JP2001151284A - 定量吐出容器 - Google Patents

定量吐出容器

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JP2001151284A
JP2001151284A JP33491899A JP33491899A JP2001151284A JP 2001151284 A JP2001151284 A JP 2001151284A JP 33491899 A JP33491899 A JP 33491899A JP 33491899 A JP33491899 A JP 33491899A JP 2001151284 A JP2001151284 A JP 2001151284A
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JP
Japan
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container
pressing operation
operation portion
pressure
amount
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33491899A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
Takeshi Abe
武史 阿部
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧操作部を容器内圧の減圧力により塑性変
形させることなく、吐出量を安定的に定量化すること。 【解決手段】 定量吐出容器10であって、容器本体1
1の押圧操作部14以外の部分に減圧変形部16を備
え、容器内圧を経時的に減圧させる内溶液を収容可能と
したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定量吐出容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】定量吐出容器は、特開平10-24950号公報
に記載の如く、容器本体に設けた押圧操作部のスクイズ
変形量を一定に規制することにより、内溶液の吐出量を
定量化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の定量吐出容器で
は、経時的に容器内の酸素と化合して酸化する油、又は
経時的に低温になって収縮する高温充填された液体等を
内容物とするとき、容器内圧がそれらの内容物によって
減圧せしめられると押圧操作部がその減圧力により長期
的にスクイズ変形せしめられるものとなり、ひいては塑
性変形してしまう。塑性変形した押圧操作部は、一定の
スクイズ変形量を確保できず、吐出量にばらつきを生ず
る。
【0004】尚、容器本体の押圧操作部を、容器内圧の
減圧力ではスクイズ変形しない固いものにて構成すると
きには、吐出のための押圧操作ができない。
【0005】本発明の課題は、押圧操作部を容器内圧の
減圧力により塑性変形させることなく、吐出量を安定的
に定量化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、容器本体に設けた押圧操作部のスクイズ変形量を一
定に規制した定量吐出容器であって、容器本体の押圧操
作部以外の部分に減圧変形部を備え、容器内圧を経時的
に減圧させる内溶液を収容可能としてなるようにしたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】定量吐出容器10は、図1に示す
如く、軟質プラスチックからなるスクイズ変形可能な容
器本体11の開口部にキャップ12を嵌着し、キャップ
12の不図示の注ぎ口を上蓋13により開閉可能として
いる。
【0008】定量吐出容器10は、容器本体11の両側
部に設けた陥凹状押圧操作部14を含む上胴部11Aの
横断面形状を楕円、円等とし、押圧操作部14の剛性を
小として押圧し易くした(図2)。また、容器本体11
の内部で、押圧操作部14に相対する位置には、キャッ
プ12に吊支された多孔筒15が配置される。多孔筒1
5は、容器本体11の内部からキャップ12の注ぎ口へ
の内溶液の流路を形成しながら、押圧された押圧操作部
14と衝合し、押圧操作部14のスクイズ変形量を一定
に規制する。従って、上蓋13を開き、容器本体11を
倒立させたとき、押圧操作部14を多孔筒15に衝合す
るまで押圧することにより、内溶液の吐出量を定量化で
きる。
【0009】定量吐出容器10は、容器本体11の押圧
操作部14以外の部分、具体的には上胴部11Aと同一
横断面形状もしくは異なる横断面形状をなす下胴部11
Bに多数の減圧変形部16を備え(図1、図3)、油、
又は高温充填された液体等の経時的に容器内圧を減圧さ
せる内容液を収容可能とした。
【0010】減圧変形部16は、薄肉部16Aにより全
周を囲まれた凸状リブからなり、容器内圧の減圧力Fに
より凹状に変形する(図4)。薄肉部16Aの肉厚は、
容器本体1の他の部分の肉厚に比して最も薄い。容器1
0における減圧変形部16の設置個数(リブの数)は、
内溶液に応じて予定される容器内圧の減圧量の大きさに
基づいて定められる。
【0011】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。容器内圧が内容物によって経時的に減圧せしめ
られると、薄肉部からなる減圧変形部16がその減圧力
により積極的に変形し、押圧操作部14がその減圧力に
よりスクイズ変形することを回避する。これにより、押
圧操作部14は塑性変形することなく、一定のスクイズ
変形量を長期安定的に維持し、吐出量を安定的に定量化
できる。
【0012】尚、本発明にあっては、容器本体の押圧操
作部以外の部分の肉厚分布を調整し、平板状薄肉部から
なる減圧変形部を備えるものであっても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押圧操作
部を容器内圧の減圧力により塑性変形させることなく、
吐出量を安定的に定量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は定量吐出容器を示す正面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図4は減圧変形部を示す模式図である。
【符号の説明】
10 定量吐出容器 11 容器本体 14 押圧操作部 16 減圧変形部 16A 薄肉部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PB08 PC04 PD23 PE11 3E033 AA02 BA13 CA02 CA05 DA02 DB01 DD01 EA01 EA02 GA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に設けた押圧操作部のスクイズ
    変形量を一定に規制した定量吐出容器であって、 容器本体の押圧操作部以外の部分に減圧変形部を備え、
    容器内圧を経時的に減圧させる内溶液を収容可能として
    なる定量吐出容器。
JP33491899A 1999-11-25 1999-11-25 定量吐出容器 Withdrawn JP2001151284A (ja)

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