JP2001174097A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2001174097A JP35409899A JP35409899A JP2001174097A JP 2001174097 A JP2001174097 A JP 2001174097A JP 35409899 A JP35409899 A JP 35409899A JP 35409899 A JP35409899 A JP 35409899A JP 2001174097 A JP2001174097 A JP 2001174097A
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祥人 田島
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圭司 和田
Kazuo Kumehara
一夫 粂原
Akira Shindo
章 進藤
Yoshihiro Nakamura
由浩 中村
Takami Azuma
孝美 東
Ryota Hirata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夫々の室外ユニットのメンテナンス回数が平
均化し、より細かな起動停止制御が行え、運転効率の最
適化が図れる空気調和装置を提供することにある。 【解決手段】 複数台の室外ユニット1a、1bを室内
ユニット3a、3bから延びるユニット間配管に並列に
つなぎ、空調負荷に応じてこれら複数台の室外ユニット
1a、1bの運転台数を制御する空気調和装置である。
前記各室外ユニット1a、1bの起動回数を積算し、運
転台数を増加させる場合、この積算された起動回数の少
ない室外ユニットを優先して起動させる手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の室外ユニット
を備えた空気調和装置に係り、夫々の室外ユニットの運
転制御に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台の室外ユニットを室内ユ
ニットから延びるユニット間配管に並列につなぎ、空調
負荷に応じてこれら複数台の室外ユニットの運転台数を
制御する空気調和装置が知られている。この種のもの
は、特定の室外ユニットが、常に運転されることを防止
するために、例えば、予め各室外ユニットに運転の為の
優先順位を設定し、この設定した順に、且つ前回運転さ
れた室外ユニットが除外されて、室外ユニットが運転さ
れている。
【0003】或いは、各室外ユニットの累積運転時間の
みに着目して、この累積運転時間が平準化するように、
各室外ユニットが運転されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ガスエンジン等の内燃機関を用いて圧縮機を
駆動する空気調和装置の場合、以下の問題が生じる。
【0005】一般に、エンジンを始動させるスタータの
寿命は、エンジンの起動回数によって左右される。この
ため、特定の室外ユニットにおいて、頻繁に起動を繰り
返すと、この室外ユニットのスタータは、他の機器のス
タータのメンテナンスよりも速くメンテナンスを行わな
ければならず、メンテナンスの時期を統一することがで
きず、結果として、メンテナンス費用がかかるという問
題がある。
【0006】また、駆動源にガスエンジンを用いた場
合、駆動源に電動機を用いた場合と比較して、制御パラ
メータが多く、運転も不安定であるため、夫々の室外ユ
ニットは不調を起こしやすく、不調を起こした場合、早
急に運転を停止させる必要がある。このため、ガスエン
ジンを用いた空気調和装置において、運転効率を上げる
ためには、より細かな制御が要求され、従来の起動停止
制御だけでは不十分であるという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、夫々の室外ユニットのメ
ンテナンス回数が平均化し、より細かな起動停止制御が
行え、運転効率の最適化が図れる空気調和装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数台の室外ユニットを室内ユニットから延びるユニッ
ト間配管に並列につなぎ、空調負荷に応じてこれら複数
台の室外ユニットの運転台数を制御する空気調和装置に
おいて、前記各室外ユニットの起動回数を積算し、運転
台数を増加させる場合、この積算された起動回数の少な
い室外ユニットを優先して起動させる手段を備えたこと
を特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明では、各室外ユニット
の起動回数を積算し、この積算された起動回数の少ない
室外ユニットを優先して起動させるので、特定の室外ユ
ニットの起動回数が多くなることが無い。このため、例
えば、装置の駆動源にスタータ始動によるエンジン等を
用いる場合、スタータの寿命が平均化され、メンテナン
スの時期が統一され、メンテナンスの費用が抑えられ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記室外ユニットの累積運転時間を積算
し、運転台数を増加させる場合、前記起動回数に優先し
て、この積算した累積運転時間の少ない室外ユニットを
起動させる手段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明では、累積運転時間の
少ない室外ユニットを優先して起動させ、且つ、起動回
数の少ない室外ユニットを優先して起動させるので、特
定の室外ユニットの累積運転時間と起動回数とが多くな
ることがない。このため、例えば、各室外ユニットの運
転時間の平準化が行われ、装置の駆動源にスタータ始動
によるエンジン等を用いる場合、スタータの寿命が平均
化され、メンテナンスの時期が統一され、メンテナンス
の費用が抑えられる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各室外ユニットの容量が異なる場合で
あって、運転台数を増加させる時、前記起動回数に優先
して、容量の小さい室外ユニットを起動させる手段を備
えたことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明では、起動回数に優先
して、容量の小さい室外ユニットを起動させるので、例
えば、空調負荷が極端に小さいときに、必要以上に大き
い容量の室外ユニットが起動されることがなく、必要最
小限の容量で運転が行われ、運転効率がよくなる。
【0014】請求項4記載の発明は、複数台の室外ユニ
ットを室内ユニットから延びるユニット間配管に並列に
つなぎ、空調負荷に応じてこれら複数台の室外ユニット
の運転台数を制御する空気調和装置において、前記各室
外ユニットの起動回数を積算し、運転台数を減少させる
場合、この積算された起動回数の少ない室外ユニットを
優先して停止させる手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明では、各室外ユニット
の起動回数を積算し、この積算された起動回数の少ない
室外ユニットを優先して停止させるので、運転台数を減
少後、空調負荷が増加し、新たに室外ユニットを起動す
る場合、起動回数の多い室外ユニットが起動することな
く、起動回数の少ない室外ユニットが起動する。このた
め、特定の室外ユニットの起動回数が多くなることがな
い。装置の駆動源にスタータ始動によるエンジン等を用
いる場合、スタータの寿命が平均化され、メンテナンス
の時期が統一され、メンテナンスの費用が抑えられる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、冷媒圧力、冷媒温度、機器回転速度等から
室外ユニットの不調を判断する手段を備え、不調の室外
ユニットが存在した場合であって、運転台数を減少させ
る場合、前記起動回数に優先して、不調の室外ユニット
を停止させる手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明では、運転台数を減少
させる場合、起動回数に優先して、不調の室外ユニット
を停止させるので、このため、例えば、他の室外ユニッ
トと比べて、冷媒の圧力や温度が異常に低くなったり、
高くなったりした不調の室外ユニットが存在した場合、
この不調の室外ユニットからユニット間配管を通じて他
の室外ユニットに当該冷媒が流出入することが無くな
る。それゆえ、ある室外ユニットの不調が、装置全体に
反映されることがなく、最適な運転が維持される。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記室外ユニットの累積運転時間を積算
し、運転台数を減少させる場合、前記起動回数に優先し
て、この積算した累積運転時間の多い室外ユニットを停
止させる手段を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明では、室外ユニットの
累積運転時間を積算し、この積算した累積運転時間の多
い室外ユニットを停止させるので、運転時間の平準化が
行われる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記各室外ユニットの容量が異なる場合で
あって、運転台数を減少させる時、前記起動回数に優先
して、容量の小さい室外ユニットを停止させる手段を備
えたことを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明では、起動回数に優先
して、容量の小さい室外ユニットを停止させるので、容
量の小さい室外ユニットが優先して起動される場合、運
転時間の平準化が行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
の図面を参照して説明する。
【0023】図1において、1a,1bは室外ユニット
を示し、3a,3bは室内ユニットを示している。室外
ユニット1aは、アキュームレータ10aと、ガスエン
ジン駆動による圧縮機11aと、オイルセパレータ12
aと、四方弁13aと、室外熱交換器14aと、室外電
動式膨脹弁15aとで構成されている。なお、17aは
室外熱交換器14aのファンを示している。室外ユニッ
ト1bについては、以下の構成を含めて、室外ユニット
1aと同じであるので、説明を省略する。
【0024】また、室内ユニット3aは、室内熱交換器
34aと、室内電動式膨脹弁35a(以下「室内メカ弁
35a」という。)とで構成されている。なお、室内ユ
ニット3bについては、以下の構成を含めて、室内ユニ
ット3aと同じであるので、説明を省略する。この室内
ユニット3a,3bからは、ガス管5及び液管7からな
るユニット間配管が延び出し、このユニット間配管に
は、室外ユニット1a,1bが並列に接続されている。
【0025】オイルセパレータ12aは、圧縮機11a
から吐出される冷媒中の潤滑油を分離するものであり、
ここで分離された潤滑油は常時オイル戻し管21aと強
制オイル戻し管22aとを通じて圧縮機11aに戻され
る。常時オイル戻し管21aにはキャピラリーチューブ
24aが設けられ、このキャピラリーチューブ24aに
よって圧縮機11aに戻されるオイルに流路抵抗がかけ
られる。この常時オイル戻し管21aはオイルセパレー
タ12aの中程につながれ、これがつながれた位置より
もオイルセパレータ12a内のオイルの油面が上回る限
りにおいて、この常時オイル戻し管21aを通じてオイ
ルが常時圧縮機11aの吸込管に戻される。強制オイル
戻し管22aには開閉弁23a,25aが設けられる。
この強制オイル戻し管22aは、オイルセパレータ12
aの底部につながれ、開閉弁23a,25aを開くこと
によってオイルセパレータ12a内のオイルが強制的に
圧縮機11aの吸込管に戻される。
【0026】室外ユニット1a,1bの強制オイル戻し
管22a,22bどうしは、バランス管51によりつな
がれる。このバランス管51は、第3の補助管53aを
通じて、オイルセパレータ12aとチェッキ弁18aと
の間につながれ、第3の補助管53aには第3の開閉弁
55aが設けられる。
【0027】第3の開閉弁55aが開き、四方弁13a
が図示の位置に切り替わると、バランス管51は室外熱
交換器14aに連通する。
【0028】上記構成の空気調和装置において、本実施
形態では、圧縮機11a,11bがそれぞれガスエンジ
ン100a,100bで駆動される。この圧縮機11
a,11bの本体からは、軸101a,101bが導出
され、この軸101a,101bに図示を省略したプー
リが連結され、プーリVベルト102a,102bを介
してガスエンジン100a,100bの出力軸が連結さ
れている。
【0029】上記構成において、冷房運転時には、圧縮
機11a,11bからの冷媒が、図1に実線矢印で示す
ように、オイルセパレータ12a,12b、四方弁13
a,13b、室外熱交換器14a,14b、室外電動式
膨脹弁15a,15bを経て液管7に流出し、それぞれ
の室内ユニット3a,3bに入り、室内電動式膨脹弁3
5a,35b、室内熱交換器34a,34bの順に流れ
てガス管5に流出し、さらに四方弁13a,13b、ア
キュームレータ10a,10bを経て圧縮機11a,1
1bに戻される。
【0030】また、暖房運転時には、圧縮機11a,1
1bからの冷媒が、図1に点線矢印で示すように、オイ
ルセパレータ12a,12b、四方弁13a,13bを
経てガス管5に流出し、それぞれの室内ユニット3a,
3bに入り、室内熱交換器34a,34b、室内電動式
膨脹弁35a,35bの順に流れて液管7に流出し、さ
らに室外電動式膨脹弁15a,15b、室外熱交換器1
4a,14b、四方弁13a,13b、並びにアキュー
ムレータ10a,10bを経て圧縮機11a,11bに
戻される。
【0031】この実施の形態では、いずれか特定の室外
ユニット1a、1bが、常に連続して運転されることが
ないように、室外ユニット1a、1bの起動停止の順番
が制御される。このローテーション制御は、室外ユニッ
ト1a、1bを統括的にコントロールする集中制御装置
16が司る。
【0032】この集中制御装置16は、図2に示すよう
に、中央処理装置107を備え、この中央処理装置10
7には、各室外ユニット1a、1bの累積運転時間を積
算するためのタイマ109と、各室外ユニット1a、1
bの起動回数を積算するためのカウンタ111と、各室
外ユニット1a、1bの定格容量を記憶するメモリ11
3とが接続されている。なお、室外ユニット1aの定格
容量は、7.46kW(10HP)であり、室外ユニッ
ト1bの定格容量は、14.92kW(20HP)であ
る。
【0033】室外ユニット1a、1bの起動の順番は、
まず、タイマ109で積算された累積運転時間が少ない
ものが優先して起動される。累積運転時間が等しい場合
は、メモリ113に記憶された定格容量が小さいものが
優先して起動される。定格容量が等しい場合は、カウン
タ111でカウントとされた起動回数の少ないものが優
先して起動される。
【0034】上記圧縮機の駆動にはガスエンジン100
a、100bが用いられている。このガスエンジン10
0a、100bは、スタータ(図示せず)始動によるた
め、発停の回数が増加すると、スタータの寿命が短くな
り、頻繁にメンテナンスしなければならない。
【0035】この実施形態では、累積運転時間の少ない
室外ユニット1を優先して起動させ、且つ、起動回数の
少ない室外ユニット1を優先して起動させるので、特定
の室外ユニット1の累積運転時間と起動回数とが多くな
ることがない。
【0036】従って、各室外ユニット1の運転時間の平
準化が行われ、各圧縮機11a、11bのスタータの寿
命が平均化され、メンテナンスの時期が統一され、メン
テナンスの費用が抑えられる。
【0037】また、起動回数に優先して、容量の小さい
室外ユニット1を起動させるので、空調負荷が極端に小
さいときに、必要以上に大きい容量の室外ユニット1が
起動されることがない。従って、必要最小限の容量で運
転が行われ、運転効率がよくなる。例えば、当初の空調
負荷が4kWで運転が開始された時は、7.46kWの
定格容量の室外ユニット1aのみを起動させればよく、
その後、空調負荷が増加し、空調負荷が7.46kWを
越えた時点で、14.92kWの定格容量の室外ユニッ
ト1bを起動させればよい。
【0038】つぎに、室外ユニット1a、1bの停止の
順番について説明する。
【0039】この実施の形態では、停止の順序におい
て、運転不調の室外ユニット1が存在した場合、その室
外ユニット1の運転が優先的に停止される。この運転不
調を検出するため、図2に示す中央処理装置107に
は、制御線115a〜115nを介して、高圧側の冷媒
圧力を検出する圧力センサ117a、117bと、高温
側の冷媒温度を検出する温度センサ119a、119b
と、室外熱交換器ファンの回転を検出する回転速度セン
サ121a、121bとが接続されている。そして、中
央処理装置107、圧力センサ117a、117bでの
検出圧力が異常に低かったり高かったりした場合、温度
センサ119a、119bでの検出温度が異常に低かっ
たり高かったりした場合、或いは回転速度センサ121
a、121bの回転数が異常に低かったり高かったりし
た場合、該当する室外ユニット1の運転状態が不調であ
ると判断する。
【0040】この実施形態では、運転台数を減少させる
場合、起動回数に優先して、不調の室外ユニット1を停
止させるので、この不調の室外ユニット1からユニット
間配管を通じて他の室外ユニット1に当該冷媒が流出入
することが無くなる。それゆえ、ある室外ユニットの不
調が、装置全体に反映されるようなことがなく、最適な
運転状態が維持される。
【0041】ローテーション運転の停止の順序において
は、運転不調の室外ユニット1を停止させた後、累積運
転時間の多い室外ユニット1を停止させ、ついで容量の
小さい室外ユニット1を停止させ、最後に、起動回数の
少ない室外ユニット1を停止させる制御が行われる。
【0042】この実施形態にあっても、運転不調の室外
ユニットを除いた場合、累積運転時間の多い室外ユニッ
トを優先的に停止させるので、室外ユニット1の運転時
間の平準化が行われる。
【0043】この累積運転時間の次に、容量を判断し、
その容量の小さい室外ユニット1を停止させる。このよ
うにしておけば、再び、空調負荷が増加し、室外ユニッ
トの運転台数を増加させる場合、容量の小さい室外ユニ
ット1から優先的に起動させることができる。
【0044】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものでないことは
明らかである。
【0045】例えば、上記実施例では、2台の室外ユニ
ット1a、1bの定格容量は、夫々、7.46kW(1
0HP)、14.92kW(20HP)であったが、こ
れに限定されるものではなく、定格容量が、5.96k
W(8HP)、9.69kW(13HP)、11.92
kW(16HP)等の5種類のものを用意しておき、任
意の3台の室外ユニット1の容量の組み合わせであって
も良い。
【0046】又、前記集中制御装置16には、各室外ユ
ニット1a、1bの累積運転時間を積算するタイマ10
9等の各種のタイマ109を内蔵させたが、これらタイ
マ109は夫々の室外ユニット1a、1bに内蔵させて
おき、これらタイマ109からのデータのみを集中制御
装置16が取り込むようにしてもよい。このようにする
と、例えば、運転不調の室外ユニット1があった場合の
停止の順序において、この室外ユニット1の基板(図示
せず)を介してその情報が中央処理装置107に送ら
れ、この情報に基づいて、中央処理装置107は運転不
調の室外ユニット1を優先して停止させることができ
る。
【0047】
【発明の効果】室外ユニットの起動停止の順序を、累積
運転時間を主条件として決定し、さらに、起動回数や定
格容量及び運転状況を加味することにより、累積運転時
間の平準化を図り、また、装置の駆動源にスタータ始動
によるエンジン等を用いた場合、各室外ユニットのスタ
ータの寿命を平均化し、メンテナンスの時期を統一する
ことができ、特定の室外ユニットを頻繁にメンテナンス
する必要が無くなり、メンテナンスの費用を抑えること
ができる。
【0048】空調負荷に応じて、定格容量の小さい室外
ユニットから起動されるので、極端に低い空調負荷であ
っても、最適な運転効率が維持される。
【0049】室外ユニットの運転を停止させる場合に、
運転不調の室外ユニットがある時、優先して運転を停止
させるので、当該室外ユニットからユニット間配管を介
して圧力や温度が異常な冷媒が、他の室外ユニットに流
入することが無い。それゆえ、ある室外ユニットの不調
が、装置全体に反映されることがなく、最適な運転状態
が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一例を示す冷凍回
路図である。
【図2】集中制御装置を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 室外ユニット 3a、3b 室内ユニット 16 集中制御装置 100a,100b ガスエンジン 107 中央処理装置 109 タイマ 111 カウンタ 113 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 圭司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 粂原 一夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 進藤 章 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中村 由浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 東 孝美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 平田 亮太 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L092 GA05 GA10 GA12 JA06 JA07 KA08 KA15 KA16 LA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の室外ユニットを室内ユニットか
    ら延びるユニット間配管に並列につなぎ、空調負荷に応
    じてこれら複数台の室外ユニットの運転台数を制御する
    空気調和装置において、 前記各室外ユニットの起動回数を積算し、運転台数を増
    加させる場合、この積算された起動回数の少ない室外ユ
    ニットを優先して起動させる手段を備えたことを特徴と
    する空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記室外ユニットの累積運転時間を積算
    し、運転台数を増加させる場合、前記起動回数に優先し
    て、この積算した累積運転時間の少ない室外ユニットを
    起動させる手段を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記各室外ユニットの容量が異なる場合
    であって、運転台数を増加させる時、前記起動回数に優
    先して、容量の小さい室外ユニットを起動させる手段を
    備えた、 ことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 複数台の室外ユニットを室内ユニットか
    ら延びるユニット間配管に並列につなぎ、空調負荷に応
    じてこれら複数台の室外ユニットの運転台数を制御する
    空気調和装置において、 前記各室外ユニットの起動回数を積算し、運転台数を減
    少させる場合、この積算された起動回数の少ない室外ユ
    ニットを優先して停止させる手段を備えたことを特徴と
    する空気調和装置。
  5. 【請求項5】 冷媒圧力、冷媒温度、機器回転速度等か
    ら室外ユニットの不調を判断する手段を備え、不調の室
    外ユニットが存在した場合であって、運転台数を減少さ
    せる場合、前記起動回数に優先して、不調の室外ユニッ
    トを停止させる手段を備えた、 ことを特徴とする請求項4記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記室外ユニットの累積運転時間を積算
    し、運転台数を減少させる場合、前記起動回数に優先し
    て、この積算した累積運転時間の多い室外ユニットを停
    止させる手段を備えた、 ことを特徴とする請求項4記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記各室外ユニットの容量が異なる場合
    であって、運転台数を減少させる時、前記起動回数に優
    先して、容量の小さい室外ユニットを停止させる手段を
    備えた、 ことを特徴とする請求項4記載の空気調和装置。
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Cited By (4)

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