JP2001177360A - 音声増幅器 - Google Patents

音声増幅器

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JP2001177360A
JP2001177360A JP36024999A JP36024999A JP2001177360A JP 2001177360 A JP2001177360 A JP 2001177360A JP 36024999 A JP36024999 A JP 36024999A JP 36024999 A JP36024999 A JP 36024999A JP 2001177360 A JP2001177360 A JP 2001177360A
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JP
Japan
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speaker
audio amplifier
audio
power supply
volume
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JP36024999A
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English (en)
Inventor
Toshinori Takeuchi
俊徳 竹内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AV機器の音声増幅器において、プリアンプ
一つで二つの音声増幅器の音量を別々に可変することを
目的とする。 【解決手段】 出力が第一のスピーカー1に接続された
第一の音声増幅器3と、出力が第二のスピーカー2に接
続された第二の音声増幅器4とを備え、第一の音声増幅
器3もしくは、第二の音声増幅器4の電源電圧を可変で
きるようにしたものであり、音声増幅器の駆動電力が可
変されるので、音声増幅器の音量が可変でき、第一およ
び第二の音声増幅器にそれぞれ専用のプリアンプを備え
なくても第一のスピーカーと、第二のスピーカーとのパ
ワー配分を容易に可変することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンやオ
ーディオ装置などに用いられる音声増幅器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の音声増幅器について説明す
る。従来の音声増幅器は、図6に示すように構成されて
いる。図6において、61、62はスピーカーであり、
この入力は、それぞれ音声増幅器63,64が接続され
ている。安定化電源65,66はそれぞれ共通の電源、
+Bより駆動され、安定化した後、それぞれ音声増幅器
63,64に供給する構成となっている。音声増幅器6
3,64の入力には、プリアンプ67が接続されてお
り、音量を制御していた。
【0003】そして、従来の実施の形態では第一のスピ
ーカー61と第二のスピーカー62は、前段に別々の音
声増幅器63,64で一緒に駆動される(バイアンプ方
式)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記におい
て、第一および第二の音声増幅器63,64は各々専用
の音量調整機能を持たないので、第一のスピーカー61
と、第二のスピーカー62との音量バランスを取るため
には、あらかじめ設計段階で第一のスピーカー61と第
二のスピーカー62への音量バランスを固定で決めてし
まうか、第二の音声増幅器64に音量調整用のプリアン
プを追加する必要があり、決められたパワー配分でしか
第一と第二のスピーカー61,62からの音を聞くこと
ができないか、回路規模が大きくなってしまうという課
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の音声増幅器は、第一もしくは第二の音声増幅
器の電源電圧を可変することにより、容易に第一と第二
のスピーカーのパワー配分の変更を可能にする構成とし
たものである。
【0006】この構成により、音声増幅器の駆動電力が
可変されるので、音声増幅器の音量が可変でき、第一の
スピーカーと、第二のスピーカーとの能力差(許容入
力、インピーダンス)に応じて自由にスピーカーへのパ
ワー配分が変更することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、出力が第一のスピーカーに接続された第一の音声増
幅器と、出力が第二のスピーカーに接続された第二の音
声増幅器とを備え、第一の音声増幅器もしくは、第二の
音声増幅器の電源電圧を可変できるようにしたものであ
り、音声増幅器の駆動電力が可変されるので、音声増幅
器の音量が可変でき、第一および第二の音声増幅器にそ
れぞれ専用のプリアンプを備えなくても第一のスピーカ
ーと、第二のスピーカーとの能力差(許容入力)に応じ
て自由にスピーカーへのパワー配分が変更することが出
来るという作用を有する。つぎに、本発明の請求項2に
記載の発明は、第一の音声増幅器の電源電圧を可変する
ことに連動して、第二の音声増幅器の電源電圧を可変す
るようにしたものであり、音声増幅器の駆動電力が可変
されるので、音声増幅器の音量が可変でき、第一のスピ
ーカーと、第二のスピーカーとの能力差(許容入力)に
応じて自由にスピーカーへのパワー配分が変更すること
が出来きるという、上記第一の発明の作用に加えて、第
一のスピーカーに加えるパワーを増加させると同時に、
第二のスピーカーへのパワーを減少させる、もしくは、
第一のスピーカに加えるパワーを減少させると同時に第
二のスピーカーへのパワーを増加させることができると
いう作用を有する。また、本発明の第三の発明は、第一
のスピーカーをウーハーに、第二のスピーカーをスコー
カーとして配置したものであり、第一のスピーカーから
の音声、すなわち低音域の音量を増減することができ、
第二のスピーカーからの音声、すなわち中音域の音量を
増減することができるという作用を有する。また、本発
明の第四の発明は、第一のスピーカーを右チャンネル
に、第二のスピーカーを左チャンネルとして配置したも
のであり、第一のスピーカーからの音声、すなわち右側
の音量を増減することができ、第二のスピーカーからの
音声、すなわち左側の音量を増減、すなわち左右バラン
スを調整することができるという作用を有する。また、
本発明の第五の発明は、第一のスピーカーをフロントチ
ャンネルに、第二のスピーカーをリアチャンネルとして
配置したものであり、第一のスピーカーからの音声、す
なわち前の音量を増減することができ、第二のスピーカ
ーからの音声、すなわち後ろ側の音量を増減、すなわち
前後バランスを調整することができるという作用を有す
る。
【0008】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1および請求項2に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図2を参照しながら説明する。図1におい
て、1、2はスピーカーであり、この入力は、それぞれ
音声増幅器3,4が接続されている。5,6は音声増幅
器3,4の安定化電源であり、それぞれ出力が音声増幅
器3,4に接続され、電源を供給している。7,8は抵
抗R2、R3であり、安定化電源に接続されている。9
は可変抵抗器であり、安定化電源とアースとの間に接続
する構成として、安定化電源5,6、抵抗R2、R3、
可変抵抗器9の回路で、可変安定化電圧を構成してい
る。10は音量を調整するプリアンプであり、出力はそ
れぞれ音声増幅器3,4に接続されている。
【0009】そして、本実施の形態では第一のスピーカ
ー1と第二のスピーカー2は、前段に別々の音声増幅器
3,4で一緒に駆動される(バイアンプ方式)。以上の
ように構成された音声増幅器について、以下にその動作
を説明する。安定化電源5の出力電圧Vo1は、 │Vo1│=Vo'+(IBias1+Vo'/R2)*R1 で示される。
【0010】ここで、R1は可変抵抗器9の、安定化電
源5側からみた抵抗値を示すものとする。
【0011】図2は音声増幅器5,6の電源電圧と出力
パワーの関係図であり、音声増幅器の電源電圧を変える
ことにより、音声増幅器の出力パワーが変化することを
表している。
【0012】かかる構成によれば、可変抵抗器9を可変
し第一の音声増幅器3の安定化電源5の電圧を低くな
る、すなわちR1を小さくなるように変化させると、安
定化電源5の出力Vo1の電圧は低くなり、図2の示す
特性により第一のスピーカー1の出力パワーは減るが、
このとき、安定化電源6の出力電圧Vo2は、 │Vo2│=Vo''+(IBias2+Vo''/R3)*R4 で示され、ここでR4は可変抵抗器9の安定化電源6側
からみた抵抗値を示すものであるので、R1を小さくな
るように変化させるとR4は大きくなるので、安定化電
源6の出力Vo2の電圧は高くなり、図2の示す特性に
より第二のスピーカー2の出力パワーは増えることにな
る。
【0013】すなわち、可変抵抗器9の変化に連動して
第一、第二の音声増幅器の出力パワー配分が変化するこ
とにより、第一のスピーカーからの音声出力パワーと第
二のスピーカーからの音声出力パワーとが可変でき、第
一のスピーカーと、第二のスピーカーとの能力差(許容
入力、インピーダンス)に応じて自由にスピーカーへの
パワー配分が変更することが出来る。
【0014】(実施の形態2)以下に、本発明の請求項
1および請求項3に記載された発明の実施の形態につい
て、図3を参照しながら説明する。
【0015】図3において、第一のスピーカー21はウ
ーハーとし、ウーハーからの信号を出力するように配置
し、第二のスピーカー22は、スコーカーとし、スコー
カからの信号を出力するように配置しているものであ
る。それ以外の構成は、実施例1と同じ構成としてい
る。
【0016】かかる構成によれば、可変抵抗器29を可
変し第一の音声増幅器23の安定化電源25の電圧を低
くなるように変化させると、第一のスピーカー21の出
力すなわちウーハーからの低音域は減るが、第二の音声
増幅器24の安定化電源26の電圧は高くなるので、第
二のスピーカー22すなわちスコーカーからの中音域は
増えることになる。すなわち、可変抵抗器29の変化に
連動して第一、第二の音声増幅器23,24の出力パワ
ーが変化することにより、低音域と中音域のバランスを
とることができ、聞く側の好みや、スピーカーの能力差
に応じ、最適なオーディオ特性を選択することができ
る。なお、本実施の形態では、第一のスピーカーをウー
ハー、第二のスピーカーをスコーカとしたが、同チャン
ネル内の中で、例えば、第一のスピーカーをウーハー、
第二のスピーカーをツイーターなどのように割り振って
も構わない。
【0017】(実施の形態3)以下に、本発明の請求項
1および請求項4に記載された発明の実施の形態につい
て、図4を参照しながら説明する。
【0018】図4において、第一のスピーカー31は、
右チャンネルの信号を出力するように配置し、第二のス
ピーカー32は、左チャンネルの信号を出力するように
配置しているものである。それ以外の構成は、実施例1
と同じ構成としている。
【0019】かかる構成によれば、可変抵抗器39を可
変し第一の音声増幅器33の安定化電源35の電圧を低
くなるように変化させると、第一のスピーカー31の出
力すなわち右側からの音量は減るが、第二の音声増幅器
32の安定化電源34の電圧は高くなるので、第二のス
ピーカー32すなわち左側からの音量は増えることにな
る。すなわち、可変抵抗器39の変化に連動して第一、
第二の音声増幅器33,34の出力パワーが変化するこ
とにより、右側の音と左側の音のバランスをとることが
でき、聞く側の好みや、スピーカーの能力差に応じ、最
適なオーディオ特性を選択することができる。
【0020】(実施の形態4)以下に、本発明の請求項
1および請求項5に記載された発明の実施の形態につい
て、図5を参照しながら説明する。
【0021】図5において、第一のスピーカー41は、
サラウンド再生時のフロント成分等の信号を出力するよ
うに配置し、第二のスピーカー42は、同リア成分の信
号を出力するように配置しているものである。それ以外
の構成は、実施例1と同じ構成としている。
【0022】かかる構成によれば、可変抵抗器49を可
変し第一の音声増幅器43の安定化電源45の電圧を低
くなるように変化させると、第一のスピーカー41の出
力すなわち前側からの音量は減るが、第二の音声増幅器
42の安定化電源45の電圧は高くなるので、第二のス
ピーカー42すなわち後ろ側からの音量は増えることに
なる。すなわち、可変抵抗器49の変化に連動して第
一、第二の音声増幅器43,44の出力パワーが変化す
ることにより、前側の音と後ろ側の音のバランスをとる
ことができ、聞く側の好みや、スピーカーの能力差に応
じ、最適なオーディオ特性を選択することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第一もし
くは第二の音声増幅器の電源に、電源電圧の調整用ボリ
ュームを設け、電源電圧を可変するだけで、第一、第二
の音声増幅器の出力パワーを調整することができ、聞く
側の好みや、スピーカーの能力差に応じ、最適なオーデ
ィオ特性を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における音声増幅器
の概略図
【図2】同音声増幅器の電源電圧―出力パワー特性図
【図3】本発明の第2の実施の形態における音声増幅器
の概略図
【図4】本発明の第3の実施の形態における音声増幅器
の構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態における音声増幅器
の構成図
【図6】従来の音声増幅器の概略図
【符号の説明】
1,2 スピーカー 3,4 音声増幅器 5,6 安定化電源 7,8 抵抗 9,10 可変抵抗 11 プリアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力が第一のスピーカーに接続された第
    一の音声増幅器と、出力が第二のスピーカーに接続され
    た第二の音声増幅器とを備え、前記第一の音声増幅器も
    しくは、前記第二の音声増幅器の電源電圧を可変できる
    ようにした音声増幅器。
  2. 【請求項2】 第一の音声増幅器の電源電圧を可変する
    ことに連動して、第二の音声増幅器の電源電圧を可変す
    るようにした請求項1記載の音声増幅器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121527A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Pioneer Electronic Corp D級増幅装置
JP2021190979A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 名世電子企業股▲ふん▼有限公司 残留ノイズを低減可能な真空管増幅システム及びその接地方法

Cited By (3)

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JP7062731B2 (ja) 2020-06-04 2022-05-06 名世電子企業股▲ふん▼有限公司 残留ノイズを低減可能な真空管増幅システム及びその接地方法

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