JP2001151064A - 側突用エアバッグ装置 - Google Patents

側突用エアバッグ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り畳まれたエアバッグの折り崩れを、ラッピ
ングシートを利用して、確実に防止できる側突用エアバ
ッグ装置を提供すること。 【解決手段】側突用エアバッグ装置のエアバッグ15
は、後部15b側に折り畳まれて、折り崩れ防止用の破
断可能なラッピングシート22に包まれる。エアバッグ
は、後部側にインフレーター11を内蔵させ、インフレ
ーターから突出するボルト13bを利用して、シートフ
レームに取付固定される。シート22は、一端23を、
折り畳まれたエアバッグの折目Y1・Y2間に挟持させ
るように挿入させた状態で、エアバッグ前部15a側を
覆い、さらに、挟持部位24を覆うように、エアバッグ
を少なくとも一周分巻き、かつ、ボルトを覆った中間部
位25と他端27とをボルト13bに係止させて、エア
バッグを包んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の座席に配置
されて、作動時、車内壁と乗員との間に膨張したエアバ
ッグを配置させる側突用エアバッグ装置に関し、特に、
折り畳まれたエアバッグが、折り崩れ防止用の破断可能
なラッピングシートに包まれている側突用エアバッグ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、側突用エアバッグ装置
では、特開平9−136596号公報等に記載されてい
るように、エアバッグが、折り畳んだ直後から座席のシ
ートフレームに取り付けるまでに、折り崩れが生じない
ように、破断可能なラッピングシートによって包まれて
いた。
【0003】なお、側突用エアバッグ装置では、座席に
配置するために、コンパクトなものが要求され、エアバ
ッグの後部側に、膨張用ガスを発生させるインフレータ
ーを内蔵させ、そのインフレーターも、略円柱状のシリ
ンダタイプものが使用されていた。
【0004】そして、エアバッグを折り畳む際には、イ
ンフレーターを後部側に内蔵させた状態で、エアバッグ
の前部側を後部側に接近させるように折り畳み、そし
て、ラッピングシートで、折り畳んだエアバッグの周囲
の後面・左右側面・前面を包んでいた。
【0005】しかし、従来のラッピングシートの包み方
は、両端相互を連結させて、折り畳んだエアバッグの周
囲を、単に、筒状に覆うだけであった。
【0006】そのため、エアバッグの折目がラッピング
シートに直接結合されている訳ではないことから、折目
間でずれることが避けられず、折目間が徐々にずれれ
ば、包んだエアバッグの前部側が、インフレーターの配
置部位を中心に、左右方向に振れるように変位して、折
り崩れを生じさせる場合があった。特に、後部側に内蔵
したインフレーターが略円柱状としているため、折り畳
まれたエアバッグは、前部側をインフレーター側に押し
付けられるように、ラッピングシートによって包まれて
も、不安定な状態となって、後部側に対して前部側が変
位する折り崩れを、効果的に抑制し難かった。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、折り畳まれたエアバッグの折り崩れを、ラッピング
シートを利用して、確実に防止できる側突用エアバッグ
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る側突用エア
バッグ装置は、エアバッグが、後部側にシリンダタイプ
のインフレーターを内蔵させるとともに、後部側に折り
畳まれ、さらに、折り崩れ防止用の破断可能なラッピン
グシートに包まれて、前記インフレーターから突出する
取付ボルトを利用し、後部側をシートフレームに取付固
定させる側突用エアバッグ装置であって、前記ラッピン
グシートが、一端を、折り畳まれた前記エアバッグの折
目間に挟持させるように挿入させた状態で、前記エアバ
ッグの前部側を覆い、さらに、前記挟持部位を覆うよう
に、前記エアバッグを少なくとも一周分巻き、かつ、前
記取付ボルトを覆った中間部位と他端とを前記取付ボル
トに係止させて、折り畳まれた前記エアバッグを包んで
いることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る側突用エアバッグ装置で
は、折り畳まれたエアバッグが、内蔵したインフレータ
ーごと、ラッピングシートにより包まれれば、折目間に
挿入された一端(挿入端)が、摩擦抵抗によって、抜け
ず、折り畳まれたエアバッグに直接結合された状態とな
る。
【0010】そのため、折り畳まれたエアバッグにおけ
るラッピングシート挿入端の位置から前方側の部位が、
ラッピングシートの挿入端からエアバッグ前部側を覆う
ラッピングシートの部位よって、固く緊締される状態と
なり、エアバッグの前方側部位における折目間のずれ
が、防止される。
【0011】また、折り畳まれたエアバッグにおけるラ
ッピングシート挿入端の位置から後方側の部位も、ラッ
ピングシートの挿入端からエアバッグ後部側を覆うラッ
ピングシートの部位によって、固く緊締される状態とな
る。
【0012】そして、折り畳まれたエアバッグにおける
ラッピングシート挿入端位置の前方と後方との緊締され
た部位相互も、エアバッグを一巻き分以上巻いているラ
ッピングシート全体により、固く緊締されることとな
り、その結果、エアバッグ前部側のエアバッグ後部側に
対して左右方向に振れるような変位が、抑制され、エア
バッグの折り崩れが、防止される。
【0013】さらに、ラッピングシートの挿入端から連
なる連結部位や他端側が、取付ボルトに係止されて、ず
れないため、ラッピングシートの固い緊締状態を、安定
して維持可能となる。
【0014】したがって、本発明に係る側突用エアバッ
グ装置では、折り畳まれたエアバッグの折り崩れを、ラ
ッピングシートを利用して、確実に防止できる。そし
て、ラッピングシートで包まれたエアバッグは、折り崩
れが防止されていることから、シートフレームへの組付
性が向上し、さらに、エアバッグを、変位させることな
く、適正な姿勢でシートフレームに組み付けることがで
きることとなって、座席ヘの組付後におけるエアバッグ
の展開膨張時、エアバッグの展開膨張方向を、安定させ
ることができる。
【0015】また、ラッピングシートは、一端側をエア
バッグの折目間に挿入し、他端側等を取付ボルトに係止
させるだけで、エアバッグを包めることから、接着剤等
を使用しなくとも良く、簡単に、エアバッグを包むこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】実施形態の側突用エアバッグ装置Mは、図
1・2に示すように、車両用の座席1の背もたれ部2に
おける車外側部位の上部に配置されている。
【0018】背もたれ部2には、略上下方向に配置され
るシ−トフレ−ム3が配設され、側突用エアバッグ装置
Mは、インフレーター11のブラケット13から突出す
る取付ボルト13bをナット8止めされて、フレーム3
に固定されている。なお、4はクッション、5・6は装
飾布等からなる表皮であり、さらに、7は、背もたれ部
2の車外側部位に取り付けられて、エアバッグ15の展
開膨張時に開くカバ−である。
【0019】側突用エアバッグ装置Mは、エアバッグ1
5の他、エアバッグ15に膨張用ガスを供給するインフ
レーター11と、折り畳まれたエアバッグ15を包むラ
ッピングシート22と、折り畳まれたエアバッグ15の
後部側を覆うケース29と、を備えて構成されている。
【0020】ケ−ス29は、車両の前方側を開口させた
断面U字形状の板金製として、インフレーター11の二
本の取付ボルト13bをそれぞれ挿通させる貫通孔29
aを備えて、構成されている。
【0021】インフレーター11は、図2・3に示すよ
うに、インフレーター本体12と、二つのブラケット1
3と、を備えて構成され、インフレーター本体12は、
丸棒状のシリンダタイプとして、リード線12dから所
定の電気信号を入力した際に、膨張用ガスを吐出させる
ものである。インフレーター本体12は、円柱状の大径
部12aと、大径部12aの下端に設けられた小径部1
2bと、を備えて構成され、小径部12bが、膨張用ガ
スを吐出させるガス吐出口12c(図2参照)を備えて
構成されている。各ブラケット13は、円環状の板金製
のクランプ部13aと、クランプ部13aに固着された
取付ボルト13bと、を備えて構成されている。各ブラ
ケット13は、インフレーター本体12の大径部12a
にクランプ部13aが外装されるとともに、クランプ部
13aが縮径されるようにかしめられて、インフレータ
ー本体12に固定されている。
【0022】側突用エアバッグ15は、図1〜3に示す
ように、展開膨張時の形状を、略長方形の板状に形成さ
れ、後部17(図3のA参照)の内部側に、インフレー
ター11を内蔵させている。また、後部17には、イン
フレーター11の各取付ボルト13bを挿通させる取付
孔17aが形成されるとともに、インフレーター11か
ら延びるリード線12dを挿通させる図示しない挿通孔
が形成されている。さらに、後部17の内周側には、イ
ンフレーター本体12の側方を覆うように、補強布20
が配置されている。
【0023】なお、エアバッグ15は、後部17側が折
目となった一枚の布材から形成され、その後部17側を
除いた部位の外周縁相互が縫合されて、袋状に形成され
ている。また、エアバッグ15や補強布20は、ポリア
ミドやポリエステル等の織布から構成されている。
【0024】ラッピングシート22は、エアバッグ15
の展開膨張時に破断可能な可撓性を有した不織布等から
形成され、実施形態の場合、インフレーター11を内蔵
した状態で前後方向に圧縮されるように折り畳まれたエ
アバッグ15に、略二巻き分弱程度、巻き付けることが
できる長さの帯状に形成されている。また、ラッピング
シート22には、幅方向(エアバッグ15の上下方向に
対応する)に2個ずつ2箇所に配置されて、各取付ボル
ト13bを挿入させる係止孔25a・27a(図4参
照)が、形成されている。さらに、ラッピングシート2
2の上縁側には、折り畳んだエアバッグ15を包む際
に、インフレーター11のリード線12dと干渉しない
ように、凹部22aが形成されている。なお、ラッピン
グシート22の幅寸法は、折り畳まれたエアバッグ15
の上下方向の長さ寸法と略等しく設定されている。
【0025】実施形態のエアバッグ15の折り畳みは、
まず、図3のA・Bに示すように、各取付ボルト13b
を突出させて後部17内にインフレーター11を内蔵さ
せた状態で、エアバッグ15の下部19を上方へ折り曲
げるとともに、エアバッグ15の上部18を下方へ折り
曲げる。なお、この折りの前には、インフレーター11
におけるガス吐出口12c近傍の補強布20の下端側
を、図3のAに示すように、前方側を塞がないように、
上方へ折り返して、インフレーター本体12の小径部1
2b付近を補強布20の下端側で覆っておく。
【0026】ついで、図3のC・Dに示すように、エア
バッグ15の前部16側を後部17側に接近するよう
に、上下方向の折目となる山折りと谷折りとを繰り返し
て、蛇腹折りする。
【0027】その後、図4に示すように、折り畳まれた
エアバッグ15をラッピングシート22で包む。その
際、まず、図4のAに示すように、ラッピングシート2
2の幅方向とエアバッグ15の上下方向とを合わせて、
シート22の中央付近に折り畳んだエアバッグ15を置
く。
【0028】ついで、図4のBに示すように、折り畳ん
だエアバッグ15の前部15a側を後部15b側へ押え
つつ、かつ、エアバッグ前部15a側を巻いて、シート
22におけるエアバッグ後部15b側の端部23を、イ
ンフレーター11の直前の谷折りの折目V1に挿入し
て、山折りの折目Y1・Y2間に挟持させ、さらに、端
部23側に連なる中間部位25をエアバッグ後部15b
側に引っ張りつつ、各係止孔25aに取付ボルト13b
を係止させる。
【0029】そして、図4のB・Cに示すように、シー
ト22の他方の端部27側に連なる中間部位26が折目
Y1・Y2による端部23側の挟持部位24と中間部位
25とを覆うように、中間部位26でエアバッグ15の
前部15a側を巻き、さらに、端部27の各係止孔27
aに取付ボルト13bを係止させれば、ラッピングシー
ト22により、折り畳んだエアバッグ15を包むことが
できる。なお、図4のB・Cでは、ラッピングシート2
2を、エアバッグ15と隙間を空けて図示したが、実際
には、ラッピングシート22は、エアバッグ15に圧接
された状態で、エアバッグ15を包んでいる。
【0030】その後、ラッピングシート22から突出し
た各取付ボルト13bを、ケース29の貫通孔29aか
ら突出させ、図示しない薄いプッシュナット等をボルト
13bに外装して、ボルト13bの貫通孔29aからの
抜け止めを行なえば、助手席用エアバッグ装置Mの組立
てを完了させることができる。
【0031】そして、各ボルト13bをシ−トフレ−ム
3にナット8止めすれば、座席1の背もたれ部2にエア
バッグ装置Mを取り付けることができる。勿論、座席1
は、エアバッグ装置Mを取り付けた後、表皮5・6やカ
バ−7等を取り付けて組み立てが完了され、車両に装着
されることとなる。また、座席1を車両に装着する際に
は、インフレ−タ−11から延びるリ−ド線12dを、
車両の所定のエアバッグ作動回路に結線させることとな
る。
【0032】このエアバッグ装置Mが車両に装着された
後、所定の信号がインフレ−タ−本体12に入力されれ
ば、インフレ−タ−本体12のガス吐出口12cから膨
張用ガスが吐出され、エアバッグ15は、前方側へ展開
膨張しつつ、ラッピングシート22を破断させるととも
に、カバ−7を押して開かせ、図1・2の2点鎖線で示
すように、大きく膨張することとなる。
【0033】そして、実施形態の側突用エアバッグ装置
Mでは、折り畳まれたエアバッグ15が、内蔵したイン
フレーター11ごと、ラッピングシート22により包ま
れれば、折目Y1・Y2間に挿入された一端(挿入端)
23が、摩擦抵抗によって、抜けず、折り畳まれたエア
バッグ15に直接結合された状態となる。
【0034】そのため、折り畳まれたエアバッグ15に
おけるラッピングシート挿入端22の位置から前方側の
部位15F(図4のC参照)が、ラッピングシート22
の挿入端23からエアバッグ前部15a側を覆うラッピ
ングシート22の部位25によって、固く緊締される状
態となり、エアバッグ前方側部位15Fにおける蛇腹折
りの各折目間のずれが、防止される。
【0035】また、折り畳まれたエアバッグ15におけ
るラッピングシート挿入端23の位置から後方側の部位
15Bも、ラッピングシート22の挿入端23からエア
バッグ後部15b側を覆うラッピングシート22の部位
25によって、固く緊締される状態となる。
【0036】そして、折り畳まれたエアバッグ15にお
けるラッピングシート挿入端23の位置の前方と後方と
の緊締された部位15F・15B相互も、エアバッグ1
5を一巻き分以上巻いているラッピングシート22全体
により、固く緊締されることとなって、その結果、エア
バッグ前部15a側のエアバッグ後部15b側に対して
左右方向に振れるような変位が、抑制され、エアバッグ
15の折り崩れが、防止される。
【0037】さらに、ラッピングシート22の挿入端2
3から連なる連結部位25や他端27側が、取付ボルト
13bに係止されて、ずれないため、ラッピングシート
22の固い緊締状態を、安定して維持可能となる。
【0038】したがって、実施形態の側突用エアバッグ
装置Mでは、折り畳まれたエアバッグ15の折り崩れ
を、ラッピングシート22を利用して、確実に防止でき
る。そして、ラッピングシート22で包まれたエアバッ
グ15は、折り崩れが防止されていることから、シート
フレーム3への組付性が向上し、さらに、エアバッグ1
5を、変位させることなく、適正な姿勢でシートフレー
ム3に組み付けることができることとなって、座席1ヘ
の組付後におけるエアバッグ15の展開膨張時、エアバ
ッグ15の展開膨張方向を、安定させることができる。
【0039】また、ラッピングシート22は、一端23
側をエアバッグ15の折目Y1・Y2間に挿入し、他端
27側等を取付ボルト13bに係止させるだけで、エア
バッグ15を包めることから、接着剤等を使用しなくと
も良く、簡単に、エアバッグ15を包むことができる。
【0040】そしてまた、実施形態の場合には、ラッピ
ングシート22の一端23を、内蔵したインフレーター
11の直前の谷折りの折目V1に差し込んで、インフレ
ーター11の直前の山折りの折目Y1・Y2に挟持させ
ている。そのため、一端23を折目Y1・Y2に挟持さ
せつつ中間部位25を引っ張って取付ボルト13bに係
止させる際、エアバッグ15の折目を有した全体を、中
間部位25により包むことができて、そのエアバッグ前
方側部位15Fを大きく圧縮させることができることか
ら、インフレーター11の部位を除く、折り畳まれたエ
アバッグ15の略全体だけを、固く緊締することが可能
となって、エアバッグ15の折り崩れを、一層防止する
ことができる。
【0041】なお、この点を考慮しなければ、ラッピン
グシート22の端部23を、インフレーター11の直前
より前方のエアバッグ前部15a側の折目間に、挿入さ
せても良い。
【0042】また、実施形態の場合には、ラッピングシ
ート22を、エアバッグ15を二巻き分弱程度巻ける長
さとしたが、ラッピングシート22の一端23を、折り
畳まれたエアバッグ15の折目間に挟持させるように挿
入させた状態で、エアバッグ15の前部15a側を覆
い、さらに、挟持部位24を覆うように、エアバッグ1
5を巻ければ、ラッピングシート22は、エアバッグ1
5の一周分程度の巻き数の長さとしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるエアバッグ装置の
使用態様を示す座席の側面図である。
【図2】図1のII−II部位の概略断面図である。
【図3】同実施形態のエアバッグ装置におけるエアバッ
グの折り畳み工程を説明する図である。
【図4】同実施形態のエアバッグ装置におけるエアバッ
グをラッピングシートで包む工程を説明する図である。
【符号の説明】
1…座席、 2…背もたれ部、 3…シートフレーム、 11…インフレーター、 13b…取付ボルト、 15…エアバッグ、 15a・16…前部、 15b・17…後部、 22…ラッピングシート、 23・27…端部、 24…挟持部位、 25・26…中間部位、 25a・27a…係止孔、 Y1・Y2…折目、 M…側突用エアバッグ装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグが、後部側にシリンダタイプ
    のインフレーターを内蔵させるとともに、後部側に折り
    畳まれ、さらに、折り崩れ防止用の破断可能なラッピン
    グシートに包まれて、前記インフレーターから突出する
    取付ボルトを利用し、後部側をシートフレームに取付固
    定させる側突用エアバッグ装置であって、 前記ラッピングシートが、 一端を、折り畳まれた前記エアバッグの折目間に挟持さ
    せるように挿入させた状態で、前記エアバッグの前部側
    を覆い、さらに、前記挟持部位を覆うように、前記エア
    バッグを少なくとも一周分巻き、かつ、前記取付ボルト
    を覆った中間部位と他端とを前記取付ボルトに係止させ
    て、 折り畳まれた前記エアバッグを包んでいることを特徴と
    する側突用エアバッグ装置。
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