JP2001176104A - 光ピックアップ - Google Patents
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- JP2001176104A JP2001176104A JP35897899A JP35897899A JP2001176104A JP 2001176104 A JP2001176104 A JP 2001176104A JP 35897899 A JP35897899 A JP 35897899A JP 35897899 A JP35897899 A JP 35897899A JP 2001176104 A JP2001176104 A JP 2001176104A
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Abstract
接に半田付けされるため半田付け強度に問題があった。 【解決手段】 キャリッジ1には、その周囲にフレキシ
ブル基板31と樹脂補強板としてのガラエポ基板32
a,32b,32cとからなる回路基板30がねじ止め
されている。またキャリッジ1上には、ACTベース2
0が設けられ、このACTベース20には、下方へ延び
る半田接合部26a1,26b1,26c1が形成さ
れ、前記半田接合部26a1,26b1,26c1は回
路基板30から突出して設けられている。回路基板30
には半田付け部が設けられており、この半田付け部と前
記半田接合部26a1,26b1,26c1とが半田付
けされる。
Description
ジと板金製のベースとで構成される光ピックアップに係
り、特にキャリッジとベースとを確実に固定することが
できる光ピックアップに関する。
楽、映像などのデータが記録された媒体の読み書きなど
に使用されるディスク装置に搭載することができ、例え
ば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatil
e Disc)、MD(Mini Disk)などに使用することがで
きる。
記対物レンズを微動可能な補正駆動手段とが設けられた
ベースと、前記ベースが搭載されるキャリッジとを有
し、前記ベースとキャリッジとは主要な部分はいずれも
板金により加工されている。前記キャリッジは、板金が
折り曲げられて形成される。またキャリッジには、前記
ベースを取り付けるための取付片が前記キャリッジと一
体に形成されており、前記対物レンズがラジアル方向と
タンジェンシャル方向とに微調整された後に前記キャリ
ッジの取付片に前記ベースが半田付けによって固定され
る。
た従来の光ピックアップでは、以下に示す問題があっ
た。
ベースとが半田付けにより直接に固定されているため、
前記キャリッジと前記ベースとのいずれも板金の面積が
大きく半田付け時の熱が広がり過ぎて熱が分散してしま
い半田付けの作業性を大きく損なうものであった。
光学部材の近傍で行なわれるため半田付け時に半田に含
まれるフラックスが飛散して対物レンズを含む光学部材
などに付着する問題がある。またベースの対物レンズ側
はキャリッジにワイヤにより可動自在に支持されている
ため半田付け作業時に前記ワイヤに接触して損傷するお
それがある。
駆動されることによって発生する振動がベース側に伝わ
り対物レンズの駆動制御などに悪影響を及ぼすおそれが
あり、逆に対物レンズ側が微駆動されることによって発
生する振動がキャリッジに搭載されているCDやDVD
などの素子側に伝わり素子の発光や受光の制御などに悪
影響を及ぼすおそれがあった。
れたものであり、板金製のキャリッジと板金製のベース
とを確実且つ容易に固定することができ、さらに半田付
け時に対物レンズなどにフラックスが付着したりワイヤ
を損傷したりすることがなく、さらにベース側からの振
動及びキャリッジ側からの振動の発生により制御に悪影
響を及ぼすことを防止することができる光ピックアップ
を提供することを目的とする。
と、前記対物レンズを可動状態に支持する固定部と、対
物レンズを微動させる補正駆動手段とを搭載した金属製
のベースが、金属製のキャリッジに固定されている光ピ
ックアップにおいて、前記キャリッジに基板が固定さ
れ、前記ベースの一部が前記基板に形成された半田付け
部に半田付けされることにより、前記ベースが基板に固
定されていることを特徴とするものである。
定され、よってベースとキャリッジとが強固に固定され
る。またキャリッジ側で発生した振動は一旦基板を通っ
てベース側に伝達されるため、またベース側で発生した
振動は一旦基板を通ってキャリッジ側に伝達されるた
め、いずれの振動も基板により吸収することができ、対
物レンズ側を駆動させる制御と、発光と受光とを有する
素子側の制御とをそれぞれ精度よく行なうことが可能に
なる。
導電パターンが形成されたフレキシブルプリント基板に
樹脂補強板が接合されたものであることが好ましい。
が実装されてリフロー炉を利用して半田付けされたとし
てもフレキシブルプリント基板が変形等することなく部
品を確実に導電パターンに搭載することができる。
表面に導電パターンが形成されたものであってもよい。
ッジは共に板金で形成されていることが好ましい。
アルミダイキャスト製などのコスト的に高価なキャリッ
ジを使用する必要がないため、コストを低く抑えること
ができる。
板との間に、前記ベースの取付位置を調整可能な隙間が
設けられ、この隙間に半田が渡されて前記ベースの一部
と基板とが固定されていることが好ましい。
が半田付けされる前に、前記ベースが前記キャリッジに
対して例えばラジアル方向とタンジェンシャル方向とへ
微調整され、前記調整後に半田付け等により固定される
ため、前記ベースはキャリッジに対して精度よく取り付
けられる。
クに対向する側を上側、これと逆側を底側としたとき
に、前記基板は前記キャリッジの底側に固定されてお
り、前記ベースには底側に延びる複数の取付け脚が形成
され、前記取付け脚が前記基板に形成された複数の貫通
孔内に挿通され、前記基板の底面に形成された導電パタ
ーンと前記取付け脚とが半田付けされていることが好ま
しい。
ジの底側を挟んで対向する位置において半田付けされる
ため、半田付け時に半田に含まれるフラックスが飛散し
たとしても対物レンズに半田フラックスが付着すること
がなく、さらにはベースに設けられているワイヤを損傷
するといった問題が防止される。
溜り用の凹みが形成されていることが好ましい。
り、接合強度を向上させることができ、ベースとキャリ
ッジとが基板を介して確実且つ強固に固定される。
ト基板は、前記キャリッジの複数の面に跨って折り曲げ
られて設けられていることが好ましい。
板を1枚のフィルムにより形成することができ、しかも
キャリッジを構成する面と面との境界部分において折り
曲げ自在に形成することができる。
ト基板は、光検出素子の設置部分に延びており、前記光
検出素子の端子部が前記フレキシブルプリント基板の導
電パターンに半田付けされていることが好ましい。
られることが防止され、光検出素子の発光及び受光の制
御に狂いが生じることなどが防止される。
基板の前記キャリッジへの固定部分の近傍に形成されて
いることが好ましい。これにより、キャリッジとベース
とが強固に固定される。
一例について図1乃至図7を参照して説明する。図1は
本発明の光ピックアップを上側から見たときの斜視図、
図2は本発明の光ピックアップを底側から見たときの斜
視図、図3は図1の3−3線で切断したときの断面図、
図4は図3の一部拡大断面図、図5はキャリッジを示す
斜視図、図6はベースを上側から見たときの斜視図、図
7はベースを下側から見たときの斜視図である。
すように、キャリッジ1と、ベースとしてのACTベー
ス(アクチュエータベース)20と、回路基板30とを
有している。さらに、本発明の光ピックアップ10は、
CDとDVDとの兼用のディスク装置に搭載されるもの
であり、光ピックアップ10にはCD用の光検出素子4
0とDVD用の光検出素子50とがそれぞれ設けられて
いる。
示すように、対物レンズ21と固定部24と補正駆動手
段23とが設けられている。
(選択波長)開口制限板53とが設けられ、前記対物レ
ンズ21がレンズホルダ22に保持され、レンズホルダ
22の下側に前記(選択波長)開口制限板53が設けら
れている。
持部材24aと一体に形成される取付部材26とで構成
されている。
をトラッキング補正方向とフォーカシング補正方向とに
微駆動させるものであり、レンズホルダ22と支持部材
24aとの間に設けられている。
に、トラッキングコイル27a,27aとフォーカシン
グコイル27bとマグネット28とヨーク29とで構成
されている。前記フォーカシングコイル27bに与えら
れる補正電流により、対物レンズ21がフォーカシング
方向へ微駆動され、また前記トラッキングコイル27
a,27aに与えられる補正電流により、対物レンズ2
1がトラッキング方向へ微駆動される。
ラッキングコイル27a,27aとフォーカシングコイ
ル27bとをそれぞれ通電するための端子部材66が一
体に設けられている。端子部材66は、下方へ突出して
形成されており、その先端には複数の端子66aが設け
られ、さらに図示していないが、端子部材66の上端に
も接続ピンが設けられている。
されたものであり、支持部材24aの両側にはそれぞれ
2本づつ計4本の弾性体によるワイヤ25が設けられて
いる。ワイヤ25の基端部は支持部材24a側に設けら
れ、ワイヤ25の先端部はレンズホルダ22に設けら
れ、レンズホルダ22が片持ち状態で支持され、これに
より対物レンズ21が可動状態に支持されている。
すように、円柱状の突起24f,24g,24h,24
iが下方へ突出形成されている。前記突起24f,24
gは、レンズホルダ22と支持部材24aとの間から突
出して形成され、前記突起24h,24iは、支持部材
24aの下面から突出して形成されている。さらに支持
部材24aには、図6に示すように、前記端子部材66
の後方に円筒状のピン挿入孔24dと、前記ピン挿入孔
24dのさらに後方に治具挿入穴24b,24cとがそ
れぞれ形成されている。
より加工されたものである。この取付部材26は、図
3、図6及び図7に示すように、水平部26dと、前記
水平部26dから垂直下方へ折り曲げ形成された折曲部
26a,26b,26cと、前記水平部26dから垂直
上方へ折り曲げ形成された折曲部26eとで構成されて
いる。前記折曲部26a,26b,26cは板状に形成
されており、折曲部26a,26bが支持部材24a側
に、折曲部26cがレンズホルダ22側に、三角形状を
成して形成されている。また折曲部26a,26b,2
6cの一面側が三角形の中心を向くように傾けられてい
る。また折曲部26eは、支持部材24aの後端側面に
当接するように折り曲げ形成されている。
には、取付け脚となる半田接合部26a1,26b1,
26c1が形成されている。さらに半田接合部26a
1,26b1,26c1の先端には、それぞれ半田溜り
部(凹み)26a2,26b2,26c2が形成されて
いる。この半田溜り部26a2,26b2,26c2
は、内側面に三角錐状の切欠部が形成されているもので
ある。
1,26c1は、半田付け性を良好にするために半田メ
ッキなどで表面処理が施されていてもよい。また前記半
田溜り部26a2,26b2,26c2は、図6に示す
形状に限られるものではなく、その他の形状でもよく、
あるいは凹みではなく突部でもよい。
7に示すように、上記突起24f,24g,24h,2
4iが突出可能な位置決め穴26f,26g,26h,
26iが形成されている。位置決め穴26f,26i
は、前記突起24f,24iとほぼ同一の径により形成
され、また位置決め穴26g,26hは、前記突起24
g,24hが挿入されたときに突起24g,24hの周
囲に若干隙間が形成される程度の大きさにより形成され
ている。さらに水平部26dには、円形のピン固定穴2
6jと、幅広の開口部を有するコネクタ挿通孔26kと
がそれぞれ形成されている。
に支持部材24aが載置される。このとき、前記突起2
4f,24g,24h,24iは前記位置決め穴26
f,26g,26h,26iにそれぞれ挿入されて位置
決め固定される。さらにピン挿入孔24dには、支持部
材24aの上方からピン33が挿入されて支持部材24
aを貫通し、さらに前記ピン固定穴26jに挿入され
て、前記水平部26dの下面側から突出した状態で固定
される。
ネクタ挿通孔26kから下方へ突出される。
0と同様に板金製であり、図1及び図5に示すように底
板2に対して側板2a,2b,2cが垂直上方へそれぞ
れ折り曲げ形成されている。前記側板2a,2bの一端
には、円形のガイド軸挿通孔3a,3bが形成され、他
端には略半円状に切り欠かれたガイド部4a,4bが形
成されている。前記ガイド軸挿通孔3a,3bには図示
しないシャフトが挿通され、前記ガイド部4a,4bに
はキャリッジ1をディスクの半径方向Rへと駆動させる
図示しない駆動軸に連結されて支持されている。
すように、嵌合凹部2a1,2b1がそれぞれ形成され
ている。前記嵌合凹部2a1,2b1には、前記側板2
cの上縁両端部にそれぞれ外側方へ突出して形成された
突出片2d,2dが嵌合させられる。
半田接合部26a1,26b1,26c1が突出可能ま
たは露出可能な貫通孔6a,6b,6cがそれぞれ形成
されている。これら貫通孔6a,6b,6cは、前記半
田接合部26a1,26b1,26c1よりも大きな開
口部により形成され、微調整用の隙間が形成されてい
る。また底板2には、貫通孔6a,6b,6cの内側に
それぞれ一定の間隔を開けて円形の突起5a,5b,5
cが底板2の下側面から突出して形成されている。これ
ら突起5a,5b,5cは、プレス成形により形成され
てもよく、あるいは別体により形成されてもよい。
5bとの間に円形の開口部35が貫通して形成されてい
る。さらに前記開口部35と前記突起5cとの間には、
半径方向Rに幅広のコネクタ開口部36が貫通して形成
されている。
と、1対の取付片8a,8bと、1対の取付片9a,9
bとがキャリッジ1の長手方向に沿って形成されてい
る。前記取付片7a,7b、8a,8b、9a,9b
は、いずれも底板2に対して垂直上方へ折り曲げられて
形成されている。
ャリッジ1にねじ止めされるためのねじ穴12a,12
bが形成され、同様に側板2bにはねじ穴34が形成さ
れている。さらに底板2には、前記ねじ穴12a,12
bの両側に開口部13a,13bが形成されている。
示すように、略L字型のガイド溝33a,33bが形成
されている。また側板2cの中央部には、半径方向Rに
長尺な素子取付穴2c1が形成されている。
ように、FPC(フレキシブルプリント基板)31と樹
脂補強板としてのガラエポ基板(ガラスエポキシ樹脂基
板)32とで構成され、キャリッジ1の底板2と側板2
bと側板2cとの3面に設けられるものである。FPC
31は、フィルムに片面または両面に導電パターンが形
成されたものであり、可撓性を有している。このFPC
31の内面側には、ガラエポ基板32が接着剤等により
貼り付けられて一体に形成されている。前記ガラエポ基
板32は、図1及び図2に示すように、底板2、側板2
b、および側板2cにガラエポ基板32cがそれぞれ独
立して設けられている。
分と、底板2と側板2cとの折曲部分とは、それぞれF
PC31のみで構成されることにより折り曲げ自在とな
り、キャリッジ1の外面側に確実に固定される。
に、前記貫通孔6a,6b,6cと同様の位置にほぼ同
様の形状からなる取付穴37a,37b,37cがそれ
ぞれ形成され、さらに前記突起5a,5b,5cの形成
位置に同様の形状からなる突出孔39a,39b,39
cがそれぞれ形成され、さらに前記端子部材66の形成
位置と同位置にほぼ同様の形状からなる突出穴61が形
成され、さらに前記開口部35と同位置に同形状の開口
部65が形成されている。さらに回路基板30には、前
記開口部13a,13bと同様の形成位置に取付穴62
a,62bがそれぞれ形成され、さらに前記素子取付穴
2c1と同様の位置に素子接続穴67が形成されてい
る。
路基板41と素子42とCD用取付部材43とで構成さ
れている。
30と同様に、FPC(フレキシブルプリント基板)4
1aと前記FPC41を補強するためのガラエポ基板か
らなる樹脂補強板41bとが積層されて形成されてい
る。またCD用回路基板41の下面側には、CD用取付
部材43が設けられている。
板41が載置される平板44と、前記平板44から外側
方(R方向)に延びる板状の腕部44a,44bと、前
記平板44のR方向(半径方向)の両端から垂直下方へ
と折り曲げ形成された折曲片45a,45bとで構成さ
れている。前記折曲片45a,45bの先部には、図2
に示すように、上記した半田接合部26a1,26b
1,26c1と同様に半田接合部45a1,45b1が
形成され、その先端部には上記の半田溜り部26a2,
26b1,26c1と同様に半田溜り部45a2,45
b2が形成されている。
平板44と連通する角型の穴42aが形成されており、
この穴42aには素子42が設けられている。素子42
は、例えば波長780nmのレーザー光を発射可能な発
光素子と、ディスクに反射した戻り光を検出する受光素
子とが一体に形成された複合素子により形成されてい
る。
1と回路端子52とで構成されている。素子51は、例
えば波長650nmのレーザー光を発射可能な発光素子
と、ディスクで反射した戻り光を検出する受光素子とが
一体に形成された複合素子により形成されている。回路
端子52は、前記素子51と一体に形成されている。
法について説明する。図5に示すように、前記取付片7
aと7bとの間に形成された間隙にはビームスプリッタ
11aが、前記取付片8aと8bとの間に形成された間
隙にはコリメータレンズ11bが、前記取付片9aと9
bとの間に形成された間隙には反射板11cが、それぞ
れ接着剤等を用いて接着固定されている。この場合、前
記ビームスプリッタ11a、コリメータレンズ11b及
び反射板11cからなる光学部材は、所定の治具を用い
て空中において仮位置決めされた後に接着剤などにより
固定される。
示すように、キャリッジ1の外周面に回路基板30が設
けられる。この回路基板30は、キャリッジ1の側板2
aを除く底板2と側板2bと側板2cとの3面にそれぞ
れ図1に一部例示されているように矢印方向へ折り曲げ
られて取り付けられる。
ねじ48a,48bにより前記回路基板30に形成され
た図示しないねじ穴に挿通され、底板2に形成されたね
じ穴12a,12bにねじ止めされる。また回路基板3
0は、ねじ60により回路基板30に形成されたねじ穴
62に挿通され、側板2bにねじ止めされる。
されることにより、キャリッジ1の突起5a,5b,5
cは、図2及び図3に示すように、回路基板30の突出
孔39a,39b,39cから若干突出させられる。ま
たキャリッジ1の開口部35は回路基板30の開口部6
5と一致させられ、またキャリッジ1のコネクタ開口部
36は回路基板30の突出穴61と一致させられてキャ
リッジ1から回路基板30まで貫通した状態となる。
出素子50が設けられている。光検出素子50は、側板
2cの素子取付穴2c1に挿入される。そして光検出素
子50の発光点(受光点)が固定された後に光検出素子
50の一端に形成された回路端子52とFPC31の導
電パターンとが半田または導電性接着剤などにより接続
されて固定される。
0が所定の位置に設けられる。すなわち、ACTベース
20は、前記折曲部26a,26b,26cが前記貫通
孔6a,6b,6c及び取付穴37a,37b,37c
に配置されるものであり、前記半田接合部26a1,2
6b1,26c1が前記取付穴37a,37b,37c
から若干突出した状態に配置される。
クタ開口部36と回路基板30の突出穴61とにそれぞ
れ挿通され、端子66aが前記突出穴61から若干突出
した状態に配置される。
シャル方向とラジアル方向との双方の微調整がなされ、
前記調整後に半田接合部26a1,26b1,26c1
と貫通孔37a,37b,37cとの間に形成されてい
る隙間に半田が渡されて、ACTベース20の半田接合
部26a1,26b1,26c1と回路基板30の半田
付け部(導電パターン)とが、図2のA,B,Cで示す
ように半田付けされる。またこの場合前記半田接合部2
6a1,26b1,26c1は、図2の一点鎖線で示す
ように、回路基板30と、前記突起5a,5b,5cと
で半田付けされていてもよい。
a1,26b1,26c1に半田が入り込むことによ
り、半田が接触する面積が大きくなり、半田付け強度を
向上させることができる。
シャル方向とラジアル方向との微調整は、所定の治具を
用いて行なわれるが、この調整手段は、支持部材24a
の上側に形成された治具挿入穴24b,24cに所定形
状のピン(図示せず)がそれぞれ挿入され、支持部材2
4aの下側の開口部35,65に対して図示しないピン
が挿入され、ピンの先端が前記水平部26dの下面に当
接するまで挿入される。このようにして、前記上側のピ
ンと下側のピンとで前記ACTベース20が挟持され、
この状態で対物レンズ21のタンジェンシャル方向とラ
ジアル方向とがそれぞれ微調整される。
FPC31と一体に形成された導電パターンを有するF
PC31dと半田付けなどにより接続される。
素子40が設けられる。前記光検出素子40は、腕部4
4a,44bが前記ガイド溝33a,33bに挿入さ
れ、且つ半田接合部45a1,45b1が取付穴62
a,62bから若干突出する状態となるようにして配置
される。そして素子42の発光点(受光点)が微調整さ
れ、前記調整後に半田接合部45a1,45b1と回路
基板30の図示しない導電パターン(半田付け部)とが
半田付けされる。この場合も、上記と同様に、半田接合
部45a1,45b1と取付穴62a,62bとの間に
隙間が形成されており、素子42の位置が微調整された
後に前記隙間に半田が設けられて、半田接合部45a
1,45b1と回路基板30の半田付け部(導電パター
ン)とが半田付けされる。なお、半田接合部45a1,
45b1は、ねじ48a,48bと回路基板30ととも
に半田付けされてもよい。
ものではなく、例えば、回路基板はガラスエポキシ基板
のような樹脂板に直接に導電パターンが形成されたもの
でもよい。
リッジと板金製のベースとが確実且つ強固に接続され
る。しかもキャリッジ側で発生した振動は回路基板によ
り吸収されるため対物レンズを保持しているレンズホル
ダの駆動制御に悪影響を与えることが防止され、またベ
ース側で発生した振動は回路基板により吸収されるため
素子側の制御に悪影響を与えることが防止される。
ンジェンシャル方向とへ微調整された後に固定されるた
め、ベースがキャリッジに精度よく取り付けられる。
だ反対側で取り付けが行われるため、半田付けされる際
に半田に含まれるフラックスが飛散して対物レンズやそ
の他の光学部材に付着することが防止され、さらにベー
スに接続されているワイヤに接触して損傷するといった
問題が防止される。
行なわれるため作業効率を向上させることができる。ま
た半田溜り部を設けることにより、接合強度を向上させ
ることができる。
斜視図、
斜視図、
Claims (11)
- 【請求項1】 対物レンズと、前記対物レンズを可動状
態に支持する固定部と、対物レンズを微動させる補正駆
動手段とを搭載した金属製のベースが、金属製のキャリ
ッジに固定されている光ピックアップにおいて、 前記キャリッジに基板が固定され、前記ベースの一部が
前記基板に形成された半田付け部に半田付けされること
により、前記ベースが基板に固定されていることを特徴
とする光ピックアップ。 - 【請求項2】 前記基板は、フィルムに導電パターンが
形成されたフレキシブルプリント基板に樹脂補強板が接
合されたものである請求項1記載の光ピックアップ。 - 【請求項3】 前記基板は、樹脂基板の表面に導電パタ
ーンが形成されたものである請求項1記載の光ピックア
ップ。 - 【請求項4】 前記基板は、前記キャリッジに半田付け
されて固定されている請求項1ないし3のいずれかに記
載の光ピックアップ。 - 【請求項5】 前記ベースおよびキャリッジは共に板金
で形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の
光ピックアップ。 - 【請求項6】 前記ベースの一部と前記基板との間に、
前記ベースの取付位置を調整可能な隙間が設けられ、こ
の隙間に半田が渡されて前記ベースの一部と基板とが固
定されている請求項1ないし5のいずれかに記載の光ピ
ックアップ。 - 【請求項7】 前記対物レンズが光ディスクに対向する
側を上側、これと逆側を底側としたときに、前記基板は
前記キャリッジの底側に固定されており、前記ベースに
は底側に延びる複数の取付け脚が形成され、前記取付け
脚が前記基板に形成された複数の貫通孔内に挿通され、
前記基板の底面に形成された導電パターンと前記取付け
脚とが半田付けされている請求項6記載の光ピックアッ
プ。 - 【請求項8】 前記取付け脚には、半田溜り用の凹みが
形成されている請求項7記載の光ピックアップ。 - 【請求項9】 前記フレキシブルプリント基板は、前記
キャリッジの複数の面に跨って折り曲げられて設けられ
ている請求項2記載の光ピックアップ。 - 【請求項10】 前記フレキシブルプリント基板は、光
検出素子の設置部分に延びており、前記光検出素子の端
子部が前記フレキシブルプリント基板の導電パターンに
半田付けされている請求項9記載の光ピックアップ。 - 【請求項11】 前記半田付け部は、前記基板の前記キ
ャリッジへの固定部分の近傍に形成されている請求項1
記載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35897899A JP2001176104A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35897899A JP2001176104A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001176104A true JP2001176104A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18462105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35897899A Ceased JP2001176104A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001176104A (ja) |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35897899A patent/JP2001176104A/ja not_active Ceased
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