JP2001157203A - 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体

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JP2001157203A
JP2001157203A JP33266799A JP33266799A JP2001157203A JP 2001157203 A JP2001157203 A JP 2001157203A JP 33266799 A JP33266799 A JP 33266799A JP 33266799 A JP33266799 A JP 33266799A JP 2001157203 A JP2001157203 A JP 2001157203A
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Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
Hiroshi Okazaki
洋 岡崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の可視範囲制限を設定する機能では、可
視範囲を画角という数値で指定するため、直感的に分か
りづらく、「設定してみてはテスト運用する」という作
業を行って、最適な設定になるまで繰り返し行う必要が
あった。また、ズームの制限も同様で、被写体がどのく
らいの大きさで撮影されてしまうのかも分からずに、ズ
ーム操作の可能な範囲を設定し無ければならなかった。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、操作可能な撮
影装置が撮影した、複数枚の画像をつないだパノラマ画
像を表示装置に表示させる表示制御手段と、パノラマ画
像のうち、撮影装置を操作して撮影してもよい可視範囲
を設定する設定手段とを有し、更に表示制御手段は、設
定手段で設定された範囲と設定されなかった範囲とを視
認できる状態で表示形態を異ならせて表示装置に表示さ
せることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パン・チルト・ズ
ーム等の操作が可能なカメラが撮影してもよい範囲とし
ての可視範囲を設定する画像処理装置、画像処理方法及
び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに接続してパン・チルト・
ズームが制御可能なカメラ(キヤノンのVC-C1、VC-C3
等)が数多く商品化されている。このようなカメラを以
下コムカメラと呼ぶ。また、このようなコムカメラをネ
ットワーク上に配置して、ネットワーク上のユーザーに
画像を配信するプログラムとしてWebView(キヤノン)
が知られている。なお、コムカメラを接続するネットワ
ーク上のサーバーをカメラサーバと言う。
【0003】これらのカメラを設置した場合、パン・チ
ルト・ズームを制御することで写したくない領域も撮影
できてしまうことがある。特に人物を撮像して極端にズ
ームインすることが可能であると、写されることに抵抗
感を覚える人は多い。
【0004】ネットワークにコムカメラを接続して、遠
隔からパン、チルト、ズームを制御し、その映像をネッ
トワークを介して伝送・ブラウズする遠隔モニタリング
システムが存在する。これに関する特許は、《特開平10
-042279号公報の「カメラ制御装置及び方法」佐藤、山
川》に示されている。
【0005】この特開平10-042279号公報では、可視範
囲制限機能があり、パン・チルト・ズームの稼動範囲を
スライダバーを使用して、右30度以上は写さない、下12
度以下は写さない等の画角による設定することができ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
可視範囲制限を設定する機能では、可視範囲を画角とい
う数値で指定するため、直感的に分かりづらく、「設定
してみてはテスト運用する」という作業を行って、最適
な設定になるまで繰り返し行う必要があった。また、ズ
ームの制限も同様で、被写体がどのくらいの大きさで撮
影されてしまうのかも分からずに、ズーム操作の可能な
範囲を設定しなければならなかった。
【0007】本発明では,可視範囲制限の設定を、画像
を見ながら直感的に、かつ素早く行うことを可能とする
ことを目的とする。
【0008】また、ズーム操作の可能な範囲の設定も、
画像を見ながら直感的に、かつ素早く行うことを可能と
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は、操作可能な撮影装置が撮
影した、複数枚の画像をつないだパノラマ画像を表示装
置に表示させる表示制御手段と、パノラマ画像のうち、
撮影装置を操作して撮影してもよい可視範囲を設定する
設定手段とを有し、更に表示制御手段は、設定手段で設
定された範囲と設定されなかった範囲とを視認できる状
態で表示形態を異ならせて表示装置に表示させることを
特徴とする。
【0010】また、操作可能な撮影装置が撮影可能な範
囲の画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、表示
装置に表示されている画像中に、前記撮影装置のズーム
能力を示す矩形を表示させる矩形表示手段と、撮影装置
のズーム能力の範囲を設定するズーム能力設定手段と、
ズーム能力設定手段による設定に応じて、当該矩形の大
きさを変更させる表示変更手段とを有することを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図1は本発明の特
徴を表す図面であり,以下,構成要素の説明をする。
【0012】101はカメラサーバマシンであり、パーソ
ナルコンピュータをベースに実現される。
【0013】102はディスプレイである。
【0014】103はマウス、キーボードである。
【0015】104は入出力インタフェースであり、サー
バ101と、外部機器とを接続する。
【0016】105はCPUであり、サーバ101の各種装置の
制御を司る。
【0017】106はROMであり、カメラ制御プログラムや
表示制御用のプログラムなどを格納する。
【0018】107はネットワークI/Oであり、ネットワー
クからの映像送信要求を入力したり、コムカメラ117に
より得られる画像を、ネットワークに出力したりする。
【0019】108はRAMであり、各種実行可能プログラム
が格納され、CPU105の制御によって読み出され実行され
る。
【0020】109は本発明に必要な各種手段を制御・実
行する制御手段であり、実行可能プログラムである。
【0021】110はパノラマ表示手段である。パノラマ
画像は予め作成されており、外部記憶装置に保存され、
プログラム実行時にカメラサーバ実行プログラム116経
由で本手段に格納される。
【0022】111は領域指定手段である。マウスでこの
領域(ラバーバンド)の隅をドラッグすることにより、
リサイズ、移動等の操作が行われ、矩形領域を設定する
ものである。
【0023】112はパノラマ画像から領域指定手段111で
指定された矩形を切り取るクリッピング手段である。
【0024】113は複数の画像を重ねあわせて一枚の画
像を作成する画像合成手段である。また、使用者の指示
により、カメラを制御して複数枚の画像を撮影し、カメ
ラが撮影可能な範囲のパノラマ画像を合成する機能も有
している。
【0025】114はカラー画像から白黒画像を作成する
画像モノクロ化手段である。
【0026】115はパン・チルト・ズームの稼動可能な
範囲値を格納する設定値格納手段である。
【0027】116はカメラサーバ実行プログラムであ
る。このプログラムの内容に関しては特開平10-042279
号公報に記載のカメラ制御装置及び方法と同様の機能を
実現するためのものであり、その説明は特開平10-04227
9号公報に詳しくなされているのでここでは省略する。
【0028】なお、このカメラサーバはパン・チルト・
ズームの稼動範囲を制限することが可能であるが、その
制限情報は、設定値格納手段115からに取得されて、カ
メラサーバ実行プログラムの実行時に利用される。
【0029】117はコンピュータからパン・チルト・ズ
ームの制御可能なカメラ、即ちコムカメラである。
【0030】109〜116は実行可能プログラム及びデータ
であり、RAM108に格納され、CPU105により実行される。
【0031】図2はユーザインタフェースの例であり、
特にカメラサーバにおけるコムカメラのパン・チルト・
ズーム等の制御を設定するときを示している。
【0032】201は可視範囲設定用のラバーバンドであ
る。使用者は、画面上で、マウス等を操作して、このラ
バーバンドの大きさを変えることによって、ネットワー
ク上のユーザーが、カメラを操作して見ることの出来る
範囲(以下可視範囲とよぶ)を設定することが出来る。
【0033】202はズーム設定用スライダバーである。
上段が望遠限界設定用のスライダバーであり、下段が広
角限界設定用のスライダバーである。これを操作するこ
とによって、ネットワーク上のユーザーが、操作するこ
との出来る、カメラのズーム範囲を設定することが出来
る。
【0034】203は上記の可視範囲を、数値を直接入力
して設定するためのフィールドである。ここでの数字の
入力に応じて、ラバーバンド201の大きさや位置も変化
するようにしているとともに、ラバーバンド201の大き
さや位置をマウス等で変更したことに応じて、表示され
る数字も変化するようにしている。
【0035】204は広角限界インジケータであり、コム
カメラがどこまで広角を写せるのか目安となる。
【0036】205は望遠限界インジケータであり、コム
カメラがどこまでズームインできるかの目安となる。
【0037】図2において、ユーザインタフェースの動
作について説明する。
【0038】可視範囲領域設定用ラバーバンド201はマ
ウスによって、リサイズ、移動などの操作ができる。
【0039】この矩形領域の内側は可視範囲内となりカ
ラー画像で表示される。
【0040】この矩形領域の外側は可視範囲外となり白
黒画像で表示される。
【0041】ラバーバンドの最大はパノラマ領域と同じ
サイズになり、最小はコムカメラがズームできる望遠の
限界に相当する矩形サイズと同じであるようにしてあ
る。
【0042】ただし、ラバーバンド201を極端に小さく
した場合、望遠限界の設定値よりも、可視範囲が小さく
なる可能性がある。例えば広角限界が50度であった場合
に、ラバーバンドを小さくして右限界を10度、左限界を
10度、即ちパンの横幅を20度にした場合、実際に写せる
範囲は広角限界の値より小さくなる。そのような場合、
ラバーバンドの操作による設定を、ズーム出来る範囲の
設定よりも優先させる。この場合、広角限界の値を20度
に自動的に変更され、広角限界インジケータ204のサイ
ズと、ズーム設定用スライダバーの値が変更される。
【0043】ズーム設定用スライダバー202を操作する
と、その操作に応じてインジケータ204、205も変化す
る。インジケータの矩形の中心はパノラマ画像の中心と
常に一致するように動作して、大きさのみが変化する。
望遠限界の値が広角限界の値より大きくなることは無
い。
【0044】なお、インジケータ204、205をマウス等に
よって大きさを変えるのに応じて、ズーム設定用スライ
ダバー202の表示も変化するようにしている。
【0045】可視範囲設定用ラバーバンドをパノラマ画
像上で端の方に移動させ、且つサイズを小さくした場合
など、インジケータとラバーバンドが交差、もしくは別
の矩形領域となることがあり得る。しかし、このインジ
ケータは、ズームの設定値の目安を示すものであるため
問題はない。
【0046】次に、図3を用いて可視範囲設定の動作手
順について説明する。
【0047】先ずステップ301において実行を開始す
る。
【0048】ステップ302において、制御手段109がカメ
ラサーバ実行プログラム116から、カメラが撮影可能な
範囲を示すパノラマ画像と、そのパノラマ画像に関する
情報(可視範囲制限が無い時のパン・チルト・ズームの
限界値等)を読み込む。
【0049】ステップ303において、制御手段109が画像
モノクロ化手段114を使い、パノラマ画像をモノクロ化
したものを作成する。
【0050】ステップ304において、制御手段109が設定
値格納手段115から、現在設定されているパン・チルト
の稼動範囲を取得し、領域指定手段111を初期化する。
そして、カラーのパノラマ画像から画像クリッピング手
段112を使い、可視範囲内の画像を切り取る。
【0051】ステップ305において、制御手段109が画像
合成手段113を使い、ステップ303で作成したモノクロ画
像上に、ステップ304で取得したカラー画像を配置して
合成する。
【0052】このステップにより、可視範囲外がモノク
ロ画像、可視範囲内がカラー画像という合成画像が作成
される。
【0053】ステップ306において、制御手段109がステ
ップ305で合成した画像をパノラマ表示手段110を使い描
画する。そして、設定値格納手段115からズームの稼動
範囲を取得し、ズームインジケータ204、205をパノラマ
画像上に描画する。
【0054】ステップ307において、ユーザからの入力
を待機する。入力があった場合ステップ308へ進む。
【0055】ステップ308において、ユーザからの入力
がラバーバンド201の操作であるか否か判断する。もし
そうである場合ステップ309へ、そうでない場合ステッ
プ310へ進む。
【0056】ステップ309において、ラバーバンド201の
操作の結果、そのラバーバンドの大きさがズームの広角
・望遠限界より小さくなっているか否かを判断する。も
し、可視範囲よりズームの値(広角・望遠限界)が大き
い場合、ズームの限界値を変更する必要があるためステ
ップ311へ進む。そうでない場合ステップ312へ進む。
【0057】ステップ312において、パン・チルト・ズ
ームの限界値を設定値格納手段115へ保存する。そして
ステップ304へ戻る。
【0058】ステップ310において、ユーザからの入力
がスライダバー202の操作であるか否か判断する。もし
そうである場合ステップ311へ、そうでない場合ステッ
プ313へ進む。
【0059】ステップ311では、広角・望遠の限界値を
更新する。先ずスライダバー202からユーザが設定した
値を取得する。このとき、設定値が可視範囲外になるよ
うな場合、可視範囲内に収まるように値を変更する。ま
た、広角限界より望遠限界が大きくならない様に値を設
定する。そして、スライダバー202のつまみを新しい値
になるように移動させる。そしてステップ312へ進む。
【0060】ステップ313では、可視範囲制限の設定が
終了したか否か判断する。終了操作である場合、ステッ
プ314へ、そうでない場合ステップ307へ戻る。
【0061】ステップ314では、カメラサーバ実行プロ
グラム116を再起動させる。カメラサーバ実行プログラ
ム116は設定値格納手段115の情報をみて可視範囲制限を
行う。そしてステップ315で可視範囲領域設定操作を終
了する。
【0062】なお、上記の実施例においては、可視範囲
内の画像をカラーで表示して、可視範囲外の画像を白黒
で表示するようにしたが、可視範囲外を白黒で表示する
のではなくて、全く見えないようにすることや、枠線を
表示することも可能である。
【0063】ただし、可視範囲を設定する際には、不可
視の範囲を見ながら設定した方が、設定しやすいし、ま
た、可視範囲の変更を行うとき、特に範囲を広げる際に
は、範囲外が見えなくなるのは使い勝手が悪い。また、
枠線を表示しているだけの場合には、枠線内と枠線外と
の区別が一見してつきにくい。
【0064】これに対して、本実施例によれば、範囲外
は見えてはいるけれども、カラー表示である可視範囲内
の方が注目しやすいので、可視範囲の中と外を区別しや
すくなるばかりでなく、例えばネットワーク上のユーザ
ーに公開する映像が、どのように見えるのかも分かりや
すい。
【0065】ただし、上記の実施例に限るものではな
く、例えば可視範囲内を白黒に、可視範囲外をカラーに
しても別段、構わない。
【0066】また、可視範囲の中が白黒で、外は白黒反
転画像にしてもよい。この場合は、特に白黒モニタに有
効である。
【0067】当然、可視範囲内の色相と、可視範囲外の
色相をずらしたり、明度に差を付けてもよい。
【0068】つまり、可視範囲に設定された範囲と、設
定されなかった範囲との画像を、視認できる状態で表示
形態を異ならせて表示させればよい。
【0069】また、カメラが撮影可能な範囲示す画像と
して、パノラマ合成した画像表示し、パノラマ画像上で
可視範囲が分かるように表示することによって、範囲設
定が分かりやすい。
【0070】また、上記の説明のパノラマ画像は、記憶
装置に既に記憶されているものを用いたが、例えば、可
視範囲の設定時に、画像合成手段を作動させて、パノラ
マ画像を合成して、新しく作成したパノラマ画像を用い
て、可視範囲の設定を行うようにしてもよい。
【0071】また、可視範囲の数値表示と、画像中の範
囲表示を連動させることによって、範囲設定の操作性や
自由度が向上する。つまり、使用者の好みの設定で行え
ばいいし、例えば、大まかな範囲設定は画像中の矩形領
域を変更して行って、さらに、0.01°の分だけ範囲
を変更したい場合など、画像を見てもわかりにくいよう
な操作では、数値をかえて設定を行うといったことも可
能となる。
【0072】また、ズーム能力を制限して、ズーム操作
できる範囲を設定することによって、プライバシーや、
業務機密等の問題のために、あまり詳細な画像を表示さ
せてしまうことを防止することも可能となるが、数値で
設定しているだけだと、やはり、何処まで拡大できるの
か、または何処まで広い範囲を表示できるのかが分かり
にくい。
【0073】しかし本実施例の形態ならば、画像に表示
されているものとの大きさを比較しながら設定すること
が出来るので、ズーム能力の設定を行いやすい。
【0074】特に、インジケータ204、205と、ズーム設
定用スライダバー202の表示が、設定変更に応じて変化
するので、どちらを操作しても、設定の変化を画像上で
認識することが出来て、分かりやすい。
【0075】なお、本発明は複数の機器(たとえばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、Webサ
ーバ、カメラサーバ、プリンタ等)から構成されるシス
テムに適用しても、または一つの機器(Webサーバ、カ
メラサーバ)からなる装置に適用してもよい。
【0076】また前述した実施形態の機能を実現する様
に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接
続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前
記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログ
ラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに
従って前記各種デバイスを動作させることによって実施
したものも本願発明の範疇に含まれる。
【0077】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。
【0078】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM,、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出
来る。
【0079】またコンピュータが、供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけではなく、そのプログラムコードが、
コンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等
と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本願発明の実施形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0080】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も本願発明に含まれることは言う
までもない。
【0081】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、可視範
囲に設定された範囲と、設定されなかった範囲との画像
を、視認できる状態で表示形態を異ならせて表示させる
ので、可視範囲制限の設定を、直感的に分かりやすく、
かつ素早く行うことができる。
【0082】また、パノラマ画像上で可視範囲が分かる
ように表示することによって、範囲設定がより分かりや
すい。
【0083】また、前記設定手段で設定された可視範囲
内をカラーで表示し、前記設定手段で設定された可視範
囲外を白黒画像で表示させることによって、設定範囲内
が目につきやすく、認識しやすいようにしながらも、可
視範囲外の様子も見ることが出来、範囲の変更に便利で
ある。
【0084】また、可視範囲の数値表示と、画像中の範
囲表示を連動させることによって、範囲設定の操作性や
自由度が向上する。
【0085】また、ズーム能力を制限して、ズーム操作
できる範囲の設定を、画像に表示されているものとの大
きさを比較しながら設定することが出来るので、直感的
に、かつ素早く行うズーム能力の設定を行うことができ
る。
【0086】さらに、ズーム能力の設定を、表示されて
いる矩形の大きさを変更する事で行うことによって、画
像との比較をしながら設定を変更しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のカメラサーバの構成を表す図
【図2】ユーザインタフェースの例を示す図
【図3】実施例の動作手順を示すフローチャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA30 BB06 BC30 CA14 CB16 5B057 BA02 CA01 CA12 CE08 CE10 5C022 AA00 AB62 AB65 AB66 AC42 5C054 AA02 CE12 CF05 DA01 DA09 FA04 FB01 FB03 FE19

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作可能な撮影装置が撮影した、複数枚
    の画像をつないだパノラマ画像を表示装置に表示させる
    表示制御手段と、 前記パノラマ画像のうち、前記撮影装置を操作して撮影
    してもよい可視範囲を設定する設定手段とを有し、 更に前記表示制御手段は、前記設定手段で設定された範
    囲の画像と設定されなかった範囲の画像とを視認できる
    状態で表示形態を異ならせて前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記撮影装置が撮影した複数枚の
    画像をつなぎ合成してパノラマ画像を生成するパノラマ
    画像生成手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記設定手段で設
    定された可視範囲内をカラーで表示し、前記設定手段で
    設定された可視範囲外を白黒画像で表示させることを特
    徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記撮影装置はネットワーク上に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記可視範囲を示す情報を数値
    によって表示して、前記可視範囲を設定するために数値
    の入力を受け付ける数値表示入力手段を有し、 前記表示手段に表示された画像中の前記可視範囲を示す
    画像と、前記数字表示入力手段との表示とは、連動して
    変化することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記表示装置に表示されている
    画像中に矩形を表示させる矩形表示手段、 当該矩形の大きさの変更を受け付ける受付け手段と、 前記受け付け手段が受け付けた矩形の大きさに応じて、
    前記撮影装置のズーム能力を制限する設定を行うズーム
    制限設定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 操作可能な撮影装置が撮影可能な範囲の
    画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、 前記表示装置に表示されている画像中に、前記撮影装置
    のズーム能力を示す矩形を表示させる矩形表示手段と、 前記撮影装置のズーム能力の範囲を設定するズーム能力
    設定手段と、 前記ズーム能力設定手段による設定に応じて、当該矩形
    の大きさを変更させる表示変更手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 さらに、ズーム能力の設定を行うため
    に、前記矩形の大きさを変更する操作を受け付ける操作
    受け付け手段を有することを特徴とする請求項7に記載
    の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 操作可能な撮影装置が撮影した、複数枚
    の画像をつないだパノラマ画像を表示装置に表示させる
    表示制御工程と、 前記パノラマ画像のうち、前記撮影装置を操作して撮影
    してもよい可視範囲を設定する設定工程とを有し、 更に前記表示制御工程は、前記設定工程で設定された範
    囲の画像と設定されなかった範囲の画像とを視認できる
    状態で表示形態を異ならせて前記表示装置に表示させる
    ことを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記撮影装置が撮影した複数枚
    の画像をつなぎ合成してパノラマ画像を生成するパノラ
    マ画像生成工程を有することを特徴とする請求項9に記
    載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記表示制御工程は、前記設定工程で
    設定された可視範囲内をカラーで表示し、前記設定工程
    で設定された可視範囲外を白黒画像で表示させることを
    特徴とする請求項9乃至10のいずれかに記載の画像処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記撮影装置はネットワーク上に配置
    されていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記可視範囲を示す情報を数
    値によって表示して、前記可視範囲を設定するために数
    値の入力を受け付ける数値表示入力工程を有し、 前記表示工程に表示された画像中の前記可視範囲を示す
    画像と、前記数字表示入力工程との表示とは、連動して
    変化することを特徴とする請求項9乃至12に記載の画
    像処理方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記表示装置に表示されてい
    る画像中に矩形を表示させる矩形表示工程、 当該矩形の大きさの変更を受け付ける受付け工程と、 前記受け付け工程が受け付けた矩形の大きさに応じて、
    前記撮影装置のズーム能力を制限する設定を行うズーム
    制限設定工程とを有することを特徴とする請求項9乃至
    13のいずれかに記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 操作可能な撮影装置が撮影可能な範囲
    の画像を表示装置に表示させる表示制御工程と、 前記表示装置に表示されている画像中に、前記撮影装置
    のズーム能力を示す矩形を表示させる矩形表示工程と、 前記撮影装置のズーム能力の範囲を設定するズーム能力
    設定工程と、 前記ズーム能力設定工程による設定に応じて、当該矩形
    の大きさを変更させる表示変更工程とを有することを特
    徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 さらに、ズーム能力の設定を行うため
    に、前記矩形の大きさを変更する操作を受け付ける操作
    受け付け工程を有することを特徴とする請求項15に記
    載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、画像処理方法を機能させるプログラムを記憶する記
    憶媒体において、 操作可能な撮影装置が撮影した、複数枚の画像をつない
    だパノラマ画像を表示装置に表示させる表示制御工程
    と、 前記パノラマ画像のうち、前記撮影装置を操作して撮影
    してもよい可視範囲を設定する設定工程とを有し、 更に前記表示制御工程は、前記設定工程で設定された範
    囲と設定されなかった範囲とを視認できる状態で表示形
    態を異ならせて前記表示装置に表示させることを特徴と
    する画像処理方法を機能させるプログラムを記憶する記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、画像処理方法を機能させるプログラムを記憶する記
    憶媒体において、 操作可能な撮影装置が撮影可能な範囲の画像を表示装置
    に表示させる表示制御工程と、 前記表示装置に表示されている画像中に、前記撮影装置
    のズーム能力を示す矩形を表示させる矩形表示工程と、 前記撮影装置のズーム能力の範囲を設定するズーム能力
    設定工程と、 前記ズーム能力設定工程による設定に応じて、当該矩形
    の大きさを変更させる表示変更工程とを有することを特
    徴とする画像処理方法を機能させるプログラムを記憶す
    る記憶媒体。
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