JP2001211298A - 画像形成装置、該装置の制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、該装置の制御方法及び記憶媒体

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JP2001211298A
JP2001211298A JP2000019953A JP2000019953A JP2001211298A JP 2001211298 A JP2001211298 A JP 2001211298A JP 2000019953 A JP2000019953 A JP 2000019953A JP 2000019953 A JP2000019953 A JP 2000019953A JP 2001211298 A JP2001211298 A JP 2001211298A
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Noriaki Matsui
規明 松井
Toshio Hayashi
俊男 林
Satoru Kijima
悟 木島
Junichi Kishimoto
順一 岸本
Katsuhiro Ishido
勝宏 石戸
Nobuo Matsuoka
伸夫 松岡
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パフォーマンスの低下を招かずに最適な光量
レベルで原稿読み込みを行うことができる画像形成装
置、該装置の制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ランプ103を点灯してから所定時間が
経過していない場合には、光量ダウンも少なく、原稿読
み込みデータへの影響も出にくいことから端部シェーデ
ィング補正処理を行い、所定時間が経過している場合に
は、改めてシェーディング補正係数を取り直し、光量レ
ベルの適正化を図るために通常のシェーディング補正処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿搬送装置を用
いて原稿を搬送し、この搬送された原稿の画像を形成す
る画像形成装置、該装置の制御方法及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の原稿読み取り部で
あるスキャナーユニットでは、原稿照明手段として、ハ
ロゲンランプ、蛍光灯等を採用してきた。最近では、新
しい原稿照明手段としてキセノンランプが使われ始めて
きている。しかしながら、キセノンランプは、点灯直後
からの時間経過とともに光量ダウンを生じるという特性
を有している。また調光手段がないために、連続的に原
稿読み込みを行うと、画像読み取りレベルの変動が生じ
るという問題がある。そこで、キセノンランプを使用す
る場合には、画像読み込み開始時にシェーディング補正
を行い、さらに一定時間及び一定枚数の原稿読み込みを
行ったときに再びシェーディング補正を行うことによっ
て上記問題を解消している。他には、特開平5−147
12号公報に示すように側白基準テープ(端部補正板)
を走行体に設け、この側白基準テープの白基準情報に基
づいてシェーディング補正を行うものや、特開平11−
155048号公報に示すようにコンタクトガラスの光
学特性を任意に制御することで補正を行うものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像読
み込み中の再シェーディング補正は、パフォーマンスの
低下という問題を抱えている。一方、側白基準テープ
(端部補正板)を走行体に設ける場合は、ランプの光量
ダウンが側白基準テープの貼付位置の画像読み込み領域
と画像読み込み全領域とで同等レベルでないと適正な補
正をかけることができないという問題を有している。
【0004】そこで、本発明は、上記点に着目してなさ
れたものであり、パフォーマンスの低下を招かずに最適
な光量レベルで原稿読み込みを行うことができる画像形
成装置、該装置の制御方法及び記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の画像形成装置は、原稿画像を走査して読
み込む画像走査手段と、前記画像走査手段により読み込
まれた前記原稿画像データを補正する補正手段と、所定
時間の経過を計測する計時手段と、前記計時手段により
前記所定時間の経過が計測されない場合に前記画像走査
手段に第1基準部材を走査させることで第1基準画像デ
ータを生成し、前記計時手段により前記所定時間の経過
が計測された場合に前記画像走査手段に第2基準部材を
走査させることで第2基準画像データを生成し、生成さ
れた前記第1又は第2基準画像データに基づいて前記補
正手段に前記原稿画像データを補正させるように制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、さらに原稿画像を照射する原
稿照射手段を備え、前記所定時間は前記原稿照明手段が
点灯開始してからの時間であることを特徴とする。
【0007】請求項3の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、さらに前記原稿画像を画像読
み込み位置へ搬送する原稿搬送手段を備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項4の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、さらに前記画像走査手段を移
動させる移動手段を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5の画像形成装置は、請求項4記載
の画像形成装置において、前記画像走査手段により前記
第2基準部材を走査した後、前記移動手段によって画像
読み込み位置に移動され、前記原稿画像の読み込みを再
開することを特徴とする。
【0010】請求項6の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、前記所定時間は、前記画像走
査手段の主走査方向の光量ピークの変化に応じて決定さ
れることを特徴とする。
【0011】請求項7の画像形成装置は、請求項1乃至
6のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記補
正手段は、シェーディング補正を行うことを特徴とす
る。
【0012】請求項8の画像形成装置は、原稿画像を照
射する原稿照射手段と、前記原稿画像を走査して読み込
む画像走査手段と、前記画像走査手段を画像走査手段補
正用位置にて補正する補正手段と、前記原稿画像を画像
読み込み位置へ搬送する原稿搬送手段と、前記画像走査
手段を前記画像読み込み位置と前記画像走査手段補正用
位置との間を移動させる移動手段と、前記原稿照射手段
が点灯してから所定時間が経過したことを検知する点灯
経過時間検知手段とを具備した画像形成装置において、
前記点灯経過時間検知手段が前記所定時間を経過したこ
と検知した後は、前記移動制御手段が前記画像走査手段
を前記画像読み込み位置から前記原稿走査手段補正用位
置へと移動させ、前記補正手段が前記画像走査手段の補
正を行い、前記点灯経過時間検知手段が前記所定時間を
経過したこと検知するまでは、前記画像読み込み位置の
主走査方向画像領域外にある端部補正板に基づいて前記
補正手段が前記画像走査手段を補正することを特徴とす
る。
【0013】請求項9の画像形成装置は、請求項8記載
の画像形成装置において、前記画像走査手段は、前記原
稿走査手段補正用位置において前記補正手段による前記
画像走査手段の補正が終了した後、前記移動手段によっ
て再び前記画像読み込み位置に移動され、前記原稿画像
の読み込みを再開することを特徴とする。
【0014】請求項10の画像形成装置は、請求項8又
は9記載の画像形成装置において、前記所定時間は、前
記画像走査手段の主走査方向の光量ピークの変化に応じ
て決定されることを特徴とする。
【0015】請求項11の画像形成装置は、請求項10
記載の画像形成装置において、前記補正手段は、前記画
像走査手段の主走査方向での光量ピーク位置に基づいて
補正を実行することを特徴とする。
【0016】請求項12の画像形成装置は、請求項8乃
至11のいずれか1項記載の画像形成装置において、前
記補正手段は、前記画像走査手段のシェーディング補正
を行うことを特徴とする。
【0017】請求項13の画像形成装置は、白色の基準
となる第1白色部材と、光源により照らされた原稿を読
み込む原稿読み込み手段と、該原稿読み込み手段を前記
第1白色部材の読取位置まで移動させる移動手段と、該
移動手段で移動されることなく前記原稿読み込み手段で
読み込むことができる位置に設けられた白色の基準とな
る第2白色部材と、前記原稿読み込み手段に前記第1白
色部材を読み込ませることによりシェーディング補正係
数を算出する第1補正係数算出手段と、該第1補正係数
算出手段により算出された補正係数に基づいてシェーデ
ィング補正を実行する第1シェーディング補正手段と、
前記原稿読み込み手段に前記第2白色部材を読み込ませ
ることによりシェーディング補正係数を算出する第2補
正係数算出手段と、該第2補正係数算出手段により算出
された補正係数に基づいてシェーディング補正を実行す
る第2シェーディング補正手段と、前記光源の点灯開始
からの経過時間を計測する計時手段と、前記計時手段に
より所定時間が計測されない場合に、前記第2シェーデ
ィング補正手段がシェーディング補正を実行し、前記計
時手段により前記所定時間が計測された場合に、前記第
1シェーディング補正手段がシェーディング補正を実行
するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】請求項14の画像形成装置の制御方法は、
原稿画像を走査して読み込む画像走査手段と、第1基準
部材と、第2基準部材とを備えた画像形成装置の制御方
法であって、前記画像走査手段により読み込まれた前記
原稿画像データを補正する補正ステップと、所定時間の
経過を計測する計時ステップと、前記計時ステップによ
り前記所定時間の経過が計測されない場合に前記画像走
査手段に前記第1基準部材を走査させることで第1基準
画像データを生成し、前記計時ステップにより前記所定
時間の経過が計測された場合に前記画像走査手段に前記
第2基準部材を走査させることで第2基準画像データを
生成し、生成された前記第1又は第2基準画像データに
基づいて前記補正ステップで前記原稿画像データを補正
させるように制御する制御ステップとを備えたことを特
徴とする。
【0019】請求項15の画像形成装置の制御方法は、
請求項14記載の画像形成装置の制御方法において、前
記画像形成装置は原稿画像を照射する原稿照射手段を備
え、前記所定時間は前記原稿照明手段が点灯開始してか
らの時間であることを特徴とする。
【0020】請求項16の画像形成装置の制御方法は、
請求項14記載の画像形成装置の制御方法において、前
記画像形成装置は前記画像走査手段を移動させる移動手
段を備え、前記画像走査手段により前記第2の基準部材
を走査した後、前記移動手段によって画像読み込み位置
に移動され前記原稿画像の読み込みを再開する読取再開
ステップを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項17の画像形成装置の制御方法は、
請求項14に記載の画像形成装置の制御方法において、
前記所定時間は、前記画像走査手段の主走査方向の光量
ピークの変化に応じて決定されることを特徴とする。
【0022】請求項18の画像形成装置の制御方法は、
請求項14乃至17のいずれか1項記載の画像形成装置
の制御方法において、前記補正ステップでは、シェーデ
ィング補正を行うことを特徴とする。
【0023】請求項19の記憶媒体は、請求項14乃至
18のいずれか1項記載の制御方法を制御プログラムと
して記憶したことを特徴とする。
【0024】請求項20の画像形成装置の制御方法は、
白色の基準となる第1白色部材と、光源により照らされ
た原稿を読み込む原稿読み込み手段と、該原稿読み込み
手投を前記第1白色部材の読取位置まで移動させる移動
手段と、該移動手段で移動されることなく前記原稿読み
込み手段で読み込むことができる位置に設けられた白色
の基準となる第2白色部材とを備えた画像形成装置の制
御方法であって、前記原稿読み込み手段に前記第1白色
部材を読み込ませることによりシェーディング補正係数
を算出する第1補正係数算出ステップと、該第1補正係
数算出ステップにより算出された補正係数に基づいてシ
ェーディング補正を実行する第1シェーディング補正ス
テップと、前記原稿読み込みステップに前記第2白色部
材を読み込ませることによりシェーディング補正係数を
算出する第2補正係数算出ステップと、該第2補正係数
算出ステップにより算出された補正係数に基づいてシェ
ーディング補正を実行する第2シェーディング補正ステ
ップと、前記光源の点灯開始からの経過時間を計測する
計時ステップと、前記計時ステップにより所定時間が計
測されない場合に前記第2シェーディング補正ステップ
を実行し、前記計時ステップにより前記所定時間が計測
された場合に前記第1シェーディング補正ステップを実
行するように制御する制御ステップとを備えたことを特
徴とする。
【0025】請求項21の記憶媒体は、請求項20記載
の制御方法を制御プログラムとして記憶したことを特徴
とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の構成を表すブロック図である。
【0028】図1中の1は原稿を画像データに変換する
リーダ部であり、2は画像出力手段として機能するため
の複数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令によ
り画像データを記録紙上に可視像として出力するプリン
タ部であり、3は1のリーダ部と電気的に接続されたコ
ントローラ部であり、各種の機能を有する。
【0029】コントローラ部3は、電話回線及びハード
ディスク11に接続されているファックス部4、ファイ
ル部5、該ファイル部5と接続されている外部記憶装置
6、コンピュータ/ワークステーション15(以下「P
C/WS」という)又はLANと接続するためのコンピ
ュータインターフェイス部7、コンピュータからの情報
を可視像とするためのフォーマッタ部8、リーダ部1か
らの情報を蓄積したり、コンピュータから送られてきた
情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、及
び上記各機能を制御するコア部10を備えている。
【0030】また、リーダ部1は、リーダ部1を制御す
るリーダ制御部13(以下「CONT13」という)を
備えており、原稿給送装置(以下「DF」という)を制
御するDF部12と電気的に接続されている。プリンタ
部2はプリンタ部2を制御するプリンタ制御部14(以
下「CONT14」という)を備えている。
【0031】図2は、図1に示したリーダ部1及びプリ
ンタ部2の構成を示す断面図である。以下、これらの構
成及び動作について説明する。
【0032】DF101上に積載された原稿は、1枚づ
つ順次原稿台ガラス面102上に搬送される。原稿がガ
ラス面102の所定位置へ搬送されると、リーダ部1の
キセノン管を利用したランプ103が点灯し、スキャナ
・ユニット104が移動して原稿を照明する。
【0033】原稿の反射光は、ミラー105,106,
107,及びレンズ108を介してCCDイメージ・セ
ンサー部109(以下「CCD」という)に入力する。
CCD109に照射された原稿の反射光は、ここで光電
変換される。変換された電気信号は、画像処理部110
へ送られる。
【0034】画像処理部110は、各種操作部で設定さ
れた画像処理を施す。尚、画像処理部110が備えてい
る外部切り換え回路(不図示)は、リーダ部1からの信
号をプリンタ部2又は外部装置3へ切り換えるセレクタ
(不図示)を備えており、リーダ部1からの信号及び外
部装置3からの信号のいずれかを選択してプリンタ部2
に接続する機能も備えている。
【0035】また、画像処理部110の外部切り換え回
路によりプリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制
御部201で光信号へ変換されて感光体202を照射す
る。照射光によって感光体202上に作られた潜像は現
像器203によって現像される。
【0036】この現像の先端とタイミングを併せて転写
紙積載部204又は転写紙積載部205より転写紙が搬
送され、転写部206において上記現像された像が転写
される。転写された像は定着部207にて転写紙に定着
された後、排紙部208より装置外部に排出される。排
紙部208から出力された転写紙は、ソータ220で仕
分けされる。
【0037】続いて、順次読み込む画像を1枚の転写紙
の両面に出力する方法について説明する。定着部207
で像が定着された転写紙を、一度、排紙部208まで搬
送後、用紙の搬送向きを反転して搬送方向切り換え部材
209を介して再給紙用被転写紙積載部210に搬送す
る。次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にし
て原稿画像が読み取られるが転写紙については再給紙用
被転写紙積載部210より給紙されるので、結局、同一
転写紙の表面、裏面のそれぞれに原稿画像を出力するこ
とができる。
【0038】図3は、図1に示したリーダ部1に配設さ
れる操作パネルの一例を示す平面図である。図3中の3
01は動作状況・メッセージを表示する表示部であり、
その表面はタッチパネルになっていて、表面を触れるこ
とによって選択キーとして機能し、倍率設定等はここで
行う。302はテンキーであり、数字を入力するキーで
あり、ここで1枚の原稿に対してコピーする枚数を設定
する。303はスタートキーであり、このキーを押下す
ることにより動作を開始する。
【0039】図4は、図1に示したDF101を除いた
リーダ部1の一例を示す斜視図である。図4中の401
はホームポジション(以下「HP」という)センサ40
2を遮る遮光板であり、HPセンサ402の出力がオン
かオフかによって、後述するHPサーチ処理を行う(図
6参照)。また、スキャナユニット104は、光学モー
タ403(パルスモーター)と搬送ベルト404にて前
進・後進する。尚、図4中の矢印A方向が後進方向であ
り、反対方向が前進方向である。
【0040】実際のスキャナユニット104におけるス
キャナ駆動を、図5を用いて説明する。図1のCONT
13の主要部としてのCPU501は、後述するランプ
光量がピークの周辺画素を記憶するRAM506,50
7と、時間を記憶するRAM508とを備え、CPU5
01の内蔵のタイマー502とDMA503とを使用す
ることで駆動パルスを制御している。そして、生成され
た駆動パルスは、モータードライバー504を介して、
光学モーター505を駆動する。また、スキャナユニッ
ト104は、不図示のハードポートをソフトで切り替え
ることで、前進・後進動作する。
【0041】次に、前述したHPサーチ処理について図
6のフローチャートを用いて説明する。まず、図4のH
Pセンサ402の出力がONであるか否かを判定する
(ステップS601)。この結果、HPセンサ402の
出力がONである場合は、HPセンサ402の出力がO
FFになるまでスキャナユニット104を前進方向に移
動させる(ステップS602)。その後、HPセンサ4
02の出力がONに変わってからHP位置までの移動量
をDMA503でカウントし、そのカウント量に対応す
るだけスキャナユニット104を後進方向に移動させ
(ステップS603)、本処理を終了する。ステップS
601の判別の結果、HPセンサ402の出力がOFF
である場合は、ステップS603に進む。
【0042】次に、DF101の原稿の読み込みについ
て図7を用いて説明する。
【0043】まず、DF101の原稿給紙口601上に
原稿がセットされたか否かは、センサー605で検知す
る。そして、操作パネル(図3)上のスタートキー30
3が押されたら、原稿給紙口601上の一番上にセット
された原稿から給紙を行う。給紙動作は、ピックアップ
ローラー602を原稿面に落とすことで行い、次いでレ
ジローラー603で原稿のスキャンタイミングをとる。
【0044】スキャナユニット104は、画像読み込み
位置607にてランプを点灯させて、原稿読み込みを行
う。そして、読み込まれた原稿は、逐次原稿排紙口60
6に排出される。また、ランプを点灯し、原稿のスキャ
ン中に、シェーディング補正を行う場合には、スキャナ
ユニット104は、画像読み込み位置607からHP位
置608へ移動を行い、シェーディング補正が終了した
ら、再び、流し読み画像読み込み位置607に移動す
る。これにより、原稿読み込み時間の短縮化を図ること
ができる。
【0045】また、ランプを点灯し、端部シェーディン
グ補正を行う場合には、スキャナユニット104は、移
動せずに画像読み込み位置607の主走査方向端部に設
けられた端部白板(不図示)のデータを読み取り、デジ
タル的にスキャナユニット104の原稿読み込みエリア
の全領域を一律一定にゲインアップをする。
【0046】次にランプ補正処理を図8のフローチャー
トを用いて説明する。まず、DF101上の原稿給紙口
601に原稿がセットされたか否かを判別する(ステッ
プS801)。該判別は原稿がセットされるまで繰り返
される。原稿がセットされた場合は、図6のHPサーチ
処理を行う(ステップS802)。
【0047】そして、操作部上のスタートキー303が
押されたか否かを判別する(ステップS803)。スタ
ートキー303が押された場合は、原稿給紙口601の
上面1枚目をプレ給紙する(ステップS804)。プレ
給紙動作で、上面1枚目の原稿をレジローラー603ま
で給紙する。これと同時に、ランプ点灯を行い、HP下
の白板にてシェーディング補正処理を行う(ステップS
805)。
【0048】シェーディング補正処理を図9のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0049】シェーディング補正処理は、HP位置60
8にて行い、HP位置608下の白板をCCD109で
読み取る(ステップS901)。そして、その読み取り
が終了したら、既定値であるシェーディング補正係数を
ハードレジスタ(図2で不図示)に書き込んで(ステッ
プS902)、本処理を終了する。
【0050】図8に戻り、スキャナユニット104を画
像読み込み位置607に移動する(ステップS80
5)。
【0051】ステップS104のプレ給紙が完了したか
否かを判別し(ステップS806)、プレ給紙が完了し
たら、プリンタ部2で転写紙の準備ができたか、即ち、
スキャン要求があったか否かを判別する(ステップS8
07)。
【0052】スキャン要求があった場合には、ランプを
点灯してから所定時間経過したか否かを判別する(ステ
ップS808)。ここでの所定時間は、後述するランプ
調整処理にて決定される。
【0053】以下、ランプ調整処理を図10のフローチ
ャートを用いて説明する。このランプ調整処理は本画像
形成装置の出荷時とサービスマンによる本画像形成装置
のメンテナンス実行時に行われる。
【0054】まず、ランプ調整処理では、HP位置60
8下にある白板の位置に移動するために図6のHPサー
チ処理を行う(ステップS1001)。HPサーチ処理
が終了したら、ランプを点灯させ(ステップS100
2)、CCD109でHP位置608下にある白板を読
みとり、主走査方向でのランプ光量ピーク位置を探しだ
す(ステップS1003)。これは、ランプ光量ピーク
位置に基づいてランプ調整処理を行えば、より正確な調
整が可能だからである。ランプ光量ピーク位置を見つけ
だしたら、ランプ光量ピーク周辺画素をサンプリングし
てRAM506に書き込む(ステップS1004)。
【0055】その後、一定時間(例えば、100ms)
経過したか否かを判別し(ステップS1005)、一定
時間経過していない場合には該判別を繰り返す一方、一
定時間経過した場合には、CCD109でHP位置60
8下にある白板を読みとり、ランプ光量ピーク周辺画素
をサンプリングしてRAM507に書き込む(ステップ
S1006)。
【0056】次に、RAM506とRAM507の変化
率を求め、その変化率が3%未満であるか否かを判別し
(ステップS1007)、該変化率が3%未満である場
合にはステップS1005に戻る一方、該変化率が3%
以上である場合には、該変化率が3%以上になった時間
(ステップS1002でランプ点灯させてから、別にタ
イマー502を走らせておき、そこまでの経過時間を測
定する)をRAM508に書き込み(ステップS100
8)、本処理を終了する。尚、RAM508の時間は、
上述したランプ補正処理のステップS808の判別に使
用される。これにより、光量ダウンを的確に把握するこ
とができ、最適な光量レベルで原稿読み込みを行うこと
ができる。
【0057】また、上記変化率の基準は3%に限られる
ものではなく、自由に変化率の値を変更することができ
る。
【0058】図8に戻り、ステップS808の判別の結
果、ランプ103を点灯してから所定時間が経過した場
合には、ランプ103を消灯し、スキャナユニット10
4をHP位置608に移動する(ステップS809)。
【0059】そして、再びランプ点灯を行い、HP位置
608下の白板にてシェーディング補正処理を行い、ス
キャナユニット104を画像読み込み位置607に移動
する(ステップS810)。ここで、シェーディング補
正処理を行うのは、ランプ103を点灯してから所定時
間が経過し、ランプ103の光量がダウンしているから
であり、端部シェーディング補正処理ではなく、通常の
シェーディング補正処理を行うのは、端部シェーディン
グ補正処理が上述した端部白板のデータを読み取り、デ
ジタル的にスキャナユニット104の原稿読み込みエリ
アの全領域を一律一定にゲインアップをするだけであ
り、所定時間経過した場合の光量ダウンの補正に適して
いないからである。つまり、所定時間経過した場合の光
量ダウンは全領域一律一定に生じるわけではないので、
所定時間経過した場合の端部シェーディング補正処理は
光量レベルの適正化を図るという観点からは不適切だか
らである。
【0060】その後、DF101へ給紙要求を出して、
レジローラー603に待機している原稿を給紙し始め、
原稿読み込みを行う(ステップS811)。ステップS
811では、同時に次の原稿を原稿給紙口601からプ
レ給紙し始める。
【0061】ステップS811の後、スキャンが完了し
たか否かを判別し(ステップS812)、スキャンが完
了した場合には、読み込みのための次の原稿があるか否
かを判別する(ステップS113)。次の原稿がある場
合には、ステップS807に戻る一方、次の原稿がない
場合には、本処理を終了する。
【0062】尚、ステップS808の判別の結果、ラン
プ103を点灯してから所定時間が経過していない場合
には、ランプ103の一時的な光量ダウンを防ぐために
端部シェーディング補正処理を行い(端部シェーディン
グ補正処理については後述する)(ステップS81
4)、ステップS811に進む。ここで、ステップS8
10のような通常のシェーディング補正処理を行わず、
端部シェーディング補正処理を行うのは、通常のシェー
ディング補正処理は、画像読み込み位置607からHP
位置608へ移動してからシェーディング補正係数を取
るという動作を伴うために、原稿読み込みのパフォーマ
ンスが落ちてしまうからであり、また、ランプ103を
点灯してから所定時間が経過していないため、光量ダウ
ンも少なく、原稿読み込みデータへの影響も出にくいか
らである。
【0063】次に、端部シェーディング補正処理を図1
1のフローチャートを用いて説明する。
【0064】まず、ランプ点灯直後の次の読み込み原稿
が1枚目か否かの判別を行う(ステップS1101)。
読み込み原稿が1枚目の場合には直前にシェーデイング
補正処理を行っているので、何も処理を行わずに本処理
を終了する。
【0065】一方、読み込み原稿が2枚目以降の場合に
は、CCD109で主走査方向端部にセットされた白板
を読みとり端部データを作成する(ステップS110
2)。この時、原稿2枚目の場合は、端部補正基準デー
タも作成する。
【0066】次に、端部データと端部補正基準データと
を比較して端部シェーデイング補正係数を求め(ステッ
プS1103)、この端部シェーデイング補正係数をハ
ードレジスタ(図2で不図示)に書き込んで(ステップ
S1104)、本処理を終了する。
【0067】次に原稿読み込みデータの流れを図12の
フローチャートを用いて説明する。まず、前述したよう
にランプ103によって照射された原稿の反射光は、C
CD109に入力される(ステップS1201)。そし
て、この時反射光の光量に応じた電流値が図2で不図示
のA/D変換器に出力される(アナログ出力)。このA
/D変換器は当該電流値を8bitのデジタルデータに
変換する(ステップS1202)。この後に、ランプ1
03の光源むら、集光レンズの透過光量の中央部と端部
との違い、CCD内の各素子の感度のばらつき等を補正
するシェーディング補正係数及び端部シエーディング補
正係数をステップS1002で変換された8bitのデ
ジタルデータに掛け合わせる(シェーディング補正)
(ステップS1203)。
【0068】そして、その補正された8bitのデジタ
ルデータを画像処理系へ出力し、本処理は終了する。こ
の処理により画像領域全てを同一に読むことができるよ
うになり、画像処理を行うことが可能となる。
【0069】上述したように、本実施の形態によれば、
ランプ103を点灯してから所定時間が経過していない
場合には、光量ダウンも少なく、原稿読み込みデータへ
の影響も出にくいことから端部シェーディング補正処理
を行い(ステップS814)、所定時間が経過している
場合には、改めてシェーディング補正係数を取り直し、
光量レベルの適正化を図るために通常のシェーディング
補正処理を行う(ステップS810)ので、パフォーマ
ンスの低下を招かずに最適な光量レベルで原稿読み込み
を行うことができる。
【0070】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0073】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、パフォーマンスの低下を招かずに最適な光量レベ
ルで原稿読み込みを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を表すブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部1及びプリンタ部2の構
成を示す断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部1に配設される操作パネ
ルの一例を示す平面図である。
【図4】図1に示したDF101を除いたリーダ部1の
一例を示す斜視図である。
【図5】スキャナユニット104の構成図である。
【図6】HPサーチ処理を示すフローチャートである。
【図7】DF101の構成を示す断面図である。
【図8】ランプ補正処理を示すフローチャートである。
【図9】シェーディング補正処理を示すフローチャート
である。
【図10】ランプ調整処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】端部シェーディング補正処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】原稿読み込みデータの流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 コントローラ部 4 ファックス部 5 ファイル部 6 外部記憶装置 7 コンピュータインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部 11 ハードディスク 15 コンピュータ/ワークステーション(PC/W
S)
フロントページの続き (72)発明者 木島 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岸本 順一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石戸 勝宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松岡 伸夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 AB02 BC14 DA04 5C072 AA01 BA08 CA02 CA15 FB12 FB13 RA16 XA01 XA04 5C077 LL04 LL19 MM03 MM27 PP06 PP72 PP78 SS01 SS03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を走査して読み込む画像走査手
    段と、前記画像走査手段により読み込まれた前記原稿画
    像データを補正する補正手段と、所定時間の経過を計測
    する計時手段と、前記計時手段により前記所定時間の経
    過が計測されない場合に前記画像走査手段に第1基準部
    材を走査させることで第1基準画像データを生成し、前
    記計時手段により前記所定時間の経過が計測された場合
    に前記画像走査手段に第2基準部材を走査させることで
    第2基準画像データを生成し、生成された前記第1又は
    第2基準画像データに基づいて前記補正手段に前記原稿
    画像データを補正させるように制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 さらに原稿画像を照射する原稿照射手段
    を備え、前記所定時間は前記原稿照明手段が点灯開始し
    てからの時間であることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 さらに前記原稿画像を画像読み込み位置
    へ搬送する原稿搬送手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 さらに前記画像走査手段を移動させる移
    動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像走査手段により前記第2基準部
    材を走査した後、前記移動手段によって画像読み込み位
    置に移動され、前記原稿画像の読み込みを再開すること
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は、前記画像走査手段の主
    走査方向の光量ピークの変化に応じて決定されることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、シェーディング補正を
    行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像を照射する原稿照射手段と、前
    記原稿画像を走査して読み込む画像走査手段と、前記画
    像走査手段を画像走査手段補正用位置にて補正する補正
    手段と、前記原稿画像を画像読み込み位置へ搬送する原
    稿搬送手段と、前記画像走査手段を前記画像読み込み位
    置と前記画像走査手段補正用位置との間を移動させる移
    動手段と、前記原稿照射手段が点灯してから所定時間が
    経過したことを検知する点灯経過時間検知手段とを具備
    した画像形成装置において、前記点灯経過時間検知手段
    が前記所定時間を経過したこと検知した後は、前記移動
    制御手段が前記画像走査手段を前記画像読み込み位置か
    ら前記原稿走査手段補正用位置へと移動させ、前記補正
    手段が前記画像走査手段の補正を行い、前記点灯経過時
    間検知手段が前記所定時間を経過したこと検知するまで
    は、前記画像読み込み位置の主走査方向画像領域外にあ
    る端部補正板に基づいて前記補正手段が前記画像走査手
    段を補正することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像走査手段は、前記原稿走査手段
    補正用位置において前記補正手段による前記画像走査手
    段の補正が終了した後、前記移動手段によって再び前記
    画像読み込み位置に移動され、前記原稿画像の読み込み
    を再開することを特徴とする請求項8記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記所定時間は、前記画像走査手段の
    主走査方向の光量ピークの変化に応じて決定されること
    を特徴とする請求項8又は9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記補正手段は、前記画像走査手段の
    主走査方向での光量ピーク位置に基づいて補正を実行す
    ることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記補正手段は、前記画像走査手段の
    シェーディング補正を行うことを特徴とする請求項8乃
    至11のいずれか1項記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 白色の基準となる第1白色部材と、光
    源により照らされた原稿を読み込む原稿読み込み手段
    と、該原稿読み込み手段を前記第1白色部材の読取位置
    まで移動させる移動手段と、該移動手段で移動されるこ
    となく前記原稿読み込み手段で読み込むことができる位
    置に設けられた白色の基準となる第2白色部材と、前記
    原稿読み込み手段に前記第1白色部材を読み込ませるこ
    とによりシェーディング補正係数を算出する第1補正係
    数算出手段と、該第1補正係数算出手段により算出され
    た補正係数に基づいてシェーディング補正を実行する第
    1シェーディング補正手段と、前記原稿読み込み手段に
    前記第2白色部材を読み込ませることによりシェーディ
    ング補正係数を算出する第2補正係数算出手段と、該第
    2補正係数算出手段により算出された補正係数に基づい
    てシェーディング補正を実行する第2シェーディング補
    正手段と、前記光源の点灯開始からの経過時間を計測す
    る計時手段と、前記計時手段により所定時間が計測され
    ない場合に、前記第2シェーディング補正手段がシェー
    ディング補正を実行し、前記計時手段により前記所定時
    間が計測された場合に、前記第1シェーディング補正手
    段がシェーディング補正を実行するように制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 原稿画像を走査して読み込む画像走査
    手段と、第1基準部材と、第2基準部材とを備えた画像
    形成装置の制御方法であって、前記画像走査手段により
    読み込まれた前記原稿画像データを補正する補正ステッ
    プと、所定時間の経過を計測する計時ステップと、前記
    計時ステップにより前記所定時間の経過が計測されない
    場合に前記画像走査手段に前記第1基準部材を走査させ
    ることで第1基準画像データを生成し、前記計時ステッ
    プにより前記所定時間の経過が計測された場合に前記画
    像走査手段に前記第2基準部材を走査させることで第2
    基準画像データを生成し、生成された前記第1又は第2
    基準画像データに基づいて前記補正ステップで前記原稿
    画像データを補正させるように制御する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記画像形成装置は原稿画像を照射す
    る原稿照射手段を備え、前記所定時間は前記原稿照明手
    段が点灯開始してからの時間であることを特徴とする請
    求項14記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記画像形成装置は前記画像走査手段
    を移動させる移動手段を備え、前記画像走査手段により
    前記第2の基準部材を走査した後、前記移動手段によっ
    て画像読み込み位置に移動され前記原稿画像の読み込み
    を再開する読取再開ステップを備えたことを特徴とする
    請求項14記載の画像形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記所定時間は、前記画像走査手段の
    主走査方向の光量ピークの変化に応じて決定されること
    を特徴とする請求項14に記載の画像形成装置の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 前記補正ステップでは、シェーディン
    グ補正を行うことを特徴とする請求項14乃至17のい
    ずれか1項記載の画像形成装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項14乃至18のいずれか1項記
    載の制御方法を制御プログラムとして記憶したことを特
    徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 白色の基準となる第1白色部材と、光
    源により照らされた原稿を読み込む原稿読み込み手段
    と、該原稿読み込み手投を前記第1白色部材の読取位置
    まで移動させる移動手段と、該移動手段で移動されるこ
    となく前記原稿読み込み手段で読み込むことができる位
    置に設けられた白色の基準となる第2白色部材とを備え
    た画像形成装置の制御方法であって、前記原稿読み込み
    手段に前記第1白色部材を読み込ませることによりシェ
    ーディング補正係数を算出する第1補正係数算出ステッ
    プと、該第1補正係数算出ステップにより算出された補
    正係数に基づいてシェーディング補正を実行する第1シ
    ェーディング補正ステップと、前記原稿読み込みステッ
    プに前記第2白色部材を読み込ませることによりシェー
    ディング補正係数を算出する第2補正係数算出ステップ
    と、該第2補正係数算出ステップにより算出された補正
    係数に基づいてシェーディング補正を実行する第2シェ
    ーディング補正ステップと、前記光源の点灯開始からの
    経過時間を計測する計時ステップと、前記計時ステップ
    により所定時間が計測されない場合に前記第2シェーデ
    ィング補正ステップを実行し、前記計時ステップにより
    前記所定時間が計測された場合に前記第1シェーディン
    グ補正ステップを実行するように制御する制御ステップ
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の制御方法を制御プロ
    グラムとして記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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