JP2001208798A - 半導体回路のテスト方法および装置 - Google Patents

半導体回路のテスト方法および装置

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JP2001208798A
JP2001208798A JP2000017536A JP2000017536A JP2001208798A JP 2001208798 A JP2001208798 A JP 2001208798A JP 2000017536 A JP2000017536 A JP 2000017536A JP 2000017536 A JP2000017536 A JP 2000017536A JP 2001208798 A JP2001208798 A JP 2001208798A
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logic
circuit
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Hideshi Maeno
秀史 前野
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/72Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with optimized replacement algorithms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己修復後のテスト対象回路の正常動作を保
証するためのテスト条件の変化を考慮したテストを実行
可能にし、テスト結果の信頼性を向上させた半導体回路
のテスト方法および装置を得ることである。 【解決手段】 最初のテスト条件による論理テストと同
一であって、前記最初のテスト条件に対し変化させたテ
スト条件による論理テストを故障箇所の修復が可能なテ
スト対象回路に行い、前記最初のテスト条件で行った論
理テストの結果取得した故障情報と、前記変化させた前
記テスト条件による論理テストの結果取得した故障情報
とを比較し、前記最初のテスト条件と前記変化させたテ
スト条件での前記テスト対象回路の正常動作を確認す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自己修復機能に
より例えばRAMなどのテスト対象回路の故障箇所に対
しその冗長回路を制御することで前記故障箇所の使用を
回避した際の正常動作を保証するための半導体回路のテ
スト方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は自己修復機能を備えた従来の半
導体回路のテスト装置の構成を示すブロック図である。
なお、この半導体回路のテスト装置では電子システムの
RAMが自己修復の対象となっている。図において、1
00は通常動作モードと自己修復動作モードを有した電
子システム、1は自己修復の対象となっているRAMで
あり、電子システム100の所望の通常動作を行うため
に必要な記憶容量よりも大きな記憶容量を持つものを使
用する。2は論理回路部である。これらRAM1および
論理回路部2は電子システム100の所望の通常動作を
実現するためのものである。
【0003】3は冗長制御回路であり、電子システム1
00の通常動作モード時はRAM1の故障部分を使用し
ないようにRAM1と論理回路部2間の信号伝達を制御
する。また、電子システム100の自己修復動作モード
時は次に述べるRAM・ビルト・イン・セルフ・テスト
回路とRAM1との間の信号伝達を制御する。4はこの
RAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路であり、R
AM1に対するテストパターンの発生やRAM1の出力
データのテストを行う。
【0004】5はRAM1に対するRAM・ビルト・イ
ン・セルフ・リペア回路であり、冗長制御回路3の動作
モード(通常動作モード/自己修復動作モード)の制
御、RAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路4の制
御、テスト結果の収集、および修復可否の判定などを行
う。
【0005】6は論理回路部2に対するLOGIC・ビ
ルト・イン・セルフ・テスト回路であり、テスト用の擬
似乱数発生や論理回路部2の出力結果の圧縮を行う。
【0006】なお、テスト結果の圧縮にはシグネチャレ
ジスタを用いることが一般的である。また、LOGIC
・ビルト・イン・セルフ・テスト回路6は符号1で示す
RAM部分の自己修復動作には必須ではないので省略さ
れる場合がある。
【0007】次に動作について説明する。図18は、図
17に示した従来の半導体回路のテスト装置の自己修復
動作を示すフローチャートである。RAM・ビルト・イ
ン・セルフ・リペア回路5がRAM・ビルト・イン・セ
ルフ・テスト回路4と冗長制御回路3を制御してRAM
1のテストを実行する(ステップST1)。このテスト
結果をRAM・ビルト・イン・セルフ・リペア回路5が
収集し、故障の有無の判定および修復の可否判定を行う
(ステップST2)。この結果、修復可能であれば、R
AM・ビルト・イン・セルフ・リペア回路5によって、
冗長制御回路3がRAM1の故障部分の使用を回避する
ように制御される(ステップST3)。
【0008】このような自己修復機能を持つ半導体回路
のテスト装置は、例えば、特開平8−94718号公報
に開示されている。なお、USP−5956350号公
報に示されるように、システムの温度が上昇した状態で
故障部分の使用を回避するようにセルフリペアを行うと
いう技術も公知である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体回路のテ
スト方法および装置は以上のように構成されていたの
で、一回のセルフテストの結果に基づいて冗長制御回路
3を制御するため、その一回のテストを行うときの条件
(電圧や温度)で検出されない故障については冗長制御
回路3に対する正常な制御が行えないという課題があっ
た。
【0010】例えば、低温(または常温)で電子システ
ム100の電源を投入し、この直後にセルフテストを行
った場合、高温(システムの動作時の定常温度)でしか
発生しない故障を見逃していることになる。もしこのよ
うな故障が存在する場合は、電子システム100は高温
な状態になると誤動作する。
【0011】逆に、USP−5956350号公報に示
されるように、電子システム100の温度が上昇した状
態でセルフテストを行った場合、低温でしか発生しない
故障を見逃していることになる。もしこのような故障が
存在する場合は、電子システム100が低温な状態で誤
動作する。
【0012】これは、電子システム100がパワーセー
ブ機能を持っており温度がいったん下がる場合や、電子
システム100が携帯機器などであり周囲温度が急激に
変化するような場合に問題となる。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、自己修復後のテスト対象回路
の正常動作を保証するためのテスト条件の変化を考慮し
たテストを実行できるようにすることで、テスト条件の
変化に対するテスト結果の信頼性を向上させた半導体回
路のテスト方法および装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体回
路のテスト方法は、最初のテスト条件によりテスト対象
回路の論理テストを行うことにより取得した故障情報を
もとに、当該テスト対象回路の故障箇所の修復について
の可否判定などを行い、前記故障箇所の修復が可能であ
ると判定した前記テスト対象回路に行った論理テストと
同一であって、前記最初のテスト条件に対し変化させた
テスト条件による論理テストを前記テスト対象回路に行
い、前記最初のテスト条件で行った論理テストの結果取
得した故障情報と、前記最初のテスト条件に対し変化さ
せた前記テスト条件による論理テストの結果取得した故
障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテ
スト条件と前記変化させたテスト条件での前記テスト対
象回路の正常動作を確認するようにしたものである。
【0015】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、最初のテスト条件に対し変化を与え、前記最初のテ
スト条件で行った論理テストと同一の前記変化が与えら
れたテスト条件による論理テストをテスト対象回路に行
い、前記最初のテスト条件で行った論理テストの結果取
得した故障情報と、前記最初のテスト条件に対し変化を
与えた前記テスト条件による前記論理テストの結果取得
した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最
初のテスト条件と、当該最初のテスト条件に対し変化を
与えた前記テスト条件とにおける前記テスト対象回路の
正常動作を確認するようにしたものである。
【0016】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理
テストを行うことで最初のテスト条件について変化を与
えるようにしたものである。
【0017】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、擬似的な論理テストをテスト対象回路やその周辺回
路に対し行うことで、前記最初のテスト条件について一
定の変化を与えたテスト条件による論理テストをテスト
対象回路に行い、前記最初のテスト条件で行った論理テ
ストの結果取得した故障情報と、前記一定の変化を与え
た前記テスト条件による論理テストの結果取得した故障
情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテス
ト条件と、前記一定の変化を与えたテスト条件での前記
テスト対象回路の正常動作を確認するようにしたもので
ある。
【0018】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、最初のテスト条件で行った論理テストと同一の論理
テストをテスト対象回路に繰り返すことで前記最初のテ
スト条件に対し変化を与えながら、該変化するテスト条
件による前記同一の論理テストを前記テスト対象回路に
複数回行い、前記論理テストを行うたびに前記最初のテ
スト条件で行った論理テストの結果取得した故障情報と
前記変化するテスト条件による前記論理テストの結果取
得した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記
最初のテスト条件と前記変化したテスト条件での前記テ
スト対象回路の正常動作を確認するようにしたものであ
る。
【0019】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、最初のテスト条件で行った論理テストと同一の論理
テストをテスト対象回路に繰り返すことで前記最初のテ
スト条件に対し変化を与えながら、該変化が一定の量に
なるまで、該変化したテスト条件による前記同一の論理
テストを前記テスト対象回路に複数回行い、前記論理テ
ストを行うたびに、前記最初のテスト条件で行った論理
テストの結果取得した故障情報と前記変化したテスト条
件による前記論理テストの結果取得した故障情報とを比
較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前
記一定の量まで変化するテスト条件での前記テスト対象
回路の正常動作を確認するようにしたものである。
【0020】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、チップ温度をテスト条件としたものである。
【0021】この発明に係る半導体回路のテスト方法
は、テスト対象回路の電源電圧をテスト条件としたもの
である。
【0022】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、テスト対象回路に対し行った最初のテスト条件によ
る論理テストの結果取得した故障情報を格納するレジス
タと、該レジスタに格納した前記論理テストの結果取得
した故障情報をもとに、前記テスト対象回路の故障箇所
の有無を判定し、前記故障箇所があるときの当該故障箇
所の修復についての可否判定などを行い、前記故障箇所
の修復について可能と判定したときの前記レジスタに格
納してある前記論理テストの結果取得した故障情報と、
前記論理テストと同一であって、前記最初のテスト条件
に対し変化させたテスト条件による論理テストを前記テ
スト対象回路に行ったときの当該論理テストの結果取得
した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最
初のテスト条件と前記変化させたテスト条件での前記テ
スト対象回路の正常動作を確認するテスト回路とを備え
るようにしたものである。
【0023】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理
テストを行うことで最初のテスト条件について変化を与
える構成をテスト回路が備えるようにしたものである。
【0024】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理
テストを行うことで最初のテスト条件について一定の変
化を与えたテスト条件による、前記最初のテスト条件で
行った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路
に対し行い、レジスタに格納されている前記最初のテス
ト条件で行った論理テストの結果取得した故障情報と、
前記一定の変化を与えた前記テスト条件による論理テス
トの結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をも
とに、前記最初のテスト条件と、当該最初のテスト条件
に対し一定の変化を与えた前記テスト条件での前記テス
ト対象回路の正常動作を確認するテスト回路を備えるよ
うにしたものである。
【0025】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、最初のテスト条件で行った論理テストと同一の論理
テストをテスト対象回路に対し繰り返し前記最初のテス
ト条件に対し変化を与えながら、該変化するテスト条件
による前記同一の論理テストを前記テスト対象回路に対
し複数回行い、前記論理テストを行うたびに、レジスタ
に格納してある前記最初のテスト条件で行った論理テス
トの結果取得した故障情報と前記変化するテスト条件に
よる前記論理テストの結果取得した故障情報とを比較
し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前記
変化するテスト条件での前記テスト対象回路の正常動作
を確認するテスト回路を備えるようにしたものである。
【0026】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、最初のテスト条件で行った論理テストと同一の論理
テストをテスト対象回路に繰り返すことで前記最初のテ
スト条件に対し変化を与えながら、該変化が一定の量に
なるまで、該変化するテスト条件による前記同一の論理
テストを前記テスト対象回路に複数回行い、前記論理テ
ストを行うたびに、レジスタに格納されている前記最初
のテスト条件で行った論理テストの結果取得した故障情
報と前記変化するテスト条件による前記論理テストの結
果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、
前記最初のテスト条件と前記一定の量まで変化するテス
ト条件での前記テスト対象回路の正常動作を確認するテ
スト回路を備えるようにしたものである。
【0027】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、チップ温度をテスト条件としたものである。
【0028】この発明に係る半導体回路のテスト装置
は、テスト対象回路の電源電圧をテスト条件としたもの
である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1はこの実施の形態1の半導体回路の
テスト方法が適用されるテスト装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、200は通常動作モードと
自己修復動作モードを有したLSIとして構成された電
子システム、1は前記電子システム200が有している
自己修復の対象となっているRAM(テスト対象回路)
であり、電子システム200の所望の通常動作を行うた
めに必要な記憶容量よりも大きな記憶容量を持つものを
使用する。2は論理回路部(周辺回路)である。これら
RAM1および論理回路部2は電子システム200の所
望の通常動作を実現するためのものである。
【0030】3は冗長制御回路であり、電子システム2
00の通常動作モード時はRAM1の故障部分を使用し
ないようにRAM1と論理回路部2との間の信号伝達を
制御する。また、電子システム200の自己修復動作モ
ード時は次に述べるRAM・ビルト・イン・セルフ・テ
スト回路とRAM1の間の信号伝達を制御する。4はこ
のRAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路(テスト
回路)であり、RAM1に対するテストパターンの発生
やRAM1の出力データのテストを行う。
【0031】11はこの電子システム200におけるL
SI・ビルト・イン・セルフ・リペア回路(テスト回
路)であり、図17で示したRAM・ビルト・イン・セ
ルフ・リペア回路5が有している冗長制御回路3の動作
モード(通常動作モード/自己修復動作モード)の制
御、RAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路4の制
御、テスト結果の収集、および修復可否の判定などの機
能を含む。なお、論理回路部2に対するLOGIC・ビ
ルト・イン・セルフ・テスト回路(テスト回路)12が
存在する場合には、LSI・ビルト・イン・セルフ・リ
ペア回路11はLOGIC・ビルト・イン・セルフ・テ
スト回路12を制御するように構成する。
【0032】12は論理回路部2に対するLOGIC・
ビルト・イン・セルフ・テスト回路であり、論理回路部
2に対するテスト用の擬似乱数発生や論理回路部2の出
力結果の圧縮を行う。
【0033】なお、テスト結果の圧縮にはシグネチャレ
ジスタを用いることが一般的である。また、LOGIC
・ビルト・イン・セルフ・テスト回路12は符号1で示
すRAM部分の自己修復動作には必須ではないので省略
される場合がある。13はRAM1のテスト結果を格納
するレジスタである。
【0034】次に動作について説明する。図2はこの半
導体回路のテスト装置におけるRAM1に対する自己修
復動作時のテスト方法を示すフローチャートである。ま
ず、最初の条件でRAM1のセルフテスト(論理テス
ト)を行い、そのRAMテスト結果(故障情報)を圧縮
してレジスタ13に格納する(ステップST11,初期
条件テストステップ)。そして、このRAMテスト結果
をもとに判定した故障部分の修復について可能であれば
(ステップST12,初期条件テストステップ)、LS
I・ビルト・イン・セルフ・リペア回路11により論理
回路部2について前記故障部分の使用を回避するように
冗長制御回路3が制御される(ステップST13)。
【0035】その後、ダミーのセルフテスト(論理回路
部2やRAM1を動作させチップの温度を上昇させるた
めに行う擬似的なテスト)を行い、チップ温度を上昇さ
せる(ステップST14,テスト条件変化付与ステッ
プ)。なお、このダミーのセルフテストは省略すること
が出来る。このとき、より急速に温度を上昇させる目的
で、LOGIC・ビルト・イン・セルフ・テスト回路1
2を動作させることが出来る。
【0036】そして、このときの現状の条件(温度が上
昇した状態)で再度RAM1に対し同一のセルフテスト
(論理テスト)を行い、そのテスト結果(故障情報)を
圧縮し、レジスタ13に格納された故障情報と比較する
(ステップST15,確認ステップ)。
【0037】そして、この比較結果が一致していれば、
温度が上昇した状態で新たな故障箇所が発生しないこと
になるため、これら2つの条件(前記最初の条件と前記
温度が上昇しているときの現状の条件)で前記故障部分
の修復が可能であることを確認し、温度が上昇した状態
でのRAM1の正常動作を保証する。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、温度というテスト条件の時間的な変化を考慮したR
AM1に対する同一のセルフテスト、すなわち温度を上
昇させる前の状態と温度を上昇させた状態での同一の論
理テストをRAM1に対し行い、前記温度の時間的な変
化に対し前記RAM1に発生した故障部分が一致するか
否か比較し、その比較結果をもとに前記故障部分の修復
が可能であるか否かを判定するため、温度というテスト
条件の変化を考慮した信頼性の高いテストをRAM1に
対し行える半導体回路のテスト方法および装置が得られ
る効果がある。
【0039】実施の形態2.図3はこの実施の形態2の
半導体回路のテスト装置におけるRAM1に対する自己
修復動作時のテスト方法を示すフローチャートである。
なお、この実施の形態2の半導体回路のテスト装置の構
成は図1に示すものと同一である。また、図3において
図2と同一のステップについては同一の符号を付してあ
る。
【0040】この実施の形態2の半導体回路のテスト方
法においては、まず最初の条件でRAM1のセルフテス
ト(論理テスト)を行い、そのRAMテスト結果(故障
情報)を圧縮してレジスタ13に格納する(ステップS
T11)。
【0041】そして、修復可能であるか判定し(ステッ
プST12,初期条件テストステップ)、修復可能であ
れば、論理回路部2についてRAM1の故障部分の使用
を回避するように冗長制御回路3が制御される(ステッ
プST13)。
【0042】その後、RAM1に対する同一のセルフテ
スト(論理テスト)をN回行う。チップ温度は、この同
一のセルフテストをN回行う過程で徐々に上昇する。こ
のとき、より急速に温度を上昇させる目的で、LOGI
C・ビルト・イン・セルフ・テスト回路12を動作させ
ることが出来る。また、RAM1のセルフテストを行う
毎に、RAMテスト結果(故障情報)を圧縮し、レジス
タ13に格納された故障情報と比較する。そして、この
時点で不一致であれば、温度が上昇することで新たな故
障箇所が発生したことになるため修復不能であると判定
し、また、一致していれば、温度が上昇しても新たな故
障箇所は発生しないことになるから、RAM1に対する
同一のセルフテストをN回に達するまで行い、各回ごと
にRAMテスト結果(故障情報)を圧縮し、レジスタ1
3に格納された故障情報と比較し、一致、不一致を判定
する。そして最終回まで一致していれば修復可能である
と判定する(ステップST22,ステップST15,ス
テップST23,ステップST24,ステップST2
5)。なお、ステップST22,ステップST23,ス
テップST24,ステップST25は確認ステップに対
応する。
【0043】なお、図3のフローチャートで示したRA
M1に対するテスト方法では、RAM1のセルフテスト
を行う毎に電源電圧を変化させてもよい。例えば、最初
の条件でのRAM1のセルフテストでは電源電圧を低く
し、それ以降のセルフテストでは電源電圧をそれよりも
高く設定する。また、ランダムに電源電圧を変化させて
もよい。この制御は、LSI・ビルト・イン・セルフ・
リペア回路11がこの電子システム200の電源回路
(図示せず)に対して行う。
【0044】また、このような電源電圧の制御は、前記
実施の形態1およびこの実施の形態2以降に説明する他
の実施の形態に適用してもよい。
【0045】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、温度や電源電圧というテスト条件の時間的な変化を
考慮したRAM1に対する同一のセルフテスト、すなわ
ち温度を上昇させる前の状態と上昇させた状態での同一
の論理テスト、または電源電圧を変化させる前の状態と
変化させた状態での同一の論理テストをRAM1に対し
複数回行い、各回毎に前記温度や前記電源電圧の変化に
対し前記RAM1に発生した故障部分が一致するか否か
を比較し、前記故障部分の修復が可能であるか否かを判
定するため、温度や電源電圧というテスト条件の時間的
な変化を考慮した信頼性の高いテストをRAM1に対し
行えることになり、前記論理テストが前記複数回行われ
る過程で前記温度や前記電源電圧の変化に対するテスト
結果が連続的に確認でき、前記温度や前記電源電圧の変
化に対しテスト結果の信頼性を高められる半導体回路の
テスト方法および装置が得られる効果がある。
【0046】実施の形態3.図4は、この実施の形態3
の半導体回路のテスト方法が適用されるテスト装置の構
成を示すブロック図である。図4において図1と同一の
部分については同一の符号を付し説明を省略する。図に
おいて、21はチップの温度を検出する温度センサ(テ
スト回路)、300は通常動作モードと自己修復動作モ
ードを有した電子システムである。
【0047】この実施の形態3では、一定の温度を越え
るまでダミーのセルフテストを繰り返すようにLSI・
ビルト・イン・セルフ・リペア回路11が制御を行うよ
うにしたものであり、これにより一定の設定温度までの
RAM1の修復動作が保証される。
【0048】図5はこの半導体回路のテスト装置のRA
M1に対する自己修復動作時のテスト方法を示すフロー
チャートである。図5において図2と同一のステップに
ついては同一の符号を付してある。まず最初の条件でR
AM1のセルフテストを行い、そのRAMテスト結果
(故障情報)を圧縮してレジスタ13に格納する(ステ
ップST11)。そして、このRAMテスト結果をもと
に故障部分が修復可能であるか判定し、この結果、故障
部分の修復について可能であれば(ステップST1
2)、LSI・ビルト・イン・セルフ・リペア回路11
により論理回路部2についてRAM1の前記故障部分の
使用を回避するように冗長制御回路3が制御される(ス
テップST13)。
【0049】その後、ダミーのセルフテストを論理回路
部2/RAM1に対して行い、チップ温度を上昇させる
(ステップST14)。なお、このダミーのセルフテス
トは省略することが出来る。このとき、より急速に温度
を上昇させる目的で、LOGIC・ビルト・イン・セル
フ・テスト回路12を動作させることが出来る。
【0050】次に、温度センサ21で検出した温度が一
定温度に達しているかを図示していない温度判定回路で
判定し(ステップST31,ステップST32,テスト
条件変化付与ステップ)、この結果、前記一定の温度に
達していなければステップST14,ステップST3
1,ステップST32の処理を繰り返す。
【0051】ステップST32において、チップの温度
が前記一定の温度に達していると判定した場合、このと
きの現状の条件(温度が前記一定の温度まで上昇してい
る状態)で再度RAM1に対する同一のセルフテスト
(論理テスト)を行い、そのテスト結果(故障情報)を
圧縮し、レジスタ13に格納された故障情報と比較する
(ステップST15)。
【0052】そして、この比較結果が一致していれば、
温度が前記一定の温度まで上昇しても新たな故障箇所は
発生しないことになるから、これら2つの条件(前記最
初の条件と前記温度が前記一定の温度まで上昇している
ときの現状の条件)で前記故障部分の修復が可能である
ことが確認できる。
【0053】なお、図5のフローチャートで示したRA
M1に対するテスト方法では、RAM1のセルフテスト
を行う毎に電源電圧を変化させてもよい。例えば、最初
の条件でのRAM1のセルフテストでは電源電圧を低く
し、それ以降のセルフテストでは電源電圧をそれよりも
高く設定する。また、ランダムに電源電圧を変化させて
もよい。この制御は、LSI・ビルト・イン・セルフ・
リペア回路11がこの電子システム300の電源回路
(図示せず)に対して行う。
【0054】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、温度や電源電圧というテスト条件の時間的な変化を
考慮したRAM1に対する同一のセルフテスト、すなわ
ち温度を一定温度まで上昇させる前の状態と、前記一定
温度まで上昇させた状態についての同一の論理テスト、
または電源電圧を変化させる前の状態と変化させた状態
での同一の論理テストをRAM1に対し行い、温度や電
源電圧が変化する前の状態と前記変化した状態について
前記RAM1に発生した故障部分が一致するか否かを比
較し、前記故障部分の修復が可能であるか否かを判定す
るため、前記温度や前記電源電圧というテスト条件の一
定の変化を考慮した信頼性の高いテストをRAM1に対
し行えるテスト方法および装置が得られる効果がある。
【0055】実施の形態4.図6はこの実施の形態4に
おける半導体回路のテスト装置のRAM1に対する自己
修復動作時のテスト方法を示すフローチャートである。
なお、この実施の形態4の半導体回路のテスト装置の構
成は図4に示すものと同一である。図6において図3と
同一のステップについては同一の符号を付してある。
【0056】この実施の形態4では、最初のテスト条件
で行った論理テストと同一の論理テストをRAM1に対
し繰り返すことで前記最初のチップ温度に変化を与えな
がら、該変化が一定の量になるまで、該変化したチップ
温度による前記同一の論理テストをRAM1に対し複数
回行い、前記論理テストを行うたびに、前記最初のチッ
プ温度で行った論理テストの結果と前記一定の温度まで
変化する前記チップ温度による前記論理テストの結果と
を比較し、該比較結果をもとに、前記最初のチップ温度
と前記一定の温度まで変化するチップ温度でのRAM1
の正常動作を確認するものである。
【0057】なお、この実施の形態4では、最初の条件
でRAM1のセルフテスト(論理テスト)を行い、その
RAMテスト結果(故障情報)を圧縮してレジスタ13
に格納すること、そして、RAM1の故障部分が修復可
能かを判定し、修復可能であれば、LSI・ビルト・イ
ン・セルフ・リペア回路11によって前記故障部分の使
用を回避するように冗長制御回路3が制御されること、
RAM1に対する同一のセルフテスト(論理テスト)を
N回行うこと、また、RAM1のセルフテストを行う毎
に、そのRAMテスト結果(故障情報)を圧縮し、レジ
スタ13に格納された故障情報と比較することなどの各
処理ステップは図3に示した動作と同じである。
【0058】この実施の形態4では、ステップST23
において比較結果が一致していれば、次に温度センサ2
1で検出したチップ温度が一定温度を越えているか判定
し(ステップST43,ステップST44,確認ステッ
プ)、前記一定温度を超えていれば、RAM1のセルフ
テストがN回に達していない場合でも修復可能であると
判定する。
【0059】なお、温度センサ21の検出した温度が前
記一定温度を越えていないが、RAM1のセルフテスト
がN回に達している場合(ステップST44,ステップ
ST45,ステップST46,確認ステップ)には修復
動作を終了する。この場合、前記一定温度までの修復動
作は保証されないが、途中の温度までの修復動作は保証
できる。
【0060】なお、図6のフローチャートで示したRA
M1に対するテスト方法では、RAM1のセルフテスト
を行う毎に電源電圧を変化させる処理ステップの追加、
または温度の代わりに電源電圧を変化させるように構成
してもよい。例えば、最初の条件でのRAM1のセルフ
テストでは電源電圧を低くし、それ以降のセルフテスト
では電源電圧をそれよりも高く設定する。また、ランダ
ムに電源電圧を変化させてもよい。この制御は、LSI
・ビルト・イン・セルフ・リペア回路11がこの電子シ
ステム300の電源回路(図示せず)に対して行う。
【0061】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、チップ温度や電源電圧というテスト条件の時間的な
変化を考慮したRAM1に対する同一のセルフテスト、
すなわち前記チップ温度や前記電源電圧が上昇する前の
状態と、前記チップ温度が前記一定温度まで上昇する各
過程または前記電源電圧が一定電圧まで上昇する各過程
での同一の論理テストをRAM1に対し行い、前記チッ
プ温度や電源電圧が変化する前の状態と、前記一定温度
または前記一定電圧まで上昇するまでの各過程について
前記RAM1に発生した故障部分が一致するか否かを比
較し、最大N回の範囲内、または前記一定温度、前記一
定電圧の範囲内で、一致、不一致を判定するため、チッ
プ温度や電源電圧というテスト条件が時間的に前記一定
温度や一定電圧まで変化する過程を考慮した信頼性の高
いテストをRAM1に対し行えることになり、最初のチ
ップ温度や前記電源電圧が前記一定温度や前記一定電圧
変化するまでの過程、または前記論理テストがN回行わ
れる過程で、前記チップ温度や前記電源電圧の時間的な
変化に対するテスト結果が連続的に確認でき、テスト結
果の信頼性がより向上できる半導体回路のテスト方法お
よび装置が得られる効果がある。
【0062】実施の形態5.図7は前記実施の形態1か
ら実施の形態4の半導体回路のテスト装置で用いられる
RAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路4の構成を
示すブロック図である。図において、31はテストシー
ケンスコントローラ、32はライトイネーブル信号発生
回路、33はアドレス信号発生回路、34はデータ入力
信号発生回路、35はRAM1のデータ出力信号DOを
圧縮し、CMPRESULT信号として出力するデータ
圧縮回路である。
【0063】図8(a)は前記実施の形態1から実施の
形態4の半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧
縮回路35がMISR(Multi−Input Si
gnature−Register)型のデータ圧縮回
路である場合の構成例を示す回路図である。このデータ
圧縮回路35は、4ビットのMISR型データ圧縮回路
であり、通常はRAM1の出力ビット数に相当するMI
SRを用いる。この場合、MISRは、4個のイネーブ
ル機能付きのスキャンフリップフロップ(以下、SFF
という)を備えており、イネーブル制御信号ENSと、
テストシーケンスコントローラ31から出力される、前
記RAM1のデータ出力信号DOIN<0〜3>と比較
されるシリアル入力データSISと、このMISR型デ
ータ圧縮回路の出力をパラレルに出力するかシリアルに
出力するかを制御するためのパラレル/シリアル出力制
御信号SMSなどが入力される。なお、イネーブル制御
信号ENSは、RAM出力を圧縮するサイクルでは
「1」、圧縮しないサイクルでは「0」に設定する。
【0064】図8(b)は図8(a)に示したMISR
型データ圧縮回路で用いられる各SFFの構成を示す回
路ブロック図である。図において35aはイネーブル制
御信号入力端子ENへ入力されるイネーブル制御信号E
NSにより入力信号が選択されるセレクタであり、イネ
ーブル制御信号ENSが「1」でデータ入力端子Dへ与
えられるデータ入力信号が選択され、またイネーブル制
御信号ENSが「0」でSFF自身のQ出力が選択され
る。また、35bはパラレル/シリアル出力制御信号入
力端子SMへ与えられる前記パラレル/シリアル出力制
御信号SMSにより入力信号が選択されるセレクタであ
り、パラレル/シリアル出力制御信号SMSが「1」で
シリアル入力データ入力端子SIへ入力されるシリアル
入力データSISが選択され、また、パラレル/シリア
ル出力制御信号SMSが「0」で前記セレクタ35aの
出力が選択される。35cはフリップフロップである。
【0065】次に動作について説明する。Tはクロック
信号であり、図8(a)ではクロック信号Tは図示して
いないが、このMISR型データ圧縮回路の各SFFの
クロック信号Tは共通に接続されており、各SFFは同
期動作を行う。RAM1のデータ出力信号DOはこのM
ISR型データ圧縮回路で圧縮され、圧縮されたテスト
結果としてシグネチャを生成する。
【0066】このMISR型データ圧縮回路で圧縮され
たテスト結果はCMPRESULT2端子からパラレル
に信号SQ<0〜3>として取り出すこともでき、また
前記パラレル/シリアル出力制御信号SMSを「1」の
状態にすることによるシリアルシフト動作によりCMP
RESULT1端子からシリアルに信号SOSとして取
り出すことも出来る。
【0067】図9(a)は前記実施の形態1から実施の
形態4の半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧
縮回路35がSISR(Serial Input S
ignature Register)型のデータ圧縮
回路である場合の構成例を示す回路図である。このSI
SR型データ圧縮回路は、通常のスキャンパス回路36
とシリアルインプットシグネチャレジスタ37とを組み
合わせることで構成されている。図9に示した構成例で
は、4ビットのスキャンパス回路36と4ビットのシリ
アルインプットシグネチャレジスタ37を示している。
このSISR型データ圧縮回路には、イネーブル制御信
号ENSと、テストシーケンスコントローラ31から出
力されるシリアル入力データ信号SIDOと、前記RA
M1のデータ出力信号DOIN<0〜3>と、スキャン
パス回路36の各SFF(この場合のスキャンフリップ
フロップにはイネーブル機能は設けられていない)にお
いてシリアル入力データ入力端子SIへ与えられるシリ
アル入力データ信号SIDOとデータ入力端子Dへ与え
られるRAM1のデータ出力信号DOINのいずれを選
択するかを制御するための選択制御信号SMDOなどが
入力される。
【0068】この場合、シリアルインプットシグネチャ
レジスタ37は、4個のイネーブル機能付きのフリップ
フロップ(以下、EFFという)を備えている。スキャ
ンパス回路36は、前記図8に示したSFF(ただし、
前述したように図9のSFFではイネーブル機能は備え
ていない)で構成されており、スキャンパス回路36と
シリアルインプットシグネチャレジスタ37のビット数
は異なっていてもよいが、スキャンパス回路36側のビ
ット数はRAM1の出力ビット数に相当するビット数と
する。
【0069】図9(b)は、図9(a)に示したSIS
R型データ圧縮回路で用いられる各EFF<0〜3>の
構成を示す回路ブロック図であり、37aはイネーブル
制御信号入力端子ENへ与えられるイネーブル制御信号
ENSが「1」でデータ入力端子Dへ与えられるデータ
入力信号が選択され、また前記イネーブル制御信号EN
Sが「0」でEFF自身のQ出力が選択される。37b
はフリップフロップである。
【0070】次に動作について説明する。スキャンパス
回路36では、選択制御信号SMDOが「0」の状態で
RAM1のデータ出力信号DOIN<0〜3>がSFF
<0〜3>へ取り込まれる。そして、この取り込まれた
RAM1のデータ出力信号DOIN<0〜3>は選択制
御信号SMDOが「1」の状態でSODO端子から順次
シリアルに出力される。つまり、パラレル/シリアルの
データ変換を行う。なお、通常はイネーブル制御信号E
NSと選択制御信号SMDOは同じ信号を与えることが
出来る。
【0071】図10は前記実施の形態1から実施の形態
4の半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧縮回
路35のさらに別の構成例を示す回路図であり、図9に
示すスキャンパス回路36をコンパレータ付きのスキャ
ンパス回路38に置き換えたものである。
【0072】このコンパレータ付きのスキャンパス回路
38は特開平ll−265597号公報に開示されてい
るようなものを想定しており、図11(a)は、図10
に示したコンパレータ付きのスキャンパス回路38の構
成を示す回路図、図11(b)は、図11(a)に示し
たスキャンパス回路38で用いられるコンパレータ付き
スキャンフリップフロップ(以下、SFFCという)の
一例を示す回路図である。このデータ圧縮回路には、前
記図9のデータ圧縮回路35へ入力されるイネーブル制
御信号ENS、選択制御信号SMDO、テストシーケン
スコントローラ31から出力されるシリアル入力データ
信号SIDOの他、シフティング・コンペア・モードを
選択するための選択制御信号ANDSI、期待値EXP
A,EXPB、信号FB、比較動作制御信号CMPなど
が入力される。
【0073】SFFC−Aは、CMP1L信号としてC
MP1LA信号を入力し、CMP0L信号としてCMP
0LA信号を入力する。SFFC−Bは、CMP1L信
号としてCMP1LBを入力し、CMP0L信号として
CMP0LBを入力する。
【0074】図12はこのコンパレータ付きのスキャン
パス回路38の動作を示す真理値表、図13は前記真理
値表の各モードに対応したSFFC内の信号の流れを示
す説明図である。図13では太線で信号の流れを示して
いる。
【0075】すなわち、ノーマルモードは、データ入力
端子Dへ与えられたRAM1のデータ出力信号をSFF
C内のフリップフロップFFに取り込む動作モードであ
る。
【0076】シフト・モードは、スキャンパス回路38
の直列シフト動作を行う動作モードである。後述するコ
ンペアモードで比較を行う前に前記SFFC内のフリッ
プフロップFFに1をセットするためにもこのシフトモ
ードを用いることが出来る。
【0077】ホールド・モードは、テスト途中のテスト
結果を保持するために用いる動作モードである。
【0078】コンペア・モードは、RAM1のデータ出
力信号を期待値EXPA,EXPBと比較するモードで
ある。ただし、比較を行う前に前記フリップフロップF
Fに「1」をセットしておく必要がある。その後、期待
値に応じてCMP1Lc、CMP0Lc(c=A,B)
のどちらか一方を「0」に設定してクロック信号を与え
ることにより比較動作を行う。RAM1のデータ出力信
号が期待値と異なる場合は前記フリップフロップFFの
値が「0」に変化する。全アドレスに対するテストが終
わった後で、このテスト結果を前記シフトモードでSO
DO端子から読み出す。
【0079】シフティング・コンペア・モードは、前記
コンペア・モードとシフト・モードを組み合わせたもの
であり、選択制御信号ANDSIを「1」に設定する。
このシフティング・コンペア・モードでは、故障が検出
される(前記フリップフロップFFに「0」が設定され
る)とその情報が後段にも伝播していき、後段の前記フ
リップフロップFFにも徐々に「0」が設定されてい
く。このシフティング・コンペア・モードは、前記コン
ペア・モードと比べ故障の検出時間を短縮できる。
【0080】なお、図l0に示したデータ圧縮回路35
ではシフトモードで読み出されたテスト結果はシリアル
インプットシグネチャレジスタ37によって圧縮され
る。
【0081】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、図8に示すようなMISR型のデータ圧縮回路を用
いることで、テストシーケンスコントローラ31から出
力されるシリアル入力データSISと、前記RAM1の
データ出力信号DOIN<0〜3>とを比較しながらデ
ータを圧縮し、この圧縮データをもとにRAM1の出力
データのテストを行うことができ、温度や電源電圧など
のテスト条件の時間的な変化を考慮した信頼性の高いテ
ストをRAM1に対し行える半導体回路のテスト方法お
よび装置が得られる効果がある
【0082】また、図9に示すようなSISR型のデー
タ圧縮回路を用いることで、テストシーケンスコントロ
ーラ31から出力されるシリアル入力データSISと、
前記RAM1のデータ出力信号DOIN<0〜3>とを
圧縮し、この各圧縮データをもとにRAM1の出力デー
タのテストを行うことができ、温度や電源電圧などのテ
スト条件の時間的な変化を考慮した信頼性の高いテスト
をRAM1に対し行える半導体回路のテスト方法および
装置が得られる効果がある。
【0083】また、図10に示すようなデータ圧縮回路
を用いてノーマル・モード、シフト・モード、ホールド
・モード、コンペア・モード、シフティング・モードな
どの各モードを選択することで柔軟かつ効率のよいデー
タ圧縮を実現できる半導体回路のテスト方法および装置
が得られる効果がある。
【0084】実施の形態6.図14は前記各実施の形態
で説明した半導体回路のテスト装置についてのLSI・
ビルト・イン・セルフ・リペア回路11とレジスタ13
とRAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回路4などに
よる部分構成を示す回路ブロック図である。図におい
て、51はシリアル型コンパレータ、52はシーケンス
コントローラである。シリアル型コンパレータ51は、
レジスタ13からシリアルに読み出されたテスト結果で
ある比較入力が与えられる入力端子A、データ圧縮回路
35で圧縮されたテスト結果がシリアルに直接入力され
る入力端子B、シーケンスコントローラ52から出力さ
れ、比較動作を制御するための比較制御信号が入力され
る比較制御信号入力端子CMP、シーケンスコントロー
ラ52から出力されるセット信号が入力されるセット信
号入力端子SET、比較結果が出力される出力端子PF
などを有している。
【0085】図15(a)はレジスタ13の構成例を示
す回路ブロック図であり、データ圧縮回路35で圧縮さ
れたテスト結果を格納するイネーブル制御端子を備えた
フリップフロップFF<0〜3>から構成されている。
SIRは前記レジスタ13のシリアル入力端子、SOR
は前記レジスタ13のシリアル出力端子である。図15
(b)はレジスタ13を構成する前記各フリップフロッ
プFFの構成を示す回路ブロック図であり、セレクタ1
3aとフリップフロップ13bを備えている。図16
は、図14に示すシリアル型コンパレータ51の構成例
を示す回路図であり、EXOR回路、NAND回路、A
ND回路、OR回路などの各ゲートとフリップフロップ
FFを備えている。
【0086】次に動作について説明する。図16に示す
シリアル型コンパレータ51では、比較動作を行う前に
セット信号入力端子SETへセット信号「1」を供給し
クロック信号Tを前記フリップフロップFFへ与えセッ
トし、フリップフロップFFのQ出力である出力端子P
Fからの出力を「1」にする。その後、比較制御入力端
子CMPへ与える比較制御入力を「1」の状態にして、
再度クロック信号Tを与えれば、入力端子Aへ与えられ
た前記レジスタ13から読み出されたテスト結果である
比較入力と、データ圧縮回路35から直接、入力端子B
へ与えられたテスト結果である比較入力とが比較され、
不一致があればフリップフロップFFがリセットされ、
出力端子PFの出力は「0」になる。
【0087】LSI・ビルト・イン・セルフ・リペア回
路11は、シーケンスコントローラ52とシリアル型コ
ンパレータ51を備えており、LSI・ビルト・イン・
セルフ・リペア回路11は次のように動作する。 (1)最初のテスト条件で、RAM・ビルト・イン・セ
ルフ・テスト回路4のデータ圧縮回路35が生成する圧
縮されたテスト結果をレジスタ13に格納する。 (2)2回目以降のテスト条件で、RAM・ビルト・イ
ン・セルフ・テスト回路4のデータ圧縮回路35が生成
する圧縮されたテスト結果と、前記レジスタ13に格納
された以前のテスト結果とをシリアル型コンパレータ5
1で比較する。この際、これと同時にレジスタ13の各
フリップフロップFF<0〜3>へ与えられるイネーブ
ル信号ENRと、シリアル型コンパレータ51へ与えら
れる信号CMPをアクティブにすることで、新しい圧縮
されたテスト結果を前記レジスタ13に格納することも
出来る。
【0088】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、最初のテスト条件で行った圧縮されたテスト結果
(故障情報)をレジスタ13に格納し、このレジスタ1
3に格納されたテスト結果と、2回目以降のテスト条件
で行った圧縮されたテスト結果(故障情報)とをシリア
ル型コンパレータ51で比較して、図1、図3、図5お
よび図6に示すステップST15の比較処理を行うこと
で、RAM1の出力データのテストを行うことができ、
温度や電源電圧などのテスト条件の時間的な変化を考慮
した信頼性の高いテストをRAM1に対し行える半導体
回路のテスト方法および装置が得られる効果がある
【0089】
【発明の効果】この発明によれば、最初のテスト条件に
よりテスト対象回路の論理テストを行うことにより取得
した故障情報をもとに、当該テスト対象回路の故障箇所
の修復についての可否判定などを行い、前記故障箇所の
修復が可能であると判定した前記テスト対象回路に行っ
た論理テストと同一であって、前記最初のテスト条件に
対し変化させたテスト条件による論理テストを前記テス
ト対象回路に行い、前記最初のテスト条件で行った論理
テストの結果取得した故障情報と、前記最初のテスト条
件に対し変化させた前記テスト条件による論理テストの
結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をもと
に、前記最初のテスト条件と前記変化させたテスト条件
での前記テスト対象回路の正常動作を確認するように構
成したので、テスト条件における時間的な変化を考慮し
た前記テスト対象回路の正常動作を保証するテストが可
能となり、テスト条件の変化に対する信頼性が向上する
効果がある。
【0090】この発明によれば、最初のテスト条件に対
し変化を与え、その変化が与えられたテスト条件による
前記最初のテスト条件で行った論理テストと同一の論理
テストをテスト対象回路に行い、前記最初のテスト条件
で行った論理テストの結果取得した故障情報と、前記変
化を与えたテスト条件による前記論理テストの結果取得
した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最
初のテスト条件と、前記変化を与えたテスト条件とにお
ける前記テスト対象回路の正常動作を確認するように構
成したので、テスト条件に与えられた変化を考慮した前
記テスト対象回路の正常動作を保証するテストが可能と
なり、テスト条件の変化に対する信頼性が向上する効果
がある。
【0091】この発明によれば、テスト対象回路やその
周辺回路に対し擬似的な論理テストを行うことで最初の
テスト条件について変化を与えるように構成したので、
前記擬似的な論理テストによりテスト条件に与えられた
変化を考慮した前記テスト対象回路の正常動作を保証す
るテストが可能となり、テスト条件の変化に対するテス
ト結果の信頼性が向上する効果がある。
【0092】この発明によれば、擬似的な論理テストを
テスト対象回路やその周辺回路に行うことで、前記最初
のテスト条件について一定の変化を与えたテスト条件に
よる論理テストをテスト対象回路に対し行い、前記最初
のテスト条件で行った論理テストの結果取得した故障情
報と、前記一定の変化を与えた前記テスト条件による論
理テストの結果取得した故障情報とを比較し、該比較結
果をもとに、前記最初のテスト条件と、前記一定の変化
を与えたテスト条件での前記テスト対象回路の正常動作
を確認するように構成したので、前記テスト対象回路や
その周辺回路に対し行った前記擬似的な論理テストによ
りテスト条件に与えられた変化を考慮した前記テスト対
象回路の正常動作を保証するテストが可能となり、テス
ト条件の変化に対するテスト結果の信頼性が向上する効
果がある。
【0093】この発明によれば、最初のテスト条件で行
った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
対し繰り返すことで前記最初のテスト条件に対し変化を
与えながら、該変化したテスト条件による前記同一の論
理テストを前記テスト対象回路に複数回行い、前記論理
テストを行うたびに前記最初のテスト条件で行った論理
テストの結果取得した故障情報と前記変化するテスト条
件による前記論理テストの結果取得した故障情報とを比
較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前
記変化するテスト条件での前記テスト対象回路の正常動
作を確認するように構成したので、前記複数回前記論理
テストが行われる過程でテスト条件の変化に対するテス
ト結果が連続的に確認でき、テスト条件の変化に対する
テスト結果の信頼性がより向上できる効果がある。
【0094】この発明によれば、最初のテスト条件で行
った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
対し繰り返し前記最初のテスト条件に対し変化を与えな
がら、該変化が一定の量になるまで、該変化するテスト
条件による前記同一の論理テストを前記テスト対象回路
に複数回行い、前記論理テストを行うたびに、前記最初
のテスト条件で行った論理テストの結果と前記変化する
テスト条件による前記論理テストの結果とを比較し、該
比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前記一定の
量まで変化するテスト条件での前記テスト対象回路の正
常動作を確認するように構成したので、前記最初のテス
ト条件が前記一定の量変化するまで前記論理テストが前
記複数回行われる過程でテスト条件の変化に対するテス
ト結果が連続的に確認でき、テスト条件の変化に対する
テスト結果の信頼性がより向上できる効果がある。
【0095】この発明によれば、チップ温度をテスト条
件としたので、前記チップ温度の変化を考慮したテスト
対象回路の正常動作を保証するテストが可能となり、前
記チップ温度の変化に対するテスト結果の信頼性が向上
する効果がある。
【0096】この発明によれば、テスト対象回路の電源
電圧をテスト条件としたので、前記電源電圧の変化を考
慮したテスト対象回路の正常動作を保証するテストが可
能となり、前記電源電圧の変化に対するテスト結果の信
頼性が向上する効果がある。
【0097】この発明によれば、テスト対象回路に対し
行った最初のテスト条件による論理テストの結果取得し
た故障情報を格納するレジスタと、該レジスタに格納し
た前記論理テストの結果取得した故障情報をもとに、前
記テスト対象回路の故障箇所の有無を判定し、前記故障
箇所があるときの当該故障箇所の修復についての可否判
定などを行い、前記故障箇所の修復について可能と判定
したときの前記レジスタに格納してある前記論理テスト
の結果取得した故障情報と、前記論理テストと同一であ
って、前記最初のテスト条件に対し変化させたテスト条
件による論理テストを前記テスト対象回路に行ったとき
の当該論理テストの結果取得した故障情報とを比較し、
該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前記変化
させたテスト条件での前記テスト対象回路の正常動作を
確認するテスト回路とを備えるように構成したので、テ
スト条件の時間的な変化を考慮した前記テスト対象回路
の正常動作を保証するテストが可能となり、テスト条件
の変化に対するテスト結果の信頼性が向上する効果があ
る。
【0098】この発明によれば、テスト対象回路やその
周辺回路に対し擬似的な論理テストを行うことで最初の
テスト条件について変化を与える構成をテスト回路が備
えるようにしたので、前記擬似的な論理テストによりテ
スト条件に与えた変化を考慮した前記テスト対象回路の
正常動作を保証するテストが可能となり、テスト条件の
変化に対するテスト結果の信頼性が向上する効果があ
る。
【0099】この発明によれば、テスト対象回路やその
周辺回路に対し擬似的な論理テストを行うことで最初の
テスト条件について一定の変化を与えたテスト条件によ
る、前記最初のテスト条件で行った論理テストと同一の
論理テストをテスト対象回路に対し行い、レジスタに格
納されている前記最初のテスト条件で行った論理テスト
の結果取得した故障情報と、前記一定の変化を与えた前
記テスト条件による論理テストの結果取得した故障情報
とを比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条
件と、当該最初のテスト条件に対し一定の変化を与えた
前記テスト条件での前記テスト対象回路の正常動作を確
認するテスト回路を備えるように構成したので、前記テ
スト対象回路やその周辺回路に対し行った前記擬似的な
論理テストによりテスト条件に与えた変化を考慮した前
記テスト対象回路の正常動作を保証するテストが可能と
なり、テスト条件の変化に対するテスト結果の信頼性が
向上する効果がある。
【0100】この発明によれば、最初のテスト条件で行
った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
対し繰り返し前記最初のテスト条件に対し変化を与えな
がら、該変化するテスト条件による前記同一の論理テス
トを前記テスト対象回路に対し複数回行い、前記論理テ
ストを行うたびに、レジスタに格納してある前記最初の
テスト条件で行った論理テストの結果取得した故障情報
と前記変化するテスト条件による前記論理テストの結果
取得した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前
記最初のテスト条件と前記変化するテスト条件での前記
テスト対象回路の正常動作を確認するテスト回路を備え
るように構成したので、前記複数回前記論理テストが行
われる過程でテスト条件の変化に対するテスト結果が連
続的に確認でき、テスト条件の変化に対するテスト結果
の信頼性がより向上できる効果がある。
【0101】この発明によれば、最初のテスト条件で行
った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
対し繰り返し前記最初のテスト条件に対し変化を与えな
がら、該変化が一定の量になるまで、該変化したテスト
条件による前記同一の論理テストを前記テスト対象回路
に対し複数回行い、前記論理テストを行うたびに、レジ
スタに格納されている前記最初のテスト条件で行った論
理テストの結果取得した故障情報と前記変化したテスト
条件による前記論理テストの結果取得した故障情報とを
比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と
前記一定の量まで変化するテスト条件での前記テスト対
象回路の正常動作を確認するテスト回路を備えるように
構成したので、前記最初のテスト条件が前記一定の量変
化するまで前記論理テストが前記複数回行われる過程で
テスト条件の変化に対するテスト結果が連続的に確認で
き、テスト条件の変化に対するテスト結果の信頼性がよ
り向上できる効果がある。
【0102】この発明によれば、チップ温度をテスト条
件とした構成を備えるようにしたので、前記チップ温度
の変化を考慮したテスト対象回路の正常動作を保証する
テストが可能となり、前記チップ温度の変化に対するテ
スト結果の信頼性が向上する効果がある。
【0103】この発明によれば、テスト対象回路の電源
電圧をテスト条件とした構成を備えるようにしたので、
前記電源電圧の変化を考慮したテスト対象回路の正常動
作を保証するテストが可能となり、前記電源電圧の変化
に対するテスト結果の信頼性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の半導体回路のテス
ト方法が適用されるテスト装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1の半導体回路のテス
ト装置における自己修復動作時のテスト方法を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2の半導体回路のテス
ト装置における自己修復動作時のテスト方法を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3の半導体回路のテス
ト方法が適用されるテスト装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 この発明の実施の形態3の半導体回路のテス
ト装置における自己修復動作時のテスト方法を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態4の半導体回路のテス
ト装置における自己修復動作時のテスト方法を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1から実施の形態4の
半導体回路のテスト装置で用いられるRAM・ビルト・
イン・セルフ・テスト回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態1から実施の形態4の
半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧縮回路が
MISR型のデータ圧縮回路である場合の構成例を示す
回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態1から実施の形態4の
半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧縮回路が
SISR型のデータ圧縮回路である場合の構成例を示す
回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態1から実施の形態4
の半導体回路のテスト装置で用いられるデータ圧縮回路
のさらに別の構成例を示す回路図である。
【図11】 図10に示したデータ圧縮回路のスキャン
パス回路と、そのスキャンパス回路で用いられるコンパ
レータ付きスキャンフリップフロップの一例を示す回路
図である。
【図12】 図10に示したデータ圧縮回路のスキャン
パス回路の動作を示す真理値表である。
【図13】 図12に示した真理値表の各モードに対応
したコンパレータ付きスキャンフリップフロップ内の信
号の流れを示す説明図である。
【図14】 この発明の各実施の形態で説明した半導体
回路のテスト装置におけるLSI・ビルト・イン・セル
フ・リペア回路を中心とした部分構成を示す回路ブロッ
ク図である。
【図15】 この発明の各実施の形態で説明した半導体
回路のテスト装置におけるレジスタの構成例を示す回路
ブロック図である。
【図16】 図14に示したLSI・ビルト・イン・セ
ルフ・リペア回路を中心とした部分構成におけるシリア
ル型コンパレータの構成例を示す回路図である。
【図17】 従来の半導体回路のテスト装置の構成を示
すブロック図である。
【図18】 従来の半導体回路のテスト装置の自己修復
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 RAM(テスト対象回路)、2 論理回路部(周辺
回路)、4 RAM・ビルト・イン・セルフ・テスト回
路(テスト回路)、11 LSI・ビルト・イン・セル
フ・リペア回路(テスト回路)、12 LOGIC・ビ
ルト・イン・セルフ・テスト回路(テスト回路)、13
レジスタ、21 温度センサ(テスト回路)、ステッ
プST11,(初期条件テストステップ)、ステップS
T12(初期条件テストステップ)、ステップST1
4,ステップST31,ステップST32(テスト条件
変化付与ステップ)、ステップST15,ステップST
22,ステップST23,ステップST24,ステップ
ST25,ステップST43,ステップST44,ステ
ップST45,ステップST46(確認ステップ)。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト対象回路の修復可能な故障箇所に
    対し、その冗長回路を制御することで前記故障箇所の使
    用を回避する半導体回路のテスト方法において、 最初のテスト条件により前記テスト対象回路の論理テス
    トを行うことにより取得した故障情報をもとに、当該テ
    スト対象回路の故障箇所の修復についての可否判定など
    を行う初期条件テストステップと、 該初期条件テストステップにおいて前記故障箇所の修復
    が可能であると判定した前記テスト対象回路に対し行っ
    た論理テストと同一であって、前記最初のテスト条件に
    対し変化させたテスト条件による論理テストを前記テス
    ト対象回路に行い、前記初期条件テストステップで行っ
    た論理テストの結果取得した故障情報と、前記最初のテ
    スト条件に対し変化させた前記テスト条件による論理テ
    ストの結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果を
    もとに、前記最初のテスト条件と前記変化させたテスト
    条件での前記テスト対象回路の正常動作を確認する確認
    ステップとを備えたことを特徴とする半導体回路のテス
    ト方法。
  2. 【請求項2】 最初のテスト条件について変化を与える
    ためのテスト条件変化付与ステップを備え、 確認ステップでは、 初期条件テストステップで行った論理テストと同一の、
    前記テスト条件変化付与ステップにより前記最初のテス
    ト条件に対し変化を与えたテスト条件による論理テスト
    をテスト対象回路に行い、前記初期条件テストステップ
    で行った論理テストの結果取得した故障情報と、前記テ
    スト条件変化付与ステップにより前記最初のテスト条件
    に対し変化を与えた前記テスト条件による前記論理テス
    トの結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をも
    とに、前記最初のテスト条件と、当該最初のテスト条件
    に対し変化を与えた前記テスト条件での前記テスト対象
    回路の正常動作を確認することを特徴とする請求項1記
    載の半導体回路のテスト方法。
  3. 【請求項3】 テスト条件変化付与ステップでは、 テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理テス
    トを行うことで最初のテスト条件について変化を与える
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体回路のテスト方
    法。
  4. 【請求項4】 テスト条件変化付与ステップでは、 テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理テス
    トを行うことで最初のテスト条件について一定の変化を
    与え、 確認ステップでは、 初期条件テストステップで行った論理テストと同一の、
    前記テスト条件変化付与ステップで一定の変化を与えた
    テスト条件による論理テストをテスト対象回路に行い、
    前記初期条件テストステップで行った論理テストの結果
    取得した故障情報と、前記テスト条件変化付与ステップ
    で一定の変化を与えた前記テスト条件による論理テスト
    の結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をもと
    に、前記最初のテスト条件と、当該最初のテスト条件に
    対し一定の変化を与えた前記テスト条件での前記テスト
    対象回路の正常動作を確認することを特徴とする請求項
    2記載の半導体回路のテスト方法。
  5. 【請求項5】 確認ステップでは、 初期条件テストステップで行った論理テストと同一の論
    理テストをテスト対象回路に対し繰り返すことで最初の
    テスト条件に変化を与えながら、該変化するテスト条件
    による前記同一の論理テストを前記テスト対象回路に対
    し複数回行い、前記論理テストを行うたびに前記初期条
    件テストステップで行った論理テストの結果取得した故
    障情報と前記変化するテスト条件による前記論理テスト
    の結果取得した故障情報とを比較し、該比較結果をもと
    に、前記最初のテスト条件と前記変化したテスト条件で
    の前記テスト対象回路の正常動作を確認することを特徴
    とする請求項1記載の半導体回路のテスト方法。
  6. 【請求項6】 確認ステップでは、 初期条件テストステップで行った論理テストと同一の論
    理テストをテスト対象回路に対し繰り返すことで最初の
    テスト条件に対し変化を与えながら、該変化が一定の量
    になるまで、該変化するテスト条件による前記同一の論
    理テストを前記テスト対象回路に複数回行い、前記論理
    テストを行うたびに、前記初期条件テストステップで行
    った論理テストの結果取得した故障情報と前記変化する
    テスト条件による前記論理テストの結果取得した故障情
    報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト
    条件と前記一定の量まで変化するテスト条件での前記テ
    スト対象回路の正常動作を確認することを特徴とする請
    求項5記載の半導体回路のテスト方法。
  7. 【請求項7】 テスト条件はチップ温度であることを特
    徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか1項記載
    の半導体回路のテスト方法。
  8. 【請求項8】 テスト条件は、テスト対象回路の電源電
    圧であることを特徴とする請求項1から請求項6のうち
    いずれか1項記載の半導体回路のテスト方法。
  9. 【請求項9】 テスト対象回路の故障箇所に対しその冗
    長回路を制御することで前記故障箇所の使用を回避する
    半導体回路のテスト装置において、 前記テスト対象回路に対し行った最初のテスト条件によ
    る論理テストの結果取得した故障情報を格納するレジス
    タと、 該レジスタに格納した前記論理テストの結果取得した故
    障情報をもとに、前記テスト対象回路の故障箇所の有無
    を判定し、前記故障箇所があるときの当該故障箇所の修
    復についての可否判定などを行い、前記故障箇所の修復
    について可能と判定したときの前記レジスタに格納して
    ある前記論理テストの結果取得した故障情報と、前記論
    理テストと同一であって、前記最初のテスト条件に対し
    変化させたテスト条件による論理テストを前記テスト対
    象回路に行ったときの当該論理テストの結果取得した故
    障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテ
    スト条件と前記変化させたテスト条件での前記テスト対
    象回路の正常動作を確認するテスト回路と、 を備えていることを特徴とする半導体回路のテスト装
    置。
  10. 【請求項10】 テスト回路は、 テスト対象回路やその周辺回路に対し擬似的な論理テス
    トを行うことで最初のテスト条件について変化を与える
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体回路のテスト装
    置。
  11. 【請求項11】 テスト回路は、テスト対象回路やその
    周辺回路に対し擬似的な論理テストを行うことで最初の
    テスト条件について一定の変化を与えたテスト条件によ
    る、前記最初のテスト条件で行った論理テストと同一の
    論理テストをテスト対象回路に行い、レジスタに格納さ
    れている前記最初のテスト条件で行った論理テストの結
    果取得した故障情報と、前記一定の変化を与えた前記テ
    スト条件による論理テストの結果取得した故障情報とを
    比較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件
    と、当該最初のテスト条件に対し一定の変化を与えた前
    記テスト条件での前記テスト対象回路の正常動作を確認
    することを特徴とする請求項10記載の半導体回路のテ
    スト装置。
  12. 【請求項12】 テスト回路は、最初のテスト条件で行
    った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
    対し繰り返し前記最初のテスト条件に対し変化を与えな
    がら、該変化するテスト条件による前記同一の論理テス
    トを前記テスト対象回路に複数回行い、前記論理テスト
    を行うたびに、レジスタに格納してある前記最初のテス
    ト条件で行った論理テストの結果取得した故障情報と前
    記変化するテスト条件による前記論理テストの結果取得
    した故障情報とを比較し、該比較結果をもとに、前記最
    初のテスト条件と前記変化するテスト条件での前記テス
    ト対象回路の正常動作を確認することを特徴とする請求
    項9記載の半導体回路のテスト装置。
  13. 【請求項13】 テスト回路は、最初のテスト条件で行
    った論理テストと同一の論理テストをテスト対象回路に
    繰り返すことで前記最初のテスト条件に対し変化を与え
    ながら、該変化が一定の量になるまで、該変化するテス
    ト条件による前記同一の論理テストを前記テスト対象回
    路に複数回行い、前記論理テストを行うたびに、レジス
    タに格納されている前記最初のテスト条件で行った論理
    テストの結果取得した故障情報と前記変化するテスト条
    件による前記論理テストの結果取得した故障情報とを比
    較し、該比較結果をもとに、前記最初のテスト条件と前
    記一定の量まで変化するテスト条件での前記テスト対象
    回路の正常動作を確認することを特徴とする請求項12
    記載の半導体回路のテスト装置。
  14. 【請求項14】 チップ温度をテスト条件とすることを
    特徴とする請求項9から請求項13のうちいずれか1項
    記載の半導体回路のテスト装置。
  15. 【請求項15】 テスト対象回路の電源電圧をテスト条
    件とすることを特徴とする請求項9から請求項13のう
    ちいずれか1項記載の半導体回路のテスト装置。
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