JP2001166630A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001166630A
JP2001166630A JP34978899A JP34978899A JP2001166630A JP 2001166630 A JP2001166630 A JP 2001166630A JP 34978899 A JP34978899 A JP 34978899A JP 34978899 A JP34978899 A JP 34978899A JP 2001166630 A JP2001166630 A JP 2001166630A
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image
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backup drum
roller
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JP34978899A
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Masao Yamamori
昌雄 山森
Isao Inaba
功 稲葉
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体が可撓性を有する薄肉金属基材の表
面に形成された像担持層を有しているものにおいて点状
の画像欠陥を防止する。 【解決手段】 回転駆動される、可撓性を有する薄肉円
筒状の金属製基材140bおよびこの基材の表面に形成
された像担持層140cを有する可撓性のある薄肉円筒
状の像担持体140の内径よりも僅かに小さな外径を有
し、像担持体の内方において像担持体の回転中心に対し
て偏心して回転可能に支持され、像担持体に対してその
外方から当接部材が当接されるその当接位置において像
担持体を内方から支持するバックアップドラム150に
より支持されない位置で像担持体に当接する現像ローラ
を備え、バックアップドラムの表面および/または像担
持体の基材の裏面に薄膜状緩衝層145,155が形成
され、この緩衝層に粒状体156が混合され、緩衝層の
表面粗さがRz=5μm以上となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真技術を用いた画像形成
装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体
の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段
により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して
静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形
成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視
像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により
現像されたトナー像を用紙等の転写媒体に転写させる転
写手段と、転写後に感光体の外周面に残存した現像剤を
除去するクリーニングブレードとを有している。感光体
としては、外周面に感光層が形成された硬質の感光体ド
ラムと、表面に感光層が形成された可撓性を有する感光
体ベルトとが一般に知られている。また、現像手段とし
ては、前記感光体の表面に接触させるローラ状のものが
知られており、そのローラとしては、硬質のものと軟質
ゴムからなるものとが知られている。感光体として硬質
の感光体ドラムを用い、またこれに接触させる現像ロー
ラとしても硬質のものを用いる場合には、感光体ドラム
および硬質ローラを高精度に製造するには自ずと限界が
あり、必ず誤差が生ずるから、両者を均一に接触させる
ことは困難である。両者が均一に接触しないと、局部的
に隙間が生じて現像むらが生じたり、必要以上に強く圧
接されて感光ドラムや現像ローラに傷がついたりすると
いう問題が生ずる。したがって、感光体とこれに接触さ
せる現像ローラとを両者とも硬質のもので構成するとい
うことは通常行なわれておらず、感光体として硬質の感
光体ドラムを用いる場合には、現像ローラを軟質ゴムで
構成する、現像ローラとして硬質のものを用いる場合に
は、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用い
る、ということが行なわれている。
【0003】しかしながら、感光体に接触させる現像ロ
ーラを軟質ゴムで構成した場合には、次のような問題が
あった。感光体に接触させる現像ローラをゴムローラで
構成する場合には、これに導電性を付与するために、カ
ーボン等の導電性粒子を分散させるということが行なわ
れるが、カーボン分散度のムラやバラツキでゴム硬度が
変化し、ローラ表面における硬度がばらつくために、感
光体に対する良好な密着状態が得られなくなるという問
題があった。逆に、感光体に対する良好な密着状態を得
るべく、カーボンの分散量を小さくすると、導電性にバ
ラツキが生じ、現像むらの原因になるという問題があっ
た。また、柔軟性を高めるために、配合剤として可塑剤
を加えたものを用いると、長期間の使用や使用環境によ
って、可塑剤が表面に滲み出してくる場合があり、この
可塑剤が感光体に付着して感光体中の光導電材料が変性
したり、ローラに感光体が張り付いて感光体表面が剥が
れてしまうという問題があった。このような問題は、現
像ローラとして硬質のものを用い、感光体として可撓性
を有する感光体ベルトを用いることにより解決すること
ができる。しかしながら、感光体として感光体ベルトを
用いた場合には、これを支持するために少なくとも2本
の支持ローラが必要なために、構造が複雑になるばかり
でなく装置が大型化してしまうという問題があった。し
たがって、このような問題を同時に解決することが望ま
れていた。
【0004】このような要望に応えようとしたものとし
ては、従来、特開平4−188164号公報記載の感光
体駆動装置が知られている。図3は、その感光体駆動装
置を示す図で、(a)は側面図、(b)は斜視図であ
る。この感光体駆動装置は、ニッケル等の金属薄膜の表
面に感光層を塗布し、筒状の薄膜シートとして形成され
た感光体ベルト20と、この感光体ベルト20の内径周
長よりも短い外径周長を有し、感光体ベルト20の内側
にあって感光体ベルト20を回転駆動する駆動ローラ2
1と、前記感光体ベルト20との摩擦係数が駆動ローラ
21と感光体ベルト20の摩擦係数より小さく設定され
ており、駆動ローラ21の円周方向の所定範囲内で駆動
ローラ21に感光体ベルト20を密着させながら、感光
体ベルト20を摺動自在に押圧する押圧部材22とを備
えている。なお、図3において、24は帯電器、25は
露光装置、26は現像ローラ、27は転写帯電器、28
はクリーニングローラである。このような感光体駆動装
置によれば、感光体ベルト20は、押圧部材22により
駆動ローラ21の表面に部分的に密着された状態で駆動
され、押圧部材22が無い部分では、駆動ローラ21と
の周長差によって、たわみ23が形成される。このた
め、感光体ベルト20は、押圧部材22による密着部分
においては、その硬度が駆動ローラ21の硬度によって
疑似されることから、硬質材として使用することがで
き、押圧部材22が無い部分においては、たわみ23が
形成されることから、弾性体として使用することができ
る。したがって、この装置によれば、感光体ベルト20
の押圧部分22との密着部分においては、弾性体からな
るクリーニングローラ28を接触させることができ、た
わみ23部分においては、硬質材からなる現像ローラ2
6を接触させることができる。そして、この現像ローラ
26の接触は、たわみ23が弾性体として作用すること
から、現像ローラ26が硬質材からなる場合でも、充分
なニップ幅をもって、かつ低圧接力で安定的に行なわれ
る。すなわち、この装置によれば、硬質の現像ローラを
用いても、感光体や現像ローラに傷がつくということが
なく、また、装置の大型化も防止することができる。な
お、この装置と同様の装置は、特開平6−27859号
公報、特開平6−258989号公報等にも開示されて
いる。
【0005】しかしながら、上述した特開平4−188
164号公報記載の感光体駆動装置(図3)では、感光
体ベルト20の周縁部に部分的に設けられた押圧部材2
2によって感光体ベルト20が案内される構成となって
いたため、感光体ベルト20が押圧部材22に進入する
際、その入り口部分22aにおいて、感光体ベルト22
の周縁部(端縁部)に曲げ応力が生じやすく、これによ
って感光体ベルト20の端縁部に、折れや割れ、あるい
は感光層の剥がれが発生しやすい(耐久性に劣る)とい
う問題がある。これにより、感光体ベルト20が端縁部
から破壊する、もしくは破壊までは至らないが重大な画
像欠陥を引き起こすおそれがあるという問題がある。ま
た、感光体ベルト20は、図3に示したような状態で装
置に組み込まれるまでは、それ単体で取り扱われなけれ
ばならない。しかしながら、感光体ベルト20は、上述
したように筒状の薄膜シートとして形成されており、充
分な剛性を有していないから、これを取り扱うのが困難
であるという問題がある。さらに、上記装置では、感光
体ベルト20の両端部を押圧する押圧部材22が無い部
分においてたわみ23が形成される構成となっていたた
め、このたわみ23が形成される部分においては、その
両端部において、感光体ベルト20と駆動ローラ21と
の間に開口29が形成される。このため、装置内で浮遊
しているトナー、トナーの外添剤、紙粉等の異物が上記
開口29,29から感光体ベルト20と駆動ローラ21
との間に入りやすく、これら異物の侵入によって、感光
体ベルト20と駆動ローラ21との摩擦力が低下し、感
光体ベルト20が駆動されなくなるおそれがあるという
問題がある。
【0006】そこで、以上のような種々の問題を解決し
たものとして、特開平11−84946号公報記載の像
担持体ユニットが提案されている。この像担持体ユニッ
トについて図4〜図6を参照して説明する。図4は像担
持体ユニットの横断面図(図6における部分省略IV−
IV断面図)、図5は上記像担持体ユニットを画像形成
装置に組み込んだ状態を示す概略的な部分側面図、図6
は図5の部分拡大図である。
【0007】図4および図6に示すように、この像担持
体ユニット100は、それ自身では回転しない軸110
と、この軸110に対して回転可能に取り付けられた一
対の円板状部材120,120と、これら一対の円板状
部材120,120によって両端部が支持固定され円板
状部材120,120とともに回転する可撓性を有する
薄肉円筒状の像担持体140と、この像担持体140の
内方において軸110に取り付けられ、像担持体140
に対してその外方から当接部材としてのクリーニング部
材210、帯電ローラ220が当接されるその当接位置
において像担持体140を内方から支持するバックアッ
プ部材としてのバックアップドラム150とを備えてい
る。
【0008】一対の円板状部材120,120は、いず
れもベアリング114を介して軸110に回転可能に設
けられており、円板状部材120,120の外周面12
1,121によって像担持体140の両端部141が支
持されている。像担持体140の両端部141は適宜の
手段、例えば接着等によって外周面121,121に固
定されている。なお、少なくとも一方の円板状部材12
0には、その外側面に、図示しない駆動用のギアが固定
される。
【0009】像担持体140は、感光体として構成され
ており、可撓性を有する基材の表面(外周面)に感光層
を形成することにより構成されている。基材としては、
例えば、電鋳法にて作製したニッケルシームレス管が用
られ、感光層は、いわゆるOPC(有機感光体)をディ
ッピング法で形成してある。このような感光体140の
可撓性すなわち柔軟さは、基材の厚みと径とを調整する
ことにより決定することが可能であるから、使用される
画像形成装置に応じて適宜設定することが可能である。
例えば、基材厚み20〜200μm、基材直径10〜3
00mmの範囲で適宜設定される。
【0010】バックアップドラム150は、一対の側板
151,151と、これら側板151,151の外周面
によって両端が固定された円筒部材152とで構成され
ている。円筒部材152の外径D1は像担持体140の
内径D2よりも僅かに小さく形成されている。側板15
1には、軸受け穴153が設けられており、この軸受け
穴153と軸110との間に偏心軸受154が介装され
ている。したがって、バックアップドラム150は、軸
110に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持
されている。偏心軸受154は、図6に示すように、当
接部材としてのクリーニング部材210、帯電ローラ2
20が当接されるその当接位置側(図6において右側)
に、偏心量Eだけ偏心しており、これによって、バック
アップドラム150の外周面(円筒部材152の外周
面)の一部が前記当接位置において比較的広い範囲に亙
って像担持体140を内方から支持するようになってい
る。バックアップドラム150は、軸110に対して偏
心軸受154を介して回転可能に支持されているので、
図6に示すように、前記クリーニング部材210等の当
接位置において、円筒部材152の外周面152aが像
担持体140の内周面140aと当接することによって
像担持体140に従動して回転する。
【0011】以上のような像担持体ユニット100は、
図5に示すように、画像形成装置に組み込まれ、円板状
部材120に設けられた図示しない駆動用のギアに画像
形成装置本体の駆動ギア(図示せず)が噛み合うことに
よって、その像担持体140が矢印方向に回転駆動され
る。
【0012】図5において、220は前述した帯電ロー
ラ、Lは感光体140表面を選択的に露光するレーザー
光、300(Y,M,C,K)は現像器、210は前述
したクリーニング部材である。帯電ローラ220は、感
光体140の外周面に当接して外周面を一様に帯電させ
るようになっている。レーザー光Lは、図示しない露光
手段から発せられ、感光体140の表面を選択的に露光
して感光体140の表面に静電潜像を形成するようにな
っている。各現像器300(Y,M,C,K)は、それ
ぞれ内部にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのト
ナーを内蔵している。各現像器300は、それぞれ感光
体140に対して接離可能に構成されており、いずれか
1つの現像器のみが感光体140に当接し得るようにな
っている。310(Y,M,C,K)は感光体140と
当接する現像ローラであり、表面を粗面化した金属ロー
ラ、または、硬質の樹脂ローラで構成されている。
【0013】感光体140には中間転写ベルト400が
当接され、この当接位置が一次転写部T1を形成してい
る。中間転写ベルト400は、駆動ローラ410、テン
ションローラ420、二次転写ローラ460に対するバ
ックアップローラ430、クリーニングブレード470
に対するバックアップローラ440、一次転写部T1を
形成するための位置決めローラ450に巻き回されてお
り、駆動ローラ410によって図示矢印方向に循環駆動
されるようになっている。中間転写ベルト400が循環
駆動される過程で、一次転写部T1において、感光体1
40上のトナー像が中間転写ベルト400上に転写さ
れ、中間転写ベルト400上に転写されたトナー像が、
2次転写ローラ460との間に供給される用紙等の記録
媒体に転写されるようになっている。クリーニング部材
210は、クリーニングブレードで構成されている。こ
のクリーニングブレード210、および帯電ローラ22
0は、サブケース240に組み込まれている。
【0014】この画像形成装置は、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の
トナーを用いてフルカラー画像を形成することのできる
装置であり、その作動は次の通りである。 (i)図示しないホストコンピュータ(パーソナルコン
ピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が入
力されると、感光体140および中間転写ベルト400
が回転駆動される。 (ii)感光体140の外周面が帯電ローラ220によ
って一様に帯電される。 (iii)一様に帯電した感光体140の外周面に、図
示しない露光手段によって第1色目(例えばイエロー)
の画像情報に応じた選択的な露光Lがなされ、イエロー
用の静電潜像が形成される。 (iv)感光体140には、第1色目(例えばイエロ
ー)用の現像器300Yの現像ローラ310Yのみが接
触し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目
(例えばイエロー)のトナー像が感光体140上に形成
される。 (v)感光体140上に形成されたトナー像が、1次転
写部すなわち、感光体140と1次転写ローラ230と
の間において中間転写ベルト400上に転写される。こ
のとき、2次転写ローラ460は中間転写ベルト400
から離間している。 (vi)感光体140上に残留しているトナーがクリー
ニング部材210によって除去された後、除電手段(図
示せず)によって感光体140が除電される。 (vii)上記(ii)〜(vi)の動作が必要に応じ
て繰り返される。すなわち、上記印字指令信号の内容に
応じて、第2色目、第3色目、第4色目、と繰り返さ
れ、上記印字指令信号の内容に応じたトナー像が中間転
写ベルト400上において重ね合わされて中間転写ベル
ト400上に形成される。 (viii)所定のタイミングで2次転写部T2(中間
転写ベルト400と2次転写ローラ460との接触部)
に用紙等の記録媒体が供給され、中間転写ベルト400
上のトナー像(基本的にはフルカラー画像)が記録媒体
上に転写される。
【0015】以上のような像担持体ユニット100によ
れば、次のような作用効果が得られる。 (a)薄肉円筒状の像担持体140の両端部141が、
軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板
状部材120,120によって支持固定されているの
で、円板状部材120が回転駆動されると、像担持体1
40が確実に回転駆動されることとなる。また、像担持
体140の両端部141が、一対の円板状部材120,
120によって支持固定された構成となっているので、
耐久性にも優れている。 (b)像担持体140は、可撓性を有する薄肉円筒状で
あり、その両端部141が円板状部材120,120に
よって支持された構成となっているので、像担持体14
0は、円板状部材120,120によって支持されてい
ない中央部分142(図4参照)が内方に変形可能であ
る。したがって、この像担持体の中央部分142のう
ち、バックアップ部材150によって内方から支持され
ていない部分は、いわば疑似軟質材として利用すること
が可能であるため、これに当接させる部材が上記現像ロ
ーラ310等の硬質ローラ等であっても、確実で安定し
た接触状態を得ることができ、確実に像担持体140に
像を形成し、あるいは像を担持させることができる。一
方、像担持体140に対しては、その外周面に、当接部
材としてのクリーニング部材210、帯電ローラ220
が当接されるが、その当接位置においては、像担持体1
40がバックアップ部材150によって内方から支持さ
れているので、これら当接部材を確実に当接させること
ができる。すなわち、クリーニング部材210および帯
電ローラ220を像担持体140に確実に当接させて、
像担持体140の外周面に残存したトナーを確実に除去
し、確実に帯電させることができる。また、仮にバック
アップ部材150がない状態でクリーニング部材210
等を像担持体140に当接させたとすると、薄肉円筒状
である像担持体140がクリープ変形するおそれがある
が、この実施の形態の像担持体ユニット100によれ
ば、このようなおそれもなくなる。 (c)軸110に対して回転可能に取り付けられた一対
の円板状部材120,120によって像担持体140の
両端部141が支持固定されているとともに、像担持体
140の内方においてバックアップ部材150が軸11
0に取り付けられていることによってユニット化されて
いるので、取扱いが容易になる。
【0016】以上のように、この像担持体ユニット10
0によれば、当接部材との確実で安定した接触状態を得
ることが可能で、耐久性および取扱い性に優れ、確実に
駆動することができるという作用効果が得られる。
【0017】さらに、バックアップ部材150は、像担
持体140の内径D2よりも僅かに小さな外径D1を有
し、軸110に対して偏心軸受154を介して回転可能
に支持されたバックアップドラム(150)で構成され
ていることによって、次のような作用効果が得られる。 (d)バックアップドラム150を、軸110に対して
偏心軸受154を介して回転可能に支持する構成である
から、構造が単純であり、したがって、高精度に作成す
ることができるとともに、簡単に組み立てることができ
る。 (e)バックアップドラム150は、像担持体140の
内径D2よりも僅かに小さな外径D1を有し、軸110
に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持されて
いるので、像担持体140に対してその外方から当接部
材としてのクリーニングブレード210および帯電ロー
ラ220が当接されるその当接位置において像担持体1
40を内方から広い範囲に亙って支持することができる
(図5,図6参照)。 (f)バックアップドラム150は、軸110に対して
偏心軸受154を介して回転可能に支持されているの
で、その外周面152aが像担持体140の内周面14
0aと当接することによって従動回転する。したがっ
て、像担持体140に対する負荷を小さくすることがで
き、像担持体140の駆動トルクを低減させることがで
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
(特に、特開平11−84946号)では、その像担持
体140が、可撓性を有する薄肉円筒状の金属製基材お
よびこの基材の表面に形成された像担持層を有する可撓
性のある薄肉円筒状であり、この像担持体140に対し
てその外方からクリーニングブレード210等の当接部
材が当接されるその当接位置において像担持体140を
内方から支持するバックアップドラム150を備えた構
成となっているので、次のような問題が生ずるおそれが
ある。すなわち、像担持体140の薄肉円筒状の金属製
基材には、その製造工程において、裏面に局部的な異常
突起が生ずることがある。例えば、薄肉円筒状の金属製
基材を電鋳法により作成した場合には、母型の表面の欠
陥に応じた突起が金属製基材の裏面に形成されることと
なる。この場合、突起が生じないようにするためには、
母型の欠陥を無くせばよいのであるが、それは極めて困
難であり、実現不可能であるといっても過言ではない。
【0019】例えば、図7(a)に示すように、像担持
体140における金属製基材140bの裏面に局部的な
異常突起(140b1)があると、その突起部140b
1がバックアップドラム150による支持部に達した
際、像担持体140の裏面の突起部140b1に対応し
た表面の部位140c1が凸状に盛り上がることとな
る。そしてこの凸部140c1が図(b)に示すように
クリーニングブレード210等の当接部材との当接位置
に達すると、他の部位140c2よりも当接部材210
に対して強く当接することとなる。したがって、装置の
使用が長期に亙ると、上記凸部140c1における像担
持層140cが他の部位140c2に比べて徐々に削り
取られて行くこととなる。このようにして削り取られた
部位(140d)は、像担持体140がバックアップド
ラム150によって支持されていない位置においては、
図(c)に示すように、凹部140dとなるため、この
位置において像担持体140に対して当接される現像ロ
ーラ310と凹部140dとの当接状態が不完全とな
り、結果として点状の画像欠陥が生じてしまうという問
題が生ずる。このような問題は、前述した特開平4−1
88164号公報記載のものにおいて、筒状感光体ベル
ト20の基材を金属シートで形成した場合においても同
様に生じる。
【0020】本発明は、以上のような問題を解決しよう
とするものであり、その目的は、像担持体が可撓性を有
する薄肉円筒状の金属製基材とこの基材の表面に形成さ
れた像担持層とを有し、可撓性のある構造となっている
ものにおいて、点状の画像欠陥が生じにくくすることに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動される、可
撓性を有する薄肉円筒状の金属製基材およびこの基材の
表面に形成された像担持層を有する可撓性のある薄肉円
筒状の像担持体と、この像担持体の内径よりも僅かに小
さな外径を有し、像担持体の内方において像担持体の回
転中心に対して偏心して回転可能に支持され、像担持体
に対してその外方から当接部材が当接されるその当接位
置において像担持体を内方から支持するバックアップド
ラムと、このバックアップドラムにより支持されていな
い位置において前記像担持体に当接する現像ローラとを
備えた画像形成装置であって、前記バックアップドラム
の表面および/または前記像担持体における金属製基材
の裏面に薄膜状の緩衝層が形成されており、かつこの緩
衝層に、粒状体が混合されていることを特徴とする。請
求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成
装置において、前記緩衝層の表面粗さがRz=5μm以
上となっていることを特徴とする。
【0022】
【作用効果】請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動
される、可撓性を有する薄肉円筒状の金属製基材および
この基材の表面に形成された像担持層を有する可撓性の
ある薄肉円筒状の像担持体と、この像担持体の内径より
も僅かに小さな外径を有し、像担持体の内方において像
担持体の回転中心に対して偏心して回転可能に支持さ
れ、像担持体に対してその外方から当接部材が当接され
るその当接位置において像担持体を内方から支持するバ
ックアップドラムと、このバックアップドラムにより支
持されていない位置において前記像担持体に当接する現
像ローラとを備えているので、この画像形成装置によれ
ば、像担持体における、バックアップドラムによって内
方から支持されていない部分は、いわば疑似軟質材とし
て利用することが可能であるため、これに当接させる現
像ローラが硬質ローラであっても、確実で安定した接触
状態を得ることができ、確実に像担持体に像を形成し、
あるいは像を担持させることができる。一方、像担持体
に対して、その外周面に、クリーニングブレード等の当
接部材が当接される、その当接位置においては、像担持
体がバックアップドラムによって内方から支持されてい
るので、クリーニングブレード等の当接部材を確実に当
接させることができる。
【0023】そして、前記バックアップドラムの表面お
よび/または前記像担持体における金属製基材の裏面に
は薄膜状の緩衝層が形成されているので、次のような作
用効果が得られる。すなわち、この請求項1記載の画像
形成装置によれば、前記バックアップドラムの表面およ
び/または前記金属製基材の裏面に薄膜状の緩衝層が形
成されているので、金属製基材の裏面に局部的な異常突
起(140b1)があり、その突起部がバックアップド
ラム(150)による支持部に達したとしても、突起部
に対応した表面の部位の凸状の変形が防止(少なくとも
著しく緩和)されることとなる。したがって、前述した
凹部140dも生じないため、点状の画像欠陥が生じな
くなる。
【0024】しかも、緩衝層には、粒状体が混合されて
いるので、さらに次のような作用効果が得られる。すな
わち、バックアップドラムの表面および/または前記像
担持体における金属製基材の裏面に形成する薄膜状の緩
衝層は、例えば、バックアップドラムの表面および/ま
たは像担持体における金属製基材の裏面に対して柔軟性
を有する材料(例えばウレタン)をコーティングするこ
とによって形成することができるが、このような軟質材
料をバックアップドラムの表面および/または像担持体
における金属製基材の裏面にコーティングすると、その
軟質材料の表面がタック性(接着性)を有する平滑面と
なるため、像担持体に対してクリーニングブレード等の
当接部材が当接されるその当接位置(図5におけるA1
参照)において、像担持体(140)とバックアップド
ラム(150)とが張り付いてしまい、この張り付き部
がそのまま回転した後、像担持体(140)と現像ロー
ラ(310)との当接位置近く(図5におけるA1参
照)で剥がれることがある。そして、このような現象が
生じると、上記張り付き部が剥がれる際に像担持体が振
動し、この振動が、像担持体上に形成される画像に悪影
響を及ぼすこととなる。これに対し、この請求項1記載
の画像形成装置によれば、緩衝層に粒状体が混合されて
いるので、緩衝層が柔軟性を有する材料で形成されてい
ても、そのタック性が低減されて像担持体とバックアッ
プドラムとが張り付きにくくなり、結果として、上述し
た像担持体の振動が防止されて、画質が向上することと
なる。請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、前記緩衝層の表面粗さが
Rz=5μm以上となっているので、緩衝層のタック性
が確実に低減されて像担持体とバックアップドラムとが
一層張り付きにくくなり、結果として、上述した像担持
体の振動が確実に防止されて、画質が確実に向上するこ
ととなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1(a)(b)は本発
明に係る画像形成装置の要部を示す断面図、(c)はそ
の拡大断面図である。この実施の形態の画像形成装置の
全体の基本構成は、前述した特開平11−84946号
公報記載の画像形成装置と同様である。
【0026】この実施の形態の特徴は、このような画像
形成装置(例えば図4〜図6に示した特開平11−84
946号公報記載の装置)において、図1(a)および
/または(b)に示すように、バックアップドラム15
0の表面および/または像担持体140の金属製基材1
40bの裏面に薄膜状の緩衝層145および/または1
55を形成した点にある。
【0027】例えば上記画像形成装置(特開平11−8
4946号公報記載の装置)のように、像担持体140
が可撓性を有する薄肉円筒状の金属製基材140bおよ
びこの基材140bの表面に形成された像担持層140
cを有する可撓性のある薄肉円筒状であり、この像担持
体140に対してその外方からクリーニングブレード2
10等の当接部材が当接されるその当接位置において像
担持体140を内方から支持するバックアップドラム1
50を備えた構成のものにおいて、仮に、何等の方策も
講ぜられないとすると、先に図7を参照して説明したよ
うな問題が生ずる。すなわち、像担持体140の薄肉円
筒状の金属製基材140bには、その製造工程におい
て、裏面に局部的な異常突起が生ずることがある。例え
ば、薄肉円筒状の金属製基材140bを電鋳法により作
成すると、母型の表面の欠陥に応じた突起140b1
(図1(a)参照)が金属製基材140bの裏面に形成
されることとなる。そして、このような局部的な異常突
起140b1があると、前述したように、突起部140
b1がバックアップドラム150による支持部に達した
際、像担持体140の裏面の突起部140b1に対応し
た表面の部位が凸状に盛り上がってこの凸部における像
担持層140cが他の部位に比べて徐々に削り取られて
行き、この削り取られた部位は、像担持体140がバッ
クアップドラム150によって支持されていない位置に
おいては、凹部(図7(c)の140d参照)となるた
め、この位置において像担持体140に対して当接され
る現像ローラ310と凹部との当接状態が不完全とな
り、結果として点状の画像欠陥が生じてしまうという問
題が生ずる。なお、このような問題は、異常突起の高さ
が数μm〜数十μm程度でも発生する。
【0028】そこで、この実施の形態では、バックアッ
プドラム150の表面および/または前記金属製基材1
40bの裏面に薄膜状の緩衝層145および/または1
55を形成する。より詳しくは、図1(b)に示すよう
に、バックアップドラム150、より正確には、少なく
とも金属製基材140bと当接する(直接支持する)円
筒部材152(図4参照)の表面152a全面に薄膜状
の緩衝層155を形成する。または、図1(a)に示す
ように、金属製基材140bの裏面、より正確には、少
なくともバックアップドラム150と当接する(直接支
持される)部分全面にに薄膜状の緩衝層145を形成す
る。あるいはまた、バックアップドラム150の表面1
52aおよび金属製基材140bの裏面にそれぞれ薄膜
状の緩衝層145,155を形成する。
【0029】バックアップドラム150の表面152a
または金属製基材140bの裏面のいずれか一方に緩衝
層155または145を形成する場合、その緩衝層の厚
さは少なくとも異常突起140b1の高さと同程度とす
ることが望ましく、バックアップドラム150の表面1
52aおよび金属製基材140bの裏面の両方に緩衝層
155および145を形成する場合、これら緩衝層の厚
さの総和は少なくとも異常突起140b1の高さと同程
度とすることが望ましい。
【0030】緩衝層は、ウレタン等の柔軟性を有する合
成樹脂をバックアップドラム150の表面152aおよ
び/または金属製基材140bの裏面に塗布することに
よって形成することができる。金属製基材140bの裏
面に塗布する場合には、感光層140cをディピングす
る際に、同時に形成することができ、製造工程数を減ら
すことができる。
【0031】また、この実施の形態では、図1(c)に
示すように緩衝層155(および/または145)に、
粒状体156を混入させてある。粒状体156は、例え
ば、ポリウレタン製とし、その粒径をφ5〜30μmと
して、10〜60%の割合で混入させる。これによっ
て、緩衝層の表面粗さがRz=5μm以上となるように
構成してある。
【0032】以上のような画像形成装置によれば、次の
ような作用効果が得られる。 (a)回転駆動される、可撓性を有する薄肉円筒状の金
属製基材140bおよびこの基材140bの表面に形成
された像担持層140cを有する可撓性のある薄肉円筒
状の像担持体140と、この像担持体140の内径より
も僅かに小さな外径を有し、像担持体140の内方にお
いて像担持体140の回転中心に対して偏心して回転可
能に支持され、像担持体140に対してその外方からク
リーニングブレード210等の当接部材が当接されるそ
の当接位置において像担持体140を内方から支持する
バックアップドラム150と、このバックアップドラム
150により支持されていない位置において像担持体に
当接する現像ローラ310とを備えているので、この画
像形成装置によれば、像担持体140における、バック
アップドラム150によって内方から支持されていない
部分は、いわば疑似軟質材として利用することが可能で
あるため、これに当接させる現像ローラ310が硬質ロ
ーラであっても、確実で安定した接触状態を得ることが
でき、確実に像担持体140に像を形成し、あるいは像
を担持させることができる。一方、像担持体140に対
して、その外周面に、クリーニングブレード210等の
当接部材が当接される、その当接位置においては、像担
持体140がバックアップドラム150によって内方か
ら支持されているので、クリーニングブレード210等
の当接部材を確実に当接させることができる。
【0033】そして、バックアップドラム150の表面
および/または像担持体140における金属製基材14
0bの裏面には薄膜状の緩衝層155(および/または
145)が形成されているので、次のような作用効果が
得られる。すなわち、この実施の形態の画像形成装置に
よれば、バックアップドラム150の表面および/また
は金属製基材140bの裏面に薄膜状の緩衝層155
(および/または145)が形成されているので、金属
製基材140bの裏面に局部的な異常突起140b1が
あり、その突起部がバックアップドラム150による支
持部に達したとしても、突起部140b1に対応した表
面の部位の凸状の変形が防止(少なくとも著しく緩和)
されることとなる。より詳しくは、バックアップドラム
150の表面に緩衝層155が形成されている場合に
は、突起部140b1が緩衝層155に入り込み(埋も
れる)ことによって、像担持体140の裏面の突起部1
40b1に対応した表面の部位が凸状に盛り上がるとい
うことがなくなる。また、金属製基材140bの裏面に
緩衝層145が形成されている場合には、突起部140
b1のバックアップドラム150に対する当接状態が緩
和されることにより、突起部140b1に対応した像担
持体140表面の部位の凸状の変形が防止されることと
なる。また、バックアップドラム150の表面および金
属製基材140bの裏面に薄膜状の緩衝層155,14
5が形成されている場合には、上記2つの場合の相乗効
果によって、突起部140b1に対応した像担持体14
0表面の部位の凸状の変形が防止されることとなる。以
上のように、いずれにしても突起部140b1に対応し
た像担持体140表面の部位の凸状の変形が防止される
こととなるので、結果として、前述した凹部(図7
(c)の140d参照)も生じなくなり、点状の画像欠
陥が生じなくなる。
【0034】しかも、緩衝層145,155には、粒状
体156が混合されているので、さらに次のような作用
効果が得られる。すなわち、緩衝層155(および/ま
たは145)は、例えば、バックアップドラムの表面お
よび/または像担持体における金属製基材140bの裏
面に対して柔軟性を有する材料(例えばウレタン)をコ
ーティングすることによって形成することができるが、
このような軟質材料を、単に、バックアップドラム15
0の表面および/または像担持体における金属製基材1
40bの裏面にコーティングすると、その軟質材料の表
面がタック性(接着性)を有する平滑面となるため、像
担持体140に対してクリーニングブレード210等の
当接部材が当接されるその当接位置A1(図5参照)に
おいて、像担持体140とバックアップドラム150と
が張り付いてしまい、この張り付き部がそのまま回転し
た後、像担持体140と現像ローラ310との当接位置
近くA2(図5参照)で剥がれることがある。そして、
このような現象が生じると、上記張り付き部が剥がれる
際に像担持体140が振動し、この振動が、像担持体1
40上に形成される画像に悪影響を及ぼすこととなる。
これに対し、この実施の形態の画像形成装置によれば、
緩衝層155(および/または145)に粒状体156
が混合されているので、緩衝層155(および/または
145)が柔軟性を有する材料で形成されていても、そ
のタック性が低減されて像担持体140とバックアップ
ドラム150とが張り付きにくくなり、結果として、上
述した像担持体140の振動が防止されて、画質が向上
することとなる。
【0035】(b)緩衝層155(および/または14
5)の表面粗さがRz=5μm以上となっているので、
緩衝層のタック性が確実に低減されて像担持体140と
バックアップドラム150とが一層張り付きにくくな
り、結果として、上述した像担持体140の振動が確実
に防止されて、画質が確実に向上することとなる。
【0036】
【実施例】ポリウレタンにポリウレタン製の粒状体15
6を混入させた塗膜で緩衝層155(および/または1
45)を形成する。粒状体156の粒径分布は、図2に
示す表の通りとした。以上、本発明の実施の形態および
実施例について説明したが、本発明は上記の実施の形態
あるいは実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨の範囲内において適宜変形実施可能である。例えば、
上記実施の形態では像担持体を感光体として説明した
が、像担持体は、これに限らず、中間転写媒体としても
構成することができる。この場合、像担持体は薄肉円筒
状の中間転写媒体となる。
【0037】
【発明の効果】請求項1,2記載のいずれの画像形成装
置によっても、点状の画像欠陥が生じなくなり、画質が
向上する。さらに、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、画質が確実に向上することとなる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明に係る画像形成装置の一
実施の形態の要部を示す断面図、(c)はその拡大断面
図。
【図2】粒状体の粒径分布を示す表。(a)(b)は従
来技術の説明図。
【図3】(a)(b)は従来のが像形成装置の第1例の
説明図。
【図4】従来の画像形成装置の第2例を示す図で、その
像担持体ユニットの横断面図(図6における部分省略I
V−IV断面図)
【図5】同上像担持体ユニットが組み込まれた画像形成
装置の概略的な部分側面図。
【図6】図5の部分拡大図。
【図7】(a)〜(c)は課題を説明するための概念
図。
【符号の説明】
140 像担持体 140b 金属製基材 140c 像担持層 150 バックアップドラム 145,155 緩衝層 156 粒状体 210 クリーニング部材(当接部材) 310 現像ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される、可撓性を有する薄肉円
    筒状の金属製基材およびこの基材の表面に形成された像
    担持層を有する可撓性のある薄肉円筒状の像担持体と、 この像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、像
    担持体の内方において像担持体の回転中心に対して偏心
    して回転可能に支持され、像担持体に対してその外方か
    ら当接部材が当接されるその当接位置において像担持体
    を内方から支持するバックアップドラムと、 このバックアップドラムにより支持されていない位置に
    おいて前記像担持体に当接する現像ローラとを備えた画
    像形成装置であって、 前記バックアップドラムの表面および/または前記像担
    持体における金属製基材の裏面に薄膜状の緩衝層が形成
    されており、かつこの緩衝層に、粒状体が混合されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝層の表面粗さがRz=5μm以
    上となっていることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101185055B1 (ko) 2008-07-15 2012-09-21 엘지이노텍 주식회사 미세패턴 형성용 소프트 몰드

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