JP2001169380A - 耳装着型音楽再生装置、及び音楽再生システム - Google Patents

耳装着型音楽再生装置、及び音楽再生システム

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JP2001169380A
JP2001169380A JP35511499A JP35511499A JP2001169380A JP 2001169380 A JP2001169380 A JP 2001169380A JP 35511499 A JP35511499 A JP 35511499A JP 35511499 A JP35511499 A JP 35511499A JP 2001169380 A JP2001169380 A JP 2001169380A
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music
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ear
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Kazunori Kita
一記 喜多
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Casio Computer Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/10Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
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    • HELECTRICITY
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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、運動時でも携帯して使用で
きるような携帯性と、使用者の腕の位置で迅速かつ簡単
に希望する音楽の再生が可能となるような操作性と、を
同時に実現するヘッドホン型音楽再生装置、及び音楽再
生システムを提供することである。 【解決手段】 ヘッドホン型音楽再生装置3100は、
使用者の耳に装着して音楽を聴取可能なヘッドホン本体
3100Aに着脱可能にメモリカード209を設け、音
楽データ復号器211において当該メモリカード209
に記憶されている音楽データに基づいて音楽を再生す
る。そして、リスト型リモコン装置3200から送信さ
れる遠隔制御信号を無線送受信部2202により受信す
ると、この受信した遠隔制御信号に基づいて、音楽再生
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳装着型音楽再生
装置、及び音楽再生システムに係り、詳細には、耳装着
型音楽再生装置と腕に装着するリスト装置とによって構
成される音楽再生システム、及び当該音楽再生システム
に利用する耳装着型音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯型の音楽再生装置が利用
されている。これらの音楽再生装置は、装置本体内に音
楽データを記憶した磁気テープや、CD、MD等の光デ
ィスクといった記憶媒体を装着し、各記憶媒体に対応す
る再生方式で記憶されている音楽データを再生し、イヤ
ホンやヘッドホンから音楽を出力する。音楽の再生や停
止等を操作する際は、装置本体に設けられた操作スイッ
チを操作したり、イヤホンコードに設けられたリモコン
装置を用いて遠隔操作する。
【0003】一方、半導体メモリの高集積化、低価格化
にともなって、小型着脱式の不揮発性メモリである半導
体メモリカードを音楽データの記憶媒体として利用する
携帯型の音楽再生装置も開発されている。このような携
帯型の音楽再生装置は、装置本体を小型化することがで
きるとともに、振動や衝撃に対する耐久性もあり、その
携帯性が向上している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
音楽再生装置は、装置本体とイヤホンやヘッドホンとを
接続するイヤホンコードが煩わしく、またイヤホンコー
ドが周囲に引っかかる恐れがあるのでスポーツ中やアウ
トドア等、運動中に使用することはできなかった。
【0005】また、上述の携帯型の音楽再生装置は、鞄
やポケットに入れて携帯し、音楽再生することを前提と
している。したがって、音楽の再生や停止を操作する際
には、鞄やポケットから音楽再生装置を取り出して装置
本体に設けられた操作スイッチを操作する必要がある。
また、イヤホンコードに取り付けられたリモコン装置を
操作する場合には、そのリモコン装置の位置が固定され
にくいため操作しにくい。このようなことから操作に時
間を要し、また混雑した電車内等では操作を行えない場
合もある。
【0006】この発明は、こうした従来の問題を解決す
るためになされたものであり、運動時でも携帯して使用
できるような携帯性と、使用者の腕の位置で迅速かつ簡
単に希望する音楽の再生が可能となるような操作性と、
を同時に実現するヘッドホン型音楽再生装置、及び音楽
再生システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を1例として例示する。符号等は、後述
する図面参照符号等である。
【0008】請求項1記載の発明は、使用者の耳に装着
して音楽を聴取可能な音楽聴取本体(例えば、図5に示
すヘッドホン本体3100Aまたは図6(A)のイヤホ
ン3105)に、着脱可能な半導体音楽データ記憶手段
(例えば、図5に示す小型メモリカード209)と、こ
の半導体音楽データ記憶手段に記憶されている音楽デー
タに基づいて音楽を再生する音楽再生手段(例えば、図
6(A)に示す音楽データ復号器211及び音楽出力部
212)と、外部から送信される遠隔制御信号を受信す
る受信手段(例えば、図6(A)に示す無線送受信部3
103)と、この受信手段により受信した遠隔制御信号
に基づいて、前記音楽再生手段における音楽再生を制御
する音楽再生制御手段(例えば、図6(A)に示す制御
部3102)と、を備えることを特徴としている。
【0009】この請求項1記載の発明の耳装着型音楽再
生装置によれば、使用者の耳に装着して音楽を聴取可能
な音楽聴取本体に、着脱可能な半導体音楽データ記憶手
段を設け、音楽再生手段により当該半導体音楽データ記
憶手段に記憶されている音楽データに基づいて音楽を再
生する。音楽再生制御手段は、外部から送信される遠隔
制御信号を受信手段により受信すると、この受信した遠
隔制御信号に基づいて、前記音楽再生手段における音楽
再生を制御する。
【0010】したがって、音楽聴取本体に半導体音楽デ
ータ記憶手段と音楽再生手段とを設けているので、音楽
聴取本体とは別個の音楽再生装置を用意しなくとも単体
で音楽を聴取することができる。また、耳装着型音楽再
生装置のみで音楽を聴取できるので、従来のような、イ
ヤホンコードに煩わされることがなく、運動量の多いス
ポーツの最中やアウトドアでも快適に使用できる。ま
た、外部から送信される遠隔制御信号によって音楽再生
を制御するので、操作を行うために当該ヘッドホン型音
楽再生装置を使用者の耳から外す必要がない。その結
果、運動中でも使用できるような携帯性と、迅速かつ簡
単に希望する音楽の再生が可能となるような操作性と、
を同時に実現することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、耳装着型音楽再生
装置(例えば、図5に示すヘッドホン型音楽再生装置3
100)と、腕に装着可能なリスト型リモコン装置(例
えば、図5に示すリスト型リモコン装置3200)と、
からなる音楽再生システム(例えば、図5に示す音楽再
生システム3000)であって、前記耳装着型音楽再生
装置は、使用者の耳に装着して音楽を聴取可能な音楽聴
取本体(例えば、図5に示すヘッドホン本体3100A
または図6(A)に示すイヤホン3105)に、着脱可
能な半導体音楽データ記憶手段(例えば、図5に示すメ
モリカード209)と半導体音楽データ記憶手段に記憶
されている音楽データに基づいて音楽を再生する音楽再
生手段(例えば、図6(A)に示す音楽データ復号器2
11及び音楽出力部212)と、前記リスト型リモコン
装置から送信される遠隔制御信号を受信する受信手段
(例えば、図6(A)に示す無線送受信部3103)
と、この受信手段により受信した遠隔制御信号に基づい
て、前記音楽再生手段における音楽再生を制御する音楽
再生制御手段(例えば、図6(A)に示す制御部310
2)と、を備え、前記リスト型リモコン装置は、前記耳
装着型音楽再生装置における音楽再生を遠隔制御するた
めの操作を入力する操作入力手段(例えば、図5及び図
6(B)に示す操作入力部202)と、この操作入力手
段において入力された操作に基づく前記音楽再生を遠隔
制御するための遠隔制御信号を前記耳装着型音楽再生装
置へ送信する送信手段(例えば、図6(B)に示す無線
送受信部3202)と、を備えることを特徴としてい
る。
【0012】この請求項2記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、耳装着型音楽再生装置と、腕に装着可能な
リスト型リモコン装置と、から構成され、前記耳装着型
音楽再生装置は、使用者の耳に装着して音楽を聴取可能
な音楽聴取本体に着脱可能に半導体音楽データ記憶手段
を設け、音楽再生手段により、当該半導体音楽データ記
憶手段に記憶されている音楽データに基づいて音楽を再
生する。そして、前記リスト型リモコン装置から送信さ
れる遠隔制御信号を受信手段により受信すると、音楽再
生制御手段は、この受信した遠隔制御信号に基づいて、
前記音楽再生手段における音楽再生を制御する。また、
前記リスト型リモコン装置では、操作入力手段におい
て、前記耳装着型音楽再生装置における音楽再生を遠隔
制御するための操作を入力すると、送信手段によって、
この入力された操作に基づく前記音楽再生を遠隔制御す
るための遠隔制御信号を前記耳装着型音楽再生装置へ送
信する。
【0013】したがって、音楽聴取本体には、半導体音
楽データ記憶手段や音楽再生手段を設けているので音楽
聴取本体とは別個の音楽再生装置を用意しなくとも、音
楽の再生ができ、携帯性に優れる。また腕に装着したリ
スト型リモコン装置側で音楽再生に関する操作を入力す
ることができるので、音楽再生の操作を入力する際に、
音楽聴取本体を耳から外したり、または、リモコン装置
をポケット等から取り出す必要なく、手元で迅速に操作
を行うことができる。またリモコン装置が腕に装着され
ていれば、操作時にリモコン装置の位置を固定しやすい
のでより迅速に操作を行うことができる。その結果、運
動中でも使用できるような携帯性と、使用者の腕の位置
で迅速かつ簡単に希望する音楽の再生が可能となるよう
な操作性と、を同時に実現する音楽再生システムを提供
することができる。
【0014】また請求項3記載の発明のように、請求項
2記載の発明の音楽再生システムにおいて、前記耳装着
型音楽再生装置は、前記音楽再生手段において再生され
る音楽に関する情報を送信するデータ送信手段(例え
ば、図6(A)に示す無線送受信部3103)を更に備
え、前記リスト型リモコン装置は、データを表示する表
示部(例えば、図5に示す表示部201)と、前記耳装
着型音楽再生装置から送信される前記音楽に関する情報
を受信するデータ受信手段(例えば、図6(B)に示す
無線送受信部3202)と、このデータ受信手段におい
て受信した前記音楽に関する情報を前記表示部に表示さ
せる表示制御手段(例えば、図6(B)に示す制御部3
201)と、を更に備えることが有効である。
【0015】この請求項3記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、耳装着型音楽再生装置は、音楽再生手段に
おいて再生される音楽に関する情報をデータ送信手段に
おいてリスト型リモコン装置側に送信する。リスト型リ
モコン装置は、データ受信手段において、前記耳装着型
音楽再生装置から送信される前記音楽に関する情報を受
信すると、表示制御手段によって、この受信した前記音
楽に関する情報を表示部に表示させる。
【0016】したがって、耳装着型音楽再生装置側で再
生されている音楽に関する情報が表示部に表示され、手
元で容易に確認することができる。また、前記情報を確
認しながら、手元で音楽再生の操作を入力することがで
きるので操作が容易となる。
【0017】また請求項4記載の発明のように、請求項
3記載の発明の音楽再生システムにおいて、前記耳装着
型音楽再生装置と前記リスト型リモコン装置との間で送
受信される前記遠隔制御信号及び前記音楽に関する情報
は、無線伝送されることが有効である。
【0018】この請求項4記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、耳装着型音楽再生装置とリスト型リモコン
装置との間で送受信される遠隔制御信号及び音楽に関す
る情報は無線伝送されるので、従来のように、耳装着型
音楽再生装置とリスト型リモコン装置とを接続するため
のイヤホンコードに煩わされることがなくなり、運動量
の多いスポーツの最中やアウトドアでも快適に使用でき
る。
【0019】また、請求項5記載の発明のように、請求
項2記載の音楽再生システムにおいて、前記リスト型リ
モコン装置は、データを表示する表示部(例えば、図5
及び図6(B)に示す表示部201)と、時間データを
計時する時計計時手段(例えば、図6(B)に示す時計
計時部207)と、前記時計計時手段において計時され
る時間データを前記表示部に表示させる表示制御手段
(例えば、図6(B)に示す制御部3201)と、を更
に備えることが有効である。
【0020】この請求項5記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、リスト型リモコン装置は、時計計時手段に
よって時間データを計時し、表示制御手段によって、こ
の計時される時間データを表示部に表示させるので、リ
スト型リモコン装置を腕に装着して手元で時刻を確認す
ることができる。
【0021】また、請求項6記載の発明のように、請求
項5記載の音楽再生システムにおいて、前記リスト型リ
モコン装置は、時計モードと音楽モードとのいずれかの
モードに設定するモード設定手段(例えば、図5に示す
モードスイッチ203)と、このモード設定手段の設定
により前記時計モードが設定されている際は、前記時計
計時手段により計時される時間データを前記表示部に表
示させることが可能となり、前記モード設定手段の設定
により前記音楽モードが設定されている際は、前記操作
入力手段に対する操作の入力が可能となるように制御す
る制御手段(例えば、図6(B)に示す制御部320
1)と、を更に備えることが有効である。
【0022】この請求項6記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、リスト型リモコン装置は、モード設定手段
によって、時計モードと音楽モードとのいずれかのモー
ドに設定することを可能とし、制御手段は、このモード
設定手段の設定により前記時計モードが設定されている
際は、前記時計計時手段により計時される時間データを
前記表示部に表示させることが可能となり、前記モード
設定手段の設定により前記音楽モードが設定されている
際は、前記操作入力手段に対する操作の入力が可能とな
るように制御する。
【0023】したがって、モード設定手段におけるモー
ド切替設定に応じて、時間表示や音楽再生操作のいずれ
か一方を、リスト型リモコン装置を腕に装着した状態で
瞬時に行うことができる。
【0024】請求項7記載の発明は、使用者の耳に装着
して音楽を聴取可能な耳装着型音楽聴取装置(例えば、
図1及び図2(B)に示すヘッドホン2100、または
図4(B)に示すヘッドホン2300)と、腕に装着可
能なリスト型音楽再生装置(例えば、図1及び図2
(A)に示すリスト型音楽再生装置2200または図4
(A)に示すリスト型音楽再生装置2400)と、から
なる音楽再生システム(例えば、図1、図2、及び図4
に示す音楽再生システム2000)であって、前記リス
ト型音楽再生装置は、音楽データを記憶する半導体音楽
データ記憶手段(例えば、図2(A)及び図4(A)に
示すメモリカード209)と、音楽再生に関する操作を
入力する操作入力手段(例えば、図1に示す操作入力部
202)と、この操作入力手段において入力された操作
に基づいて、前記半導体音楽データ記憶手段に記憶され
ている音楽データに基づいて音楽を再生する音楽再生手
段(例えば、図2(A)及び図4(A)に示す音楽デー
タ復号器211、図4(A)に示す音楽出力部212)
と、この音楽再生手段において再生される音楽を前記耳
装着型音楽聴取装置へ無線送信する無線送信手段(例え
ば、図2(A)に示す無線送信部2202、図4(A)
に示す無線送信アダプタ2500)と、を備え、前記耳
装着型音楽聴取装置は、前記無線送信手段から送信され
た音楽を受信する受信手段(例えば、図2(B)に示す
無線受信部2101、図4(B)に示す無線受信部23
01)と、この受信手段において受信した音楽を出力す
る音楽出力手段(図2(B)に示す音楽出力部210
2、図4(B)に示す音楽出力部2302)と、を備え
ることを特徴としている。
【0025】この請求項7記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、使用者の耳に装着して音楽を聴取可能な耳
装着型音楽聴取装置と、腕に装着可能なリスト型音楽再
生装置と、からなる音楽再生システムであって、前記リ
スト型音楽再生装置は、半導体音楽データ記憶手段に音
楽データを記憶し、操作入力手段において、音楽再生に
関する操作を入力すると、音楽再生手段は、この入力さ
れた操作に基づいて、前記半導体音楽データ記憶手段に
記憶されている音楽データに基づいて音楽を再生し、無
線送信手段によって、この再生される音楽を前記耳装着
型音楽聴取装置へ無線送信する。また、前記耳装着型音
楽聴取装置は、受信手段において、前記無線送信手段か
ら送信された音楽を受信すると、音楽出力手段によっ
て、この受信した音楽を出力する。
【0026】したがって、腕に装着したリスト型音楽再
生装置に音楽再生手段及び音楽再生に関する操作入力手
段を備えているので、腕に装着した状態で、音楽再生の
操作を入力して耳装着型音楽聴取装置から希望する音楽
を再生することができる。またリスト型音楽再生装置が
腕に装着されていれば、操作入力時にその位置を固定し
やすいのでより迅速な操作を行うことができる。また、
再生音楽データは耳装着型音楽聴取装置側へ無線伝送さ
れるので、従来のように、前記耳装着型音楽聴取装置と
リスト型音楽再生装置とを接続するイヤホンコードに煩
わされることがなくなり、運動量の多いスポーツの最中
やアウトドアでも快適に使用できる。その結果、運動中
でも使用できるような携帯性と、使用者の腕の位置で迅
速かつ簡単に希望する音楽の再生が可能となるような操
作性と、を同時に実現する音楽再生システムを提供する
ことができる。
【0027】また、請求項8記載の発明のように、請求
項7記載の音楽再生システムにおいて、前記無線送信手
段は、前記リスト型音楽再生装置に着脱可能に設けられ
る(例えば、図4(A)に示す無線送信アダプタ250
0)ことが有効である。
【0028】この請求項8記載の発明の音楽再生システ
ムによれば、無線送信手段を着脱可能に設けているの
で、前記リスト型音楽再生装置自体をコンパクトに構成
することができるとともに、使用者の希望する使用形態
で当該音楽再生システムを利用することができる。すな
わち、音楽を再生するときには前記無線送信手段をリス
ト型音楽再生装置に装着して耳装着型音楽聴取装置に再
生音楽データを無線送信し、ワイヤレスの耳装着型音楽
聴取装置から音楽を聴取したり、また音楽を再生しない
場合は、前記無線送信手段をリスト型音楽再生装置から
取り外して、リスト型音楽再生装置を一般の腕時計のよ
うに腕に装着して、よりコンパクトに携帯することがで
きる。
【0029】また、請求項9記載の発明のように、請求
項7記載の音楽再生システムにおいて、前記リスト型音
楽再生装置は、データを表示する表示部(例えば、図1
に示す表示部201)と、前記音楽再生手段において再
生される音楽に関する情報を前記表示部に表示させる表
示制御手段(例えば、図2(A)に示す制御部220
1、図4(A)に示す制御部2401)と、を更に備え
ることが有効である。
【0030】この請求項9記載の発明の音楽再生装置に
よれば、前記リスト型音楽再生装置は、表示制御手段に
よって、前記音楽再生手段において再生される音楽に関
する情報を表示部に表示させるので、前記情報を手元で
容易に確認することができる。また、前記情報を確認し
ながら、手元で操作を入力することができるので、操作
しやすくなる。
【0031】また、請求項10記載の発明のように、請
求項7記載の音楽再生システムにおいて、前記リスト型
音楽再生装置は、データを表示する表示部(例えば、図
1に示す表示部201)と、時間データを計時する時計
計時手段(例えば、図2(A)及び図4(A)に示す時
計計時部207)と、前記時計計時手段において計時さ
れる時間データを前記表示部に表示させる表示制御手段
(例えば、図2(A)に示す制御部2201、図4
(A)に示す制御部2401)と、を更に備えることが
有効である。
【0032】この請求項10記載の音楽再生システムに
よれば、前記リスト型音楽再生装置は、時計計時手段に
おいて時間データを計時して、表示制御手段によって、
前記時計計時手段において計時される時間データを表示
部に表示させるので、リスト型音楽再生装置を腕に装着
して手元で時刻を確認することができる。
【0033】また、請求項11記載の発明のように、請
求項10記載の音楽再生システムにおいて、前記リスト
型音楽再生装置は、時計モードと音楽モードとのいずれ
かのモードに設定するモード設定手段(例えば、図1に
示すモードスイッチ203)と、このモード設定手段の
設定により前記時計モードが設定されている際は、前記
時計計時手段により計時される時間データを前記表示部
に表示させることが可能となり、前記モード設定手段の
設定により前記音楽モードが設定されている際は、前記
音楽再生手段による音楽の再生または前記操作入力手段
に対する操作の入力が可能となるように制御する制御手
段(例えば、図2(A)に示す制御部2201、図4
(A)に示す制御部2401)と、を更に備えることが
有効である。
【0034】この請求項11記載の発明の音楽再生シス
テムによれば、前記リスト型音楽再生装置は、モード設
定手段において、時計モードと音楽モードとのいずれか
のモードに設定することを可能とし、制御手段は、この
モード設定手段の設定により前記時計モードが設定され
ている際は、前記時計計時手段により計時される時間デ
ータを前記表示部に表示させることが可能となり、前記
モード設定手段の設定により前記音楽モードが設定され
ている際は、前記音楽再生手段により音楽の再生が可能
となるように制御する。
【0035】したがって、モード設定手段におけるモー
ド切替設定に応じて、時間表示や音楽再生操作のいずれ
か一方を腕に装着した状態で瞬時に行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して本
発明に係る耳装着型音楽再生装置、及び音楽再生システ
ムの実施の形態を詳細に説明する。
【0037】[第1の実施の形態]まず、図1〜図3を
参照して、本発明の第1の実施の形態における音楽再生
システム2000について説明する。
【0038】図1は、音楽再生システム2000を構成
するヘッドホン2100(耳装着型音楽聴取装置)及び
リスト型音楽再生装置2200の外観を示す図であり、
図2は、(A)にリスト型音楽再生装置2200の内部
回路を説明するブロック図を示し、(B)にヘッドホン
2100の内部回路を説明するブロック図を示し、図3
は、音楽再生システム2000の使用状態例を示す図で
ある。
【0039】まず構成を説明する。図1に示すように、
本実施の形態におけるリスト型音楽再生装置2200
は、図2(A)に示す内部回路を内蔵する本体ケース2
00と、本体ケース200を使用者の身体に装着させる
バンド部材(以下、リストバンド301,302と呼
ぶ。)と、リストバンド301,302を連結させるバ
ックル401,402とから構成される。
【0040】本体ケース200の表面には、表示部20
1、操作入力部202、及びモード設定時に操作される
モードスイッチ203を設けている。
【0041】表示部201は、後述する制御部2201
から出力される表示データに基づいて、時計モードにお
いては現在時刻や日付情報等の時間データを表示し、音
楽モードにおいては、再生する音楽に関するデータ(音
楽データNo.、曲名、歌手名、演奏時間、歌詞等)を
表示する。
【0042】操作入力部202は、時計モードにおいて
時刻の修正など時計機能に関する操作や、音楽モードに
おいて音楽の再生、停止、巻き戻し再生、早送り再生と
いった音楽再生に関する操作を入力するためのキーを備
え、押下されたキーの押下信号を制御部2201に出力
する。
【0043】モードスイッチ203には、それぞれ時計
モード、及び音楽モードが割当てられており、押下され
たスイッチの押下信号を制御部2201に出力する。制
御部2201は、時計モードに対応するモードスイッチ
203の押下信号を検出すると時計モードに切り替え、
音楽モードに対応するモードスイッチ203の押下信号
を検出すると音楽モードに切り替えて、各モードにおけ
る動作が可能となるように実行制御する。
【0044】また本体ケース200の側面には、それぞ
れ外部機器接続コネクタ部205、無線送信アダプタコ
ネクタ部2402が備えられる。
【0045】外部機器接続コネクタ部205は、PC
(Personal Computer)等の外部機器800から伝送さ
れるデータを入力する端子を備えており、外部機器80
0から伝送されるデータ(圧縮符号化音楽データ)は後
述する読み出し/書込み制御部214の制御によって本
体ケース200内の収納部209Aに収納されているメ
モリカード209に書き込まれる。
【0046】無線送信アダプタコネクタ部2402は、
第2の実施の形態において詳述する無線送信アダプタ2
500を接続するための端子であり、後述する音楽デー
タ復号器211や音楽出力部212から送出される音楽
データを無線送信アダプタ2500側に伝送する。
【0047】本体ケース200の内部には、音楽データ
を複数記憶するための小型のメモリカード209を収納
するための収納部209Aが設けられており、裏蓋(図
示省略)によって脱落が防止されている。この収納部2
09Aには、メモリカード209を正しい位置に収納し
た状態でメモリカード209側に設けられたデータ読み
書き電極と接する位置にデータ読み書き用の端子が設け
られており、後述する読み出し/書込み制御部214に
よって当該電極を介するメモリカード209へのデータ
の読み書きが制御される。
【0048】そして、本体ケース200の外縁部の互い
に対向する位置、例えば上部及び下部には、それぞれ一
対のリストバンド301,302が備えられており、各
リストバンド301,302の先端には、リストバンド
301,302を互いに連結する一対のバックル40
1,402が備えられている。
【0049】このリストバンド301,302は、湾曲
させるように変形することが可能である。リストバンド
301,302を湾曲させて手首や二の腕に巻き付け、
バックル401とバックル402とを連結することによ
り本体ケース200を身体に装着することができる。
【0050】また、バックル401,402は、リスト
型音楽再生装置2200を手首または二の腕等の身体に
ワンタッチで、かつ、迅速に、着脱可能となるように、
図1に示すような連結部を構成している。すなわち、バ
ックル401とバックル402とは、互いに嵌合して連
結されるように形成されている。
【0051】バックル402は、中空のバックル本体4
02a、この連結部本体402aの端部に開口された挿
入口402b、および、左右の側部に開口係止部402
c,402cから形成されており、他方、バックル40
2に挿入されるバックル401は、支柱部401aおよ
び左右の第1、第2の各弾性部401b,401bから
形成されている。
【0052】このように形成されたバックル402とバ
ックル401とを連結する場合は、バックル401の第
1、第2の各弾性部401b,401bを若干内側に寄
せるように弾性変形させた状態でバックル402に設け
られた挿入口402bへ差し入れ、所定の位置まで挿入
する。すると、内側に寄せられていたバックル401に
形成されている第1、第2の各弾性部401b,401
bが外方に押し戻されて、バックル402に形成されて
いる左右の開口係止部402cに係止されることとなる
ので、バックル401は、バックル402に連結保持さ
れた状態となる。
【0053】他方、バックル401をバックル402か
ら外す場合には、バックル401に形成されている第
1、第2の各弾性部401b,401bを内側に寄せる
ように、右手の指で弾性変形させると、各開口係止部4
02c,402cに係止されている第1、第2の各弾性
部401b,401bが当該開口係止部402cから外
されることとなる。その後、バックル402の長手方向
にバックル401を引き抜けば、バックル401がバッ
クル402から引き抜かれることとなる。
【0054】一方、ヘッドホン2100は、使用者の耳
に装着可能な形状を有するヘッドホン本体2100Aを
備えている。これの内部に、図2(B)に示す電子回路
を内蔵し、リスト型音楽再生装置2200側から無線送
信される音楽を受信して、ヘッドホンスピーカ2103
から出力する。すなわち、リスト型音楽再生装置220
0において復号され、無線送信されたデジタル音楽デー
タを後述する無線受信部2101において受信すると、
受信したデジタル音楽データを後述する音楽出力部21
02においてD/A変換等の処理を行った後に、ヘッド
ホンスピーカ2103から出力する。または、当該ヘッ
ドホン2100に更に接続されるイヤホン2104から
出力する。
【0055】次に図2を参照して、リスト型音楽再生装
置2200の回路構成、ヘッドホン2100の回路構
成、及びリスト型音楽再生装置2200を利用して構成
される音楽再生システム2000の全体構成を説明す
る。
【0056】図2(A)に示すように第1の実施の形態
における音楽再生システム2000は、リスト型音楽再
生装置2200と、ヘッドホン2100とから構成され
る。
【0057】リスト型音楽再生装置2200は、表示部
201、モードスイッチ203を含む操作入力部20
2、時計計時部207、発振器208、制御部220
1、音楽データ復号器211、音楽データメモリ領域2
13を有するRAM(Random Access Memory)、読み出
し/書込み制御部214、外部インタフェース215、
及び無線送信部2202により構成され、メモリカード
209が着脱可能に備えられる。
【0058】制御部2201は、モードスイッチ203
から供給されるキー操作信号に基づき、時計モードまた
は音楽モードに応じた動作を実行するため、リスト型音
楽再生装置2200の各部を集中制御する。
【0059】すなわち、時計モードにおいて制御部22
01は、時計計時部207において計時される時間デー
タに基づいて、時刻や日付を表示するための表示データ
を生成して表示部201に表示させたり、操作入力部2
02から入力される操作に応じた時計機能(時計の修正
等)を実行して処理結果を表示部201に表示する。
【0060】音楽モードにおいて制御部2201は、操
作入力部202から入力される再生操作に基づいて収納
部209Aに収納されているメモリカード209に記憶
されている圧縮符号化音楽データを読み出し、またはR
AM(音楽データメモリ)213に確保し、この圧縮符
号化音楽データに基づいて音楽を再生する。すなわち、
後述する音楽データ復号器211においてRAM(音楽
データメモリ)213に記憶されている圧縮符号化音楽
データを復号化し、復号化されたデジタル音楽データを
無線送信部2202へ送出し、無線送信部2202にお
いて、無線送信用の信号に符号化及び変調してヘッドホ
ン2100へ送信する。
【0061】さらに、制御部2201は、外部インタフ
ェース215を介してPC等の外部機器800から伝送
される圧縮符号化音楽データを取得し、読み出し/書込
み制御部214の制御により、取得した音楽データをメ
モリカード209へ書き込む。
【0062】PC等の外部機器800は音楽データを蓄
積するための記憶装置や、モデムやLANインタフェー
ス等のネットワーク接続機能を備え、インターネット9
00にアクセスして外部から配信される圧縮符号化音楽
データをダウンロードして前記記憶装置に保存する。こ
の外部機器800を、外部機器接続アダプタ(図示省
略)等を使用してリスト型音楽再生装置2200に備え
られた外部機器接続アダプタコネクタ部205に接続
し、前記記憶装置に記憶されている圧縮符号化音楽デー
タをリスト型音楽再生装置2200側に送出して、メモ
リカード209に圧縮符号化音楽データを書き込む。
【0063】時計計時部207は、時刻や日付等の時間
データを計時し、計時された時間データは、計時レジス
タに送られて順次更新セットされる。所定周波数の電気
信号を発振する発振器208と該発振器208からの信
号を分周して所定周波数の信号を得る分周回路とから構
成されその信号をカウントすることによって現在時刻を
計時する構成である。
【0064】音楽データ復号器211は、所定の圧縮符
号化方式で圧縮符号化された音楽データを復号化するた
めの復号化回路によって構成される。圧縮符号化音楽デ
ータは、高品位な音質を提供すると同時に、効率よく伝
送できるよう、適切なビットレートに圧縮符号化されて
いる。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)等の
聴覚特性を利用したエントロピー符号化や知覚符号化と
いった符号化方式が用いられる。この音楽データ復号器
211では、制御部2201の制御によりRAM(音楽
データメモリ)213やメモリカード209から入力さ
れる圧縮符号化音楽データ(ビットストリーム)を復号
単位であるAAU(Audio Access Unit;オーディオ復
号単位)にフレーム分解(211a)するとともに誤り
検出を実行し、以降は1フレーム毎の復号処理を実行す
る。まずフレームヘッダやビット割り当て情報、スケー
ルファクタなどのサイド情報を抽出し、抽出されたスケ
ールファクタ及びビット割り当て情報に基づいて、オー
ディオデータを逆量子化する(211b)。その後、サ
ブバンド合成して(211c)、PCM(Pulse Code M
odulation)出力信号として無線送信部2202に送出
する。
【0065】RAM(音楽データメモリ)213は、復
号再生される音楽データや当該再生音楽データに関する
情報を記憶する記憶領域である音楽データメモリを備え
た半導体メモリである。また、メモリカード209は、
着脱可能な小型の半導体メモリカードであり、PC等の
外部機器800から受信した音楽データを複数記憶する
とともに、これらの音楽データに関する情報(音楽の曲
名、歌詞、歌手名、曲の演奏時間等)を記憶する。
【0066】読み出し/書込み制御部214は、制御部
2201から入力されるデータの保存先(RAM(音楽
データメモリ)213またはメモリカード209)にデ
ータを書き込むための書き込み制御を行う。また、音楽
の再生操作に応じて、メモリカード209に記憶されて
いる音楽データの中から再生する音楽データを読み出
し、RAM(音楽データメモリ)213に書き込むため
の制御を行う。
【0067】外部インタフェース215は、外部機器接
続コネクタ部205を介して外部機器800から伝送さ
れた音楽データ等を取得するためのインタフェースであ
り、制御部2201の制御により取得した音楽データ等
を読み出し/書込み制御部214へ伝送する。
【0068】無線送信部2202は、前記音楽データ復
号器211において復号化されたPCM出力信号(デジ
タル音楽データ)を無線送信用に符号化(2202
a)、変調(2202b)し、アンテナ2202dから
ヘッドホン2100へ送信する(2202c)。
【0069】次に、図2(B)に示すヘッドホン210
0の内部回路について説明する。ヘッドホン2100
は、無線受信部2101、音楽出力部2102、及びヘ
ッドホンスピーカ部2103により構成される。ヘッド
ホン本体2100Aにさらにイヤホン2104を接続し
てヘッドホンスピーカ部2103及びイヤホン2104
の2系統の出力を持つようにしてもよい。
【0070】無線受信部2101は、リスト型音楽再生
装置2200から送信されたデジタル音楽データ(PC
M出力信号)をアンテナ2101aを介して受信し(2
101b)、復調(2101c)及び復号化(2101
d)して音楽出力部2102へ送出する。
【0071】音楽出力部2102では、入力されるデジ
タル音楽データをD/A変換処理(2102a)により
アナログ信号に変換し、LPF(ローパスフィルタ;2
102b)で高周波成分を除いた上でヘッドホンスピー
カ部2103やイヤホン2104から出力する。
【0072】次に動作を説明する。リスト型音楽再生装
置2200は、使用者の腕(手首や二の腕等)に装着さ
れており、またメモリカード209には圧縮符号化され
た音楽データが記憶されている状態とする。またヘッド
ホン2100は使用者の耳に装着されている状態とす
る。
【0073】使用者によって手元のリスト型音楽再生装
置2200の表面に設けられたモードスイッチ203が
操作され音楽モードが設定されると、リスト型音楽再生
装置2200の制御部2201は、表示部201に曲
“TRK−1”、演奏時間“00’00''”のような1
曲目に設定されている音楽再生情報を表示する。その
後、操作入力部202の操作により音楽再生が操作され
ると、制御部2201は、音楽を再生させるため、メモ
リカード209に記憶されている音楽データから“TR
K−1”に対応する曲を読み出し、RAM(音楽データ
メモリ)213に確保する。そして、この符号化音楽デ
ータを音楽データ復号器211において復号化して無線
送信部2202へ送出する。同時に、音楽データ復号器
211におけるフレーム分解時に抽出される音楽再生情
報(曲名や演奏時間等)のデータを順次制御部2201
に出力する。無線送信部2202では、復号化されたデ
ジタル音楽データを無線送信用に符号化及び変調してヘ
ッドホン2100側へ送信する。制御部2201は、前
記音楽再生情報を表示部201に表示させる。
【0074】ヘッドホン2100は、無線受信部210
1において、前記デジタル音楽データを受信すると、受
信したデジタル音楽データを音声出力部2102におい
てアナログ音楽データに変換し、ヘッドホンスピーカ2
103またはイヤホン2104から出力する。
【0075】リスト型音楽再生装置2200において、
操作入力部202において早送り再生や巻き戻し再生ま
たは停止が操作されると、制御部2201は、操作に従
って音楽の再生を制御する。すなわち、操作入力部20
2における操作にしたがって、音楽を早送り再生した
り、巻き戻し再生したり、停止させたりする。制御部2
201は、その都度、音楽データ復号器211から抽出
される音楽再生情報を表示部201に表示する。
【0076】また、リスト型音楽再生装置2200のモ
ードスイッチ203が操作され、時計モードに切り替え
られると、制御部2201は時計計時部207において
計時した時間データを表示部201へ表示させる。ま
た、操作入力部202から入力される時刻の修正等の操
作にしたがって、時計機能を実行し、処理結果を表示部
201に表示する。
【0077】以上説明したように、本第1の実施の形態
における音楽再生システム2000は、使用者の耳に装
着して音楽を聴取可能なヘッドホン2100と腕に装着
可能なリスト型音楽再生装置2200とから構成され
る。
【0078】リスト型音楽再生装置2200は、音楽デ
ータ復号器211といった、メモリカード209に格納
されている音楽データを再生するための音楽再生手段、
及び当該音楽再生手段において再生された音楽をヘッド
ホン2100側へ送信する無線送信部2202を内蔵し
ている本体ケース200と、この本体ケース200を身
体に装着させるために本体ケース200の外縁部に互い
に対向するように設けられたリストバンド301,30
2と、各リストバンド301,302を連結するための
バックル401,402と、を備えている。また本体ケ
ース200の表面には、音楽再生に関する操作を入力す
るための操作入力部202が設けられ、腕に装着した状
態で手元で操作入力部202を操作して音楽再生手段に
おいて再生される音楽をヘッドホン2100へ無線送信
する。
【0079】したがって、本リスト型音楽再生装置21
00を腕(手首や二の腕等)に固定した状態で音楽再生
を操作して、ワイヤレスでヘッドホン2100から音楽
を聴取することができる。
【0080】図3は、本発明の音楽再生システム200
0の使用状態例を示している。手首にリスト型音楽再生
装置2200を装着し、かつ、ヘッドホン2100を使
用者の耳に装着すると、リスト型音楽再生装置2200
において操作され、再生される音楽をヘッドホン210
0からワイヤレスで聴取することができる。したがっ
て、従来のように、イヤホンコードによって動きを制限
されることがないので自由に身体を動かすことができ、
図3(A)に示すように運動量の激しいスポーツや、図
3(B)に示すような自転車の運転中や安全性が考慮さ
れるアウトドア、或いは、図3(C)に示すようにジョ
ギング中においても携帯して使用できるようになる。
【0081】また、本体ケース200の表面に操作入力
部202が設けられているので、リスト型音楽再生装置
2200を腕に装着した状態で迅速かつ簡単に音楽の再
生や停止を操作することができる。
【0082】また、リスト型音楽再生装置2200には
表示部2100が設けられ、再生中の音楽に関連するデ
ータ(曲名、歌手名、演奏時間等)を表示部201に表
示するので、表示されている音楽再生情報を確認しなが
ら手元で音楽再生に関する操作を入力することができ
る。
【0083】また、リスト型音楽再生装置2200に設
けられたモードスイッチ203の操作により、時計モー
ドまたは音楽モードに瞬時に切り替えて、所望のモード
で動作させることができる。つまり、音楽を聴いている
途中で時計モードに切り替えることにより、瞬時に時刻
を表示部201に表示させて時刻を確認することができ
る。音楽再生を利用しない場合は、ヘッドホン2100
を使用者の耳から外して鞄等に収納し、リスト型音楽再
生装置2200を一般の腕時計のように使用することも
できる。
【0084】また、リスト型音楽再生装置2200は音
楽データの記憶媒体として小型のメモリカード209を
着脱可能に装着する構成であるので、携帯性に優れると
ともに、衝撃や振動によく耐久し、高品質な音楽再生を
実現することができる。
【0085】この音楽再生システム2000では、外部
機器800から外部機器接続アダプタ等を使用して、外
部機器接続コネクタ部205を介してメモリカード20
9へ圧縮符号化された音楽データを書き込むことができ
るので、所望の音楽データを手軽に取得し、いつでもど
こでも再生することが出来る。
【0086】なお、本発明の詳細部分は、上記実施形態
に限ることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能である。例えば、リスト型音楽再生装置220
0のRAM(音楽データメモリ)213から読み出した
圧縮符号化音楽データそのものを無線送信部2202に
おいて無線送信用信号に符号化及び変調してヘッドホン
2100側へ送信し、ヘッドホン2100側に音楽デー
タ復号器211及び無線受信部2101を内蔵して、ヘ
ッドホン2100側で受信及び復調した符号化音楽デー
タを前記音楽データ復号器211で復号した後、D/A
変換してアナログ音楽データに戻して音楽出力する構成
としてもよい。
【0087】また、リスト型音楽再生装置2200側に
音楽データ復号器211、及び音楽データ出力部を設
け、RAM(音楽データメモリ)213に記憶されてい
る圧縮符号化音楽データを、復号化して得たデジタル音
楽データ(PCM出力信号)を、D/A変換してアナロ
グ信号に変換し、このアナログ音楽データに復号再生し
た音楽出力信号を無線送信部2202において変調して
ヘッドホン2100側に送信し、ヘッドホン2100側
では、受信したアナログ音楽データを復調してヘッドホ
ンスピーカ2103やイヤホン2104から出力するよ
うにしてもよい。
【0088】また、リスト型音楽再生装置2200に内
蔵している音楽データ復号器211は、MP3等のMP
EG(Moving Picture Experts Group)オーディオ符号
の音楽データについての復号器として説明したが、符号
化方式はこれに限らない。例えば、AAC(Advanced A
udio Codeing)やATRAC(Adaptive Transform Aco
ustic Codeing)等、その他の符号化方式や複数の符号
化方式を利用してもよい。
【0089】また、操作入力部202は、図1に示すよ
うにスイッチやキーによって構成されるものを例示した
がこれに限る必要はなく、音楽再生に関する操作を入力
可能なものであればどのような形状や構造のものであっ
てもよい。例えば、回転スイッチによって曲を選択した
り決定したりするものであってもよい。さらに音量調節
用のキーやダイヤル等を備えるようにしてもよい。
【0090】さらに、メモリカード209は本体ケース
200内の収納部209Aに装着して裏蓋によって脱落
を防止する構成としたが、例えば、裏蓋をビス止めした
り、手回し式のネジによって止めたり、電池交換蓋や開
閉式の蓋内に収納したり、抽斗式に出し入れしたり、リ
ストバンド301,302の取り付け部位やリストバン
ド301,302に収納したりする構成としてもよい。
また防水パッキングを用いてメモリカード209が雨等
の水にぬれるのを防ぐように構成してもよい。
【0091】また、バックル401,402の形状は、
図1に例示した形状に限ることなく、リストバンド30
1,302を腕に巻きつけた状態で、リスト型音楽再生
装置2200を保持できるように連結されるものであれ
ば、どのような形状のものであってもよい。
【0092】[第2の実施の形態]次に、図4を参照し
て、本発明に係る音楽再生システム2000の第2の実
施の形態について説明する。図4は、音楽再生システム
2000の構成を説明するブロック図であり、(A)
は、リスト型音楽再生装置2400の内部回路を説明す
るブロック図を示し、(B)は、ワイヤレスのヘッドホ
ン2300の内部回路を説明するブロック図を示してい
る。
【0093】まず構成を説明する。第2の実施の形態に
おける音楽再生システム2000は、リスト型音楽再生
装置2400及びヘッドホン2300(耳装着型音楽聴
取装置)から構成される。
【0094】第2の実施の形態のリスト型音楽再生装置
2400は、着脱式の無線送信アダプタ2500を用い
て無線送信部を着脱可能となるように構成している。ま
た、この無線送信アダプタ2500を介して、ヘッドホ
ン2300との間でデータを無線送受信する。
【0095】無線送信アダプタ2500は、リスト型音
楽再生装置2400の本体ケース200の側面に設けら
れた無線送信アダプタコネクタ部2402(図1参照)
に対して着脱可能な端子2501を有する。この端子2
501を介して、リスト型音楽再生装置2400から音
楽データを取得し、無線送信用に変調(2500a)
し、アンテナ2500cを介してヘッドホン2300側
へ無線送信する(2500b)。
【0096】また、無線送信アダプタ2500は、ワイ
ヤードイヤホン2600との接続手段としても機能す
る。すなわち、この無線送信アダプタ2500には、リ
スト型音楽再生装置2400の無線送信アダプタコネク
タ部2402に接続される端子2501の他に、ワイヤ
ードイヤホン2600に接続される大径のイヤホンコネ
クタ部2502を設けている。したがって、リスト型音
楽再生装置2400を大きくすることなく、また専用ジ
ャックのイヤホンを使用せずとも市販の一般的な規格や
寸法のイヤホンジャックを有するワイヤードイヤホン2
600を接続可能とする。
【0097】以下の説明において、リスト型音楽再生装
置2400及びヘッドホン2300の外観構成及び内部
構成のうち、図1に示す第1の実施の形態におけるリス
ト型音楽再生装置2200及びヘッドホン2100の外
観構成と同一である部分、及び図2に示すリスト型音楽
再生装置2200及びヘッドホン2100の内部構成と
同一である部分については詳細な説明を省略し、同一の
部分には同一の符号を用いることとする。
【0098】第2の実施の形態におけるリスト型音楽再
生装置2400は、表示部201、モードスイッチ20
3を含む操作入力部202、時計計時部207、発振器
208、制御部2401、音楽データ復号器211、音
楽出力部212、RAM(音楽データメモリ)213、
読み出し/書込み制御部214、及び外部インタフェー
ス215により構成され、メモリカード209が着脱可
能に備えられる。
【0099】制御部2401は、操作入力部202から
入力される再生操作に基づいて収納部209Aに収納さ
れているメモリカード209から圧縮符号化音楽データ
を読み出し、RAM(音楽データメモリ)213に確保
する。また、RAM(音楽データメモリ)213に確保
されている音楽データを音楽データ復号器211におい
て復号化し、復号化されたデジタル音楽データを音楽出
力部212においてアナログ信号に変換し、無線送信ア
ダプタ2500へ送出する。無線送信アダプタ2500
では、イヤホンコネクタ部2502にイヤホンジャック
が接続されている場合は、ワイヤードイヤホン2600
側にアナログ音楽データを送出し、ワイヤードイヤホン
2600から音楽を出力する。また、ワイヤードイヤホ
ン2600が接続されない場合は、与えられたアナログ
音楽データを無線送信用の信号に変調してヘッドホン2
300側に送信する。
【0100】次に、図4(B)に示すヘッドホン230
0の内部回路について説明する。ヘッドホン2300
は、無線受信部2301、音楽出力部2302、及びヘ
ッドホンスピーカ部2303により構成される。ヘッド
ホン2300自体にさらにイヤホン2304を接続して
ヘッドホンスピーカ部2303及びイヤホン2304の
2系統の出力を持つようにしてもよい。
【0101】無線受信部2301は、リスト型音楽再生
装置2400から送信されたアナログ音楽データをアン
テナ2301aを介して受信して(2301b)、復調
し(2301c)、音楽出力部2302へ送出する。音
楽出力部2302では、入力されるアナログ音楽データ
をL/R信号に分離し(2302a)、それぞれLPF
において高周波成分を除き(2302b)、ヘッドホン
スピーカ部2303やイヤホン2304から出力する。
【0102】次に動作を説明する。第2の実施の形態に
おいて、リスト型音楽再生装置2400のメモリカード
209には圧縮符号化された音楽データが記憶されてい
る状態で、使用者の腕(手首や二の腕等)に装着されて
いる。またヘッドホン2300は使用者の耳に装着され
ている状態とする。さらにリスト型音楽再生装置240
0には、無線送信アダプタ2500が装着されている。
【0103】使用者は手元のリスト型音楽再生装置24
00の表面に設けられたモードスイッチ203を操作し
て音楽モードに設定すると、リスト型音楽再生装置24
00の制御部2401は、表示部201に曲“TRK−
1”、演奏時間“00’00''”のような1曲目に設定
されている音楽再生情報を表示する。その後、操作入力
部202の操作により音楽再生が操作されると、制御部
2401は、音楽を再生させるため、メモリカード20
9に記憶されている音楽データから“TRK−1”に対
応する曲を読み出し、音楽データ復号器211において
復号化し、音楽出力部212においてD/A変換して無
線送信アダプタ2500へ送出する。無線送信アダプタ
2500は、ヘッドホン2300側へアナログ音楽デー
タを送信する。同時に、音楽データ復号器211におけ
るフレーム分解時に抽出される音楽再生情報(曲名や演
奏時間等)を順次制御部2401に出力する。制御部2
401は、当該音楽再生情報を表示部201に表示させ
る。
【0104】ヘッドホン2300は、無線受信部230
1において、アナログ音楽データを受信すると、受信し
たアナログ音楽データを音楽出力部2302においてL
/R分離し、ヘッドホンスピーカ部2303またはイヤ
ホン2304から出力する。
【0105】リスト型音楽再生装置2400の操作入力
部202において早送り再生や巻き戻し再生または停止
が操作されると、制御部2401は、操作に従って音楽
の再生を制御する。すなわち、操作入力部202におけ
る操作にしたがって、音楽を早送り再生したり、巻き戻
し再生したり、停止させたりする。制御部2401は、
その都度、音楽データ復号器211から抽出される音楽
再生情報を表示部201に表示する。
【0106】また、リスト型音楽再生装置2400のモ
ードスイッチ203が操作され、時計モードに切り替え
られると、制御部2401は時計計時部207において
計時した時間データを表示部201へ表示させる。ま
た、操作入力部202から入力される時刻の修正等の操
作にしたがって、時計機能を実行し、処理結果を表示部
201に表示する。
【0107】以上説明したように、第2の実施の形態の
音楽再生システム2000によれば、音楽再生システム
2000を構成するリスト型音楽再生装置2400側
に、着脱式の無線送信アダプタ2500を備える。また
無線送信アダプタ2500は、イヤホンジャックを接続
するためイヤホンコネクタ部2502を備えているの
で、ワイヤードイヤホン2600を接続して音楽を聴取
することもできるし、音楽データを無線送信してワイヤ
レスヘッドホン2300から聴取することもできる。
【0108】したがって、音楽を再生するときには無線
送信アダプタ2500を装着して、ワイヤードイヤホン
2600やワイヤレスのヘッドホン2300を希望する
使用形態に応じて使用することができる。また音楽を再
生しない場合は、無線送信アダプタ2500をリスト型
音楽再生装置2400から取り外して、一般の時計と同
様に使用することができるので、腕に装着した際にもよ
りコンパクトに携帯することができる。
【0109】[第3の実施の形態]次に、図5〜図6を
参照して、本発明の第3の実施の形態における音楽再生
システム3000、ヘッドホン型音楽再生装置3100
(耳装着型音楽再生装置)及びリスト型リモコン装置3
200について説明する。
【0110】図5は、音楽再生システム3000を構成
するヘッドホン型音楽再生装置3100、及びリスト型
リモコン装置3200の外観を示す図であり、図6は、
(A)にヘッドホン型音楽再生装置3100の内部回路
を説明するブロック図を示し、(B)にリスト型リモコ
ン装置3200の内部回路を説明するブロック図を示し
ている。
【0111】まず構成を説明する。図5に示すように、
本第3の実施の形態における音楽再生システム3000
は、ヘッドホン型音楽再生装置3100とリスト型リモ
コン装置3200とから構成される。そして、リスト型
リモコン装置3200は、図6(B)に示す内部回路を
内蔵する本体ケース200と、当該リスト型リモコン装
置3200を使用者の身体(手首や二の腕等)に装着さ
せるリストバンド301,302と、当該リストバンド
301,302を連結させるバックル401,402と
から構成される。
【0112】当該リスト型リモコン装置3200の外観
構成は、図1に示すリスト型音楽再生装置2200の外
観構成と同一であるので、同一部分には、同一符号を付
すこととし、詳細な説明を省略する。
【0113】一方、ヘッドホン型音楽再生装置3100
は、ヘッドホン本体3100A(音楽聴取本体)にメモ
リカードスロット3101を備えている。メモリカード
スロット3101は、半導体メモリで構成される小型の
メモリカード209を収納する部位であり、メモリカー
ド209を挿入するために開口したメモリカード挿入孔
3101aを備える。このメモリカードスロット310
1の内部には、メモリカード209を正しい位置に収納
した状態でメモリカード209側に設けられたデータ読
み書き電極と接する位置にデータ読み書き用の端子が設
けられており、後述する読み出し/書込み制御部214
によって当該電極を介するメモリカード209へのデー
タの読み書きが制御される。
【0114】なお、このメモリカードスロット3101
の形状は、図5に示すようにメモリカード挿入孔310
1aに対してメモリカード209を差し込むようなもの
に限らない。例えば、ヘッドホン本体3100A内部に
設けた収納部にメモリカード209を装着して蓋によっ
て脱落を防止したり、この蓋をビス止めしたり、手回し
式のネジによって構成したりしてもよい。また、電池交
換蓋や開閉式の蓋内に収納したり、抽斗式に出し入れし
たりするようにしてもよい。また防水パッキングを用い
てメモリカード209が雨等の水にぬれるのを防ぐよう
に構成してもよい。
【0115】また、ヘッドホン型音楽再生装置3100
は、PC等の外部機器800から圧縮符号化された音楽
データを伝送するための外部機器接続コネクタ部205
を備えている。すなわち、PC等の外部機器800に記
憶されている符号化音楽データを外部機器接続アダプタ
(図示省略)等を使用して外部機器接続コネクタ部20
5を介して取得し、後述する制御部3102によって前
記データ読み書き電極を介してメモリカード209へ書
き込む。制御部3102は前記リスト型リモコン装置3
200から受信する遠隔制御信号にしたがって前記メモ
リカード209に記憶されている音楽データを再生させ
る。
【0116】次に図6を参照して、ヘッドホン型音楽再
生装置3100の回路構成、リスト型リモコン装置32
00の回路構成、及び当該ヘッドホン型音楽再生装置3
100及び当該リスト型リモコン装置3200を利用し
て構成される音楽再生システム3000の全体構成を説
明する。
【0117】図6(A)に示すように、ヘッドホン型音
楽再生装置3100は、制御部3102、音楽データ復
号器211、音楽出力部212、メモリカード209、
読み出し/書込み制御部214、外部インタフェース2
15、無線送受信部3103、及びヘッドホンスピーカ
3104により構成される。また、ヘッドホン型音楽再
生装置3100自体にさらにイヤホン3105を接続し
てヘッドホンスピーカ部3104及びイヤホン3105
の2系統の出力を持つようにしてもよい。
【0118】制御部3102は、無線送受信部3103
において受信した遠隔制御信号に基づいてヘッドホン本
体3100Aに設けられたメモリカードスロット310
1に収納されているメモリカード209から圧縮符号化
音楽データを読み出し、音楽データ復号器211におい
て復号化し、復号化されたデジタル音楽データを音楽出
力部212においてD/A変換して、ヘッドホンスピー
カ部3104またはイヤホン3105から出力する。
【0119】また、外部インターフェース215を介し
てPC等の外部機器800から圧縮符号化音楽データが
入力されると、読み出し/書込み制御部214において
データの書き込み先を制御して、メモリカード209へ
受信した音楽データを書き込む。PC等の外部機器80
0では、インターネット900から圧縮符号化音楽デー
タをダウンロードして得るようにしてもよい。またPC
等の外部機器800において、ダウンロードした音楽デ
ータをメモリカード書き込み機810を利用してメモリ
カード209に書き込み、音楽データを記憶した状態の
メモリカード209をヘッドホン型音楽再生装置310
0のメモリカードスロット3101に収納して使用する
ようにしてもよい。
【0120】無線送受信部3103は、リスト型リモコ
ン装置3200から送信される遠隔制御信号をアンテナ
3103aを介して受信すると(3103b)、復調
(3103c)及び復号化して(3103d)、制御部
3102へ出力する。また、無線送受信部3103は、
音楽データ復号器211において抽出された音楽再生情
報を所定の符号化方式で符号化し(3103d)、無線
送信用の信号に変調して(3103c)、アンテナ31
03aを介してリスト型リモコン装置3200側へ送信
する(3103b)。
【0121】音楽データ復号器211、音楽出力部21
2、メモリカード209、読み出し/書込み制御部21
4、外部インタフェース215の詳細については、第1
の実施の形態において詳述したので、本第3の実施の形
態ではその説明を省略し、図中には同一の符号を付すこ
ととする。
【0122】次に、図6(B)を参照してリスト型リモ
コン装置3200の内部回路について説明する。リスト
型リモコン装置3200は、表示部201、モードスイ
ッチ203を含む操作入力部202、時計計時部20
7、発振器208、制御部3201、及び無線送受信部
3202により構成される。
【0123】制御部3201は、モードスイッチ203
から供給されるキー操作信号に基づき、時計モードまた
は音楽モードに対応する動作を実行するため、リスト型
リモコン装置3200の各部を集中制御する。
【0124】すなわち、時計モードにおいて制御部32
01は、時計計時部207において計時され入力される
時間データに基づいて、時刻や日付を表示するための表
示データを生成して表示部201に表示させたり、操作
入力部202から入力される操作指示に応じた時計機能
を実行して表示部201に処理結果を表示する。
【0125】音楽モードにおいて制御部3201は、操
作入力部202から入力される音楽の再生操作に関する
遠隔制御信号を無線送受信部3202へ送出する。また
無線送受信部3202において受信したヘッドホン型音
楽再生装置3100側から送信される音楽再生情報を表
示部201に表示させる。
【0126】無線送受信部3202は、制御部3201
から入力された遠隔制御信号を所定の符号化方式で符号
化し(3202a)、無線送信用の信号に変調して(3
202b)、アンテナ3202dを介してヘッドホン型
音楽再生装置3100側へ送信する(3202c)。ま
た無線送受信部3202は、ヘッドホン型音楽再生装置
から送信される音楽関連データを受信して(3202
c)、復調し(3202b)、復号化して(3202
a)、制御部3201へ渡す。
【0127】表示部201、操作入力部202、時計計
時部207、発振器208については、第1の実施の形
態において詳述したので、本第3の実施の形態では説明
を省略し、図中には同一の符号を付すこととする。
【0128】次に動作を説明する。ヘッドホン型音楽再
生装置3100は使用者の耳に装着され、またメモリカ
ードスロット3101に装着されたメモリカード209
には複数の圧縮符号化された音楽データが記憶されてい
るものとする。また、リスト型リモコン装置3200は
腕に装着されているものとする。
【0129】使用者は手元のリスト型リモコン装置32
00に設けられたモードスイッチ203を操作して音楽
モードに設定すると、リスト型リモコン装置3200の
制御部3201は、表示部201に曲“TRK−1”、
演奏時間“00’00''”のような1曲目の音楽再生情
報を表示する。その後、操作入力部202の操作により
音楽再生が操作されると、制御部3201は、音楽を再
生させるための遠隔制御信号を無線送受信部3202へ
送出し、ヘッドホン型音楽再生装置3100側へ送信す
る。
【0130】ヘッドホン型音楽再生装置3100では、
音楽を再生させるための遠隔制御信号を無線送受信部3
103において受信すると、制御部3102は、メモリ
カード209に記憶されている音楽データから“TRK
−1”に対応する曲を読み出し、音楽データ復号器21
1において復号し、音楽出力部212においてD/A変
換等の処理を実行した後にヘッドホンスピーカ3104
から出力する。同時に、音楽データ復号器211におけ
るフレーム分解時に抽出される音楽再生情報(曲名や演
奏時間等)のデータを順次制御部3102に出力する。
制御部3102は、当該音楽再生情報を無線送受信部3
103を介してリスト型リモコン装置3200へ送信す
る。
【0131】リスト型リモコン装置3200の制御部3
201は、前記音楽再生情報を受信すると、表示部20
1へ受信した音楽再生情報に基づく表示を実行する。す
なわち、受信した音楽再生情報(曲名や演奏時間等)を
表示部201に表示する。
【0132】リスト型リモコン装置3200において、
操作入力部202において早送り再生や巻き戻し再生ま
たは停止が操作されると、それぞれ操作に応じた遠隔制
御信号を、無線送受信部3202を介してヘッドホン型
音楽再生装置3100へ送信する。
【0133】ヘッドホン型音楽再生装置3100側で
は、リスト型リモコン装置3200から送信される遠隔
制御信号を受信すると、その受信した信号の内容にした
がって、音楽の再生を制御する。すなわち、遠隔制御信
号にしたがって、音楽を早送り再生したり、巻き戻し再
生したり、停止させたりする。制御部3102は、その
都度、音楽データ復号器211から送出される音楽再生
情報を無線送受信部3103を介してリスト型リモコン
装置3200へ送信する。リスト型リモコン装置320
0では、受信した音楽再生情報を表示部201に表示す
る。
【0134】また、リスト型リモコン装置3200のモ
ードスイッチ203が操作され、時計モードに切り替え
られると、制御部3201は時計計時部207において
計時した時間データを表示部201へ表示させる。ま
た、操作入力部202から入力される時刻の修正等の操
作にしたがって、時計機能を実行する。
【0135】以上説明したように、第3の実施の形態に
おける音楽再生システム3000では、ヘッドホン型音
楽再生装置3100側にメモリカード209を着脱式に
収納するためのメモリカードスロット3101を設け、
音楽データ復号器211や音楽出力部212等の音楽再
生部、リスト型リモコン装置3200側の操作入力部2
02から入力される遠隔制御信号を受信する無線送受信
部3103を備える。
【0136】一方、リスト型リモコン装置3200側に
ヘッドホン型音楽再生装置3100における音楽再生を
操作する操作入力部202や操作に関する遠隔制御信号
を送信するための無線送受信部3202を備え、操作入
力部202から入力される遠隔制御信号をヘッドホン型
音楽再生装置3100に送信する。ヘッドホン型音楽再
生装置3100では、リスト型リモコン装置3200か
ら送信された遠隔制御信号に基づいて音楽再生を制御
し、音楽を再生出力する。また、再生音楽に対応する音
楽再生情報はヘッドホン型音楽再生装置3100から送
信されてリスト型リモコン装置3200側へ送信され、
リスト型リモコン装置3200の表示部201に表示さ
れる。
【0137】またリスト型リモコン装置3200では、
音楽モードと時計モードとを切り替えてることができ、
音楽モードでは、上述したようにヘッドホン型音楽再生
装置3100における音楽再生を制御する操作を入力し
たり、表示部201に音楽再生情報を表示したりし、時
計モードでは時刻を表示部201に表示するなど、時計
機能を実行する。
【0138】したがって、ヘッドホン型音楽再生装置3
100を使用者の耳に装着し、またリスト型リモコン装
置3200を腕に装着した状態で、リスト型リモコン装
置3200から入力される操作に応じてヘッドホン型音
楽再生装置3100における音楽再生を遠隔制御するこ
とができる。
【0139】すなわち、図3に示すように、スポーツの
最中や自転車に乗っている場合でも、手元で迅速かつ簡
単に音楽再生を操作することができる。
【0140】また、リスト型リモコン装置3200には
表示部201が設けられ、再生中の音楽に関連するデー
タ(曲名、歌手名、演奏時間等)を表示部201に表示
するので、表示されている音楽再生情報を確認しながら
手元で音楽再生に関する操作を入力することができる。
【0141】また、リスト型リモコン装置3200に設
けられたモードスイッチ203の操作により、時計モー
ドまたは音楽モードに瞬時に切り替えて、所望のモード
で動作させることができる。つまり、音楽を聴いている
途中で時計モードに切り替えることにより、瞬時に時刻
を表示部201に表示させて時刻を確認することができ
る。リスト型リモコン装置3200を一般の腕時計のよ
うに使用することもできる。
【0142】また、ヘッドホン型音楽再生装置3100
は音楽データの記憶媒体として小型のメモリカード20
9を装着する構成であるので、携帯性に優れるととも
に、衝撃や振動によく耐久し、高品質な音楽再生を実現
することができる。
【0143】この音楽再生システム3000では、外部
機器800から外部機器接続アダプタ等を使用して、外
部機器接続コネクタ部205を介してメモリカード20
9へ圧縮符号化された音楽データを書き込むことができ
るので、所望の音楽データを手軽に取得し、いつでもど
こでも再生することが出来る。
【0144】なお、本発明の詳細部分は、上記第1〜第
3の実施の形態の内容に限ることなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0145】例えば、上述の第1の実施の形態のリスト
型音楽再生装置2200、第2の実施の形態のリスト型
音楽再生装置2400、第3の実施の形態のヘッドホン
型音楽再生装置3100は、PC等の外部機器800に
おいてインターネット900からダウンロードした圧縮
符号化音楽データを、外部機器接続アダプタ等を介して
取得したり、メモリカード書込機810を使用してメモ
リカード209へ圧縮された符号化音声データを書き込
み、当該メモリカード209を収納部209Aやメモリ
カードスロット3101へ収納して使用する例を説明し
たが、これに限る必要はない。
【0146】図7は、外部機器800及びリスト型音楽
再生装置2400の構成を示すブロック図である。図7
に示すように外部機器800では、モデム809やLA
N(Local Area Network)インタフェース808等のネ
ットワーク接続機能を利用してインターネット900の
サーバ902から圧縮符号化音楽データをダウンロード
してハードディスク等のメモリ装置(以下、記憶装置8
03と呼ぶ。)に蓄積し、リスト型音楽再生装置220
0,2400、またはヘッドホン型音楽再生装置310
0側に伝送することができる。
【0147】また、マイク909から入力される音声デ
ータを音声入力部804においてPCM符号化し、さら
に音声データ符号器802において所定の符号化方式で
圧縮符号化した後に記憶装置803に蓄積し、この蓄積
された音声データをリスト型音楽再生装置2200,2
400、またはヘッドホン型音楽再生装置3100側に
出力するようにしてもよい。
【0148】また、外部機器800においてCDやCD
−ROM等の記憶媒体908に記憶されている音楽デー
タを所定のビットレートで圧縮符号化して記憶装置80
3に蓄積し、この蓄積された音声データをリスト型音楽
再生装置2200,2400、またはヘッドホン型音楽
再生装置3100側に出力するようにしてもよい。
【0149】さらに、リスト型音楽再生装置2200,
2400またはヘッドホン型音楽再生装置3100と外
部機器800との接続や符号化音楽データの伝送方法
は、図8及び図9に示すような様々な利用形態で利用可
能である。以下に、リスト型音楽再生装置2200,2
400,ヘッドホン型音楽再生装置3100の利用形態
について図8〜図9を参照して説明する。
【0150】図8(A)は、一例として第1の実施の形
態のリスト型音楽再生装置2200をネットワーク90
0に接続されたパーソナルコンピュータ820と接続し
た場合を示している。
【0151】パーソナルコンピュータ820等の外部機
器800(以下、単にパーソナルコンピュータ820と
呼ぶ。)は、図7に示すようにデータ蓄積用の記憶装置
803やCD(Compact Disc)、CD−ROM、DVD
(Digital Versatile Disc)等の光ディスクメディアを
再生する駆動装置805(CD/DVDドライブ等)を
内蔵しており、ネットワーク900を介してサーバ90
2から圧縮符号化音楽データをダウンロードして記憶装
置803内に蓄積し、駆動装置805にセットされた光
ディスクメディアに書き込まれた音楽データや画像デー
タを読み取って出力する機能を有する。
【0152】また、パーソナルコンピュータ820は、
記憶装置803内に蓄積した音楽データや、駆動装置8
05により出力される音楽データを、使用者の指示によ
りリスト型音楽再生装置2200に送信するデータ通信
機能を有する。
【0153】図8(A)において、リスト型音楽再生装
置2200は、パーソナルコンピュータ820とシリア
ルケーブルあるいはパラレルケーブルKとコネクタCN
を介して接続されており、パーソナルコンピュータ82
0との間でシリアルデータ形態あるいはパラレルデータ
形態でデータ通信を実行するデータ通信機能を有する。
【0154】この場合、リスト型音楽再生装置2200
の使用者は、パーソナルコンピュータ820を操作して
記憶装置803に蓄積された複数の音楽データから所望
の音楽データをダウンロードしてメモリカード209に
記憶させたり、駆動装置805により光ディスクメディ
アから読み取られた楽曲メニューから所望の音楽データ
を選択して再生させて、その再生中の音楽データをリス
ト型音楽再生装置2200にダウンロードしてメモリカ
ード209に記憶させるといった利用形態を実現でき
る。
【0155】図8(B)は、リスト型音楽再生装置22
00をネットワーク900に接続されたパーソナルコン
ピュータ820や、携帯電話などの移動体通信端末91
4と外部機器接続アダプタ918(あるいはデータ書き
込み機)を介して接続した場合を示している。
【0156】外部機器接続アダプタ918は、シリアル
ケーブルあるいはパラレルケーブルKによりネットワー
ク900に接続されたパーソナルコンピュータ820
や、移動体通信端末914と接続可能であり、接続され
たパーソナルコンピュータ820や移動体通信端末91
4との間でシリアルデータあるいはパラレルデータを授
受するデータ通信機能を有する。
【0157】パーソナルコンピュータ820は、図8
(A)に示したものと同様の機能を有する。移動体通信
端末914は、ネットワーク900に接続されたサーバ
902から無線基地局913を介して無線送信される音
楽データを受信し、使用者の指示により受信した音楽デ
ータを外部機器接続アダプタ918を介してリスト型音
楽再生装置2200に送信するデータ通信機能を有す
る。この場合、リスト型音楽再生装置2200の使用者
は、パーソナルコンピュータ820との間で図8(A)
で説明したものと同様の利用形態を実現できる。
【0158】また、リスト型音楽再生装置2200の使
用者は、移動体通信端末914から無線基地局913を
介してネットワーク900に接続されたサーバ902に
アクセスし、そのサーバ902上に設定された音楽デー
タ配信サービスサイトから送信される楽曲メニュー情報
を無線受信する。
【0159】そして、移動体通信端末914の表示部に
表示された楽曲メニューから所望の音楽データを選択し
て、サーバ902から送信される音楽データを受信する
と、使用者の指示により受信した音楽データを外部機器
接続アダプタ918を介してリスト型音楽再生装置22
00に送信して、メモリカード209に記憶させるとい
った利用形態を実現できる。
【0160】図8(C)は、リスト型音楽再生装置22
00のリストバンド302に設けられたメモリカード収
納部303に着脱式に収納されるメモリカード209を
利用してパーソナルコンピュータ820やデータキオス
ク915(あるいは自動販売機等の駅やコンビニエンス
ストア等に設置されているマルチメディア端末)などか
ら音楽データを供給する場合を示している。
【0161】パーソナルコンピュータ820は、図8
(A)に示したものと同様の機能を有するとともに、外
付けのメモリカード・アダプタ810とケーブルKによ
り接続されており、このメモリカード・アダプタ810
にセットされたメモリカード209に音楽データを書き
込むデータ書込機能と、メモリカード209に書き込ま
れたデータを読み込むデータ読込機能を有する。
【0162】データキオスク915(あるいは自動販売
機等)は、音楽データを蓄積するための記憶装置を内蔵
し、必要に応じてネットワーク900を介してサーバ9
02から送信される音楽データを内蔵の記憶装置に蓄積
するデータ蓄積機能と、操作パネルから入力される楽曲
名の音楽データをセットされたメモリカード209に書
き込むデータ書込機能と、書き込んだ音楽データに応じ
て課金伝票を発行する等のデータ販売機能とを有する。
【0163】この場合、リスト型音楽再生装置2200
の使用者は、用意したメモリカード209をパーソナル
コンピュータ820に接続されたメモリカード・アダプ
タ810にセットし、ネットワーク900からダウンロ
ードした音楽データをメモリカード・アダプタ810に
セットしたメモリカード209に書き込んだり、駆動装
置により光ディスクメディアから読み取られた楽曲メニ
ューから所望の音楽データを選択して再生させて、その
再生中の音楽データをメモリカード・アダプタ810に
セットされたメモリカード209に書き込むといった利
用形態を実現できる。
【0164】また、リスト型音楽再生装置2200の使
用者は、持参したメモリカード209をデータキオスク
915のメモリカードセット位置にセットし、操作パネ
ルのタッチ操作などにより所望の楽曲名を入力して、デ
ータキオスク915内の記憶装置に蓄積された音楽デー
タな内容を確認した後(例えば、試聴した後)、その音
楽データをメモリカード209に書き込ませて、データ
キオスク915から発行される課金伝票により精算する
といった利用形態を実現できる。
【0165】そして、パーソナルコンピュータ820あ
るいはデータキオスク915により音楽データを書き込
んだメモリカード209をリスト型音楽再生装置220
0のメモリカード収納部303にセットすることによ
り、その新たに書き込んだ音楽データを再生して聞くこ
とができる。
【0166】図9(A)は、リスト型音楽再生装置22
00に無線データ通信機能を付加し、外部機器800
(ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯情報機器8
30(以下、ノート型パーソナルコンピュータ830と
呼ぶ。))との間の無線通信により音楽データを受信し
て記憶する場合を示している。
【0167】リスト型音楽再生装置2200は、赤外
線、電磁誘導、微弱電波等を利用した無線通信機能を内
蔵し、同様の無線通信機能を備えたノート型パーソナル
コンピュータ830との間で無線通信を行って、所望の
音楽データをノート型パーソナルコンピュータ830か
ら受信する。
【0168】ノート型パーソナルコンピュータ830
は、赤外線、電磁誘導、微弱電波等を利用した無線通信
機能を内蔵するとともに、ネットワーク900や携帯電
話等の移動体通信端末914と接続してデータを送受信
するデータ通信機能も有する。ノート型パーソナルコン
ピュータ830は、ネットワーク900を介してサーバ
902から音楽データをダウンロードして内蔵の記憶装
置803に蓄積したり、また、移動体通信端末914に
より無線基地局913を介してネットワーク900に接
続されたサーバ902にアクセスし、そのサーバ902
上に設定された音楽データ配信サービスサイトから送信
される楽曲メニュー情報を無線受信して表示し、その楽
曲メニューから所望の音楽データを選択して、サーバ9
02から送信される音楽データを受信して内蔵の記憶装
置803に蓄積する。
【0169】この場合、リスト型音楽再生装置2200
の使用者は、ノート型パーソナルコンピュータ830を
操作して、有線接続されたネットワーク900上のサー
バ902、あるいは移動体通信端末914により無線接
続されたネットワーク900上のサーバ902にアクセ
スし、そのサーバ902から受信する楽曲メニュー情報
から所望の楽曲名を選択して音楽データをダウンロード
して記憶装置803に蓄積する。
【0170】そして、使用者は、ノート型パーソナルコ
ンピュータ830内に蓄積した音楽データを、リスト型
音楽再生装置2200に送信する指示を入力すると、蓄
積された音楽データをノート型パーソナルコンピュータ
830からリスト型音楽再生装置2200に対して無線
送信させてメモリカード209に記憶させるといった利
用形態を実現できる。
【0171】図9(B)は、リスト型音楽再生装置22
00に無線電波を利用して近距離の無線送受信機能を付
加し、近くの移動体通信端末914あるいはデータキオ
スク915との間の無線データ通信により音楽データを
受信して記憶する場合を示している。
【0172】この場合、リスト型音楽再生装置2200
の使用者は、携帯電話等の移動体通信端末914に対し
て無線通信要求を送信して無線接続し、移動体通信端末
914により無線基地局913を介してネットワーク9
00に接続されたサーバ902にアクセスし、そのサー
バ902上に設定された音楽データ配信サービスサイト
から送信される楽曲メニュー情報を移動体通信端末91
4から無線受信して自己の表示部に表示し、その楽曲メ
ニューから所望の音楽データを選択した後、移動体通信
端末914を介して送信される選択した音楽データを受
信してメモリカード209に記憶するといった利用形態
を実現できる。
【0173】また、リスト型音楽再生装置2200の使
用者は、無線通信機能を備えたデータキオスク915に
対して無線通信要求を送信して無線接続し、データキオ
スク915から送信される楽曲メニュー情報を受信して
自己の表示部に表示し、その楽曲メニューから所望の音
楽データを選択した後、データキオスク915から送信
される選択した音楽データを受信してメモリカード20
9に記憶するといった利用形態を実現できる。
【0174】図9(C)は、リスト型音楽再生装置22
00に移動体通信網917に対する無線通信機能と、放
送局916からの放送電波を受信する放送受信機能を付
加し、移動体通信網917や放送局916から所望の音
楽データを受信して記憶する場合を示している。
【0175】移動体通信網917の無線基地局913や
放送局916は、リスト型音楽再生装置2200からの
音楽データ配信要求に応じて、有線接続されたネットワ
ーク900上のサーバから音楽データをダウンロードす
る機能を有する。
【0176】この場合、リスト型音楽再生装置2200
の使用者は、移動体通信網917の無線基地局913や
放送局916に対して音楽データ配信サーバへの接続要
求を送信して無線接続し、無線基地局913あるいは放
送局916を介してネットワーク900に接続されたサ
ーバ902にアクセスし、そのサーバ902上に設定さ
れた音楽データ配信サービスサイトから送信される楽曲
メニュー情報を無線基地局913あるいは放送局916
から無線受信して自己の表示部に表示し、その楽曲メニ
ューから所望の音楽データを選択した後、無線基地局9
13あるいは放送局916を介して送信される選択した
音楽データを受信してメモリカード209に記憶すると
いった利用形態を実現できる。
【0177】このように図8及び図9において示した種
々の利用形態で、リスト型音楽再生装置2200を利用
することができる。第2の実施の形態に示すリスト型音
楽再生装置2400や第3の実施の形態に示すヘッドホ
ン型音楽再生装置3100についても同様の各種利用形
態で使用することができる。
【0178】また、図10に示すように、音楽著作権保
護の機能を備えるよう構成してもよい。すなわち、外部
機器800においてインターネット900等からダウン
ロードされる圧縮符号化音楽データは全て予め暗号化さ
れている(以下、暗号化された圧縮符号化音楽データを
暗号化音声データという。)こととし、外部機器80
0、メモリカード209、リスト型音楽再生装置220
0,2400、ヘッドホン型音楽再生装置3100等の
各機器が、音楽著作権保護に対応した機器であるかを相
互に認証した上で、暗号化音声データを復号化して、音
楽として再生・出力することとしてもよい。
【0179】図10は、暗号化音声データを認証・制御
して復号化する際の外部機器800と、メモリカード2
09と、リスト型音楽再生装置2200,2400、ヘ
ッドホン型音楽再生装置3100等の各機器との構成を
示す図である。
【0180】図10において、外部機器800、メモリ
カード209、リスト型音楽再生装置2200,240
0、またはヘッドホン型音楽再生装置3100等の各機
器は、専用のICチップや専用のメモリエリア等によ
り、使用者の氏名等に基づく共通の鍵400をそれぞれ
予め記憶しており、符号化音声データに対する認証・暗
号・復号を、共通の鍵400により行うよう構成されて
いる。以下にその原理を説明する。
【0181】まず、外部機器800によって、インター
ネット900から暗号化音声データがダウンロードされ
ると、ダウンロードされた暗号化音声データがハードデ
ィスク等の記憶装置803に格納されるとともに、制御
部801によって、当該暗号化音声データに対応する認
証データ500が、鍵400に基づいて作成される。
【0182】次いで、ハードディスク等の記憶装置80
3に格納された暗号化音声データがメモリカード209
内に書き込まれると、同時に、認証データ500もメモ
リカード209内に書き込まれる。即ち、メモリカード
209には、暗号化音声データと、当該暗号化音声デー
タに対応した認証データ500が格納されることとな
る。したがって、メモリカード209においては、メモ
リカード209の鍵400と認証データ500によっ
て、暗号化音声データに対する認証および復号化を行う
ことができる。
【0183】次いで、リスト型音楽再生装置2200,
2400、またはヘッドホン型音楽再生装置3100等
の各機器によって、メモリカード209内から暗号化音
声データと、認証データ500とが読み出されると、前
記各機器2200,2400,3100において、暗号
化音声データに対する認証および復号化が行われる。そ
して、前記各機器2200,2400,3100におい
て、音声として再生・出力される。
【0184】以上の認証・復号化に係る処理は、全て使
用者の氏名等に基づく共通の鍵400に基づいて行われ
るものであるが、他の使用者の所有する外部機器800
等には異なる鍵が記憶・設定されている。このため、他
の使用者の所有する外部機器800等に暗号化音声デー
タ等をコピーしたとしても、鍵が異なるため、認証及び
復号化を行うことができない。
【0185】さらに、外部機器800から伝送されるデ
ータは音楽データのみならず、画像データを含むものと
してもよい。図11は、画像データ符号/復号機能を更
に備えた外部機器800及びリスト型音楽再生装置24
00のブロック図である。
【0186】図11に示すように、外部機器800に画
像/音声データ符号器811を備え、外部機器800に
おいてインターネット900からダウンロードしたデジ
タル符号化画像/音声データを記憶装置803に蓄積し
たり、CDやCD−ROM或いはDVD等の記憶媒体9
12に記憶されている画像/音声データを必要なビット
レートに圧縮符号化して記憶装置803に蓄積したり、
マイク909から入力された音声やカメラ910におい
て撮影した画像を、画像/音声データ符号器811にお
いて符号化して、記憶装置803に蓄積しておき、記憶
装置803に蓄積された画像/音声データをリスト型音
楽再生装置2400に出力する。
【0187】そして、リスト型音楽再生装置2400
に、画像/音声データ復号器2403を備えておき、復
号化された画像データを表示部201に表示し、復号化
された音声データを無線送信アダプタ2500を介して
ヘッドホン2300へ送信する。
【0188】図11では、一例として第2の実施の形態
に示すリスト型音楽再生装置2400に音声データ及び
画像データを復号再生する画像/音声データ復号器24
03を備えた例を示している。この例におけるリスト型
音楽再生装置2400では、外部機器800の記憶装置
803に記憶されている画像データ及び音声データを含
むストリームを外部機器接続アダプタ等を利用して取得
すると、当該ストリームをメモリカード209に記憶す
る。そして、制御部2401の制御により、メモリカー
ド209に記憶されているストリームが読み出されてR
AM213に確保され、画像/音声データ復号器240
3において復号化される。
【0189】画像/音声データ復号器2403では、1
本のストリームに多重化されている画像データと音声デ
ータとをシステム多重分離部2404において分離し、
音声データをオーディオ復号器2405において復号し
て音声出力部2406においてD/A変換等の処理を行
う。また画像データをビデオ復号器2407において復
号してフレーム並べ替え等の後処理2408を施し、画
像メモリ2409に確保する。このとき同期情報241
0に基づいて音声出力部2406において出力される音
声と画像メモリ2409に確保されている画像とを同期
制御して出力する。すなわち、画像を表示部201に表
示し、対応する音声を無線送信アダプタ2500へ送出
して無線送信アダプタ2500を介してヘッドホン23
00へ無線送信し、ヘッドホン2300から出力する。
【0190】画像データの符号化方式は、JPEG(Jo
int Photographic Coding ExpertsGroup)画像符号やM
PEG画像符号でも、或いはその他の符号化方式でもよ
い。また、画像/音楽データは、より簡易で低速伝送可
能な方法として、MPEGオーディオ等の符号化音楽デ
ータのビットストリーム内に外部付加情報(アンシラリ
データ)として挿入したグラフィック表示データやビッ
トマップ画像データとして構成してもよい。
【0191】このように、音声をヘッドホン2300で
聴きながらリスト型音楽再生装置2400に設けられた
表示部201に表示される画像を手元で見ることができ
るので、音楽プロモーションビデオや再生中の音楽の歌
手の写真画像等を見ることができ、より娯楽性や表現
力、情報量に富んだ音楽再生システムを提供することが
できる。また操作入力部202において、画像や音声の
再生を手元で迅速かつ簡単に操作することができる。
【0192】同様に、第1の実施の形態に示すリスト型
音楽再生装置2200や第3の実施の形態に示すヘッド
ホン型音楽再生装置3100に、前記画像/音声データ
復号器2403を備え、画像及び音声の復号再生を可能
とするようにしてもよい。
【0193】更に、前述した各実施の形態では、耳装着
型音楽再生装置として、使用者の両耳に装着されるイヤ
ーパット部と使用者の頭の頂部に跨るように掛け渡され
たバンドをもつトップ式ヘッドホン型音楽再生装置に適
用した場合について説明しているが、これに限らない。
【0194】例えば、使用者の両耳に装着されるイヤー
パット部と使用者の頭の背部に跨るように掛け渡された
ネックバンドとをもつネックバンド式ヘッドホン型音楽
再生装置に適用しても良い。
【0195】また、図12に示すように、耳に装着され
るイヤホン本体2104にメモリカード209を着脱可
能にまたは内蔵型音楽メモリを設けたイヤホン型音再生
装置2700Aに適用してもよい。
【0196】図12は、本発明における耳装着型音楽再
生装置の他の実施形態(イヤホン型音楽再生装置270
0A)を示す外観図である。図12(A)に示すよう
に、イヤホン型音楽再生装置2700Aは、音を出力す
るスピーカ部2103を備えたイヤホン本体2104
と、耳の形状にほぼ沿うように湾曲している湾曲部27
00aと、メモリカード209を挿入して音楽を再生す
るための内部回路が内蔵された装置本体部2700b
と、を備えて一体的に形成されている。装置本体部27
00bには、メモリカード209を着脱するためのメモ
リカードスロット2700cが備えられ、このメモリカ
ード209や前記内蔵音楽メモリ等に記憶されている音
楽データに基づいて音楽再生を行う音楽データ復号器2
11及び音楽出力部2102、無線送受信部2101等
が設けられる。
【0197】このイヤホン型音楽再生装置2700Aを
使用する際は、湾曲部2700aを耳にかけて、イヤホ
ン本体2104を片耳の穴に軽く当てるか、または挿入
するように装着し、リスト型音楽再生装置2200から
無線送信される音楽を前記無線受信部2101において
受信して音楽出力部2102によって出力する。また
は、リスト型リモコン装置3200側から送信される遠
隔制御信号を前記無線受信部2101において受信し
て、当該遠隔制御信号に基づいてメモリカード209や
前記内蔵音楽メモリ等に記憶されている音楽データに基
づいて音楽データ復号器211及び音楽出力部2102
において音楽を再生し、出力する。
【0198】さらに、図12(B)に示すように、左右
対称の形状のイヤホン型音楽再生装置2700A,27
00Aをコード2700Bで接続し、各スピーカ部21
03から音楽をステレオ再生するようにしてもよい。ま
た、左耳側と右耳側の各イヤホン型音楽再生装置270
0A,2700Aにそれぞれ備えられたメモリカード2
09のいずれかに記憶されている音楽データを順次再生
するようにしてもよい。
【0199】また、このようなイヤホン型音楽再生装置
2700Aに代えて、補聴器形状のイヤホン(音楽聴
取)本体に、着脱可能なメモリカード209または内蔵
型音楽メモリおよび音楽再生部および無線受信部等を設
けるようにしても良い。
【0200】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、使用者の
耳に装着される音楽聴取本体に半導体音楽データ記憶手
段および音楽再生手段を設けているので、この音楽聴取
本体とは別個の音楽再生装置を用意しなくとも音楽を聴
取することができる。また耳装着型音楽再生装置のみで
音楽を聴取できるので、従来のような、ヘッドホーンコ
ードまたはイヤホンコードに煩わされることがなく、運
動量の多いスポーツの最中やアウトドアでも快適に使用
できる。
【0201】また、外部から送信される遠隔制御信号に
よって音楽再生を制御するので、操作を行うために耳装
着型音楽再生装置を使用者の耳から外す必要がない。こ
の結果、運動中でも使用できるような携帯性と、迅速か
つ簡単に希望する音楽の再生が可能となるような操作性
と、を同時に実現することができる。
【0202】請求項2記載の発明によれば、音楽聴取本
体には、半導体音楽データ記憶手段や音楽再生手段を設
けているので音楽聴取本体とは別個の音楽再生装置を用
意しなくとも音楽の再生ができ、携帯性に優れる。また
腕に装着したリスト型リモコン装置側で音楽再生に関す
る操作を入力することができるので、音楽再生の操作を
入力する際に、音楽聴取本体を耳から外したり、また
は、リモコン装置をポケット等から取り出す必要なく、
手元で迅速に操作を行うことができる。またリモコン装
置が腕に装着されていれば、操作時にリモコン装置の位
置を固定しやすいのでより迅速に操作を行うことができ
る。その結果、運動中でも使用できるような携帯性と、
使用者の腕の位置で迅速かつ簡単に希望する音楽の再生
が可能となるような操作性と、を同時に実現する音楽再
生システムを提供することができる。
【0203】請求項3記載の発明によれば、耳装着型型
音楽再生装置側で再生されている音楽に関する情報が表
示部に表示され、手元で容易に確認することができる。
また、前記情報を確認しながら、手元で音楽再生の操作
を入力することができるので操作が容易となる。
【0204】請求項4記載の発明によれば、耳装着型音
楽再生装置とリスト型リモコン装置との間で送受信され
る遠隔制御信号及び音楽に関する情報は無線伝送される
ので、従来のように、耳装着型音楽再生装置とリスト型
リモコン装置とを接続するためのイヤホンコードに煩わ
されることがなくなり、運動量の多いスポーツの最中や
アウトドアでも快適に使用できる。
【0205】請求項5記載の発明によれば、リスト型リ
モコン装置は、時間データを表示部に表示させるので、
リスト型リモコン装置を腕に装着して手元で時刻を確認
することができる。
【0206】請求項6記載の発明によれば、モード設定
手段におけるモード切替設定に応じて、時間表示や音楽
再生操作のいずれか一方を、リスト型リモコン装置を腕
に装着した状態で瞬時に行うことができる。
【0207】請求項7記載の発明によれば、腕に装着し
たリスト型音楽再生装置に音楽再生手段及び音楽再生に
関する操作入力手段を備えているので、腕に装着した状
態で、音楽再生の操作を入力して耳装着型音楽聴取装置
から希望する音楽を再生することができる。またリスト
型音楽再生装置が腕に装着されていれば、操作入力時に
その位置を固定しやすいのでより迅速な操作を行うこと
ができる。また、再生音楽データは耳装着型音楽聴取装
置側へ無線伝送されるので、従来のように、前記耳装着
型音楽聴取装置とリスト型音楽再生装置とを接続するイ
ヤホンコードに煩わされることがなくなり、運動量の多
いスポーツの最中やアウトドアでも快適に使用できる。
その結果、運動中でも使用できるような携帯性と、使用
者の腕の位置で迅速かつ簡単に希望する音楽の再生が可
能となるような操作性と、を同時に実現する音楽再生シ
ステムを提供することができる。
【0208】請求項8記載の発明によれば、無線送信手
段を着脱式とすることにより、リスト型音楽再生装置自
体をコンパクトに構成することができるとともに、使用
者の希望する使用形態で当該音楽再生システムを利用す
ることができる。
【0209】請求項9記載の発明によれば、再生されて
いる音楽に関する情報が表示部に表示されるので、前記
情報を手元で容易に確認することができる。また、前記
情報を確認しながら、手元で操作を入力することができ
るので、操作しやすくなる。
【0210】請求項10記載の発明によれば、リスト型
音楽再生装置は時間データを表示部に表示させるので、
リスト型音楽再生装置を腕に装着して手元で時刻を確認
することができる。
【0211】請求項11記載の発明によれば、モード設
定手段におけるモード切替設定に応じて、時間表示や音
楽再生操作のいずれか一方を腕に装着した状態で瞬時に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】音楽再生システム2000を構成するヘッドホ
ン2100及びリスト型音楽再生装置2200の外観を
示す図である。
【図2】第1の実施の形態における音楽再生システム2
000の構成を説明するブロック図であり、(A)は、
リスト型音楽再生装置2200の内部回路を説明するブ
ロック図、(B)は、ヘッドホン2100の内部回路を
説明するブロック図である。
【図3】本実施の形態における音楽再生システム200
0の使用状態例を示す図である。
【図4】第2の実施の形態における音楽再生システム2
000の構成を説明するブロック図であり、(A)は、
リスト型音楽再生装置2400の内部回路を説明するブ
ロック図、(B)は、ヘッドホン2300の内部回路を
説明するブロック図である。
【図5】第3の実施の形態における音楽再生システム3
000を構成するヘッドホン型音楽再生装置3100、
及びリスト型リモコン装置3200の外観を示す図であ
る。
【図6】第3の実施の形態における音楽再生システム3
000の構成を説明するブロック図であり、(A)は、
ヘッドホン型音楽再生装置3100の内部回路を説明す
るブロック図、(B)は、リスト型リモコン装置320
0の内部回路を説明するブロック図である。
【図7】外部機器800及びリスト型音楽再生装置24
00の構成を示すブロック図である。
【図8】リスト型音楽再生装置2200,2400また
はヘッドホン型音楽再生装置3100と外部機器800
との接続方法や音楽データの伝送方法の例を示す図であ
る。
【図9】リスト型音楽再生装置2200,2400また
はヘッドホン型音楽再生装置3100と外部機器800
との接続方法や音楽データの伝送方法の例を示す図であ
る。
【図10】暗号化音声データを認証・制御して復号化す
る際の外部機器800と、メモリカード209と、リス
ト型音楽再生装置2200,2400、ヘッドホン型音
楽再生装置3100等の各機器との構成を示す図であ
る。
【図11】画像データ符号/復号機能を更に備えた外部
機器800及びリスト型音楽再生装置2400のブロッ
ク図である。
【図12】本発明における耳装着型音楽再生装置の他の
実施形態(イヤホン型音楽再生装置2700A)を示す
外観図である。
【符号の説明】
2000 音楽再生システム(第1、第2の実施の形
態) 2100 ヘッドホン(耳装着型音楽聴取装置)(第
1の実施の形態) 2100A ヘッドホン本体 2101 無線受信部 2102 音楽出力部 2103 ヘッドホンスピーカ 2104 イヤホン 2200 リスト型音楽再生装置(第1の実施の形態) 2201 制御部 2202 無線送信部 200 本体ケース 201 表示部 202 操作入力部 203 モードスイッチ 205 外部機器接続コネクタ部 207 時計計時部 208 発振器 209 メモリカード 209A 収納部 211 音楽データ復号器 212 音楽出力部 213 RAM(音楽データメモリ) 214 読み出し/書込み制御部 215 外部インタフェース 301,302 リストバンド 401,402 バックル 2300 ヘッドホン(耳装着型音楽聴取装置)(第
2の実施の形態) 2301 無線受信部 2302 音楽出力部 2303 ヘッドホンスピーカ 2304 イヤホン 2400 リスト型音楽再生装置(第2の実施の形
態) 2401 制御部 2402 無線送信アダプタコネクタ部 2500 無線送信アダプタ 2501 端子 2502 イヤホン接続コネクタ部 3000 音楽再生システム(第3の実施の形態) 3100 ヘッドホン型音楽再生装置(耳装着型音楽
再生装置) 3100A ヘッドホン本体(音楽聴取本体) 3101 メモリカードスロット 3102 制御部 3103 無線送受信部 3104 ヘッドホンスピーカ 3105 イヤホン 3200 リスト型リモコン装置 3201 制御部 3202 無線送受信部 800 外部機器 900 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA05 AB06 BA04 BA26 BB02 BB03 BB04 EB01 EE01 EH01 GA17 5D005 BB00 BB13 5D045 DB01 9A001 BB01 BB03 BB04 BB05 CC05 CC07 CC08 DD13 EE03 EE04 EE05 HH15 HH18 HH27 HH28 JJ19 JJ25 JJ27 KK31 KK37 KK43 KK44 KK57 KK60 LL02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の耳に装着して音楽を聴取可能な音
    楽聴取本体に、 着脱可能な半導体音楽データ記憶手段と、 この半導体音楽データ記憶手段に記憶されている音楽デ
    ータに基づいて音楽を再生する音楽再生手段と、 外部から送信される遠隔制御信号を受信する受信手段
    と、 この受信手段により受信した遠隔制御信号に基づいて、
    前記音楽再生手段における音楽再生を制御する音楽再生
    制御手段と、 を備えることを特徴とする耳装着型音楽再生装置。
  2. 【請求項2】耳装着型音楽再生装置と、腕に装着可能な
    リスト型リモコン装置と、からなる音楽再生システムで
    あって、 前記耳装着型音楽再生装置は、 使用者の耳に装着して音楽を聴取可能な音楽聴取本体
    に、 着脱可能な半導体音楽データ記憶手段と、 この半導体音楽データ記憶手段に記憶されている音楽デ
    ータに基づいて音楽を再生する音楽再生手段と、 前記リスト型リモコン装置から送信される遠隔制御信号
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信した遠隔制御信号に基づいて、
    前記音楽再生手段における音楽再生を制御する音楽再生
    制御手段と、を備え、 前記リスト型リモコン装置は、 前記耳装着型音楽再生装置における音楽再生を遠隔制御
    するための操作を入力する操作入力手段と、 この操作入力手段において入力された操作に基づく前記
    音楽再生を遠隔制御するための遠隔制御信号を前記耳装
    着型音楽再生装置へ送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする音楽再生システム。
  3. 【請求項3】前記耳装着型音楽再生装置は、前記音楽再
    生手段において再生される音楽に関する情報を送信する
    データ送信手段を更に備え、 前記リスト型リモコン装置は、 データを表示する表示部と、 前記耳装着型音楽再生装置から送信される前記音楽に関
    する情報を受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段において受信した前記音楽に関する
    情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項2記載の音楽再生
    システム。
  4. 【請求項4】前記耳装着型音楽再生装置と前記リスト型
    リモコン装置との間で送受信される前記遠隔制御信号及
    び前記音楽に関する情報は、無線伝送されることを特徴
    とする請求項3記載の音楽再生システム。
  5. 【請求項5】前記リスト型リモコン装置は、 データを表示する表示部と、 時間データを計時する時計計時手段と、 前記時計計時手段において計時される時間データを前記
    表示部に表示させる表示制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項2記載の音楽再生
    システム。
  6. 【請求項6】前記リスト型リモコン装置は、 時計モードと音楽モードとのいずれかのモードに設定す
    るモード設定手段と、 このモード設定手段の設定により前記時計モードが設定
    されている際は、前記時計計時手段により計時される時
    間データを前記表示部に表示させることが可能となり、
    前記モード設定手段の設定により前記音楽モードが設定
    されている際は、前記操作入力手段に対する操作の入力
    が可能となるように制御する制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項5記載の音楽再生
    システム。
  7. 【請求項7】使用者の耳に装着して音楽を聴取可能な耳
    装着型音楽聴取装置と、腕に装着可能なリスト型音楽再
    生装置と、からなる音楽再生システムであって、 前記リスト型音楽再生装置は、 音楽データを記憶する半導体音楽データ記憶手段と、 音楽再生に関する操作を入力する操作入力手段と、 この操作入力手段において入力された操作に基づいて、
    前記半導体音楽データ記憶手段に記憶されている音楽デ
    ータに基づいて音楽を再生する音楽再生手段と、 この音楽再生手段において再生される音楽を前記耳装着
    型音楽聴取装置へ無線送信する無線送信手段と、を備
    え、 前記耳装着型音楽聴取装置は、前記無線送信手段から送
    信された音楽を受信する受信手段と、 この受信手段において受信した音楽を出力する音楽出力
    手段と、 を備えることを特徴とする音楽再生システム。
  8. 【請求項8】前記無線送信手段は、前記リスト型音楽再
    生装置に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項
    7記載の音楽再生システム。
  9. 【請求項9】前記リスト型音楽再生装置は、 データを表示する表示部と、 前記音楽再生手段において再生される音楽に関する情報
    を前記表示部に表示させる表示制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項7記載の音楽再生
    システム。
  10. 【請求項10】前記リスト型音楽再生装置は、 データを表示する表示部と、 時間データを計時する時計計時手段と、 前記時計計時手段において計時される時間データを前記
    表示部に表示させる表示制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項7記載の音楽再生
    システム。
  11. 【請求項11】前記リスト型音楽再生装置は、 時計モードと音楽モードとのいずれかのモードに設定す
    るモード設定手段と、 このモード設定手段の設定により前記時計モードが設定
    されている際は、前記時計計時手段により計時される時
    間データを前記表示部に表示させることが可能となり、
    前記モード設定手段の設定により前記音楽モードが設定
    されている際は、前記音楽再生手段による音楽の再生ま
    たは前記操作入力手段に対する操作の入力が可能となる
    ように制御する制御手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項10記載の音楽再
    生システム。
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