JP2001192558A - 架橋可能なオルガノポリシロキサン組成物及びこれを含有する成形体 - Google Patents

架橋可能なオルガノポリシロキサン組成物及びこれを含有する成形体

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JP2001192558A JP2000359864A JP2000359864A JP2001192558A JP 2001192558 A JP2001192558 A JP 2001192558A JP 2000359864 A JP2000359864 A JP 2000359864A JP 2000359864 A JP2000359864 A JP 2000359864A JP 2001192558 A JP2001192558 A JP 2001192558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 架橋可能なオルガノポリシロキサン組成物 【解決手段】 少なくとも2個の加水分解可能な基を有
する有機珪素化合物をベースとする、湿気の排除下に貯
蔵可能で、湿気の浸入時に室温で架橋可能であるオルガ
ノポリシロキサン組成物において、これは、触媒とし
て、式: Ti(OR)4−n[(OR−OR]n (I) のチタン化合物少なくとも1種を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チタン触媒の使用
下に、湿気の排除下に貯蔵可能で、湿気の浸入時に室温
で架橋可能な、オルガノポリシロキサン組成物及びこの
ような組成物の製法に関する。
【0002】RTV−1−珪素ゴム中の縮合触媒として
のチタン(IV)化合物、特にキレート化されたチタネ
ートの使用は一般に公知である。しかしながら、RTV
−1−組成物中で、このチタン化合物は、それが、ゴム
の不所望な黄色化に作用し、それに伴い、曇った、透明
でない組成物のみを可能とする欠点を有する。従って、
黄色化の阻止のために多くの方法が開発され、例えばU
S−A4906719に開示されているような黄色化を
阻止する添加物、US−A4433127に記載のRT
V−イソシアネート−系中でのホスファトチタネートの
使用、DE4213873から公知のようなオルガノチ
タネートとヒドロキシカルボン酸エステルとの反応によ
り製造される特別なチタン触媒の使用、US−A542
8103に開示されているようなオルガノチタネートと
β−ジカルボニル化合物及び付加的なクエン酸エステル
との反応により製造される特別なチタン触媒及び例えば
DE4427528Aに記載のようなそのオルガニル基
が1価のアルコールのみならずジオール又はジヒドロキ
シカルボン酸からも誘導されている特別なチタネートの
使用が開発された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的物は、少
なくとも2個の加水分解可能な基を有する有機珪素化合
物をベースとする、湿気の排除下に貯蔵可能で、湿気の
浸入時に室温で架橋可能なオルガノポリシロキサン組成
物であり、これは、触媒として、式: Ti(OR)4−n[(OR−OR]n (I) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、置換又
は非置換の1価の炭化水素基を表し、Rは同一又は異
なるものであってよく、置換又は非置換の2価の炭化水
素基を表し、Rは同一又は異なるものであってよく、
Rに記載と同じものを表し、nは1、2、3又は4であ
り、xは1以上の整数である]のチタン化合物少なくと
も1種を含有することを特徴とする。
【0004】本発明の組成物は、有利に、室温で加硫す
る1成分系組成物(RT−1−組成物)である。これ
は、用途に応じて安定しているか又は流動可能であって
よい。
【0005】Rの例は、アルキル基、例えばメチル−、
エチル−、n−プロピル−、イソプロピル−、1−n−
ブチル−、2−n−ブチル−、イソ−ブチル−、t−ブ
チル−、n−ペンチル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペ
ンチル−、t−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘ
キシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチ
ル基、例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル基、例
えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例
えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基;ド
デシル基、例えばn−ドデシル基;オクタデシル基、例
えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシ
クロペンチル−、シクロヘキシル−、シクロヘプチル基
及びメチルシクロヘキシル基;アルケニル基、例えばビ
ニル−、1−プロペニル−、及び2−プロペニル基、ア
リール基、例えばフェニル−、ナフチル−、アンスリル
−及びフェナンスリル基;アルカリール基、例えばo
−、m−、p−トリル基;キシリル基及びエチルフェニ
ル基;及びアラルキル基、例えばベンジル基、α−及び
β−フェニルエチル基である。
【0006】置換された基Rの例は、ハロゲンアルキル
基、例えば3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル
基、2,2,2,2’,2’,2’−ヘキサフルオロ−
イソプロピル基及びヘプタフルオロイソプロピル基、ハ
ロゲンアリール基、例えばo−、m−及びp−クロロフ
ェニル基である。
【0007】基Rは、場合によりハロゲンで置換された
炭素原子数1〜18を有する1価の炭化水素基、特に有
利にアルキル基、殊にエチル−及びイソ−プロピル基で
あるのが有利である。
【0008】Rの例は、アルキレン基、例えばメチレ
ン−、エチレン−、プロピレン−、メチルエチレン−及
びブチレン基である。
【0009】Rは、場合によりハロゲン原子で置換さ
れた炭素原子数1〜4を有する2価の炭化水素、特にエ
チレン−、メチルエチレン−及びブチレン基、殊にメチ
ルエチレン−及びエチレン基であるのが有利である。
【0010】Rの例は、Rに記載の例であり、ここで
は、アルキル基が有利であり、エチル−及びメチル基が
特に有利である。
【0011】nは2、3又は4、殊に4が有利である。
【0012】xは2〜12、特に有利に2〜4の整数が
有利である。
【0013】本発明により使用される式(I)チタン化
合物の例は、
【0014】
【化1】
【0015】であり、ここで、Etは、エチル基であ
り、iPrは、イソ−プロピル基であり、ここで、Ti
[(OCHCH2−12−OCHが有利で
あり、特に、Ti[(OCHCH2−4−OCH
が有利である。
【0016】本発明により使用される式(I)のチタン
化合物は、市販の製品であるか又は公知の化学的方法で
製造でき、例えばTi(OR)とnH[(OR
OR ]との反応で、nHORの脱離(ここで、R、R
、R、n及びxは前記のものを表す)下に製造する
ことができる。
【0017】Ti(OR)もH[(OR
]も、市販の製品であるか又は化学で公知の方法で
製造可能である。
【0018】本発明による触媒の製造は、その場で架橋
可能なオルガノポリシロキサン組成物への出発物質、例
えばオリゴアルキレンオキシドアルコール及びテトラオ
ルガノチタネートTi(OR)の直接添加によっても
可能である。
【0019】本発明による組成物は、本発明により使用
される縮合触媒として、チタン化合物と並んで、従来も
湿気の排除下に貯蔵可能で湿気の浸入時に室温で架橋可
能なオルガノポリシロキサン組成物の製造のために使用
された全ての成分を含有することができる。加水分解可
能な、使用される架橋反応に関与する有機珪素化合物が
それを有する加水分解可能な基は、例えばオルガニルオ
キシ基、殊にアルコキシ基、例えばエトキシ基、アルコ
キシエトキシ基及びメトキシ基のような任意の基であっ
てよい。更に、有機珪素化合物は、シロキサン(≡Si
−OSi≡−構造)であっても、シルカルバン(≡Si
−R−Si≡−構造、Rは場合により置換された2
価の炭化水素基である)又はそれらの共重合体、例えば
式:(RO)3−aR Si−R−[R SiO]−R
Si−R5−SiR (OR )3−a[式中、R
、a及びbは、式(II)に記載のものを表し、R
は場合により置換された2価の炭化水素である]の有
機珪素化合物であってもよい。それに関しては、例えば
EP747443A2、2頁42〜53行に記載されて
いる。
【0020】本発明により架橋可能なオルガノポリシロ
キサン組成物は、(A)各々の末端基に少なくとも2個
のオルガニルオキシ基を有する実質的に線状のジオルガ
ノポリシロキサン、(B)少なくとも3個のオルガニル
オキシ基を有するオルガニルオキシ官能性架橋剤及び/
又はその部分加水分解生成物及び(C)式(I)のチタ
ン化合物を含有するものであるのが有利である。
【0021】本発明で使用される、各々の末端基に少な
くとも2個のオルガニルオキシ基を有するジオルガノポ
リシロキサンは、有利に、一般式: (RO)3−aR SiO−[R SiO]−SiR (OR)3−a (II ) [式中、aは0又は1であり、Rは同一又は異なる、
炭素原子1〜18を有するSiC−結合炭化水素基を表
し、これは場合によりハロゲン原子、アミノ基、エーテ
ル基、エステル基、エポキシ基、メルカプト基、シアノ
基又は(ポリ)グリコール基で置換されており、この
際、後者はオキシエチレン−及び/又はオキシプロピレ
ン単位から構成されており、Rは同一又は異なるもの
であってよく、Rに記載のものを表し、bは10〜10
000、有利に100〜3000、特に有利に400〜
2000の整数である]のものである。
【0022】基R及びRの例は、基Rに関する前記
の例である。
【0023】基R及びRは、相互に無関係に、アル
キル基、特に有利に炭素原子1〜4を有するアルキル
基、殊にメチル基であるのが有利である。
【0024】式(II)中の数値bの平均値は、式(I
I)のオルガノポリシロキサンが1000〜25000
00mPa’sの、特に有利には4000〜80000
0mPa’sの粘度(それぞれ25℃の温度で測定)を
有する様に選択されているのが有利である。
【0025】式(II)中に記載されていないか又はジ
オルガノポリシロキサンなる記載からは推測されない
が、このジオルガノシロキサン単位の10モル%までは
他のシロキサン単位、例えばR SiO1/2−、R
SiO3/2−及びSiO /2−単位で置換されて
いてよく、この際、Rは前記のものを表す。
【0026】本発明による組成物中で使用される各々の
末端基に少なくとも2個のオルガニルオキシ基を有する
ジオルガノポリシロキサン(A)の例は、次のものであ
る:
【0027】
【化2】
【0028】本発明の組成物の製造のために使用できる
有機珪素化合物の更なる例は、
【0029】
【化3】
【0030】(前記式中、Meはメチル基、Etはエチ
ル基、Viはビニル基、Capは3−(シクロヘキシル
アミノ)プロピル基であり、Bapは3−(n−ブチル
アミノ)プロピル基である)である。
【0031】本発明の組成物中で使用される各々の末端
基に少なくとも2個のオルガニルオキシ基を有する有機
珪素化合物は、市販製品であるか又は珪素化学で公知の
方法により、例えばα,ω−ジヒドロキシポリオルガノ
シロキサンと相応するオルガニルオキシシランとの反応
により製造することができる。
【0032】本発明による組成物中で使用されるオルガ
ニルオキシ官能性架橋剤(B)は、従来公知の任意のオ
ルガニルオキシ架橋剤、例えば少なくとも3個のオルガ
ニルオキシ基を有するシラン又はシロキサンであってよ
い。
【0033】本発明による組成物中で使用されるオルガ
ニルオキシ架橋剤(B)は、有利に式: (RO)4−cSiR (III) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、前記
のものの一つを表し、R はRに記載のものの一つを
表し、cは0又は1である]の有機珪素化合物並びにそ
の部分加水分解生成物である。
【0034】ここで、部分加水分解生成物とは、部分均
一加水分解生成物(Teilhomohydrolysat)、即ち、式
(III)の有機珪素化合物の1種の部分加水分解生成
物であっても、部分共加水分解生成物(Teilcohydrolysa
t)、即ち、式(III)の有機珪素化合物の異なる種類
の少なくとも2種の部分加水分解生成物であってもよ
い。
【0035】本発明による組成物中で場合により使用さ
れる架橋剤(B)は、式(III)の有機珪素化合物の
部分加水分解生成物であり、6個までの珪素原子を有す
るものが有利である。
【0036】Rの例は、基Rに関して前記の例のもの
であり、この際、炭素原子1〜12を有する炭化水素が
有利であり、メチル−又はビニル基が特に有利である。
【0037】本発明による組成物中で使用される特に有
利な架橋剤(B)は、テトラメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニル
トリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−
シアノプロピルトリメトキシシラン、3−シアノプロピ
ルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミ
ノ)プロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエ
チルアミノ)プロピルトリエトキシシラン、3−(N,
N−ジエチル−2−アミノエチルアミノ)プロピルトリ
メトキシシラン、3−(N,N−ジエチル−2−アミノ
エチルアミノ)プロピルトリエトキシシラン、3−(シ
クロヘキシルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、3
−(シクロヘキシルアミノ)プロピルトリエトキシシラ
ン、3−(グリシドキシ)プロピルトリエトキシシラ
ン、1,2−ビス(トリメトキシシリル)エタン、1,
2−ビス(トリエトキシシリル)エタン並びに記載のア
ルコキシ官能性有機珪素化合物の部分加水分解生成物、
例えばヘキサエトキシジシロキサンである。
【0038】本発明による組成物中で使用される架橋剤
(B)は、市販製品であるか又は珪素化学で公知の方法
により製造することができる。
【0039】本発明による組成物は、架橋剤(B)を、
オルガノポリシロキサン(A)100質量部に対して、
有利に0.01〜20質量部、特に有利に0.5〜10質
量部、殊に1.0〜5.0質量部の量で含有する。
【0040】本発明による組成物は、縮合触媒(C)
を、オルガノポリシロキサン(A)100質量部に対し
て、有利に0.01〜10.0質量部、特に有利に0.1
〜10.0質量部、殊に0.5〜5.0質量部の量で含有
する。
【0041】前記の成分(A)、(B)及び(C)に加
えて、本発明による組成物は、更なる物質、例えば可塑
剤(D)、填料(H)、付着助剤(F)及び添加剤
(G)を含有していてよく、この際、付加的物質(D)
〜(G)は、同じものであってよく、これらは、従来も
湿気の遮断下に貯蔵可能で湿気の浸入時に架橋可能な組
成物中で使用されている。
【0042】可塑剤(D)の例は、室温で液状の、トリ
メチルシロキサン基で末端ブロックされた、殊に50〜
1000mPa’sの範囲の粘度を有するジメチルポリ
シロキサン並びに高沸点炭化水素、例えばパラフィン油
である。
【0043】本発明による組成物は、可塑剤(D)をオ
ルガノポリシロキサン(A)100質量部に対して、有
利に0〜300質量部、特に有利に10〜200質量
部、殊に2〜100質量部の量で含有する。
【0044】填料(E)の例は、次のものである:非強
化性填料、即ち50m/gまでのBET−表面積を有
する填料、例えば石英、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
珪酸ジルコニウム、ゼオライト、金属酸化物粉末、例え
ば酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄又は酸化亜鉛
又はそれらの混合酸化物、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、石膏、窒化珪素、炭化珪素、窒化ホウ素、ガラス粉
末及びプラスチック粉末、例えばポリアクリロニトリル
粉末;強化性填料、即ち50m/gより大きいBET
−表面積を有する填料、例えば熱分解法で製造された珪
酸、沈降珪酸、沈降チョーク、カーボンブラック、例え
ばファーネスブラック、アセチレンブラック及び大きい
BET−表面積を有する珪素−アルミニウム−混合酸化
物;繊維状填料、例えばアスベスト並びにプラスチック
繊維。記載の填料は、例えばオルガノシラン又は−シロ
キサンでの処理又はステアリン酸での処理により又はヒ
ドロキシル基のエーテル化によりアルコキシ基にするこ
とにより疎水性化されていてよい。填料(E)が使用さ
れる場合には、これは、親水性の熱分解法珪酸及びステ
アリン酸被覆されたチョークが有利である。
【0045】本発明による組成物は、填料(E)を、オ
ルガノポリシロキサン(A)100質量部に対して、有
利に0〜300質量部、特に有利に10〜200質量
部、殊に5〜200質量部の量で含有する。
【0046】本発明によるオルガノポリシロキサン組成
物中で使用される付着助剤(F)の例は、官能基、例え
ばアミノアルキル−、グリシドキシプロピル−又はメタ
クリルオキシプロピル基を有するシラン及びオルガノポ
リシロキサン並びにテトラアルコキシシランである。し
かしながら、既に、他の成分、例えば記載の官能基を有
するシロキサン(A)又は架橋剤(B)が存在する場合
には、付着助剤の添加を省略することができる。
【0047】本発明による組成物は、付着助剤(F)
を、オルガノポリシロキサン(A)100質量部に対し
て、有利に0〜50質量部、特に有利に1〜20質量
部、殊に1〜10質量部の量で含有する。
【0048】添加剤(G)の例は、次のものである:顔
料、染料、香料、殺菌剤、酸化防止剤、電気的特性に影
響する薬剤、例えば導電性カーボンブラック、防炎性に
する薬剤、遮光剤及び被膜形成時間を延長する薬剤、例
えばSiC−結合メルカプトアルキル基を有するシラ
ン、セル形成性薬剤、例えばアゾジカルボンアミド、熱
安定化剤及びチキソトロピー化剤、例えば燐酸エステル
及び有機溶剤、例えばアルキル芳香族化合物。
【0049】本発明の組成物は、添加剤(G)を、オル
ガノポリシロキサン(A)100質量部に対して、有利
に0〜100質量部、特に有利に0〜30質量部、殊に
0〜10質量部の量で含有する。
【0050】本発明による組成物は、(A) 式(I
I)のジオルガノポリシロキサン、(B) 式(II
I)の架橋剤及び/又はその部分加水分解生成物、
(C) 式(I)のチタン化合物及び(E) 填料を含
有するものが特に有利である。
【0051】殊に、本発明による組成物は、 (A) 式(II)のポリジオルガノシロキサン 100質量部、 (B) 式(III)の架橋剤及び/又はその部分加水分解生成物、 1.0〜5.0質量部、 (C) 式(I)のチタン化合物 0.5〜5.0質量部、 (D) 可塑剤 0〜300質量部、 (E) 填料 0〜300質量部、 (F) 付着助剤 0〜 50質量部 及び (G) 添加剤 0〜100質量部 より成るものである。
【0052】本発明による組成物の個々の成分は、それ
ぞれ、そのような成分の1種であっても、そのような成
分の少なくとも2種からの混合物であってもよい。
【0053】本発明による組成物の調製のために、その
都度の組成物の全ての成分を任意の順序で相互に混合す
ることができる。この混合は、室温及び環境圧力で、即
ち、約900〜1100hPaで行うことができる。所
望の場合には、この混合を高めた温度で、例えば35〜
135℃の範囲の温度で行うこともできる。
【0054】本発明によるオルガノポリシロキサン組成
物の製造及びその貯蔵は、実質的に無水の条件下に行う
べきである、さもないと、この組成物は早すぎて硬化す
ることがあり得るからである。
【0055】本発明による組成物を架橋してエラストマ
ーにするための架橋のためには、空気の通常の水分含有
率で充分である。所望の場合には、この架橋を、室温よ
り高めた又は低めた温度、例えば−5℃〜15℃又は3
0℃〜50℃で実施することもできる。この架橋は10
0〜1100hPaの圧力、殊に環境圧力で実施するの
が有利である。
【0056】本発明のもう一つの目的物は、本発明によ
る組成物の架橋により製造された成形体である。
【0057】本発明により架橋可能なオルガノポリシロ
キサン組成物は、それが非常に高い貯蔵安定性及び高い
架橋速度により優れている利点を有する。
【0058】更に、本発明によるオルガノポリシロキサ
ン組成物は、式(I)のチタン化合物の使用により無色
透明な組成物が得られる利点を有する。
【0059】更に、本発明による組成物の利点は、式
(I)のチタン化合物中で使用されるリガンド(これは
リガンドの連鎖長により加硫速度の制御を可能にする)
の広いバリエーシヨン及び入手性にある。式(I)中で
xの値が大きいほど、長い加硫時間が得られる。
【0060】本発明による組成物は、水の排除下に貯蔵
可能で、水の浸入時に室温で架橋してエラストマーにな
るオルガノポリシロキサン組成物が使用できる全ての用
途に使用することができる。
【0061】従って、本発明による組成物は、優れて、
例えば垂直に走る継ぎ目を包含する継ぎ目及び例えば建
築物、陸上−、水上−及び航空乗り物の内矩幅10〜4
0mmの類似の空間の封止組成物として、又は例えば窓
構築時の又は水槽又はガラス戸棚の製造時の接着剤又は
パテ組成物として、並びに淡水又は海水の絶えざる影響
下に曝される表面をも包含する保護被覆の製造のため、
又は滑り防止被覆又はゴム弾性成形体を製造するため
に、並びに電気又は電子装置の絶縁のために好適であ
る。
【0062】後に記載の実施例中で、全ての粘度は、2
5℃の温度に関する。他に記載のない限り、後の実施例
は、環境圧で、即ち約1000hPaで、かつ室温、即
ち約23℃で、又は室温での反応成分の混合時に付加的
な加熱又は冷却なしに生じる温度で、並びに約50%の
相対湿度で実施される。更に、「部」及び「%」の記載
は、特に記載のない限り質量に関する。
【0063】加硫物の引裂伝播強度(Weiterreissfesti
gkeit)は、ISO34、C法により測定される。
【0064】ショア−A−硬度は、DIN(ドイツ工業
規格)53505−87に従い測定される。
【0065】引裂強度は、DIN53504−85−S
1に従い測定される。
【0066】引裂時の伸びは、DIN53504−85
−S1に従い測定される。
【0067】100%伸び時の張力は、DIN 535
04−S1に従い測定される。
【0068】例1 触媒合成: (K1):テトラエトキシチタンを4当量のジエチレン
グリコールモノメチルエーテルと共に撹拌下に4当量の
エタノールが留去されるまで加熱する。生成物が定量的
に良好な純度で得られる(H−NMR)。触媒(K
2)、(K3)及び(K4)の合成を同様な方法で行
う。
【0069】
【外1】
【0070】真空装置付きプラネットミキサー中で、水
の排除下に、−OSi(OCH CH−末端基を
有し、80000mPasの粘度を有するポリジメチル
シロキサン55.0質量部を、−OSi(CH
単位を有し、100mPasの粘度を有するポリジメチ
ルシロキサン31.0質量部及びメチルトリメトキシシ
ラン4.0質量部と混合する。次いで、BETによる比
表面積150m/gを有する熱分解法珪酸8.0質量
部を混入して、最後にRTV−1−組成物150g当た
りチタン触媒2.6ミリモルを混入する。
【0071】真空中での均質化の後に、このコンパウン
ドを湿気密な容器中に充填し、最初の24時間は室温
で、かつ引き続き50℃で貯蔵する。第1表中に記載の
貯蔵時間の後にウオーム(Raupe)を用いて皮膜形成時間
(HBZ:ウオームの乾燥表面の形成までの時間)を測
定する。それぞれ用いた触媒及び得られた結果を第1表
中に記載する。
【0072】触媒K1を有する組成物の完全加硫時間(D
urchvulkanisationszeit)は、13mm厚さの層では7
日より短かった。
【0073】
【表1】
【0074】被膜形成時間(HBZ)で測定される加硫
速度は、オリゴアルキレンオキシド連鎖の長さ(式
(I)中のx)によって制御できる。全ての組成物及び
加硫物(Vulkanisat)は無色のままであり、貯蔵安定であ
る。
【0075】比較例1 触媒K1〜K4の代わりにジイソプロポキシ−ビス−エ
チルアセト酢酸エステル−チタネート(Du Pont
からTYZOR(R) なる商品名で市場で入手され
る)を用いることで変更して、例1に記載の方法を繰り
返す。RTV−組成物の加硫は、同様に良好であるが、
この組成物は明らかに黄色に着色されている。
【0076】例2(B2) 真空装置付きプラネットミキサー中で、水の排除下に、
−OSi(OCH CH−末端基を有し、800
00mPasの粘度を有するポリジメチルシロキサン6
0.4質量部を−OSi(CH−末端基及び10
0mPasの粘度を有するポリジメチルシロキサン2
4.2質量部、ビニルトリメトキシシラン2.0質量部及
びメチルトリメトキシシラン1.5質量部と混合する。
次いで、BET−表面積150m/gを有する熱分解
法珪酸8.5質量部を混入し、最後に、こうして得られ
た組成物にチタン触媒K1(その製造は例1に記載)
1.9質量部を加える。真空中での均質化の後に、この
コンパウンドを湿気密な容器中に充填し、最初の672
時間(4週間)を室温で、引き続き1344時間(8週
間)を50℃で貯蔵する。それぞれの貯蔵時間の後に、
ウオームを用いて被膜形成時間(HBZ:ウオームの乾
燥表面の形成までの時間)を測定する。全体的に測定さ
れた被膜形成時間は25〜35分の範囲で変動し、加硫
は更に良好である。架橋可能な組成物及び加硫物は無色
である。
【0077】室温で168時間貯蔵したこの組成物から
の加硫物の機械的値を測定する。結果は、第2表中に存
在する。
【0078】比較例2(V2) 真空装置付きプラネットミキサー中で、−OSi(OC
CH−末端基を有し、80000mPasの
粘度を有するポリジメチルシロキサン62.1質量部、
−OSi(CH−末端基を有するポリジメチルシ
ロキサン(粘度100mPas)28.6質量部、ビニ
ルトリメトキシシラン1.75質量部及びメチルトリメ
トキシシラン1.75質量部を混合する。次いで、15
0m/gのBET−表面積を有する熱分解法珪酸8.
5質量部を混入し、最後にジブチル錫ジアセテートと珪
酸テトラエチルとの反応から得られた錫縮合触媒0.3
質量部を加える。真空中での均質化の後に、このコンパ
ウンドを湿気密な容器中に充填する。製造の24時間後
に、ウオームを用いて被膜形成時間(HBZ:ウオーム
の乾燥表面の形成までの時間)を測定する。架橋可能な
組成物及び加硫物は無色である。
【0079】この加硫物の機械的値を測定する。結果は
第2表中に存在する。
【0080】50℃で1週間貯蔵の後に、この組成物は
もはや加硫しない。
【0081】例3(B3) 真空装置付きプラネットミキサー中で、水排除の下に−
OSi(OCHCH−末端基を有し、8000
0mPasの粘度を有するポリジメチルシロキサン3
6.5質量部、−OSi(CH−末端基及び10
0mPasの粘度を有するポリジメチルシロキサン1
8.0質量部、ビニルトリメトキシシラン2.0質量部及
びメチルトリメトキシシラン1.5質量部を混合する。
次いで、150m/gのBET−表面積を有する熱分
解法珪酸5.5質量部、チョーク(Fa.Omya G
mbH 社(ドイツ)のOmya BLR3なる商品名
で市場で入手)35.0質量部を混入し、引き続き、チ
タン触媒K1(その製造は例1に記載)1.9質量部を
加える。真空中での均質化の後に、コンパウンドを湿気
密な容器中に充填し、最初の672時間(4週間)を室
温で、かつ引き続き1344時間(8週間)を50℃で
貯蔵する。それぞれの貯蔵時間の後に、ウオームを用い
て被膜形成時間(HBZ:ウオームの乾燥表面の形成ま
での時間)を測定する。測定された全ての被膜形成時間
は、25分〜35分の範囲内で変動し、加硫は更に良好
である。架橋可能な組成物及び加硫物は、チョーク填料
の淡ベージュの特有色を示す。
【0082】室温で168時間貯蔵された組成物からの
加硫物で機械的値を測定する。結果は、第2表中に存在
する。
【0083】比較例3(V3) 触媒K1の代わりに当量のジイソプロポキシ−ビス−エ
チルアセト酢酸エステル−チタネート(Du Pont
からTYZOR(R)なる商品名で市場で入手)を用い
ることで変更して、例3に記載の方法を繰り返す。この
組成物及び加硫物は明らかに黄色に着色されている。こ
の加硫物の機械的値を第2表中に挙げる。
【0084】
【表2】
【0085】本発明により使用される触媒K1は、良好
な機械的値を有する加硫物の製造を可能とする。
【0086】比較例4 ジイソプロポキシ−ビス−エチルアセト酢酸エステル−
チタネートの代わりに、イソプロポキシ−n−ブトキシ
−ビス(アセチルアセトナト)チタン(Du Pont
からTYZOR(R)なる商品名で市場で入手)及びジ
エチレングリコールモノメチルエーテル2部から低沸点
アルコールの留去下に製造された当量の触媒を用いるこ
とで変更して、比較例3に記載の方法を繰り返す。この
組成物及び加硫物は、明らかに黄色に着色されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/10 C09K 3/10 G Z // C09J 183/02 C09J 183/02 183/04 183/04 (72)発明者 ズザンネ シュトラウスベルガー ドイツ連邦共和国 メーリング/エト ハ イデガッセ 4 (72)発明者 クラウス オーバーマイアー ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン フリ ードリッヒ−エーベルト−シュトラーセ 8

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の加水分解可能な基を有
    する有機珪素化合物をベースとする、湿気の排除下に貯
    蔵可能で、湿気の浸入時に室温で架橋可能なオルガノポ
    リシロキサン組成物において、これは、触媒として、
    式: Ti(OR)4−n[(OR−OR (I) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、置換又
    は非置換の1価の炭化水素基を表し、Rは同一又は異
    なるものであってよく、置換又は非置換の2価の炭化水
    素基を表し、Rは同一又は異なるものであってよく、
    Rに記載と同じものを表し、nは1、2、3又は4であ
    り、xは1以上の整数である]のチタン化合物少なくと
    も1種を含有することを特徴とする、架橋可能なオルガ
    ノポリシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】 nは4である、請求項1に記載の架橋可
    能な組成物。
  3. 【請求項3】(A)各々の末端基に少なくとも2個のオ
    ルガニルオキシ基を有する、実質的に線状のジオルガノ
    ポリシロキサン、(B)少なくとも3個のオルガニルオ
    キシ基を有するオルガニルオキシ官能性架橋剤及び/又
    はその部分加水分解生成物及び(C)式(I)のチタン
    化合物を含有するものである、請求項1又は2に記載の
    架橋可能な組成物。
  4. 【請求項4】(A) 式(II): (RO)3−aR SiO−[R SiO]−SiR (OR)3−a (II ) [式中、aは0又は1であり、Rは同一又は異なる、
    炭素原子1〜18を有するSiC−結合炭化水素基を表
    し、これは、場合によりハロゲン原子、アミノ基、エー
    テル基、エステル基、エポキシ基、メルカプト基、シア
    ノ基又は(ポリ)グリコール基で置換されており、ここ
    で、後者はオキシエチレン−及び/又はオキシプロピレ
    ン単位から構成されており、Rは同一又は異なるもの
    であってよく、Rに記載のものを表し、bは10〜10
    000の整数である]のジオルガノポリシロキサン、
    (B) 式(III): (RO)4−cSiR (III) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、Rに
    記載の一つのものを表し、RはRに記載のものの一
    つを表し、cは0又は1である]の架橋剤及び/又はそ
    の部分加水分解生成物、(C) 式(I)のチタン化合
    物及び(E) 填料を含有するものである、請求項1か
    ら3までのいずれか1項に記載の架橋可能な組成物。
  5. 【請求項5】 (A) 式(II)のポリジオルガノシロキサン 100質量部 (B) 式(III)の架橋剤及び/又はその部分加水分解生成物 1.0〜5.0質量部 (C) 式(I)のチタン化合物 0.5〜5.0質量部 (D) 可塑剤 0〜300質量部 (E) 填料 0〜300質量部 (F) 付着助剤 0〜 50質量部 及び (G) 添加剤 0〜100質量部 より成るものである、請求項1から4までのいずれか1
    項に記載の架橋可能な組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の組成物の架橋により製造された、成形体。
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