JP2001153243A - 簡易型バルブ - Google Patents

簡易型バルブ

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JP2001153243A
JP2001153243A JP33558099A JP33558099A JP2001153243A JP 2001153243 A JP2001153243 A JP 2001153243A JP 33558099 A JP33558099 A JP 33558099A JP 33558099 A JP33558099 A JP 33558099A JP 2001153243 A JP2001153243 A JP 2001153243A
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hot water
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 わずかな圧力変化によっても開弁せず、小型
軽量で狭い空間部分にも容易に配設できる簡易型バルブ
を提供する。 【解決手段】 バルブ60は、十字部62と円柱部66
とからなる柱状の本体61と、円柱部66に設けた装着
溝66aに装着されたOリング67と、本体の外周に巻
装したコイルバネ68とにより構成される。十字部は、
軸方向の断面形状が十文字の矢羽根状になっており、軸
方向から受ける水圧を緩和することができる。十字部6
2の第2十字部64の内側端部64aはストッパー部に
なっている。バルブは、隔壁53の開口53dに本体を
挿通配置し、空間部44側にコイルバネを配設すると共
にバイパス経路54側に突出した円柱部にOリングを装
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易型バルブに係
り、特に湯沸器用として適した簡易型バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湯沸器に設けるバルブとしては、
例えば図11に示すように、ゲート弁2が接離して流路
を開閉するシート部1aと、シート部の中心孔を挿通し
両端が本体1に可動自在に保持されると共にゲート弁2
が固定されるスピンドル3と、ゲート弁2を下流側から
閉弁方向に付勢するバネ4とを備えたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ルブは、長いスピンドルを必要とすると共に、スピンド
ルを支持する支持部を設ける必要があるため、バルブの
形状が大型化すると共に構造的に複雑なものになる。そ
のため、バルブを限られた狭い空間部分に配設すること
は困難であると共に、バルブが高価になるという問題が
ある。
【0004】これに対して、図10に示すように、円柱
状の本体5と、その一端側に設けたシール部6と、他端
側に設けたストッパ部7と、本体5の外周に巻装したコ
イルバネ8とにより構成し、第1空間部9a側と第2空
間部9b側とを隔離する隔壁9の取付孔9cに本体5を
挿通配置し、第1空間部9a側にコイルバネ8を配設す
ると共に第2空間部9b側にシール部6を配設するよう
にしたバルブが考えられる。このバルブによれば、第1
空間部9a内が通常圧力のときはコイルバネ8により本
体5を第1空間部9a側に付勢して、シール部6により
隔壁9の取付孔9cを閉鎖し、第1空間部9a内が高圧
になったときは、高圧によりコイルバネ8の付勢力に対
抗して本体5を押すことにより取付孔9cを開放するこ
とができる。
【0005】しかし、このバルブは、本体が円柱形であ
るため水圧を受けやすく、そのため、わずかな水圧の変
化、例えば第1空間部内に湯が注入されはじめのときの
ように、一時的に高い圧力が加えられることにより、瞬
間的にバルブが開放されるという不具合が発生し、バル
ブの閉鎖機能が損なわれるという問題がある。また、円
柱形とすることによりバルブが重くなり、バネ力を強く
しなければならないが、そのためにバネのセット長さを
長くしなければならなくなり、バルブ形状が長くなりそ
の占有空間が大きくなるという問題もある。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決しよう
とするもので、わずかな圧力変化によっても開弁せず、
小型軽量で狭い空間部分にも容易に配置できる簡易型バ
ルブを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、第1空間
部と第2空間部を隔離する隔壁を貫通する取付孔に介装
される簡易型バルブであって、柱状の本体と、本体の一
端側に設けたシール部と、本体の他端側に設けたストッ
パー部と、本体の外周に巻装したコイルバネとにより構
成され、かつ本体の他端から軸方向の所定区間におい
て、軸心に対して略回転対称形状の切欠部を設け、隔壁
の取付孔に本体を挿通配置し、本体の第1空間部側への
突出部分にコイルバネを配設すると共に第2空間部側へ
の突出部分にシール部を配設することとし、第1空間部
内が通常圧力のときはコイルバネにより本体を第1空間
部側に付勢することにより、シール部により隔壁の取付
孔を閉鎖し、第1空間部内が高圧になったときは、高圧
によりコイルバネの付勢力に対抗して本体が押されるこ
とにより取付孔を開放することにある。
【0008】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、第1空間部側にコイルバネを配設した状
態で、隔壁の取付孔に本体を挿通配置し、第2空間部側
にシール部材を取り付けてシール部とすればよいので、
バルブの組み付けを非常に容易に行うことができる。ま
た、本体にスピンドルを必要とせずスピンドルを支持す
る支持部も必要としないので、バルブを小型でかつ簡易
な構成にでき、バルブの価格を安価にできる。さらに、
小型であることにより、狭い空間部分にバルブを配設す
るような用途に好適である。さらに、この簡易型バルブ
は、本体の他端から軸方向の所定区間において、軸心に
対して略回転対称形状の切欠部を設けているため、軸方
向の圧力が加えられても、切欠部によって水圧を受け難
いようになっている。そのため、わずかな圧力変動によ
って影響を受けることなくバルブの閉鎖状態を確実に維
持することができる。また、切欠部を設けたことによ
り、本体の体積を低減することができ、本体を軽量化で
きる。
【0009】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の簡易型バルブにおいて、
第1空間部を、湯沸器の出湯路に接続されるフレキシブ
ル出湯管の先端に取り付けられて、切替手段によりシャ
ワー湯出口側とストレート湯出口側のいずれか一方に切
り替えられるキッチンシャワー内の空間部とし、第2空
間部を、空間部から隔壁によって隔てられてバイパス湯
出口に通じるバイパス経路とし、隔壁を貫通する取付孔
に介装されることにある。
【0010】上記のように請求項2に係る発明を構成し
たことにより、キッチンシャワーの空間部である第1空
間部においては、出湯路からの湯の流入時には定常的に
通常圧力が加えられるが、特に流入開始時には瞬間的に
通常圧力より大きな圧力が加えられる。しかし、第1空
間部と第2空間部を隔てる隔壁に設けた簡易型バルブ
は、本体の他端からシール部を除く軸方向の所定区間に
おいて、軸心に対して略回転対称形状の切欠部を設けて
いるため、軸方向の圧力が加えられても、切欠部によっ
て水圧を受け難いようになっている。そのため、湯の流
入開始時の瞬間的な高圧状態の発生においても、本体の
軸方向への移動を防止でき、第2空間部側に設けたシー
ル部により第2空間部側を閉鎖できる。
【0011】一方、冬期等においてシャワー湯出口が凍
結により詰まった状態で出湯路から湯が供給されて、キ
ッチンシャワー内の第1空間部に湯が溜まって内部が高
圧状態になったときは、バルブの本体がコイルバネの付
勢力に対抗する押圧力によって押されるため、隔壁の第
2空間部側に配設したシール部も押されることにより第
2空間部側が開放される。従って、湯は第2空間部に流
れ込みバイパス出湯口から直ちに給湯され、通水開始後
直ちに給湯できないという不都合を回避できる。
【0012】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2に記載の簡易型バ
ルブにおいて、コイルバネの隔壁側端部に、コイルバネ
端部から下方に延出する延出部と、延出部の先端側で折
り返して本体近傍位置まで戻された折返し部とからなる
水切り部を設けたことにある。
【0013】上記のように請求項3に係る発明を構成し
たことにより、第1空間部内の水抜きをしたとき、簡易
型バルブの本体を介装した隔壁とコイルバネとの狭い隙
間部分に残りの湯が溜まり易く、これを放置することに
より、外気温の低下によりこの部分が凍結し易くなり、
バルブの正常動作が損なわれるおそれがある。しかし、
コイルバネの隔壁側端部に水切り部を設けたことによ
り、隔壁とコイルバネとの狭い隙間部分に溜まった残り
湯は、表面張力により水切り部を伝ってこの部分に溜ま
り、その後、自重により落下する。そのため、隔壁とコ
イルバネとの狭い隙間部分に溜まった湯を効果的に排除
でき、この部分での水の凍結を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の一実施形態を図
面により説明すると、図1は、第1の実施形態に係る簡
易型バルブ(以下、単にバルブと記す)を使用した元止
め式湯沸器を正面図により示したものであり、図2は元
止め式湯沸器の概略構成を構成図により示したものであ
る。この元止め式湯沸器は、図2に示すように、水入り
口からの給水経路3には、流路を開閉する水栓24が設
けられ、その下流には水圧応動装置10が設けられる。
水圧応動装置10には、前後に移動可能なダイアフラム
12が設けられ、このダイアフラム12で仕切って一次
室16と二次室21とが形成される。また、水圧応動装
置10の一次室16への入路には、ダイアフラム12と
同軸上に、給水圧の変動が生じても流量を一定に保つ水
ガバナ14が設けられる。
【0015】また、一次室16から続く流路には、湯温
調節部11が設けられ、湯温調節部11で流路は、ベン
チュリー2を経由し熱交換器1へ通じたミキシング部2
8に至る加熱経路7aと、ミキシング部28へ直接通じ
るバイパス路7bとに分岐され、ミキシング部28下流
には、後述する自動排水ユニット15が設けられる。自
動排水ユニット15の下流には、湯出口の位置を可動自
在に曲げて移動できるフレキシブル出湯管5が設けら
れ、さらにフレキシブル出湯管5の端部には、出湯形状
をストレートとシャワーとに切り替えるキッチンシャワ
ー40が設けられる。
【0016】自動排水ユニット15は、出湯路7下流側
に設けられ、後述するゲート弁9が接離して流路を開閉
するシート部29と、その下流流路を大気側に開口する
開放孔30とを同軸上に備え、このシート部29及び孔
30の中心を挿通し、両端が本体に可動自在に保持され
るスピンドル17と、スピンドル17の一端に固定され
シート部29に下流側から離接して流路を開閉するゲー
ト弁9と、スピンドル17の他端に固定され、開放孔3
0の周囲に接離して流路を大気に開閉する大気開放弁8
と、ゲート弁9を下流側から閉弁方向に付勢するバネ1
3と、大気開放弁8の出口に閉弁タイミングで洩れた水
を溜める凹部38とを備える。なお、自動排水ユニット
については、詳述しないが種々の構造のものを適用する
ことが可能である。
【0017】また、加熱経路7aに設けられるベンチュ
リー2は、流路を絞ると共に、流路と直角方向に横孔2
aを設けている。この横孔2aから水圧応動装置10の
二次室21に通じる導通路2bが設けられる。また、ダ
イアフラム12には、変位を伝える押軸22及び突棒3
7が同一軸線上に当接して設けられ、この突棒37の他
端に給水自動ガス弁23が設けられる。
【0018】給水自動ガス弁23より上流のバーナ27
へのガス供給経路4には、ガス通路を開閉する器具栓2
6及びメイン弁25が設けられる。また、給水自動ガス
弁23の下流に、燃料ガスを燃焼するバーナ27が設け
られ、バーナ27に放電することにより燃料ガスへ着火
する電極(図示省略する)が設けられる。さらに、この
ガス供給経路4上流には、ガス配管が接続され、このガ
ス配管途中には、手動で流路を開閉するガス元栓35が
設けられる。
【0019】ダイアフラム12の一次室16と二次室2
1の下部には、手動で元止め式湯沸器内の水抜きができ
る水抜栓19が設けられ、水抜栓19は器体外へ排水を
導く水抜路18に通じている。給水経路3上流には、給
水配管が接続され、この給水配管途中には、元止め式湯
沸器への給水路を開閉する給水元栓31と、その下流の
水を抜く排水栓32とが設けられる。
【0020】また、室温を検出し、所定温度まで低下し
た場合にONし、所定温度まで上昇した場合にOFFす
るバイメタルSW33が器体内に設けられ、さらに給水
経路3、出湯路7、水圧応動装置10等を含めた通水路
における複数の箇所に、バイメタルSW33が0Nする
ことにより100Vの電力が供給されて発熱する電熱ヒ
ータ34が設けられる。従って、通水路は、この電熱ヒ
ータ34により所定温度に保持され、凍結が防止され
る。
【0021】キッチンシャワー40は、図3,図4に示
すように、中空の筒状であって外周の2ヶ所が径方向に
膨出した突出部41bになっているケース41を有して
いる。ケース41の一端側壁部41aにはフレキシブル
出湯管5に連結される筒状の連結部42を設けており、
またケース41の他端側は平坦な湯出口壁43になって
おり、内部が空間部44(第1空間部)になっている。
湯出口壁43は、中心に大径の貫通孔45aを設けてお
り、さらにこの貫通孔45aを同心円状及び放射状に配
置された多数の仕切り板により仕切られて大面積のスト
レート湯出口45として形成されている。また、ストレ
ート湯出口45の周囲には半径の異なる2つの同心円上
に周方向に所定間隔で配列された多数の貫通小孔の集ま
りであるシャワー湯出口46が形成されている。
【0022】空間部44には、湯出口壁43上にストレ
ート湯出口45を囲んで垂直に延びた円筒形の垂直仕切
壁47が立設されており、垂直仕切壁47の一端側(図
示上端)には、湯出口壁43に平行な水平仕切壁48が
固定されている。水平仕切壁48は、ケース41内壁に
固定されて、空間部44を湯出口壁43側と連結部42
側とに仕切っている。これにより、湯出口壁43と水平
仕切壁48の間の空間は、垂直仕切壁47に囲まれた中
央側がストレート湯出口空間47aになっており、その
周囲がシャワー湯出口空間47bになっている。また、
水平仕切壁48のストレート湯出口空間47aに対応す
る部分にはストレート部開口48aが設けられており、
またシャワー湯出口空間47bに対応する個所にはシャ
ワー部開口48bが設けられている。さらに、水平仕切
壁48のストレート部開口48a及びシャワー部開口4
8bの間には切替板49が揺動可能に取り付けられてお
り、一方側への傾動によりストレート部開口48aを閉
鎖し、他方側への傾動によりシャワー部開口48bを閉
鎖するようになっている。ケース41外側壁には切替レ
バー51が設けられており、ケース41内に延びて切替
板49の両側への傾動を行わせる切替部材52に連結さ
れている。
【0023】ケース41外周の両突出部41bでは、空
間部44は、隔壁53によって仕切られている。隔壁5
3は湯出口壁43側から軸方向に連結部42近傍まで延
びた垂直壁部53aと、垂直壁部53a端部で水平に曲
げられて連結部42方向にその近傍位置まで延びた水平
壁部53bと、水平壁部53bから上方に延びてケース
41の一端側壁部41a内壁に連結された上垂直壁部5
3cとにより構成されている。この隔壁53の外面とケ
ース41に挟まれた部分は、軸方向に延びた細長いバイ
パス経路54(第2空間部)として形成されており、隔
壁53によって空間部44から隔離されている。バイパ
ス経路54に通じる湯出口壁43には一対のバイパス湯
出口55が貫通形成されている。そして、隔壁53の上
垂直壁部53cには、壁面の開口53dを貫通して本発
明に係るバルブ60が配設されている。
【0024】バルブ60は、図5に示すように、プラス
チック製の柱状体であって、同軸的に配列された十字部
62と円柱部66とからなる本体61と、円柱部66に
装着されるOリング67と、本体61外周に巻装される
コイルバネ68とにより構成される。十字部62は、一
端側から軸方向に順に第1十字部63、第2十字部64
及び第3十字部65になっており、軸直角方向寸法が配
列順にわずかに小さくされており、第3十字部65の軸
直角方向寸法が円柱部66の径寸法と同一にされてい
る。また、軸方向寸法は、第1十字部63が第2十字部
64及び第3十字部65に比べて大幅に短くされてお
り、また第2十字部64と第3十字部65とは略同じ長
さになっている。
【0025】十字部62は、図5(b)に示すように、
断面が回転対称形状である十文字の矢羽根形状になって
おり、矢印E方向からの水圧に対する抵抗が小さくなる
ようにされており、また矢印E方向からの水流が外周側
を均等に流れるようになっているため、本体61の径方
向のがたつきを抑制することができる。十字部62にお
いては、第1十字部63の軸方向中央側端部63aが、
コイルバネ68を止めるストッパとして機能しており、
また、第2十字部64の軸方向内側端部64aが本体6
1の隔壁53方向への移動に対するストッパとしての機
能を有している。
【0026】第3十字部65及び円柱部66は、上記上
垂直壁部53cの開口53dに挿入される部分であり、
開口53dの内径の大きさよりわずかに径が小さくなっ
ており、開口53dに挿入されることにより本体61の
傾きを防ぎ、本体61の開口53d方向の移動をスムー
ズに行わせる機能を有している。また、円柱部66は、
その外径を調節することにより、開口53dを通過する
湯の量を調節できるようになっている。円柱部66は、
軸方向略中間位置に同軸状に断面円弧形の装着溝66a
を設けている。装着溝66aには、シール部であるOリ
ング67が装着される。また、第2十字部64から円柱
部66にかけての外周側には、コイルバネ68が巻装さ
れており、コイルバネ68は、第1十字部63の軸方向
の中央側端部63aで位置決めされている。
【0027】バルブ60は、図3、図6(a)に示すよ
うに、本体61がケース41の一端側壁部41aに接近
し、かつ上垂直壁部53cの開口53dを貫通して、円
柱部66外端側がバイパス経路54側に突出した状態で
配置されている。バルブ60については、本体61にコ
イルバネ68を巻装した状態で、円柱部66を上垂直壁
部53cの開口53dに挿嵌させ、円柱部66のバイパ
ス経路54側に突出した端部の装着溝66aにOリング
67を装着することにより、上垂直壁部53cに簡単に
取り付けることができる。そして、本体61に巻装され
たコイルバネ68が、十字部62を壁面から離れるよう
に付勢しており、この付勢力により円柱部66に装着さ
れたOリング67がバイパス経路54側にて上垂直壁部
53cに当接して、その開口53dを閉鎖している。
【0028】つぎに、上記実施形態の元止め式湯沸器の
動作について説明する。ガス元栓35と給水元栓31と
を開いた後、点火操作が行われると、器具栓26及びメ
イン弁25と共に水栓24が開かれる。そして、水が水
圧応動装置10を経てベンチュリー2を通過すると、ベ
ンチュリー効果による横孔2aの水圧低下に応じて二次
室21の圧力が低下する。続いて一次室16と二次室2
1間に差圧が生じると、前後に変位自在なダイアフラム
12に移動力を(図の左方向へ)発生させ、移動力が押軸
22及び突棒37に伝達されて給水自動ガス弁23を開
き、ガス流路が開かれる。
【0029】この通水により出湯路7においては、図2
に示すように、自動排水ユニット15内のゲート弁9に
働く通水水圧がバネ13の付勢力に打ち勝ってゲート弁
9を開くと共に、一体に移動するスピンドル17上の大
気開放弁8が開放孔30を閉じる。この際に、開放孔3
0が閉る直前に大気開放弁8から通水が僅かに洩れる場
合があるが外部に洩れることなく凹部38に溜まる。そ
して、自動排水ユニット15内を通過した通水は、フレ
キシブル出湯管5を経由してキッチンシャワー40から
出湯する。
【0030】このように、キッチンシャワー40内に湯
が流入することにより、空間部44においては、定常的
に通常圧力が加えられた状態になるが、特に流入開始時
には瞬間的に通常圧力より大きな圧力が加えられる。ま
た、流入する湯量の変化等により、圧力変動を生じるこ
ともある。しかし、空間部44とバイパス経路54を隔
てる上垂直壁部53cに設けたバルブ60は、本体61
の空間部44側の端部が十字部62になっているため、
軸方向の圧力が加えられても、十字部62によって水圧
を受け難いようになっている。そのため、湯の流入開始
時等の瞬間的な圧力変動の発生においても、コイルバネ
68の付勢力によって本体61の軸方向への移動を確実
に防止でき、バイパス経路54側に設けたOリング67
のシール効果により開口53dを閉鎖でき、バイパス経
路54側への湯の流出を防止できる。これにより、通常
の湯出口ではないバイパス湯出口55からの不規則な出
湯を防止できる。
【0031】また、この状態から水栓24を閉じて出湯
を停止すると、給水経路3を熱交換器1に向けて流れて
いた水が止り、水圧応動装置10は、ダイアフラム12
の一次室16と二次室21間の差圧がなくなり、突棒3
7を停止位置(図右方向)に後退させ、給水自動ガス弁2
3を閉弁してガス供給経路4を閉じる。すると、出湯路
7内の通水水圧が無くなり、自動排水ユニット15内の
バネ13がゲート弁9を閉弁し、同時に大気開放弁8を
開弁する。このため、ゲート弁9の上流の水は通水路内
に閉じ込められると共に、ゲート弁9下流のフレキシブ
ル出湯管5及びキッチンシャワー40内の水は、大気開
放弁8から空気が流入することにより、下方のキッチン
シャワー40から排水される。同様に、凹部38に溜ま
っていた水は、大気開放弁8から再び通水路内に流入し
て同様に排水される。
【0032】そして、室温が所定の温度以下になると、
バイメタルSW33がONし、通電された電熱ヒータ3
4が発熱し、給水経路3、出湯路7、水圧応動装置10
等を含めた通水路が保温される。つまり、自動排水ユニ
ット15のゲート弁9より上流の水は保温され、下流の
水は排水されて凍結が防止される。このため、従来のよ
うに器体内の水を完全に水抜きして凍結防止する場合に
比べて、加熱経路7a内に水を閉じ込めた状態にできる
ため、再使用の場合に出湯開始を早くすることができ
る。
【0033】また、上記操作により器体内の水を排水す
ることができるが、キッチンシャワー40においてシャ
ワー湯出口46は小孔であるため、湯の流れのみではこ
の部分に溜まった湯を完全に排出することは困難であ
る。従って、さらにキッチンシャワー40を振って水を
排出し、さらに切替レバー51をストレート湯出口側に
切り替えておく必要があるが、この手順は煩雑であり、
忘れられることも多い。しかし、本元止め式湯沸器で
は、キッチンシャワー内にバルブ60によって開閉され
るバイパス経路54及びバイパス湯出口55を設けてい
るため、シャワー湯出口46の凍結による詰まりに対し
ても、通水開始時に直ちに給湯が可能にされている。
【0034】すなわち、切替レバー51によって切替板
49がストレート湯出口45側に切り替えられている場
合において、キッチンシャワー40の水抜きを忘れてシ
ャワー湯出口46が凍結したような場合、出湯路7側か
ら湯が供給されると、凍結したシャワー湯出口46で湯
が止められてキッチンシャワー40から出湯されなくな
る。これにより、キッチンシャワー40内の空間部44
の圧力が上昇して高圧状態となり、この圧力上昇によ
り、閉鎖状態にあるバルブ60の本体61が押圧力を受
けることとなる。
【0035】この押圧力に対してコイルバネ68の付勢
力では対抗できなくなり、本体61はバイパス経路54
側に押され、図6(b)に示すように、Oリング67が
上垂直壁部53cから離れることにより開口53dが開
放される。この場合、湯が対称形状の十字部62の周囲
を規則的に通過出来ることにより、本体61は移動に際
してがたつきが抑えられるため、開口53dを通過する
ときに引っかかるようなことがなく、移動がスムーズに
行われる。そのため、出湯路7からの湯はバイパス経路
54を通ってパイパス湯出口55から直ちに出湯され、
通水開始後に直ちに出湯が行われないという不都合を回
避できる。
【0036】そして、このキッチンシャワー40内を通
過する温湯によって徐々にシャワー湯出口46の凍結状
態が解除され、シャワー湯出口46から出湯されるよう
になる。これにより、キッチンシャワー40内の空間部
44の圧力が低下して通常圧力になると、バルブ60に
加わる押圧力も低下し、本体61がコイルバネ68の付
勢力により元の位置に戻るためバルブ60により開口5
3dが閉鎖される。
【0037】以上に説明した実施形態に係る元止め式湯
沸器によれば、安価な構成で、水抜き操作をしないでも
凍結破損を防止することができ、いつでもすぐに使用で
きる状態で待機させることができる。しかも、ゲート弁
9より上流の水を閉じ込めたまま、ゲート弁9より下流
の水だけを排水するため、止水毎の排水量を少なくでき
ると共に、次回の出湯時における待ち時間を少なくする
ことができる。さらに、キッチンシャワー40を振り忘
れて、シャワー湯出口46が凍結したような場合でも、
バルブ60によってバイパス経路54を開放することに
より、バイパス湯出口55から直ちに給湯を行うことが
できるので便利である。
【0038】また、バルブ60は、空間部44側が十字
部62になっていることから、軸方向の圧力変動が生じ
たときに十字部62によって水圧を受け難いようになっ
ている。そのため、湯の流入開始時等の瞬間的な圧力変
動状態の発生においても、コイルバネ68の付勢力によ
って本体61の軸方向への移動を防止でき、バイパス経
路54側に設けたOリング68のシール効果により開口
53dを閉鎖する機能を確保でき、バイパス経路54側
への湯の流出を防止できる。これにより、通常の湯出口
ではないバイパス湯出口55からの不規則な出湯を防止
できる。
【0039】また、十字部62を設けたことにより、コ
イルバネ68を弱くでき、バネのセット長さを短くでき
るので、そのぶん本体61の軸方向寸法を短くすること
ができる。そのため、本体61の体積を小さくでき、そ
の材料費の削減によりバルブ60の価格を安価にでき
る。さらに、バルブ60は、柱状の本体61が空間を占
有するのみであり、スピンドルやバルブを支持する支持
部等を必要とせず、隔壁53からの突出寸法を短くでき
ることから、バルブ60を隔壁53とケース41壁面に
仕切られた狭いバイパス経路54内にでも容易に配設す
ることができる。
【0040】なお、本体61の形状については、上記十
字形状に限らず、実質的に柱状体に種々の切欠部を設け
た他の形状にすることもできる。例えば、図7(a)に
示す断面形状が三角形の矢羽根形状62Aや、図7
(b)に示す断面形状が五角形の矢羽根形状62B等の
正多角形に突出した突出片を有する矢羽根形状としても
よい。また、図7(c)に示すように断面梯子形状62
Cにしてもよく、さらに図7(d)に示すように、環状
の筒形状62Dとすることもできる。これらの形状によ
ってもバルブの本体61の受ける水圧を低減することが
でき、上記実施形態に示したと同様の効果を得ることが
できる。
【0041】つぎに、第2の実施形態について説明す
る。本実施形態においては、上記バルブ60に巻装した
コイルバネ68の代わりに、図8に示すように、コイル
バネ70のコイル部71の一端側に、その接線方向延出
した水切り部72を設けたものである。水切り部72
は、コイルバネの一端から接線方向に伸びた延出部73
と、延出部73の先端で曲線状に折り返して延出部73
に平行に延出しコイル部71に接触する程度まで戻した
折返し部74とを設けている。コイルバネ70は、図9
(a)に示すように、水切り部72を上垂直壁部53c
に接触させると共に壁面に沿って、キッチンシャワー4
0の出湯方向に垂下するように配設される。
【0042】上記のように構成した第2の実施形態にお
いては、キッチンシャワー40内の空間部44の水抜き
をしたとき、バルブ60の本体61に巻装したコイルバ
ネ70とケース一端側壁部41aとの狭い隙間部分Nに
残り湯が溜まり易く、これを放置することにより、外気
温の低下によりこの部分が凍結しやすくなる。しかし、
図9(a)に示すように、コイルバネ70に水切り部7
2を設けて、上垂直壁部53cに接近させかつ、キッチ
ンシャワーの出湯方向(図示下方)に延出させたことに
より、ケース41の一端側壁部41aとコイルバネ68
との狭い隙間部分Nに溜まった湯は、図9(b)に示す
ように、表面張力によりU字状の水切り部72を伝って
この部分に溜まり、その後、自重により落下する。その
ため、ケースの一端側壁部41aとコイルバネ70との
狭い隙間部分Nに溜まった水を効果的に排除でき、この
部分での水の凍結を防止でき、シャワー湯出口46の凍
結時におけるバルブ60の正常な切替機能を確保でき、
通水時に直ちに給湯を開始できる。
【0043】なお、上記各実施形態においては、バルブ
を元止め式湯沸器に適用した場合について示したが、そ
の他、本発明のバルブを、第1空間部と第2空間部を隔
離する隔壁を貫通する取付孔に介装され、第1空間部内
が通常圧力のときはコイルバネの付勢力により取付孔を
閉鎖し、第1空間部内が高圧になったときは、高圧によ
り本体が押されて取付孔を開放するような用途に適用す
ることができる。その他、上記各実施形態に示したもの
については一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において、種々変更して実施することが可能である。
【0044】
【発明の効果】上記請求項1の発明によれば、本体にス
ピンドルを必要とせずスピンドルを支持する相手部材も
必要としないので、バルブを小型でかつ簡易な構成にで
き、バルブの組み付けが非常に容易であるため、バルブ
の価格を安価にできる。また、小型であることにより、
狭い空間部分にバルブを配設するような用途に好適であ
る。さらに、本体の一部に軸心に対して略回転対称形状
の切欠部を設けているため、この切欠部によって水圧を
受け難いようになっており、わずかな圧力変動によって
影響を受けることなくバルブの閉鎖状態を確実に維持す
ることができる。また、切欠部を設けたことにより、本
体の重量を軽くでき、それによりコイルバネの力を弱く
でき、バネのセット長さを短くできるので、バルブ寸法
をさらにコンパクトにできる。さらに、切欠部を設けた
ことにより、コイルバネの体積を低減することができ、
バルブの材料コストを低減できる。
【0045】また、請求項2の発明によれば、第1空間
部と第2空間部を隔てる隔壁に設けたバルブは、本体の
シール部を除く軸方向の一部において、軸心に対して略
回転対称形状の切欠部を設けているため、軸方向の圧力
が加えられても、切欠部によって水圧を受け難いように
なっている。そのため、湯の流入開始時の瞬間的な高圧
状態の発生においても、本体の軸方向への移動を防止で
き、第2空間部側に設けたシール部により第2空間部側
を閉鎖できる。また、請求項3記載の発明によれば、コ
イルバネに設けた水切り部により、バルブのコイルバネ
と隔壁間の狭い隙間部分に溜まった水を効果的に排水で
きるため、この部分での水の凍結を防止でき、バルブの
正常な開閉機能を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバルブを適用した元
止め式湯沸器を概略的に示す正面図である。
【図2】同元止め式湯沸器の概略構成を示す構成図であ
る。
【図3】元止め式湯沸器のキッチンシャワーを概略的に
示す図4のIII−III線方向の断面図である。
【図4】同キッチンシャワーを示す底面図である。
【図5】バルブを示す一部破断面図、E方向矢視図及び
V−V線方向断面図である。
【図6】バルブの使用状態を拡大して示す説明図であ
る。
【図7】バルブの十字部の変形例を示す端面図である。
【図8】第2の実施形態に係るバルブのコイルバネを示
す正面図及び側面図である。
【図9】第2の実施形態のコイルバネの使用状態を拡大
して示す説明図及びIX−IX線方向の矢視図である。
【図10】参考例であるバルブの使用状態を拡大して示
す説明図である。
【図11】従来例であるバルブの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…熱交換器、3…給水経路、5…フレキシブル出湯
管、8…大気開放弁、9…ゲート弁、10…水圧応動装
置、15…自動排水ユニット、19…水抜栓、31…給
水元栓、32…排水栓、40…キッチンシャワー、44
…空間部、45…ストレート湯出口、46…シャワー湯
出口、51…切替レバー、53…隔壁、53d…開口、
54…バイパス経路、55…バイパス湯出口、60…バ
ルブ、61…本体、62…十字部、63…第1十字部、
63a…中央側端部、64…第2十字部、64a…内側
端部、65…第3十字部、66…円柱部、66a…装着
溝、67…Oリング、68,70…コイルバネ、72…
水切り部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1空間部と第2空間部を隔離する隔壁
    を貫通する取付孔に介装される簡易型バルブであって、 柱状の本体と、該本体の一端側に設けたシール部と、該
    本体の他端側に設けたストッパー部と、該本体の外周に
    巻装したコイルバネとにより構成され、かつ前記本体の
    他端から軸方向の所定区間において、軸心に対して略回
    転対称形状の切欠部を設け、 前記隔壁の取付孔に前記本体を挿通配置し、該本体の前
    記第1空間部側への突出部分に前記コイルバネを配設す
    ると共に前記第2空間部側への突出部分に前記シール部
    を配設することとし、 前記第1空間部内が通常圧力のときは前記コイルバネに
    より前記本体を該第1空間部側に付勢することにより、
    前記シール部により前記隔壁の取付孔を閉鎖し、該第1
    空間部内が高圧になったときは、該高圧により前記コイ
    ルバネの付勢力に対抗して前記本体が押されることによ
    り該取付孔を開放することを特徴とする簡易型バルブ。
  2. 【請求項2】 前記第1空間部を、湯沸器の出湯路に接
    続されるフレキシブル出湯管の先端に取り付けられて、
    切替手段によりシャワー湯出口側とストレート湯出口側
    のいずれか一方に切り替えられるキッチンシャワー内の
    空間部とし、前記第2空間部を、該空間部から隔壁によ
    って隔てられてバイパス湯出口に通じるバイパス経路と
    し、該隔壁を貫通する取付孔に介装されることを特徴と
    する前記請求項1に記載の簡易型バルブ。
  3. 【請求項3】 前記コイルバネの前記隔壁側端部に、該
    コイルバネ端部から下方に延出する延出部と、該延出部
    の先端側で折り返して前記本体近傍位置まで戻された折
    返し部とからなる水切り部を設けたことを特徴とする前
    記請求項1または請求項2に記載の簡易型バルブ。
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