JP2001201183A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2001201183A
JP2001201183A JP2000008875A JP2000008875A JP2001201183A JP 2001201183 A JP2001201183 A JP 2001201183A JP 2000008875 A JP2000008875 A JP 2000008875A JP 2000008875 A JP2000008875 A JP 2000008875A JP 2001201183 A JP2001201183 A JP 2001201183A
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flow path
burner
heat transfer
joining
heating
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JP2000008875A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Kondo
正満 近藤
Hideo Tomita
英夫 富田
Kazuya Ariyama
和也 有山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流路内のスケールが発生を抑制し耐久性能を
向上する。 【解決手段】 伝熱フィン4を貫通する第一流路10と
第二流路5が互いに接合した接合流路7を設け、接合流
路7の火炎上流側に位置する第一流路10の伝熱フィン
の周囲に遮熱穴13や切り欠き部14や案内板16を設
けている。これによって、第二流路5を単独で加熱する
運転を行っても接合流路7の第一流路10の受熱量が減
少し、接合流路7の滞留している他方の管内の水の温度
上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と熱交換器8の
延命化が実現できる。すなわち装置の持つ性能が十分に
発揮され、燃焼装置の耐久性能が向上し、製品の信頼性
が大幅に向上するとともに装置の延命化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は暖房機能や風呂の追
い焚き機能を有する給湯機において、燃焼熱源が1カ所
存在し、前記複数の機能を満足する燃焼装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの燃焼熱源によって複数の流
路を同時に加熱できる燃焼装置は、給湯と風呂の運転が
できる給湯風呂装置などの複合給湯機に採用されてい
る。この種の従来の燃焼装置は特開平9−243166
号公報に記載されているようなものがあった。この燃焼
装置では、図13に示す様に、バーナユニット1とバー
ナーユニット1に設けられた給湯バーナ1Aと風呂バー
ナ1Bと、バーナユニット1に空気を供給するファン2
と、燃料を供給するガス比例弁3と、複数の伝熱フィン
4と、伝熱フィン4を貫通しバーナユニット1で加熱す
る給湯管5と風呂管6から構成される。給湯管5と風呂
管6は互いに並行に並べられ、間に互いの丸管を接合し
た接合流路7を有している。この時給湯バーナ1Aは給
湯管5と接合流路7を加熱し、風呂バーナ1Bは風呂管
6を加熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の燃焼装置の構成では、給湯バーナ1Aと風呂バーナ
1Bはバーナユニット1内でそれぞれ完全に独立してい
るため、装置の小型化ができない構成であると共に、特
に給湯単独の最大運転を行う際に接合流路7と給湯管5
の間を高温の燃焼ガスが多量に通過するため、運転を行
っていない接合流路7の他方の風呂管6内の水温が上昇
してしまう。すなわち、最大燃焼時に接合流路7の加熱
量が増加し、所定の燃焼量を超えると接合流路7の風呂
管6への受熱量が多くなり、風呂管6の水温が上昇し沸
騰に至ることもあった。管内の水が沸騰すると管内にス
ケールが付着し流路を閉塞し運転ができなくなる可能性
が生じる。また、風呂の単独運転を行う際も、接合流路
7と風呂管6の高温ガスの流れる通路抵抗が同じであれ
ば最大燃焼時に接合流路7の加熱量が増加し、所定の燃
焼量を超えると給湯管5への受熱量が多くなり、給湯管
5内の水温が上昇し高温になることもあった。そのた
め、給湯運転開始時の初期水温の上昇による高温出湯
や、熱交換器の耐久性と信頼性に課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、並行に複数本のバーナを設けたバーナユニ
ットに第一バーナ群と第二バーナ群を設け、バーナユニ
ットによって生成される高温ガスで加熱される複数の伝
熱フィンと、伝熱フィンを貫通しバーナユニットと並行
して設けた複数の流路と、流路は第一流路と第二流路と
両流路の間に設けた少なくとも二段以上で互いに接合し
た複数の接合流路から構成され、前記接合流路は高温ガ
スの上流側に第一流路を配し、下流側に第二流路を配す
と共に、高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の接
合流路の第一流路周囲の伝熱フィンに遮熱穴と切り欠き
部と案内板を設けたことを特徴とする燃焼装置である。
【0005】上記発明によれば、一つの缶体で給湯・風
呂もしくは給湯・暖房等の複数の機能を備えた燃焼装置
において、一つの機能のみを使用したときに、使用しな
い機能の管内流体の沸騰を抑制できることから、十分な
給湯能力や暖房能力や風呂沸き上げ性能の発揮と、高い
耐久性能と信頼性能を確保できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、複数の流路を加熱する
バーナユニットと、バーナユニットは第一バーナ群と、
第二バーナ群を備え、バーナ群で加熱される伝熱フィン
と、伝熱フィンを貫通しバーナユニットと並行して設け
少なくとも二段以上で構成される複数の第一流路と複数
の第二流路を備え、第一流路と第二流路の間に少なくと
も二段以上で互いに接合した複数の接合流路を構成し、
高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の接合流路の
第一流路周囲の伝熱フィンに遮熱穴を設けた請求項1記
載の燃焼装置である。
【0007】また、第二バーナ群の高温ガス下流側に位
置する二段目の接合流路に設ける遮熱穴の面積を大きく
し、接合流路が第二バーナ群より離れるに従い遮熱穴の
面積が小さくなる請求項2記載の燃焼装置である。
【0008】また、複数の流路を加熱するバーナユニッ
トと、バーナユニットは第一バーナ群と、第二バーナ群
を備え、バーナ群で加熱される伝熱フィンと、伝熱フィ
ンを貫通しバーナユニットと並行して設け少なくとも二
段以上で構成される複数の第一流路と複数の第二流路を
備え、第一流路と第二流路の間に少なくとも二段以上で
互いに接合した複数の接合流路を構成し、高温ガスが流
れる下流側に位置する二段目の接合流路の第一流路周囲
の伝熱フィンに切り欠き部を設けた請求項3記載の燃焼
装置である。
【0009】また、第二バーナ群の高温ガス下流側に位
置する二段目の接合流路に設ける切り欠き部の面積を大
きくし、接合流路が第二バーナ群より離れるに従い切り
欠き部の面積が小さくなる請求項4記載の燃焼装置であ
る。
【0010】また、複数の流路を加熱するバーナユニッ
トと、バーナユニットは第一バーナ群と、第二バーナ群
を備え、バーナ群で加熱される伝熱フィンと、伝熱フィ
ンを貫通しバーナユニットと並行して設け少なくとも二
段以上で構成される複数の第一流路と複数の第二流路を
備え、第一流路と第二流路の間に少なくとも二段以上で
互いに接合した複数の接合流路を構成し、高温ガスが流
れる下流側に位置する二段目の接合流路の第一流路周囲
の伝熱フィンに案内板を設けた請求項5記載の燃焼装置
である。
【0011】また、第二バーナ群の高温ガス下流側に位
置する接合流路に設ける案内板の大きさを大きくし、接
合流路が第二バーナ群より離れるに従い案内板の大きさ
が小さくなる請求項6記載の燃焼装置である。
【0012】また、複数の流路を加熱するバーナユニッ
トと、バーナユニットは第一バーナ群と、第二バーナ群
を備え、バーナ群で加熱される伝熱フィンと、伝熱フィ
ンを貫通しバーナユニットと並行して設け少なくとも二
段以上で構成される複数の第一流路と複数の第二流路を
備え、第一流路と第二流路の間に少なくとも二段以上で
互いに接合した複数の接合流路を構成し、高温ガスが流
れる下流側に位置する二段目の接合流路の第一流路周囲
の伝熱フィンに遮熱穴と切り欠き部と案内板を設けた請
求項7記載の燃焼装置である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0014】(実施例1)本発明の実施例を、図1を用
いて説明する。図1は燃焼装置の熱交換器8とバーナユ
ニット1の構成図で、給湯機能の単独運転を行っている
場合である。図において、1は複数本あるバーナユニッ
トであり、バーナユニット1は第一バーナ群である暖房
バーナ1Cと第二バーナ群である給湯バーナ1Aから構
成される。バーナユニット1に空気を供給するファン2
と、バーナユニット1へのガス供給量を制御するガス比
例弁3と、バーナユニット1によって生成される高温ガ
スで加熱される複数の伝熱フィン4と、給湯運転と暖房
運転の切り替え及び、バーナユニット1の燃焼本数切り
替えを行う複数の電磁弁9と、高温ガスの下流側で高温
ガスの流れと交差し伝熱フィン4を貫通しバーナユニッ
ト1と並行して設けた第一流路である暖房管10と第二
流路である給湯管5を上下2段に設けている。また、複
数本ある暖房管10の一部は略ハート型に管の流路断面
を変形し給湯管5とロウ接合され接合流路7を上下2段
に構成している。このとき、高温ガスの上流側に位置す
る一段目の暖房管10と給湯管5の周囲の伝熱フィン4
面積より一段目の接合流路7の周囲の伝熱フィン4面積
の方が小さくなる構成としている。さらに暖房管10は
温水を循環させるための暖房循環ポンプ11と、暖房端
末機12を設けている。
【0015】従来例の構成における課題は、給湯単独運
転を行う際に接合流路7が常に加熱されるため、運転を
行っていない他方の風呂管6内の水温が上昇してしま
う。例えば給湯単独運転を行う際に、所定の燃焼量を超
えると接合流路7の風呂管6への受熱量が多くなり、風
呂管6内の水温が上昇し沸騰に至ることもあった。風呂
管6内の水が沸騰すると風呂管6内にスケールが付着し
風呂管6を閉塞し風呂運転ができなくなる可能性が生じ
る。また、風呂の単独運転を行う際も、接合流路7周囲
の伝熱フィン4面積が大きいため所定の燃焼量を超える
と接合流路7の給湯管5の受熱量が多くなり、給湯管5
内の水温が上昇し高温になることもあった。そのため、
給湯運転開始時の初期水温の上昇による高温出湯や、熱
交換器の耐久性と信頼性に課題があった。
【0016】この課題を解決する手段として、バーナユ
ニット1の並びと並行して上下二段に給湯管5と暖房管
10を設け、給湯管5と暖房管10を接合した接合流路
7を両管の間に上下二段に設け、接合流路7の高温ガス
上流側に暖房管10を略ハート型に変形した変形パイプ
を設け、接合流路7の二段目の火炎上流側伝熱フィン4
に遮熱穴であるスリット13を暖房管10の周囲を覆う
ように設ける構成としている。
【0017】そこで図1と図2に示す本発明の構成によ
れば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが燃焼
し、高温の燃焼ガスは給湯管5と接合流路7の間を通過
する。このとき二段目の接合流路7の火炎上流側伝熱フ
ィン4の周囲にスリット13を暖房管10を覆うように
設けているため、伝熱フィン4から二段目接合流路7の
暖房管10へ伝達する熱量は少なくなる。一方で、高温
ガスの上流側に位置する一段目の接合流路7周囲の伝熱
フィン4の受熱面積を、暖房管10もしくは給湯管5の
周囲の伝熱フィン4の受熱面積よりも小さくすることで
一段目の接合流路7の暖房管10の受熱量も減り、運転
を停止している一段目と二段目の接合流路7の暖房管1
0内部の滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留
している管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が
実現されるとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性
が大幅に向上する。
【0018】また、接合流路7のうち暖房管10を略ハ
ート型に変形し給湯管5と接合していることから給湯管
5と暖房管10の接合面積が大きくなり、運転を停止し
ている管内部の滞留水の熱は他方の管に容易に伝熱し、
滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している
管内のスケール付着抑制と熱交換器8の延命化が実現さ
れるとともに、耐久性能が向上し製品の信頼性が大幅に
向上する。
【0019】また本実施例では、接合流路7の暖房管1
0周囲の伝熱フィン4にスリット13を均等に設ける構
成を示したが、図4に示すように給湯バーナ1Aの高温
ガス下流側に位置するスリット13の面積を大きくし、
給湯バーナ1Aから離れるに従いスリット13の面積を
小さくする構成とすることで、給湯運転時には上記と同
様に滞留している暖房管10内の水の沸騰を抑制できる
と共に、暖房運転時には、二段目接合流路7の暖房管1
0周囲に設けたスリット13の面積が小さい為、この暖
房管10でも吸熱量が多くすることができ暖房熱効率を
向上できる。
【0020】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、図3に示すよう
に、給湯バーナ1Aと暖房バーナ1Cの間に共用バーナ
1Dを設ける構成とし、スリット13の面積を給湯バー
ナ1Aと共用バーナ1Dの高温ガス下流側では大きく
し、共用バーナ1Dから離れるに従いスリット13の面
積を小さくする構成としても同様に暖房管10内の水の
沸騰を抑制する効果を発揮し、燃焼装置を小型にするこ
ともできる。すなわち、給湯最大運転を行う際は、給湯
バーナ1Aと共用バーナ1Dを燃焼させ、これらのバー
ナから発生する高温の燃焼ガスで直接加熱される接合流
路7の暖房管10周囲の伝熱フィン4には面積の大きな
スリット13が設けてあるため受熱量が減り滞留してい
る暖房管10内の水は沸騰しない。共用バーナ1Dから
離れるに従いスリット13の面積を小さくする構成とす
ることで、給湯運転時には上記と同様に滞留している暖
房管10内水の沸騰を抑制できると共に、暖房運転時に
は、スリット13の面積が小さい接合流路7の暖房管1
0での吸熱量が多く取れるため暖房熱効率を向上でき
る。ところで共用バーナ1Dを給湯バーナ1Aと暖房バ
ーナ1Cの間に設けることで、各単独最大運転時には共
用バーナ1Dが燃焼するためバーナユニット1を兼用で
き、必要なバーナ本数を共用バーナ本数分減らすことが
でき、燃焼装置の小型化が可能である。
【0021】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。さらに、接合流路7のう
ち暖房管10の片方のみを略ハート型に変形した例を示
したが、全ての管を変形し接合面積を大きくする構成を
とることでも同様の効果を発揮できる。ところで、本実
施例では給湯バーナ1Aを燃焼させたときの例について
詳しく説明したが、暖房バーナ1Cを燃焼し接合流路7
を加熱する場合においても二段目接合流路7の給湯管5
が暖房管10の高温ガス下流側に位置し直接高温ガスで
加熱されないため滞留している給湯管5内の水は沸騰す
ることがなくスケール付着の抑制ができる構成である。
【0022】(実施例2)図5と図6は本発明の実施例
2であり、本発明の燃焼装置の伝熱フィン4の構成図
で、バーナユニット1は暖房バーナユニット1Cと給湯
バーナユニット1Aから構成され、空気を供給するファ
ン2と、ガス供給量を制御するガス比例弁3と、高温ガ
スで加熱される複数の伝熱フィン4と、給湯運転と暖房
運転の切り替え及び、バーナユニット1の燃焼本数切り
替えを行う複数の電磁弁9と、伝熱フィン4を貫通しバ
ーナユニット1と並行して設けた暖房管10と給湯管5
を上下2段に設け、ハート型に管の流路を変形した暖房
管10と給湯管5をロウ接合した接合流路7を上下2段
に構成した場合である。本発明の目的と効果は、実施例
1で示したものとほぼ同じであり、本実施例との構成に
おける違いは、二段目の接合流路の暖房管10の伝熱フ
ィン4周囲に切り欠き部14を設けた構成としたことで
ある。
【0023】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0024】図5と図6に示すように接合流路7の二段
目の火炎上流側伝熱フィン4に切り欠き部14を暖房管
10の最下端部15を除いた周囲に設ける構成としてい
る。最下端部15を除いて切り欠き部14を設ける構成
とすることで、拡管するときに上下方向にも力が伝達し
管と伝熱フィン4とが適当な拡管しろで接触し、給湯管
5と暖房管10と伝熱フィン4のロウ接合を良好にでき
る。
【0025】そこで図5と図6に示す本発明の構成によ
れば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが燃焼
し、高温の燃焼ガスは給湯管5と接合流路7の間を通過
する。このとき二段目の接合流路7の火炎上流側伝熱フ
ィン4の周囲に切り欠き部14を暖房管10の最下端部
15を除いて設けているため、伝熱フィン4から二段目
接合流路7の暖房管10へ伝達する熱量は少なくなる。
一方で、高温ガスの上流側に位置する一段目の接合流路
7周囲の伝熱フィン4の受熱面積を、暖房管10もしく
は給湯管5の周囲の伝熱フィン4の受熱面積よりも小さ
くすることで一段目の接合流路7の暖房管10の受熱量
も減り、運転を停止している一段目と二段目の接合流路
7の暖房管10内部の滞留水の温度上昇を抑制できる。
すなわち滞留している管内のスケール付着抑制と熱交換
器の延命化が実現されるとともに、耐久性能が向上し、
製品の信頼性が大幅に向上する。
【0026】また本実施例では、接合流路7の暖房管1
0周囲の伝熱フィン4に切り欠き部14を均等に設ける
構成を示したが、図7に示すように給湯バーナ1Aの高
温ガス下流側に位置する切り欠き部14の面積を大きく
し、給湯バーナ1Aから離れるに従い切り欠き部14の
面積を小さくする構成とすることで、給湯運転時には上
記と同様に滞留している暖房管10内の水の沸騰を抑制
できると共に、暖房運転時には、二段目接合流路7の暖
房管10周囲に設けた切り欠き部14の面積が小さい
為、この暖房管10でも吸熱量が多くすることができ暖
房熱効率を向上できる。
【0027】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
し、切り欠き部14の面積を給湯バーナ1Aと共用バー
ナ1Dの高温ガス下流側では大きくし、共用バーナ1D
から離れるに従い切り欠き部14の面積を小さくする構
成としても同様に暖房管10内の水の沸騰を抑制する効
果を発揮し、燃焼装置を小型にすることもできる。すな
わち、給湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共用
バーナ1Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する高
温の燃焼ガスで直接加熱される接合流路7の暖房管10
周囲の伝熱フィン4には面積の大きな切り欠き部14が
設けてあるため受熱量が減り滞留している暖房管10内
の水は沸騰しない。共用バーナ1Dから離れるに従い切
り欠き部14の面積を小さくする構成とすることで、給
湯運転時には上記と同様に滞留している暖房管10内水
の沸騰を抑制できると共に、暖房運転時には、切り欠き
部14の面積が小さい接合流路7の暖房管10での吸熱
量が多く取れるため暖房熱効率を向上できる。ところで
共用バーナ1Dを給湯バーナ1Aと暖房バーナ1Cの間
に設けることで、各単独最大運転時には共用バーナ1D
が燃焼するためバーナユニット1を兼用でき、必要なバ
ーナ本数を共用バーナ本数分減らすことができ、燃焼装
置の小型化が可能である。
【0028】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。さらに、接合流路7のう
ち暖房管10の片方のみを略ハート型に変形した例を示
したが、全ての管を変形し接合面積を大きくする構成を
とることでも同様の効果を発揮できる。ところで、本実
施例では給湯バーナ1Aを燃焼させたときの例について
詳しく説明したが、暖房バーナ1Cを燃焼し接合流路7
を加熱する場合においても二段目接合流路7の給湯管5
が暖房管10の高温ガス下流側に位置し直接高温ガスで
加熱されないため滞留している給湯管5内の水は沸騰す
ることがなくスケール付着の抑制ができる構成である。
【0029】(実施例3)図8と図9は本発明の実施例
3であり、本発明の燃焼装置の伝熱フィン4の構成図
で、バーナユニット1は暖房バーナユニット1Cと給湯
バーナユニット1Aから構成され、空気を供給するファ
ン2と、ガス供給量を制御するガス比例弁3と、高温ガ
スで加熱される複数の伝熱フィン4と、給湯運転と暖房
運転の切り替え及び、バーナユニット1の燃焼本数切り
替えを行う複数の電磁弁9と、伝熱フィン4を貫通しバ
ーナユニット1と並行して設けた暖房管10と給湯管5
を上下2段に設け、ハート型に管の流路を変形した暖房
管10と給湯管5をロウ接合した接合流路7を上下2段
に構成した場合である。本発明の目的と効果は、実施例
1で示したものとほぼ同じであり、本実施例との構成に
おける違いは、二段目の接合流路の暖房管10の伝熱フ
ィン4に案内板16を設けた構成としたことである。
【0030】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0031】図8と図9に示すように接合流路7の二段
目の火炎上流側伝熱フィン4に案内板16を暖房管10
の最下端部15の周囲に設ける構成としている。
【0032】そこで図8と図9に示す本発明の構成によ
れば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが燃焼
し、高温の燃焼ガスは給湯管5と接合流路7の間を通過
する。このとき二段目の接合流路7の火炎上流側伝熱フ
ィン4の暖房管10の最下端部15に案内板16を設け
ているため、高温ガスが暖房管10を直接加熱しない。
一方で、高温ガスの上流側に位置する一段目の接合流路
7周囲の伝熱フィン4の受熱面積を、暖房管10もしく
は給湯管5の周囲の伝熱フィン4の受熱面積よりも小さ
くすることで一段目の接合流路7の暖房管10の受熱量
も減り、運転を停止している一段目と二段目の接合流路
7の暖房管10内部の滞留水の温度上昇を抑制できる。
すなわち滞留している管内のスケール付着抑制と熱交換
器の延命化が実現されるとともに、耐久性能が向上し、
製品の信頼性が大幅に向上する。
【0033】また本実施例では、接合流路7の暖房管1
0の最下端部15に案内板16を均等に設ける構成を示
したが、図10に示すように給湯バーナ1Aの高温ガス
下流側に位置する案内板16の面積を大きくし、給湯バ
ーナ1Aから離れるに従い案内板16の面積を小さくす
る構成とすることで、給湯運転時には上記と同様に滞留
している暖房管10内の水の沸騰を抑制できると共に、
暖房運転時には、二段目接合流路7の暖房管10の最下
端部15に設けた案内板16の面積が小さい為、この暖
房管10でも吸熱量が多くすることができ暖房熱効率を
向上できる。
【0034】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
し、案内板16の面積を給湯バーナ1Aと共用バーナ1
Dの高温ガス下流側では大きくし、共用バーナ1Dから
離れるに従い案内板16の面積を小さくする構成として
も同様に暖房管10内の水の沸騰を抑制する効果を発揮
し、燃焼装置を小型にすることもできる。すなわち、給
湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共用バーナ1
Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する高温の燃焼
ガスで直接加熱される接合流路7の暖房管10周囲の伝
熱フィン4には面積の大きな案内板16が設けてあるた
め受熱量が減り滞留している暖房管10内の水は沸騰し
ない。共用バーナ1Dから離れるに従い案内板16の面
積を小さくする構成とすることで、給湯運転時には上記
と同様に滞留している暖房管10内水の沸騰を抑制でき
ると共に、暖房運転時には、案内板16の面積が小さい
接合流路7の暖房管10での吸熱量が多く取れるため暖
房熱効率を向上できる。ところで共用バーナ1Dを給湯
バーナ1Aと暖房バーナ1Cの間に設けることで、各単
独最大運転時には共用バーナ1Dが燃焼するためバーナ
ユニット1を兼用でき、必要なバーナ本数を共用バーナ
本数分減らすことができ、燃焼装置の小型化が可能であ
る。
【0035】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。さらに、接合流路7のう
ち暖房管10の片方のみを略ハート型に変形した例を示
したが、全ての管を変形し接合面積を大きくする構成を
とることでも同様の効果を発揮できる。ところで、本実
施例では給湯バーナ1Aを燃焼させたときの例について
詳しく説明したが、暖房バーナ1Cを燃焼し接合流路7
を加熱する場合においても二段目接合流路7の給湯管5
が暖房管10の高温ガス下流側に位置し直接高温ガスで
加熱されないため滞留している給湯管5内の水は沸騰す
ることがなくスケール付着の抑制ができる構成である。
【0036】(実施例4)図11と図12は本発明の実
施例4であり、本発明の燃焼装置の伝熱フィン4の構成
図で、バーナユニット1は暖房バーナユニット1Cと給
湯バーナユニット1Aから構成され、空気を供給するフ
ァン2と、ガス供給量を制御するガス比例弁3と、高温
ガスで加熱される複数の伝熱フィン4と、給湯運転と暖
房運転の切り替え及び、バーナユニット1の燃焼本数切
り替えを行う複数の電磁弁9と、伝熱フィン4を貫通し
バーナユニット1と並行して設けた暖房管10と給湯管
5を上下2段に設け、ハート型に管の流路を変形した暖
房管10と給湯管5をロウ接合した接合流路7を上下2
段に構成した場合である。本発明の目的と効果は、実施
例1で示したものとほぼ同じであり、本実施例との構成
における違いは、二段目の接合流路の暖房管10の伝熱
フィン4周囲にスリット13と切り欠き部14と案内板
16を設け、給湯バーナ1Aの高温ガス下流側に位置す
る所の面積を大きくし、給湯バーナ1Aから離れるに従
い面積を小さくする構成としたことである。
【0037】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0038】図11と図12に示すように接合流路7の
二段目の火炎上流側伝熱フィン4にスリット13と切り
欠き部14と案内板16を暖房管10の最下端部15を
除いた周囲に設ける構成としている。最下端部15を除
いて切り欠き部14を設ける構成とすることで、拡管す
るときに上下方向にも力が伝達し管と伝熱フィン4とが
適当な拡管しろで接触し、給湯管5と暖房管10と伝熱
フィン4のロウ接合を良好にできる。
【0039】そこで図11と図12に示す本発明の構成
によれば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが
燃焼し、高温の燃焼ガスは給湯管5と接合流路7の間を
通過する。このとき二段目の接合流路7の火炎上流側伝
熱フィン4の周囲にスリット13と切り欠き部14と案
内板16を暖房管10の最下端部15を除いて設けてい
るため、伝熱フィン4から二段目接合流路7の暖房管1
0へ伝達する熱量は少なくなる。一方で、高温ガスの上
流側に位置する一段目の接合流路7周囲の伝熱フィン4
の受熱面積を、暖房管10もしくは給湯管5の周囲の伝
熱フィン4の受熱面積よりも小さくすることで一段目の
接合流路7の暖房管10の受熱量も減り、運転を停止し
ている一段目と二段目の接合流路7の暖房管10内部の
滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している
管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が実現され
るとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に
向上する。
【0040】さらに、暖房運転時には、二段目接合流路
7の暖房管10周囲に設けたスリット13と切り欠き部
14と案内板16の面積が小さい為、この暖房管10で
も吸熱量が多くすることができ暖房熱効率を向上でき
る。
【0041】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
し、スリット13と切り欠き部14と案内板16の面積
を給湯バーナ1Aと共用バーナ1Dの高温ガス下流側で
は大きくし、共用バーナ1Dから離れるに従いスリット
13と切り欠き部14と案内板16の面積を小さくする
構成としても同様に暖房管10内の水の沸騰を抑制する
効果を発揮し、燃焼装置を小型にすることもできる。す
なわち、給湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共
用バーナ1Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する
高温の燃焼ガスで直接加熱される接合流路7の暖房管1
0周囲の伝熱フィン4には面積の大きなスリット13と
切り欠き部14と案内板16が設けてあるため受熱量が
減り滞留している暖房管10内の水は沸騰しない。共用
バーナ1Dから離れるに従いスリット13と切り欠き部
14と案内板16の面積を小さくする構成とすること
で、給湯運転時には上記と同様に滞留している暖房管1
0内水の沸騰を抑制できると共に、暖房運転時には、切
り欠き部14の面積が小さい接合流路7の暖房管10で
の吸熱量が多く取れるため暖房熱効率を向上できる。と
ころで共用バーナ1Dを給湯バーナ1Aと暖房バーナ1
Cの間に設けることで、各単独最大運転時には共用バー
ナ1Dが燃焼するためバーナユニット1を兼用でき、必
要なバーナ本数を共用バーナ本数分減らすことができ、
燃焼装置の小型化が可能である。
【0042】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。さらに、接合流路7のう
ち暖房管10の片方のみを略ハート型に変形した例を示
したが、全ての管を変形し接合面積を大きくする構成を
とることでも同様の効果を発揮できる。ところで、本実
施例では給湯バーナ1Aを燃焼させたときの例について
詳しく説明したが、暖房バーナ1Cを燃焼し接合流路7
を加熱する場合においても二段目接合流路7の給湯管5
が暖房管10の高温ガス下流側に位置し直接高温ガスで
加熱されないため滞留している給湯管5内の水は沸騰す
ることがなくスケール付着の抑制ができる構成である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明のような構成の燃
焼装置において、次のような効果が得られる。
【0044】(1)二段目の接合流路の火炎上流側に位
置する第一流路の伝熱フィンの周囲に遮熱穴を設けるこ
とで、第二流路の機能を使用したときに第一流路の受熱
量が遮熱穴により減少し滞留している第一流路の水の温
度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と熱交換器の
延命化が実現できる。すなわち装置の持つ性能が十分に
発揮され、缶体の耐久性能が向上し、製品の信頼性が大
幅に向上する。
【0045】(2)第二バーナ群の高温ガス下流側の遮
熱穴の面積を大きくし、第二バーナ群から離れるに従い
遮熱穴の面積を小さくすることで、第二流路の機能を使
用したときの第一流路の滞留水の沸騰を防止できると共
に、第一流路の機能を使用したときには第一バーナ群で
発生した燃焼ガスの熱を二段目の接合流路の第一流路で
も十分吸熱できるため所望の熱効率を確保できる。
【0046】(3)接合流路の火炎下流側に配した第二
流路の周囲の伝熱フィンに切り欠き部を設けた場合に、
第二流路の機能を使用したときに第一流路の受熱量が切
り欠き部によりさらに減少する。すなわち、伝熱フィン
に切り欠き部を設けることで第一流路と伝熱フィンとの
間に間隙が生じるため切り欠き部のロウ接合も行われず
伝熱フィンからの受熱量が減少することから、滞留して
いる第一流路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの
発生防止と熱交換器の延命化が実現できる。すなわち装
置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が向上
し、製品の信頼性が大幅に向上する。
【0047】(4)第二バーナ群の高温ガス下流側の切
り欠き部の面積を大きくし、第二バーナ群から離れるに
従い切り欠き部の面積を小さくすることで第二流路の機
能を使用したときの第一流路の滞留水の沸騰を防止でき
ると共に、第一流路の機能を使用したときには第一バー
ナ群で発生した燃焼ガスの熱を二段目の接合流路の第一
流路でも十分吸熱できるため所望の熱効率を確保でき
る。
【0048】(5)高温ガスが流れる下流側に位置する
接合流路の第一流路周囲の伝熱フィンに案内板を設ける
ことで、高温ガスが直接接合流路の第一流路を加熱しな
いため第二流路の機能を使用したときに第一流路の受熱
量が減少し滞留している第一流路の水の温度上昇を抑制
し、管内スケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現
できる。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶
体の耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上す
る。さらに、案内板により高温ガスの流れが隣接する接
合流路の第二流路へと導かれるため第二流路の吸熱量が
増加し第二流路の機能を使用した際の熱効率が向上す
る。
【0049】(6)第二バーナ群の高温ガス下流側の案
内板の面積を大きくし、第二バーナ群から離れるに従い
案内板の面積を小さくすることで第二流路の機能を使用
したときの第一流路の滞留水の沸騰を防止できると共
に、案内板により高温ガスの流れが隣接する接合流路の
第二流路へと導かれるため第二流路の吸熱量が増加し第
二流路の機能を使用した際の熱効率が向上する。さら
に、第一流路の機能を使用したときにも第一バーナ群で
発生した燃焼ガスの熱を二段目の接合流路の第一流路で
も十分吸熱できるため所望の熱効率を確保できる。
【0050】(7)接合流路の火炎下流側に配した第二
流路の周囲の伝熱フィンに遮熱穴と切り欠き部と案内板
を設けた場合に、第二流路の機能を使用したときに第一
流路の受熱量が遮熱穴と切り欠き部と案内板によりさら
に減少し滞留している第一流路の水の温度上昇を抑制
し、管内スケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現
できる。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶
体の耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の燃焼装置の構成図
【図2】同装置の伝熱フィンの拡大図
【図3】同装置に共用バーナを設けた場合の構成図
【図4】同装置の他の伝熱フィンの構成図
【図5】本発明の実施例2の燃焼装置の伝熱フィンの構
成図
【図6】同伝熱フィンの拡大図
【図7】本発明の実施例2の燃焼装置の他の伝熱フィン
の構成図
【図8】本発明の実施例3の燃焼装置の伝熱フィンの構
成図
【図9】同伝熱フィンの拡大図
【図10】本発明の実施例3の燃焼装置の他の伝熱フィ
ンの構成図
【図11】本発明の実施例4の燃焼装置の伝熱フィンの
構成図
【図12】同伝熱フィンの拡大図
【図13】従来の燃焼装置の構成図
【符号の説明】
1 バーナユニット 1A 第二バーナ群 1C 第一バーナ群 4 伝熱フィン 5 第二流路 7 接合流路 10 第一流路 13 遮熱穴 14 切り欠き部 16 案内板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記バーナ群で加熱され
    る伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナユ
    ニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成される
    複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流路
    と前記第二流路の間に少なくとも二段以上で互いに接合
    した複数の接合流路を構成し、前記接合流路は高温ガス
    の上流側に前記第一流路を設け下流側に前記第二流路を
    設け、高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の前記
    接合流路の前記第一流路周囲の前記伝熱フィンに遮熱穴
    を設けた燃焼装置。
  2. 【請求項2】第二バーナ群の高温ガス下流側に位置する
    二段目の接合流路に設ける遮熱穴の面積を大きくし、前
    記接合流路が前記第二バーナ群より離れるに従い前記遮
    熱穴の面積が小さくなる請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記バーナ群で加熱され
    る伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナユ
    ニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成される
    複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流路
    と前記第二流路の間に少なくとも二段以上で互いに接合
    した複数の接合流路を構成し、前記接合流路は高温ガス
    の上流側に前記第一流路を設け下流側に前記第二流路を
    設け、高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の前記
    接合流路の前記第一流路周囲の前記伝熱フィンに切り欠
    き部を設けた燃焼装置。
  4. 【請求項4】第二バーナ群の高温ガス下流側に位置する
    二段目の接合流路に設ける切り欠き部の面積を大きく
    し、前記接合流路が前記第二バーナ群より離れるに従い
    前記切り欠き部の面積が小さくなる請求項3記載の燃焼
    装置。
  5. 【請求項5】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記バーナ群で加熱され
    る伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナユ
    ニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成される
    複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流路
    と前記第二流路の間に少なくとも二段以上で互いに接合
    した複数の接合流路を構成し、前記接合流路は高温ガス
    の上流側に前記第一流路を設け下流側に前記第二流路を
    設け、高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の前記
    接合流路の前記第一流路周囲の前記伝熱フィンに案内板
    を設けた燃焼装置。
  6. 【請求項6】第二バーナ群の高温ガス下流側の接合流路
    に設ける案内板の大きさを大きくし、前記接合流路が前
    記第二バーナ群より離れるに従い前記案内板の大きさが
    小さくなる請求項5記載の燃焼装置。
  7. 【請求項7】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記バーナ群で加熱され
    る伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナユ
    ニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成される
    複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流路
    と前記第二流路の間に少なくとも二段以上で互いに接合
    した複数の接合流路を構成し、前記接合流路は高温ガス
    の上流側に前記第一流路を設け下流側に前記第二流路を
    設け、高温ガスが流れる下流側に位置する二段目の前記
    接合流路の前記第一流路周囲の前記伝熱フィンに遮熱穴
    と切り欠き部と案内板を設けた燃焼装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413076B1 (ko) * 2001-09-26 2003-12-31 주식회사 경동보일러 잠열회수 콘덴싱 가스보일러

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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