JP2001180020A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、印刷時に発生する記録用紙のカー
ルを小さくすることが可能なサーマルプリンタを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 記録用紙１に印刷中のサーマルヘッド９
のプラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の搬送方向
における前端部１ａ寄り、あるいは／及び後端部１ｂ寄
りの印刷時が、記録用紙１の搬送方向における中央部付
近の印刷時よりも弱くするようにしたので、印刷後の記
録用紙１に発生するカールを小さくすることができる。
ルを小さくすることが可能なサーマルプリンタを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 記録用紙１に印刷中のサーマルヘッド９
のプラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の搬送方向
における前端部１ａ寄り、あるいは／及び後端部１ｂ寄
りの印刷時が、記録用紙１の搬送方向における中央部付
近の印刷時よりも弱くするようにしたので、印刷後の記
録用紙１に発生するカールを小さくすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係わり、特に印刷中に記録用紙に発生するカールを小さ
くすることができるサーマルプリンタに関する。
係わり、特に印刷中に記録用紙に発生するカールを小さ
くすることができるサーマルプリンタに関する。
【０００２】従来のサーマルプリンタは、図３に示すよ
うに、給紙トレー２０内に複数枚の記録用紙２１が積層
された状態で収納されている。前記給紙トレー２０に収
納された最上部の記録用紙２１が、給紙ローラ２２の時
計回り方向の回転で、矢印Ａの用紙搬送方向に搬送可能
になっている。また、給紙ローラ２２の用紙搬送方向の
下流側には、送られてくる記録用紙２１を支持可能な平
板状のプラテン２３が配設されている。
うに、給紙トレー２０内に複数枚の記録用紙２１が積層
された状態で収納されている。前記給紙トレー２０に収
納された最上部の記録用紙２１が、給紙ローラ２２の時
計回り方向の回転で、矢印Ａの用紙搬送方向に搬送可能
になっている。また、給紙ローラ２２の用紙搬送方向の
下流側には、送られてくる記録用紙２１を支持可能な平
板状のプラテン２３が配設されている。
【０００３】前記プラテン２３と対向する図示上方に
は、プラテン２３に対してアップ・ダウン可能なサーマ
ルヘッド２４が配設されている。また、サーマルヘッド
２４の用紙搬送方向の下流側には、回転自在な紙送りロ
ーラ２５と圧接ローラ２６とが圧接状態で配設されてい
る。
は、プラテン２３に対してアップ・ダウン可能なサーマ
ルヘッド２４が配設されている。また、サーマルヘッド
２４の用紙搬送方向の下流側には、回転自在な紙送りロ
ーラ２５と圧接ローラ２６とが圧接状態で配設されてい
る。
【０００４】このような従来のサーマルプリンタによる
記録用紙２１への印刷動作は、まず、給紙ローラ２２に
弾性付勢されている給紙トレー２０内の最上部の記録用
紙２１を、ヘッドアップ状態にあるプラテン２３とサー
マルヘッド２４との間を通過させて、前端部を紙送りロ
ーラ２５まで搬送し、前端部を紙送りローラ２５と圧接
ローラ２６とで圧接狭持する。そして、記録用紙２１が
普通紙の場合だと、サーマルヘッド２４と記録用紙２１
との間には、インクリボン（図示せず）を配設するよう
になっている。
記録用紙２１への印刷動作は、まず、給紙ローラ２２に
弾性付勢されている給紙トレー２０内の最上部の記録用
紙２１を、ヘッドアップ状態にあるプラテン２３とサー
マルヘッド２４との間を通過させて、前端部を紙送りロ
ーラ２５まで搬送し、前端部を紙送りローラ２５と圧接
ローラ２６とで圧接狭持する。そして、記録用紙２１が
普通紙の場合だと、サーマルヘッド２４と記録用紙２１
との間には、インクリボン（図示せず）を配設するよう
になっている。
【０００５】そして、サーマルヘッド２４をヘッドダウ
ンさせて、サーマルヘッド２４の複数の発熱素子（図示
せず）を発熱させると共に、紙送りローラを図示時計回
り方向に回転させると、記録用紙２１にインクリボン
（図示せず）のインクが熱転写されて所望の画像が印刷
される。そして、印刷後の記録用紙２１は、矢印Ｃの方
向に排紙される。
ンさせて、サーマルヘッド２４の複数の発熱素子（図示
せず）を発熱させると共に、紙送りローラを図示時計回
り方向に回転させると、記録用紙２１にインクリボン
（図示せず）のインクが熱転写されて所望の画像が印刷
される。そして、印刷後の記録用紙２１は、矢印Ｃの方
向に排紙される。
【０００６】このようなサーマルプリンタは、サーマル
ヘッド２４のプラテンに対する圧接圧を強くする、ある
いはサーマルヘッド２４の発熱素子に印加する発熱エネ
ルギーを大きくすることにより、インクリボンのインク
を確実に転写して、記録用紙２１に印刷する画像の品質
を向上させることができる。
ヘッド２４のプラテンに対する圧接圧を強くする、ある
いはサーマルヘッド２４の発熱素子に印加する発熱エネ
ルギーを大きくすることにより、インクリボンのインク
を確実に転写して、記録用紙２１に印刷する画像の品質
を向上させることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のサーマルプリンタで、印刷中のサーマルヘッド
２４のプラテンに対する圧接圧を強く、あるいはサーマ
ルヘッド２４の発熱素子に印加する発熱エネルギーを大
きくすることにより、サーマルヘッド２４が接する側の
記録用紙２１にダメージが加わり、図４に示すように、
印刷後の記録用紙２１に矢印方向に反るようなカールが
発生する。このカールは、特に、記録用紙２１の隅部に
大きく発生し、図４に示す隅部のカールの寸法Ｄは略８
ｍｍ程度と大きくなることがあった。
な従来のサーマルプリンタで、印刷中のサーマルヘッド
２４のプラテンに対する圧接圧を強く、あるいはサーマ
ルヘッド２４の発熱素子に印加する発熱エネルギーを大
きくすることにより、サーマルヘッド２４が接する側の
記録用紙２１にダメージが加わり、図４に示すように、
印刷後の記録用紙２１に矢印方向に反るようなカールが
発生する。このカールは、特に、記録用紙２１の隅部に
大きく発生し、図４に示す隅部のカールの寸法Ｄは略８
ｍｍ程度と大きくなることがあった。
【０００８】このような印刷後の記録用紙２１に、寸法
Ｄの大きなカールが発生すると、サーマルプリンタから
外部に排出された印刷後の記録用紙２１が不揃いとな
り、例えばカールが発生した複数枚の記録用紙２１を、
まとめて綴じようとしたときに、きれいに綴じられない
という問題があった。本発明は、前述したような問題点
に鑑みてなされたもので、印刷時に発生する記録用紙の
カールを小さくすることが可能なサーマルプリンタを提
供することを目的とする。
Ｄの大きなカールが発生すると、サーマルプリンタから
外部に排出された印刷後の記録用紙２１が不揃いとな
り、例えばカールが発生した複数枚の記録用紙２１を、
まとめて綴じようとしたときに、きれいに綴じられない
という問題があった。本発明は、前述したような問題点
に鑑みてなされたもので、印刷時に発生する記録用紙の
カールを小さくすることが可能なサーマルプリンタを提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第１の解決手段として本発明のサーマルプリンタは、
記録用紙に印刷可能なサーマルヘッドと、このサーマル
ヘッドを圧接可能なプラテンとを備え、前記サーマルヘ
ッドで前記記録用紙に印刷中の前記サーマルヘッドの前
記プラテンに対する圧接圧は、前記記録用紙の搬送方向
における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷
時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印
刷時よりも弱くした構成とした。
の第１の解決手段として本発明のサーマルプリンタは、
記録用紙に印刷可能なサーマルヘッドと、このサーマル
ヘッドを圧接可能なプラテンとを備え、前記サーマルヘ
ッドで前記記録用紙に印刷中の前記サーマルヘッドの前
記プラテンに対する圧接圧は、前記記録用紙の搬送方向
における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷
時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印
刷時よりも弱くした構成とした。
【００１０】また、前記課題を解決するための第２の解
決手段として、前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子
を有し、前記サーマルヘッドで前記記録用紙に印刷中の
前記発熱素子に印加する発熱エネルギーは、前記記録用
紙の搬送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端
部寄りの印刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中
央部付近の印刷時よりも小さくした構成とした。
決手段として、前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子
を有し、前記サーマルヘッドで前記記録用紙に印刷中の
前記発熱素子に印加する発熱エネルギーは、前記記録用
紙の搬送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端
部寄りの印刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中
央部付近の印刷時よりも小さくした構成とした。
【００１１】また、前記課題を解決するための第３の解
決手段として、前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも遅くした構成とした。
決手段として、前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも遅くした構成とした。
【００１２】また、前記課題を解決するための第４の解
決手段として、記録用紙に印刷可能なサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを圧接可能なプラテンとを備
え、前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子を有し、前
記サーマルヘッドで前記記録用紙に印刷中の前記発熱素
子に印加する発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも小さくした構成とした。
決手段として、記録用紙に印刷可能なサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを圧接可能なプラテンとを備
え、前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子を有し、前
記サーマルヘッドで前記記録用紙に印刷中の前記発熱素
子に印加する発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも小さくした構成とした。
【００１３】また、前記課題を解決するための第５の解
決手段として、前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の中搬送方向における央部付近の
印刷時よりも遅くした構成とした。
決手段として、前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の中搬送方向における央部付近の
印刷時よりも遅くした構成とした。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明のサーマルプリンタ
を、図１、２に基づいて説明すると、まず、図１に示す
下方側には、給紙部（図示せず）が配設され、この給紙
部には、例えばＡ４サイズ等の記録用紙１が複数枚収納
可能になっている。前記記録用紙１は、図２に示すよう
なカット紙からなり、矢印Ｅの搬送方向における前端部
１ａ寄りから、後端部１ｂ寄りに掛けて、例えば複数の
印刷行１ｃからなる画像を印刷可能になっている。この
ような記録用紙１は、給紙部（図示せず）から図１に示
す印刷手段２に搬送可能になっている。前記印刷手段２
は、記録用紙１の幅寸法より幅広の、ゴム等からなる平
板状のプラテン３が配設され、このプラテン３は、図示
しない金属板に接着剤等で取り付けられている。
を、図１、２に基づいて説明すると、まず、図１に示す
下方側には、給紙部（図示せず）が配設され、この給紙
部には、例えばＡ４サイズ等の記録用紙１が複数枚収納
可能になっている。前記記録用紙１は、図２に示すよう
なカット紙からなり、矢印Ｅの搬送方向における前端部
１ａ寄りから、後端部１ｂ寄りに掛けて、例えば複数の
印刷行１ｃからなる画像を印刷可能になっている。この
ような記録用紙１は、給紙部（図示せず）から図１に示
す印刷手段２に搬送可能になっている。前記印刷手段２
は、記録用紙１の幅寸法より幅広の、ゴム等からなる平
板状のプラテン３が配設され、このプラテン３は、図示
しない金属板に接着剤等で取り付けられている。
【００１５】前記プラテン３は、表面に平坦状の印字面
３ａが形成され、この印字面３ａが略垂直になるように
配設されている。また、プラテン３の下方には、回転可
能なゴム等からなる紙送りローラ４が、回転軸４ａに複
数個所定の間隔で取り付けられて配設されている。前記
複数の紙送りローラ４には、それぞれ圧接ローラ５が独
立して圧接されており、この圧接ローラ５は送りローラ
５の回転に追従して回転可能になっている。
３ａが形成され、この印字面３ａが略垂直になるように
配設されている。また、プラテン３の下方には、回転可
能なゴム等からなる紙送りローラ４が、回転軸４ａに複
数個所定の間隔で取り付けられて配設されている。前記
複数の紙送りローラ４には、それぞれ圧接ローラ５が独
立して圧接されており、この圧接ローラ５は送りローラ
５の回転に追従して回転可能になっている。
【００１６】そして、送りローラ４と圧接ローラ５とに
より、図示下方の給紙部（図示せず）から搬送されてく
る記録用紙１を圧接狭持し、紙送りローラ４を回転させ
ることにより、記録用紙１を紙送りローラ４の下流側の
プラテン３に搬送可能になっている。
より、図示下方の給紙部（図示せず）から搬送されてく
る記録用紙１を圧接狭持し、紙送りローラ４を回転させ
ることにより、記録用紙１を紙送りローラ４の下流側の
プラテン３に搬送可能になっている。
【００１７】また、プラテン３と対向する側には、プラ
テン３の長手方向に沿って往復移動可能なキャリッジ６
が配設されている。このキャリッジ６は、棒状のガイド
シャフト７に軸支されると共に、一対の駆動プーリ（図
示せず）に巻回された適宜な駆動ベルト８が張架されて
いる。そして、ステッピングモータ（図示せず）等によ
り前記駆動プリーを駆動させると、キャリッジ６が、プ
ラテン３に沿って往復動移動するようになっている。こ
のキャリッジ６の移動速度は、前記ステッピングモータ
等の回転数を可変することにより変速可能になってい
る。前記キャリッジ６の上面には平坦状のカセット装着
面６ａが形成され、このカセット装着面６ａの中央部付
近には、相互に所定間隔を隔てて、一対の回転可能なボ
ビン６ｂ、６ｂが上方に突出形成されている。
テン３の長手方向に沿って往復移動可能なキャリッジ６
が配設されている。このキャリッジ６は、棒状のガイド
シャフト７に軸支されると共に、一対の駆動プーリ（図
示せず）に巻回された適宜な駆動ベルト８が張架されて
いる。そして、ステッピングモータ（図示せず）等によ
り前記駆動プリーを駆動させると、キャリッジ６が、プ
ラテン３に沿って往復動移動するようになっている。こ
のキャリッジ６の移動速度は、前記ステッピングモータ
等の回転数を可変することにより変速可能になってい
る。前記キャリッジ６の上面には平坦状のカセット装着
面６ａが形成され、このカセット装着面６ａの中央部付
近には、相互に所定間隔を隔てて、一対の回転可能なボ
ビン６ｂ、６ｂが上方に突出形成されている。
【００１８】また、キャリッジ６のプラテン３と対向す
る側には、サーマルヘッド９がプラテン３に対して圧接
可能に取り付けられている。前記サーマルヘッド９は複
数の発熱素子（図示せず）を有し、この発熱素子は、制
御部（図示せず）からの印刷情報に基づいて、選択的に
発熱エネルギー、例えば電流が印加されて、選択的に発
熱可能になっている。前記発熱素子に印加される発熱エ
ネルギーの大小を切り換えることで、発熱素子の発熱温
度を制御できるようになっている。
る側には、サーマルヘッド９がプラテン３に対して圧接
可能に取り付けられている。前記サーマルヘッド９は複
数の発熱素子（図示せず）を有し、この発熱素子は、制
御部（図示せず）からの印刷情報に基づいて、選択的に
発熱エネルギー、例えば電流が印加されて、選択的に発
熱可能になっている。前記発熱素子に印加される発熱エ
ネルギーの大小を切り換えることで、発熱素子の発熱温
度を制御できるようになっている。
【００１９】また、サーマルヘッド９は、図示しないバ
ネ部材によってプラテン３側に弾性付勢されており、こ
の状態で、回転可能なカム部材（図示せず）を回転させ
ることにより、サーマルヘッド９が、プラテン３に対し
てアップ、ダウン可能となっている。そして、印刷時の
サーマルヘッド９のプラテン３に対する圧接圧は、前記
カム部材の回転角を制御することにより、ヘッドダウン
時の前記バネ部材の圧縮量を異ならせて、プラテン３に
対するサーマルヘッド９の圧接圧を、少なくとも強弱２
段階に可変できるようになっている。また、キャリッジ
６の移動速度は、ステッピングモータ（図示せず）等の
回転数を可変することにより変速可能となっているの
で、キャリッジ６に搭載しているサーマルヘッド９の走
行速度も変速できるようになっている。
ネ部材によってプラテン３側に弾性付勢されており、こ
の状態で、回転可能なカム部材（図示せず）を回転させ
ることにより、サーマルヘッド９が、プラテン３に対し
てアップ、ダウン可能となっている。そして、印刷時の
サーマルヘッド９のプラテン３に対する圧接圧は、前記
カム部材の回転角を制御することにより、ヘッドダウン
時の前記バネ部材の圧縮量を異ならせて、プラテン３に
対するサーマルヘッド９の圧接圧を、少なくとも強弱２
段階に可変できるようになっている。また、キャリッジ
６の移動速度は、ステッピングモータ（図示せず）等の
回転数を可変することにより変速可能となっているの
で、キャリッジ６に搭載しているサーマルヘッド９の走
行速度も変速できるようになっている。
【００２０】また、キャリッジ６のカセット装着面６ａ
には、リボンカセット１０が装着可能になっており、こ
のリボンカセット１０は、キャリッジ６の一対のボビン
６ｂ、６ｂが係合可能な一対の孔状のリール１０ａ、１
０ａを有し、この一対のリール１０ａ、１０ａには、所
定の色の熱溶融性のインクを塗布したインクリボン１１
が巻回されている。このような印刷手段２は、プラテン
３、紙送りローラ４、圧接ローラ５、ガイドシャフト７
等の左右両端部が、それぞれ一対のフレーム（図示せ
ず）に取り付けられて、本発明のサーマルプリンタが構
成されている。
には、リボンカセット１０が装着可能になっており、こ
のリボンカセット１０は、キャリッジ６の一対のボビン
６ｂ、６ｂが係合可能な一対の孔状のリール１０ａ、１
０ａを有し、この一対のリール１０ａ、１０ａには、所
定の色の熱溶融性のインクを塗布したインクリボン１１
が巻回されている。このような印刷手段２は、プラテン
３、紙送りローラ４、圧接ローラ５、ガイドシャフト７
等の左右両端部が、それぞれ一対のフレーム（図示せ
ず）に取り付けられて、本発明のサーマルプリンタが構
成されている。
【００２１】このような本発明の熱転写プリンタによ
り、記録用紙１に所望の画像を印刷するには、まず、給
紙部（図示せず）に収納している最上部の記録用紙１を
印刷手段２に搬送する。この印刷手段２に送られてきた
記録用紙１は、その前端部１ａが紙送りローラ４と圧接
ローラ５とに圧接狭持される。そして、紙送りローラ４
を回転させることにより、記録用紙１はヘッドアップ状
態のサーマルヘッド９とプラテン３との間に搬送され
る。
り、記録用紙１に所望の画像を印刷するには、まず、給
紙部（図示せず）に収納している最上部の記録用紙１を
印刷手段２に搬送する。この印刷手段２に送られてきた
記録用紙１は、その前端部１ａが紙送りローラ４と圧接
ローラ５とに圧接狭持される。そして、紙送りローラ４
を回転させることにより、記録用紙１はヘッドアップ状
態のサーマルヘッド９とプラテン３との間に搬送され
る。
【００２２】次に、サーマルヘッド９をカム部材（図示
せず）によってヘッドダウンさせてプラテン３に圧接
し、印刷情報に基づいて発熱素子に所定の発熱エネルギ
ーを印加して、発熱素子を選択的に発熱させる。そし
て、キャリッジ６をプラテン３に沿って所定の走行速度
で走行させながら複数の印刷行１ｃを、例えば１行毎に
印刷すると共に、この１行印刷毎に、サーマルヘッド９
をヘッドアップさせ、キャリッジ６を初期位置に戻すと
共に、紙送りローラ４を回転させて改行動作を行いなが
ら、記録用紙１に複数の印刷行１ｃからなる画像を印刷
するようになっている。
せず）によってヘッドダウンさせてプラテン３に圧接
し、印刷情報に基づいて発熱素子に所定の発熱エネルギ
ーを印加して、発熱素子を選択的に発熱させる。そし
て、キャリッジ６をプラテン３に沿って所定の走行速度
で走行させながら複数の印刷行１ｃを、例えば１行毎に
印刷すると共に、この１行印刷毎に、サーマルヘッド９
をヘッドアップさせ、キャリッジ６を初期位置に戻すと
共に、紙送りローラ４を回転させて改行動作を行いなが
ら、記録用紙１に複数の印刷行１ｃからなる画像を印刷
するようになっている。
【００２３】前述のような、記録用紙１に複数の印刷行
１ｃからなる画像印刷時における、本発明のサーマルプ
リンタの第１の実施の形態を説明すると、サーマルヘッ
ド９のプラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の搬送
方向における前端部１ａ寄りの、例えば１〜２行の印刷
行１ｃを印刷時において、サーマルヘッドを弾性付勢す
るバネ部材（図示せず）の圧縮量を可変させ、サーマル
ヘッド９の圧接圧の弱い方を選択して印刷する。次に、
前端部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷が終わっ
て、３行目以降の、記録用紙１の搬送方向における中央
部付近の印刷行１ｃを印刷時は、前記バネ部材の圧縮量
の可変させて、サーマルヘッド９の圧接圧を、前記前端
部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷時より強くし
て印刷する。
１ｃからなる画像印刷時における、本発明のサーマルプ
リンタの第１の実施の形態を説明すると、サーマルヘッ
ド９のプラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の搬送
方向における前端部１ａ寄りの、例えば１〜２行の印刷
行１ｃを印刷時において、サーマルヘッドを弾性付勢す
るバネ部材（図示せず）の圧縮量を可変させ、サーマル
ヘッド９の圧接圧の弱い方を選択して印刷する。次に、
前端部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷が終わっ
て、３行目以降の、記録用紙１の搬送方向における中央
部付近の印刷行１ｃを印刷時は、前記バネ部材の圧縮量
の可変させて、サーマルヘッド９の圧接圧を、前記前端
部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷時より強くし
て印刷する。
【００２４】次に、記録用紙９の搬送方向における中央
部付近の印刷行１ｃの印刷が終了して、記録用紙１の搬
送方向における後端部１ｂ寄りの１〜２行の印刷行１ｃ
を印刷時は、記録用紙１の前記中央部付近の印刷行１ｃ
を印刷の圧接圧より余話期して印刷する。このときの圧
接圧は、前端部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷
を行うときと同じ圧接圧とする。そして、印刷終了後の
記録用紙１は、紙送りローラ４の回転によって、矢印Ｅ
の搬送方向に搬送されて印刷手段２から外部に排出され
る。即ち、本発明の第１の実施の形態において、サーマ
ルヘッド９で記録用紙１に印刷中のサーマルヘッド９の
プラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の矢印Ｅの搬
送方向における前端部１ａ寄り、及び後端部１ｂ寄りの
印刷時が、記録用紙９の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも弱くして印刷するようになっている。
部付近の印刷行１ｃの印刷が終了して、記録用紙１の搬
送方向における後端部１ｂ寄りの１〜２行の印刷行１ｃ
を印刷時は、記録用紙１の前記中央部付近の印刷行１ｃ
を印刷の圧接圧より余話期して印刷する。このときの圧
接圧は、前端部１ａ寄りの１〜２行の印刷行１ｃの印刷
を行うときと同じ圧接圧とする。そして、印刷終了後の
記録用紙１は、紙送りローラ４の回転によって、矢印Ｅ
の搬送方向に搬送されて印刷手段２から外部に排出され
る。即ち、本発明の第１の実施の形態において、サーマ
ルヘッド９で記録用紙１に印刷中のサーマルヘッド９の
プラテン３に対する圧接圧は、記録用紙１の矢印Ｅの搬
送方向における前端部１ａ寄り、及び後端部１ｂ寄りの
印刷時が、記録用紙９の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも弱くして印刷するようになっている。
【００２５】前述したような、本発明の第１の実施の形
態により、記録用紙１に複数行の印刷行１ｃからなる画
像を印刷することにより、前端部１ａ寄り、及び後端部
１ｂ寄りの記録用紙１に対するダメージを小さくするこ
とができる。そのために、従来例で説明したような、印
刷後の記録用紙１に発生するカールの寸法を略１ｍｍ以
下に小さく抑えることができる。また、本発明の第１の
実施の形態において、記録用紙１の前端部１ａ寄りだ
け、あるいは後端部１ｂ寄りだけを印刷時にサーマルヘ
ッド９の圧接圧を、記録用紙１の中央部付近を印刷時の
圧接圧より弱くしても良い。
態により、記録用紙１に複数行の印刷行１ｃからなる画
像を印刷することにより、前端部１ａ寄り、及び後端部
１ｂ寄りの記録用紙１に対するダメージを小さくするこ
とができる。そのために、従来例で説明したような、印
刷後の記録用紙１に発生するカールの寸法を略１ｍｍ以
下に小さく抑えることができる。また、本発明の第１の
実施の形態において、記録用紙１の前端部１ａ寄りだ
け、あるいは後端部１ｂ寄りだけを印刷時にサーマルヘ
ッド９の圧接圧を、記録用紙１の中央部付近を印刷時の
圧接圧より弱くしても良い。
【００２６】即ち、本発明の第１の実施の形態は、記録
用紙１に印刷中のサーマルヘッド９のプラテン３に対す
る圧接圧は、記録用紙１の矢印Ｅの搬送方向における前
端部１ａ寄り、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷時
が、記録用紙１の矢印Ｅの搬送方向における中央部付近
の印刷時よりも弱くしたものでも良い。
用紙１に印刷中のサーマルヘッド９のプラテン３に対す
る圧接圧は、記録用紙１の矢印Ｅの搬送方向における前
端部１ａ寄り、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷時
が、記録用紙１の矢印Ｅの搬送方向における中央部付近
の印刷時よりも弱くしたものでも良い。
【００２７】また、本発明の第２の実施の形態として、
印刷中のサーマルヘッド９の圧接圧を一定とし、記録用
紙１に印刷中の発熱素子（図示せず）に印加する発熱エ
ネルギーは、記録用紙１の搬送方向における前端部１
ａ、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷時が、記録用
紙１の搬送方向における中央部付近の印刷時よりも小さ
くするようにしても同様の効果を得ることができる。ま
た、更に第１の実施の形態の、サーマルヘッド９の圧接
圧を可変することと、第２の実施の形態の、サーマルヘ
ッド９の発熱素子に印加する発熱エネルギーを可変する
ことの両方を組み合わせて印刷することにより、更に記
録用ｃい１に発生するカールを小さくすることができ
る。
印刷中のサーマルヘッド９の圧接圧を一定とし、記録用
紙１に印刷中の発熱素子（図示せず）に印加する発熱エ
ネルギーは、記録用紙１の搬送方向における前端部１
ａ、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷時が、記録用
紙１の搬送方向における中央部付近の印刷時よりも小さ
くするようにしても同様の効果を得ることができる。ま
た、更に第１の実施の形態の、サーマルヘッド９の圧接
圧を可変することと、第２の実施の形態の、サーマルヘ
ッド９の発熱素子に印加する発熱エネルギーを可変する
ことの両方を組み合わせて印刷することにより、更に記
録用ｃい１に発生するカールを小さくすることができ
る。
【００２８】また、前述のような、第１の実施の形態、
あるいは第２の実施の形態で印刷した印刷画像は、前端
部１ａ、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷品質が低
下することがある。このような場合には、第１の実施の
形態、あるいは第２の実施の形態で印刷するのと同時
に、キャリッジ６を往復移動させるステッピングモータ
（図示せず）の回転数を可変して、前端部１ａ、あるい
は／及び後端部１ｂ寄りの印刷時の、サーマルヘッド９
の走行速度を遅くすることを組み合わせた第３の実施の
形態で印刷しても良い。
あるいは第２の実施の形態で印刷した印刷画像は、前端
部１ａ、あるいは／及び後端部１ｂ寄りの印刷品質が低
下することがある。このような場合には、第１の実施の
形態、あるいは第２の実施の形態で印刷するのと同時
に、キャリッジ６を往復移動させるステッピングモータ
（図示せず）の回転数を可変して、前端部１ａ、あるい
は／及び後端部１ｂ寄りの印刷時の、サーマルヘッド９
の走行速度を遅くすることを組み合わせた第３の実施の
形態で印刷しても良い。
【００２９】このような第１の実施の形態、あるいは第
２の実施の形態に、更に第３の実施の形態を加えること
により、印刷時の発熱素子への通電時間が長くなり、イ
ンクリボン１１のインクを確実に記録用紙１に転写し
て、印刷品質を向上させることができる。即ち、本発明
の第１の実施の形態、あるいは／及び本発明の第２の実
施の形態に、サーマルヘッド９の走行速度は、記録用紙
１の矢印Ｅの搬送方向における前端部１ａ、あるいは／
及び後端部１ｂ寄りの印刷時が、記録用紙１の搬送方向
における中央部付近の印刷時よりも遅くする第３の実施
の形態を組み合わせることにより、記録用紙１に発生す
るカールを小さくすることができると共に、高印刷品質
の画像を印刷することができる。
２の実施の形態に、更に第３の実施の形態を加えること
により、印刷時の発熱素子への通電時間が長くなり、イ
ンクリボン１１のインクを確実に記録用紙１に転写し
て、印刷品質を向上させることができる。即ち、本発明
の第１の実施の形態、あるいは／及び本発明の第２の実
施の形態に、サーマルヘッド９の走行速度は、記録用紙
１の矢印Ｅの搬送方向における前端部１ａ、あるいは／
及び後端部１ｂ寄りの印刷時が、記録用紙１の搬送方向
における中央部付近の印刷時よりも遅くする第３の実施
の形態を組み合わせることにより、記録用紙１に発生す
るカールを小さくすることができると共に、高印刷品質
の画像を印刷することができる。
【００３０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のサーマルプ
リンタは、記録用紙に印刷中のサーマルヘッドのプラテ
ンに対する圧接圧は、記録用紙の搬送方向における前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時が、記録用
紙の搬送方向における中央部付近の印刷時よりも弱くす
ることにより、記録用紙の前端部寄り、あるいは／及び
後端部寄りを印刷するときに、記録用紙に加わるダメー
ジを小さくすることができ、印刷後の記録用紙に発生す
るカールを小さくすることができる。そのために、印刷
終了後プリンタ外部に排出される記録用紙は、きれいに
そろって排出されるため整理がしやすい。
リンタは、記録用紙に印刷中のサーマルヘッドのプラテ
ンに対する圧接圧は、記録用紙の搬送方向における前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時が、記録用
紙の搬送方向における中央部付近の印刷時よりも弱くす
ることにより、記録用紙の前端部寄り、あるいは／及び
後端部寄りを印刷するときに、記録用紙に加わるダメー
ジを小さくすることができ、印刷後の記録用紙に発生す
るカールを小さくすることができる。そのために、印刷
終了後プリンタ外部に排出される記録用紙は、きれいに
そろって排出されるため整理がしやすい。
【００３１】また、前記サーマルヘッドは、複数の発熱
素子を有し、前記記録用紙に印刷中の前記発熱素子に印
加する発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方向にお
ける前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時
が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印刷
時よりも小さくすることにより、印刷後の記録用紙に発
生するカールを小さくすることができる。
素子を有し、前記記録用紙に印刷中の前記発熱素子に印
加する発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方向にお
ける前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時
が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印刷
時よりも小さくすることにより、印刷後の記録用紙に発
生するカールを小さくすることができる。
【００３２】また、前記サーマルヘッドは、所定の走行
速度で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前
記サーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付
近の印刷時よりも遅くすることにより、記録用紙の前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りに印刷される画像の
品質を向上させることができる。
速度で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前
記サーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付
近の印刷時よりも遅くすることにより、記録用紙の前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りに印刷される画像の
品質を向上させることができる。
【００３３】また、サーマルヘッドで記録用紙に印刷中
の発熱素子に印加する発熱エネルギーは、記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも小さくすることにより、記録用紙の前端部
寄り、あるいは／及び後端部寄りを印刷するときに、記
録用紙に加わるダメージを小さくすることができ、印刷
後の記録用紙に発生するカールを小さくすることができ
る。また、発熱素子に印加する発熱エネルギーの制御
は、制御部で電気的に処理することができ、機械的にサ
ーマルヘッドの圧接圧を変えるよりも、サーマルヘッド
のアップダウン機構の寿命を長くすることができる。
の発熱素子に印加する発熱エネルギーは、記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも小さくすることにより、記録用紙の前端部
寄り、あるいは／及び後端部寄りを印刷するときに、記
録用紙に加わるダメージを小さくすることができ、印刷
後の記録用紙に発生するカールを小さくすることができ
る。また、発熱素子に印加する発熱エネルギーの制御
は、制御部で電気的に処理することができ、機械的にサ
ーマルヘッドの圧接圧を変えるよりも、サーマルヘッド
のアップダウン機構の寿命を長くすることができる。
【００３４】また、前記サーマルヘッドは、所定の走行
速度で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前
記サーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、前記記録用紙の中搬送方向における央部付
近の印刷時よりも遅くすることにより、記録用紙の前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りに印刷される画像の
品質を向上させることができる。
速度で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前
記サーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬
送方向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄り
の印刷時が、前記記録用紙の中搬送方向における央部付
近の印刷時よりも遅くすることにより、記録用紙の前端
部寄り、あるいは／及び後端部寄りに印刷される画像の
品質を向上させることができる。
【図１】本発明に係わる印刷手段の斜視図である。
【図２】本発明に係わる記録用紙の斜視図である。
【図３】従来のサーマルプリンタの概略構造を説明する
図である。
図である。
【図４】従来の課題を説明する図である。
１ 記録用紙 １ａ 前端部 １ｂ 後端部 １ｃ 印刷行 ２ 印刷手段 ３ プラテン ４ 紙送りローラ ４ａ 回転軸 ５ 圧接ローラ ６ キャリッジ ６ａ カセット装着面 ６ｂ ボビン ７ ガイドシャフト ８ 駆動ベルト ９ サーマルヘッド １０ リボンカセット １０ａ リール １１ インクリボン
Claims (5)
- 【請求項１】 記録用紙に印刷可能なサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを圧接可能なプラテンとを備
え、前記記録用紙に印刷中の前記サーマルヘッドの前記
プラテンに対する圧接圧は、前記記録用紙の搬送方向に
おける前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時
が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印刷
時よりも弱くしたことを特徴とするサーマルプリンタ。 - 【請求項２】 前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子
を有し、前記記録用紙に印刷中の前記発熱素子に印加す
る発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方向における
前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印刷時が、前
記記録用紙の搬送方向における中央部付近の印刷時より
も小さくしたことを特徴とする請求項１記載のサーマル
プリンタ。 - 【請求項３】 前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも遅くしたことを特徴とする請求項１、また
は２記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項４】 記録用紙に印刷可能なサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドを圧接可能なプラテンとを備
え、前記サーマルヘッドは、複数の発熱素子を有し、前
記サーマルヘッドで前記記録用紙に印刷中の前記発熱素
子に印加する発熱エネルギーは、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の搬送方向における中央部付近の
印刷時よりも小さくしたことを特徴とするサーマルプリ
ンタ。 - 【請求項５】 前記サーマルヘッドは、所定の走行速度
で走行させながら前記記録用紙に印刷可能とし、前記サ
ーマルヘッドの前記走行速度は、前記記録用紙の搬送方
向における前端部寄り、あるいは／及び後端部寄りの印
刷時が、前記記録用紙の中搬送方向における央部付近の
印刷時よりも遅くしたことを特徴とする請求項４記載の
サーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37200099A JP2001180020A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | サーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37200099A JP2001180020A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001180020A true JP2001180020A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18499674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37200099A Withdrawn JP2001180020A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | サーマルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001180020A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011168001A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Canon Inc | 印刷装置、制御方法、プログラム及び記録媒体 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37200099A patent/JP2001180020A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011168001A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Canon Inc | 印刷装置、制御方法、プログラム及び記録媒体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |