JP2001205261A - 軟水装置並びに軟水装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方法および軟水装置の制御方法 - Google Patents

軟水装置並びに軟水装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方法および軟水装置の制御方法

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JP2001205261A
JP2001205261A JP2000018137A JP2000018137A JP2001205261A JP 2001205261 A JP2001205261 A JP 2001205261A JP 2000018137 A JP2000018137 A JP 2000018137A JP 2000018137 A JP2000018137 A JP 2000018137A JP 2001205261 A JP2001205261 A JP 2001205261A
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hardness
resin
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treated water
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JP2000018137A
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Kazuhiro Tateno
一博 舘野
Kozo Nomura
耕造 野村
Hitoshi Asamura
仁志 浅村
Katsufumi Isshiki
克文 一色
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Miura Co Ltd
Miura Institute of Research and Development Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Miura Institute of Research and Development Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂の劣化度合を判定し、イオン
交換樹脂の交換時期を明確にすることができる軟水装置
並びに軟水装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定
方法および軟水装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 イオン交換樹脂を充填した樹脂筒への供
給水の硬度を測定する入口硬度測定手段と、前記樹脂筒
通過後の処理水の流量を測定する処理水量測定手段と、
前記樹脂筒通過後の硬度を測定し、硬度もれを検出する
硬度もれ検出手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軟水装置並びに
軟水装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方法お
よび軟水装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ボイラ,温水器あるいは
冷却器等の冷熱機器類への供給水ラインには、冷熱機器
内でのスケール付着を防止する必要から、供給水に含ま
れる硬度成分を除去するための装置が接続されており、
なかでもイオン交換樹脂を用いて硬度成分を除去する方
式の自動再生式軟水器が広く普及している。この種の軟
水器は、Na+型イオン交換樹脂を用い、水中に含まれ
る硬度成分のCa2+あるいはMg2+等の金属陽イオンを
Na+と置換させ、硬度成分を取り除くものである。そ
して、前記イオン交換樹脂が陽イオンと置換して飽和状
態になり、硬度成分の除去能力を失った場合には塩水と
反応させて、能力を再生する再生作動を行うようにして
いる。
【0003】一般的に、イオン交換樹脂は、使用年数や
水質により劣化を起す。そのため、硬度除去量は、徐々
に低下する。従来の方法では、イオン交換樹脂の劣化度
合を正確に把握する手段がなかったため、頻繁に硬度も
れが発生する原因となる可能性があり、また採水量の大
幅な低下を招いてからイオン交換樹脂の交換を行うこと
になり、交換時期が遅れるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記課題
に鑑み、イオン交換樹脂の劣化度合を判定し、イオン交
換樹脂の交換時期を明確にすることができる軟水装置並
びに軟水装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方
法および軟水装置の制御方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、イオン交換樹脂を充填した樹脂筒への供給水の硬度
を測定する入口硬度測定手段と、前記樹脂筒通過後の処
理水の流量を測定する処理水量測定手段と、前記樹脂筒
通過後の硬度を測定し、硬度もれを検出する硬度もれ検
出手段を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、イオン交換樹脂
を充填した樹脂筒への供給水の硬度を測定する入口硬度
測定手段と、前記樹脂筒通過後の処理水の流量を測定す
る処理水量測定手段と、前記樹脂筒通過後の硬度を測定
し、硬度もれを検出する硬度もれ検出手段とを備えた軟
水装置を複数台並列設置し、これら各軟水装置の通水作
動,再生作動を切換可能に接続したことを特徴としてい
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記入口硬度測
定手段を給水ラインに設けた分岐部の上流側に設けたこ
とを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記処理水量測
定手段を処理水ラインに設けた合流手段の下流側に設け
たことを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記硬度もれ検
出手段を前記合流手段の下流側に設けたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項6に記載の発明は、イオン交換樹脂
を充填した樹脂筒への供給水の硬度を測定する入口硬度
測定手段と、前記樹脂筒通過後の処理水の流量を測定す
る処理水量測定手段と、前記樹脂筒通過後の硬度を測定
し、硬度もれを検出する硬度もれ検出手段を備えた軟水
装置におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方法であっ
て、経時的に入口硬度と処理水量を測定し、前記硬度も
れ検出手段が硬度もれを検出したとき、前記入口硬度と
前記処理水量に基づいて硬度除去量の積算値を求め、前
記積算値に基づいてイオン交換樹脂の劣化度合を判定す
ることを特徴としている。
【0011】請求項7に記載の発明は、イオン交換樹脂
を充填した樹脂筒への供給水の硬度を測定する入口硬度
測定手段と、前記樹脂筒通過後の処理水の流量を測定す
る処理水量測定手段と、前記樹脂筒通過後の硬度を測定
し、硬度もれを検出する硬度もれ検出手段を備えた軟水
装置において、前記硬度もれ検出手段が硬度もれを検出
したとき、警報を発するとともに、直ちに再生作動を行
うことを特徴としている。
【0012】さらに、請求項8に記載の発明は、請求項
2〜5のいずれか1項に記載の軟水装置の制御方法であ
って、通水作動中の軟水装置の硬度もれを検出したと
き、通水作動中の軟水装置を再生作動に切り換えるとと
もに、通水待機中の軟水装置を通水作動へ切り換える制
御を行うことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、イオン交換樹脂を充填し
た樹脂筒への供給水の硬度を測定する入口硬度測定手段
と、前記樹脂筒通過後の処理水の流量を測定する処理水
量測定手段と、前記樹脂筒通過後の硬度を測定し、硬度
もれを検出する硬度もれ検出手段を備えた軟水装置にお
いて好適に実施することができる。
【0014】前記軟水装置の基本的な構成として、イオ
ン交換樹脂を充填した樹脂筒とコントロールバルブとを
備えてなる。このコントロールバルブには、前記樹脂筒
へ水を供給する給水ラインと、処理水を軟水タンクへ供
給する処理水ラインが接続されている。また、このコン
トロールバルブには、塩水ラインを介して塩水タンクが
接続されているとともに、ドレンラインが接続されてい
る。そして、前記給水ラインには、供給水の硬度を測定
する硬度検出手段としての入口硬度測定手段が設けられ
ており、前記処理水ラインには、処理水量測定手段と硬
度もれ検出手段が設けられている。さらに、前記入口硬
度測定手段,前記コントロールバルブ,前記処理水量測
定手段および前記硬度もれ検出手段は、信号線を介して
それぞれ制御器に接続されている。
【0015】そして、処理水を24時間以上連続的に供
給するための対応として、軟水装置を複数台並列設置す
る形態がある。この場合の基本的な構成として、前記入
口硬度測定手段,前記樹脂筒,前記コントロールバル
ブ,前記処理水量測定手段等を備えた軟水装置をそれぞ
れ並列状態で複数台設置している。これらの各軟水装置
は、それぞれ独立して通水作動,再生作動等を行なうこ
とができるように、切換可能に接続されている。すなわ
ち、給水ラインと処理水ラインとの間に、それぞれ独立
して軟水処理機能を有する複数台の軟水装置が並列状態
で切換可能に接続されている。したがって、前記各軟水
装置を通水状態,再生状態,待機状態等に切り換えるこ
とができ、よって処理水の24時間以上に亘る連続供給
に対応することとなる。
【0016】また、前記各軟水装置の複数台並列装置の
形態にあっては、前記各軟水装置を構成する機器のうち
共通化可能な機器は、共通化できるように接続されてい
る。
【0017】すなわち、まず前記入口硬度測定手段にあ
っては、前記給水ラインに前記各軟水装置への供給水を
それぞれ供給する分岐手段を設け、この分岐手段の上流
側に前記入口硬度測定手段を設けた構成としている。こ
れにより、前記各軟水装置への供給水の入口硬度を一つ
の測定手段で検出することができる。
【0018】また、前記処理水量測定手段にあっては、
前記処理水ラインに前記各軟水装置からの処理水の合流
手段を設け、この合流手段の下流側に前記処理水量測定
手段を設けた構成としている。これにより、前記各軟水
装置の通水時における処理水量を一つの測定手段でそれ
ぞれ個別に検出することができる。
【0019】さらに、前記各軟水装置の複数台並列設置
の形態にあっては、処理水の硬度を測定し、硬度もれを
検知する硬度もれ検出手段を設ける構成とすることがで
きる。この場合、この硬度もれ検出手段は、前記各軟水
装置のそれぞれの処理水ラインに個別に設ける構成と、
前記合流手段の下流側に一個設ける構成とがある。後者
の構成によれば、前記各軟水装置の通水時における硬度
もれを一つの検出手段でそれぞれ個別に検出することが
できる。
【0020】さて、ここで前記構成の軟水装置における
イオン交換樹脂の劣化度合判定方法について説明する。
この発明における劣化度合判定方法は、前記給水ライン
に設けた前記入口硬度測定手段の検出値と、前記処理水
量検出手段の検出値から硬度除去量の積算値を経時的に
求め、硬度もれを検出したとき、前記積算値からイオン
交換樹脂の劣化度合を判定するものである。この劣化度
合は、硬度もれを起したときの硬度除去量の積算値と、
イオン交換樹脂の交換可能量との関係により求められ
る。つまり、イオン交換樹脂の交換時期は、劣化度合か
ら判定することができる。すなわち、前記積算値が大き
いときは、劣化度合が小さく、逆に前記積算値が小さい
ときには、劣化度合が大きくなる。したがって、劣化度
合を求めることによりイオン交換樹脂の交換時期を特定
することができる。
【0021】また、イオン交換樹脂の劣化等により予定
より早く処理限界を超え、硬度もれを検出したときは、
前記硬度もれ検出手段が制御器へ通報し、直ちに再生作
動を開始するようになっている。
【0022】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明の第一実施例を
概略的に示す説明図である。
【0023】図1において、この発明における軟水装置
1は、イオン交換樹脂(図示省略)を充填した樹脂筒2
とコントロールバルブ3とを備えている。前記コントロ
ールバルブ3には、前記樹脂筒2へ水を供給する給水ラ
イン4と、前記樹脂筒2からの処理水を軟水タンク(図
示省略)へ供給する処理水ライン5が接続されている。
また、前記コントロールバルブ3には、前記イオン交換
樹脂を再生するための塩水を貯留した塩水タンク6が塩
水ライン7を介して接続されている。そして、前記塩水
ライン7の接続側の反対側には、再生時の再生排水等を
排出するドレンライン8が接続されている。
【0024】さて、前記給水ライン4には、前記軟水装
置1の入口側の供給水の硬度を検出する入口硬度測定手
段9が設けられている。そして、前記処理水ライン5に
は、処理水量測定手段10と硬度もれ検出手段11が設
けられている。さらに、前記コントロールバルブ3,前
記入口硬度測定手段9,前記処理水量測定手段10およ
び前記硬度もれ検出手段11は、信号線12を介してそ
れぞれ制御器13に接続されている。この制御器13に
は、硬度もれを外部へ報知する警報器14を備えてい
る。
【0025】さて、ここで、前記構成の軟水装置1にお
ける前記イオン交換樹脂の劣化度合判定方法について説
明する。この発明における劣化度合判定方法は、前記給
水ライン4に設けた入口硬度測定手段9の検出値と、前
記処理水量検出手段10の検出値から硬度除去量の積算
値を経時的に求め、硬度もれを検出したとき、前記積算
値からイオン交換樹脂の劣化度合を判定するものであ
る。この劣化度合は、硬度もれを起したときの硬度除去
量の積算値と、前記イオン交換樹脂の交換可能量との関
係により求められる。つまり、前記イオン交換樹脂の交
換時期は、劣化度合から判定することができる。すなわ
ち、前記積算値が大きいときは、劣化度合が小さく、逆
に前記積算値が小さいときには、劣化度合が大きくな
る。したがって、劣化度合を求めることにより前記イオ
ン交換樹脂の交換時期を特定することができる。
【0026】さらに、前記イオン交換樹脂の劣化度合を
判定することで、前記イオン交換樹脂の硬度除去能力を
求めることができ、次回の硬度除去可能量を設定変更す
ることで、硬度もれが起らないようにすることができ
る。
【0027】ところで、前記入口硬度測定手段9は、供
給水中に含まれる硬度を正確に検出する硬度測定装置で
あって、たとえば硬度測定用指示薬を添加したときの発
色により硬度を判定する方法等が用いられる。前記硬度
測定用指示薬を用いる方法は、供給水を所定量収容した
透明容器(図示省略)へ前記硬度測定用指示薬を添加し
て、前記硬度測定用指示薬の反応による供給水の色相の
変化を特定波長の光を照射したときの吸光度から、供給
水中の硬度を測定するものである。そして、測定した供
給水の硬度を前記制御器13へ通報する。
【0028】また、前記硬度もれ検出手段11は、供給
水を軟水処理しているときのバックアップ制御手段であ
って、前記硬度もれ検出手段11から硬度もれが前記制
御器13へ通報されると、前記制御器13からは、前記
イオン交換樹脂の劣化等と判断し、前記警報器14から
警報を発して硬度もれを通報するとともに、直ちに前記
軟水装置1を再生作動に移行させる。
【0029】つぎに、この発明の第二実施例を図2に基
づいて詳細に説明する。この第二実施例を示す図2にお
いて、前記第一実施例を示す図1において使用した符号
と同一の符号は、同一の部材名を表しており、その詳細
な説明は省略する。
【0030】さて、図2は、軟水装置による処理水の2
4時間以上に亘る連続供給が必要となる場合に対応する
ための形態であり、前記樹脂筒2を2台並列に設置した
場合の説明図である。また、この図2においては、前記
軟水装置1を構成する機器のうち、共通化可能な機器
は、共通化したものとして図示している。
【0031】図2において、第一樹脂筒20と第二樹脂
筒21は、前記給水ライン4と前記処理水ライン5との
間に並列状態で設置されており、それぞれ独立して通水
状態(軟水化処理作動)と再生状態となることができる
ように接続されている。
【0032】まず、前記両樹脂筒20,21における供
給水の入口側について説明すると、前記両樹脂筒20,
21と前記給水ライン4とは、前記給水ライン4から分
岐した第一給水ライン22と第二給水ライン23を介し
てそれぞれ接続されている。そして、これら両給水ライ
ン22,23の分岐手段24の上流側(すなわち、前記
給水ライン4の部分)には、前記入口硬度測定手段9が
設けられている。これにより、前記入口硬度測定手段9
を一つ設けるのみで、前記両樹脂筒20,21への供給
水の入口硬度を検出することができる。もちろん、前記
入口硬度測定手段9を前記両給水ライン22,23のそ
れぞれに設けることも、実施に応じて好適である。
【0033】つぎに、前記両樹脂筒20,21における
処理水の出口側について説明すると、前記第一樹脂筒2
0の第一処理水ライン25と前記第二樹脂筒21の第二
処理水ライン26とは、三方弁等の合流手段27を介し
て合流しており、この合流手段27と前記処理水ライン
5とが接続している。この合流手段27の切換操作によ
り、前記両処理水ライン25,26のいずれかと前記処
理水ライン5とが連通する。そして、前記合流手段27
の下流側(すなわち、前記処理水ライン5の部分)に
は、前記処理水量測定手段10が設けられている。これ
により、前記処理水量測定手段10を一つ設けるのみ
で、前記両樹脂筒20,21の通水時における処理水量
をそれぞれ個別に検出することができる。もちろん、前
記入口硬度測定手段9と同様、前記処理水量測定手段1
0を前記両処理水ライン25,26のそれぞれに設ける
ことも、実施に応じて好適である。
【0034】さらに、前記塩水タンク6の塩水ライン7
は、三方弁等の切換手段28を介して第一塩水ライン2
9と第二塩水ライン30とに分岐し、前記第一塩水ライ
ン29は前記第一樹脂筒20のコントロールバルブ3と
接続し、また前記第二塩水ライン30は前記第二樹脂筒
21のコントロールバルブ3と接続している。したがっ
て、前記切換手段28の切換操作により、前記塩水タン
ク6内の塩水を前記両樹脂筒20,21のいずれかへ供
給する構成としている。
【0035】さて、ここで、前記構成の軟水装置におけ
る前記イオン交換樹脂の劣化度合判定方法について説明
する。この第二実施例における劣化度合判定方法も前記
第一実施例と同様、前記給水ライン4に設けた入口硬度
測定手段9の検出値と、前記処理水量検出手段10の検
出値から硬度除去量の積算値を経時的に求め、硬度もれ
を検出したとき、前記積算値から前記イオン交換樹脂の
劣化度合を判定するものである。すなわち、通水状態で
あったいずれかの樹脂筒のイオン交換樹脂の劣化度合を
判定することができる。
【0036】また、前記両樹脂筒20,21におけるそ
れぞれのイオン交換樹脂の交換時期は、劣化度合から判
定する。この劣化度合は、硬度もれを起したときの硬度
除去量の積算値と、前記イオン交換樹脂の交換可能量と
の関係により求められる。すなわち、前記積算値が大き
いときは、劣化度合が小さく、逆に前記積算値が小さい
ときには、劣化度合が大きくなる。したがって、劣化度
合を求めることにより前記イオン交換樹脂の交換時期を
特定することができる。この結果、前記両樹脂筒20,
21のそれぞれのイオン交換樹脂について、交換時期を
それぞれ特定することができる。
【0037】さらに、前記両イオン交換樹脂の劣化度合
をそれぞれ判定することで、前記両イオン交換樹脂の硬
度除去能力をそれぞれ求めることができ、次回の硬度除
去可能量をそれぞれ設定変更することで、硬度もれが起
らないようにすることができる。
【0038】ここで、この第二実施例における作用を説
明する。まず、前記両樹脂筒20,21の個々の制御
は、前記第一実施例の制御と同様、通水状態となってい
るいずれかの樹脂筒の前記積算値を経時的に求め、硬度
もれを検出したとき、前記積算値から前記イオン交換樹
脂の劣化度合を判定するようになっている。
【0039】この第二実施例について、たとえば前記第
一樹脂筒20が通水状態であり、前記第二樹脂筒21が
再生作動を終了した待機状態である場合について説明す
ると、この状態において、前記第一樹脂筒20は、前記
第一給水ライン22を介して前記給水ライン4と連通し
ており、また前記第一処理水ライン25を介して前記処
理水ライン5と連通している。また、前記第一樹脂筒2
0は、前記塩水タンク6とは、前記塩水ライン7および
前記第一塩水ライン29を介して連通している。一方、
前記第二樹脂筒21は、前記第二給水ライン23を介し
て前記給水ライン4と連通しているが、前記合流手段2
7および前記切換手段28の作用により、前記処理水ラ
イン5および前記塩水ライン7との連通は遮断されてい
る。
【0040】さて、前記第一樹脂筒20の通水作動が継
続しているとき、前記制御器13は、前記入口硬度測定
手段9および前記処理水量測定手段10からの検出値に
基づいて、前記第一樹脂筒20の硬度除去量の積算値を
経時的に演算する。そして、硬度もれを検出したとき、
前記第一樹脂筒20の前記積算値から前記制御器13
は、前記第一樹脂筒20の通水作動を停止するととも
に、再生作動を開始させる。これと同時に、前記合流手
段27を切換操作して前記第二樹脂筒21の前記第二処
理水ライン26と前記処理水ラインと5を連通させる。
これにより、前記第一樹脂筒20の前記第一処理水ライ
ン25と前記処理水ライン5との連通が遮断される。し
たがって、前記第一樹脂筒20が再生作動状態となると
ともに、前記第二樹脂筒21が通水作動状態となる。
【0041】そして、前記第二樹脂筒21の通水状態に
おいて、硬度もれを検出したとき、前記と同様、前記第
二樹脂筒21の通水作動が停止し、再生作動を開始す
る。一方、再生作動が終了して待機状態となっている前
記第一樹脂筒20の通水作動が開始する。以下、このよ
うな制御を繰り返し、前記両樹脂筒20,21を交互に
通水作動と再生作動とに移行させ、24時間以上に亘る
処理水の連続供給を可能としている。
【0042】ところで、前記両樹脂筒20,21の再生
作動について簡単に説明すると、この再生作動は、通常
行われている再生作動と同様、逆洗工程,塩水再生工
程,水洗工程,補水工程等を含むもので、これらの各工
程は、前記両樹脂筒20,21の各コントロールバルブ
3の制御により、それぞれ個別に行われる。
【0043】したがって、この第二実施例においては、
前記各工程が終了した時点で、前記制御器13は、前記
切換手段28を切換操作し、通水状態となっている樹脂
筒のコントロールバルブ3と前記塩水ライン7とを連結
させる。すなわち、通水作動となっている樹脂筒は、通
水初期においては、前記塩水ライン7とは遮断された状
態となっているが、もう一方の樹脂筒の前記各工程が終
了した時点で連通状態となる。そして、もう一方の樹脂
筒は、つぎの通水作動に備えての待機状態となる。
【0044】以上のように、この第二実施例によれば、
前記両イオン交換樹脂の劣化度合をそれぞれ判定し、そ
れぞれの劣化度合に合わせた通水を行うことにより、処
理水の24時間以上に亘る連続供給が可能となる。
【0045】つぎに、この発明の第三実施例を図3に基
づいて詳細に説明する。この第三実施例を示す図3にお
いて、前記第一実施例および第二実施例を示す図1およ
び図2において使用した符号と同一の符号は、同一の部
材名を表しており、その詳細な説明は省略する。
【0046】さて、図3は、軟水装置による処理水の2
4時間以上に亘る連続供給が必要となる場合に対応する
ための形態であり、前記樹脂筒2を3台並列に設置した
場合の説明図である。また、この図3においては、前記
軟水装置1を構成する機器のうち、共通化可能な機器
は、共通化したものとして図示している。
【0047】図3において、第三樹脂筒40と第四樹脂
筒41と第五樹脂筒42は、前記給水ライン4と前記処
理水ライン5との間に並列状態で設置されており、それ
ぞれ独立して通水状態(軟水処理作動)と再生状態とな
ることができるように接続されている。
【0048】まず、前記各樹脂筒40,41,42にお
ける供給水の入口側について説明すると、前記各樹脂筒
40,41,42と前記給水ライン4とは、前記給水ラ
イン4から分岐した第三給水ライン43,第四給水ライ
ン44および第五給水ライン45を介してそれぞれ接続
されている。そして、これら給水ラインの分岐手段46
の上流側(すなわち、前記給水ライン4の部分)には、
前記入口硬度測定手段9が設けられている。これによ
り、前記入口硬度測定手段9を一つ設けるのみで、前記
各樹脂筒40,41,42への供給水の入口硬度を検出
することができる。もちろん、前記入口硬度測定手段9
を前記各給水ライン43,44,45のそれぞれに設け
ることも、実施に応じて好適である。
【0049】つぎに、前記各樹脂筒40,41,42に
おける処理水の出口側について説明すると、前記第三樹
脂筒40の第三処理水ライン47,前記第四樹脂筒41
の第四処理水ライン48および前記第五樹脂筒42の第
五処理水ライン49は、四方弁等の合流手段50を介し
て合流しており、この合流手段50と前記処理水ライン
5とが接続している。この合流手段50の切換操作によ
り、前記各処理水ライン47,48,49のいずれかと
前記処理水ライン5とが連通する。そして、前記合流手
段50の下流側(すなわち、前記処理水ライン5の部
分)には、前記処理水量測定手段10が設けられてい
る。これにより、前記処理水量測定手段10を一つ設け
るのみで、前記各樹脂筒40,41,42の通水時にお
ける処理水量をそれぞれ個別に検出することができる。
もちろん、前記入口硬度測定手段9と同様、前記処理水
量測定手段10を前記各処理水ライン47,48,49
のそれぞれに設けることも、実施に応じて好適である。
【0050】さらに、前記塩水タンク6の塩水ライン7
は、四方弁等の切換手段51を介して第三塩水ライン5
2,第四塩水ライン53および第五塩水ライン54に分
岐し、前記第三塩水ライン52は前記第三樹脂筒40の
コントロールバルブ3と接続し、また前記第四塩水ライ
ン53は前記第四樹脂筒41のコントロールバルブ3と
接続し、さらに前記第五塩水ライン54は前記第五樹脂
筒42のコントロールバルブ3と接続している。したが
って、前記切換手段51の切換操作により、前記塩水タ
ンク6内の塩水を前記各樹脂筒40,41,42のいず
れかに供給する。
【0051】さて、ここで、前記構成の軟水装置におけ
る前記イオン交換樹脂の劣化度合判定方法について説明
する。この発明における劣化度合判定方法も、前記第一
実施例および前記第二実施例と同様である。したがっ
て、その詳細な説明は省略するが、この第三実施例にお
いても、通水状態であったいずれかの樹脂筒のイオン交
換樹脂の劣化度合を判定することができる。そして、前
記各樹脂筒40,41,42のそれぞれのイオン交換樹
脂について、交換時期をそれぞれ特定することができ
る。前記給水ライン4に設けた前記入口硬度測定手段9
の検出値と、前記処理水量検出手段10の検出値から硬
度除去量の積算値を経時的に求め、硬度もれを検出した
とき、前記積算値から前記イオン交換樹脂の劣化度合を
判定するものである。
【0052】さらに、前記各イオン交換樹脂の劣化度合
をそれぞれ判定することで、前記各イオン交換樹脂の硬
度除去能力をそれぞれ求めることができ、次回の硬度除
去可能量をそれぞれ設定変更することで、硬度もれが起
らないようにすることができる。
【0053】ここで、この第三実施例における作用を説
明する。まず、前記各樹脂筒41,41,42の個々の
制御は、前記第一実施例および前記第二実施例の制御と
同様、通水状態となっているいずれかの樹脂筒の前記積
算値を経時的に求め、硬度もれを検出したとき、前記積
算値から前記イオン交換樹脂の劣化度合を判定するよう
になっている。
【0054】この第三実施例について、たとえば前記第
三樹脂筒40が通水状態であり、前記第四樹脂筒41が
再生状態であり、前記第五樹脂筒42が待機状態である
場合について説明すると、この状態において、前記第三
樹脂筒40は、前記第三給水ライン43を介して前記給
水ライン4と連通しており、また前記第三処理水ライン
47を介して前記処理水ライン5と連通している。ま
た、前記第三樹脂筒40は、前記塩水タンク6とは、前
記塩水ライン7および前記第三塩水ライン52を介して
連通している。また、前記第四樹脂筒41は、前記第四
給水ライン44を介して前記給水ライン4と連通してい
るが、前記合流手段50の作用により、前記処理水ライ
ン5との連通は遮断されている。さらに、前記第五樹脂
筒42は、前記第五給水ライン45を介して前記給水ラ
イン4と連通しているが、前記合流手段50および前記
切換手段51の作用により、前記処理水ライン5および
前記塩水ライン7との連通は遮断されている。
【0055】さて、前記第三樹脂筒40の通水作動が継
続しているとき、前記制御器13は、前記入口硬度測定
手段9および前記処理水量測定手段10からの検出値に
基づいて、前記第三樹脂筒40の硬度除去量の積算値を
経時的に演算する。そして、硬度もれを検出したとき、
前記第三樹脂筒40の前記積算値から前記制御器13
は、前記第三樹脂筒40の通水作動を停止するととも
に、再生作動を開始させる。これと同時に、前記合流手
段50を切換操作して前記第五樹脂筒42の前記第五処
理水ライン49と前記処理水ライン5とを連通させる。
これにより、前記第三樹脂筒40の前記第三処理水ライ
ン47と前記処理水ライン5との連通が遮断される。し
たがって、前記第三樹脂筒40が再生作動状態となると
ともに、前記第五樹脂筒42が通水作動状態となり、さ
らに前記第四樹脂筒41は待機状態になる。
【0056】そして、前記第五樹脂筒42が硬度もれの
状態に達すると、前記と同様、前記第五樹脂筒42の通
水作動が停止し、再生作動を開始する。また、待機状態
となっていた前記第四樹脂筒41の通水作動が開始す
る。この時点では、前記第三樹脂筒40の再生作動が終
了しており、待機状態となっている。以下、このような
制御を繰り返し、前記各樹脂筒40,41,42をロー
テーションして通水作動状態と再生作動状態と待機状態
とに移行させ、24時間以上に亘る処理水の連続供給を
可能としている。
【0057】ところで、前記各樹脂筒40,41,42
の再生作動について簡単に説明すると、この再生作動
は、前記第二実施例についての説明と同じく、通常行わ
れている再生作動と同様、逆洗工程,塩水再生工程,水
洗工程,補水工程等を含むもので、これらの各工程は、
前記各樹脂筒40,41,42の各コントロールバルブ
3の制御により、それぞれ個別に行われる。
【0058】したがって、この第三実施例においては、
前記各工程が終了した時点で、前記制御器13は、前記
切換手段51を切換操作し、通水状態となっている樹脂
筒のコントロールバルブ3と前記塩水ライン7とを連結
させる。すなわち、通水作動となっている樹脂筒は、通
水初期においては、前記塩水ライン7とは遮断された状
態となっているが、再生作動をしている樹脂筒の前記各
工程が終了した時点で連通状態となる。そして、再生作
動を完了した樹脂筒はつぎの通水作動に備えての待機状
態となる。
【0059】以上のように、この第三実施例によれば、
前記イオン交換樹脂の劣化度合をそれぞれ判定し、それ
ぞれの劣化度合に合わせた通水を行うことにより、処理
水の24時間以上に亘る連続供給が可能となる。また、
再生作動が通水作動に間に合わないときには、樹脂筒が
二個の場合と異なり、待機状態の樹脂筒が存在するた
め、通水を停止することなく処理水を24時間以上確実
に供給することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、イオ
ン交換樹脂の劣化度合を判定し、劣化度合に合わせた通
水を行うことにより硬度もれを起さず処理水の24時間
以上に亘る連続供給が可能となる。さらには、劣化度合
判定によりイオン交換樹脂の交換時期を特定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を概略的に示す説明図で
ある。
【図2】この発明の第二実施例を概略的に示す説明図で
ある。
【図3】この発明の第三実施例を概略的に示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 軟水装置 2 樹脂筒 4 給水ライン 5 処理水ライン 9 入口硬度測定手段 10 処理水量測定手段 11 硬度もれ検出手段 24 分岐手段 27 合流手段 46 分岐手段 50 合流手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅村 仁志 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 一色 克文 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 Fターム(参考) 4D025 AA02 AB19 BA07 BB07 BB10 BB19 CA02 CA05 CA06 CA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン交換樹脂を充填した樹脂筒2への
    供給水の硬度を測定する入口硬度測定手段9と、前記樹
    脂筒2通過後の処理水の流量を測定する処理水量測定手
    段10と、前記樹脂筒2通過後の硬度を測定し、硬度も
    れを検出する硬度もれ検出手段11を備えたことを特徴
    とする軟水装置。
  2. 【請求項2】 イオン交換樹脂を充填した樹脂筒2への
    供給水の硬度を測定する入口硬度測定手段9と、前記樹
    脂筒2通過後の処理水の流量を測定する処理水量測定手
    段10と、前記樹脂筒2通過後の硬度を測定し、硬度も
    れを検出する硬度もれ検出手段11とを備えた軟水装置
    1を複数台並列設置し、これら各軟水装置1の通水作
    動,再生作動を切換可能に接続したことを特徴とする軟
    水装置。
  3. 【請求項3】 前記入口硬度測定手段9を給水ライン4
    に設けた分岐手段24,46の上流側に設けたことを特
    徴とする請求項2に記載の軟水装置。
  4. 【請求項4】 前記処理水量測定手段10を処理水ライ
    ン5に設けた合流手段27,50の下流側に設けたこと
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の軟水装
    置。
  5. 【請求項5】 前記硬度もれ検出手段11を前記合流手
    段27,50の下流側に設けたことを特徴とする請求項
    2〜4のいずれか1項に記載の軟水装置。
  6. 【請求項6】 イオン交換樹脂を充填した樹脂筒2への
    供給水の硬度を測定する入口硬度測定手段9と、前記樹
    脂筒2通過後の処理水の流量を測定する処理水量測定手
    段10と、前記樹脂筒2通過後の硬度を測定し、硬度も
    れを検出する硬度もれ検出手段11を備えた軟水装置1
    におけるイオン交換樹脂の劣化度合判定方法であって、
    経時的に入口硬度と処理水量を測定し、前記硬度もれ検
    出手段11が硬度もれを検出したとき、前記入口硬度と
    前記処理水量に基づいて硬度除去量の積算値を求め、前
    記積算値に基づいてイオン交換樹脂の劣化度合を判定す
    ることを特徴とする軟水装置におけるイオン交換樹脂の
    劣化度判定方法。
  7. 【請求項7】 イオン交換樹脂を充填した樹脂筒2への
    供給水の硬度を測定する入口硬度測定手段9と、前記樹
    脂筒2通過後の処理水の流量を測定する処理水量測定手
    段10と、前記樹脂筒2通過後の硬度を測定し、硬度も
    れを検出する硬度もれ検出手段11を備えた軟水装置に
    おいて、前記硬度もれ検出手段11が硬度もれを検出し
    たとき、警報を発するとともに、直ちに再生作動を行う
    ことを特徴とする軟水装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項2〜5のいずれか1項に記載の軟
    水装置1の制御方法であって、通水作動中の軟水装置1
    の硬度もれを検出したとき、通水作動中の軟水装置1を
    再生作動に切り換えるとともに、通水待機中の軟水装置
    1を通水作動へ切り換える制御を行うことを特徴とする
    軟水装置の制御方法。
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