JP2001209949A - シーク制御方法 - Google Patents

シーク制御方法

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JP2001209949A
JP2001209949A JP2000018804A JP2000018804A JP2001209949A JP 2001209949 A JP2001209949 A JP 2001209949A JP 2000018804 A JP2000018804 A JP 2000018804A JP 2000018804 A JP2000018804 A JP 2000018804A JP 2001209949 A JP2001209949 A JP 2001209949A
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JP2000018804A
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English (en)
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Yasuhiro Ueki
泰弘 植木
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生専用記録媒体及びリードイン領域に記録
済み領域を持つ記録用記録媒体を混在使用する場合であ
っても、リードイン領域に安定したシーク動作を実現可
能とする。 【解決手段】 再生互換性を有する再生専用記録媒体及
びリードイン領域に記録済み領域を持つ記録可能記録媒
体上にそれぞれ形成されているリードイン領域にトラッ
クを横断する方向にヘッドを移動させるシーク動作の制
御を行うシーク制御装置において、再生専用又は記録可
能の記録媒体の種類を判別する判別手段と、リードイン
領域にシーク時にヘッドが横断するトラック本数のカウ
ント動作によるフィードの移動と、シーク時に前記ヘッ
ドを固定電圧によるフィードの移動と、判別手段で記録
用記録媒体と判別により、選択的に用いる制御手段とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光線を用い
た光学的な手法によって高速且つ高密度に情報信号を記
録再生可能な、光ディスクを中心とした光学情報記録媒
体上のトラックを横断する方向に光学ヘッドを移動させ
るシーク動作の制御のためのシーク制御方法に関し、特
に、例えばいわゆるDVD(デジタルビデオディスク或
いはデジタルバーサタイルディスク)において、再生専
用光ディスクであるDVD−ROM、記録可能な光ディ
スクであるライトワンス用の有機色素系の材料から成る
DVD−R、繰返し記録可能な相変化系の材料から成る
DVD−RW(DVDリライタブル)等記録再生のヘッ
ドのシーク動作制御に好適なシーク制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、追記録(以下追記と記す)あるい
は書き換え可能なDVDとして、DVD−RやDVD−
RWなどが開発、あるいは一部商品化されている。
【0003】これらDVD−RやDVD−RW等の追記
型の光ディスクは、記録面上に予め形成されたランド或
いはグルーブによってトラックが形成されており、この
トラック上にレーザ光を照射して記録膜の反射特性を変
化させることによって、データの記録が行われる。した
がって、この追記型の光ディスクは、再生専用のDVD
−ROMと物理規格上で再生互換をもつ規格であるが、
これらDVD−RやDVD−RW等の追記型光ディスク
においては、著作権保護のために予め記録がされている
領域がリードイン領域であるコントロールデータ領域内
にあり、DVD−Rの場合はこの領域を通常記録すると
きと同様な方法でプリライトするので読み出すことが出
来るが、DVD−RWではこの領域を通常の方法として
エンボスプリピットとしてピットとして形成されている
ので読み出すことが出来ない。しかし、本出願人が特願
平11−236629号にて提案したように、この領域
を読み出すことが出来るよう構成したディスクもあるの
で、このようなディスクでは、読み出し可能な領域を適
宜読み出す必要がある。また、記録機において、この領
域にトラッキングし記録再生するためには、トラッキン
グの方式としてプッシュプルまたはディファレンシャル
プッシュプル(または差動プッシュプル方式)を用い
て、ヘッドのシークまたは位置決めをする事ができるの
で、問題なく記録再生が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、再生専用機
であるDVD−ROMドライブやDVDビデオプレーヤ
にて上記ディスクの再生互換を行おうとした場合、一般
的に用いられるトラッキング方式の位相差を利用したト
ラッキング方式を用いた場合は、トラッキングエラー信
号にオフセットや振幅の変動が生じてしまい、その区間
ではヘッドのシークや位置決めがうまくできないという
問題が発生する場合がある。
【0005】加えて、これらDVD−RやDVD−RW
等の追記型光ディスクに対してデータの再生を行う再生
装置において、例えば光ディスク上の所望のトラック位
置に光ヘッドを高速に移動させる(ディスク上のレーザ
スポットをディスク半径方向に高速に移動させて所望の
トラック上に位置させる)動作、すなわちいわゆるシー
ク動作を行う場合には、光ヘッド(レーザスポット)の
移動量を求めるために、当該光ヘッド(レーザスポッ
ト)が横断したトラックの本数をカウントすることが必
要である。
【0006】DVD−RやDVD−RW等の追記型光デ
ィスクは、再生専用のDVD−ROMに対して、上述し
たように、トラッキングエラー信号にオフセットや振幅
の変動が生じてしまうために、例えば、記録可能領域を
ヘッドがシークする時にはレーザスポットが横断したト
ラック本数をカウントできていたとしても、記録済領域
をヘッドがシークする時にはレーザスポットが横断した
トラック本数を正確にカウント出来ないことがあり、シ
ークミスにより再生が途切れたりしてしまい、良好な再
生が実行されなかったり、最悪の場合にはディスクから
正確な再生が実行できないことも起きるという問題点を
有していた。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、再生の対象となる光ディスクが再生専用の場
合であっても、追記型光ディスク上に記録済み領域が存
在するような場合であっても、共に安定したシーク動作
を実現可能とするシーク制御方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するために、予め記録されている記録済領域を挟ん
で両側に記録可能領域を有する記録媒体上にそれぞれ形
成されているトラックを横断する方向にヘッドを移動さ
せるシーク制御方法において、前記未録可能領域から前
記記録済領域のトラックに前記ヘッドをシークする場
合、あるいは、第1の記録可能領域から前記記録済領域
を横断して第2の記録可能領域へ前記ヘッドをシークす
る場合に、前記記録媒体の種類を判別するステップと、
前記記録媒体の種類判別の結果によって、前記ヘッドの
シーク制御方法を変更するステップとを有することを特
徴とするシーク制御方法を提供する。また、本発明は上
述の問題点を解決するために、予め記録されている記録
済領域を挟んで両側に記録可能領域を有する記録可能記
録媒体上にそれぞれ形成されているトラックを横断する
ために位相差法のトラッキングエラー検出方式を用いて
ヘッドを移動させるシーク制御方法において、前記記録
可能領域から前記記録済領域のトラックに前記ヘッドを
シークする場合、あるいは、第1の記録可能領域から前
記記録済領域を横断して第2の記録可能領域へ前記ヘッ
ドをシークする場合に、前記記録済領域にてトラッキン
グエラー検出信号のオフセットまたは振幅の変動に対応
するように、シーク制御方法を変更するステップとを有
することを特徴とするシーク制御方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシーク制御方
法の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0010】図1には、本発明に係るシーク制御方法が
適用される実施例としての光ディスク装置の概略構成を
示す。なお、本発明の実施例では、映像及び音声データ
の圧縮伸長技術として、例えば、いわゆるMPEG2を
採用し、光ディスクの一例として書き換え可能なDVD
−RWディスクをその一例として説明する。また、図1
の構成では、いわゆるDVD装置等において通常設けら
れている多くの部分については省略している。
【0011】図1において、光ディスク1は、例えば相
変化材料からなる記録型の光ディスクであり、本実施例
では、例えば、DVD−RWディスクを使用する。な
お、DVD−RWディスクは、ディスク内でセクタ(ト
ラック)が螺旋状に配され、線速度一定(CLV)にて
回転が制御され、また、連続する16セクタで1ブロッ
クを構成し、この1ブロックがエラー訂正の処理単位
(ECCブロック)となされている。なお、ディスクの
1周のデータ量はディスク内周で2ECCブロック分、
外周で4ECCブロック分程度となる。この光ディスク
1は、図示しないチャッキング機構によってスピンドル
モータ2に取り付けられている。
【0012】スピンドルモータ2は、ドライバ7により
回転駆動され、チャッキング機構によってチャッキング
されている光ディスク1を回転させる。また、このスピ
ンドルモータ2は図示していないが、FGジェネレータ
およびホール素子などの回転位置信号の検出手段とを備
えて構成される。このFGジェネレータからのFG信号
及びホール素子からの回転位置信号は、回転サーボ信号
としてドライバ7を介してサーボ部8に帰還される。
【0013】光学ヘッド3は図示していないが、例え
ば、半導体レーザを光源とし、コリメータレンズ、対物
レンズ等によって、光ディスク1の所定のトラック上に
レーザスポットを形成し、また、2軸アクチュエータに
て対物レンズを駆動することにより、レーザスポットの
フォーカシング及びトラッキングを行う。半導体レーザ
はレーザ駆動回路により駆動され、2軸アクチュエータ
はドライバ7により駆動される。
【0014】キー入力部10は、ユーザにより操作され
る複数のキーを備えてなり、ユーザからのキー操作入力
情報をシステムコントローラ9に送る。すなわちこのキ
ー入力部10からは、例えば、記録開始や再生開始、記
録停止、再生停止、一時停止等を指示する各種のキー操
作入力情報がユーザにより入力可能となされている。
【0015】インターフェイス部13は、例えばコンピ
ュータ等との間でデータの送受を行うためのインターフ
ェイスであり、例えば、ATAPI(ATA Packet Inter
face)のインターフェースである。
【0016】システムコントローラ9は、キー入力部1
0からのキー操作入力情報として、例えば、記録開始や
再生開始、記録停止、再生停止、一時停止等の各種キー
操作入力情報に応じて、本実施例の光ディスク装置の各
部のLSI(信号処理部5やサーボ部8、アンプ部4、
AV符号化復号化部6等)を制御する。また、インター
フェイス部13を介してデータの送受を行う。
【0017】ここで、例えば、光ディスク1から信号の
再生を行う場合は、キー入力部10から再生開始の指令
がなされ、このときのシステムコントローラ9は、当該
再生開始の指令に応じて、後述するアンプ部(AMP)
4、サーボ部8及びドライバ7を制御する。すなわち、
光ディスク1から信号の再生を行う場合、システムコン
トローラ9は、先ず最初に、光ディスク1を回転させる
と共にレーザースポットを光ディスク1上に照射させ、
当該光ディスク1上の信号トラックに予め形成されてい
るアドレス信号を読み取り、このアドレスや光ディスク
1に記録されているディスクID(ディスクの種類情
報)から種類を判別し、そのアドレス情報から再生する
べき目的セクタ(トラック)を見つけ、その目的セクタ
(トラック)上にレーザスポットが配置するように光学
ヘッド3を移動させる。この目的セクタへの移動が完了
した後は、当該目的セクタからの信号再生を開始する。
【0018】光ディスク1の再生時のアンプ部4は、光
学ヘッド3にて当該光ディスク1の目的セクタから再生
されたRF信号を増幅すると共に、このRF信号から再
生信号とトラッキングサーボ及びフォーカシングサーボ
信号(トラッキングエラー及びフォーカスエラー信号)
を生成する。また、当該アンプ部4は、少なくとも再生
信号の周波数特性を最適化するイコライザと、再生信号
からビットクロックを抽出すると共に速度サーボ信号を
生成するPLL(位相ロックループ)回路と、このPL
L回路からのビットクロックと再生信号の時間軸との比
較からジッタ成分を取り出すジッタ生成器とを備えてい
る。このアンプ部4にて生成されたジッタ値は、システ
ムコントローラ9に送られ、トラッキングサーボ,フォ
ーカシングサーボ信号及び速度サーボ信号はサーボ部8
に、再生信号は信号処理部5に送られる。
【0019】サーボ部8は、アンプ部4からの速度サー
ボ信号と、光学ヘッド3のフォーカシングサーボ及びト
ラッキングサーボ信号を受け取ると共に、スピンドルモ
ータ2からの回転サーボ信号を受け取り、これら各サー
ボ信号に基づいて、それぞれ対応する部位のサーボ制御
を行う。具体的に説明すると、サーボ部8は、アンプ部
4のPLL回路がディスク回転速度に応じて生成した速
度サーボ信号と、スピンドルモータ2からの回転サーボ
信号とに基づいて、当該スピンドルモータ2を所定の回
転速度で回転させるように、すなわち光ディスクを所定
の一定線速度にて回転させるような、回転速度サーボ制
御信号を生成する。また、サーボ部8は、フォーカシン
グ及びトラッキングサーボ信号に基づいて、光学ヘッド
3が光ディスク1上に正確にフォーカシング及びトラッ
キングするための光学ヘッドサーボ制御信号を生成す
る。これら回転速度サーボ制御信号と光学ヘッドサーボ
制御信号は、ドライバ7に送られる。
【0020】ドライバ7は、サーボ部8から供給される
各サーボ制御信号に基づいて動作するものであり、サー
ボ部8からの回転速度サーボ制御信号に応じてスピンド
ルモータ2を回転駆動すると共に、同じくサーボ部8か
らの光学ヘッドサーボ制御信号に応じて光学ヘッド3の
2軸アクチュエータを駆動する。本実施の形態において
は、当該ドライバ7が回転速度サーボ制御信号に応じて
スピンドルモータ2を駆動することにより、光ディスク
1を所定の線速度にて回転させ、また、当該ドライバ7
が光学ヘッドサーボ制御信号に応じて光学ヘッド3の2
軸アクチュエータを駆動することにより、光ディスク上
でのレーザスポットのフォーカシング及びトラッキング
が行われる。
【0021】光ディスク1の再生時の信号処理部5は、
アンプ部4より供給された再生信号をA/D(アナログ
/デジタル)変換し、このA/D変換により得られたデ
ジタル信号から同期検出を行うと共に、当該デジタル信
号に施されているいわゆるEFM+信号(8−16変調
信号)からNRZ(Non Return to Zero)データへのデ
コードを行い、さらにエラー訂正処理を行って、光ディ
スク1上のセクタのアドレスデータと再生データとを得
る。信号処理部5にて得られたアドレスデータと同期信
号はシステムコントローラ9に送られる。なお、当該信
号処理部5にて行われるエラー訂正処理等についての詳
細は後述する。
【0022】ここで、当該再生データが例えばMPEG
の可変転送レートで圧縮符号化されたデータである場
合、本実施例の光ディスク装置では、当該データを例え
ば256MビットのD−RAM(トラックバッファメモ
リ14)に一時的に記憶させ、このトラックバッファメ
モリ14の書き込み/読み出しを制御することで、その
再生データの可変転送レートの時間変動分を吸収するよ
うにしている。なお、本実施例中で説明するトラックバ
ッファメモリとは、圧縮したデータを一時記憶するバッ
ファメモリのことを示しており、例えばDVDにおいて
一般的に備えられている可変転送レートを吸収するため
のバッファメモリを含む。このトラックバッファメモリ
14の記憶容量及び記憶領域の管理、書き込み/読み出
し制御は、信号処理部5を介して例えばシステムコント
ローラ9が行う。当該トラックバッファメモリ14から
読み出された再生データは、信号処理部5を介してAV
符号化復号化部(A−V ENDEC)6に送られる。
【0023】光ディスク1の再生時のAV符号化復号化
部6は、トラックバッファメモリ14から供給された再
生データが例えばMPEG2にて圧縮符号化され且つオ
ーディオデータとビデオデータが多重化されたデータで
あるとき、この多重化された圧縮オーディオデータと圧
縮ビデオデータを分離すると共に、それぞれをMPEG
2にて伸長復号化し、さらにD/A(デジタル/アナロ
グ)変換して、オーディオ信号及びビデオ信号として端
子11から出力する。この端子11から出力されたビデ
オ信号は、図示しないNTSC(National Television
System Committee)エンコーダ等にて処理されてモニタ
装置に表示され、オーディオ信号は、図示しないスピー
カ等に送られて放音される。なお、この再生時における
AV符号化復号化部6での伸長復号化の速度は、記録時
に設定された記録モードに応じた伸長レートとなされ
る。言い換えると、AV符号化復号化部6は、複数の伸
長レートに応じた伸長復号化処理が可能となされてお
り、記録時に設定された記録モードに応じて当該伸長レ
ートを決定し、そのレートで伸長復号化を行う。この記
録モードの情報は、コントロールデータとして記録デー
タと共に光ディスク1に記録されており、当該コントロ
ールデータが光ディスク1の再生時に読み出されてシス
テムコントローラ9に送られ、システムコントローラ9
がこのコントロールデータに基づいてAV符号化復号化
部6の伸長レートを設定する。なお、D/A変換は、当
該AV符号化復号化部6の外部にて行うことも可能であ
る。
【0024】一方で、例えば光ディスク1への信号記録
を行う場合には、キー入力部10から記録開始の指令が
なされ、システムコントローラ9は当該記録開始指令に
応じて、アンプ部4、サーボ部8及びドライバ7を制御
する。すなわち、光ディスク1の信号記録を行う場合に
は、先ず最初に、光ディスク1を回転させると共にレー
ザースポットを光ディスク1上に照射させ、当該光ディ
スク1上の信号トラックに予め形成されているアドレス
信号を読み取り、そのアドレス情報から記録するべき目
的セクタ(トラック)を見つけ、その目的セクタ(トラ
ック)上にレーザスポットが配置するように光学ヘッド
3を移動させる。また、端子11からは、記録すべきオ
ーディオ信号及びビデオ信号が入力され、これら信号が
AV符号化復号化部6に送られる。
【0025】光ディスクの記録時において、AV符号化
復号化部6は、オーディオ信号及びビデオ信号をA/D
変換し、それぞれオーディオデータ及びビデオデータ
を、記録モードに応じた速度にてMPEG2の圧縮符号
化を行い、さらにそれらを多重化して信号処理部5に送
る。すなわち、AV符号化復号化部6は、記録モードに
応じた複数の圧縮レートで圧縮符号化を行い得るもので
ある。
【0026】なお、例えば、記憶容量64MビットのD
−RAM15は、AV符号化復号化部6における圧縮伸
長の際にデータを一時的に記憶するためのメモリであ
る。このD−RAM15は128Mビットや256Mビ
ットの記憶容量を有するものであってもよい。また、A
/D変換は、AV符号化復号化部6の外部にて行うこと
も可能である。
【0027】また、本実施例の光ディスク装置は、映像
や音声情報の他に静止画情報やコンピュータ上のプログ
ラムファイル等のデータを記録再生することも可能であ
る。この場合、インターフェイス部13から静止画情報
やプログラムファイル等のデータが供給され、これらデ
ータがシステムコントローラ9を介して信号処理部5に
送られる。
【0028】光ディスクの記録時の信号処理部5では、
AV符号化復号化部6からの圧縮データやシステムコン
トローラ9を介したプログラムファイル等のデータに対
して、エラー訂正符号を付加し、NRZとEFM+のエ
ンコードを行い、さらにシステムコントローラ9から供
給される同期信号を付加して記録データを生成する。
【0029】ここで、記録データは、トラックバッファ
メモリ14に一時的に記憶された後、光ディスク1への
記録レートに応じた読出レートで当該トラックバッファ
メモリ24から読み出されるようになっている。このト
ラックバッファメモリ14から読み出された記録データ
は、信号処理部5にて所定の変調処理が行われ、記録信
号としてアンプ部3に送られ、光学ヘッド3にて光ディ
スク1上の目的セクタ(トラック)に記録される。
【0030】また、このときのシステムコントローラ9
は、アンプ部4から供給されたジッタ値をA/D(アナ
ログ/デジタル)変換して測定し、この測定ジッタ値や
アシンメトリ値に従って、記録時のアンプ部4における
波形補正量を変更する。すなわち、光ディスク1に信号
を記録する場合、アンプ部4では、信号処理部5からの
信号を波形補正し、この波形補正した信号を光学ヘッド
3のレーザ駆動回路へ送る。
【0031】図2は本発明の実施例に適用可能なサーボ
系の構成の一例を示す図で、図2は図1のアンプ部4内
に設けられているサーボ信号生成部の構成を抜き出して
示してある。また、図3はDVD−RおよびDVD−R
Wのディスクにて再生した場合の各部の信号波形を示し
てあり、特に図3ではDVD−RおよびDVD−RWの
ディスクにて再生した場合の記録済み領域と記録可能領
域でのDPD(ディファレンシャルフェイズディテク
ト)のトラッキングエラー信号を示している。
【0032】図2において、端子21には光学ヘッド3
に設けられている、例えば、多分割フォトディテクタか
らの出力信号が供給される。光学ヘッド3の多分割フォ
トディテクタからの各出力信号は、マトリクスアンプ2
2にて所定のマトリクス演算がなされることにより、R
F信号として出力され、フォーカスエラー信号生成部2
3と、ディスク種類検出部24と、オフトラック信号生
成部25と、ディファレンシャルフェイズディテクト
(以下、適宜DPDとする)信号生成部26と、プッシ
ュプル(以下、適宜PPとする)又はディファレンシャ
ルプッシュプル(以下、適宜DPPとする)信号生成部
27とに送られる。
【0033】フォーカスエラー信号生成部23は、マト
リクスアンプ22からのRF信号よりフォーカスエラー
信号FEを生成し、このフォーカスエラー信号FEを端
子30からサーボ部8に送る。
【0034】ディスク種別検出部24は、再生専用の光
ディスク(DVD−ROM)、記録用(ライトワンス)
の光ディスク(DVD−R)、記録用(書き換え可能)
の光ディスク(DVD−RW)の少なくとも3種類のデ
ィスクを判別するものであり、マトリクスアンプ22か
らのRF信号が供給される。即ち、ディスク種類検出部
24は、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RWの
3種類の光ディスクの反射率の違い、およびウォブルの
有無により判別する。具体的には、DVD−ROMの反
射率は高く、そのトラックはウォブリングされていない
からウォブルは無し、DVD−Rの反射率は高く、その
トラックはウォブリングされているからウォブルは有
り、そしてDVD−RWの反射率は低く、そのトラック
はウォブリングされているからウォブルは有という特徴
から各ディスクを判別する。即ち、3種類のディスクの
うち反射率が低いとDVD−RWと検出する。また、R
F信号に含まれるウォブル信号の有無を検出し、ウォブ
ル信号が検出されないとDVD−ROMと判定する。後
に残ったディスクはDVD−Rと判別されるのである。
こうして、3種類のディスクを判別できる。
【0035】こうして、ディスク種類検出部24は、3
種類のディスクの判別結果に対応したディスク種類検出
信号DISCDETを出力する。このディスク種類検出
信号DISCDETは、端子31からサーボ部8に送ら
れる。
【0036】なお、上述したディスク種類(種別)検出
の方法は、その一例であり、ディスク上に予め記録され
ているディスク種類(種別)情報を読み出すことによっ
ても検出可能であり、これ以外の構成であっても良い。
【0037】本実施例では、トラッキングエラー信号T
Eとして、2種類のトラッキングエラー信号を生成する
ようにしている。一方は、いわゆるディファレンシャル
フェイズディテクト(DPD)信号であり、他方は、い
わゆるプッシュプル(PP)またはディファレンシャル
プッシュプル(DPP)信号である。そして、本実例で
は、これら2つの信号のうち、再生時にはDPD信号を
トラッキングエラー信号TEとして使用し、一方、記録
時にはPPまたはDPP信号をトラッキングエラー信号
TEとして使用するようにしている。
【0038】すなわち、本実施例の光ディスク装置で
は、DPD信号生成部26がマトリクスアンプ22から
のRF信号よりDPD信号を生成し、また、PP/DP
P信号生成部27がマトリクスアンプ22からのRF信
号よりPP信号またはDPP信号を生成し、これらDP
D信号、PP信号またはDPP信号がスイッチ28に送
られる。スイッチ28は、端子35を介してサーボ部8
から供給される記録/再生セレクト信号に応じて、これ
らDPD信号、PP又はDPP信号の何れか一方を切り
換えてトラッキングエラー信号TEとして出力する。よ
り具体的に説明すると、端子35を介してサーボ部8か
ら供給される記録/再生セレクト信号が記録時であるこ
とを示している場合、スイッチ28は、PP/DPP信
号生成部27から供給されているPP信号またはDPP
信号をトラッキングエラー信号TEとして出力する。一
方で、記録/再生セレクト信号が再生時であることを示
している場合、スイッチ28は、DPD信号生成部26
から供給されているDPD信号をトラッキングエラー信
号TEとして出力する。
【0039】なお、シーク動作中のスイッチ28からの
出力は、トラッキングエラー信号TEとなり、このトラ
ッキングエラー信号TEが端子33からサーボ部8に送
られる。DPD信号は後述するサーボ部8のD/A変換
器により、OFS D/Aによるオフセット制御とGA
IN D/Aによるゲイン制御を可変可能に構成されて
いる。
【0040】オフトラック信号生成部25は、マトリク
スアンプ22からのRF信号より、トラッキングエラー
信号TEに対して略々90度位相の異なるオフトラック
信号OFTRを生成し、このオフトラック信号OFTR
を端子32からサーボ部8に送る。なお、本実施例のオ
フトラック信号生成部25では、光ディスク上のトラッ
ク中心からずれた位置にレーザスポットが形成されてい
る時の反射光量信号を、所定の基準電圧に対してコンパ
レート(比較)することにより、オフトラック信号OF
TRを生成している。但し、オフトラック信号OFTR
の生成方法としては、この例に限らず他にも幾つか考え
られ、トラッキングエラー信号TEに対して略々90度
の位相差を有する信号を生成できるのであれば、その生
成方法は問わない。
【0041】トラッククロス信号生成部29では、スイ
ッチ28から出力されたトラッキングエラー信号TE
を、所定の基準電圧に対してコンパレートすることによ
り、図3に示すようなトラッククロス信号TKCを生成
する。すなわち、この図3に示すトラッククロス信号T
KCは、レーザスポットのトラック横断に対応したパル
スによって構成される信号である。当該トラッククロス
信号TKCは、端子34を介してサーボ部8に送られ
る。例えば、図3に示すようにDVD−Rディスクを再
生したときのトラッキングエラー信号であるDPD信号
と所定の基準電圧であるVrefとをコンパレート(比
較)ことによりTKC信号が得られる。同様にして、図
3に示すようにDVD−RWディスクを再生したときの
トラッキングエラー信号であるDPD信号と所定の基準
電圧であるVrefとをコンパレート(比較)ことによ
りTKC信号が得られる。
【0042】サーボ部8は、前述したように、アンプ部
4から供給されるフォーカスエラー信号FEに基づいて
フォーカスサーボ制御を行い、またトラッキングエラー
信号TEに基づいてトラッキングサーボ制御を行う。
【0043】また、図6に示すような構成によりピック
アップ(光学ヘッド3)のシーク制御を行う。トラック
カウント部44は、アンプ部4から端子34を介して供
給されたトラッククロス信号TKCに基づいて、光学ヘ
ッド3(レーザスポット)が横断したトラックの本数を
カウントする。
【0044】すなわち、トラックカウント部44では、
トラッククロス信号TKCのパルス数をカウントするこ
とで、光学ヘッド3(レーザスポット)が光ディスクの
外周側或いは内周側の何れかの方向に、どのくらいのト
ラック本数分だけ移動したのかを計測している。シーク
制御は、シーク制御信号部41にてシステムコントロー
ラ9からの移動本数に対応する信号から対物レンズを駆
動するトラッキングコイルに供給する電圧をテーブルを
参照し生成し、光学ヘッド3(レーザスポット)が光デ
ィスク半径方向へ横断したトラック本数をトラックカウ
ント部44から得て、この差信号(トラッキングコイル
に供給する電圧と横断したトラック本数に対応する信号
との差信号)をTD増幅42にて増幅し、図1に示した
ドライバ7にて駆動する。シーク制御信号41のブロッ
クは、システムコントローラ9からのシーク本数信号を
受けて、シークテーブルから基準速度目標値の所定の強
制加速信号及び強制減速信号を生成し、これと、トラッ
クカウント44から得る本数信号とこの本数信号の周期
から生成した速度信号から目標に対する現在速度の誤差
を加算して、所定のゲインまたはオフセット等の係数を
もって加速及び減速信号を生成し、速度及び位置制御を
行う。
【0045】また、レーザスポットの対物レンズと対物
レンズを搭載した光学ヘッド3を移動可能にするために
シーク制御信号部41より出力される差信号を積分部4
3にて積分した低域成分信号を端子A側に選択切換され
たFEED SW46を介して、FEED(フィード)
増幅部47に供給してフィード増幅した信号で、図1に
示したドライバ7にてフィードモータを駆動することに
より、光学ヘッド3を移動目標のトラック上に移動させ
る第1のシーク動作のサーボを行い、また、システムコ
ントローラ9から供給される移動距離に対応した信号に
よって固定電圧波形を発生する固定電圧駆動部45より
出力される信号を、端子B側に選択切換されたFEED
SW46を介して、FEED(フィード)増幅部47
に供給してフィード増幅した信号で、図1に示したドラ
イバ7にてフィードモータを駆動することにより、レー
ザスポットの対物レンズと対物レンズを搭載した光学ヘ
ッド3を移動可能にする第2のシーク動作のサーボをも
行う。
【0046】また、サーボ部8は、図7に示すようにト
ラッキングエラー信号TEをA/D変換部51にてA/
D変換し、A/D変換した信号に基づいてトラッキング
制御部55にてトラッキングサーボ制御を行い、かつ、
トラッキング制御がオフ状態でトラッキングエラー信号
TEの上下のピーク値または積分値から基準電圧Vre
fに対するオフセット値およびゲイン(振幅)値をオフ
セットゲイン測定部52にて測定する。それぞれの値が
所定の範囲の値になるようにオフセットゲイン補正部5
3にて演算し、補正した値をD/A変換器54にて、図
2のDPD信号生成部26に対して、オフセット補正値
であるOFS D/Aとゲイン補正値であるGAIN
D/Aを設定して出力する。
【0047】図3にはDVD−Rの4.7GBのバージ
ョンver2.0とDVD−RWのバージョンver
1.0の規格に基づくディスクにて再生した場合の記録
済み領域と記録可能領域(図3には記録可能領域に記録
してある状態を示してある)でのDPDのトラッキング
エラー信号(DPD信号)とTKC信号を示している。
正確にはDPD信号は、記録可能領域ではオフセットが
無い状態、記録済み領域ではオフセットがある状態を示
している。図3に示すように、例えば、DVD−RWの
記録済み領域ではDPD信号が、記録可能領域と比較す
ると、Vref電圧に対してオフセットし、かつ振幅も
多少異なっている。このためDPD信号を基準電圧でコ
ンパレートして得られるTKC信号は、この領域で図の
ように正確に得られない。この理由は、DVD−RWの
場合、記録済み領域は予めプリピットで製作されるため
である。一方、DVD−Rのディスクでは、記録済み領
域は通常に記録する方法と同様な方法で記録するため
に、オフセットや振幅の変動はあまり無い。また、切り
換わり部では、同様にTKCが正しく出力されないこと
がある。
【0048】DVD−RWディスクのような追記型光デ
ィスクを再生する場合、本出願時に定義されていた規格
ではデータ領域の内周にあるリードイン領域の中に、第
1と第2のリードイン領域があり、記録済み領域の予め
プリピットで製作される第1のリードイン領域は読み出
しが出来ず、読み出し可能な第2のリードイン領域から
ディスクの種類等の物理情報を読み出すことが必要であ
る。
【0049】一方、DVD−Rディスクを再生する場
合、その規格ではデータ領域の内周にあるリードイン領
域の中に、第1と第2のリードイン領域があり、第1の
リードイン領域と第2のリードイン領域は共に読み出し
可能であり、両方のリードイン領域からディスクの種類
等の物理情報を読み出すことが必要である。
【0050】ここで、例えば、DVD−RWにおいて、
DVD−Rと同様に第1のリードイン領域と第2のリー
ドイン領域とが共に読み出し可能になる場合を想定して
みると、上述したようにDPD信号、TKC信号が正確
に得られないので、第1のリードイン領域および第2の
リードイン領域をまたいで、例えば、図4のAからB位
置に光ヘッドをシークしようとしても、記録済み領域で
ある予めプリピットで製作される第1のリードイン領域
ではトラックの本数が正確にカウント出来ないために、
光ヘッド3が目的のトラック位置に到達出来ず、光ヘッ
ド3のシークに失敗して、レンズシフトが発生すること
によりフォーカスサーボがはずれてしまうこともある。
【0051】そこで、本実施例の光ディスク装置におい
ては、ディスク種類検出部24は再生専用の光ディスク
(DVD−ROM)、記録用の光ディスク(DVD−
R)、記録用の光ディスク(DVD−RW)の少なくと
も3種類のディスクを判別すること、言い換えれば、光
学ヘッド(レーザスポット)及びRF信号にウォブリン
グ信号が含まれているか否と反射率の差によって3種類
のディスクを判別しているのであり、こうして得られた
ディスク種類検出信号DISCDETはシステムコント
ローラ9で判断され、この判断に基づいて、光ヘッド3
のシークの方法をそれぞれのディスクの種類に適応した
動作として行わせるように構成している。
【0052】すなわち、本発明の実施例の光ディスク装
置は、再生専用のDVD−ROM及び記録用のDVD−
Rでは、第1のリードイン領域、または第2のリードイ
ン領域(に相当する位置またはその位置)に通常の方法
でシーク制御し、DVD−RWでは、第1のリードイン
領域の状態を考慮しながら第2のリードイン領域へのシ
ーク動作を制御することにより、第1のリードイン領域
でのシークエラーの発生を防止している。
【0053】次に、以上のような構成を有する本実施例
の光ディスク装置にDVD−RWを使用した場合におけ
る第1のシーク動作制御の一例について、図5を用いて
以下に説明する。なお、この第1のシーク動作制御は、
主に図1のシステムコントローラ9が行う。
【0054】先ず、システムコントローラ9は、光ディ
スク装置に光ディスクが装填された時や予め光ディスク
が装填されている光ディスク装置の電源がオンされた時
などに、サーボ部8やドライバ7等を制御することによ
り、レーザーを点灯し、フォーカス方向にピックアップ
を移動し、ディスクの種類を判別し、DVD−RWと判
定した場合には、DVD−RWの反射率等にあったサー
ボ系のパラメータを設定しデータ領域の位置でフォーカ
ス制御をかける。次に、上述したようにDPD信号を測
定し、オフセットおよびゲイン調整を行い、さらにトラ
ッキング制御をかける。
【0055】そして、光ディスクの例えば最内周部に設
けられている第2のリードイン領域光ヘッド3を移動す
る。この方法において、2つの実施例について説明す
る。これを第1の実施例および第2の実施例として以下
に説明する。
【0056】第1の実施例では、図5の(a)に示すよ
うに、システムコントローラ9は、図6のFEED S
Wを端子A側に切り換え、第1のシーク方法を選択し、
図5(a)のA位置から予めアドレスとして分かってい
る第1のリードイン領域の少し手前のD位置に光ヘッド
3をシークする。
【0057】次に、FEED SWを端子B側に切り換
え、第2のシーク方法を選択し、予めアドレスをトラッ
クに変換した距離分の第1のリードイン領域幅を超える
ように所定の電圧波形を印加し、第2のリードイン領域
の最初のE位置に光ヘッド3をシークする。
【0058】なお、この第1のリードイン領域を移動し
ている時に、DPD信号のオフセットと振幅を図7の構
成のオフセットおよびゲイン調整部にて測定しても良
い。ここでの説明では、測定のみで、後にこの測定値を
用いることとする。
【0059】次に、再度FEED SWを端子A側に切
り換え、第1のシーク方法を選択し、図5のE位置のア
ドレスから計算したトラック本数分第2のリードイン領
域の目的位置のB位置にシークする。この方法にて、第
1のリードイン領域にて、DPD信号にオフセットやゲ
イン変化があっても、この領域をシークしている間で
は、DPD信号を用いないので安定したシークが可能で
ある。
【0060】次に、第2の実施例では、図5の(b)に
示すように、システムコントローラ9は、FEED S
Wを端子A側に切り換え、第1のシーク方法を選択し、
図5(b)のA位置から予めアドレスとして分かってい
る第1のリードイン領域の少し手前のD位置に光ヘッド
3をシークする。次に、FEED SWを端子B側に切
り換え、第2のシーク方法を選択し、第1のリードイン
領域内のHの位置に所定の電圧波形を印加し、光ヘッド
を移動させる。DPD信号のオフセットと振幅の前の状
態の補正値を記憶しておき、この位置で、図7に示した
オフセットおよびゲイン調整部にて測定し、オフセット
及び振幅の補正値を図2に示したのOFS D/A端子
とGAIN D/A端子とに出力し、オフセットとゲイ
ンとを補正する。その時のDPD信号及びTKC信号は
図示しないが、図5のデータ領域のような信号が得られ
る。
【0061】この状態で、FEED SWを端子A側に
切り換え、第1のシーク方法を選択し、図5(b)のH
位置のアドレスから計算したトラック本数分第1のリー
ドイン領域の目的位置のJ位置にシークする。
【0062】次に、FEED SWをB側に切り換え、
第2のシーク方法を選択し、第2のリードイン領域内の
Eの位置に所定の電圧波形を印加し移動する。次に、記
憶しておいたDPD信号のオフセットと振幅の前の状態
の補正値を出力し、FEEDSWを端子A側に切り換
え、第1のシーク方法を選択し、図5(b)のE位置の
アドレスから計算したトラック本数分第2のリードイン
領域の目的位置のB位置に光ヘッド3をシークする。こ
の方法にて安定したシーク動作が可能である。
【0063】次に、DVD−RWのディスクを用いた際
に第1のリードイン領域のデータを読み出す場合の3つ
の実施例を説明する。これを第3の実施例、第4の実施
例、第5の実施例として説明する。
【0064】第3の実施例は、図5の(c)に示すよう
に、第2のリードイン領域のB位置までは、上述した第
1の実施例と同じ動作である。B位置で、DVD−RW
においてリードイン情報として第1のリードイン領域の
データを読み出すことができるディスクであるとと判断
した場合は、第1のリードイン領域を読むことが出来る
から、まず、第2のリードイン領域のE位置にシークす
る。
【0065】次に、第2の実施例でのシーク方法を選択
し、第2のリードイン領域内のJの位置に所定の電圧波
形を印加し移動する。この時点で、DPD信号のオフセ
ットと振幅の前の状態の補正値を記憶しておき、この位
置で、図7に示したオフセットゲイン調整部にて測定
し、オフセット及び振幅の補正値を図2に示したOFS
D/A端子とGAIN D/A端子とに出力し補正す
る。その時のDPD信号及びTKC信号は図示しない
が、図5のデータ領域のような信号が得られる。そし
て、再度FEEDSWを端子A側に切り換え、第1のシ
ーク方法を選択し、図5のJ位置のアドレスから計算し
たトラック本数分第1のリードイン領域の目的位置のC
位置にシークする。これにより、C位置でのリードイン
情報を読み出すことが出来る。
【0066】次に、第4の実施例では、図5の(d)の
ように、システムコントローラ9は、FEED SWを
端子A側に切り換え、第1のシーク方法を選択し、図5
(d)のA位置から予めアドレスとして分かっている第
1のリードイン領域の少し手前のF位置にシークする。
次に、FEED SWを端子B側に切り換え、第2のシ
ーク方法を選択し、第1のリードイン領域内のGの位置
に所定の電圧波形を印加し移動する。DPD信号のオフ
セットと振幅の前の状態の補正値を記憶しておき、この
位置で、図7に示したオフセット及びゲイン調整部にて
測定し、オフセット及び振幅の補正値を図2に示したO
FS D/A端子とGAIN D/A端子とに出力し補
正する。その時のDPD信号及びTKC信号は図示しな
いが、図5のデータ領域のような信号が得られる。この
状態で、FEED SWを端子A側に切り換え、第1の
シーク方法を選択し、図5(d)のG位置のアドレスか
ら計算したトラック本数分第1のリードイン領域の目的
位置のC位置に光ヘッドをシークする。これにより、C
位置でのリードイン情報を読み出すことが出来る。
【0067】次に、第5の実施例は、図5の(e)のよ
うに第1のリードイン領域から第2のリードイン領域に
移動する場合にシステムコントローラ9は、FEED
SWを端子B側に切り換え、第2のシーク方法を選択
し、第2のリードイン領域内のJの位置に所定の電圧波
形を印加し移動する。第1のリードイン領域内のGの位
置に所定の電圧波形を印加し移動する。DPD信号のオ
フセットと振幅の前の状態の補正値を記憶しておき、こ
の位置で、図7に示したオフセット及びゲイン調整部に
て測定し、オフセット及び振幅の補正値を図2に示した
OFS D/A端子とGAIN D/A端子とに出力し
補正する。次に、FEED SWを端子A側に切り換
え、第1のシーク方法を選択し、図5(e)のJ位置の
アドレスから計算したトラック本数分第1のリードイン
領域の目的位置のB位置に光ヘッドをシークする。これ
により、B位置でのリードイン情報を読み出すことが出
来る。このようにして、データ領域と第1のリードイン
領域と第2のリードイン領域との間を自由に光ヘッドを
シークすることが出来る。
【0068】これにより、本実施例の光ディスク装置で
は、再生専用の光ディスクと記録用の光ディスクとが同
じ物理仕様で混在して使用される場合であっても、安定
したシーク動作を実現可能とし、且つ、前述したような
遅延時間によるミスカウントの発生をも未然に防止可能
となる。本実施例では、DPD信号のオフセットと振幅
とをともに補正しているものを一例として説明したが、
どちらか一方の補正でもよくまた、両方の補正をタイミ
ングに応じて切り換えることも可能である。
【0069】また、本実施例の光ディスク装置によれ
ば、前述したように、光ディスクの種類に応じて、適応
的に最良のシークが実現できるようになっている。すな
わち、本実施の形態の光ディスク装置によれば、光ディ
スクの記録領域では安定にシークが可能で、且つ記録可
能領域が有る場合でも、暴走等のシークエラーが発生す
ることなく安定な制御を行うことが可能である。
【0070】本実施例のDVD−Rの光ディスク装置に
おける第2のシーク動作制御の一例について、図4を用
いて以下に2つの例を説明する。これを第6の実施例及
び第7の実施例として以下に説明する。
【0071】なお、この第2のシーク動作制御も、主に
図1のシステムコントローラ9が行う。また、この方法
はDVD−RWディスクにおいて第1のリードイン領域
のデータを読み出す場合にも適用できる場合がある。
【0072】第6の実施例では、第1のリードイン領域
のDPD信号のオフセットやゲイン変化は問題にならな
いレベルであるので、B位置にシークする時は、図4の
(a)のように、システムコントローラ9はFEED
SWを端子A側に切り換え、第1のシーク方法を選択
し、図4(a)のA位置から予めアドレスとして分かっ
ている第2のリードイン領域のB位置に直接シークす
る。
【0073】第7の実施例では、同様に、第1のリード
イン領域のDPD信号のオフセットやゲイン変化は問題
にならないレベルであるので、C位置にシークする時
は、図4の(b)のように、システムコントローラ9
は、FEED SWを端子A側に切り換え、第1のシー
ク方法を選択し、図4(a)5のA位置から予めアドレ
スとして分かっている第1のリードイン領域のC位置に
直接シークする。なお、この時、C位置のリードイン情
報を再生する場合に、DPD信号のオフセットやゲイン
変化が問題になる場合は、この位置で、DPD信号のオ
フセットおよび/または振幅を図7に示したオフセット
及びゲイン調整部にて測定し、補正することが出来る。
【0074】また、第8の実施例について説明する。こ
の、実施例では図4(図5も含む)における第1のリー
ドイン領域と第2のリードイン領域又は、第1のリード
イン領域とデータ領域の境界部分にて、同様にDPD信
号が、正確に得られない可能性があり、この時に同様に
シークがうまく出来ないことを防止することが目的であ
る。この境界部分の記録開始をすべき位置から、例えば
記録信号が正確に記録出来ない場合は、記録信号が無い
ミラー領域になってしまう。この場合も、前記同様にD
PD信号が全く得られなくなる。また、この境界部分の
記録開始をすべき位置より前から記録信号をしてしまっ
た場合は、上書きされた領域で、同様にDPD信号の振
幅等が変動してしまう。
【0075】例えばDVD−Rのようなディスクにおい
て第1のリードイン領域を飛び越す場合は、前記の第2
の実施例の図5の(b)のように、第1のシーク方法を
選択し、A位置からD位置にシークし、この位置で境界
部を飛び越すために前記実施例のように第2のシーク方
法に選択しても良いが、第1のシーク方法の中で、この
境界部分を検出する境界検出手段から(実際にはRF信
号の有無を検出する事によってミラー部分を検出する。
または、ディスク上のアドレス位置からその位置を知
る)検出信号を得て、この位置では、前記シーク制御信
号41のブロックで、この領域を飛び越すために、トラ
ックカウント44から得る本数信号と速度信号から生成
する速度位置帰還信号の帰還のゲインまたはオフセット
等の係数と、強制加速及び強制減速信号の係数を変更
し、この領域を飛び越しHの位置に移動する。次に、前
記のAからDの位置に移動したときのトラックカウント
44から得る本数信号と速度信号から生成する速度位置
帰還信号の帰還のゲインまたはオフセット等の係数と、
強制加速及び強制減速信号に戻し、H位置からJ位置に
シークする。J位置からE位置にシークする方法は、D
位置からH位置にシークする方法と同様にし、E位置か
らB位置にシークする方法は第2の実施例と同様な方法
でシークすることにより、このような境界位置にてDP
D信号が無かったり、乱れたりしていても安定なシーク
を行うことが出来る。
【0076】この場合もこのようにして、データ領域
と、第1のリードイン領域と第2のリードイン領域との
間を自由にシークすることが出来る。これにより、本実
施例の光ディスク装置では、再生専用の光ディスクと記
録用の光ディスクとが同じ物理仕様で混在して使用され
る場合であっても、安定したシーク動作を実現可能と
し、且つ、前述したような遅延時間によるミスカウント
の発生をも未然に防止可能となる。また、本実施例の光
ディスク装置によれば、前述したように、光ディスクの
種類に応じて、適応的に最良のシークが実現できるよう
になっている。すなわち、本実施例の光ディスク装置に
よれば、光ディスクの記録領域では安定にシークが可能
で、且つ記録可能領域が有る場合でも、暴走等のシーク
エラーが発生することなく安定な制御を行うことが可能
である。
【0077】なお、ディスク種類検出方法として、本実
施例以外にディスク上の制御情報として書かれているデ
ィスクIDを読み出してディスクの種類やバージョンの
違いによる物理特性の違いを判別しても良いことは言う
までもない。
【0078】なお、以上説明した実施例では、DVD等
の単層ディスクで使用されている内周から外周へ向かっ
て螺旋上にトラック(ランド或いはグルーブ)がカッテ
ィングされ、内周から外周に向かって記録や再生が行わ
れる光ディスクを例にして説明しているが、方向が逆の
光ディスク(外周から内周に向かって記録や再生が行わ
れる光ディスク)の場合でも、本発明は適用可能であ
る。
【0079】最後に、上述した各実施例の説明は本発明
の一例であり、本発明は上述の実施例に限定されること
はない。このため、上述した各実施例以外であっても、
本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設
計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんで
ある。
【0080】
【発明の効果】上述したように本発明に係るシーク制御
方法によれば、再生専用記録媒体及び記録用記録媒体と
してのDVD−R、DVD−RWまたバージョンの違い
等により、リードイン領域が物理的異なる性能のディス
クを混在して使用(再生)しても、ディスク種類に応じ
て、適応的に制御することにより、安定したシーク動作
を実現する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の光ディスク装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明実施の形態の光ディスク装置のアンプ部
のエラー信号生成部分の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ディスクの構造とDPD信号とTKC信号波形
を示す波形図である。
【図4】本発明実施の形態のDVD−Rの光ディスク装
置のシーク方法の説明に用いる図である。
【図5】本発明実施の形態のDVD−RWの光ディスク
装置のシーク方法の説明に用いる図である。
【図6】本発明実施の形態のシーク制御のブロックの説
明図である。
【図7】本発明実施の形態のオフセット及びゲイン調整
のブロックの説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク(再生専用記録媒体、記録用記録媒体) 3…光ヘッド 24…ディスク種類検出部(判別手段) 25…オフトラック信号生成部 26…DPD信号生成部 27…PP又はDPP信号生成部 29…トラッククロス信号生成部 43…方向検出部 44…トラックカウント部(第1,第2トラックカウン
ト手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め記録されている記録済領域を挟んで両
    側に記録可能領域を有する記録媒体上にそれぞれ形成さ
    れているトラックを横断する方向にヘッドを移動させる
    シーク制御方法において、 前記記録可能領域から前記記録済領域のトラックに前記
    ヘッドをシークする場合、あるいは、第1の記録可能領
    域から前記記録済領域を横断して第2の記録可能領域へ
    前記ヘッドをシークする場合に、 前記記録媒体の種類を判別するステップと、 前記記録媒体の種類判別の結果によって、前記ヘッドの
    シーク制御方法を変更するステップとを有することを特
    徴とするシーク制御方法。
  2. 【請求項2】予め記録されている記録済領域を挟んで両
    側に記録可能領域を有する記録可能記録媒体上にそれぞ
    れ形成されているトラックを横断するために位相差法の
    トラッキングエラー検出方式を用いてヘッドを移動させ
    るシーク制御方法において、 前記記録可能領域から前記記録済領域のトラックに前記
    ヘッドをシークする場合、あるいは、第1の記録可能領
    域から前記記録済領域を横断して第2の記録可能領域へ
    前記ヘッドをシークする場合に、 前記記録済領域にてトラッキングエラー検出信号のオフ
    セットまたは振幅の変動に対応するように、シーク制御
    方法を変更するステップとを有することを特徴とするシ
    ーク制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のシーク制御方法であっ
    て、 前記トラックを横断する方向にヘッドを移動させる第1
    と第2のシーク制御方法を有し、 前記記録可能領域から前記記録済領域のトラックにシー
    クする場合、あるいは、前記第1の記録可能領域から前
    記記録済領域を横断して前記第2の記録可能領域へシー
    クする場合に、 前記記録媒体の種類判別の結果によって、第1と第2の
    シーク制御方法を組み合わせてシークするステップとを
    有することを特徴とするシーク制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のシーク制御方法におい
    て、前記録済領域は前記記録媒体のリードイン領域にプ
    リピットで形成されていることを有することを特徴とす
    るシーク制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のシーク制御方法におい
    て、前記リードイン領域の前記記録済領域は、そのデー
    タを再生することが出来ないプリピットで形成されてい
    ることを特徴とするシーク制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7009918B2 (en) 2000-07-28 2006-03-07 Fujitsu Limited Information storage apparatus
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JP2012142076A (ja) * 2003-11-14 2012-07-26 Sonic Solutions Llc 書込み可能な媒体への内容の保護された安全な転送

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