JP2001182560A - 作業車両のスイッチ操作 - Google Patents

作業車両のスイッチ操作

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JP2001182560A
JP2001182560A JP37206499A JP37206499A JP2001182560A JP 2001182560 A JP2001182560 A JP 2001182560A JP 37206499 A JP37206499 A JP 37206499A JP 37206499 A JP37206499 A JP 37206499A JP 2001182560 A JP2001182560 A JP 2001182560A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の作業車両は用途に対応した複数のレバ
ー類が設けられている為、細かな操作を行うことが可能
である反面、操作が大変になるという問題があり、これ
らの作業は、オペレータ自身が行うもので、作業に適し
た調整が難しいばかりでなく、作業を行う度に同じ様に
レバー類を操作して調整を行う必要がある。 【解決手段】 作業モード・非作業モードを選択可能な
モードスイッチを設けた作業車両において、作業モード
における車速変速比、エンジン回転数、PTO変速段の
設定値を変更可能に構成した。また、車速変速比及びエ
ンジン回転数の設定値を記憶する設定速度記憶手段60
と前記PTO変速段の設定値を記憶するPTO設定記憶
手段61を有し、それぞれ変更後の設定値を記憶可能に
構成し、設定値変更後においても設定値変更前の初期値
を呼び戻すことを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の作業
車両における走行速度及び作業機速度の変更を、スイッ
チ操作で行うことによって簡単操作を実現した技術に関
するもので、特に、オペレータの要望に合わせて柔軟な
設定変更を可能とした構成に関する。また、表示パネル
による明確な操作状態の把握を可能にした技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来トラクタ等の作業車両においては、
オペレータが位置する座席周辺の操作部に様々な種類の
操作レバーが配置されている。例えば、走行変速を行う
ための主変速レバー、副変速レバー、前後進の切換を行
うためのリバーサレバー、更にはアクセルレバー(ペダ
ル)、ブレーキペダル等が設けられている。また、走行
車両に接続した作業機を操作するための、PTOクラッ
チレバー、PTO変速レバー等が設けられている。そし
て、走行移動時には主変速レバー及び副変速レバーを操
作して、走行速度の変更を行い、作業時には同じく主変
速レバー及び副変速レバーを操作して作業状態に合わせ
た走行速度の変速を行うとともに、作業機への駆動を断
接するPTOクラッチ及び作業機の駆動速度を変速させ
るためにPTO変速レバーを操りながら作業を行ってい
た。また、これらの操作レバーは座席の左右や前後位置
に散らばって配置されており、また、各操作レバーの操
作状態を確認するためには、各操作レバーのレバー側部
等に表示された数値や文字を目視するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、それぞれの用途に対応したレバー類が設けられてい
る為、細かな操作を行うことが可能である反面、レバー
類の数が多すぎるため、操作が大変になるという問題が
ある。また、これらの作業は、オペレータ自身が行うも
のであり、作業に適した調整が難しいばかりでなく、こ
れらの調整は保存されるわけではないので、作業を行う
度にオペレータはレバー類を操作して調整を行う必要が
ある。また、各レバーが座席の周囲に散らばっているた
め、レバーの操作を難しくしており、さらに各レバーの
操作状態は、各レバー付近を目視する必要があるため、
同様に操作を難しくしていた。そこで、本発明において
は、スイッチ操作によって、あらかじめ設定された車速
と作業機速度が得られるよう構成し、さらに、設定値の
変更をオペレータ自身が行えるように構成することで、
さらなる操作性の向上を目指すものである。また、運転
席近傍に操作ユニットと表示パネルを配置することで操
作性の向上を目指すものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上が本発明の解決しよ
うとする課題であり、次に課題を解決するための手段を
説明する。即ち、請求項1記載の如く、作業モード・非
作業モードを選択可能なモードスイッチを設けた作業車
両において、作業モードの設定値を任意に変更可能に構
成した。
【0005】また、請求項2記載の如く、作業モード・
非作業モードを選択可能なモードスイッチを設け、該モ
ードスイッチの選択により作業時の走行速度とPTO回
転数が同時に決定されるよう構成した作業車両におい
て、該作業モードにおける車速変速比、エンジン回転
数、PTO変速段の設定値を変更可能に構成した。
【0006】また、請求項3記載の如く、前記非作業モ
ード時においては、PTO変速段の設定値を変更可能に
構成した。
【0007】また、請求項4記載の如く、前記車速変速
比及びエンジン回転数の設定値を記憶する設定速度記憶
手段と前記PTO変速段の設定値を記憶するPTO設定
記憶手段を有し、それぞれ変更後の設定値を記憶可能に
構成した。
【0008】また、請求項5記載の如く、前記設定速度
記憶手段及びPTO設定記憶手段は、設定値変更後にお
いても設定値変更前の初期値を呼び戻すことを可能とし
た。
【0009】また、請求項6記載の如く、作業モード・
非作業モードを選択可能なモードスイッチを設け、該モ
ードスイッチの選択により走行速度とPTO回転数が決
定されるよう構成した作業車両において、該モードスイ
ッチを操作する操作ユニットを運転席近傍に設けた。
【0010】また、請求項7記載の如く、前記モードス
イッチによる操作状態を表示する表示パネルを運転席近
傍に設けた。
【0011】また、請求項8記載の如く、前記操作ユニ
ットに設定値変更用の隠しスイッチを設けた。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面により説明する。図1は作業車両の駆動系を示す
概略図、図2は本発明に係るスイッチ操作系の構成図、
図3は操作ユニットの一実施例図、図4は表示パネルの
一実施例図、図5は隠しスイッチを設けた操作ユニット
の一実施例図である。
【0013】まず、本発明に係るモードスイッチを具備
した一実施例である作業車両の概略構成について図1を
用いて説明する。作業車両はエンジン1の出力をエンジ
ン出力軸1aより無段変速装置である油圧式無段変速装
置2(以下、HST2とする。)に伝達する。本実施例
においては無段変速装置としてHSTを採用している
が、他にもベルト無段変速装置(CVT)等を搭載する
構成としてもよい。
【0014】HST2は、それぞれ可変容量型の油圧ポ
ンプ21及び油圧モータ22より構成されており、それ
ぞれの可動斜板21a・22aを傾動操作することによ
り、ポンプ吐出量及びモータ出力を変化させ、ミッショ
ン装置3へ入力されるエンジン出力を変速する。
【0015】ここで、可動斜板21aには後述する前進
用電磁比例弁12及び後進用電磁比例弁13が設けら
れ、それぞれの電磁比例弁12・13を操作することに
より可動斜板21aを前進側若しくは後進側へ傾動さ
せ、油圧モータ22に対する作動油の流出入の方向及び
流量を制御している。また、可動斜板22aにはモータ
用電磁比例弁14が設けられ、該モータ用電磁比例弁1
4を操作することにより可動斜板22aを傾動させ、油
圧ポンプ21の作動油の流出入により回転駆動する油圧
モータ22の回転速度を変速させるのである。つまり、
可動斜板21aの傾動操作により車速を主変速させ、可
動斜板22aの傾動操作により車速を副変速させる役割
としているのである。
【0016】HST2において変速されたエンジン出力
は、ミッション装置3を介して作業車両の前後に配置さ
れる前輪・後輪ディファレンシャル4a・5aに伝達さ
れ、車軸を介して前輪・後輪4・5を駆動する。なお、
本実施例においてはHST2は油圧ポンプ・モータ共に
可変容量型としているが、いずれか一方を可変容量型と
する構成としてもよい。また、後輪5のみを駆動する構
成としてもよい。
【0017】また、エンジン出力軸1aは前記油圧ポン
プ21を貫通してミッション装置3内に延設し、該ミッ
ション装置3内においてPTOクラッチ6、PTO変速
装置7を介した後、PTO軸8aに連結している。この
ような構成において、エンジン出力はPTO変速装置7
において変速された後、PTO軸8aの端部に連結され
る作業機8を駆動するのである。
【0018】次に、本発明に係るスイッチ操作系の全体
構成について図2乃至図4を用いて説明する。スイッチ
操作系のメインコントローラである制御手段10はCP
U、記憶手段等を有し、各操作系のスイッチやセンサ
類、及びアクチュエータ等が接続され、制御プログラム
により本発明に係るスイッチ操作系を制御する。
【0019】アクセルペダル50には、ペダルの回動角
を検出する角度センサ50sが設けられており、ブレー
キペダル51にもペダルの回動角を検出する角度センサ
51sが設けられており、それぞれ制御手段10に接続
され、制御手段10がアクセル・ブレーキペダル50・
51の踏込み状態を常時センシングしている。
【0020】リバーサレバー52には、リバーサスイッ
チ52sが設けられており、該リバーサスイッチ52s
が制御手段10に接続されており、リバーサレバー52
の操作による前進(F)、ニュートラル(N)、後進
(R)切換を検出可能としている。
【0021】また、電子ガバナコントローラ11が制御
手段10に接続されており、制御手段10の制御命令に
従い、エンジン1の回転数制御を行う。また、変速アク
チュエータである前記前進用電磁比例弁12、後進用電
磁比例弁13、モータ用電磁比例弁14が制御手段10
に接続され、それぞれ制御手段10の制御命令に従い、
油圧ポンプ・モータ21・22の斜板角の制御を行う。
以上説明した電子ガバナコントローラ11及び変速アク
チュエータである電磁比例弁12・13・14により走
行速度変更手段を構成している。
【0022】PTOクラッチ6、PTO変速装置7には
それぞれ電磁比例弁16・17が設けられており、それ
ぞれ制御手段10に接続されている。そして、制御手段
10の指示に従い、電磁比例弁16を操作することによ
りPTOクラッチ6の入切操作を行い、PTO軸8aに
対するエンジン出力の断接を行う。また、電磁比例弁1
7を操作することにより、PTO変速装置7を多段階
(本実施例においては、3段階)に切換え、PTO軸8
aの回転速度を制御する。
【0023】次にスイッチ操作系による走行速度の制御
方法について説明する。図3に示すように、操作ユニッ
ト30には作業モード及び非作業モードに合わせた複数
のモードスイッチが設けられ、本実施例においてはモー
ドスイッチとして路上走行スイッチ31a、荒おこしス
イッチ32a、細土スイッチ32b、代掻スイッチ32
cの4モードのスイッチが設けられている。モードスイ
ッチは後述するように、スイッチ操作を行うだけで、車
速の増減速及び作業機の駆動状態の変更を可能としたも
のであり、本発明においては従来の変速レバーや副変速
レバー、PTO変速レバー等のレバー類を全て無くして
スイッチ操作による簡単なオペレーションを可能とする
ものである。この操作ユニット30は作業車両の運転席
の近傍に配置され、オペレータがハンドル操作を行いな
がらスイッチ操作が可能となるように配設されている。
【0024】このモードスイッチの中で、荒おこし・細
土・代掻スイッチ32a・32b・32cの3つのスイ
ッチを作業モードスイッチ32とし、路上走行スイッチ
31aを非作業モードスイッチ31とする。作業モード
とは、作業車両に接続した作業機8を駆動させた状態で
あり、非作業モードとは、作業機8が停止している状
態、つまり作業車両が路上走行(移動走行)を行う場合
のモードである。
【0025】そして、図2に示すように路上走行・荒お
こし・細土・代掻スイッチ31a・32a・32b・3
2cはそれぞれ制御手段10に接続されている。また、
該制御手段10は、設定速度記憶手段60を備えてお
り、該設定速度記憶手段60にはそれぞれ荒おこし・細
土・代掻スイッチ32a・32b・32cのモードに対
応したHST2の変速比及びエンジン1の回転数が保存
されている。
【0026】このような構成において、荒おこし・細土
・代掻スイッチ32a・32b・32cの何れかのモー
ドスイッチが選択された場合には、制御手段10は、設
定速度記憶手段60よりそれぞれのモードに対応した変
速比及びエンジン回転数を取得し、この設定値に従って
前記前進用電磁比例弁12、後進用電磁比例弁13、若
しくはモータ用電磁比例弁14に対して斜板の傾動角を
指示し、HST2の変速を行い、電子ガバナコントロー
ラ11に指示を送ってエンジン回転数を設定値に調整す
るのである。
【0027】つまり、設定速度記憶手段60により取得
した変速比が前進変速比の場合(通常、作業を行う場合
には前進であるので、変速比は前進変速比が設定されて
いることとなるが)には、前進用電磁比例弁12を操作
して、油圧ポンプ21の吐出量を変化させることで主変
速を行い、更に必要に応じてモータ用電磁比例弁14を
操作して、油圧モータ22の回転駆動を変速して副変速
を行うのである。同様に、設定速度記憶手段60より取
得した変速比が後進変速比の場合には、後進用電磁比例
弁13及びモータ用電磁比例弁14を操作して、後進の
設定変速比に変速するのである。尚、本実施例において
は、作業モードの初期設定はエンジン回転数を最大回転
数としているので、荒おこし・細土・代掻スイッチ32
a・32b・32cの何れかのモードスイッチが選択さ
れた場合には、制御手段10は、前記電子ガバナコント
ローラ11に対してエンジン回転数を最大とするよう制
御する。
【0028】一方、路上走行スイッチ31aが選択され
た場合には、制御手段10は前記アクセルペダル50の
操作量に応じた車速の変更を行う。つまり、制御手段1
0は角度センサ50sの検出値より、作業車両の目標速
度を算出し、この目標速度を達成すべく、前記変速アク
チュエータである前進用電磁比例弁12、モータ用電磁
比例弁14、及び電子ガバナコントローラ11を操作す
るのである。また、前記リバーサレバー52が後進
(R)側に切換操作された場合には、後進用電磁比例弁
13、モータ用電磁比例弁14、及び電子ガバナコント
ローラ11を操作することによりアクセルペダル50の
操作量に応じた後進側の変速を行うのである。なお、リ
バーサレバー52がニュートラル(N)位置に操作され
ている場合には、変速アクチュエータ12・13・14
が中立位置制御される。つまり、可動斜板21a・22
aが中立位置に傾動されることにより、前後輪への駆動
を停止させるようにしている。
【0029】このように本発明に係る作業車両において
は、作業車両の運転席近傍に作業モード・非作業モード
に対応させた複数のモードスイッチである路上走行・荒
おこし・細土・代掻スイッチ31a・32a・32b・
32cを配置すると共に、該モードスイッチを走行速度
変更手段と連動連結したので、オペレータは従来のよう
に複数の変速レバー(主変速レバー、副変速レバー等)
を操作することなく、スイッチを選択するだけの簡単な
操作で、作業の用途に合わせた適切な速度が得られる構
成としているのである。
【0030】また、モードスイッチは路上走行・荒おこ
し・細土・代掻の4つのモードを操作ユニット30に設
けて、それぞれのモードに合わせた設定変速比及びエン
ジン回転数を記憶保持しているので、オペレータは、1
速、2速といった数値ではなく、各作業の名称に対応し
たモードスイッチを選択することにより目的の車速が得
られるので、操作方法が明確で誤動作を防止することも
可能となり、操作性が向上した。
【0031】また、本実施例においては、3つの作業モ
ードスイッチ32及び1つの非作業モードスイッチ31
を操作ユニット30に設ける構成としているが、この構
成は本実施例に限定されるものではなく、作業モードス
イッチ32を4つ以上にして作業用途に応じた細かな設
定を保持する構成としてもよいし、作業用途を絞って2
つ以下にして簡易操作に重点を置く構成としてもよい。
【0032】次に、変速スイッチとPTOクラッチ6及
びPTO変速装置7との連動構造について説明する。前
記操作ユニット30の路上走行・荒おこし・細土・代掻
スイッチ31a・32a・32b・32cが選択された
場合には、制御手段10は上述の如く車速の増減速を行
うとともに作業機8の制御も行う構成としている。
【0033】前記制御手段10には、図2に示すように
それぞれ荒おこし・細土・代掻モードに合わせた作業機
8の設定速度(PTO軸の変速段)を保存するPTO設
定記憶手段61を有しており、該制御手段10には電磁
比例弁16・17が接続され、それぞれPTOクラッチ
6及びPTO変速装置7の切換操作を行う。そして、モ
ードスイッチが選択された場合、制御装置10は、走行
速度変更手段に対して車速の増減速指示を行うととも
に、電磁比例弁16・17に対してもPTO変速・PT
Oクラッチ断接の指示を行うのである。
【0034】ここで、選択されたモードスイッチが非作
業モードの路上走行スイッチ31aであった場合には、
PTOクラッチ6を「切」にする指示を電磁比例弁16
に送る。また、選択されたモードスイッチが作業モード
の荒おこし・細土・代掻スイッチ32a・32b・32
cであった場合には、PTO設定記憶手段61より対応
するPTO変速段を取得し、電磁比例弁17に対してP
TO変速装置7の変速指示を出すとともに、PTOクラ
ッチ6を「接」にする指示を電磁比例弁16に送るので
ある。つまり、荒おこし・細土・代掻スイッチ32a・
32b・32cより構成される作業モードスイッチ32
は、車速の増減速を行うスイッチであると同時に、作業
機8の断接、変速スイッチとしての機能も併せて有する
のである。
【0035】例えば、本実施例においては、荒おこしス
イッチ32aが選択された場合には、車速を略0.5m
/sに設定するとともに、PTO変速装置7を1速に変
速し、細土スイッチ32bが選択された場合には、車速
を略0.3m/sに設定するとともに、PTO変速装置
7を2速に変速し、代掻スイッチ32cが選択された場
合には、車速を略0.7m/sに設定するとともに、P
TO変速装置7を2速に変速するよう制御するのであ
る。
【0036】従来の作業車両のオペレーションは前述の
如く、主変速レバー、副変速レバー等を駆使しながら、
走行速度を調整し、併せて作業機8を適切な駆動状態に
調節するために、PTO変速レバーにより作業機変速を
行っていた。また、PTOクラッチレバーにより作業機
8への動力の伝達の入切も操作しなければならなかっ
た。しかし、本発明に係るスイッチ操作系によれば、こ
れら全てのレバー操作を、一つのスイッチ操作で行うこ
とが可能となり、格段に操作性が向上した。さらに、モ
ードスイッチが、作業用途に合わせた名称を付けられて
いるので、操作が明確で誤動作の防止が行えるのであ
る。
【0037】このように、本発明に係る作業車両におい
ては、作業モード・非作業モードを選択可能なモードス
イッチを設け、該モードスイッチの選択により走行速度
とPTO回転数が決定されるよう構成し、該モードスイ
ッチを操作する操作ユニット30を運転席近傍に設けた
ので、走行操作及び作業機8の操作を行うための手段が
一箇所にまとめられる構成となり、従来のように座席周
辺に散らばった操作レバーを操作する構成に比べて格段
に操作性が向上した。
【0038】次に、本発明にかかる作業モード及び非作
業モードにおける前記アクセルペダル50及びブレーキ
ペダル51の使用方法及び制御方法について説明する。
まず、作業モードスイッチ32が選択されている場合に
ついて説明する。前述の如く、作業モードスイッチ32
が選択されている場合には、前記設定速度記憶手段60
に保存されたそれぞれのスイッチに対応した設定変速比
及びエンジン回転数により自動的に車速が決定される。
以下、この設定速度による走行を自動走行とする。
【0039】そして、オペレータが設定されている速度
が気に入らない場合、もっと最適な速度に変更したい場
合には、速度調節手段であるアクセルペダル50及びブ
レーキペダル51を操作することにより、速度の変更を
行えるようにしているのである。具体的には、自動走行
状態において、オペレータがアクセルペダル50を踏込
むと、角度センサ50sの検出値より、制御手段10は
前記変速アクチュエータに制御命令を送り、HST2の
変速比を増速させるか、又は電子ガバナコントローラ1
1に制御命令を送りエンジン1の回転数を増加させるの
である。逆に、ブレーキペダル51が踏まれた場合に
は、角度センサ51sの検出値より、HST2の変速比
を減少させるか、又はエンジン1の回転数を減少させる
のである。
【0040】つまり、角度センサ50s若しくは角度セ
ンサ51sの検出値をもとに前進用電磁比例弁12(若
しくは後進用電磁比例弁13)及びモータ用電磁比例弁
14に制御命令を送るのである。そして、この制御命令
をもとに、各電磁比例弁12・13・14により油圧ポ
ンプ・モータ21・22の可動斜板21a・22aの斜
板が傾動される。また、角度センサ50s若しくは角度
センサ51sの検出値をもとに制御手段10は電子ガバ
ナコントローラ11に対して制御命令を送りエンジン1
の回転数を目標回転数に制御するのである。
【0041】なお、前述の如く、作業モードにおいては
通常エンジン回転数を最大回転数として設定しているの
で、この限りにおいては、設定速度から車速を上昇させ
るためには変速アクチュエータを操作してHST2の変
速比を増加させることになる。ただし、後述するように
オペレータによってエンジン回転数を減少させる設定変
更がされている場合、若しくはブレーキペダル51を踏
んでエンジン回転数が減少している場合は、変速アクチ
ュエータ及び電子ガバナコントローラ11を操作して目
標速度を得るよう制御するのである。
【0042】このように本発明に係るスイッチ操作系に
おいては、複数の作業モードと非作業モードを切換える
モードスイッチを設け、ステップにアクセルペダル50
を配置した作業車両において、非作業モード時は前述の
如くアクセルペダル50の回動に比例したエンジン回転
数とし、作業モード時にはアクセルペダル50若しくは
ブレーキペダル51の回動操作に応じてエンジン回転数
と変速比を変更して増減速する構成としたので、非作業
モード時には、乗用車と同様の操作方法となり、操作性
が向上した。また作業モード時には自動走行によりイー
ジーオペレーションを可能としながら、アクセルペダル
50、ブレーキペダル51を操作することにより変速す
ることができるのでオペレータの要求に柔軟に対応する
ことが可能となった。
【0043】次に、本発明に係るスイッチ操作系の設定
速度変更機能について説明する。前述の如く設定速度記
憶手段60には作業モードの荒おこし・細土・代掻スイ
ッチ32a・32b・32cに対応した設定変速比及び
エンジン回転数が保存されている。更に、前述の如くオ
ペレータはこの設定速度が気に入らない場合には、アク
セルペダル50及びブレーキペダル51の操作により、
車速の増減速を行うことが可能である。そして、本発明
においては該設定速度記憶手段60に記憶されている設
定変速比及びエンジン回転数の設定値をオペレータが変
更してカスタマイズ可能に構成している。つまり、オペ
レータ自身が要求する設定変速比及びエンジン回転数を
新たに設定速度記憶手段60に保存可能としているので
ある。
【0044】図5に示すように、前記操作ユニット30
には、設定変更用の切換ダイヤル33、増・減スイッチ
34・35が具備されている。切換ダイヤル33は操作
ユニット30の操作状態を切換えるもので、通常は「自
動」に設定されており、設定速度記憶手段60及びPT
O設定記憶手段61の設定値に対応した車速及び作業機
速度で自動走行を行う。そして、該切換ダイヤル33を
「エンジン設定」、「車速設定」、「PTO設定」に切
換えることで、それぞれ設定速度記憶手段60及びPT
O設定記憶手段61に保存されている設定値を変更可能
な状態へ切換えるのである。
【0045】そして、こらら切換ダイヤル33及び増・
減スイッチ34・35等で構成される隠しスイッチ36
は、通常は図3に示すようにカバー36で覆い、誤って
設定値を変更しないようにしている。このように隠しス
イッチ部36を設けることで、通常操作を行うスイッチ
と、設定変更等の特定操作とを区別することができ、そ
れらの誤操作も防止できる構成となった。
【0046】オペレータが設定値の変更を行いたい場合
には、作業モードのモードスイッチ32a・32b・3
2cの何れかが選択されている状態で、切換ダイヤル3
3を「エンジン設定」、「車速設定」、「PTO設定」
の何れかに切換える。そして、例えば「エンジン設定」
が選択されている状態で、増・減スイッチ34・35を
押下することによって、設定速度記憶手段60に記憶さ
れているエンジン回転数が変更されるのである。また、
「車速設定」が選択されている状態で、増・減スイッチ
34・35を押下すると、設定速度記憶手段60に記憶
されている変速比、つまり油圧ポンプ・モータ21・2
2の傾動角の設定値が変更されるのである。同様に、
「PTO設定」が選択されている状態で、増・減スイッ
チ34・35を押下すると、PTO設定記憶手段61に
記憶されているPTO変速段が変更されるのである。
【0047】以上の如く、本発明に係るスイッチ操作系
においては、作業モードのモードスイッチを選択するこ
とで、設定速度記憶手段60に記憶された設定変速比及
びエンジン回転数、PTO設定記憶手段61に記憶され
たPTO変速段により自動走行を可能にしながら、それ
ぞれの設定値をオペレータが変更可能に構成したので、
オペレータは工場出荷時の初期設定値が気に入らない場
合にも、所望の設定に変更が可能となり、簡単操作を実
現しながら、オペレータの希望に応じた柔軟な対応が可
能な構成となった。
【0048】また、上述したPTO変速段の設定変更
は、非作業モードにおいて行うように構成してもよい。
つまり、作業車両の停止状態においても作業機8(PT
O軸)を回転させて、作業モード毎のPTO変速段を調
整可能としているのである。このような構成とすること
で、作業走行を行いながらPTO回転数を調整するより
も、調整及び確認作業がし易くなり、操作性が向上する
のである。ただし、前述の如く、非作業モード時にはP
TOクラッチ6をOFFとするように制御しているの
で、設定速度の変更モード、つまり、前記切換ダイヤル
33が「PTO設定」に切換えられた場合のみ、PTO
クラッチ6が接続されるように制御を行う等の制御を行
う必要がある。
【0049】そして、上述の如く、変更後の設定変速
比、エンジン回転数、及びPTO変速段を新たに設定速
度記憶手段60及びPTO設定記憶手段61に更新保存
するよう構成しているので、設定値の変更保存後は、オ
ペレータの気に入る最適な設定変速比、エンジン回転数
とPTO変速段で自動走行を可能としているので、キー
スイッチをON、OFFする毎に設定作業を行う必要が
なく、更なる作業効率の向上が図れるのである。
【0050】設定速度記憶手段60及びPTO設定記憶
手段61には、初期値として工場出荷時の設定値が保存
されている。そして、上述の如く工場出荷時の設定値が
気にいらない場合には、オペレータは設定値を変更する
ことができるが、この設定値を任意に変更した後におい
ても、工場出荷時の初期値を呼び戻せるように構成して
いる。つまり、制御手段10の設定速度初期値記憶手段
60d及びPTO初期値記憶手段61dには、それぞれ
工場出荷時の初期値として各モードの変速比、エンジン
回転数及びPTO変速段が書き換え不可能な状態で保存
されており、操作ユニット30において所定の初期設定
操作を行うことにより、該初期値記憶手段60d・61
dの保存値が設定速度記憶手段60及びPTO設定記憶
手段61に呼び戻されるように構成しているのである。
なお、所定の初期設定操作とは、例えば、増減ボタン3
4・35を同時に2秒以上押下する等、既存のボタンを
利用したり、また、別個に初期設定ボタンを設けてもよ
く、その構成は特に限定されるものではない。このよう
な構成とするこてで、オペレータは設定値変更後であっ
ても、いつでも設定値を初期値に戻すことが可能である
ので、誤って設定変更をした場合、または、元の設定値
(初期値)の操作性が優れていたと判断した場合などに
有効となるのである。
【0051】次に、本発明に係る表示パネル40の構成
について説明する。図4は本発明に係るスイッチ操作系
の状態を視覚的に把握するための表示パネル40を示
す。表示パネル40は操作部の前部等、運転席近傍に配
置され、オペレータが走行、作業を行いながら、オペレ
ーションの状態を確認し易くしている。表示パネル40
上には、複数の確認ランプ41〜49等が配置されてお
り、これら確認ランプ41〜49等が図2に示すように
制御手段10に接続されている。
【0052】そして、前記作業モード・非作業モードの
モードスイッチが選択された場合には、それに対応した
モードの確認ランプ41〜44が点灯し、作業モードの
場合には、合わせてPTOの変速状態を示す確認ランプ
47〜49が点灯するのである。例えば、非作業モード
の路上走行スイッチ31aが選択された場合には、確認
ランプ41が点灯し、非作業モードとなっていることを
オペレータが明示的に確認できるのである。また、荒お
こしスイッチ32aが選択された場合には、確認ランプ
42が点灯し、荒おこしモードとなっていることを示
し、さらにPTO確認ランプ46が点灯してPTO軸が
回転駆動することを明示し、例えば、荒おこしモードが
PTO1速段で設定されている場合には、PTO1確認
ランプ47が点灯するのである。
【0053】このように、操作ユニット30によるスイ
ッチ操作でイージーオペレーションを実現するととも
に、表示パネル40によりオペレータが動作状態を視覚
的に確認し易い構成とし、走行操作及びPTO操作の全
ての操作状態が一箇所の表示パネルに表示されるので、
従来のように座席周辺に散らばっているレバー類の操作
状態を個別に確認する必要がなく、操作性が格段に向上
した。また、表示パネル40は、操作ユニット30と共
に運転席近傍に配置されているので、オペレータは、操
作をしながら容易に作業状態を確認できるので、安定し
た操作が可能となった。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如く、作業
モード・非作業モードを選択可能なモードスイッチを設
けた作業車両において、作業モードの設定値を任意に変
更可能に構成したので、スイッチ操作による簡単操作に
加えて、オペレータの要求に応じて設定変更が可能とな
り、操作性と柔軟性に優れた構成となった。
【0055】また、請求項2記載の如く、作業モード・
非作業モードを選択可能なモードスイッチを設け、該モ
ードスイッチの選択により作業時の走行速度とPTO回
転数が同時に決定されるよう構成した作業車両におい
て、該作業モードにおける車速変速比、エンジン回転
数、PTO変速段の設定値を変更可能に構成したので、
スイッチ操作による簡単操作に加えて、オペレータの要
求に応じてエンジン回転数及びPTO変速段が切換え可
能となり、操作性と柔軟性に優れた構成となった。ま
た、決まった作業以外の用途に対しても作業機を対応さ
せることが容易となった。
【0056】また、請求項3記載の如く、前記非作業モ
ード時においては、PTO変速段の設定値を変更可能に
構成したので、車両停止時においてもPTO変速段の調
整が可能となり、設定作業が容易となった。
【0057】また、請求項4記載の如く、前記車速変速
比及びエンジン回転数の設定値を記憶する設定速度記憶
手段と前記PTO変速段の設定値を記憶するPTO設定
記憶手段を有し、それぞれ変更後の設定値を記憶可能に
構成したので、オペレータが自分の気に入った設定値を
保存した後は、キースイッチをON、OFFする毎に設
定変更をする必要がなく、常時安定した作業が行える構
成となった。
【0058】また、請求項5記載の如く、前記設定速度
記憶手段及びPTO設定記憶手段は、設定値変更後にお
いても設定値変更前の初期値を呼び戻すことを可能とし
たので、誤って設定変更を行った場合や、再び、工場出
荷時の初期設定での作業を行いたい場合等に有効となっ
た。
【0059】即ち、請求項6記載の如く、作業モード・
非作業モードを選択可能なモードスイッチを設け、該モ
ードスイッチの選択により走行速度とPTO回転数が決
定されるよう構成した作業車両において、該モードスイ
ッチを操作する操作ユニットを運転席近傍に設けたの
で、走行操作及び作業機の操作を行うための手段が一箇
所にまとめられる構成となり、従来のように座席周辺に
散らばった操作レバーを操作する構成に比べて格段に操
作性が向上した。
【0060】また、請求項7記載の如く、前記モードス
イッチによる操作状態を表示する表示パネルを運転席近
傍に設けたので、オペレータが動作状態を視覚的に確認
し易い構成とし、走行操作及びPTO操作の全ての操作
状態が一箇所の表示パネルに表示されるので、従来のよ
うに座席周辺に散らばっているレバー類の操作状態を個
別に確認する必要がなく、操作性が格段に向上した。
【0061】また、請求項8記載の如く、前記操作ユニ
ットに設定値変更用の隠しスイッチを設けたので、通常
操作を行うスイッチと、設定変更等の特定操作とを区別
することができ、それらの誤操作も防止できる構成とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車両の駆動系を示す概略図である。
【図2】本発明に係るスイッチ操作系の構成図である。
【図3】操作ユニットの一実施例図である。
【図4】表示パネルの一実施例図である。
【図5】隠しスイッチを設けた操作ユニットの一実施例
図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 HST 6 PTOクラッチ 7 PTO変速装置 8 作業機 10 制御手段 11 電子ガバナコントロール 12 前進用電磁比例弁 13 後進用電磁比例弁 14 モータ用電磁比例弁 16 電磁比例弁 17 電磁比例弁 21 (HST)油圧ポンプ 22 (HST)油圧モータ 30 操作ユニット 31 非作業モードスイッチ 31a 路上走行スイッチ 32 作業モードスイッチ 32a 荒おこしスイッチ 32b 細土スイッチ 32c 代掻スイッチ 36 隠しスイッチ 37 (隠しスイッチ)カバー 40 表示パネル 50 アクセルペダル 51 ブレーキペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B041 AA07 AB05 AC03 2D015 HA00 3D040 AA10 AA22 AB08 AC36 AD05 AE17 AF07 AF16 3G065 BA04 CA22 DA13 EA10 FA06 GA29 GA46 JA04 JA09 JA11 JA14 KA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業モード・非作業モードを選択可能な
    モードスイッチを設けた作業車両において、作業モード
    の設定値を任意に変更可能に構成したことを特徴とする
    作業車両のスイッチ操作。
  2. 【請求項2】 作業モード・非作業モードを選択可能な
    モードスイッチを設け、該モードスイッチの選択により
    作業時の走行速度とPTO回転数が同時に決定されるよ
    う構成した作業車両において、該作業モードにおける、
    車速変速比、エンジン回転数、PTO変速段の設定値を
    変更可能に構成したことを特徴とする作業車両のスイッ
    チ操作。
  3. 【請求項3】 前記非作業モード時においては、PTO
    変速段の設定値を変更可能に構成したことを特徴とする
    請求項2記載の作業車両のスイッチ操作。
  4. 【請求項4】 前記車速変速比及びエンジン回転数の設
    定値を記憶する設定速度記憶手段と前記PTO変速段の
    設定値を記憶するPTO設定記憶手段を有し、それぞれ
    変更後の設定値を記憶可能に構成したことを特徴とする
    請求項2記載の作業車両のスイッチ操作。
  5. 【請求項5】 前記設定速度記憶手段及びPTO設定記
    憶手段は、設定値変更後においても設定値変更前の初期
    値を呼び戻すことを可能としたことを特徴とする請求項
    4記載の作業車両のスイッチ操作。
  6. 【請求項6】 作業モード・非作業モードを選択可能な
    モードスイッチを設け、該モードスイッチの選択により
    走行速度とPTO回転数が決定されるよう構成した作業
    車両において、該モードスイッチを操作する操作ユニッ
    トを運転席近傍に設けたことを特徴とする作業車両のス
    イッチ操作。
  7. 【請求項7】 前記モードスイッチによる操作状態を表
    示する表示パネルを運転席近傍に設けたことを特徴とす
    る請求項6記載の作業車両のスイッチ操作。
  8. 【請求項8】 前記操作ユニットに設定値変更用の隠し
    スイッチを設けたことを特徴とする請求項6記載の作業
    車両のスイッチ操作。
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