JP2001183181A - 計器照明装置 - Google Patents
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Abstract
提供する。 【解決手段】計測量に応じて振れ角運動する指針2と、
指針2に対応する所定の配列パターンを有して複数配置
される光透過性の指標部3A〜3Sを備えた表示板と
3、指標部3A〜3Sに応じて表示板3の背面側に配設
され指標部3A〜3Sを照明する複数個の光源4A〜4
Sと、指針2の振れ角に応じて光源4A〜4Sの点灯状
態を制御する制御手段Bとを備えた。
Description
計器類に搭載される計器照明装置に関し、詳しくは指針
式計器に用いられる表示板の照明に関する。
は、車速計、回転数計、燃料残量計、水温計等の計器が
搭載されており、これらの計器には、例えば、夜間等の
暗い場所においても運転者が計測値を視認できるように
計器を照明するためのLED(発光ダイオード)、蛍光
灯、白熱ランプ等の光源が備えたものが知られている。
また、指針によって表示を行う指示計器では、発光素子
等の光源を指針や表示板の文字、目盛に対して導光体を
介して照明し、発光する指針と文字、目盛とが協働して
暗い場所でも計測値を判別できるようにしたものがある
(例えば、特開平11−223534号)。
路上を走行するような場合などは計器照明の光源輝度が
高すぎると、運転者の目が明順応してしまい車外の状況
を認識し難いこともあり、走行する環境状態に応じて計
器の照明光源の輝度を調整可能にしたものが知られてい
る。
たものは、計器全体の照明光源の明暗を調整するもので
あり、暗くすると計器が見にくく、明るくすると眩しす
ぎて目が疲労し易いという問題があった。また、適度な
輝度に設定するための調整は面倒なものであった。
成されたもので、視認性の良好な計器照明装置を提供す
ることを目的としている。
決するため、計測量に応じて振れ角運動する指針と、前
記指針に対応する所定の配列パターンを有して複数配置
される光透過性の指標部を備えた表示板と、前記指標部
に応じて前記表示板の背面側に配設され前記指標部を照
明する複数個の光源と、前記指針の振れ角に応じて前記
光源の点灯状態を制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする計器照明装置である。
位置に応じた所定の前記指標部に対応する前記光源を点
灯させ、他の前記光源を消灯させることを特徴とする計
器照明装置である。
前記指標部に対応する前記光源から前記指針の振れ角位
置に応じた前記指標部に対応する前記光源までの前記各
光源を連続的に点灯させ、他の前記光源を消灯させるこ
とを特徴とする計器照明装置である。
にする操作手段を設けたことを特徴とする計器照明装置
である。
の配線基板と前記表示板との間に前記各光源どうしを区
画する遮光壁を設けたことを特徴とする計器照明装置で
ある
明の実施例となる計器照明装置について説明する。
器照明装置を採用したスピードメータを示し、図1はス
ピードメータの前面を示し、図2は図1の一点鎖線Z−
Zを通る断面を示すもので、計器本体1、指針2、表示
板3、配線基板4、支持体5を主な構成要素としてい
る。
永久磁石によって、前方に突出する指針軸11を駆動す
る所謂交差コイル式計器からなり、コイルに流れる電圧
の変化に応じて指針軸11を回動させるものである。
なり、指針軸11の先端に設けられ、指針軸11の回動
によって振れ角運動を行う。また、指針2は、後述する
指針照明用の光源4Uによって照明可能に設けられてい
る。
刷層によって、単位となる「km/h」を示す指標部3
Tと、指針2の指示対象となる文字、目盛等の指標部3
A〜3Sを印刷形成してなり、これら指標部3A〜3T
以外は黒色印刷層32によって背景となる地色部32が
印刷形成されている。なお、指標部3A〜3Sは、振れ
角運動を行う指針2の回動軌道に対応した配列パター
ン、この場合、指針軸11を中心とした同心円上に複数
個配列されている。
数の光源4A〜4Uや計器本体1を駆動するドライバI
C(図示しない)等の電子部品を実装しており、本実施
例の場合、指標部照明用の光源4A〜4Tとは別途に指
針照明用の光源4Uを備えている。また、指標部照明用
の光源4A〜4Tは、図3に示すように、表示板3の各
指標部3A〜3T位置に対応して設けられており、各々
が後述する光源駆動部に接続されている。
にスペーサとして設けられるとともに、指標部照明用の
光源4A〜4Tと指針照明用の光源4Uとが区分けされ
るように形成されている。また、最低速度値(0km/
h)を示す指標部3Aを主に照明する光源4Aと最高速
度値(180km/h)を示す指標部3Sを照明する光
源4Sとの間には、図3に示すような壁部(遮光壁)5
1を有しており、互いの照明光源4A、4Sからの光干
渉を防いでいる。
説明する。なお、本実施例において、後述する回転パル
ス信号(電気的回路信号)に応じて指標部照明用の光源
4A〜4Sを制御するものを例に挙げ説明する。
ク図で、センサ部B1、マイコンB2、計器本体駆動部
B3、光源駆動部B4により構成され、制御手段Bは、
マイコンB1、計器本体駆動部B3、光源駆動部B4を
含むものである。
の回転を回転パルス信号に変換し、後述するマイコンB
2に出力するものである。
実行するCPUや、前記制御プログラムや各種設定値等
を格納するROMやセンサ部からの回転パルス信号等を
一時的に格納するRAM等から構成される。また、マイ
コンB2はセンサ部B1から出力される回転パルス信号
に基づいて計測値を演算し、演算結果である計測値に応
じて後述する計器本体駆動部B3と光源駆動部B4とを
制御するための制御信号を出力するものである。
の制御信号を受け、制御信号に応じた所定電圧を計器本
体1の図示しない各コイルに供給することで指針軸11
を駆動し、これにより指針2を振れ角運動させる。
〜3Sに対応する複数の光源4A〜4Sと電気的に接続
されるもので、マイコンB2からの制御信号を受け、こ
の制御信号に応じて各光源4A〜4Sのオン・オフ状態
を切替えるものである。
処理手順を図5を用いて説明する。
り変換された回転パルス信号を入力し(ステップS
1)、次に、この回転パルス信号に基づき車速に対応す
る計測値を算出する(ステップS2)。
て、指針2の振れ角(回動角度)を決め(ステップS
3)、指針2を振れ角動作させるための制御信号を計器
本体駆動部B3に出力する(ステップS4)。例えば、
計測値が50km/hに対応するものであった場合、
「50km/h」を示す指標部3F(図1に示す)を指
針2が指し示すように回動角度を決定し、指針2を回動
制御するものである。
づき、指針2の振れ角位置に対応する指標部3A〜3S
を判定し、指標部3A〜3Sのうち、指針2の指し示す
指標部または指針2の指示位置に最も近接する指標部に
対応する光源3A〜3Sと、その光源4A〜4Sに隣接
する光源4A〜4Sを選択し(ステップS5)、これら
光源4A〜4Sを点灯し、かつ他の光源4A〜4Sを消
灯するための制御信号を光源駆動部B4に出力する(ス
テップS6)。例えば、計測値が50km/hに対応す
るものであった場合、「50km/h」を示す指標部3
Fに対応する光源4Fとこれに隣接する光源(4E、4
G)を点灯させ、他の指標部照明用の光源4A〜4D、
4H〜4Sを消灯するものである。
S5の一連の処理を例えば任意の周期単位に実行するこ
とでによって、センサ部B1からの回転パルス信号の変
化に応じて、指針2及び光源4A〜4Sの駆動を制御す
ることができる。
て点灯させる光源4A〜4Sを3個選択するものであっ
たが、指針2の振れ角位置に対応する任意の数の光源を
選択するものであれば良い。
は支持体5またはその他の部材にて区画されていないた
め、各光源4A〜4Sのうちの一つが点灯すると、その
光源に対応する指標部だけでなく、その指標部に近接す
る指標部も光輝することになる。その際、点灯する光源
に最も近い指標部が最も明るく、遠ざかるに従って暗く
光輝する。なお、各光源4A〜4Sを区画すれば、点灯
する所定の光源と光輝する指標部とを一対一対応となす
ことができる。
する指針2に対応する指標部4A〜4S以外の光源4A
〜4Sを消灯することができ、計器全体が発散する光度
を抑えることができるだけでなく、指針2の回動位置
(振れ角位置)に対応する指標部3A〜3Sを選択的に
点灯させることで、選択的に光輝する指標部4A〜4S
を強調して照明することができ、視認性を高めることが
できる。
実施例に限定されるものではなく、その他の表示形態が
挙げられ、それを第2実施例として以下に説明する。
位置に応じて点灯させる光源4A〜4Sを選択するもの
であったが、本実施例では、「0km/h」を示す指標
部3Aを基準とし、この指標部3Aに対応する光源4A
から、指針2の振れ角位置に応じた指標部3A〜3Sに
対応する光源4A〜4Sまでの各光源4A〜4Sを点灯
させ、それ以外の光源4A〜4Sを消灯するようにして
いる。例えば、計測値が50km/hに対応するもので
あった場合、光源4Aから「50km/h」を示す指標
部3Fに対応する光源4Fとの間の光源(4A〜4F)
を点灯させ、それ以降の光源4G〜4Sを消灯するもの
である。
て実現でき、図5に示すステップS5の処理において、
マイコンB2が、計測値に基づいて指針2の振れ角位置
に対応する光源4A〜4Sを判定し、基準となる「0k
m/h」を示す指標部3Aに対応する光源4Aから指針
2の振れ角位置に応じた指標部3A〜3Sに対応する光
源4A〜4Sを、点灯させる光源として選択するように
置換えることで実現できる。
す指標部3Aを基準としたが、基準とする指標部は任意
に設定でき、例えば、「180km/h」を示す指標部
3Sを基準とし、これに対応する光源4Sから振れ角位
置に対応する光源4A〜4Sまでを点灯させても良い。
は、指針2の振れ角を指標部3照明によって、おおよそ
認識できるため、計測値の判別が容易となる。また、指
針の振れ角に応じて照明が変化するためデザイン性に優
れた計器照明装置となる。
は、予め制御手段に設定値として記憶されており、第1
実施例及び第2実施例のように点灯すべき光源を選択す
る場合と、従来のように全部の光源を点灯させる場合と
を、図示しない切替スイッチを設けることで切替え可能
にすることができる。また、図示しないロータースイッ
チ等の操作手段を設け、各光源の輝度を手動にて調整可
能にすることもできる。従って、光源の照明形態の切替
えや光源の輝度を調整可能にすることで、外光の明暗等
による計器の視認状態に応じた計器照明を適宜選択する
ことができ、視認性の向上に寄与することになる。
Dを使用し、LED一つずつを制御するものであった
が、複数個(例えば3個ずつ)をブロックとしてまとめ
てブロックごとに制御することもできるし、LED以外
の、例えば白熱ランプ等の光源を使用することができ
る。
に示す制御手段に限定されるものではなく、指針の振れ
角に応じて点灯させる光源を選択するものであれば、電
気的構成または処理手順は任意に選択することができ
る。
に設け、夜間だけでなく昼間等明るい場所においても、
照明によって光輝する指標部を視認するタイプの計器に
本発明を採用することもでき、各実施例と同様に視認性
の良好なものとなる。
明の計器照明装置を適用したものについて説明したが、
回転数計、燃料残量計、水温計、時計等の計器に適応す
ることができる。
る指針と、前記指針に対応する所定の配列パターンを有
して複数配置される光透過性の指標部を備えた表示板
と、前記指標部に応じて前記表示板の背面側に配設され
前記指標部を照明する複数個の光源と、前記指針の振れ
角に応じて前記光源の点灯状態を制御する制御手段とを
備えたことによって、視認性の良好な計器照明装置を提
供することができる。
施例を示す平面図。
Claims (5)
- 【請求項1】計測量に応じて振れ角運動する指針と、前
記指針に対応する所定の配列パターンを有して複数配置
される光透過性の指標部を備えた表示板と、前記指標部
に応じて前記表示板の背面側に配設され前記指標部を照
明する複数個の光源と、前記指針の振れ角に応じて前記
光源の点灯状態を制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする計器照明装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記指針の振れ角位置に
応じた所定の前記指標部に対応する前記光源を点灯さ
せ、他の前記光源を消灯させることを特徴とする請求項
1に記載の計器照明装置。 - 【請求項3】前記制御手段は、基準となる所定の前記指
標部に対応する前記光源から前記指針の振れ角位置に応
じた前記指標部に対応する前記光源までの前記各光源を
連続的に点灯させ、他の前記光源を消灯させることを特
徴とする請求項1に記載の計器照明装置。 - 【請求項4】前記光源の輝度を手動にて調整可能にする
操作手段を設けたことを特徴とする請求項1から4の何
れかに記載の計器照明装置。 - 【請求項5】前記光源が配線基板に設けられ、この配線
基板と前記表示板との間に前記各光源どうしを区画する
遮光壁を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れ
かに記載の計器照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36879699A JP4697358B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 計器照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36879699A JP4697358B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 計器照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001183181A true JP2001183181A (ja) | 2001-07-06 |
JP4697358B2 JP4697358B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=18492782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36879699A Expired - Lifetime JP4697358B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 計器照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4697358B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226881A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用計器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61226682A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | 日本精機株式会社 | 照明装置 |
JPH0954559A (ja) * | 1995-06-07 | 1997-02-25 | Toyoda Gosei Co Ltd | 発光ダイオード表示装置 |
JPH11101664A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
JPH11101667A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Yazaki Corp | 立体目盛表示装置 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP36879699A patent/JP4697358B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
JP2011226881A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用計器 |
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---|---|
JP4697358B2 (ja) | 2011-06-08 |
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