JP2001180362A - 飲料容器のための保持装置 - Google Patents

飲料容器のための保持装置

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JP2001180362A
JP2001180362A JP2000344185A JP2000344185A JP2001180362A JP 2001180362 A JP2001180362 A JP 2001180362A JP 2000344185 A JP2000344185 A JP 2000344185A JP 2000344185 A JP2000344185 A JP 2000344185A JP 2001180362 A JP2001180362 A JP 2001180362A
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Thorsten Bieck
ビーク トルステン
Hans-Peter Stoll
シュトル ハンス−ペーター
Gunter Breyer
ブライヤー グンター
Jochen Bollaender
ボレンダー ヨッヘン
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Fischerwerke Artur Fischer GmbH and Co KG
Artur Fischer GmbH
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Fischerwerke Artur Fischer GmbH and Co KG
Artur Fischer GmbH
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    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
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    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 傾斜した面内で摺動可能なスライダ14
を備えた保持装置10が、押し込まれた位置から引き出
された位置へ摺動案内によって抽斗状に摺動可能に案内
されたスライダ14と、飲料容器を挿入するための挿入
開口24を有していて上向きに旋回可能にスライダ14
に取付けられた保持エレメント22と、案内32,34
を介して下向きにかつスライダ14に対して角を成して
運動するようにスライダ14に案内されていて、保持エ
レメント22の挿入開口24内に挿入された飲料容器を
載せることのできる載せ皿30と、保持エレメント22
の上向きの旋回時に載せ皿を下向きに運動せしめる伝動
機構36とを有している。 【効果】 保持装置が偏平な構造で形成可能であるた
め、例えば自動車のダッシュボード内の取付けスペース
がわずかであると共に、保持装置の使用位置で飲料容器
が傾倒から安全に保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傾斜した取付けで例
えば自動車のダッシュボード内に設けられた、例えば飲
料缶、グラスまたはカップなどのような飲料容器のため
の保持装置に関する。傾斜した取付けというのは、保持
装置が仮想の傾斜平面上に、要するに水平面に対して角
度を成して取付けられることを意味する。
【0002】
【従来の技術】保持装置装置はスライダを有しており、
このスライダは押し込まれた位置から引き出された位置
へ摺動案内によって抽斗状に摺動可能に案内されてい
る。引き出された位置では飲料容器を保持装置内へ挿入
することができる。スライダは摺動案内によって傾斜し
た斜めの平面内で摺動可能に案内されている。スライダ
には、飲料容器を挿入するための挿入開口を備えた保持
エレメントが例えば旋回ジョイントを介して取付けられ
ている。この保持エレメントはスライダから上向きに例
えばほぼ水平な位置へ旋回させられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、保持
装置が偏平に形成されると共に、傾斜した取付けにもか
かわらず、保持装置が、挿入された飲料容器を少なくと
もほぼ垂直に起立させて保持するように上述した形式の
保持装置を形成することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、傾斜させた取付けで自
動車内に設けられた、飲料容器のための保持装置におい
て、押し込まれた位置から引き出された位置へ摺動案内
によって抽斗状に摺動可能に案内されたスライダと、飲
料容器を挿入するための挿入開口を有していて上向きに
旋回可能にスライダに取付けられた保持エレメントと、
案内を介して下向きにかつスライダに対して角度を成し
て運動するようにスライダに案内されていて、保持エレ
メントの挿入開口内に挿入された飲料容器を載せること
のできる載せ皿と、保持エレメントの上向きの旋回時に
載せ皿を下向きに運動せしめる伝動機構とを有している
ことによって解決される。
【0005】要するに、本発明による保持装置は有利に
は偏平な構成部分として形成された載せ皿を有してお
り、この載せ皿が案内によって下向きに運動可能に保持
装置のスライダに案内されている。案内としては例えば
レバー案内機構または旋回案内機構が考慮される。この
案内機構によって載せ皿は下方への運動時に保持エレメ
ントから下方へ間隔を置いたほぼ水平な位置にもたらさ
れる。保持エレメントの挿入開口内に挿入された飲料容
器がこの載せ皿上に載せられる。載せ皿上に載せられた
飲料容器は保持装置が斜めに取付けられているにもかか
わらず少なくともほぼ垂直に起立して保持される。上向
きに旋回した保持エレメントと、下向きに運動した載せ
皿との間の垂直方向の間隔によって、飲料容器は保持エ
レメントによって十分な高さにわたり側方で支持され、
これにより、飲料容器は自動車の走行中の傾倒に対して
安全に保たれる。
【0006】さらに、本発明による保持装置は伝動機
構、特にレバー伝動機構を有しており、このレバー伝動
機構は載せ皿を保持エレメントに結合させていると共
に、保持エレメントが上向きに旋回する際に載せ皿を下
向きに運動せしめる。この伝動機構は要するに保持エレ
メントによって駆動されて載せ皿を駆動する。要するに
載せ皿の運動は保持エレメントから導出される。
【0007】
【発明の効果】本発明による保持装置の有する利点は、
保持装置が偏平な構造で形成可能であり、それゆえ、例
えば自動車のダッシュボード内の取付けスペースがわず
かであることにある。本発明の別の利点は、保持装置が
例えばダッシュボードの傾斜位置に適合して傾斜して取
付けられることができ、それにもかかわらず、挿入され
た飲料容器が垂直に起立して、しかも傾倒に対して安全
に保持されることにある。
【0008】本発明の1構成によれば、保持装置が、保
持エレメントをその上向きに旋回した位置で(不慮の)
押し下げに対してロックするロック機構を有している。
例えば、載せ皿を保持エレメントに結合せしめている伝
動機構そのものが、保持エレメントをその上向きに旋回
した位置で保持エレメントの押し下げによる運動に対し
てロックするロック機構として形成されることができ
る。ロック解除は例えば引き出された位置から押し込ま
れた位置へ向かってスライダを摺動せしめることにより
行われる。
【0009】本発明のさらに別の1構成では、載せ皿
が、自動車の走行中に保持装置内に挿入された飲料容器
から万一溢れた液体を捕集する溢れ液受け皿を有してい
る。載せ皿自体が溢れ液受け皿として形成されていても
よく、または例えば溢れ液受け皿が取り出し可能に載せ
皿内に挿入されていてもよい。
【0010】本発明のさらに別の1構成では、保持装置
が載せ皿のための旋回部材を有しており、この旋回部材
によって載せ皿が下向きに運動可能かつ旋回可能にスラ
イダに取付けられている。下向きの運動可能性および旋
回可能性は例えば旋回レバー伝動機構によって得られ
る。さらに下方への載せ皿の旋回可能性および運動可能
性は、旋回部材が載せ皿の後方領域内に、または載せ皿
との固定的な結合手段を介して載せ皿の後方に旋回軸線
を有していることによって得られる。
【0011】本発明の有利な1構成では、保持装置が、
保持エレメントを上向きに旋回せしめ、かつこれにより
伝動機構を介して載せ皿を下向きに運動せしめる少なく
とも1つのばねエレメントを有している。このばねエレ
メントは押し込まれた位置から引き出された位置へのス
ライダの摺動時に保持エレメントを上向きに、かつ載せ
皿を下向きに運動せしめる。要するに、保持装置は引き
出された位置へのスライダの摺動によって自動的に使用
位置に達し、この使用位置で飲料容器が保持装置内へ挿
入可能である。引き出された位置へスライダを摺動せし
める他にはなんらハンドグリップは不要であり、その
際、引き出された位置へのスライダの摺動は同様にばね
操作で行われ、その結果、本発明による保持装置を飲料
容器を挿入することのできる使用位置にもたらすには、
ロック装置を簡単に解除すれば足りる。このばねエレメ
ントは、直接的に保持エレメントに、または間接的に例
えば載せ皿を介して、または載せ皿を保持エレメントに
結合せしめている伝動機構を介して保持エレメントに係
合することができる。保持装置の種々の部分に係合する
複数のばねエレメントを使用することもできる。
【0012】本発明の有利な1構成では保持装置が、引
き出された位置から押し込まれた位置へのスライダの摺
動時に保持エレメントを下向きにスライダへ向けて旋回
せしめる戻し装置を保持エレメントのために有してい
る。伝動機構を介して保持エレメントが下向きに旋回す
ることで載せ皿が上向きにスライダへ運動し、従って、
スライダは保持エレメントおよび載せ皿と一緒に例えば
ダッシュボードの狭い開口を通して摺動可能である。こ
の戻し装置を介して保持エレメントの下向きの旋回と載
せ皿の上向きの運動とがスライダの摺動によって自動的
に行われるため、保持エレメントは押し込まれた位置へ
のスライダの摺動に先立って下向きに旋回させられる必
要はない。有利にはこの戻し装置は、保持エレメントを
その上向きに旋回した位置で押し下げに対してロックす
るロック機構をも、この種のロック機構が存在する限り
においてロック解除する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図示の実施例につき本発明
を詳細に説明する。
【0014】図面に示した本発明による保持装置10は
自動車の図示されていない例えばダッシュボード内に斜
めに取付けられる。図面には保持装置10の使用位置が
示されており、この使用位置では、図示されていない飲
料容器、例えば飲料缶、グラスまたはカップを保持装置
10内へ挿入することができ、かつこの保持装置10に
よって確実に傾倒から保護される。保持装置10は傾斜
して、要するに仮想の水平面に対して角度を成す仮想の
傾斜平面内に取付けられている。保持装置10のこの取
付け位置は図2にから看取される。
【0015】保持装置10は前側で開いた偏平なケーシ
ング12を有しており、このケーシング内には抽斗の形
式のスライダ14が摺動可能に案内されている。ケーシ
ング12はスライダ14のための摺動案内を形成してい
る。スライダ14はケーシング12内に押し込まれた図
示されていない位置から、ケーシング12から引き出さ
れた図示の位置へ摺動可能にケーシング内で案内されて
いる。図面では見えないが、スライダ14の背面にはロ
ールばね(引張ばね)が配置されており、その繰り出し
可能な自由端がケーシングの前側の近くでケーシングの
底部に取付けられており、このロールばねがスライダ1
4を図示の実線で示された位置へ摺動せしめる。この摺
動運動は、スライダ14の上側に挿入されていてその歯
車でケーシング12の歯付きラック18と噛み合う回転
式緩衝エレメント16によって緩衝される。スライダ1
4はケーシング12内へ押し込まれた位置で自体公知の
プッシュ・プッシュ式ロック装置またはハートカム式ロ
ック装置20によって保持される。このロック装置はケ
ーシング内に挿入されているスライダ14をケーシング
12内へ短い距離だけ押込むことによってロック解除さ
れる。ロック装置20のロック解除の後に、すでに述べ
たロールばねがスライダ14をケーシング12から引き
出された図示の位置へ摺動せしめる。
【0016】スライダ14には平面図でほぼ正方形の保
持エレメント22が配置されており、この保持エレメン
ト22は、図示されていない飲料容器を挿入するための
円形の挿入開口24を備えている。この保持エレメント
22は旋回ジョイント26によって上向きに旋回可能に
スライダ14に取り付けられている。この旋回ジョイン
ト26はピン・孔旋回ジョイントとして形成されてお
り、かつスライダ14もしくは保持エレメント22の前
端の近くに配置されている。保持エレメント22はこの
旋回ジョイントを中心として、スライダ14上に平に載
せられた図示されていない位置から、上向きに旋回され
た図示の位置へ旋回可能である。保持エレメント22が
スライダ14上に載せられた図示されていない位置で
は、スライダ14は保持エレメント22と一緒にケーシ
ング12内へ挿入可能である。保持エレメント22は上
向きに旋回された位置ではほぼ水平な位置を占める。
【0017】挿入開口24内には公知形式でばね負荷さ
れた補償フラップ28が配置されており、図示されてい
ない飲料容器を保持エレメント22の挿入開口24内に
挿入する際に、この補償フラップが下方と側方とへ押圧
されて、挿入された飲料容器を挿入開口24の反対側に
圧着せしめる。この補償フラップ28によって、本発明
による保持装置10は自動的に種々の直径を有する飲料
容器に適合する。
【0018】スライダ14内には上向きに突出した環状
の縁を備えたデイスク状の載せ皿30が配置されてい
る。この載せ皿30はその上方に突出した環状の縁によ
って、挿入されている飲料容器からこぼれ落ちた液体の
ための受け皿を形成している。載せ皿30はその後ろ側
に一体に成形された剛性的な突出部32(図2)を有し
ており、この突出部は載せ皿30から後方へ斜め上向き
に突出している。突出部32の後方の端部に設けたピン
・孔旋回ジョイント34(図4)を介して載せ皿30は
本発明による保持装置10のスライダ14に結合されて
いる。突出部32の延びと、スライダ14との結合のた
めのピン・孔旋回ジョイント34とが図4に破線で示さ
れている。突出部32はピン・孔旋回ジョイント34と
共に載せ皿30のための旋回部材を形成しており、この
旋回部材によって載せ皿30はスライダ14内に位置す
る図示されていない位置から図示の位置へ下向きに旋回
かつ運動可能である。ピン・孔旋回ジョイント34によ
って規定される旋回軸線は載せ皿30の後方に位置して
いる。載せ皿30の下向きの運動時に載せ皿30はピン
・孔旋回ジョイント34を中心とする旋回によって、斜
めの平面内に配置された摺動可能なスライダに対して角
度を成すほぼ水平な位置に達する。
【0019】保持エレメント22および載せ皿30はレ
バー伝動機構として形成された伝動機構を介して互いに
結合されている。レバー伝動機構はレバー36を有して
おり、このレバーはほぼその中央でピン・孔旋回ジョイ
ント38(図4)を介して旋回可能にスライダ14に結
合されている。レバー36は一端の両側に長穴40を有
しており、この長穴内に保持エレメント22の旋回ほぞ
42が係合している。このことにより、レバー36は旋
回可能かつ摺動可能に保持エレメント22に結合されて
いる。レバー36はその他端のそれぞれの側に側方に突
出した1つのほぞ44を有しており、このほぞは載せ皿
30の上向きに突出した環状の縁に設けた長穴46内に
係合している。レバー36はこのほぞ44と長穴46と
を介して旋回可能かつ摺動可能に載せ皿30に結合され
ている。レバー36は載せ皿30を運動可能に保持エレ
メント22に結合せしめている。保持エレメント22が
上向きに図示の位置へ旋回すると、レバー36は運動し
て載せ皿30を、スライダ14内に位置する位置から下
向きにほぼ水平な位置へ旋回せしめる。下向きに旋回し
たこの位置で、保持エレメント22に設けた挿入開口2
4内へ挿入された飲料容器は載せ皿30上に載着され
る。
【0020】本発明による保持装置10は戻し装置を有
しており、この戻し装置はケーシング12内へスライダ
14を押し込んだ際に、保持エレメント22を、スライ
ダ14上に載着された位置へ下向きに旋回せしめる。戻
し装置は戻しレバー48を有しており、この戻しレバー
はその後端部でピン・孔旋回ジョイント50を介して旋
回可能にスライダ14の後端部の領域内に支承されてい
る。戻しレバー48はその前端部に側方へ突出したほぞ
52を有しており、このほぞは載せ皿30を保持エレメ
ント22に結合せしめているレバー36に設けた屈曲し
て延びる長穴54内に係合している。本発明による保持
装置10は戻しレバー48を介して間接的に保持エレメ
ント22を図示の位置へ押し上げるばねエレメント56
を有している。このばねエレメント56は図示の実施例
ではトーションコイルばねとして形成されており、この
ばねは、戻しレバー48をスライダ14に結合させてい
るほぞ50上に載着されていて、その一方の脚でスライ
ダ14の底部に支持されており、かつその他方の脚で戻
しレバー48に係合していて、この戻しレバー48を上
向きに押圧している。ケーシング12からスライダ14
が引き出された際に、ばねエレメント56は戻しレバー
48を上向きに旋回せしめる。その際、戻しレバー48
は、載せ皿30を運動可能に保持エレメント22に結合
せしめているレバー36を介して保持エレメント22を
上向きに旋回せしめ、かつ同時に載せ皿30を図示の位
置へ下向きに運動かつ旋回せしめる。
【0021】戻しのために戻しレバー48は両側に側方
へ突出した戻しほぞ58を有しており、この戻しほぞは
スライダ14のスリット60を側方向へ貫通している。
戻しほぞ58は保持装置10のケーシング12の側壁の
内面に設けられた溝62内に摺動可能に案内されてい
る。溝62は、載せ皿30の突出部32、戻しレバー4
8およびばねエレメント56を示す破線から区別するこ
とができるように図4に破線で示されている。溝62は
ケーシング12の縦方向に、要するにスライダ14の摺
動方向に延びている。溝62はケーシング12の前側の
ところではケーシングの開口へ向かって傾斜面64を形
成しつつ斜め上方へ拡張されている。ケーシング12内
へスライダ14を押し込んだ際に、戻しレバー48の戻
しほぞ58がまず始めに溝62の傾斜面64に沿って滑
動する。これにより、戻しほぞ48およびこれと一緒に
戻しレバー48はばねエレメント56の力に抗して下向
きに押圧される。その際、戻しレバー48は、載せ皿3
0を保持エレメント22に結合させているレバー36を
介して、保持エレメント22をスライダ14上に載せら
れる位置へ下向きに旋回せしめると共に、載せ皿30を
スライダ14内に位置する位置へ上向きに旋回せしめ、
その結果、スライダ14は保持エレメント22および載
せ皿30と一緒にケーシング12内へ押し込まれること
ができる。
【0022】戻しレバー48と、載せ皿30を保持エレ
メント22に結合させているレバー36とは、保持エレ
メント22をその上向きに旋回された位置での押し下げ
に対してロックするロック機構を形成している。図面に
示したような戻しレバー48の上向きの旋回時並びに保
持エレメント22の上向きの旋回時に戻しレバー48の
ほぞ52が係合する、レバー36の長穴54の端部は、
戻しレバー48を旋回可能にスライダ14に結合させて
いるほぞ50に対して接線方向に延びている。長穴54
のこの延びによって、レバー36は図示の位置において
レバー36に作用するモーメントによる不慮の旋回に対
してロックされる。このことにより、レバー36は、保
持エレメント22の上向きに旋回された位置において保
持エレメント22へ上方から作用する圧力による保持エ
レメント22の押し下げに対して保持エレメントをロッ
クする。保持エレメント22は、ケーシング12内へス
ライダ14が押し込まれる際に傾斜面64によって戻し
レバー48の戻しほぞ58を介して戻しレバー48に作
用する下向きの圧力によって下向きに旋回可能である。
このことにより下向きに旋回する戻しレバー48は、載
せ皿30を保持エレメント22に結合せしめているレバ
ー36と、このレバーを介して保持エレメント22とを
下向きに、かつ同時に載せ皿30を上向きに旋回せしめ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保持装置を使用位置で示す斜視図
である。
【図2】図1に示した保持装置の側面図である。
【図3】図1に示した保持装置の平面図である。
【図4】図2に示した保持装置の隠された保持装置部分
を破線で示す図である。
【符号の説明】
10 保持装置、 12 ケーシング、 14 スライ
ダ、 回転式緩衝エレメント、 18 歯付きラック、
20 プッシュ・プッシュ式ロック装置またはハート
カムロック装置、 22 保持エレメント、 24 挿
入開口、 26旋回ジョイント、 28 補償フラッ
プ、 30 載せ皿、 32 突出部、34 ピン・孔
旋回ジョイント、 36 レバー、 38 ピン・孔旋
回ジョイント、 40 長穴、 42 旋回ほぞ、 4
4 ほぞ、 46 長穴、 48 戻しレバー、 5
0,52 ほぞ、 54 長穴、 56 ばねエレメン
ト、 58 戻しほぞ、 60 スリット、 62
溝、 64 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルステン ビーク ドイツ連邦共和国 ヴアルトアツハタール シェレンベルクシュトラーセ 4 (72)発明者 ハンス−ペーター シュトル ドイツ連邦共和国 ドルンシュテッテン ヘルトヴァーゼンシュトラーセ 12 (72)発明者 グンター ブライヤー ドイツ連邦共和国 エッティング ポルシ ェシュトラーセ 3 (72)発明者 ヨッヘン ボレンダー ドイツ連邦共和国 インゴルシュタット クザヌスシュトラーセ 39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した取付けで自動車内に設けられ
    た、飲料容器のための保持装置において、押し込まれた
    位置から引き出された位置へ摺動案内によって抽斗状に
    摺動可能に案内されたスライダ(14)と、飲料容器を
    挿入するための挿入開口(24)を有していて上向きに
    旋回可能にスライダ(14)に取付けられた保持エレメ
    ント(22)と、案内(32,34)を介して下向きに
    かつスライダ(14)に対して角を成して運動するよう
    にスライダ(14)に案内されていて、保持エレメント
    (22)の挿入開口(24)内に挿入された飲料容器を
    載せることのできる載せ皿(30)と、保持エレメント
    (22)の上向きの旋回時に載せ皿(30)を下向きに
    運動せしめる伝動機構(36)とを有していることを特
    徴とする飲料容器のための保持装置。
  2. 【請求項2】 保持エレメント(22)を、上方へ旋回
    した位置で押し下げに対してロックするロック機構(3
    6,48,52,54)が設けられている請求項1記載
    の保持装置。
  3. 【請求項3】 載せ皿(30)が溢れ液受け皿を有して
    いる請求項1記載の保持装置。
  4. 【請求項4】 旋回ジョイントが設けられており、この
    旋回ジョイントによって保持エレメント(22)が上向
    きに旋回可能にスライダ(14)に取付けられており、
    かつ、この旋回ジョイント(26)が引き出し方向で見
    てスライダ(14)もしくし保持エレメント(22)の
    前方の領域内に配置されている請求項1記載の保持装
    置。
  5. 【請求項5】 載せ皿(30)のための案内として旋回
    部材(32,34)が設けられており、この旋回部材に
    よって載せ皿(30)が下向きに旋回可能にスライダ
    (14)に取付けられている請求項1記載の保持装置。
  6. 【請求項6】 旋回部材(32,34)が、引き出し方
    向で見て載せ皿(30)の後方領域内または後方に位置
    する1つの旋回軸線を有している請求項5記載の保持装
    置。
  7. 【請求項7】 載せ皿(30)を運動可能に保持エレメ
    ント(22)に結合せしめていると共に保持エレメント
    (22)の上向き旋回時に載せ皿(30)を下向きに運
    動せしめるレバー伝動機構(36)が設けられている請
    求項1記載の保持装置。
  8. 【請求項8】 間接的にまたは直接的に保持エレメント
    (22)に係合していて保持エレメント(22)を上向
    きに押圧する少なくとも1つのばねエレメント(56)
    が設けられている請求項1記載の保持装置。
  9. 【請求項9】 引き出された位置から押し込まれた位置
    へスライダ(14)を摺動せしめる際に保持エレメント
    (22)を下向きに旋回せしめる戻し装置(48,5
    8,64)が設けられている請求項1記載の保持装置。
  10. 【請求項10】 戻し装置(48,58,64)が、ス
    ライダ(14)に旋回可能に取付けられていて間接的ま
    たは直接的に保持エレメント(22)に係合している戻
    しレバー(48)を有しており、この戻しレバーが、引
    き出された位置から押し込まれた位置へのスライダ(1
    4)の摺動時に保持エレメント(22)を下向きに旋回
    せしめる請求項9記載の保持装置。
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