JP2001187666A - 排紙装置及びこれを用いた丁合装置並びに画像形成装置 - Google Patents

排紙装置及びこれを用いた丁合装置並びに画像形成装置

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JP2001187666A
JP2001187666A JP37583499A JP37583499A JP2001187666A JP 2001187666 A JP2001187666 A JP 2001187666A JP 37583499 A JP37583499 A JP 37583499A JP 37583499 A JP37583499 A JP 37583499A JP 2001187666 A JP2001187666 A JP 2001187666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良質な区分積みが極力可能で、且つ、積載枚
数が少なくならない。 【解決手段】 給紙部と、給紙部から搬送された複数の
用紙1を丁合する丁合搬送部と、丁合搬送部から搬送さ
れた丁合物をスタッカー部Dに排出する排出部Cと、排
出される丁合物を積載する排紙台42を設け、排紙台4
2上に一対のサイドフェンス43,44を設けたスタッ
カー部Dとを備え、一対のサイドフェンス43,44に
排出部Cから排出される丁合物に干渉しない待機位置
と、丁合物に干渉して排出方向をオフセットさせる干渉
位置との間で交互に移動する一対の排紙ウイング47,
48を回転自在に設け、排紙台42上の略中央位置に排
出される丁合物の下面に干渉する中央干渉部材95を配
置し、中央干渉部材95を排紙台42の上方である上位
置と排紙台42に近接する下位置との間で移動自在に
し、上位置側に引っ張りバネ98で付勢した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の処理がなさ
れて排出される用紙を積載する排紙装置及びこれを用い
た丁合装置並びに画像形成装置に関し、特に、順次排出
される用紙を排紙台に区分積みして積載する区分積み手
段に係わる。
【0002】
【先行技術】本出願人は、区分積みを行える排紙装置を
先に提案した(特願平11−210904号、特願平1
1−312945号の各出願書類参照)。この排紙装置
を簡単に説明すると、図22(A),(B)に示すよう
に、排紙装置は丁合装置のスタッカー部200に適用さ
れ、スタッカー部200は、排出部(図示せず)から排
出される丁合物201の落下位置に設けられた排紙台2
02と、この排紙台202上に排出される丁合物201
の両外側に位置し、丁合物201の排出方向の直交方向
を規制する一対のサイドフェンス203,204とを有
する。この一対のサイドフェンス203,204は、少
なくとも一方が左右方向に移動自在に設けられ、一対の
サイドフェンス203,204間の幅は丁合する用紙2
01aの幅に応じて可変される。
【0003】一対のサイドフェンス203,204には
一対の排紙ウイング205,206が回転自在に設けら
れ、この各排紙ウイング205,206は、サイドフェ
ンス203,204に沿うように位置し、排出部から排
出される丁合物201に干渉しない待機位置と、サイド
フェンス203,204に対して内側に突出し、排出部
から排出される丁合物201に干渉して丁合物201を
排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットする干
渉位置との間で変位できるように構成されている。又、
排紙台202の上には円弧状の傾斜面を有する区分積み
用底台210が配置されている。
【0004】上記構成において、排出部から丁合物20
1がスタッカー部200に排出されると、図22(A)
に示すように、左側の排紙ウイング205が待機位置か
ら干渉位置に変移する。すると、丁合物201の左端部
が左側の排紙ウイング205に接触し、丁合物201が
右端が下に傾斜する状態となって右側にシフトしながら
右端から先に落下して丁合物201の右端が右側のサイ
ドフェンス204に当接する状態で排紙台202に載置
される。次に、排出部から丁合物201がスタッカー部
200に排出されると、図22(B)に示すように、右
側の排紙ウイング206が待機位置から干渉位置に変移
する。すると、丁合物201の右端部が右側の排紙ウイ
ング206に接触して、上記と同様の理由により、丁合
物201の左端が左側のサイドフェンス203に当接す
る状態で排紙台202に載置される。そして、このよう
な左右の排紙ウイング205,206の動作が丁合物2
01の排出タイミングに同期して交互に行われることに
よって1丁合物201毎に左右にオフセットして積載さ
れる。
【0005】上記動作過程において、排紙ウイング20
5,206等により干渉を受けた丁合物201は、その
端面がサイドフェンス203,204や排紙台202に
衝突し、その際にサイドフェンス203,204や排紙
台202からの反力によりリバウンドすることがある。
そして、このリバウンドした丁合物201が区分積み用
底台210に落下してこの傾斜面に沿ってオフセット方
向に再び移動する。このようにリバウンドした丁合物2
01が区分積み用底台210の傾斜面に沿って移動する
ことから丁合物201の端面がサイドフェンス203,
204に当接する状態で排紙台202に載置される。以
上より、丁合物201の端面が揃った良質な区分積みが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行技術の排紙装置においては、区分積み用底台210に
よって良質な区分積みができる反面、区分積み用底台2
10の高さH分だけ丁合物201の積載位置が高くなる
ため、その分積載枚数が少なくなるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、用紙の端面が揃った良質な区
分積みが極力可能で、且つ、積載枚数が少なくならない
排紙装置及びこれを用いた丁合装置並びに画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排出
部から排出される用紙を積載する排紙台を設け、この排
紙台上に排出される用紙の両外側に位置し、用紙の排出
方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを設
け、この一対のサイドフェンスに前記排出部から排出さ
れる用紙に干渉しない待機位置と、前記排出部から排出
される用紙に干渉して用紙を排出方向のほぼ直交方向
で、且つ、互いに反対方向に排出方向をオフセットする
干渉位置との間で変位する一対の排紙ウイングを設け、
この一対の排紙ウイングを前記排出部からの用紙の排出
タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移
動させることによって区分積みを行う排紙装置であっ
て、前記排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンス
の略中央位置に、排出される用紙の下面に干渉する中央
干渉部材を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上
方である上位置とこれより下方の下位置との間で移動自
在に設けると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢
手段で付勢したことを特徴とする排紙装置である。
【0009】この排紙装置は、排出部からの排出タイミ
ングに同期して一対の排紙ウイングが交互に待機位置か
ら干渉位置に変移され、排出される用紙が排紙ウイング
に接触して排出方向の略直交する方向に変移して用紙が
オフセットされるものであり、排紙ウイングにより干渉
を受けて落下する用紙は、その端面がサイドフェンスや
排紙台に衝突することよりリバウンドすることがある
が、このリバウンドした用紙が中央干渉部材の干渉によ
りオフセット方向の傾斜姿勢を保持されることで再びオ
フセット方向に移動しようとし、又、中央干渉部材上に
積載される用紙の量が増えるとその自重により中央干渉
部材が付勢手段の付勢力に抗して徐々に下方に変移す
る。
【0010】請求項2の発明は、複数の給紙台を有し、
この各給紙台に多数積載された用紙を所定タイミングで
1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部の各給紙台から
搬送された複数の用紙を丁合して丁合物とし、この丁合
物を排出部に搬送する丁合搬送部と、この丁合搬送部か
ら搬送された丁合物をスタッカー部に排出する排出部
と、この排出部から排出される丁合物を積載する排紙台
を設け、この排紙台上に排出される丁合物の両外側に位
置し、丁合物の排出方向の直交方向を規制する一対のサ
イドフェンスを設け、この一対のサイドフェンスに前記
排出部から排出される丁合物に干渉しない待機位置と、
前記排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排
出方向のほぼ直交方向で、且つ、互いに反対方向に排出
方向をオフセットする干渉位置との間で変位する一対の
排紙ウイングを設け、この一対の排紙ウイングを前記排
出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて交互に待
機位置から干渉位置に移動させることによって区分積み
を行うスタッカー部とを備えた丁合装置であって、前記
排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略中央
位置に、排出される丁合物の下面に干渉する中央干渉部
材を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方であ
る上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在に設
けると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段で
付勢したことを特徴とする丁合装置である。
【0011】この丁合装置では、排出部から排出される
丁合物について、請求項1の発明と同様の作用が得られ
る。
【0012】請求項3の発明は、給紙台に多数積載され
た用紙を1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部の給紙
台から搬送された用紙に画像を形成する画像形成部と、
この画像形成部で画像形成された用紙を排紙部に搬送す
る排出部と、この排出部から排出される用紙を積載する
排紙台を設け、この排紙台上に排出される用紙の両外側
に位置し、用紙の排出方向の直交方向を規制する一対の
サイドフェンスを設け、この一対のサイドフェンスに前
記排出部から排出される用紙に干渉しない待機位置と、
前記排出部から排出される用紙に干渉して用紙を排出方
向のほぼ直交方向で、且つ、互いに反対方向に排出方向
をオフセットする干渉位置との間で変位する一対の排紙
ウイングを設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部
からの用紙の排出タイミングに合わせて交互に待機位置
から干渉位置に移動させることによって区分積みを行う
排紙部とを備えた画像形成装置であって、前記排紙台上
で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略中央位置に、
排出される用紙の下面に干渉する中央干渉部材を配置
し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方である上位置
とこれより下方の下位置との間で移動自在に設けると共
に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段で付勢した
ことを特徴とする画像形成装置。
【0013】この画像形成装置では、排出部から排出さ
れる画像形成済みの用紙について、請求項1の発明と同
様の作用が得られる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1に記載の排紙
装置にあって、前記中央干渉部材の下位置は、前記排紙
台にほぼ近接する位置とすると共に、前記付勢手段は、
前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位置までの高さ
に相当する用紙が前記中央干渉部材の上に積載された場
合に、前記中央干渉部材が下位置まで下がる程度の付勢
力に設定したことを特徴とする排紙装置である。
【0015】この排紙装置では、請求項1の発明の作用
に加え、排出された用紙が中央干渉部材上に徐々に積載
される過程にあって、良質な区分積みをするためには中
央干渉部材の位置ができるだけ遅い段階まで高い位置に
位置する方が望ましく、一方、用紙の積載量をできるだ
け高くするためには中央干渉部材ができるだけ早い段階
で低い下位置に位置する方が望ましく、積載される用紙
の量が中央干渉部材の下位置から上位置の高さに相当す
る高さになった時点で、中央干渉部材が排紙台にほぼ近
接する下位置まで下がるため、排紙台から一対の排紙ウ
イングの高さをできるだけ低く設定しつつ双方の要求の
調和を図ることができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項2に記載の丁合
装置にあって、前記中央干渉部材の下位置は、前記排紙
台にほぼ近接する位置とすると共に、前記付勢手段は、
前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位置までの高さ
に相当する丁合物が前記中央干渉部材の上に積載された
場合に、前記中央干渉部材が下位置まで下がる程度の付
勢力に設定したことを特徴とする丁合装置である。
【0017】この丁合装置では、排出部から排出される
丁合物について、請求項4の発明と同様の作用が得られ
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項3に記載の画像
形成装置にあって、前記中央干渉部材の下位置は、前記
排紙台にほぼ近接する位置とすると共に、前記付勢手段
は、前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位置までの
高さに相当する用紙が前記中央干渉部材の上に積載され
た場合に、前記中央干渉部材が下位置まで下がる程度の
付勢力に設定したことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0019】この画像形成装置では、排出部から排出さ
れる画像形成済みの用紙について、請求項4の発明と同
様の作用が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1〜図14は本発明の第1実施形態を示
し、この第1実施形態では本発明の排紙装置を丁合装置
のスタッカー部に適用した場合、又は、本発明が丁合装
置である場合が示されている。図1は丁合装置の全体斜
視図、図2は給紙部、排出部及びスタッカー部の構成
図、図3は給紙部、丁合搬送部及び排出部への駆動伝達
系を示す側面図、図4は各給紙部への駆動力分配を示す
斜視図である。
【0022】図1〜図4において、丁合装置は、丁合す
る複数種類の用紙1を所定タイミングで各種類1枚づつ
搬送する給紙部Aと、この給紙部Aから搬送される複数
の用紙1を丁合し丁合物2として排出部Cに搬送する丁
合搬送部Bと、この丁合搬送部Bからの丁合物2をスタ
ッカー部Dに排出する排出部Cと、この排出部Cから排
出される丁合物2を積載するスタッカー部(排紙装置)
Dとから構成されている。
【0023】給紙部Aは、上下方向に配列された10台
の給紙台3a〜3jを有し、この各給紙台3a〜3j
は、図2に詳しく示すように、固定給紙台部4と支持軸
5を支点として搬送先端側が上下動する可動給紙台部6
とから構成されている。この可動給紙台部6にはレバー
7付きの紙有無検出センサS1が設けられ、この紙有無
検出センサS1によって各給紙台3a〜3jに用紙1が
積載されているか否かを検出する。可動給紙台部6の搬
送先端側の上方位置には回転軸8に支持された給紙ロー
ラ9が配置されている。この給紙ローラ9には可動給紙
台部6が上方に位置する場合に積載された最上位置の用
紙1が圧接される。
【0024】そして、給紙ローラ9が回転されると、サ
バキ台(図示せず)との相乗効果によって積載された最
上位置の用紙1のみが搬送される。給紙ローラ9よりも
搬送下流の位置には搬送される用紙1をガイドする上ガ
イドプレート10と下ガイドプレート11とが設けられ
ており、搬送された用紙1はこの上,下ガイドプレート
10,11にガイドされて丁合搬送部Bに供給される。
【0025】重送検出センサS2は、上,下ガイドプレ
ート10,11の通路を挾んで配置された発光部12と
受光部13とを有し、センサ出力のレベルより搬送され
る用紙1が1枚であるか否かを検出する。又、給紙ロー
ラ9の回転開始時から所定時間以内にセンサ出力が有る
か否かによって空送や紙づまりの有無をも検出する。
【0026】又、各給紙台3a〜3jに対応する給紙ロ
ーラ9は、後述する電磁クラッチ(図示せず)によって
回転タイミングが制御され、各給紙台3a〜3jからは
それぞれ所定のタイミングで用紙1が丁合搬送部Bに搬
送される。各給紙ローラ9の駆動伝達系及びこのタイミ
ングについては、後述する。
【0027】丁合搬送部Bは、図2に詳しく示すよう
に、各給紙台3a〜3jに対応する上,下ガイドプレー
ト10,11の排出側にそれぞれ設けられた搬送ローラ
15と、この各搬送ローラ15に対向してそれぞれ設け
られた押さえローラ16とを有する。この上下方向に配
列された各押さえローラ16は図示しないバネで搬送ロ
ーラ15側に付勢されていると共に、これら押さえロー
ラ16間には搬送ベルト17が掛けられており、各押さ
えローラ16は搬送ベルト17を介してそれぞれ搬送ロ
ーラ15に圧接されている。搬送ローラ15の駆動伝達
系については、後述する。
【0028】又、各搬送ローラ15と各押さえローラ1
6とに圧接状態である搬送ベルト17部分の両側には垂
直ガイドプレート18,19がそれぞれ設けられ、この
両側の垂直ガイドプレート18,19間に垂直搬送路2
0が構成されている。一方の垂直ガイドプレート18は
1枚のプレートより構成されているが、他方の垂直ガイ
ドプレート19は給紙部Aの上,下ガイドプレート1
0,11と一体に複数プレートより構成されている。
【0029】そして、各搬送ローラ15が回転すると、
搬送ローラ15の摩擦力を受けて押さえローラ16によ
って回転自在な搬送ベルト17が移動され、給紙部Aか
ら搬送された用紙1は、この回転する搬送ローラ15と
移動している搬送ベルト17との間に挾み込まれて垂直
搬送路20を下方に搬送される。ここで、上方より搬送
される用紙1が下方の搬送ローラ15を通過するタイミ
ングで下方の給紙台側の用紙1が丁合搬送部Bに搬送さ
れることによって、下方の用紙1が上方の用紙1に重な
って下方に搬送される。このような用紙1の搬送と用紙
1の重ね合わせ動作が繰り返されて所望の丁合物2が作
成され、この丁合物2が更に下方の排出部Cに搬送され
る。
【0030】排出部Cは、図2に詳しく示すように、搬
送路変更ガイドプレート21を有し、この搬送路変更ガ
イドプレート21は図2にて実線で示すスタッカー用位
置と、図2にて仮想線で示す後処理機用位置との間で回
転自在に設けられている。搬送路変更ガイドプレート2
1はスタッカー用位置側に図示しないバネによって付勢
されており、電磁ソレノイド(図示せず)によって駆動
される。電磁ソレノイドがオフ状態ではスタッカー用位
置に、電磁ソレノイドがオン状態では後処理機用位置に
位置される。スタッカー用位置では搬送路変更ガイドプ
レート21の上端が丁合搬送部Bの一方の垂直ガイドプ
レート18に沿うように位置され、丁合搬送部Bから搬
送されてくる丁合物2はスタッカー部D側に導かれる。
後処理機用位置では搬送路変更ガイドプレート21の上
端が丁合搬送部Bの他方の垂直ガイドプレート19に沿
うように位置され、丁合搬送部Bから搬送されてくる丁
合物2はスタッカー部D側とは反対側に導かれる。
【0031】又、搬送路変更ガイドプレート21の下方
位置にはスタッカー部側ガイドプレート22と後処理機
側ガイドプレート23が設けられ、この各ガイドプレー
ト22,23上を通って丁合物2が選択的に搬送され
る。
【0032】排紙検出センサS3は、スタッカー部側ガ
イドプレート22を挾んで配置された発光部24と受光
部25とを有し、センサ出力より丁合物2の排出タイミ
ングを検出する。つまり、丁合物2が通過開始すると、
発光部24からの光が遮断されて受光部25の出力がL
レベルとなり、通過終了で再び発光部24からの光が遮
断されなくなり受光部25の出力がHレベルに戻ること
から丁合物2の排出タイミングを検出する。又、排紙検
出センサS3は、例えばセンサ出力のHレベルが所定時
間以上連続することより排出部Cでの紙づまりを検出す
る。
【0033】スタッカー部側ガイドプレート22の最下
流で、且つ、スタッカー部Dを臨む位置には上下方向に
配置された一対の排出ローラ26,27が設けられてい
る。一対の排出ローラ26,27は略圧接状態で配置さ
れ、下方の排出ローラ27の上端部が若干スタッカー部
側ガイドプレート22より上方に突出されている。上方
の排出ローラ26が駆動側であり、この駆動伝達系につ
いては、後述する。そして、上方の排出ローラ26が回
転すると、これに追従して下方の排出ローラ27が回転
されるもので、丁合搬送部Bから搬送されてくる丁合物
2は一対の排出ローラ26,27間に挿入され、一対の
排出ローラ26,27の回転によってスタッカー部Dに
排出される。
【0034】次に、給紙ローラ9、搬送ローラ15及び
上方の排出ローラ26の駆動伝達系を説明する。図3に
示すように、メインモータ30の出力軸30a、排出ロ
ーラ26の回転軸26a、最下方の搬送ローラ15の回
転軸15aにはそれぞれ駆動用プーリ31、排出用プー
リ32、搬送用プーリ33が固定され、これらプーリ3
1,32,33及び補助プーリ34間に第1駆動ベルト
35が掛けられている。
【0035】又、上下隣接する給紙ローラ9間には回転
軸36に支持された中継用プーリ37が設けられている
と共に、各搬送ローラ15の回転軸15aには搬送用プ
ーリ33が固定され、これら中継用プーリ37及び搬送
用プーリ33及び補助プーリ38間に第2駆動ベルト3
9が掛けられている。図4に示すように、中継用プーリ
37の回転軸36には中継用ギア40が固定され、この
中継用ギア40には上下位置に配置された給紙用ギア4
1がそれぞれ噛み合っている。各給紙用ギア41は電磁
クラッチ(図示せず)を介して給紙ローラ9の回転軸8
にそれぞれ連結されている。
【0036】メインモータ30が駆動すると、第1駆動
ベルト35が移動して上方の排出ローラ26が図3の矢
印a方向に回転される。又、この第1駆動ベルト35の
移動により第2駆動ベルト39が移動して各搬送ローラ
15が図3の矢印b方向に回転され、且つ、各中継用プ
ーリ37を介して各給紙用ギア41が回転される。そし
て、電磁クラッチ(図示せず)がオンになった給紙ロー
ラ9のみが図3の矢印c方向に回転される。
【0037】図5はスタッカー部の斜視図、図6はその
一部正面図である。図5及び図6に示すように、スタッ
カー部(排紙装置)Dは、排出部Cから排出される丁合
物2の落下位置に設けられた排紙台42と、この排紙台
42上に排出される丁合物2の両外側に位置し、丁合物
2の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェン
ス43,44とを有する。この一対のサイドフェンス4
3,44は、その一方(図面では左側)が左右方向に移
動自在に設けられ、他方(図面では右側)が排紙台42
に固定されている。一方のサイドフェンス43を移動す
ることによって一対のサイドフェンス43,44間の幅
を丁合する用紙1の幅に応じて可変できる。排紙台42
上には丁合物2の排出方向の前方を規制するフロントフ
ェンス45が配置され、フロントフェンス45は丁合物
2の排出方向に対し傾斜する方向に移動自在に設けられ
ている。具体的には、用紙1の縦サイズに応じてフロン
トフェンス45を移動させた場合に、用紙1の横サイズ
に応じて移動した一対のサイドフェンス43,44の中
央位置に移動する方向である。
【0038】又、スタッカー部Dは、区分積み手段46
を備えている。この区分積み手段46は、一対のサイド
フェンス43,44の各切欠孔43a,44a内に付設
された一対の排紙ウイング47,48を有し、この一対
の排紙ウイング47,48はその上端側が各支持軸49
を介して回転自在に支持されている。一対の排紙ウイン
グ47,48は1枚の平板を折曲加工して形成され、排
出部側に向かうに従って徐々に幅が小さくなるように下
端側の一部がテーパ状に構成されている。この一対の排
紙ウイング47,48は、排出部Cから排出される丁合
物2に干渉しない待機位置(図6の仮想線位置)と、排
出部Cから排出される丁合物2に干渉する干渉位置(図
6の実線位置)との間で変位するように駆動機構50に
よって駆動される。
【0039】図7は排紙ウイング47,48の駆動機構
50の斜視図である。図7に示すように、駆動機構50
は、駆動源であるウイングモータ51を有し、このウイ
ングモータ51の出力軸にウォームギア52が固定され
ている。このウォームギア52にはウォームホイール5
3が噛み合っており、このウォームホイール53の同軸
上には一体に第1平ギア54が固定されている。この第
1平ギア54には第2平ギア55が噛み合っており、こ
の第2平ギア55は六角軸56に固定されている。六角
軸56には左右一対の円柱カム57,58がそれぞれ挿
入され、一方(図面では左側)の円柱カム57は軸方向
に移動可能になっているが、他方(図面では右側)の円
柱カム58は固定されている。これは、一方(図面では
左側)のサイドフェンス43が左右方向に移動される
と、この一方(図面では左側)のサイドフェンス43と
共に円柱カム57も移動して駆動力の伝達を可能とする
ためである。又、円柱カム57と共に移動させるため、
円柱カム57以降の伝達系は全て一方(図面では左側)
のサイドフェンス43に支持される。
【0040】この一対の円柱カム57,58の外周面に
はカム溝59がそれぞれ形成され、この双方のカム溝5
9のカム形状は六角軸56の回転中心を中心として18
0度対称に設定されている。そして、基準回転位置から
180度の回転範囲では後述する一方(図面では左側)
の水平リンク60及び垂直リンク63のみが回転駆動
し、180度の回転位置から基準回転位置までの回転位
置では後述する他方(図面では右側)の水平リンク60
及び垂直リンク63のみが回転駆動するように構成され
ている。
【0041】一対の水平リンク60,60は、支持軸6
0aを支点として一対のサイドフェンス43,44に回
転自在に支持され、この各一端側に前記カム溝59に係
合するカムピン61がそれぞれ固定されている。各水平
リンク60の他端側には長孔62が形成され、この長孔
62に垂直リンク63のピン64がそれぞれ挿入されて
いる。一対の垂直リンク63は、一対のサイドフェンス
43,44にそれぞれ回転自在に支持され、その上下端
にウイング押圧アーム65及び下アームプレート66が
それぞれ固定されている。下アームプレート66の先端
には上述したピン64が固定され、ウイング押圧アーム
65の先端にはローラ67が回転自在に設けられてい
る。この各ローラ67は、図5に示すように、一対のサ
イドフェンス43,44の裏面に近接して配置されてい
る。
【0042】又、図5に示すように、一対のサイドフェ
ンス43,44には一対の垂直リンク63,63に間隔
を置いて平行に配置された一対の補助垂直リンク90,
90がそれぞれ回転自在に設けられている。各垂直リン
ク63と各補助垂直リンク90とには水平方向に延びる
中間水平アーム91と補助アーム部材92の一端がそれ
ぞれ固定され、各中間水平アーム91の中央部分の係合
ピン93が補助アーム部材92の中間部分の長孔94に
係合されている。
【0043】つまり、ウイングモータ51が回転する
と、この回転がウォームギア52、ウォームホイール5
3、第1平ギア54及び第2平ギア55の順に伝達され
て一対の円柱カム57,58が基準回転位置から回転す
る。基準回転位置から180度回転位置までは、カム機
構としては左側の円柱カム57とカムピン61のみが有
効で左側の水平リンク60、垂直リンク63が図7の矢
印M方向に回転して左側の排紙ウイング47が干渉位置
まで回転し(図13(A)の状態)、且つ、その後反対
に図7の矢印N方向に回転して左側の排紙ウイング47
が自重により干渉位置から待機位置に戻る。180度回
転位置から基準回転位置までは、カム機構としては右側
の円柱カム58とカムピン61のみが有効で右側の水平
リンク60、垂直リンク63が図7の矢印N方向に回転
して右側の排紙ウイング48が干渉位置まで回転し(図
13(B)の状態)、且つ、その後反対に図7の矢印M
方向に回転して右側の排紙ウイング48が自重により干
渉位置から待機位置に戻る。又、各排紙ウイング47,
48の回転角度θ(垂直方向に対する干渉位置の回転角
度)は、約50度程度である。
【0044】また、補助アーム部材92は、ウイング押
圧アーム65の回転に連動して水平方向に移動し、前記
排紙ウイング47,48が待機位置の位置では、排出部
Cから排出される丁合物2に干渉しない退出位置(図1
3(A),(B)の破線で示す位置)に位置し、排紙ウ
イング47,48が干渉位置の位置では、排紙ウイング
47,48の下方位置で、且つ、排紙ウイング47,4
8の先端より更に内側にR寸法(図6に示す)だけ突出
する突出位置(図13(A),(B)の実線で示す位
置)に位置する。
【0045】また、区分積み手段46は、一対の排紙ウ
イング47,48及びこれの駆動機構50の他に中央干
渉部材95を有する。図5、図8及び図9に示すよう
に、この中央干渉部材95は、その中央箇所で排紙台4
2上の後面壁96に支持ピン97を介して回転自在に支
持されている。中央干渉部材95の一端側は、後面壁9
6の穴96aから排紙台42の上方に突出され、中央干
渉部材95の一端側は、この穴96a内を移動すること
によって図9にて実線で示す上位置と図9にて仮想線で
示す下位置との間で回転変移自在に設けられている。中
央干渉部材95の一端側は、長孔(特に、符号を付さ
ず)が開口されたプレート状を有し、上位置では正面側
から見ると斜めに傾斜した状態となり、下位置では排紙
台42上に沿ってほぼ近接する状態(図9等に示す)と
なる。又、中央干渉部材95の他端側と後面壁96との
間には付勢手段である引張りバネ98が引っ掛けられて
おり、この引張りバネ98のバネ力によって中央干渉部
材95が上位置側に付勢されている。引張りバネ98の
バネ力は穴96aの端面で受けられ、これより上方に移
動しないように規制されている。引張りバネ98のバネ
力は、排紙台42上から中央干渉部材95の上位置まで
の高さに相当する丁合物(用紙)2が中央干渉部材95
の上に積載された場合に、中央干渉部材95が下位置ま
で下がる程度の付勢力に設定されている。
【0046】図10は排紙ウイングの制御系の回路ブロ
ック図、図11は区分積みモードのフローチャートであ
る。図10において、排紙検出センサS3の出力は制御
部68に出力され、この制御部68は区分積みモード時
には図11に示すフローを実行するべくウイングモータ
51を制御する。この制御内容については後述する作用
の箇所で説明する。
【0047】次に、上記構成の作用を図1〜図14を参
考として説明する。図12は区分積みモードのタイミン
グチャート、図13(A),(B)はそれぞれ区分積み
モードの初期の排紙ウイング47,48及び中央干渉部
材95の動作を示す概略図、図14(A),(B)はそ
れぞれ区分積みモードの中期以降の排紙ウイング47,
48及び中央干渉部材95の動作を示す概略図である。
【0048】例えば10枚の種類(内容)の異なる用紙
1を丁合したい場合には最上段の給紙台3aから最下段
の給紙台3jまで種類毎に区分された多数の用紙1を丁
合順番に添って各給紙台3a〜3jに積載する。スター
トスイッチが選択されると、メインモータ30が駆動
し、最上段の給紙台3aの給紙ローラ9から順に最下段
の給紙台3jの給紙ローラ9までが各電磁クラッチ(図
示せず)の制御によって上から順に回転して各種類(内
容)の用紙1が1枚づつ順次丁合搬送部Bに搬送され
る。この搬送された各用紙1は丁合搬送部Bの各搬送ロ
ーラ15の箇所で丁合されながら下方に搬送され、最下
方位置の搬送ローラ15の箇所で最後の丁合処理がなさ
れて所望の丁合物2とされる。この丁合物2が排出部C
に入り搬送路変更ガイドプレート21によりスタッカー
部側を搬送路として進み、一対の排出ローラ26,27
の回転によりスタッカー部Dに排出される。そして、こ
の一連の動作が連続して実行されることによって1単位
の丁合物2が順次排出される。
【0049】ここで、区分積みモードの場合には、用紙
1の幅より大きめ(約+35mm)に一対のサイドフェ
ンス43,44の幅が、丁合される用紙1の縦長さに応
じてフロントフェンス45の位置がそれぞれ調整され
る。
【0050】そして、図11及び図12に示すように、
排紙検出センサS3の検出出力がLレベルからHレベル
に変化したタイミングを検出すると(ステップS1)、
その所定時間(t1)経過後にウイングモータ51の駆
動を開始し(ステップS2)、円柱カム57が基準回転
位置から180度回転した時点(ステップS3)でウイ
ングモータ51の駆動を停止する(ステップS4)。次
に、排紙検出センサの検出出力がLレベルからHレベル
に変化したタイミングを検出すると(ステップS1)、
その所定時間(t1)経過後にウイングモータ51の駆
動を開始し(ステップS2)、円柱カム57が180度
回転した時点(ステップS3)でウイングモータ51の
駆動を停止する。これで円柱カム57は元の基準回転位
置に戻る。以後、排紙検出センサS3の検出出力がLレ
ベルからHレベルに変化したタイミングを検出する毎
に、このようなウイングモータ51の駆動を行う。
【0051】ここで、円柱カム57が基準回転位置から
180度回転する際には、図12及び13(A)に示す
ように、左側の排紙ウイング47が待機位置から干渉位
置に変位し、干渉位置を所定時間保持した後に再び待機
位置に戻る。そして、この排紙ウイング47が干渉位置
に位置する時が、排出部Cから排出される丁合物2の落
下タイミングに一致して丁合物2の左端部が左側の排紙
ウイング47及び補助アーム部材92に接触する。この
干渉によって丁合物2は右端が下に傾斜する状態となっ
て右側にシフトしながら右端から先に落下する。そのた
め、丁合物2の右端が右側のサイドフェンス44に当接
しながら落下するため、丁合物2は右側のサイドフェン
ス44に規制された状態、つまり、丁合物2の右端が右
側のサイドフェンス44に当接して排紙台42に載置さ
れる。
【0052】又、円柱カム57が180度回転位置から
基準回転位置に回転する際には、図12及び13(B)
に示すように、右側の排紙ウイング48が待機位置から
干渉位置に変位し、干渉位置を所定時間保持した後に再
び待機位置に戻る。そして、この排紙ウイング48が干
渉位置に位置する時が、排出部Cから排出される丁合物
2の落下タイミングに一致して丁合物2の右端部が右側
の排紙ウイング48及び補助アーム部材92に接触す
る。この干渉によって丁合物2は左端が下に傾斜する状
態となって左側にシフトしながら左端から先に落下す
る。そのため、丁合物2の左端が左側のサイドフェンス
43に当接しながら落下するため、丁合物2は左側のサ
イドフェンス43に規制された状態、つまり、丁合物2
の左端が左側のサイドフェンス43に当接して排紙台4
2に載置される。
【0053】そして、このような左右の排紙ウイング4
7,48の動作が排出される丁合物2に同期して行われ
るため、1丁合物2毎に左右にシフト量dだけオフセッ
トして積載される。
【0054】上記動作過程において、排紙ウイング4
7,48等により干渉を受けた丁合物2は、その端面が
サイドフェンス43,44や排紙台42に衝突し、その
際にサイドフェンス43,44や排紙台42からの反力
によりリバウンドすることがある。しかし、このリバウ
ンドした丁合物2は中央干渉部材95の干渉によりオフ
セット方向の傾斜姿勢を保持されることで再びオフセッ
ト方向に移動するため、丁合物2の端面がサイドフェン
ス43,44に当接する状態で排紙台42に載置され
る。以上より、丁合物2の端面が揃った良質な区分積み
ができる。
【0055】また、排紙台42上に積載される丁合物2
は中央干渉部材95の上にも載置され、図14(A),
(B)に示すように、中央干渉部材95は載置される丁
合物2の自重によって引張りバネ98のバネ力に抗して
徐々に下方に移動する。従って、先行技術のように、排
紙台42に載置できる丁合物2の積載枚数が減少するこ
とがない。又、丁合物2のリバウンドによる区分積みの
乱れは、落下距離が長い区分積みモードの初期で生じる
可能性が高いが、区分積みモードの初期では中央干渉部
材95が上位置に位置し、区分積みモードの中期におい
て中央干渉部材95が下方に徐々に変移するため、丁合
物2のリバウンドによる区分積みの乱れが発生する可能
性が低いといえる。以上より、丁合物2の端面が揃った
良質な区分積みが極力可能であり、且つ、丁合物2の積
載枚数の減少を防止できる。
【0056】そして、良質な区分積みをするためには中
央干渉部材95の位置ができるだけ遅い段階まで高い位
置に位置する方が望ましく、一方、丁合物2の積載量を
できるだけ高くするためには中央干渉部材95ができる
だけ早い段階で低い下位置に位置する方が望ましいが、
この第1実施形態では、積載される丁合物2の量が中央
干渉部材95の下位置から上位置の高さに相当する高さ
になった時点で、図14(A),(B)に示すように、
中央干渉部材95が排紙台42にほぼ近接する下位置ま
で下がるため、排紙台42に対する一対の排紙ウイング
47,48の高さをできるだけ低く設定しつつ双方の要
求の調和を図ることができる。
【0057】一方、棒積みモードの場合には、丁合され
る用紙1の幅より若干だけ大きめに一対のサイドフェン
ス43,44の幅が、丁合される用紙1の縦長さに応じ
てフロントフェンス45の位置がそれぞれ調整される。
そして、ウイングモータ51が駆動されずに、一対の排
紙ウイング47,48が共に待機位置を保持するため、
丁合物2の1単位で左右にオフセットすることなく排紙
台42に積載される。ここで、排出部Cより排出される
丁合物2は中央干渉部材95の上に載置されるが、中央
干渉部材95が丁合物2の自重によって徐々に下方に移
動するため、中央干渉物95がないのと略同様に棒積み
される。
【0058】図15〜図21は本発明の第2実施形態を
示し、この第2実施形態では本発明の排紙装置を画像形
成装置である印刷装置の排紙部に適用した場合、又は、
本発明が画像形成装置である印刷装置である場合が示さ
れている。図15はデジタル式の孔版印刷装置の概略構
成図である。
【0059】図15において、デジタル式の孔版印刷装
置は、原稿読取部101と、製版部102と、画像形成
部である印刷部103と、給紙部104と、排出部10
5と排紙部(排紙装置)Eと、排版部106とから主に
構成されている。
【0060】原稿読取部101は、自動原稿送り読取部
107と、原稿載置読取部108とを有する。自動原稿
送り読取部107は、原稿を載置する斜め傾斜の原稿傾
斜板109と、原稿傾斜板109に載置された原稿の両
側を規制する一対のフェンス(図示せず)と、原稿傾斜
板109に載置された複数の原稿を連続的に搬送する原
稿搬送部(図示せず)と、搬送された原稿を検出する原
稿センサS2(図17に示す)と、搬送された原稿内容
を電気信号に変換して読取るラインイメージセンサ11
1とから構成されている。このラインイメージセンサ1
11は原稿載置読取部108のものと兼用されている。
【0061】原稿載置読取部108は、原稿を載置する
水平な原稿載置ガラス台112と、この原稿載置ガラス
台112上に開閉可能に設けられた圧板113と、原稿
載置ガラス台112の下方に配置され、リードパルスモ
ータ114の駆動力により移動するガイドベルト115
と、このガイドベルト115の案内により原稿載置ガラ
ス台112の下方を移動するラインイメージセンサ11
1とを有する。
【0062】そして、自動原稿送り読取部107の原稿
は、ラインイメージセンサ111が図15にて右端に位
置し、原稿搬送部(図示せず)により搬送される原稿を
ラインイメージセンサ111が読取る。原稿載置読取部
108の原稿は、ラインイメージセンサ111がガイド
ベルト115に案内されて移動し、原稿内容を読取る。
【0063】製版部102は、ロールされた長尺状の孔
版原紙116を収容する原紙収容部117と、原紙収容
部117に対し孔版原紙116の搬送方向の下流に配置
されたサーマルヘッド118と、このサーマルヘッド1
18の対向位置に配置され、ライトパルスモータ119
の駆動力により回転するプラテンローラ120と、プラ
テンローラ120及びサーマルヘッド118に対して孔
版原紙116の搬送方向の下流に配置され、ライトパル
スモータ119の駆動力により回転する一対の原稿送り
ローラ121と、一対の原稿送りローラ121,121
と前記プラテンローラ120及びサーマルヘッド118
との間に配置され、カッタ駆動部(図示せず)で駆動さ
れる原稿カッタ123とを有する。サーマルヘッド11
8は孔版原紙116の搬送方向の垂直方向に配置された
複数の点状発熱体を有し、この実施形態では最大印刷用
紙がA3であるためA3幅の範囲に亘って点状発熱体が
配置されている。
【0064】そして、プラテンローラ120と原稿送り
ローラ121の回転により孔版原紙116を搬送し、ラ
インイメージセンサ111で読取った画像情報に基づき
サーマルヘッド118の各点状発熱体が選択的に発熱動
作することにより孔版原紙116に感熱穿孔して孔版形
成し、この孔版形成した孔版原紙116の下流側を原紙
カッタ123で切断して製版原紙を作る。
【0065】画像形成部である印刷部103は、外周部
分が多孔構造によるインキ通過性の部材で構成され、メ
インモータ124の駆動力によって図15の矢印A方向
に回転する版胴125と、この版胴125の外周面に設
けられ、製版原紙の先端をクランプするクランプ部12
6と、版胴125の外周に製版原紙が装着されているか
否かを検出する原稿確認センサ(図示せず)と、版胴1
25の検出片127を検出することによって版胴125
の基準位置を検出する基準位置検出センサ128と、メ
インモータ124の回転を検出するロータリエンコーダ
129とを有する。基準位置検出センサ128の検出出
力を基にロータリエンコーダ129の出力パルスを検出
することによって版胴125の回転位置を検出すること
ができる。
【0066】又、印刷部103は、前記版胴125の内
部に配置されたスキージローラ130及びドクターロー
ラ131と、この双方のローラ130,131間にイン
キである孔版印刷用エマルションインキ132を供給す
るインキボトル133と、版胴125の回転に同期して
搬送されて来る用紙である印刷用紙134を版胴125
の製版原紙に押圧するプレスローラ135とを有する。
【0067】そして、製版部102から搬送される製版
原紙の先端をクランプ部126でクランプし、このクラ
ンプした状態で版胴125が回転されて製版原紙が版胴
125の外周面に巻き付け装着され、版胴125の回転
に同期して搬送されて来る印刷用紙134をプレスロー
ラ135にて版胴125の製版原紙に押圧することによ
って印刷用紙134に製版原紙の孔版部分からインキが
転写されて画像が印刷される。
【0068】給紙部104は、用紙である印刷用紙13
4が積層される給紙台137と、この給紙台137から
最上位置の印刷用紙134のみを移動させる給紙ローラ
138と、この給紙ローラ138によって移動された印
刷用紙134を版胴125の回転に同期して版胴125
とプレスローラ135間に搬送する一対のタイミングロ
ーラ139,139と、この一対のタイミングローラ1
39,139間に印刷用紙134が搬送されて来たか否
かを検出する用紙センサS1とを有する。給紙ローラ1
38には給紙クラッチ140を介してメインモータ12
4の回転が選択的に伝達されるように構成されている。
【0069】排出部105は、印刷が完了した印刷用紙
134を版胴125から剥ぎ取る用紙剥取り爪105a
と、この用紙剥取り爪105aで剥ぎ取った印刷用紙1
34を搬送するベルトコンベア搬送機構105bと有
し、このベルトコンベア搬送機構105bによって搬送
される印刷済の印刷用紙134を排紙部Eに排出する。
【0070】排紙装置である排紙部Eは、排出部105
から排出される印刷用紙134を積層状態で載置するも
ので、この詳しい構成については後述する。
【0071】排版部106は、版胴125に巻き付け装
着された製版原紙を版胴125より引き剥がす排版分離
爪106aと、この排版分離爪106aにより引き剥が
された製版原紙を搬送する一対の排版ローラ106b,
106bと、この一対の排版ローラ106b,106b
によって搬送されて来る製版原紙を収納する排版ボック
ス106cとを有する。
【0072】図16は排紙部Eの斜視図である。図16
において、排紙部Eは、排出部105から排出される印
刷用紙134の落下位置に設けられた排紙台42と、こ
の排紙台42上に排出される印刷用紙134の両外側に
位置し、印刷用紙134の排出方向の直交方向を規制す
る一対のサイドフェンス43,44とを有する。この一
対のサイドフェンス43,44は、それぞれ左右方向に
移動自在に設けられ、サイドフェンス43,44を移動
することによって一対のサイドフェンス43,44間の
幅を印刷用紙134の幅に応じて可変できる。排紙台4
2上には印刷用紙134の排出方向の前方を規制するフ
ロントフェンス45が配置され、このフロントフェンス
45は印刷用紙134の略排出方向に移動自在に設けら
れている。
【0073】又、排紙部Eは、区分積み手段46を備
え、この区分積み手段46の構成は一対のサイドフェン
ス43,44を両方移動自在とした以外は前記丁合装置
のものと同一構成であるため、重複説明を回避するべく
説明を省略する。つまり、区分積み手段46は、一対の
排紙ウイング47,48と、これを駆動する駆動機構5
0と、中央干渉部材95とを有する。図面上で表示され
る部品には同一符号を付して明確化を図り、以下の作用
説明においては第1実施形態の符号を用いて説明する。
【0074】図17は孔版印刷装置の制御系の回路ブロ
ック図、図18は区分積み印刷モードのフローチャート
である。図17において、原稿読取部101の原稿搬送
を検出する原稿センサS2や使用者が所定の指令を入力
等するための操作パネル168の出力は制御部169に
出力されている。この制御部169はROM170やR
AM171の読み出し等を制御でき、ROM170には
製版モード、印刷モード等の実行プログラムが格納され
ている。制御部169は操作パネル168からの入力情
報等に基づいて所望の動作を実行させるべく製版部駆動
回路172、印刷部駆動回路173等を制御する。そし
て、区分積み印刷モード時には図18に示すフローを実
行するべくウイングモータ駆動回路174を制御する。
この制御内容については後述する作用の箇所で説明す
る。
【0075】次に、上記構成の作用を説明する。具体的
には、上記孔版印刷装置において複数の原稿を連続して
印刷する場合に、それらの各原稿ごとに印刷用紙134
を区分けする場合を図19、図20及び図21を参考と
して説明する。図19は区分積み印刷モードのタイミン
グチャート、図20(A),(B)はそれぞれ区分積み
印刷モードの初期の排紙ウイング47,48及び中央干
渉部材95の動作を示す概略図、図21(A),(B)
はそれぞれ区分積み印刷モードの中期以降の排紙ウイン
グ47,48及び中央干渉部材95の動作を示す概略図
である。
【0076】先ず、印刷用紙134の幅より大きめ(約
+35mm)に一対のサイドフェンス43,44の幅を
調整する。そして、原稿をセットし、印刷枚数を操作パ
ネル168にて入力する(ステップS11)。原稿セン
サS2が最初に印刷する原稿(1原稿目)を検出し(ス
テップS12)、スタートキーを押す(ステップS1
3)と、ウイングモータ51の駆動が開始され(ステッ
プS14)、左側の排紙ウイング47が待機位置から干
渉位置へと移動を始める。所定時間t1が経過する(ス
テップS15)と、ウイングモータ51の駆動が一旦停
止され(ステップS16)、排紙ウイング47が干渉位
置で停止する。この時、円柱カム57は基準回転位置か
ら90度回転した位置にある。
【0077】そして、製版部102では、読み出した原
稿のデータに基づいて孔版原紙116より製版原紙が作
製される(ステップS17)。印刷部103では、この
製版原紙を版胴125の外周に装着し、給紙部104よ
り順次給紙される印刷用紙134に印刷を施す(ステッ
プS18)。印刷完了した印刷用紙134が排出部10
5を介して排紙部Eに順次排出される。
【0078】ここで、図20(A)に示すように、左側
の排紙ウイング47が干渉位置に位置するので、排出部
105から落下される印刷用紙134の左端部が左側の
排紙ウイング47に接触する。この干渉によって印刷用
紙134は右端が下に傾斜する状態となって右側にシフ
トしながら右端から先に落下する。そのため、印刷用紙
134の右端が右側のサイドフェンス44に当接しなが
ら落下するため、印刷用紙134は右側のサイドフェン
ス44に規制された状態、つまり、印刷用紙134の右
端が右側のサイドフェンス44に当接して排紙台42に
載置される。
【0079】所定枚数の印刷が終了(1原稿目の印刷が
全て終了)する(ステップS9)と、ウイングモータ5
1の駆動が再び開始され(ステップS20)、所定時間
t1が経過すると駆動が停止される(ステップS21,
S22)。この回転によって左側の排紙ウイング47が
待機位置に戻る。この時、円柱カム57は基準回転位置
から180度回転した位置にある。
【0080】次に、原稿センサS2が2原稿目を検出す
ると、ウイングモータ51の駆動が再び開始され(ステ
ップS14)、所定時間t1が経過すると駆動が停止さ
れる(ステップS15,S16)。この回転によって右
側の排紙ウイング48が待機位置から干渉位置に移動す
る。この時、円柱カム58が180度回転位置から90
度回転した位置にある。
【0081】そして、製版部102では、読み出した原
稿のデータに基づいて孔版原紙116より製版原紙が作
製される(ステップS17)。印刷部103では、この
製版原紙を版胴125の外周に装着し、給紙部104よ
り順次給紙される印刷用紙134に印刷を施す(ステッ
プS18)。印刷完了した印刷用紙134が排出部10
5を介して排紙部Eに順次排出される。
【0082】ここで、図20(B)に示すように、右側
の排紙ウイング48が干渉位置に位置するので、排出部
105から落下される印刷用紙134の右端部が右側の
排紙ウイング48に接触する。この干渉によって印刷用
紙134は左端が下に傾斜する状態となって左側にシフ
トしながら左端から先に落下する。そのため、印刷用紙
134の左端が左側のサイドフェンス43に当接しなが
ら落下するため、印刷用紙134は左側のサイドフェン
ス43に規制された状態、つまり、印刷用紙134の左
端が左側のサイドフェンス43に当接して排紙台42に
載置される。
【0083】そして、このような左右の排紙ウイング4
7,48の動作が排出される印刷用紙134の所定枚数
Tごとに同期して行われるため、所定枚数Tの印刷用紙
134毎に左右にシフト量dだけオフセットして積載さ
れる。
【0084】上記動作過程において、排紙ウイング4
7,48等により干渉を受けた印刷用紙134は、その
端面がサイドフェンス43,44や排紙台42に衝突
し、その際にサイドフェンス43,44や排紙台42か
らの反力によりリバウンドすることがある。しかし、こ
のリバウンドした印刷用紙134は中央干渉部材95の
干渉によりオフセット方向の傾斜姿勢を保持されること
で再びオフセット方向に移動するため、印刷用紙134
の端面がサイドフェンス43,44に当接する状態で排
紙台42に載置される。以上より、印刷用紙134の端
面が揃った良質な区分積みができる。
【0085】また、排紙台42上に積載される印刷用紙
134は中央干渉部材95の上にも載置され、図20
(A),(B)に示すように、中央干渉部材95は載置
される印刷用紙134の自重によって引張りバネ98の
バネ力に抗して徐々に下方に移動する。従って、従来例
のように、排紙台42に載置できる印刷用紙134の積
載枚数が減少することがない。又、印刷用紙134のリ
バウンドによる区分積みの乱れは、落下距離が長い区分
積みモードの初期で生じる可能性が高いが、区分積みモ
ードの初期では中央干渉部材95が上位置に位置し、区
分積みモードの中期において中央干渉部材95が下方に
徐々に変移するため、印刷用紙134のリバウンドによ
る区分積みの乱れが発生する可能性が低いといえる。以
上より、印刷用紙134の端面が揃った良質な区分積み
が極力可能であり、且つ、印刷用紙134の積載枚数の
減少を防止できる。
【0086】そして、良質な区分積みをするためには中
央干渉部材95の位置ができるだけ遅い段階まで高い位
置に位置する方が望ましく、一方、印刷用紙134の積
載量をできるだけ高くするためには中央干渉部材95が
できるだけ早い段階で低い下位置に位置する方が望まし
いが、この第2実施形態では、積載される印刷用紙13
4の量が中央干渉部材95の下位置から上位置の高さに
相当する高さになった時点で、図21(A),(B)に
示すように、中央干渉部材95が排紙台42にほぼ近接
する下位置まで下がるため、排紙台42に対する一対の
排紙ウイング47,48の高さをできるだけ低く設定し
つつ双方の要求の調和を図ることができる。
【0087】一方、棒積みモードの場合には、印刷用紙
134の幅より若干だけ大きめに一対のサイドフェンス
43,44の幅が、印刷用紙134の縦長さに応じてフ
ロントフェンス45の位置がそれぞれ調整される。そし
て、ウイングモータ51が駆動されずに、一対の排紙ウ
イング47,48が共に待機位置を保持するため、印刷
用紙134が所定枚数単位で左右にオフセットすること
なく排紙台42に積載される。ここで、排出部105よ
り排出される印刷用紙134は中央干渉部材95の上に
載置されるが、中央干渉部材95が印刷用紙134の自
重によって徐々に下方に移動するため、中央干渉物95
がないのと略同様に棒積みされる。
【0088】尚、前記第2実施形態では、本発明を孔版
印刷装置に適用した場合を示したが、複写装置等のよう
に用紙に画像を形成しこの画像形成した用紙を積載する
画像形成装置であれば適用可能である。
【0089】尚、前記第1,第2実施形態では、中央干
渉部材95は、一対のサイドフェンス43,44のほぼ
中央位置に配置されて左右方向に移動不能として構成し
たが、左右方向に移動可能に構成すれば、用紙1や印刷
用紙134の幅寸法に応じて最適な左右位置に変移で
き、好ましい。また、中央干渉部材95は、排紙台42
の上方の位置に常時配置される構成としたが、排紙台4
2の上方の位置である干渉位置と、排紙台42の上方以
外の位置である非干渉位置との間で移動自在に構成すれ
ば、区分積みモード時には干渉位置とするが、中央干渉
部材95が必要ない棒積みモードの時には非干渉位置と
でき、好ましい。さらに、中央干渉部材95は、上位置
と下位置との間を回転移動によって変移するように構成
したが、直線移動によって変移するよう構成することも
できる。さらにまた、中央干渉部材95の付勢手段は、
引っ張りバネ98にて構成したが、引っ張りバネ98以
外のバネにて構成しても良く、中央干渉部材95を付勢
できるものであればバネ以外のもので構成しても良い。
但し、バネにて構成した方が付勢力の設定や組付け等が
容易である。
【0090】尚、前記第1,第2実施形態では、干渉位
置の排紙ウイング47,48より内側に位置する補助ア
ーム部材92を設けたが、補助アーム部材92を設けな
くても同様に区分積みができる。但し、前記実施形態の
ように補助アーム部材92を設けた方が、排紙台42へ
の積載高さを保持しつつ1丁合物2毎のオフセット量d
を大きくできる利点がある。また、前記第1実施形態で
は、一対のサイドフェンス43,44の一方を移動自在
に、他方を固定に構成したが、両方を移動自在に構成し
ても良く、何等かの理由により使用される用紙1の幅が
特定される場合には両方を固定に構成しても良い。さら
に、排紙ウイング47,48の駆動機構50は、ウオー
ムギア52及びウオームホイール53を用いて構成した
が、平ギアのみを用いて構成しても良い。
【0091】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、排出部から排出される用紙を積載する排紙台
を設け、この排紙台上に一対のサイドフェンスを設け、
この一対のサイドフェンスに前記排出部から排出される
用紙に干渉しない待機位置と、前記排出部から排出され
る用紙に干渉して用紙を排出方向のほぼ直交方向で、且
つ、互いに反対方向に排出方向をオフセットする干渉位
置との間で変位する一対の排紙ウイングを設け、この一
対の排紙ウイングを前記排出部からの用紙の排出タイミ
ングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移動させ
ることによって区分積みを行う排紙装置であって、前記
排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略中央
位置に、排出される用紙の下面に干渉する中央干渉部材
を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方である
上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在に設け
ると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段で付
勢したので、排出部からの排出タイミングに同期して一
対の排紙ウイングが交互に待機位置から干渉位置に変移
され、排出される用紙が排紙ウイングに接触して排出方
向の略直交する方向に変移して用紙がオフセットされる
ものであり、排紙ウイングにより干渉を受けた用紙は、
その端面がサイドフェンスや排紙台に衝突することより
リバウンドすることがあるが、このリバウンドした用紙
が中央干渉部材の干渉によりオフセット方向の傾斜姿勢
を保持されることで再びオフセット方向に移動しようと
し、中央干渉部材上に積載される用紙の量が増えるとそ
の自重により中央干渉部材が付勢手段の付勢力に抗して
徐々に下方に変移するため、用紙の端面が揃った良質な
区分積みが極力可能で、且つ、積載枚数が少なくならな
い。
【0092】請求項2の発明によれば、各給紙台に多数
積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する給
紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の用
紙を丁合し、この丁合物を排出部に搬送する丁合搬送部
と、この丁合搬送部から搬送された丁合物をスタッカー
部に排出する排出部と、この排出部から排出される丁合
物を積載する排紙台を設け、この排紙台上に一対のサイ
ドフェンスを設け、この一対のサイドフェンスに前記排
出部から排出される丁合物に干渉しない待機位置と、前
記排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出
方向のほぼ直交方向で、且つ、互いに反対方向に排出方
向をオフセットする干渉位置との間で変位する一対の排
紙ウイングを設け、この一対の排紙ウイングを前記排出
部からの丁合物の排出タイミングに合わせて交互に待機
位置から干渉位置に移動させることによって区分積みを
行うスタッカー部とを備えた丁合装置であって、前記排
紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略中央位
置に、排出される丁合物の下面に干渉する中央干渉部材
を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方である
上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在に設け
ると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段で付
勢したので、排出部から排出される丁合物について、請
求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0093】請求項3の発明によれば、給紙台に多数積
載された用紙を1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部
の給紙台から搬送された用紙に画像を形成する画像形成
部と、この画像形成部で画像形成された用紙を排紙部に
搬送する排出部と、この排出部から排出される用紙を積
載する排紙台を設け、この排紙台上に一対のサイドフェ
ンスを設け、この一対のサイドフェンスに前記排出部か
ら排出される用紙に干渉しない待機位置と、前記排出部
から排出される用紙に干渉して用紙を排出方向のほぼ直
交方向で、且つ、互いに反対方向に排出方向をオフセッ
トする干渉位置との間で変位する一対の排紙ウイングを
設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部からの用紙
の排出タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位
置に移動させることによって区分積みを行う排紙部とを
備えた画像形成装置であって、前記排紙台上で、且つ、
前記一対のサイドフェンスの略中央位置に、排出される
用紙の下面に干渉する中央干渉部材を配置し、この中央
干渉部材を前記排紙台の上方である上位置とこれより下
方の下位置との間で移動自在に設けると共に、この中央
干渉部材を上位置側に付勢手段で付勢したので、排出部
から排出される画像形成済みの用紙について、請求項1
の発明と同様の効果が得られる。
【0094】請求項4の発明によれば、請求項1に記載
の排紙装置にあって、前記中央干渉部材の下位置は、前
記排紙台にほぼ近接する位置とすると共に、前記付勢手
段は、前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位置まで
の高さに相当する用紙が前記中央干渉部材の上に積載さ
れた場合に、前記中央干渉部材が下位置まで下がる程度
の付勢力に設定したので、請求項1の発明の効果に加
え、排出された用紙が中央干渉部材上に徐々に積載され
る過程にあって、良質な区分積みをするためには中央干
渉部材の位置ができるだけ遅い段階まで高い位置に位置
する方が望ましく、一方、用紙の積載量をできるだけ高
くするためには中央干渉部材ができるだけ早い段階で低
い下位置に位置する方が望ましく、積載される用紙の量
が中央干渉部材の下位置から上位置の高さに相当する高
さになった時点で、中央干渉部材が排紙台にほぼ近接す
る下位置まで下がるため、排紙台に対する一対の排紙ウ
イングの高さをできるだけ低く設定しつつ双方の要求の
調和を図ることができる。
【0095】請求項5の発明によれば、請求項2に記載
の丁合装置にあって、前記中央干渉部材の下位置は、前
記排紙台にほぼ近接する位置とすると共に、前記付勢手
段は、前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位置まで
の高さに相当する丁合物が前記中央干渉部材の上に積載
された場合に、前記中央干渉部材が下位置まで下がる程
度の付勢力に設定したので、排出部から排出される丁合
物について、請求項4の発明と同様の効果が得られる。
【0096】請求項6の発明によれば、請求項3に記載
の画像形成装置にあって、前記中央干渉部材の下位置
は、前記排紙台にほぼ近接する位置とすると共に、前記
付勢手段は、前記排紙台上から前記中央干渉部材の上位
置までの高さに相当する用紙が前記中央干渉部材の上に
積載された場合に、前記中央干渉部材が下位置まで下が
る程度の付勢力に設定したので、排出部から排出される
画像形成済みの用紙について、請求項4の発明と同様の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、丁合装置の全体
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、給紙部、丁合搬
送部、排出部及びスタッカー部の構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、給紙部、丁合搬
送部及び排出部への駆動伝達系を示す側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、各給紙部への駆
動力分配を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、スタッカー部の
斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、スタッカー部の
一部正面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、排紙ウイングの
駆動機構の斜視図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、中央干渉部材の
斜視図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、中央干渉部材の
変移状態を説明するためのスタッカー部の一部正面図で
ある。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、排紙ウイング
の制御系の回路ブロック図である。
【図11】本発明の第1実施形態を示し、区分積みモー
ドのフローチャートである。
【図12】本発明の第1実施形態を示し、区分積みモー
ドの各部分のタイミングチャートである。
【図13】本発明の第1実施形態を示し、(A),
(B)はそれぞれ区分積みモードの初期の排紙ウイング
及び中央干渉部材の動作を説明するためのスタッカー部
の概略正面図である。
【図14】本発明の第1実施形態を示し、(A),
(B)はそれぞれ区分積みモードの中期以降の排紙ウイ
ング及び中央干渉部材の動作を説明するためのスタッカ
ー部の概略正面図である。
【図15】本発明の第2実施形態を示し、デジタル式の
孔版印刷装置の概略構成図である。
【図16】本発明の第2実施形態を示し、排紙部の斜視
図である。
【図17】本発明の第2実施形態を示し、孔版印刷装置
の制御系の回路ブロック図である。
【図18】本発明の第2実施形態を示し、区分積み印刷
モードのフローチャートである。
【図19】本発明の第2実施形態を示し、区分積み印刷
モードのタイミングチャートである。
【図20】本発明の第2実施形態を示し、(A),
(B)はそれぞれ区分積み印刷モードの初期の排紙ウイ
ング及び中央干渉部材の動作を示す概略図である。
【図21】本発明の第2実施形態を示し、(A),
(B)はそれぞれ区分積みモードの中期以降の排紙ウイ
ング及び中央干渉部材の動作を説明する概略正面図であ
る。
【図22】先行技術を示し、(A),(B)はそれぞれ
区分積みモードの排紙ウイングの動作を説明する概略正
面図である。
【符号の説明】
A 給紙部 B 丁合搬送部 C 排出部 D スタッカー部(排紙装置) E 排紙部(排紙装置) 1 用紙 2 丁合物 3a〜3j 給紙台 42 排紙台 43,44 サイドフェンス 46 区分け手段 47,48 排紙ウイング 95 中央干渉部材 98 引っ張りバネ(付勢手段) 103 印刷部(画像形成部) 104 給紙部 105 排出部 134 印刷用紙(用紙) 137 給紙台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA01 AB01 AC01 3F050 AA04 BA05 BB02 BC04 BD02 BD05 CB04 CD09 LA01 LB03 3F054 AA01 AB01 AC01 BA02 BG04 BG11 BH14 DA06 3F107 AA01 AB01 AC01 BA02 BA07 CB14 3F343 FA02 FB01 GA01 HD05 HD15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出部から排出される用紙を積載する排
    紙台を設け、この排紙台上に排出される用紙の両外側に
    位置し、用紙の排出方向の直交方向を規制する一対のサ
    イドフェンスを設け、この一対のサイドフェンスに前記
    排出部から排出される用紙に干渉しない待機位置と、前
    記排出部から排出される用紙に干渉して用紙を排出方向
    のほぼ直交方向で、且つ、互いに反対方向に排出方向を
    オフセットする干渉位置との間で変位する一対の排紙ウ
    イングを設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部か
    らの用紙の排出タイミングに合わせて交互に待機位置か
    ら干渉位置に移動させることによって区分積みを行う排
    紙装置であって、 前記排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略
    中央位置に、排出される用紙の下面に干渉する中央干渉
    部材を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方で
    ある上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在に
    設けると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段
    で付勢したことを特徴とする排紙装置。
  2. 【請求項2】 複数の給紙台を有し、この各給紙台に多
    数積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する
    給紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の
    用紙を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出部に搬送
    する丁合搬送部と、この丁合搬送部から搬送された丁合
    物をスタッカー部に排出する排出部と、この排出部から
    排出される丁合物を積載する排紙台を設け、この排紙台
    上に排出される丁合物の両外側に位置し、丁合物の排出
    方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを設
    け、この一対のサイドフェンスに前記排出部から排出さ
    れる丁合物に干渉しない待機位置と、前記排出部から排
    出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交
    方向で、且つ、互いに反対方向に排出方向をオフセット
    する干渉位置との間で変位する一対の排紙ウイングを設
    け、この一対の排紙ウイングを前記排出部からの丁合物
    の排出タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位
    置に移動させることによって区分積みを行うスタッカー
    部とを備えた丁合装置であって、 前記排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略
    中央位置に、排出される丁合物の下面に干渉する中央干
    渉部材を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方
    である上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在
    に設けると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手
    段で付勢したことを特徴とする丁合装置。
  3. 【請求項3】 給紙台に多数積載された用紙を1枚づつ
    搬送する給紙部と、この給紙部の給紙台から搬送された
    用紙に画像を形成する画像形成部と、この画像形成部で
    画像形成された用紙を排紙部に搬送する排出部と、この
    排出部から排出される用紙を積載する排紙台を設け、こ
    の排紙台上に排出される用紙の両外側に位置し、用紙の
    排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを
    設け、この一対のサイドフェンスに前記排出部から排出
    される用紙に干渉しない待機位置と、前記排出部から排
    出される用紙に干渉して用紙を排出方向のほぼ直交方向
    で、且つ、互いに反対方向に排出方向をオフセットする
    干渉位置との間で変位する一対の排紙ウイングを設け、
    この一対の排紙ウイングを前記排出部からの用紙の排出
    タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移
    動させることによって区分積みを行う排紙部とを備えた
    画像形成装置であって、 前記排紙台上で、且つ、前記一対のサイドフェンスの略
    中央位置に、排出される用紙の下面に干渉する中央干渉
    部材を配置し、この中央干渉部材を前記排紙台の上方で
    ある上位置とこれより下方の下位置との間で移動自在に
    設けると共に、この中央干渉部材を上位置側に付勢手段
    で付勢したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の排紙装置にあって、 前記中央干渉部材の下位置は、前記排紙台にほぼ近接す
    る位置とすると共に、前記付勢手段は、前記排紙台上か
    ら前記中央干渉部材の上位置までの高さに相当する用紙
    が前記中央干渉部材の上に積載された場合に、前記中央
    干渉部材が下位置まで下がる程度の付勢力に設定したこ
    とを特徴とする排紙装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の丁合装置にあって、 前記中央干渉部材の下位置は、前記排紙台にほぼ近接す
    る位置とすると共に、前記付勢手段は、前記排紙台上か
    ら前記中央干渉部材の上位置までの高さに相当する丁合
    物が前記中央干渉部材の上に積載された場合に、前記中
    央干渉部材が下位置まで下がる程度の付勢力に設定した
    ことを特徴とする丁合装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の画像形成装置にあっ
    て、 前記中央干渉部材の下位置は、前記排紙台にほぼ近接す
    る位置とすると共に、前記付勢手段は、前記排紙台上か
    ら前記中央干渉部材の上位置までの高さに相当する用紙
    が前記中央干渉部材の上に積載された場合に、前記中央
    干渉部材が下位置まで下がる程度の付勢力に設定したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP37583499A 1999-07-26 1999-12-28 排紙装置及びこれを用いた丁合装置並びに画像形成装置 Expired - Lifetime JP3464958B2 (ja)

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