JP2001158739A - プロアントシアニジンとビタミンb6誘導体またはその塩とを含有する組成物 - Google Patents

プロアントシアニジンとビタミンb6誘導体またはその塩とを含有する組成物

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JP2001158739A
JP2001158739A JP2000260189A JP2000260189A JP2001158739A JP 2001158739 A JP2001158739 A JP 2001158739A JP 2000260189 A JP2000260189 A JP 2000260189A JP 2000260189 A JP2000260189 A JP 2000260189A JP 2001158739 A JP2001158739 A JP 2001158739A
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Tomoya Takahashi
知也 高橋
Asako Kobayashi
麻子 小林
千恵美 ▲高▼星
Chiemi Takahoshi
Minako Tajima
美菜子 田島
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、プロアントシアニジンの安
定性に優れる組成物、該組成物を含有する飲料、食品、
化粧品および医薬ならびに酸化重合等による変色等を防
ぐためのプロアントシアニジンの安定化方法を提供する
ことにある。 【解決手段】 本発明は、プロアントシアニジンとビタ
ミンB6誘導体またはその塩とを含有する組成物ならび
に該組成物を含有する飲料、食品、化粧品および医薬を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロアントシアニ
ジンを含有する組成物、該組成物を含有する飲料、食
品、化粧品および医薬ならびにプロアントシアニジンの
安定化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プロアントシアニジンは、多くの植物に
含有され、強い抗酸化作用を有することが知られている
物質であるが、酸化に対し不安定であり、酸素存在下、
すみやかに酸化重合等が起こり、変色することが知られ
ている。従来知られている、プロアントシアニジンの安
定化方法としては、例えば、ワインにおいては、ピロ亜
硫酸カリウムを配合する方法が、また、リンゴジュース
においては、アスコルビン酸を配合する方法が主に用い
られてきた。
【0003】また、特開平6−336420号公報は、
プロアントシアニジンの経時的着色を防ぐために、亜硫
酸水素ナトリウム、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジ
スルホン酸、ジエチレントリアミン五酢酸またはフィチ
ン酸を配合した化粧料を開示している。また、ポリフェ
ノールの安定化方法または変色防止方法またはポリフェ
ノールの安定化もしくは変色防止を目的とした組成物と
して、(1)特公平8−2819号公報は、ポルフィリ
ン亜鉛錯体と有機還元剤を配合するポリフェノールの変
色防止方法、(2)特開平5−112441号公報は、
ポリフェノール化合物にしょ糖高級脂肪酸エステルを配
合した皮膚化粧料、(3)特開平5−163131号公
報は、ポリフェノール化合物にアルキルグルコシドを配
合した皮膚化粧料、(4)特許第2744572号公報
は、多価アルコールや糖類を配合するフェノール性水酸
基を三つ以上含有するポリフェノール化合物含有皮膚外
用剤組成物の変色防止方法を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プロ
アントシアニジンの安定性に優れる組成物、該組成物を
含有する飲料、食品、化粧品および医薬ならびに酸化重
合等による変色等を防ぐためのプロアントシアニジンの
安定化方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロアントシ
アニジンとビタミンB6誘導体またはその塩とを含有す
る組成物ならびに該組成物を含有する飲料、食品、化粧
品および医薬を提供する。また、本発明は、プロアント
シアニジンにビタミンB6誘導体またはその塩を配合す
ることを特徴とするプロアントシアニジンの安定化方法
を提供する。
【0006】また、本発明は、ビタミンB6誘導体また
はその塩を含有するプロアントシアニジンの安定化剤を
提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】ビタミンB6誘導体としては、具
体的には、ピリドキシン、ピリドキサルもしくはピリド
キサミンまたはこれらのリン酸エステル等、例えば、ピ
リドキサル−5−ホスフェート等があげられる。ピリド
キシン、ピリドキサルおよびピリドキサミンは、下記の
一般式(I)で表される化合物である。
【0008】
【化1】
【0009】[式中、R1は、CH2OH(ピリドキシ
ン)、CHO(ピリドキサル)またはCH2NH2(ピリ
ドキサミン)を表す] また、ビタミンB6誘導体の塩としては、ビタミンB6
導体の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸塩
またはマレイン酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩、酢酸塩
等の有機酸塩があげられる。
【0010】また、ビタミンB6誘導体またはその塩
は、水和物もしくは溶媒和物の形で存在することもあ
る。ビタミンB6誘導体またはその塩は、公知の方法、
例えば、化学大辞典 化学大辞典編集委員会編 共立出
版株式会社発行 7巻、406頁、昭和37年8月5日
に記載の方法等により合成することも可能であるが、市
販品として購入してもよい。
【0011】プロアントシアニジンとしては、下記の一
般式(II)で表されるフラバン−7−オール誘導体が
2個以上結合した化合物群等があげられる。
【0012】
【化2】
【0013】(式中、R3およびR4は、同一または異な
って、水素、水酸基、ガロイルオキシ基またはグルコピ
ラノシルオキシ基を表し、R2、R5、R6、R7、R8
よびR9は、同一または異なって、水素または水酸基を
表す) 一般式(II)で表されるフラバン−7−オール誘導体
の好ましい具体例としては、カテキン、エピカテキン、
ガロカテキン、エピガロカテキン、アフゼレチン、エピ
アフゼレチン等があげられる。
【0014】プロアントシアニジンにおいては、該フラ
バン−7−オール誘導体の炭素が他の該フラバン−7−
オール誘導体の炭素と単結合または酸素原子を介したエ
ーテル結合(エーテル結合の場合、該フラバン−7−オ
ール誘導体の水酸基の部分を介している場合もある)等
で結合されており、この結合に係わる炭素は、結合可能
なものであれば、どの炭素でもあってもよい。また、該
フラバン−7−オール誘導体の構造単位は、各々、同一
であっても異なっていてもよい。
【0015】プロアントシアニジンにおける該フラバン
−7−オール誘導体間の結合の形態の一例を以下の一般
式(III−a)、一般式(III−b)、および一般
式(III−c)により示す。
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】
【化5】
【0019】(式中、R3a、R4a、R3b、R4b、R3c
4c、R3d、R4d、R3e、R4e、R3fおよびR4fは、同
一または異なって、水素、水酸基、ガロイルオキシ基ま
たはグルコピラノシルオキシ基を表し、R5a、R6a、R
7a、R8a、R9a、R2b、R5b、R7b、R8b、R9b
5c、R6c、R7c、R8c、R9c、R2d、R5d、R6d、R
7d、R8d、R9d、R5e、R6e、R7e、R8e、R9e
2f、R5f、R7f、R8fおよびR 9fは、同一または異な
って、水素または水酸基を表す) プロアントシアニジンとしては、該フラバン−7−オー
ル誘導体の構造単位を、好ましくは2〜10個、さらに
好ましくは2〜4個もつものが使用される。
【0020】フラバン−7−オール誘導体の2量体とし
ては、例えばエピカテキン−(4β→8)−カテキン等
のエピカテキンとカテキンの結合体、エピカテキン−
(4β→6)−エピカテキン、エピカテキン−(4β→
8)−エピカテキン(プロシアニジンB−2)等のエピ
カテキンの2量体、カテキン−(4α→8)−カテキン
等のカテキンの2量体等があげられ、フラバン−7−オ
ール誘導体の3量体としては、例えばエピカテキン−
(4β→8)−エピカテキン−(4β→8)−エピカテ
キン、エピカテキン−(4β→8)−エピカテキン−
(4β→6)−エピカテキン等のエピカテキンの3量
体、カテキン−(4α→8)−カテキン−(4α→8)
−カテキン等のカテキンの3量体、エピカテキン−(4
β→8)−エピカテキン−(4β→8)−カテキン等の
エピカテキンとカテキンの混合3量体等があげられる。
【0021】また、本発明においては、前記で説明した
化合物に没食子酸やグルコース、ラムノース等の糖類が
付加した化合物もプロアントシアニジンの概念に含まれ
る。本発明において、プロアントシアニジンは、種々の
光学異性体等の異性体をもつが、それら全ておよびそれ
らの混合物も本発明に適用可能である。プロアントシア
ニジンは、ブドウ属、リンゴ属、オオムギ属、カキ属、
ココヤシ属、カカオ属、マツ属、コケモモ属、フラガリ
ア属、インゲン属、ナンキンマメ属等に属するブドウ、
リンゴ、オオムギ、カキ、ヤシ、カカオ、マツ、ブルー
ベリー、イチゴ、アズキ、ピーナッツ等の各種の植物か
ら抽出精製して得られる他、それらの抽出物の発酵産
物、例えばワイン、リンゴ酒、ビール等から、またそれ
らを精製することによっても得られる。
【0022】植物からの抽出精製は、次のような公知の
方法で行うことができる。原料である植物の果実、種
子、葉、茎、根、根茎等を、適当な時期に採取した後、
そのままか、通常空気乾燥等の乾燥工程に付し、抽出原
料とする。上記の乾燥した植物体からプロアントシアニ
ジンの抽出を行う場合は、公知の方法[ケミカル アン
ド ファーマシューティカル ブリテン(Chemical & Ph
armaceutical Bulletin), 38: 3218, 1990および 同, 4
0: 889-898, 1992]を参考にして行うことができる。す
なわち、原料を粉砕もしくは細切した後、溶媒を用いて
抽出を行う。抽出溶媒としては、水、エタノール、メタ
ノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル等のエステル類等の親水性もしくは親油
性の溶媒を、単独もしくは混合溶媒として用いることが
できる。抽出温度は、通常0〜100℃、好ましくは5
〜50℃である。
【0023】抽出時間は、1時間以上10日間程度であ
り、溶媒量は、乾燥原料あたり通常1〜30倍重量、好
ましくは5〜10倍重量である。抽出操作は、攪拌によ
っても浸漬放置によってもよい。抽出操作は、必要に応
じて2〜3回繰り返してもよい。上記の操作で得られた
粗抽出液から不溶性残渣を濾過もしくは遠心分離により
取り除いた抽出液、あるいは植物の搾汁液や樹液からの
プロアントシアニジンの精製方法(精製方法A)は、公
知の生薬の分離精製方法であればどのようなものでもよ
いが、二相溶媒分配法、カラムクロマトグラフィー法、
分取高速液体クロマトグラフィー法等を単独または組み
合わせて用いることが好ましい。例えば二相溶媒分配法
としては、前記の抽出液から油溶性成分や色素をn−ヘ
キサン、石油エーテル等により抽出除去する方法、該抽
出液からn−ブタノール、メチルエチルケトン等の溶媒
と水との分配により、溶媒相へプロアントシアニジンを
回収する方法等があげられる。カラムクロマトグラフィ
ー法としては、担体としてアンバーライトIR−120
B、アンバーライトIRA−402等を用いるイオン交
換カラムクロマトグラフィー法、担体として順相系シリ
カゲル、逆相系シリカゲル、ダイヤイオンHP−20、
セパビーズSP−207等を用いる吸着カラムクロマト
グラフィー法、担体としてセファデックスLH−20等
を用いるゲル濾過法等があげられ、これらを単独もしく
は組み合わせて反復して使用することができる。分取高
速液体クロマトグラフィー法としては、オクタデシルシ
リカ等を用いる逆相系のカラムを用いる方法、シリカゲ
ル等を用いる順相系のカラムを用いる方法等があげられ
る。
【0024】上記精製方法により、塩類等水溶性のイオ
ン性物質、糖類、多糖類等の非イオン性物質、油分、色
素等が粗抽出液から除去され、プロアントシアニジンが
精製される。また、ブドウ種子抽出プロアントシアニジ
ンは、アクタ デルマト ヴェネレオロジカ(ストック
ホルム)[Acta Derm. Venereol. (Stockh.)],78, 428
(1998)等に記載の方法に準じて精製することにより得
ることができる。
【0025】プロアントシアニジンの合成法による製造
方法としては、エピカテキンまたはカテキンの2量体の
製造方法がジャーナル オブ ケミカル ソサエティー
パーキン トランサクション I(Journal of the Chemic
al Society: Perkin Transactions I): 1535〜1543, 19
83 に記載されており、該文献に記載の方法あるいはそ
れに準じて各種プロアントシアニジンを合成することが
できる。
【0026】プロアントシアニジンを含む植物抽出物の
アルコール発酵産物は、次のような公知の方法で得るこ
とができる。すなわち、ワイン、リンゴ酒等の単発酵式
発酵酒の場合は、果汁を酵母によりアルコール発酵させ
て製造する。例えば、ブドウ果汁からの赤ワインの製造
では、ブドウ果実を粉砕し酸化防止剤を加えた後、酒母
を2〜5%添加し、7〜10日間主発酵させる。次いで
圧搾して果皮および沈殿物を除き、発酵栓をつけた洋だ
るに移して、約10℃で残糖0.2%以下まで後発酵を
行う。酒石、タンニン、タンパク質等の沈殿物をおりび
きし、さらに数年間貯蔵熟成させて製造する。また、ビ
ールのような複発酵式発酵酒の場合は、穀物の澱粉を原
料とし、まずアミラーゼによる糖化を行い、次いでアル
コール発酵させて製造する。例えば、オオムギを主原料
としたビールの製造では、麦芽と水から麦汁を作り、酵
母を加えて発酵させる。7〜10℃で10日間主発酵を
行い、貯蔵タンクに移して、0〜2℃で60日間後発酵
を行わせる。後発酵終了後、濾過あるいは加熱殺菌を行
い目的の発酵産物を得る。
【0027】上記のアルコール発酵産物からのプロアン
トシアニジンの精製方法としては、前記精製方法Aで例
示したのと同様の方法があげられる。上記精製方法によ
り、塩類等水溶性のイオン性物質、糖類、多糖類等の非
イオン性物質、油分、色素等がアルコール発酵産物から
除去される結果、プロアントシアニジンを精製すること
ができる。
【0028】プロアントシアニジンを本発明の組成物中
の成分として用いる場合、プロアントシアニジンは、一
種または二種以上混合してもよい。具体的な例として
は、ブドウ種子抽出物プロアントシアニジン、赤ワイン
抽出精製物、リンゴ由来プロアントシアニジン、マツ由
来プロアントシアニジン、精製プロアントシアニジンオ
リゴマー等があげられる。
【0029】本発明の組成物において、プロアントシア
ニジンの含有量は、用途等により特に限定されないが、
例えば、飲料、食品、化粧品、医薬等の用途の組成物で
は、組成物の総量(処方全成分の総重量)に対して、好
ましくは0.01〜20重量%であり、より好ましくは
0.1〜10重量%である。本発明の組成物において、
ビタミンB6誘導体またはその塩の含有量は、用途やプ
ロアントシアニジンの種類等により特に限定されない
が、例えば、飲料、食品、化粧品、医薬等の用途の組成
物では、組成物の総量(処方全成分の総重量)に対し
て、好ましくは0.001〜1重量%、より好ましくは
0.005〜0.5重量%、さらに好ましくは0.01
〜0.3重量%である。
【0030】本発明の組成物は、例えば、亜硫酸水素ナ
トリウム、ピロ亜硫酸カリウム、アスコルビン酸、エリ
ソルビン酸やトコフェロール類等の抗酸化剤を含有して
いてもよい。また、本発明の組成物は、適宜、各用途に
適した添加剤等を含有させることにより飲料、食品、化
粧品、医薬品等の用途に使用することができる。
【0031】以下、本発明の組成物を含有する本発明の
飲料、食品、化粧品、医薬品について説明する。本発明
の飲料の形態としては、果実酒等の酒類ならびにソフト
ドリンク、健康ドリンク、スタミナドリンク、ビタミン
ドリンク、果汁飲料等があげられる。本発明の飲料は、
(1)植物原料を搾汁しそのまま食するもの、例えば、
リンゴジュース、ブドウジュース、ブルーベリージュー
ス等の果汁飲料、(2)植物原料またはその加工品を熱
水抽出して得られる飲料、例えば、麦茶、緑茶、ウーロ
ン茶、紅茶、カキノハ茶、クコ茶等の各種茶類、(3)
植物搾汁液をアルコール発酵することにより得られる飲
料、例えば、ブドウ酒、リンゴ酒、ブルーベリー酒等の
果実酒、ビール、発泡酒等のアルコール飲料、または
(4)果実をアルコール浸けにしてエキス分を浸漬抽出
することによって得られる飲料、例えば、カリン酒、ウ
メ酒等のプロアントシアニジンを含有する飲料にビタミ
ンB6誘導体またはその塩を配合することにより得るこ
とができる。また、ソフトドリンク、健康ドリンクおよ
びスタミナドリンクは、プロアントシアニジンとビタミ
ンB 6誘導体またはその塩の他に、必要に応じて、例え
ば、蛋白質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類、乳化
剤、香料等を添加し、常法により製造することもでき
る。
【0032】本発明の食品の形態としては、錠剤、カプ
セル剤、粉末、丸剤、ゼリー、冷凍食品、粉末食品、シ
ート状食品、瓶詰食品、缶詰食品、レトルト食品等の形
態の他、自然流動食、半消化栄養食、成分栄養食等の加
工形態等があげらる。本発明の食品は、プロアントシア
ニジンとビタミンB6誘導体またはその塩に、食品に使
用される一般的な原料、例えば、蛋白質、糖類、脂肪、
微量元素、ビタミン類、乳化剤、香料等を添加し、常法
により製造することができる。
【0033】また、本発明の食品としては、例えば、果
実を加工して得られる製品、例えば、各種ジャム類や各
種果実のシロップ浸け製品等があげられる。本発明の化
粧品の形態としては、液状製品、ゲル状製品、乳液状製
品、クリーム等の固形状製品等をあげることができる。
本発明の化粧品は、プロアントシアニジンとビタミンB
6誘導体またはその塩に、化粧品に使用される一般的な
原料、例えば、固形油・半固形油、液体油、保湿剤、エ
モリエント剤、界面活性剤、水溶性高分子、油溶性高分
子、有機または無機顔料、有機粉体、紫外線吸収剤、消
炎剤、清涼剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤(クエン
酸緩衝溶液等)、殺菌剤、ビタミン類、生薬類・生薬成
分、皮膚柔軟剤、香料、色素、エタノール、精製水等を
添加し、常法により製造することができる。
【0034】本発明の化粧品としては、例えば、化粧
水、美容液、乳液、クリーム、パック、育毛トニック、
シャンプー等があげられる。本発明の医薬品の形態とし
ては、錠剤、カプセル剤、粉末、丸剤、散剤、細粒剤、
顆粒剤、シロップ剤、トローチ剤等があげられる。本発
明の医薬は、プロアントシアニジン、ビタミンB6誘導
体またはその塩、および必要に応じてその他の医薬に有
効な成分を含有し、通常、賦形剤を用いて、常法により
製剤化される。賦形剤としては、ソルビトール、ラクト
ース、グルコース、乳糖等の糖類、デキストリン、澱
粉、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム等の無機物、結晶
セルロース、蒸留水、ゴマ油、トウモロコシ油、オリー
ブ油、綿実油等があげられるが、一般に使用されている
賦形剤であればいずれも用いることができる。製剤化す
る際には、結合剤、滑沢剤、分散剤、懸濁剤、乳化剤、
希釈剤、緩衝剤、抗酸化剤、細菌抑制剤等の添加剤を用
いてもよい。
【0035】本発明の組成物および該組成物を含有する
本発明の飲料、食品、化粧品、医薬は、プロアントシア
ニジンの安定性に優れており、経時的なプロアントシア
ニジンの変色が少ない。また、本発明は、プロアントシ
アニジンにビタミンB6誘導体またはその塩を配合する
ことを特徴とするプロアントシアニジンの安定化方法も
提供するが、該方法は、各ビタミンB6誘導体またはそ
の塩の配合量等の条件を前記の本発明の組成物および本
発明の飲料、食品、化粧品、医薬の説明での記載に準じ
て設定することにより実施することができる。
【0036】また、本発明は、ビタミンB6誘導体また
はその塩を含有するプロアントシアニジンの安定化剤も
提供するが、各ビタミンB6誘導体またはその塩の配合
量等の条件は前記の本発明の組成物および本発明の飲
料、食品、化粧品、医薬の説明での記載に準じて設定す
ることができる。次に、本発明の実施の形態について、
実施例、試験例、参考例により具体的に示す。
【0037】
【実施例】以下において、(W/W)は、(重量/重
量)を表し、(V/V)は、(容量/容量)を表す。 実施例1 以下の第1表に記載の各成分を攪拌混合し、固形物を溶
解させて、本発明の組成物1〜5を製造した。また、プ
ロシアニジンB−2は、参考例3により製造した。
【0038】
【表1】
【0039】実施例2 以下の第2−1表、第2−2表に記載の各成分を攪拌混
合し、固形物を溶解させて、本発明の組成物6〜13を
製造した。また、プロシアニジンB−2は、参考例3に
より製造した。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】実施例3 以下の第3−1表、第3−2表に記載の各成分を攪拌混
合し、固形物を溶解させて、本発明の組成物14〜18
を製造した。また、プロシアニジンB−2は、参考例3
により製造した。
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】実施例4 以下の第4表に記載の各成分を攪拌混合し、固形物を溶
解させて、本発明の組成物19〜23を製造した。ま
た、プロシアニジンB−2は、参考例3により製造し
た。
【0046】
【表6】
【0047】実施例5 リンゴジュースの製造 参考例1で得られたリンゴ混濁果汁液100kgに塩酸
ピリドキシン10gを加え、リンゴジュースバルクを
得、紙パック容器に充填して最終製品とする。
【0048】実施例6 ブドウ酒の製造 参考例2で得られた樽詰めブドウ発酵液100kgに塩
酸ピリドキシン10gを加え、均一に攪拌溶解させ、製
品とする。これを、ガラス容器に充填し、最終製品とす
る。
【0049】 実施例7 ブルーベリージャムの製造 ブルーベリー 100kg グラニュー糖 60kg レモン汁 1kg 塩酸ピリドキシン 0.03kg (調製法)洗浄したイチゴにグラニュー糖を加え30分
間加熱する。冷却後、レモン汁および塩酸ピリドキシン
を加え、均一に混合する。ガラス容器に充填し、製品と
する。
【0050】 実施例8 飲料(健康ドリンク)の調製 ブドウ種子由来プロアントシアニジン(参考例4) 1.0g 塩酸ピリドキシン 0.1g 安息香酸ナトリウム 1.0g 果糖 10.0g 香料(フルーツミックス) 適量 色素(ブルーベリー色素) 適量 精製水 適量 全量 1000g (調製法)上記混合物を均一に攪拌溶解させ、ボトルに
充填後、加熱処理をし、製品とする。
【0051】 実施例9 化粧水の調製 (油相成分) 香料(メントール) 0.05g ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油(日本エマルジョン株式会社製 ) 2.0g 1,3−ブチレングリコール 5.0g (水相成分) プロシアニジンB−2(参考例3) 0.5g 塩酸ピリドキシン 0.06g グリセリン 5.0g メチルパラベン 0.1g クエン酸 0.1g クエン酸ナトリウム 0.2g エタノール 8.0g 精製水 適量 油相成分と水相成分の全量 100.0g (調製法)油相成分および水相成分をそれぞれ均一に溶
解し、油相を水相に攪拌しながら加え、化粧水とする。
【0052】 実施例10 乳液の調製 (油相成分) スクワラン 4.0g 小麦胚芽油 2.0g モノグリセリルステアレート 1.0g ポリオキシエチレンステアリルエーテル(日本エマルジョン株式会社製) 4.0g プロピルパラベン 0.1g (水相成分) プロシアニジンB−2(参考例3) 0.5g 塩酸ピリドキシン 0.06g メチルパラベン 0.1g プロピレングリコール 0.1g ポリエチレングリコール6000(日本油脂株式会社製) 0.2g 1%ヒアルロン酸ナトリウム 5.0g 精製水 適量 油相成分と水相成分の全量 100.0g (調製法)油相成分および水相成分をそれぞれ80℃に
熱して均一にし、水相を油相に攪拌しながら加え、乳液
とする。
【0053】 実施例11 育毛トニックの調製 (油相成分) エタノール 70g 酢酸dl-α-トコフェロール 0.2g パントテニルアルコール 0.3g ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油(日本エマルジョン株式会社製 ) 1.0g プロピレングリコール 3.0g 香料(メントール) 微量 (水相成分) プロシアニジンB−2(参考例3) 1.0g 塩酸ピリドキシン 0.06g ビオチン 0.0001g センブリエキス 3.0g クエン酸 0.04g クエン酸ナトリウム 0.03g 亜硫酸水素ナトリウム 0.1g 精製水 適量 油相成分と水相成分の全量 100.0g (調製法)油相成分および水相成分をそれぞれ室温で均
一にし、水相を油相に攪拌しながら加え、育毛トニック
とする。
【0054】 実施例12 錠剤の調製 ブドウ種子由来プロアントシアニジン(参考例4)10.0g 塩酸ピリドキシン 1.0g 乳糖 89.0g 乾燥コーンスターチ 2.0g タルク 1.8g ステアリン酸カルシウム 0.2g (調製法)これらを均一に混合し、単発式打錠機で打錠
して、直径7mm、重量250mgの錠剤を製造する。
【0055】 実施例13 ビタミンドリンクの調製 ブドウ種子由来プロアントシアニジン(参考例4) 0.3g 塩酸ピリドキシン 0.03g タウリン 1.0g チアミン 0.001g エレウテロコック抽出物(森永乳業株式会社製) 0.004g アスコルビン酸 0.1g クエン酸 0.5g 果糖ブドウ糖液糖(F−55:参松工業社製) 20g 安息香酸ナトリウム 0.04g 香料(フルーツミックス) 適量 精製水 適量 全量 100.0g (調製法)これらを均一に攪拌溶解後、ガラス容器に充
填、加熱処理をし、製品とする。
【0056】試験例1 プロアントシアニジンの経時的
な着色変化の測定 実施例1〜4で得た組成物1〜22を50℃で1週間ま
たは4週間保存した後、組成物1〜9、14〜22およ
びこれらの対照群は波長400 nm(光路長:1c
m)、組成物10〜13およびこれらの対照群は波長5
00 nm(光路長:1cm)で吸光度を測定した。こ
こで、対照群の組成物とは、各組成物よりビタミンB6
誘導体またはその塩のみを除いた以外はそれぞれ各組成
物と同じ成分を使用して製造した組成物のことである。
【0057】結果を第5〜8表に示した。
【0058】
【表7】
【0059】
【表8】
【0060】
【表9】
【0061】
【表10】
【0062】上記の結果より、対照群の組成物と比較し
て、本発明の組成物は、プロアントシアニジンの経時的
な着色が少ないことがわかる。
【0063】試験例2 プロアントシアニジンの安定性
試験 実施例2で得た組成物6〜8、実施例3で得た組成物1
4、15、実施例4で得た組成物19〜23およびこれ
らの対照群を50℃で2週間または4週間保存した後、
以下の分析条件により、高速液体クロマトグラフィー
(HPLC)にてプロシアニジンB−2含量を測定し
た。ここで、対照群の組成物とは、各組成物よりビタミ
ンB6誘導体またはその塩のみを除いた以外はそれぞれ
各組成物と同じ成分を使用して製造した組成物のことで
ある。 (HPLC分析条件) カラム:GLサイエンス社製 Inertsil ODS-2(径4.6mm
×長さ250mm) 移動相:アセトニトリル/0.05%トリフルオロ酢酸(9
/91:容量比) 検出器:UV 280nm また、表中のプロシアニジンB−2の保持率は、以下の
式にて計算した。
【0064】
【数1】
【0065】試験例2の結果を第9表および第10表に
示した。
【0066】
【表11】
【0067】
【表12】
【0068】上記の結果より、対照群の組成物と比較し
て、本発明の組成物は、プロアントシアニジンの安定性
に優れていることがわかる。 参考例1 リンゴ混濁果汁液の製造 洗浄したフジリンゴ1トンを破砕器にかけ10%アスコ
ルビン酸水溶液を10kg添加した。次に、プレス器に
より搾汁し、60メッシュの篩いにかけた。次に、瞬間
殺菌機を用い95℃で20秒間殺菌操作を行い、ただち
に冷却した後、遠心分離を行い、リンゴ混濁果汁液を得
た。 参考例2 樽詰めブドウ発酵液の製造 カベルネ・ソービニヨン種ブドウ果実10tを破砕器に
かけ、ピロ亜硫酸カリウム800gを添加したのち、酒
母を3%添加し、20℃で10日間主発酵を行った。次
いで圧搾して果皮および沈殿物を除き、発酵栓をつけた
洋だるに移して、15℃で後発酵を行った。酒石、タン
ニン、タンパク質等の沈殿物をおりびきしながら、2年
間貯蔵熟成した。
【0069】参考例3 リンゴジュースからのプロシア
ニジンB−2[エピカテキン−(4β→8)−エピカテ
キン]の精製方法 リンゴジュース21120kgを、水で平衡化したダイ
ヤイオンHP−20樹脂(三菱化学社製)を充填したカ
ラム(径60cm×長さ88.5cm : 250L体
積)に通塔し、1000Lの脱塩水および500Lの1
5%(V/V)メタノール水溶液でカラムを洗浄した。
次に、500Lの45%(V/V)メタノール水溶液で
目的物を溶出させた。この溶出物を乾固し、9450g
の乾固物を得た。
【0070】この乾固物の1465gを25%(V/
V)メタノール水溶液に溶解し、25%(V/V)メタ
ノール水溶液で平衡化したセファデックスLH−20
(ファルマシア製)を充填したカラム(径18cm×長
さ39.3cm : 10L体積)に通塔し、20Lの2
5%(V/V)メタノール水溶液、20Lの50%(V
/V)メタノール水溶液で順次カラムを洗浄後、20L
の75%(V/V)メタノール水溶液で目的物を溶出さ
せ、溶出物を乾固し、233gの乾固物を得た。
【0071】この乾固物の116gを脱塩水に溶解した
後、分取高速液体クロマトグラフィー(150mmφ×
1000mm : ODSカラム、メタノール/0.00
01%酢酸水溶液=12/88)で分離した。このよう
にして、16.5gのプロシアニジンB−2[純度94
%以上]を得た。得られたプロシアニジンB−2の1
−NMR、13C−NMRおよびマススペクトルは標品の
ものと一致した。また、プロシアニジンB−2の純度は
HPLCにより分析したものだが、その分析条件は試験
例2に記載のものと同じである。 参考例4 ブドウ種子からのプロアントシアニジンの精
製 アクタ デルマト ヴェネレオロジカ(ストックホル
ム)[Acta Derm. Venereol. (Stockh.)],78, 428 (19
98)に記載の方法により、シャルドネ種ブドウ種子より
プロアントシアニジンの抽出および精製操作を行い、平
均重合度 3.5、プロアントシアニジン構成単量体あ
たりのガロイル化率25%(モル比)のブドウ種子由来
プロアントシアニジンを得た。
【0072】ガロイル化率および平均重合度は、アクタ
デルマト ヴェネレオロジカ(ストックホルム)[Ac
ta Derm. Venereol. (Stockh.)],78, 428 (1998)に記
載の方法に準じて求めた。
【0073】
【発明の効果】本発明により、プロアントシアニジンの
安定性に優れる組成物、該組成物を含有する飲料、食
品、化粧品および医薬ならびに酸化重合等による変色等
を防ぐためのプロアントシアニジンの安定化方法が提供
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/38 A61K 7/00 K 4C088 A61K 7/00 H D 35/78 C 35/78 H J U B A61P 39/06 A61P 39/06 C12G 1/00 C12G 1/00 A23L 2/00 F (72)発明者 田島 美菜子 茨城県つくば市御幸が丘2番地 協和醗酵 工業株式会社筑波研究所内 Fターム(参考) 4B017 LC03 LK06 LL09 4B018 MD07 MD23 ME06 4B041 LD04 LK05 4C083 AA111 AA112 AC841 AC842 AC851 AC852 AD631 AD632 CC04 CC05 CC37 DD27 DD31 EE01 4C086 AA01 BA08 BC18 MA02 MA04 NA03 ZC24 ZC41 4C088 AB03 AB12 AB44 AB51 AB56 AB59 AB73 AB83 AC01 BA08 BA14 BA32 CA03 MA03 NA03 ZB21 ZC24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロアントシアニジンとビタミンB6
    導体またはその塩とを含有する組成物。
  2. 【請求項2】 ビタミンB6誘導体またはその塩の濃度
    が全組成物中の0.001〜1重量%の範囲である請求
    項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 プロアントシアニジンの濃度が全組成物
    中の0.01〜20重量%である請求項1または2記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】 ビタミンB6誘導体がピリドキシン、ピ
    リドキサルもしくはピリドキサミンまたはそれらのリン
    酸エステルである請求項1〜3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 プロアントシアニジンがブドウ属、リン
    ゴ属、オオムギ属、ココヤシ属、カカオ属、マツ属、コ
    ケモモ属、フラガリア属、インゲン属またはナンキンマ
    メ属に属する植物由来のものである請求項1〜4記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の組成物を含有する飲
    料。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5記載の組成物を含有する食
    品。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5記載の組成物を含有する化
    粧品。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5記載の組成物を含有する医
    薬。
  10. 【請求項10】 飲料が、果実酒、果汁飲料または健康
    ドリンクである請求項6記載の飲料。
  11. 【請求項11】 プロアントシアニジンにビタミンB6
    誘導体またはその塩を配合することを特徴とするプロア
    ントシアニジンの安定化方法。
  12. 【請求項12】 ビタミンB6誘導体またはその塩を含
    有するプロアントシアニジンの安定化剤。
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