JP2001164010A - メタリック外観を有するプラスチック製品、特にラジオ調整式腕時計ケーシング - Google Patents
メタリック外観を有するプラスチック製品、特にラジオ調整式腕時計ケーシングInfo
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- JP2001164010A JP2001164010A JP2000303445A JP2000303445A JP2001164010A JP 2001164010 A JP2001164010 A JP 2001164010A JP 2000303445 A JP2000303445 A JP 2000303445A JP 2000303445 A JP2000303445 A JP 2000303445A JP 2001164010 A JP2001164010 A JP 2001164010A
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- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/22—Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
- G04B37/225—Non-metallic cases
- G04B37/226—Non-metallic cases coated with a metallic layer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
- C08J7/0427—Coating with only one layer of a composition containing a polymer binder
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- C08J7/04—Coating
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- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/04—Coating
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な幾何学的構造を有していても安価に製
造でき、耐摩耗性で、メタリックな外観を有するプラス
チック製物体、例えば特に腕時計ケーシング、を製造す
る方法の提供。 【解決手段】 新規な溶剤含有ラッカーをプラスチック
半製品に塗布することにより、着色装飾を有するその表
面が、このラッカー塗布手順により、従来の着色ラッカ
ーを使用した時よりも、著しく効果的に保護される。硬
化は、主として従来の熱的手段により行なうが、ＵＶラ
ンプの前で光硬化させることもでき、ＵＶランプの使用
は将来有望であり、必要なエネルギーが、従来の熱的硬
化に使用するエネルギーの約１０分の１で済む。
造でき、耐摩耗性で、メタリックな外観を有するプラス
チック製物体、例えば特に腕時計ケーシング、を製造す
る方法の提供。 【解決手段】 新規な溶剤含有ラッカーをプラスチック
半製品に塗布することにより、着色装飾を有するその表
面が、このラッカー塗布手順により、従来の着色ラッカ
ーを使用した時よりも、著しく効果的に保護される。硬
化は、主として従来の熱的手段により行なうが、ＵＶラ
ンプの前で光硬化させることもでき、ＵＶランプの使用
は将来有望であり、必要なエネルギーが、従来の熱的硬
化に使用するエネルギーの約１０分の１で済む。
Description
【０００１】以前に広く行なわれていたプラスチック製
品、特に腕時計ケーシング、の流電金属被覆（金属メッ
キ）は、今日では環境保護の面からコストの理由で、今
日では大規模大量生産にはほとんど考慮されない。従っ
て、毎日の生活で著しい機械的負荷にさらされる、特に
幾何学的に複雑なプラスチック製品、例えば特に腕時計
ケーシング、の上にメタリックの、または少なくともメ
タリックの外観を有する耐摩耗性被覆を施すことには一
般的な問題がある。
品、特に腕時計ケーシング、の流電金属被覆（金属メッ
キ）は、今日では環境保護の面からコストの理由で、今
日では大規模大量生産にはほとんど考慮されない。従っ
て、毎日の生活で著しい機械的負荷にさらされる、特に
幾何学的に複雑なプラスチック製品、例えば特に腕時計
ケーシング、の上にメタリックの、または少なくともメ
タリックの外観を有する耐摩耗性被覆を施すことには一
般的な問題がある。
【０００２】一体化されたアンテナを含むJUNGHANSラジ
オ調整式腕時計は、フェライトバーアンテナ（これは、
その構造中、柔軟性であり、細片部分からラミネートし
てある）が、電子受信、符号解読および時間維持回路用
の回路基板の縁部の中に、ケーシングの内部輪郭に従う
様に一体化されているので、その機構が小型構造である
のが特徴である。しかし無論、その種の構造は非金属製
の時計ケーシングを必要とする。これは、金属が近くに
あると、同調不良のためばかりではなく、特に周波数同
調によって補償できない受信効率低下のためにも、アン
テナ機能が作動できなくなるまで悪影響を受けることが
あるためである。
オ調整式腕時計は、フェライトバーアンテナ（これは、
その構造中、柔軟性であり、細片部分からラミネートし
てある）が、電子受信、符号解読および時間維持回路用
の回路基板の縁部の中に、ケーシングの内部輪郭に従う
様に一体化されているので、その機構が小型構造である
のが特徴である。しかし無論、その種の構造は非金属製
の時計ケーシングを必要とする。これは、金属が近くに
あると、同調不良のためばかりではなく、特に周波数同
調によって補償できない受信効率低下のためにも、アン
テナ機能が作動できなくなるまで悪影響を受けることが
あるためである。
【０００３】これまで公知のプラスチックケーシングの
流電金属メッキとまったく同様に、金属製の装飾被覆に
よる金属クラッド加工は、製造経費の点から高価になり
過ぎることが多いのみならず、ラジオ調整式腕時計の場
合には、アンテナがケーシングの壁の近くに一体化され
ている場合に、やはり許容できない受信品質低下も起こ
る。従ってこの場合、一般的にプラスチック製腕時計ケ
ーシングで満足するしかない。
流電金属メッキとまったく同様に、金属製の装飾被覆に
よる金属クラッド加工は、製造経費の点から高価になり
過ぎることが多いのみならず、ラジオ調整式腕時計の場
合には、アンテナがケーシングの壁の近くに一体化され
ている場合に、やはり許容できない受信品質低下も起こ
る。従ってこの場合、一般的にプラスチック製腕時計ケ
ーシングで満足するしかない。
【０００４】しかし、例えば市場ファクターに関連する
理由から、美感およびデザイン形態の点で価値がより高
い時計ケーシング、より具体的には金属製ケーシング、
が望ましい場合、コード化された時間情報を受信するた
めの磁気長波アンテナは一般的にバンドまたはブレスレ
ットの中に、すなわちケーシングの外側に移される。そ
の様な構造には、ケーシングに対するバンドまたはブレ
スレットの付属品（アンテナ線をしなやかに挿入する必
要があるため）およびバンドまたはブレスレット自体
（明らかに柔軟性ではあるが、それにも関わらず、管状
のバンドまたはブレスレットの中に入れた、ラミネート
されたフェライトアンテナの形態にある、無視できない
異物のために）が、腕に巻き付けられるために、強度の
摩耗および引き裂きにさらされるので、故障を起こし易
いという欠点がある。
理由から、美感およびデザイン形態の点で価値がより高
い時計ケーシング、より具体的には金属製ケーシング、
が望ましい場合、コード化された時間情報を受信するた
めの磁気長波アンテナは一般的にバンドまたはブレスレ
ットの中に、すなわちケーシングの外側に移される。そ
の様な構造には、ケーシングに対するバンドまたはブレ
スレットの付属品（アンテナ線をしなやかに挿入する必
要があるため）およびバンドまたはブレスレット自体
（明らかに柔軟性ではあるが、それにも関わらず、管状
のバンドまたはブレスレットの中に入れた、ラミネート
されたフェライトアンテナの形態にある、無視できない
異物のために）が、腕に巻き付けられるために、強度の
摩耗および引き裂きにさらされるので、故障を起こし易
いという欠点がある。
【０００５】そのため、複雑な幾何学的構造を有してい
ても安価に製造でき、耐摩耗性で、メタリックな外観を
有するプラスチック製物体、例えば特に腕時計ケーシン
グ、を製造する方法が強く求められている。
ても安価に製造でき、耐摩耗性で、メタリックな外観を
有するプラスチック製物体、例えば特に腕時計ケーシン
グ、を製造する方法が強く求められている。
【０００６】この問題は、本発明により、主請求項に記
載される様に、軽量であるが耐衝撃性のプラスチック材
料、例えば特に炭素繊維プラスチック材料、を含んでな
るプラスチック製半製品(blank)、例えば腕時計ケーシ
ング、を、硬質ラッカー塗装によって光学的および機械
的表面仕上げ処理することにより、解決される。
載される様に、軽量であるが耐衝撃性のプラスチック材
料、例えば特に炭素繊維プラスチック材料、を含んでな
るプラスチック製半製品(blank)、例えば腕時計ケーシ
ング、を、硬質ラッカー塗装によって光学的および機械
的表面仕上げ処理することにより、解決される。
【０００７】この目的には、最終的な状態に機械加工さ
れた、例えばＡＢＳ（アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン）またはＰＣ（ポリカーボネート）を含んでな
る半製品に、例えばポリウレタン系（ＰＵ系）ラッカー
を含んでなるプライマーを施す。そのプライマーに、好
ましくは非構造化メタリック顔料を加えた単色装飾とし
て、虹色の輝きまたは光輝効果を与えるアクリル系ラッ
カーを塗布する。次いで、コーティングに耐摩耗性およ
び耐衝撃性を付与するために、装飾層に透明有機ケイ酸
塩または類似の硬質ラッカー層を、好ましくは装飾層の
上の脆い外側硬質ラッカーの剥がれまたは脱離を阻止す
るためのＰＵ系接着剤層を間に挟んで、塗布する。有機
ケイ酸塩の膨脹係数は通常のケーシング材料と異なって
おり、装飾層および接着剤層は機械的理由から完全には
補償できないので、温度変動により引き起こされる亀裂
の発生を回避するために、外側の硬質ラッカー層はでき
るだけ薄く、例えば典型的には０．５μ〜３０μのオー
ダーの厚さ、に塗布すべきである。
れた、例えばＡＢＳ（アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン）またはＰＣ（ポリカーボネート）を含んでな
る半製品に、例えばポリウレタン系（ＰＵ系）ラッカー
を含んでなるプライマーを施す。そのプライマーに、好
ましくは非構造化メタリック顔料を加えた単色装飾とし
て、虹色の輝きまたは光輝効果を与えるアクリル系ラッ
カーを塗布する。次いで、コーティングに耐摩耗性およ
び耐衝撃性を付与するために、装飾層に透明有機ケイ酸
塩または類似の硬質ラッカー層を、好ましくは装飾層の
上の脆い外側硬質ラッカーの剥がれまたは脱離を阻止す
るためのＰＵ系接着剤層を間に挟んで、塗布する。有機
ケイ酸塩の膨脹係数は通常のケーシング材料と異なって
おり、装飾層および接着剤層は機械的理由から完全には
補償できないので、温度変動により引き起こされる亀裂
の発生を回避するために、外側の硬質ラッカー層はでき
るだけ薄く、例えば典型的には０．５μ〜３０μのオー
ダーの厚さ、に塗布すべきである。
【０００８】硬質ラッカー保護層は、外側層の部分に極
めて高いレベルの耐性を与えるので、アルコールまたは
エステル溶剤（またはそれらの混合物）を含む有機ケイ
酸塩であるのが好ましい。これに関して、ウエット−オ
ン−ウエット手順で操作するのが有利である、すなわち
硬化していない状態にある装飾層に外側保護層を（場合
により、接着剤層を間に挟んで）塗布することができ、
これによって、硬質ラッカー層を塗布する前の、中間層
を硬化させるための製造工程数を少なくすることができ
る。
めて高いレベルの耐性を与えるので、アルコールまたは
エステル溶剤（またはそれらの混合物）を含む有機ケイ
酸塩であるのが好ましい。これに関して、ウエット−オ
ン−ウエット手順で操作するのが有利である、すなわち
硬化していない状態にある装飾層に外側保護層を（場合
により、接着剤層を間に挟んで）塗布することができ、
これによって、硬質ラッカー層を塗布する前の、中間層
を硬化させるための製造工程数を少なくすることができ
る。
【０００９】硬化により保護効果を与えることができ
る、ケイ素、プラスチック化合物および金属、例えばチ
タン、を基剤とする化学物質は、塗布する前に、顔料お
よび透明に溶解し得る染料で着色し、それ自体で、また
はその下にある装飾層との組合せで、メタリックの輝
き、または、例えば青みがかった微光により、または金
属的な外観を与える効果により、光沢を強化することが
できる。プラスチック製腕時計ケーシングまたは類似の
半製品自体に加えて、腕時計の場合には、ウォッチクリ
スタル、特にＰＭＭＡ（アクリルガラス）を含んでなる
場合、にも上記の硬質ラッカー層を施し、それ自体は軟
質であるアクリルガラスの耐引掻き性を強化し、ダイア
ルまたは前面の上または下に、ケーシングに良く適合し
た追加の着色効果を達成することができる。同時に、こ
れによって、ガラスまたはクリスタルの縁部と、対応し
て被覆したケーシングの縁部の溶接特性が強化される。
すでにケーシングに溶接された、または取り付けたクリ
スタルまたはガラスにクリスタル−クリア保護層を塗布
することにより、ガラスと受け座またはケーシングの間
の界面に密封作用をさらに加えることができる。
る、ケイ素、プラスチック化合物および金属、例えばチ
タン、を基剤とする化学物質は、塗布する前に、顔料お
よび透明に溶解し得る染料で着色し、それ自体で、また
はその下にある装飾層との組合せで、メタリックの輝
き、または、例えば青みがかった微光により、または金
属的な外観を与える効果により、光沢を強化することが
できる。プラスチック製腕時計ケーシングまたは類似の
半製品自体に加えて、腕時計の場合には、ウォッチクリ
スタル、特にＰＭＭＡ（アクリルガラス）を含んでなる
場合、にも上記の硬質ラッカー層を施し、それ自体は軟
質であるアクリルガラスの耐引掻き性を強化し、ダイア
ルまたは前面の上または下に、ケーシングに良く適合し
た追加の着色効果を達成することができる。同時に、こ
れによって、ガラスまたはクリスタルの縁部と、対応し
て被覆したケーシングの縁部の溶接特性が強化される。
すでにケーシングに溶接された、または取り付けたクリ
スタルまたはガラスにクリスタル−クリア保護層を塗布
することにより、ガラスと受け座またはケーシングの間
の界面に密封作用をさらに加えることができる。
【００１０】本発明で効果的に使用できるが、有機ケイ
酸塩程硬くない他の硬質ラッカーはイソシアネートアク
リル系ラッカーおよび２成分重付加ラッカーであるが、
その際、樹脂成分（すなわち、例えばアルキド、アクリ
レート、およびその他であるが、一般的にはポリエステ
ルおよび好ましくはポリエステル／イソシアネート処方
物もある）がイソシアネート含有硬化剤と反応する。１
成分または塗布する前に混合する２成分系、特にアクリ
ル変性イソシアネートラッカー、には、処理手順に関し
て、熱的にも、ＵＶによっても硬化させることができ
る、という利点がある。これによって、半製品の特徴に
関連して強度を増加することに加えて、例えばＡＢＳ製
半製品、ＰＣ製半製品またはアクリルガラスディスク
（ＰＭＭＡ）を、熱またはＵＶ硬化性クリアラッカーで
被覆する場合、超音波溶接に対する優れた適性も得られ
る。
酸塩程硬くない他の硬質ラッカーはイソシアネートアク
リル系ラッカーおよび２成分重付加ラッカーであるが、
その際、樹脂成分（すなわち、例えばアルキド、アクリ
レート、およびその他であるが、一般的にはポリエステ
ルおよび好ましくはポリエステル／イソシアネート処方
物もある）がイソシアネート含有硬化剤と反応する。１
成分または塗布する前に混合する２成分系、特にアクリ
ル変性イソシアネートラッカー、には、処理手順に関し
て、熱的にも、ＵＶによっても硬化させることができ
る、という利点がある。これによって、半製品の特徴に
関連して強度を増加することに加えて、例えばＡＢＳ製
半製品、ＰＣ製半製品またはアクリルガラスディスク
（ＰＭＭＡ）を、熱またはＵＶ硬化性クリアラッカーで
被覆する場合、超音波溶接に対する優れた適性も得られ
る。
【００１１】それぞれの外側硬質ラッカー層は、耐摩耗
性が高いという優位性に加えて、非アレルギー性および
環境にとって好ましいという利点もある。さらに、被覆
したケーシング半製品を乾燥加熱炉中で硬化させる手順
（これは一般的ではあるが、取扱いに経費がかかり、従
って、製造コストが高くなる手順である）と比較して、
どちらの種類の硬質ラッカーも、熱的にも、ＵＶ光の下
で常温でも迅速に硬化させることができる、という優位
性がある。これに関して、ＵＶの使用は、より迅速に
（１０秒間のオーダーで）行なわれ、その上エネルギー
節約にもなるので、製造手順の観点から、より好ましい
方法である。
性が高いという優位性に加えて、非アレルギー性および
環境にとって好ましいという利点もある。さらに、被覆
したケーシング半製品を乾燥加熱炉中で硬化させる手順
（これは一般的ではあるが、取扱いに経費がかかり、従
って、製造コストが高くなる手順である）と比較して、
どちらの種類の硬質ラッカーも、熱的にも、ＵＶ光の下
で常温でも迅速に硬化させることができる、という優位
性がある。これに関して、ＵＶの使用は、より迅速に
（１０秒間のオーダーで）行なわれ、その上エネルギー
節約にもなるので、製造手順の観点から、より好ましい
方法である。
【００１２】特に効果的な記号、デザインおよび装飾効
果を与えるために、ケーシング半製品は、耐摩耗性クリ
アラッカーの下に、金属的反射性の白色光ホログラムを
含むこともできる。ホログラムは、サイズが小さいの
で、ラジオ受信に悪影響を及ぼさない。
果を与えるために、ケーシング半製品は、耐摩耗性クリ
アラッカーの下に、金属的反射性の白色光ホログラムを
含むこともできる。ホログラムは、サイズが小さいの
で、ラジオ受信に悪影響を及ぼさない。
【００１３】この新規な溶剤含有ラッカーをプラスチッ
ク半製品に塗布することにより、着色装飾を有するその
表面が、このラッカー塗布手順により、従来の着色ラッ
カーを使用した時よりも、著しく効果的に保護され、関
与するラッカー塗布作業に関連する問題なしに、塗布
し、硬化させることができる。硬化手順は、主として熱
的手段により行なうが、ＵＶランプの前で光硬化させる
こともできる。ＵＶランプの使用は将来有望であり、必
要なエネルギーが、従来の熱的硬化に使用するエネルギ
ーの約１０分の１で済む。
ク半製品に塗布することにより、着色装飾を有するその
表面が、このラッカー塗布手順により、従来の着色ラッ
カーを使用した時よりも、著しく効果的に保護され、関
与するラッカー塗布作業に関連する問題なしに、塗布
し、硬化させることができる。硬化手順は、主として熱
的手段により行なうが、ＵＶランプの前で光硬化させる
こともできる。ＵＶランプの使用は将来有望であり、必
要なエネルギーが、従来の熱的硬化に使用するエネルギ
ーの約１０分の１で済む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０５Ｄ 7/24 ３０３ Ｂ０５Ｄ 7/24 ３０３Ｂ // Ｃ０８Ｌ 101:00 Ｃ０８Ｌ 101:00 (72)発明者 ウイリー、シュプリンガー ドイツ連邦共和国シルトアッハ、ホッフェ ルトシュトラーセ、９ (72)発明者 ハンスイエルク、シュタッドラー ドイツ連邦共和国リュツカースドルフ、ド クトル、トゥーハーシュトラーセ、23
Claims (15)
- 【請求項１】機械的に仕上げられた状態にあるプラスチ
ック製半製品に、硬質ラッカーで被覆することにより、
光学的および機械的表面仕上げ処理を行なうことを特徴
とする、メタリック外観を有するプラスチック製品、特
にラジオ調整式腕時計ケーシング。 - 【請求項２】前記半製品が、軽量で耐衝撃性のプラスチ
ック材料、例えば特に炭素繊維補強プラスチック材料、
を有する、請求項１に記載のプラスチック製品。 - 【請求項３】前記半製品がＡＢＳ（アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン）またはＰＣ（ポリカーボネー
ト）を有する、請求項１に記載のプラスチック製品。 - 【請求項４】前記半製品がＰＭＭＡ（アクリルガラス）
を有する、請求項１に記載のプラスチック製品。 - 【請求項５】前記半製品が、例えばポリウレタン系（Ｐ
Ｕ系）ラッカーを含んでなるプライマーを有する、請求
項１〜４のいずれか１項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項６】前記半製品が、プライマー上に、好ましく
は非構造化メタリック顔料を加えた単色装飾として、ア
クリル系ラッカーを有する、請求項１〜５のいずれか１
項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項７】前記半製品が、装飾被覆の上に、クリア硬
質ラッカー層を有する、請求項１〜６のいずれか１項に
記載のプラスチック製品。 - 【請求項８】前記半製品が、装飾被覆と外側の薄い硬質
ラッカー層の間にＰＵ系接着剤層を有する、請求項１〜
７のいずれか１項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項９】前記半製品が、硬質ラッカー保護層とし
て、アルコールまたはエステル溶剤（またはそれらの混
合物）を含む有機ケイ酸塩を有する、請求項１〜８のい
ずれか１項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項１０】前記半製品が、ケイ素、炭素化合物およ
び金属、例えばチタン、を基剤とする硬化性硬質ラッカ
ー保護層を有する、請求項１〜９のいずれか１項に記載
のプラスチック製品。 - 【請求項１１】前記半製品が硬化性硬質ラッカー保護層
を有し、前記硬化性硬質ラッカー保護層が、顔料で、特
にメタリックフレーク顔料で、および／または透明に溶
解し得る染料でさらに着色されている、請求項１〜１０
のいずれか１項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項１２】前記半製品が、硬化性硬質ラッカー保護
層として、アクリル変性イソシアネートラッカーの１成
分または２成分系を有する、請求項１〜１１のいずれか
１項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項１３】前記半製品が、硬質ラッカー保護層とし
て、樹脂成分（すなわち、例えばアルキド、アクリレー
ト、等であるが、一般的にはポリエステルおよび好まし
くはポリエステル／イソシアネート処方物もある）がイ
ソシアネート含有硬化剤と反応する２成分重付加ラッカ
ーを有する、請求項１〜１２のいずれか１項に記載のプ
ラスチック製品。 - 【請求項１４】前記半製品が、ＵＶ光で硬化し得る硬質
ラッカー保護層を有する、請求項１〜１３のいずれか１
項に記載のプラスチック製品。 - 【請求項１５】前記半製品が、耐摩耗性クリアラッカー
の下に、金属的反射性の白色光ホログラムを有する、請
求項１〜１４のいずれか１項に記載のプラスチック製
品。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19954553A DE19954553A1 (de) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Metallisch erscheinender Kunststoff-Artikel, insbesondere Funkarmbanduhrgehäuse |
| DE19954553.7 | 1999-11-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001164010A true JP2001164010A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=7928872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000303445A Pending JP2001164010A (ja) | 1999-11-12 | 2000-10-03 | メタリック外観を有するプラスチック製品、特にラジオ調整式腕時計ケーシング |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1099722A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001164010A (ja) |
| CN (1) | CN1301603A (ja) |
| DE (1) | DE19954553A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10236065B4 (de) * | 2002-08-07 | 2006-04-20 | Preh Gmbh | Vorrichtung zum Halten und Abdichten eines Bauteils |
| JP3659354B1 (ja) * | 2004-02-02 | 2005-06-15 | セイコーエプソン株式会社 | 装飾品、装飾品の製造方法および時計 |
| CN105992653B (zh) * | 2013-12-19 | 2021-03-26 | 科思创德国股份有限公司 | 由聚碳酸酯和聚碳酸酯共混物制成的多层结构 |
| EP3819718A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-12 | Rolex Sa | Coloured coating adapted for watch components |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS556231A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-17 | Citizen Watch Co Ltd | Watch parts |
| US5202191A (en) * | 1981-06-19 | 1993-04-13 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Coated article with metallic finish |
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