JP2001136202A - Tcp/ipにおけるコネクション設定方法および方式 - Google Patents

Tcp/ipにおけるコネクション設定方法および方式

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JP2001136202A JP31437699A JP31437699A JP2001136202A JP 2001136202 A JP2001136202 A JP 2001136202A JP 31437699 A JP31437699 A JP 31437699A JP 31437699 A JP31437699 A JP 31437699A JP 2001136202 A JP2001136202 A JP 2001136202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】TCP/IPプロトコル以外の通信プロトコル
を持つ装置間をIP網(インターネット)で中継したと
しても、各装置は、IPプロトコルを意識することな
く、装置間の通信プロトコルでお互いに通信ができるこ
とにある。 【解決手段】X25サーバ群3とX25端末1間を、I
P網5を中継して接続する場合、事前にアクセス装置2
はUDPを使用してアクセス装置3に対して、アクセス
装置3が収容するX25サーバ群4の回線の選択を依頼
する。アクセス装置3は、代表回線部33にて回線(回
線部34)を選択し、回線部34に付加されているIP
アドレスを、UDPを使用してアクセス装置2に返信す
る。アクセス装置2は、受信したIPアドレスを使用し
てX25端末1から受信した呼設定要求パケットをTC
Pにてカプセル化し、IP網5へ送信する。すると、ア
クセス装置2とアクセス装置3の回線部34と間でパス
が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TCP/IPにお
けるコネクション設定方法および方式に関し、特に、所
定のプロトコルを持つ装置をネットワーク上で中継する
中継装置間のパス(コネクション)の設定を行うための
TCP/IPにおけるコネクション設定方法および方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として、TCP/IP
プロトコルとX.25プロトコルとのインタフェースを
実現するプロトコル変換装置を利用したシステムが構築
されている。このシステムでのX.25パケットは、H
DLCフレームにて転送され、このフレームにはフロー
制御、再送制御等の信頼性を得るための機能を保持して
いる。IPネットワーク上にてX.25パケットの送信
を行う場合には、HDLC相当の信頼性を得るための機
能を保持しているTCPをHDLCフレームの代替えと
して使用している。TCPはコネクション型であるた
め、データ転送を開始する前にコネクションの設定を行
っている。
【0003】また、データ端末装置のDTEアドレス
(DTE:Data Terminal Equipm
ent、データ端末装置)を選択する管理手段を備えた
システムとして、例えば、このシステムは、複数のX2
5端末と、複数のX25端末を接続する第1の中継装置
と、複数のX25サーバと、複数のX25サーバを接続
する回線部を複数具備した第2の中継装置と、第1の中
継装置と第2の中継装置とを接続するIP網とを備え、
第2の中継装置の複数の回線部を代表する代表回線部が
自分のIPアドレスに対し複数のX25サーバに接続さ
れているDTEアドレスを管理する管理手段を有してい
る。
【0004】また、別の従来技術として、PHS(Pe
rsonal System Interconnec
tion Model)をTCP/IPプロトコルで利
用した特開平10−229416が記載されている。こ
の特開平10−229416には、送信側のPHSと、
アクセスポイント(コンピュータ)と、受信側のサーバ
とがあり、PHSとアクセスポイントとの間は無線、基
地局、PHS網、送信装置で接続され、アクセスポイン
トとサーバとの間はインターネットで接続されているこ
とが記載されており、更に、アクセスポイントとサーバ
間の通信はTCP/IPプロトコルを利用していること
が記載されている。PHSがサーバとの通信を行うとき
に、アクセスポイントとサーバ間をコネクトする方法と
して、PHSが、アクセスポイントのIPアドレスを送
信することになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、TCPは、コネクション型であるため、
送信元および送信先の装置に接続されているプロトコル
変換装置にIPアドレスを設定しておくか、送信元の端
末が、送信先の端末のアドレスの他に、プロトコル変換
装置のIPアドレスを知っておかなければならないと言
う問題点がある。
【0006】また、データ端末装置のDTEアドレスを
選択する管理手段を備えたシステムでは、X.25の終
端点が代表回線部以外の他のX25回線部に接続されて
いる場合に、X.25パケットを通すためのTCPコネ
クションを設定するために相手先のプロトコル変換装置
に代表回線部のIPアドレスを付加して要求を出し、一
端パスを設定するが、代表回線部にX25回線部に接続
されたX25サーバのDTEアドレスがないため、パス
を解放した後、再設定することが要求される。この場
合、相手先がわからないため、TCPコネクションの解
放、再設定およびX.25の再送となり、ネットワーク
内での遅延時間が大幅に増大するといった問題が発生す
る。
【0007】また、PHSを利用した特開平10−22
9416号公報においても、上記のプロトコル変換装置
と同じ問題点がある。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を鑑みて、T
CP/IPプロトコル以外の通信プロトコルを持つ装置
間をIP網(インターネット)で中継したとしても、各
装置は、IPプロトコルを意識することなく、装置間の
通信プロトコルでお互いに通信ができることにある。
【0009】また、送信側の端末は、どこからでもIP
プロトコルを意識することなく通信することができるこ
とにある。
【0010】また、送信先の中継装置の代表回線部以外
の回線部に装置が接続されていたとしても、TCPコネ
クションの設定の繰り返しを行わないようにすることに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のTCP/IPにおけるコネクション設定
方法は、複数の端末と、前記複数の端末を接続する第1
の中継装置と、複数のサーバと、前記複数のサーバを接
続する回線部を複数具備した第2の中継装置と、前記第
1の中継装置と前記第2の中継装置とを接続するIP網
とを用いたTCP/IPにおけるコネクション設定方法
であって、前記第1の中継装置が前記端末から呼設定要
求を受信すると、UDPプロトコルを使用して前記第2
の中継装置に対して、前記中継装置が収容する前記サー
バの回線部の選択を要求するステップと、前記第2の中
継装置が回線部を選択し、その回線部に割り当てられて
いるIPアドレスをUDPプロトコルを使用して前記第
1の中継装置に返信するステップと、前記第1の中継装
置が受信した前記IPアドレスを宛先にして前記端末か
ら受信した前記呼設定要求をIPパケットにカプセル化
し、前記IP網へ送信するステップとを有することを特
徴としている。
【0012】更に、前記第2の中継装置において、前記
複数のサーバの回線部を代表する代表回線部を設けるこ
とにより、その代表回線部が前記第1の中継装置から前
記サーバの回線部の選択の要求があった場合に回線部の
IPアドレスを選択することを特徴している。
【0013】更に、前記第2の中継装置が、前記サーバ
との接続の変更を検出すると前記代表回線部に通知する
ことを特徴としている。
【0014】また、本発明のTCP/IPにおけるコネ
クション設定方式は、端末と、前記端末に接続された第
1の中継装置と、複数のサーバと、前記複数のサーバを
接続する回線部を複数具備した第2の中継装置と、前記
第1の中継装置と前記第2の中継装置とを接続するIP
網とを備えたTCP/IPにおけるコネクション設定方
式において、前記第1の中継装置がUDPプロトコルを
使用して前記第2の中継装置に対して、前記中継装置が
収容する前記サーバの回線部の選択を要求する要求手段
と、前記第2の中継装置が前記要求手段により回線部を
選択し、その回線部に割り当てられているIPアドレス
をUDPプロトコルを使用して前記第1の中継装置に返
信する返信手段と、前記第1の中継装置が返信手段によ
り受信した前記IPアドレスを宛先にして前記端末から
の呼設定要求をIPパケットにカプセル化し前記IP網
へ送信する送信手段とを有することを特徴としている。
【0015】更に、前記第2の中継装置は、前記要求手
段により回線部のIPアドレスを選択する代表回線部を
備えることを特徴としている。
【0016】更に、前記代表回線部は、前記サーバの識
別番号と前記識別番号毎に対応した自分を含む回線部の
IPアドレスとを含む第1の変換テーブルを記憶部に格
納していることを特徴としている。
【0017】更に、前記第1の中継装置は、送信先の識
別番号に対応した前記代表回線部のIPアドレスを含む
第2の変換テーブルを自装置の記憶部に有し、前記端末
から前記サーバへの呼設定要求時に前記第2の変換テー
ブルを検索し前記代表回線部のIPアドレスを選択する
ことを特徴としている。
【0018】更に、前記第2の中継装置は、前記サーバ
との接続の変更を検出すると前記代表回線部に通知し前
記変換テーブルを書き換える特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1を参照すると、
本発明の第1の実施の形態におけるシステムは、X25
端末1と、プロトコルのカプセル化およびルーティング
を行うアクセス装置2,3(中継装置)と、X25サー
バ群4と、IP網5とから構成される。
【0020】X25サーバ群4は、複数のX25サーバ
41で構成されており、各X25サーバ41は、DTE
アドレスが割り付けられている。
【0021】アクセス装置3は、IP網5からIPフォ
ワーディングされてくるIPパケットの経路選択を行う
ルータ部31と、X25サーバ群のDTEアドレス(識
別番号)を複数収容するX25回線部34と、X25サ
ーバ群4の複数のDTEアドレスに対応したX25回線
部34に割当てられているIPアドレスを管理する代表
回線部33とから構成される。
【0022】代表回線部33は、X25サーバ群4の回
線を収容することも可能である。ルータ部31、代表回
線部33、およびX25回線部34は、IPフォワーデ
ィングの通信機能にて接合されている。更に、代表回線
部33は、X25回線部34毎に割り当てられているI
PアドレスとX25回線部34に収容しているX25サ
ーバ41のDTEアドレスを格納した回線検索テーブル
を図示していない記憶部に有している。なお、回線検索
テーブルは、システムの新設、増設等に予め設定され
る。
【0023】アクセス装置2は、X25端末1を収容す
るX25回線部22と、X25端末1からの呼設定要求
パケットの着DTEアドレスとアクセス装置3の代表回
線部31とに割り当てられているIPアドレスの変換機
能(DTE−IP変換テーブル)を有する変換部24
と、IP網5との接続を行うルータ部26とから構成さ
れる。
【0024】図示していないDTE−IP変換テーブル
は、変換部24内の図示していない記憶部にあり、代表
回線部33に割り当てられているIPアドレスに対応し
て、X25サーバ群4の各X25サーバ41のDTEア
ドレスが格納されている。従って、IP網5に接続され
ている図示していない他のアクセス装置3の代表回線部
33のIPアドレスに対応して、他のアクセス装置3に
接続されている他のX25サーバ群4の各X25サーバ
41のDTEアドレスも格納されている。なお、DTE
−IP変換テーブルは、システムの新設、増設等に予め
設定される。
【0025】次に、図1および図2を参照して本実施の
形態の動作について説明する。図1を参照すると、X2
5端末1がX25サーバ41−1宛に通信を行うものと
する。X25端末1は、先ずITU勧告X.25で規定
されているX.25プロトコルであるCRパケット11
(発呼要求)を編集し、X.25サーバ41−1宛に送
信する(図2のシーケンスS1)。
【0026】すると、アクセス装置2のX25回線部2
2は、CRパケット11を受信すると、CRパケット1
1の着DTEアドレスを読み取り、着DTEアドレスの
IPアドレスへの変換を要求するため要求メッセージ1
01にて変換部24に渡す(シーケンスS2)。要求メ
ッセージ101を受け取った変換部24は、DTE−I
P変換テーブルに格納されているアクセス装置3の代表
回線部33に割り当てられている代表回線部33のIP
アドレスを、着DTEアドレスをキーとして検索し、応
答メッセージ102にてX25回線部22へ検索して得
たIPアドレスを渡す(シーケンスS3,S4)。応答
メッセージ102を受け取ったX25回線部22は、送
信メッセージ103にCRパケット11の着DTEアド
レスおよびIPアドレスを乗せてルータ部26に渡す
(シーケンスS5)。ルータ部26は、着信メッセージ
を受け取ると、UDP(User Datagram
Protocol)で規定されているIPパケットを編
集する。すなわち、ルータ部26は、UDP問い合わせ
メッセージ201を編集し、IP網5に送信する。この
とき、渡されたCRパケット11の着DTEアドレスと
IPアドレスとをUDP問い合わせメッセージ201内
に設定する(シーケンスS6)。
【0027】IP網5を介して受信したアクセス装置3
のルータ部31は、基本的なIPルーチング処理を行
い、UDP問い合わせメッセージ201を代表回線部3
3へフォワーディングする(シーケンスS6)。すなわ
ち、UDP問い合わせメッセージ201を代表回線部3
3にそのまま渡す。代表回線部33は、受け取ったUD
P問い合わせメッセージ201内の着DTEアドレスを
キーとして回線検索テーブルを検索することで、X25
サーバ41−1の回線を収容するX25回線部34−1
に割り当てられているIPアドレスを求める(シーケン
スS7)。代表回線部33は、求めた該当する回線部3
4−1のIPアドレスをUDP応答メッセージ203
(IPパケット)に設定し、アクセス装置2に送信する
(シーケンスS8)。
【0028】IP網5を介してUDP応答メッセージ2
03を受信したアクセス装置2のルータ部26は、受け
取ったIPアドレスからTCPコネクション要求メッセ
ージ301を編集し送信する(シーケンスS9)。
【0029】IP網5を介してTCPコネクション要求
メッセージ301を受信したアクセス装置3の回線部3
4は、TCPコネクション要求メッセージ301に対し
て、TCPコネクション応答メッセージ302を送信す
る(シーケンスS10)。
【0030】アクセス装置2のルータ部26は、TCP
コネクション応答メッセージ302を受信すると、ルー
タ部26と回線部34−1間にTCPコネクション50
0が確立したことを認識し、受信メッセージ104をX
25回線部22へ渡す(シーケンスS11)。X25回
線部22は、CRパケット11をIPパケットにカプセ
ル化してTCPコネクション500の経路(X25回線
部34−1のIPアドレス宛)に向けて送信する(シー
ケンスS12)。
【0031】IPパケットにカプセル化されたCRパケ
ット11は、TCPコネクション500の経路を通りア
クセス装置3の回線部34−1に着信し、回線部34−
1でカプセルから取り外される。回線部34−1は、C
RパケットにあるDTEアドレスから回線を決定し、更
に、CRパケットをCNパケット13(着呼)に変換
し、X25サーバ41−1宛に送信する(シーケンスS
13)。
【0032】CNパケット13を受信したX25サーバ
41−1は、CAパケット15(着呼受付)を編集し、
X25端末1宛に送信する(シーケンスS13)。
【0033】すると、CAパケット15を受信したアク
セス装置3の回線部34−1は、IPパケットにCAパ
ケット15をカプセル化し、TCPコネクション500
の経路(ルータ部26のIPアドレス宛)に沿って、送
信する。
【0034】IP網5を介してIPパケットにカプセル
化されたCAパケット15を受信したアクセス装置2の
X25回線部22は、CAパケット15をカプセルから
取り外し、CCパケット17(接続完了)に変換して、
X25端末1へ送信する。
【0035】X25端末1とX25サーバ41−1との
パスが確立した後のデータのやり取りは、ルータ部26
が、X.25プロトコルのパケットをIPパケットにカ
プセル化することによりIP網5での通信を行う。一
方、アクセス装置3が、受信したIPパケットをカプセ
ル化からX.25プロトコルのパケットを取り外すこと
により、X25サーバ41−1と通信を行う。すなわ
ち、X25端末1およびX25サーバ41−1は、X.
25プロトコルを使って、お互いに通信を行っているこ
とになる。
【0036】以上説明したように、アクセス装置3の代
表回線部33にX25回線部34に割り当てられたIP
アドレスをアクセス装置2に通知し、その通知されたI
Pアドレスを利用することによりアクセス装置2とX2
5回線部34との間でパスの設定を行うようにしている
ため、アクセス装置3の代表回線部33に、X25端末
1が送信した呼設定要求パケットが着信した後に、代表
回線部33から回線部34−1へのTCPコネクション
の再度設定を行うことなく通信を行うことが可能とな
る。すなわち、TCPコネクションの再接続によるネッ
トワークの遅延時間を削減することができる。
【0037】次に、X25サーバ41−1がアクセス装
置3のX25回線部34−1からX25回線部34−n
に接続したとする。すると、アクセス装置3は、X25
サーバ41−1の回線が切り替わったことを検出し、代
表回線部に通知する。代表回線部33は、回線検索テー
ブルに登録されているX25サーバ41−1のDTEア
ドレスに対応するX25回線部34−1のIPアドレス
をX25回線部34−nのIPアドレスに変更する。
【0038】この場合のアクセス装置3の検出方法は、
システムの変更は、通常保守を行う者が立ち会うことに
なっているのが通例であり、このとき、図示していない
アクセス装置のパネルから変更値を入力する。
【0039】また、アクセス装置3の検出方法として自
動的に、X25サーバの接続変更を検出する方法ある。
この場合は、アクセス装置3が、タイマにより一定間隔
毎に回線部34(代表回線部33も含む)配下のDTE
アドレスを読みに行き、代表回線部33の回線検索テー
ブルを検索し変更があれば、DTEアドレスに該当する
回線部34のIPアドレスを書き換える。
【0040】上記の処理により、X25サーバ41がア
クセス装置3の別の回線部34の配下に移動したとして
も、回線検索テーブルにX25回線部34のIPアドレ
スを格納しておくだけで、代表選択を組むX25サーバ
群4を収容するアクセス装置3の代表回線部33に、X
25端末1が送信した呼設定要求パケットが着信した後
に、ラウンドロビン等の処理により代表回線部33から
回線部34−1へのTCPコネクションの再度設定を行
うことなく通信を行うことが可能となる。
【0041】以上説明したように、X.25サーバと
X.25端末間をIP網で中継したとしても、X.25
端末およびX.25サーバは、IPプロトコル(ハード
ウェアおよびソフトの装備)を意識することなく、X.
25プロトコルで規定されているパケットを用いて通信
することができる。
【0042】また、中継装置間でUDPプロトコルによ
るパス設定を行っているため、送信元のX.25端末
は、送信先のX.25サーバのDTEアドレスがわかれ
ばよく、どこからでもIPプロトコルを意識することな
くX.25サーバをアクセスすることができる。
【0043】次に、上記第1の実施の形態の説明では、
X.25通信プロトコルを用いて説明したが、他の通信
プロトコルにリプレースすることで、適用可能である。
そこで、IP網11を経由したVOIP(Voice
Over InternetProtocol)におけ
る本発明の第2の実施の形態として図面を参照して説明
する。図3を参照すると、本発明の第2の実施の形態に
おけるシステムは、電話機9と、アクセス装置6,7
と、サーバ群8と、IP網5と、回線交換100とから
構成される。
【0044】サーバ群8は、複数のサーバ81で構成さ
れており、各サーバ81は、電話番号が割り付けられて
いる。
【0045】アクセス装置7は、IP網5からのIPフ
ォワーディングされてくるIPパケットの経路選択を行
うルータ部71と、サーバ群の回線を収容する回線部7
4と、サーバ群8の電話番号と回線部34に割当てられ
ているIPアドレスを管理する代表回線部73とから構
成される。
【0046】代表回線部73は、サーバ群8の回線を収
容することも可能である。ルータ部71、代表回線部7
3、および回線部74は、IPフォワーディングの通信
機能にて接合されている。更に、代表回線部73は、回
線部74毎に割り当てられているIPアドレスと回線部
74に収容しているサーバ81の電話番号を格納した回
線検索テーブルを図示していない記憶部に有している。
なお、回線検索テーブルは、システムの新設、増設等に
予め設定される。
【0047】アクセス装置6は、電話機9を収容する回
線部62と、電話機9からの呼設定要求時の相手の電話
番号とアクセス装置7の代表回線部71とに割り当てら
れているIPアドレスの変換機能(電話番号−IP変換
テーブル)を有する変換部64と、IP網5との接続を
行うルータ部66とから構成される。
【0048】図示していない電話番号−IP変換テーブ
ルは、変換部64内の図示していない記憶部にあり、ア
クセス装置7の代表回線部73に割り当てられているI
Pアドレスに対応して、サーバ群8の各サーバ81の電
話番号が格納されている。従って、IP網5に接続され
ている図示していない他のアクセス装置7の代表回線部
73のIPアドレスに対応して、他のアクセス装置7に
接続されている他のサーバ群8の各サーバ81の電話番
号も格納されている。なお、電話番号−IP変換テーブ
ルは、システムの新設、増設等に予め設定される。
【0049】なお動作の説明は、第1の実施の形態の動
作と対比すると、電話回線によるプロトコルが違うだけ
で、アクセス装置6,7間(各ルータ部間)でのUDP
によるパスの設定を行い、その後TCPコネクションに
よりルータ部66と回線部74間のパスの設定を行って
通信(第2の実施の形態例では、VOIPによるボイス
の通信)を行う動作は同じなので説明を省略する。
【0050】従って、IP網5を経由したVOIPにお
いて、代表回線部73は、回線交換100の入力路を選
択することが可能であると言える。
【0051】なお、上記の第1のおよび第2の実施の形
態において、送信側と受信側を判り易くするために、構
成したシステムであって、アクセス装置2(またはアク
セス装置6)にアクセス装置3(またはアクセス装置
7)の機能を、アクセス装置3(またはアクセス装置
7)にアクセス装置2(またはアクセス装置6)の機能
をそれぞれ取り入れても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、中継装
置間でUDPプロトコルによるパス設定を行っているた
め、同じ通信プロトコル持つ装置間をIP網で中継した
としても、送受信を行う装置が、IPプロトコル(ハー
ドウェアおよびソフトの装備)を意識することなく、装
置自身の持つ通信プロトコルを用いて通信することがで
きるという効果がある。
【0053】また、本発明は、通信先の装置アドレスと
IP網で使用されるIPアドレスを変換部にて対応を行
っているため、送信元の装置は、送信先の装置の回線番
号がわかればよく、どこからでもIPプロトコルを意識
することなく送信先の装置をアクセスすることができる
という効果がある。
【0054】また、本発明は、送信元からの送信要求時
に、送信先の中継装置の代表回線部に各回線部に割り当
てられたIPアドレスを送信元の中継装置に通知し、そ
の通知されたIPアドレスを利用することにより送信元
の中継装置と送信先の回線部との間でパスの設定を行う
ようにしているため、代表選択による着信回線の位置へ
の変更(代表回線部以外の回線部へのパスの設定の変
更)に伴うTCPコネクションの再接続によるネットワ
ーク遅延時間の削減が可能になるという効果がある。
【0055】また、本発明は、中継装置間でUDPプロ
トコルによるパスの設定を行っているため、送信側の端
末がTCP/IPプロトコルを意識する必要のある問い
合わせ専用コネクションとして確保することに比べ、大
規模ネットワークといった端末台数およびサーバの台数
が多いネットワークにおいても、ネットワークリソース
である通信バッファの保留時間およびTCPポートを無
駄に使用することを避けることができるという効果があ
る。
【0056】また、本発明は、UDPプロトコルで送信
元および送信先間で使用するプロトコルのパスを確立
後、TCPプロトコルで送信元および送信先間のデータ
送受信を行うこの組み合わせにより、パス確立時はネッ
トワークリソースの節約を可能とし、データ送受信時は
TCPプロトコルが持つフロー制御および再送制御によ
る通信の信頼性を得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシステムを
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における通信パスを
張るときの動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるシステムを
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 X25端末 2,3,6,7 アクセス装置 4 X25サーバ群 5 IP網 8 サーバ群 9 電話機 22,34 X25回線部 24 変換部 26,31,66,71 ルータ部 33,73 代表回線部 41 X25サーバ 62,74 回線部 81 サーバ 100 回線交換
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 GA08 HA08 HB28 HC01 JA11 JT03 KA07 LB13 LB19 LD10 LD17 5K033 AA02 AA09 BA13 CB02 CC02 DB18 EC03 5K051 AA03 BB02 CC02 CC04 DD01 DD11 FF07 FF16 GG02 HH12 HH13 HH27 JJ11 9A001 CC02 CC06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末と、前記複数の端末を接続す
    る第1の中継装置と、複数のサーバと、前記複数のサー
    バを接続する回線部を複数具備した第2の中継装置と、
    前記第1の中継装置と前記第2の中継装置とを接続する
    IP網とを用いたTCP/IPにおけるコネクション設
    定方法であって、前記第1の中継装置が前記端末から呼
    設定要求を受信すると、UDPプロトコルを使用して前
    記第2の中継装置に対して、前記中継装置が収容する前
    記サーバの回線部の選択を要求するステップと、前記第
    2の中継装置が回線部を選択し、その回線部に割り当て
    られているIPアドレスをUDPプロトコルを使用して
    前記第1の中継装置に返信するステップと、前記第1の
    中継装置が受信した前記IPアドレスを宛先にして前記
    端末から受信した前記呼設定要求をIPパケットにカプ
    セル化し、前記IP網へ送信するステップとを有するこ
    とを特徴とするTCP/IPにおけるコネクション設定
    方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の中継装置において、前記複数
    のサーバの回線部を代表する代表回線部を設けることに
    より、その代表回線部が前記第1の中継装置から前記サ
    ーバの回線部の選択の要求があった場合に回線部のIP
    アドレスを選択することを特徴する請求項1記載のTC
    P/IPにおけるコネクション設定方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の中継装置が、前記サーバとの
    接続の変更を検出すると前記代表回線部に通知すること
    を特徴とする請求項2記載のTCP/IPにおけるコネ
    クション設定方法。
  4. 【請求項4】 端末と、前記端末に接続された第1の中
    継装置と、複数のサーバと、前記複数のサーバを接続す
    る回線部を複数具備した第2の中継装置と、前記第1の
    中継装置と前記第2の中継装置とを接続するIP網とを
    備えたTCP/IPにおけるコネクション設定方式にお
    いて、前記第1の中継装置がUDPプロトコルを使用し
    て前記第2の中継装置に対して、前記中継装置が収容す
    る前記サーバの回線部の選択を要求する要求手段と、前
    記第2の中継装置が前記要求手段により回線部を選択
    し、その回線部に割り当てられているIPアドレスをU
    DPプロトコルを使用して前記第1の中継装置に返信す
    る返信手段と、前記第1の中継装置が返信手段により受
    信した前記IPアドレスを宛先にして前記端末からの呼
    設定要求をIPパケットにカプセル化し前記IP網へ送
    信する送信手段とを有することを特徴とするTCP/I
    Pにおけるコネクション設定方式。
  5. 【請求項5】 前記第2の中継装置は、前記要求手段に
    より回線部のIPアドレスを選択する代表回線部を備え
    ることを特徴する請求項1記載のTCP/IPにおける
    コネクション設定方式。
  6. 【請求項6】 前記代表回線部は、前記サーバの識別番
    号と前記識別番号毎に対応した自分を含む回線部のIP
    アドレスとを含む第1の変換テーブルを記憶部に格納し
    ていることを特徴とする請求項5記載のTCP/IPに
    おけるコネクション設定方式。
  7. 【請求項7】 前記第1の中継装置は、送信先の識別
    番号に対応した前記代表回線部のIPアドレスを含む第
    2の変換テーブルを自装置の記憶部に有し、前記端末か
    ら前記サーバへの呼設定要求時に前記第2の変換テーブ
    ルを検索し前記代表回線部のIPアドレスを選択するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載のTCP/IPに
    おけるコネクション設定方式。
  8. 【請求項8】 前記第2の中継装置は、前記サーバとの
    接続の変更を検出すると前記代表回線部に通知し前記変
    換テーブルを書き換える特徴とする請求項5,6記載の
    TCP/IPにおけるコネクション設定方式。
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