JP2001155371A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2001155371A
JP2001155371A JP33429499A JP33429499A JP2001155371A JP 2001155371 A JP2001155371 A JP 2001155371A JP 33429499 A JP33429499 A JP 33429499A JP 33429499 A JP33429499 A JP 33429499A JP 2001155371 A JP2001155371 A JP 2001155371A
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JP
Japan
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optical
lens
optical disk
recording
distance
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JP33429499A
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English (en)
Inventor
Keiichi Hisayoshi
圭一 久芳
Yoshiaki Horikawa
嘉明 堀川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、2層以上の多層記録層を有する多層
記録媒体に対応することが可能となる光ディスク用ピッ
クアップ装置を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、光ディスクに光
を照射し、該光ディスクに情報を記録あるいは該光ディ
スクから情報を検出する光ピックアップであって、光学
系が2点以上の光学素子で構成され、そのうちの少なく
とも一つの光学パワーを有する光学素子を光軸方向に移
動することで、前記光ディスクの表面から情報記録面ま
での距離の変化に起因する収差変動を補正することを特
徴とする光ピックアップが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体への情報記録再生装置に係り、特に、記録層が複
数ある光ディスク用の光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光による情報の記録再生は、高度化と多
様化が進み、記録材料の保護及び記録情報読取りの誤り
を防ぐ目的で記録材料上に設けられている保護層の厚さ
が異なる記録媒体が使われるようになってきており、異
なる厚さの保護層の記録媒体に記録再生を行う光ピック
アップが開発されている。
【0003】より具体的には、CDと呼ばれる光ディス
クは保護層(ポリカーボネイトなどの透明材料)の厚さ
は、1.2mmであり、DVDと呼ばれる光ディスクの
保護層のそれは、0.6mmであるが、両方の光ディス
クを再生できる光ピックアップが開発されている。
【0004】例えば、光技術コンタクトVol.33,
607(1995)に示されているように、レンズの中
心部にホログラムを形成して、2焦点レンズにすること
により、異なる保護層の光ディスクに対応できる。
【0005】レンズ中心部のホログラムからの1次回折
光で保護層厚1.2mmの記録媒体に、ホログラムの0
次回折光(非回折光)と周辺部の光を合わせて保護層厚
0.6mmの記録媒体に合わせた収差補正を行い、異な
る保護層厚の光ディスクの再生を可能にしている。
【0006】また、光学技術コンタクトVol.33,
619(1995)に示されているように、異なる保護
層の層厚に最適に収差補正された二つの光学系を光ピッ
クアップ内に設け、それらを切り替えることによって異
なる保護層厚の光ディスクに対応する技術も存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術は、2種類の異なる保護層厚の光ディ
スクに対応するために考案されており、3種類以上の異
なる保護層厚の光ディスクには対応することができない
という欠点がある。
【0008】近年、一つの記録媒体、すなわち一つの光
ディスクの中に情報を多層に記録する3次元光メモリが
研究されているが(例えば、光学技術コンタクトVo
l.36,106(1998))、この場合、層数は3
層以上あり、上述したような従来技術で示したピックア
ップでは対応することができない。
【0009】また、3次元メモリでは、各層間の間隔は
数μmから数10μmのオーダーであり、従来のピック
アップ、すなわち、上述したような従来技術で示したピ
ックアップでは、各層間の検出信号が混信して、情報を
検出することができないという欠点がある。
【0010】そのために、ピンホールにより他の記録層
からの反射光を除いて焦点の合っている記録層からの反
射光だけを光学的に選択する光ピックアップが本発明と
同一の出願人より提案されている(特許第262425
5号)。
【0011】しかし、この光ピックアップでは、多層記
録層の数が増加して記録媒体の厚さが増加すると、記録
媒体を通過する記録読出光の光路長の変化により球面収
差が劣化し、記録密度の低下を招くという欠点があっ
た。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、2層以上の多層記録層を有する多層記録媒体に対
応することが可能となる光ピックアップを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 光ディスクに光を照射
し、該光ディスクに情報を記録あるいは該光ディスクか
ら情報を検出する光ピックアップであって、光学系が2
点以上の光学素子で構成され、そのうちの少なくとも一
つの光学パワーを有する光学素子を光軸方向に移動する
ことで、前記光ディスクの表面から情報記録面までの距
離の変化に起因する収差変動を補正することを特徴とす
る光ピックアップが提供される。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 前記少なくともーつの光学素子の光
軸方向の移動でフォーカシングも行うことを特徴とする
(1)記載の光ピックアップが提供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 前記光学系の対物レンズが2枚のレ
ンズで構成され、前記光ディスク側のレンズを光軸方向
に移動可能とすることで焦点調節を行うことを特徴とす
る(1)記載の光ピックアップが提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】(本明細書における言葉の使い
方)まず、本明細書における言葉の使い方について説明
する。
【0017】本明細書に関係するフォーカシングには、
次の2つの内容がある。
【0018】(1)光ピックアップにおけるフオーカシ
ング:光ディスクへの情報の記録や再生の際に、ディス
クの反りやディスクの回転誤差等によりディスクの情報
記録面と対物レンズの間隔が変化したり、環境変化の影
響で光学系の焦点距離が変化してしまう。
【0019】その結果、光学系が情報記録面からデフォ
ーカスしてしまうのを補正するために、対物レンズを光
軸方向に移動しピント合わせすることが光ピックアップ
におけるフオーカシングである。
【0020】(2)ズームレンズにおけるフォーカシン
グ:ズームレンズの焦点距離の変化に伴うデーフォーカ
スを、フォーカシングレンズを光軸方向に移動すること
で補正する(ピント合わせする)ことがズームレンズに
おけるフォーカシングである。
【0021】このような(1)光ピックアップにおける
フオーカシング:と(2)ズームレンズにおけるフォー
カシング:との両者の混乱を防ぐために、本明細書では
(1)を「フォーカシング」、(2)を「焦点調節」と
呼ぶものとする。
【0022】(実施の形態の概要)次に、本発明の実施
の形態の概要について説明する。
【0023】本発明は、上記課題を解決し、多層記録媒
体に高密度で記録再生可能な情報記録再生装置に適用す
ることができる第1内次第3の実施の形態による光ピッ
クアップを提供することを意図している。
【0024】(第1の実施の形態)このために、本発明
の第1の実施の形態では、光ディスクに光を照射し、該
光ディスクに情報を記録あるいは検出する光ピックアッ
プであって、光学系が2点以上の光学素子で構成され、
そのうちの少なくとも一つの光学パワーを有する光学素
子を光軸方向に移動することで、光ディスク表面から情
報記録面までの距離の変化に起因する収差変動を補正す
ることを特徴とする光ピックアップが提供される。
【0025】<対応する発明の実施例>後述する実施例
1〜7による。
【0026】<作用効果>光ディスク表面から情報記録
面までの距離(すなわち、光ディスク表面から情報記録
面までの光ディスク厚による光路長)が変化すると、情
報記録面を物点や像点とする光学系の収差の量が変動し
て光学性能が劣化する。
【0027】そこで、光学系の少なくとも一つの光学パ
ワーを有する光学素子を光軸方向に移動して、この収差
変動を補正することにより、光ディスク表面から情報記
録面までの距離が異なる複数の情報記録面に対する情報
の記録や再生に必要な光学系の性能を確保することがで
きる。
【0028】その結果、1つの光学系で、光ディスク表
面から情報記録面までの距離の異なる複数の情報記録面
に対する情報の記録や再生を行うことができる。
【0029】(第2の実施の形態)また、本発明の第2
の実施の形態では、前記少なくともーつの光学素子の光
軸方向の移動でフォーカシングも行うことを特徴とする
第1の実施の形態の光ピックアップが提供される。
【0030】<対応する発明の実施例>後述する実施例
1〜7による。
【0031】<作用効果>光ディスクの情報の記録や再
生の際には、光ディスクの反りや光ディスクの回転誤差
等により、光ディスクの情報記録面と対物レンズの間隔
が変化したり、環境変化により光学系の焦点距離が変化
したりして、光学系が情報記録面からデフォーカスして
しまう。
【0032】そこで、光ディスクの情報を記録したり再
生したりする光ピックアップの多くでは、このデフォー
カスを補正するために、対物レンズを光軸方向に移動し
てピント合わせを行う必要がある。
【0033】このフォーカシングを行う場合、フォーカ
シング用のレンズを光軸方向に可動にするためのアクチ
ュエータが必要となる。
【0034】本第2の実施の形態のように、焦点調節を
行うために光軸方向に可動である焦点調節レンズでフォ
ーカシングを行うことにより、光軸方向への可動部分が
1個所で済むので、1つのアクチュエータが焦点調節と
フォーカシングの両方に対応できるなど、機構を単純・
軽量化することができ、好都合である。
【0035】(第3の実施の形態)また、本発明の第3
の実施の形態では、前記光学系の対物レンズが2枚のレ
ンズで構成され、光ディスク側のレンズを光軸方向に移
動可能とすることで焦点調節を行うことを特徴とする第
1の実施の形態の光ピックアップが提供される。
【0036】<対応する発明の実施例>後述する実施例
1〜6による。
【0037】<作用効果> (作用効果1)2枚という今回のズーム光学系に必要な
最低のレンズ枚数で対物レンズを構成しているので、光
学系の小型化、低コスト化の点で好ましい。
【0038】(作用効果2)図1は、LDなどの光源光
を対物レンズで光ディスクの情報記録面に収束する状態
を示す。
【0039】ここでは、無限系対物に平行光が入射する
図を示すが、有限系対物に発散光が入射する場合でも良
い。
【0040】対物レンズのディスク側レンズL1の焦点
距離をf1、平行光側レンズL2の焦点距離をf2とす
ると、収差補正上、f2>f1であることが好ましい。
【0041】光ピックアップ装置では、回転する光ディ
スクの面がぶれたり、フォーカシングを行うことから、
対物レンズと光ディスクの間隔WDを所定量以上確保す
る必要がある。
【0042】この必要な対物レンズと光ディスクの間隔
WDを確保した状態で、光ディスク表面から情報記録面
までの距離が小さい状態から光ディスク表面から情報記
録面までの距離が大きい状態に変化するときを考える。
【0043】このとき、L1で焦点調節をする場合に
は、図1の(a)から図1の(b)に示すように、焦点
調節レンズL1の移動によりL1と記録層の間隔が減
り、光ディスク表面から情報記録面までの距離の変化に
よりL1と記録層の間隔が増えるので、L1と記録層の
間隔の空気換算光路長はあまり大きくは変化しない。
【0044】一方、L2で焦点調節する場合には、図1
の(c)から図1の(d)に示すように、光ディスク表
面から情報記録面までの距離の変化量がL1と記録面の
間隔の変化量になる。
【0045】すなわち、L1で焦点調節する場合は、L
2で焦点調節する場合より、光学系に対する記録面の位
置の変化が少ない。
【0046】その結果、光ディスク表面から情報記録面
までの距離の変化量が同じ場合、この距離の変化に対応
するための光学系の焦点距離の差が少なくて済み、光学
系の性能確保が容易になる。
【0047】また、焦点調節の量が少なくてすむので、
焦点調節を行うアクチュエータの負担も小さくなり好ま
しい。
【0048】<実施例>以下、上述した本発明の第1乃
至第3の実施の形態に対応する本発明の光ピックアップ
の実施例1から実施例7について、図面を参照して説明
する。
【0049】なお、対物レンズの光ディスク側NA=
0.6とし、実施例1〜3、5〜6の光学設計では波長
=685nm、実施例4では波長=780nm、640
nmとしている。
【0050】(実施例1)図2に本発明に基づく光ピッ
クアップの実施例1を示す。
【0051】図2に示すように、この実施例1による光
ピックアップにおいては、ピックアップ光学系1は、2
枚のレンズ2,3で構成されている。
【0052】記録媒体4に対する焦点調節は、レンズ2
或いは3の一方を光軸方向に移動して行う。
【0053】ここで、光ディスクである記録媒体4に
は、奥行き方向に多層状に情報が記録されている。
【0054】図2では、簡単のため、記録層は4aから
4dまで4層が示されているが、通常、数10から数1
00層で構成される。
【0055】始めに、記録媒体4が図示しない情報記録
再生装置本体に挿入されると、ピックアップ光学系1
は、記録媒体4における一番表層に近い記録層4aに焦
点を合わせる。
【0056】このとき、レンズ2,3の間隔は初期状態
の値に制御されている。
【0057】フォーカシングは、レンズ2或いは3を光
軸方向に移動させることによって行われる。
【0058】このフォーカシングは、ピンホール5を介
して記録媒体4からの反射光を検出する共焦点検出法に
よつて行われ、フォーカス信号は検出器6よりフォーカ
ス制御系8に与えられる。
【0059】検出器7は、光ディスクである記録媒体4
の卜ラック方向に(すなわち、円周方向)平行な境界に
よって2つに分割されており、その差信号によつてトラ
ッキングを制御するためのトラッキング信号が、トラッ
キング制御系10に与えられる。
【0060】次に、ピックアップ光学系1が、光ディス
クである記録媒体4の表面より2番目の記録層4bに焦
点を合わせて情報を読む場合を示す。
【0061】記録層選択制御系9から球面収差補正系
(焦点調節制御系)8を介して、あらかじめ、わかって
いる記録層4aと4bの間隔に相当する距離に所定の補
正値を乗じた距離だけレンズ2或いはレンズ3が移動さ
れる。
【0062】最終的な焦点調節は、検出器6からの信号
がフォーカス制御系8に与えられることによって判定さ
れる。
【0063】以上の手順を踏むことによって、光ディス
クである記録媒体4の表面4sから各記録層4a〜4d
までの距離の違いによって生じる光ピックアップ光学系
1の球面収差の補正を行うことができる。
【0064】従って、いずれの記録層においても最適な
光学性能で情報の記録再生が可能となり、高密度多層記
録を実現することできる。
【0065】なお、フォーカス及びトラッキング制御の
信号検出は、通常、既知の手法を用いてもかまわない。
【0066】<数値実施例>図2の光学系の数値実施例
を示す。
【0067】ここでは、2枚の対物レンズL1,L2で
構成し、光ディスク側のレンズL1で焦点調節する。
【0068】収差補正上、レンズL1を光ディスク側に
凹面を向けたメニスカス形状にするのが好ましい。
【0069】図3の(a)に光ディスク表面から情報記
録面までの距離が1.2mmの場合の光路図、図3の
(b)に光ディスク表面から情報記録面までの距離が
0.7mmの場合の光路図を示す。
【0070】なお、この光路図を含め以下の光路図で
は、光ディスクの部分はディスク表面からそれぞれの情
報記録面までしか描いていない。
【0071】光ディスク表面から情報記録面までの距離
の変化に伴う球面収差の変化量は、光ディスク表面から
情報記録面までの距離の変化量に比例する。
【0072】よって、この距離の変化に起因する収差を
打ち消すための焦点調節レンズの移動量は、光ディスク
表面から情報記録面までの距離の変化量に比例する。
【0073】ここで、焦点調節係数=焦点調節レンズの
移動量/光ディスクの表面から情報記録面までの距離の
変化量、と定義するものとする。
【0074】本実施例では、焦点調節係数k=0.62
4とすれば良い。
【0075】すなわち、光ディスク表面から情報記録層
までの距離が+Δmm変化するとき、レンズL1を光軸
方向に+0.624Δmm移動すれば、距離の変化に伴
う球面収差等の収差の変動を補正し、この間の性能を確
保することができる。
【0076】例えば、図3の(b)は図3の(a)と比
較すると、Δ=−0.5mmなので、レンズL1の移動
量は−0.312mm、すなわち、レンズL1を光ディ
スクから離れる方向に0.312mm移動すれば良い。
【0077】図3の光路図は、光ディスク表面から情報
記録面までの距離が1.2mmと0.7mmの場合であ
るが、光ディスク表面から情報記録面までの距離がこれ
以外の場合でも、上記の焦点調節係数に従い焦点調節を
行えば光学系の性能を確保できる。
【0078】また、図3では、光路図による説明を分か
り易いやすくするために、距離の変化Δを−0.5mm
と大きな値としたが、多層記録の場合、Δを各記録層間
の間隔である数μmから数10μmのオーダーにすれば
良い。
【0079】同じ光ディスクの情報記録面で情報を記録
・再生する場合でも、光ディスクの反りや光ディスクの
回転誤差により光ディスクの情報記録面と対物レンズの
間隔が変化したり、環境変化により光学系の焦点距離が
変動して、光学系がデフォーカスしてしまう。
【0080】このような場合には、レンズL1のみ或い
はレンズL1とレンズL2の両方でフォーカシングを行
えば良い。
【0081】焦点調節を行うために光軸方向に可動であ
る焦点調節レンズL1のみでフォーカシングを行えば、
光軸方向への可動部分が1個所で済み、機構を単純・軽
量化することができるので好ましい。
【0082】(実施例2)この実施例2は、前述した実
施例1のL2を両面共、非球面レンズとしたものに相当
する。
【0083】図4の(a),(b)に示すように、レン
ズL1の両面共、有効径の周辺に向かうにつれて近軸パ
ワーを弱めるような非球面作用を持ち、光ディスク側R
2面は有効径最周辺で凹パワーを持つ。
【0084】その結果、レンズL1は近軸的には両凸レ
ンズであるが、有効径の周辺ではディスク側に凹面を向
けたメニスカスレンズ特性を持っている。
【0085】レンズL2の両面とも、有効径の周辺に向
かうにつれて近軸パワーを弱める非球面作用を持ち、レ
ンズL2は近軸的は光ディスク側に凹面を向けたメニス
カスレンズであるが、有効径周辺では光ディスク側に凸
面を向けたメニスカスレンズを特性を持つ。
【0086】この実施例2では、以上のレンズL1,L
2の非球面作用により、球面収差などを良好に補正して
いる。
【0087】本実施例2では、焦点調節係数k=0.6
24である。
【0088】(実施例3)この実施例3は、図5の
(a),(b)に示すように、前述した実施例2で、光
ディスク表面から情報記録面までの距離がより大きい場
合に対応できるようにしたものに相当する。
【0089】光路図は、光ディスク表面から情報記録面
までの距離が1.4mmと0.9mmのときのものであ
る。
【0090】本実施例3では、焦点調節係数=0.63
1である。
【0091】(実施例4)以上の実施例1〜3は、同じ
波長の光源に対して、光ディスク表面から情報記録面ま
での距離を変化させる場合についてである。
【0092】しかるに、本実施例4のように、光ディス
ク表面から情報記録面までの距離とともに、光源の波長
も変化させるようにしても良い。
【0093】図6の(a)はCD用(光源の波長=78
0nm、ディスク厚=1.2mm)、図6の(b)はD
VD用(光源の波長=640nm、ディスク厚=0.6
mm)として使用する場合を示す。
【0094】本実施例4では、焦点調節係数=0.60
6である。
【0095】このレンズは波長780nmと640nm
の両方においてNA0.6での性能を確保することがで
きるが、CD用ではNA制限手段によりNAを0.45
程度の適切な値に制限すれば良い。
【0096】このNA制限手段としては、可変絞りを使
用することや、波長640nm光は透過し、波長780
nm光は透過しないコーティングをあるレンズ面のNA
0.45以上の領域に行うことなどがある。
【0097】(実施例5)以上の実施例1〜4は、対物
レンズ(L1,L2)とコリメータレンズ(図示せず)
で構成される無限系についてであるが、当然、本実施例
5のように光学系を有限系としても良い。
【0098】有限系対物レンズを構成するレンズL1,
L2のうち、光ディスク側のレンズL1を光軸方向に可
動とし焦点調節を行う。
【0099】図7の(a),(b)に示す光路図は、光
ディスク表面から情報記録面までの距離が1.7mmと
1.2mmのときのものである。
【0100】本実施例5では、焦点調節係数k=0.6
31である。
【0101】(実施例6)有限系は、無限系より波長変
動など環境変化の影響が大きくなる。
【0102】そこで、本実施例6は、前述した実施例5
のレンズL2の光ディスク側面R2面に凸パワーのDO
Eを加工したものである。
【0103】その結果、本実施例6の軸上色収差は、前
述した実施例5の軸上色収差の1/14以下に減少して
いる。
【0104】もちろん、DOEを加工する面は他の面で
も良いし、無限系の場合にも、本実施例6のようにDO
Eを使用すれば色収差などを減らすことができる。
【0105】本実施例6では、焦点調節係数k=0.6
35である。
【0106】よって、図8の(a),(b)に示すよう
に、光ディスク表面から情報記録層までの距離が1.7
mmから1.2mmへ0.5mm薄くなるとき、レンズ
L1を光ディスクから離れる方向に0.317mm移動
すれば良い。
【0107】(実施例7)以上の実施例1〜6は、対物
レンズL1,L2のうち、光ディスク側レンズL1で焦
点調節しているが、本実施例7ではレンズL2で焦点調
節している。
【0108】図9の(a),(b)に示す光路図は、光
ディスク表面から情報記録面までの距離が1.2mmと
1mmのときのものであり、この光路図で、L1,L2
は対物レンズ、L3は無限遠系を構成するコリメータレ
ンズである。
【0109】本実施例7では、焦点調節係数=7.4で
ある。
【0110】(条件式)以上、実施例1〜7に基づいて
本発明の光ピックアップを説明してきたが、本発明はこ
れらの実施例に限定されず数々の変形が可能である。
【0111】その場合、以下の条件式を満足することが
望ましい。
【0112】条件式1:焦点調節係数=焦点調節レンズ
の移動量/光ディスクの表面から情報記録面までの距離
の変化量 対物レンズを構成するレンズのうち最も光ディスク側の
レンズL1で焦点調節を行う場合、0.5<焦点調節係
数<0.75を満足することが望ましい。
【0113】これは、対物レンズを2枚で構成する場合
に、特に、重要となる。
【0114】この場合、下限を越えると、焦点調節レン
ズL1にあまりパワーを持たせないことになるので、レ
ンズL1とL2の主点間隔を小さくする必要が生ずる。
【0115】その結果、レンズL1をメニスカスレンズ
にすることができなかったりして、正の球面収差等が残
存し良好な収差補正を行うことができなくなる。
【0116】また、上限を越えると、レンズL1の凸パ
ワーが強くなりすぎ、ときにはレンズL2が凹パワーに
なってしまう。
【0117】その結果、負の球面収差や内コマが残存
し、たとえ非球面レンズで構成しても十分な収差補正を
行うことがてきなくなる。
【0118】また、焦点調節レンズL1の大きさが大き
くなり、焦点調節レンズ用のアクチュエータの負担が大
きくなるので好ましくない。
【0119】また、焦点調節レンズの移動量も大きくな
り、焦点調節レンズ用のアクチュエータの可動範囲を大
きくする必要があり、アクチュエータの負担となるので
好ましくない。
【0120】条件式2:対物全体の焦点距離/レンズL
1焦点距離:対物レンズを構成するレンズのうち最も光
ディスク側のレンズL1で焦点調節を行う場合、0.4
<対物全体の焦点距離/レンズL1焦点距離<1.5を
満たすことが望ましい。
【0121】この場合、下限を越えると、球面収差の曲
がりが大きくなる。
【0122】特に、光ディスク表面から情報記録面まで
の距離が大きく光りディスクで大きな正の球面収差が発
生する場合に、球面収差や外コマが補正しきれなくり、
上限を越えると、レンズL1以外のレンズが強い凹パワ
ーになってしまう。
【0123】その結果、負の球面収差、特に高次の球面
収差が残存し、たとえ非球面レンズで構成しても十分な
収差補正を行うことができなくなる。
【0124】表1は、各実施例の条件式関係の値を示し
ている。
【0125】
【表1】
【0126】以下、レンズデータについての説明をす
る。
【0127】[設計法]上述した各実施例1〜7とも光
ディスクの情報記録面を像点とする設計を行っている。
【0128】DOEを使用した設計では、設計法として
下記の文献に示されているようなsweatt法(超高
屈折率法)を使用している。
【0129】文献:W.C.Sweatt,“Math
ematical equivalence betw
een a holographic optical
element and an ultra−hig
h index lens”,J.Opt.Soc.A
m,Vol.69,No.3(1979) このとき、基準波長685nmにおける超高屈折率レン
ズの屈折率=1001としている。
【0130】d線(587.56nm)における屈折率
は、858.75である。
【0131】[面の定義]非球面は、次式で定義する。
【0132】
【数1】
【0133】[媒質]面と面の間の媒質の屈折率は、d
線(λ=587.56nm)の屈折率で表すものとす
る。
【0134】以下、実施例1〜7のレンズデータを示
す。
【0135】それぞれ、ある特定の保護層厚の場合につ
いて示す。
【0136】面間隔の「*」印は、焦点調節により空気
間隔が変化する箇所を示す。
【0137】 (実施例1) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ ∞ 1 18.421(絞り面)1.00 1.5163 64.1 2 非球面[1] 0.41* 3 非球面[2] 1.00 1.6935 53.3 4 非球面[3] 0.93* 5 ∞ 1.20 1.5872 34.2 像面 ∞ 非球面[1] 曲率半径 −87.784 k 0.0000e+000 A 1.4027e−003 B −9.0275e−003 C 1.4889e−O03 非球面[2] 曲率半径 1.444 k 0.0000e+000 A 1.1065e−002 B −3.4256e−003 C 1.0358e−003 非球面[3] 曲率半径 4.903 k 0.0000e+000 A 9.1301e−002 B 6.1191e−003 (実施例2) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ ∞ 1 非球面[1](絞り面)1.20 1.5163 64.1 2 非球面[2] 0.41* 3 非球面[3] 1.00 1.6935 53.3 4 非球面[4] 0.93* 5 ∞ 1.20 1.5872 34.2 像面 ∞ 非球面[1] 曲率半径 3.488 k 0.0000e+000 A −3.2717e−002 B −1.3103e−003 非球面[2] 曲率半径 3.245 k 0.0000e+000 A −7.7130e−002 B 4.9438e−003 非球面[3] 曲率半径 1.789 k 0.0000e+000 A −7.2955e−003 B 2.4657e−003 非球面[4] 曲率半径 −8.620 k 0.0000e+000 A 7.9909e−002 B −1.0687e−002 (実施例3) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ ∞ 1 非球面[1](絞り面)1.20 1.5163 64.1 2 非球面[2] 0.42* 3 非球面[3] 1.00 1.6935 53.3 4 非球面[4] 0.93* 5 ∞ 1.40 1.5872 34.2 像面 ∞ 非球面[1] 曲率半径 48.984 k 0.0000e+000 A −1.9932e−002 B 8.0587e−003 C −3.7558e−003 非球面[2] 曲率半径 −27.209 k 0.0000e+000 A −2.8214e−002 B −5.2639e−004 C −4.1334e−004 非球面[3] 曲率半径 1.689 k 0.0000e+000 A 4.6665e−004 B −1.0534e−002 C 1.5143e−004 非球面[4] 曲率半径 17.661 k 0.0000e+000 A 5.3500e−002 B −3.4124e−002 C 1.0993e−002 (実施例4) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ ∞ 1 非球面[1](絞り面)1.20 1.5163 64.1 2 非球面[2] 0.46* 3 非球面[3] 1.00 1.6935 53.3 4 非球面[4] 0.93* 5 ∞ 1.20 1.5872 34.2 像面 ∞ 0.00 非球面[1] 曲率半径 2.487 k 0.0000e+000 A −5.7275e−002 B −5.3168e−003 非球面[2] 曲率半径 2.292 k 0.0000e+000 A −1.4344e−001 B 2.0716e−002 C −2.4000e−003 非球面[3] 曲率半径 2.398 k 0.0000e+000 A −6.3171e−003 B 9.2635e−003 C −4.2186e−004 非球面[4] 曲率半径 −3.202 k 0.0000e+000 A 1.0263e−001 B −1.3303e−002 (実施例5) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 18.15 1 非球面[1](絞り面)1.20 1.5163 64.1 2 非球面[2] 0.42* 3 非球面[3] 1.00 1.6935 53.3 4 非球面[4] 0.93* 5 ∞ 1.70 1.5872 34.2 像面 ∞ 0.00 非球面[1] 曲率半径 6.171 k 0.0000e+000 A −8.6464e−003 B 4.2593e−003 C −1.8462e−003 非球面[2] 曲率半径 502.596 k 0.0000e+000 A −1.5710e−002 B −9.4545e−004 C −3.7274e−004 非球面[3] 曲率半径 1.842 k 0.0000e+000 A −1.4643e−003 B −7.0107e−003 C −2.7602e−005 非球面[4] 曲率半径 24.412 k 0.0000e+000 A 3.3584e−002 B −1.8129e−002 C 4.6528e−003 (実施例6) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 18.15 1 非球面[1](絞り面)1.20 1.5163 64.1 2 非球面[2] 0.00 858.75 −3.45 3 非球面[3] 0.42* 4 非球面[4] 1.00 1.6935 53.3 5 非球面[5] 0.93* 6 ∞ 1.70 1.5872 34.2 像面 ∞ 0.00 非球面[1] 曲率半径 6.610 k 0.0000e+000 A −1.2952e−002 B 5.0847e−003 C −1.9705e−003 非球面[2] 曲率半径 −113.90461 k 0.0000e+000 A −1.5709e−002 B −9.4562e−004 C −3.7270e−004 非球面[3] 曲率半径 −113.75757 k 0.0000e+000 A −1.5710e−002 B −9.4527.e−004 C −3.7278e−004 非球面[4] 曲率半径 1.900 k 0.0000e+000 A 2.6112e−003 B −5.8594e−003 C 3.1209e−004 非球面[5] 曲率半径 24.356 k 0.0000e+000 A 3.5993e−002 B −1.4608e−002 C 3.3031e−003 (実施例7) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ 11.36 1 4.435 1.00 1.5163 64.1 2 非球面[1] 5.00* 3 非球面[2](絞り面)1.20 1.5163 64.1 4 非球面[3] 0.10* 5 非球面[4] 1.20 1.6935 53.3 6 非球面[5] 0.93 7 ∞ 1.20 1.5872 34.2 像面 ∞ 0.00 非球面[1] 曲率半径 30.241 k 0.0000e+000 A 4.9199e−003 非球面[2] 曲率半径 −11.761 k 0.0000e+000 A −1.0649e−003 非球面[3] 曲率半径 −3.641 k 0.0000e+000 A 1.3571e−003 B 1.8543e−004 非球面[4] 曲率半径 2.024 k 0.0000e+000 A −7.8716e−004 B 4.1574e−004 非球面[5] 曲率半径 9.610 k 0.0000e+000 A 8.4026e−003 以上のようにして、本発明によれば、単純で小型な一つ
の光学系により、光ディスク表面から情報記録面までの
距離が異なる複数の情報記録面を持つ多層記録媒体、あ
るいは光ディスク表面から情報記録面までの保護層厚の
異なる複数の記録媒体への情報の記録あるいは当該記録
媒体からの再生を行うことができる。
【0138】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記として示すような発
明が含まれている。
【0139】(付記1) 前記2枚の対物レンズのう
ち、前記光ディスクに近い側のレンズを、前記光ディス
ク側に凹面を向けたメニスカス形状としたことを特徴と
する請求項3に記載の光ピックアップ。
【0140】(付記2) 前記2枚の対物レンズのう
ち、前記光ディスクに遠い側のレンズを両面共、非球面
レンズとしたことを特徴とする請求項3に記載の光ピッ
クアップ。
【0141】(付記3) 前記2枚の対物レンズのう
ち、前記光ディスクに遠い側のレンズを、前記光ディス
ク側の面を凸のパワーを持つDOEとしたことを特徴と
する請求項3に記載の光ピックアップ。
【0142】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、2層以上の多層記録層を有する多層記録媒体に
対応することが可能となる光ディスク用ピックアップ装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第3の実施の形態による作用
効果2を説明するために、LDなどの光源光を対物レン
ズで光ディスクの情報記録面に収束する状態を示す図で
ある。
【図2】図2は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例1による構成を示す図である。
【図3】図3は、図2の光学系の数値実施例を示す光路
図である。
【図4】図4は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例2の光路図を示すものである。
【図5】図5は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例3の光路図を示すものである。
【図6】図6は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例4の光路図を示すものである。
【図7】図7は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例5の光路図を示すものである。
【図8】図8は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例6の光路図を示すものである。
【図9】図9は、本発明に基づく光ピックアップ装置の
実施例7の光路図を示すものである。
【符号の説明】
1…ピックアップ光学系、 2,3…レンズ、 4…記録媒体、 4a〜4d…記録層、 4s…表面、 5…ピンホール、 6,7…検出器、 8…フォーカス制御系、 9…記録層選択制御系、 10…トラッキング制御系、 L1,L2…対物レンズ、 L1…ディスク側のレンズ(焦点調節レンズ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 MA06 MA07 MA08 PA02 PA03 PA17 PB02 PB03 QA02 QA06 QA07 QA12 QA14 QA17 QA21 QA25 QA32 QA34 QA41 QA45 RA05 RA12 RA13 5D118 AA13 BA01 BF15 CD02 DC03 5D119 AA22 AA28 BA01 BB13 EA03 EC01 JA43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに光を照射し、該光ディスク
    に情報を記録あるいは該光ディスクから情報を検出する
    光ピックアップであって、 光学系が2点以上の光学素子で構成され、そのうちの少
    なくとも一つの光学パワーを有する光学素子を光軸方向
    に移動することで、前記光ディスクの表面から情報記録
    面までの距離の変化に起因する収差変動を補正すること
    を特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記少なくともーつの光学素子の光軸方
    向の移動でフォーカシングも行うことを特徴とする請求
    項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記光学系の対物レンズが2枚のレンズ
    で構成され、前記光ディスク側のレンズを光軸方向に移
    動可能とすることで焦点調節を行うことを特徴とする請
    求項1記載の光ピックアップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005101393A1 (ja) * 2004-04-13 2008-03-06 コニカミノルタオプト株式会社 光ピックアップ装置用の対物光学系、光ピックアップ装置、光情報記録媒体のドライブ装置、集光レンズ、及び光路合成素子

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JPWO2005101393A1 (ja) * 2004-04-13 2008-03-06 コニカミノルタオプト株式会社 光ピックアップ装置用の対物光学系、光ピックアップ装置、光情報記録媒体のドライブ装置、集光レンズ、及び光路合成素子
JP2011014236A (ja) * 2004-04-13 2011-01-20 Konica Minolta Opto Inc 光ピックアップ装置用の対物光学系、光ピックアップ装置、光情報記録媒体のドライブ装置、集光レンズ、及び光路合成素子
US8077585B2 (en) 2004-04-13 2011-12-13 Konica Minolta Opto, Inc. Condenser lens for an objective lens system

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