JP2001162408A - 径方向切込み装置を備えた工作機械及びこの工作機械に用いられる径方向切込み機構を備えた工具ホルダ - Google Patents

径方向切込み装置を備えた工作機械及びこの工作機械に用いられる径方向切込み機構を備えた工具ホルダ

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JP2001162408A
JP2001162408A JP35138499A JP35138499A JP2001162408A JP 2001162408 A JP2001162408 A JP 2001162408A JP 35138499 A JP35138499 A JP 35138499A JP 35138499 A JP35138499 A JP 35138499A JP 2001162408 A JP2001162408 A JP 2001162408A
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tool
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tool holder
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Shoji Inagawa
昭司 稲川
Hidehito Miura
秀仁 三浦
Koji Yoshida
幸次 吉田
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Ikegai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 径方向切込み装置を備えた工作機械におい
て、工具の先端から被加工物の加工部位に集中的にクー
ラントを噴射することができるようにする。 【解決手段】 切込み制御軸401,405,430の
回転中心に形成されたクーラント流通穴402,40
6,435と、前記切込み制御軸の一端に設けられ、ク
ーラント供給手段からのクーラントを、回転している前
記切込み制御軸の前記クーラント流通穴に供給可能にす
る回転継ぎ手438と、主軸201の一端に設けられ、
工具ホルダ300のクーラント受取部310と係合する
クーラント供給部208と、主軸201に形成され、前
記クーラント供給部と前記切込み制御軸の前記クーラン
ト流通穴とを連通状に連結するクーラント通路412と
を有し、前記切込み制御軸を進退移動させる進退駆動部
420,421を回転継ぎ手438と干渉しない前記切
込み制御軸の途中部位に設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸の中心を通し
てクーラントを工具に供給し、この工具の先端から加工
部位に集中的にクーラントを噴射することができるよう
にした、径方向切込み装置を備えた工作機械及びこの工
作機械に用いられる径方向切込み機構を備えた工具ホル
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、孔ぐりバイト等の回転工具を
回転させながら、前記回転工具を前記主軸の径方向に切
込ませて前記被加工物の加工を行うことができるよう
に、径方向の切込み装置を備えた工作機械が、例えば、
特公昭62−42726号公報等でよく知られている。
【0003】図7及び図8は、本発明の従来例にかかる
径方向切込み装置の構成を説明する断面図で、図7は主
軸前端部分を、図8は主軸後端部分を示している。径方
向切込み装置100は、主軸180の貫通孔184を挿
通する切込み制御軸110と、この切込み制御軸110
を回転させるための回転駆動機構120と、切込み制御
軸110の後端に設けられ、切込み制御軸110を進退
移動させる進退駆動部130とから概略構成される。
【0004】進退駆動部130は、後述する径方向切込
み機構を備えた工具ホルダ150を工具装着孔182に
装着する場合には、切込み制御軸110を前方(図7及
び図8の左方)に移動させて、工具ホルダ150のプル
スタッド153に設けられた径方向切込み機構の連結軸
(図示せず)と係合させ、径方向切込み機構を備えてい
ない一般の工具ホルダを工具装着孔182に装着する場
合には、切込み制御軸110を後方(図7及び図8の右
方)に移動させて、前記一般の工具ホルダと切込み制御
軸110とが干渉しないようにしている。
【0005】径方向切込み機構を備えた工具ホルダの構
成を図9に示す。この工具ホルダ150は、図示しない
自動工具交換装置(ATC)等によって主軸180の工
具装着孔182(図7参照)に着脱される。具体的に
は、工具ホルダ150は、工具ホルダ本体151に主軸
180の前端の工具装着孔182に装着するテーパシャ
ンク部151aを有し、キー152を介して主軸180
からの回転が伝達される。
【0006】工具ホルダ本体151の後端のプルスタッ
ド153には、内孔153aが形成され、この内孔部1
53aに工具ホルダ本体151の内孔部151bまで延
びる連結軸154が回転自在に支承されている。そし
て、この連結軸154の後端には切込み制御軸110の
係合部110aと係合する係合部154aが形成され、
先端には傘歯車155が取り付けられている。
【0007】さらに、工具ホルダ本体151の先端部に
は、連結軸154と直交する方向にねじ軸160が設け
られている。このねじ軸160には、傘歯車155と噛
合する傘歯車163がキー止め固着されているととも
に、ねじ軸160の回転によって図9の紙面左右方向に
移動するナット161が螺入されている。そして、この
ナット161に、孔ぐりバイト等の回転工具166を保
持するスライダー164が取り付けられている。
【0008】したがって、工具ホルダ本体151が停止
した状態で連結軸154が回転する場合、あるいは工具
ホルダ本体151と連結軸154との間に相対回転が発
生した場合には、工具ホルダ本体151と連結軸154
との回転数差分により、ねじ軸160が回転し、図9の
紙面左右方向にナット161を移動させるとともに、図
示しないあり溝形状の案内部に案内されながら、スライ
ダ164及び回転工具166が径方向に移動するように
なっている。
【0009】ところで、工具で被加工物を加工する場合
には、加工精度の向上と工具寿命の向上を図る観点か
ら、前記被加工物の加工部位に集中的にクーラントを噴
射して、加工によって発生する熱及び切粉を加工部位か
ら速やかに除去するようにすることが望ましい。そのた
め、被加工物を加工する工具の中には、工具の内部にク
ーラント流通孔が形成され、前記工具の先端からクーラ
ントを噴射することができるようしたものがあり、さら
に、工作機械の中には、主軸の貫通孔を通してクーラン
トを前記クーラント流通孔を有する工具に供給できるよ
うにした、いわゆる主軸スルークーラント方式を採用し
たものが存在する。
【0010】しかしながら、上記した従来の径方向切込
み装置を備えた工作機械においては、主軸180の貫通
孔184に切込み制御軸110が挿入されているため、
貫通孔184を通してクーラントを供給することが困難
であった。また、主軸180の後端から切込み制御軸1
10が突出していて、さらに、切込み制御軸110を進
退移動させるためのシリンダ等の進退駆動部130が設
けられていることから、回転する主軸180の貫通孔1
84にクーラントを供給するための回転継ぎ手を主軸1
80に取り付けることは困難であった。以上の理由か
ら、径方向切込み装置を備えた工作機械においては、主
軸スルークーラント方式を採用することは困難であっ
た。
【0011】そのため、従来の径方向切込み装置を備え
た工作機械においては、図10に示すように、主軸18
0を回転自在に支持する主軸ヘッド170にクーラント
を噴射するノズル175を設け、このノズル175から
被加工物Wにクーラントを噴射するようにしている。
【0012】しかし、前述したように、被加工物Wの加
工部位から離れた位置からのクーラントの噴射は、加工
部位Waにクーラントを集中させて噴射することができ
ないため、加工部位Waの冷却及び切粉排除の効率が悪
く、工具寿命を低下させるという問題がある。また、特
に、径方向切込み機構を備えた工具ホルダ150におい
ては、移動するスライダ164が邪魔になって、被加工
物Wの加工部位Waにクーラントを集中的に噴射するこ
とがさらに困難であるという問題もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
かんがみてなされたもので、径方向切込み装置を備えた
工作機械においても、主軸を通して工具にクーラントを
供給できるようにし、工具の先端から被加工物の加工部
位に直接かつ集中的にクーラントを噴射することができ
るようにするとともに、このような工作機械に用いられ
る径方向切込み機構を備えた工具ホルダについても、工
具の先端から前記加工部位に集中的にクーラントを噴射
することができるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、請求項1に記載の発明は、主軸の貫通孔に
設けられた切込み制御軸と、この切込み制御軸を進退移
動させる進退駆動部と、前記切込み制御軸を前記主軸に
対して同期回転させ、あるいは、前記切込み制御軸を前
記主軸に対して相対回転させる回転駆動部とを有し、前
記切込み制御軸を、径方向切込み可能に回転工具を保持
する工具ホルダに係合させて前記主軸に対して相対回転
させることによって、前記回転工具を径方向に移動させ
る径方向切込み装置を備えた工作機械において、前記切
込み制御軸の回転中心に形成されたクーラント流通孔
と、前記切込み制御軸の一端に設けられ、クーラント供
給手段からのクーラントを、回転している前記切込み制
御軸の前記クーラント流通孔に供給可能にする回転継ぎ
手と、前記工具ホルダが装着される前記主軸の先端に設
けられ、前記工具ホルダのクーラント受取部と係合する
クーラント供給部と、前記主軸に形成され、前記クーラ
ント供給部と前記切込み制御軸の前記クーラント流通孔
とを連通状に連結するクーラント通路とを有し、前記進
退駆動部を前記回転継ぎ手と干渉しない前記切込み制御
軸の途中部位に設けた構成としてある。
【0015】この構成によれば、主軸の貫通孔に挿入さ
れた切込み制御軸にクーラントが流通する孔を形成して
いるので、この孔を通して主軸の貫通孔内でクーラント
を流通させることができる。また、切込み制御軸の進退
移動を行う進退駆動部を、切込み制御軸の途中部位に設
けているので、主軸から突出する切込み制御軸の後端に
回転継ぎ手を取り付けることが可能になる。これによっ
て、主軸の貫通孔を通して工具にクーラントを供給し、
工具の先端から被加工物の加工部位に集中的にクーラン
トを噴射することが可能になる。
【0016】請求項2に記載の発明は、前記進退駆動部
は、切込み制御軸の途中部位に設けられ、前記切込み制
御軸を回転自在に取り付けるピストンと、このピストン
が進退移動自在に嵌入されるシリンダとから構成してあ
る。このように構成することで、前記進退駆動部を前記
切込み制御軸の途中部位に設けることが可能になる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記ピストンに取付部材を回転自在に
取り付け、この取付部材に前記切込み制御軸を取り付け
るとともに、前記取付部材に前記切込み制御軸のクーラ
ント流通孔に連通する孔を形成して構成してある。
【0018】前記切込み制御軸は前記ピストンに直接取
り付けるものとしてもよいが、切込み制御軸の軸径が小
さいような場合には、切込み制御軸が撓みやすく、か
つ、取り付けも容易ではない。そこで、この発明のよう
に構成することで、切込み制御軸を容易にピストンに取
り付けることができるだけでなく、切込み制御軸の撓み
も最小に抑制することができる。また、取付部材にクー
ラントの流通できる孔を形成しているので、主軸の貫通
孔を通してクーラントを供給することも可能である。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の径方向切込み装置を備えた工作機械の
前記主軸に装着され、前記径方向切込み装置の作用によ
って回転工具を取り付けた可動部を工具ホルダ本体に対
して径方向に移動可能にする径方向切込み機構を備えた
工具ホルダであって、前記工具ホルダ本体に形成され、
前記クーラント供給部と係合するクーラント受取部と、
前記工具ホルダ本体に形成され、前記クーラント受取部
から供給されたクーラントを流通させる本体側クーラン
ト流通孔と、前記可動部に設けられ、前記回転工具のク
ーラント流通孔にクーラントを供給する可動部側クーラ
ント流通孔と、前記本体側クーラント流通孔と前記可動
部側クーラント流通孔とを常時連通状態に接続する接続
部とを有する構成としてある。
【0020】この構成によれば、クーラント流通孔を有
する一般の工具ホルダだけでなく、切込み制御機構を備
えた工具ホルダにおいても、保持した工具の先端から被
加工物の加工部位に集中的にクーラントを噴射すること
ができるようになる。
【0021】請求項5に記載の発明は、前記接続部は、
前記可動部又は前記工具ホルダ本体の一方に設けられ、
前記可動部側クーラント流通孔又は前記本体側クーラン
ト流通孔に挿入されるとともに、前記可動部側クーラン
ト流通孔と前記本体側クーラント流通孔と連通状に連結
する貫通孔が形成された軸体と、この軸体を摺動可能に
保持するとともに前記可動部又は前記工具ホルダ本体と
前記軸体との間からクーラントが漏れ出さないように封
止する封止部材とから構成してある。このように構成す
ることで、可動部がいかに移動しても、工具ホルダ本体
から工具へのクーラントの供給を可能にすることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態
を、図面にしたがって詳細に説明する。なお、以下の実
施形態では説明の便宜上、径方向切込み装置を備えた工
作機械は主軸を水平方向に支持する横型の工作機械であ
るとし、各図において左方を「前」、右方を「後」とし
て説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる工作
機械の主軸前端部の断面図である。
【0023】[工具把持機構の説明]工作機械の主軸ヘ
ッド200には、主軸201が軸受203によって回転
自在に支持されている。この主軸201は、主軸201
の後方に配置された主軸用モータによって回転される。
また、主軸201には、軸線Cに沿って貫通孔204が
形成されている。貫通孔204の前端には、工具ホルダ
300のテーパシャンク部301が挿入される工具装着
孔202が形成されている。この工具装着孔202の後
方には、工具ホルダ300のプルスタット302をクラ
ンプ・アンクランプするための工具把持機構が設けられ
る。
【0024】前記工具把持機構は、工具装着孔202の
後方に位置決めして取り付けられた中空状のカム部材2
10と、このカム部材210の内部に挿入され、主軸軸
線C方向に進退移動可能なコレット211と、このコレ
ット211を進退移動させるためのドローバ215と、
このドローバ215を介してコレット211を常時クラ
ンプ方向(図1の右方)に付勢する皿ばね220と、こ
の皿ばね220の付勢力に抗してドローバ215及びコ
レット211をアンクランプ方向(図1の左方)に移動
させる図示しないシリンダ等の駆動部とから概略構成さ
れる。
【0025】前記駆動部が駆動すると、皿ばね220の
付勢力に抗してドローバ215及びコレット211が前
進する。これにより、コレット211の前端に設けられ
た複数のボール212が、カム部材210の前端に形成
された傾斜部210aに沿って径方向外側に移動し、ボ
ール212とプルスタット302との係合が解除されて
工具ホルダ300の交換が可能になる。
【0026】[径方向切込み装置の説明]次に、図2及
び図3を参照して、径方向切込み装置の構成を説明す
る。図2は、図1に示した主軸の前端部の部分拡大図、
図3は、径方向切込み装置の構成を説明するための主軸
の後端部の断面図である。
【0027】図3に示すように、ドローバ215には主
軸軸線C方向に貫通孔216が形成され、この貫通孔2
16に切込み制御軸401が挿入されている。切込み制
御軸401の前端は、ドローバ215の前端からコレッ
ト211内に突出し、径方向切り換え機構を備えた工具
ホルダ150(図9参照)の連結軸154と係合する係
合部404が形成されている。また、切込み制御軸40
1の後端は、ドローバ215の後端から、主軸201の
後方に配置された主軸201を回転させるための図示し
ない主軸用モータの回転軸217の貫通孔217aを挿
通して、回転軸217の後方に突出している。
【0028】主軸ヘッド200には、前記主軸用モータ
の後方にシリンダ420が形成され、このシリンダ42
0にピストン421が嵌装されている。シリンダ420
の外周壁にはピストン421を作動させるための作動油
を流通させる作動油流通孔425が形成されていて、図
示しないポンプ等の作動油供給装置から作動油流通孔4
25を通ってシリンダ420内に作動油が供給される
と、ピストン421が後方(図3の紙面右方)に移動す
る。
【0029】ピストン421には、主軸軸線C上に取付
部材405が取り付けられる。取付部材405は、主軸
軸線Cに沿って形成されたピストン421の貫通孔42
1aにその前端が挿入されるとともに、貫通孔421a
に嵌装された軸受422によって、回転自在に支持され
ている。回転軸217の後方から突出する切込み制御軸
401の後端は、この取付部材405の前端に連結され
る。
【0030】具体的には、外周に係合部403が形成さ
れた切込み制御軸401の後端を、取付部材405の前
端に形成された被係合孔409に差し込み、図示しない
止め部材で取付部材409から切込み制御軸401が抜
け落ちないようにする。これにより、切込み制御軸40
1と取付部材405とは一体に回転できるように連結さ
れる。この実施形態では、前記したシリンダ420とピ
ストン421とで、切込み制御軸を進退移動させる進退
駆動部を構成する。
【0031】主軸ヘッド200の後方には保持部209
が設けられている。取付部材405の後方には、保持部
209に軸受433によって回転自在に支持された中空
状の回転伝達部材430が設けられている。この回転伝
達部材430は、図示しない切込み制御用モータや他の
歯車等とともに、切込み制御軸401を回転させるため
の回転駆動機構を構成する。前記切込み制御用モータ
は、主軸201を回転させるための主軸用モータと同期
駆動が可能である。なお、前記回転駆動機構について
は、例えば特公昭62−42726号公報等によって周
知であるので、ここではこれ以上詳しくは説明しない。
【0032】回転伝達部材430には、クーラント流通
孔として作用する孔435が、主軸軸線Cに沿って貫通
形成されている。取付部材405の後端は、この回転伝
達部材430の孔435に前端側から挿入され、滑りキ
ー407によって回転伝達部材430と一体に回転可能
かつ回転伝達部材430に対して主軸軸線C方向に進退
移動可能に取り付けられる。孔435の内周と取付部材
405の外周との間には、クーラントが漏れ出さないよ
うにするためにOリング436が嵌着される。また、孔
435内にはばね408が嵌装されていて、このばね4
08が取付部材405を常時前方側に付勢している。
【0033】前記切込み制御用モータが駆動すると、前
記切込み制御用モータの回転軸の回転は、図示しない他
の歯車等を介して回転伝達部材430に伝えられ、取付
部材405及び切込み制御軸401を回転させる。
【0034】[クーラント供給機構の説明]次に、クー
ラント流通孔を有する工具ホルダ300に、主軸201
の貫通孔204を通してクーラントを供給するクーラン
ト供給機構を説明する。図1及び図2に示すように、切
込み制御軸401及び取付部材405には、それぞれ、
前端側から後端側まで貫通して形成されたクーラント流
通孔402,406が連通状に形成されている。取付部
材405のクーラント流通孔406は、クーラント流通
孔である回転伝達部材430の孔435に連通してい
る。また、回転伝達部材430の後端には、切込み制御
軸401及び取付部材405の回転中にも、孔435を
介してクーラント流通孔402,406にクーラントを
供給することができる回転継ぎ手としてのロータリジョ
イント438が取り付けられている。
【0035】ロータリジョイント438は公知のもの
で、回転伝達部材430に連結される回転自在な回転部
438aと、この回転部438aを回転自在に支持する
とともに、回転部438aが回転してもクーラントが漏
れ出ないようにする図示しない封止部材を有する本体4
38bとからなっている。本体438bは保持体209
に固定され、図示しないポンプ等のクーラント供給装置
と接続されている。
【0036】切込み制御軸401の前端の外周面には、
円周方向に沿って複数の開口部406が形成されてい
て、クーラント流通孔402を流れたクーラントがこの
開口部406から切込み制御軸401の外に流れ出すよ
うになっている。切込み制御軸401には、開口部40
5を形成した部分に筒状体410が外嵌され、切込み制
御軸401とともに中空状のコレット211の内部に挿
入される。筒状体410と切込み制御軸401との間及
びコレット211の内周面と筒状体410との間には、
クーラントが漏れ出さないようにするためのOリング4
20が設けられる。
【0037】また、筒状体410と切込み制御軸401
との間には、開口部406が開口している部分に、クー
ラントが流通できる空間部411が形成されている。こ
の空間部411は、コレット211とともに筒状体41
0が切込み制御軸401に対して進退移動したり、シリ
ンダ420とピストン421とから構成される進退駆動
部の駆動によって切込み制御軸401がコレット211
及び筒状体410に対して進退移動したりしても、常に
開口部406が空間部411内に位置するように形成さ
れる。
【0038】主軸201には、前端面201aから工具
装着孔202の後方まで延びるクーラント流通孔205
が形成されている。そして、筒状体410の空間部41
1からクーラント流通孔205にクーラントを供給する
ことができるようにするための連通孔412が、クーラ
ント流通孔205からコレット211、カム部材210
及び筒状体410を貫通して、空間部411まで形成さ
れている。この実施形態では、連通孔412とクーラン
ト流通孔205とで、後述するクーラント供給部208
と切込み制御軸401のクーラント流通孔402とを連
通状に連結するクーラント通路が構成される。
【0039】主軸201の前端面201aには、工具ホ
ルダ300のフランジ部306に形成されたクーラント
受取部であるクーラント流入孔310と係合するクーラ
ント供給部208が設けられている。この実施形態で
は、このクーラント供給部208が工具ホルダ300の
クーラント流入孔310と係合してクーラントの供給を
可能にする、いわゆる端面スルー形のものを前提に説明
しているが、クーラントの供給形態はこれに限らず、工
具ホルダ300にクーラント受取用のピンを設け、この
ピンをクーラント供給部208に差し込むようにするも
のであってもよい。また、この実施形態では、主軸20
1にクーラント流通孔205を一つだけ形成している
が、主軸201をバランスよく回転させるためには、主
軸軸線Cを挟んで対称位置に複数のクーラント流通孔2
05を形成するのが好ましい。
【0040】[径方向切込み機構を備えた加工工具の説
明]次に、工具の先端から被加工物の加工部位に集中的
にクーラントを噴射することができるようにした、径方
向切込み機構を備えた工具ホルダについて、図4及図5
を参照しながら説明する。図4は径方向切込み機構を備
えた工具ホルダの側面図、図5は図4のI−I方向断面
図である。なお、この工具ホルダの径方向切込み機構
は、図9で説明した従来のものと変わりがないので、図
4及び図5では図示を省略するとともに、詳しい説明は
省略する。
【0041】図4及び図5に示すように、径方向切込み
機構を備えた工具ホルダ500のフランジ部506に
は、工具ホルダ500を工具装着孔202に装着したと
きに、上記した工作機械のクーラント供給部208と係
合して主軸201側からクーラントの供給を受けること
ができるようにするクーラント受取部としてのクーラン
ト流入孔510が形成されている。そして、このクーラ
ント流入孔510から、回転工具520を径方向に移動
させる図示しない径方向切込み機構を避けて、回転工具
520を保持する工具保持部515まで、クーラント流
通孔511が形成されている。
【0042】可動部であるスライダ507は、工具本体
504に形成された蟻溝状のガイド508に案内されな
がら、前記径方向切込み機構の作用によって径方向(図
4において紙面に直交する方向)に移動できるようにな
っている。そして、工具ホルダ本体504側のクーラン
ト流通孔511とスライダ507側のクーラント流通孔
511とが、接続部530を介して連通状に連結されて
いる。
【0043】[接続部の説明]接続部530は、スライ
ダ507側のクーラント流通孔511の一部に形成され
たクーラント室535と、工具ホルダ本体504からス
ライダ507の進退移動方向と同方向に延出するように
設けられ、クーラント室535に挿入される軸体533
と、この軸体533とスライダ507との間に介在し、
スライダ507が進退移動しても、スライダ507側の
クーラント流通孔511と軸体533との間からクーラ
ントが漏れ出さないようにするOリング532とを有し
ている。
【0044】軸体533には、工具ホルダ本体504側
のクーラント流通孔511からクーラント室535にク
ーラントを供給できるようにするために孔534が形成
されている。この孔534の開口534aは、スライダ
507が進退移動しても常時クーラント室535内に位
置するよう形成される。また、クーラント室535から
回転工具520のクーラント流通孔522にクーラント
を供給できるように、連通孔536がクーラント室53
5から回転工具520のクーラント流通孔522まで延
びている。
【0045】接続部530を上記のように構成すること
で、スライダ507が径方向に進退移動しても、クーラ
ント室535に挿入されたピン533を介して常に工具
ホルダ本体504側のクーラント流通孔511から回転
工具520のクーラント流通孔522にクーラントを供
給することができる。なお、接続部530は、工具ホル
ダ500を回転させる際のバランスを考慮して、主軸軸
線Cを挟んだ対称位置に複数設けてもよい。
【0046】[作用の説明]次に上記構成の径方向切込
み装置を備えた工作機械及びこの工作機械に用いられる
径方向切込み機構を備えた工具ホルダの作用について説
明する。まず、主軸201の工具装着孔202に、図4
及び図5で示した径方向切込み機構を備えた工具ホルダ
500が装着される場合について説明する。工具装着孔
202に工具ホルダ500が装着されると、図示しない
作動油供給装置の切換弁が切り換わって、シリンダ42
0内の作動油が作動油流通孔425から排出される。そ
して、ばね408の付勢力によってピストン421が前
進し、切込み制御軸401を前方に移動させ、プルスタ
ッド502の連結軸154(図9参照)に切込み制御軸
401の前端の係合部404を係合させる。
【0047】主軸201を回転させる図示しない主軸用
モータと、径方向切込み装置400の図示しない切込み
制御用モータとが同期駆動すると、主軸201と切込み
制御軸401とが同期回転するので、連結軸154は回
転せず、回転工具520は径方向の所定位置に位置決め
された状態で被加工物Wの加工を行う。前記切込み制御
用モータとが前記主軸用モータとの同期駆動が解除され
ると、主軸201と切込み制御軸401との間に回転速
度の差が生じ、連結軸154を工具ホルダ500に対し
て回転させる。これにより、図示しない径方向切込み機
構がスライダ507とともに回転工具520を径方向に
移動させ、回転工具520による径方向の切込み加工を
可能にする。
【0048】クーラントは、切込み制御軸401の後端
のロータリジョイント438から、回転伝達部材430
の孔435及び取付部材405のクーラント流通孔40
6を経て、切込み制御軸401のクーラント流通孔40
2に供給される。クーラント流通孔402を後端側から
前端側まで流れたクーラントは、切込み制御軸401の
前端の開口部406から筒状体410の空間部411に
流れ、さらに、連通孔412及び主軸201のクーラン
ト流通孔205を経て、主軸201の端面201aのク
ーラント供給部208から工具ホルダ500に供給され
る。
【0049】フランジ部510のクーラント流入孔51
0から工具ホルダ500内に流入したクーラントは、工
具ホルダ本体504のクーラント流通孔511を通って
接続部530に達する。接続部530では、軸体533
の貫通孔534を通ってスライダ507のクーラント室
535にクーラントが流れ、さらに、連通孔536を通
って回転工具520のクーラント流通孔522に流れ
る。
【0050】軸体533の貫通孔534は、スライダ5
07が進退移動しても常にクーラント室535内に開口
しているので、径方向の切込み加工中も回転工具520
の先端から加工部位に向けてクーラントを噴射させるこ
とができる。このようにして、図6に示すように、回転
工具520の先端のクーラント流出孔521からクーラ
ントが集中的に被加工物Wの加工部位Waに噴射され、
加工部位Waの冷却や切粉の排除を効率良く行うことが
できるとともに、回転工具520の工具寿命も向上させ
ることができる。
【0051】次に、径方向切込み機構を備えた工具ホル
ダ500を、径方向切込み機構を備えない一般の工具ホ
ルダ300(図1参照)に交換する場合について説明す
る。一般の工具ホルダ300が工具装着孔202に装着
される際には、図示しない作動油供給装置の切換弁が切
り換わって、作動油流通孔425からシリンダ420内
に作動油が流入し、ばね408の付勢力に抗してピスト
ン421を後方に移動させる。これにより、切込み制御
軸401が後方に移動して、係合部404が工具ホルダ
300のプルスタッド302と干渉しない位置まで後退
する。
【0052】切込み制御軸401が工具ホルダ300の
プルスタッド302と干渉しない位置まで後退しても、
切込み制御軸401の前端に形成された開口部406は
常に筒状体410の空間部411内に位置しているの
で、切込み制御軸401のクーラント流通孔402から
工具ホルダ300にクーラントを供給することが可能で
ある。そのため、工具ホルダ300に保持した図示しな
い工具の先端から、集中的に被加工物の加工部位にクー
ラントを噴射させることが可能になる。
【0053】本発明の好適な実施形態について説明した
が、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるもの
ではない。例えば、上記の実施形態で径方向切込み装置
を備えた工作機械は、主軸201を水平方向に支持する
横型の工作機械を例に挙げて説明したが、本発明は、主
軸201を垂直方向に支持する縦型の工作機械にも適用
が可能である。
【0054】また、主軸用モータは主軸201の後方に
設けられていて、主軸用モータの回転軸に主軸201が
直接連結されているものとして説明したが、主軸201
を回転させる駆動部の形態はこれに限られず、例えば、
主軸ヘッド200にロータやステータを組み込み、主軸
201をモータの回転軸としたいわゆるビルトイン形で
あってもよい。さらに、径方向切込み機構を備えた工具
ホルダでは、接続部530を構成する軸体533は工具
ホルダ本体504側に設けるものとして説明したが、ス
ライダ507側に設けるものとしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の径方向切込み装置を備えた工作
機械によれば、主軸の貫通孔を通して工具ホルダにクー
ラントを供給することが可能になるので、工具の先端か
ら被加工物の加工部位に直接クーラントを噴射して、当
該加工部位を効率よく冷却し、かつ切粉を排除すること
ができ、高精度の加工を可能にするとともに工具寿命を
向上させることができる。
【0056】また、本発明の径方向切込み機構を備えた
工具ホルダによれば、上記した径方向切込み装置を備え
た工作機械に装着して被加工物の加工を行う際に、工具
の先端からクーラントを被加工部位に噴射しながら、径
方向の切込み加工を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる工作機械の主軸前
端の断面図である。
【図2】図1に示した主軸前端の要部の拡大図である。
【図3】径方向切込み装置の構成を説明するための主軸
後端部の断面図である。
【図4】径方向に切込みが可能な工具ホルダの側面図で
ある。
【図5】図4のI−I方向断面図である。
【図6】本発明の径方向切込み機構を備えた工具ホルダ
の作用を説明する側面図である。
【図7】本発明の従来例にかかる径方向切込み装置の構
成を説明するための主軸前端部分の断面図である。
【図8】本発明の従来例にかかる径方向切込み装置の構
成を説明するための主軸後端部分の断面図である。
【図9】本発明の従来例にかかり、径方向切込み機構を
備えた工具ホルダの構成を説明する断面図である。
【図10】従来の径方向切込み装置を備えた工作機械に
おけるクーラントの噴射形態を説明する図である。
【符号の説明】
154 連結軸 200 主軸ヘッド 201 主軸 202 工具装着孔 204 貫通孔 300 工具ホルダ(一般の工具ホルダ) 302 プルスタッド 400 径方向切込み装置 401 切込み制御軸 402 クーラント流通孔 404 係合部 405 取付部材 420 シリンダ 421 ピストン 425 作動油流通孔 430 回転伝達部材 435 孔(クーラント流通孔) 438 ロータリジョイント(回転継ぎ手) 500 工具ホルダ(径方向切込み機構を備えた工具ホ
ルダ) 502 プルスタット 507 スライダ(可動部) 510 クーラント流入孔(クーラント受取部) 511 クーラント流通孔 520 工具 522 クーラント流通孔 530 接続部 533 軸体 535 クーラント室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸次 神奈川県川崎市幸区神明町1丁目80番地 株式会社池貝内 Fターム(参考) 3C036 BB06 BB10 BB21 LL05 3C045 FD03 FD20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の貫通孔に設けられた切込み制御軸
    と、この切込み制御軸を進退移動させる進退駆動部と、
    前記切込み制御軸を前記主軸に対して同期回転させ、あ
    るいは、前記切込み制御軸を前記主軸に対して相対回転
    させる回転駆動部とを有し、前記切込み制御軸を、径方
    向切込み可能に回転工具を保持する工具ホルダに係合さ
    せて前記主軸に対して相対回転させることによって、前
    記回転工具を径方向に移動させる径方向切込み装置を備
    えた工作機械において、 前記切込み制御軸の回転中心に形成されたクーラント流
    通孔と、 前記切込み制御軸の一端に設けられ、クーラント供給手
    段からのクーラントを、回転している前記切込み制御軸
    の前記クーラント流通孔に供給可能にする回転継ぎ手
    と、 前記工具ホルダが装着される前記主軸の一端に設けら
    れ、前記工具ホルダのクーラント受取部と係合するクー
    ラント供給部と、 前記主軸に形成され、前記クーラント供給部と前記切込
    み制御軸の前記クーラント流通孔とを連通状に連結する
    クーラント通路とを有し、 前記進退駆動部を前記回転継ぎ手と干渉しない前記切込
    み制御軸の途中部位に設けたこと、 を特徴とする径方向切込み装置を備えた工作機械。
  2. 【請求項2】 前記進退駆動部は、切込み制御軸の途中
    部位に設けられ、前記切込み制御軸を回転自在に取り付
    けるピストンと、このピストンが進退移動自在に嵌入さ
    れるシリンダとからなることを特徴とする請求項1に記
    載の径方向切込み装置を備えた工作機械。
  3. 【請求項3】 前記ピストンに取付部材を回転自在に取
    り付け、この取付部材に前記切込み制御軸を取り付ける
    とともに、前記取付部材に前記切込み制御軸のクーラン
    ト流通孔に連通する孔を形成したことを特徴とする請求
    項2に記載の径方向切込み装置を備えた工作機械。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の径方向
    切込み装置を備えた工作機械の前記主軸に装着され、前
    記径方向切込み装置の作用によって回転工具を取り付け
    た可動部を工具ホルダ本体に対して径方向に移動可能に
    する径方向切込み機構を備えた工具ホルダであって、 前記工具ホルダ本体に形成され、前記クーラント供給部
    と係合するクーラント受取部と、 前記工具ホルダ本体に形成され、前記クーラント受取部
    から供給されたクーラントを流通させる本体側クーラン
    ト流通孔と、 前記可動部に設けられ、前記回転工具のクーラント流通
    孔にクーラントを供給する可動部側クーラント流通孔
    と、 前記本体側クーラント流通孔と前記可動部側クーラント
    流通孔とを常時連通状態に接続する接続部と、 を有することを特徴とする径方向切込み機構を備えた工
    具ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記接続部は、前記可動部又は前記工具
    ホルダ本体の一方に設けられ、前記可動部側クーラント
    流通孔又は前記本体側クーラント流通孔に挿入されると
    ともに、前記可動部側クーラント流通孔と前記本体側ク
    ーラント流通孔と連通状に連結する貫通孔が形成された
    軸体と、この軸体を摺動可能に保持するとともに前記可
    動部又は前記工具ホルダ本体と前記軸体との間からクー
    ラントが漏れ出さないように封止する封止部材とからな
    ることを特徴とする請求項4に記載の径方向切込み機構
    を備えた工具ホルダ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020198A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Komatsu Ntc Ltd 工作機械のu軸駆動構造
CN102794466A (zh) * 2012-08-03 2012-11-28 刘钊 一种直联加工中心主轴外置式除尘吹气装置
JP2016526492A (ja) * 2013-07-01 2016-09-05 フランツ ハイマー マシーネンバウ カーゲー 工具レセプタクル
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CN109719310A (zh) * 2019-02-18 2019-05-07 长春日轻轨道客车装备有限公司 负载分散式数控铣床主轴装置

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