JP2001186099A - 同期式データ伝送方式及び装置 - Google Patents

同期式データ伝送方式及び装置

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JP2001186099A
JP2001186099A JP36765899A JP36765899A JP2001186099A JP 2001186099 A JP2001186099 A JP 2001186099A JP 36765899 A JP36765899 A JP 36765899A JP 36765899 A JP36765899 A JP 36765899A JP 2001186099 A JP2001186099 A JP 2001186099A
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frame
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terminals
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JP36765899A
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Isao Kato
勇夫 加藤
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】終端器や分岐器などが不要で、カスケード接続
を容易に行い、更に、データの挿入を高速で正確にかつ
容易に行なう。 【解決手段】主装置1、端末2a、2b、・・・2n間
を渡り配線で接続し、(a)主装置から時分割された下
りフレームを一定周期で端末に順次中継伝送し、各端末
において受信した時分割された下りフレームから同期信
号を再生することにより下りフレームのデータを再生
し、(b)下りフレームを受信した最終の端末2nから
上りフレームを主装置まで端末を順次中継伝送し、各端
末において上りフレームを一旦取込んで上りフレーム内
のタイムスロットが自端末に割当てられていれば上りフ
レームに自端末データを嵌め込んで伝送し、ステップ
(b)で伝送された上りフレームを受信した主装置はス
テップ(a)を実行し、上り、下りフレームは一定周期
内に同期信号を生成するためのプリアンブルをデータに
前置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期式データ伝送
方式および装置に係わり、特に、周期性のあるデータを
同期信号と共に主装置を介して端末間で送受信し、端末
で受信する際に再生用の同期信号を必要とするデータ伝
送方式および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の同期式データ伝送装
置としては、図5に示すようなものが知られている。
【0003】図5は、従来の同期式データ伝送装置のブ
ロック図を示している。同図において、従来の同期式デ
ータ伝送装置は、映像、音声などの信号やデータの交換
制御を行う主装置5と、映像や音声などの信号を入出力
する端末6a、6b、・・・6nと、主装置5及び各端
末6a、6b、・・・6n間の同期をとる同期信号S5
0を送出すると共に、線路の整合をとるために終端をす
る終端器7と、周波数多重された各種信号を分岐、分配
するための分岐器8a、8b、・・・、8nと、これら
の主装置5、端末6a、6b、・・・6n、分岐器8
a、8b、・・・、8n及び終端器7間を相互に接続す
る伝送線路9a、9b、・・・9nとで構成されてい
る。
【0004】図6は、従来の同期式データ伝送装置にお
ける主装置のブロック図を示している。同図において、
主装置5は、フレームの構成と分離を行なうデータ整形
回路51と、データの交換制御を行なう制御回路52
と、各部の動作タイミングをつくるタイミング回路53
と、終端器7から送出されてくる同期信号S50を検出
する同期検出回路54と、下りフレームの変調、上りフ
レームの復調を行なう変復調回路55と、下りフレー
ム、上りフレームおよび同期信号S50を分離するフィ
ルター回路56の各部で構成されている。
【0005】主装置5のデータ整形回路51は、制御回
路52および変復調回路55に接続され、変復調回路5
5には、フィルター回路56が接続されている。また、
フィルター回路56は、同期検出回路54を介してタイ
ミング回路53に接続され、このタイミング回路53
は、データ整形回路51および制御回路52に接続され
ている。
【0006】図7は、従来の同期式データ伝送装置にお
ける端末のブロック図を示している。同図において、端
末6a、6b、・・・6nは、フレームの構成と分離を
行うデータ整形回路61と、データの交換制御を行なう
制御回路62と、各部の動作タイミングをつくるタイミ
ング回路63と、終端器7から送出されてくる同期信号
S50を検出する同期検出回路64と、下りフレームと
映像信号の復調、上りフレームと映像信号の変調を行な
う変復調回路65と、下りフレーム、上りフレームおよ
び同期信号S50を分離するフィルター回路66と、音
声信号を入出力する音声インターフェース回路67の各
部で構成されている。
【0007】端末6a、6b、・・・6nのデータ整形
回路61は、制御回路62と、変復調回路65および音
声インターフェース回路67に接続され、変復調回路6
5には、同期検出回路64およびフィルター回路66が
接続されている。また、フィルター回路66は、同期検
出回路64を介してタイミング回路63に接続され、こ
のタイミング回路63は、音声インターフェース回路6
7および制御回路62に接続されている。
【0008】図8は、従来の同期式データ伝送装置にお
ける終端器のブロック図を示している。同図において、
終端器7は、動作タイミングをつくるタイミング回路7
1と、同期信号を変調する変調回路72と、下りフレー
ム、上りフレームおよび同期信号を分離するフィルター
回路73の各部で構成されており、タイミング回路71
は、変調回路72を介してフィルター回路73に接続さ
れている。
【0009】図9は、従来の同期式データ伝送装置にお
ける各信号の周波数配置図を示している。同図におい
て、周波数多重での各信号は、周波数の低い方から、順
次、下りフレームS53、上りフレームS54、第1映
像信号S55、同期信号S50および第2映像信号S5
6が配置されている。
【0010】図10は、従来の同期式データ伝送装置に
おける下りフレームおよび上りフレームの構成を示すタ
イミングチャートである。
【0011】このように構成された従来の同期式データ
伝送装置においては、主装置5および各端末6a、6
b、・・・6間の同期をとるために、終端器7を構成す
るタイミング回路71から、フレーム同期信号S51お
よびシステムクロックS52が送出され、これらのフレ
ーム同期信号S51およびシステムクロックS52は、
変調回路72で変調された後、同期信号S50としてフ
ィルター回路73へ入力される。そして、このフィルタ
ー回路73において、同期信号S50の帯域が制限さ
れ、伝送線路9a、9b、・・・9nへ送出される。
【0012】一方、主装置5は、同期信号S50に同期
して、各端末6a、6b、・・・6nを常時ポーリング
しており、各端末6a、6b、・・・6nは、自己が選
択された場合のみ、主装置5に対して上りフレームS5
4で返信を行う。そして、各端末6a、6b、・・・6
nにおいて、接続要求があった時、主装置5は、下りフ
レームS53および上りフレームS54の音声タイムス
ロットと、映像信号のチャンネルを、要求のあった端末
と、接続先端末とに割当てることで、双方向の映像、音
声の通信が成立する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の同期式データ伝送装置においては、主装置お
よび各端末間の同期をとるために、システムクロックお
よびフレーム同期信号を供給するための終端器を設けな
ければならず、また、伝送線路から端末へ信号を分岐さ
せるため、分岐器を設けなければならないという難点が
あった。また、上りフレームでは、各端末から信号をバ
ーストで重畳させることで実現しているため、データの
衝突防止のためデータ間に十分なガード時間を設ける必
要があるとい難点があった。
【0014】本発明は、このような難点を解決するため
になされたもので、終端器や分岐器などが不要で、しか
もカスケード接続を容易に行うことができ、更に、デー
タの挿入を高速で正確にかつ容易に行なうことができる
同期式データ伝送方式および装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明の同期式データ伝送方式は、ディジタル
化した映像、音声などの周期性のあるデータを同期信号
と共に主装置を介して端末間で送受信し、端末で受信す
る際に再生用の同期信号を必要とするデータ伝送方式で
あって、主装置、端末間を渡り配線で接続し、(a)主
装置から時分割された下りフレームを一定周期で端末に
順次中継伝送し、各端末において受信した時分割された
下りフレームから同期信号を再生することにより下りフ
レームのデータを再生し、(b)下りフレームを受信し
た最終の端末から上りフレームを主装置まで端末を順次
中継伝送し、各端末において上りフレームを一旦取込ん
で上りフレーム内のタイムスロットが自端末に割当てら
れていれば上りフレームに自端末データを嵌め込んで伝
送し、ステップ(b)で伝送された上りフレームを受信
した主装置はステップ(a)を実行し、上り、下りフレ
ームは一定周期内に同期信号を生成するためのプリアン
ブルをデータに前置させて構成したことを特徴としてい
る。
【0016】また、本発明の同期式データ伝送装置は、
ディジタル化した映像、音声などの周期性のあるデータ
を同期信号と共に主装置を介して端末間で送受信し、端
末で受信する際に再生用の同期信号を必要とするデータ
伝送装置であって、主装置、端末間を渡り配線で接続
し、各端末は、主装置から時分割されて一定周期で順次
中継伝送されてきた下りフレームから同期信号を再生す
る同期再生回路と、同期信号の再生により下りフレーム
のデータを再生すると共に順次中継伝送するデータ整形
回路と、下りフレームを受信した最終の端末から上りフ
レームを主装置まで端末を順次中継伝送する第1のレジ
スタと、上りフレームを一旦取込んで上りフレーム内の
タイムスロットが自端末に割当てられていれば上りフレ
ームに自端末データを嵌め込んで伝送する第2のレジス
タと、第1、第2のレジスタを切替えて上りフレームを
伝送するマルチプレクサとを備えたことを特徴としてい
る。
【0017】本発明の同期式データ伝送方式および装置
によれば、データが周期の一定したフレームで伝送され
るので、再生側において同期が必要なデータの伝送時に
おける同期再生を容易に行なうことができる。
【0018】また、本発明においては、主装置と端末間
および各端末間が渡り配線で接続されているため、線路
終端を容易に行うことができ、分岐器や終端器などの線
路の整合にまつわる機器が不必要となる。
【0019】更に、本発明においては、最終の端末から
データが順次送りされるため、データの挿入を高速で正
確にしかも容易に行なうことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による同期式データ
伝送方式および装置の好ましい実施の形態例について、
図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明による同期式データ伝送装
置の一実施例の全体構成を示すブロック図である。同図
において、本発明による同期式データ伝送装置は、映像
や音声などの信号やデータの交換制御を行う主装置1
と、映像や音声などの信号を入出力する端末2a、2
b、・・・2nとを備えており、主装置1および各端末
2a、2b、・・・2n間は、渡り配線3a、3b、・
・・3nを介して相互に接続されている。
【0022】図2は、本発明における主装置および端末
のブロック図を示している。同図において、主装置1
は、後述のフレームの組立と分離を行うデータ整形回路
11と、このデータ整形回路11および各端末2a、2
b、・・・2nに制御コマンドを送る制御回路12と、
各部の動作タイミングをつくるタイミング回路13およ
びデータの送・受信を行なうトランシーバ14の各部で
構成されており、データ整形回路11には、制御回路1
2と、タイミング回路13およびトランシーバ14が接
続されている。
【0023】端末2a、2b、・・・2nは、映像信号
の入出力を行う映像インターフェース回路21と、音声
信号の入出力を行う音声インターフェース回路22と、
後述のフレームの組立と分離を行うデータ整形回路23
と、データ整形回路23および主装置1に制御コマンド
を送る制御回路24と、各部の動作タイミングをつくる
タイミング回路25と、データの送受信を行なう第1、
第2のトランシーバ26a、26bと、自端末より下流
に他の端末が接続されているか否かを検出する端末検出
回路27と、主装置1から送られてくる同期信号を再生
する同期再生回路28および最終の端末2nから送られ
てくる同期信号を再生する同期再生回路29の各部で構
成されている。
【0024】端末2a、2b、・・・2nのデータ整形
回路23は、映像インターフェース回路21、音声イン
ターフェース回路22、制御回路24、タイミング回路
25および2個のトランシーバ26a、26bに接続さ
れ、第1のトランシーバ26aは、同期再生回路28を
介してタイミング回路25に接続され、このタイミング
回路25は、映像インターフェース回路21、音声イン
ターフェース回路22および制御回路24に接続されて
いる。また、第2のトランシーバ26bは、端末検出回
路27および同期再生回路29に接続され、、端末検出
回路27は制御回路24に、同期再生回路29はタイミ
ング回路25にそれぞれ接続されている。
【0025】図3は、本発明におけるフレームの構成図
を示している。同図において、下りフレームS10は、
主装置1から端末2a、2b、・・・2nへ伝送される
信号であり、上りフレームS11は、端末2a、2b、
・・・2nから主装置1へ伝送される信号である。下り
フレームS10および上りフレームS11は、共にプリ
アンブル、開始フラグ、データ、終了フラグおよびアイ
ドルとで構成されており、周期Tは、共に常時一定とさ
れている。なお、下りフレームS10および上りフレー
ムS11のデータは、共に、送信先アドレス、送信元ア
ドレス、制御コマンド、第1、第2の映像データ、第
1、第2の音声データ1、2およびその他データとで構
成されている。
【0026】図4(a)は、本発明におけるデータ伝送
の模式図、図4(b)は、図4(a)におけるデータ整
形回路のブロック図を示している。図4(b)におい
て、各端末を構成するデータ整形回路23は、下りフレ
ームを受信した最終の端末2nから上りフレームS11
を主装置1まで端末を順次中継伝送する第1のレジスタ
20a、20b、・・・20nと、上りフレームS11
を一旦取込んで上りフレームS11内のタイムスロット
が自端末に割当てられていれば上りフレームS11に自
端末データを嵌め込んで伝送する第2のレジスタ21
a、21b、・・・21nと、第1、第2のレジスタを
切替えて上りフレームS11を伝送するマルチプレクサ
22a、22b、・・・22nとを備えている。
【0027】端末2aの第1のレジスタ20aは、自端
末2a内のマルチプレクサ22aと、この端末2aに隣
接する下流側の端末2bのマルチプレクサ22aに接続
され、第2のレジスタ21aは、自端末2a内のマルチ
プレクサ22aを介して主装置1に接続されている。ま
た、端末2bの第1のレジスタ20bは、自端末2b内
のマルチプレクサ22bと、この端末2bに隣接する下
流側の端末2nのマルチプレクサ22nに接続され、第
2のレジスタ21bは、自端末2b内のマルチプレクサ
22bを介してこの端末2bに隣接する上流側の端末2
aの第1のレジスタ20aに接続されている。
【0028】次に、下りフレームS10および上りフレ
ームS11のデータ伝送について述べる。先ず、下りフ
レームS10は、図4(a)に示すように、主装置1か
ら送出され、主装置1と端末2a間の渡り配線3a、端
末2aと端末2b間の渡り配線3bおよび端末2bと端
末2bより下流の端末間の渡り配線を経由して、最終の
端末2nまで伝送される。なお、データは、各端末2
a、2b、・・・2n内では、何も加工されず、そのま
ま中継される。
【0029】一方、上りフレームS11は、図4(b)
に示すように、最終の端末2nから送出され、最終の端
末2nと端末2(n-1)間の渡り配線3n、端末2
(n-1)と端末2(n-2)間の渡り配線3(n-1)
および端末2(n-2)と端末2(n-2)より上流の端
末間の渡り配線を経由して、主装置1まで伝送される。
この間、各端末2a、2b、・・・2n内においては、
第1のレジスタ20a、20b、・・・20nを通過
し、送信データがある端末では、第2のレジスタ21
a、21b、・・・21nに貯えられた送信データをマ
ルチプレクサ22a、22b、・・・22nで切替える
ことによって、上りフレームS11内の送信先アドレ
ス、送信元アドレス、制御データを書き換える。この場
合、制御データの書き換えは、他の端末が書き換えを行
っていない時のみ可能であり、次周期に連続して同一端
末は書き換えを行うことができない。また、タイムスロ
ットが割当てられている場合は、映像、音声、その他デ
ータの書き換えが行なわれる。
【0030】このように構成された本発明の同期式デー
タ伝送装置において、下りフレームS10の伝送は、以
下のようにして行われる。すなわち、主装置1では、折
り返しの映像データ、音声データ及び制御データなどの
データが、タイミング回路13でつくられたタイミング
で、データ整形回路11で、下りフレームS10に乗せ
られ、トランシーバー回路14から、渡り配線3aを介
して端末2aに伝送される。
【0031】端末2aでは、渡り配線3aから伝送され
てくるデータを、端末2aの第1のトランシーバ26a
で受信し、かかる受信信号を、第2のトランシーバ26
bから渡り配線3bを介して隣接する端末2bへ伝送さ
れる。一方、第1のトランシーバ26aで受信した受信
信号から、同期再生回路28において同期信号を再生
し、再生された信号に基づいてタイミング回路25を動
作させる。更に、第1のトランシーバ26aで受信した
受信信号は、データ整形回路23において、自端末宛て
のデータのみを取り出し、映像データは、映像入出力イ
ンターフェース回路21へ、音声データは、音声入出力
インターフェース回路22へ、制御データは、制御回路
24へそれぞれ出力させる。そして、映像入出力インタ
ーフェース回路21から映像信号を、音声入出力インタ
ーフェース回路22から音声信号をそれぞれ出力する。
以下、端末2bから最終の端末2nまで同様の動作が行
なわれる。
【0032】次に、上りフレームS11の伝送は、以下
のように行われる。すなわち、最終の端末2nは、同期
再生回路28で再生した同期信号に基づいてタイミング
回路25でタイミングを作り、これにより、データ整形
回路23を動作させて、上りフレームS11を構成す
る。そして、この上りフレームS11を第1のトランシ
ーバ26aから送出し、渡り配線3nを介して、端末2
(n-1)へ伝送する。その際、送信先アドレス、送信
元アドレス、制御コマンドなどの制御データがあれば、
上りフレームに乗せる。また、映像や音声データなど
は、タイムスロットが自端末に割当てられていれば、制
御データと同様に上りフレームに乗せる。
【0033】一方、端末2(n-1)では、第2のトラン
シーバ26bで受信し、同期再生回路29で再生した同
期信号に基づいて、タイミング回路25においてタイミ
ングをつくり、データ整形回路23において、上りフレ
ームS11を構成し、第1のトランシーバ26aより渡
り配線3(n-2)へ出力する。その際、制御データがあ
れば上りフレームに乗せる。また、映像や音声データな
どはタイムスロットが自端末に割当てられていれば、制
御データと同様に上りフレームに乗せる。また、書込み
データがない場合には、そのまま第1のトランシーバ2
6aより渡り配線3(n-2)へ出力する。以下、端末2
(n-2)から、主装置1まで同様の動作が行なわれる。
なお、主装置1においては、このうち映像データ、音声
データのみを折り返えし、下りフレームS10に乗せ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の同期式データ伝送方式および装置によれば、データが
周期の一定したフレームで伝送されるので、再生側にお
いて同期が必要なデータの伝送時における同期再生を容
易に行なうことができ、また、主装置と端末間および端
末間が渡り配線で接続されているため、線路終端を容易
に行うことができ、ひいては分岐器や終端器などの線路
の整合にまつわる機器が不必要となり、更に、最終の端
末からデータが順次送りされるため、データの挿入を高
速で正確にしかも容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期式データ伝送装置の一実施例
の全体構成を示すブロック図。
【0035】
【図2】本発明における主装置及び端末のブロック図。
【0036】
【図3】本発明における同期式データ伝送のフレームの
構成を示すタイミングチャート。
【0037】
【図4】(a)は、本発明における同期式データ伝送の
模式図、(b)は、本発明におけるデータ整形回路のブ
ロック図。
【0038】
【図5】従来の同期式データ伝送装置のブロック図。
【0039】
【図6】従来の同期式データ伝送装置における主装置の
ブロック図。
【0040】
【図7】従来の同期式データ伝送装置における端末のブ
ロック図
【0041】
【図8】従来の同期式データ伝送装置における終端器の
ブロック図。
【0042】
【図9】従来の同期式データ伝送装置における周波数配
地図
【0043】
【図10】従来の同期式データ伝送装置におけるフレー
ムの構成を示すタイミングチャート。
【0044】
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・・・主装置 2a、2b、2n・・・端末 3a、3b、3n・・・渡り配線 S10・・・・・・・・・・・・・下りフレーム S11・・・・・・・・・・・・・上りフレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化した映像、音声などの周期性
    のあるデータを同期信号と共に主装置(1)を介して端
    末(2a、2b、・・・2n)間で送受信し、前記端末
    で受信する際に再生用の同期信号を必要とするデータ伝
    送方式であって、 前記主装置、前記端末間を渡り配線(3a、3b、・・
    ・3n)で接続し、 (a)前記主装置から時分割された下りフレーム(S1
    0)を一定周期(T)で前記端末に順次中継伝送し、各
    端末において受信した時分割された下りフレームから前
    記同期信号を再生することにより前記下りフレームのデ
    ータを再生し、 (b)前記下りフレームを受信した最終の端末2nから
    上りフレーム(S11)を前記主装置まで前記端末を順
    次中継伝送し、各端末において前記上りフレームを一旦
    取込んで前記上りフレーム内のタイムスロットが自端末
    に割当てられていれば前記上りフレームに自端末データ
    を嵌め込んで伝送し、 ステップ(b)で伝送された前記上りフレームを受信し
    た前記主装置はステップ(a)を実行し、 前記上り、下りフレームは前記一定周期内に前記同期信
    号を生成するためのプリアンブルを前記データに前置さ
    せて構成したことを特徴とする同期式データ伝送方式。
  2. 【請求項2】ディジタル化した映像、音声などの周期性
    のあるデータを同期信号と共に主装置(1)を介して端
    末(2a、2b、・・・2n)間で送受信し、前記端末
    で受信する際に再生用の同期信号を必要とするデータ伝
    送装置であって、 前記主装置、前記端末間を渡り配線(3a、3b、・・
    ・3n)で接続し、 各端末は、前記主装置から時分割されて一定周期(T)
    で順次中継伝送されてきた下りフレーム(S10)から
    前記同期信号を再生する同期再生回路(28)と、前記
    同期信号の再生により前記下りフレームのデータを再生
    すると共に順次中継伝送するデータ整形回路(23)
    と、前記下りフレームを受信した最終の端末2nから上
    りフレーム(S11)を前記主装置まで前記端末を順次
    中継伝送する第1のレジスタ(20a、20b、・・・
    20n)と、前記上りフレームを一旦取込んで前記上り
    フレーム内のタイムスロットが自端末に割当てられてい
    れば前記上りフレームに自端末データを嵌め込んで伝送
    する第2のレジスタ(21a、21b、・・・21n)
    と、前記第1、第2のレジスタを切替えて前記上りフレ
    ームを伝送するマルチプレクサ(22a、22b、・・
    ・22n)とを備えたことを特徴とする同期式データ伝
    送装置。
JP36765899A 1999-12-24 1999-12-24 同期式データ伝送方式及び装置 Pending JP2001186099A (ja)

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