図6(c)に示
すように、カメラ立ち上げ時にドットマトリックス液晶
46にムービーモードマークが表示されるのみで、液晶
モニター38はOFFのままとなる。
【0076】図6(b)又は図6(c)の状態から所定
時間経過後(例えば、1秒後)に図7(a)で示すよう
に、ムービー撮影画面に切り換わる。この1秒の間にカ
メラ内部において所定の初期処理が行われ撮影可能状態
にまで準備される。
【0077】カメラ10がムービー撮影による記録可能
な状態(スタンバイ中)に至ると、ドットマトリックス
液晶46の中央表示部46Cにはムービーモードである
ことを示すマークが表示される。このとき、十字キー4
4の上キー44Uは光学ズームの望遠(テレ)操作機
能、下キー44Dは光学ズームの広角(ワイド)操作機
能、左キー44Lはマクロモードの設定と解除を行うマ
クロモード設定/解除機能が割り当てられている。
【0078】これら各キー44U、44D、44L、4
4Rが担う機能をユーザーに提示すべく、ドットマトリ
ックス液晶46の上表示部46Uにはズームアップマー
ク、下表示部46Dにはズームダウンマーク、左表示部
46Lにはマクロモードマークが表示される。マクロモ
ードマークについては、電源ON時にマクロモードはO
FFの状態で立ち上がるため、現在のマクロモードの設
定状態を示すようにマクロモードがOFFであることを
象徴するマークが表示される。この状態で左キー44L
を押すとマクロモードがONとなり、左表示部46Lの
マーク表示もマクロモードONであることを表すマーク
に切り換わる(図29(c)参照)。
【0079】また、図7(a)に示すムービースタンバ
イ中、十字キー44の右キー44Rには機能が割り当て
られていないので、ドットマトリックス液晶46の右表
示部46Rは無表示(ブリンク)となる。これにより、
ユーザーは右キー44Rが無効な操作キーであることを
容易に認識できる。
【0080】マクロモードの設定/解除機能を右キー4
4Rに割り当てることも可能ではあるが、カメラボディ
の端面から遠い、本体中心部寄りに位置する左キー44
Lに割り当てる方が、意図しないキータッチ(誤操作)
によるマクロモードのON/OFFを防止できる。この
ような操作性に配慮して、本例のカメラ10では左キー
44Rがマクロモード設定/解除スイッチとなってい
る。
【0081】スタンバイ中、液晶モニター38にはCC
D66が捉えるスルー画が表示され、画面左上にムービ
ー撮影モードであることを示すモード情報202、画面
中央やや上に「スタンバイ」という文字情報204、画
面左下に年月日の情報206が表示される。この日付表
示(206)は所定時間後(例えば3秒後)に消えて、
図7(b)のような表示となる。セットアップにおいて
日付設定がOFFとなっているときは、年月日の表示に
代えて、「----,--,--」なる表示が点滅し、3秒後に消
えるようになっている。
【0082】図7(b)の状態で上キー44U又は下キ
ー44Dを押すと、液晶モニター38の左脇にズーム位
置を示すズームバー208が表示される。ズームバー2
08は垂直バーで表示され、上が望遠(テレ)側、下が
広角(ワイド)側を示し、上キー44U、下キー44D
の配置関係に対応付けられている。ズームバー208の
上端にはテレ側であることを示す「T」の文字が表示さ
れ、ズームバーの下端にはワイド側であることを示す
「W」の文字が表示される。このズームバー208表示
は、上キー44U又は下キー44Dを押下後、所定時間
経過後(例えば3秒後)に自動的に消えるようになって
いる。
【0083】また、図7(a)乃至(c)の何れかの状
態にあるときシフトキー48を押すと、図8(a)に示
すようなシフトガイダンス画面に移行する。このとき、
液晶モニター38の画面左上には「シフトガイダンス」
という文字情報210が表示されるとともに、画面中央
部分に「モニター明るさ設定→〔シフト〕+〔表示〕」
と表示される。この文字表示は、シフトキー48と表示
キー50を連続押し(又は同時押し)することにより液
晶モニター38の明るさを調整する画面に移行できるこ
とを案内する操作支援表示である。
【0084】このシフトガイダンス画面の表示中、十字
キー44には何も機能が割り当てられていないので、ド
ットマトリックス液晶46においては中央表示部46C
に主モードマークのみを表示し、上/下/左/右の各表
示部46U、46D、46L、46Rは無表示となる。
【0085】シフトガイダンス画面の案内に従って、シ
フトキー48と表示キー50を押すと、図8(b)のよ
うに液晶モニター38の画面に明るさ調整ブロック21
2が表示される。
【0086】この明るさ調整ブロック212は、小さい
ブロック213が左から右に向かって一列に並ぶインジ
ケータ形式で表示され、表示されるブロックの数で明る
さの程度を表すようになっている。十字キー44の左キ
ー44Lが明るさダウン(−)、右キー44Rが明るさ
アップ(+)の機能を有し、これに対応してドットマト
リックス液晶46の左表示部44Lには左矢印三角マー
ク、右表示部44Rには右矢印三角マークがそれぞれ表
示される。
【0087】左キー46Lを押せばブロック213が増
えて明るさがアップし、右キー46Rを押すとブロック
213の数が減ってモニター画面が暗くなる。上キー4
4U及び下キー44Dには機能が割り当てられていない
ので、ドットマトリックス液晶46の上表示部46U、
下表示部46Dは無表示となる。また、中央表示部46
Cには現在の撮影モードであるムービーモードマークが
表示され、記録可能時間を示す文字は消される。なお、
明るさ調整中であることを示す特別なマークを中央表示
部46Cに表示させてもよい。
【0088】左キー44L又は右キーRを操作して、画
面が適当な明るさになったところで、メニュー/実行キ
ー52を押すと、その明るさ設定が確定する。また、キ
ャンセルキー54を押すと明るさ調整の変更がキャンセ
ルされ、元の設定に戻る。明るさ調整ブロック212の
下には、「設定→〔実行〕」及び「取消→〔キャンセ
ル〕」という操作ガイダンスが表示される。
【0089】メニュー/実行キー52の押下又はキャン
セルキー54の押下によって明るさの設定が終了すると
図7(b)のスタンバイ状態に戻る。
【0090】図7(b)で示したスタンバイ状態でレリ
ーズボタン30が「全押し」され「S2 がON」する
と、図9(a)で示すように、ムービー記録がスタート
する。このとき液晶モニター38の画面右上には録画時
間の情報214が秒単位で表示される。
【0091】レリーズボタン30は録画停止キーを兼ね
ており、レリーズボタン30を2回目に押したとき(S
1 オン時)に撮影終了となり、取り込み画像がメモリカ
ード120に記録される。カード記録中は図9(b)に
示すように液晶モニター38画面中に「カードに保存
中」という文字が表示される。
【0092】このとき、ドットマトリックス液晶46に
は中央表示部46Cにムービーモードマークが表示さ
れ、上下左右の表示部46U、46D、46L、46R
は無表示となる。メモリカード120への書き込み(画
像の保存)処理が終了したら、図7(b)で説明したス
タンバイ状態に戻る。
【0093】もし、S2オン(撮影開始)後、すぐにレ
リーズボタン30が再押し操作され、S1がONした時
(撮影終了時)には、所定の最低記録時間の記録を実行
する。例えば、本例のカメラ10では1秒間に10フレ
ームを記録するようになっており、後述する動画インデ
ックス(25画面マルチ表示)との関係で最低3秒間の
記録を行う仕様になっている。また、撮影中にメモリカ
ード120が記録限界に達した時には、記録を停止し
て、そのまま自動記録処理を行う。
【0094】次に、マニュアル撮影モードによる動作を
説明する。
【0095】モード選択レバー42を「撮影系モード」
に設定し、モードダイヤル32で「マニュアル撮影モー
ド」を選択すると、図6(a)で説明したドットマトリ
ックス液晶46の表示内容に代えて、図10に示すよう
な表示によってカメラ10が起動する。すなわち、ドッ
トマトリックス液晶46において、マニュアル撮影モー
ドであることを象徴する「M」という文字とカメラのマ
ークの組み合わせからなるモードマークが表示される。
【0096】かかるモードマークの下には標準撮影可能
枚数、クオリティー表示(Nはノーマルであることを表
す。)、更に画素数情報(2400は、2400×18
00であることを表す)が表示される。このように、カ
メラ10の起動時にドットマトリックス液晶46におい
て立ち上げ時のカメラ状態を示す表示が行われる。
【0097】マニュアル撮影モードで撮影可能な状態と
なると、ドットマトリックス液晶46及び液晶モニター
38の画面は図11(a)に示すような表示となる。
【0098】ドットマトリックス液晶46の中央表示部
46Cには、マニュアル撮影モードであることを示すモ
ードマークと標準撮影可能枚数の数字が表示され、上表
示部46Uにはズームアップマーク、下表示部46Dに
はズームダウンマーク、左表示部46Lにはマクロモー
ドマーク、右表示部にはストロボマークが表示される。
【0099】つまり、十字キー44の上キー44Uは光
学ズームの望遠(テレ)操作機能、下キー44Dは光学
ズームの広角(ワイド)操作機能、左キー44Lはマク
ロモードの設定と解除を行うマクロモード設定/解除機
能、右キー44Rはストロボモード設定機能が割り当て
られている。
【0100】図11(a)では、マクロOFF、ストロ
ボモードは自動発光モードに設定されている様子を示し
ている。この状態で左キー44Lを押すとマクロモード
ONの状態となり、左表示部46Lにマクロ設定がON
状態であることを示すマーク(図29(c)参照)が表
示される。また、右キー44Rを押す毎にストロボモー
ドが「オート」→「赤目軽減」→「強制発光」→「発光
禁止」→「オート」…とサイクリックに循環し、右表示
部46Rにおいて各ストロボモードを表すシンボルマー
クの表示が変更される(図31参照)。
【0101】液晶モニター38の画面左上には「マニュ
アル撮影」というモード情報216が表示され、その下
に必要に応じて、マクロモードマーク、セルフタイマー
マーク、マニュアルフォーカスマークが表示される。画
面中央にはAFターゲットマーク218が表示され、画
面左脇にはズームバー208が表示され、現在のズーム
位置を視覚的に把握できる。
【0102】画面下には左から順に液晶画面の明るさの
設定状況、ストロボ光量の設定状況、ホワイトバランス
の設定状況、ISO感度設定状況など各種設定状況が表
示される。画面右上にはコマ番号が表示される。
【0103】図11(a)の画面で画角を決めてレリー
ズボタン30を「半押し」(S1 オン)すると、画像の
取り込みが行われ、図11(b)の画面に変わる。この
時、液晶モニター38の画面はフリーズ表示となり、カ
メラ内部でAF処理及びAE処理が実行される。かかる
AF処理、AE処理中、液晶モニター38の画面右上に
カメラの内部処理状況のインフォメーションとして「!
AF」と表示され、その後「!AE」という表示に入れ
替わる。
【0104】次いで、レリーズボタン30を「全押し」
(S2 オン)すると、記録用の撮影(画像記録)が実行
される。プレビューOFFに設定されている時は、メモ
リカード120に画像を保存後、図11(a)の撮影待
機状態に戻る。
【0105】その一方、プレビューONに設定されてい
る時は、図11(b)の状態でレリーズボタン30を
「全押し」(S2 オン)すると、記録用の撮影(画像記
録)が実行され、図11(c)に示すプレビュー表示画
面となる。液晶モニター38の画面左上には「プレビュ
ー」という動作状態を示す情報220が表示され、画面
下には、「記録→〔実行〕」及び「取消→〔キャンセ
ル〕」という操作案内が表示される。
【0106】また、プレビュー表示中は、十字キー44
の上キー44Uが電子ズームの拡大キー、下キー44D
が電子ズームの縮小キーに割り当てられている。これに
対応して、ドットマトリックス液晶46の上表示部46
Uに拡大ズーム機能を意味するマーク(拡大鏡の中に+
の記号)、下表示部46Dに縮小ズーム機能を意味する
マーク(拡大鏡の中に−の記号)が表示される。
【0107】十字キー44のうち、機能割り当ての無い
左キー44L、右キー44Rについてはドットマトリッ
クス液晶の左表示部46L、46Rは無表示となる。
【0108】図11(c)の状態の時に上キー44U
(又は下キー44D)を押すと、図11(d)に示すよ
うに、画面中の表示画像が拡大(下キー44Dを押下し
た場合には縮小)表示される。また、図には示さない
が、ここでシフトキー48と十字キー44の何れかのキ
ー(44U、44D、44L、又は44R)を同時押し
することにより、ズーム画面のまま表示範囲を移動(パ
ンニング又はチルティング)させることができる。所望
の画角でメニュー/実行キー52を押すと、現在表示さ
れている画角の画像がメモリカード120に保存され
る。本例では4:3の画面比の画像を記録しているが、
画面の縦横比を任意に、又は選択的に変更できるように
してもよい。
【0109】図11(c)又は(d)の画面の時にキャ
ンセルキー54を押すと、画像の記録処理を実行せずに
(a)のマニュアル撮影画面に戻る。なお、設定によっ
ては、元の画像のみを記録したり、現在表示中の画角と
元の画像を両方記録することも可能である。
【0110】このようにプレビュー中にズーム拡大/縮
小及び表示範囲の移動を可能にしたので、マニュアルフ
ォーカス時のピント合わせの確認に役立ち、撮影した画
像をその場でトリミングして記録することができる。
【0111】画素数1280×960の設定で撮像した
場合、取り込み画像は1280のサイズでSDRAM8
2上にYCデータとして展開して保有されている。これ
を液晶モニター38に表示する場合には、内蔵バッファ
76によって間引き処理し、640のサイズに変換した
データをVRAM94に供給している。したがって、プ
レビュー表示において拡大ズーム処理を行っても解像度
を落とさずに表示できる。
【0112】本例ではプレビュー画に対して、拡大/縮
小、表示範囲の移動を指令できるように構成されている
が、画面の回転や画面内の一部分を自由形状又は所定形
状にて切り取る画面切り出し等の指令を行えるように構
成してもよい。
【0113】図11(a)に示したマニュアル撮影画面
でメニュー/実行キー52を押すと、図12及び図13
に示す撮影設定メニューの画面に移行する。撮影設定メ
ニューは、明るさ、ストロボ、ホワイトバランス、IS
O感度、マニュアルフォーカス、測光パターン、シャー
プネス、プレビュー表示の8項目を有し、4項目ずつ2
ページに分けて表示される。左キー44L又は右キー4
4Rの操作によって「プレビュー表示」←→「シャープ
ネス」←→「測光」←→「マニュアルフォーカス」←→
「明るさ」←→「ストロボ」←→「ホワイトバランス」
←→「ISO感度」の8項目が順に切り換わる。
【0114】図12に示すように、第1ページ目は、
「明るさ」、「ストロボ」、「ホワイトバランス」、
「ISO感度」の4項目からなり、液晶モニター38の
画面下にこれら4項目のメニューバー222が表示さ
れ、各項目毎に複数の選択内容が用意されている。
【0115】「明るさ」の項目では−0.6〜+0.6
の範囲で0.3刻みに明るさを設定できる。「ストロ
ボ」の項目では、−0.6〜+0.6の範囲で0.3刻
みにストロボの明るさを設定できる。「ホワイトバラン
ス」の項目では、ストロボ、曇り屋外、晴天屋外、室内
のうちから一つを選択できる。「ISO感度」の項目で
は、200、400、800のうちから一つを選択でき
る。
【0116】設定項目を左キー44L又は右キー44R
で選択し、設定内容を上キー44U又は下キー44Dで
選択する。上キー44U又は下キー44Dにより設定内
容を選択したらメニュー/実行キー52の押下によりそ
の設定内容を確定する。
【0117】メニュー項目を選択した時にポップアップ
表示されるメニューバルーン(サブメニュー枠)223
も、画面下のメニュー項目表示の配列順に合わせて左か
ら順次シフトしていくようになっている。「ISO感
度」の項目はメニュー移動の突き当たりとなっており、
メニューは循環しない。したがって、図12(d)に示
すように、「ISO感度」の項目を設定した時には、十
字キー44の右キー44Rは無効となり、ドットマトリ
ックス液晶46の右表示部46Rは無表示となる。メニ
ューを循環させず、よく使う項目を移動の突き当たり
(移動端)に設定しておくことで、その項目の位置で容
易に停止させることができる。
【0118】図12(a)の「明るさ」の設定画面で左
キー44Lを押すと、図13(a)に示すように第2ペ
ージに移行する。図13に示すように、第2ページは
「マニュアルフォーカス」、「測光」、「シャープネ
ス」、「プレビュー表示」の4項目からなり、液晶モニ
ター38の画面下にこれら4項目のメニューバー222
が表示され、各項目毎に複数の選択内容が用意されてい
る。
【0119】「マニュアルフォーカス」の項目では、マ
ニュアルフォーカスON又はOFFの何れかを選択でき
る。「測光」の項目では、画面全体を測光対象としてそ
の全画面平均をとるアベレージ測光、画面の中央部分の
みを測光対象とするスポット測光、又は画面を複数のエ
リアに分割して測光するマルチ測光のうち何れかの測光
パターンを選択できる。「シャープネス」では「0」を
基準として輪郭強調の度合いを−方向及び+方向に適当
な範囲で設定することができる。「プレビュー表示」の
項目では、プレビューを表示させるか否かのプレビュー
ON又はOFFの何れかを選択できる。
【0120】メニュー項目を左キー44L又は右キー4
4Rで選択し、設定内容を上キー44U又は下キー44
Dで選択する。上キー44U又は下キー44Dにより設
定内容を選択したらメニュー/実行キー52の押下によ
りその設定内容を確定する。
【0121】メニュー項目を選択した時にポップアップ
表示される各項目のメニューバルーン233も、画面下
のメニュー項目表示の配列順に合わせて右から順次シフ
トしていくようになっている。「プレビュー表示」の項
目は2ページ目のメニュー移動の突き当たりとなってお
り、メニューは循環しない。したがって、図13(d)
に示すように、「プレビュー表示」の項目を設定した時
には、十字キー44の左キー44Lは無効となり、ドッ
トマトリックス液晶46の左表示部46Lは無表示とな
る。
【0122】図11(a)で説明した撮影待機画面でメ
ニュー/実行キー52を押した場合、デフォルトとして
「明るさ」の設定メニューの表示画面(図12(a))
となるが、以後、モードダイヤル32やモード選択レバ
ー42によるモード切り換えを行っていない場合には、
前回抜けたメニューから入ることになる。
【0123】また、図11(a)、(c)又は図12及
び図13に示したいずれかの画面の時にシフトキー48
を押すと、図8で説明したシフトガイダンス画面とな
る。
【0124】次に、オート撮影モードによる動作を説明
する。
【0125】モード選択レバー42を「撮影系モード」
に設定し、モードダイヤル32を「オート撮影」に選択
すると、図6(b),(c)で示したドットマトリック
ス液晶46の表示内容に代えて、図14に示すような表
示によってカメラ10が立ち上がる。すなわち、ドット
マトリックス液晶46においてオート撮影モードである
ことを象徴する「A」という文字とカメラを図案化した
マークの組み合わせから成るマークが表示される。この
モードマークとともに標準撮影可能枚数、クオリティー
表示、画素数表示がなされる点は図10で説明したとお
りである。
【0126】オート撮影モードで撮影可能な状態となる
と、ドットマトリックス液晶46及び液晶モニター38
において図15(a)に示すような表示となる。オート
撮影モードの撮影待機状態では、十字キー44の上キー
44Uは光学ズームの望遠(テレ)操作機能、下キー4
4Dは光学ズームの広角(ワイド)操作機能、左キー4
4Lはマクロモードの設定と解除を行うマクロモード設
定/解除機能、右キー44Rはストロボモード設定機能
が割り当てられており、ドットマトリックス液晶46の
上/下/左/右の各表示部44U、44D、44L、4
4Rにそれぞれ対応する機能を示すマークが表示され
る。また、ドットマトリックス液晶46の中央表示部4
6Cには、オート撮影モードであることを示すモードマ
ークと標準撮影可能枚数が表示される。
【0127】液晶モニター38の画面左上には、「オー
ト撮影」というモード情報230が表示され、その下に
必要に応じてマクロモードマーク、セルフタイマーマー
クが表示されることになる。画面中央にAFターゲット
マーク218が表示され、ズームキー(この場合、上キ
ー44U又は下キー44D)を押すと、画面左脇にズー
ムバー208が表示される。ズームバー208の表示は
ズームキーの押下後所定時間(例えば3秒間)表示され
ると自動的に消える。また、日付表示206は立ち上が
り後所定時間経過したら(例えば、3秒後)自動的に消
える。
【0128】図15(a)のオート撮影画面でレリーズ
ボタン30を押下(S1オン)すると、図15(b)に
示すようにスタンバイ画面となる。ここで更にレリーズ
ボタン30を「全押し」(S2 オン)すると、画像記録
動作を実行する。撮影画像がメモリカード120に保存
されると、図15(a)のオート撮影画面の状態に戻
る。このオート撮影画面で表示キー50を押すと同図
(c)乃至(e)に示すように撮影支援画面に移行す
る。
【0129】このカメラ10にはベストフレーミング表
示と呼ばれる撮影支援機能が設けられている。これは、
撮影目的に合わせて液晶モニター38の画面にフレーミ
ングの目安となる指標線(ベストフレーミング枠232
という。)が表示され、撮影者はこのベストフレーミン
グ枠232を参考にしながら画角合わせを行うことによ
り、良好な構図の写真が得られるというものである。
【0130】図15(c)では風景撮影に適したベスト
フレーミング枠232が表示された様子が示されてい
る。この画面においてシフトキー48を押すと十字キー
44の機能が変更され、上キー44Uはベストフレーミ
ング枠のパターンを選択する機能、下キー44Dはセル
フタイマー設定機能、左キー44Lはリサイズ(画素数
変更)機能、右キー44Rはクオリティー設定機能がそ
れぞれ割り当てられる。かかる機能割り当てに対応して
ドットマトリックス液晶46の上/下/左/右の各表示
部46U、46D、46L、46Rも所定のマーク表示
に切り換わる。
【0131】図15(c)の状態からシフトキー48と
上キー44Uを連続押しすると、図15(d)に示した
ように集合写真に適したベストフレーミング枠232の
表示に切り換わり、十字キー44の機能も図15(a)
で説明したのと同じ状態になる。図15(d)の画面で
シフトキー48を押すと図15(c)で説明したように
十字キー44機能が変更され、シフトキー48+上キー
44Uの操作によって図15(e)に示すような人物撮
影に適したベストフレーミング枠232が表示される。
【0132】図15(c)乃至(e)の何れかの撮影支
援画面を用いて構図を決めてから、レリーズボタン30
を押下(S1オン)すると、同図(b)のスタンバイ画
面となる。撮影支援画面からS1オンとなった時には、
スタンバイ画面においてベストフレーミング枠232も
表示される。スタンバイ画面(b)でレリーズボタン3
0を「全押し」(S2オン)すると記録動作が実行さ
れ、画像がメモリカード120に保存される。
【0133】図15(c)乃至(e)の何れかの撮影支
援画面の時に表示キー50を押すと、撮影支援機能から
抜けて、図15(a)のオート撮影画面に戻る。
【0134】次に再生モードについて説明する。
【0135】モード選択レバー42を「再生系モード」
に設定すると、図6(b)又は(c)で説明したドット
マトリックス液晶46の表示内容に代えて、図16に示
すような表示によってカメラ10が立ち上がる。すなわ
ち、ドットマトリックス液晶46において再生モードで
あることを象徴する右向き三角マークのモードマークが
表示される。なお、撮影系モードと再生系モードのモー
ドに応じてドットマトリックス液晶46のバックライト
色を変更してもよい。
【0136】再生モードでカメラ10が立ち上がると、
メモリカード120内の最後の画像ファイル(最後に撮
影した画像)が一コマ再生表示される。図17(a)に
は最後の画像ファイルが静止画ファイルである場合の再
生表示例が示されている。液晶モニター38の画面左上
には、再生モードであることを示すモード情報236が
表示されるとともに、画面右上にコマ番号及びファイル
名の情報238が表示される。また画面下には撮影日時
が表示される。また、画面右脇には画像ファイルの付加
情報として、誤消去防止(画像プロテクト)設定の情報
や、プリント情報の有無を示すマークが表示される場合
もある。
【0137】一コマ再生時、十字キー44の上キー44
Uは拡大ズームの指令、下キー44Dは縮小ズームの指
令、左キー44Lはコマ戻し、右キー44Rはコマ送り
の各機能が割り当てられる。これに応じてドットマトリ
ックス液晶46の上/下/左/右の各表示部46U、4
6D、46L、46Rにはそれれぞれキー44U、44
D、44L、44Rの機能を示すマークが表示される。
また、中央表示部46Cには再生モードであることを示
すモードマークが表示される。
【0138】図17(a)の画面で上キー44U又は下
キー44Dを押すと、再生画面が拡大表示又は縮小表示
される。例えば、上キー44Uを押すと図17(b)に
示すように画像が拡大され、画面左脇にズームバー20
8が表示される。また、画面下には「ズーム移動→〔シ
フト〕+〔↑↓←→〕」なる操作案内が表示される。
【0139】図17(b)の画面でシフトキー48を押
すと同図(c)に示すシフトガイダンス画面に移行し、
図8で説明したとおり、ガイダンスに従って液晶モニタ
ー38の明るさを調整できる。なお、シフトガイダンス
中、十字キー44は無効となるのでドットマトリックス
液晶46の上/下/左/右の各表示部46U、46D、
46L、46Rは無表示となる。図17(b)及び
(c)何れの画面においても、キャンセルキー48を押
すことにより、図17(a)の一コマ再生画面に戻る。
【0140】図17(b)の画面に示された操作案内に
したがってシフトキー48と上下左右の何れかのキー
(44U、44D、44L、又は44R)を同時押しす
ることにより、図18(a)に示すようにズーム画面の
まま表示範囲を移動させることができる。この場合、上
下左右キー44U、44D、44L、又は44Rは表示
範囲を移動させる方向指示キーとして機能し、ドットマ
トリックス液晶46の上下左右表示部46U、46D、
46L、46Rには、それぞれ方向を示す三角マークが
表示される。中央表示部46Cには画面の平行移動が可
能であることを象徴するマークが表示される。
【0141】また、液晶モニター38の画面においても
上下左右の各移動可能方向を示す三角マーク240が表
示され、画面左脇にズームバー208が表示される。ズ
ーム移動の操作により、画面の端(例えば、画面の左
端)に到達し、それ以上移動できない場合には、図18
(b)に示すように、その方向を示す三角マークの表示
が消えるとともに、ドットマトリックス液晶46におい
て、当該方向の指示キーの表示が消える。これにより、
画面移動の限界を容易に認識できる。このような画面移
動の操作は、図11で説明したプレビュー画面の移動操
作においても同様である。
【0142】図18(a)又は(b)の画面でキャンセ
ルキー54を押すと、元のサイズに戻り、図17(a)
の一コマ再生表示に復帰する。なお、図17(a)の一
コマ再生表示中にシフトキー54を押すと図8で説明し
たシフトガイダンス画面に移行し、モニターの明るさ調
整が可能である。
【0143】図19は再生静止画メニューの画面例を示
す図である。図17(a)の静止画(一コマ)再生画面
でメニュー/実行キー52を押すと、図19(a)の再
生静止画メニューが表示される。メニューには「消
去」、「オートプレイ」、「リサイズ」、「プロテク
ト」、「DPOF」、「地図再生」の6項目があり、各
項目毎に複数の選択内容が用意されている。
【0144】液晶モニター38の画面下にこれら項目を
示すアイコン250が一列に配列されたメニューバーが
表示され、左キー44L又は右キー44Rで項目を選択
するとサブメニューのメニューバルーン252が表示さ
れる。メニューバルーン252の表示位置は、画面下の
メニュー項目を示すアイコン250の配列順に合わせて
移動するようになっている。「消去」と「地図再生」の
項目がメニュー移動の突き当たりになっており、「消
去」から「地図再生」、「地図再生」から「消去」へは
循環しない。
【0145】左キー44L又は右キー44Rによってメ
ニュー項目を選択し、サブメニューの中から設定内容を
上キー44U又は下キー44Dで選択する。上キー44
U又は下キー44Dにより設定内容を選択したらメニュ
ー/実行キー52の押下によりその設定内容を確定す
る。
【0146】図19(a)に示すように「消去」メニュ
ーを選択した時には十字キー44の左キー44Lは無効
となり、ドットマトリックス液晶46の左表示部46L
は無表示となる。同様に図19(f)に「地図表示」メ
ニューを選択した時には右キー44Rが無効となり、ド
ットマトリックス液晶46の右表示部46Rは無表示と
なる。なお、メニューの項目を循環させてもよく、この
場合は、左/右キー44L、44Rは常に有効となり、
ドットマトリックス液晶46において機能を示す表示が
なされる。
【0147】「消去」のメニューバルーン252には、
「フォーマット」、「全コマ消去」「一コマ消去」の3
つのサブメニューが含まれる。上/下キー44U、44
Dでサブメニュー項目を選択してメニュー/実行キー5
2を押すと、それぞれの消去実行の確認画面となり、そ
の確認画面で更にメニュー/実行キー52を押すこと
で、処理が実行される。画像プロテクトがかかっている
画像については、一コマ消去、全コマ消去処理を実行し
ても消去されない。この場合、画像プロテクトを解除し
てから、一コマ消去、全コマ消去処理を実行する。
【0148】「オートプレイ」はメモリカード120内
の画像ファイルを1つずつ順番に自動再生するモードで
ある。ただし、動画ファイルの場合には先頭コマの画像
が代表画像として再生される。「オートプレイ」の項目
では画面切換時のワイプパターンを設定でき、「ワイプ
なし」、「ワイプ1」、「ワイプ2」、「ワイプ3」の
何れかを選択することができる。ワイプ1〜3にはそれ
ぞれ所定のワイプパターンが定義されている。「リサイ
ズ」の項目では画素数の変更が可能であり、「2400
→1280」、「2400→640」、「1280→6
40」の何れかを選択できる。
【0149】「プロテクト」のサブメニューには、「全
コマ解除」、「全コマプロテクト」、「一コマ設定」の
3つの選択項目が含まれている。上/下キー44U、4
4Dで所望の項目を選択してメニュー/実行キー52を
押すと、それぞれのプロテクト処理実行の確認画面とな
り、その確認画面で更にメニュー/実行キー52を押す
ことで、プロテクト処理が実行される。
【0150】「DPOF」のサブメニューには、「全コ
マ指定/解除」、「確認/解除」、「一コマ指定」、
「日付有り」の選択項目が含まれている。DPOF(Di
gitalPrint Order Format)の規格は、メモリカード1
20その他の記録媒体に記録した各画像について印画時
のプリント枚数やトリミング等のプリント内容に関する
指示(プリント情報)を決められたパラメータ、書式で
記載した印画注文ファイルとしてその記録媒体に記録し
ておくものである。印画注文ファイルを予めデジタルカ
メラやパソコン等で作成し記録媒体に記録しておくこと
で、ラボ注文時やプリント装置での印画時においてプリ
ント内容の指定を不要にすることができる。「地図再
生」では、複数の地図データの中から所望の地図データ
を選択して、その選択に係る地図を液晶モニター38に
表示させることができる。
【0151】次に、動画再生について説明する。カメラ
10を再生モードで立ち上げた時に、メモリカード12
0の最後の画像ファイルが動画ファイルである場合に
は、図20(a)に示すようなムービー再生待機画面の
表示となる。
【0152】ムービー再生待機画面は、動画ファイルの
先頭フレームの画像が表示されるとともに、画面左上に
ムービーモードマーク260が表示され、画面下に動作
表示マーク262が表示される。動作表示マーク262
は、左から、画コマ戻し、巻戻し、逆再生、停止、一時
停止、再生、早送り、画コマ送りの順に配列されてお
り、十字キー44の操作に応じて動作状況を示すマーク
の色が変わって状態を表示するようになっている。
【0153】十字キー44は、上キー44Uがストッ
プ、下キー44Dが再生/一時停止、左キー44Lは画
コマ戻し、右キー44Rは画コマ送りの操作キーとして
機能する。ドットマトリックス液晶46の上/下/左/
右表示部46U、46D、46L、46Rには各キーの
機能を表すマークが表示され、中央表示部46Cにはム
ービーモードマークが表示される。
【0154】図20(a)のムービー再生待機画面で下
キー44Dが押されると、再生処理がスタートする。図
20(b)に示したように、メモリカード120から再
生用データを読み込み中、液晶モニター38は一時的に
画面が暗くなり、中央に砂時計マーク264が表示され
る。
【0155】読み込みが終了すると、図20(c)に示
すように、動画ファイルが再生される。再生中、動作表
示マーク262の再生マーク266の色が変わるととも
に、画面下にファイルの再生経過を示すタイムバー26
8が表示される。また、動画ファイル再生中にはドット
マトリックス液晶46の中央表示部46Cには、動画再
生中であることを示す三角マークが表示される。動画再
生中、上キー44Uはストップ、下キー44Dは再生/
一時停止、左キー44Lは巻戻し、右キー44Rは早送
りの機能が割り当てられ、ドットマトリックス液晶46
の上/下/左/右表示部46U、46D、46L、46
Rには各キーの機能を表すマークが表示される。
【0156】図20(c)に示す動画再生中に上キー4
4U(ストップキー)を押すと再生処理を停止して、先
頭フレームに戻る。動画再生途中で繰り返し先頭から再
生することができる。
【0157】図20(c)に示す動画再生中に下キー4
4Dを押すと、図21(a)に示すように、ムービー再
生が一時停止状態となる。この時、液晶モニター38画
面下における動作表示マーク262の一時停止マーク2
70の色が変わり、ドットマトリックス液晶46の中央
表示部46Cにも一時停止マークが表示される。一時停
止中、十字キー44の左キー44Lはコマ戻し、右キー
44Rはコマ送りの操作キーとして機能するので、ドッ
トマトリックス液晶46の左/右表示部46L、46R
においてそれぞれ所定のマークが表示される。
【0158】この一時停止画面でシフトキー48を押す
と、図21(b)に示すように、ドットマトリックス液
晶46の下表示部46Dにおいて再生マークの三角アイ
コンの向きが反転し、下キー44Dに逆再生キーとして
機能が割り当てられる。左キー44Lと右キー44Rは
無効なキーとなるため、ドットマトリックス液晶46の
左/右表示部46L、46Rは無表示となる。
【0159】図21(b)で示した状態の時に下キー4
4Dを押すと、一時停止の状態から逆再生がスタートす
る。図21(c)に示すように、逆再生中は動作表示マ
ーク262の逆再生マーク272の色が変わり、ドット
マトリックス液晶46の中央表示部46Cにも逆再生中
であることを示す三角マーク(逆再生マーク)が表示さ
れる。また、逆再生中には、十字キー44の左キー44
Lは巻戻し、右キー44Rは早送りの操作キーとして機
能するため、ドットマトリックス液晶46の左/右表示
部46L、46Rにおいて機能を表すマークが表示され
る。
【0160】図20(c)の動画再生中にシフトキー4
8を押してシフトガイダンスを呼び出すとムービー再生
は一時停止となる。また、図20(a)のムービー再生
待機の画面でシフトキー48を押した場合にもシフトガ
イダンス画面となり、図8で説明したとおり、モニター
の明るさ調整が可能である。
【0161】図22は再生動画メニューの操作手順を示
す図である。
【0162】図20(a)で説明したムービー再生待機
中に、メニュー/実行キー52を押すと、図22(a)
の再生動画メニュー画面となる。再生動画メニューは、
「消去」、「インデックス」、「プロテクト」の3項目
を含む。液晶モニター38の画面下にこれら項目を示す
アイコン280が一列に配列されたメニューバーが表示
され、左キー44L又は右キー44Rで項目を選択する
とサブメニューのメニューバルーン282が表示され
る。メニューバルーン282の表示位置はアイコン28
0の配列順に合わせて移動するようになっている。「消
去」と「プロテクト」が移動の突き当たりになってお
り、「消去」から「プロテクト」、「プロテクト」から
「消去」は循環しない。
【0163】このため、「消去」時には左キー44Lが
無効となり、ドットマトリックス液晶46の左表示部4
6Lは無表示となる(図22(a))。同様に「プロテ
クト」時には右キー44Rが無効となり、右表示部46
Rは無表示となる(図22(c))。なお、メニュー項
目を循環させてもよく、この場合、左/右キー44L、
44Rは常に有効となり、ドットマトリックス液晶46
において機能表示が示される。
【0164】「消去」及び「プロテクト」の選択操作に
ついては図19で説明した通りである。図22(b)に
示すように、「インデックス作成」メニューを選択する
とインデックス作成の実行有無を問うサブメニューが表
示される。
【0165】十字キー44の上キー44U又は下キー4
4Dによって「実行」を選択し、メニュー/実行キー5
2を押すと、図23(a)に示すようなインデックス画
(動画インデックスという。)が表示される。このイン
デックス画は、動画ファイル内のフレーム画像から適当
な時間間隔で代表フレームが抽出され、液晶モニター3
8上に5×5の25フレームの縮小画像として配列表示
されるものである。
【0166】なお、動画インデックスの表示形態は5×
5の25画面マルチ表示に限らず、4×4の16画面マ
ルチ表示、3×3の9画面マルチ表示などの形式でもよ
い。
【0167】動画ファイルからインデックス画用のフレ
ームを抽出する方法としては、例えば、動画ファイル内
の全コマ数と、前記インデックス画の中に配列させる縮
小画像の画像数(この場合25)の関係から、およそ等
しいコマ数間隔毎に1つのコマを抽出し、若しくは間引
くようにコマの抽出割合又は間引き割合が算出される。
【0168】動画の最低記録時間が3秒であり、1秒間
に10フレームの動画記録を行う場合、3秒間で30フ
レームの画面が取得される。これを25画面に減じてイ
ンデックス画として出力するには、5フレームを取り除
く必要があるので、本例では、5フレームに1フレーム
の割合でフレームを間引く。
【0169】また、仮に動画ファイル中に100フレー
ムの画像が含まれている時には、これを25画面に減じ
てインデックス画として出力するには、1/4のコマ数
に削減する必要があるので、かかる割合にしがたって表
示用のフレームを抽出する。動画ファイル内のフレーム
数が25の倍数以外の数であるときは、抽出と間引きを
適宜組み合わせて、およそ動画ファイル全体から偏りな
くフレームを抽出してインデックス画を作成する。こう
することにより、インデックス画を見るだけで動画ファ
イル全体の内容を容易に把握することができる。
【0170】インデックス画の作成時には、液晶モニタ
ー38の画面左上に「インデックス作成」という文字情
報286が表示され、画面の中央にインデックス保存の
有無を問う「OK?」という文字が表示される。また、
画面右上にはファイル番号288が表示され、画面下に
は「保存→〔実行〕」及び「戻る→〔キャンセル〕」と
いう操作案内が表示される。図23(a)に示すインデ
ックス作成画面では、十字キー44は無効になり、ドッ
トマトリックス液晶46において中央表示部46Cにの
みムービーモードマークが表示され、上/下/左/右の
各表示部46U、46D、46L、46Rは全て無表示
となる。
【0171】インデックス作成画面(図23(a))で
メニュー/実行キー52を押すと、インデックス画が静
止画ファイルとしてメモリカード120に保存され、図
23(b)に示す再生静止画メニュー画面に移行する。
すなわち、液晶モニター38の画面左上には「再生モー
ド」であることを示すモード情報290が示され、画面
下には「消去」、「オートプレイ」、「リサイズ」、
「プロテクト」、「DPOF」、「地図再生」のメニュ
ー項目を示すアイコン250が配列されたメニューバー
が表示される。また、ドットマトリックス液晶46の中
央表示部46Cにおいて再生静止画であることを示す三
角マークが表示されるとともに、上/下/左/右の各表
示部46U、46D、46L、46Rにおいて十字キー
44の各機能を示す方向マークが表示される。
【0172】図23(b)の画面で上下左右の何れかの
キー44U、44D、44L、44Rを押すと、図23
(c)に示すように、メニューバルーン292が表示さ
れる。その後のメニューの操作は図19で説明したとお
りである。また、図23(b)のインデックス画面中か
ら所望のフレームを選択してメニュー/実行キー52を
押すと、その選択されたフレームから動画再生をスター
トさせることもできる。更に、図23(b)の画面にお
いて図18で説明したのと同様の操作手順により、表示
画面の拡大/縮小、及び表示範囲の移動が可能である。
【0173】インデックス画の画像ファイルには、イン
デックス画内の縮小画像の元画像ファイルを特定するた
めのリンク情報が付加される。このリンク情報は元画像
のファイルが格納されているフォルダー及びファイル名
の情報であってもよいし、コマ番号情報や、インデック
ス画の表示画面内における縮小画像の表示位置と動画フ
ァイル内のコマ位置とを対応付けるオフセット情報など
であってもよい。
【0174】このようなリンク情報は、例えば、Exifフ
ァイルフォーマットやAVIファイルフォーマットのタ
グ情報として記録される。
【0175】上述のリンク情報を利用することにより、
インデックス画の表示画面で所望の縮小画像のポジショ
ンを指定すると、その指定ポジションに対応する動画フ
ァイル内の画面から動画再生をスタートできる。また、
シフトキー48を押しながら上/下/左/右キー44
U、44D、44L、44Rを押して、インデックス画
の中から所望の縮小画像を選択すると、動画ファイルの
中から当該選択に係る画面が呼び出され、その画面が一
コマ再生される。
【0176】インデックス画をメモリカード120に保
存する場合、インデックス画のファイルには、当該イン
デックス画作成の基礎となった動画ファイルを特定する
ためのリンク情報が付加され、基礎となった動画ファイ
ル側にもインデックス画のファイルを特定するリンク情
報が自動付与される。このリンク情報を利用することに
より、インデックス画の再生画面から対応する動画ファ
イルを呼び出して動画再生を実行することができるとと
もに、動画ファイルから直ぐにインデックス画のファイ
ルを開くことができる。
【0177】本例では、ユーザーが所定の操作を行った
場合に、動画ファイルのインデックス画の作成と記録を
実行するが、動画撮影によって動画ファイルが記録され
る時に、自動的にインデックス画を作成し、これを静止
画ファイルとしてメモリカード120に記録するように
してもよい。
【0178】次に、再生モードにおける便利な機能を幾
つか説明する。
【0179】図24には、静止画再生における早送り時
の様子が示されている。図24(a)に示す通常の一コ
マ再生の画面のとき、十字キー44の左/右キー44
L、44Rはそれぞれコマ送りキー、コマ戻しキーとし
て機能する。この一コマ再生画面において、左キー44
L又は右キー44Rを所定時間以上長押し(例えば、
0.7秒間の長押し)すると早送りモードに移行する。
【0180】早送りモードになると、図24(b)に示
すように、液晶モニター38の画面下に3画像分の縮小
画像(サムネイル)がピクチャー・イン・ピクチャーの
方式で表示され、このサムネイル表示部294の上に再
生状況を示す再生バー296が表示される。左キー44
L又は右キー44Rを押し続けている間、ファイル番号
順にサムネイルが自動表示され、1つのサムネイルはサ
ムネイル表示部294の左から右へ移動しながら順次送
り出されていく。なお、サムネイルは所定時間(例えば
0.2秒)毎に一コマずつ移動する。
【0181】画面の背景は早送りモードに移行した時の
一コマ再生画像で停止し、サムネイル表示部294の表
示によって早送りによる画像確認を行うことができる。
動画ファイルの場合には、先頭フレームの縮小画像が代
表画像として表示されることになる。なお、動画の画面
サイズは640×480であり、通常の静止画ファイル
(例えば、1280×960)に比べて画面サイズが小
さいので、これを反映して縮小画像のサイズも小さいも
のとなっている。図24(b)中符号298で示す縮小
画像は動画ファイルの代表画像である。
【0182】所望の画像がサムネイル表示部294の中
央の位置に来たところで、左キー44L又は右キー44
Rから指を離し、所定時間(例えば、0.7秒)経過す
ると、当該中央の画像の再生モードに移行する。例え
ば、図24(b)の状態で左キー44L又は右キー44
Rから指を離すと符号298で代表される動画ファイル
が選択され、図24(c)に示すように、当該動画ファ
イルのフルサイズによる再生が可能となる。動画の再生
手順は図20乃至図24で説明したとおりである。な
お、左キー44L又は右キー44Rから指を離し、所定
時間(例えば、0.7秒)経過する前であれば、左キー
44L又は右キー44Rを再押しすることで、サムネイ
ルのコマ送り若しくはコマ戻しが可能である。本例のよ
うに3つのサムネイルを表示して1つのサムネイルを左
から右へ(戻しの場合は右から左へ)移動させるように
したので、早送り中に所望の画像を見つけやすいという
利点がある。
【0183】サムネイル表示部294は、図24(b)
のように液晶モニター38の画面下部に形成する態様以
外に、画面の左脇又は右脇に縦方向に形成して、サムネ
イルが上から下へ、又は下から上へ移動しながら早送り
されるようにしてもよい。サムネイル表示部294に表
示されるサムネイルの数は3つに限らず、2つ以上の妥
当な数でいくつ表示させてもよい。
【0184】図25には、ムービー再生における早送り
時の様子が示されている。
【0185】図25(a)に示すムービー再生待機中
に、左キー44L又は右キー44Rの長押しで早送りモ
ードに移行する。図24で説明したとおり、早送りモー
ドの場合、液晶モニター38の画面下に3画像分のサム
ネイルが表示され(図25(b))、そのサムネイル表
示部294の上に再生バー296が表示される。
【0186】左キー44L又は右キー44Rを押し続け
ている間、ファイル番号順にサムネイル画面の左から右
へ移動しながら順次自動表示される。所望の画像がサム
ネイル表示部294の中央の位置に来たところで、左キ
ー44L又は右キー44Rから指を離し、所定時間(例
えば、0.7秒)経過すると、当該中央の画像の再生モ
ードに移行する。例えば、図25(b)の状態で左キー
44L又は右キー44Rから指を離すと符号302のサ
ムネイルに対応する静止画ファイルが選択され、図25
(c)に示すように、当該静止画ファイルのフルサイズ
による再生が行われる。
【0187】図26にはサムネイル表示時の操作手順が
示されている。再生モードにおいて一コマ再生時又はム
ービー再生待機時に表示キー50を2回連続押し(ダブ
ルクリック)すると、図26(a)に示すように、液晶
モニター38にサムネイルの一覧表示がなされる。これ
はメモリカード120内の画像ファイルをサムネイルに
より一覧表示するものであり、モニター画面を3×3の
9分割した9画面マルチ表示によって表示される。動画
ファイルの場合は、先頭フレームの縮小画像が代表画像
として表示される。
【0188】画像ファイル数が多く一画面で全てのサム
ネイルを表示できないときは、複数のページに分けて表
示される。ページを切り換える時は、シフトキー48+
左/右キー44L、44Rによってページの送り又は戻
しを指示する。
【0189】図26(a)のサムネイル一覧表示画面に
おいてシフトキー48を押すと、図26(b)に示すシ
フトガイダンス画面となる。このシフトガイダンス画面
では、モニターの明るさ設定の操作案内と、ページ移動
の操作案内が表示される。このとき、十字キー44の左
/右キー44L、44Rはページ移動指示の入力キーと
して機能し、ドットマトリックス液晶46の左/右表示
部46L、46Rにはページ移動機能を示すマークが表
示される。
【0190】液晶モニター38に表示されるガイダンス
に従って、シフトキー48+表示キー50を押すと、図
26(c)に示すようにモニターの明るさ設定画面に移
行し、図8で説明した手順に従って所定の操作を行うこ
とでモニターの明るさを調整できる。
【0191】図26(b)のシフトガイダンス画面か
ら、シフトキー48+左/右キー44L、44Rによっ
てページ移動を行うことができる。例えば、シフトキー
48+右キー44Rによって図27(a)に示すように
ページの送りを指定でき、シフトキー48+左キー44
Lによってページの戻し(同図(b))を指定できる。
サムネイル一覧表示のページ移動の時には、ドットマト
リックス液晶46の中央表示部46Cを無表示としても
よいし、所定のマークを表示させてもよい。
【0192】次に、ドットマトリックス液晶46におけ
る表示のバリエーションを説明する。
【0193】モードダイヤル32でセットアップモード
を選択すると、図28(a)に示すように、ドットマト
リックス液晶40の中央表示部46Cにセットアップモ
ードであることを示すマーク(文字)が表示される。こ
のとき、十字キー44は、セットアップメニューの項目
や設定内容を選択するための上/下/左/右カーソルキ
ーとして機能するため、ドットマトリックス液晶40の
上下左右表示部46U、46D、46L、46Rにはそ
れぞれ上下左右方向の指示機能を示す三角マークが表示
される。また、状況により十字キー44のうち上/下キ
ー44U、44Dが無効になる場合には、図28(b)
に示すように上/下表示部46U、46Dがブリンクと
なる。
【0194】モードダイヤル32で連写モードを選択す
ると、カメラ10の立ち上がり時には、図29(a)に
示すように連写モードであることを示すモードマーク3
02を含む表示がなされる。やがて、連写モードによる
撮影可能な状態になると、図29(b)に示すような表
示に切り換わる。連写モードの場合、ストロボの発光は
禁止されるため、十字キー44の右キー44Rは無効な
キーとなり、ドットマトリックス液晶46の右表示部4
6は無表示となる。左キー44Lはマクロ設定キーの機
能が割り当てられており、左表示部46Lにはマクロ機
能とその設定状態を示すマークが表示される。また、上
キー44Uは光学ズームのテレ操作キー、下キー44D
はワイド操作キーとして機能するため、ドットマトリッ
クス液晶46の上/下表示部46U、46Dに各機能を
示すマークが表示される。
【0195】図29(b)はマクロモードがOFFに設
定されている状態を示しており、この状態で左キー44
Lを押すとカメラ10がマクロモードに設定され、図2
9(c)のような表示に切り換わる。マクロモードをO
N設定することによりAFのスキャン範囲が近距離側に
シフトされ、近距離にある被写体への高精度のピント合
わせが可能になる。
【0196】モードダイヤル32で人物撮影モードを選
択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図30
(a)に示すように人物撮影モードであることを示すモ
ードマーク304を含む表示が行われる。やがて、人物
撮影モードによる撮影可能な状態になると、図30
(b)に示すような表示に切り換わる。人物撮影モード
の場合、マクロモードの設定は禁止されるため、十字キ
ー44の左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマト
リックス液晶46の左表示部46は無表示となる。右キ
ー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられてお
り、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定状
態を示すマークが表示される。
【0197】図30(b)はストロボの設定が「オート
モード」に設定されている状態を示している。この状態
で右キー44Rを押すとストロボモードを切り換えるこ
とができる。図31に示すように、「オートモード」の
状態(a)から右キー44Rを押す毎に「オートモー
ド」(a)→「赤目軽減モード」(b)→「強制発光モ
ード」(c)→「発光禁止」(d)→「オートモード」
(a)…という具合に循環式に切り換わるようになって
いる。ストロボモードの切り換えに応じて、ドットマト
リックス液晶46の右表示部46Rの表示内容が切り換
わり、ストロボモードの設定状態を示すマークが表示さ
れる(図31参照)。
【0198】モードダイヤル32で風景撮影モードを選
択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図32
(a)に示すように風景撮影モードであることを示すモ
ードマーク306を含む表示が行われる。やがて、風景
撮影モードによる撮影可能な状態になると、図32
(b)に示すような表示に切り換わる。風景撮影モード
の場合、マクロモードの設定は禁止されるため、十字キ
ーのうち左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマト
リックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。右
キー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられて
おり、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定
状態を示すマークが表示される。
【0199】モードダイヤル32で夜景撮影モードを選
択すると、カメラ10の立ち上がり時には、図33
(a)に示すように夜景撮影モードであることを示すモ
ードマーク306を含む表示が行われる。やがて、風景
撮影モードによる撮影可能な状態になると、図33
(b)に示すような表示に切り換わる。夜景撮影モード
の場合もマクロモードの設定は禁止されるため、十字キ
ーのうち左キー44Lは無効なキーとなり、ドットマト
リックス液晶46の左表示部46Lは無表示となる。右
キー44Rはストロボ設定キーの機能が割り当てられて
おり、右表示部46Rにはストロボ設定機能とその設定
状態を示すマークが表示される。
【0200】上記実施の形態では、記録媒体としてカメ
ラ本体に着脱自在な外部記録媒体(リムーバブルメディ
ア)を用いたが、記録媒体をカメラに内蔵される内部メ
モリ(或いは内蔵ハードディスク)とする構成も可能で
ある。この場合、内部メモリに格納された画像データ
は、有線又は無線の通信手段(インターフェース)を介
して外部に出力されることになる。
【0201】上記説明では、本発明を動画及び静止画の
記録再生機能を具備したデジタルカメラに適用した例を
述べたが、本発明の適用範囲はこれに限らず、静止画記
録機能のみを備えた電子スチルカメラや、カメラを内蔵
又は外付けしたパソコン、記録媒体として磁気テープを
用いるカメラなど様々な画像記録装置に適用することが
できる。
【0202】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像記
録方法及び装置によれば、撮影開始の指示に呼応して取
得した画像をプレビュー画として表示部に表示し、この
プレビュー表示画面において、画面の拡大、縮小、回
転、移動、切り出しなどの画像編集指示を可能とし、ユ
ーザーの指定した画像加工処理によって得られた画像を
記録媒体に保存するようにしたので、シャッターチャン
スを逃さず、希望する画角の画像を簡単に得ることがで
きる。また、プレビュー画を拡大して、画面の細部を詳
細に確認することができるため、マニュアルフォーカス
撮影時におけるピント合わせの確認にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデジタルカメラの正面図
【図2】図1に示したカメラの平面図
【図3】図1に示したカメラの背面図
【図4】モードダイヤルの拡大図
【図5】本例のデジタルカメラの構成を示すブロック図
【図6】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す
説明図
【図7】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す
説明図
【図8】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す
説明図
【図9】動画撮影モードによるカメラの動作手順を示す
説明図
【図10】マニュアル撮影モードによる立ち上げ時のド
ットマトリックス液晶の表示例を示す図
【図11】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手
順を示す説明図
【図12】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手
順を示す説明図
【図13】マニュアル撮影モードによるカメラの動作手
順を示す説明図
【図14】オート撮影モードによる立ち上げ時のドット
マトリックス液晶の表示例を示す図
【図15】オート撮影モードによるカメラの動作手順を
示す説明図
【図16】再生モードによる立ち上げ時のドットマトリ
ックス液晶の表示例を示す図
【図17】静止画ファイルの再生動作の手順を示す説明
【図18】静止画ファイルの再生動作の手順を示す説明
【図19】再生静止画メニューが切り換えられる様子を
示す説明図
【図20】動画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図21】動画ファイルの再生動作の手順を示す説明図
【図22】再生動画メニューが切り換えられる様子を示
す説明図
【図23】動画ファイルのインデックス画を作成する手
順を示す説明図
【図24】再生モードにおける早送りモードの説明図
【図25】再生モードにおける早送りモードの説明図
【図26】サムネイル一覧表示の例を示す説明図
【図27】サムネイル一覧表示のページ切り換え方法を
示す説明図
【図28】セットアップモード時のドットマトリックス
液晶における表示例を示す図
【図29】連写モード時のドットマトリックス液晶にお
ける表示例を示す図
【図30】人物撮影モード時のドットマトリックス液晶
における表示例を示す図
【図31】ストロボモード表示が切り換えられる様子を
示す説明図
【図32】風景撮影モード時のドットマトリックス液晶
における表示例を示す図
【図33】夜景撮影モード時のドットマトリックス液晶
における表示例を示す図
【符号の説明】
10…カメラ(画像記録装置)、30…レリーズボタン
(撮影開始指示手段)、32…モードダイヤル、38…
液晶モニター(表示部、表示手段)、42…モード選択
レバー、44…十字キー(画像加工指示手段)、46…
ドットマトリックス液晶、52…メニュー/実行キー
(記録指示手段)、66…CCD(撮像素子)、74…
信号処理IC(画像加工処理手段)、118…カードイ
ンターフェース(記録手段)、120…メモリカード
(記録媒体)、132…CPUブロック、150…CP
Uコア(表示制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 101:00 // H04N 101:00 5/91 J N Fターム(参考) 2H054 AA01 CD03 5C022 AA13 AB15 AB28 AB36 AC01 AC42 AC69 AC71 AC72 5C052 AA17 AC08 EE03 EE08 GA02 GA03 GA06 GA07 GB06 GB07 GC03 GD03 GE08 5C053 FA08 FA14 FA27 GB36 HA29 KA04 KA25 LA01 LA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影開始の指示を与えて撮像素子による
    撮影を行い、 前記撮像素子を介して取得した画像をプレビュー画とし
    て表示部に表示し、 前記プレビュー画に対して画面の拡大、縮小、回転、表
    示範囲の移動、及び画面の一部切り出しのうち少なくと
    も一つの画像編集指示を受け付け、 与えられた画像編集指示の内容に対応する画像加工処理
    を行い、得られた画像を前記表示部に表示し、 前記画像加工処理の結果得られた画像の保存の可否を選
    択する指示を受け付け、 画像を保存する旨の指示が与えられると、前記画像加工
    処理の結果得られた画像を記録媒体に記録することを特
    徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 撮像素子と、 撮像素子を介して取得した画像を表示する表示手段と、 撮影開始の指示を与える撮影指示手段と、 撮影指示手段からの指示に呼応して前記撮像素子で取得
    した画像を前記表示手段にプレビュー画として表示させ
    る表示制御手段と、 前記プレビュー画に対して画面の拡大、縮小、回転、表
    示範囲の移動、及び画面の一部切り出しのうち少なくと
    も一つの画像編集指示を与える画像加工指示手段と、 前記画像編集指示にしたがって前記プレビュー画に対
    し、当該指示内容に対応する画像加工処理を行い、処理
    の結果得られた画像を前記表示手段に表示させる画像加
    工処理手段と、 前記画像加工処理手段による処理の結果得られた画像の
    記録を指示するための記録指示手段と、 前記記録指示手段の指示に基づき前記画像加工処理の結
    果得られた画像を記録媒体に記録する記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像加工処理手段による加工処理前
    の元の画像と加工処理の結果得られた画像のうち何れか
    一方を選択的に、又は両画像をともに前記記録手段によ
    り記録することを特徴とする請求項2の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画像加工指示手段によって表示範囲
    の移動を指示する時に、前記表示手段には移動方向を示
    すマークが重ね表示され、移動限界に到達すると、当該
    方向への移動が不可能であることを示す情報が前記表示
    手段に提示されることを特徴とする請求項2又は3の画
    像記録装置。
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