JP2001149559A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001149559A
JP2001149559A JP33646299A JP33646299A JP2001149559A JP 2001149559 A JP2001149559 A JP 2001149559A JP 33646299 A JP33646299 A JP 33646299A JP 33646299 A JP33646299 A JP 33646299A JP 2001149559 A JP2001149559 A JP 2001149559A
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高明 市原
Kenichi Yagi
健一 八木
Shuichi Ikegami
修一 池上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄群の変動または停止の対象となる図柄を
全てほぼ同時に表示することにより、遊技者が疑念を持
つことなく遊技できるようにする。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、所要条件
が成立すると所要の表示を指令する表示指令を出力し遊
技者に特典を与える遊技制御部2や、出力された表示指
令を受けて表示部6に図柄群6aの変動または停止を表
示する表示制御部4等を制御手段として有する。図柄群
6aを構成する全ての図柄をほぼ同時に表示部6に表示
した。制御手段は図柄群6aを構成する全ての図柄のう
ち少なくとも停止の対象となり得る図柄を特定するため
の中図柄6d(特定図柄)を表示部6に表示する。この
ように図柄群6aを構成する全ての図柄がほぼ同時表示
されるので、関与図柄があるか否かや、特典が与えられ
る可能性等が遊技者に明らかになる。よって、遊技者は
疑念を持つことなく遊技することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、表示
部に図柄群を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機を含む遊技機に関する技術の
一例が特願平11−19299号公報に開示されてい
る。当該公報に開示された技術によれば、特定の表示領
域中に複数個の図柄を同時に表示するとともに、いずれ
か少なくとも一つの図柄を強調表示しながら当該強調表
示を移動させる。よって部分的ではあるが、図柄群の変
動を特定の表示領域中で行うことになる。もし複数個の
図柄のうち大当たりに関与する図柄(以下、単に「関与
図柄」と呼ぶ。)を含んでいれば、遊技者は当該関与図
柄が強調表示によって選択されるのを楽しみに見ること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示された技術では、変動の対象となる図柄群を構成する
全ての図柄をほぼ同時に特定の表示領域中に表示しては
いない。当該図柄群を構成する図柄の中には特定の表示
領域中に表示されていない図柄があるので、当該図柄は
関与図柄や遊技者に有利な状態に至る図柄である可能性
もある。よって遊技者は表示されていない図柄が存在す
るために、自分は損をしているのではないかという疑念
を抱く場合もある。本発明はこのような点に鑑みてなさ
れたものであり、図柄群の変動または停止の対象となる
図柄を全てほぼ同時に表示することにより、遊技者が疑
念を持つことなく遊技できるようにした遊技機を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「図柄群」は少なくとも二つの図柄によって構成
される。 (2)「停止」には完全な停止のみならず、一時停止を
も含む。また「停止」の状態には静止する場合のみなら
ず、基準位置を中心として任意の方向に任意の距離範囲
で動く場合をも含む。 (3)「図柄」は文字(英数字や漢字等),記号,符
号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図
柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止
画であってもよく、アニメーション等の動画であっても
よい。 (4)「表示部」は一の表示器(あるいは表示装置)に
ついて図柄を表示可能な部位の全部であってもよく、当
該部位の一部であってもよい。さらには一の表示器に限
らず、複数の表示器で構成してもよい。 (5)「特定図柄」とは図柄群を構成する全ての図柄の
うち少なくとも停止の対象となり得る図柄を意味し、特
定されない非特定図柄と識別するために用いる。図柄群
を変動しているときは特定図柄と非特定図柄との内容が
変化してゆき、当該変動を停止したときに特定図柄と非
特定図柄とが決定される。非特定図柄との関係で特定図
柄を識別する方法としては、例えば図柄の大きさ,色
彩,形状,絵柄等を変化させる方法がある。
【0005】当該手段1によれば、制御手段は図柄群を
構成する全ての図柄をほぼ同時に表示部に表示する。こ
の表示によって上記関与図柄があるか否かや、特典が与
えられる可能性等が遊技者に明らかになるので、遊技者
は疑念を持つことなく遊技することができる。また制御
手段は、図柄群を構成する全ての図柄のうち少なくとも
停止の対象となり得る図柄を特定するための特定図柄を
表示部に表示する。この表示によって変動している図柄
群を構成する図柄のうち、どの図柄で停止し得るのかが
明確になる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで、請
求項2に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「所要条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等
に応じて適切に設定可能な条件を意味する。例えば、高
確率中や時短中、保留球数が上限値に達したとき(いわ
ゆる満タン中)、遊技球が所定領域に入賞または通過す
ること、大当たり遊技中、大当たり遊技終了後の一定期
間、開閉部材(入賞口の蓋や羽根,いわゆるチューリッ
プ等の可動翼片等)が開いているとき等が該当する。当
該所要条件は遊技中に固定させてもよく、あるタイミン
グで変化させてもよい。 (2)「図柄の配列」は図柄群における図柄の順番を意
味する場合に限らず、表示部における表示位置や表示順
等をも含む。 (3)「図柄の個数」は図柄群を構成する図柄の個数を
意味する。 (4)「図柄の割合」は図柄群を構成する図柄の構成割
合(比率)を意味する。 (5)「図柄の種類数」は図柄群を構成する図柄の種類
数を意味し、例えば文字からなる図柄と、記号からなる
図柄とはそれぞれ種類の異なる図柄とする。
【0007】当該手段2によれば、所要条件が成立する
と、制御手段は図柄群を構成する図柄の配列,図柄の個
数,図柄の割合,図柄の種類数のうち少なくとも一つを
変化させる。このように図柄の配列等が変化すると、変
化した図柄群の構成が表示部に表示される。よって遊技
者は図柄群の構成が変化したことを明らかに認識するこ
とができるので、疑念を抱くことなく遊技することがで
きる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。ここで、請
求項3に記載した用語の「第1タイミング」には一定の
タイミングと不定のタイミングとを含む。一定のタイミ
ングは、例えばリーチに達した時,変動開始から所要期
間を経過した時,全図柄同期変動を始める時等が該当す
る。なお、この解釈は他の請求項および発明の詳細な説
明についても同様である。
【0009】当該手段3によれば、第1タイミングに達
すると、制御手段は図柄群を構成する全ての図柄を所定
線(直線,曲線,輪郭線等)に沿って点在させて表示す
る。バラバラに表示するよりは一定の規則に基づいて図
柄を表示すると、遊技者は図柄の配列や図柄の個数等が
容易に把握できる。よって、遊技者は安心感を持って表
示部に表示された図柄群あるいは個々の図柄を見ること
ができる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請
求項4に記載した用語の「第2タイミング」は上述した
第1タイミングと同様に解釈する。第1タイミングと第
2タイミングはほぼ同時のタイミングであってもよく、
異なるタイミングであってもよい。なお、この解釈は他
の請求項および発明の詳細な説明についても同様であ
る。
【0011】当該手段4によれば、第2タイミングに達
すると、制御手段は図柄群を構成する図柄のうち少なく
とも一つの図柄を特定しながら、順次図柄を相対的に移
動するように特定図柄を表示する。すなわち図柄群の変
動と停止の態様を表示する。図柄群を構成する図柄に対
して特定図柄は相対的に移動することから、図柄群を構
成する図柄の表示位置をほぼ固定した場合には特定図柄
が移動し、特定図柄の表示位置をほぼ固定した場合には
図柄群を構成する全ての図柄が移動することになる。こ
うして図柄群を構成する全ての図柄を明らかにするとと
もに、遊技者は当該図柄群の変動または停止を目で認識
することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、制御手段は、図柄群を構成する図柄のうち少
なくとも一つの図柄を特定図柄とし、図柄群を構成する
他の図柄と識別可能に表示する。すなわち特定図柄は図
柄群を構成する図柄であり、特定される際には他の図柄
と識別可能に表示され、特定されない場合には当該他の
図柄と同等に表示される。他の図柄と識別可能に表示す
る例としては、図柄の大きさ,色彩,形状,種類などを
変化させる場合が該当する。よって、遊技者は図柄群を
構成する図柄のうち特定された図柄と特定されない図柄
とを明確に区別することができる。また、特定図柄と図
柄群を構成する図柄とを同じ種類にすることによって、
別の種類の図柄で表示する態様に比べて表示制御が簡単
になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一
つであるパチンコ機に本発明を適用したものである。は
じめに、本発明の概要を模式的に示した図1を参照しな
がら説明する。図1に示す遊技機は、所要条件が成立す
ると所要の表示を指令する表示指令を出力し遊技者に特
典を与える遊技制御部2や、出力された表示指令を受け
て表示部6に図柄群6aの変動または停止を表示する表
示制御部4等を有する。なお所要条件の成立としては、
例えば遊技球が始動口に入賞したことや、図柄群6a等
の変動を開始したこと、あるいはリーチに達したこと等
が該当する。また、遊技制御部2と表示制御部4とは合
わせて制御手段に相当する。
【0014】上記のように構成された遊技機において表
示制御部4が行う画像編集によって表示部6にほぼ同時
に表示される図柄は、例えば次のようになる。すなわち
変動している図柄群6aを停止した左図柄6cや右図柄
6eの他に、変動を行う図柄群6aの全部が表示部6に
表示される。図1の例では「1」から「8」までの八つ
の数字図柄からなる図柄群6aの全部がほぼ同時に表示
部6に表示されている。当該数字図柄は所定線6bに沿
って点在し、所定線6bに沿って図柄を移動させること
により変動を実現する。変動の際には順次図柄を相対的
に移動するとともに、中図柄6dとなり得る図柄は他の
図柄と比べて大きく表示するとどの図柄が中図柄6dと
して停止し得るのかが分かりやすくなる。そして変動し
ている図柄群6aが停止すると、停止して表示された図
柄は中図柄6dとなる。図1の例では、図柄群6aを構
成する数字図柄「8」が中図柄6dとして表示部6のほ
ぼ中央部に他の図柄と比べて大きく表示されている。
【0015】上述した遊技機によれば、以下に示す効果
を得ることができる。 (1)遊技制御部2および表示制御部4(制御手段)
は、図柄群6aを構成する全ての図柄をほぼ同時に表示
部6に表示した。また遊技制御部2および表示制御部4
は図柄群6aを構成する他の図柄と比べて大きく表示す
ることにより、図柄群6aを構成する全ての図柄のうち
少なくとも停止の対象となり得る図柄を特定するための
中図柄6d(特定図柄)を表示部6に表示した。このよ
うに表示部6には図柄群6aを構成する全ての図柄がほ
ぼ同時表示されるので、関与図柄があるか否かや、特典
が与えられる可能性等が遊技者に明らかになる。よっ
て、遊技者は疑念を持つことなく遊技することができ
る。 (2)図柄群6aを構成する全ての図柄を所定線6bに
沿って点在させて表示した。バラバラに表示するよりは
一定の規則に基づいて図柄を表示すると、遊技者は図柄
の配列や図柄の個数等が容易に把握できる。よって、遊
技者は安心感を持って表示部6に表示された図柄群6a
を見ることができる。 (3)図柄群6aを構成する図柄のうち少なくとも一つ
の図柄を特定しながら、順次図柄を相対的に移動するよ
うに中図柄6d(特定図柄)を表示した。図柄群6aを
構成する図柄に対して中図柄6dは相対的に移動するこ
とから、図柄群6aを構成する図柄の表示位置をほぼ固
定した場合には中図柄6dが移動し、中図柄6dをほぼ
固定した場合には図柄群6aを構成する全ての図柄が移
動することになる。こうして図柄群6aを構成する全て
の図柄を明らかにするとともに、遊技者は当該図柄群6
aの変動または停止を目で認識することができる。 (4)図柄群6aを構成する図柄のうち少なくとも一つ
の図柄を特定図柄とし、図柄群6aを構成する他の図柄
と識別可能に表示した。この表示によって、遊技者は図
柄群6aを構成する図柄のうち特定された図柄と特定さ
れない図柄とを明確に区別することができる。また、中
図柄6d(特定図柄)と図柄群6aを構成する図柄とを
同じ種類にすることによって、別の種類の図柄で表示す
る態様に比べて表示制御が簡単になる。
【0016】ここで、以下に示す態様を実現することも
できる。これらの態様であっても、図柄群6a等の変動
または停止の対象となる図柄を全てほぼ同時に表示部6
に表示したので、遊技者は疑念を持つことなく遊技する
ことができる。 (1)図1に示した例では図柄群6aを構成する他の図
柄と比べて大きく表示することにより中図柄6dを特定
図柄として表示したが、当該他の図柄と識別可能な他の
表示方法によって特定図柄を表示してもよい。他の表示
方法としては、例えば図柄の色彩,形状,絵柄等を異な
らせたり、キャラクタ等の識別図柄とともに表示した
り、あるいはこれらの少なくとも二つの態様を任意に組
み合わせて表示する方法がある。当該他の表示方法によ
っても、どの図柄が中図柄6dとして停止し得るのかが
分かりやすくなる。 (2)図柄群6aの変動は楕円からなる所定線6bに沿
って点在させた図柄を移動させて実現したが、所定線6
bは他の線としてもよい。他の線としては、例えば直
線,曲線,輪郭線等が該当する。当該他の線に沿って点
在させた図柄を移動させた場合でも図柄群6aの変動を
実現できる。 (3)遊技制御部2および表示制御部4(制御手段)
は、上記所要条件が成立すると図柄群6aを構成する図
柄の配列,図柄の個数,図柄の割合,図柄の種類数のう
ち少なくとも一つを変化させてもよい。このように図柄
の配列等を変化させると、変化した図柄群6aの構成が
表示部6に表示される。よって遊技者は図柄群6aの構
成が変化したことを明らかに認識することができるの
で、疑念を抱くことなく遊技することができる。
【0017】次に、遊技機の一つである第1種パチンコ
機に本発明を適用した例、すなわち図柄群を構成する全
ての図柄をほぼ同時に表示部に表示する例について、図
2〜図8を参照しながら説明する。図2には第1種パチ
ンコ機であるパチンコ機10の外観を正面図で示す。図
2に示すパチンコ機10の遊技盤面12上には、通過す
るパチンコ球を検出するゲートセンサ58を有するゲー
ト32、パチンコ球の通過が可能な通過口24,62、
入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ60を有す
る第1種始動口30、ソレノイド54によって開閉され
る蓋74を有する大入賞口34、後述するように特別図
柄表示器22や保留球ランプ20,28等を複合的に有
する複合装置14、その他に一般の入賞口や風車,釘な
どが適宜に配置されている。遊技盤面12の下方には、
遊技者がパチンコ機10に対して所要の操作を行う操作
ボタン48(操作部)、賞球を含むパチンコ球を一時的
に貯留する下皿44や、タバコの吸い殻等を入れる灰皿
46、遊技者の手が触れているか否かを検出するタッチ
センサ42を備えたハンドル40、賞球の受皿である上
皿38の内部に設けて音(効果音や音楽等)を出すスピ
ーカ50などを備える。また、ガラス枠18(他に「金
枠」とも呼ぶ。)の開放を検出する枠開放センサ36
や、パチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な位置
に配置されている発光体からなるランプ類16をも備え
る。さらに、上皿38には球貸を指令する球貸スイッチ
64と、プリペイドカードの返却を指令する返却スイッ
チ72とを備える。
【0018】遊技盤面12に設けられた通過口24に
は、普通図柄を変動または停止して表示する普通図柄表
示器26を備える。普通図柄表示器26は一個または複
数個の発光体(例えば緑色や赤色を発するLED等)を
有し、ゲート32にパチンコ球が通過したときに変動が
始まって所定期間(例えば10秒間)を経過すると停止
する。普通図柄の変動は、例えば発光体の点滅等によっ
て行う。点滅している発光体が特定の状態(例えば一方
のLEDが赤色で点灯する等)で停止すると、下部始動
口68の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。大
入賞口34は上記蓋74の他に、パチンコ球が大入賞口
開放期間(例えば20秒間)内に入賞すると大当たり遊
技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能になる
Vゾーン56や、単に賞球を払い出す普通入賞口などを
有する。入賞したパチンコ球を検出するために、Vゾー
ン56にはVゾーンセンサ52を、普通入賞口には入賞
センサ70をそれぞれ有する。また、大入賞口34の下
方には入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ66
を有する下部始動口68を設ける。当該下部始動口68
は第1種始動口30と同等の機能を備える。これらの第
1種始動口30や下部始動口68は、いずれもパチンコ
球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球を払い出す。
よって、パチンコ機10では第1種始動口30や下部始
動口68にパチンコ球が入賞すると所要条件が成立する
ことになる。
【0019】複合装置14は、図柄群の変動または停止
を表示可能な特別図柄表示器22、普通図柄の変動中に
ゲート32を通過したパチンコ球の個数を表示する保留
球ランプ20、特別図柄の変動中に第1種始動口30や
下部始動口68に入賞したパチンコ球(保留球)の個数
を表示する保留球ランプ28等を有する。以下、保留球
ランプ28の表示によって認識できる数を「保留球数」
と呼ぶ。表示部6に相当する特別図柄表示器22は例え
ば液晶表示器を用い、文字,記号,符号,図形,映像な
どの図柄からなる特別図柄,装飾図柄等を表示する。こ
の特別図柄表示器22に表示する特別図柄は、第1種始
動口30や下部始動口68にパチンコ球が入賞すると変
動し始め、所定時間経過後に停止するようになってい
る。なお、特別図柄表示器22として液晶表示器を用い
たが、CRTやLED表示器,プラズマ表示器などのよ
うに図柄が表示可能な如何なる表示器を用いてもよい。
また、普通図柄表示器26と特別図柄表示器22とを別
個に用いたが、同一の表示器で双方を兼用してもよい。
保留球ランプ20,28は、それぞれが1個または複数
個の発光体(例えば4個のLED)からなる。
【0020】次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技
を実現するメイン制御基板100と、そのメイン制御基
板100から送られた表示指令(例えば停止予定図柄や
変動パターン等を含む信号)を受けて特別図柄表示器2
2に図柄を表示する表示制御基板200とについて、こ
れらの概略構成を示した図3を参照しながら説明する。
これらのメイン制御基板100および表示制御基板20
0は制御手段に相当し、いずれも例えばパチンコ機10
の背面側に設ける。図3において、遊技制御部2に相当
するメイン制御基板100はCPU(プロセッサ)11
0を中心に構成し、遊技制御プログラムや所要のデータ
(例えば大当たり値等)を格納するROM112、各種
の乱数や信号等のデータを格納するRAM114、各種
の入力装置から送られた信号を受けてメイン制御基板1
00内で処理可能なデータ形式に変換する入力処理回路
102、CPU110から送られた作動データを受けて
各種の出力装置(例えばソレノイド54等)を作動させ
る出力処理回路104、CPU110から送られた表示
データを受けて表示体や発光体を適宜に表示制御(点
灯,点滅を含む。)する表示制御回路106、表示制御
基板200に対して所要の信号を送る通信制御回路11
6等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス11
8に互いに結合されている。
【0021】CPU110はROM112に格納された
遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10による遊
技を実現するが、当該遊技制御プログラムには後述する
第1種始動口処理等の手続きを実現するためのプログラ
ムをも含む。ROM112にはEPROMを用い、RA
M114にはSRAMを用いるが、他種のメモリを用い
てもよい。他種のメモリとしては、EEPROM,DR
AM,フラッシュメモリ等がある。入力処理回路102
が検出信号等を受ける入力装置としては、例えば操作ボ
タン48、始動口センサ60,66、ゲートセンサ5
8、入賞センサ(Vゾーンセンサ52等)あるいは他の
センサ(枠開放センサ36,タッチセンサ42等)など
がある。出力処理回路104が信号を出力する出力装置
としては、例えばソレノイド54等がある。表示制御回
路106が表示制御する表示体としては、例えばランプ
類16や保留球ランプ20,28、あるいは普通図柄表
示器26等がある。通信制御回路116は、必要に応じ
てさらに図示しない枠制御基板やホールコンピュータ等
に対しても所要のデータを送ることができる。
【0022】次に、表示制御部4に相当する表示制御基
板200はCPU210を中心に構成し、表示制御プロ
グラム,所要の表示データ(例えば表示指令に対応する
表示情報,はずれ変動パターンを含む複数の変動パター
ン,複数のリーチパターン等)を格納するROM20
2、表示指令,表示情報,入出力信号等を格納するRA
M204、メイン制御基板100から送られたデータを
受信しする通信制御回路206、所要の図柄を記憶し指
令を受けて生成するキャラクタジェネレータ212、C
PU210から送られた表示情報を受けて特別図柄表示
器22に加工した図柄を表示するVDP(Video Displa
y Processor)214等を有する。これらの構成要素
は、いずれもバス208に互いに結合されている。
【0023】CPU210はROM202に格納された
表示制御プログラムを実行して特別図柄表示器22に図
柄を表示するが、当該表示制御プログラムには後述する
図柄表示処理等を実現するためのプログラムをも含む。
ROM202はEPROMを用い、RAM204にはD
RAMを用いるが、上記他種のメモリを用いてもよい。
通信制御回路206は、必要に応じてさらに図示しない
枠制御基板やホールコンピュータ等に対しても所要のデ
ータを送ることができる。キャラクタジェネレータ21
2が生成する図柄データとしては、例えば文字(英数字
や漢字等),図柄(特別図柄,普通図柄,装飾図柄
等),静止画,動画(アニメーション等),映像などが
ある。VRAMやパレットRAM等を有するVDP21
4は、表示情報を受けてキャラクタジェネレータ212
が生成した図柄データを読み込み、配色指定及びスプラ
イト処理等の画像編集を行なってVRAMやパレットR
AMに図柄データを展開した上で、最終的に映像信号や
同期信号等を特別図柄表示器22に出力する。このとき
スプライト処理を実行して実現されるスプライト機能に
よって、複数の図柄を所定線に沿って点在させるととも
に、当該複数の図柄を所定線に沿って移動させて図柄群
の変動を実現できる。
【0024】なお、メイン制御基板100から送られた
指令信号を受けて各種装置の作動を制御する枠制御基板
やその他の基板等については、本発明の要旨と関連しな
いために図示および説明を省略する。上記各種装置とし
ては、例えばハンドル40が操作されるとパチンコ球を
発射する発射装置や、球貸しや賞球のためにパチンコ球
の払い出しを行う払出装置などが該当する。
【0025】上記のように構成したパチンコ機10にお
いて、本発明を実現するためにメイン制御基板100で
行う手続きについて図4,図5を参照しながら説明す
る。ここで図4には第1種始動口30に対するパチンコ
球の入賞判別を実現する第1種始動口処理の手続きを、
図5にはリーチ表示およびリーチパターンに基づく変動
を実現するリーチ処理の手続きをそれぞれフローチャー
トで示す。これらの処理は、いずれも図4に示すメイン
制御基板100のROM112に格納されている遊技制
御プログラムをCPU110が適当なタイミング(例え
ば4ミリ秒ごとの周期)で実行して実現する。なお説明
を簡単にするために、第1種始動口30と下部始動口6
8は同様に機能するので、第1種始動口30を例にして
説明する。また、実際のパチンコ機では特別図柄表示器
22における図柄群の変動中に第1種始動口30にパチ
ンコ球が入賞すると所定個数(例えば4個)を上限に保
留して保留球ランプ28を点灯する。そして図柄群の変
動を終えた後に、保留球数の範囲内で続けて図柄群の変
動を行う。本明細書では説明を簡単にするために、保留
球ランプ28が全て消灯している状態であって第1種始
動口30等に1個のパチンコ球のみが入賞したときを想
定して説明する。
【0026】図4に示す第1種始動口処理では、まず第
1種始動口30にパチンコ球が入賞したか否かを判別す
る〔ステップS10〕。具体的には、図2,図3に示す
始動口センサ60から検出信号を受けると入賞した(Y
ES)と判別し、当該検出信号を受けなければ入賞して
いない(NO)と判別する。第1種始動口30にパチン
コ球が入賞すると(YES)、各種の乱数を読み込んで
記憶する〔ステップS12〕。当該各種の乱数として
は、例えば大当たりか否かを判別するために用いる大当
たり判定用乱数RAや、その大当たり判定用乱数RAに
よって大当たりと判別されたときに特別図柄表示器22
に表示する大当たり図柄(特定図柄の組み合わせ)を特
定するために用いる大当たり図柄用乱数RB、特別図柄
表示器22に表示されたリーチ図柄(所定図柄の組み合
わせ)等に応じてリーチに達してから変動を停止するま
での表示パターンを特定するために用いるリーチパター
ン乱数RC等が該当する。なお「リーチ」または「リー
チ状態」とは大当たりになり易い状態であって、未だに
変動している残りの特別図柄(第3図柄)を除き、他の
特別図柄(第1図柄,第2図柄)がリーチ図柄と一致す
る状態を意味する。
【0027】次に「大当たり」か否かを判別する〔ステ
ップS14〕。具体的には、上記ステップS12で読み
込んで記憶した大当たり判定用乱数RAが大当たり値と
一致したか否かによって判別する。大当たり値の個数は
通常状態では1個であるが、遊技状態(例えば確率変動
等)によっては複数個に増やしてもよい。もし「大当た
り」と判別されたときは(YES)、ステップS12で
記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ステップ
S16〕、図柄群の変動(以下「図柄変動」と呼ぶ。)
を開始すべく後述するステップS18に進む。当該大当
たり図柄用乱数RBの値に応じて、最終的に停止して確
定する予定の図柄(以下「停止予定図柄」と呼ぶ。)を
決定する。一方、ステップS14で「はずれ」と判別さ
れたときは(NO)、はずれ図柄を特別図柄表示器22
に表示するためにはずれ図柄データをRAM114から
読み込んだ後〔ステップS30〕、当該はずれ図柄にリ
ーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS32〕。
リーチ図柄は図柄変動の停止時に遊技者が大当たりか否
かを判断可能なライン(いやゆる有効ライン)上の第1
図柄(例えば左図柄)と第2図柄(例えば右図柄)の組
み合わせが該当し、多くのパチンコ機10では同じ図柄
(いわゆるゾロ目)を充てている。もしリーチ図柄を含
むならば(YES)、最終的には「はずれ」になるが途
中でリーチになるので後述するステップS18に進む。
もしリーチ図柄を含まなければ(NO)、後述するステ
ップS18と同様に図柄変動を開始し〔ステップS3
4〕、しばらくするとはずれ図柄を表示し〔ステップS
36〕、後述するステップS22に進む。
【0028】表示制御基板200に表示指令を送って図
柄変動を開始してからしばらくすると〔ステップS1
8〕、リーチ処理を実行する〔ステップS20〕。この
リーチ処理の具体的な内容について図5を参照しながら
説明する。図5に示すリーチ処理では、まず図4のステ
ップS12で記憶したリーチパターン乱数RCを読み込
み〔ステップS40〕、リーチパターンを決定する〔ス
テップS42〕。リーチパターンはリーチ後に図柄変動
を行うパターンであって、例えば図3のROM202等
に複数記憶しておく。当該リーチパターンは、例えば図
4のステップS16(またはステップS30)で決定し
た停止予定図柄と、上記ステップS40で読み込んだリ
ーチパターン乱数RCとに基づいて、ROM112等に
記憶された第1データテーブルに従って決定する。
【0029】リーチパターンを決定した後、変動パター
ンに基づいて図柄変動を継続し〔ステップS44〕、リ
ーチ図柄を表示する〔ステップS46〕。変動パターン
はリーチパターンと同様に特別図柄等の図柄変動やアニ
メーション(装飾図柄)等の表示を実現するためのパタ
ーンであり、例えば乱数や第2データテーブル等を用い
て決定する。図柄変動には、リールを回転させる態様の
通常変動や、画面上の所定位置を中心に任意方向に揺れ
動かす態様の正逆変動、全て図柄群をほぼ同期させて変
動を行う態様の全図柄変動などがある。また、複数の変
動領域でそれぞれ変動を行う場合では、変動中の変動速
度や変動方向,停止時期や順番等関するデータをも含
む。変動パターンが異なれば停止する図柄の順番も異な
る例では、停止順に応じてリーチや大当たり等を期待す
る期待感も生じ得る。リーチ図柄は本例では特別図柄表
示器22にのみ表示するが、他の表示器のみに表示して
もよく、双方の表示器に表示してもよい。この態様では
特別図柄表示器22以外の表示器にもリーチ図柄等が表
示されるので、リーチ図柄が何であるかを認識しやすく
なる。その他、リーチになったことを遊技者に報知する
手段としては、例えば音声や特定の効果音をスピーカ5
0から出し、遊技者が触れるハンドル40や遊技者が座
る椅子を振動させる等のような態様がある。こうすれ
ば、遊技者はリーチになったことをより確実に認識する
ことができる。
【0030】リーチ図柄を表示した後、当該リーチ図柄
を変化させる〔ステップS48〕。変化としては、例え
ば縮小,輪郭表示,透明化または半透明化,特別図柄表
示器22の周縁部位への移動などがある。これらの変化
の態様はいずれか一の態様のみで変化させてもよく、複
数の態様を任意に組み合わせて変化させてもよい。さら
に複数の態様を行う場合には、同時に変化させてもよ
く、連続的または不連続的に順番に変化させてもよい。
例えば縮小と移動を行う場合には、縮小してから移動す
る形態、移動してから縮小する形態、縮小と移動を同時
に行う形態のいずれであってもよい。変化の態様を選択
可能に構成した場合には、図柄変動を行うごとや遊技状
態に応じて異ならせてもよく、操作ボタン48を操作す
る遊技者の意思で選択可能に構成してもよい。また、変
化はリーチ図柄の全部または一部に対して行なってもよ
く、一のリーチ図柄については部分的に行なってもよ
い。こうしてリーチ図柄を変化すると、未だに変動して
いる図柄群を構成する全ての図柄をほぼ同時に表示しな
がら図柄変動を行う領域が広がったり、当該図柄群を構
成する全ての図柄が見やすくなる。さらにリーチ図柄の
形態は維持されるので、変化前のリーチ図柄と比べても
見やすさを維持することができる。なお、図5に示すリ
ーチ処理ではリーチになると必ずリーチ図柄を変化させ
るが、乱数(例えば大当たり判定用乱数RA等)や第3
データテーブルあるいは遊技状態等に応じてリーチ図柄
を変化するか否かを決定してもよい。こうすれば特定の
ときにリーチ図柄が変化するので、遊技者は期待感を持
つことができる。
【0031】リーチ図柄を変化させた後、未だに変動し
ている図柄群を構成する全ての図柄をほぼ同時に表示し
〔ステップS50〕、当該図柄群についてステップS4
2で決定したリーチパターンに従って図柄変動を行う
(あるいは継続する)〔ステップS52〕。ステップS
50では結果として特別図柄表示器22に図柄群を構成
する全ての図柄が表示されればよい。すなわち、当該図
柄群を構成する全ての図柄を一つずつ(あるいは二つ以
上の所定数ずつ)出現させてもよく、一度に全ての図柄
を出現させてもよい。この表示によって、遊技者等は未
だに変動している図柄群がどの図柄で構成されているの
かを認識することができる。そのため、大当たりに関与
する関与図柄があるか否か、あるいは特典が与えられる
可能性が高いか低いか等が遊技者等に明らかになるの
で、遊技者等は疑念を持つことなく遊技することができ
る。
【0032】ステップS52の図柄変動では、以下に示
す態様を任意に行なってもよい。 (1)図柄群を構成する全ての図柄のうち少なくとも第
3図柄(例えば中図柄)として停止し得る図柄を特定す
ると遊技者等が分かりやすい。すなわち、図柄群を構成
する全ての図柄のうち一部の図柄を他の図柄と容易に識
別し得る特定図柄として表示する。当該特定図柄として
表示する方法は、例えば図柄の大きさ,色彩,形状,絵
柄等を他の図柄と異ならせたり、キャラクタ等の識別図
柄とともに表示したり、あるいはこれらの少なくとも二
つの態様を任意に組み合わせて表示する方法などがあ
る。こうした表示を行うと、第3図柄がどの図柄で停止
し得るのか、あるいはどの図柄で停止したのかが明確に
なる。 (2)リーチパターンに従って図柄変動の変動速度を変
化させてもよい。例えば、変動速度を段階的に変化させ
たり、次第に速くしたり遅くしたりする。こうすれば、
遊技者はより有利な図柄で停止することを期待しながら
遊技できる。 (3)図柄変動の際に図柄群の構成要素(図柄)を変化
させてもよい。すなわち、図柄の内容を変えたり、構成
要素としての図柄の数を増減するなどを行なってもよ
い。例えば、遊技者に有利な図柄を増やしたり、遊技者
に不利な図柄を減らして図柄群の構成する図柄の数を減
らす。こうすれば、遊技者は大当たりによる特典を期待
しながら遊技できる。
【0033】リーチパターンに基づいて図柄群を構成す
る図柄を視認可能な態様で図柄変動を行なった後、未だ
に変動している図柄群を停止し〔ステップS54〕、リ
ーチ処理を終了する。ステップS54の実行によって、
特別図柄表示器22には第3図柄(例えば中図柄)が停
止し、特別図柄(左図柄,中図柄,右図柄)が確定す
る。よって遊技者はどの図柄で確定したのかを認識でき
るが、より容易に認識できるようにするためには確定し
た図柄を拡大等して表示するとなおよい。
【0034】リーチ処理を終えると図4に戻って、大当
たりか否かを判別する〔ステップS22〕。外来ノイズ
等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機10の場
合は、上述した大当たり判定用乱数RAに基づいて「大
当たり」か否かを判別する。なお、実際に特別図柄表示
器22に表示された特別図柄が大当たり図柄と一致する
か否かによって大当たりか否かを必要に応じて判別して
もよい。もし「大当たり」ならば(YES)、大当たり
処理を行なった後に〔ステップS24〕、第1種始動口
を終了する。当該大当たり処理は、例えば大入賞口34
の蓋74を一定期間(例えば30秒間)だけ開放し、入
賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等のよう
な大当たり遊技を実現する。大当たり処理の手続きにつ
いては周知であるので、その説明および図示を省略す
る。なお、ステップS10の判別で第1種始動口30に
パチンコ球が入賞していない場合(NO)や、ステップ
S22の判別で「はずれ」ならば(NO)、そのまま第
1種始動口処理を終了する。
【0035】次に、図4,図5に示すそれぞれの処理を
実行して特別図柄表示器22に図柄を表示する態様の例
について、図6〜図8を参照しながら説明する。当該図
6〜図8に示す例は「大当たり」になるケースの一例を
示すものであって、簡単のために数多く発生する「はず
れ」のケースについては図示と説明を省略する。この例
では、三つ(複数)の変動領域でそれぞれ図柄群の変動
または停止を行う。
【0036】パチンコ球が第1種始動口30に入賞する
と、図6(A)に示すように変動パターンに基づいて三
つの変動領域でほぼ同時に図柄変動を開始した後{図4
のステップS18}、一部の変動領域で図柄変動を停止
する{図5のステップS46}。図6(B)の例では、
左図柄80と右図柄84とにそれぞれ特別図柄「7」が
表示され、リーチになっている。こうしてリーチ図柄
(左図柄80と右図柄84)が停止して表示されると、
所定時間を経過してから(あるいは表示後すぐに)当該
リーチ図柄を変化させる{図5のステップS48}。図
6(B)から図6(C)にかけて示す例では、左図柄8
0が縮小しながら左下方向(矢印D2方向)に移動する
とともに、右図柄84も縮小しながら右下方向(矢印D
4方向)に移動し、特別図柄表示器22の周縁部に縮小
状態で表示される。
【0037】その後、残りの変動領域についてリーチパ
ターンに従って図柄変動を継続し、図7(A)に示すよ
うに変動速度が低下して遊技者等が視認可能な変動状態
になる。そして、図7(B)に示すように大爆発が起こ
るアニメーションを表示した後、図7(C)に示すよう
に残りの変動領域で行う図柄変動について図柄群86を
構成する全ての図柄を特別図柄表示器22に表示する
{図5のステップS50}。当該図柄群86を構成する
図柄(以下、単に「構成図柄」と呼ぶ。)は、所定数
(一つあるいは二つ以上)ずつ出現したり、一度に全て
の図柄を出現したりする。所定数ずつ出現してくる構成
図柄の個数や出現に要する時間などに応じて期待度を異
ならせると、遊技者は期待感を持って見るようになる。
図7(C)の例では、出現した図柄は楕円からなる所定
線88に沿って点在して表示される。こうして表示され
た構成図柄は、所定線88に沿って移動することによっ
て図柄変動を実現する。図7(C)と図8(A)とに示
す例では全ての構成図柄が右回り(矢印D6方向)に移
動し、しかも第3図柄となり得る位置や範囲に移動する
と拡大表示される。図7(C)の例では構成図柄「8」
が、図8(A)の例では構成図柄「7」がそれぞれ拡大
表示されている。このように拡大表示された構成図柄
は、停止の対象となり得る図柄を特定するための特定図
柄に相当する。
【0038】さて所定線88に沿って構成図柄を移動さ
せることによる図柄変動を行なって、そのまま変動速度
を低下して第3図柄(中図柄)を表示してもよい。しか
し、遊技者に期待感を高めるためには、図柄群86の構
成要素を変化させるとよい。当該変化の態様としては、
例えば構成図柄を変化させる態様等がある。図8(B)
の例では、小爆発とともに構成図柄「6」と「8」がと
もに構成図柄「7」に変化するアニメーションを示す。
大当たり図柄が「777」であるときにリーチ図柄が
「77」になっているのであれば、構成図柄「7」が増
えることによって期待度が高まる。すなわち大当たりに
なる確率が1/8から3/8に増えている。よって、遊
技者の期待感も高まる。その後、未だに変動していた図
柄群86を停止させると{図5のステップS54}、例
えば図8(C)に示すような状態で表示される。すなわ
ち図8(C)に示す例では中図柄82として構成図柄
「7」が停止しており、リーチ図柄(左図柄80,右図
柄84)と合わせて大当たり図柄を構成している。よっ
て、後に大当たり遊技が行われるので{図4のステップ
S24}、遊技者は多くの賞球を獲得する機会が与えら
れる。
【0039】上記実施の形態によれば、以下に示す効果
を得ることができる。 (1)請求項1に対応し、メイン制御基板100および
表示制御基板200(制御手段)は図柄群86を構成す
る全ての図柄をほぼ同時に表示部に表示した{図5のス
テップS50、図7(C),図8(A)等を参照}。こ
の表示によって関与図柄があるか否かや、特典が与えら
れる可能性等が遊技者に明らかになるので、遊技者は疑
念を持つことなく遊技することができる。またメイン制
御基板100および表示制御基板200は、図柄群86
を構成する全ての図柄のうち停止の対象となり得る図柄
を拡大表示して特定図柄として特別図柄表示器22(表
示部)に表示した{図5のステップS50,S52、図
7(C),図8(A)等を参照}する。この表示によっ
て変動している図柄群86を構成する図柄のうち、どの
図柄で停止し得るのかが明確になる。 (2)請求項2に対応し、リーチに達する(所要条件が
成立する)と、メイン制御基板100および表示制御基
板200は図柄群86を構成する図柄の割合を変化させ
た{図5のステップS52,図8(B)を参照}。すな
わち構成図柄「6」と「8」をともに構成図柄「7」に
変化させて、構成図柄「7」の割合を増やした。このよ
うに構成図柄の割合が変化すると、変化した図柄群86
の構成が特別図柄表示器22に表示される。よって遊技
者は図柄群86の構成が変化したことを明らかに認識で
きるので、疑念を抱くことなく遊技することができる。 (3)請求項3に対応し、リーチ後に図柄変動の変動速
度が低下する(第1タイミングに達する)と、メイン制
御基板100および表示制御基板200は図柄群86を
構成する全ての図柄を所定線88に沿って点在させて表
示した{図5のステップS50、図7(C),図8
(A)等を参照}。バラバラに表示するよりは一定の規
則に基づいて構成図柄を表示すると、遊技者は構成図柄
の配列や構成図柄の個数等が容易に把握できる。よっ
て、遊技者は安心感を持って特別図柄表示器22に表示
された図柄群86あるいは個々の構成図柄を見ることが
できる。 (4)請求項4に対応し、図柄群86の全ての構成図柄
をほぼ同時に表示した後(第2タイミングに達する
と)、メイン制御基板100および表示制御基板200
は図柄群86を構成する図柄のうち少なくとも一つの図
柄を特定して、順次図柄を相対的に移動するように特定
図柄を表示した{図5のステップS50,S52、図7
(C),図8(A)等を参照}。すなわち、全ての構成
図柄が右回りに移動し、しかも第3図柄となり得る位置
や範囲に移動すると拡大表示して図柄群86の変動と停
止の態様を表示する。特定図柄の表示位置をほぼ固定し
ているので、全ての構成図柄が移動する。こうして全て
の構成図柄を明らかにするとともに、遊技者は当該図柄
群86の変動または停止を目で認識することができる。 (5)請求項5に対応し、メイン制御基板100および
表示制御基板200は、図柄群86を構成する図柄のう
ち少なくとも一つの図柄を特定図柄とし、図柄群86を
構成する他の図柄と識別可能に表示した{図5のステッ
プS50,S52、図7(C),図8(A)等を参
照}。すなわち特定図柄は構成図柄の一つであって、特
定される際には他の構成図柄より大きくして識別可能に
表示し、特定されない場合には当該他の構成図柄と同等
の大きさで表示した。よって、遊技者は全ての構成図柄
のうち特定された図柄と特定されない図柄とを明確に区
別することができる。また、特定図柄を構成図柄の一つ
(同じ種類)とすることによって、別の種類の図柄で表
示する態様に比べて表示制御が簡単になる。
【0040】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を
適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊
技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球
遊技機,テレビゲーム機等)であって表示部と制御手段
とを備えたものにも同様に本発明を適用することができ
る。当該他の遊技機であっても、図柄変動または変動停
止の対象となる図柄を全てほぼ同時に表示部に表示した
ので、遊技者は疑念を持つことなく遊技することができ
る。
【0041】(2)上記実施の形態では、中図柄82
(第3図柄)を特定するために用いる図柄群86の構成
図柄をほぼ同時に特別図柄表示器22(表示部6)に表
示した{図5のステップS50}。この形態に代えて
(あるいは加えて)、左図柄80(第1図柄)や右図柄
84(第2図柄)を特定するために用いる図柄群の構成
図柄をほぼ同時に特別図柄表示器22に表示してもよ
い。こうすれば左図柄80や右図柄84の構成によって
関与図柄の有無や期待度も容易に分かるので、遊技者は
より疑念を持つことなく遊技することができる。さらに
は必要に応じて図柄群の相互間において構成図柄の交
換,移動,複写(同一の図柄のみならず、図柄は異なっ
ても同じ意味を持たせた図柄をも含む)等を任意のタイ
ミングで行うことにより、図柄群の構成が多様化する。
当該図柄群の構成はほぼ同時に表示されるのでどのよう
に変わったかが分かり、遊技者は疑念なく遊技すること
ができる。また、特別図柄(左図柄80,中図柄82,
右図柄84)に適用したが、特別図柄以外の図柄(例え
ば普通図柄やチャンス図柄等)にも適用してもよい。こ
うすれば普通図柄による特典の可能性や、チャンス図柄
による確率変動になる度合いが分かるので、遊技者はよ
り疑念を持つことなく遊技することができる。
【0042】(3)上記実施の形態では、図柄群86に
属する構成図柄の割合を変化させた{図5のステップS
52}。この形態に代えて(あるいは加えて)、当該構
成図柄の配列,図柄の個数,図柄の種類数の少なくとも
一つを変化させてもよい。この変化の一例を以下に示す
が、いずれの態様であっても上記実施の形態とほぼ同様
の効果を得ることができる。 (3a)構成図柄の配列を変化させる前の例を図9
(A)に、構成図柄の配列を変化させた後の例を図8
(C)にそれぞれ示す。当該配列の変化によって図柄
「7」が集中するので、大当たりに対する遊技者の期待
感が高まる。 (3b)構成図柄の個数を変化させる前の例を図7
(C)に、構成図柄の個数を変化させた後の例を図9
(B)にそれぞれ示す。当該個数の変化によって図柄
「7」が増えているので、大当たりに対する遊技者の期
待感が高まる。 (3c)構成図柄の種類数を変化させる前の例を図7
(C)に、構成図柄の種類数を変化させた後の例を図9
(C)にそれぞれ示す。当該種類数の変化によって図柄
「☆」が増えている。もし図柄「☆」をオールマイティ
図柄(すなわちどの図柄とも大当たり図柄を形成し得る
図柄)と意味付けすれば、大当たりに対する遊技者の期
待感が高まる。
【0043】(4)上記実施の形態では、特定図柄の表
示位置をほぼ固定し、図柄群86の構成図柄を移動させ
ることによって図柄変動を実現した{図5のステップS
50,S52、図7(C),図8(A)等を参照}。こ
の形態に代えて(あるいは加えて)、図柄群86の構成
図柄について表示位置をほぼ固定し、特定図柄を移動さ
せることによって図柄変動を実現してもよい。例えば特
定図柄(図柄「8」)が最も下方に位置する図7(C)
に示す状態から、所定線88に沿って特定図柄が一つの
図柄分だけ右回りに移動すると図10に示す状態にな
る。この場合、図柄群86の各構成図柄はほぼ一定位置
に固定される。この態様で図柄変動を行う場合であって
も、上記実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0044】(5)上記実施の形態では、特定するとき
は他の構成図柄より大きくし、特定しないときは当該他
の構成図柄と同等の大きさで表示することによって特定
図柄と非特定図柄とを識別可能に表示した{図5のステ
ップS50,S52、図7(C),図8(A)等を参
照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、色彩,形
状,種類などを異ならせることによって特定図柄と非特
定図柄とを識別可能に表示すしてもよい。例えば以下に
示す例で識別表示が可能になる。こうすれば、上記実施
の形態とほぼ同様の効果を得ることができる。 (5a)図11(A)に示すように、特定するときは他
の構成図柄と異なる色彩(ハッチして図示する)で表示
し、特定しないときは当該他の構成図柄と同等の色彩で
表示する。よって色彩の違いによって識別が容易にな
る。 (5b)図11(B)に示すように、特定するときは識
別図柄90とともに表示し、特定しないときは当該他の
構成図柄と同等に識別図柄90なしで表示する。よって
識別図柄90の有無によって識別が容易になる。図11
(B)の例では識別図柄90は四角形状の図柄である
が、他の形状からなる図柄やキャラクタ等のように任意
の図柄を用いてもよい。 (5c)スピーカ50を通じて音声によって聴覚的に特
定図柄を遊技者等に知らせたり、振動部材を備えたハン
ドル40によって振動等で触覚的に特定図柄を遊技者等
に知らせる等のように、人間の五感を用いて知らせる方
法がある。
【0045】(6)上記実施の形態では、楕円からなる
所定線88に沿って図柄群86の構成図柄を点在させ、
図柄変動を行なった{図5のステップS50,S52、
図7(C),図8(A)等を参照}。この形態に代えて
(あるいは加えて)、他の種類の所定線に沿って図柄群
86の構成図柄を点在させ、図柄変動を行なってもよ
い。他の種類の所定線としては、例えば円や三角形,四
角形等のような幾何学図形、直線(線分を含む)、曲線
(開曲線,閉曲線,補間曲線等を含む)、キャラクタや
任意の図形の輪郭線などが該当する。こうした他の種類
の所定線を用いた場合であっても、上記実施の形態とほ
ぼ同様の効果を得ることができる。また、図柄群86の
構成図柄は平面的表示に限らず、立体的表示を行なって
もよい。この場合にはパチンコ機10の正面に対して前
後方向に構成図柄が移動するような表示態様とすれば、
立体感が出てなおよい。
【0046】(7)上述した(2)から(6)までの技
術については、期待度が変わると技術内容を変化させる
となおよい。例えば(2)の技術では、構成図柄をほぼ
同時に特別図柄表示器22に表示する図柄群として、左
図柄80,中図柄82,右図柄84のいずれが対象とな
るかによって期待度を変える。こうすれば、どの図柄で
構成図柄をほぼ同時に表示されるかによって、遊技者は
特典に対する期待感を持って遊技することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、図柄群の変動または停
止の対象となる図柄を全てほぼ同時に表示部に表示した
ので、遊技者は疑念を持つことなく遊技することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】メイン制御基板と表示制御基板の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】第1種始動口処理の手続きを示すフローチャー
トである。
【図5】図柄変動処理の手続きを示すフローチャートで
ある。
【図6】表示例を示す図である。
【図7】表示例を示す図である。
【図8】表示例を示す図である。
【図9】表示例を示す図である。
【図10】表示例を示す図である。
【図11】表示例を示す図である。
【符号の説明】 2 遊技制御部 4 表示制御部 6 表示部 6a 図柄群 6b 所定線 6c 左図柄 6d 中図柄 6e 右図柄 10 パチンコ機(遊技機) 22 特別図柄表示器(表示部) 26 普通図柄表示器 80 左図柄 82 中図柄 84 右図柄 86 図柄群 88 所定線 100 メイン制御基板(制御手段) 110,210 CPU 112,202 ROM 114,204 RAM 200 表示制御基板(制御手段) 212 キャラクタジェネレータ 214 VDP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 修一 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 AA33 AA34 AA35 AA42 BA09 EB44 EB55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄群の変動または停止を表示する表示
    部と、前記図柄群の変動または停止にかかる表示を制御
    する制御手段とを有する遊技機において、 前記制御手段は、前記図柄群を構成する全ての図柄をほ
    ぼ同時に前記表示部に表示し、前記図柄群を構成する全
    ての図柄のうち少なくとも前記停止の対象となり得る図
    柄を特定するための特定図柄を前記表示部に表示する遊
    技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 所要条件が成立すると、制御手段は図柄群を構成する図
    柄の配列,図柄の個数,図柄の割合,図柄の種類数のう
    ち少なくとも一つを変化させる遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 第1タイミングに達すると、制御手段は図柄群を構成す
    る全ての図柄を所定線に沿って点在させて表示する遊技
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 第2タイミングに達すると、制御手段は図柄群を構成す
    る図柄のうち少なくとも一つの図柄を特定しながら、順
    次図柄を相対的に移動するように特定図柄を表示する遊
    技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 制御手段は、図柄群を構成する図柄のうち少なくとも一
    つの図柄を特定図柄とし、前記図柄群を構成する他の図
    柄と識別可能に表示する遊技機。
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