JP2001198730A - ウォームの加工方法及び加工装置 - Google Patents

ウォームの加工方法及び加工装置

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JP2001198730A JP2000010840A JP2000010840A JP2001198730A JP 2001198730 A JP2001198730 A JP 2001198730A JP 2000010840 A JP2000010840 A JP 2000010840A JP 2000010840 A JP2000010840 A JP 2000010840A JP 2001198730 A JP2001198730 A JP 2001198730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い加工時間で正確な歯形のウォームを加工
する。 【解決手段】 エンドミル形の工具20をその回転軸線
Q回りに回転駆動し、回転軸線をウォーム10の中心軸
線Oを含む平面R内で中心軸線と直交する線Nから一方
向に所定角度傾斜させた状態で、ウォームの回転速度と
比例する速度で工具を中心軸線と平行に移動させて工具
の先端部外周の加工面21により第1歯面16を加工す
る。回転軸線Qを逆方向に所定角度傾斜させた状態で、
ウォームの回転速度と比例する移動速度で工具を中心軸
線と平行に移動させて第2歯面17を加工する。第1歯
面及び第2歯面の加工は、それぞれ工具の回転軸線をウ
ォームの中心軸線と平行で一方向に所定距離オフセット
した第1平面Sa内及び逆方向に所定距離オフセットし
た第2平面Sb内として行ってもよい。本発明は複リー
ドウォームの加工にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォームホイール
と組み合わせて使用する円筒形のウォームの加工方法及
び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のウォームの加工方法には、図6
に示すように、台形のバイト2の切刃面をウォーム1の
中心軸線Oを含む平面に合わせて第1歯面1a、第2歯
面1b及び歯底1cを旋削する方法(1形と呼ぶ、図6
(a) 参照)、台形のバイト4の切刃面をウォーム3のリ
ード線と直交する平面に合わせて各歯面3a,3b及び
歯底3cを旋削する方法(2形と呼ぶ、図6(b) 参
照)、軸6a回りに回転する両皿形フライスカッタ6の
回転中心面6bをウォーム5のリード線に沿った方向と
して各歯面5a,5b及び歯底5cを切削する方法(3
形と呼ぶ、図6(c) 参照)、及びウォーム7の中心軸線
Oを含む平面から一方向に所定距離オフセットした台形
の第1片刃バイト8aにより第1歯面7aと歯底7cの
一部を旋削し、次いで前述の平面から逆方向に所定距離
オフセットした台形の第2片刃バイト8bにより第2歯
面7bと歯底7cの残りを旋削する方法(4形と呼ぶ、
図6(d)参照)がある。この4形によれば、各歯面7
a,7bの中心軸線Oと直交する断面は、図6(d) に示
すように半径が上記所定距離となる円9を基礎円とする
インボリュート曲線9aとなり、これに伴い各歯面7
a,7bは凸面となるので、多少の加工誤差や組立誤差
があってもウォームホイールとの噛み合いが悪くなるこ
とはないという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1形及び2形は旋削で
あり、加工の差には多数回に分けて切り込みを行うので
加工時間が増大し、量産に不向きである。4形は1形及
び2形の問題に加え、片面ずつ加工を行っており、バイ
トのセッチングの手間も増大するので更に量産向きでな
い。3形は1回の切り込みで加工できるので量産に適し
ているが、歯面5a,5bの歯形が崩れるという問題が
ある。すなわち両皿形フライスカッタ6はウォーム5の
リード線に沿った方向の長さが大であり、しかも図6
(c) においてフライスカッタ6の回転中心面6bが直線
であるのに対し、ウォーム5のリード線は正弦曲線の一
部であるので、図6(c) において軸6aの軸心から離れ
た位置では回転中心面6bとリード線とは一致しなくな
る。このため、フライスカッタ6が各歯面5a,5bの
本来は加工すべきでない部分を加工することになるの
で、各歯面5a,5bの形状に狂いを生じ、ウォームホ
イールとの噛み合いが悪くなるという問題がある。この
問題は各歯面のリード角が大きい場合に特に顕著とな
る。本発明はこのような問題を解決することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
るウォームの加工方法は、円筒状の外周にらせん状の歯
部を形成してなるウォームの加工方法において、エンド
ミル形の工具をその回転軸線回りに回転駆動し、この回
転軸線をウォームの中心軸線を含む平面内で同中心軸線
と直交する線から一方向に所定角度傾斜させた状態で、
同中心軸線を中心とする前記ウォームの回転速度と比例
する速度で前記工具を前記中心軸線と平行に相対移動さ
せて同工具の先端部外周の加工面により前記歯部の第1
歯面を加工し、次いで前記回転軸線を前記平面内で前記
中心軸線と直交する線から前記一方向とは逆方向に所定
角度傾斜させた状態で、前記中心軸線を中心とする前記
ウォームの回転速度と比例する移動速度で前記工具を前
記中心軸線と平行に相対移動させて同工具の先端部外周
の前記加工面により前記歯部の第2歯面を加工すること
を特徴とするものである。エンドミル形の工具はリード
線に沿った方向における長さが短くなるので、工具の回
転軸線からリード線方向に離れた位置では工具は速やか
に各歯面から離れ、各歯面を加工することはなくなる。
またウォームの中心軸線と直交する線からの工具の回転
軸線の傾斜角度を変えれば、ウォームの圧力角も変化す
る。
【0005】また本発明によるウォームの加工方法は、
円筒状の外周にらせん状の歯部を形成してなるウォーム
の加工方法において、エンドミル形の工具をその回転軸
線回りに回転駆動し、前記回転軸線を前記ウォームの中
心軸線と平行で一方向に所定距離オフセットした第1平
面内において前記中心軸線と直交する線から一方向に所
定角度傾斜させた状態で、前記中心軸線を中心とする前
記ウォームの回転速度と比例する速度で前記工具を前記
中心軸線と平行に相対移動させて同工具の先端部外周の
加工面により前記歯部の第1歯面を加工し、次いで前記
回転軸線を前記第1平面と平行でそれとは逆方向に前記
中心軸線から所定距離オフセットした第2平面内におい
て前記中心軸線と直交する線から前記一方向とは逆方向
に所定角度傾斜させた状態で、前記中心軸線を中心とす
る前記ウォームの回転速度と比例する移動速度で前記工
具を前記中心軸線と平行に相対移動させて同工具の先端
部外周の前記加工面により前記歯部の第2歯面を加工す
ることを特徴とするものとしてもよい。この発明によれ
ば、前項の発明と同様、エンドミル形の工具の回転軸線
からリード線方向に離れた位置では工具が各歯面を加工
することはなくなり、また工具の回転軸線の傾斜角度を
変えればウォームの圧力角も変化するのに加え、各歯面
の中心軸線と直交する断面はインボリュート曲線とな
り、各歯面は凸面となる。
【0006】前2項の発明の工具の先端部外周の加工面
は先細の円錐形状とすることが好ましい。
【0007】前各項の発明は、前記第1歯面及び第2歯
面を加工する際における前記中心軸線と直交する線Nか
らの前記工具の回転軸線の傾斜角度は互いに逆向きの同
一角度とし、またそれぞれの加工の際における前記ウォ
ームの回転速度に対する前記工具の移動速度は同一とし
てもよい。あるいはまた、第1歯面及び第2歯面を加工
する際における前記中心軸線と直交する線からの前記工
具の回転軸線の各傾斜角度は互いに逆向きの異なる角度
とし、またそれぞれの加工の際における前記ウォームの
回転速度に対する前記工具の各移動速度は前記傾斜角度
の相違と関連した異なる値としてもよい。
【0008】また本発明によるウォームの加工装置は、
ベッドと、X方向に相対的に移動可能となるように前記
ベッド上に支持された送りテーブル及びコラムと、この
コラムに前記X方向と直交する回転軸線回りに回転可能
に支持された回転台と、この回転台に前記回転軸線と直
交するA方向に移動可能に支持されたスピンドルヘッド
と、前記テーブル上に載置された主軸台により前記X方
向と平行な軸線回りに回転可能に軸承され加工されるウ
ォームを同軸的に支持して回転駆動する主軸と、前記ス
ピンドルヘッドに前記A方向と平行な回転軸線回りに回
転可能に支持されて回転駆動され前記ウォームに歯部を
加工するエンドミル形の工具を先端部に装着する工具ス
ピンドルを備えたことを特徴とするものである。先端に
エンドミル形の工具を装着した工具スピンドルを回転駆
動し、スピンドルヘッドを回転台によりX方向に対し一
方向及び逆方向に所定角度傾斜させた各状態でウォーム
を支持した主軸台を回転駆動し、工具に適当な切り込み
を与えた状態で、主軸台の回転速度と比例する速度でス
ピンドルヘッドと主軸台をX方向に相対移動させること
により、ウォームには各歯面が加工される。
【0009】前項の発明の送りテーブルとコラムは前記
回転軸線と平行な方向においても相対的に移動可能とす
ることが好ましい。このようにすれば、工具の回転軸線
をウォームの中心軸線に対しオフセットさせることがで
き、これにより加工される歯面は凸面となる。
【0010】
【発明の効果】エンドミル形の工具の回転軸線をウォー
ムの中心軸線を含む平面内で相対移動させて各歯面を加
工する本発明によれば、各1回の切り込みで各歯面を加
工でき、しかもリード線に沿った方向における工具の長
さが短くなるので、その回転軸線からリード線方向に離
れた位置では工具は速やかに各歯面から離れ各歯面を加
工することはなくなる。従って本来加工すべきでない部
分を加工して各歯面の形状に狂いを生じることはないの
で、短い加工時間で正確な歯形のウォームを加工するこ
とができる。更にウォームの中心軸線と直交する線から
の工具の回転軸線の傾斜角度を変えれば、ウォームの圧
力角も変化するので、1つの工具で圧力角が異なるウォ
ームの加工をすることができる。
【0011】本発明は、エンドミル形の工具の回転軸線
をウォームの中心軸線と平行で一方向に所定距離オフセ
ットした第1平面内とこれと平行で逆方向に所定距離オ
フセットした第2平面内で移動させて各歯面を加工する
ようにしてもよく、これによれば前項の発明の各効果に
加え、各歯面の中心軸線と直交する断面はインボリュー
ト曲線となり、これに伴い各歯面は凸面となるので、多
少の加工誤差や組立誤差があってもウォームホイールと
の噛み合いが悪くなることはなくなる。
【0012】エンドミル形の工具の先端部外周の加工面
を先細の円錐形状としたものによれば、工具の径を大き
くした場合でも歯底の幅が狭いウォームを加工すること
ができ、また第1及び第2歯面をする際の工具の傾斜角
度の差を少なくすることができる。
【0013】第1歯面及び第2歯面を加工する際におけ
る中心軸線と直交する線からの工具の回転軸線の傾斜角
度は互いに逆向きの同一角度とし、またそれぞれの加工
の際におけるウォームの回転速度に対する工具の移動速
度は同一としたものによれば、各歯面の圧力角とリード
が同一である通常のウォームが成形される。
【0014】また、第1歯面及び第2歯面を加工する際
における中心軸線と直交する線からの工具の回転軸線の
各傾斜角度は互いに逆向きの異なる角度とし、それぞれ
の加工の際におけるウォームの回転速度に対する工具の
移動速度は各傾斜角度の相違と関連した異なる値とした
ものによれば、各歯面の圧力角とリードが互いに異なる
複リードウォームが成形される。
【0015】本発明によるウォームの加工装置によれ
ば、工具を装着した工具スピンドルの先端部の回りがコ
ンパクトであるので、工具をウォームの中心軸線に対し
一方向及び逆方向に所定角度傾斜させて中心軸線と平行
に移動するのに実質的に何の制約もない。従って加工が
極めて容易である。
【0016】前項の発明において、送りテーブルとコラ
ムを回転軸線と平行な方向においても相対的に移動可能
としたものによれば、加工される歯面を凸面とすること
ができるので、多少の加工誤差や組立誤差があっても組
み合わされるウォームホイールとの噛み合いが悪くなる
ことのないウォームが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面により、本発明
によるウォームの加工方法及び加工装置の説明をする。
先ず図1及び図2によりこのウォームの加工方法の第1
の実施の形態の説明をする。このウォーム10は、中央
部11と両端部12,13よりなり、中央部11には、
工具20により第1歯面16と第2歯面17と歯底18
よりなるらせん状の溝を形成することにより、らせん状
の歯部15が形成されている。ウォーム10の中心軸線
Oを含む平面R(図2参照)、すなわち図1の紙面にお
ける各歯面16,17の圧力角は、それぞれαa 及びα
b であるが、通常のウォームではαa =αb である。こ
の第1の実施の形態では、このような通常のウォームを
加工する場合につき説明する。なお、各歯面16,17
のリードはT0 ,T1 で、この実施の形態ではT0 −T
1 =0である。
【0018】らせん状の溝を形成するのに使用する工具
20はエンドミルや小型の砥石車などのエンドミル形の
回転工具であり、その先端部には外周に第1歯面16及
び第2歯面17を加工する円錐形状の加工面21が、ま
た先端に歯底18を加工する先端面22が形成されてい
る。加工面21の頂角βは各歯面16.17の圧力角の
2倍(=2αa )よりも小さい値である。この工具20
は、回転軸線Qをウォーム10の中心軸線Oを含む平面
R(図2参照)内、すなわち図1の紙面内とし、先ず中
心軸線Oと直交する線Nから一方向に所定角度δa だけ
傾斜させた状態で、ウォーム10の回転速度と比例する
速度で中心軸線Oと平行に相対移動させてその先端部外
周の加工面21及び先端面22により歯部15の第1歯
面16と歯底18の一部を加工する。次に回転軸線Qを
同じく平面R内で中心軸線Oと直交する線Nから逆方向
に所定角度δb (=δa )だけ傾斜させた状態で、ウォ
ーム10の回転速度と比例する速度で中心軸線Oと平行
に相対移動させてその先端部外周の加工面21及び先端
面22により歯部15の第2歯面17と歯底18の残り
を加工する。
【0019】次に図4及び図5により、この加工に使用
するウォームの加工装置の説明をする。ウォームの加工
装置のベッド30上には、送りテーブル31が水平なX
方向に案内支持されてX方向送りモータ(図示省略)に
より往復駆動され、送りテーブル31の後側にはコラム
32がX方向と直交する水平なY方向に案内支持されて
Y方向送りモータ(図示省略)により往復駆動されてい
る。送りテーブル31上にはX方向に間をおいて主軸台
35と心押台38が対向して載置され、X方向と平行な
軸線O回りに回転自在に主軸台35に軸承されて先端に
チャック37を設けた主軸36は主軸モータ(図示省
略)により回転駆動され、心押台38には主軸36と同
軸的にセンタ39が設けられている。
【0020】送りテーブル31側となるコラム32の一
側の上部には、Y方向と平行な回転軸線P回りに回転自
在に回転台40が支持されて駆動モータ(図示省略)に
より回転駆動され、回転台40には回転軸線Pと直交す
るA方向に移動可能にスピンドルヘッド41が案内支持
されて送りモータ(図示省略)により往復駆動されるよ
うになっている。スピンドルヘッド41には回転軸線P
を含みA方向と平行な平面内に位置する回転軸線Q回り
に回転可能に工具スピンドル42が軸承されてスピンド
ルモータ(図示省略)により高速回転され、工具スピン
ドル42の先端部には工具20が装着されるようになっ
ている。
【0021】加工されるウォーム10は、一方の端部1
2がチャック37に把持され、他方の端部13がセンタ
39により支持されて主軸36と同軸的に取り付けられ
る。先ずコラム32をY方向に移動して工具スピンドル
42及びその先端に装着された工具20の回転軸線Qが
主軸36及びこれに把持されたウォーム10の中心軸線
Oを含む平面R内となる位置とし、回転台40を回転さ
せてスピンドルヘッド41の回転軸線Qを図1に示すよ
うに中心軸線Oと直交する線Nに対し所定角度δa だけ
図示の一方向に傾斜させ、送りテーブル31のX方向位
置を回転軸線Qの延長がウォーム10の一方の端部12
にかかるような位置とする。そして工具スピンドル42
を回転駆動してから、スピンドルヘッド41をA方向に
移動させて工具20に所定の切り込みを与え、主軸36
によりウォーム10を回転させ、ウォーム10の1回転
当たりの送り量が歯部15のリードとなるような送り速
度で送りテーブル31を左向きに移動して工具20の加
工面21及び先端面22により歯部15の第1歯面16
と歯底18の一部を加工する。次いでスピンドルヘッド
41を後退させ、その回転軸線Qを線Nに対し所定角度
δb (=δa )だけ逆方向に傾斜させ(図1の二点鎖線
20A参照)、送りテーブル31を前述と同様の位置と
する。そして前述と同様、工具20に所定の切り込みを
与え、送りテーブル31を移動して工具20の加工面2
1及び先端面22により歯部15の第2歯面17と歯底
18の残りを加工する。
【0022】所定角度δa はαa −(β/2)に近い値
であるが、それと同一ではない。すなわち、加工された
第1歯面16に対する工具20の加工面21の接線は図
2に示す加工面21の母線21aであり、平面Rに対し
傾斜しているので、中心軸線Oと直交する線Nに対する
スピンドルヘッド41の回転軸線Qの傾斜角度をαa−
(β/2)としたのでは、加工面21は第1歯面16を
削りすぎることになる。従って平面R内における所定角
度δa はαa −(β/2)より多少小さい値となるが、
その値は実験的に定めればよい。第2歯面17について
も同様である。
【0023】上述した第1の実施の形態によれば、各1
回の切り込みで第1歯面16及び第2歯面17を加工で
きるので加工時間を短くでき、しかもエンドミル形の工
具20はリード線に沿った方向における工具の長さが短
くなるので、その回転軸線Qからリード線方向に離れた
位置では工具20は速やかに各歯面16,17から離れ
各歯面を加工することはなくなる。従って本来加工すべ
きでない部分を加工して各歯面17,18の形状に狂い
を生じることはなく、得られるウォームの歯形は正確に
なる。
【0024】またウォーム10の中心軸線Oと直交する
線Nからの工具20の回転軸線Qの傾斜角度を変えれ
ば、ウォーム10の圧力角も変化するので、1つの工具
20で、圧力角が異なるウォーム10の加工をすること
ができる。
【0025】また上述した第1の実施の形態では工具2
0の先端部外周の加工面21を先細の円錐形状としてお
り、このようにすれば、工具20の径を大きくした場合
でも歯底18の幅が狭いウォーム10を加工することが
できる。しかし本発明は円筒状の加工面を有する工具を
用いて実施することも可能である。
【0026】なお歯面16,17を加工する際に工具2
0の回転軸線Qを傾斜させており、このため歯底18に
は凹凸が生じるので、その分だけ歯底18は正規の歯底
より深くする必要がある。なおこの凹凸は、図1に示す
ように工具20の先端面22を頂角の大きい円錐形にす
ることにより緩和できる。
【0027】上述した第1の実施の形態では、工具20
の回転軸線Qを平面R内に位置させた状態で送りテーブ
ル31をX方向に移動させて各歯面16,17を加工し
ているが、図3に示す第2の実施の形態では、工具20
の回転軸線Qをウォーム10の中心軸線Oと平行で一方
向に所定距離オフセットした第1平面Sa内に位置させ
た状態で送りテーブル31をX方向に移動させて第1歯
面16を加工し、工具20の回転軸線Qを第1平面Sa
と平行でそれとは逆方向に中心軸線Oから所定距離オフ
セットした第2平面Sb内に位置させた状態で送りテー
ブル31をX方向に移動させて第2歯面17を加工して
いる点が相違しており、その他の構成は第1の実施の形
態と同様であるので、主としてこの相違点について説明
する。なお、加工に使用するウォームの加工装置は第1
の実施の形態のものと全く同一である。
【0028】加工されるウォーム10は、第1の実施の
形態の場合と同様、主軸36と同軸的に取り付けられ、
コラム32をY方向に移動して工具スピンドル42及び
その先端に装着されたエンドミル形の工具20の回転軸
線Qがウォーム10の中心軸線Oと平行(従って第1の
実施の形態における平面Rとも平行)で一方向に所定距
離dオフセットした第1平面Sa内となる位置とし、回
転台40を回転させてスピンドルヘッド41の回転軸線
Qを、平面R内において中心軸線Oと直交する線Nに対
し所定角度δa'(図1の紙面に投影した角度)だけ一方
向に傾斜させ、送りテーブル31のX方向位置を回転軸
線Qの延長がウォーム10の一方の端部12にかかるよ
うな位置とする。そして第1の実施の形態と同様、工具
スピンドル42を回転駆動し、工具20に所定の切り込
みを与え、ウォーム10を回転させ、ウォーム10の1
回転当たりの送り量が歯部15のリードとなるような送
り速度で送りテーブル31を左向きに移動して工具20
の加工面21及び先端面22により歯部15の第1歯面
16と歯底18の一部を加工する。次いで第1の実施の
形態と同様、スピンドルヘッド41を後退させ、コラム
32をY方向に移動して工具スピンドル42及びその先
端に装着されたエンドミル形の工具20の回転軸線Qが
第1平面Saと平行でそれとは逆方向に中心軸線Oから
所定距離dオフセットした第2平面Sb内となる位置と
し、工具20の回転軸線Qを線Nに対しδb'(=δa')
だけ逆方向に傾斜させ、送りテーブル31を前述と同様
の位置とし、工具20に所定の切り込みを与え、送りテ
ーブル31を移動して工具20の加工面21及び先端面
22により歯部15の第2歯面17と歯底18の残りを
加工する。線Nに対するスピンドルヘッド41の回転軸
線Qの傾斜角度δa'は、前述と同様、実験的に定めれば
よい。
【0029】この第2の実施の形態によれば、各歯面1
6,17の中心軸線Oと直交する断面は、前述した従来
技術の4形の場合と同様、半径がオフセット距離dであ
る円を基礎円とするインボリュート曲線となり、各歯面
16,17は凸面となる。従ってこの第2の実施の形態
により得られるウォーム10は、多少の加工誤差や組立
誤差があっても組み合わされるウォームホイールとの噛
み合いが悪くなることのないものとなる。なお、各歯面
16,17を加工する際の各オフセット距離dを同一と
したが、本発明はこの各オフセット距離dを異ならせて
実施することもできる。
【0030】上述した第1及び第2の実施の形態では、
通常のウォームを本発明により加工する場合について説
明したが、次に述べる第3の実施の形態では、第1歯面
16と第2歯面17のリードが異なる複リードウォーム
を本発明により加工する場合につき説明する。このよう
な複リードウォームは、例えば特開平7−309244
号公報に記載されているように、軸線方向に進むにつれ
て歯厚が変化するので、軸線方向に移動することにより
これと噛合するウォームホイールとの間のバックラッシ
ュを調整するのに使用される。
【0031】この第3の実施の形態では、第1歯面16
のリードT0 及び圧力角αa と第2歯面17のリードT
1 及び圧力角αb が互いに異なっており、従って各歯面
16,17を加工する場合の中心軸線Oと直交する線N
に対する工具20の回転軸線Q傾斜角度δa ,δb 及
び、送りテーブル31の移動速度が上述した第1の実施
の形態と異なっている。なお、標準ホブで切削したウォ
ームホイールと噛合させる場合には、各歯面のリードと
圧力角の間にはT0・cosαa =T1・cosαbなる関係があ
る。また、加工に使用するウォームの加工装置は第1の
実施の形態のものと全く同一である。
【0032】加工されるウォーム10は、第1の実施の
形態の場合と同様、主軸36と同軸的に取り付けられ、
コラム32の位置決めがなされ、工具20の加工面21
及び先端面22により歯部15の第1歯面16と歯底1
8の一部を加工する。この場合の傾斜角度δa もαa −
(β/2)より多少小さい値であり、その値は実験的に
定めればよい。また送りテーブル31の移動速度は、ウ
ォーム10の1回転当たりの送り量が第1歯面16のリ
ードT0 となるような値にする。次いで行われる第2歯
面17と歯底18の残りの加工も、上述と同様になさ
れ、その場合の傾斜角度δb はαb −(β/2)より多
少小さい値であり、その値は実験的に定めればよい。ま
た送りテーブル31の移動速度は、ウォーム10の1回
転当たりの送り量が第2歯面17のリードT1 となるよ
うな値にする。これにより加工されるウォーム10は複
リードウォームとなる。
【0033】この第3の実施の形態でも、第2の実施の
形態のように、工具20の回転軸線Qをウォーム10の
中心軸線Oからオフセットさせて各歯面16,17を加
工してもよく、そのようにすれば各歯面16,17が凸
面となった複リードウォームが得られる。
【0034】上記各実施の形態に示すように、本発明で
は各歯面を別々に加工しているのでその分だけは加工時
間は増大する。しかし各歯面は同一のエンドミル形の工
具を工具スピンドルに装着したままで加工しているの
で、工具のセッチングは1回だけですみ、その分だけは
加工時間が短縮される。また上述した各実施の形態で
は、1条のウォームについてのみ説明したが、本発明は
2条または多条のウォームにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるウォームの加工方法の第1の実
施形態の説明図である。
【図2】 図1に示す実施形態の平面図である。
【図3】 本発明によるウォームの加工方法の第2の実
施形態の図2に相当する平面図である。
【図4】 本発明によるウォームの加工装置の実施形態
を示す正面図である。
【図5】 図4に示す実施形態の側面図である。
【図6】 従来技術によるウォームの加工方法の説明図
である。
【符号の説明】 10…ウォーム、15…歯部、16…第1歯面、17…
第2歯面、20…工具、21…加工面、30…ベッド、
31…送りテーブル、32…コラム、35…主軸台、3
6…主軸、40…回転台、41…スピンドルヘッド、4
2…工具スピンドル、N…線、O…中心軸線、P…回転
軸線、Q…回転軸線、R…平面、Sa…第1平面、Sb
…第1平面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲熊 義治 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 中嶋 照和 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 小川 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐野 誠治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J009 DA10 DA20 EA06 EA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の外周にらせん状の歯部を形成し
    てなるウォームの加工方法において、エンドミル形の工
    具をその回転軸線回りに回転駆動し、前記回転軸線を前
    記ウォームの中心軸線を含む平面内で前記中心軸線と直
    交する線から一方向に所定角度傾斜させた状態で、前記
    中心軸線を中心とする前記ウォームの回転速度と比例す
    る速度で前記工具を前記中心軸線と平行に相対移動させ
    て同工具の先端部外周の加工面により前記歯部の第1歯
    面を加工し、次いで前記回転軸線を前記平面内で前記中
    心軸線と直交する線から前記一方向とは逆方向に所定角
    度傾斜させた状態で、前記中心軸線を中心とする前記ウ
    ォームの回転速度と比例する移動速度で前記工具を前記
    中心軸線と平行に相対移動させて同工具の先端部外周の
    前記加工面により前記歯部の第2歯面を加工することを
    特徴とするウォームの加工方法。
  2. 【請求項2】 円筒状の外周にらせん状の歯部を形成し
    てなるウォームの加工方法において、エンドミル形の工
    具をその回転軸線回りに回転駆動し、前記回転軸線を前
    記ウォームの中心軸線と平行で一方向に所定距離オフセ
    ットした第1平面内において前記中心軸線と直交する線
    から一方向に所定角度傾斜させた状態で、前記中心軸線
    を中心とする前記ウォームの回転速度と比例する速度で
    前記工具を前記中心軸線と平行に相対移動させて同工具
    の先端部外周の加工面により前記歯部の第1歯面を加工
    し、次いで前記回転軸線を前記第1平面と平行でそれと
    は逆方向に前記中心軸線から所定距離オフセットした第
    2平面内において前記中心軸線と直交する線から前記一
    方向とは逆方向に所定角度傾斜させた状態で、前記中心
    軸線を中心とする前記ウォームの回転速度と比例する移
    動速度で前記工具を前記中心軸線と平行に相対移動させ
    て同工具の先端部外周の前記加工面により前記歯部の第
    2歯面を加工することを特徴とするウォームの加工方
    法。
  3. 【請求項3】 前記工具の先端部外周の加工面は先細の
    円錐形状である請求項1または請求項2に記載のウォー
    ムの加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第1歯面及び第2歯面を加工する際
    における前記中心軸線と直交する線Nからの前記工具の
    回転軸線の傾斜角度は互いに逆向きの同一角度であり、
    またそれぞれの加工の際における前記ウォームの回転速
    度に対する前記工具の移動速度は同一である請求項1〜
    請求項3のいずれか1項に記載のウォームの加工方法。
  5. 【請求項5】 前記第1歯面及び第2歯面を加工する際
    における前記中心軸線と直交する線からの前記工具の回
    転軸線の各傾斜角度は互いに逆向きの異なる角度であ
    り、またそれぞれの加工の際における前記ウォームの回
    転速度に対する前記工具の各移動速度は前記傾斜角度の
    相違と関連した異なる値である請求項1〜請求項3のい
    ずれか1項に記載のウォームの加工方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のウォームの加工方法の
    実施に使用するウォームの加工装置において、ベッド
    と、X方向に相対的に移動可能となるように前記ベッド
    上に支持された送りテーブル及びコラムと、このコラム
    に前記X方向と直交する回転軸線回りに回転可能に支持
    された回転台と、この回転台に前記回転軸線と直交する
    A方向に移動可能に支持されたスピンドルヘッドと、前
    記テーブル上に載置された主軸台により前記X方向と平
    行な軸線回りに回転可能に軸承され加工されるウォーム
    を同軸的に支持して回転駆動する主軸と、前記スピンド
    ルヘッドに前記A方向と平行な回転軸線回りに回転可能
    に支持されて回転駆動され前記ウォームに歯部を加工す
    るエンドミル形の工具を先端部に装着する工具スピンド
    ルを備えたことを特徴とするウォームの加工装置。
  7. 【請求項7】 前記送りテーブルとコラムは前記回転軸
    線と平行な方向においても相対的に移動可能とした請求
    項6に記載のウォームの加工装置。
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