JP2001156593A - テレビジョンチューナの入力回路 - Google Patents

テレビジョンチューナの入力回路

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JP2001156593A
JP2001156593A JP34168499A JP34168499A JP2001156593A JP 2001156593 A JP2001156593 A JP 2001156593A JP 34168499 A JP34168499 A JP 34168499A JP 34168499 A JP34168499 A JP 34168499A JP 2001156593 A JP2001156593 A JP 2001156593A
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band
circuit
terminal
inductor
frequency
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Masaki Yamamoto
正喜 山本
Toshiro Furuta
敏朗 古田
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/4446IF amplifier circuits specially adapted for B&W TV
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はVHFハイバンド信号受信時に、V
HFハイバンド帯域内での不要な減衰を生じさせず、N
F、入力感度、S/N等の性能を悪化させることのない
テレビジョンチューナの入力回路を提供する。 【解決手段】 並列共振回路2とその出力に接続された
入力同調回路20とを備え、並列共振回路2に並列にバ
ラクタダイオード4を設け、並列共振回路2と非導通時
のバラクタダイオード4とによる並列接続回路の共振周
波数をFM放送帯の周波数に設定し、またバラクタダイ
オード4の導通時における第二のインダクタ5と並列共
振回路2との並列接続回路の共振周波数がVHFハイバ
ンドの帯域よりも高い周波数になるように、コンデンサ
2aの容量値を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョンチュー
ナのVHF高周波入力回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョンチューナのVHF高
周波入力回路の構成について、図3を参照して説明す
る。入力端S1には直流阻止用のコンデンサ31を介し
てFMトラップ回路32の一端が接続されている。
【0003】FMトラップ回路32はコンデンサ32a
とインダクタ32bとで並列共振回路を構成し、FM放
送信号の周波数に共振している。FMトラップ回路32
の他端には直流阻止用のコンデンサ33を介して、イン
ダクタ36とインダクタ37とが直列に接続され、イン
ダクタ37の他端は、直流阻止用のコンデンサ38を介
して接地されている。
【0004】更にインダクタ36とインダクタ37との
接続点には、直流阻止用のコンデンサ39を介してスイ
ッチング用のダイオード40のアノードが接続されてい
る。そして、ダイオード40のカソードには直流阻止用
のコンデンサ42を介してインダクタ43の一端が接続
されている。インダクタ43の他端には、同調用のバラ
クタダイオード44のカソードが接続されており、その
アノードは接地されている。また、インダクタ43の他
端は直流阻止用のコンデンサ45を介して高周波増幅器
46に接続されている。
【0005】また、FMトラップ回路32の一端には、
スイッチング用のダイオード34のカソードが接続され
ている。そして、ダイオード34のアノードは、インダ
クタ41の一端に接続されると共に、直流阻止用のコン
デンサ33とインダクタ36との接続点に接続される。
またインダクタ41の他端はダイオード40のカソード
に接続されている。
【0006】そして、ダイオード34及び40のバイア
ス電圧印加用として、FMトラップ回路32の他端には
抵抗を介して端子Fmが接続され、インダクタ37の他
端には抵抗を介して端子Lbが接続され、スイッチング
用のダイオード40のアノードには抵抗を介して端子H
bが接続されている。またバラクタダイオード44の同
調電圧印加用として、インダクタ43の一端に抵抗を介
して端子Tuが接続されている。
【0007】次に、従来のテレビジョンチューナの入力
同調回路の動作について説明する。FM放送帯に最も近
い周波数の近接テレビジョン信号を受信する時には、端
子Lb及びFmにそれぞれ電圧Vlo及びVfm(Vf
m>Vlo)を与え、スイッチング用のダイオード34
に逆バイアス電圧を印加することによって、これを非導
通とし、FMトラップ回路32を働かせてFM放送信号
を減衰させる。同時に、端子Hbを接地し、スイッチン
グ用のダイオード40にも逆バイアス電圧を印加するこ
とによって、これも非導通とする。また、バラクタダイ
オード44に端子Tuから電圧Vtuを印加する。この
ことにより、互いに直列に接続されたインダクタ36と
インダクタ37、及び互いに直列に接続されたインダク
タ41とインダクタ43とによるインダクタンスとバラ
クタダイオード44の容量とにより、受信された信号の
周波数に同調させ、その出力信号を高周波増幅器46に
伝送する。
【0008】また、FM放送帯に最も近い周波数の近接
テレビジョン信号以外のVHFローバンド受信時には、
端子Fmを接地し、端子Lbにバイアス電圧Vloを加
えることによって、スイッチング用のダイオード34を
導通させてFMトラップ回路32のバイパス経路とさせ
る。同時に、端子Hbを接地し、スイッチング用のダイ
オード40に逆バイアス電圧を印加することによって、
これを非導通とする。このことにより、上記と同様に、
互いに直列に接続されたインダクタ36とインダクタ3
7、及び互いに直列に接続されたインダクタ41とイン
ダクタ43とによるインダクタンスとバラクタダイオー
ド44の容量とにより、受信された信号の周波数に同調
させ、その出力信号を高周波増幅器46に伝送する。
【0009】そして、VHFハイバンド受信時には、端
子Fmを接地し、端子Hbにバイアス電圧Vhiを加え
ることによって、スイッチング用のダイオード34を導
通させてFMトラップ回路32のバイパス経路とさせ
る。同時に、端子Lbを接地し、スイッチング用のダイ
オード40にバイアス電圧を印加することによって、こ
れを導通させる。このことにより、インダクタ37とイ
ンダクタ43とによるインダクタンスとバラクタダイオ
ード44の容量とにより、受信された信号の周波数に同
調させ、その出力信号を高周波増幅器46に伝送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のテ
レビジョンチューナでは、ダイオード34とコンデンサ
33とインダクタ36とインダクタ41とが相互に接続
されるが、これらの接続はプリント基板上に設けた導体
ランドによってなされている。そして導体ランドが大き
くなることから、そのインダクタンスが無視できない。
VHFハイバンド受信時におけるFMトラップ回路32
側に注目した導体ランド部分の等価回路は図4で示され
る。即ち、上記導体ランドによって微小インダクタンス
を有するインダクタ47がダイオード34のアノードと
コンデンサ33の他端との間に介在する。そのため以下
のような問題が発生する。
【0011】VHFハイバンド受信時には、前述したよ
うに、FMトラップ回路32に受信信号を伝送させず、
スイッチング用ダイオード34を導通させる。しかしな
がら、この時ダイオード34には微小インダクタンスを
有するインダクタ47が直列に接続されている。従っ
て、これがFMトラップ回路32に並列に接続されてし
まう。尚ここで、コンデンサ33の容量値はコンデンサ
32aの容量値に比べて、非常に大きいため無視でき
る。また、インダクタ32bのインダクタンスもインダ
クタ47のインダクタンスに比べて、非常に大きいため
無視できる。
【0012】従って、上記の結果からコンデンサ32a
とインダクタ47とによる並列共振回路が構成される。
そして、FMトラップ周波数のために設定したコンデン
サ32aの容量と、インダクタ47の微小インダクタン
スとによるこの並列共振回路の共振周波数は、受信して
いるVHFハイバンドの周波数帯域に存在する。このた
め、受信したVHFハイバンドの信号がこの共振周波数
付近で減衰を受け、NF、入力感度、S/N等の特性を
悪化させてしまっていた。
【0013】そこで本発明はVHFハイバンド受信時
に、受信したVHFハイバンドの信号が減衰を受けず、
NF、入力感度、S/N等の特性に影響を与えないテレ
ビジョンチューナを提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためのもので、コンデンサと第一のインダクタとか
らなり、一端が入力端に接続された並列共振回路と、前
記並列共振回路の他端に接続され、VHF帯のローバン
ドとハイバンドとに切り替えられて、各バンドの周波数
に同調可能な入力同調回路と、FM放送帯に最も近い周
波数の近接テレビジョン信号を受信する時に非導通とな
り、その他のテレビジョン信号を受信する時に導通とな
るバラクタダイオードとを備え、前記バラクタダイオー
ドの一端を前記並列共振回路の一端に接続すると共に、
他端を微小インダクタンスを有する第二のインダクタを
介して前記並列共振回路の他端に接続し、非導通時の前
記バラクタダイオードと前記並列共振回路との並列接続
回路の共振周波数を前記FM放送帯の周波数に設定し、
前記バラクタダイオードの導通時における前記第二のイ
ンダクタと前記並列共振回路との並列接続回路の共振周
波数を前記ハイバンドの帯域よりも高い周波数に設定し
た。
【0015】前記入力同調回路は二つのローバンド同調
用インダクタを有し、前記並列共振回路と前記バラクタ
ダイオードと前記二つのローバンド同調用インダクタと
をプリント基板上に配設し、前記並列共振回路の他端と
前記バラクタダイオードの他端と前記二つのローバンド
同調用インダクタの各一端とを相互に接続するための導
体ランドを前記プリント基板上に設け、前記二つのロー
バンド同調用インダクタを前記導体ランドによって直列
に接続すると共に、前記導体ランドによって前記第二の
インダクタを構成した。
【0016】前記直列に接続された二つのローバンド同
調用インダクタの両端間に接続されたスイッチング用の
ダイオードと、前記バラクタダイオードのカソードに直
流的に接続された第一の端子と、前記バラクタダイオー
ドのアノードと前記スイッチング用のダイオードのカソ
ードとに直流的に接続された第二の端子と、前記スイッ
チング用のダイオードのアノードに直流的に接続された
第三の端子とを設け、前記近接テレビジョン信号を受信
する時には、前記第一の端子と前記第二の端子とにそれ
ぞれバイアス電圧を印加して、前記第三の端子を接地
し、また前記近接テレビジョン信号以外のローバンドの
テレビジョン信号を受信する時には、前記第二の端子に
前記バイアス電圧を印加し、前記第一の端子と前記第三
の端子を接地し、そしてハイバンドのテレビジョン信号
を受信する時には、前記第三の端子にイアス電圧を印加
し、前記第一の端子と前記第二の端子を接地して、受信
する各バンドを切り替えられるようにした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョンチューナに
ついて図1を参照して説明する。入力端S1には直流阻
止用のコンデンサ1を介して、互いに並列に接続された
コンデンサ2aと第一のインダクタ2bとによる並列共
振回路2の一端が接続されている。並列共振回路2の他
端には直流阻止用のコンデンサ3を介して入力同調回路
20が接続される。入力同調回路20は二つのローバン
ド同調用インダクタ6及び11、二つのハイバンド同調
用インダクタ7及び13、スイッチング用のダイオード
10、同調用の第一のバラクタダイオード14等を有し
ている。そしてコンデンサ3にローバンド同調用インダ
クタ6とハイバンド同調用インダクタ7とが直列に接続
され、ハイバンド同調用インダクタ7は、直流阻止用の
コンデンサ8を介して接地されている。
【0018】更にローバンド同調用インダクタ6とハイ
バンド同調用インダクタ7との接続点には、直流阻止用
のコンデンサ9を介してスイッチング用のダイオード1
0のアノードが接続されている。そして、ダイオード1
0のカソードには直流阻止用のコンデンサ12を介して
ハイバンド同調用インダクタ13の一端が接続されてい
る。ハイバンド同調用インダクタ13の他端には、同調
用の第一のバラクタダイオード14のカソードが接続さ
れており、そのアノードは接地されている。また、ハイ
バンド同調用インダクタ13の他端は直流阻止用のコン
デンサ15を介して高周波増幅器16に接続されてい
る。
【0019】また、コンデンサ1と並列共振回路2との
接続点には、第二のバラクタダイオード4のカソードが
接続されている。そして、第二のバラクタダイオード4
のアノードには、ローバンド同調用インダクタ11の一
端が接続され、その他端はダイオード10のカソードに
接続されている。また、コンデンサ3とローバンド同調
用インダクタ6との接続点と、第二のバラクタダイオー
ド4のアノードとインダクタ11との接続点との間は微
小インダクタンスを有する第二のインダクタ5を介して
接続されている。
【0020】この結果、第二のバラクタダイオード4は
並列共振回路2に並列接続されるが、この時の第二のバ
ラクタダイオード4の容量とコンデンサ2aと第一のイ
ンダクタ2bとによる並列接続回路の共振周波数がFM
放送帯の周波数になるように設定する。また、四つのイ
ンダクタ7、6、11、13が直列に接続されると共
に、ローバンド同調用インダクタ6とハイバンド同調用
インダクタ7との接続点とローバンド同調用インダクタ
11とハイバンド同調用インダクタ13との接続点との
間がダイオード10で接続される。
【0021】尚、第二のインダクタ5は、図2に示すよ
うに第二のバラクタダイオード4とコンデンサ3とロー
バンド同調用インダクタ6とローバンド同調用インダク
タ11とを相互に接続するための導体、例えばプリント
基板21上に設けた導体ランド22によって構成しても
よい。
【0022】そして、第二のバラクタダイオード4及び
スイッチング用のダイオード10のバイアス電圧印加用
として、並列共振回路2の他端には抵抗を介して第一の
端子(Fm)が接続され、ハイバンド同調用インダクタ
7の他端には抵抗を介して第二の端子(Lb)が接続さ
れ、スイッチング用のダイオード10のアノードには抵
抗を介して第三の端子(Hb)が接続され、第一のバラ
クタダイオード14の同調電圧印加用として、インダク
タ13の一端に抵抗を介して第四の端子(Tu)が接続
されている。
【0023】次に、本発明のテレビジョンチューナの入
力回路の動作について説明する。FM放送帯に最も近い
周波数の近接テレビジョン信号を受信する時には、第一
の端子(Fm)及び第二の端子(Lb)にそれぞれ電圧
Vfm及びVlo(Vfm>Vlo)を与え、第二のバ
ラクタダイオード4に、電圧Vfmと電圧Vloとの差
の電圧を、逆バイアス電圧として印加し、第二のバラク
タダイオード4を非導通とする。これにより、入力され
たFM放送信号が減衰される。
【0024】また同時に、第三の端子(Hb)を接地
し、スイッチング用のダイオード10に電圧Vloの逆
バイアス電圧を印加することによって、これを非導通と
する。また、第一のバラクタダイオード14に第四の端
子(Tu)から電圧Vtuを印加する。このことによ
り、互いに直列に接続されたローバンド同調用インダク
タ6とハイバンド同調用インダクタ7、及び直流阻止用
のコンデンサ12を介して互いに直列に接続されたロー
バンド同調用インダクタ11とハイバンド同調用インダ
クタ13とによるインダクタンスと、第一のバラクタダ
イオード14の容量とにより、受信された信号の周波数
に同調させ、その出力信号を高周波増幅器16に伝送す
る。
【0025】また、近接テレビジョン信号以外のVHF
ローバンド受信時には、第一の端子(Fm)を接地し、
第二の端子(Lb)にバイアス電圧Vloを加えること
によって、第二のバラクタダイオード4を導通させる。
同時に、第三の端子(Hb)を接地し、スイッチング用
のダイオード10に逆バイアス電圧を印加することによ
って、これを非導通とする。また、第一のバラクタダイ
オード14に端子Tuから電圧Vtuを印加する。この
ことにより、上記と同様に、互いに直列に接続されたロ
ーバンド同調用インダクタ6とハイバンド同調用インダ
クタ7、及び互いに直列に接続されたローバンド同調用
インダクタ11とハイバンド同調用インダクタ13とに
よるインダクタンスと、第一のバラクタダイオード14
の容量とにより、受信された信号の周波数に同調させ、
その出力信号を高周波増幅器16に伝送する。
【0026】そしてまた、VHFハイバンド受信時に
は、第二の端子(Lb)を接地し、第三の端子(Hb)
にバイアス電圧Vhiを加えることによって、第二のバ
ラクタダイオード4を導通させる。同時に、第一の端子
(Fm)を接地して第二のバラクタダイオード4を導通
させる。このことにより、ハイバンド同調用インダクタ
7とハイバンド同調用インダクタ13とによるインダク
タンスとバラクタダイオード14の容量とにより、受信
された信号の周波数に同調させ、その出力信号を高周波
増幅器46に伝送する。
【0027】しかしこの時、第二のインダクタ5が、導
通している第二のバラクタダイオード4を介して、並列
共振回路2に並列に接続される形で存在している。この
ため、コンデンサ2aと第二のインダクタ5とによっ
て、新たな並列共振回路を構成する。(ここで、コンデ
ンサ3とインダクタ2bはそれぞれコンデンサ2aと第
二のインダクタ5に比べて、非常に大きいため無視でき
る。)
【0028】しかしながら、本発明では、非導通時のバ
ラクタダイオード4と並列共振回路2との並列接続回路
の共振周波数をFM放送帯の周波数に設定し、またバラ
クタダイオード4の導通時における第二のインダクタ5
と並列共振回路2との並列接続回路の共振周波数がVH
Fハイバンドの帯域よりも高い周波数になるように、コ
ンデンサ2aの容量値を設定している。従って、この新
たな並列共振回路の共振周波数が、受信しているVHF
ハイバンドの周波数帯域内には存在しない。従って、受
信したVHFハイバンドの信号がこの共振周波数付近で
減衰を受けることはなく、NF、入力感度、S/N等の
特性を悪化させることはない。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わるテレ
ビチューナの入力回路は、一端が入力端に接続されたコ
ンデンサと第一のインダクタとからなる並列共振回路
と、この並列共振回路の他端に接続され、VHF帯のロ
ーバンドとハイバンドとに切り替えられて、各バンドの
周波数に同調可能な入力同調回路と、FM放送帯に最も
近い周波数の近接テレビジョン信号を受信する時に非導
通となり、その他のテレビジョン信号を受信する時に導
通となるバラクタダイオードとを備え、前記バラクタダ
イオードの一端を前記並列共振回路の一端に接続すると
共に、他端を微小インダクタンスを有する第二のインダ
クタを介して前記並列共振回路の他端に接続し、非導通
時の前記バラクタダイオードと前記並列共振回路との並
列接続回路の共振周波数を前記FM放送帯の周波数に設
定し、前記バラクタダイオードの導通時における前記第
二のインダクタと前記並列共振回路との並列接続回路の
共振周波数を前記ハイバンドの帯域よりも高い周波数に
設定したことにより、受信しているVHFハイバンドの
周波数帯域内に、前記並列接続回路の共振周波数が存在
しないため、受信したVHFハイバンドの信号がこの共
振周波数付近で減衰を受けることはなく、NF、入力感
度、S/N等の特性を悪化させることはない。
【0030】前記入力同調回路は二つのローバンド同調
用インダクタを有し、前記並列共振回路と前記バラクタ
ダイオードと前記二つのローバンド同調用インダクタと
をプリント基板上に配設し、前記並列共振回路の他端と
前記バラクタダイオードの他端と前記二つのローバンド
同調用インダクタの各一端とを相互に接続するための導
体ランドを前記プリント基板上に設け、前記二つのロー
バンド同調用インダクタを前記導体ランドによって直列
に接続すると共に、前記導体ランドによって前記第二の
インダクタを構成したことにより、従来の構成に対して
新たな回路素子の追加を必要としない。
【0031】前記直列に接続された二つのローバンド同
調用インダクタの両端間に接続されたスイッチング用の
ダイオードと、前記バラクタダイオードのカソードに直
流的に接続された第一の端子と、前記バラクタダイオー
ドのアノードと前記スイッチング用のダイオードのカソ
ードとに直流的に接続された第二の端子と、前記スイッ
チング用のダイオードのアノードに直流的に接続された
第三の端子とを設け、前記近接テレビジョン信号を受信
する時には、前記第一の端子と前記第二の端子とにそれ
ぞれバイアス電圧を印加して、前記第三の端子を接地
し、また前記近接テレビジョン信号以外のローバンドの
テレビジョン信号を受信する時には、前記第二の端子に
前記バイアス電圧を印加し、前記第一の端子と前記第三
の端子を接地し、そしてハイバンドのテレビジョン信号
を受信する時には、前記第三の端子にイアス電圧を印加
し、前記第一の端子と前記第二の端子を接地して、受信
する各バンドを簡単に切り替えられるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョンチューナの入力回路
の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明によるテレビジョンチューナの入力回路
の一実施例を示す説明図である。
【図3】従来のテレビジョンチューナの入力回路の一実
施例を示す回路図である。
【図4】従来のテレビジョンチューナの入力回路の一実
施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 並列共振回路 2a コンデンサ 2b 第一のインダクタ 3 コンデンサ 4 第二のバラクタダイオード 5 第二のインダクタ 6 ローバンド同調用インダクタ 7 ハイバンド同調用インダクタ 8 コンデンサ 9 コンデンサ 10 スイッチング用のダイオード 11 ローバンド同調用インダクタ 12 コンデンサ 13 ハイバンド同調用インダクタ 14 第一のバラクタダイオード 15 コンデンサ 16 高周波増幅器 20 入力同調回路 21 プリント基板 22 導体ランド 31 コンデンサ 32 FMトラップ回路 32a コンデンサ 32b インダクタ 33 コンデンサ 34 ダイオード 36 インダクタ 37 インダクタ 38 コンデンサ 39 コンデンサ 40 ダイオード 41 インダクタ 42 コンデンサ 43 インダクタ 44 バラクタダイオード 45 コンデンサ 46 高周波増幅器 47 インダクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサと第一のインダクタとからな
    り、一端が入力端に接続された並列共振回路と、前記並
    列共振回路の他端に接続され、VHF帯のローバンドと
    ハイバンドとに切り替えられて、各バンドの周波数に同
    調可能な入力同調回路と、FM放送帯に最も近い周波数
    の近接テレビジョン信号を受信する時に非導通となり、
    その他のテレビジョン信号を受信する時に導通となるバ
    ラクタダイオードとを備え、前記バラクタダイオードの
    一端を前記並列共振回路の一端に接続すると共に、他端
    を微小インダクタンスを有する第二のインダクタを介し
    て前記並列共振回路の他端に接続し、非導通時の前記バ
    ラクタダイオードと前記並列共振回路との並列接続回路
    の共振周波数を前記FM放送帯の周波数に設定し、前記
    バラクタダイオードの導通時における前記第二のインダ
    クタと前記並列共振回路との並列接続回路の共振周波数
    を前記ハイバンドの帯域よりも高い周波数に設定したこ
    とを特徴とするテレビジョンチューナの入力回路。
  2. 【請求項2】 前記入力同調回路は二つのローバンド同
    調用インダクタを有し、前記並列共振回路と前記バラク
    タダイオードと前記二つのローバンド同調用インダクタ
    とをプリント基板上に配設し、前記並列共振回路の他端
    と前記バラクタダイオードの他端と前記二つのローバン
    ド同調用インダクタの各一端とを相互に接続するための
    導体ランドを前記プリント基板上に設け、前記二つのロ
    ーバンド同調用インダクタを前記導体ランドによって直
    列に接続すると共に、前記導体ランドによって前記第二
    のインダクタを構成したことを特徴とする請求項1に記
    載のテレビジョンチューナの入力回路。
  3. 【請求項3】 前記直列に接続された二つのローバンド
    同調用インダクタの両端間に接続されたスイッチング用
    のダイオードと、前記バラクタダイオードのカソードに
    直流的に接続された第一の端子と、前記バラクタダイオ
    ードのアノードと前記スイッチング用のダイオードのカ
    ソードとに直流的に接続された第二の端子と、前記スイ
    ッチング用のダイオードのアノードに直流的に接続され
    た第三の端子とを設け、前記近接テレビジョン信号を受
    信する時には、前記第一の端子と前記第二の端子とにそ
    れぞれバイアス電圧を印加して、前記第三の端子を接地
    し、また前記近接テレビジョン信号以外のローバンドの
    テレビジョン信号を受信する時には、前記第二の端子に
    前記バイアス電圧を印加し、前記第一の端子と前記第三
    の端子を接地し、そしてハイバンドのテレビジョン信号
    を受信する時には、前記第三の端子にイアス電圧を印加
    し、前記第一の端子と前記第二の端子を接地して、受信
    する各バンドを切り替えられるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のテレビジョンチューナの入力回
    路。
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