JP2001156856A - ネットワーク間情報通信方法及びそのシステム - Google Patents

ネットワーク間情報通信方法及びそのシステム

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JP2001156856A
JP2001156856A JP34030899A JP34030899A JP2001156856A JP 2001156856 A JP2001156856 A JP 2001156856A JP 34030899 A JP34030899 A JP 34030899A JP 34030899 A JP34030899 A JP 34030899A JP 2001156856 A JP2001156856 A JP 2001156856A
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gateway
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JP34030899A
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Shiro Dogu
志朗 道具
Yoshi Nakajima
善 中島
Hiroshi Okada
宏 岡田
Yukinobu Masuko
幸伸 益子
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Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロトコルの異なるネットワークにゲートウ
ェイを複数配設して各ネットワークに属する端末相互の
情報通信を効率よく行う情報通信システムの提供。 【解決手段】 ネットワークA,Bを音声IPゲートウ
ェイ1を配設した経路イで接続するとともにネットワー
クB,Cを音声IPゲートウェイ2,3を配設した経路
ロ,ハで接続し、ネットワークA,Cに端末a,cを接
続し、音声IPゲートウェイ1にネットワークCにおけ
る端末cのアドレス及びネットワークBにおける音声I
Pゲートウェイ2,3のアドレスからなる情報管理部1
0を設けるとともに、音声IPゲートウェイ2,3にネ
ットワークAにおける端末aのアドレス及びネットワー
クBにおける音声IPゲートウェイ1のアドレスからな
る情報管理部20,30を設けておき、端末aから端末
cへ発呼を行う際に、情報管理部10から音声IPゲー
トウェイ2,3のアドレスを選択して端末cのアドレス
を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロトコルの異な
る複数のネットワークをゲートウェイによりプロトコル
変換を行って各ネットワークに属する端末相互の情報通
信を行う情報通信システムに係わり、特に、各ネットワ
ーク間に複数のゲートウェイを配設して情報通信を行う
ネットワーク間情報通信方法及びそのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プロトコルの異なるネットワーク
の各々に属する端末間の情報通信は、ネットワークを結
ぶ経路にゲートウェイを配設することにより行われる。
ゲートウェイとは、異なるプロトコルを使用するネット
ワーク同士を相互接続するためにプロトコルの変換を行
うインタフェース装置及びプログラムであり、これによ
りプロトコルの異なるネットワークの各々に属する端末
相互の情報通信が可能になる。
【0003】ゲートウェイは、プロトコルの相違により
生じるアドレス形式の違いを変換するアドレス変換機能
を備えており、斯かるアドレス変換は、各ネットワーク
に属する端末のアドレスを当該ネットワークとは異なる
プロトコルのアドレスと対応づけたアドレス情報データ
ベースに基づいて行われる。
【0004】接続元ゲートウェイのアドレス情報データ
ベースは、接続先のゲートウェイが一意に求まるよう、
一のプロトコルのアドレス一つに対して当該一のプロト
コルとは異なる他のプロトコルのアドレス一つが対応づ
けられた、一対一のアドレス変換形式として記録してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシス
テムでは、プロトコルの異なる複数のネットワーク間に
ゲートウェイが複数配設されている場合に、いずれのゲ
ートウェイを用いても当該ネットワークに属する端末へ
の通信は可能であるが、送信側ゲートウェイがアドレス
変換の過程において一つのゲートウェイのみを選択する
1対1のアドレス変換形式を採用した構成であるため、
該当するゲートウェイ以外のゲートウェイが運用される
ことはない。このため、一ゲートウェイへの処理が集中
して起こり、ネットワーク回線の輻輳が生じて通信速度
が低下するほか、場合によっては接続完了までのシーケ
ンス中(特にデータベースへのアクセス・更新時)に他
の回線接続要求などが廃棄されるおそれがあった。
【0006】したがって、本発明は、プロトコルの異な
る複数のネットワークに複数のゲートウェイを配設した
場合にもこれらを同時運用することにより各ネットワー
クに属する端末相互の情報通信を効率よく行うことが可
能な情報通信方法及びそのシステムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、プロトコルの異なる複数のネットワーク間
に複数のゲートウェイを配設して前記各ネットワークに
属する端末相互間の情報通信を行うネットワーク間情報
通信方法であって、第1ネットワークと第2ネットワー
クとを第1ゲートウェイを配設した第1経路で接続する
とともに、該第2ネットワークと第3ネットワークとを
第2、第3ゲートウェイを配設した第2、第3経路で並
列接続し、前記第1、第3ネットワークに第1端末、第
3端末をそれぞれ接続し、前記第1ゲートウェイに、前
記第3ネットワークにおける前記第3端末のアドレス及
び前記第2ネットワークにおける前記第2、第3ゲート
ウェイのアドレスからなる第3端末情報を登録しておく
とともに、前記第2、第3ゲートウェイそれぞれに、前
記第1ネットワークにおける前記第1端末のアドレス及
び前記第2ネットワークにおける前記第1ゲートウェイ
のアドレスからなる第1端末情報を登録しておき、前記
第1端末から前記第3端末への発呼を行うに際して、前
記第1ゲートウェイに登録した前記第3端末情報から前
記第2、第3ゲートウェイのアドレスのいずれかを選択
して前記第3端末のアドレスを取得することを第1の特
徴としている。
【0008】また、本発明は、プロトコルの異なる複数
のネットワーク間に複数のゲートウェイを配設して前記
各ネットワークに属する端末相互間の情報通信を行うネ
ットワーク間情報通信方法であって、第1ネットワーク
と第2ネットワークとを第1ゲートウェイを配設した第
1経路で接続するとともに、該第2ネットワークと第3
ネットワークとを第2、第3ゲートウェイを配設した第
2、第3経路で並列接続し、前記第1、第3ネットワー
クに第1端末、第3端末をそれぞれ接続し、前記第2ネ
ットワークにアドレス変換サーバを接続し、前記アドレ
ス変換サーバに、前記第3ネットワークにおける前記第
3端末のアドレス及び前記第2ネットワークにおける前
記第2、第3ゲートウェイのアドレスからなる第3端末
情報、並びに前記第1ネットワークにおける前記第1端
末のアドレス及び前記第2ネットワークにおける前記第
1ゲートウェイのアドレスからなる第1端末情報を登録
しておき、前記第1端末から前記第3端末への発呼を行
うに際して、前記アドレス変換サーバに登録した前記第
3端末情報から前記第2、第3ゲートウェイのアドレス
のいずれかを選択して該第3端末情報のアドレスを取得
することを第2の特徴としている。
【0009】また、本発明は、前記第1又は第2の特徴
を有するネットワーク間情報通信方法において、前記第
1ゲートウェイ又は前記アドレス変換サーバに、該第1
ゲートウェイが過去に発呼要求した前記第2及び第3ゲ
ートウェイのアドレスの履歴からなる履歴情報を登録し
ておき、該履歴情報に基づいて前記第2又は第3ゲート
ウェイのアドレスの選択を行うことを第3の特徴として
いる。
【0010】また、本発明は、前記第2の特徴を有する
ネットワーク間情報通信方法において、前記第2及び第
3ゲートウェイそれぞれに、前記第2及び第3経路にお
ける前記第2及び前記第3ゲートウェイと前記第3ネッ
トワークと間の帯域情報を登録しておき、該帯域情報に
基づいて前記第2又は第3ゲートウェイのアドレスの選
択を行うことを第4の特徴としている。
【0011】また、本発明は、プロトコルの異なる複数
のネットワーク間に複数のゲートウェイを配設して前記
各ネットワークに属する端末相互間の情報通信を行うネ
ットワーク間情報通信システムであって、第1ネットワ
ークと第2ネットワークとを第1ゲートウェイを配設し
た第1経路で接続するとともに、該第2ネットワークと
第3ネットワークとを第2、第3ゲートウェイを配設し
た第2、第3経路で並列接続し、前記第1、第3ネット
ワークに第1端末、第3端末をそれぞれ接続し、前記第
1ゲートウェイに、前記第3ネットワークにおける前記
第3端末のアドレス及び前記第2ネットワークにおける
前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからなる第3端
末情報を登録した第1情報管理部を設けるとともに、前
記第2、第3ゲートウェイそれぞれに、前記第1ネット
ワークにおける前記第1端末のアドレス及び前記第2ネ
ットワークにおける前記第1ゲートウェイのアドレスか
らなる第1端末情報を登録した第2、第3情報管理部を
設けておき、前記第1端末から前記第3端末への発呼を
行うに際して、前記第1情報管理部に登録した前記第3
端末情報から前記第2、第3ゲートウェイのアドレスの
いずれかを選択して前記第3端末のアドレスを取得する
ことを第5の特徴としている。
【0012】また、本発明は、プロトコルの異なる複数
のネットワーク間に複数のゲートウェイを配設して前記
各ネットワークに属する端末相互間の情報通信を行うネ
ットワーク間情報通信システムであって、第1ネットワ
ークと第2ネットワークとを第1ゲートウェイを配設し
た第1経路で接続するとともに、該第2ネットワークと
第3ネットワークとを第2、第3ゲートウェイを配設し
た第2、第3経路で並列接続し、前記第1、第3ネット
ワークに第1端末、第3端末をそれぞれ接続し、前記第
2ネットワークにアドレス変換サーバを接続し、前記ア
ドレス変換サーバに、前記第3ネットワークにおける前
記第3端末のアドレス及び前記第2ネットワークにおけ
る前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからなる第3
端末情報、並びに前記第1ネットワークにおける前記第
1端末のアドレス及び前記第2ネットワークにおける前
記第1ゲートウェイのアドレスからなる第1端末情報を
登録した情報管理部を設けておき、前記第1端末から前
記第3端末への発呼を行うに際して、前記情報管理部に
登録した前記第3端末情報から前記第2、第3ゲートウ
ェイのアドレスのいずれかを選択して該第3端末情報の
アドレスを取得することを第6の特徴としている。
【0013】また、本発明は、前記第5又は第6の特徴
を有するネットワーク間情報通信システムにおいて、前
記第1情報管理部又は前記情報管理部に、前記第1ゲー
トウェイが過去に発呼要求した前記第2及び第3ゲート
ウェイのアドレスの履歴からなる履歴情報を登録してお
き、該履歴情報に基づいて前記第2又は第3ゲートウェ
イのアドレスの選択を行うことを第7の特徴としてい
る。
【0014】また、本発明は、前記第5又は第6の特徴
を有するネットワーク間情報通信システムにおいて、前
記第2及び第3情報管理部それぞれ又は前記情報管理部
に、前記第2及び第3経路における前記第2及び前記第
3ゲートウェイと前記第3ネットワークと間の帯域情報
を登録しておき、該帯域情報に基づいて前記第2又は第
3ゲートウェイのアドレスの選択を行うことを第8の特
徴としている。
【0015】ゲートウェイは、プロトコルの異なるネッ
トワーク間の情報通信を可能とするための一種の中継器
であり、本発明の幾つかの実施形態において採用するゲ
ートウェイは、以下の機能備えたものとする。すなわ
ち、プロトコルの異なるネットワーク間に接続された複
数台のゲートウェイを選択可能とするために、一のプロ
トコルのアドレス一つに対し、当該一のプロトコルとは
異なる他のプロトコルのアドレスを複数対応させ、前記
アドレス複数の内から選択して変換(一対多のアドレス
変換)を行うことを許容するアドレス変換制御・管理機
能を備えたものとする。また、アドレス変換において、
変換後のアドレスが複数である場合に変換アドレスを決
定するために、過去のアドレス選択履歴情報と変換後の
アドレスのゲートウェイと接続先端末の属するネットワ
ーク間を結ぶ経路の帯域情報を利用する前記ルーティン
グ制御・管理機能を備えたものとする。前記アドレス変
換制御・管理機能には、アドレス変換情報を記録するア
ドレス情報データベースが付随する。ルーティング制御
・管理機能には、ルーティング制御の実行に必要な過去
のアドレス選択履歴情報を記録する選択履歴データベー
スと、接続先端末の属するネットワークと前記ネットワ
ークに接続するゲートウェイ間を結ぶ経路の帯域情報を
記録する帯域情報データベースを付随させる。そして、
これら各機能により複数台のゲートウェイの並列接続に
よる同時運用を可能とする。
【0016】本発明の一実施形態においては、上記のル
ーティング制御・管理機能は省略することができる。ま
た、本発明の一実施形態においては、アドレス変換デー
タベース機能とルーティング制御・管理機能を独立した
他の装置(アドレス変換サーバ)に委譲することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
添付図面を参照して説明する。なお、本発明は、本実施
形態に限定されるものではない。
【0018】<第1実施形態>図1は、本発明に係る情
報通信システムの第1実施形態を示したものである。同
図において符号Sは情報通信システムを示している。
【0019】同図に示したように、情報通信システムS
は、プロトコルの異なる電話網A,C(第1、第3ネッ
トワーク)と世界的規模で構築されたIP網であるいわ
ゆるインターネット(第2ネットワーク)Bとを、ゲー
トウェイ(第1、第2、第3ゲートウェイ)1,2,3
を配設した経路(第1、第2、第3経路)イ,ロ,ハで
接続し、電話網A,Cに属する電話機(第1、第3端
末)a,c相互間の情報通信を行うネットワーク間情報
通信システムである。
【0020】音声IPゲートウェイ1には、電話網Cに
おける電話機cの電話番号(アドレス)及びインターネ
ット網Bにおける音声IPゲートウェイ2,3のIP
(Internet protocol)アドレス(アドレス)からなる
電話機cの端末情報(第3端末情報)を登録した情報管
理部10が設けられており、音声IPゲートウェイ2,
3それぞれには、電話網Aにおける電話機aの電話番号
(アドレス)及びインターネット網Bにおける音声IP
ゲートウェイ1のIPアドレスからなる電話機aの端末
情報を登録した情報管理部20,30が設けられてい
る。
【0021】情報管理部10は、一対多のアドレス変換
を許容するためのアドレス変換制御・管理部11及びル
ーティング制御・管理部12を備えている。アドレス変
換制御・管理部11には、アドレス情報データベース1
10が構築されており、また、ルーティング制御・管理
部12には、選択履歴データベース(履歴情報)120
及び帯域情報データベース121が構築されている。
【0022】アドレス情報データベース110には、電
話網Cに接続されている電話機cに対して接続を行うた
めの一対多のアドレス変換を行えるよう、一つの電話番
号(電話機cの電話番号)に対して二つのIPアドレス
(音声IPゲートウェイ2,3のIPアドレス)が登録
されている。
【0023】選択履歴データベース120には音声IP
ゲートウェイ1が発呼要求を送信した音声IPゲートウ
ェイ2,3のIPアドレスが履歴として登録されてい
る。
【0024】また、帯域情報データベース121には経
路イにおける音声IPゲートウェイ1と電話網Aとの間
の帯域情報が登録されている。帯域情報には、音声IP
ゲートウェイ1と電話網Aとの間で使用できる最大帯域
量、経路イで使用されていない残存帯域量、及び一通信
当たりに必要となる必要帯域量が含まれる。
【0025】同様に、音声IPゲートウェイ2,3の情
報管理部20,30は、アドレス変換制御・管理部2
1,31及びルーティング制御・管理部22,32を備
えており、アドレス変換制御・管理部21,31にはア
ドレス情報データベース210,310が構築されてお
り、ルーティング制御管理部22,32には選択履歴デ
ータベース220,320及び帯域情報データベース2
21,321が構築されている。
【0026】アドレス情報データベース20,30に
は、それぞれ電話機aの電話番号に対して音声IPゲー
トウェイ1のIPアドレスが登録されており、選択履歴
データベース220,320には音声IPゲートウェイ
2,3が発呼要求を送信した音声IPゲートウェイ1の
IPアドレスが履歴として登録されている。
【0027】また、帯域情報データベース221,32
1には経路ロ,ハにおける音声IPゲートウェイ2,3
と電話網Cとの間の帯域情報が登録されている。帯域情
報には、音声IPゲートウェイ2,3と電話網Cとの間
で使用できる最大帯域量、経路ロ,ハで使用されていな
い残存帯域量、及び一通信当たりに必要となる必要帯域
量が含まれる。
【0028】次に、図2を参照しながら、本発明に係る
ネットワーク間情報通信方法の一実施形態を、上記ネッ
トワーク間情報通信システムSにおける接続シーケンス
に基づいて説明する。
【0029】発信者が電話機aより電話機cに対して接
続要求を送信すると、当該接続要求が音声IPゲートウ
ェイ1に送信される(ステップ201)。
【0030】音声IPゲートウェイ1は接続要求を受け
取るとアドレス変換制御・管理部11にアクセスし(ス
テップ202)、電話機aより要求された電話番号を用
いて当該電話番号の電話機cが属する電話網Cに接続さ
れている音声IPゲートウェイ2,3のIPアドレスを
入手するが、これに際してどちらかのIPアドレスを選
択するためにルーティング制御・管理部12にアクセス
する(ステップ203)。
【0031】そして、ルーティング制御・管理部12に
付随する選択履歴データベース120から前回選択され
ていない音声IPゲートウェイのIPアドレスを選択
し、アドレス変換制御・管理部11に当該IPアドレス
を返送する(ステップ204)。ここでは、音声IPゲ
ートウェイ2のIPアドレスが選択されたとする。アド
レス変換制御・管理部11は出力として音声IPゲート
ウェイ2のIPアドレスを音声IPゲートウェイ1へ出
力し(ステップ205)、音声IPゲートウェイ1は対
象のIPアドレスに対し、発呼元音声IPゲートウェイ
のIPアドレス、発呼元電話番号、発呼先電話番号を含
んだ発呼パケットを送信する(ステップ206)。
【0032】発呼パケットを受信した音声IPゲートウ
ェイ2はルーティング制御・管理部22にアクセスし、
自音声IPゲートウェイ2と電話網Cを結ぶ経路ロの帯
域情報を要求する(ステップ207)。ルーティング制
御・管理部22は付随する帯域情報データベース221
から経路ロの帯域情報を入手する(ステップ208)。
そして、経路ロの帯域の残存量が通信に必要な量に満た
していない場合、発呼元の音声IPゲートウェイ1に再
送要求を送信する(ステップ209)。
【0033】再送要求を受け取った音声IPゲートウェ
イ1は、ステップ202〜205と同様の手順で、別の
ゲートウェイのIPアドレスを再び入手する(ステップ
210)。ここでは、音声IPゲートウェイ3のIPア
ドレスが選択されたものとする。
【0034】音声IPゲートウェイ1は対象のIPアド
レスに対し、発呼元音声IPゲートウェイのIPアドレ
ス、発呼元電話番号、発呼先電話番号を含んだ発呼パケ
ットを送信する(ステップ211)。
【0035】発呼パケットを受け取った音声IPゲート
ウェイ3は、ステップ207〜208と同様にして、経
路ハにおける音声IPゲートウェイ3と電話網Cとの間
の帯域の使用状態を調査する(ステップ212)。そし
て、帯域の使用状態が通話の要求量を充分満たす場合に
は、音声IPゲートウェイ3は電話機cに対し発呼要求
を送信する(ステップ213)。
【0036】電話機cではリングが発生し、受話器がオ
フフックされると電話機cから音声IPゲートウェイ3
に着信信号が送出される(ステップ214)。
【0037】電話機cの着信信号を検出した音声IPゲ
ートウェイ3は、選択履歴データベースを更新した後
(ステップ215)、音声IPゲートウェイ1に接続パ
ケットを送信する(ステップ216)。そして、音声I
Pゲートウェイ1は電話機aに応答信号を送出する(ス
テップ217)。その結果、電話機aと電話機cとの間
で、双方向のリアルタイム通信が確立される(ステップ
218)。
【0038】このように、本実施形態の情報通信システ
ムSによれば、電話網とインターネット網といったプロ
トコルの異なるネットワークに複数の音声IPゲートウ
ェイを配設してこれらを同時運用することができるた
め、各ネットワークに属する端末相互の情報通信を効率
よく行うことができる。また、音声IPゲートウェイが
複数台接続されることにより、アドレス変換やルーティ
ング制御等各種処理が各々の音声IPゲートウェイに分
散されるので、各々の音声IPゲートウェイに対する負
荷を分散させ輻輳状態を回避することができる。特に、
ルーティング制御・管理部において選択履歴及び帯域情
報データベースを用いることで、アドレス変換時におい
て選択されるアドレスが二度続けて同じものが選択され
ないようにできるほか、通信経路の帯域情報を入手し、
発呼先電話機が属している電話網とインターネットに接
続されている音声IPゲートウェイと間の経路の帯域残
存量で通信可能かどうかを判定できるので、トラフィッ
クの輻輳状態を確実に回避することができる。
【0039】<第2実施形態>図3に、本発明の第2実
施形態を示す。本実施形態は、上記第1実施形態におい
て各音声IPゲートウェイが有する情報管理部を、アド
レス変換サーバに委譲して、アドレス情報データベー
ス、選択履歴、帯域情報の一元的管理を行うようにした
ものである。なお、同図において、図1と共通する部分
については、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0040】図3に示したように、本実施形態のネット
ワーク間情報通信システムSは、情報管理部40を備え
たアドレス変換サーバ4をインターネット網Bに接続し
たものである。
【0041】アドレス変換サーバ4の情報管理部40
は、一対多のアドレス変換を許容するためのアドレス変
換制御・管理部41及びルーティング制御・管理部42
を備えている。アドレス変換制御・管理部41には、ア
ドレス情報データベース410が構築されており、ま
た、ルーティング制御・管理部42に、選択履歴データ
ベース420及び帯域情報データベース421が構築さ
れている。
【0042】アドレス情報データベース42には、電話
網Cに接続されている電話機cに対して接続を行うため
の一対多のアドレス変換を行えるよう、一つの電話機c
の電話番号に対して二つのIPアドレス(音声IPゲー
トウェイ2,3のIPアドレス)、及び電話機aの電話
番号に対する音声IPゲートウェイ1のIPアドレスが
登録されている。
【0043】選択履歴データベース420には音声IP
ゲートウェイ1が発呼要求を送信した音声IPゲートウ
ェイ2,3のIPアドレス、音声IPゲートウェイ2,
3が発呼要求を送信した音声IPゲートウェイ1のIP
アドレスがそれぞれ履歴として登録されている。
【0044】また、帯域情報データベース421には経
路イにおける音声IPゲートウェイ1と電話網Aとの間
の帯域情報、経路ロ,ハにおける音声IPゲートウェイ
2,3と電話網Cとの間の帯域情報がそれぞれ登録され
ている。帯域情報データベース421には、音声IPゲ
ートウェイ1と電話網Aとの間及び音声IPゲートウェ
イ2,3と電話網Cとの間で使用できる最大帯域量、経
路イ,ロ,ハで使用されていない残存帯域量、並びに一
通信当たりに必要となる必要帯域量が登録されている。
【0045】以下、図4を参照しながら、本発明に係る
ネットワーク間情報通信方法の一実施形態を、上記ネッ
トワーク間情報通信システムSにおける接続シーケンス
に基づいて説明する。
【0046】発信者が電話機aより電話機cに対して接
続要求を送信すると(ステップ401)、当該接続要求
が音声IPゲートウェイ1に送信される。
【0047】接続要求を受けた音声IPゲートウェイ1
は、アドレス変換サーバ4に発呼先電話番号を含むアド
レス変換要求を送信する(ステップ402)。
【0048】アドレス変換サーバ4はアドレス変換要求
を受け取ると、アドレス変換制御・管理部41にアクセ
スする(ステップ403)。アドレス変換制御・管理部
41はアドレス変換要求内に含まれた発呼先の電話機c
の電話番号より、電話機cが存在する電話網Cに接続さ
れている音声IPゲートウェイのIPアドレスを入手す
るが、これに際してどちらかのIPアドレスを選択する
ためにルーティング制御・管理部42にアクセスする
(ステップ404)。
【0049】ルーティング制御・管理部42は付随する
選択履歴データベース420と帯域情報データベース4
21にアクセスし、過去における二つのIPアドレスの
選択履歴情報と、経路Cにおける接続先電話機cと音声
IPゲートウェイ2,3とを結ぶ帯域情報を入手し、こ
れら二種類の情報に基づいて接続に適した音声IPゲー
トウェイを選択し、アドレス変換制御・管理部41に返
送する(ステップ405)。本実施形態では、音声IP
ゲートウェイ2のIPアドレスが選択されたとする。
【0050】アドレス変換制御・管理部41はアドレス
変換サーバ4に当該IPアドレスを返送し(ステップ4
06)、アドレス変換サーバ4はルーティング制御管理
部42の選択履歴データベースを更新した後(ステップ
407)、発呼元の音声IPゲートウェイ1に当該IP
アドレスを返送する(ステップ408)。
【0051】音声IPゲートウェイ1は対象のIPアド
レスに対し、発呼元音声IPゲートウェイ1のIPアド
レス、発呼元電話番号、発呼先電話番号を含んだ発呼パ
ケットを送信する(ステップ409)。
【0052】発呼パケットを受信した音声IPゲートウ
ェイ2は電話機cに対し発呼要求を送信する(ステップ
410)。
【0053】そして、電話機cではリングが発生し、受
話器がオフフックされると電話機cから音声IPゲート
ウェイ3に着信信号が送出される(ステップ411)。
【0054】電話機cの着信信号を検出した音声IPゲ
ートウェイ3は音声IPゲートウェイ1に接続パケット
を送信し(ステップ412)、音声IPゲートウェイ1
は電話機aに応答信号を送出する(ステップ413)。
その結果、電話機aと電話機c間で、双方向のリアルタ
イム通信が確立される(ステップ414)。
【0055】このように、本実施形態のネットワーク間
情報通信システムSによれば、アドレス変換制御・管理
部及びルーティング制御・管理部を、各音声IPゲート
ウェイから独立したアドレス変換サーバ4に委譲してお
り、アドレス情報データベース、選択履歴、帯域情報を
一元的に管理できるため、電話機a,c相互の情報通信
をさらに効率よく行うことができる。
【0056】なお、本発明は、上記第1、第2実施形態
におけるように、情報登録部にアドレス変換制御・管理
部及びルーティング制御・管理部を共に備え、かつルー
ティング制御・管理部に選択履歴データベース及び帯域
情報データベースを構築していることが好ましいが、以
下に説明する実施形態におけるように、ルーティング制
御・管理部に選択履歴データベースのみを備えているも
の(第3実施形態)、アドレス変換制御・管理部のみを
備えたもの(第4実施形態)とすることもできる。
【0057】<第3実施形態>図5は、本発明の第3実
施形態を示したものである。本実施形態では、第1実施
形態において未使用のルーティング制御・管理部におけ
る帯域情報データベースを省略したものであるので、同
図において第1実施形態と共通する部分について同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0058】以下、図6を参照しながら、本発明に係る
ネットワーク間情報通信方法を、上記ネットワーク間情
報通信システムSにおける接続シーケンスに基づいて説
明する。
【0059】発信者は、電話機aより電話機cに対して
接続要求を送信する(ステップ601)。
【0060】音声IPゲートウェイ1はアドレス変換制
御・管理部11にアクセスし(ステップ602)、電話
機aより要求された電話番号を用いて当該電話番号の電
話機が存在する電話網Cに接続されている音声IPゲー
トウェイのIPアドレスを入手する。アドレス情報デー
タベース110には2つのIPアドレスが登録されてい
るため、どちらかのIPアドレスを選択するためにルー
ティング制御・管理部12にアクセスする(ステップ6
03)。
【0061】ルーティング制御・管理部12に付随する
選択履歴データベース120にはこれまで選択されてき
たIPアドレスの履歴が記録されており、前回選択され
ていない音声IPゲートウェイのIPアドレスを選択
し、アドレス変換制御・管理部11に当該IPアドレス
を返送する(ステップ604)。ここでは、音声IPゲ
ートウェイ2のIPアドレスが選択されたとする。アド
レス変換制御・管理部11は出力として音声IPゲート
ウェイ2のIPアドレスを音声IPゲートウェイ1に出
力し(ステップ605)、音声IPゲートウェイ1は対
象のIPアドレスに対し、発呼元音声IPゲートウェイ
のIPアドレス、発呼元電話番号、発呼先電話番号を含
んだ発呼パケットを送信する(ステップ606)。
【0062】発呼パケットを受信した音声IPゲートウ
ェイ2は発呼先電話番号を読み取り、電話機cに対して
発呼要求を送信する(ステップ607)。
【0063】電話機cではリングが発生し、受話器がオ
フフックされると電話機cから音声IPゲートウェイ2
に着信信号が送出される(ステップ608)。
【0064】電話機cの着信信号を検出した音声IPゲ
ートウェイ2は、音声IPゲートウェイ1に接続パケッ
トを送信し(ステップ609)、音声IPゲートウェイ
1はルーティング制御・管理部12の選択履歴データベ
ース120を更新した後(ステップ610)、電話機a
に応答信号を送出する(ステップ611)。その結果、
電話機aと電話機cとの間で、双方向のリアルタイム通
信が確立される(ステップ612)。
【0065】このように、本実施形態のネットワーク間
情報通信システムSによれば、電話網とインターネット
網といったプロトコルの異なるネットワークに複数の音
声IPゲートウェイを配設してこれらを同時運用するこ
とができるため、各ネットワークに属する端末相互の情
報通信を効率よく行うことができる。また、ゲートウェ
イが複数台接続されることにより、アドレス変換やルー
ティング制御等各種処理が各々のゲートウェイに分散さ
れるので、各々のゲートウェイに対する負荷を分散させ
輻輳状態を回避することができる。
【0066】<第4実施形態>図7は、本発明の第4実
施形態を示したものである。本実施形態は、第1実施形
態におけるルーティング制御・管理部を省略したもので
あり、同図において第1実施形態と共通する部分につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0067】以下、図8を参照しながら、本実施形態の
ネットワーク間情報通信方法の一実施形態を、上記実施
形態のネットワーク間情報通信システムSの接続シーケ
ンスに基づいて説明する。
【0068】発信者が電話機aより電話機cに対して接
続要求を送信すると(ステップ801)、当該接続要求
が音声IPゲートウェイ1に送信される。
【0069】音声IPゲートウェイ1はアドレス変換制
御・管理部11にアクセスし(ステップ802)、電話
機aより要求された電話番号を用いて当該電話番号の電
話機が存在する電話ネットワークCに接続されている音
声IPゲートウェイのIPアドレスを入手する(ステッ
プ803)。ここでは、音声IPゲートウェイ2のIP
アドレスが選択されたとする。音声IPゲートウェイ1
は対象のIPアドレスに対し、発呼元音声IPゲートウ
ェイのIPアドレス、発呼元電話番号、発呼先電話番号
を含んだ発呼パケットを送信する(ステップ804)。
【0070】発呼パケットを受信した音声IPゲートウ
ェイ2は発呼先電話番号を読み取り、該電話機cに対し
て発呼要求を送信する(ステップ805)。
【0071】電話機cではリングが発生し、受話器がオ
フフックされると電話機cから音声IPゲートウェイ2
に着信信号が送出される(ステップ806)。
【0072】電話機cの着信信号を検出した音声IPゲ
ートウェイ2は、音声IPゲートウェイ1に接続パケッ
トを送信し(ステップ807)、音声IPゲートウェイ
1は電話機aに応答信号を送出する(ステップ80
8)。その結果、電話機aと電話機c間で、双方向のリ
アルタイム通信が確立される(ステップ809)。
【0073】このように、本実施形態のネットワーク間
情報通信システムにSよれば、電話網とインターネット
といったプロトコルの異なるネットワークに複数の音声
IPゲートウェイを配設してこれらを同時運用すること
ができるため、各ネットワークに属する端末相互の情報
通信を効率よく行うことができる。また、音声IPゲー
トウェイが複数台接続されることにより、アドレス変換
が各々の音声IPゲートウェイに分散されるので、各々
の音声IPゲートウェイに対する負荷を分散させ輻輳状
態を回避することができる。
【0074】なお、本発明は、上記各実施形態における
ように、インターネット網を介して接続した各電話網に
属する電話機相互間の音声による情報通信に適用するこ
とが特に好ましいが、これに限られるものではなく、各
電話網に接続する端末は、電話機、ファクシミリ/電話
機、若しくはモデムを介して接続したパーソナルコンピ
ュータ又はこれらの組み合わせのいずれであっても良
い。そして、ファクシミリの場合にはファクシミリ信号
による情報通信が、コンピュータの場合は、インターネ
ット電話ソフトウェアやファクシミリソフトウェアを搭
載することにより、用途に応じた情報通信を行うことが
可能である。
【0075】また、本発明は、上記各実施形態における
ように、電話網とインターネットとの間のネットワーク
間情報通信に好適であるが、インターネット以外のIP
ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LA
N)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)ネットワ
ーク又はフレームリレーネットワーク等の他のパケット
交換通信網と電話網との間のネットワーク間情報通信に
も適用できることはいうまでもない。
【0076】また、上記各実施形態では、一対多のアド
レス変換として、接続先端末(電話機c)が属するネッ
トワーク(電話網C)とパケット通信網(インターネッ
トB)とを接続する経路を2本として説明したが、この
経路は2本に限られるものではなく、経路を3本以上と
した場合にも適用できることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0078】上記第1〜第4の特徴を有するネットワー
ク間情報通信方法によれば、アドレス変換制御・管理機
能により或るプロトコルのアドレス一つと、前記プロト
コルとは異なるプロトコルのアドレスを複数対応づける
ことで一対多のアドレス変換が可能となり、ゲートウェ
イを複数台並列接続しての効率的な同時運用が可能とな
る。また、ゲートウェイが複数台接続されることによ
り、アドレス変換やルーティング制御等各種処理が各々
のゲートウェイに分散されるので、各々のゲートウェイ
に対する負荷を分散させることができる。
【0079】上記第5〜第8の特徴を有するネットワー
ク間情報通信システムによれば、上記各方法を好適に実
施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報通信システムの第1実施形態
を示す概略図である。
【図2】同実施形態の情報通信システムにおける動作を
示すシーケンス図である。
【図3】本発明に係る情報通信システムの第2実施形態
を示す概略図である。
【図4】同実施形態の情報通信システムにおける動作を
示すシーケンス図である。
【図5】本発明に係る情報通信システムの第3実施形態
を示す概略図である。
【図6】同実施形態の情報通信システムにおける動作を
示すシーケンス図である。
【図7】本発明に係る情報通信システムの第4実施形態
を示す概略図である。
【図8】同実施形態の情報通信システムにおける動作を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1:音声IPゲートウェイ(第1ゲートウェイ)、2:
音声IPゲートウェイ(第2ゲートウェイ)、3:音声
IPゲートウェイ(第3ゲートウェイ)、4:アドレス
変換サーバ、10,20,30:情報管理部、A:電話
網(第1ネットワーク)、B:インターネット網(第2
ネットワーク)、C:電話網(第3ネットワーク)、
S:ネットワーク間情報通信システム、イ:第1経路、
ロ:第2経路、ハ:第3経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 (72)発明者 益子 幸伸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HD03 HD09 KA05 LB02 LB05 5K034 FF11 FF13 HH61 5K051 CC00 GG02 JJ04 5K101 LL00 PP03 9A001 CC06 CC07 JJ18 KK60

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロトコルの異なる複数のネットワーク
    間に複数のゲートウェイを配設して前記各ネットワーク
    に属する端末相互間の情報通信を行うネットワーク間情
    報通信方法であって、 第1ネットワークと第2ネットワークとを第1ゲートウ
    ェイを配設した第1経路で接続するとともに、該第2ネ
    ットワークと第3ネットワークとを第2、第3ゲートウ
    ェイを配設した第2、第3経路で並列接続し、 前記第1、第3ネットワークに第1端末、第3端末をそ
    れぞれ接続し、 前記第1ゲートウェイに、前記第3ネットワークにおけ
    る前記第3端末のアドレス及び前記第2ネットワークに
    おける前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからなる
    第3端末情報を登録しておくとともに、前記第2、第3
    ゲートウェイそれぞれに、前記第1ネットワークにおけ
    る前記第1端末のアドレス及び前記第2ネットワークに
    おける前記第1ゲートウェイのアドレスからなる第1端
    末情報を登録しておき、 前記第1端末から前記第3端末への発呼を行うに際し
    て、 前記第1ゲートウェイに登録した前記第3端末情報から
    前記第2、第3ゲートウェイのアドレスのいずれかを選
    択して前記第3端末のアドレスを取得することを特徴と
    するネットワーク間情報通信方法。
  2. 【請求項2】 プロトコルの異なる複数のネットワーク
    間に複数のゲートウェイを配設して前記各ネットワーク
    に属する端末相互間の情報通信を行うネットワーク間情
    報通信方法であって、 第1ネットワークと第2ネットワークとを第1ゲートウ
    ェイを配設した第1経路で接続するとともに、該第2ネ
    ットワークと第3ネットワークとを第2、第3ゲートウ
    ェイを配設した第2、第3経路で並列接続し、 前記第1、第3ネットワークに第1端末、第3端末をそ
    れぞれ接続し、 前記第2ネットワークにアドレス変換サーバを接続し、 前記アドレス変換サーバに、前記第3ネットワークにお
    ける前記第3端末のアドレス及び前記第2ネットワーク
    における前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからな
    る第3端末情報、並びに前記第1ネットワークにおける
    前記第1端末のアドレス及び前記第2ネットワークにお
    ける前記第1ゲートウェイのアドレスからなる第1端末
    情報を登録しておき、 前記第1端末から前記第3端末への発呼を行うに際し
    て、 前記アドレス変換サーバに登録した前記第3端末情報か
    ら前記第2、第3ゲートウェイのアドレスのいずれかを
    選択して該第3端末情報のアドレスを取得することを特
    徴とするネットワーク間情報通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のネットワーク間
    情報通信方法において、前記第1ゲートウェイ又は前記
    アドレス変換サーバに、前記第1ゲートウェイが過去に
    発呼要求した前記第2及び第3ゲートウェイのアドレス
    の履歴からなる履歴情報を登録しておき、該履歴情報に
    基づいて前記第2又は第3ゲートウェイのアドレスの選
    択を行うことを特徴とするネットワーク間情報通信方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のネットワーク間
    情報通信方法において、前記第2及び第3ゲートウェイ
    それぞれ又は前記アドレス変換サーバに、前記第2及び
    第3経路における前記第2及び前記第3ゲートウェイと
    前記第3ネットワークと間の帯域情報を登録しておき、
    該帯域情報に基づいて前記第2又は第3ゲートウェイの
    アドレスの選択を行うことを特徴とするネットワーク間
    情報通信方法。
  5. 【請求項5】 プロトコルの異なる複数のネットワーク
    間に複数のゲートウェイを配設して前記各ネットワーク
    に属する端末相互間の情報通信を行うネットワーク間情
    報通信システムであって、 第1ネットワークと第2ネットワークとを第1ゲートウ
    ェイを配設した第1経路で接続するとともに、該第2ネ
    ットワークと第3ネットワークとを第2、第3ゲートウ
    ェイを配設した第2、第3経路で並列接続し、 前記第1、第3ネットワークに第1端末、第3端末をそ
    れぞれ接続し、 前記第1ゲートウェイに、前記第3ネットワークにおけ
    る前記第3端末のアドレス及び前記第2ネットワークに
    おける前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからなる
    第3端末情報を登録した第1情報管理部を設けるととも
    に、前記第2、第3ゲートウェイそれぞれに、前記第1
    ネットワークにおける前記第1端末のアドレス及び前記
    第2ネットワークにおける前記第1ゲートウェイのアド
    レスからなる第1端末情報を登録した第2、第3情報管
    理部を設けておき、 前記第1端末から前記第3端末への発呼を行うに際し
    て、 前記第1情報管理部に登録した前記第3端末情報から前
    記第2、第3ゲートウェイのアドレスのいずれかを選択
    して前記第3端末のアドレスを取得することを特徴とす
    るネットワーク間情報通信システム。
  6. 【請求項6】 プロトコルの異なる複数のネットワーク
    間に複数のゲートウェイを配設して前記各ネットワーク
    に属する端末相互間の情報通信を行うネットワーク間情
    報通信システムであって、 第1ネットワークと第2ネットワークとを第1ゲートウ
    ェイを配設した第1経路で接続するとともに、該第2ネ
    ットワークと第3ネットワークとを第2、第3ゲートウ
    ェイを配設した第2、第3経路で並列接続し、 前記第1、第3ネットワークに第1端末、第3端末をそ
    れぞれ接続し、 前記第2ネットワークにアドレス変換サーバを接続し、 前記アドレス変換サーバに、前記第3ネットワークにお
    ける前記第3端末のアドレス及び前記第2ネットワーク
    における前記第2、第3ゲートウェイのアドレスからな
    る第3端末情報、並びに前記第1ネットワークにおける
    前記第1端末のアドレス及び前記第2ネットワークにお
    ける前記第1ゲートウェイのアドレスからなる第1端末
    情報を登録した情報管理部を設けておき、 前記第1端末から前記第3端末への発呼を行うに際し
    て、 前記情報管理部に登録した前記第3端末情報から前記第
    2、第3ゲートウェイのアドレスのいずれかを選択して
    該第3端末情報のアドレスを取得することを特徴とする
    ネットワーク間情報通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のネットワーク間
    情報通信システムにおいて、前記第1情報管理部又は前
    記情報管理部に前記第1ゲートウェイが過去に発呼要求
    した前記第2及び第3ゲートウェイのアドレスの履歴か
    らなる履歴情報を登録しておき、該履歴情報に基づいて
    前記第2又は第3ゲートウェイのアドレスの選択を行う
    ことを特徴とするネットワーク間情報通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6に記載のネットワーク間
    情報通信システムにおいて、前記第2及び第3情報管理
    部又は前記情報管理部それぞれに、前記第2及び第3経
    路における前記第2及び前記第3ゲートウェイと前記第
    3ネットワークと間の帯域情報を登録しておき、該帯域
    情報に基づいて前記第2又は第3ゲートウェイのアドレ
    スの選択を行うことを特徴とするネットワーク間情報通
    信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003018182A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Hitachi Communication Technologies Ltd VoIP通信装置およびゲートキーパ装置
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