JP2001199574A - シート材の吸着部構造 - Google Patents

シート材の吸着部構造

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JP2001199574A
JP2001199574A JP2000011949A JP2000011949A JP2001199574A JP 2001199574 A JP2001199574 A JP 2001199574A JP 2000011949 A JP2000011949 A JP 2000011949A JP 2000011949 A JP2000011949 A JP 2000011949A JP 2001199574 A JP2001199574 A JP 2001199574A
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groove
printing plate
suction
grooves
horizontal
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JP2000011949A
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English (en)
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Kazuoki Komiyama
和興 込山
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数サイズの印刷版を吸着するように吸着溝
を形成するときに、印刷版から外れた吸着溝からの負圧
の漏れを抑えて、印刷版の吸着性の向上を図る。 【解決手段】 吸着溝群120は、先端基準線104に
沿った横溝124Aと、印刷版12A〜12Cのサイズ
に合わせた縦溝122A〜124E及び横溝124B〜
124Fとが設けられている。縦溝122及び横溝12
4は、主に所定溝幅の主溝部116によって形成されて
いるが、印刷版12A、12Bの外周端と交差する所定
の領域が、溝の深さを浅くすることにより開口断面積を
狭めた浅溝部118によって形成されている。したがっ
て、印刷版12A、12Bを吸着するときに印刷版12
A、12Bに覆われた主溝部からの負圧の漏れが抑えら
れ、負圧源の容量を大きくすることなく所望の吸着力が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドラム等の保
持部材の表面に配置した印刷版等のシート材を保持部材
上に吸着保持するシート材の吸着部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷には、アルミニウムの薄板
などのシート状の支持体に感光層を形成した感光性平版
印刷版(以下「印刷版」と言う)が用いられる。このよ
うな印刷版は、サイズ(縦横の寸法)が例えば印刷物の
サイズ(縦横の寸法)に応じたものが用いられる。
【0003】印刷版に画像露光を施す画像露光装置に
は、回転ドラムに印刷版を巻き付けて、回転ドラムと共
に印刷版を回転しながら、画像データに応じた光ビーム
を印刷版に照射することにより、印刷版を走査露光する
ものがある。このような画像露光装置では、所定範囲の
サイズであれば、何れのサイズの印刷版であっても画像
焼付けが可能となるようにしている。
【0004】また、画像露光装置では、印刷版を走査露
光するときに、印刷版の位置がずれたり浮き等が生じる
のを防止するために、回転ドラムの周面に溝を形成し、
この溝へ供給する負圧によって印刷版を吸着保持して、
回転ドラムの周面に密着させるようにしている。
【0005】ところで、印刷版の全域を回転ドラムの周
面に密着させて吸着保持する場合、印刷版の中央部は勿
論、周縁部に沿って吸着用の溝を形成する必要がある。
このために回転ドラムには、多数サイズの印刷版を回転
ドラムの周面に吸着保持するために、サイズの異なるそ
れぞれの印刷版に合わせて吸着溝を形成するようにして
いる。
【0006】しかしながら、縦寸法ないし横寸法が異な
る複数サイズの印刷版を吸着するように吸着溝を形成し
た場合、縦寸法ないし横寸法の小さいサイズの印刷版を
吸着するときに、大きいサイズの印刷版を吸着するため
に設けた吸着溝が露出してしまい、露出した吸着溝から
負圧の漏れが生じる。この負圧の漏れによって印刷版の
吸着力が低下してしまうことがある。
【0007】このような負圧漏れを最小限に抑えるため
には、特定のサイズに合わせた吸着溝を形成する必要が
ある。また、負圧漏れが生じても印刷版を確実に吸着す
るためには、負圧漏れを見越した容量の負圧タンクや吸
引装置を設ける必要があり画像露光装置のコストアップ
に繋がってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、縦寸法ないし横寸法の異なる
複数サイズの印刷版などのシート材を吸着するときに、
容量の大きな負圧タンクや吸引装置を設けることなく、
シート材を確実に吸着することができるシート材の吸着
部構造を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、保持部材の表面の所定位置に配置した略矩
形形状のシート材を、保持部材の表面に形成した吸着溝
に供給する負圧によって吸着保持するシート材の吸着部
構造であって、縦方向又は縦方向と直交する横方向の少
なくとも一方の寸法が異なる複数サイズのシート材のそ
れぞれに対向するように所定の溝幅の主溝部によって前
記吸着溝を形成するときに、それぞれのサイズの前記シ
ート材を配置することにより該シート材の外周端と交差
してシート体の周縁部下方からシート体の外方へ突出す
る吸着溝の、シート体の周縁部下方から外方に跨る所定
の領域を、溝幅方向の開口断面積を前記主溝部よりも狭
めた小溝部によって形成したことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、縦寸法又は横寸法の少
なくとも一方が異なる複数サイズのシート材のそれぞれ
を吸着できるように主溝部によって吸着溝を形成すると
きに、シート材の周縁部内方側から外方に突出する吸着
溝の所定の領域を小溝部によって形成する。
【0011】シート材に覆われる吸着溝が所定の溝幅の
主溝部となることにより、このシート材に覆われた吸着
溝に負圧を供給すれば、シート材を確実に吸着すること
ができる。
【0012】また、吸着溝をシート材で覆ったときの開
口は、小溝部となる。この小溝部は、溝幅方向に沿って
切断した時の開口断面積が狭められており、圧力差によ
る空気の流れの抵抗となり、シート材に覆われた吸着溝
からの負圧の漏れを抑えることができる。
【0013】このようにシート材によって覆われた吸着
溝からの負圧の漏れを抑えることにより、多数サイズの
シート材を吸着できるように吸着溝を形成したときに、
シート材から外れる吸着溝からの負圧の漏れを考慮し
て、負圧タンクや吸引装置などの負圧源の容量を大きく
する必要がなく、負圧源の容量を大きくすることによる
コストアップや装置の大型化を防止することができる。
【0014】このような本発明では、前記複数サイズの
シート材の縦方向及び横方向のサイズに基づいて配置さ
れた横溝及び縦溝によって略格子状に前記吸着溝を形成
しているときに、互いに隣接する縦溝の間の横溝及び互
いに隣接する横溝の間の縦溝を前記小溝部として形成す
ることができる。
【0015】すなわち、吸着溝を複数の縦溝と横溝によ
って格子状に形成するときに、何れかのサイズのシート
材を配置したときに、シート材の外周端と交差する横溝
及び縦溝をそれぞれ、シート材の外周端を挟む縦溝の間
の領域及び横溝の間の領域が小溝部となるようにしてい
る。
【0016】また、請求項3に係る発明は、前記シート
材を前記保持部材に配置するときの縦方向及び横方向の
基準位置側に、前記吸着溝に負圧を供給する吸引孔を形
成していることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、吸着溝内に負圧源から
の負圧を供給するための吸引孔を吸着溝内に形成すると
きに、この吸引孔の位置が、シート材を保持部材の表面
に配置する時の基準位置側となるようにする。
【0018】これにより、吸引孔は、保持部材上に大き
いサイズのシート材を配置したときに、このシート材に
よって覆われることは勿論、小さいサイズのシート材を
配置したときにも、このシート材に覆われる可能性が高
くなる。したがって、吸引孔がシート材に覆われずに開
放状態となることにより、シート材に覆われた吸着溝内
の負圧が減少するのを抑えることができる。
【0019】このような本発明としては、前記保持部材
が円筒上のドラム周面に前記吸着溝を形成した回転ドラ
ムとすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用し
た画像露光装置10の概略構成を示している。この画像
露光装置10は、シート材の一例としてアルミニウム等
によって形成したの矩形薄板状(例えば肉厚が0.3mm
程度)の支持体に感光層を形成した感光性平版印刷版
(以下「印刷版12」という)を用い、この印刷版12
に画像データに基づいて変調した光ビームを照射して走
査露光する。画像露光装置10で画像露光の終了した印
刷版12は、図示しない自動現像装置等によって現像処
理等が施される。
【0021】なお、画像露光装置10では、サイズ(縦
横の寸法)が異なる印刷版12への画像露光が可能とな
っており、それぞれにサイズの異なる印刷版12を収容
している複数のカセットが装填され、画像露光を行う印
刷版12のサイズが設定されると、該当するサイズの印
刷版12を収容しているカセットから印刷版12を1枚
ずつ取出して、画像露光を行う。
【0022】図1に示されるように、画像露光装置10
には、機枠14内にカセット装填部18、給版搬送部2
0、記録部22及び排出バッファ部24等が設けられて
いる。カセット装填部18は、機枠14内の図1紙面右
下側に配置されており、それぞれに多数枚の印刷版12
を収容している複数のカセット16が、所定角度で傾斜
された状態で装填される。
【0023】なお、カセット16には、印刷版12が感
光層を上側にし、一端が所定の位置となるように位置決
めされて収容されている。また、カセット装填部18に
は、複数のカセット16が所定間隔で、かつそれぞれに
収容している印刷版12の一端が略一定の高さとなるよ
うに装填される。
【0024】給版搬送部20は、カセット装填部18の
上方に配置され、記録部22は、カセット装填部18に
隣接して、装置の中央下部に配置されている。給版搬送
部20には、一対の側板26(図1では一方のみを図
示)が設けられており、この側板26に反転ユニット2
8及び枚葉ユニット30が取付けられている。
【0025】反転ユニット28は、所定の外径寸法の反
転ローラ32を備え、この反転ローラ32の周囲に複数
の小ローラ(本実施の形態では、一例として小ローラ3
4A、34B、34C、34Dの4個)が設けられてい
る。小ローラ34A〜34Dは、カセット装填部18側
から反転ローラ32の上方を経て記録部22側に亘って
配置され、無端の搬送ベルト36が巻き掛けられてい
る。これにより、搬送ベルト36は、小ローラ34Aと
小ローラ34Dの間の約半周に亘って反転ローラ32に
巻き掛けられている。
【0026】一方、枚葉ユニット30は、カセット16
内の印刷版12の上端部を吸着する複数の吸盤38を備
えており、吸盤38を下方移動させてカセット装填部1
8に装填されているカセット16内の印刷版12の上端
部に対向させて印刷版12を吸着する。また、枚葉ユニ
ット30は、印刷版12を吸着した吸盤38を略上方へ
移動させることにより、カセット16から印刷版12を
引き出すと共に、引き出した印刷版12の先端を、反転
ローラ32と搬送ベルト36の間へ挿入する。なお、図
1では、吸盤38の移動位置の概略を二点鎖線で示して
いる。
【0027】反転ユニット28では、反転ローラ32と
搬送ベルト36がカセット16からの印刷版12の引き
出し方向(図1の矢印A方向)に回転する。これによ
り、印刷版12は、反転ローラ32と搬送ベルト36に
挟持されてカセット16から引き出されると共に、反転
ローラ32の周面に巻き掛けられることにより、湾曲さ
れながら搬送されて反転され、搬送方向が転向される。
なお、反転ローラ32の半径寸法は、印刷版12を湾曲
させたときに、印刷版12に折れや曲がりを生じさせな
い寸法(例えば100mm以上)となっている。
【0028】図1に実線及び二点鎖線で示すように、側
板26は、印刷版12を取出すカセット16の位置に応
じて水平移動する。これにより、枚葉ユニット30の吸
盤38は、選択されたカセット16内の印刷版12に対
向される。
【0029】また、側板26には、小ローラ34Dの下
方にガイド40が設けられており、反転ローラ32によ
って反転された印刷版12は、小ローラ34D側で反転
ローラ32と搬送ベルト36の間から、このガイド40
へ向けて送り出される。
【0030】記録部22の上方には、搬送コンベア42
が配置されており、反転ユニット28から送り出された
印刷版12は、ガイド40によって搬送コンベア42へ
案内される。
【0031】なお、ガイド40は、常に印刷版12の案
内方向を搬送コンベア42へ向けるように、側板26の
移動に伴って揺動する。また、記録部22側の小ローラ
34Dは、側板26の移動に伴って反転ユニット28か
らの印刷版12の送出し方向を換えるように移動し、小
ローラ34Cは、小ローラ34Dが移動したときに搬送
ベルト36に略一定の張力を付与するように移動する。
これにより、反転ユニット28から送り出される印刷版
12がガイド40によって緩やかに湾曲されるようにし
ている。
【0032】搬送コンベア42は、給版搬送部20の下
方に隣接したローラ44と、記録部22の上方に隣接し
たローラ46との間に搬送ベルト48が巻き掛けられ、
ローラ46側が下方となるように傾斜されている。
【0033】図1及び図2に示されるように、搬送コン
ベア42には、ローラ46に対向してローラ50が配置
されている。搬送コンベア42上に送り込まれた印刷版
12は、搬送ベルト48を搬送され、ローラ46、50
に挟持されて搬送コンベア42から送り出される。
【0034】記録部22には、架台52上に印刷版12
が装着される保持部材として設けられている回転ドラム
54が配置され、この回転ドラム54に隣接して記録ヘ
ッド部56が配置されている。また、画像露光装置10
には、記録部22(回転ドラム54)の上方に、パンチ
ャー58が設けられている。
【0035】図2に示されるように、パンチャー58に
は、銜え口60が形成されており、搬送コンベア42
は、印刷版12をローラ46、50によって挟持し、先
端をパンチャー58の銜え口60に挿入して保持する。
パンチャー58は、銜え口60に印刷版12の先端が挿
入されると、印刷版12の先端の所定の位置に、位置決
め用として例えば切り欠きを穿設する。なお、印刷版1
2は、例えば搬送コンベア42上で位置決めされてパン
チャー58へ送り込まれることにより、位置決め用の切
り欠きが先端部の所定の位置に穿設される。
【0036】搬送コンベア42は、印刷版12に切り欠
きが穿設されると、搬送ベルト48を逆転駆動して、印
刷版12の先端をパンチャー58の銜え口60から引き
出すと、図示しない揺動手段によって下方移動(図1及
び図2に二点鎖線で示す)し、印刷版12の先端を回転
ドラム54の外周面の所定位置へ向けて送り出す。
【0037】なお、画像露光装置10では、印刷版12
の先端に形成した切り欠きに、回転ドラム54の周面の
所定位置に突設されている図示しないピンを入り込ませ
ることにより、印刷版12を回転ドラム54に対して位
置決めするようにしている。
【0038】図3に示されるように、回転ドラム54
は、架台52の所定の位置に対で立設されている側板8
6に回転軸88が軸支されている。また、架台52に
は、駆動モータ90が取り付けられており、この駆動モ
ータ90の駆動軸90Aに設けられているプーリ92
と、回転軸88に設けられているプーリ94との間に、
無端のタイミングベルト96が巻き掛けられている。こ
れにより、駆動モータ90が駆動すると、回転ドラム5
4が所定の回転方向および回転速度で回転駆動される。
なお、回転ドラム54は、駆動モータ90によって、印
刷版12の装着露光方向(図1乃至図3の矢印B方向)
及び装着露光方向と反対方向となる印刷版12の取外し
方向(図1乃至図3の矢印C方向)へ回転される。
【0039】図2に示されるように、回転ドラム54に
は、外周面の所定の位置に、先端チャック62が取付け
られている。記録部22では、この回転ドラム54に印
刷版12を装着するときに、先ず、先端チャック62
が、搬送コンベア42によって送り込まれる印刷版12
の先端に対向する位置(印刷版装着位置)で回転ドラム
54を停止させる。
【0040】記録部22には、印刷版装着位置で先端チ
ャック62に対向する装着カム64が設けられている。
先端チャック62は、この装着カム64が回動して一端
側が押圧されることにより、回転ドラム54の周面との
間に印刷版12の挿入が可能となる。記録部22では、
印刷版12の先端が先端チャック62と回転ドラム54
の間に挿入された状態で、装着カム64を戻して先端チ
ャック62への押圧を解除することにより、印刷版12
の先端を先端チャック62と回転ドラム54の周面との
間で挟持して保持する。
【0041】回転ドラム54の周面近傍には、印刷版装
着位置よりも装着露光方向の下流側にスクイズローラ6
6が配置されている。このスクイズローラ66は、回転
ドラム54に向けて移動することにより回転ドラム54
に巻き付けられる印刷版12を回転ドラム54へ向けて
押圧する。
【0042】記録部22では、回転ドラム54に印刷版
12の先端が固定されると、回転ドラム54を装着露光
方向へ回転し、回転ドラム54に印刷版12を巻き付け
る。このとき、スクイズローラ66が印刷版12を回転
ドラム54の周面へ向けて押圧することにより、印刷版
12が回転ドラム54の周面に密着される。
【0043】また、記録部22には、スクイズローラ6
6よりも回転ドラム54の装着露光方向上流側近傍に後
端チャック着脱ユニット68が設けられ、装着露光方向
の下流側近傍に取外しカム70が配置されている。後端
チャック着脱ユニット68には、回転ドラム54へ向け
て突出されたシャフト72の先端に後端チャック74が
着脱可能に設けられている。
【0044】記録部22では、回転ドラム54に巻き付
けた印刷版12の後端が、後端チャック着脱ユニット6
8に対向する後端チャック着脱位置に達すると、回転ド
ラム54の回転を一次停止させ、後端チャック74を回
転ドラム54の所定の位置に装着する。これにより、回
転ドラム54に巻き付けられた印刷版12は、後端が後
端チャック74によって回転ドラム54との間で挟持さ
れて固定される。
【0045】記録部22では、印刷版12が回転ドラム
54に位置決めされて巻き付けられるとスクイズローラ
66を離間させる。この後、記録部22では、回転ドラ
ム54を所定の回転速度で高速回転させながら、この回
転ドラム54の回転に同期させて、記録ヘッド部56か
ら画像データに基づいて変調した光ビームを照射する。
これにより、印刷版12には、画像データに基づいて走
査露光されて、所定の位置に画像が形成される。
【0046】記録部22では、印刷版12への走査露光
が終了すると、回転ドラム54を後端チャック着脱位置
で停止させ、スクイズローラ66によって回転ドラム5
4との間で印刷版12を挟持した後、後端チャック着脱
ユニット68によって、回転ドラム54から後端チャッ
ク74を取り外して、印刷版12の後端を開放する。
【0047】記録部22では、回転ドラム54から後端
チャック74を取り外すと、回転ドラム54を印刷版1
2の取出し方向へ回転する。これにより、スクイズロー
ラ66と回転ドラム54の間から印刷版12が送出され
る。
【0048】図1に示されるように、排出バッファ部2
4は、スクイズローラ66の上方側に設けられており、
回転ドラム54が印刷版12の取外し方向へ回転するこ
とにより、印刷版12は、後端側から排出バッファ部2
4へ向けて送り出される。また、記録部22では、回転
ドラム54を印刷版12の取出し方向に回転したとき
に、先端チャック62が取外しカム70に対向する印刷
版取外し位置に達すると、回転ドラム54を停止し、こ
の位置で取外しカム70を回動する。これにより、先端
チャック62と回転ドラム54との間での印刷版12の
先端の挟持が解除され、印刷版12が回転ドラム54か
ら取り外される。
【0049】一方、排出バッファ部24は、機枠14に
形成されている排出口76の内方側に設けられており、
排出ローラ78を備えている。この排出ローラ78の周
囲には、複数の小ローラ(一例として小ローラ80A、
80B、80C、80D、80E)が配置されており、
これらの小ローラ80A〜80Eの間に無端の搬送ベル
ト82が巻き掛けられている。これにより、排出ローラ
78には、小ローラ80Aと小ローラ80Eの間の1/
2周から3/4周の範囲で搬送ベルト82が巻き掛けら
れている。
【0050】小ローラ80Aは、記録部22のスクイズ
ローラ66側へ向けて突設されており、ローラ84が対
向して配置されており、記録部22から送り出される印
刷版12が、小ローラ80Aとローラ84の間へ向けて
案内されて挟持される。
【0051】排出バッファ部24では、排出ローラ78
を印刷版12の引き入れ方向(矢印D方向)に回転駆動
することにより、小ローラ80Aとローラ84に挟持し
た印刷版12を記録部22から引き出しながら排出ロー
ラ78と搬送ベルト82の間に案内し、排出ローラ78
と搬送ベルト82で挟持して排出ローラ78に巻き掛け
る。このとき、排出バッファ部24では、印刷版12の
先端部(記録部22から送出されるときの後端側)を小
ローラ80Aとローラ84に挟持した状態で排出ローラ
78を停止させ、排出ローラ78に巻き掛けた印刷版1
2を一次的に保持する。
【0052】一方、図1に二点鎖線で示されるように、
排出バッファ部24では、小ローラ80Aとローラ84
が排出口76に対向する位置へ移動する。このとき、小
ローラ80Aとローラ84が一体で回動することによ
り、印刷版12の先端が排出口76へ向けられる。な
お、小ローラ80Aの上方の小ローラ80Bは、小ロー
ラ80Aの移動に追従して移動し、搬送ベルト82に一
定の張力を付与するようになっている。
【0053】排出バッファ部24では、印刷版12の先
端を排出口76へ向けると、排出ローラ78を、排出口
76に隣接して配置している自動現像装置などの処理装
置での印刷版12の搬送速度に応じた回転速度で、印刷
版12の送出し方向(矢印D方向と反対方向)へ回転駆
動する。これにより、印刷版12が排出口76から送り
出される。
【0054】ところで、画像露光装置10では、回転ド
ラム54に印刷版12を巻き付けたときに、この印刷版
12を負圧によって吸着保持して、回転ドラム54を高
速回転させたときにも、印刷版12に浮きや位置ズレ等
が生じないようにしている。以下に図面を参照しながら
回転ドラム54への印刷版12の吸着を説明する。
【0055】図3及び図4に示されるように、回転ドラ
ム54には、装着溝100が形成されている。装着溝1
00は、回転ドラム54の軸線方向に沿って所定の間隔
で、溝方向が回転ドラム54の周方向に沿わせて形成さ
れている。
【0056】装着溝100は、内部が拡幅されており、
例えば後端チャック74に設けている図示しない固定コ
マを装着溝100に挿入して、装着溝100内で回動す
ることにより、固定コマの装着溝100からの抜き出し
が阻止されるようにして、後端チャック74を回転ドラ
ム54の周方向に沿った任意の位置に取り付けることが
できるようになっている。これにより、印刷版12は、
サイズに拘らず後端が回転ドラム54に固定される。
【0057】一方、回転ドラム54の回転軸88には、
軸心部にパイプ102が勘合されている。このパイプ1
02は、一端側が回転ドラム54の内部に連通し、他端
側が図示しない吸引装置ないし負圧タンク等の負圧源に
連結されている。これにより、負圧源から回転ドラム5
4に印刷版12を吸着するための負圧が供給される。な
お、負圧源ないし負圧源への回転ドラム54の接続は、
従来公知の構成を用いることができ、本実施の形態で
は、詳細な説明を省略する。
【0058】図4及び図5には、回転ドラム54の周面
の展開図を示している。記録部22では、印刷版12の
先端が回転ドラム54の周面の所定位置(以下「先端基
準線104」とする)となると共に、印刷版12の幅方
向の中心が回転ドラム54の軸線方向に沿った所定位置
(以下「中心基準線106」とする)となるように位置
決めされる。すなわち、印刷版12は、先端及び幅方向
の中心がそれぞれ先端基準線104及び中心基準線10
6と一致するように回転ドラム54に位置決めされて装
着される。なお、以下では、印刷版12の回転ドラム5
4の周方向を縦方向とし、縦方向と直交する方向である
回転ドラム54の軸線方向を横方向として説明する。
【0059】回転ドラム54には、印刷版12の吸着用
として吸着溝群108が形成されている。図4に示され
るように、回転ドラム54に形成されている吸着溝群1
08は、中心基準線106を挟んで線対称となるように
形成されており、図5には、線対称に形成されている吸
着溝群108の中心基準線106を挟んだ一端側を示し
ている。なお、吸着溝群108を形成する縦溝110及
び横溝112は、回転ドラム54に形成している装着溝
100の位置及び溝幅、回転ドラム54に巻き付け可能
とする印刷版12のサイズ等の種々の条件に基づいて位
置及び本数等を設定するものであれば良く、以下では概
略を示す。
【0060】図4及び図5に示されるように、回転ドラ
ム54には、装着溝100の間に、吸着溝群108を形
成する多数の縦溝110と横溝112が形成されてい
る。縦溝110と横溝112は、互いに交差することに
より繋がれている。
【0061】また、図5に示されるように、回転ドラム
54には、縦溝110ないし横溝112の所定の位置に
吸引孔114が穿設されている。この吸引孔114は、
回転ドラム54内の中空部分に連通されている。これに
より、前記した図示しない負圧源からの負圧が吸引孔1
14を介して縦溝110及び横溝112のそれぞれに供
給される。回転ドラム54に巻き付けられた印刷版12
は、吸引孔114を介して吸着溝群108の縦溝110
及び横溝112に供給される負圧によって回転ドラム5
4の周面に吸着保持される。
【0062】図5に示されるように、縦溝110及び横
溝112は、所定の溝幅及び深さの主溝部116と共
に、小溝部として主溝部116よりも深さが浅い浅溝部
118によって形成されている。なお、図4では、主溝
部116を実線で示し、浅溝部118を破線で示してい
るが、主溝部116と浅溝部118の符号の付与及び吸
引孔114の図示を省略している。
【0063】図6(A)、図6(B)及び図7に示され
るように、浅溝部118は、溝の深さが主溝部116よ
りも浅く形成されていることにより、主溝部116より
も溝幅方向に沿った開口断面積が狭められている。な
お、本実施の形態では、一例として、主溝部116の溝
幅d1及び深さh1を、d1=2mm、h1=2mmとすると共
に、浅溝部118の溝幅d2及び深さh2を、d2=2m
m、h2=1mmとしている。
【0064】また、回転ドラム54に設けている吸引孔
114は、開口断面積が浅溝部118の開口断面積と略
同じか、浅溝部118の開口断面積よりも狭められてい
る。本実施の形態では、一例として、吸引孔114の孔
径d3を、d3=2mmとし、開口面積が小溝部118の開
口断面積より狭めている。
【0065】ここで、図8を参照しながら、回転ドラム
54に主溝部116と浅溝部118の形成するときの概
略基準を説明する。図8には、搬送方向に沿った寸法で
ある縦寸法l1、搬送方向と直交する方向に沿った横寸
法w1の印刷版12Aと、印刷版12Aよりも短い縦寸
法l2(l2<l1)でかつ印刷版12Aよりも長い横寸
法w2(w2>w1)の印刷版12Bと、印刷版12A、
12Bのそれぞれよりも長い縦寸法l3(l3>l1
2)及び横寸法w3(w3>w2>w1)の印刷版12C
を吸着するための吸着溝群120の一例を示している。
【0066】吸着溝群120は、回転ドラム54の縦溝
110に相当する複数の縦溝122と、横溝112に相
当する複数の横溝124によって形成されている。縦溝
122としては、印刷版12A、12B、12Cのそれ
ぞれの周縁部に沿った縦溝122A、122B、122
Cが対で形成され、横溝124としては、先端基準線1
04に沿った横溝124Aと、印刷版12のそれぞれの
後端部に沿った横溝124B、124C、124Dが形
成されている。
【0067】印刷版12Aに対する縦溝122Aは、印
刷版12Cに対する横溝124Dに達するように延設さ
れ、横溝124A及び印刷版12A、12Bに対する横
溝124B、124Cのそれぞれは、印刷版12Cに対
する縦溝122Cに達するように延設している。また、
比較的間隔が開いている縦溝122Aの間には、縦溝1
22D、122Eが所定の間隔で横溝124Aから横溝
124Dまで形成され、横溝124Aと横溝124Cの
間には、横溝124E、124Fが所定の間隔で、縦溝
122Cに達するように形成されている。
【0068】これにより、印刷版12A、12B、12
Cのそれぞれは、所定の間隔で形成されている複数本の
縦溝122と横溝124によって略全面が均一に吸着さ
れるようになっている。なお、互いに隣接する縦溝12
2と横溝124の間に、斜めに溝を形成するようにして
も良く、これにより、より確実な印刷版12の吸着保持
が可能となる。
【0069】一方、横溝124A、124E、124
F、124Cは、印刷版12A、12Bの何れにも覆わ
れる領域が主溝部116として形成され、印刷版12A
を載せたときに、露出する領域となる縦溝122Aから
縦溝122Cの間が浅溝部118として形成されてい
る。横溝124Bは、印刷版12Aに覆われる領域が主
溝部116として形成され、印刷版12Aから露出する
縦溝122Aから縦溝122Cの間が浅溝部118とし
て形成されている。印刷版12Bに対する縦溝122B
と、印刷版12Cに対する縦溝122C及び横溝124
Dは、それぞれ主溝部116として形成されている。
【0070】また、印刷版12Aに対する縦溝122A
および縦溝122D、122Eは、印刷版12Bに覆わ
れる領域及び印刷版12Bによって覆われる横溝124
Bの近傍の領域が主溝部116として形成されている
が、印刷版12Bから露出する所定の領域及び印刷版1
2Aから露出する横溝124Bと横溝124Dの間が浅
溝部118として形成されている。すなわち、印刷版1
2Cよりも縦寸法又は横寸法の何れか一方が小さいサイ
ズの印刷版12A、12Bを配置したときに、印刷版1
2A、12Bの外周端と交差する縦溝122及び横溝1
24を浅溝部118で形成している。
【0071】吸引孔114は、例えば、横溝124E、
124Fと縦溝122D、12Eの交点などのように、
印刷版12の縦方向又は横方向の内方側に形成してい
る。
【0072】これにより、印刷版12Cを吸着するとき
には、吸引孔114からの負圧が、縦溝122A、12
2D、122E等及び横溝124A、124C、124
E、124F等を介して外周側の縦溝122C及び横溝
124Dまで供給される。
【0073】吸着溝群120では、縦溝122及び横溝
124を主に溝幅の広い主溝部116によって形成する
ことにより印刷版12の吸着力を大きくしている。ま
た、吸着溝群120では、小さいサイズの印刷版12
A、Bを配置したときに、この印刷版12A、12Bの
周縁部から突出する縦溝122及び横溝124の所定の
領域を浅溝部118としている。
【0074】一般に、溝幅を広げることにより負圧によ
る印刷版12の吸着力が高くなる。また、溝の開口断面
積が狭い吸着溝が印刷版12に覆われたときには、空気
の流路抵抗が高くなるために、負圧が回るのに時間を要
する。ここから、吸着溝群120では、印刷版12の外
周端と交差する吸着溝を開口断面積の狭い浅溝部118
とすることにより、印刷版12の周縁端から吸着溝が露
出したときに、印刷版12に覆われた吸着溝からの負圧
の漏れが抑えられる。
【0075】すなわち、図8に示されるように、浅溝部
118の一部が印刷版12に覆われたときは、印刷版1
2によって覆われた主溝部116の開口が浅溝部118
となる。このように、印刷版12の外周端に対向する縦
溝110及び横溝112を浅溝部118で形成すること
により、印刷版12の外周端に生じる吸着溝の開口を狭
め、印刷版12に覆われた吸着溝(主に主溝部116)
からの負圧の漏れを抑えている。これにより、吸着溝群
120では、印刷版12Cは勿論、印刷版12A、12
Bを吸着するときにも、高い吸着性を確保できるように
している。
【0076】図4及び図5に示されるように、回転ドラ
ム54の吸着溝群108は、この吸着溝群120の縦溝
122及び横溝124を基準にし、所定の位置に複数の
縦溝112及び横溝114を配置すると共に、縦溝11
2及び横溝114のそれぞれを主に主溝部116によっ
て形成しながら、印刷版12の外周部と交差する所定の
領域に浅溝部118を設けるようにしている。なお、回
転ドラム54に形成されている横溝112は、回転ドラ
ム54の周面に形成している装着溝100によって分割
されている。すなわち、横溝112は、互いに隣接する
装着溝100の間に、装着溝100に繋がらないように
分割されている。
【0077】表1に示されるように、本実施の形態に適
用した画像露光装置10では、幅寸法である横寸法Wが
500mm〜1310mmで、回転ドラム54の周方向に沿
った寸法である縦寸法Lが547mm〜1310mmの間の
52サイズの印刷版12への画像露光が可能となるよう
にしており、回転ドラム54には、それぞれのサイズの
印刷版12を吸着できるように吸着溝群108を形成し
ている。
【0078】
【表1】
【0079】すなわち、図4及び図5に示されるよう
に、回転ドラム52には、吸着溝群108として先端基
準線104の近傍に横溝112Aが形成され、先端基準
線104から所定位置に横溝112B、112C、11
2D、112Eが形成されている。回転ドラム54に
は、中心基準線106を挟んで複数対の縦溝110A、
110B、110C、110D、110E、110Fが
形成されている。
【0080】本実施の形態では、縦寸法及び横寸法のそ
れぞれについて、最大サイズと最小サイズ及び、例えば
画像露光装置10での処理頻度予測等から基準となるサ
イズを複数設定し、これに基づいて縦溝110及び横溝
112を設定している。本実施の形態では、一例とし
て、印刷版12の横方向に沿って最小サイズと最大サイ
ズの間の4サイズを設定し、印刷版12の縦方向に沿っ
て最小サイズと最大サイズの間の2サイズを設定し、そ
れぞれの設定サイズに基づいて縦溝110A〜110F
及び横溝112A〜112Eを配置している。
【0081】吸着溝群108では、横溝112Aと横溝
112Bの間に、所定の間隔で、横溝112F、112
G、112Hが設けられ、横溝112Cから横溝112
Dの間及び横溝112Dから横溝112Eの間のそれぞ
れに、横溝112I、112J、112K及び横溝11
2L、112Mが設けられている。
【0082】また、吸着溝群108では、縦溝110A
の間に、装着溝100を挟むようにして複数本の縦溝1
10Gが設けられ、縦溝110Aと縦溝110Bの間、
縦溝110Cと縦溝110Dの間及び縦溝110Dと縦
溝110Eに、縦溝110H、110I、110Jがそ
れぞれ装着溝100を挟んで設けられている。
【0083】これにより、記録部22では、縦寸法と横
寸法が基準となるサイズの印刷版12及びこのサイズに
近い印刷版12以外のサイズの印刷版12が、縦溝11
0G〜110Jの何れか及び横溝112F〜112Mの
何れかによって周縁部近傍を吸着されるようにしてい
る。これと共に、記録部22では、それぞれのサイズの
印刷版12の全面を略均一に吸着するようにしている。
【0084】なお、表1に示す印刷版12のサイズに基
づいて、横溝112Bと横溝112Cの間には、縦溝1
10Dと横溝110Dに隣接する縦溝110Iの間にの
み横溝112Nを形成している。また、横溝112Hは
中心基準線106側の縦溝110Iの間、横溝112B
は縦溝110Bの間、横溝112J、112Kは中心基
準線106側の縦溝110Jの間のみにそれぞれ形成さ
れていると共に、縦溝110Bは横溝112Aと横溝1
12Bの間、縦溝110A、110Cは横溝112Aか
ら横溝112Dの間、縦溝110Dは横溝112Aと横
溝112Cの間にのみ形成されている。
【0085】一方、吸着溝群108では、縦溝110及
び横溝112のそれぞれについて、何れかのサイズの印
刷版12を配置したときに、印刷版12の周縁部近傍で
露出する部分を含む所定の領域を浅溝部118によって
形成している。
【0086】すなわち、横溝112A、112F、11
2G、112H、112B、112C、112I、11
2J、112Kは、縦溝110Aの間が主溝部116と
なっており、そのほかの領域が浅溝部118となってい
る。横溝112L、112M、112Eは、主溝部11
6によって形成され、横溝112Dは、縦溝110Aの
間、縦溝110Cと縦溝110Jの間及び縦溝110E
と縦溝110Fの間が主溝部116となっているが、そ
れ以外の領域は浅溝部118となっている。
【0087】また、縦溝110A、110B、110G
のそれぞれは、横溝112Aから横溝112Bまでの間
及び横溝112Dから横溝11Lまでの間が主溝部11
6となっており、縦溝110Cは、主溝部116となっ
ている。縦溝110Dは横溝112Aから横溝112H
間での間、中心基準線106側の縦溝110Iは横溝1
12Aから横溝112Hまでの間及び横溝112Cから
横溝112Dまでの間、中心基準線よりも外側の縦溝1
10Iは横溝112Aから横溝112Nまでの間及び横
溝112Dから横溝112Lまでの間、縦溝11Dは横
溝112Aから横溝112Nまでの間、縦溝110Jは
横溝112Aから横溝112Cまでの間及び横溝112
Dから横溝112Lまでの間、縦溝110Eは横溝11
2Aから横溝112Iまでの間及び横溝112Dから横
溝112Lまでの間、縦溝110Fは横溝112Aから
横溝112Lまでの間が、それぞれ主溝部116によっ
て形成されている。
【0088】これに対して、縦溝110A〜110I
は、上記した領域以外は、何れかのサイズの印刷版12
を配置したときに、印刷版12の外周端(縦方向の両端
及び横方向の両端)と交差するので、浅溝部118によ
って形成されている。
【0089】一方、吸着溝群108では、縦溝110及
び横溝112が、所定の位置で切り離されている。ま
た、図5に示されるように、回転ドラム54には、これ
らの縦溝110及び横溝112に負圧を供給するよう
に、所定の位置に吸引孔114が形成されている。
【0090】すなわち、図4及び図5に示されるよう
に、横溝112は、装着溝100の近傍で止められ、装
着溝100への負圧の漏れが防止されている。また、横
溝112A、112F、112G、112C、112
I、112Dのそれぞれは、縦溝110Eの近傍で縦溝
110F側が縦溝110Eから切り離されている。
【0091】縦溝110G、110A、110Hは、横
溝112Bの近傍、横溝112Cの近傍及び横溝112
Dの近傍で、先端基準線104と反対側がそれぞれ横溝
112B、横溝112C及び横溝112Dから切り離さ
れ、縦溝110C、110I及び中心基準線106側の
縦溝110Jは、横溝112Cの近傍及び横溝112D
の近傍で、先端基準線104と反対側がそれぞれ横溝1
12C及び横溝112Dから切り離されている。さら
に、縦溝110E及び中心基準線106と反対側の縦溝
110Jは、横溝112Dの近傍で先端基準線104と
反対側が横溝112Dから切り離されている。なお、こ
れらの縦溝110及び横溝112の分割及び分割位置
は、一例を示すものであり、本発明の構成を限定するも
のではない。
【0092】図5に示されるように、吸引孔114は、
分割されているそれぞれの領域内で、印刷版12を配置
したときに、印刷版12の内方側となる先端基準線10
4側ないし中心基準線106側となる所定の位置に形成
されている。これにより、それぞれの吸引孔114から
負圧を供給する領域を狭めると共に、印刷版12によっ
て覆われない吸引孔114が少なくなるようにしてい
る。
【0093】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0094】画像露光装置10では、印刷版12に露光
する画像データが入力され、画像露光を行う印刷版12
のサイズ及び露光枚数等が設定されて、画像露光の開始
が指示されると、印刷版12への画像露光処理を開始す
る。なお、これらの処理は、画像露光装置10に操作パ
ネルを設け、この操作パネルのスイッチ操作によって指
示するものであっても良く、画像露光装置10に画像デ
ータを出力する画像処理装置等からの信号によって画像
露光装置10の処理開始を指示するものであっても良
い。
【0095】画像露光装置10では、処理の開始が指示
されると、指定されたサイズの印刷版12をカセット1
6から取出して搬送コンベア42に載せ、位置決め用の
切り欠き90A、90Bを穿設した後に、記録部22へ
供給する。
【0096】記録部22では、この印刷版12の先端を
先端チャック62によって回転ドラム54に保持させる
と、スクイズローラ66によってスクイズしながら印刷
版12を回転ドラム54に巻き付け、印刷版12の後端
を後端チャック74によって回転ドラム54に保持させ
る。このとき、印刷版12は、縦方向(搬送方向)の先
端及び横方向の中心線とがそれぞれ先端基準線104及
び中心基準線106とに一致するように位置決めされ
る。
【0097】この後、記録部22では、回転ドラム54
を高速回転しながら記録ヘッド部56から画像データに
基づいた光ビームを印刷版12に照射して、印刷版12
を走査露光し、印刷版12の所定の領域を走査露光して
画像を形成する。
【0098】ところで、画像露光装置10の記録部22
に設けている回転ドラム54には、複数の縦溝110と
横溝112を格子状に形成した吸着溝群108が設けら
れており、回転ドラム54に巻き付けた印刷版12を縦
溝110ないし横溝112に供給する負圧によって吸着
保持し、印刷版12にズレや遠心力による浮きとが生じ
ないようにしている。
【0099】ここで、図4を参照しながら、回転ドラム
54への印刷版12の吸着保持を説明する。なお、図4
には、印刷版12の一例として、先端基準線104及び
中心基準線106に沿って位置決めしたときに、横溝1
12A、112Dの間及び縦溝110Aの間を囲うサイ
ズとしている(以下、印刷版12Dとする)。
【0100】吸着溝群108は、この印刷版12Dが回
転ドラム54に巻き付けられることにより、横溝112
Aと横溝112Dの間及び縦溝110Aの間の領域がこ
の印刷版12Dに覆われる。図5に示されるように、横
溝112Aと横溝112D及び縦溝110Aに囲われた
領域は、主に溝幅の広い主溝部116によって形成され
ている。これにより、印刷版12Dは、吸引孔114か
ら供給される負圧、すなわち、印刷版12Dは、印刷版
12Dが覆っている主溝部116及び浅溝部118内の
空気が吸引孔114内に吸引されることにより、外周部
は勿論、中央部も略均一に吸着される。
【0101】一方、図1に示されるように、印刷版12
Dは、外周端が縦溝110A、110Hの間で横溝11
2A〜112D及び横溝112F〜112Kと交差す
る。なお、印刷版12Dに覆われる縦溝110A、11
0Gについては、横溝112Dの近傍で切り離されてい
るので、説明を省略する。
【0102】この横溝112A〜112D及び横溝11
2F〜112Kは、縦溝110Aと縦溝110Iとの間
が浅溝部118によって形成されている。図6(A)、
図6(B)及び図7に示されるように、浅溝部118
は、深さが主溝部116よりも浅くなって、開口断面積
が狭められている。
【0103】吸着溝群108では、横溝112A〜11
2D及び横溝112F〜112Kの浅溝部118が印刷
版12Dの外周端と交差することにより、横溝112A
〜112D及び横溝112F〜112Kと印刷版12D
の外周端の間が、印刷版12Dに覆われた領域の開口と
なる。
【0104】図6(B)に示されるように、浅溝部11
8によって繋げられている双方の主溝部116を印刷版
12によって覆った場合、一方の主溝部116に設けた
吸引孔114から負圧を供給すると、この負圧が浅溝部
118を介して他方の主溝部116へ供給される。この
とき、浅溝部118の開口断面積が狭くなっているため
に浅溝部118が空気の流路抵抗となって、一方の主溝
部116から他方の主溝部116の間を負圧が伝搬する
ときに時間を要することになるが、この時間は極めて短
いために、一方の主溝部116に印刷版12が吸着保持
されるのと、他方の主溝部116に印刷版12が吸着保
持されるのとの間で、実質的な時間差を生じることがな
い。
【0105】一方、図6(A)示されるように、主溝部
116と浅溝部118の一部を印刷版12に覆った状態
で吸引孔114から主溝部116へ負圧を供給すると、
浅溝部118が印刷版12に覆われた主溝部116の開
口となる。吸引孔114を介して印刷版12に覆われた
主溝部116に供給される負圧は、この開口から漏れ出
すことになる。このとき、浅溝部118の開口断面関が
狭められていることにより、回転ドラム54の表面近傍
の空気が印刷版12に覆われた主溝部116内に入りこ
む時の抵抗が大きくなる。したがって、印刷版12に覆
われた主溝部116からの負圧の漏れが抑えられる。
【0106】また、図5に示されるように、回転ドラム
54に設けられている吸着溝群108は、装着溝100
等によって分割されている。分割されたそれぞれの領域
には、吸引孔114が設けられている。このために、印
刷版12のサイズによって吸引孔114が印刷版12に
覆われずに露出することもある。
【0107】回転ドラム54では、印刷版12に覆われ
ずに露出している吸引孔114にも負圧が供給される。
このために、吸引孔114からの負圧の漏れが多くなる
と、印刷版12に覆われている縦溝110及び横溝11
2内の負圧も低下する。
【0108】このとき、回転ドラム54では、吸引孔1
14の開口を小さくすることは勿論、分割されたそれぞ
れの領域内で、縦溝110の中心基準線106側ないし
横溝112の先端基準線106側に吸引孔114を設け
ている。すなわち、縦溝110の中心基準線106側及
び横溝112の先端基準線104側は、それぞれ縦方向
及び横方向のサイズの大きい印刷版12に覆われるのは
勿論、サイズの小さい印刷版12であっても先端基準線
104ないし中心基準線106から離れた位置よりも、
この印刷版12に覆われることが多くなる。
【0109】これにより、回転ドラム54では、吸引孔
114の数を少なくすると共に、吸引孔114が印刷版
12に覆われる割合が高くなるようにし、吸引孔114
が印刷版12から外れて露出することによる負圧の漏れ
を抑えている。
【0110】回転ドラム54では、図示しない負圧源か
ら供給される負圧が、吸引孔114のそれぞれを介し
て、周面に形成されている縦溝110及び横溝112の
全域に供給されるようになっているため、吸着溝群10
8では、この負圧によって印刷版12を吸着保持すると
きに、印刷版12に覆われている領域及び印刷版12に
覆われていない領域からの負圧の漏れが抑えられること
により、印刷版12の吸着性の向上が図られる。
【0111】このように、印刷版12の吸着性の向上を
図ることにより、画像露光装置10では、多数サイズの
印刷版12のそれぞれを確実に吸着するために、負圧漏
れを考慮して負圧タンクや吸引装置などの負圧源の容量
を大きくする必要がなく、負圧源の容量を大きくするこ
とによる装置の製品コストの上昇や、大型化を抑えるこ
とができる。
【0112】なお、本実施の形態では、小溝部として溝
の深さ浅い浅溝部118を形成したが、少なくとも、開
口断面積を狭めたものであれば良く、溝幅を狭くするよ
うにしても良くまた、溝幅を狭くすると共に深さを浅く
したものであっても良い。
【0113】また、本実施の形態では、吸着溝として溝
の深さを2段階としたが、吸着溝の底面を傾斜させるな
どして、印刷版12の外周端に対向する位置の溝の深さ
が最も浅く、開口断面積が狭められるように吸着溝を形
成するようにしても良い。
【0114】また、本実施の形態では、固定部材として
回転ドラム54を用いて、この回転ドラム54にシート
材として印刷版12を吸着するように説明したが、本発
明の構成はこれに限るものではない。
【0115】例えば、固定部材としては、回転ドラム5
4等のように外周面にシート材を吸着するものに限るも
のではなく、平面上に印刷版12などのシート材を吸着
する定盤等を適用することができる。また、固定部材
は、シート材として、印刷版12に限らずフィルムや紙
材等を支持体とした写真フィルムや印画紙等の他の感光
材料であっても良く、また、感光材料に限らず種々のシ
ート材の全面を略均一に吸着して保持するするものであ
っても良い。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート材の外周端と交差する吸着溝を、開口断面積を狭め
た小溝部によって形成することにより、シート材に覆わ
れる吸着溝からの負圧の漏れを抑え、多数サイズのシー
ト材を吸着するように設けた吸着溝による吸着性の向上
を図ることができると言う優れた効果が得られる。これ
により、シート材の周縁部から露出した吸着溝からの負
圧の漏れを考慮して負圧源の容量を大きくする必要をな
くし、保持部材を設けた装置の低コスト化及び小型化を
可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した画像露光装置の概略構
成図である。
【図2】画像露光装置に設けている記録部の概略構成図
である。
【図3】記録部に保持部材として設けている回転ドラム
を示す概略斜視図である。
【図4】回転ドラムに形成している吸着溝群を示す回転
ドラムの周面の概略展開図である。
【図5】回転ドラムの周面の一部を示す概略展開図であ
る。
【図6】(A)及び(B)は回転ドラムに設ける縦溝及
び横溝を形成する主溝部と浅溝部の概略を示す溝方向に
沿った要部断面図であり、(A)は印刷版によって主溝
部と浅溝部の一部を覆った状態を示し、(B)は図6
(A)の主溝部と浅溝部を印刷版によって一体に覆った
状態を示している。
【図7】回転ドラムに設ける縦溝及び横溝を形成する主
溝部と浅溝部を示す概略斜視図である。
【図8】本発明を適用した吸着溝群を形成する時の印刷
版に対する主溝部と浅溝部の配置を示す概略図である。
【符号の説明】
10 画像露光装置 12 印刷版(シート材) 22 記録部 54 回転ドラム(保持部材) 90 駆動モータ 104 先端基準線 106 中心基準線 108、120 吸着溝群(吸着溝) 110(110A〜110I)、122(122A〜1
22E) 縦溝(吸着溝) 112(112A〜112M)、124(124A〜1
24F) 横溝(吸着溝) 114 吸引孔 116 主溝部 118 浅溝部(小溝部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持部材の表面の所定位置に配置した略
    矩形形状のシート材を、保持部材の表面に形成した吸着
    溝に供給する負圧によって吸着保持するシート材の吸着
    部構造であって、縦方向又は縦方向と直交する横方向の
    少なくとも一方の寸法が異なる複数サイズのシート材の
    それぞれに対向するように所定の溝幅の主溝部によって
    前記吸着溝を形成するときに、それぞれのサイズの前記
    シート材を配置することにより該シート材の外周端と交
    差してシート体の周縁部下方からシート体の外方へ突出
    する吸着溝の、シート体の周縁部下方から外方に跨る所
    定の領域を、溝幅方向の開口断面積を前記主溝部よりも
    狭めた小溝部によって形成したことを特徴とするシート
    材の吸着部構造。
  2. 【請求項2】 前記複数サイズのシート材の縦方向及び
    横方向のサイズに基づいて配置された横溝及び縦溝によ
    って略格子状に前記吸着溝を形成しているときに、互い
    に隣接する縦溝の間の横溝及び互いに隣接する横溝の間
    の縦溝を前記小溝部としていることを特徴とする請求項
    1に記載のシート材の吸着部構造。
  3. 【請求項3】 前記シート材を前記保持部材に配置する
    ときの縦方向及び横方向の基準位置側に、前記吸着溝に
    負圧を供給する吸引孔を形成していることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のシート材の吸着部構造。
  4. 【請求項4】 前記保持部材が円筒上のドラム周面に前
    記吸着溝を形成した回転ドラムであることを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れかに記載のシート材の吸着
    部構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003211864A (ja) * 2002-01-10 2003-07-30 Agfa Corp 各種寸法の印刷版を持上げる装置と方法
JP2009208965A (ja) * 2009-01-23 2009-09-17 Fujifilm Corp 媒体保持装置及び画像記録装置並びに画像形成装置
JP2017222088A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 株式会社リコー シート材搬送ユニット、シート材搬送装置及び液体を吐出する装置
KR20190064657A (ko) 2011-07-19 2019-06-10 가부시끼가이샤 니혼 세이꼬쇼 흡착 장치 및 처리 장치

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