JP2001201358A - 地理的データベースのための形状及び曲率を自動生成する方法及びシステム - Google Patents

地理的データベースのための形状及び曲率を自動生成する方法及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地理的データベース用の道路の位置と形状を
表すために、地理的範囲内に在る道路に関するデータを
収集し、収集されたデータを使うための処理とシステム
を提供する。 【解決手段】 データ収集装置を搭載した車両を路上運
転し、データ収集装置を使って、道路に沿って運転され
る際の車両の位置を表すデータと車両経路を示すデータ
とを収集する。移動中の車両のデータは、平滑化され融
合される。移動中に得られたデータは、規定されたレベ
ルの精度を地理的データベースに提供するために必要な
データを自動的に選択するプログラムにより処理される
が、この地理的データベースは、道路の位置及び形状を
表すデータを始めとする道路を示すデータを含んでい
る。プログラムにより選ばれたデータは地理的データベ
ースに記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(関連出願の説明)本出願は、本出願と同
日出願された代理人整理番号N0027USの「地理的
データベースのために形状地点データを自動的にセンタ
ーライン調整するための方法とシステム」と題した同時
係属出願に関係しており、本明細書において、同文献の
開示全体を参考文献として援用する。
【0002】(発明の背景)本発明は、地理的データベ
ース用の道路の位置と形状を表すために、地理的範囲内
に在る道路に関するデータを収集し、収集されたデータ
を使うための処理とシステムに関する。
【0003】地理的データベースには様々な用途があ
る。地理的データベースは、インターネットアプリケー
ションと並んで、車載ナビゲーションシステム、パーソ
ナルコンピュータ、ネットワーク化されたコンピュータ
環境、様々な他の種類のプラットフォームで使われる。
地理的データベースは、様々な種類のアプリケーション
で使われ、地図表示、ルート計算、ルート案内、トラッ
クフリートの配備、交通制御、電子職業別電話帳、緊急
サービス等を含む多くの異なる機能を提供する。地理的
データベースが運転手支援の際に発揮する様々なタイプ
の特徴として、障害物の警告と回避、カーブ警告、先進
的クルーズコントロール、ヘッドライトの照準合わせ等
を挙げることができる。
【0004】このような種類の機能を提供するため、地
理的データベースは、対象地理的範囲内の物理的特徴を
示すデータを含んでいる。地理的データベースが表す物
理的特徴には、道路、対象地点、鉄道線路、水域、交差
点等が含まれる。通行可能な道路についていえば、地理
的データベースには、道路の地理的座標、道路区分に沿
った制限速度、交通信号の位置、道路交差点での進路変
更制限、住所範囲、通りの名前等のような表示される道
路の様々な特徴に関するデータが含まれている。地理的
データベースは、更に、対象地域の対象地点に関する情
報を含むことができる。。対象地点としてレストラン、
ホテル、空港、給油スタンド、スタジアム、警察署等が
含まれる。
【0005】地理的データベース用の情報収集は重要な
作業である。最初の情報収集が重要な仕事であることは
勿論、地理的データベースを定期的に更新することも必
要である。例えば、新しい通りが建設されたり、通りの
名前が変わったり、交通信号が設置されたり、進路変更
制限が既存の道路に加わったりする。細かい新しいレベ
ルの詳細事項が、既存の地理的データベースにおいて表
されている地理的特徴に加わることもある。例えば、地
理的データベースの道路に関する既存データに、車線
幅、路肩サイズ、車線境界線、住所範囲、歩道、自転車
専用道路等の情報が加われば、質が高まる。従って、地
理的データベースに関する情報収集は継続する必要があ
る。
【0006】地理的データベースのデータで最も重要な
タイプに含まれるものとして、道路の位置と形状(即
ち、形)を挙げることができる。GPSシステムを使う
と、地球の表面上での自分の地理的座標を決めることが
できる。しかし、自分がどの道路にいるかを知るには、
自分の回りの道路に関する地理的座標を知り、自分の地
理的座標を道路の地理的座標と関係づけなければならな
い。地理的データベースで道路の位置と形状をどう表す
かは、地理的データベースの有効性に影響する重要な考
慮事項である。地理的データベース中に道路をどのよう
に表すかは、地理的データベース中のデータを使用でき
るアプリケーションの種類に影響を及ぼす。
【0007】地理的データベースは、道路に沿った地点
の地理的座標を識別することによって道路の位置を表し
ている。先行技術の方法による場合、地理的データベー
スの開発技術者は、地理的データベース中の道路を表す
ために使われる道路に沿った地点を選ぶ段階を実行して
いた。地理的データベースの開発技術者は、道路の画像
に注目し、画像を注目しながら、道路を表すために使わ
れる画像から地点の位置を判断していた。
【0008】データベース開発技術者が注目する道路画
像は、様々な手段で得ることができる。道路画像を得る
一つの方法は、道路の航空写真を使うことであった。道
路画像を得る別の方法は、道路に沿って運転中に得られ
たGPSデータの跡に注目することである。道路画像を
得る更に別の方法は、地上で撮影した写真を使うことで
あった。道路画像をどんな方法で得たにせよ、地理的デ
ータベース開発技術者は道路画像から地点を選択し、こ
れら地点の地理的座標を使用し地理的データベース中に
道路を表した。真っ直ぐな道路区分では、データベース
開発技術者は、真っ直ぐな道路区分の各端の交差点に関
する地理的座標を特定していた。曲がった道路区分の場
合、データベース開発技術者は、道路区分の曲がった部
分に沿って一つ又はそれ以上の地点を選択し、道路の位
置を判断していた。
【0009】このプロセスは良好ではあったが、改良の
余地はある。道路に沿った地点を選択できる他の画像と
同様に、航空写真が提供する詳細な情報量にも限界があ
る。加えて、道路の航空写真や他の種類の画像は、地理
的特徴に関する一定の種類のデータだけを得るのに有効
である。例えば、道路の航空写真は、道路標識の位置又
は道路に沿った住所範囲を識別するのには有効でない。
従って、航空写真を使って道路の位置の地理的座標を決
める場合、地理的データベース開発技術者は、航空写真
が示す道路区分に沿って物理的に移動し、航空写真から
識別できない特徴に関するデータを得ることが更に必要
である。これでは地理的データベースの情報を得るため
の費用が増す。同様の制約は他の方法で得られる画像に
も存在する。改良する余地が残る別の部分は一貫性に関
係する部分である。道路を表すために道路画像を使って
道路に沿った地点を決める場合、どの地点を選ぶかは、
地理的データベース開発技術者の判断にある程度左右さ
れる。従って、異なる地理的データベース開発技術者の
間では、道路を表すのに選ばれる地点に一貫性を欠くこ
とがある。これは道路の曲がった部分に特に当てはま
る。従って、地理的データベースの物理的特徴の位置に
関するデータを収集するには、プロセスを改良する必要
がある。加えて、道路の位置と形状に関するデータを収
集した後に収集データを使って地理的データベース中に
道路を示すには、プロセス及び/又はシステムを改良す
る必要がある。
【0010】(発明の概要)これら及び他の目的に取り
組むために、本発明は、地理的範囲に位置する道路に関
するデータを収集し、地理的データベース用に道路の位
置と形状を表示するために収集されたデータを使用する
ためのプロセスとシステムを含んでいる。データは、路
上運転される車両に搭載された装置を使って収集され
る。収集されたデータは、道路に関する種々の特性を示
す。収集されたデータは、特定の時間における道路に沿
った車両のおおよその位置(即ち、地理的座標)を示す
データを含んでいる。更に、収集されたデータは、特定
の時間に車両の加速度と速度を示すデータを含むことが
できる。移動中に収集されたデータは、融合され平滑化
される。移動中に収集されたデータは、規定されたレベ
ルの精度を地理的データベースに提供するために必要な
データを自動的に選択するプログラムにより処理され、
この地理的データベースは、道路の位置及び/又は形状
を表すデータを始めとした道路を示すデータを含んでい
る。プログラムにより選択されたデータは、地理的デー
タベースに記憶される。
【0011】(好適実施形態の詳細な説明) (I)概観 図1から20Dを参照し、第一実施形態を述べる。図1
は地理的データベースの第一次コピー100を示す。地
理的データベースの第一次コピー100は、カバレージ
108の地理的特徴を表すデータ102を含んでいる。
カバレージ108は、米国のような国全体に対応してい
てもよい。代替例としての地理的データベースの第一次
コピー100は、米国/カナダ/メキシコ、又はフラン
ス/ドイツ/イタリーなどのような複数の国に対応して
いてもよい。別の代替例としての第一次コピー100
は、米国の西海岸又は中西部のような国内の単一の地域
のみを表していてもよい。地理的データベースの第一次
コピー100は、カバレージ108に関連する最新デー
タを有するコピー又はバージョンとして維持される。地
理的データベースの第一次コピー100は、カバレージ
全体108中の物理的特徴を表すデータを含むが、カバ
レージ108の部分は、地理的データベース中のデータ
においては表されない地理的特徴を含んだり、又は散在
するカバレージを含んでいたりする。
【0012】上記のように、地理的データベースの第一
次コピー100のデータ102は、カバレージ108中
の地理的特徴を表す。データ102は、表された地理的
特徴の様々な属性を含んでいる。例えば、地理的データ
ベースの第一次コピー100には、道路を表すデータ
と、路上の位置の地理的座標、道路に沿った地点におけ
る曲率、道路の通りの名前、道路に沿った住所範囲、道
路の交差点での進路変更制限等のような道路の属性を示
すデータが含まれている。地理的データ102には、カ
バレージ108内の対象地点に関する情報を含むことが
できる。対象地点として、ホテル、レストラン、博物
館、スタジアム、事務所、車販売店、車修理工場等が含
まれている。地理的データ102には、対象地点の位置
に関するデータが含まれている。更に、地理的データ1
02には、市、町、他の地域共同体のような場所に関す
る情報を含むことができる。地理的データ102は、他
の種類の情報を含むことができる。
【0013】地理的データベースの第一次コピー100
は、更新され、拡大され、及び/又は、さもなければ定
期的且つ継続的に修正される。地理的データベースの第
一次コピー100は、物理的には第一位置114に置か
れている。一実施形態の場合、地理的データベースの第
一次コピー100は、一つ又はそれ以上のハードドライ
ブに記憶され、アムダル又はIBM大型コンピュータの
ような大型コンピュータ116へアクセスされる。一つ
又はそれ以上のバックアップコピーも維持されている。
ある実施形態の場合、地理的データ102は、イリノイ
州ローズモントのナビゲーションテクノロジー社により
維持され作成される。しかし、本明細書が開示する発明
概念は、特定のソースのデータに制限されるものでない
と理解されるべきである。
【0014】図2に示すように、地理的データベースの
第一次コピー100を使って派生データベース製品11
0を作成する。第一次コピー100からの派生データベ
ース製品110は、第一次コピー100の全データの一
部だけを含むことができる。例えば、派生データベース
製品110は、第一次コピー100のカバレージ108
内に位置する一つ又はそれ以上の特定地域だけに関係す
るデータを含んでいる。派生データベース製品110は
様々なアプリケーションに使われる。例えば、派生デー
タベース製品110はルート計算、ルート誘導、車両ポ
ジショニング、地図表示のようなナビゲーション関連ア
プリケーションに使われる。派生データベース製品11
0は障害物回避、自動クルーズコントロール、事故回
避、カーブ自動検知、ヘッドライト自動照準合わせ等の
ような車両の安全性又は制御機能を提供するアプリケー
ションに使われる。派生データベース製品110は又、
電子イエローページ等のような他種類の機能のために使
うことができる。
【0015】派生データベース製品110は、様々な種
類のコンピュータ・プラットフォーム112に使われ
る。例えば、派生データベース製品110は、(車載ナ
ビゲーションシステムや手に持つ携帯用ナビゲーション
システムのような)ナビゲーションシステム、(デスク
トップやノート型コンピュータを含む)パーソナルコン
ピュータ、(パームパイロット型装置、ポケットベル
(登録商標)、電話、パーソナルデジタル用具等のよう
な)他の種類の装置に使われる。派生データベース製品
110は更に、インターネットを含むネットワーク化さ
れたコンピュータ・プラットフォーム及び環境に使うこ
とができる。
【0016】第一次コピー100から作られた派生デー
タベース製品110のフォーマットは、データベースの
第一次コピー100を維持するフォーマットと違ってい
てもよい。派生データベース製品110のフォーマット
は、インスールされた製品をプラットフォーム上で容易
に使えるようにするフォーマットとすることができる。
派生データベース製品110は又、製品が位置する媒体
上に圧縮されたフォーマットの形で記憶することができ
る。
【0017】派生データベース製品110を記憶する媒
体は、製品をインスールするハードウエアプラットフォ
ームに適した媒体とすることができる。例えば派生デー
タベース製品は、CD−ROMディスク、ハードディス
ク、DVDディスク、フラッシュメモリ、又は現在又は
将来利用可能な他のタイプの媒体に記憶される。前述の
ように地理的データベースの第一次コピー100は、カ
バレージ108に関する最新のデータを含んでいる。地
理的データベースにおける第一次コピー100のデータ
102のカバレージを定期的に更新、チェック、拡大す
るためのプロセスが用いられる。データベースのカバレ
ージを拡大することには、地理的データベース中の記録
では今まで表されていなかった地理的特徴を示すために
データ記録を追加することが含まれる。例えば(図1の
範囲108のような)カバレージ内には、表されていな
いサブエリアが存在し得る。また、データベースのカバ
レージを拡大することには、新しい拡張、例えば新しい
細分化のためにデータを加えることが含まれる。また、
カバレージを拡大することは、既に表された範囲又は特
徴に更なる詳細を加えることが含まれる。地理的データ
ベースのカバレージを拡大することに加えて、データベ
ース中の既存データを絶えず更新しチェックする必要が
ある。例えば、速度制限や進路変更制限は変わる可能性
がある。
【0018】図1に戻って、データベースを更新、チェ
ック、拡大するプロセスは、一つ又はそれ以上のフィー
ルドオフィス118のスタッフにより実行される。フィ
ールドオフィス118は、地理的データベースの第一次
コピー100のカバレージ108に対応する地理的範囲
に位置している。各フィールドオフィス118は、全カ
バレージ108の個別の部分120に関連していてもよ
い。各フィールドオフィス118には、ハードウエアと
ソフトウエアを含む適切なコンピュータ装置が備えられ
ており、フィールドオフィスとメインコンピュータ11
6との間でデータを交換することができる。例えば、各
フィールドオフィス118は、様々なプログラム122
をインストールした一つ又はそれ以上のワークステーシ
ョン・コンピュータ121を有していてもよい。これら
のプログラム122には、調査者がフィールドに出かけ
ている間に収集した未処理データを処理し操作するため
のプログラム、地理的データベースの第一次コピーにア
クセスするためにメインコンピュータ116と通信する
ためのプログラム、地理的データベースの第一次コピー
のデータを更新プロセスの一部として追加又は変更する
ためのプログラムが含まれている。一実施形態では、フ
ィールドオフィス118とメインコンピュータ116は
データ通信網124に接続される。通信網124は、広
域ネットワーク(WAN)、インターネット、メインコ
ンピュータ116とフィールドオフィス118の間のデ
ータ交換を可能にする他種類の技術のどれかにすること
ができる。
【0019】各フィールドオフィス118には、(本文
では「調査者」と呼ぶ)一人又は複数の技術者が配属さ
れる。調査者は複数の機能を果たす。調査者は、地理的
データベースの第一次コピー100のためのデータを収
集する。調査者は、地理的データベースの第一次コピー
100に、以前には含まれていなかった地理的特徴に関
するデータを追加してもよい。また、調査者は、データ
が正しく最新であることを確認するために、データベー
スの第一次コピー100に既に表されている地理的特徴
に関するデータをチェックしてもよい。
【0020】調査者のデータ収集活動は、系統的に割り
当てられる。図3の各割当ては、割当て範囲200と関
連している。割当て範囲200は、調査者が地理的デー
タベースの第一次コピー100を更新又は拡大するため
にデータを収集する地理的特徴を含む物理的な地理的範
囲である。調査者がデータを収集する地理的特徴には、
道路網が含まれる。図3は、カバレージ108の道路網
206の一部を示す。
【0021】割当て範囲200は、通常、カバレージ1
08の比較的小さな部分である。割当て範囲200は、
フィールドオフィスに割り当てられるカバレージの一部
分120内であってもよい。割当範囲200の大きさ
は、収集されるデータの種類、フィールドオフィスから
割当範囲までの距離、割当範囲における地理的特徴の密
度等のような様々な要因に左右される。例えば、割当範
囲200は、数平方マイルであったり、又は代りに数百
平方マイルであったりしてもよい。幾つかのタイプの地
理的特徴に関するデータは、(上記の様に航空写真を使
って)フィールドオフィスの所で収集できるが、他タイ
プの地理的特徴のデータを収集するには、調査者が地理
的特徴を物理的に観察しなければならない。従って、調
査者は、幾つかのタイプのデータを収集するために割当
範囲を移動しなければならない場合がある。
【0022】(II)地理的データベース 地理的データベース100(図1)は、通達地域内の道
路や他の特徴に関する様々な種類の情報を含んでいる。
地理的データベースに含まれる一つの重要な種類の情報
は、道路の位置を定義するデータである。道路の位置
は、様々な異なる方法で地理的データベース中に表され
る。道路の位置を示すための一方法では、表される道路
に沿った位置の地理的座標が含まれている。このタイプ
の表示を図4、5、6で説明する。
【0023】図4は、図3に示された道路網206の一
部である一つの道路区分210を表す。道路区分210
は、交差点INT(1)と交差点INT(2)との間に
伸びている。図5の地理的データベース100は、道路
区分210を表すデータ記録222を有する。データ記
録222は、記録ID222(1)を有する。道路区分
210を表すデータ記録222に記憶されているのは、
道路区分の端点に位置する左と右の節点の地理的座標
(例えば、緯度、経度、随意で標高、勾配、曲率)を識
別するデータである。道路区分210では、左節点の地
理的座標は交差点INT(1)の地理的座標に、右節点
の地理的座標は交差点INT(2)の地理的座標に一致
する。節点データ222(2)のために記憶される地理
的座標は、絶対座標、相対座標の何れで示されてもよ
い。
【0024】幾つかのアプリケーションでは、端点間の
道路区分の位置を知ることが重要である。道路区分が
(地理的データベースが緯度と経度のみなら2次元、地
理的データベースが緯度、経度、標高の場合は3次元
で)真っ直ぐな場合、道路区分に沿った全地点の位置
は、道路区分の端点にある節点の地理的座標間の直線を
計算することにより求められる。しかし道路区分が(図
4の道路区分210の様に)真っ直ぐでない場合、道路
の区分に沿った地点の位置を求めるには、追加データが
必要となる。一実施形態では、形状地点データをこの目
的に使用する。
【0025】図5では、形状地点データ222(3)
は、道路区分210を表すデータ記録222に記憶され
る。形状地点データ222(3)は、一つ又はそれ以上
のエントリを有する。形状地点データ222(3)の各
エントリは、地理的座標(例えば緯度と経度)を示すデ
ータや道路区分に沿った個別の形状地点の標高、曲率、
道路勾配のような随意の追加のデータを含んでいる。
(形状地点データエントリ222(3)用に記憶される
地理的座標、標高、曲率、道路勾配は、絶対値、相対値
の何れで表されてもよい。)形状地点はその端点の間の
道路区分に沿った位置である。図4の形状地点は、道路
区分210の端点の間の位置に表される。図4に示され
る各形状地点に関して、エントリは、地理的データベー
ス100の道路区分210を表す記録中に記憶された形
状地点データ222(3)に記憶される。
【0026】図4と5に述べた実施形態では、道路区分
210を表すデータ記録222は、表された道路区分の
センターライン沿いに位置する地点を識別する形状地点
データを含んでいる。代替方法により道路区分の形状を
表すことができる。道路を表す方法は、道路の形状に関
連していてもよい。例えば、道路を中線により分割する
場合、形状地点データと節点データから成る個別のセッ
トを使って、中線の各々の側における車線の個別のグル
ープを表している。
【0027】中線で分割した道路の例を図6に示す。図
6に示す様に、道路区分211は、中線により分割され
た車線を有する。図6では、形状地点に関する個別のセ
ットは、中線の各側の車線グループに関連する。図6の
道路区分を表す(図5に示す記録222と同じ)データ
ベース記録は、中線の各側にある形状地点用の形状地点
データに関する個別のセットを含んでいる。中線の各側
の車線が形状地点データの別々のセットで表される場
合、車線の各グループの形状地点は、車線が関連する車
線のグル−プのセンターラインに沿って位置している。
図6に示される例では、中線の各側に3つの車線があ
る。道路区分211の形状地点は、中線の各側における
中央車線の中心に沿って位置する。形状地点データを記
憶するには、かなりのデータ記憶容量を必要とすること
が認識できる。記憶すべきデータ量を最小にするため、
様々なデータ圧縮手段を使うことができる。
【0028】(III)データ収集システム 道路の位置と他の地理的特徴を表すために地理的データ
ベース100で使われるデータは、複数のプロセスを通
じて得られた結果である。図7に示す実施形態によれ
ば、これらのプロセスは収集プロセス300と形状地点
作成プロセス301とを含んでいる。これらのプロセス
300及び301は、以下に詳述する様な装置とプログ
ラムとを使って実行することができる。装置とプログラ
ムとを使用する者は、割当範囲及び/又はフィールドオ
フィスの調査者でも、又は代りにどこか他の所にいる技
術者であってもよい。
【0029】データ収集プロセス300の第一段階30
2には、道路位置と形状データとを得るために道路に沿
ってデータ取得装置を搭載した車両を運転することが含
まれている。図8は、車両304に取り付けられたデー
タ取得装置303の実施形態の構成要素を示す。図8に
示す様に、車両304に取り付けられた装置303は、
ポジショニングシステム306を含んでいる。車両30
4を道路に沿って運転した時、ポジショニングシステム
306を使って車両304の地理的座標を得る。図8に
示す様に、ポジショニングシステム306は、GPSシ
ステム構成要素307と慣性センサー構成要素308と
の両方を含んでいる。GPSシステム構成要素307
は、GPS衛星信号を使って車両304の地理的座標を
得る。慣性センサー構成要素308は、車両加速度、速
度、移動距離を示すデータを含む、3次元での車両30
4の相対的移動を示すデータを得る。これらのデータか
ら相対的な地理的座標を求めることができる。
【0030】車両304には、携帯型コンピュータ30
9も含まれている。携帯型コンピュータ309には、デ
ータ取得プログラム310がインストールされる。一実
施形態の場合、GPSシステム構成要素307、慣性セ
ンサー構成要素308、携帯型コンピュータ309は互
いに接続され、GPSシステム構成要素307と慣性セ
ンサー構成要素308とによって得たデータを、携帯型
コンピュータのハードドライブに記憶できるようにして
いる。(一代替実施形態では、第二次GPSシステムを
使うことができる。第二次GPSシステムは、第一次G
PSシステム構成要素307の収集データと慣性センサ
ー構成要素308の収集データの間に相関関係を作るこ
とができるように、GPS衛星タイムスタンプデータを
取得する。)
【0031】一実施形態では、GPSシステム構成要素
307は、アシュテック社が製造したDGPS装置を含
んでいる。市販入手可能な他の適切なシステムとして
は、ガーミン社、トリンブル社、サトロック社製のもの
がある。慣性センサー構成要素としては、(ニュージャ
ージー州の)KVHインダストリ社が製造したジャイロ
スコープ装置が挙げられる。代りに、ジャイロスコープ
と加速度計を組み合わせた装置を使うことができる。携
帯型コンピュータは、ペンティアム(登録商標)II互換
型のノート型コンピュータとすることができる。他の製
造業者の適切な装置を使うこともできる。DGPSデー
タを収集するための一プロセスは、1997年4月11
日出願の同時係属出願番号第08/834,652号に
説明されており、その全開示事項をここに援用する。
【0032】図9に、道路位置データを取得するため道
路305に沿って運転される車両304を示す。好適実
施形態の場合、車両304は、道路のセンターラインに
対して一貫した既知の位置で運転される。例えば車両3
04は、可能な時は何時でも道路の最も右側車線の中央
で運転される。(左側通行の国の場合、車両は最も左側
車線の中央で運転されることになる。)車両304が道
路305に沿って運転されると、車両304のデータ取
得プログラム310(図8)は、センサーが出力したデ
ータを取得する(図7の段階312)。これらのデータ
を「未処理のセンサーデータ」と呼ぶ。未処理のセンサ
ーデータには、データを出力するセンサーの種類に左右
される異種類のデータが含まれている。GPS構成要素
307は、特定の瞬間における地理的座標を示すデータ
を提供する。慣性センサー構成要素308は、特定の瞬
間における車両加速度を示すデータを提供する。
【0033】センサー構成要素は、データを一定又は不
規則な間隔で出力する。更に異なるセンサー構成要素
は、データを異なる割合で出力してもよい。例えば、G
PSシステム構成要素307が1秒毎にデータを出力す
るのに対し、慣性システム構成要素308は、0.1秒
毎にデータを出力するようなことがあってもよい。デー
タ取得プログラム310は、異なるセンサー構成要素か
ら未処理センサーデータを取得し、未処理センサーデー
タを記憶する。データ取得プログラムが記憶するデータ
の各項目は、データがいつ得られたかを示すタイムスタ
ンプ又は他の方法による年代順識別と関連付けられる。
【0034】図9は、車両304が運転される道路30
5に沿って伸びる複数の位置を、Xのラベルを付けて示
している。ラベル付きの各位置は、車両304が道路3
05に沿って運転された時に車両304の位置を示すポ
ジショニングシステム306からデータ取得プログラム
310が一つの未処理センサーデータを取得したことに
対応する。様々な理由のために、ポジショニングシステ
ム306が取得したデータは、データが取得された瞬間
における車両の真の位置を示していないこともある。こ
れらの理由の幾つかとして、GPS信号干渉、センサー
ドリフト、キャリブレーションのエラー等を挙げること
ができる。
【0035】車両位置を示すデータを取得することに加
え、車両が道路305に沿って運転される時には追加デ
ータが収集される。例えば、車両が運転されている時
に、道路の車線数が記録される。車線幅も記録される。
道路標識情報も、道路に沿って置かれた道路標識の位置
と共に記録される。道路に沿った対象地点の位置を記し
てもよい。追加タイプの記録情報は、制限速度、住所範
囲、通りの名前、道路のタイプ(例えば、高速道路、横
道等)、道路表面等である。このような情報の幾つか
は、自動的に又は調査者による入力を使って記録するこ
とができる。データ取得プログラム310には、これら
タイプの情報の一部又は全てに音声コマンドを使うか、
又はキーボード及び/又はポインティング装置入力を使
ってセーブできるようにしたルーチンが含まれていても
よい。データ取得プログラム310が音声コマンドを使
ってデータ入力をサポートする場合、データ取得装置3
03には、マイクロフォン、スピーカ、音声認識ソフト
ウエアのような適切なハードウエアとソフトウエアが含
まれる。データ取得プログラム310の音声コマンドの
特徴は、1999年7月17日出願の番号第09/33
5、122号「地理的データベース用のデータを収集す
るために音声コマンドを使う方法とシステム」と題する
同時係属特許出願に説明されているものと似ているか又
は同一であってもよく、その全開示事項をここに援用す
る。代りに、これらタイプの情報の一部又は全てを、地
図又は書込式帳簿を使って記録することができる。
【0036】運転中の車両位置に関するデータを得るこ
とに加え、追加データを車両にある他のセンサーによっ
て取得する。これらの他のセンサーは、車両の進行方向
と速度に関するデータを得る。これらのタイプの情報
は、車両位置データと関連付けされて、データ取得プロ
グラム310を使ってデータとして記憶される。更に、
車両はカメラを装備することができる。車両運転中に車
両の前部、横及び/又は後部の写真を撮るためにカメラ
を搭載することもできる。カメラは(50メートル毎又
はそれより頻繁に)一定の間隔で写真を撮影する。写真
は、データ取得プログラムのルーチンを使って、車両位
置データに関連付けされた写真の位置及びデータとして
記憶することができる。
【0037】図10は、車両位置を示す未処理のセンサ
ーデータが得られた一つの道路305に沿った一部分の
拡大図を示す。図10に示す様に、未処理のセンサーデ
ータは、少なくとも二つのタイプのデータを含んでい
る。一タイプの未処理のセンサーデータは、GPSの未
処理のセンサーデータである。GPSの未処理のセンサ
ーデータはポジショニングシステム306のGPSシス
テム構成要素307により得られる。第二タイプの未処
理のセンサーデータは、慣性システム未処理のセンサー
データである。慣性システムの未処理のセンサーデータ
はポジショニングシステム306の慣性システム構成要
素308により得られる。GPSデータと慣性システム
データを異なる割合で取得してもよいことに注目された
い。従って、これらタイプの1つのデータを、他のタイ
プのデータよりも、多くすることができる。例えば、慣
性システムデータを0.1秒毎に得て、GPSデータを
1秒毎に得ることができる。(図10は、二つの異なる
種類の未処理のセンサーデータを示すが、二つ以上の異
なる種類とすることができる。例えば、コンパス示度、
オドメータ示度、速度パルス示度等のような他のタイプ
のセンサー構成要素により得られる他の種類のセンサー
データとすることができる。これらの様々なセンサー構
成要素の各々は、異なる割合でデータを取得することが
できる。)
【0038】図7に戻ると、道路網の一部について未処
理のセンサーデータを取得して、車両に置かれた携帯型
コンピュータ308のハードドライブのようなデータ記
憶装置にセーブした後、ポスト処理段階を未処理のセン
サーデータに対して実行する。これらのポスト処理段階
は、コンピュータにインストールされたプログラム(図
1のコンピュータ121にインストールされたプログラ
ム122のような)を使ってフィールドオフィスで実行
される。例えば、これらの段階の一つは、必要ならば、
車両が運転されている間に取得されたGPSデータを、
DGPS補正を使ってポスト処理する段階を含んでいる
(段階319)。慣性システムデータの場合、これらの
ポスト処理段階の一つには、加速度データから地理的座
標を求める段階が含まれている(段階317)。
【0039】次の段階は、ポスト処理された未処理のセ
ンサーデータを融合することである(段階320)。ポ
スト処理された未処理のセンサーデータは、フィールド
オフィスに置かれている(図1のコンピュータ121の
ような)コンピュータにインストールされたプログラム
を使って融合される。未処理のセンサーデータを融合す
るプログラムは、フィールドオフィスにあるワークステ
ーション・コンピュータ121の一つにインストールさ
れたプログラム122内に含むことができる。代りに、
融合段階を別の場所にあるコンピュータにインストール
されたプログラムを使って実行することができる。
【0040】融合段階320を図11で説明する。図1
1は、図10からの未処理のセンサーデータを示し、未
処理のGPSデータと未処理の慣性センサーデータを含
んでいる。融合プロセスにおいて、これらのデータエン
トリの各々は、別のタイプのデータを考慮することによ
り変更される。例えば、二つの未処理GPSセンサーデ
ータ示度の間で得られた各未処理の慣性センサー示度
を、未処理の慣性センサー示度が得られる前後の二つの
未処理GPSセンサーデータ示度により調節する(即
ち、緯度、経度、及び随意で変更された標高)。更に、
未処理の各慣性センサー示度を、未処理の慣性センサー
示度が得られる前、間、後の曲率データにより調節して
もよい。同様に、各未処理のGPSセンサー示度を、G
PSデータが得られる前後の未処理の慣性センサーデー
タ示度を考慮して、変更することもできる。また、各未
処理のGPSセンサー示度を、未処理のGPSセンサー
示度が得られる前、間、後の曲率データにより調節する
ことができる。この融合段階の結果、各未処理の慣性セ
ンサーデータ示度と各未処理のGPSセンサー示度は、
融合されたセンサー示度を作りながら融合される。融合
された各センサー示度は、同じ構成要素、例えば(標高
を含む)地理的座標、曲率、勾配を含んでいる。
【0041】図7では、一実施形態の場合、融合段階
後、融合されたデータを平滑化する(段階330)。平
滑化段階330は、融合段階を実行した同じコンピュー
タ(即ち、図1のコンピュータ121)のプログラムに
よって実行できるが、代りに平滑化段階を異なるコンピ
ュータで実行することもできる。平滑化段階を実行する
プログラムは、フィールドオフィスのワークステーショ
ン・コンピュータ121の一つにインストールされたプ
ログラム122内に含まれている。平滑化段階330を
図124で説明する。データ点を平滑化するプログラ
ム、手法、アルゴリズムは既知である。平滑化を実行す
る一方法では、3次方程式への当てはめを行う最小二乗
法が使われる。平滑化を実行する別の方法では、カルマ
ン・フィルターが使われる。カルマン・フィルター手法
では、地点を如何にして滑らかにするかを決めるため
に、個別のセンサーの誤差許容差に重みをつける。図1
2は、融合されたデータ示度により表される位置を示
す。平滑化アルゴリズムを使うと、融合されたデータ地
点は滑らかになる。平滑化処理により、複数の(即ち、
一つ又はそれ以上)平滑化されたデータ地点を得る。一
実施形態では、融合された各データ地点は、結果的に一
つの平滑化されたデータ地点となる。代替実施形態で
は、融合段階320と平滑化段階330を結合して単一
の融合平滑化段階とし、データに対して同時に実行され
る。
【0042】融合されたデータを平滑化した後、次の段
階では異常値を取り除く。異常値の除去は、データ収集
プロセスの幾つかの代替実施形態では省略してもよい随
意的な段階である(図7の300)。図7では、異常値
の除去には、異常値を識別する段階(段階340)と、
異常値を取り除く(段階350)段階が含まれている。
異常値識別段階340と異常値除去段階350とは、融
合段階320と平滑化段階330とを実行した同じコン
ピュータで実行できるが、代りとして、異常値識別と除
去段階とを異なるコンピュータで実行してもよい。異常
値を識別し、次に、異常値を除去する段階を実行するプ
ログラムは、フィールドオフィスのワークステーション
・コンピュータ121の一つにインストールされたプロ
グラム122内に含まれている。
【0043】異常値識別段階340と除去段階350と
を、図13及び14で説明する。図13は、平滑化され
たデータ地点を求めるために使われた融合されたセンサ
ーデータ地点と共に、図12の平滑化されたデータ地点
を示している。異常値識別プロセス340では、融合さ
れた各データ地点は、融合により求まる平滑化されたデ
ータ地点に対して評価される。様々な種類の評価を行っ
てもよい。使われる一評価方法は、融合された各データ
地点と融合により求まる平滑化されたデータ地点の間の
距離を決定することである。平滑化された各データ地点
では、この距離を適合性のある閾値距離と比較する。融
合されたデータ地点と融合により求まる平滑化されたデ
ータ地点との間の距離が閾値距離を超える場合、融合さ
れたデータ地点は異常値として識別される。図13は、
融合されたデータ地点から融合により求まる平滑化され
たデータ地点への距離が閾値距離を超えるため、異常値
として識別された融合されたデータ地点を示している。
異常値識別プロセス340を使って、融合されたデータ
地点に含まれている全ての異常値を識別することができ
る。
【0044】図7に戻ると、融合されたデータにおける
未処理のセット中の異常値を識別した後、異常値を除
き、それにより異常値を除く融合されたデータの新しい
セットを作る(段階350)。融合されたデータのこの
新しいセットを、再び平滑化する。一実施形態のでは、
融合されたデータを最初に平滑化するために使ったのと
同じ平滑化アルゴリズムが再度使われる(段階33
0)。代りに、異常値を除いて融合されたデータの新し
いセットを、別の平滑化アルゴリズムを使って平滑化し
てもよい。図14は、融合されたデータの新しいセット
への平滑化アルゴリズムの適用を示す。図14に示す様
に、図13で識別された異常値は除かれている。平滑化
アルゴリズムを、残っている融合されたデータ地点に適
用する。異常値は除かれているため、融合されたデータ
地点へ平滑化アルゴリズムを適用して結果的に生じる新
しい平滑化曲線は、以前の平滑化された曲線に取って代
わることができる。同様に、新しい平滑化曲線に沿って
並んでいる平滑化されたデータ地点の新しいセットが、
対応する未処理の平滑化されたデータ地点に取って代わ
る。(新しい平滑化曲線は、識別された異常値に対応す
る平滑化されたデータ地点を含まないことに注目された
い。)
【0045】異常値を識別し除く段階(段階340と3
59)を一度以上実行することができる。例えば、平滑
化されたデータの新しいセットを準備した後、異常値
を、残っている融合された各データ地点が対応する新し
い平滑化されたデータ地点に対する移動距離を評価する
方法によって、再度識別することができる。この評価を
する場合、以前に使った閾値距離と同じ閾値距離を使う
が、代りとして別の閾値距離を使うことができる。異常
値除去段階(段階340と350)の実行回数は、種々
の要求に対して適合性がある。代替として異常値段階
を、所定の距離閾値を使用して異常値が識別されなくな
るまで実行することができる。
【0046】(IV)地理的データベースのための形状地
点データの自動生成 (A)自動形状地点選択 図7では、融合されたデータを一回又は数回平滑化した
後、結果的に出来上がる平滑化された融合データのセッ
トは、地理的データベースの第一次コピー100(図
1)用の形状地点データを作るために形状地点作成プロ
セス301により使われる。これらのプロセス301の
一つは、どの融合され平滑化されたデータを、形状地点
を作るために使うかを自動的に選択することである(段
階398)。形状地点を自動選択する段階398は、自
動形状地点生成プログラム400により実行されるが、
同プログラムの構成要素の幾つかを図15に示す。形状
地点生成プログラム400は、フィールドオフィスに置
かれた一つ又はそれ以上のワークステーション・コンピ
ュータ121にインストールされたプログラム122内
に含まれている。代りに、形状地点生成プログラム40
0は、道路位置データを収集するために使われるコンピ
ュータ308(図8)のような別のコンピュータにイン
ストールすることができる。
【0047】図15は、自動形状地点生成プログラム4
00の実施形態が実行する構成要素段階を示す。自動形
状地点生成プログラム400が実行する段階は、地理的
データベースのマスターコピー100(図1)用の平滑
化された融合データから形状地点データを作るために使
われるプロセスの一部(図7の301)である。形状地
点生成プログラム400が実行する第一段階(段階41
0)は、データ収集プロセス300から平滑化された融
合データを受信することである。未処理データを融合し
平滑化する段階の実行に使われる同一コンピュータに、
形状地点生成プログラム400がインストールされてい
る場合、この受信段階は、既にコンピュータに記憶され
たファイルを読む段階を含んでいる。形状地点生成プロ
グラム400が実行する別の段階(段階420)は、入
力パラメータ426を受信することである。これらの入
力パラメータ426は、二つの方法で形状地点生成プロ
グラム400に提供される。一つの方法は、精度レベル
を規定することである。精度レベルを距離として規定す
ることができる。例えば、精度レベルを1メートル、5
メートル、0.5メートル等に規定する。
【0048】規定すべき精度レベルを決定する方法は様
々である。一実施形態では、精度レベルを、地理的デー
タベースの第一次コピーからの派生データベース製品の
使用が予想されているアプリケーションに基づいて決め
る。最大精度が必要なアプリケーションを識別する。次
に、このアプリケーションに必要な精度に一致する精度
レベルを規定する。例えば、(障害物の警告と回避、カ
ーブ警告、先進クルーズコントロール、ヘッドライト照
準合わせ等の)自動車両制御アプリケーションに最大精
度が必要な場合、次にマスターコピー用の精度レベル
を、これらの自動車両制御アプリケーションに必要な精
度レベルと少なくとも同程度の正確さに規定する。
【0049】一実施形態では、高レベルの精度が必要な
アプリケーションの場合、約3mと5mの間の数値を規
定する。より高レベルの精度が必要なアプリケーション
の場合には、約1mと3mの間の数値を規定する。高レ
ベルの精度が必要なアプリケーションでは、1m以下の
精度レベル(例えば、0.5m)を規定する。より低い
精度しか必要でないアプリケーションでは、5m以上の
精度レベルを規定する。
【0050】本実施形態により、自動形状地点生成プロ
グラム用に規定される精度レベルは、二つの構成要素、
平面許容差成分と垂直許容差成分を含んでいる。平面許
容差成分は、地理的データベースの精度レベルを水平方
向に(即ち緯度と経度のような地球表面に対する平面内
で)定義するために使われる。垂直許容差成分は、地理
的データベースの精度レベルを垂直方向に(即ち、標
高)定義するために使われる。平面許容差成分と垂直許
容差成分は、同一の値(例えば「1m」)に設定しても
よく、また、異なる数値(例えば、平面成分を「1
m」、垂直成分を「5m」)に設定することができる。
(代りに、平面許容差及び/又は垂直許容差を、絶対値
でなく相対値で規定することができる。例えば、平面許
容差及び/又は垂直許容差をそれぞれ10%、15%と
規定することができる。)
【0051】入力パラメータを提供する代替方法は、所
定入力のタイプを規定することである。これらタイプの
所定入力の幾つかは、適切なパラメータを一貫して選択
するのを容易にすることを目的としている。これらのタ
イプの所定入力の例として以下のものを挙げることがで
きる。 (1)データベースタイプ 本タイプの入力は、形状地
点データの精度レベルを、形状データの提供を受ける地
理的データベースの使用が予想されるアプリケーション
のタイプに関連づける。本タイプの入力パラメータを使
うには、調査者は、「運転者サポート」又は「ナビゲー
ション関連」のようなデータベースアプリケーションの
タイプを規定する。以下に詳述する様に、データベース
アプリケーションのタイプが規定されると、データベー
スアプリケーションのタイプを精度レベルに関連づける
索引表(例えば下記の434)が使われる。こうして調
査者が「ナビゲーション」を入力すると「5m」の精度
レベルが規定される。調査者が「運転者サポート」と入
力すると「1m」の精度レベルが規定される。 (2)3次元のいずれかの次元における方向変化 この
入力パラメータは、3次元の何れかの次元において規定
された距離の変化がある時は、必ず形状地点を生成す
る。(代りに、この入力パラメータにより、3次元の何
れかの次元における相対的変化、例えば規定されたパー
セントの変化、がある時は必ず形状地点を生成するよう
に規定することができる。) (3)3次元を任意に組み合わせた方向における方向変
この入力パラメータは、3次元を任意に組み合わせ
た方向において規定された距離の変化がある時は必ず形
状地点を生成する。(代りに、この入力パラメータによ
り、3次元を任意に組み合わせた方向における相対的変
化、例えば規定されたパーセントの変化がある時は必ず
形状地点を生成するように規定してもよい。) (4)道路特徴 このタイプの入力は、形状地点データ
の精度レベルを道路の特徴に関連付ける。このタイプの
入力パラメータを使うには、道路特徴を精度レベルに関
連付ける索引表(例えば434)を使う。従って、道路
が「高速道路」と見なされると、一定レベルの精度が使
われる(例えば、1m)。道路が「横道」と見なされる
と、別の精度レベル(例えば、5m)が使われる。使わ
れる可能性のある他の道路特徴は、車線数、制限速度、
表面(例えば舗装、砂利)等を挙げることができる。 (5)地理的範囲 このタイプの入力は、形状地点デー
タの精度レベルを道路が位置する市、州、国等に関連付
ける。このタイプの入力パラメータを使うには、位置を
精度レベルに関連付ける索引表(例えば、434)を使
う。従って、未編成の範囲に道路が位置する場合、道路
が地方自治体に位置する場合以外という別の精度レベル
が使われる。
【0052】これらパラメータ426の一つ又はそれ以
上を、形状地点生成プログラム400に規定してもよ
い。これらパラメータの一つが規定されていない場合、
形状地点生成プログラム400はデフォルト値が使われ
る。入力パラメータ426が受信された後、これらパラ
メータの幾つかを数値に一致させる(段階430)。索
引表434はこの目的に使われる。索引表434は、規
定されたパラメータエントリに関連付けられた精度数値
を含んでいる。例えば、「55mph」の制限速度エン
トリ値は、「1メートル」の方向変化の値に対応してい
てもよい。
【0053】結果的にでき上がる地理的データベース用
に所要レベルの精度を規定した後、形状地点生成プログ
ラム400により、平滑化された融合データに対し形状
地点生成アルゴリズムを実行する(段階440)。形状
地点生成アルゴリズムは、平滑化された融合道路位置デ
ータのどれを捨てるべきかを決定する。平滑化された融
合道路位置データで捨てられたものは、地理的データベ
ース用に所要レベルの精度を提供するのには不必要であ
る。平滑化された融合道路位置データで捨てられなかっ
たものが、地理的データベースの形状地点データを作る
ために使われる。平滑化された融合道路位置データで捨
てられなかったものは、地理的データベースに所要レベ
ルの精度を提供するのに必要である。
【0054】形状地点生成アルゴリズムは道路区分毎に
適用される。従って、形状地点生成アルゴリズムでは、
一つの道路区分に関してどの融合データ地点を捨てるべ
きかを決めた後に、次の道路区分に関してどの融合デー
タ地点を捨てるべきかを決める。従って、最初の段階で
は、道路区分の端点の節点に対応する融合データ地点が
決められる。図5で述べたように、道路区分のデータベ
ース表現では、道路区分の各端の端点(即ち、節点)の
位置を示すために、データ属性が記憶される。故に形状
地点生成アルゴリズムのプロセスの一部として、表され
ている道路区分の端点に最も近い二つの融合データ地点
が識別され、この二つの融合データ地点を、道路区分の
端点にある節点を示すために使われているものとして表
示する。(この二つの融合データ地点には、捨てる印を
付けない。)
【0055】道路区分の端点に対応する融合データ地点
を識別した後、形状地点生成アルゴリズムにより、これ
らの端点の間に位置する融合データ地点のどれを捨てる
ことができるかを決める。形状地点生成アルゴリズム
は、一連の評価を提供する。形状地点生成アルゴリズム
は一般に、評価されるデータ地点に対応する形状地点が
データベースに含まれる様に、平滑化された各融合デー
タ地点が以前のデータ地点から生成された直線から十分
に外れているか否かを評価する。表されている道路区分
に沿って位置する全ての融合データ地点が評価されるま
で、評価プロセスを続ける。
【0056】平滑化された融合データのどれを捨てるか
を決めるために形状地点生成アルゴリズムで用いたプロ
セスを、図16A−16Eで説明する。図16A−16
Eは、一連の平滑化された融合データ地点455へ形状
地点生成アルゴリズムを適用する様子を示す。図16A
のデータ地点455は、データ収集プロセス300(図
7)の出力により提供されたデータ地点である。これら
のデータ地点455は、車両を道路に沿って運転する時
の車両進路を表している(実行した場合、平滑化後)の
で、図16Aのデータ地点は車両が運転された道路の形
状を描く。
【0057】図16Aの地点の一つを、表されている道
路の直線近似の出発点として選択する。一実施形態で
は、出発点として選ばれた地点は、道路区分の端点の節
点と一致する。図16Aでは、第一地点を出発点として
選ぶ。出発点から(即ち、第一地点)、直線を第一地点
と第三地点の間で決め、中間(即ち、第二)地点をスキ
ップする。第一と第三データ地点を結ぶ直線は、道路形
状を提案する近似値を表している。ここに提案された道
路形状の近似値を形状地点生成アルゴリズムにより評価
し、道路の精度用に規定された基準(段階420から)
をこの近似値が満たすか否かを決める。この評価には、
第一及び第三地点を結ぶ直線と中間地点との間の距離を
求める段階と、次にこの距離を閾値距離と比較する段階
とが含まれている。(この距離は、最短距離として計算
されるので、第一及び第三地点を結ぶ直線に垂直な線に
沿った距離である。)閾値距離は(上記の様に)種々の
要求に対して適合性があり、地理的データベースの精度
のレベルを規定するために使われる入力パラメータ42
6により規定されるか又は求められる。
【0058】図16Aでは、第一及び第三地点を結ぶ線
と中間地点との間の距離は、閾値距離より短い。第一及
び第三地点を結ぶ線と中間地点との間の距離が閾値距離
より短い場合、捨てる印を中間地点に付けることができ
る。次に、形状地点生成アルゴリズムは、一連のデータ
地点455における次のデータ地点を調べ始める。図1
6Bでは、形状地点生成アルゴリズムは、第一データ地
点及び第四データ地点の間の直線を計算し、中間データ
地点(即ち、第二と第三データ地点)をスキップする。
第一及び第四データ地点を結ぶ直線と第二データ地点と
の間の距離を求め、閾値距離と比較する。更に、第一及
び第四データ地点を結ぶ直線と第三データ地点との間の
距離を求め、閾値距離と比較する。図16Bでは、これ
らの距離のどちらも閾値距離より長くない。従って、捨
てる印を第三データ地点に付けることができる。次に、
形状地点生成アルゴリズムは連続する次のデータ地点を
調べ始める。
【0059】図16Cでは、形状地点生成アルゴリズム
は、第一データ地点と第五データ地点との間の直線を計
算する。前述の様に、各中間データ地点と直線との間の
距離を求める。この場合、第二、第三、第四データ地点
から直線への距離を求める。これらの各距離を、閾値距
離と比較する。前述の様に、これらの距離がいずれも閾
値距離を越えない場合、捨てる印を第四データ地点に付
けることができ、次のデータ地点が評価されることにな
り、この手順が続く。しかし図16Cでは、第一及び第
五データ地点を結ぶ直線と第三データ地点との間の直線
距離は、閾値距離を超える。中間データ地点の何れか一
つ(即ち、第二、第三又は第四)が第一及び第五地点を
結ぶ直線から閾値距離以上に離れている場合、道路の近
似値が表す直線では実際の道路の形状を十分に記述して
いない程度にまで、道路の経路は曲がっているという判
断が下される。従って、図16Dで示されている様に第
一及び第四データ地点を結ぶ直線が道路形状を十分近似
する様に直前の連続データ地点(即ちこの場合は第四デ
ータ地点)が必要であると判断される。(中間データ地
点、即ち第二及び第三のどちらのデータ地点も近似直線
から距離閾値以上に離れていない様にするため、第四デ
ータ地点が必要である。)従って、第四データ地点は必
要と判断されるため、第四データ地点は最重要の形状地
点として選ばれる。(以下に述べる様に、データ地点
は、自動センターラインプログラム500により修正さ
れてもよいので、選ばれたデータ地点を「原始形状地
点」と呼ぶ。)第四データ地点及び第一データ地点は、
原始形状地点として印を付けられ、それらを原始形状地
点として選択したことを示すデータが記憶される。自動
形状地点生成プログラム400がフィールドオフィスの
コンピュータワークステーション121で実行されてい
る場合、原始形状地点としてこれらの地点の状態を示す
データを、コンピュータのハードドライブに記憶しても
よい。代替実施形態では、原始形状地点を分離し、別の
ファイル及び/又は別のデータ記憶装置640に記憶し
てもよい。
【0060】図16Dの第二及び第三データ地点には、
捨てる印を付ける。これは、第二及び第三データ地点を
表すデータが、地理的データベース100の形状地点デ
ータの作成で使われないことを意味する。これらのデー
タ地点が捨てられた状態を示すデータは記憶される。第
四データ地点を原始形状地点として選んだ後、第四デー
タ地点を、道路形状の新しい直線近似の出発端として使
う。これを示すのが図16Eである。第四データ地点及
び第六データ地点を結ぶ直線を描き、中間データ地点、
即ち第五データ地点をスキップする。前述の様に、第四
データ地点及び第六データ地点の間の直線近似と中間デ
ータ地点(即ち、第五データ地点)との間との距離を、
閾値距離と比較する。距離が閾値距離を超える場合、第
五データ地点は原始形状地点として選ばれる。他方、第
四データ地点及び第六データ地点を結ぶ直線と第五デー
タ地点との間の距離が閾値を超えない場合、直線近似が
第四データ地点及び第七データ地点の間で計算され、こ
の手順が続く。
【0061】上記プロセスを使って、道路区分に沿った
全ての融合データ地点を評価する。道路区分の遠くの端
にある節点に対応する融合データ地点に出会った時、区
分に沿った全ての融合データ地点が評価されることにな
る。上記の様に、道路区分の遠くの端に位置する融合デ
ータ地点に関連するデータは、結果的に出来上がるデー
タベースの道路区分の節点を示すために使われる。ま
た、この融合データ地点は、次の区分の出発端で節点を
作るために使われる。従って、形状地点生成アルゴリズ
ムは、この融合データ地点を、次の道路区分に沿った融
合データ地点を評価するための出発地点として使う。次
の区分に沿った融合データ地点は、前の区分で融合デー
タ地点を評価したのと同じ方法で評価される。この方法
で、全ての道路区分に沿った全ての融合データ地点を評
価する。
【0062】全ての道路区分の融合データ地点が評価さ
れたので、「原始形状地点」として選ばれたデータ地点
と、これらの地点を原始形状地点の状態として示すデー
タとがデータ記憶装置460に記憶される。
【0063】図16Dに戻ると、図16Dの第二と第三
データ地点には、捨てる印を付けると先に述べた。第二
及び第三データ地点を表すデータは、地理的データベー
ス100の形状地点データの作成には使われないが、実
際には捨てなくともよい。代りに、(捨てられたデータ
地点を含む平滑化された融合データの残りと共に)第二
及び第三データ地点はデータアーカイブ466に記憶さ
れる。データアーカイブ466にあるデータは、異なる
レベルの精度を有する他のデータベースを作るために後
日使われる。例えば、より高い精度のデータベースが後
に必要な場合、異なるより短い閾値距離を形状地点生成
プログラム400で規定することになる。その場合、デ
ータアーカイブ466に記憶されている、平滑化された
融合データを再度使用し、形状地点生成プログラム40
0を実行することになる。より短い距離閾値で実行する
場合、形状地点生成プログラムが再度実行される時に
は、最初の時に捨てる印を付けられた平滑化された融合
データ地点の幾つかは原始形状地点として選ばれること
になる。(同様に、最初の時に選ばれた融合データ地点
の幾つかは、2回目は選ばれないことがある。)
【0064】形状地点生成アルゴリズムの一実施形態で
は、道路区分の遠くの端に位置する最後の融合されたデ
ータ地点に出会った場合、図16A−16Eに述べたプ
ロセスに対し例外的処理が行われる。上記の様に、道路
区分の遠くの端に位置する最後の融合データ地点は区分
の節点を作るために使われる。従って、(区分の遠くの
節点に対応する)この融合データ地点は、原始形状地点
として決められた直前の融合データ地点に対してどれ位
近くに位置するかとは無関係に、地理的データベースに
含まれることになる。道路区分の遠くの端にある節点に
対応する融合データ地点が、直前に原始形状地点として
決められた融合データ地点の比較的近くにあるいうこと
は起こり得るのである。これが起こる場合、形状地点生
成アルゴリズムにより平衡処理が実行される。この平衡
処理により、新しい融合形状地点が最終地点直前の原始
形状地点として選択される。新しい融合データ地点が、
最終地点の直前における二つの原始形状地点間の距離に
関するバランスを取るために選ばれる。このバランス段
階を実行するために、遠くの節点における前の(形状地
点生成アルゴリズムにより実行された評価で決まった)
二番目に近い原始形状地点を識別する。次に、この地点
と端点との間にある(捨てる印を既に付けられた如何な
る融合データ地点も含む)全ての融合データ地点を評価
する。二番目に近い原始形状地点と端点との間のほぼ真
ん中に位置するデータ地点を識別する。
【0065】図16A−16Eに述べたプロセスは精度
レベルの平面成分に関係している。垂直成分について
は、各融合データ地点を評価する時に、別のテストを実
行する。各融合データ地点が評価された時、標高変化
を、原始形状地点として選ばれた以前の融合データ地点
の標高に対して計算する。標高変化が規定された精度レ
ベルの垂直成分より大きい場合、二つの原始形状地点間
での標高変化が規定された精度のレベルの垂直成分を超
えない様に直前の融合データ地点が原始形状地点として
選ばれる。
【0066】捨てる形状データを選ぶための代替プロセ
融合データ地点が曲率方向の逆転する道路を示す場合、
代替プロセスを使うことができる。(S型道路は、曲率
方向が逆転する道路の例である。)道路の曲率が逆転す
る場合、図16A−16Eに述べたプロセスは融合デー
タ地点のどれを捨てるべきかを選ぶのに使うことができ
る。しかし、融合データ地点が曲率方向の逆転する道路
を示す場合、図16A−16Eに述べたプロセスを変更
する事が状況によっては好ましい。曲率方向の逆転が起
こる道路をデータ表示する場合、曲率方向が逆転する地
点をできるだけ近くで識別するのが好ましい。従って、
たとえ原始形状地点として選ばれる筈でなかったにせ
よ、曲率方向が逆転する位置に最も近い融合データ地点
を原始形状地点として選ぶことが好ましい。
【0067】この代替プロセスをどう適用するかについ
て例を図17A−17Eに示す。図17Aは、一連の融
合データ地点456を示す。これらの融合データ地点は
S型経路をたどる。図16A−16Eに述べた実施形態
の様に、図17Aの地点の一つを、表された道路の直線
近似値の出発点として選ぶ。出発点(即ち、第一地点)
から、第一地点及び第三地点の間で直線を決定し、中間
(即ち、第二)地点をスキップする。第一及び第三デー
タ地点を結ぶ直線は道路形状の近似値を表しており、道
路の精度用に規定された規準を近似値が満たすか否かを
決める評価が行われる。前述プロセスの様に、この評価
には、第一及び第三地点を結ぶ直線と中間地点との間の
距離を求める段階と、次にこの距離を閾値距離と比較す
る段階が含まれている。第一及び第三地点を結ぶ線と中
間地点との間の距離が閾値より短い場合、連続する次の
地点を評価する。
【0068】図17Bは、第一及び第四地点を結ぶ直線
を示す。この実施形態の形状地点生成アルゴリズムは、
第一及び第四地点を結ぶ直線と両中間地点(即ち、第二
と第三地点)との間の距離を評価する。図17Bでは、
これらの距離のどちらも閾値距離より長くない。形状地
点生成アルゴリズムは、連続する次のデータ地点を調べ
始める。図17Cでは、形状地点生成アルゴリズムは、
第一データ地点及び第五データ地点の間の直線を計算す
る。図17Cでは、第三及び第四データ地点が第一及び
第五データ地点を結ぶ直線の反対側にあることに注目さ
れたい。前述の様に、各中間データ地点(即ち、第二、
第三、第四地点)と直線の間の距離を求める。これらの
各距離を閾値距離と比較する。前述の様に、これらの距
離のどれも閾値距離を超えない場合、次のデータ地点を
評価し、この手順が続く。しかし図17Cでは、第一及
び第五データ地点を結ぶ直線と第四データ地点との間の
直線距離が距離閾値を超えている。中間データ地点の何
れか一つが第一及び第五地点を結ぶ直線から閾値距離以
上に離れている場合、道路の近似値が表す直線では実際
の道路の形状を十分に記述していない程度にまで、道路
の経路は曲がっているという判断が下される。従って、
曲率が変化する地点(即ち、この場合、第三データ地
点)は、図17Dに示す様に「原始」形状地点として選
ばれる。第三データ地点及び第一データ地点は、原始形
状地点として印を付けられ、それらを選択原始形状地点
として選んだことを示すデータが記憶される。図17D
の第二データ地点には、以前の実施形態で説明した様に
捨てる印を付ける。
【0069】第三データ地点を原始形状地点として選ん
だ後、第三データ地点を道路形状の新しい直線近似値の
出発端として使う。これを図17Eに示す。第三データ
地点及び第五データ地点を結ぶ直線を描き、中間データ
地点、即ち第四データ地点をスキップする。前述の様
に、第三データ地点及び第五データ地点の間の直線近似
と中間データ地点(即ち、第四データ地点)との間の距
離を閾値距離と比較する。距離が閾値距離を超える場
合、第四データ地点を原始形状地点として選ぶ。他方、
第三データ地点及び第五データ地点を結ぶ直線と第四デ
ータ地点との間の距離が閾値を超えない場合、直線近似
値が第三データ地点及び第六データ地点の間で計算さ
れ、この手順が続く。全ての平滑化された融合データ地
点を評価するまでこのプロセスを続ける。前述の様に、
地理的データベースの作成に使われないデータを、デー
タアーカイブに記憶させ、レベルの精度の違う他のデー
タベースを作るために後日使われる。図17A−17E
に述べたプロセスを、図16A−16Eに述べたプロセ
スの代りとして更には補足として使ってもよい。
【0070】捨てる形状データを選ぶための別の代替プ
ロセス 図16A−Eに述べたプロセスは、平滑化された融合デ
ータのどれを捨てるべきかを形状地点生成アルゴリズム
で決めるために使うことができる一方法である。代替プ
ロセスを図18A−18Eに述べる。図16A−16E
で述べたプロセスの様に、図18A−18Eに述べるプ
ロセスは、形状地点がデータベースに含まれる様にする
ため、平滑化された融合データ地点のどれが以前のデー
タ地点で生成した直線から十分に外れているかを決める
形状地点生成アルゴリズムを用いて一連の評価を行うこ
とを含んでいる。図18Aは、図16A−16Eで示し
た同じ一連の融合データ地点455を示す。図18Aの
地点の一つを、表された道路の直線近似値の出発点とし
て選ぶ。出発点(即ち、第一地点)から、直線を第一地
点及び第三地点の間で決め、中間(即ち、第二)地点を
スキップする。第一及び第三データ地点を結ぶ直線は、
道路形状の近似値を示し、規定された道路の精度用の規
準を近似値が満たすか否かを求めるために評価される。
図16A−16Eに述べたプロセスの様に、この評価に
は、第一及び第三地点を結ぶ直線と中間地点との間の距
離を求める段階と、次にこの距離を閾値距離と比較する
段階とが含まれている。第一及び第三地点を結ぶ線の間
と中間地点との距離が閾値距離より短い場合、連続する
次の地点が評価される。
【0071】図18Bは、第一及び第四地点を結ぶ直線
を示す。この実施形態の形状地点生成アルゴリズムは、
第一及び第四地点を結ぶ直線と両中間地点(即ち、第二
と第三地点)との間の距離を評価する。図18Bでは、
これらの距離のどちらも閾値距離より長くない。形状地
点生成アルゴリズムは、連続する次のデータ地点を調べ
始める。
【0072】図18Cでは、形状地点生成アルゴリズム
は、第一データ地点及び第五データ地点の間の直線を計
算する。前述の様に、各中間データ地点(即ち、第二、
第三、第四地点)と直線との間の距離を求める。これら
の各距離を閾値距離と比較する。前述の様に、これらの
距離のどれも閾値距離を超えない場合、次のデータ地点
を評価し、この手順が続く。しかし図18Cでは、第一
及び第五データ地点を結ぶ直線と第三データ地点との間
の直線距離が距離閾値を超える。中間データ地点の何れ
か一つが第一及び第五地点を結ぶ直線から閾値以上に離
れている場合、道路の近似値を示す直線が実際の道路形
状を十分に記さないほどに、道路の経路は曲がっている
という判断がなされる。従って、閾値距離を超える地点
(即ち、この場合は第三データ地点)は、図18Dに示
す様に「原始」形状地点として選ばれる。第三データ地
点及び第一データ地点は、原始形状地点として印を付け
られ、それらを原始形状地点として選んだことを示すデ
ータが記憶される。図18Dの第二データ地点には前述
の実施形態で説明された様に捨てる印を付ける。(複数
の中間地点が閾値距離を超える場合、これらの地点の第
一番目を原始形状地点として選ぶことになろう。)
【0073】第三データ地点を原始形状地点として選ん
だ後、第三データ地点を道路形状の新しい直線近似の出
発端として使う。これを図18Eに示す。第三データ地
点及び第五データ地点を結んで直線を描き、中間データ
地点、即ち第四データ地点をスキップする。前述の様
に、第三データ地点及び第五データ地点の間の直線近似
と中間データ地点(即ち、第四データ地点)との間の距
離を閾値距離と比較する。距離が閾値距離を超える場
合、第四データ地点を原始形状地点として選ぶ。他方、
第三データ地点及び第五データ地点を結ぶ直線と第四デ
ータ地点との間の距離が閾値を超えない場合、直線近似
を第三データ地点及び第六データ地点の間で計算し、同
じ手順が続く。全ての平滑化された融合データ地点を評
価するまで、このプロセスを続ける。
【0074】図16A−16Eに述べた様に、地理的デ
ータベースの作成に使われなかったデータを、データア
ーカイブに記憶し、異なるレベルの精度を持つ他のデー
タベースを作るために後日使われる。図16A−16E
と図18A−18Eで述べたプロセスを組み合わせて使
うことができる。これらの両プロセスを平滑化された未
処理のデータを収集したものに対して実行し、結果をサ
イズ、精度、滑らかさ等の関して比較する。特定可能な
規準に基づいて最良の結果を提供するプロセスが使われ
る。図18A−18Eに述べたプロセスを更に、図17
A−17Eに述べたプロセスと共に使うことができる。
代替実施形態では、これらプロセスの一つを、幾つかの
種類のデータベースに使うことができ、これらプロセス
の他のものを他の種類のデータベースに使うこともでき
る。別の代替例では、これらプロセスの二つが、同じデ
ータベースデータベースに対して使われる。例えば一つ
のプロセスを幾つかの地域又はタイプの道路に使い、他
のプロセスを他の地域又はタイプの道路に使うことがで
きる。
【0075】(B)形状地点データの作成−自動センタ
ーライン寄せ (1)センターラインへ寄せない場合 図7に戻ると、形状地点生成プログラム400により、
全ての融合データ地点を評価し、融合され平滑化された
データのどれを原始形状地点として使うかを決めた後、
原始形状地点は、地理的データベース100の形状地点
データを作るために使うことができる。一実施形態で
は、形状地点生成プログラム400により決まった原始
形状地点を、地理的データベース100で形状地点とし
て直接使う(図7の段階470と472)。選んだデー
タ地点を形状地点として直接使うには、データベース更
新プログラム474(図19に図示)を使用する。デー
タベース更新プログラム474は、(図1に示す様に)
フィールドオフィス118に位置するコンピュータワー
クステーション121の一つにインストールされる。代
りとして、データベース更新プログラム474は、道路
に沿って運転中にデータを収集するのに使う携帯型コン
ピュータ308のような別のコンピュータにインストー
ルされていてもよい。データベース更新プログラム47
4をインストールしたコンピュータには、メインコンピ
ュータ116とデータを交換するための通信網124へ
接続できる様に適切なハードウエアとソフトウエアが含
まれている。データベース更新プログラム474がイン
ストールされたコンピュータは、原始形状地点データと
して選択された融合され平滑化された形状地点データに
アクセスする。データベース更新プログラム474は、
1999年2月24日出願の番号第09/256,38
9号「地理的データベースを更新するためにデータを収
集するための方法とシステム」と題する同時係属特許出
願で述べられたプログラムと同様であり、その全開示事
項をここに援用する。
【0076】データベース更新プログラム474は、地
理的データベースのメインコピー100中の記録を追加
したり、変更したり、削除したりする。原始形状地点が
地理的データベースでまだ表されていない道路に関係す
る場合、データベース更新プログラム474は、これら
の道路を表すために地理的データベースのメインコピー
100に記憶される新しいデータ記録を作成する。原始
形状地点データは、データベースのメインコピー100
にこれらの道路を示すために作られた新しい記録に形状
地点データとして加えられる。原始形状地点が、地理的
データベースのメインコピー100のデータ記録により
既に表されている道路に関係する場合、データベース更
新プログラム474は、メインコピー100中の既存デ
ータ記録の変更を準備する。既存記録は変更され、形状
地点データとして原始形状地点が追加される。これらの
変更は通信網124を経由し地理的データベースの第一
次コピーに対して実行される。
【0077】(2)センターラインへ寄せる場合 好適実施形態では、自動形状地点生成プログラム400
により決められた原始状地点は、地理的データベースの
メインコピー100に形状地点データとして追加される
前に変更される。この実施形態では、自動形状地点生成
プログラム400により決められた原始形状地点は、表
された道路のセンターラインと一致する様に調整するこ
とにより、変更される(図7の段階470と498)。
このプロセス498を、自動センターラインプログラム
500により実行する。自動センターラインプログラム
500は、未処理のセンサーデータが収集されている時
の車両位置を考慮するために、原始形状地点の座標を変
更する。上記のようにデータ収集のために車両を運転す
る時(図7の段階302と312)、車両は路上を一貫
した既知の位置で運転される。上記の様に、車両304
は、最も右側の車線で運転されるのが好ましい。未処理
のセンサーデータを得る場合に車両は最も右側の車線を
運転されるため、(そこから求められた)平滑化された
融合データは最も右側の車線の位置を表す。しかし図4
−6で上記の様に、形状地点データが道路の形状を示す
ために記憶されている場合、形状地点データは、表され
た道路のセンターライン(又は、各方向の形状地点の個
別セットによって表された道路の一方向の車線のセンタ
ーライン)に沿った位置に対応する。従って、道路位置
データを道路に沿って移動する車両によって収集する場
合、収集されたデータは、地理的データベース中で道路
が表されている道とは対応しない。
【0078】この差を明らかにするために、自動センタ
ーラインプログラム500は、原始形状地点データを変
更する。更に特定すると、自動センターラインプログラ
ム500は、各原始形状地点を使いそれにより未処理の
センサーデータが収集された時の車両位置を考慮するよ
うに地点を変更して、新しい座標を計算する。このプロ
セスにおける、自動センターラインプログラムの一実施
形態の構成要素段階を図19に示す。
【0079】図19では、自動センターラインプログラ
ム500が実行する最初の段階は、入力として原始形状
地点を受信することである(段階510)。自動センタ
ーラインプログラム500は、複数の異なるモードで作
動できる。一つのモードではシフト距離を規定するため
に入力パラメータ518を提供する。これらの入力パラ
メータ518を、複数の異なる方法で提供することがで
きる。
【0080】これらの入力パラメータ518を提供する
一方法は、調査者に車線の数と車線幅を規定させること
である。自動センターラインプログラムは、この目的の
ためのメニューを含んでいる。全ての車線に幅があるこ
とが既知であるか、又は全ての車線が同じ幅であると考
えられる場合、この方法を選択する。車線の数と車線幅
の規定に基づいて、シフト距離を求める。シフト距離
は、各車線の幅に2で割った車線数を掛けたものから車
線幅の半分を引いたものに等しい。例えば、各車線幅が
8フィートの4車線の道路の場合、シフト距離は12フ
ィートである。道路が中線を有する場合、中線の幅の半
分をシフト距離に加える。(図6に示す道路211のよ
うな)形状地点の個別のセットにより表される道路の場
合、車線数は中線の片側に位置する車線のみを含むこと
に注目されたい。
【0081】これらの入力パラメータ518を提供する
第二の方法は、調査者に各車線の車線幅を規定させるこ
とである。調査者が各車線の幅を知っている場合、この
方法を選ぶ。各車線の車線幅の明細に基づいてシフト距
離を決める。シフト距離は、全ての車線幅の合計を2で
割ったものから最も右側の車線の幅の半分を引いたもの
である。道路が中線である場合、中線の幅の半分を変更
距離に加える。入力パラメータ518を提供する更に別
の方法は、シフト距離を規定することである。シフト距
離を入力として提供する場合、上記の様にシフト距離を
計算しないで、この距離を使う。
【0082】自動センターラインプログラム500の別
の作動モードにより、シフト距離を自動的に求めてもよ
い。このモードを作動するためには、車線の数や各車線
の幅のような道路に関する情報は、道路の属性として既
に記憶しておく必要がある。これらの属性の数値を使う
と、センターラインのシフトは上記式を使って計算でき
る。
【0083】入力パラメータ518を使って、各原始形
状地点に対して新しい座標が求められる(段階53
0)。新しい地点が表されている道路のセンターライン
と一致するように、各原始形状地点に対して求められた
新しい地点の座標を計算する。新しい地点の座標を求め
る場合、道路の曲率が考慮される。一実施形態では、曲
線への接線が各原始形状地点で見積もられる。原始形状
地点での接線は、原始形状地点と当該形状地点の直前に
位置する原始形状地点の間に直線を決めることにより見
積もられる。接線を見積もった後、原始形状地点を通過
し接線に垂直な線を求める。新しいデータ地点はこの垂
直な線に沿って位置する。特に、新しいデータ地点は、
垂直な線に沿って原始形状地点からセンターラインシフ
ト距離だけ離れて位置する。原始形状地点から垂直な線
に沿って新しいデータ地点が位置する方向は、車両の移
動方向を考慮して決められる(これは未処理のセンサー
地点を得た順序により決めることができる)。車両の移
動方向を使うと、新しいデータ地点は、(右側通行の国
では)垂直な線に沿って(車両移動方向に対して)左方
向に位置する。これらの段階を図20A−20Dに示
す。
【0084】図20Aでは、一連の原始形状地点602
を示す。未処理のセンサーデータを得て原始形状地点を
求めた道路の概略線も示す。自動センターラインプログ
ラム500は、各原始形状地点を一回で評価し新しいデ
ータ地点を決める。例えば、604とラベル付けされた
原始形状地点から始まり、この地点での曲線への接線は
図20Bで示すように見積もられる。接線は、最初の形
状地点604とその直前に位置する原始形状地点の間に
直線を決めることにより見積もられる。先行するこの原
始形状地点を606とラベル付けする。次に、原始形状
地点604で接線に垂直な線を図20Cに示す様に決め
る。(入力されるか又は道路の属性から求められた)シ
フト距離を使って、新しいデータ地点の座標を、図20
Dに示す様に原始形状地点の座標から垂直な線に沿った
シフト距離の所に決める。新しいデータ地点の座標を記
憶する。次に自動センターラインプログラムは新しいデ
ータ地点を決めるために次の原始形状地点を評価し、新
しいデータ地点が各原始形状地点に対して決まるまで同
じ手順が続く。図19に戻ると、自動センターラインプ
ログラム500により全ての新しいデータ地点を決めた
後、これらの新しいデータ地点をデータベース更新プロ
グラム474に提供する。新しいデータ地点は、上記の
方法でデータベース更新プログラム474により地理的
データベースの第一次コピー100に形状地点として記
憶される。
【0085】自動センターラインプログラムの代替実施
形態 自動センターラインプログラムのセンターラインシフト
段階530の代替プロセスを、図21A−21Dに示
す。図20A−20Dに述べた段階の様に、図21A−
21Dに示した段階は、各原始形状地点に対し新しいデ
ータ地点を求める。図21A−21Dに示した実施形態
では、道路の曲率を各原始形状地点で求める。各原始形
状地点での曲率は複数の異なる方法で求めてもよい。原
始形状地点の位置で曲率を求める一方法では、原始形状
地点の前後に位置する一つ又はそれ以上の原始形状地点
を考慮して曲率を計算する。代りに、自動形状地点生成
プログラムは、利用可能ならばその地点の原始形状地点
に関連するセンサー(例えば、図8の慣性センサー30
8)により得られた曲率データの値を使ってもよい。放
射状の線を、曲率と原始形状地点に対応する曲線の中心
を通って決める。新しいデータ地点はこの放射線状の線
に沿って位置する。特に、新しいデータ地点は、原始形
状地点から放射状の線に沿ってセンターラインシフト距
離だけ離れた所に位置する。以前に述べた実施形態の様
に、新しいデータ地点が位置する原始形状地点から放射
線状の線に沿った方向は、車両の移動方向を考慮して決
める。車両の移動方向を使うと、新しいデータ地点は、
(右側通行の国では)放射状の線に沿って(車両の移動
の方向に関して)左方向に位置する。これらの段階を図
21A−21Dに示す。
【0086】図21Aでは、図20Aからの一連の原始
形状地点602を示す。前述の実施形態の様に、自動セ
ンターラインプログラム500は、各原始形状地点を一
度で評価し、新しいデータ地点を決める。例えば、60
4とラベル付けされた原始形状地点から出発し、同地点
での曲率を上記の様にして決める。曲率を図21Bに示
す。次に、このカーブを通る放射状の線を図21Cに示
す様に決める。(入力するか又は道路の属性から求める
か何れかの)シフト距離を使って、新しいデータ地点
を、図21Dに示す様に、原始形状地点から放射状の線
に沿ってシフト距離だけ離れた所に決める。新しいデー
タ地点の座標を記憶する。自動センターラインプログラ
ムは次に、新しいデータ地点等を決めるため原始形状地
点を評価し、新しいデータ地点が各原始形状地点に対し
て決まるまで、この手順が続く。
【0087】(V)代替実施形態 (A)センターライン寄せの第一実施形態 上記第一実施形態では、最初の形状地点を融合された未
処理データ地点から決め、次に原始形状地点を決めた後
に、原始形状地点の位置からセンターラインへシフトし
た位置の新しいデータ地点を計算することにより形状地
点を決定している。代替実施形態では、これらの段階を
逆に行うことができる。この代替実施形態により、融合
された未処理の地点を最初にセンターラインにシフトす
る。次に表された道路のセンターラインに沿って現在位
置するこれらのデータ地点を、これらの地点のどれを捨
てるか、及び、これらの地点のどれを地理的データベー
スの第一次コピーの形状地点として使うかを決めるため
に、形状地点生成プログラム400を使って評価する。
【0088】(B)道路の両側からデータを得る 上記第一実施形態では、道路の片側のみに沿って運転し
て未処理のセンサー地点を得ている。道路位置データを
得るために道路の片側のみ運転するのは、より効率的で
あるため好ましい。しかし代替実施形態では、道路に沿
って両方向に運転して車両位置データを得ることができ
る。道路に沿って両方向に運転して車両位置データを得
る場合、センターラインは、各方向の車両経路の間の中
間の線を計算することにより求めることができる。両方
向に運転して車両位置データを得る場合、各方向の融合
される未処理のデータを最初にセンターラインへシフト
してもよい。これらの融合された未処理のデータは、両
方向で得たデータを表すので非常に緻密である。センタ
ーラインへシフトされたこれらの融合される未処理のセ
ンサーデータは、データのどれを捨て、データのどれを
形状地点データとして使うか決めるために、形状地点生
成プログラム400を使って評価される。
【0089】(C)精度レベルが低い派生データベース
製品の作成 上記第一実施形態では自動形状地点生成プログラムを、
任意に規定された精度のデータベース用に形状地点を生
成するために使っている。例えば、高レベル精度を例え
ば1mに規定することができる。地理的データベースの
第一次コピーの形状地点データをこの精度レベルで記憶
した後、(図2の製品110の一つのような)派生デー
タベース製品を作成できる。この派生データベース製品
は、障害物の警告と回避、カーブ警告、先進クルーズコ
ントロール、ヘッドライト照準合わせ等のような高レベ
ルの精度が必要なアプリケーションで使うことができ
る。より低レベルの精度(例えば、10m)の派生デー
タベース製品が(インターネット地図表示のような)別
の種類のアプリケーションに十分である場合、より低レ
ベルの精度の派生データベース製品を、より高いレベル
の精度の第一コピーから作ることができる。高レベルの
精度の第一次コピーからより低精度の派生データベース
製品を作るために、自動形状地点生成プログラム500
は、第一次コピーにある形状地点データを入力として使
って実行することができる。自動形状地点生成プログラ
ムが第一次コピーを入力として実行される場合、精度レ
ベルは、第一次コピーの精度レベルより低く規定され
る。例えば、第一次コピーが1メートルの精度レベルで
作られると、第一次コピー中の形状地点データを入力と
して使って実行する場合、より低レベルの精度が自動形
状地点生成に対して規定されることになろう。このやり
方で実行すると、自動形状地点生成プログラムは実際の
形状地点データを、あたかも融合された未処理のセンサ
ーデータのように扱う。自動形状地点生成プログラム
は、低レベルの精度を提供するのに必要でないそうした
形状地点を捨てるであろう。この実施形態では、必要と
予想される最高レベルの精度の第一コピーを作り、次に
各派生データベース製品に対してより低いレベルの精度
を規定することが好ましい。
【0090】(D)低精度レベルの派生データベース製
品を作成する代替方法 前述の実施形態の代替例は、融合された未処理のデータ
から地理的データベースの第一次コピーの複数バージョ
ンを作るになろう。この代替例では、低レベルの精度の
派生データベース製品を作るために自動形状地点生成プ
ログラムを第一次コピーのデータに適用するようなこと
はせず、第一次コピーの別のバージョンを、別のアプリ
ケーション用に未処理の融合されたセンサーデータから
準備することになろう。この代替例が有する利点は、未
処理の融合されたセンサーデータを使って、特定の各ア
プリケーション用に所要レベルの精度を持つデータベー
スの第一次コピーを作る点である。
【0091】(E)エンドユーザーによる収集 上記の実施形態では、道路位置データを、ポジショニン
グシステムを搭載した車両を地理的範囲の道路に沿って
運転する調査者が収集すると説明した。代替実施形態で
は、道路位置データを調査者以外の者が収集することが
できる。例えば、道路位置データを収集するポジショニ
ングシステムを、エンドユーザーが使って運転する車両
に搭載してもよい。エンドユーザーは、商業的ユーザー
(例えば、タクシー運転手又は配達トラック運転手)、
非商業的ユーザーの何れでもよい。この代替例では、調
査者が車両を運転する上記実施形態と同じ方法で車両が
道路に沿って運転されると、データ記憶システムが作動
し車両位置データを収集する。データ記憶システムは車
内に置いても、また、遠くに置いてもよい。データ記憶
システムを遠くに置く場合、車両位置データは、データ
記憶システムを置いている遠くの場所に無線通信システ
ムにより伝送される。本実施形態では、一旦車両位置デ
ータが得られると、上記と同じ方法で形状地点データへ
と処理される。車両位置データをエンドユーザーによっ
て得る場合、確認プロセスを使い、データの有効性をチ
ェックする(例えばエンドユーザーの車両が道路外にい
るか否かをチェックする)。道路位置データをエンドユ
ーザーによって得る場合、データを精緻にするために統
計分析プロセスを使う。エンドユーザーの車両を使って
道路位置を得るための方法は、同時係属出願番号第08
/951,767号に述べられており、その全開示事項
をここに援用する。
【0092】(F)他タイプのデータの収集 上記データ収集システムの実施形態は、地理的範囲の道
路の位置に関連するデータを収集するために使うことが
できる。一実施形態では、調査者が道路の位置に関連す
るデータを収集するために道路に沿って車両を運転して
いる間、調査者は他の道路属性に関するデータも集めて
いる。これらの他の道路に関する属性としては、記号
(例えば、道路に沿った標識)、速度制限、住所と住所
範囲、通りの名前、車線の数、方向指示標識、車線分離
帯、道路表面構造、交通信号、停止記号等を挙げること
が出来る。これらの種類における道路属性の幾つかを収
集するためのシステムと方法の実施形態は同時係属出願
番号第09/256,389号と09/335,122
号に説明されており、その全開示事項をここに援用す
る。
【0093】(G)様々な他の代替例 一実施形態では、データ取得プログラム310、自動形
状地点生成プログラム、自動センターラインプログラム
が、Cプログラミング言語で書かれている。代替実施形
態では、C++、ジャバ、ビジュアルベーシック等のよ
うな他のプログラミング言語が使われている。上記第一
実施形態では、3次方程式への当てはめを行う最小2乗
法を使い、未処理のセンサーデータを融合し平滑化して
いる。代替実施形態では、他のタイプの平滑化及びフィ
ルタリングの手法を使ってもよい。更に別の代替例で
は、未処理のセンサーデータのフィルタリングを実行し
なくてもよい。第一実施形態では、自動形状地点生成と
自動センターラインの両方を実行し、融合されたセンサ
ーデータから形状地点データを作っている。代替実施形
態では、自動センターラインプログラムを、自動形状地
点生成プログラム無しでも使うことができる。例えば、
データ地点をセンターラインへシフトせずに、自動形状
地点生成プログラムの出力をデータベースの第一次コピ
ーの形状地点データとして記憶できる。代りに、自動形
状地点生成プログラムにより決めたデータ地点を、自動
センターラインプログラム以外の手段によりセンターラ
イン位置へシフトすることができる。
【0094】同様に、自動形状地点生成プログラムを、
自動センターラインプログラム無しで使うことができ
る。例えば、自動形状地点生成プログラムに未処理のセ
ンサーデータ地点を最初に処理させずに、自動センター
ラインプログラムを未処理のセンサーデータ地点に対し
て使うことができる。これらの未処理のセンサー地点を
−道路区分のセンターライン上に現在並んでいる−形状
地点として記憶できる。代りに、自動センターラインプ
ログラムを、自動形状地点生成プログラムにより処理さ
れてなかった形状地点データに対して使うことができ
る。上記第一実施形態では形状地点を自動生成するため
の方法が開示されているが、同方法は所要レベルの精度
を提供するために地理的データベース中に形状地点とし
て含むことが必要な未処理のデータ地点を特定してい
る。これらの未処理のデータ地点を評価するために様々
な他の方法を使うことができ、自動形状地点生成プログ
ラムはこの目的のために他のアルゴリズム又は手法を使
うことができる。
【0095】本実施形態では、直線以外の道路区分の形
状は、端点の間に位置する道路区分に沿った一つ又はそ
れ以上の地点の地理的座標を示すデータを含む形状地点
データにより表されており、この形状地点データは、地
点の位置で表される道路区分の曲率を示すデータ、地点
の位置での道路勾配を示すデータ等のような他のデータ
を追加的に含むことができる。これらの種類のデータに
加えて、直線以外の道路区分を示すためには他の方法が
ある。直線以外の道路を示すこれら他の方法の幾つかと
して、(ベジエカーブ)を含むスプライン、クロソイド
等を挙げることができる。直線以外の道路区分の表す一
方法は、1997年11月26日出願の第08/97
9,211号に開示されており、その全開示事項をここ
に援用する。上記に開示された自動形状地点生成プログ
ラムの実施形態は、これらの他の種類に関する表示の何
れとも一緒に使うことができる。同様に、上記開示の自
動センターラインプログラムの実施形態はこれらの他の
種類に関する表示の何れとも一緒に使うことができる。
【0096】上記の形状地点評価アルゴリズムでは、形
状地点生成アルゴリズムによる評価用の出発点として選
ばれた地点は道路区分の端点の節点と一致する地点であ
ると述べている。代替実施形態では、形状地点評価アル
ゴリズムを、区分の端点の間に位置する任意の地点始め
とするどの地点からでも始めることができる。上記形状
地点評価アルゴリズムの実施形態の幾つかでは、中間に
ある融合データ地点は、融合データ地点を結ぶ直線と中
間にある融合された各データ地点との距離を求め、次に
これらの距離を閾値距離と比較することにより評価され
ると述べた。代替実施形態では、各中間地点の距離を閾
値距離と比較せずに、連続する各地点での曲率を、先行
する地点の曲率のパーセント閾値、例えば±10%と比
較することができる。連続する地点での曲率が、前の地
点での曲率のパーセンテージ閾値から外れている場合、
先行する地点の曲率は経路の形状をもはや十分に表して
おらず、前の実施形態で述べた様に原始形状地点が選択
される。この代替実施形態では、任意の二つの隣接する
原始形状地点の間の曲率の差が、選択されたパーセンテ
ージ閾値を超えない様に原始形状地点を選んでいる。
【0097】上記の様に、位置と曲率データとを収集す
るために車両を道路に沿って運転する時にカメラを車両
に搭載し、車両の周囲の画像を収集するために作動させ
てもよい。カメラからの画像を様々な目的のために使用
できる。例えば、カメラからの画像を、センターライン
シフト距離を求めるために自動センターラインプログラ
ムに関連付けて使うことができる。別例では、例えば障
害物を避けるため又は方向転換をするために、最も右側
の車線の中心から車両が逸脱しているのを明らかにする
ために、カメラからの画像を使って形状地点位置を訂正
することができる。
【0098】(VI)利点 本システムと方法により、地理的データ用のデータを効
率的に素早く収集できる。開示されたシステムと方法に
より、地理的データベース用の道路位置データを一貫し
て正確に決定できる。開示されたシステムと方法は、セ
ンサー装置が提供できる高レベルの精度を利用し、高レ
ベルの精度をこのセンサー装置から求められた地理的デ
ータベースに維持することを保証できる。開示された実
施形態に関連する利点は、道路形状を自動的に調整し形
状と曲率とを自動的に生成するソフトウエアプログラム
に頼りつつ、作成されるデータベース製品中にセンサー
レベルで得られる高い精度を維持していることである。
【0099】本システムと方法により、特定の製品を使
うアプリケーションに合わせたレベルの精度の様々なデ
ータベース製品を生産することが可能となる。図2で述
べた様に、様々な異なる種類のデータベース製品110
を、地理的データベースのマスターコピー100を使っ
て作成する。これらの異なる各データベース製品110
は、直線以外の道路の形状を表すための形状地点データ
(例えば、図5に述べた形状地点データ222(3))
を含んでいる。しかし、直線以外の道路を表すためのこ
れらの異なる各データベース製品に必要な形状地点の数
は異なる。こうした異なる必要性は、これらの異なる各
データベース製品の異なる使用目的から生れる結果であ
る。幾つかのデータベース製品は、高い精度が必要なア
プリケーションで使われるので、そうしたデータベース
製品は直線以外の道路をより正確に示すために、より多
くの形状地点を必要とする。他方、他のデータベース製
品はより低い精度しか要求しないアプリケーションで使
われ、従ってこれらのデータベース製品は、直線以外の
道路を表すためにより少ない数の形状地点しか必要とし
ない。低い精度しか要求しないアプリケーションの場
合、アプリケーションを使っているデータベース製品中
ではより少ない形状地点データで済むという利点があ
る。含まれる形状地点が少ない場合、データベースの記
憶容量要件は減る。更に、含まれる形状地点が少ない場
合、データベースを使うアプリケーションは、より早く
作動する。
【0100】前述の利点は、地理的データベースのマス
ターコピー100から派生するデータベース製品(図2
の110)に関係する。地理的データベース100のマ
スターコピーについて、同様の考えが当てはまる。全て
の平滑化された融合データを地理的データベースのマス
ターコピー100中に形状地点データとして記憶できる
が、こうするとデータベースのサイズを非常に大きくし
てしまうことになろう。そのようなデータベースの大き
なサイズは結果的に、取扱い、管理、更新、維持を困難
にする。従って、平滑化された融合データの一部だけを
地理的データベースのマスターコピー中に形状地点デー
タとして記憶することが有利である。前述の詳細説明は
制限的ではなく例示的と見なされるよう意図されてお
り、本発明の領域は、全ての同等物を含む上記請求の範
囲により定義されるよう意図されていることを理解され
たい。
【図面の簡単な説明】
【図1】地理的データベース用のデータを収集するため
の本発明の実施形態を使うことのできるカバレージを示
す線図である。
【図2】図1に示された地理的データベースの第一次バ
ージョンから派生データベース製品を作るためのプロセ
スを示す線図である。
【図3】図1に示されたカバレージに位置し且つどのデ
ータが地理的データベースの第一次バージョンのために
収集されるかについての地理的特徴を含む割当範囲を示
す地図である。
【図4】図3に示された地理的範囲にある道路の一部の
図である。
【図5】図4に示された道路を表すために使われた地理
的データベースにあるデータ記録の構成要素を示すブロ
ック線図である。
【図6】図3に示された地理的範囲にある道路の別の部
分の一部の図である。
【図7】図2の地理的データベースのための道路を表す
データを作るための第一実施形態によるプロセスのフロ
ー線図である。
【図8】図7に示されたデータ収集段階で使われる車両
に搭載された装置の構成要素のブロック線図である。
【図9】図7に示されたプロセスの実施形態による、道
路形状データを収集するために車両が運転されている道
路の図である。
【図10】図9の図面の一部の拡大図であり、未処理の
データ地点を示す。
【図11】図10で示された道路の同じ一部を示し、図
10の未処理のデータ地点から派生し融合されたデータ
地点を示す。
【図12】図10と11で示された道路の同じ部分を示
し、図11の融合されたデータ地点から派生し平滑化さ
れたデータ地点を示す。
【図13】図10−12で示された道路の同じ部分を示
し、異常値を取り除く随意の段階を示す。
【図14】図13に示された道路の同じ部分を示し、図
13の異常値を除いた後の平滑化されたデータ地点を示
す。
【図15】地理的データベース用の形状地点の作成に使
われるべき収集されたデータ地点を自動的に選択するた
めの図7に示されたプロセスの一部の段階に関するフロ
ー線図である。
【図16A】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための図15におけるプロセスのアプリケーショ
ンを示す。
【図16B】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための図15におけるプロセスのアプリケーショ
ンを示す。
【図16C】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための図15におけるプロセスのアプリケーショ
ンを示す。
【図16D】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための図15におけるプロセスのアプリケーショ
ンを示す。
【図16E】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための図15におけるプロセスのアプリケーショ
ンを示す。
【図17A】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための代替プロセスを示す。
【図17B】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための代替プロセスを示す。
【図17C】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための代替プロセスを示す。
【図17D】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための代替プロセスを示す。
【図17E】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための代替プロセスを示す。
【図18A】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための別の代替プロセスの適用を示す。
【図18B】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための別の代替プロセスのアプリケーションを示
す。
【図18C】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための別の代替プロセスのアプリケーションを示
す。
【図18D】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための別の代替プロセスのアプリケーションを示
す。
【図18E】地理的データベース用の形状地点を自動生
成するための別の代替プロセスのアプリケーションを示
す。
【図19】データ収集中の車両の位置を明らかにするた
め、選択されたデータ形状地点を自動調節するための図
7に示されたプロセスの一部の段階に関するフロー線図
である。
【図20A】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための図19におけるプロセスのアプリ
ケーションを示す。
【図20B】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための図19におけるプロセスのアプリ
ケーションを示す。
【図20C】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための図19におけるプロセスのアプリ
ケーションを示す。
【図20D】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための図19におけるプロセスのアプリ
ケーションを示す。
【図21A】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための代替プロセスを示す。
【図21B】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための代替プロセスを示す。
【図21C】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための代替プロセスを示す。
【図21D】地理的データベース用の形状地点を自動的
に中央に寄せるための代替プロセスを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 Z 29/10 29/10 A (72)発明者 ジェリー フェイジェン アメリカ合衆国 イリノイ州 60657 シ カゴ ノース レイク ショアー ドライ ヴ 2800 (72)発明者 エイ メリー ボイラン アメリカ合衆国 イリノイ州 60431 レ モント ワンハンドレッドアンドサーティ セカンド ストリート 15848

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の形状を示すためにデータを地理的
    データベースに記憶する方法であって、道路に沿った地
    点を表すソースデータを収集したものから、所要レベル
    の精度で道路を表すために、前記収集したソースデータ
    のどのデータが必要であるかを決定する段階と、 地理的データベースにおいて必要と決定された、道路に
    沿った地点を表すデータを記憶する段階とを含むことを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記レベルの精度が1メートルに規定さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記レベルの精度が約3メートルと5メ
    ートルとの間の値に規定されていることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記レベルの精度が約1メートルと3メ
    ートルとの間の値に規定されていることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記レベルの精度が約1メートルより小
    さい値に規定されていることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ソースデータを収集したものが未処
    理のセンサーデータを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ソースデータを収集したものが、複
    数の異なるタイプのセンサーからの示度を考慮するため
    に未処理の各センサー示度を変更する融合段階の結果と
    して作られた未処理のセンサーデータを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ソースデータが、車両を前記道路に
    沿って運転している間に得られることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ソースデータが、慣性センサーシス
    テムとGPSシステムとを使って得られることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 道路に沿った地点を表すデータを記憶
    する段階前に、道路に沿った地点を表すデータが道路の
    センターライン上に整列するように、前記データを変更
    する段階を更に含んでいることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記変更する段階が前記決定する段階
    の後に実行されることを特徴とする請求項10に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 道路形状を表すために地理的データベ
    ースにデータを記憶する方法であって、道路に沿う複数
    の地点を表すソースデータを得る段階と、前記複数の地
    点のどれが所要レベルの精度で道路を表すのに必要かを
    決定する段階と、必要と決定された地点を表すために前
    記地理的データベースデータ中に記憶する段階とを含む
    ことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記決定する段階が、任意の二つの隣
    接する必要な地点を結ぶ直線は前記二つの隣接する必要
    な地点の中間に位置する前記複数のいかなる地点に対し
    ても前記レベルの精度に関連する距離より遠くならない
    ように、前記複数の地点を評価することに基づいている
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記決定する段階が、必要でないと決
    められた各地点は必要でないと決められた前記地点の何
    れかの側にある最も近い必要な地点を結ぶ直線に対して
    前記レベルの精度に関連する距離以内に位置するよう
    に、前記複数の地点を評価することに基づいていること
    を特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記レベルの精度が約1メートルより
    小さい値に規定されていることを特徴とする請求項12
    に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記レベルの精度が約3メートルと5
    メートルとの間の値に規定されていることを特徴とする
    請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記レベルの精度が約1メートルと3
    メートルとの間の値に規定されていることを特徴とする
    請求項12に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ソースデータが未処理のセンサー
    データを含むことを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記ソースデータが、複数の異なるタ
    イプのセンサーからの示度を考慮するために未処理の各
    センサー示度を変更する融合段階の結果として作られた
    未処理のセンサーデータを含むことを特徴とする請求項
    12に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ソースデータが、車両を前記道路
    に沿って運転している間に得られることを特徴とする請
    求項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ソースデータが、慣性センサーシ
    ステムとGPSシステムを使って得られることを特徴と
    する請求項12に記載の方法。
  22. 【請求項22】 道路に沿った地点を示すデータを記憶
    する前に、道路に沿った地点を表すデータが道路のセン
    ターライン上に整列するように前記データ変更する段階
    を更に含んでいることを特徴とする請求項12に記載の
    方法。
  23. 【請求項23】 前記変更する段階が前記決定する段階
    の後に実行されることを特徴とする請求項22に記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 各々が異なるレベルの精度に関連する
    複数の異なる地理的データベースを作るための道路の形
    状を表すためにデータを記憶する方法であって、道路に
    沿った複数の地点を表すソースデータを得る段階と、 前記異なる地理的データベースの各々に対し、前記複数
    の地点のどれが前記地理的データベースに関連するレベ
    ルの精度で道路を表すのに必要であるかを決定する段階
    と、 前記地理的データベースに関連する所要レベルの精度を
    有するために必要であると決定された地点を表すデータ
    を前記地理的データベースに記憶する段階とを含むこと
    を特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 前記ソースデータが、前記道路に沿っ
    て運転される車両に搭載されたデータ収集システムを使
    って得られることを特徴とする請求項24に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項1、12、24のいずれかのプ
    ロセスにより作られた、コンピュータ読取可能媒体上に
    記憶されたことを特徴とする地理的データベース。
  27. 【請求項27】 道路の形状を表すデータを含む地理的
    データベース製品を作るためのコンピュータプログラム
    であって、 前記地理的データベース製品のために或るレベルの精度
    を決めるための少なくとも一つの入力パラメータを受け
    入れる第一ルーチンと、 前記道路に沿った地点を表すソースデータを収集したも
    のから、前記レベルの精度で道路を表すために必要なデ
    ータを選択する第二ルーチンと、 前記地理的データベース製品を作るために必要であると
    決定されたデータを記憶する第三ルーチンとを備えてい
    ることを特徴とする道路の形状を表すデータを含む地理
    的データベース製品を作るためのコンピュータプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記入力パラメータを或るレベルの精
    度に関連させる表に、前記入力パラメータを一致させる
    第四ルーチンを更に備えていることを特徴とする請求項
    27に記載のコンピュータプログラム。
  29. 【請求項29】 前記入力パラメータが距離として規定
    されることを特徴とする請求項27に記載のコンピュー
    タプログラム。
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