JP2001152517A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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Shinichi Maruyama
真一 丸山
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Tomio Arikawa
富夫 有川
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Nobuo Sogabe
伸雄 曽我部
Motohiro Nishiuchi
基博 西内
Ken Takamata
憲 鷹股
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄ノズル先端の洗浄水噴出部の外面の汚れ
を掃除でき、適正な洗浄作用及び衛生状態を確保するこ
とができる温水洗浄装置を提供する。 【解決手段】 所定温度に温度調整された洗浄水を供給
する洗浄水供給手段と、供給された洗浄水の水圧によっ
て所定位置まで突出した後洗浄水を所要箇所に向けて噴
出するおしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4を有する
ノズルユニット2と、両洗浄ノズル3、4に対して択一
的に洗浄水を供給するおしり洗浄ポート5bとビデ洗浄
ポート5cとノズル掃除ポート5dとを有する流量調節
切換弁5とを備え、ノズル掃除ポート5dから供給され
る洗浄水をおしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4の噴
出部3a、4aの外面に供給する洗浄水供給通路30を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温水洗浄装置に関
し、特にその洗浄ノズルの掃除を行うようにした温水洗
浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な温水洗浄装置は、図7に
示すように、おしり洗浄ノズル42とビデ洗浄ノズル4
3を有するノズルユニット41と、おしり洗浄ポートと
ビデ洗浄ポートを有して両洗浄ノズルに対して択一的に
洗浄水を供給する三方口の流量調節切換弁44と、所定
水量の温水を貯えるとともに内蔵した加熱ヒータ45a
にて所定の水温に制御可能に構成された温水タンク45
と、水道端末46から定流量弁47と電磁開閉弁48を
介して温水タンク45に水を供給する給水手段50とに
より構成されており、洗浄時に給水手段50の電磁開閉
弁48を開いて温水タンク45内に給水することによ
り、温水タンク45内の温水がノズルユニット41に向
けて押し出されるように構成されている。なお、給水手
段50には定流量弁47での流量と洗浄ノズル42、4
3から噴出する流量との差の余剰水を便器に排出する逃
がし弁49が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成の温水洗浄装置では、洗浄時に洗浄ノズル4
2、43の先端部の洗浄水噴出部が便器の中央部まで突
出したときに汚物等が付着してその外面に汚れが発生し
易く、かつその汚れを掃除するように構成されていない
ため、汚れが放置されてしまいがちになり、洗浄水を噴
出して行う洗浄を適正に行うことができなくなったり、
不衛生になるなどの問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、洗浄
ノズル先端の洗浄水噴出部の外面の汚れを掃除でき、適
正な洗浄作用及び衛生状態を確保することができる温水
洗浄装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、所定温度に温度調整された洗浄水を供給する洗浄水
供給手段と、供給された洗浄水の水圧によって所定位置
まで突出した後洗浄水を所要箇所に向けて噴出するおし
り洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルを有するノズルユニット
と、両洗浄ノズルに対して択一的に洗浄水を供給するお
しり洗浄ポートとビデ洗浄ポートを有する流量調節切換
弁とを備えた温水洗浄装置において、流量調節切換弁に
ノズル掃除ポートを設け、ノズル掃除ポートから供給さ
れる洗浄水をおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルの噴出
部の外面に供給する手段を設けたものであり、適時に流
量調節切換弁の出口ポートをノズル掃除ポートに切換え
ることによって洗浄水がおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノ
ズルの噴出部の外面に供給されるため、ノズルの噴出部
に汚物等が付着してその外面に汚れが発生した場合でも
その汚れを掃除することができ、適正な洗浄作用及び衛
生状態を確保することができる。
【0006】また、両洗浄ノズルの突出ガイドである一
対のノズルシリンダパイプの基端部に流量調節切換弁を
配設するとともに、両ノズルシリンダパイプの間の空間
に、ノズル掃除ポートから流出した洗浄水を両洗浄ノズ
ルの噴出部の外面に向けて供給する洗浄水供給通路を設
けると、基端部の流量調節切換弁から両ノズルシリンダ
パイプの間の洗浄水供給通路を通して、各ノズルシリン
ダパイプの先端で待機している各洗浄ノズルの噴出部の
外面に洗浄水を供給して汚れを洗い流すことができ、コ
ンパクトな構成で確実に掃除することができる。
【0007】また、洗浄水供給手段は所定水量の温水を
貯えるとともに所定の水温に加熱しかつ洗浄時には給水
手段から給水されることにより温水が出口から押し出さ
れるように構成された温水タンクを備え、温水タンクの
出口と流量調節切換弁の入口ポートを接続し、かつ非使
用時には流量調節切換弁をノズル掃除ポートに切換えて
待機するようにすると、待機中に温水タンク内の洗浄水
の加熱により膨張した場合にその膨張分がノズル掃除ポ
ート、洗浄水供給通路を通って洗浄ノズルの噴出部外面
に供給されるので掃除に有効利用でき、また流量調節切
換弁をいずれかの洗浄ポートに切換えるタイミングを若
干遅らせるだけで、各洗浄ノズルの使用毎にその直前に
その噴出部外面に洗浄水を流すことができるので、より
確実に掃除することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の温水洗浄装置の一
実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
【0009】図1において、本実施形態の温水洗浄装置
1は、おしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4を有する
ノズルユニット2と、入口ポート5aとおしり洗浄ポー
ト5bとビデ洗浄ポート5cとノズル掃除ポート5dと
を有して入口ポート5aから流入した洗浄水を3つの出
口ポート5b〜5dに対して択一的に洗浄水を供給する
四方口の流量調節切換弁5と、所定水量の温水を貯える
とともに内蔵した加熱ヒータ6aにて所定の水温に制御
可能に構成された温水タンク6と、水道端末7から定流
量弁8と電磁開閉弁9を介して温水タンク6に水を供給
するとともに逃がし弁10にて定流量弁8での流量と流
量調節切換弁5の各出口ポート5b〜5dから流出する
流量との差の余剰水を便器に排出するように構成された
給水手段11にて構成されている。5eは、流量調節切
換弁5の弁体20(図2参照)を回転駆動して出口ポー
ト5b〜5dの切換及び回転位置により流量調節を行う
モータである。
【0010】ノズルユニット2とその基端部に配設され
た流量調節切換弁5の詳細構成を示す図2において、ノ
ズルユニット2の本体ケース12は、おしり洗浄ノズル
3とビデ洗浄ノズル4をそれぞれ図2に示す待機位置と
図3に示す所定位置まで突出した突出位置との間で出退
自在に支持するノズルシリンダパイプ13、14を相互
に平行に並列配置するとともに、両者間をその基端の連
結板12aと両者の軸芯が通る平面位置の連結板12b
と両者の先端における連結板12bより上部の閉止板1
2c及び連結板12bの下部に軸芯方向に適当間隔で配
設された連結リブ(図示せず)にて連結した状態で一体
成形して構成されている。
【0011】本体ケース12の基端には流量調節切換弁
5の弁箱部材15が配置され、その両側の取付部15a
が本体ケース12の基端部両側に突設された取付ボス1
2dにビス(図示せず)にて締結固定されている。弁箱
部材15の両側部には、ノズルシリンダパイプ13、1
4の基端部にシール材18を介してシール状態で嵌合接
続される嵌合筒部16、17が突設され、各嵌合筒部1
6、17内に向けておしり洗浄ポート5bとビデ洗浄ポ
ート5cが開口されている。
【0012】弁箱部材15の中央部には、ノズルシリン
ダパイプ13、14の軸芯が通る平面に対して垂直に円
筒弁箱19が形成されてその下端に入口ポート5aが形
成されるとともに内部に弁体20が回転自在に嵌合配置
され、上部にこの弁体20を駆動するモータ5eが配設
されている。弁体20は下端が入口ポート5aに連通す
るように開口された有底円筒状で、洗浄ポート5b、5
cに対応する高さ位置の側面に弁口21が開口されてい
る。弁箱部材15には弁口21がそれぞれ洗浄ポート5
b、5c側に向いた時にそれらを相互に連通させる連通
穴15b、15cが両側外面から穿孔され、その外面開
口が栓部材22a、22bにて密閉されている。
【0013】各洗浄ノズル3、4は、各洗浄ポート5
b、5cからノズルシリンダパイプ13、14内に供給
された洗浄水の水圧によって図2の待機位置から図3の
突出位置に向けて突出するように中空のノズル軸23、
24の基端部にノズルシリンダパイプ13、14の内面
に摺動自在に嵌合するピストン部23a、24aが設け
られるとともに、ノズル軸23、24の先端部がノズル
シリンダパイプ13、14の先端壁に形成されたガイド
穴13a、14aを貫通している。また、各ノズル軸2
3、24の先端にはそれぞれ局部に向けて洗浄水を噴出
する噴出口を形成した噴出部3a、4aが装着されてい
る。
【0014】ノズルシリンダパイプ13、14の先端壁
とピストン部23a、24aとの間には、各洗浄ノズル
3、4を待機位置に向けて付勢するばね25が介装され
ている。また、ノズルシリンダパイプ13、14の先端
部には段部13b、14bを介して小径部13c、14
cが形成され、各洗浄ノズル3、4が突出位置まで突出
した時に、段部13b、14b位置でのピストン部23
a、24aの支持とガイド穴13a、14a位置でのノ
ズル軸23、24の支持の2点支持にてこれら洗浄ノズ
ル3、4を保持するとともに、ばね25の収納空間を確
保するように構成されている。また、ピストン部23
a、24aの先端面には、段部13b、14bに当接し
てシールするシールリング26が装着されている。
【0015】ノズル軸23、24の上下端には略全長に
わたって浅い凹溝23b、24bが形成されるとともに
ノズルシリンダパイプ13、14の先端壁のガイド穴1
3a、14aが同形状に開口されてノズル軸23、24
の軸芯回りの回転位置が規制されている。さらに、ピス
トン部23a、24aの外周の凹溝23b、24bに対
応する位置に切欠23c、24cが形成され、洗浄ノズ
ル3、4の突出行程中にノズルシリンダパイプ13、1
4に流入した洗浄水の一部が切欠23c、24cから凹
溝23b、24b上に流出し、この凹溝23b、24b
を伝い、ガイド穴13a、14aの上部に形成された切
欠27(図6参照)を通って噴出部3a、4aの外面に
流出して清掃するように構成されている。
【0016】なお、おしり洗浄ノズル3においてはピス
トン部23aがノズル軸23の基端よりも適当距離先端
側に配設され、ビデ洗浄ノズル4においてはピストン部
24aがノズル軸24の基端に配設され、それらの突出
位置で図3に示すようにおしり洗浄ノズル3の噴出部3
aよりもビデ洗浄ノズル4の噴出部4aが若干前方に突
出するように構成されている。
【0017】以上のような基本構成のノズルユニット2
と流量調節切換弁5において、本実施形態では図4〜図
6に示すように、弁体20の弁口21にその中央部から
上方に狭幅延長部21aが形成され、弁口21がおしり
洗浄ポート5bとビデ洗浄ポート5cを閉止する中間の
待機位置に位置するように弁体20を位置決めした時に
狭幅延長部21aの上端部に対向するように円筒弁箱1
9にノズル掃除ポート5dが形成されている。また、本
体ケース12の基端の連結板12aには、ノズル掃除ポ
ート5dに連通するように流出穴28が形成されるとと
もに、その基端面からノズル掃除ポート5dの開口端面
にシール状態で接するように突部29が突設されてい
る。
【0018】また、ノズルシリンダパイプ13、14間
の連結板12bの上部には、流出穴28から流出した洗
浄水を、ノズルシリンダパイプ13、14の先端の閉止
板12cの両端に形成されている吐出穴31a、31b
まで案内する洗浄水供給通路30が形成されている。洗
浄水供給通路30は、ノズルシリンダパイプ13、14
の外周面上部の互いに適当間隔あけて対向する位置に全
長にわたって立上壁32a、32bを立設し、その上端
間を蓋板33で密閉して構成されている。なお、立上壁
32a、32bはノズルシリンダパイプ13、14の小
径部13c、14cでは互いに間隔が広げられ、吐出穴
31a、31bがノズル軸23、24の直上に位置する
ように構成されている。
【0019】以上の構成において、待機中は流量調節切
換弁5の弁体20はその弁口21がおしり洗浄ポート5
bとビデ洗浄ポート5cの何れにも連通しない中間の中
立位置に位置しており、その状態で弁口21の狭幅延長
部21aがノズル掃除ポート5dに連通している。した
がって、待機中に温水タンク6内で洗浄水が所定温度ま
で加熱されることによって膨張すると、その膨張分の洗
浄水はノズル掃除ポート5dから流出し、洗浄水供給通
路30を通って吐出穴31a、31bからおしり洗浄ノ
ズル3とビデ洗浄ノズル4の噴出部3a、4aの外面に
吐出し、噴出部3a、4aに掃除に有効に利用される。
【0020】使用時に、おしり洗浄又はビデ洗浄のスイ
ッチが押圧されると、流量調節切換弁5の弁体20の位
置切換に先立って電磁開閉弁9が開かれ、温水タンク6
から洗浄水が流出し、上記と同様にノズル掃除ポート5
dから洗浄水供給通路30を通って吐出穴31a、31
bからおしり洗浄ノズル3とビデ洗浄ノズル4の噴出部
3a、4aの外面に吐出し、使用に先立って掃除が行わ
れる。
【0021】次いで、電磁開閉弁9の開弁から若干タイ
ミングを遅らせて流量調節切換弁5のモータ5eにて弁
体20が回転され、弁口21がおしり洗浄ポート5bと
ビデ洗浄ポート5cの何れかの選択された側に連通され
るとともにその開度が調節される。例えば、おしり洗浄
が選択された場合、洗浄水は洗浄ポート5bからノズル
シリンダパイプ13内に流入し、その水圧がおしり洗浄
ノズル3のピストン部23aに作用し、ばね25の付勢
力に抗しておしり洗浄ノズル3が突出位置に向けて押し
出される。その間に、洗浄水の一部はノズル軸23内に
流入して先端の噴出部3aから少量流出するとともに、
ピストン部23aに形成された切欠23cから洗浄水の
一部がノズル軸23上に流出し、凹溝23bを伝って流
れ、先端の噴出部3a外面に流出し、噴出部3aの内外
の掃除が行われ、またこの間に温水タンク6とピストン
部23aの間の水路中に滞留し、温度が低下していた洗
浄水が便器に排出されるため、次に噴出部3aから洗浄
水が噴出されるときには適温の温水が局部に向けて噴出
される。
【0022】なお、以上の説明では電磁開閉弁9を開い
てから若干タイミングを遅らせて流量調節切換弁5を切
換えることにより洗浄ノズル3の掃除(前クリーニン
グ)を行う例を説明したが、前クリーニングを行わない
場合もあり、その場合には流量調節切換弁5を最小流量
(5又は6レベル段階ある流量レベルの1レベル以下の
流量)に切換えた後、電磁開閉弁9を開き、その後に流
量調節切換弁5を所定流量レベルの開度に切換える。
【0023】おしり洗浄ノズル3が、図3に示すよう
に、その突出位置まで突出されると、ピストン部23a
に設けたシールリング26がノズルシリンダパイプ13
の先端部の段部13bに圧接されてノズルシリンダパイ
プ13内が密閉されるとともにその体積膨張が停止する
ため、洗浄水はノズル軸23内を通って先端の噴出部3
aに圧送され、その噴出穴から勢い良く局部に向けて噴
出し、確実に洗浄が行われる。
【0024】所定時間の洗浄が終了すると、流量調節切
換弁5が元の待機状態に切換えられるとともに若干タイ
ミングを遅らせて電磁開閉弁9が閉じられる。これによ
って突出位置のおしり洗浄ノズル3がばね25の付勢力
によって待機位置に復帰するとともに、突出時と同様に
洗浄水が洗浄水供給通路30を通って吐出穴31a、3
1bから待機位置に戻ったおしり洗浄ノズル3の噴出部
3aの外面に向けて洗浄水が供給され、その掃除が行わ
れる。
【0025】または、洗浄終了後、電磁開閉弁9を閉
じ、若干タイミングを遅らせて流量調節切換弁5を元の
状態に切り換え、その後に電磁開閉弁9を適当時間開い
て洗浄ノズル3の掃除(後クリーニング)を行ってもよ
い。また、この後クリーニングを行わない場合もある。
【0026】なお、ビデ洗浄を選択した場合にも、ビデ
洗浄ノズル4が同様に動作し、同様の作用効果を奏する
ことは重ねて説明するまでもない。
【0027】以上のように本実施形態によれば、流量調
節切換弁5にノズル掃除ポート5dを設け、ノズル掃除
ポート5dから供給される洗浄水をおしり洗浄ノズル3
とビデ洗浄ノズル4の噴出部3a、4aの外面に供給す
るようにしたので、噴出部3a、4aに汚物等が付着し
てその外面に汚れが発生した場合でもその汚れを掃除す
ることができ、適正な洗浄作用及び衛生状態を確保する
ことができる。
【0028】また、両洗浄ノズル3、4を出退をガイド
する一対のノズルシリンダパイプ13、14の基端部に
流量調節切換弁5を配設し、両ノズルシリンダパイプ1
3、14の間の空間に、ノズル掃除ポート5dから流出
した洗浄水を両洗浄ノズル3、4の噴出部3a、4aの
外面に向けて供給する洗浄水供給通路30を配設してい
るので、コンパクトに構成することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の温水洗浄装置によれば、以上の
説明から明らかなように、流量調節切換弁にノズル掃除
ポートを設け、ノズル掃除ポートから供給される洗浄水
をおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルの噴出部の外面に
供給する手段を設けたので、適時に流量調節切換弁の出
口ポートをノズル掃除ポートに切換えることによって洗
浄水をおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルの噴出部の外
面に供給でき、ノズルの噴出部に汚物等が付着してその
外面に汚れが発生した場合でもその汚れを掃除すること
ができ、適正な洗浄作用及び衛生状態を確保することが
できる。
【0030】また、両洗浄ノズルの突出ガイドである一
対のノズルシリンダパイプの基端部に流量調節切換弁を
配設するとともに、両ノズルシリンダパイプの間の空間
に、ノズル掃除ポートから流出した洗浄水を両洗浄ノズ
ルの噴出部の外面に向けて供給する洗浄水供給通路を設
けると、基端部の流量調節切換弁から洗浄水供給通路を
通して各洗浄ノズルの噴出部の外面に洗浄水を供給して
汚れを洗い流すことができ、コンパクトな構成で確実に
掃除することができる。
【0031】また、洗浄水供給手段の温水タンクの出口
と流量調節切換弁の入口ポートを接続し、かつ非使用時
には流量調節切換弁をノズル掃除ポートに切換えて待機
するようにすると、待機中に温水タンク内の洗浄水の加
熱により膨張した場合にその膨張分を洗浄ノズルの噴出
部外面に供給して掃除に有効利用でき、また流量調節切
換弁をいずれかの洗浄ポートに切換えるタイミングを若
干遅らせるだけで、各洗浄ノズルの使用毎にその直前に
その噴出部外面に洗浄水を流すことができるので、より
確実に掃除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水洗浄装置の一実施形態の全体構成
図である。
【図2】同実施形態のノズルユニットの待機状態の横断
平面図である。
【図3】同実施形態のノズルユニットにおける洗浄ノズ
ルの突出状態を示す部分横断平面図である。
【図4】同実施形態のノズルユニットおけるノズル掃除
ポートと洗浄水供給通路を示す図2より高い位置での横
断平面図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【図6】図4のB−B矢視断面図である。
【図7】従来例の温水洗浄装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 温水洗浄装置 2 ノズルユニット 3 おしり洗浄ノズル 3a 噴出部 4 ビデ洗浄ノズル 4a 噴出部 5 流量調節切換弁 5a 入口ポート 5b おしり洗浄ポート 5c ビデ洗浄ポート 5d ノズル掃除ポート 6 温水タンク 11 給水手段 13 ノズルシリンダパイプ 14 ノズルシリンダパイプ 30 洗浄水供給通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 栄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 有川 富夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井戸田 育哉 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 曽我部 伸雄 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 西内 基博 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鷹股 憲 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D038 JA01 JA02 JA05 JB01 JB05 JF06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度に温度調整された洗浄水を供給
    する洗浄水供給手段と、供給された洗浄水の水圧によっ
    て所定位置まで突出した後洗浄水を所要箇所に向けて噴
    出するおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノズルを有するノズ
    ルユニットと、両洗浄ノズルに対して択一的に洗浄水を
    供給するおしり洗浄ポートとビデ洗浄ポートを有する流
    量調節切換弁とを備えた温水洗浄装置において、流量調
    節切換弁にノズル掃除ポートを設け、ノズル掃除ポート
    から供給される洗浄水をおしり洗浄ノズルとビデ洗浄ノ
    ズルの噴出部の外面に供給する手段を設けたことを特徴
    とする温水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 両洗浄ノズルの突出ガイドである一対の
    ノズルシリンダパイプの基端部に流量調節切換弁を配設
    するとともに、両ノズルシリンダパイプの間の空間に、
    ノズル掃除ポートから流出した洗浄水を両洗浄ノズルの
    噴出部の外面に向けて供給する洗浄水供給通路を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の温水洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄水供給手段は所定水量の温水を貯え
    るとともに所定の水温に加熱しかつ洗浄時には給水手段
    から給水されることにより温水が出口から押し出される
    ように構成された温水タンクを備え、温水タンクの出口
    と流量調節切換弁の入口ポートを接続し、かつ非使用時
    には流量調節切換弁をノズル掃除ポートに切換えて待機
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    温水洗浄装置。
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JP2004100255A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置
CN100376753C (zh) * 2002-08-29 2008-03-26 松下电器产业株式会社 卫生清洗装置

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