JP2001195563A - 画像処理装置、補正方法及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、補正方法及び記録媒体

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JP2001195563A JP2000004545A JP2000004545A JP2001195563A JP 2001195563 A JP2001195563 A JP 2001195563A JP 2000004545 A JP2000004545 A JP 2000004545A JP 2000004545 A JP2000004545 A JP 2000004545A JP 2001195563 A JP2001195563 A JP 2001195563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射領域が検出手段内の検出領域よりも小さ
い場合であっても、適切に画像用デ−タに対して補正を
行うことを課題とする。 【解決手段】 被写体画像を検出するための検出領域を
含む検出部と、前記検出領域における照射領域に対応す
る第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出
領域における照射領域に対応する第2の領域に基いた画
像用デ−タに補正を行う第1の処理と、前記第2の領域の
うち前記第1の領域と重ならない領域に基いた画像用デ
−タの処理を行う第2の処理とを含む補正回路と、を有
することを特徴とする画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、X線フラッ
トパネルセンサ等の被写体画像を検出する検出手段から
出力される画像用データの処理を行うための画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放
射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光
体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネル
ギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られてお
り、このような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽
性蛍光体)呼ばれる。この蓄積性蛍光体を利用して、人
体等の被写体の放射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシ
ートに記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽
発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像信
号に基づき写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる放
射線画像情報記録再生システムが提案されている。
【0003】また、近年においては半導体のセンサを使
用して同様にX線画像を撮影する装置が開発されてい
る。これらのシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射
線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域にわ
たって画像を記録しうるという実用的な利点を有してい
る。すなわち、非常に広いダイナミックレンジのX線を
光電変換手段により読み取って電気信号に変換し、この
電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等
の表示装置に放射線画像を可視像として出力させること
によって、放射線露光量の変動に影響されない放射線画
像を得ることができる。
【0004】ここでX線画像を検出するための半導体の
センサは、広面積、高分解能化が進み43×35cmの
半切細部の画像に対して、2000×2500画素、あ
るいはそれ以上の画素から構成される。このような広い
面積の検出領域を有する半導体のセンサに関しては、各
画素の補正が必要である。必要な補正としては、オフセ
ット補正、ゲイン補正(シェーディング補正)を考える
ことが出来る。オフセット補正は、影響毎に収集するこ
とが可能であり、X線曝射と同じ積分時間のオフセット
をキャンセルする技術が知られている。ゲイン補正に関
しては、被検査体がない状態で、X線を曝射してその画
像を白画像として、補正係数を計算するわけであるが、
この画像を頻繁にとることは著しく作業性を悪化させる
ものである。そこで、予め撮影したゲイン補正係数を長
期にわたって、たとえば1週間、1ヶ月、1年間使用す
ることが考えられる。センサ特性の温度変化、経年変化
を考慮すると、なるべく頻繁に撮影したほうがよいと考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】センサとX線焦点との
距離が近い状態で撮影を行う場合がある。例えば、骨撮
影の場合には、センサとX線焦点との距離が1mで撮影
される。このような場合において、センサの検出領域が
43×43cmの面積を考えると、一般のX線装置の照射
角度は12度であり、12度の放射角で1mの距離で
は、検出領域の全面を照射することはできない。
【0006】ところで、このような撮影条件で被写体画
像を検出する場合には、補正用のデ−タを取得する場合
においても、この距離で照射することによって補正用画
像を取得することが望ましい。
【0007】しかしながら、従来においては、上記のよ
うな場合における被写体画像の適切な補正の方法が存在
していなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、被写体画像を検出するための検出領域を含む検出
手段と、前記検出領域における照射領域に対応する第1
の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域に
おける照射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ
−タに補正を行う第1の処理と、前記第2の領域のうち前
記第1の領域と重ならない領域に基いた画像用デ−タの
処理を行う第2の処理とを含む補正手段とを有すること
を特徴とする画像処理装置を提供する。
【0009】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段と、前記検出領域における照射領域に
対応する前記検出領域よりも小さい第1の領域に基いた
補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照射領域
に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行
う補正手段とを有することを特徴とする画像処理装置を
提供する。
【0010】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段と、前記検出領域における照射領域に
対応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前
記検出領域における照射領域に対応する第2の領域に基
いた画像用デ−タに補正を行う補正手段とを有し、前記
補正手段は、前記検出領域における照射領域が前記検出
領域よりも小さいことに基いて、前記画像用デ−タに対
して補正を加える処理を含むことを特徴とする画像処理
装置を提供する。
【0011】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段と、前記検出領域における照射領域に
対応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前
記検出領域における照射領域に対応する第2の領域に基
いた画像用デ−タに補正を行う補正手段と、前記検出領
域における照射領域を認識する認識手段とを有し、前記
補正手段は、前記認識手段による認識結果に基づいて、
前記画像用デ−タに対して補正を行う処理を含むことを
特徴とする画像処理装置を提供する。
【0012】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ための補正方法において、前記検出領域における照射領
域に対応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用い
て、前記検出領域における照射領域に対応する第2の領
域に基いた画像用デ−タに補正を行う第1の処理と、前
記第2の領域のうち前記第1の領域と重ならない領域の
画像用デ−タの処理を行う第2の処理とを行うことを特
徴とする補正方法を提供する。
【0013】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ための補正方法において、前記検出領域における照射領
域に対応する前記検出領域よりも小さい第1の領域に基
いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照射
領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正
を行うことを特徴とする補正方法を提供する。
【0014】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像用デ−タを補正す
るための補正方法において、前記検出領域における照射
領域が前記検出領域よりも小さいことに基いて、前記検
出領域における照射領域に対応する第1の領域に基いた
補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照射領域
に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行
うこを特徴とする補正方法を提供する。
【0015】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像用デ−タを補正す
るための補正方法において、前記検出領域に照射される
照射領域を認識し、前記認識手段による認識結果に基づ
いて、前記検出領域における照射領域に対応する第1の
領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域にお
ける照射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−
タに補正を行うことを特徴とする補正方法を提供する。
【0016】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ためのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶
媒体において、前記検出領域における照射領域に対応す
る第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出
領域における照射領域に対応する第2の領域に基いた画
像用デ−タに補正を行う第1の工程と、前記第2の領域の
うち前記第1の領域と重ならない領域の画像用デ−タの
処理を行う第2の工程と、を有することを特徴とするコ
ンピュ−タ読取り可能な記憶媒体を提供する。
【0017】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ためのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶
媒体において、前記検出領域における照射領域に対応す
る前記検出領域よりも小さい第1の領域に基いた補正用
デ−タを用いて、前記検出領域における照射領域に対応
する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行う工程
を有することを特徴とするコンピュ−タ読取り可能な記
憶媒体を提供する。
【0018】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ためのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶
媒体において、前記検出領域における照射領域が前記検
出領域よりも小さいことに基いて、前記検出領域におけ
る照射領域に対応する第1の領域に基いた補正用デ−タ
を用いて、前記検出領域における照射領域に対応する第
2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行う工程を有す
ることを特徴とするコンピュ−タ読取り可能な記憶媒体
を提供する。
【0019】また、被写体画像を検出するための検出領
域を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正する
ためのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶
媒体において、前記検出領域に照射される照射領域を認
識する工程と、前記認識手段による認識結果に基づい
て、前記検出領域における照射領域に対応する第1の領
域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域におけ
る照射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タ
に補正を行う工程とを有することを特徴とするコンピュ
−タ読取り可能な記憶媒体を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態の画像処理装置の主要構成要素
である。
【0021】501は、被写体である患者の透過したX線分
布を画像化するための検出手段であるX線フラットパネ
ルセンサである。本実施の形態としては、アモルファス
のセンサを使用している。
【0022】X線フラットパネルセンサ501のような半導
体センサの補正にはオフセット補正と、白補正(ゲイン
補正、シェ−ディング補正)の二つが考えられるが、こ
こでは白補正について開示する。白補正は、一般的に
は、X線焦点とX線フラットパネルセンサ501に被検査体
がない状態でX線をセンサ501に照射し、その照射によて
センサ501から出力される補正画像(補正用デ−タ)を
用いて、センサ501から出力される画像デ−タの補正を
することである。補正画像を得るための撮影の際、テ−
ブル撮影の場合、あるいは特殊な撮影を考える場合は、
X線焦点と、X線フラットパネルセンサ501の間に、天板
やスリットを挿入する場合がある。
【0023】506は、センサ501から出力された補正画像
を用いて画像を補正するための補正手段である。
【0024】図1を用いて、本実施の形態の画像処理装
置の動作を説明する。
【0025】病院で使用される場合においてセンサの検
出領域(図13の8で示す領域)の全領域に対して補正
画像を撮影することが不可能な場合があるので、予め製
品の工場出荷時に検出領域の全域に対する補正デ−タを
取得する。そして第1の補正係数計算手段502によって補
正係数を算出し、その補正係数を第1の補正係数保存手
段503に保存する。この第1の補正係数保存手段503に保
存された補正係数を第1の補正係数とする。しかしなが
ら、補正デ−タはセンサの経年変化、温度変化も考慮し
てなるべく頻繁にとることが望ましい。そこで、病院で
はセンサの検出領域中の照射可能な領域の補正デ−タを
取得する。そして、そして第1の補正係数計算手段502に
よって補正係数を算出し、その補正係数を第2の補正係
数保存手段504に保存する。この第2の補正係数保存手
段504に保存された補正係数を第2の補正係数とする。
これらはX線のシェ−ディングの違いもあり単純には連
結できないので、第2の補正係数計算手段505によっ
て、それぞれの補正画像に対して近似する関数を多項式
で求めて、第2の補正係数の外側に、第1の補正係数を連
結する。そして補正回路507で、この連結された補正係
数(第3の補正係数)を用いて、センサから出力される
画像デ−タに対して、補正を行う。
【0026】次に、図1の画像処理装置の詳細について
説明する。
【0027】センサ501から出力された補正画像は、
第一の補正係数計算手段502に転送される。第一の補
正係数計算手段502は、認識手段601、割り算手段
602、とLOG変換手段603より構成される。
【0028】認識手段601は、画像縮小部301、照
射野絞りの有無判定302、プロファイル解析303よ
り構成される。画像縮小部301では、入力画像268
8×2688画素の画像に対して336×336画素程
度の縮小画像を出力する。後に続く処理の演算時間を短
くするためにオリジナル12ビット画像が、下位4ビッ
トの削除して8ビットに変換する事も考えられる。
【0029】照射野絞りの有無制定302においては、
入力画像領域に全体に対してX線入射領域がどの様に分
布するかを抽出する。入射X線領域は、入力画像面全般
に分布している場合もあるが、ある一部にX線が照射さ
れる場合(この場合、照射野絞りがあると言う)がある
からである。最初に照射野絞りの有無を判定する。図6
(A)に画像の例を示す。
【0030】照射野絞りがあるとすれば、X線未照射部
分が画像の周辺領域にあるため、入力画像の周辺領域の
画素値の平均値と入力画像の中心部の平均画素値を比較
する。経験的に周辺平均画素値が、中央平均画素値の5
パーセントより小さい場合に照射野絞りがあると判断す
る事が出来る。図6(B)に周辺領域と中心領域の例を
示す。
【0031】照射野絞りがある場合は、プロファイル解
析303により縦方向と横方向にたいしてプロファイル
を何本か抽出する。抽出したプロファイルの2次微分値
をからピーク点を2点抽出する。複数のプロファイルに
対して2次微分のピーク値の座標を求めて、平均的な線
分を求めて照射野領域の線分を求めることが出来る。図
6(C)にプロファイル位置の例、(D)に2次微分ピ
ーク検出の例、(E)各プロファイルの検出位置、
(F)に決定照射野領域を示す。照射野領域は、矩形に
近似され4本の直線式で記憶することもできるし、マス
ク画像として2次元ビットマップとして記憶することも
可能である。
【0032】割り算手段602においては、抽出された
照射野領域の中央画素(32×32画素程度)の平均値
Vaを求めて、補正画像の照射野領域A1内部の画素V
に対して、V/Va=V1を計算する。これによって、
画素のゲインとX線源のシェーディングの両方を補正す
ることが可能である。具体的には、割り算結果に対して
は定数Kが掛けられて、有効ビット長16ビットで保存
される。補正画像の照射野領域A 1に対する補正係数に
対して、LOG変換手段603によりLOG変換され
る。LOG変換により12ビットに圧縮される。
【0033】第一の補正画像の照射野領域A1に対する
補正係数および補正画像の照射野領域情報が第一の補正
係数保存手段503に保存される。ただし、本実施例に
おいては、第一の補正画像は、照射野絞りを行わずに、
工場の出荷時等に撮影されることを想定しているので、
照射野領域はセンサの全領域であるが、これに限定され
るものではない。
【0034】次に病院等で撮影される第二の補正画像に
ついて説明する。第二の補正画像も同様に第一の補正係
数計算手段502を使用して、補正係数の計算がされる
が違いは照射野は限定されていることである。これを図
3にしめす。第一の補正係数は(A)に、第二の補正係
数は(B)にしめす。線で示した部分のプロファイルを
下に示す。使用するX線装置、あるいはX線焦点からセ
ンサまでの距離がことなるシェーディングの様子もこと
なる可能性がある。第二の補正画像に対する照射領域を
A2、割り算手段の出力をV/Va=V2とする。
【0035】図5に示す第二の補正係数計算手段につい
て説明する。多項式近似手段701、照射野領域の比較
手段702、誤差計算手段703、つなぎ合わせ手段7
04、LOG変換手段705より構成される。多項式近
似手段701は、第一の補正係数V1(X,Y)、第二
の補正係数V2(X,Y)に対する多項式F1(X,
Y)、F2(X,Y)をそれぞれ求める。具体的には、
F1(X,Y)=aX^2+bY^2+cXY+dX+
eY+f、F2(X,Y)=sX^2+tY^2+uX
Y+vX+wY+zとした場合の各係数を最小二乗法で
もとめることである。ここでは、二次の関数を使用した
が三次関数を使用してもよいし、更に次数をあげてもよ
い。
【0036】照射野領域の比較手段702は、照射野領
域A1とA2の大小関係の比較である。ここで紹介する
例は、A2がA1の部分になっているが、この方法の必
要条件ではない。比較の手法としては、照射領域がビッ
トマップで保存されている場合は、画像的に認識するこ
とが出来、領域が直線で表現されている場合は、線分と
して求めることが出来る。本実施例では内部であるA2
を基本に第三の補正係数を決定し、A2の外形部分が接
続部分として決定される。
【0037】誤差計算手段703について説明する。基
準補正係数がV2となったので、A2の外側に対して誤
差分を計算する。つまり、A1の領域からA2の領域を
差し引いた部分をA3とすると、A3の領域に対してF
1(X,Y)を計算して、それと第一の補正係数V1
(X,Y)の誤差分D(X,Y)をもとめる。
【0038】D(X,Y)=V1(X,Y)/F1
(X,Y)、ただし、(X,Y)はA3の領域。
【0039】そして、やはりA3の領域に対してF2
(X,Y)を設けて、これと誤差分D(X,Yの和をA
3に対する第三の補正係数V33とする。
【0040】V33(X,Y)=D(X,Y)×F2
(X,Y)、ただし、(X,Y)はA3の領域。
【0041】照射野領域A2に対する補正係数V32
(X,Y)=V2(X,Y)、ただし、(X,Y)はA
2の領域、となる。
【0042】基本的に以上の処理で補正係数の連結処理
は完了するが、つなぎ目に段差アーチファクトが発生す
ることも考えられる。このためにつなぎめ処理704を
行う。つなぎめ処理は、照射領域A2の外周の画素値に
対して、V32(X,Y)とV33(X,Y)の和S3
2,S33を求める。
【0043】S32=ΣV32(X,Y)、ただし、
(X,Y)はA2の外周 S33=ΣV33(X,Y)、ただし、(X,Y)はA
2の外周
【0044】S32とS33が等しければ段差なく補正
係数が連結されていると判断することが出来る。その差
をA2の周辺画素数で割ったものを求めてそれをD3と
する。
【0045】 D3=(S32−S33)/A2の外周画素数、 つなぎめ処理は、このD3をV33に足して、最終的な
連結補正係数V3にする処理である。
【0046】V3(X,Y)=V33(X,Y)+D
3、ただし、(X,Y)はA3の領域。
【0047】照射野領域A2に対する補正係数は、V3
(X,Y)=V32(X,Y)、ただし、(X,Y)は
A2の領域、である。以上によって求められた補正係数
をLOG変換手段705によりLOG変換して、最終的
な補正係数が計算される。本撮影の画像にたいする補正
は、本画像のデータ(画像用データ)に対してオフセッ
ト補正、LOG変換した後に図に示す白補正手段によっ
て第三の補正係数を減算することにより行われる。図1
7に近似関数と補正係数の連結の様子を示している。
【0048】(第2の実施の形態)図8は、本発明の第
2の実施の形態の画像処理装置の主要構成要素である。
【0049】501は、被写体である患者の透過したX線分
布を画像化するための検出手段であるX線フラットパネ
ルセンサである。本実施の形態としては、アモルファス
のセンサを使用している。
【0050】X線フラットパネルセンサ501のような半導
体センサの補正にはオフセット補正と、白補正(ゲイン
補正、シェ−ディング補正)の二つが考えられるが、こ
こでは白補正について開示する。白補正は、一般的に
は、X線焦点とX線フラットパネルセンサ501に被検査体
がない状態でX線をセンサ501に照射し、その照射によて
センサ501から出力される補正画像(補正用デ−タ)を
用いて、センサ501から出力される画像デ−タの補正を
することである。補正画像を得るための撮影の際、テ−
ブル撮影の場合、あるいは特殊な撮影を考える場合は、
X線焦点と、X線フラットパネルセンサ501の間に、天板
やスリットを挿入する場合がある。
【0051】516は、センサ501から出力された補正画像
を用いて画像を補正するための補正手段である。
【0052】図8を用いて、本実施の形態の画像処理装
置の動作を説明する。
【0053】まず、検出手段であるX線フラットパネル
センサ501の検出領域内(図13の8で示す領域)の照
射領域に対応する部分から出力された補正画像(補正用
デ−タ)は、第1の実施の形態で用いられた第1の補正係
数計算手段と同じ補正係数計算手段502によって補正係
数を算出し、その補正係数を第1の実施の形態で用いら
れた第1の補正係数保存手段同じ補正係数保存手段503に
保存する。そして、その補正係数の照射領域をキャリブ
レ−ション領域保存手段504に保存する。センサからの
画像デ−タに対しては、補正係数計算手段513とキャリ
ブレ−ション領域保存手段514からの情報に基づいて、
補正画像を得るために照射した照射領域と、画像デ−タ
を得るために照射した照射領域との重なり部分のみを補
正し、重ならない部分の画像デ−タを画像として出力し
ないようにする。
【0054】次に、図8の画像処理装置の詳細について
説明する。
【0055】センサ501から出力された補正画像は、
補正係数計算手段502に転送される。補正係数計算手
段502は、認識手段601と、割り算手段602、L
OG変換手段603より構成される(図2)。
【0056】認識手段601は、画像縮小部301、照
射野絞りの有無判定302、プロファイル解析303よ
り構成される。画像縮小部301では、入力画像268
8×2688画素の画像に対して336×336画素程
度の縮小画像を出力する。後に続く処理の演算時間を短
くするためにオリジナル12ビット画像が、下位4ビッ
トの削除して8ビットに変換する事も考えられる。
【0057】認識手段601においては、入力画像領域
に全体に対してX線入射領域がどの様に分布するかを抽
出する。入射X線領域は、入力画像面全般に分布してい
る場合もあるが、ある一部にX線が照射される場合(こ
の場合、照射野絞りがあると言う)があるからである。
最初に照射野絞りの有無を判定する。図6(A)に画像
の例を示す。
【0058】照射野絞りがあるとすれば、X線未照射部
分が画像の周辺領域にあるため、入力画像の周辺領域の
画素値の平均値と入力画像の中心部の平均画素値を比較
する。経験的に周辺平均画素値が、中央平均画素値の5
パーセントより小さい場合に照射野絞りがあると判断す
る事が出来る。図6(B)に周辺領域と中心領域の例を
示す。
【0059】照射野絞りがある場合は、プロファイル解
析303により縦方向と横方向にたいしてプロファイル
を何本か抽出する。抽出したプロファイルの2次微分値
をからピーク点を2点抽出する。複数のプロファイルに
対して2次微分のピーク値の座標を求めて、平均的な線
分を求めて照射野領域の線分をもとめることが出来る。
図6(C)にプロファイル位置の例、(D)に2次微分
ピーク検出の例、(E)各プロファイルの検出位置、
(F)に決定照射野領域を示す。照射野領域は、矩形に
近似され4本の直線式で記憶することもできるし、マス
ク画像として2次元ビットマップとして記憶することも
可能である。補正画像の照射の領域情報は、キャリブレ
ーション領域保存手段514に記憶される。
【0060】割り算手段602においては、抽出された
照射野領域の中央画素(32×32画素程度)の平均値
Vaと求めて、補正画像の照射野領域Ac内部の画素V
に対して、V/Vaを計算する。これによって、画素の
ゲインとX線源のシェーディングの両方を補正すること
が可能である。具体的には、割り算結果に対しては定数
Kが掛けられて、有効ビット長16ビットで保存され
る。
【0061】補正画像の照射野領域A cに対する補正係
数に対して、LOG変換手段603によりLOG変換さ
れる。LOG変換により12ビットに圧縮されて、結果
は補正係数保存手段503で保存される。
【0062】次に実際に撮影された被検査体の画像に関
する補正をおこなう白補正手段515を説明する。補正
画像と被検査体画像の照射領域の関係を図9を用いて説
明する。(A)が補正画像(キャリブレーション)画像
の領域をしめす。センサ領域全体に対して、中央部の一
部のみが補正画像の撮影領域となっている。(B)に示
すのが、被検査体画像の撮影照射野領域である。(B)
に示すように、2枚の照射野領域は完全にはオーバーラ
ップしていない。そのために、被検査体画像の全部を白
補正することは出来ず、(C)に示すように、2枚の画
像がオーバーラップするところの補正が可能で、画像出
力できる。しかし、表示に際しては単純に被検査体画像
の撮影領域中の補正画像可能領域のみを表示するのは、
操作者に不親切であるので、破線で示すように照射野領
域の輪郭を表示することが考えられる。また、輪郭以外
にも画像領域が補正画像との関係で一部不出力になって
いることを文章で出力することも出きる。
【0063】白補正手段515について説明する。図1
0に示す照射野抽出701、キャリブレーション(補正
画像)領域と被検査体画像の比較手段702、LOG変
換703、減算手段704から構成される。照射野抽出
701は認識手段601とほぼ同じ処理が行われる。違
う点は、照射野領域中に対象物が写し込まれているの
で、2次微分のピークが被検査体内のエッジ部で検知さ
れることもあるが、抽出点の平均化処理をすることによ
り輪郭線の直線式を抽出することが可能である。
【0064】キャリブレーション(補正画像)領域と被
検査体画像の比較手段712は、被検査体画像の照射野
領域中で補正係数が保存されている領域を決定する。輪
郭を示す直線式の計算で求める方法と、2枚の照射野領
域を示す2次元ビットマップをAND処理しても求める
ことが可能である。
【0065】次に、比較手段712で決定された画像出
力領域に対して、LOG変換713、減算手段714を
行うことにより出力画像が決定される。図示しない画像
出力装置に画像が出力される際には、周波数強調処理、
階調変化処理等がおこなわれて出力される。
【0066】以上に説明した補正手段は、第1の実施の
形態では、第1の補正係数計算手段502、第1の補正係数
保存手段503、第2の補正係数保存手段504、第2の補正係
数計算手段505及び、演算手段506を含む構成のものを示
し、第2の実施の形態では、補正係数計算手段502、補正
係数保存手段503、キャリブレション領域保存手段及び
白補正手段515を含む構成のものを示したが、これに限
らず、センサ501内の検出領域における照射領域に対応
する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記検
出領域における照射領域に対応する第2の領域に基いた
画像用デ−タに補正を行う第1の処理と、第2の領域のう
ち前記第1の領域と重ならない領域の画像用デ−タの処
理を行う第2の処理とを含む構成のものであればよい。
また、補正手段はセンサ501内の検出領域における、照
射領域に対応する前記検出領域よりも小さい第1の領域
に基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における
照射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに
補正を行う処理を含む構成であってもよい。また、補正
手段は、センサ501内の検出領域における照射領域に対
応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記
検出領域における照射領域に対応する第2の領域に基い
た画像用デ−タに補正を行う処理と、その検出領域に照
射される照射領域が前記検出領域よりも小さいことに基
いて、検出領域から出力される画像用デ−タに対して補
正を加える処理を含む構成であってもよい。また、さら
に、補正手段は、センサ501内の検出領域における照
射領域を認識する手段と、センサ501内の検出領域にお
ける照射領域に対応する第1の領域に基いた補正用デ−
タを用いて、前記検出領域における照射領域に対応する
第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行うととも
に、その認識手段による認識結果に基づいて、画像用デ
−タに対して補正を行う手段を含む構成であってもよ
い。
【0067】次に、上記の第1又は第2の実施の形態で
説明した検出手段(X線フラットパネルセンサ)及び補
正手段を用いたX線撮像システムの全体を説明する。
【0068】図11を用いて、X線撮像システムの全体
を説明する。101はX線室、102はX線制御室、1
03は診断室を表している。本X線撮像システムの全体
的な動作はシステム制御部110によって支配される。
【0069】操作者インターフェース111は、ディス
プレイ上のタッチパネル、マウス、キーボード、ジョイ
スティック、フットスイッチなどがある。操作者インタ
ーフェース111から撮像条件(静止画、動画、X線管
電圧、管電流、X線照射時間など)および撮像タイミン
グ、画像処理条件、被験者ID、取込画像の処理方法な
どの設定を行うことが出来るが、ほとんどの情報は、不
図示の放射線情報システムから転送されるので、個別に
入力する必要はない。操作者の重要な作業は、撮影した
画像の確認作業である。つまり、アングルが正しいか、
患者が動いていないか、画像処理が適切か等の判断を行
なう。
【0070】そして、システム制御部110はX線撮像
シーケンスを司る撮像制御部214に、操作者105あ
るいは放射線情報システム507の指示に基づいた撮像
条件を指示し、データを取り込む。撮像制御部214は
その指示に基づき放射線源211であるX線発生装置1
20、撮像用寝台130、X線検出器140を駆動して
画像データを取り込み、画像処理部10に転送後、操作
者指定の画像処理を施してディスプレイ160に表示、
同時にオフセット補正、LOG変換、およびゲイン補正
の基本画像処理を行った生データを外部記憶装置161
に保存する。画像処理部10は、第1の実施の形態の第
1及び第2の補正係数計算手段502、505、白補正
手段506又は、第2の実施の形態の補正係数計算手段
502、白補正手段515を含む構成である。外部記憶
装置161は、第1の実施の形態の第1及び第2の補正
係数保存手段又は、第2の実施の形態の補正係数保存手
段503、キャリブレーション領域保存手段504を含
んだ構成であり、外部記憶装置161には、生画像の他
に処理プログラム、保存画像リスト、ゲイン補正用画像
等が保存される。このように、第1又は第2の実施の形
態で説明した補正手段は、図12の画像処理部10、外
部記録装置161が相当する。
【0071】さらに、システム制御部110は撮像者1
05の指示に基づいて、再画像処理及び再生表示、ネッ
トワーク上の装置への画像データの転送・保存、ディス
プレイ表示やフィルムへの印刷などを行う。
【0072】次に、信号の流れを追って順次説明を加え
る。
【0073】X線発生装置120にはX線管球121と
X線絞り123とが含まれる。X線管球121は撮像制
御部214に制御された高圧発生電源124によって駆
動され、X線ビーム125を放射する。X線絞り123
は撮像制御部214により駆動され、撮像領域の変更に
伴い、不必要なX線照射を行わないようにX線ビーム1
25を整形する。X線ビーム125はX線透過性の撮像
用寝台130の上に横たわった被検体126に向けられ
る。撮像用寝台130は、撮像制御部214の指示に基
づいて駆動される。X線ビーム125は、被検体126
および撮像用寝台130を透過した後にX線検出部14
0に照射される。
【0074】X線検出部140はグリッド141、シン
チレータ142、光検出器アレー(検出領域)8、X線
露光量モニタ144および駆動回路145から構成され
る。グリッド141は、被検体126を透過することに
よって生じるX線散乱の影響を低減する。グリッド14
1はX線低吸収部材と高吸収部材とから成り、例えば、
AlとPbとのストライプ構造をしている。そして、光
検出器アレー8とグリッド141との格子比の関係によ
りモワレが生じないようにX線照射時には撮像制御部2
14の指示に基づいてグリッド141を振動させる。図
1で示したX線フラットパネルセンサー501の構成要
素としては、シンチレータ142、光検出器アレー8お
よび駆動回路145である。
【0075】シンチレータ142ではエネルギーの高い
X線によって蛍光体の母体物質が励起され、再結合する
際の再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が得られ
る。その蛍光はCaWo4やCdWO4などの母体自身
によるものやCsl:TlやZns:Agなどの母体内
に付活された発光中心物質によるものがある。
【0076】このシンチレータ142に隣接して光検出
器アレー8が配置されている。この光検出器アレー8は
光子を電気信号に変換する。X線露光量モニタ144は
X線透過量を監視するものである。X線露光量モニタ1
44は結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を
検出しても良いし、シンチレータ142からの光を検出
してもよい。この例では、光検出器アレー8を透過した
可視光(X線量に比例)を光検出器アレー8基板裏面に
成膜されたアモーファスシリコン受光素子で検知し、撮
像制御部214にその情報を送り、撮像制御部214は
その情報に基づいて高圧発生電源124を駆動してX線
を遮断あるいは調節する。駆動回路145は、撮像制御
部214の制御下で、光検出器アレー(フラットパネル
センサ)8を駆動し、各画素から信号を読み出す。光検
出器アレー8、周辺駆動回路145については後で詳述
する。
【0077】X線検出部140からの画像信号は、X線
室101からX線制御室102内の画像処理部10へ転
送される。この転送の際、X線室101内はX線発生に
伴うノイズが大きいため、画像データがノイズのために
正確に転送されない場合が有るため、転送路の耐雑音性
を高くする必要がある。誤り訂正機能を持たせた伝送系
にする事やその他、例えば、差動ドライバによるシール
ド付き対より線や光ファイバによる転送路を用いること
が望ましい。画像処理部10では、撮像制御部214の
指示に基づき表示データを切り替える(後に詳しく述べ
る)。その他、画像データの補正(第1の実施の形態の
第1の補正係数計算手段502、第2の補正係数計算手
段504、白補正手段506で行う補正動作又は第2の
実施の形態の補正係数計算手段502、白補正手段51
5で行う補正動作)、空間フィルタリング、リカーシブ
処理などをリアルタイムで行ったり、階調処理、散乱線
補正、各種空間周波数処理などを行うことも可能であ
る。
【0078】処理された画像はディスプレイアダプタ1
51を介してディスプレイ160に表示される。またリ
アルタイム画像処理と同時に、データの補正のみ行われ
た基本画像は、外部記憶装置161に保存される。高速
記憶装置161としては、大容量、高速かつ高信頼性を
満たすデータ保存装置が望ましく、例えば、RAID等
のハードディスクアレー等が望ましい。また、操作者の
指示に基づいて、外部記憶装置161に蓄えられた画像
データは外部記憶装置162に保存される。その際、画
像データは所定の規格(例えば、IS&C)を満たすよ
うに再構成された後に、外部記憶装置に保存される。外
部記憶装置は、例えば、光磁気ディスク162、LAN
上のファイルサーバ170内のハードディスクなどであ
る。
【0079】本X線撮像システムはLANボード163
を介して、LANに接続する事も可能であり、HISと
のデータの互換性を持つ構造を有している。LANに
は、複数のX線撮像システムを接続する事は勿論のこ
と、動画・静止画を表示するモニタ174、画像データ
をファイリングするファイルサーバ170、画像をフィ
ルムに出力するイメージプリンタ172、複雑な画像処
理や診断支援を行う画像処理用端末173などが接続さ
れる。本X線撮像システムは、所定のプロトコル(例え
ば、DICOM)に従って、画像データを出力する。そ
の他、LANに接続されたモニタを用いて、X線撮像時
に医師によるリアルタイム遠隔診断が可能である。
【0080】図12に光検出アレー8の一例の等価回路
を示す。以下の例は2次元アモーファスシリコンセンサ
について説明を加えていくが、検出素子は特に限定する
必要はなく、例えばその他の固体撮像素子(電荷結合素
子など)あるいは光電子倍増管のような素子であっても
A/D変換部の機能、構成については同様である。
【0081】さて、図12に戻って説明を加える。1素
子の構成は光検出部21と電荷の蓄積および読み取りを
制御するスイッチングTFT22とで構成され、一般に
はガラスの基板上に配されたアモーファスシリコン(α
−Si)で形成される。光検出部21中の21−Cはこ
の例では単に寄生キャパシタンスを有した光ダイオード
でもよいし、光ダイオード21−Dと検出器のダイナミ
ックレンジを改良するように追加コンデンサ21−Cを
並列に含んでいる光検出器と捉えても良い。ダイオード
21−DのアノードAは共通電極であるバイアス配線L
bに接続され、カソードKはコンデンサ21−Cに蓄積
された電荷を読み出すための制御自在なスイッチングT
FT22に接続されている。この例では、スイッチング
TFT22はダイオード21−DのカソードKと電荷読
み出し用増幅器26との間に接続された薄膜トランジス
タである。
【0082】スイッチングTFT22と信号電荷はリセ
ット用スイッチング素子25を操作してコンデンサ21
−Cをリセットした後に、放射線1を放射することによ
り、光ダイオード21−Dで放射線量に応じた電荷を発
生し、コンデンサ21−Cに蓄積される。その後、再
度、スイッチングTFT22と信号電荷はリセット用ス
イッチング素子25を操作して容量素子23に電荷を転
送する。そして、光ダイオード21−Dにより蓄積され
た量を電位信号として前置増幅器26によって読み出
し、A/D変換を行うことにより入射放射線量を検出す
る。
【0083】図13は2次元に配列した光電変換装置
(図11の光検出アレイ8及び駆動回路145に相当)
を表した等価回路図である。図12で示された光電変換
素子を具体的に2次元に拡張して構成した場合における
光電変換動作について述べる。
【0084】光検出アレー8の画素は2000×200
0〜4000×4000程度の画素から構成され、アレ
ー面積は200mm×200mm〜500mm×500
mm程度である。図9において、光検出アレー8は40
96×4096の画素から構成され、アレー面積は43
0mm×430mmである。よって、1画素のサイズは
約105×105μmである。1ブロック内の4096
画素を横方向に配線し、4096ラインを順に縦に配置
する事により各画素を2次元的に配置している。
【0085】上記の例では4096×4096画素の光
検出器アレー8を1枚の基板で構成した例を示したが、
4096×4096画素の光検出器アレー8を2048
×2048個の画素を持つ4枚の光検出器で構成するこ
ともできる。2048×2048個の検出器を4枚で1
つの光検出器アレー8を構成する場合は、分割して製作
する事により歩留まりが向上するなどのメリットがあ
る。
【0086】前述の通り1画素は、光電変換素子21と
スイッチングTFT22とで構成される。21−(1,
1)〜21−(4096,4096)は前述の光電変換
素子21に対応するものであり、光検出ダイオードのカ
ソード側をK、アノード側をAとして表している。22
−(1,1)〜22−(4096,4096)はスイッ
チングTFT22に対応するものである。
【0087】2次元光検出器アレー8の各列の光電変換
素子21−(m,n)のK電極は対応するスイッチング
TFT22−(m,n)のソース、ドレイン導電路によ
りその列に対する共通の列信号線(Lc1〜4096)
に接続されている。例えば、列1の光電変換素子21−
(1,1)〜(1,4096)は第1の列信号配線Lc
1に接続されている。各行の光電変換素子21のA電極
は共通にバイアス配線Lbを通して前述のモードを操作
するバイアス電源31に接続されている。各行のTFT
22のゲート電極は行選択配線(Lr1〜4096)に
接続されている。例えば、行1のTFT22−(1,
1)〜(4096,1)は行選択配線Lr1に接続され
る。行選択配線Lrはラインセレクタ部32を通して撮
像制御部33に接続されている。ラインセレクタ部32
は例えばアドレスデコーダ34と4096個のスイッチ
素子35から構成される。この構成により任意のライン
Lrnを読み出すことが可能である。ラインセレクタ部
32は最も簡単に構成するならば単に液晶ディスプレイ
などに用いられているシフトレジスタによって構成する
ことも可能である。
【0088】列信号配線Lcは撮像制御部33により制
御される信号読み出し部36に接続されている。25は
列信号配線Lrをリセット基準電源24の基準電位にリ
セットするためのスイッチ、26は信号電位を増幅する
ための前置増幅器、38はサンプルホールド回路、39
はアナログマルチプレクサ、40はA/D変換器をそれ
ぞれ表す。それぞれの列信号配線Lcnの信号は前置増
幅器26により増幅されサンプルホールド回路38によ
りホールドされる。その出力はアナログマルチプレクサ
39により順次A/D変換器40へ出力されディジタル
値に変換され画像処理部10に転送される。
【0089】光電変換装置は4096×4096個の画
素を4096個のラインLcnに分け、1行あたり40
96画素の出力を同時に転送し、この列信号配線Lcを
通して前置増幅器26−1〜4096、サンプルホール
ド部38−1〜4096を通してアナログマルチプレク
サ39によって順次、A/D変換器40に出力される。
【0090】図9ではあたかもA/D変換器40が1つ
で構成されているように表されているが、実施には4〜
32の系統で同時にA/D変換を行う。これは、アナロ
グ信号帯域A/D変換レートを不必要に大きくすること
なく、画像信号の読み取り時間を短くすることが要求さ
れるためである。
【0091】蓄積時間とA/D変換時間とは密接な関係
にあり、高速にA/D変換を行うとアナログ回路の帯域
が広くなり所望のS/Nを達成することが難しくなる。
従って、A/D変換速度を不必要に速くすることなく、
画像信号の読み取り時間を短くすることが要求される。
そのためには、多くのA/D変換器40を用いてA/D
変換を行えばよいが、その場合はコストが高くなる。よ
って、上述の点を考慮して適当な値を選択する必要があ
る。
【0092】放射線1の照射時間はおよそ10〜500
msecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電
荷蓄積時間を100msecのオーダーあるいはやや短
めにすることが適当である。
【0093】例えば、全画素を順次駆動して100ms
ecで画像を取り込むために、アナログ信号帯域を50
MHz程度にし、例えば10MHzのサンプリングレー
トでA/D変換を行うと、最低でも4系統のA/D変換
器40が必要になる。本撮像装置では16系統で同時に
A/D変換を行う。16系統のA/D変換器40の出力
はそれぞれに対応する16系統の図示しないメモリ(F
IFOなど)に入力される。そのメモリを選択して切り
替えることで連続した1ラインの走査線にあたる画像デ
ータとして以後の画像処理部10、あるいはそのメモリ
に転送される。この後、画像、グラフとしてディスプレ
イなどの表示装置に表示を行う。
【0094】(他の実施形態)本発明は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0095】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0096】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,C
D−R,磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0097】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することによって、前述した実施形態の機
能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によっても前述し
た実施形態の機能が実現され得る。
【0098】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得
る。
【0099】尚、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体からそのプログラムをパソコン通信等通信ライン
を介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適
用できる。
【0100】
【発明の効果】本発明により、照射領域が検出手段内の
検出領域よりも小さい場合であっても、適切に画像用デ
−タに対して補正を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を説明するための図である。
【図2】第1又は第2の実施の形態を説明するための図で
ある。
【図3】第1の実施の形態を説明するための図である。
【図4】第1又は第2の実施の形態を説明するための図
である。
【図5】第1の実施の形態を説明するための図である。
【図6】第1又は第2の実施の形態を説明するための図
である。
【図7】第1又は第2の実施の形態を説明するための図
である。
【図8】第2の実施の形態を説明するための図である。
【図9】第2の実施の形態を説明するための図である。
【図10】第2の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図11】第1又は第2の実施の形態で説明した検出手段
及び補正手段を用いたX線撮像システムの全体図であ
る。
【図12】図11のX線撮像システムの1部分を表す図
である。
【図13】図11のX線撮像システムの1部分を表す図
である。
【符号の説明】
8 光検出アレイ 501 X線フラットパネルセンサ 502 第一の補正係数計算手段 503 第一の補正係数保存手段 504 第二の補正係数保存手段 505 第二の補正係数計算手段 506 白補正手段 507 補正手段 514 キャリブレ−ション領域保存手段 515 白補正手段 516 補正手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体画像を検出するための検出領域を
    含む検出手段と、 前記検出領域における照射領域に対応する第1の領域に
    基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照
    射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補
    正を行う第1の処理と、前記第2の領域のうち前記第1の
    領域と重ならない領域に基いた画像用デ−タの処理を行
    う第2の処理とを含む補正手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 被写体画像を検出するための検出領域を
    含む検出手段と、 前記検出領域における照射領域に対応する前記検出領域
    よりも小さい第1の領域に基いた補正用デ−タを用い
    て、前記検出領域における照射領域に対応する第2の領
    域に基いた画像用デ−タに補正を行う補正手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 被写体画像を検出するための検出領域を
    含む検出手段と、 前記検出領域における照射領域に対応する第1の領域に
    基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照
    射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補
    正を行う補正手段とを有し、 前記補正手段は、前記検出領域における照射領域が前記
    検出領域よりも小さいことに基いて、前記画像用デ−タ
    に対して補正を加える処理を含むことを特徴とする画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 被写体画像を検出するための検出領域を
    含む検出手段と、 前記検出領域における照射領域に対応する第1の領域に
    基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照
    射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補
    正を行う補正手段と、 前記検出領域における照射領域を認識する認識手段とを
    有し、 前記補正手段は、前記認識手段による認識結果に基づい
    て、前記画像用デ−タに対して補正を行う処理を含むこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいづれか1項に
    おいて、前記第2の処理は、前記第1の処理で用いた補正
    用デ−タとは異なる補正用デ−タを用いて、前記重なら
    ない領域に基いた画像用デ−タの補正を行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいづれか1項に
    おいて、前記補正手段は、第1の領域に基いた補正用デ
    −タと、前記第1の領域とは異なる前記検出領域におけ
    る照射領域に対応する領域に基いた補正用デ−タとを連
    結することによって補正用デ−タを作成する第3の処理
    を含み、前記第3の処理によって作成した補正用デ−タ
    を用いて前記第1及び第2の処理を行うことを特徴とする
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項4のいづれか1項に
    おいて、前記第2の処理は、前記重ならない領域に基い
    た画像用デ−タを表示しないように処理することを特徴
    とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記第2の処理は前
    記重ならない領域に関する情報を表示するように処理す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記情報は、前記第
    2の領域の輪郭であることを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めの補正方法において、 前記検出領域における照射領域に対応する第1の領域に
    基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照
    射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補
    正を行う第1の処理と、前記第2の領域のうち前記第1の
    領域と重ならない領域の画像用デ−タの処理を行う第2
    の処理とを行うことを特徴とする補正方法。
  11. 【請求項11】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めの補正方法において、 前記検出領域における照射領域に対応する前記検出領域
    よりも小さい第1の領域に基いた補正用デ−タを用い
    て、前記検出領域における照射領域に対応する第2の領
    域に基いた画像用デ−タに補正を行うことを特徴とする
    補正方法。
  12. 【請求項12】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像用デ−タを補正する
    ための補正方法において、 前記検出領域における照射領域が前記検出領域よりも小
    さいことに基いて、前記検出領域における照射領域に対
    応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記
    検出領域における照射領域に対応する第2の領域に基い
    た画像用デ−タに補正を行うこを特徴とする補正方法。
  13. 【請求項13】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像用デ−タを補正する
    ための補正方法において、 前記検出領域に照射される照射領域を認識し、 前記認識手段による認識結果に基づいて、前記検出領域
    における照射領域に対応する第1の領域に基いた補正用
    デ−タを用いて、前記検出領域における照射領域に対応
    する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行うこと
    を特徴とする補正方法。
  14. 【請求項14】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶媒
    体において、 前記検出領域における照射領域に対応する第1の領域に
    基いた補正用デ−タを用いて、前記検出領域における照
    射領域に対応する第2の領域に基いた画像用デ−タに補
    正を行う第1の工程と、 前記第2の領域のうち前記第1の領域と重ならない領域
    の画像用デ−タの処理を行う第2の工程と、 を有することを特徴とするコンピュ−タ読取り可能な記
    憶媒体。
  15. 【請求項15】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶媒
    体において、 前記検出領域における照射領域に対応する前記検出領域
    よりも小さい第1の領域に基いた補正用デ−タを用い
    て、前記検出領域における照射領域に対応する第2の領
    域に基いた画像用デ−タに補正を行う工程を有すること
    を特徴とするコンピュ−タ読取り可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶媒
    体において、 前記検出領域における照射領域が前記検出領域よりも小
    さいことに基いて、前記検出領域における照射領域に対
    応する第1の領域に基いた補正用デ−タを用いて、前記
    検出領域における照射領域に対応する第2の領域に基い
    た画像用デ−タに補正を行う工程を有することを特徴と
    するコンピュ−タ読取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 被写体画像を検出するための検出領域
    を含む検出手段から出力される画像デ−タを補正するた
    めのプログラムを含むコンピュ−タ読取り可能な記憶媒
    体において、 前記検出領域に照射される照射領域を認識する工程と、 前記認識手段による認識結果に基づいて、前記検出領域
    における照射領域に対応する第1の領域に基いた補正用
    デ−タを用いて、前記検出領域における照射領域に対応
    する第2の領域に基いた画像用デ−タに補正を行う工程
    と、 を有することを特徴とするコンピュ−タ読取り可能な記
    憶媒体。
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