JP2001202300A - 電子メール転送方法および電子メール転送装置ならびに電子メール転送プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

電子メール転送方法および電子メール転送装置ならびに電子メール転送プログラムを格納した記録媒体

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JP2001202300A
JP2001202300A JP2000012866A JP2000012866A JP2001202300A JP 2001202300 A JP2001202300 A JP 2001202300A JP 2000012866 A JP2000012866 A JP 2000012866A JP 2000012866 A JP2000012866 A JP 2000012866A JP 2001202300 A JP2001202300 A JP 2001202300A
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JP2000012866A
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Hidehiko Tanaka
秀彦 田中
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Koa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ側の設定によらずクライアント側の設
定だけで電子メール文書を所定の条件に従って他の端末
に転送することを可能にする。 【解決手段】 電子メールを転送するための電子メール
転送装置において、電子メールを転送するための転送条
件が格納された設定ファイル320と、前記設定ファイ
ルに格納された所定のタイミングで電子メールを受信す
る受信手段330,340と、前記受信手段で受信され
た前記電子メールについて、前記設定ファイルに格納さ
れた転送条件に合致するものを選別する選別手段330
と、前記選別手段で前記転送条件に選別された電子メー
ルについて、前記設定ファイルに格納された転送先への
転送電子メールを作成して転送する転送電子メール作成
手段330,350と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メール転送方法
および電子メール転送装置ならびに電子メール転送プロ
グラムを格納した記録媒体に関し、さらに詳しくは、サ
ーバ側の設定によらずクライアント側の設定だけで電子
メール文書を所定の条件に従って他の端末に転送する電
子メール転送方法および電子メール転送装置ならびに電
子メール転送プログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子メールが日常的、かつ、一般
的に利用されるようになってきている。このため、外出
先からも電子メールを確認できることが要求されつつあ
る。
【0003】外出先から電子メールに読む方法として
は、携帯コンピュータとモデム等を介してメールサーバ
にアクセスすることが必要になり、ユーザが自らメール
を確認する作業が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンピュータ
を所持していない場合や、メールサーバが外部からのア
クセスを許可していない場合など、到着している電子メ
ールの確認ができない。
【0005】また、緊急の電子メールが届いていても、
ユーザが自らアクセスしない限り、知ることができない
状態になる。
【0006】一方、転送電子メールとよばれる方式によ
り、電子メールを他のメールアドレスに転送するサービ
スも知られている。しかし、この転送電子メールでは、
サーバ(メールサーバ)側で管理者が転送条件の設定を
行う必要があるため、気軽に、必要な時に速やかに転送
を行うことはできないという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、サーバ側の設定によらずクライアント側の設定だ
けで電子メール文書を所定の条件に従って他の端末に転
送することが可能な電子メール転送方法および電子メー
ル転送装置ならびに電子メール転送プログラムを格納し
た記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、前記した課題
を解決する本発明は、以下の通りである。
【0009】(1)請求項1記載の発明は、電子メール
を転送するための電子メール転送方法において、予め定
められた所定のタイミングで電子メールを受信し、受信
された前記電子メールについて予め定められた転送条件
に合致するものを選別し、前記転送条件に合致する電子
メールについて、予め定められた転送先への転送電子メ
ールを作成し、前記転送電子メールを送信する、ことを
特徴とする電子メール転送方法である。
【0010】この電子メール転送方法の発明では、クラ
イアント側の端末において所定のタイミングで電子メー
ルをサーバより受信し、受信した電子メールについて転
送条件に合致するものを選別し、選別した電子メールに
ついて転送先への転送電子メールを作成し送信してい
る。
【0011】このため、サーバ側の設定によらずクライ
アント側の設定だけで電子メール文書を所定の条件に従
って他の端末に転送することが可能になる。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、前記転送条
件は、差出人、題名、本文中のキーワードのいずれかに
ついて定められたものである、ことを特徴とする請求項
1記載の電子メール転送方法である。
【0013】この電子メール転送方法の発明では、転送
するか否かを決定する転送条件として、差出人、題名、
本文中のキーワードのいずれかによっているため、転送
すべき電子メールを確実に転送することが可能になる。
【0014】(3)請求項3記載の発明は、受信された
電子メールを所定のサイズ毎に分割して転送電子メール
を作成する、ことを特徴とする請求項1または請求項2
のいずれかに記載の電子メール転送方法である。
【0015】この電子メール転送方法の発明では、受信
した電子メールを所定のサイズ毎に分割して転送するよ
うにしているため、小型の携帯端末や携帯電話機などで
転送されてきた電子メールを受信する場合であっても、
データの欠落を防止することができる。
【0016】(4)請求項4記載の発明は、受信された
電子メールに含まれる所定の文字を含む行を除去して転
送電子メールを作成する、ことを特徴とする請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の電子メール転送方法であ
る。
【0017】この電子メール転送方法の発明では、受信
した電子メール中の所定の文字を含む行を除去して転送
するようにしているため、小型の携帯端末や携帯電話機
などで転送されてきた電子メールを受信する場合であっ
ても、データのオーバフローを防止することができる。
【0018】(5)請求項5記載の発明は、受信された
電子メールを受信簿に格納すると共に、転送したものに
ついては転送済みのマーキングを行う、ことを特徴とす
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子メール
転送方法である。
【0019】この電子メール転送方法の発明では、受信
した電子メールを受信簿に格納し、さらに転送したもの
についてはマーキングを施しているため、再送を防止す
ることができる。
【0020】(6)請求項6記載の発明は、電子メール
を転送するための電子メール転送装置において、電子メ
ールを転送するための転送条件が格納された設定ファイ
ルと、前記設定ファイルに格納された所定のタイミング
で電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段で受
信された前記電子メールについて、前記設定ファイルに
格納された転送条件に合致するものを選別する選別手段
と、前記選別手段で前記転送条件に選別された電子メー
ルについて、前記設定ファイルに格納された転送先への
転送電子メールを作成する転送電子メール作成手段と、
前記転送電子メールを送信する送信手段と、を備えたこ
とを特徴とする電子メール転送装置である。
【0021】この電子メール転送装置の発明では、クラ
イアント側の端末において所定のタイミングで電子メー
ルをサーバより受信し、受信した電子メールについて転
送条件に合致するものを選別し、選別した電子メールに
ついて転送先への転送電子メールを作成し送信してい
る。このため、転送すべき電子メールを確実に転送する
ことが可能になる。
【0022】(7)請求項7記載の発明は、前記設定フ
ァイルに格納された転送条件は、差出人、題名、本文中
のキーワードのいずれかについて定められたものであ
る、ことを特徴とする請求項6記載の電子メール転送装
置である。
【0023】この電子メール転送装置の発明では、転送
するか否かを決定する転送条件として、差出人、題名、
本文中のキーワードのいずれかによっているため、転送
すべき電子メールを確実に転送することが可能になる。
【0024】(8)請求項8記載の発明は、前記転送電
子メール作成手段は、受信された電子メールを所定のサ
イズ毎に分割して転送電子メールを作成する、ことを特
徴とする請求項6または請求項7のいずれかに記載の電
子メール転送装置である。
【0025】この電子メール転送装置の発明では、受信
した電子メールを所定のサイズ毎に分割して転送するよ
うにしているため、小型の携帯端末や携帯電話機などで
転送されてきた電子メールを受信する場合であっても、
データの欠落を防止することができる。
【0026】(9)請求項9記載の発明は、前記転送電
子メール作成手段は、受信された電子メールに含まれる
所定の文字を含む行を除去して転送電子メールを作成す
る、ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか
に記載の電子メール転送装置である。
【0027】この電子メール転送装置の発明では、受信
した電子メール中の所定の文字を含む行を除去して転送
するようにしているため、小型の携帯端末や携帯電話機
などで転送されてきた電子メールを受信する場合であっ
ても、データのオーバフローを防止することができる。
【0028】(10)請求項10記載の発明は、前記選
別手段は、受信された電子メールを受信簿に格納すると
共に、転送したものについては転送済みのマーキングを
行う、ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれ
かに記載の電子メール転送装置である。
【0029】この電子メール転送装置の発明では、受信
した電子メールを受信簿に格納し、さらに転送したもの
についてはマーキングを施しているため、再送を防止す
ることができる。
【0030】(11)請求項11記載の発明は、電子メ
ールを転送するための電子メール転送プログラムを格納
した記録媒体であって、予め定められた所定のタイミン
グで電子メールを受信する受信プロセスと、受信された
前記電子メールについて予め定められた転送条件に合致
するものを選別する選別プロセスと、前記転送条件に合
致する電子メールについて、予め定められた転送先への
転送電子メールを作成する転送電子メール作成プロセス
と、前記転送電子メールを送信する送信プロセスと、を
有することを特徴とする電子メール転送プログラムを格
納した記録媒体である。
【0031】この電子メール転送プログラムの発明で
は、クライアント側の端末において所定のタイミングで
電子メールをサーバより受信し、受信した電子メールに
ついて転送条件に合致するものを選別し、選別した電子
メールについて転送先への転送電子メールを作成し送信
している。
【0032】このため、サーバ側の設定によらずクライ
アント側の設定だけで電子メール文書を所定の条件に従
って他の端末に転送することが可能になる。
【0033】(12)請求項12記載の発明は、前記選
別プロセスでは、差出人、題名、本文中のキーワードの
いずれかについて定められた条件に従って選別する、こ
とを特徴とする請求項11記載の電子メール転送プログ
ラムを格納した記録媒体である。
【0034】この電子メール転送プログラムの発明で
は、転送するか否かを決定する転送条件として、差出
人、題名、本文中のキーワードのいずれかによっている
ため、転送すべき電子メールを確実に転送することが可
能になる。
【0035】(13)請求項13記載の発明は、前記転
送電子メール作成プロセスは、受信された電子メールを
所定のサイズ毎に分割して転送電子メールを作成する、
ことを特徴とする請求項11または請求項12のいずれ
かに記載の電子メール転送プログラムを格納した記録媒
体である。
【0036】この電子メール転送プログラムの発明で
は、受信した電子メールを所定のサイズ毎に分割して転
送するようにしているため、小型の携帯端末や携帯電話
機などで転送されてきた電子メールを受信する場合であ
っても、データの欠落を防止することができる。
【0037】(14)請求項14記載の発明は、前記転
送電子メール作成プロセスは、受信された電子メールに
含まれる所定の文字を含む行を除去して転送電子メール
を作成する、ことを特徴とする請求項11乃至請求項1
3のいずれかに記載の電子メール転送プログラムを格納
した記録媒体である。
【0038】この電子メール転送プログラムの発明で
は、受信した電子メール中の所定の文字を含む行を除去
して転送するようにしているため、小型の携帯端末や携
帯電話機などで転送されてきた電子メールを受信する場
合であっても、データのオーバフローを防止することが
できる。
【0039】(15)請求項15記載の発明は、前記選
別プロセスは、受信された電子メールを受信簿に格納す
ると共に、転送したものについては転送済みのマーキン
グを行う、ことを特徴とする請求項11乃至請求項14
のいずれかに記載の電子メール転送プログラムを格納し
た記録媒体である。
【0040】この電子メール転送プログラムの発明で
は、受信した電子メールを受信簿に格納し、さらに転送
したものについてはマーキングを施しているため、再送
を防止することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。
【0042】図1は本発明の実施の形態の電子メール転
送装置の電気的構成例を機能別に示すブロック図であ
る。なお、この図1は本実施の形態例の動作説明に必要
な機能を中心に記載しているため、CPU,メモリ,イ
ンタフェースといった一般的なハードウェア部分は省略
してある。
【0043】この図1において、100はLAN,イン
ターネット,イントラネットなどの各種ネットワーク、
200は後述する端末の送信サーバおよび受信サーバと
なるメールサーバ、300は本実施の形態例の特徴部分
を構成する電子メール転送装置として動作する端末であ
る。
【0044】なお、この端末300は一般的なコンピュ
ータであって、電子メール転送プログラムが動作してい
るものであり、クライアント・サーバシステムにおける
クライアントとしての端末、あるいは、スタンドアロン
のコンピュータが該当する。
【0045】310は各種設定を行うためのメインパネ
ルであり、使用者の希望する転送条件を設定するプログ
ラムモジュールである。320はメインパネルにより設
定された転送条件が格納される設定ファイルである。
【0046】ここでメインパネルにより設定される設定
項目としては、受信時刻(監視時間間隔)や、電子メー
ルの転送先のメールアドレスなどが該当する。また、こ
こでメインパネルにより設定される転送条件とは、転送
すべき電子メールの差出人(氏名、ニックネーム、メー
ルアドレス、会社名)、電子メールの題名、電子メール
の本文中のキーワードなどが該当する。
【0047】330は電子メール転送プログラムの実行
部分としての常駐処理部であり、使用者の端末300の
作業を妨げることなく、バックグラウンドで電子メール
転送プログラムを実行するプログラムモジュールであ
る。なお、この常駐処理部330には、受信処理部と送
信処理部とが含まれる。
【0048】340はPOP(Post Office Protocol)
3コントロール部であり、メールを受信するときにメー
ルサーバ(POP3サーバ)200と接続し、メールサ
ーバ200上のメールボックスから電子メールを取り出
す手段である。
【0049】350はSMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)コントロール部であり、メールを送信する
ときにメールサーバ(SMTPサーバ)200と接続
し、メールサーバ200上のメールボックスに対して電
子メールを送り出す手段である。
【0050】360は受信した電子メールと送信した電
子メール(転送した電子メールを含む)を格納する送受
信簿である。
【0051】以下、本実施の形態例の具体的な動作につ
いて、図2のフローチャートを参照して説明を行う。
【0052】まず、電子メール転送プログラムが起動さ
れると、メインパネル310が表示される(図2S
1)。端末300の使用者は、このメインパネル310
に沿って監視時間、転送先、転送条件などの各種設定を
行う。なお、このメインパネル310での設定は、簡易
設定と詳細設定との2パターンを用意しておいて、使用
者の意志でどちらかで設定を行えばよい。
【0053】このメインパネル310に沿った各種設定
が完了した時点で、メインパネルにより設定された各種
の設定値が設定ファイル320に格納される。そして、
各種設定の完了と同時に、本実施の形態例の転送処理が
開始される(図2S2でYES)。この転送処理の開始
により、電子メール転送プログラムの常駐処理部330
が常駐し(図2S3)、使用者の端末300の作業を妨
げることなく、バックグラウンドで電子メール転送プロ
グラムを実行する。
【0054】ここで、常駐処理部330の受信処理部
は、メインパネルを介して設定ファイルに格納された監
視時間が経過した時点(図2S4でYES)で、POP
3コントロール340を介してメールサーバ200から
電子メールを受信する(図2S5)。この受信処理によ
り新規の電子メール転送がなければ(図2S6でN
O)、時間監視(図2S4)に戻る。
【0055】また、この受信処理により新規の電子メー
ルがあれば(図2S6でYES)、受信簿に格納すると
共に、設定ファイルに格納されている転送条件にしたが
ったフィルタ処理を実行する(図2S7)。
【0056】このフィルタ処理としては、電子メールの
差出人(氏名、ニックネーム、メールアドレス、会社
名)、電子メールの題名、電子メールの本文中のキーワ
ードなどの転送条件のいずれかに合致するものを選別す
るような処理を実行する。
【0057】さらに、このフィルタ処理として、余分な
空行(連続した改行)、引用文、あらかじめユーザによ
り指定された文字列など、通常のコンピュータ画面では
問題ないが携帯端末等の狭い画面ではかえって見にくく
なる文字列(または文字列を含む行)に関して、除去
(削除)する処理を実行することも望ましい。
【0058】そして、常駐処理部330の送信処理部
が、選別した電子メールについて、設定ファイル320
に設定されている転送先への転送電子メールを作成する
(図2S8)。なお、設定ファイル320に転送サイズ
が設定されている場合には、受信した電子メールを所定
のサイズ毎に分割して複数の転送電子メールを作成す
る。これにより、小型の携帯端末や携帯電話機などにも
対応できる。
【0059】さらに、作成された転送電子メールを常駐
処理部330の送信処理部は、SMTPコントロール3
50を介してメールサーバ200に対して送信する(図
2S9)。
【0060】なお、これに伴って、常駐処理部330
は、受信簿に格納されている電子メール転送であって転
送したものについては転送済みのマーキングを施す(図
2S10)。このようにマーキングすることで、再送を
防止することができる。
【0061】以上のような電子メールの転送について、 ・職場の仕事用のメールアドレスに届いた電子メールを
個人用のメールアドレスに転送, ・個人用のメールアドレスに届いた電子メールを職場の
仕事用のメールアドレスに転送, ・仕事用や個人用のメールアドレスに届いた電子メール
を携帯端末に転送, ・従来の職場のメールアドレスに届いた電子メールを出
向先のメールアドレスに転送,といった態様が考えられ
る。
【0062】以上のように本実施の形態例の電子メール
転送では、クライアント側の端末において所定のタイミ
ングで電子メールをサーバより受信し、受信した電子メ
ールについて転送条件に合致するものを選別し、選別し
た電子メールについて転送先への転送メールを作成し送
信している。
【0063】このため、サーバ側の設定によらずクライ
アント側の設定だけで電子メール文書を所定の条件に従
って他の端末に転送することが可能になる。従って、サ
ーバ側での面倒な設定が不要になり、また、クライアン
ト側の設定だけなので頻繁に変更することも可能にな
る。
【0064】また、転送するか否かを決定する転送条件
として、差出人、題名、本文中のキーワードのいずれか
によっているため、転送すべき電子メールを確実に転送
することが可能になる。
【0065】また、受信した電子メールを所定のサイズ
毎に分割して転送するようにしているため、小型の携帯
端末や携帯電話機などで転送されてきた電子メールを受
信する場合であっても、データの欠落を防止することが
できる。
【0066】また、受信した電子メール中の所定の文字
を含む行を除去して転送するようにしているため、小型
の携帯端末や携帯電話機などで転送されてきた電子メー
ルを受信する場合であっても、データのオーバフローを
防止することができる。
【0067】また、受信した電子メールを受信簿に格納
し、さらに転送したものについてはマーキングを施して
いるため、再送を防止することができる。
【0068】なお、以上の説明において、電子メールの
受信について、複数のメールアドレスに対応させること
が可能である。また、転送先についても、複数を設定す
ることが可能である。この場合、転送条件に従って、異
なった転送先を選択することも可能である。
【0069】なお、以上の動作説明は電子メールを転送
する動作を中心にしたが、電子メール転送プログラムは
通常の電子メールの送受信動作が可能なものであっても
よい。すなわち、通常の送受信動作が可能なメールプロ
グラムに、本実施の形態例の電子メール転送の機能を組
み込むことが可能である。
【0070】また、常駐処理部330は、外部(携帯端
末など)からの指示を受けて、設定ファイル320の設
定内容を更新するできることも好ましい。また、同様
に、外部(携帯端末など)から、端末300の操作(電
源オフ、リブート)ができることの好ましい。
【0071】なお、以上の実施の形態例の説明におい
て、あくまでもメール受信(図2S5)が動作のトリガ
になっているが、さらに追加機能として、個人秘書的な
機能を設けることも可能である。すなわち、現行では定
期的にメール受信を行うためにタイマイベントが発生し
ているが、これとは別に、行動予定表(スケジュール・
ToDoリスト)を確認するためのタイマイベントを発生さ
せる。タイムアップ時に、前記行動予定表に項目があれ
ば、『○○さんと打ち合わせ』や『××さんにアポ』な
どのメールを作成し、逐次転送先のメールアドレスに送
信する。また、前記行動予定表を参照し、毎日定時に本
日の予定一覧を送るような機能を設けることも可能であ
り、起床すると携帯端末に本日の予定表が届いていると
いったことを実現できる。さらに、出先の携帯端末等か
ら端末300内の行動予定表(スケジュール等)を追加
・修正できるような定型フォーマットも準備しておけ
ば、いつでもどこでもスケジュールを更新できるように
なる。
【0072】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果が得られる。
【0073】(1)請求項1記載の電子メール転送方法
の発明では、クライアント側の端末において所定のタイ
ミングで電子メールをサーバより受信し、受信した電子
メールについて転送条件に合致するものを選別し、選別
した電子メールについて転送先への転送メールを作成し
送信しているため、サーバ側の設定によらずクライアン
ト側の設定だけで電子メール文書を所定の条件に従って
他の端末に転送することが可能になる。
【0074】(2)請求項2記載の電子メール転送方法
の発明では、転送するか否かを決定する転送条件とし
て、差出人、題名、本文中のキーワードのいずれかによ
っているため、転送すべき電子メールを確実に転送する
ことが可能になる。
【0075】(3)請求項3記載の電子メール転送方法
の発明では、受信した電子メールを所定のサイズ毎に分
割して転送するようにしているため、小型の携帯端末や
携帯電話機などで転送されてきた電子メールを受信する
場合であっても、データの欠落を防止することができ
る。
【0076】(4)請求項4記載の電子メール転送方法
の発明では、受信した電子メール中の所定の文字を含む
行を除去して転送するようにしているため、小型の携帯
端末や携帯電話機などで転送されてきた電子メールを受
信する場合であっても、データのオーバフローを防止す
ることができる。
【0077】(5)請求項5記載の電子メール転送方法
の発明では、受信した電子メールを受信簿に格納し、さ
らに転送したものについてはマーキングを施しているた
め、再送を防止することができる。
【0078】(6)請求項6記載の電子メール転送装置
の発明では、クライアント側の端末において所定のタイ
ミングで電子メールをサーバより受信し、受信した電子
メールについて転送条件に合致するものを選別し、選別
した電子メールについて転送先への転送メールを作成し
送信しているため、転送すべき電子メールを確実に転送
することが可能になる。
【0079】(7)請求項7記載の電子メール転送装置
の発明では、転送するか否かを決定する転送条件とし
て、差出人、題名、本文中のキーワードのいずれかによ
っているため、転送すべき電子メールを確実に転送する
ことが可能になる。
【0080】(8)請求項8記載の電子メール転送装置
の発明では、受信した電子メールを所定のサイズ毎に分
割して転送するようにしているため、小型の携帯端末や
携帯電話機などで転送されてきた電子メールを受信する
場合であっても、データの欠落を防止することができ
る。
【0081】(9)請求項9記載の電子メール転送装置
の発明では、受信した電子メール中の所定の文字を含む
行を除去して転送するようにしているため、小型の携帯
端末や携帯電話機などで転送されてきた電子メールを受
信する場合であっても、データのオーバフローを防止す
ることができる。
【0082】(10)請求項10記載の電子メール転送
装置の発明では、受信した電子メールを受信簿に格納
し、さらに転送したものについてはマーキングを施して
いるため、再送を防止することができる。
【0083】(11)請求項11記載の電子メール転送
プログラムを格納した記録媒体の発明では、クライアン
ト側の端末において所定のタイミングで電子メールをサ
ーバより受信し、受信した電子メールについて転送条件
に合致するものを選別し、選別した電子メールについて
転送先への転送電子メールを作成し送信している。この
ため、サーバ側の設定によらずクライアント側の設定だ
けで電子メール文書を所定の条件に従って他の端末に転
送することが可能になる。
【0084】(12)請求項12記載の電子メール転送
プログラムを格納した記録媒体の発明では、転送するか
否かを決定する転送条件として、差出人、題名、本文中
のキーワードのいずれかによっているため、転送すべき
電子メールを確実に転送することが可能になる。
【0085】(13)請求項13記載の電子メール転送
プログラムを格納した記録媒体の発明では、受信した電
子メールを所定のサイズ毎に分割して転送するようにし
ているため、小型の携帯端末や携帯電話機などで転送さ
れてきた電子メールを受信する場合であっても、データ
の欠落を防止することができる。
【0086】(14)請求項14記載の電子メール転送
プログラムを格納した記録媒体の発明では、受信した電
子メール中の所定の文字を含む行を除去して転送するよ
うにしているため、小型の携帯端末や携帯電話機などで
転送されてきた電子メールを受信する場合であっても、
データのオーバフローを防止することができる。
【0087】(15)請求項15記載の電子メール転送
プログラムを格納した記録媒体の発明では、受信した電
子メールを受信簿に格納し、さらに転送したものについ
てはマーキングを施しているため、再送を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の電子メール転送装置の
電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の電子メール転送の処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク 200 メールサーバ 300 端末(クライアントマシン) 310 メインパネル 320 設定ファイル 330 常駐処理部 340 POP3コントロール部 350 SMTPコントロール部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを転送するための電子メール
    転送方法において、 予め定められた所定のタイミングで電子メールを受信
    し、 受信された前記電子メールについて予め定められた転送
    条件に合致するものを選別し、 前記転送条件に合致する電子メールについて、予め定め
    られた転送先への転送電子メールを作成し、 前記転送電子メールを送信する、ことを特徴とする電子
    メール転送方法。
  2. 【請求項2】 前記転送条件は、差出人、題名、本文中
    のキーワードのいずれかについて定められたものであ
    る、ことを特徴とする請求項1記載の電子メール転送方
    法。
  3. 【請求項3】 受信された電子メールを所定のサイズ毎
    に分割して転送電子メールを作成する、ことを特徴とす
    る請求項1または請求項2のいずれかに記載の電子メー
    ル転送方法。
  4. 【請求項4】 受信された電子メールに含まれる所定の
    文字を含む行を除去して転送電子メールを作成する、こ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の電子メール転送方法。
  5. 【請求項5】 受信された電子メールを受信簿に格納す
    ると共に、転送したものについては転送済みのマーキン
    グを行う、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の電子メール転送方法。
  6. 【請求項6】 電子メールを転送するための電子メール
    転送装置において、 電子メールを転送するための転送条件が格納された設定
    ファイルと、 前記設定ファイルに格納された所定のタイミングで電子
    メールを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信された前記電子メールについて、前
    記設定ファイルに格納された転送条件に合致するものを
    選別する選別手段と、 前記選別手段で前記転送条件に選別された電子メールに
    ついて、前記設定ファイルに格納された転送先への転送
    電子メールを作成する転送電子メール作成手段と、 前記転送電子メールを送信する送信手段と、を備えたこ
    とを特徴とする電子メール転送装置。
  7. 【請求項7】 前記設定ファイルに格納された転送条件
    は、差出人、題名、本文中のキーワードのいずれかにつ
    いて定められたものである、ことを特徴とする請求項6
    記載の電子メール転送装置。
  8. 【請求項8】 前記転送電子メール作成手段は、受信さ
    れた電子メールを所定のサイズ毎に分割して転送電子メ
    ールを作成する、ことを特徴とする請求項6または請求
    項7のいずれかに記載の電子メール転送装置。
  9. 【請求項9】 前記転送電子メール作成手段は、受信さ
    れた電子メールに含まれる所定の文字を含む行を除去し
    て転送電子メールを作成する、ことを特徴とする請求項
    6乃至請求項8のいずれかに記載の電子メール転送装
    置。
  10. 【請求項10】 前記選別手段は、受信された電子メー
    ルを受信簿に格納すると共に、転送したものについては
    転送済みのマーキングを行う、ことを特徴とする請求項
    6乃至請求項9のいずれかに記載の電子メール転送装
    置。
  11. 【請求項11】 電子メールを転送するための電子メー
    ル転送プログラムを格納した記録媒体であって、 予め定められた所定のタイミングで電子メールを受信す
    る受信プロセスと、 受信された前記電子メールについて予め定められた転送
    条件に合致するものを選別する選別プロセスと、 前記転送条件に合致する電子メールについて、予め定め
    られた転送先への転送電子メールを作成する転送電子メ
    ール作成プロセスと、 前記転送電子メールを送信する送信プロセスと、を有す
    ることを特徴とする電子メール転送プログラムを格納し
    た記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記選別プロセスでは、差出人、題
    名、本文中のキーワードのいずれかについて定められた
    条件に従って選別する、ことを特徴とする請求項11記
    載の電子メール転送プログラムを格納した記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記転送電子メール作成プロセスは、
    受信された電子メールを所定のサイズ毎に分割して転送
    電子メールを作成する、ことを特徴とする請求項11ま
    たは請求項12のいずれかに記載の電子メール転送プロ
    グラムを格納した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記転送電子メール作成プロセスは、
    受信された電子メールに含まれる所定の文字を含む行を
    除去して転送電子メールを作成する、ことを特徴とする
    請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の電子メー
    ル転送プログラムを格納した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記選別プロセスは、受信された電子
    メールを受信簿に格納すると共に、転送したものについ
    ては転送済みのマーキングを行う、ことを特徴とする請
    求項11乃至請求項14のいずれかに記載の電子メール
    転送プログラムを格納した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062989A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Sony Corp 情報処理装置、メール転送方法、メール転送方法のプログラム及びメール転送方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2009169973A (ja) * 2009-04-23 2009-07-30 Ntt Docomo Inc データ中継装置

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