JP2001156433A - 実装構造体の製造方法、電気光学装置およびフレキシブル基板用支持部材 - Google Patents

実装構造体の製造方法、電気光学装置およびフレキシブル基板用支持部材

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JP2001156433A JP34092899A JP34092899A JP2001156433A JP 2001156433 A JP2001156433 A JP 2001156433A JP 34092899 A JP34092899 A JP 34092899A JP 34092899 A JP34092899 A JP 34092899A JP 2001156433 A JP2001156433 A JP 2001156433A
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Eiji Muramatsu
永至 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップを実装する際におけるフレキシ
ブル基板の取扱いを容易なものにできるとともに、半導
体チップの実装精度を向上させることができる実装構造
体の製造方法を提供する。 【解決手段】 フレキシブル基板15の半導体チップ1
1が実装される実装面の裏面に支持部材40を接着する
接着工程と、接着工程により支持部材40が接着された
フレキシブル基板15に半導体チップ11を実装する実
装工程と、実装工程の後、支持部材40をフレキシブル
基板15から除去する除去工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル基板
に異方性導電膜を介して半導体チップを実装して構成さ
れる実装構造体の製造方法、そのよう実装構造体を用い
た液晶装置、およびフレキシブル基板用支持部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯型電話機、携帯情報端末機等
といった電子機器において、文字、数字、絵柄等の情報
を表示するための液晶装置等の電気光学装置が広く用い
られている。
【0003】この液晶装置では、例えば、一方の基板に
形成した走査電極と他方の基板に形成した選択(デー
タ)電極とをドットマトリクス状の複数の点で交差させ
ることによって複数の画素を形成する。両基板間には液
晶が封止されており、各画素に印加する電圧を選択的に
変化させることによって各画素の液晶を通過する光を変
調し、これにより文字等の像を表示する。このような液
晶装置では、各画素に印加する電圧を制御するための半
導体チップである液晶駆動用ICが使用され、液晶駆動
用ICは上記基板上に直接実装され、または実装構造体
を介して間接的に接続される。
【0004】実装構造体を介して液晶駆動用ICを間接
的に液晶装置の上記基板に接続する場合には、例えば、
配線パターンを備えたフレキシブル基板上に液晶駆動用
ICを実装して実装構造体を構成し、その実装構造体を
液晶装置の上記基板に接続する方法が採られる。この場
合、液晶駆動用ICをフレキシブル基板上に実装する場
合には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方
性導電膜)を用いることができる。具体的には、液晶駆
動用ICとフレキシブル基板とをその間にACFを挟み
込んで加熱圧着することによりACFの接着用樹脂を溶
融させ、接着用樹脂によって液晶駆動用ICとフレキシ
ブル基板とを互いに固着するとともに、ACFに含有さ
れる導電粒子を介して液晶駆動用ICのバンプをフレキ
シブル基板上に形成された配線パターンの接続部に電気
的に接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレキ
シブル基板は剛性が低く形状を維持しにくいため、液晶
駆動用ICをフレキシブル基板に実装する工程等におけ
るフレキシブル基板の取扱いが煩雑になるという問題が
ある。
【0006】本発明は、半導体チップを実装する際にお
けるフレキシブル基板の取扱いを容易なものにできると
ともに、半導体チップの実装精度を向上させることがで
きる実装構造体の製造方法等を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の実装構造体の製造方法は、基板側端子が形
成されたフレキシブル基板と、前記基板側端子に接続さ
れる半導体側端子を有し前記フレキシブル基板に異方性
導電膜を介して実装される半導体チップと、を備える実
装構造体の製造方法において、前記フレキシブル基板の
前記半導体チップが実装される実装面の裏面に支持部材
を接着する接着工程と、前記接着工程により前記支持部
材が接着された前記フレキシブル基板に前記半導体チッ
プを実装する実装工程と、前記実装工程の後、前記支持
部材を前記フレキシブル基板から除去する除去工程とを
備えることを特徴とする。
【0008】この実装構造体の製造方法によれば、フレ
キシブル基板に支持部材を接着した状態で半導体チップ
を実装するので、フレキシブル基板の取り扱いが容易と
なり、工数を削減することができるとともに、各工程の
自動化率を向上させることができる。また、フレキシブ
ル基板がフレキシブル基板用支持部材によって固定され
るため、半導体チップの実装精度を向上させることがで
きる。
【0009】前記接着工程では前記フレキシブル基板と
前記支持部材とを接着層を介して接着し、前記除去工程
では透明な材質で形成された前記支持部材を介して前記
接着層に紫外線を照射することにより前記接着層を硬化
させて前記接着層による接着力を低下させた後、前記支
持部材を前記フレキシブル基板から除去するようにして
もよい。
【0010】この場合には、前記支持部材を介して前記
接着層に紫外線を照射して、接着層を硬化させるので、
硬化に要する時間を短くできる。
【0011】前記接着工程では前記フレキシブル基板と
前記支持部材とを接着層を介して接着し、前記除去工程
では前記接着層を加熱することにより前記接着層を硬化
させて前記接着層による接着力を低下させた後、前記支
持部材を前記フレキシブル基板から除去するようにして
もよい。
【0012】この場合には、前記接着層を加熱すること
により前記接着層を硬化させるので、支持部材を非透明
な材質で形成することが可能となり、支持部材の材質の
選択範囲を拡大できる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の電気光
学装置は、電気光学パネルと、前記電気光学パネルに接
続される実装構造体とを有する電気光学装置において、
前記実装構造体は、基板側端子が形成されたフレキシブ
ル基板と、前記基板側端子に接続される半導体側端子を
有し前記フレキシブル基板に異方性導電膜を介して実装
される半導体チップと、を備えるとともに、前記実装構
造体は、前記フレキシブル基板の前記半導体チップが実
装される実装面の裏面に支持部材を接着する接着工程
と、前記接着工程により前記支持部材が接着された前記
フレキシブル基板に前記半導体チップを実装する実装工
程と、前記実装工程の後、前記支持部材を前記フレキシ
ブル基板から除去する除去工程と、を経由して製造され
ることを特徴とする。
【0014】この電気光学装置によれば、フレキシブル
基板に支持部材を接着した状態で半導体チップを実装す
るので、フレキシブル基板の取り扱いが容易となり、工
数を削減することができるとともに、各工程の自動化率
を向上させることができる。また、フレキシブル基板が
フレキシブル基板用支持部材によって固定されるため、
半導体チップの実装精度を向上させることができる。
【0015】前記接着工程では前記フレキシブル基板と
前記支持部材とを接着層を介して接着し、前記除去工程
では透明な材質で形成された前記支持部材を介して前記
接着層に紫外線を照射することにより前記接着層を硬化
させて前記接着層による接着力を低下させた後、前記支
持部材を前記フレキシブル基板から除去するようにして
もよい。
【0016】この場合には、前記支持部材を介して前記
接着層に紫外線を照射して、接着層を硬化させるので、
硬化に要する時間を短くできる。
【0017】前記接着工程では前記フレキシブル基板と
前記支持部材とを接着層を介して接着し、前記除去工程
では前記接着層を加熱することにより前記接着層を硬化
させて前記接着層による接着力を低下させた後、前記支
持部材を前記フレキシブル基板から除去するようにして
もよい。
【0018】この場合には、前記接着層を加熱すること
により前記接着層を硬化させるので、支持部材を非透明
な材質で形成することが可能となり、支持部材の材質の
選択範囲を拡大できる。
【0019】本発明のフレキシブル基板用支持部材は、
異方性導電膜を介して半導体チップが実装されるフレキ
シブル基板を支持するフレキシブル基板用支持部材であ
って、少なくとも前記フレキシブル基板の前記半導体チ
ップが実装される実装面の裏面が前記支持部材に接着さ
れていることを特徴とする。
【0020】このフレキシブル基板用支持部材によれ
ば、フレキシブル基板に支持部材を接着した状態で半導
体チップを実装することができるので、フレキシブル基
板の取り扱いが容易となり、工数を削減することができ
るとともに、各工程の自動化率を向上させることができ
る。また、フレキシブル基板がフレキシブル基板用支持
部材によって固定されるため、半導体チップの実装精度
を向上させることができる。
【0021】前記フレキシブル基板用支持部材は樹脂製
フィルムから構成されていてもよい。
【0022】この場合には、フレキシブル基板用支持部
材が樹脂製フィルムからなるので、あらかじめフレキシ
ブル基板とフレキシブル基板用支持部材とを互いに接着
したものをロール状に巻き取った形態で、あるいはシー
ト状の形態で、これを流通させることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】(液晶装置の実施形態)以下、図
1〜図6を参照して、本発明による電気光学装置を液晶
装置を例とし、その一実施形態について説明する。
【0024】図1は、第1の実施形態の液晶装置を分解
して示す斜視図である。この液晶装置1は、液晶パネル
2と、液晶パネル2に接続された実装構造体3とを備え
る。また、必要に応じて、バックライト等の照明装置、
その他の付帯機器が液晶パネル2に付設される。
【0025】液晶パネル2は、シール材4によって接着
された一対の基板6aおよび6bを有し、それらの基板
間に形成される間隙、いわゆるセルギャップに液晶が封
入される。基板6aおよび6bは、一般には透光性材
料、例えばガラス、合成樹脂等によって形成される。基
板6aおよび6bの外側表面には、それぞれ偏光板8が
貼り付けられる。
【0026】一方の基板6aの内側表面には電極7aが
形成され、他方の基板6bの内側表面には電極7bが形
成される。これらの電極7aあるいは7bはストライプ
状または文字、数字、その他の適宜のパターン状に形成
される。また、これらの電極は、例えばITO(Indium
Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)等の透光性材料に
よって形成される。
【0027】一方の基板6aは他方の基板6bから張り
出す張り出し部を有し、その張り出し部に複数の端子9
が形成される。これらの端子9は、基板6a上に電極7
aを形成するときにそれと同時に形成され、したがっ
て、例えばITOによって形成される。これらの端子9
には、電極7aから一体に延びるもの、およびシール材
4に含まれる導電材(不図示)を介して電極7bに接続
されるものが含まれる。
【0028】なお、電極7a,7bおよび端子9は、実
際には極めて狭い間隔で多数本が基板6aおよび6b上
に形成されるが、図1では、構造を分かり易く示すため
にそれらの間隔を拡大して模式的に示し、さらにそれら
のうちの数本を図示することにして他の部分を省略して
ある。また、端子9と電極7aとの接続状態および端子
9と電極7bとの接続状態も図1では省略してある。
【0029】実装構造体3は、フレキシブル基板13上
の所定位置に半導体チップとしての液晶駆動用IC11
を実装し、さらにフレキシブル基板13上の他の所定位
置にチップ部品18を実装することによって形成され
る。フレキシブル基板13は、例えばポリイミド等の可
撓性のベース基板15の上にCu等によって配線パター
ン16を形成することによって作製される。これによ
り、いわゆるCOF(ChipOn Film)方式の実装構造体
が構成される。
【0030】この配線パターン16は、接着剤層によっ
てベース基板15の上に固着してもよいし、スパッタリ
ング法、ロールコート法等の成膜法を用いてベース基板
15の上に直接に固着してもよい。
【0031】図1において、配線パターン16には、実
装構造体3の一側辺部に形成される出力用端子16aお
よびそれに対向する側辺部に形成される入力用端子16
bが含まれる。また、配線パターン16のうち液晶駆動
用IC11を装着するための領域に臨み出る部分は基板
側端子17を構成する。
【0032】液晶駆動用IC11は、その接合面すなわ
ち能動面に、半導体側端子としての複数のバンプ14を
有する。この液晶駆動用IC11はACF(Anisotropi
c Conductive Film:異方性導電膜)12によってベー
ス基板15上の実装領域(図3(a)等)に実装され
る。このACF12は、周知の通り一対の端子間を異方
性を持たせて電気的に一括接続するために用いられる導
電性のある高分子フィルムであって、例えば、熱可塑性
または熱硬化性の接着用樹脂12aの中に多数の導電粒
子12bを分散させることによって形成される。このA
CF12をベース基板15と液晶駆動用IC11との間
に挟んで熱圧着することにより、接着用樹脂12aによ
って液晶駆動用IC11がベース基板15に固着され
る。また、導電粒子12bによって液晶駆動用IC11
のバンプ14と基板側端子17とが互いに導電接続され
る。
【0033】チップ部品18は半田付けによってベース
基板15上の他の所定位置に実装される。ここで、チッ
プ部品18としては、コンデンサ、抵抗等の能動部品
や、コネクタ等の電子要素が考えられる。
【0034】図1および図2に示すように、実装構造体
3はACF22を介して基板6aに取り付けられる。実
装構造体3の出力用端子16aはACF22の導電粒子
を介して基板6aの端子9と接続される。
【0035】図3および図4は液晶装置の製造工程の一
部を示す平面図、図5および図6は液晶装置の製造工程
の一部を示す断面図である。
【0036】図3(a)に示すように、FPC(Flexib
le Printed Circuit)シート30には複数の上記ベース
基板15がマトリクス状に配列して形成されている。各
ベース基板15には配線パターン16(図1および図
2)が設けられ、各ベース基板15の周囲には切れ目1
5Aが形成されている。なお、切れ目はベース基板15
の周囲形状に即してFPCシート30を完全に切断した
ものでもよいし、周囲形状のごく一部を切断せずマイク
ロコネクションとして残すようにしてもよい。また、各
ベース基板15の所定位置には液晶駆動用IC11を実
装するための実装領域11Aが設けられている。
【0037】本実施形態では、図3(b)および図5
(a)に示すように、ベース基板15が配列されたFP
Cシート30と、支持部材(フレキシブル基板用支持部
材)としての透明板40とを互いにラミネートし接着す
る。透明板40は、後述する紫外線照射の工程で用いる
所定の波長の紫外線を透過する材質により形成されてい
なければならないが、例えば、ガラス板や透明樹脂板を
透明板40として用いることができる。FPCシート3
0と透明板40とを互いに接着する具体的な方法として
は、透明板40とFPCシート30とを粘着剤ないし接
着剤からなる接着層41を介して重ね合わせ、ローラー
等により圧力を加えてこれらを接着する方法が考えられ
る。この粘着剤ないし接着剤としては、紫外線の照射に
よって硬化し、その接着力が低下する性質のものが選択
される。なお、加熱することにより硬化し、その接着力
が低下する性質の粘着剤ないし接着剤を用い、接着層に
紫外線を照射する後述の工程に代えて、接着層を加熱す
る工程を設けてもよい。この場合、後述する紫外線照射
の工程において、紫外線を支持部材を介して照射する必
要がないため、支持部材として透明な部材を使用しなく
てもよい。したがって、支持部材の材質の選択範囲を拡
大できる。
【0038】次に、FPCシート30の表面をプラズマ
処理、UVアッシング等によりアッシングし、あるいは
湿式洗浄により洗浄する。次いで、各ベース基板15の
実装領域11AにACF12を貼り付ける。さらに、液
晶駆動用IC11の仮圧着を行い、ACF12の粘着性
を利用して液晶駆動用IC11をACF12の上に仮固
定する。次に、本圧着を行う。この本圧着では、図5
(b)に示すように、液晶駆動用IC11に対して加熱
ヘッド50を押し付けて熱および圧力を加えることによ
り、液晶駆動用IC11を実装領域11Aに固定すると
ともに、液晶駆動用IC11のバンプ14と基板側端子
17とを導電接続する。図4(a)および図6(a)
は、液晶駆動用IC11が実装された状態を示してい
る。
【0039】液晶駆動用IC11の本圧着に際し、液晶
駆動用IC11の1つずつに対して加熱ヘッドを押し当
て、液晶駆動用IC11を順次1つずつ実装してもよい
し、FPCシート30に配列した液晶駆動用IC11の
1列ずつに対して1度に加熱ヘッドを押し当て、1列ず
つ同時に実装してもよい。これらの場合、複数の加熱ヘ
ッドを用意し、複数個の液晶駆動用IC11あるいは複
数列の液晶駆動用IC11を同時に実装できるようにし
てもよい。また、大型の加熱ヘッドを用い、FPCシー
ト30に配列した全部の液晶駆動用IC11に対して同
時に加熱ヘッドを押し当てることにより、FPCシート
30上のすべての液晶駆動用IC11を同時に実装する
ようにしてもよい。
【0040】次に、液晶駆動用IC11の実装が正常に
行われたか否かを判定する検査を行う。その後、図6
(b)に示すように、透明板40を介して接着層41に
紫外線を照射し、接着層41の粘着剤ないし接着剤を硬
化させる。次に、図4(b)および図6(c)に示すよ
うに、FPCシート30を透明板40から剥離する。こ
のとき、図6(c)に示すように、紫外線が照射された
接着層41は透明板40の側に残留する。なお、紫外線
が照射された接着層41を透明板40から除去する工程
を設け、透明板40を繰り返し使用してもよい。また、
接着層41をFPCシート30の側に残すようにし、F
PCシートを構成する層の一つとして接着層41を用い
てもよい。この場合には、紫外線が照射された接着層4
1を透明板40から除去するための独立した工程を設け
ることなく、透明板40を繰り返し使用できる。
【0041】透明板40に代えて、ある程度の剛性を有
するシートないしフィルムを用いてもよい。例えば、樹
脂製フィルムを用いることにより、あらかじめFPCシ
ートと樹脂製フィルムとを互いに接着したものをロール
状に巻き取った形態で、あるいは図3(a)に示す状態
に相当するようなシート状の形態で、これを流通させる
ことも可能となる。
【0042】次に、FPCシート30に配列された各ベ
ース基板15(実装構造体3)を分離し、ACF22を
介して出力用端子16aと基板6aの端子9とを接続す
る。すなわち、液晶駆動用IC11を実装する場合と同
様、熱および圧力を加えてACF22を溶融させ、実装
構造体3と液晶パネル2とを接続することにより、液晶
装置1が製造される(図1および図2)。
【0043】本実施形態では、FPCシート30を透明
板40に接着した状態で液晶駆動用IC11を実装して
いるので、FPCシート30の取り扱いが容易となり、
工数を削減することができるとともに、各工程の自動化
率を向上させることができる。また、FPCシートが透
明板40によって固定されるため、液晶駆動用IC11
の実装精度を向上させることができる。
【0044】本実施形態では、電気光学装置として液晶
装置を用いて説明したが、パネル周縁に端子部を備え、
実装構造体が接続されるものであれば、液晶装置に限ら
ず、プラズマディスプレイパネル(PDP)、FED
(Field Emission Display)、有機/無機エレクトロル
ミネッセンスディスプレイのパネルなど平面型のパネル
に実装構造体を接続した電気光学装置でもよい。
【0045】(電子機器の実施形態)図7は、本発明に
よる電子機器の一実施形態である携帯電話機を示してい
る。ここに示す形態電話機60は、アンテナ61、スピ
ーカ62、上記液晶装置1、キースイッチ63、マイク
ロホン64等の各種構成要素を、筐体としての外装ケー
スに格納することによって構成される。また、外装ケー
ス66の内部には、上記の各構成要素の動作を制御する
ための制御回路を搭載した制御回路基板67が設けられ
る。
【0046】この携帯電話60では、キースイッチ63
およびマイクロホン64を通して入力される信号や、ア
ンテナ61によって受信した受信データ等が制御回路基
板67上の制御回路へ入力される。そしてその制御回路
は、入力された各種データに基づいて液晶装置1の表示
面内に数字、文字、絵柄等の画像を表示し、さらにアン
テナ61を介して送信データを送信する。
【0047】
【発明の効果】本発明の実装構造体の製造方法によれ
ば、フレキシブル基板に支持部材を接着した状態で半導
体チップを実装するので、フレキシブル基板の取り扱い
が容易となり、工数を削減することができるとともに、
各工程の自動化率を向上させることができる。また、フ
レキシブル基板がフレキシブル基板用支持部材によって
固定されるため、半導体チップの実装精度を向上させる
ことができる。
【0048】本発明の電気光学装置によれば、フレキシ
ブル基板に支持部材を接着した状態で半導体チップを実
装するので、フレキシブル基板の取り扱いが容易とな
り、工数を削減することができるとともに、各工程の自
動化率を向上させることができる。また、フレキシブル
基板がフレキシブル基板用支持部材によって固定される
ため、半導体チップの実装精度を向上させることができ
る。
【0049】本発明のフレキシブル基板用支持部材によ
れば、フレキシブル基板に支持部材を接着した状態で半
導体チップを実装するので、フレキシブル基板の取り扱
いが容易となり、工数を削減することができるととも
に、各工程の自動化率を向上させることができる。ま
た、フレキシブル基板がフレキシブル基板用支持部材に
よって固定されるため、半導体チップの実装精度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶装置を示す分解斜視図。
【図2】本実施形態の液晶装置の断面図。
【図3】液晶装置の製造工程の一部を示す図であり、
(a)はFPCシートを示す平面図、(b)はFPCシ
ートに透明板をラミネートした状態を示す平面図。
【図4】液晶装置の製造工程の一部を示す図であり、
(a)は液晶駆動用ICを実装した状態を示す図、
(b)は透明板を取り除いた状態を示す図。
【図5】液晶装置の製造工程の一部を示す図であり、
(a)は液晶駆動用ICを実装する前の状態を示す断面
図、(b)は液晶駆動用ICを実装する経過を示す断面
図。
【図6】液晶装置の製造工程の一部を示す図であり、
(a)は液晶駆動用ICを実装後の状態を示す断面図、
(b)は接着層に紫外線を照射する様子を示す断面図、
(c)は透明板を取り除いた状態を示す断面図。
【図7】本発明による液晶装置を用いた携帯電話を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 液晶装置 3 実装構造体 11 液晶駆動用IC(半導体チップ) 12 ACF(異方性導電膜) 13 フレキシブル基板 14 バンプ(半導体側端子) 15 ベース基板 17 基板側端子 30 FPCシート(フレキシブル基板) 40 透明板(支持部材)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA48 GA49 GA50 GA51 GA57 GA60 HA25 MA32 MA35 MA37 NA15 NA25 NA27 PA06 5E319 AA03 AC03 BB16 CC61 GG15 5E336 AA04 BB12 CC32 CC36 CC60 EE08 5F044 KK03 LL09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板側端子が形成されたフレキシブル基
    板と、前記基板側端子に接続される半導体側端子を有し
    前記フレキシブル基板に異方性導電膜を介して実装され
    る半導体チップと、を備える実装構造体の製造方法にお
    いて、 前記フレキシブル基板の前記半導体チップが実装される
    実装面の裏面に支持部材を接着する接着工程と、 前記接着工程により前記支持部材が接着された前記フレ
    キシブル基板に前記半導体チップを実装する実装工程
    と、 前記実装工程の後、前記支持部材を前記フレキシブル基
    板から除去する除去工程とを備えることを特徴とする実
    装構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記接着工程では前記フレキシブル基板
    と前記支持部材とを接着層を介して接着し、 前記除去工程では透明な材質で形成された前記支持部材
    を介して前記接着層に紫外線を照射することにより前記
    接着層を硬化させて前記接着層による接着力を低下させ
    た後、前記支持部材を前記フレキシブル基板から除去す
    ることを特徴とする請求項1に記載の実装構造体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記接着工程では前記フレキシブル基板
    と前記支持部材とを接着層を介して接着し、 前記除去工程では前記接着層を加熱することにより前記
    接着層を硬化させて前記接着層による接着力を低下させ
    た後、前記支持部材を前記フレキシブル基板から除去す
    ることを特徴とする請求項1に記載の実装構造体の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 電気光学パネルと、前記電気光学パネル
    に接続される実装構造体と、を有する電気光学装置にお
    いて、 前記実装構造体は、基板側端子が形成されたフレキシブ
    ル基板と、前記基板側端子に接続される半導体側端子を
    有し前記フレキシブル基板に異方性導電膜を介して実装
    される半導体チップと、を備えるとともに、 前記実装構造体は、前記フレキシブル基板の前記半導体
    チップが実装される実装面の裏面に支持部材を接着する
    接着工程と、前記接着工程により前記支持部材が接着さ
    れた前記フレキシブル基板に前記半導体チップを実装す
    る実装工程と、前記実装工程の後、前記支持部材を前記
    フレキシブル基板から除去する除去工程と、を経由して
    製造されることを特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 前記接着工程では前記フレキシブル基板
    と前記支持部材とを接着層を介して接着し、 前記除去工程では透明な材質で形成された前記支持部材
    を介して前記接着層に紫外線を照射することにより前記
    接着層を硬化させて前記接着層による接着力を低下させ
    た後、前記支持部材を前記フレキシブル基板から除去す
    ることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  6. 【請求項6】 前記接着工程では前記フレキシブル基板
    と前記支持部材とを接着層を介して接着し、 前記除去工程では前記接着層を加熱することにより前記
    接着層を硬化させて前記接着層による接着力を低下させ
    た後、前記支持部材を前記フレキシブル基板から除去す
    ることを特徴とする請求項4に記載の電気光学装置。
  7. 【請求項7】 異方性導電膜を介して半導体チップが実
    装されるフレキシブル基板を支持するフレキシブル基板
    用支持部材であって、 前記フレキシブル基板は少なくとも前記半導体チップが
    実装される実装面の裏面で前記支持部材に接着されてい
    ることを特徴とするフレキシブル基板用支持部材。
  8. 【請求項8】 前記フレキシブル基板用支持部材は樹脂
    製フィルムからなることを特徴とする請求項7に記載の
    フレキシブル基板用支持部材。
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